火星でお嬢様なおすすめアニメランキング 3

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72.4 1 火星でお嬢様なアニメランキング1位
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (738)
3402人が棚に入れました
かつて“厄祭戦”と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから約300年。地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。かりそめの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

 主人公の少年である“三日月・オーガス”が所属する民間警備会社“クリュセ・ガード・セキュリティ”(CGS)は、地球のイチ勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女“クーデリア・藍那・バーンスタイン”の護衛任務を受ける。

 しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織“ギャラルホルン”の襲撃を受けたCGSは、三日月ら子どもたちを囮にして撤退を始めてしまう。少年たちのリーダー“オルガ・イツカ”はこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗をひるがえしてクーデターを決意。

 オルガに“ギャラルホルン”の撃退をたくされた三日月は、CGSの動力炉として仕様されていた“厄祭戦”時代のモビルスーツ“ガンダム・バルバトス”を用いて戦いに挑む。

声優・キャラクター
河西健吾、細谷佳正、花江夏樹、梅原裕一郎、内匠靖明、村田太志、天﨑滉平、田村睦心、斉藤壮馬、寺崎裕香、金元寿子、櫻井孝宏、松風雅也
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ガンダム史上、最もマッチョでドラマティックで悲劇的な《異色作》

だいたいパイロット・スーツも着用せずに、土方(どかた)よろしく筋骨隆々の上半身をむき出しにして鼻血を垂れ流しながらガンダムを駆る少年たちって、一体誰得!?
・・・と思わず叫びたくなる本作ですが、視聴中に涌き上がる様々な違和感に耐えて最後までジックリと視聴してみると、これはこれでナカナカ・・・というか、はっきり言って、かなりレアで面白い作品でした。

本作を見終って、まず思ったのは、そこに確実にひとつのドラマがある、ということで、例えそのドラマが(後述のように)必ずしも自分の好みの種類のものではなかったとしても、これだけ圧倒的な、文字通りのドラマティックな物語を首尾一貫した構想の下に制作して私たちに提示してくれた点に、私は驚嘆してしまいました。

《学園・青春・恋愛もの》にとどまらず、《メカ・ロボット系バトルもの》でも、こんなにも視聴者の心を掻きむしる作品を作ってしまうなんて、長井龍雪監督+岡田磨理シナリオ担当コンビって・・・やっぱり凄い!?

◆総評

(1) 《メカ・ロボット系バトルもの》としての評価

この点は文句なしに高く評価できると思います。
制作年代が新しいこともあって、これまで視聴してきた同ジャンルの諸作品の中でもバトルシーンの格好良さは最高レベルで、しかもバトルの回数が多い点も◎。
私は下記の各話評価の通り、本作の全50話中、★★★(神回)を計1話、★★(優秀回)を計12話としていますが、その唯一の神回は{netabare}Gパイロットの一人シノの戦死する{/netabare}バトル回(第45話)、また優秀回計12話のうち11回までをバトル回としています(※とくに{netabare}主人公の一人・三日月の駆るガンダム・バルバトスがMAと死闘を繰り広げるシーン{/netabare}は迫力満点と思いました)。


(2) 《政治劇》としての評価

以前、『銀河英雄伝説』のレビューの方に書きましたが、《ガンダム・シリーズ》の諸作品は、表面的には如何にも地球周辺の宇宙を舞台とする壮大な《政治劇》のふりをしつつも、実際には、
①Gパイロットである主役級キャラクターとそのライバルたちが、{netabare}バトルを繰り広げる中で大局的に見てほぼ無意味な感情論のぶつけ合いを延々と続け{/netabare}、
②その横で、国家なり軍団なりを率いる首領級のキャラクターたちが{netabare}互いに狡猾な陰謀を画策し合って、やがてあっけなく自滅していく{/netabare}
・・・という、《政治劇》と呼ぶには些か凡庸で支離滅裂な展開になりがちな印象が、個人的には強くありました。

ところが本作は、そうした《ガンダム・シリーズ》一般のイメージを超えて、《政治劇》としても一定水準以上の面白味と、まずは妥当と思われる結末を伴った良作として評価したく思いました。
但し、この《政治劇》という側面にこだわるならば、やはり以前視聴した『太陽の牙ダグラム』という往年の名作(1981-3年、全75話)が、たまたま本作と同じく{netabare}地球に虐げられた植民惑星の独立運動に奔走する武装集団の活動の一部始終{/netabare}を描いており、それとの比較では流石に本作は分が悪い、という感想になりました(※《メカ・ロボット系》作品である以上に本格的な《政治劇》である『ダグラム』と本作を比較するのは酷な話かも知れませんが)。


(3) 登場キャラクターたちの《感情描写系作品》としての評価

これは、これまで主に学園生活を舞台とする青春・恋愛ものの《感情描写系》名作・良作を作ってきた長井龍雪監督+シナリオ岡田磨理のコンビが、果たして『ガンダム』というガチの《メカ・ロボット系》作品でも通用するのか?という疑問から視聴前から注目していた点ですが、結論から言うと、上記のとおり望外の出来の良さでした。
但し、個人的には、長井監督作品、あるいは岡田磨理シナリオ作品は、いずれも“こちらの事前の予想を超えて出来が良い”とは思いますが、自分の本当に好きなタイプのシナリオなり登場キャラたちなのか?と考えると、決してそうではないな・・・という思いに突き当ってしまうので、結局、「作品として実に見事だ」とは思うけれども、個人的な評点はそこまで極端に高くはなりません。
※因みに、長井監督作品や岡田磨理シナリオ作品は、私のお気に入り作品(全部で20作品に厳選)の中に一つも入っていません(※個人評価が★★ 4.7の『凪のあすから』、★★ 4.6の『とらドラ!』でも対象外)。

・・・以上(1)~(3)の各点を勘案して、本作の個人評価を下記のとおりとします。


◆期別/総合評価

第1期  ★   4.4     (第1-25話)
第2期  ★★  4.6    (第26-50話)
--------------------------------------------
総合   ★★  4.5    (全50話)   


これは、《メカ・ロボット系バトルもの》や《政治劇》ジャンルの作品には、概して厳しめの評点を付けがちな自分としては、かなりの高評価となります。
※つまり、同ジャンルでは、『新世紀エヴァンゲリオン』、『ガサラキ』、『宇宙戦艦ヤマト2199』、『超時空要塞マクロス』と同点(※全て★★ 4.5)で、『コードギアス』(※★★ 4.7)に次ぐ2番目に高い評価です。


◆制作情報
{netabare}
原作           矢立肇、富野由悠季
監督           長井龍雪
シリーズ構成      岡田麿里
脚本           岡田麿里、根元歳三、鴨志田一、土屋理敬、大西信介、関島眞頼、吉野弘幸、黒田洋介
キャラクターデザイン 伊藤悠(原案)、千葉道徳
メカニックデザイン   鷲尾直広、海老川兼武、形部一平、寺岡賢司、篠原保
音楽           横山克
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

==== 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (第1期) (2015年10月-2016年3月) ====

 ------------ OP「Raise your flag」、ED「オルフェンズの涙」 -----------
{netabare} - - - - - - - - - - - Ⅰ. CGS(クリュセ・ガード・セキュリティ)編 - - -
{netabare}
第1話 鉄と血と ★ 火星アーブラウ領クリュセ独立自治区、民間警備会社CGSの孤児達(orphans)、自治区代表首相令嬢地球護送任務、ギャラルホルン(GH)火星支部隊来襲、ガンダム(G)バルバトス起動
第2話 バルバトス ☆ 阿頼耶識システム、MS同士の戦闘・GH撃退、火星独立運動の旗頭クーデリア、参番組(リーダー・オルガ/戦士・三日月/知恵袋・ビスケット)、GH監査局マクギリス&ガエリオ火星到着
第3話 散華(さんげ) ★ 参番組のCGS乗っ取り、決闘(クランク二尉vs.三日月)、鉄華団結成、クーデリア地球護送任務続行{/netabare}

 - - - - - - - - - - - Ⅱ. 鉄血編 - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第4話 命の値段 ☆ 火星から地球への出航準備、クーデリアと武器商人ゴルドンの交渉、トウモロコシ畑での遭遇(マクギリス&ガエリオ&三日月)、鉄華団の強襲装甲艦イサリビ入手
第5話 赤い空の向こう ★★ アトラ鉄華団入り、オルクス商会の裏切り、火星宙域の戦(GH火星支部長コーラル戦死、三日月vs.ガエリオ&マクギリス、火星離脱成功) ※バトル回として◎
第6話 彼等について ☆ クーデリア地球行きの目的(アーブラウ蒔苗代表との交渉、火星の経済的独立の獲得)、三日月の読み書き学習開始、CGS社長マルバからの入電 ※状況説明回{/netabare}

 - - - - - - - - - - - Ⅲ. テイワズ編 - - - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第7話 いさなとり ★★ ナゼ・タービンとの接触、対タービンズ戦 ※バトル回として◎
第8話 寄り添うかたち ★ 交渉取次ぎ成功、鉄華団団長の使命(オルガ独白)、大型惑星巡航船歳星到着
第9話 盃 ★ テイワズ代表M.バリストンとの対面、義兄弟の契り(名瀬(タービンズ)&御留我一家(鉄華団))、新たな利権争奪戦の火種(クーデリアの最初の決断){/netabare}

 - - - - - - - - - - - Ⅳ. ブルワーズ編 - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第10話 明日からの手紙 ★ メルビット乗船、アトラの過去、昭弘の昔語り ※ラストの殺陣(たて)の格好良さは〇
第11話 ヒューマン・デブリ ★ 宇宙海賊ブルワーズの襲撃、タカキ重傷、マクギリス地球帰還・ボズワース家訪問(許嫁アルメリア)
第12話 暗礁 ★ 暗礁宙域の戦(ビスケットの作戦立案、Gグシオン(クダル・カデル搭乗)vs.Gバルバトス、昭弘の弟・昌弘)
第13話 葬送 ★★ 続き、宇宙葬、アクシデント(接吻)、支援者ノブリス・ゴルドンの策動 ※引きの良さが目立つ◎{/netabare}{/netabare}

 -------------- OP「Survivor」、ED「STEEL-鉄血の絆-」 --------------
{netabare} - - - - - - - - - - - Ⅴ. コロニー編 - - - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第14話 希望を運ぶ船 ☆ フミタンへの指令、コロニー・ドルトⅡ入港、ドルトⅢ(ショッピング)、仕組まれた叛乱
第15話 足跡のゆくえ ★ 続き(仮面の男のクーデリア接触、ビスケットと兄の再会・決別) ※火星にビスケットの双子の妹がいるのにドルトに兄がいるのはやや設定安直×
第16話 フミタン・アドモス ★ 続き(デモ隊虐殺、フミタン死亡) ※面白いのだがシナリオの粗も目に付く点が残念×
第17話 クーデリアの決意 ★ 続き(鉄華団の加勢、Gキマリス(ガエリオ搭乗)来襲、Gグシオン(昭弘搭乗)出撃、「革命の乙女」の目覚め){/netabare}

 - - - - - - - - - - - Ⅵ. 地球降下編 - - - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第18話 声 ★ クーデリアの声明の威力、モンターク商会(仮面の男)の支援申出と目的(腐敗したGHの変革)、地球外縁艦隊司令官カルタ・イシュー登場
第19話 願いの重力 ★★ 商談成立、セブンスターズ3子弟の過去、外縁艦隊突破戦(ユージン奮闘)、ガエリア来襲、地球降下、アイン重傷 ※G単機の地球降下(お約束イベント回)
第20話 相棒 ★ 蒔苗東護ノ介(まかないとうごのすけ)との対面(オセアニア連邦の保護、ドルト改革成功、アーブラウ議会護送依頼)、オリガとビスケットの方針衝突
第21話 還るべき場所へ ★★ カルタ隊強襲、珊瑚礁の戦、ビスケット戦死{/netabare}

 - - - - - - - - - - - Ⅶ. 地球編 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第22話 まだ還れない ★ ファリド家当主イズナリオ(GH地球本部司令官)の野望、アンカレジ航路、阿頼耶識システム・Gフレーム・ギャラルホルンの関係、オルガの敵(かたき)討ち宣言
第23話 最後の嘘 ★ 雪原の決闘申込、騎士道vs.任侠道、カルタ・イシュー戦死(ガエリオ落涙) ※相手の騎士道的振る舞いを無視して不意打ちする展開が個人的にいまいち好きではないが・・・面白くはある回
第24話 未来の報酬 ★★ エドモントン郊外の戦、阿頼耶識一体化アイン参戦、侵入阻止線突破 ※任侠+革命ものという設定から来る「鉄華団の戦う目的」について賛否両論必至
第25話 鉄華団 ★★ マクギリス暗躍(親友ガエリオ瀕死、養父イズナリオ失脚)、アーブラウ最高議会の政変、三日月の左目・左手損傷(アイン撃破)、イズナリオ失脚 ※オルガ「死に場所を与えるのが鉄華団リーダーの役目」発言に賛否両論必至{/netabare}{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)7、★(良回)14、☆(並回)4、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.4


==== 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (第2期) (2016年10月-2017年4月) ====

  -------------- OP「RAGE OF DUST」、ED「少年の果て」 -------------
{netabare} - - - - - - - - - - - Ⅷ. 夜明けの地平線団編 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第26話 新しい血 ☆ 急成長企業・鉄華団&アドモス商会、世界の治安混乱(GHの権威失墜)、セブンスターズの内情、海賊・夜明けの地平線団来襲、Gバルバトス到着
第27話 嫉心の渦中で ☆ モンターク商会からの地平線団討滅依頼、新団員ハッシュ・ミディ、月外縁艦隊アリアンロッド総司令官(エリオン公ラスタル)と新たな仮面の男
第28話 夜明け前の戦い ☆ 石動の鉄華団協力、地平線団vs.鉄華団(混戦、アリアンロッド艦隊の介入、クジャン公イオク&ジュリエッタ出撃)
第29話 出世の引き金 ★ 続き(敵将サイドバル拿捕)、火星独立活動家アリウム射殺、Gフラウロス&MAハシュマル発掘、マクギリス准将と鉄華団の盟約成立{/netabare}

 - - - - - - - - - - - Ⅸ. 地球支部編 - - - - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第30話 アーブラウ防衛軍発足式典 ☆ 蒔苗議長暗殺未遂事件(チャド重態)、傭兵ガランの謀略始動(ラディーチェ裏切り、タカキ(地球支部副責任者)困惑)
第31話 無音の戦争 ★ SAUvs.アーブラウ(紛争勃発、戦線膠着(仕組まれた消耗戦)、マクギリス機降下・紛争介入)
第32話 友よ ★ マクギリスvs.タカキ&アストン、Gバルバトス降下、アストン戦死、ハッシュMS戦初陣、昭弘激怒(傭兵ガラン戦死)、ラディーチェ射殺
第33話 火星の王 ☆ エリオン公ラスタルとマクギリスの因縁、蒔苗議長&チャド回復、マクギリスの提案・鉄華団の方針決定(火星独立への協力)、タカキ退団{/netabare}

 - - - - - - - - - - - Ⅹ. モビルアーマー編 - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第34話 ヴィダール立つ ☆ テイワズ内紛の火種、新・仮面の男の目的(復讐)、マクギリスの理想(アギニカ・カイエルの伝説)
第35話 目覚めし厄祭 ★ マクギリス火星へ、ラスタル陣営への内通者、クジャン公イオクの軽率行動、沈黙の天使(モビルアーマー(MA))起動
第36話 穢れた翼 ★ イオク隊壊滅、MA(ハシュマル&プルーマ)迎撃戦(クリュセ市街の危機、農業プラント炎上、Gヴィダール降下) ※厄祭戦/MA/MS/阿頼耶識システムの関係が明らかになる注目回
第37話 クリュセ防衛戦 ★★ 続き(Gフレーム不調、Gフラウロス(シノ搭乗)出撃、Gバルバトスのリミッター解除) ※MAとの死闘は◎
第38話 天使を狩る者 ★★ 続き(Gバルバトスの真の力解放、MA破壊)、テイワズと鉄華団の軋轢、三日月の右半身不随、思い詰めるアトラ{/netabare}{/netabare}

  ------------------ OP「Fighter」、ED「フリージア」 ------------------
{netabare} - - - - - - - - - - - ⅩⅠ. タービンズ編 - - - - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第39話 助言 ☆ クジャン公のタービンズ(TB)強制捜査、TB成り上がり物話、雲隠れ
第40話 燃ゆる太陽に照らされて ★ イオク隊のTB殲滅作戦(禁忌の弩砲ダインスレイヴ使用)、シノ&昭弘隊のTB救援、強襲装甲艦ハンマーヘッド突撃、アミダ&名瀬戦死
第41話 人として当たり前の ★ 名瀬の葬儀、昭弘&ラフタのデート、ジャスレイの挑発(ラフタ暗殺)
第42話 落とし前 ★ 鉄華団のテイワズ&アドモス商会との絶縁、弔い合戦(ジャスレイ隊への殴り込み・殲滅)、マクギリス派決起(GH地球本部制圧、セブンスターズ支配体制転覆クーデター開始) ※バトル回として◎{/netabare}

 - - - - - - - - - - - ⅩⅡ. クーデター編 - - - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第43話 たどりついた真意 ★ マクギリスの過去、ガエリオとの再会、Gバルバトスvs.Gキマリス、Gバエル起動(マクギリスの切り札、錦の御旗)、マクギリス&ガエリオ両者の宣言
第44話 魂を手にした男 ★ セブンスターズ他当主の中立(マクギリスの誤算)、最終決戦前夜(アリアンロッド艦隊vs.マクギリス隊&鉄華団)、アトラ告白
第45話 これが最後なら ★★★ 決戦開始(ラスタルの非情な策略(ダインスレイヴ斉射)、鉄華団突撃、マクギリスvs.ガエリオ、奇襲失敗・シノ戦死))
第46話 誰が為 ★ 続き(ホタルビ轟沈、石動(イスルギ)戦死、マクギリス隊&鉄華団撤退)、GH火星支部のマクギリス敗残軍受け容れ拒絶{/netabare}

 - - - - - - - - - - - ⅩⅢ. 反革命編 - - - - - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第47話 生け贄 ★ マクギリスの地位剥奪、鉄華団の窮地、三日月/アトラ/クーデリアの約束、オルガの直談判・ラスタルの拒絶、包囲された鉄華団本部
第48話 約束 ★★ 脱出作戦開始(蒔苗議長・TB生き残りの協力、マクギリス単騎出撃)、オリガの最期
第49話 マクギリス・ファリド ★★ 鉄華団本部前の死闘、火星周辺宙域の死闘、ハッシュ戦死、マクギリスの最期
第50話 彼等の居場所 ★★ ユージン&ダンテ撤退(脱出トンネル開通)、昭弘の最期、三日月の最期、後日譚(GH民主化、火星連合成立、ヒューマンデブリ廃止、武器商人ゴルドン暗殺、三日月の忘れ形見){/netabare}{/netabare}
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★★★(神回)1、★★(優秀回)5、★(良回)12、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.6

※なお本作の構成として、上記のそれぞれ4つのOP/EDの切れ目で、一応【起/承/転/結】の4パート構成になっていて、鉄華団の「興起/発展/暗転/壊滅」を各々描き出している、と見ることが可能です。


◆視聴メモ(第1-2期)
{netabare}
・第1話視聴終了時点
厄祭戦終結してから約300年後(P.D.323年)の世界であり、偶然“発掘”された厄祭戦当時使用されたガンダムという超兵器が戦闘の帰趨を決する、という世界観。
作画/演出は流石に良い。とくにMS同士の殺陣(たて)が格好良くて◎
・第3話視聴終了時点
オルガ&三日月コンビから『天元突破グレンラガン』のカミナ兄貴&シモンを連想させるが、同作よりもう少し深い内容があることを期待できる出来。
・第18話視聴終了時点
仮面の男の正体が早くも見破られる等、展開の速さは高評価(※以前視聴した幾つものガンダムシリーズはシナリオの引き延ばしが目立っていたのとは対象的)。
・第19話視聴終了時点
ガンダム恒例の地球降下イベント回。
毎度ながら犠牲者が出て(※大気圏突入で通常のMSは炎上してしまう)見ていて熱くなる安定の面白さ◎。
・第33話視聴終了時点
ここまで幾つもの困難を乗り越えて大きく発展してきた鉄華団だったが、この回でマクギリスから唐突に提示される「ギャラルホルン火星治安維持権限の委譲、すなわち、火星の王になる」という危うい話に、オルガが熟慮せずに乗っかかってしまったことが同団にとって裏目にでてしまう(鉄華団の凋落の始まり)。
・第36-37話視聴終了時点
緊迫した展開は凄く良いのだが、道化役のクジャン公イオクは要らなかった気がする。
・第44話視聴終了時点
マクギリスの誤算に対してオルガが怒りを爆発させるが、既に時遅し。
・第45話視聴終了時点
本作のバトルシーンは例外なく格好良くて面白いけど、この回が間違いなく最高(※本作唯一の ★★★ (神回) 認定)。{/netabare}


※その他、種々の考察事項については、第2期のレビューの方にまとめました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ガンダム・バルバトス 三日月・オーガス出撃!

2015年~2016年にかけて放送された機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第一期

監督 長井龍雪 構成 岡田摩里 P 小川正和 制作 サンライズ

Pの小川さんが若者向けのガンダムとして立ち上げたシリーズ最新作。
とある科学の超電磁砲で高評価を得た長井監督に決定したが、
多忙と言うことと、機動戦士ガンダムAGEが先行したため後ろにずれ込む。
長井監督はとらドラ以来の仕事仲間である岡田摩里氏を構成に希望、
ここに新時代のガンダムが誕生することになる!!!

ラテンアメリカ系のBGMが戦争と言うよりは内乱のイメージとぴったりでした。
初期冨野ガンダムのようなロードムービーを目指したようで、
目的がはっきりとしたストーリーはとても分かりやすかったです。
長井監督は敵味方関係なく価値観を同様に描くことに注力したようで、
戦争に正義など無いという真実が画面から常に迫ってきました。

敵モビルスーツのコクピットを狙う、つまり敵を殺すことが勝利。
これは過去のガンダムが避けてきた戦闘ではないでしょうか?
唯一、0080のガンダムのパイロットクリスがザクのコクピットを狙うシーンは誰もが胸に突き刺さったと思います。

このガンダムではこの戦闘姿勢が基本です。
ロボットを倒すことは人を殺すことである、それは主人公側にも降りかかる。
そんなガンダムが観れるとは、想像もしていませんでした。

この作品にはほとんど萌えと言うものが感じられないため、
どうにも未完成だった70年代ロボットアニメの完成を目指した、
私の渇望していた作品のようです。
さらに冨野監督のガンダムとZガンダムのあいだにある泥臭いロボットアニメの雰囲気にも近いようです。

満点にならなかったのは、現代アニメ技術総動員には見えなかったためですが、
だからこそ表現できる真実の血生臭ささこそがこの物語でもあります。

想像をはるかに超える機動戦士ガンダムに大満足でした。

2期視聴には少し間を開けたいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

鉄の重さを感じるガンダム

全25話

キャッチコピーは「いのちの糧は、戦場にある。」

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の監督と脚本をした長井龍雪&岡田麿里さんが監督・シリーズ構成を行っている異色のガンダムです。

地球に掌握されてる火星から独立運動を指揮している「クーデリア・藍那・バーンスタイン」の依頼で、あることで民間警備会社から独立した主人公のオルガ・イツカ、三日月・オーガスたち少年兵や孤児たちが様々な妨害に遭いながらも地球を目指すお話です。

ロボットバトルもありましたが、どちらかといえば人間関係を重視しているストーリーとなっています。

色々な場面で泣かされましたね~{netabare}(昭弘兄弟のお話、アトラの覚悟、フミタンの死、ビスケットの死など){/netabare}

バトルも相手のロボットを爆発させて終わるというより、剣や斧などで戦うシーンが多くコクピットを貫かれてパイロットを倒すような戦いなので苦手な方は注意が必要かもしれません。

決して明るいお話ではないのですが、泥臭くもがきあがき続けて戦い続ける少年たちが背伸びして頑張る姿に「明日も頑張ろう!」という気持ちにさせてくれましたね。

OP 前半はMAN WITH A MISSIONさんの「Raise your flag」、後半は BLUE ENCOUNさんの「Survivor」、どちらもノリが良くて、作画も少しずつ変わっているのも良かったですね。
ED 本編からエンディングに繋がる流れはいいですね。前半のMISIAさんの「オルフェンズの涙」・後半のTRUEさんの「STEEL-鉄血の絆-」、どちらも力強い歌声で素敵でした。

最後に、今秋2期が決定しました。今度はどんな展開になるのか楽しみですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

61.6 2 火星でお嬢様なアニメランキング2位
絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (80)
629人が棚に入れました
人の住まう土地で無い火星では、ほとんどの人は、広大な海の中の潜水艦で暮らす。その巨大な海を構成する火星の水は、エネルギー源である。その水を巡って地球を巻き込んだ銀河大戦が起こり、終わり、空前の大不況の真っ只中で物語は始まる。
うっかり火星海賊『夜明けの船』のクルーたちと行動を共にする事になったグラムリバーと、グラムと幼馴染で軍人のベスの戦いと愛の物語。

声優・キャラクター
関智一、桑島法子、山野井仁、山崎たくみ、一城みゆ希、阪口大助、折笠富美子、家中宏、中嶋聡彦、兵藤まこ、梁田清之、村田秋乃、堀江由衣、高島雅羅、長嶝高士、村井かずさ、藤原啓治、稲田徹、矢島晶子

color さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

こんな火星だったら行きたいよ

火星を舞台にした冒険活劇でSF・ロボット・恋愛というよくあるストーリーでキャラのノリとかが古き良きアニメ。「シリアス入れなきゃダメ」みたいな昨今の窮屈さがなくて全体的に活き活きした印象です。

ロボットバトルもいい意味であっさりかっこよく、恋愛模様も清々しい感じで好感が持てます。
主人公は誠実でいいやつ。ヒロインはツンデレの一途さん。他のキャラもみんな"気のいい"やつらで見ていてホッとできます。
バトルの迫力とかストーリーの超展開はありませんが、ちゃんとキャラクターを描けているし純粋なワクワク感とか潜水艦で戦うかっこよさがいいなと思います。

作画はテレビサイズだけ目をつぶればけっこう高水準でしょう。
CGで圧倒するのがいいってことでもないので温かみとか親しみやすさも大事ですね。
アドベンチャーの雰囲気と合っているしボンズクオリティありがとうです。

タイトルを覚えにくいのが欠点かなw
ストーリーと関係あるようなないようなタイトルなのでもっと短くてもよかったかも知れません。

深く考えなくても楽しめる冒険ものはやっぱり面白いと思います。
こういうアニメも残っていければ嬉しいですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

雰囲気の良いアニメ

お宝を求める潜水艦(夜明けの船)その個性ある
海賊仲間(家族)と関さん、桑島さんの愛の物語

好きな結末でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

お金は大事だよね~

氷と海に覆われている火星
人は巨大な潜水艦・移動可能な「都市船」に住んでいる
主人公・グラム・リバーは
都市船アデナのダウンタウンに暮らすフリーターだったが
海賊船「夜明けの船」にアデナ襲撃され
巻き込まれ海に投げ出されたがのグラムのペンダントが輝き
現れたラウンドバックラー「希望号」に乗る
夜明けの船にスカウトされ行動を共にすることになったグラムと
幼馴染で軍人のベステモーナ・ローレンとの戦い・恋愛・世界の物語


~感想~
ベースになっているのは原作ゲーム
火星を舞台にし、潜水艦と水中仕様の搭乗型ロボットでの戦闘

普段観るロボットアニメとは一味違うバトル感に
テンポのいいギャグとヒューマンドラマがあります
愛する人・仲間を守るため・人々が火星を主軸にし
キャラクターも個性豊かです
グラムの「なんとかなるさ」とゆるい性格感はありますが
芯はしっかりしており、いざっていうときとてもかっこよかったです
エノラの性格は難ありと思ったが
後半は世間を知ってが少しおとなしくなってよかったです

内容自体も海賊と政府軍・地球政府と火星政府など
水面下の対立もありなかなか深い設定です

悪い点あげれば山場が少なくて
話もシリアスになりきれないところです
べスが死んだと思ったグラムの立ち直りの早さに驚きました
あとなぜ火星が水に覆われいるのかなどの説明がなく疑問がありました

水中ロボットアニメに興味がわかなかったけど新鮮で面白かったです

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

67.6 3 火星でお嬢様なアニメランキング3位
トータル・イクリプス(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (813)
4010人が棚に入れました
1973年、地球に襲来した異星起源種「BETA」によって引き起こされた戦争は、人類を滅亡の淵へと追いやった。圧倒的な物量で迫るBETAに対し、人類は対BETA戦、人型兵器「戦術機」を実用化して戦線に投入、世界規模の抵抗を試みた。しかし、押し寄せるBETAに劣勢を強いられた人類は、ユーラシア大陸の大半を失うことになる。以降、30年近くも攻防は続くが、BETAとの戦いに光明は見えず、人類は未だ泥沼の中でもがいていた。2001年、極東の最前線を支える日本帝国では、次期主力戦術機の開発が問題となっていた。そこで、国連軍の「プロミネンス計画」における日米共同の戦術機改修計画が提案される。帝国斯衛軍に籍を置く篁唯依は、計画責任者の任を与えられてアラスカへと向かう。それと同じ頃、米国軍の若き衛士ユウヤ・ブリッジスもまた、アラスカの地を目指していた。その出会いが運命を大きく変えることを、このときのふたりはまだ知らずに――。滅亡の危機に瀕した地球を舞台に、対"BETA"戦の要である人型兵器"戦術機"の新型開発をめぐる、熱き人間たちのドラマを描いたロボット・アクション作品!
ネタバレ

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

全ては稲垣前監督の思い付きから始まった・・・

【総括】
稲垣前監督の思い付き・・・第1話から武御雷を出したい。
彼は『オルタ』が好きで、武御雷への思い入れもあったようです。
しかし普通に『TE』を始めてしまうとそれは難しい。
そこで考えられたのが『帝都燃ゆ』です。
だからあれは『TE』ではなく『オルタ』のテイストで作られているのです。
しかもアメリカでの試写があったのでかなり力を入れて作られました。
(実際に渡米の直前まで作画の修正作業をしていたらしい)
こうしたことが第3話以降の制作スケジュールをタイトにした原因となったことは明らかです。
また、ストーリー的にも『帝都燃ゆ』と『TE』本編では温度差が大きいので、
初めて観る方に過度の期待とその後の大きな落胆を与えてしまいました。
未完とはいえどこに向かっているのかが分からないストーリーの弱さはもちろん原作の問題です。
私は放送前のレビューで『本編や他の外伝と比べると切迫感や燃える展開がやや不足気味だから、
うまいアレンジを期待したいところです』と書きましたが、残念ながらそうはなりませんでした。
ストーリーの流れはほぼ原作通り。
ただ日本やソ連内部の主導権争いといった部分をほとんど削ってしまったので、
ますます温くて良く分からないストーリーになってしまいました。
結局のところ、私を含めた『マブラヴ』ファンにとっては『ぬるぬる動く戦術機が見れて良かった』、
その程度の記憶しか残らない作品となってしまったことは非常に残念です。
それでも2期が作られそうな感じはあります。
(根拠は第24話のレビューをご覧ください)
個人的には『TE』の2期よりも『マブラヴ』の本編、
そして同じ外伝でも『TE』より遥かに面白い『シュヴァルツェスマーケン』や、
『THE DAY AFTER』のアニメ化を期待したいところです。
『TE』は『オルタネイティヴ第一計画』と銘打ってますので、今後の展開はこんな感じでしょうか。

第二計画:マブラヴ・エクストラ
第三計画:マブラヴ・アンリミテッド
第四計画:マブラヴ・オルタネイティヴ
第五計画:シュヴァルツェスマーケン
第六計画:THE DAY AFTER

これはあくまで『マブラヴ』オタである私の希望でしかありませんがw
でももし実現出来るなら、その時はきちんとした準備をしてからにして欲しいと願って止みません。

【各話レビュー】
{netabare}
【第24話】《最後まで頑張って観た人の感想「結局何がしたかったの?」・・・だよねw》
最後ヒヤヒヤしながら観てしまいました。
唯依がいつ狙撃されるのかと・・・。
そう、原作では最後に彼女が何者かに狙撃されて終わるのです。
それにしてもBETAとの戦いも戦術機の開発話も中途半端で一体何なの?と思ったはずw
原作だとこれで全体の1/3くらいに当たる第1部が終了したところです。
アニメの終わり方は2種類用意していたようで、
ひとつは完全に完結させる終わり方だったらしいのですが、
放送されたものを見ると2期を作りたそうな感じですね。
実際に出来るかどうかはわかりませんがw
ではこの先、話はどう展開されるのか?
・・・私も知りませんw
続きは2月発売予定のゲームでどうぞw
そうそう、テロの黒幕であるマスターが投げたナイフが地図の日本に刺さりましたが、
あれは『オルタ』のあの事件の黒幕が彼であることを暗示してるのだと思います。
実は他にも『オルタ』との関わりがあるシーンが原作にはあったのですが、
あれは削らないで欲しかった・・・。
とにかく無事に最終回に辿り着けて良かったですw
いろいろと問題点が多かったアニメ版TEですが、その教訓を今後に生かしてもらいたいものです。
何といってもこれは『オルタネイティヴ第一計画』なのですから・・・。

【第23話】《『我々は勝利した!』・・・選挙速報☆当選確実☆》
いや~、予想はしていたとはいえ凄いテロ(ップ)の嵐でしたw
せっかく出来のいい回だったのについてないですね~、本当に。
さて、今回のテロを起こしたのは難民解放戦線とキリスト教恭順派である訳ですが、
恭順派の方が一枚上手だったようで、難民解放戦線のメンバーは悲惨な末路を迎えてしまいました。
一方、戦術機の戦いの方はというと、実に良く動いてました。
演出も良かったし、ストーリーの面白さとは関係なしで楽しめる回だったのでは。
そのストーリーですが、相変わらず原作と同じ流れで進みつつも、違う部分が多くなってきました。
一番の違いはビェールクトが動いていること。
原作ではクリストファーはファルクラムに乗ってるんですよね。
で、最後に登場した変な装置も登場しません。
あれは何なのでしょうね?
次回でちゃんと分かるといいですが・・・。
その次回はもう最終回です。
やっと盛り上がってきたのにw
無駄を省けばもっと面白く出来たはずという思いもありますが、
『終わりよければ全てよし』という言葉もありますから、綺麗に終わらせてもらいたいものです。
もしも原作通りの終わり方をしたら・・・見た人の反応が怖いですw
『えっ、一体何なの?』っていう終わり方なのでw

【第22話】《こんなところにも日中関係悪化の影響が・・・イーフェイの運命は大きく変わったw》
イーフェイは原作では瀕死の重傷を負うのに・・・。
今中国人キャラを酷い扱いにするのは得策でないと判断したのか?w
ここまでの流れは全体としては原作通りですが、細かい部分に違いが出て来ました。
イーフェイが怪我をするのも、イーニァとクリスカが会うのももう少し後。
それと細かい描写が結構省略されていて、ちょっと残念です。
さて、インフィニティ―ズが攻撃していた施設はソ連のG弾研究所なのだそうです。
レオンの口から『G元素』なんて言葉が出てましたが、
『オルタ』をやってない人には何のことだかさっぱり分からない筈。
簡単に言うとBETAが持ち込んだ地球外物質のことで、
そのひとつから作られるのが『G弾』という強力な爆弾です。
『G元素』はハイヴ(BETAの巣)にあるので、
国内に10個ものハイヴを抱えるソ連はこの戦争が終わりさえすれば、
そうしたBETAの置き土産を大量に獲得することが出来るのです。
ちなみにハイヴ内での鹵獲物は国連が管理するとの条約がありますが、
カムチャツカのことを見てもソ連がそんなものを守る訳ないですよねw
BETA大戦後には世界的な資源獲得戦争が起こる。
それがこの世界の未来。
もちろんBETAに勝てれば・・・ですが。

【第21話&BD3巻】《何というか・・・おっぱいでけ~って感じの作画だったw》
中原さん、生天目さん、能登さんの3人によるコメンタリー。
「1巻、2巻、武道館!」はインパクトがあってズルい~というのと、
能登さんが「打ち上げはアラスカで!」と言っていたのが印象に残りました。
あ、BD3巻の感想です。
本編はテレビver.とほとんど変わりませんでした。

では21話。
今回のテロ、難民解放戦線の後ろにキリスト教恭順派がいることが分かりました。
マスターというのがリーダーの模様。
彼らの主張は
『BETAは神がもたらしたもの。だから抵抗(戦争)はやめ、運命(死)を受け入れよ』
というもの。
多くの難民を生み出すBETA戦争を悪とする難民解放戦線と一応利害は一致しているのですね。
そしてさらにその後ろにアメリカがいるというのがサンダークの考えな訳ですが、
確かに今回のインフィニティ―ズの行動は怪しさ満点でしたw
実際はどうなのでしょう。
さて、BETAのいる研究施設のようなところのシーンで『酵素の注入停止』と言ってましたが、
あれはBETAの活動を鈍らせる酵素のことです。
ならばそれを兵器に使えと言われそうですが、
大量生産が難しいという都合のいい設定があるので無理ですw
ということで次回はBETAさん大暴れか?w

【第20話】《また急にシリアスモードに・・・ああ、何というジェットコースター・アニメ》
前回までのことがまるでなかったかのように真面目な話になりましたw
OP、EDも変わって別のアニメのようですw
ということでテロ編スタートです。
いや~、一時はテロ編はやらないのかと思ったくらいに空気が緩んでましたがホッとしました。
ただ原作とは少し話の進行が違いますね。
アニメのオリキャラであるナタリー絡みの話は原作にはありませんし。
ここから先、ほぼ原作通りに進んだとして残り4、5回でちゃんと収まるのかが心配です。
さて、難民解放戦線が出て来ましたので、この世界について少し補足します。
BETAが支配しているのはユーラシア大陸。
ユーラシアを追われた人々はBETAのいない南北アメリカやオーストラリアに逃れ、
難民収容所などで生活しています。
戦争特需で経済的に潤っている国での貧しい生活。
こうしたことが難民解放戦線などの組織を生む背景になっているのです。
しかしこのテロ、サンダークは起こることを十分に予測していた節がありますね。
サンダーク自身がテロ組織と関わりがあるとは考えにくいですが、
これを利用して何かしようとしている可能性は十分にあります。
あとはBETAがどう絡んでくるのか・・・。
その辺が今後の注目ということになるでしょう。

【第19話】《これは今後の悲劇的な展開を際立たせるための演出だ・・・はぁ~、言ってて虚しくなってくる》
はい、温泉回です。ネタ回です。ギャグ回です。
大胸筋回です。激辛回です。百合回です。
も~何なんだ今回は。
今更エロで釣ろうって言うのか。
本当に意味が分からない。
あんまり面白くないと思っていた原作が神に見えてきましたよw
前半の水着回とは違って完全なアニメオリジナルの話でしたが、
何の意味もありませんでしたよね~。
『エウレカセブン』のフットサル回を思い出しましたよw
残りあと6話くらいか・・・。
本当にどういう終わり方にするつもりなのか?
仕方ないから次回に注目・・・と思ったらまた『特別編』という名の小休止w
もう本当にどこまでネタを提供すれば気が済むのかなw
既に私の中では『アニメ版TEなんて最初からなかったんや~』となりつつあります。
まあ最後はそうした気持ちを覆すような締めを期待したいところですが、期待薄かな~。
いや~、今回も愚痴ったな~。
レビューを読み返すと最初のうちはまじめに書いてるな~w
でも最近は愚痴ばっかり。
それがこの作品の現状を端的に示していると思います。
マブラヴシリーズ、初のアニメ化。
どうしてこうなった・・・。
今日は何回『本当に』って言っただろう?
いや、本当に呆れてます・・・。

【第18話】《キレがあるのにコクもある・・・最近飲み屋のシーンばっかりだなw》
あれ、OPが変わってない・・・だと?
11月から新OPだと聞いていたのにどういうこと?
はぁ、前回に引き続き今回も作画が酷い・・・。
EDクレジットにずらりと並ぶ外国人の名前を見て納得w
内容も相変わらず。
元々TEは原作からして微妙な話だったりするんですが、
アニメ版はそれに輪をかけて微妙のような・・・。
原作だともうこの辺から○○編が青旗編と並行して始まってるのに、そんな気配が全くありません。
どうもサンダークが何か企んでるっぽいので、もしかしたらここからはオリジナル展開?
今回もユウヤの過去話を含めて大部分がアニメオリジナルでしたし。
もはや原作を読んでいる私にも話がどこに向かっているのかも分からない状態です。
今更ながらもっと全体の構成をしっかりして欲しいな~。
同じマブラヴシリーズの『シュヴァルツェスマーケン』の爪の垢でも煎じて飲んで欲しいくらい。
あちらはあんなにも面白いのに。
『シュヴァルツェスマーケン』とは1983年頃の東ドイツを舞台にしたラノベで、
最近第4巻が出たばかりです。
こちらは絶望感と緊張感に満ちていますので、ぜひ読んでいただきたい作品です。
さて、TEに話を戻すと、来週は温泉回・・・だと?

【第17話&BD2巻】《マスター、もう一杯・・・ほろ酔いのオレンジジュース》
まずはDB第2巻が届いたので感想を。
作画がかなり修正されていて、クオリティが上がってます。
ただ作画はこの後更に酷くなってくるのでまだまだ安心はできませんがw
4話5話でたくさんあった『湯気』がなくなり、見晴らしがとても良くなってます^^
コメンタリーは3話のみですが、ユウヤ、唯依、クリスカの3人なので、1巻よりも内容があります。
(第1巻のコメンタリーには2話でお亡くなりになった女の子たちが登場。
作品への思い入れがないせいか、殆ど画面無視でガールズトークに終始。
たまに画面見て「あ、私死んでる~」とか言ってるような感じだったのでw)

では17話。
ひとつの話としての構成は悪くない。
しかし内容が大して面白くないし、作画は酷いし、手抜き感はあるし・・・。
何ともコメントのしようがない回ですねw
アバンはオリジナル。
あとは大体原作通りですが、場所が違ったりしてますね。
いや、本当に書くことがないw
個人的には青旗編が一番嫌いなので、早く終われという感じですw
この後の○○編はツッコミどころも多いけど、まあそれなりに面白いとは思います。
取りあえず来週はもっと頑張って欲しいな。
あ、来週からOPが変わります。

【第16話】《ワタシ中国人アルヨ・・・中国人キャラに「アル」とか言わせるなんて昭和時代のアニメじゃあるまいし》
とりあえずサイボーグ006を思い出してしまいましたw
でも今回気になったのはそれくらい。
作画はここ最近では一番安定していたし、戦術機は相変わらず良く動くし。
このくらいのクオリティでずっと作れればいいんですけどね。
さて、対人模擬戦の青旗がスタートした訳ですが、早速それぞれの国の思惑が見えてきました。
日本はXFJ計画の存続を賭けた戦い。
アメリカとソ連は他国を従わせる為に圧倒的な勝利を目指した戦い。
他国を従わせるということは自国主導でBETA大戦を終結させるということ。
それは戦後の世界でどの国が主導権を握るのかということでもあります。
そもそもラプター自体が戦後の対人戦争を睨んで開発された戦術機な訳ですが、
それはまたラプターが動いた回にでも。
今回はイーフェイがいろんな意味で堕ちてしまいましたw
着々と進むユウヤの『ユーコン・ハーレム化計画』。
本人は戦術機LOVEで全く自覚がないのが困ったのもです。
そして次回はとうとう難攻不落と思われたクリスカまでもが・・・。
ところでこの話、どうやって終わらせるつもりなんだろう?
原作は第一部終了で止まっているのですが、
アニメでは流石にあんな終わり方はないと思うんだけど・・・。

【第15話】《美味い、美味いよ、参ったぜ・・・唯依の肉じゃが大作戦》
作品解説・・・のような何かを挟んで再開です。
そしてブルーフラッグ編スタート。
相変わらずヌルヌル動く戦術機、カクカク動く人w
取りあえずひとりだけ作画がやたらといいイーフェイはスタッフから愛されてるに違いないw
今回からはシャロンも登場でますますハーレムのようになってきましたが、ユウヤは戦術機に夢中でw
そのユウヤはアラスカに来てから変わったと本人も自覚し始めたようですが、
そこで彼の米軍時代を知る男・レオンの登場です。
ユウヤが本当に変わったかどうかが試されることになる筈です。
ところで何でアメリカは他国に情報を収集される危険を冒してまで青旗に参戦して来たのか?
アメリカの思惑は一体どこに?
それは次回以降に明かされる・・・と思いますw
思惑と言えばこの期に及んで日本国内の国産に拘る勢力の話が出て来ましたが、
ならばプロミネンス計画への参加や、
レールガンの持ち出しに関するエピソードも描くべきだったのでは?(原作にはある)
その辺の構成がどうも中途半端で気になります。
そして最後にラプター登場!
(レオンさん、そんな所にいたら危ないだろw)
真打みたいな戦術機だけど、あんまり好きじゃないな~・・・。

【第14話&BD1巻】《1巻!2巻!武道館!!・・・光線級大活躍!》
まずはBD1巻を見たのでそのことについて。
作画の修正が数カ所ありました。
また、テレビ放送時に黒く塗り潰されていた所は・・・、
簡単に描写すると『内臓モグモグ』『生首ゴロゴロ』って感じでしょうかw

それでは14話。
Aパートは中々熱かったです。
やっぱり光線級が出てくるだけで状況が大きく変わってしまうんですね。
その光線級(今回はCMにも登場!)。
出来れば前回倒した要塞級の中からワラワラ出てくれば最高だったのにw
そして光線級吶喊(レーザーヤークト)も見たかった。
でもそれは『シュヴァルツェスマーケン』がアニメ化された時の為に取っておくべきか・・・。
熱かったAパートに比べるとBパートはアッサリ気味。
まあ原作でもそんな感じでしたけど。
とにかくこれで『カムチャツカ遠征編』が終了。
相変わらずこの世界の人類は表面上はともかく、心の奥底からの団結はしませんね。
でも実際にこういうことは起こり得ることだと思っているので、
この大戦を『団結しない人類』がどう戦って行くのかが気になります。
さて、この後は特別編とかいうもので一息入れて、その後青旗編~○○編へと進む筈です。
ストーリーが原作とは少し違うものになるかもとの情報もあるので楽しみです。

【第13話】《ええい、帝国軍の戦術機はバケモノか!?・・・不知火弐型頑丈過ぎw》
普通突撃級と壁の間に挟まれたら大破しそうなものですが、
あれだけ頑丈ならそれだけでも戦術機として十分な価値がありますねw
まあ、実際は主人公補正という目に見えない『機能』が働いたんでしょうが・・・。
アバンでは今回も過去話。
で、取りあえずこの人誰?って感じだったのでは?w
あれは崇宰(たかつかさ)恭子様です。
苗字からも分かるように五摂家の方で、青い武御雷に乗ってらっしゃいました。
私もそれ以上のことは分かりませんがw
さて、今回は結構面白かったです。
戦術機もBETAも良く動いてました。
ただ、ユウヤと唯依の会話になると時間が止まってしまうのがな~。
せっかくの緊迫感が台無しです。
でも唯依姫のデレが可愛いので許すw
中原麻衣さん、本当に上手いですね。
そうそう、要塞級BETAが出て来たのにあっけなく倒されて拍子抜けした人もいるのでは?
元々要塞級はただ大きいだけで、それ程脅威度の高い敵ではありません。
ただ十分な武器や弾薬を持たない状況で対峙した時は強敵ですし、
倒した後も注意しないといけないのですが、次回にそのシーンがあるといいな~。
とにかく今回は超・俺得ステラさん大活躍で満足でした!
・・・結局そこに落ち着くのかw

【第12話】《山本伍長・・・君は天才ですか?》
オリキャラ・山本伍長の登場で原作とは少し違った展開になりました。
原作では唯依がひとりで数体の戦車級BETAと戦いながらレールガンの破壊を試みます。
これがなかなかの激闘で、
『ふん、私を喰らいたいのか・・・だがな、私は些か高く付くぞ』
みたいなカッコイイセリフもあったのに・・・。
テレビ版の方も悪くはありませんでしたが、少し疑問も。
まず、足の遅い兵士級BETAが先行してあんなにたくさんいるのはおかしいのでは?
また、そんな状況でユウヤが戦術機から降りたのも疑問です。
原作では唯依をコックピットに収容して応急処置してたのに・・・。
あのシーンのせいで何か緊迫感が薄れてしまったような気がします。
ところで山本伍長がコアモジュールのプロテクトを突破してしまいましたw
『悪名高き横浜のプロテクト』と本人が言っていたようにあれは破られないで欲しかった・・・。
なにせ国連軍横浜基地の天才科学者・香月博士(『マブラヴ』本編の登場人物)が作ったものですから。
ちなみに原作ではコアモジュールと冷却モジュールに挟まれたフレームの隙間に入ろうとします。
さて、レールガンの持ち出しを諦めて次回はどうなりますか。
最後に一言・・・ステラさん可愛い^^

【第11話】《事件は戦場で起きてるんじゃない。基地で起きてるんだ!・・・踊る大謀略戦「軍事機密を死守せよ!」》
とうとう姿を見せたソ連の謀略。
彼らの描くシナリオはこんな感じでしょう。

BETAを基地に導く

国連軍には全てを放棄して退避させる

ミサイルや空爆、戦術機によってBETAを殲滅

基地に戻りレールガンを接収

国連軍には全てBETAに破壊尽くされ、何も残っていなかったと報告

欲しいのはレールガンの技術情報でしょうから、使える状態じゃなくても構わないのでしょう。
だから多少の破損は覚悟したこんな作戦に出た訳です。
しかし本当にこんなにうまくいくかどうか・・・。
BETAの行動を人間が完全に予測するなど不可能だということを忘れていませんか?
さて、今回は派手な戦闘シーンこそなかったもののテンポも良く、なかなか楽しめました。
ほぼ原作通りでしたが、レールガン付きの伍長はオリキャラですね。
しかしこの手のキャラは大体運命が決まっているような・・・w
唯依姫は久々の戦車級BETAとのご対面です。
ここで2話のシーンを活かすのかな~、そうだといいな~。
一方、相変わらずどこか浮いた存在のクリスカとイーニァ。
『突撃砲ってあんまり面白くないよね』ってw
そしてやはり気になるラトロワ中佐。
次回はそれぞれのキャラがどう絡んでくるのか?

【第10話】《同志マブラヴスキー、貴様の父は誰だ?・・・我が偉大な祖国、ソビエト連邦です!ナシュ・ウラー(祖国万歳)!》
今回は興味深いシーンの多い回でした。
まずはレビュータイトルにあるような儀式。
これは中央から派遣されている政治将校向けの一種のショーみたいなもの。
内心ではそうしたエリートロシア人を酷く嫌っている訳ですからね。
それにしてもロシア人でありながら最前線にいるラトロワ中佐がやはり気になります。
次にブリーフィングのシーン。
3者の思惑がぶつかり合って面白かったです。
どうにかして不知火やユウヤを出撃させたいボーニング社のハイネマンやソ連のサンダーク中尉。
そこに何かを感じて思い通りにはさせまいとする唯依やイブラヒム。
そんなこととは関係なしにユウヤの希望を叶えようとするアルゴス試験小隊の面々。
最後は命令という形で決着が付きましたが、果たしてそれがどういう結果を導くのか・・・。
そして久々の登場となった巌谷中佐。
帝国軍内の描写は3話以降では初めてですね。
実は原作ではもっと多いのです。
しかも会話の中身がもっと濃い。
しかしそれは『オルタ』を前提にしていることも多いので、
アニメ版ではその辺のさじ加減が難しいのかもしれませんね。
さて、地中侵攻によりBETAが基地近くに出現。
これはソ連の思惑通り・・・なのか?

【第9話】《とあるツンデレ娘の電磁投射砲・・・唯依姫?いつの時代の方ですの!?》
実戦試験が始まりました。
と同時に護衛部隊は非協力的だし、参謀たちは何やら企んでいたりで直ぐに劣勢に。
いや~、実にソ連らしくていいw
そして今回初登場になるソ連の試験部隊を率いるサンダーク中尉が実に胡散臭くていいw
今後の活躍を期待してますよ!
今回のハイライトはレールガンの発射シーン。
素直に良かったと思います。
ただそこに資金を集中したせいか、他の戦闘シーンで止め絵が使われていましたね。
前回のレビュータイトルじゃないけど、何が起きても変じゃない!
今後もいろんな面でハラハラさせてくれそうですw
今後といえばクリスカとイーニァにはどんな秘密があるのかにも注目したいところです。
さて、今回は原作とは少し違う展開だったんじゃないかと感じて読み直してみましたが、
ほぼ原作通りでした。
違うところといえばレールガンの射線から退避する場面でラトロワ中佐のモノローグが入ったこと。
あれは『まだ』なくても良かったような。
でもないと行動が分かりにくいかな~・・・。
最後に白井黒子さんから一言。
「三下の『背中に気を付けろよ』みたいなセリフは死亡フラグですのよ!」
・・・実に分かり易いフラグ、ありがとうございましたw

【第8話】《何が起きても変じゃない・・・カムチャツカ遠征編始まる》
前回のバカンスムードから一変して最前線へ。
しかもソ連領内。
子供の頃のイメージのせいか、あの国の中では何が起きても変じゃないという気がしてしまいます。
そして早速そんな雰囲気を醸し出している回でした。
さて、せっかくソ連に行ったのならあの国の状態について誰かに説明セリフを言わせて欲しかったです。
国土の殆どを失い、シベリアの東の端で何とか踏ん張っていること。
アラスカの一部をアメリカから借り受けて政治機能はそこに移転したこと。
これらが分かっていると『ロシア人はアラスカに逃げた』という少年兵のセリフも理解しやすいのに。
しかし最前線の少年兵たちは荒んでますな~。
まあ、ロシア人じゃないというだけで最前線に送られてしまっては仕方ないのでしょうか?
あの世界でもソ連の民族問題は健在ということですね。
そしてそんな彼らが恐れている(?)ラトロワ中佐の存在が今後の鍵を握りそうです。
そうそう、今回は戦車隊が登場!
ロボットものはどうしてもロボットだけが戦っているようになりがちですが、
あの世界は総力戦ですから、ああいう描写はちょっと嬉しかったです。
ただ、最初に出てきた戦車級BETA、大き過ぎです。
本当はもうちょっと小さいw

【第7話】《水着美女とキャッキャウフフ♪・・・君も国連軍においでよ!》
水着回終了。
やはりただのサービス回でしかありませんでした。
ユウヤと唯依やクリスカの関係を描きたいなら水着である必要はないですし。
ちなみに最後のシーンは前回言われていたように広報用の素材撮影です。

切りがいいのでここで3話~7話の総括を。
原作を読んでいても物足りない部分でしたが、アニメでもそれは同じでした。
『マブラヴ』に必要不可欠な『絶望感』や『燃え展開』が圧倒的に不足しています。
演習は唯依の言うように所詮『ごっこ』でしかありません。
番外編である2話であれ程のものを見せてしまったので、余計にそう感じてしまいます。
あとサービスカットを入れる余裕があるのなら、
カットしないで欲しいシーンがたくさんあったのですが・・・。
全体的に説明不足が目立ちます。
さて、次回からはまた『マブラヴ』らしい話になります。
原作で一番好きな部分です。
だから余計なサービスカットなど入れずにしっかりと作って欲しいな~と強く思います。
予告で声が聞けた○○○○さんの登場、今から楽しみです。

最後に7話で印象に残ったことを。
唯衣姫のケツがエロ過ぎる!
あの作画に全てを注いだんじゃないかと思うくらい、いい絵でしたw
・・・ああ、真面目に書いた総括が台無しに。

【第6話】《夏だ!海だ!水着だ!・・・無人島ツアーもあるよ》
今回は『環境耐久試験』が行われるカリブ海に浮かぶ島が舞台。
環境耐久試験とは熱帯や極寒の地で戦術機の性能がどの程度落ちるのかを確認するものです。
忙しいのは主にメカニックの人たちでパイロットはそれ程やることがありません。
なので完全にリゾート気分。
いや~、見事に水着回ですねw
これがアニメオリジナルだったりしたら怒りも感じるのだけど、しっかりと原作にある話です。
だからもう仕方ないと諦めるて楽しむしかないw
戦術機がもっと見たいぞ!とか、2話の雰囲気が懐かしいぞ!という人は、
そろそろ切ろうかなと思う頃かもしれませんが、早まってはいけません。
8話からは面白いと思います(原作通りなら)。
なのでもうちょっと辛抱しましょう。
それにしても後方はのどかですねw
最前線の悲惨さが嘘のようです。
BETAは空を飛ばないし、ミサイルのような遠隔地を攻撃する手段もありません。
だから後方が急襲される恐れはないんですよね。
さて、話の方はなんだかんだで無人島に辿り着きました。
美女ふたりに囲まれたユウヤが羨ましいw
この3人、いったいどうなるのでしょう?
次回予告からすると一線を越えてしまうのか!?
・・・って言うか、予告狙い過ぎw

【第5話】《ユウヤの異常な愛情・・・ または彼は如何にして反抗するのを止めて94セカンドを愛するようになったか》
ユウヤの目が怪しい・・・。
『不知火弐型』を見つめる目がw
ハーレムには目もくれず、彼はこのまま戦術機LOVEな男になっていくのでしょうか?
さて、ユウヤVS唯依の第2ラウンド。
今回はユウヤの方に味方したくなります。
だってベースになっている機体が『不知火壱型丙』ですから。
唯依が語ったように現場からの要求に答えて思いつくままに改修を重ねた結果、
とんでもなく反応がピーキーで燃費も悪くなってしまったという曰く付きの機体。
そのせいで100機くらいしか生産されませんでした。
だから『ベテラン衛士しか乗りこなせない』とユウヤが言ったのはほぼ正解。
そういえば第2話で唯依たちを助けに来た教官が乗ってましたね。
さすがにうまく乗りこなしてましたが・・・。
で、これをアメリカの技術でアップグレードしようというのがXFJ計画。
今回登場したのは『不知火弐型フェイズ1』。
外見は壱型丙とまったく同じ。
中身の部品をより性能のいいアメリカ製に変えているだけです。
『フェイズ1』という名が付いていることからも分かるようにこれはまだ完成形ではありません。
『フェイズ2』の登場はもうちょっと先になります。
さて、来週は○○回か・・・。

【第4話】《やっぱりアラスカは寒いね・・・という訳で湯気多め》
さあ、始まりました。
ユウヤと唯依の言い争いがw
知ってはいましたがアニメで見てもいい感じはしませんね、やっぱりw
でも序盤は主人公に共感しにくくするのはアージュ作品では普通のことです。
最初から魅力的な人間であるとこはほとんどない。
そしてここからいろいろな人に出会い、様々な経験をして成長していくことになるのが常道です。
この先ふたりの行く先には何が待ち構えているのか?
とりあえずは観る側も今の状況に辛抱しながら見守ることが重要です。
さて、本編が始まって2話目。
おかしなことに気付きました。
チョビが可愛いw
原作ではただギャーギャーうるさいキャラでしかなかったのにw
何か作画もいいし、もしかしてスタッフに愛されてる?w
ロシアっ娘たちの作画もいい。
他が総じて微妙なだけにこの待遇の差は目立ちます。
そういえば第1,2話で頑張り過ぎた影響は第6話まで出るらしいです。
ということは第7話からはクオリティアップが望めるのか?
ま、期待しないでおきましょうw
今のところ原作から大胆なカットが行われてます。
話の繋がりとしては十分だと思うのですが、
今後の展開を考えると残しておいた方が良かったのでは?と思うところがあり、わたし気になります。

【第3話】《拝啓、大原さやか様・・・僕はあなたの声を聞いているだけで》
本編開始。
舞台はアラスカに。
分かってはいましたが、全く違う話になりましたw
BETAに侵略されていない地域のどこかのんびりとした雰囲気は、
第1話前半の京都の様子と似てますね。
ただこちらは軍事基地。
集まっているのは各国のエース級衛士と敏腕メカニック。
ぬくところではぬいて仕事はキッチリという感じでしょうか。
原作既読者としてはやや緊張感に欠ける展開が続く序盤の出来が心配だったのですが、
活字で読むよりもアニメの方がずっと面白く感じます(ストーリー自体の面白さは別として)。
ということで今後にも大きな期待をしたいところなのですが、
3話にして監督が交代してるんですよね。
アニメスタッフの中では稲垣さんがもっとも『オルタ』の世界に詳しかった為、
いろいろと負担が大きくなり過ぎたというのが表向きの理由らしいです。
現場を離れるわけではなく、脚本や絵コンテに専念するということですが、
序盤でのこうしたゴタゴタはあまりいい感じはしませんね。
さて、主要キャラの声には殆ど違和感がありませんでした。
というか大原さやかさんの声が好き過ぎるw
この人の声を聞いているだけで昇天しそうな私がいる。
何でうちのかみさんはああいう声じゃないんだろう・・・。

【第2話】《いい『オルタ』だった・・・来週からは新番組『トータル・イクリプス』をお送りします》
『帝都燃ゆ』が終了。
最初は1話くらいの分量で作る予定だったこのプロローグ。
しかし出来上がった初稿のシナリオは何故か4話分。
さすがにプロローグとしては長過ぎだろうということで2話に縮めたらしいです。
ちょっとエピソードにブツ切り感があった(特に前編)のは、
この辺に原因の一旦があるのかもしれません。
戦術機のCGは相変わらず低予算の割りには良く頑張っています。
可動兵装担架の展開とか見ていてワクワクしました。
そして武御雷の登場シーンはただただ神々しかった。
BETAの動きは大体思った通りで良かったです。
あの圧倒的な物量で迫ってくる怖さを理解してもらえたはず。
ただ光線級の描写に不満が。
短いインターバルでレーザーを放ち、殆ど外すことがないというのが光線級の脅威。
それなのに演出の都合なのか結構外しまくってました。
こうした設定は兵器の開発が戦闘機から戦術機へシフトするきっかけとなった重要なものなので、
もうちょっとしっかりと描いて欲しかったものです。
さて、いよいよ来週から本編が始まります。
原作通りなら今回のようなグロシーンは今後殆どないはずです。
それを安心と取るか、物足りないと取るかは人それぞれだと思いますがw

【第1話】《始まった・・・けどこれは『オルタ』だよね》
いきなり原作にはないアニメ・オリジナル話。
まあ、原作通りに始めたら話がさっぱりわからないでしょうから、
主人公のひとり『篁唯依』の過去を見せながら世界観の説明をするのは良かったと思います。
それでも『オルタ』初体験の方には疑問だらけだったと思いますがw
とりあえずは30年以上も地球外生命体『BETA』と戦争をしていて、
『戦術機』と呼ばれるロボットが兵力のひとつとして使われている世界だと分かればそれで良いのでは。
・・・と言いつつも、もうちょっとうまいやり方があったのでは?と思わざるを得ないです。
これでは掴みとしては弱すぎますし。
そもそも試写会では2話まで続けて見せているんですよね。
だったら初回は1時間でやった方が良かったのでは?・・・
一方で、動く戦術機がカッコイイ!
もともと戦術機のデザインが凄く好きだったわけですが、
アニメで見て改めてその造形の良さを認識しました。
戦術機見たさに5回も続けて観てしまったw
次回は京都防衛戦!
戦術機大活躍!の回だといいのですが、違うだろうな~きっとw
いずれにしても楽しみです。
最後に一言・・・人物作画、もう少し頑張ろうw
アップの絵はいいんだけど、それ以外がなあ~・・・。
{/netabare}

【放送前レビュー】《戦術機開発をめぐるアラスカでの熱き戦い・・・敵はBETAか人類か》
{netabare}
かつて、アメリカのレーガン大統領は国連でこう演説しました。

『恐らく人類を一致団結させる為には、外的な、宇宙の脅威が必要なのです。
もしこの世界が外からやってくるエイリアンの脅威に直面したならば、
世界的な差異などというものはあっという間に消えてしまうだろうと私は考えています』

あれから25年、エイリアンは現れず、
その間私たちは絶えず人類同士の紛争を目の当たりにしてきました。
もし今、人類の共通の敵… もっと見るである宇宙人が攻めて来たとしたら、
世界は本当にそれぞれの利害を捨てて一致団結することが出来るのでしょうか?

ここは人類に敵対的な地球外起源種・BETAと30年以上も戦い続けている『地球』。
そこには存亡の危機に瀕してもなお、一致団結出来ない人類の姿があります。
この『地球』の姿を見たら、レーガンはいったい何を思うのでしょう?

さて、『トータル・イクリプス』は『マブラヴ・オルタネイティヴ』の世界観を活かした外伝です。
ほぼ独立した話なので本編の内容を知らなくても大丈夫。
(しかしこの世界の歴史を軽く知っておくとより一層楽しめます)
何故外伝を先にアニメ化したのかというと、本編のアニメ化にはいろいろと障害があるのです。
長編である、口うるさい濃いオタがいる、政治や思想が絡んでいる(ように見える)、
エロゲである、避けて通れない強烈なグロがある・・・などなど。
アニメ化の話は8年くらい前からあったようですが、
こうした理由により制作決定とまではいきませんでした。
そこで今回の『トータル・イクリプス』のアニメ化です。
この作品は『マブラヴ』シリーズの中では最もアニメ向きの作品だと言われています。
確かに可愛いキャラが多いし、登場する戦術機の種類も豊富で、
映像ソフトのみならず、フィギュアやプラモといった立体物の展開もし易いかもしれません。
一方、ストーリー面では激戦の連続である最前線の話ではないということもあり、
本編や他の外伝と比べると切迫感や燃える展開がやや不足気味で、
物足りなさを感じるという声が濃いオタの間にあることは事実です。
しかし今回のアニメ化に際しては単に原作をトレースするだけの作品にはせず、
『アニメのトータル・イクリプス』を作りたいと言っているようなので、
その辺でのうまいアレンジを(不安もありますが)期待したいところです。
もっともマブラヴオタとしては、
ぬるぬる動く戦術機やBETAがようやく見られるというだけでも十分幸せなのですが・・・。

物語は国際協調をスローガンに戦術歩行戦闘機(戦術機)開発の
情報・技術交換を目的とした計画(プロミネンス計画)が進められているアラスカが舞台。
それぞれの国がそれぞれの事情を抱えてここに集って来る訳ですが、
徐々に兵器開発をめぐる参加各国の政治的介入や、兵器メーカーの思惑、
更にはこの世界に生きる人々の思想や信条などが絡んでいき、
テストパイロットたちはそれに翻弄され始めることになります。
そんな中テストパイロットとして、衛士(戦術機のパイロット)として、
そして人として成長していく若者たちの姿が原作では描かれています。
はたしてアニメではどういう『トータル・イクリプス』になるのでしょうか、とても楽しみです。
放送はテレビ東京系で7月1日深夜スタート。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

個人的にはいろいろ楽しめた作

緻密なストーリーと世界設定で多くのゲームファンを魅了した大人気PCゲーム「マブラヴ」

そして数あるマブラヴシリーズの中でもマブラヴ オルタネイティヴの熱き血潮を継いだ作として注目されたのが
本作「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」である(公式サイトより)

このアニメはあるアニメ雑誌で発見してストーリーが面白そうなのと戦術機のかっこよさで視聴することを決めたのですが、最初の2話はメインヒロイン「篁 唯依」の過去編で正直あまりテンションが上がりませんでした
が、面白くなってきたのがその後!

中尉と立場上、毅然とした態度をとっている唯依。
でもたまに彼女が見せる少女らしい一面に私はすっかり虜になってしまい、このアニメが毎週の楽しみの一つとなっていました(^<^)

また、最初から期待していた戦術機ですが、
これがまたカッコ良い!!(・∀・)
細部まで作画が上手く作り込まれていました
私が一番気に入った戦術機は
ソ連のクリスカとイーニァが乗る「チェルミナートル」でしょうか(・。・
双銃の装備で回転しながら戦闘を繰り広げる姿は本当にカッコ良かった
唯一惚れた機体でしたね(^^

そして、敵のベータ
たくさんの種類がいて(ソルジャー級、タンク級、レーザー級etc…)特にレーザー級の強さは異常でした

あいつらのせいで何人の人間と戦術機を失ったのか…(・・;)

2クールあるうち1クール目は主にこんなベータ達との
戦いがメインでした

しかし2クール目は試作機や戦術機同士で演習などをずっと行っていたり、基地内で反乱が起きたりと
「ベータが世界で暴れてるのに人類同士で何やってんだ」とツッコミたくなるような内容。
そして途中(1期最後あたりか)からキャラの作画が崩壊し、笑いが止まらない回もありました笑

でも2クール目の最後は中々面白かったのでオススメですよ


このアニメの失敗した所はキャラの作画崩壊…というところでしょう(1クール目は良かったのに…)

なのでオススメ度は「少しオススメ!」
という事にしておきたいと思います

最後に、このアニメの曲紹介をしたいと思います♪

OP1
「Go to the top」/倖田來未
ED1
「sings ~朔月一夜~」/栗林みな実
OP2
「Doubt the World」/栗林みな実
ED2
「Revise the World」/ayami

ED曲はどちらも言う事なし!
とても良い曲でした

OPは2つ目の「Doubt the World」が中々疾走感があり映像も良くてこのアニメに合った曲だと思いました(^^♪


追記:このアニメのゲームが現在発売中でして、アニメのその後のストーリーとかを体験できる内容になっているようです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 34

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

萌え、時々戦闘、そしてラブコメ?

酷評となってしまいました。この作品を好きな方には申し訳ないです。

「貴様は」、「貴様は」、というセリフが多いので昔の戦争映画風な感じがしました。

地球を侵略している異星人ベータとそれを阻止する地球の人達との戦いです。

異星人(ベータ)との戦争、重厚な戦略機、萌え要素、ハーレム要素、ラブコメ要素とたくさんの要素が詰まった作品でした。

余り評判がよくないこの作品、作画もそうですが、展開も少し考えてほしい内容でしたね。

1・2話で導入部分は良かったです。戦闘部分も内容も追いつめられる感じが悲壮感を与えていてドキドキして観てました。(お弁当食べるシーンとかはちょっと違和感はありましたがw)

3話以降、ガラリと展開が変わるのですが、ここでラブコメというかハーレム要素が発生します。少しはあっても良いと思いますが、余りありすぎるとベータとの戦闘は何だったのか?と疑いが出て来て、物語の展開にバランスを欠いた感じがしました。

この作品に関わらず、シリアスな展開の作品なのに過剰な萌え&ハーレム&ラブコメ要素が強い作品がありますね。

後半前にテコ入れのように総集編みたいなものがあって、これから劇的に変わるような前フリがあった後、後半に入るとたんに萌え&ハーレム&ラブコメ要素炸裂!落胆しました…

1・2話の部分をもっと膨らませていただくと、観る方も緊張感もあっていい作品になったと個人的には思います。

話の展開を考えると

バトル  →  萌え&ハーレム&ラブコメ…  →  バトル  →  萌え&ハーレム&ラブコメ…  →  バトル

という感じある意味バランスがいいですが、萌え&ハーレム&ラブコメの部分が長すぎた感じでした。

間に2度の特番を行うアニメって珍しいですね。しかもCMにベータの着ぐるみをいっぱい作ったり…その分作画等にお金をかけてほしかったです。

最後のところで緊迫感あるお話でしたが、あまりにも緊迫感のないお話が長すぎてお腹いっぱいという感じでした。

ロボット(戦術機)が好きな方はいいのではないかと思います。

2クールあって、しかも深く細かい設定があっても台無しなる、そんな作品だと感じました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32
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