災害でファンタジーなTVアニメ動画ランキング 12

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の災害でファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月15日の時点で一番の災害でファンタジーなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.6 1 災害でファンタジーなアニメランキング1位
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (727)
3119人が棚に入れました
「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓う。フィットア領転移事件で魔大陸に転移後、冒険者パーティ「デッドエンド」を結成し、魔大陸最南端の港町・ウェンポートに到着したルーデウスたち。ルーデウスは「魔界大帝キリシカ」と出会い新たな力を手に入れる。魔力災害に巻き込まれた家族や仲間の行方はー。「人生やり直し」ファンタジー、再始動!

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

真摯な異世界転生

<2021/11/17 初投稿>
原作未読。
前期同様リアタイで視聴してます。

相変わらずアニメーションのレベル高いっすねぇ
それだけで見る価値あろうというものですが。
もちろんそれだけではない。

というわけで今回改めて思ったことを少し書いてみます。

なろう系異世界転生モノの原点であり原典というべき本作。
ここまで視てコンセプトがはっきりしてるように感じられてきました。

それは
「前世で生き方をしくじった主人公が、
しくじりと真正面から向き合い、
異世界で授かった新しい生で同じ轍を踏まないよう
真摯に生きる」
というもの

そのしくじりは普通なら直視できないようなあまりに痛々しい、情けない自分。

「◯◯は死んでも治らない」とは言いますが、
「死んで生まれ変わったらやり直せた!」
と最後言えるような物語なのではと。

人生に絶望した人が本当に人生をやり直そうとしたらこうなるのか、と思えるような。
そうしたテーマに真摯に取り組んで生まれた作品なのかもですね。

<2021/11/30 追記>
20話爆笑しました。
せっかく16〜18話で感動したのに
俺の感動返せ 笑

そして今日のYahoo!ニュースに
「<無職転生>ロキシーのフィギュアがフィギュア化」
って記事が!
「フィギュアがフィギュア化」ってこれまたメタなw
やはり腕は3本あるんだろうか?w

<2021/12/21 追記>
最終回まで見終えました。
良いラストでしたね。
3期が見たくなる。

物語の楽しみ方には大きく三つあると思います。
一つは登場人物に感情移入していく
二つ目は俯瞰的に見る
三つ目は感情移入と俯瞰をなんとなく使い分けながら見る

でも結局俯瞰だけ、ということは少なく、大なり小なり誰かに気持ちを入れ込んで見ていくことが多いと思います。
全く誰にも感情移入しないのは難しい。
つまり一か三。

本作の場合、やはりルーデンスになったつもりで見ていくのが王道。
そこで問題は前世の男。
ルーデンスになった気持ちで見ていくと突然この男が現れる。
まるで自分の嫌な過去を見せられたような気分になる人もいるのではないでしょうか。
そう思わせてしまうってことは、それだけ上手く作品を創り上げてるってことなんですが。
でも、自分の嫌なとこ見せられたような錯覚を覚え、これに我慢できない人はこの作品を生理的に受け付けられなくなるかも。

なんてことを考えてしまいました。

ざっくり言えば、嫌なことに正面切って向き合ってますよね。
私は本作のそういうとこ好きなんですけど。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 68
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

三十四にして立つ

原作未読


第1クールめ11話から続く第2クール全12話。#12~#23とありまだまだ続くようです。
一区切りつけてはおります。ものすごく盛り上がっての手仕舞いではなく“to be continued”感薄め。おそらく次が約束されてるからかもしれません。正々堂々とぶつ切りしておりました。
例によって先発でもクローザーでもない目立たない中継ぎポジション。ゲームを壊さずに繋げられるかどうかであれば合格。1クール目のMY評価は『3.9点』にしてますが2クール目はそれよりも高めにつけてることでお察しくださいませ。

 ① ヒキコニート / 勤め人or通学してる学生
 ② 無条件で強い / 強いのに理由があるor弱い 
 ③ 女に囲まれる / それなりにいる
 ⓸ 難儀しない  / それなりに苦労する
 ⑤ 元世界を黙殺 / 元世界との繋がりを意識 

こちらは1クール目のレビューにも載せた“異世界転生もの”評価軸です。①左側ヒキコニート以外の②③⓸⑤は全て右側であることのもの珍しさと丁寧な仕上げを好感したわけでして、今回もしっかり踏襲。

 ①{netabare}出オチネタで話数を重ねるごとに薄れてくかと思いきやところがどっこい{/netabare}
 ②{netabare}前半で魔術等の個人の成長過程を今回後半ではチームマネジメントを試行錯誤{/netabare}
 ③{netabare}シルフィエット(CV茅野愛衣)・ロキシー(CV小原好美)・エリス(CV加隈亜衣)と駒揃ってるけどハーレムと思わないのでは?{/netabare}
 ⓸{netabare}死にかけるしやらかすしとにかく失敗する。こっそり似たような間違いも繰り返している{/netabare}
 ⑤{netabare}むしろ今回の後半で濃度増してるのでは?{/netabare}

野球でいうところの6回か7回かはたまた8回かは原作読んでないので現在位置掴めてはおりません。しかしながら終盤に向けたゲームプラン通りに進んでいる安心感があります。
ここでやっと中身の話。魔力災害起因の転移事件により魔大陸に飛ばされてエリスとルイジェルド(CV浪川大輔)とパーティ組んで冒険始めてからの続きが今回の2クール目なんですけど下心あったら、飛ばされ前後に1クール目のピークをもっていきそのへんでちょうど11話使いきる気がします。
そんなことせず3人パーティがそれなりに機能している状態から2クール目はスタートしておりその3人パーティが一区切りつけるまででトータル2クール使いました。多く言わんでも次やる気です。
及第点でしょう。続編に期待。




※ネタバレ所感

■次に向けての備忘録

{netabare}・実はルーデウス諸悪の根源説
 魔力災害直前に刺客みたいなの現れてケモミミとやりあってたり、ツダケンさんに殺されかけましたし、そんでもってその刺客とツダケンと並列のショットで抜かれたのが魔眼持ちのキシリカ(CV井口裕香)だったので今はロキシーと道中共にしてるけどルーデウスと対峙するのかも。さらにルーデウス起因だとしてそれを知った時のパパンの反応も好ましくなることはきっとないのよね。{/netabare}

{netabare}・おかんが不穏
 そのキシリスの魔眼で覗き込んだらよくわからんが生きてるとのこと。しかも闇深い不穏なイメージ。由緒正しい家柄の娘さんだったと思うし、その血筋を触媒にして魔に取り込まれ乗っ取られラスボスとして登場とかしたら悲しすぎる。{/netabare}

{netabare}・導かれし者たち
 最終話にシルフィ出てきてた。エリスがルーデウスへの恋心を自覚した。{/netabare}



※よもやま話

■始祖にして至高 または 原点にして頂点

連載開始2013年で34歳無職の設定だから2021年だと42歳前後になるんでしょうか。ガチの就職氷河期世代ですね。日韓ワールドカップ近辺で新卒を迎えた方々。妙にリアルでございます。
聞けば“異世界転生もの”の初っ端(しょっぱな)にしてサイトのトップを数年間堅持したタイトルらしい高い評価をアニメでも得ております。

{netabare}あくまで個人的な感想。その後続く私含めて毛嫌いする方多数のいわゆる“異世界転生もの”でこのタイトルに正面切って喧嘩を売った作品は皆無じゃなかろうか。冒頭“異世界転生もの”評価軸⑤を例に二つの世界の整合性を保ったままエンタメするに足る筆力は高いものが求められるのもあるし、真面目に書くと“無職転生”のパクリとなるわけでパロディに走らざるをえないような気がします。あとは6年もトップを保ったジャンルの派生形として二匹目のどじょう狙いすさまじき!ってところでしょうか。{/netabare}
{netabare}たぶん私古い人間で『ロードス島戦記』『アルスラーン戦記』のハイファンタジーで育っており、時代のニーズがどうこうよりも{netabare}“異世界に転生する意味や意義”{/netabare}が描かれなくて何が楽しいの?と思うわけであります。本作にはそれがある。仮に作画へろへろだったとしても楽しんでそう。{/netabare}


■無想転生

{netabare}メイビーこの作者は北斗の拳世代もしくはリスペクト系なんだろうと思います。
愛と哀しみの究極奥義をネタ元にして薄っぺらなもん作れまいと決意したと思われる。{/netabare}



■タイトル回収!?(注:それなりに重いネタバレ)

{netabare}異世界行ったら本気出してたじゃーん{/netabare}
{netabare}最終話。玄関を境に踏みとどまりうつむく34歳と一歩踏み出すルーデウスを同じフレームに収めて比較するカットが良かったです。「本気出す」の定義はいろいろありましょうが一つの証左と受け取りました。それがはっきりと表れたかたちです。
家の外に出て修業するのを怖がってた彼が踏み出したり(背中を押したのがロキシー)
トラウマとなったであろう人を助ける自身の正義感を諦めなかったり(シルフィに手を差し伸べた)
そしておかんゼニスを探すため玄関を出て一歩踏み出す あれ!?エリスなんかあったっけ?{/netabare}



差し伸べてくれる掌を払いのけていれば人は去っていきます。…と作中でも杉田が述べております。
そんなおっさんが生き直す物語は山あり谷あり、むしろ谷が多めでちょうどよいのです。



視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ

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2021.12.29 初稿

投稿 : 2024/05/11
♥ : 59
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

絆を紡ぎ、手繰り寄せる物語

【紹介】
質の高い異世界なろう系アニメの分割2クール目。
異世界転生系アニメの手本になるようなよくできた名作。
相変わらず笑えるシーン、感動的なシーン、ワクワクするシーンの連続で飽きないですね。

【作画】
安定していて素晴らしい作画で、戦闘の動きがとても良い。
魔法の演出とかも良い感じでファンタジー世界の魅力を十分に伝えてくれています。

【キャラクター】
相変わらず魅力的なキャラクター達。
私はロキシーが好きですが、みんな可愛いですね。

ザノバがとても面白いキャラだった。
こんなぶっ飛んだキャラが出てきても不思議じゃないけど、今までなかったパターンなので不意打ちでした。
こういう程よく滅茶苦茶なキャラクターいいな。

【シナリオ】
1クール目はキャラ紹介がメインだったけど2クール目は物語が大きく動いてきてシナリオ的な面白さが増した。
前世での失敗、転生後の失敗、どちらもちゃんと反省して向き合って、今度は失敗しないように努力する。
仲間や大切な人のためなら、どんな困難にでも立ち向かう主人公が男らしくて最高にカッコいい。

抜群にシナリオが良くて先が気になって仕方がない。
相変わらず各話の区切り方、余韻の残し方、次の話へのつなげ方で興味の引き方がうまい。
主人公だからいつも行いが正しいわけじゃないし、主人公だからいつも善行を積むわけでもないし、仲間だからいつも都合よく動くわけでもない。
人間だから、間違うこともある。
だからキャラクターそれぞれが生きてるって感じがする。

{netabare}
16話親子喧嘩は、パウロの言い分がかなり理不尽では?って思ったけど、ちゃんと理不尽だってことをギースが指摘してて良かった。
人に諭すときに、正攻法でこれがこうでこうだからこうしたほうがいいって優しく諭すことってあまりなくて、ちょっと荒療治だけどちゃんと相手に響く言葉を選んで諭すところが、信頼関係があるように思う。
そういった人間らしさがとても魅力的に思った。
{/netabare}

ちょいちょいエッチなシーンや変態行為が出てくるのも相変わらずで、正直かなり気持ち悪い行為も多くて、顔をしかめながら見ていたけど
シナリオの中にうまく溶け込んでいて、短く話の邪魔にならないように入っているのは良かった。

【総評】
細かいことが気になるところもあったけど、そんなことはどうでもいい。
とにかく面白かった。それで充分じゃないでしょうか?

期待通りの2期で、つまらないシーンがほとんどなく順当に面白かった。
変わったものを作ろうとか、商業的な成功を目指そうとか、作者のメッセージを発信したいとか、そういう余計なことをせずに正攻法で楽しい作品を作ろうとする姿勢が素晴らしい。

続きがとても気になりますね、早く続きが見たい。こんなのは久しぶりだ。
原作を我慢できずに読んでしまいそう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 58

85.7 2 災害でファンタジーなアニメランキング2位
Dr.STONE(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (756)
3294人が棚に入れました
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚める。「石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がってやる!」。絶体絶命の状況で、千空は仲間を探し、世界を取り戻すことを決意する!

声優・キャラクター
小林裕介、古川慎、佐藤元、中村悠一、市ノ瀬加那、沼倉愛美、前野智昭、村瀬歩、上田麗奈、高橋花林、河西健吾、麦人
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

はーすげー!へーすげー!の連続

原作未読


JUMP案件全24話。
謎の石化ビームで人類が活動を止め3,700年。いにしえの時を越えて石化が解けた一握りの人類が科学の途絶えた地球でその科学の知識を駆使して失地を回復していく物語。
主人公はどんだけ幅広く深く網羅してんのよ!なスーパー理系高校生の石神千空(CV小林裕介)。見た目は下仁田ネギを擬人化してオーケンのメイクをしたような感じ。ジャンプっぽいデザインです。そして同級生の高校生ら数名。

『戦国自衛隊』だと現代兵器を信長時代に持ち込んで大暴れとなりますがこちらは持ち込み不可。3,700年ほったらかしだとさすがに文明は絶えて石器時代以前の原始時代かのよう。
同期の『本好きの下剋上』のように現代の頭脳を持ったまま後進文明に乗り込んで「無ければ作ればいい」を試行錯誤するのに似てます。『JIN』も同系統でしょう。そしてさらに文明がないところからスタートするのが本作なわけですからこのテのものでは最難関ハードル。ちょっとワクワクします。

それと自分幼稚園の時でしょうか。世界名作劇場『ふしぎな島のフローネ』から漂ってきた匂いと同じものを感じます。OPもEDも覚えてます。木の上の家は憧れでした。
つまりあぁそういうことか。原体験からくる刷り込みがどうやら自分にはあるようです。
イキリ主人公が教育上どうかとは思われど、少年少女が“科学の面白さ”に触れる良い機会になるやも。


 {netabare}オイラ文系でラッキー?{/netabare}


化学ならびに物理の理系科目に不案内なため、アニメで描かれている試行錯誤の産物が乾いたスポンジに水が浸み込むようにすーっと入ってきます。

{netabare}パクチーとライムなんかでコーラ作れんの?マジでスゲー!{/netabare}

信じるかどうかは俺次第 キリッ なんす。

そして前半のOP「Good Morning World!」がすこぶる良い。なにが良いかって作品にばちっとハマる感覚。久しぶりです。ピストルさんっぽい声質もしっくりくる良曲です。


障害ももちろんありますよ。
文明を起こそうという主人公らを妨害するのは野生の肉食動物や自然の猛威だけかと思いきやそう簡単ではありません。
アンチ文明の敵対する勢力もわりと序盤から登場し、主人公らの前に立ちはだかります。まあバトル要素ですね。


 科学の試行錯誤+バトル要素


このバランスが崩れず2クール完走でした。原作が続いているので続編期待な感じでの終幕。
大袈裟でしょうが“人類の叡智”の触りを感じるのにちょうどよい良作です。ごちそうさまでした。



※オマケ

■“霊長類最強の男”獅子王司ってどうよ?

あらためてこうして見るとすごい名前ですね。さてこの方について
好きですか?嫌いですか?どんなキャラだと思いますか?
私はちょっと受けつけないですね。作者の術中にはまってるのかもしれません。

1.{netabare}動くゴールポスト

敵視する対象が最初は“我欲にまみれた汚い大人”。ピュアな若い連中のみ石化解除しようともちかけ、それを千空に拒否されることで対立の芽が生じました。描かれてませんが、「お前らが年くったらどうすんだ?」と疑問符が浮かびます。
それがいつの間にか“科学を信奉し文明を起こそうとする者”へと。考えが深化したとみるよりゴールポスト動いてんじゃんとみてます。でさっそく作中でツッコミが入りました。途中出会った集落の科学?青年クロムについて千空が言及「俺を殺しても次が出てくる」と。まさにその通りなんですよ。
そのため獅子王司の目指す未来は破綻が約束されてるようなもんです。{/netabare}

2.{netabare}ポル・ポトと変わらん

毛沢東と迷うところですがこっちかな。最初は知識階級だけだったのが順次粛清対象が拡大して…
力で押さえつけるしか方法がないので、この世界で肉体での戦闘力に秀でた司が首領ポジションにいるのがしっくりきます。原作未読の戯言ですが、司陣営でそのうち粛清が始まることでしょう。{/netabare}



■スイカ役の高橋花林さん

超個人的なつぶやきです。
この方1年前の迷作『ソラとウミのアイダ』で主役張られてた方です。すでに多くの方の記憶から消え去っているかもしれない作品ですね。
新人でおそらく初めてゲットした主役級の配役があれでと。そのことをもって高橋さんの今後を案じる旨をレビューで書く、という余計なお世話極まりないことをした記憶があります。
こうして、再会できたのはなによりです。ぜひ頑張ってください。



視聴時期:2019年7月~2019年12月 リアタイ  

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2020.02.07 初稿
2020.07.19 修正
2022.01.30 修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 68
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

悲しき熱帯

トムス・エンタテインメント制作。

地球上の全人類が石化する怪現象が発生。
生き残った少年少女は科学を頼りに、
再び、原始生活から歴史を歩み始める。

語り口が一風変わったサバイバル冒険譚で、
舞台の西暦を聞き、楽しいかもと確信した。

主人公は科学を信奉する合理主義者で、
偶然であれ必ずそこに合理的な理由があると、
数々のトライ&エラーを繰り返しては、
仲間とともに町を発展させていく。

太古から始める生活も、
{netabare}石の時代、火の時代、動力の時代と、
小さな一歩ではあるが、
確実に文明の灯を社会は宿し始めていく。{/netabare}

敵側の集団には少年ジャンプらしい、
主題を持つキャラを配置されていますが、
私はむしろ敵は居なくても良かった。
探索・発見・発明、仲間との友情、
やがて未曽有の危機に瀕した地球の秘密を知る。
そんな物語であってもいいなと思います。

本来、科学とは心まで豊かにするものだ。
人類は心まで実りある社会を取り戻せるのか。
私たちの武器は想像力と好奇心である。

続編が楽しみなアニメですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 62
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悠大で悠久な物語

<2019/12/22 追記>
全24話見終えました。

面白かったー!

科学の蘊蓄だけでなく、
文明がほぼ原始の世界というだけでなく、
現代に在る科学の凄みだけでなく、
逆転の発想で「今は過去からつながっていて、そして未来に続いていく」ことまでも実感できてしまう。

『悠大で悠久の物語』

ハリウッドが狙ってきそう 笑。

ここは無理があるんじゃないの?という部分ももちろんありますが、そこは架空のお話。
気にしないで見れたモン勝ちです。

二期があるとのことで今から楽しみです。

<2019/7/11 初投稿>
観始めなので評点はデフォルトの3.0です。

原作未読。
あにこれのあらすじ紹介だけで期待値上げてた作品ですが・・・面白いやんけ( ・∇・)

ざっくり言うとタイトルの通り
「ララーシュタインのような髪型した少年が科学でファンタジーに挑む」
と言う感じかな。

ララーシュタインってなに?と言う方は是非、画像検索してみてください。
ついでに言うとこのララーシュタインさんが登場する作品。
OP曲はグラムロックの名曲ですよ。

閑話休題

さて本作、ちょっと変わってる印象です。

普通、物語の分類で
ファンタジーと言えば「科学的裏付けの全くない空想」作品で。
SF(Science Fiction)と言えば「科学的裏付けがあったり、あるように思わせる空想」、 つまり科学と空想が入り混じった作品なのですが。

ところが本作はどちらとも言い切れない。
強いて言えば
「Science(科学) &(そして) Fantasy(空想)」
で「SF」かな

科学的裏付けが全く感じられない現象に対して
めちゃくちゃ地味な科学的考証の積み重ねで立ち向かう。
ScienceとFantasyの二つが融合せず、お行儀よく隣り合ってる印象です。

地味なウンチクも多い。
そう言うの好きな人にはぴたっとハマると思います。

例えば理系のアニオタの私とか( ・∇・)♪

自分は今期、「ヴィンランド・サガ」「炎炎ノ消防隊」「コップクラフト」と並んで注目しております。

<2019/7/15 追記>
2話目観ました。

炭酸カルシウムの4番目の使い道が意味ありげで気になるー笑。

そして新キャラ登場。
獅子王さん。
濃いですねぇ。
{netabare} 空飛んでる鳥を木の上から飛びかかって捕まえちゃったよ、この人 笑。
チート武力{/netabare} 担当だそうです。

さあこれで3人。
人間、3人集まると派閥が生まれるというような言葉がありますが、もしかしたらこれからはそんな展開なんでしょうか。

獅子王さんの発想は昨今の{netabare} 世代間の断絶{/netabare} のようなものを表してて面白いです。

でも、それを是としたら{netabare} ジャンプのような商業誌には載せられなくなってしまいます。
というわけで主役のララーシュタイン、もとい千空さんはかっこよく反発して、{/netabare} 引きへ・・・

でもですよ。
ちょっと思うんです。
もし{netabare} 獅子王さんの考え方に千空さんが同調して物語が進んだら・・・
結局、若い世代同士が新しい利権を奪い合って理想郷なんてできないってことがわかってEND{/netabare} とかSFっぽくてそれもありかなーなんて 笑。


ところで全く話は変わりますが。
他の方のレビュー拝見してて{netabare} 「石化してるのが表面だけならなんで中身の生物は何千年も生きてるの?」{/netabare} というような疑問を複数見かけました。

そこはファンタジー部分だから、と私は飲み込んでおります。
それ言い出したら、{netabare} 石化したら息できなくて数分で死ぬじゃん、という話だし。
仮に呼吸できたとしても水も食料もなければ一週間ももたないし。{/netabare}
そこら辺はファンタジーなんじゃないですかね。

<2019/9/3 追記>
9話まで観ました。

アニメでも映画でもドラマでもなんでもそうですが。

登場人物に対して「なんでそこ気がつかないの?」とツッコんでる自分いませんか?
それは俯瞰して見てる視聴者だからこそのツッコみな訳で。
物語を進める上での重要な部分ほど気がついてくれない。
それが物語の面白み。

ところが、たまにそういうのが極端に少ない作品もあります。
デスノートとかそうですよね。
登場人物が賢いので先の先、裏の裏まで読む。
ところがそれでも裏かかれちゃう。
で、そこが面白かったりする。

本作もデスノと同じ匂いがします。
千空さんはもとより、獅子王さんもかなり思慮深く用心深い。
お互いに裏の裏の裏を掻きあってもう痒いところもないくらい。

もしかしたらデスノの系譜と言える作品なのかもしれないですね。

デスノのようなイケメンいないので女性人気は覚束ない感じですが、理系男の私はハマってます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 53

68.4 3 災害でファンタジーなアニメランキング3位
クオリディア・コード(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (655)
3204人が棚に入れました
人類の敵――〈アンノウン〉と戦争を続ける世界。

 数十年前の〈アンノウン〉侵攻時、コールドスリープ施設に避難させられていた子供たち­は、その眠りから目覚めたとき、己の身に超自然的な力――〈世界〉が発現していること­を知る。東京湾ゲートから現れる〈アンノウン〉から国を護るため、少年少女たちは東京­・神奈川・千葉の各防衛都市で戦いを繰り広げるのだった。

東京をさがら総、神奈川を橘公司、千葉を渡 航が担当し、
“QUALIDEA”を作り上げる。

声優・キャラクター
悠木碧、福原綾香、斉藤壮馬、石川由依、内田雄馬、安済知佳
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

物語は良いのに、作画が・・・

原作未読。

本来は近未来異能力バトル系の作品・・・なのだろうけど、個人的には人間関係を楽しむ作品かと・・・。

主人公の6人の人間関係が絶妙でおもしろい。
{netabare}6人は厚い信頼関係で結ばれた3組のペアで構成され、女性同士は仲が良いのだが、男性2人は顔を合わせれば言い争いが絶えない。それでいて実は厚い信頼関係で結ばれている・・・。{/netabare}
前半は6人の人間関係だけでも充分に楽しめる作品。

物語は後半に急展開!
毎週、続きが気になって仕方なかったです。

と、ここまでの評価だけなら『今期のバトル物No1!』って言いたいくらいなのに・・・。
とにかく”作画が残念”な作品です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 51
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

作画と話数によって名作に成り損ねた、が、かなり優秀なセカイ系アニメ

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
最近(2016夏に記述)、日常系やラブコメ、ファンタジー系ではそれなりの頻度で良い作品がありましたが、セカイ系はしばらく夢中になれる作品がありませんでした。久々のヒットです。バトルも面白いし。

絵で評価を下げないタイプの方にはオススメですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
第1話冒頭、ハリウッド映画のような格好良い(というよりは格好つけた)カット割りと、ペラペラの兵器(や、カクカク倒れてくるスカイツリー)のギャップが、逆に笑えたw 日常系アニメなら、全然許せちゃう作画レベルなんですが……。

というガッカリ感から始まりましたが、次第にどんどんハマっていきました。

六者六様の主要キャラクターはそれぞれに魅力的で、能力的にも面白いです(サブキャラ含め)。良い感じの憎まれ口の応酬にニヤリとするおもしろさあります。

特に、千葉勢のやり取りが良かったです。朱雀が「まとも」になった時のやり取りなんか、マジで笑いましたw

中盤以降はシリアス展開が続きますが、これまたシナリオが優秀ですね。う~む、(作画以外)文句のつけようがないです。

ほたる&青生&霞&明日葉の連係はツッコミどころも多いけど「固有能力の連係」にトライしたことに好評価。そこを放棄して無理矢理なんとかしちゃうバトルアニメの方が大半だからね(主人公最強系とか正にそう)。

「セカイの真実」はなかなか面白い設定でした。人間vsアンノウ、というよりは、産みの親vs育ての親。アンノウも、(元は誘拐とはいえ)子供を愛しているというのが良かったです。

いや~、これはかなり面白いアニメです! 「セカイの真実」が明らかになった後はやや失速しましたが、にしても上手いシナリオだった。

強いて言えば、朱雀達が(認識を狂わされて)倒し続けていた相手を、あえて人間の「無人機」としたところに疑問があります。あれが、「人間」だったら、もっともっとシリアスになっていたと思います。子を助けたい、親。それを親と気付かず殺し続ける、子。この上ない悲劇です。そうすれば、「セカイの真実」が明らかになった後、メインキャラ達を大きな苦悩が襲ったことでしょう。これだけのシナリオが書けるなら、そんな苦悩をどう乗り越えるかまで、描いてほしかった。

まあ、そうなると、確実に2クール必要なんで、1クールで完結させるとなると、ああいう能天気路線なんでしょうね(もしくは、そこまでのシリアスを望んでいなかったか)。

敵側であるアンノウにも魅力アリ。異世界からきた知的生命体。進化の過程で自らの時間を止め、死を拒絶したことで子孫を残せなくなった生物。しかし、利用するために拿捕した子供に情が移り、同族殺しや自死まで選択する愛離。それに同調し、愛してしまった人間である求得。そこにある苦悩や狂った純粋な愛。十分に魅力的な敵キャラでした。

一方、千草母も、狂っていて良いです。アンノウへの明確な殺意は、子を奪われたゆえの恨みでしかないという、どこまでも人間臭い、良いキャラでした。

最後は愛離と具特の死により、戦いに幕をひきましたが、死を恐れる同族に、自らの死をもって侵攻を諦めさせるという行動には説得力がありました。
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
六者六様のキャラクターにはそれぞれに魅力があり、特に千葉勢のやりとりは面白かった。憎まれ口の応酬など、ニヤリとした。能力バトルも及第点。

中盤以降のシリアス展開(世界の真実)も良かった。シナリオが優秀。もっとシリアスでも良かったが、1クールならあれが限界かな。

作画と尺以外は、本当に不満のないアニメです。
{/netabare}


【余談 ~「クオリディア・コード」を名作にするための妄想~】
{netabare}
①作画を「進撃の巨人」「神撃のバハムート」並にする(ムチャな要求w)

②2期アニメにする。

③1期はアンノウ編に絞り、主要6キャラ以外にも光を当てていき、味のあるキャラ数を「K」並にする。

④1期ラストでセカイの真実。

⑤2期は、青生のようにアンノウ側につくキャラを数名作り、戦力を二分させる。

⑥2期の中心は、アンノウと人間の戦争。仲間との戦いに苦悩する主要キャラの葛藤を描きつつ、それぞれの種族の主張。

⑦そして、互いの落としどころを見つけ、大団円。

ってのはどうでしょうか? これだけのシナリオ書けるなら、いけると思うんだけどな~。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 39
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

国破れて中二あり!?

三人のライトノベル作家が複数レーベルに跨がって、
共有した世界観にて、キャラをぶつけ合う。
三位一体メディアミックスの主軸を担う1クールアニメ作品。

ライトノベル展開の内、私は橘公司さんによる富士見ファンタジア文庫の小説
『いつか世界を救うために-クオリディア・コード-』をアニメ視聴後に購読。
(要するに{netabare}神奈川1位のヒロイン・天河 舞姫ちゃんの潜行調査(ストーキング)が目的w{/netabare})


時に中二と揶揄されるラノベバトルを思う存分やるには、
設定から大人の理屈ごと強制排除することが有効であることを、
改めて思い知らされる作品。

少年少女にしか使えない能力。少年少女にしか扱えない武器。
加えて本作では、未知の生命体に世界の大半が滅ぼされ、
多数の人類と共に大人社会が消滅!?

少年少女が人類抵抗組織の幹部にまで食い込み、能力者集団を指揮。
「さぁ、今日も世界を救おうか!」てなノリで、
おびただしい数の<アンノウン>を能力全開で撃破♪

で、終盤{netabare}やっと、まともな大人の女性幹部と巡り会えたと思ったら、
お母さんですらS方面に症状をこじらせて殲滅戦を叫ぶ有様w{/netabare}

さらには、少年少女の能力発揮には各々がコールドスリープ中に夢で抱いた<世界>を
どう具現化するかが重要。などと言う、お墨付き設定まで付いてきて、
あなたの妄想力を強力にアシスト♪

こういう雰囲気でスカッとしたい方には楽しめる作品だと思います。


難点は作画。何とも受け身が取れない作画だなぁ(苦笑)と思いました。

作画兵団が息切れして、描画が崩れたとしても、
変顔のセンスで誤魔化したりできれば、
大抵のダメージは軽減可能。

ですが、本作の場合は、視聴者がまだキャラを把握し切れていない序盤から、
誤魔化しのセーフティーネットもないまま、顔面から垂直落下。
クオリティ頂点のOPアニメーションから、日常シーン作画等の底辺への落差が凄まじく、
このキャラ誰だったっけ?という戸惑いと共に傷口が広がります。


三人の作家、主題歌、声優など、結構ゴージャスで、
ごった煮になりがちなメディアミックスの割に
シナリオ展開も良好に感じました。

それだけに、何故、作画だけ、
こんなに人員、補給が貧弱だったのか?という悔恨が残りました。
一度でいいからOPアニメ品質で、バトルシーン見たかったなぁ……。


個人的には金髪ヒロイン、刀×ヒロイン、銃×ヒロインなどの好物も美味しく頂けた。
その点では満足度の高い作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

85.6 4 災害でファンタジーなアニメランキング4位
Fate/stay night[フェイト/ステイナイト][スタジオディーン版](TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (3131)
15727人が棚に入れました
日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡る戦争に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。魔術を習うもその才能を見いだせず、半人前の魔術師として生きていた主人公・衛宮士郎。彼は偶然にもサーヴァントの一人・セイバーと契約したことから、聖杯戦争に巻き込まれてゆく……。

声優・キャラクター
杉山紀彰、川澄綾子、植田佳奈、下屋則子、伊藤美紀、諏訪部順一、中田譲治、門脇舞以、浅川悠、神奈延年、田中敦子、神谷浩史、小山力也、真殿光昭、中田和宏、西前忠久、水沢史絵、三木眞一郎、関智一

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

聖杯戦争に懸けるさまざまな想い。

大まかな内容は…
もともと異世界同士の二人が魔術によって巡り会い
その二人でどんな望みでも叶えられるという
「聖杯」を巡って最後の一人になるまで
勝ち残っていくという物語。
二人はマスター(魔術師)、サーヴァント(使い魔)
という関係性で必然的に組まれる。

この作品を観て…
本作のヒーローヒロインである
マスター【衛宮 士郎】とセイバー【アーサー王】の
心のつながりや絆が聖杯戦争を通して
徐々に深まっていくのを感じるとることができた。

また深まっていく中で
セイバーは元世界での王としての
使命感や誇りが高くそれを忠実に果たすことしか
考えていないので
それに関係の無い例えば、恋愛、娯楽などは
一切邪道と捉えているのに対し
一方マスターはセイバーに徐々に想いを寄せるようになり
セイバーには一人の女性として
この世界で幸せに暮らしてほしいと願っている。
そんな二人のすれ違いや
互いの心の葛藤をとてもよく感じることができた。

それはセイバーと衛宮に限らず
他のマスター、サーヴァントも三者三様
さまざまな想いを抱いて戦っています。
その想いや願いがぶつかり、相まみえる時には
とても迫力があり、時に儚く感じました。

この作品は
・異世界という壁を乗り越えて二人がどのように
向き合っていくのか
・そして聖杯を巡りさまざまな想いが入り乱れる戦いの
果てにある本当の真実とは何か
というところが見どころです。

Fateシリーズを観る順番ですが
映画やゲームなどたくさん作品がありますが
基本的には
Fate/stay night

Fate/Zero
がいいと思います。
でも私はFate/Zeroから観たのですが
問題なく観ることができました。
ただ作画のクオリティがどうしても
stay nightが劣ってしまうことは否めませんでした。
なので前者が無難かと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 91

Key’s さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

UBW始まったんで見直しました

感想


どうやらFate/Zeroのスタッフで
リメイクされるそうですね
どう変わっているのか今から楽しみです♪

まず設定はありがち?かどうか分からないけど
王道な感じの魔法バトルといった感じを受けた

でも細かな設定や真相などは
やはり原作をやっていないと
分かりずらいと思う
(気づく人は気づくと思うが)
僕もアニメを見たあと原作を見て理解した

それと主人公の考え方については
好き嫌いが分かれていますね
僕は結構好きなんですが
確かに観ててイライラするというのも
まぁ分からなくもないが・・・


戦闘に迫力が足りないと思った
いや正確にいうと昔は何も思わなかったが
Zero見た後だとやっぱり差がありすぎてw
そこはリメイクに期待しましょう

マスターとサーバントの関係は
恋愛というより絆とか尊敬に近いものじゃないかと
思ったな

世界観も好きだし
個性的なキャラ達も良かったし
音楽も好きだったので
全体的に見れば良かったと思うが
どうも細かい点で少し不満が残るかな

やはりこれは原作をやっているから
出る不満だと思う
原作の評価が高いので
期待外れということで評価が厳しくなっているかも
昔は思わなかったし

あとはアーチャーがめっちゃかっこよかったなw
まぁ原作やってない人には
素直に薦められる作品です


この作品を見た後で
Zeroも見てほしいw
Zeroから見ると見劣りするかもw
リメイク楽しみにしてますw


というわけでUBW始まりましたけど
戦闘シーンだけ比べちゃうと
リメイクの方がやっぱり良いですね
こっちも好きですけどリメイクの方が
ストーリー的にも好みかな

投稿 : 2024/05/11
♥ : 88

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Fateシリーズはこの作品から観るのがオススメ

TYPE-MOONの伝奇活劇ビジュアルノベルを原作とするアニメで、シナリオは奈須きのこ。
時系列的には『Fate/Zero』から10年後の話になるので
この作品から先に観るのも良いし、zeroを観てから観るのもなかなか感慨深い。

舞台は、日本のとある地方都市「冬木市」
数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」をめぐり、
7人の魔術師(マスター)によって召還された、
7騎の使い魔(サーヴァント)が抗争を繰り広げる物語。
聖杯を手にできるのはただ一組。
それゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。

主人公は、魔術を習うもその才能を見いだせず、
半人前の魔術師として生きていた衛宮士郎。
偶然にサーヴァントの一人・セイバーと契約してしまったことから、
彼は「聖杯戦争」に巻き込まれてゆく。

まず、サーヴァントたちのそれぞれが、かつての英霊なため、かなり魅力的。
霊体なので本来は意思を持たない純粋な力として行使されるのだけれど、
彼らはクラスごとの人としての人格や姿を再現できるので、
この聖杯戦争では、人らしい想い、考え方、戦闘法が健在。
また、マスターには絶対命令権である縛りが課せられているため、
ほぼ、歯向かうことはないという設定。

クラスというのは、
「セイバー(剣の騎士)」「アーチャー(弓の騎士)」「ランサー(楯の騎士)」
「ライダー(騎乗兵)」「キャスター(魔術師)」「バーサーカー(狂戦士)」
「アサシン(暗殺者)」の7つの器のこと。

こういった物語なので、中心となるのは当然バトル。
それぞれの持ち味を生かしたサーヴァント同士の闘いは、
後半にいくほどに激しくなっていく。

同時に、主人公である士郎とセイバーの向き合い方、信頼関係の変化や
彼の同級生など、人間関係を中心に日常も描かれているが、
そのあたりはほんと、クッションのような役割であって
あんまり重要な話にはなってなかった気がする。

個人的には、主人公クラスの扱いをされているセイバーよりも、
男気のあるアーチャーや、佐々木小次郎っぽいアサシンがお気に入り。
また、実際にそばにいたら嫌味な奴であろうギルガメッシュも、
作品の中においては、その傍若無人ぶりも様になっていて
キャラとしての魅力にはあふれていた。

ただ、サーヴァントだけでなく、マスターたちそれぞれの人物像に
深みがあったか?というと、そこは少し疑問が残る。
もしかしたら、原作のゲームを経験している人になら、
そのあたりがもっとよくわかった上で視聴できているのかも。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 72

69.9 5 災害でファンタジーなアニメランキング5位
ログ・ホライズン 円卓崩壊(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (198)
999人が棚に入れました
ある日突然、人気オンラインゲーム『エルダー・テイル』の世界に、数万人のプレーヤー『冒険者』が閉じ込められた!モンスターや魔法がリアルに存在する異世界で人々は混乱し、冒険者の街『アキバ』は秩序を失っていた―人づきあいの苦手な青年・シロエもそんな冒険者のひとりだったが、意を決したシロエは盟友の直継、アカツキ、にゃん太らとギルド『ログ・ホライズン』を結成。さらに、持ち前の知略を武器に冒険者の結束を呼びかけ、自治組織『円卓会議』を立ち上げ、街に平和と安定を取り戻す。この『円卓会議』を中心に、ゲーム世界のもともとの住人である『大地人』との交流も進み、筆頭貴族コーウェン家の令嬢・レイネシアがアキバに赴任するなど、冒険者と貴族や商人、一般市民などとの外交や取引も活発化していく。しかし、冒険者たちが異世界に飛ばされた『大災害』から1年が過ぎ、つかの間の繁栄を享受していたアキバの街には、新種のモンスター『典災』の襲来や東西の貴族どうしの権力闘争、冒険者間の格差・思惑の違いなど、多くの火種がくすぶり続けていた。そして、ついに冒険者の結束の象徴『円卓会議』に決定的な危機が訪れる…

声優・キャラクター
寺島拓篤、前野智昭、加藤英美里、中田譲治、山下大輝、田村奈央、松井恵理子、柿原徹也、藤井ゆきよ、原由実、高垣彩陽、久野美咲、伊瀬茉莉也、葉山いくみ、井上麻里奈、櫻井孝宏、名塚佳織、村川梨衣、下野紘、後藤ヒロキ、岡本信彦、日野聡、西田雅一、中村悠一
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

6年ぶり3回めですから

原作未読 2014年ぶりの3期め


自分は最近参加した後追い組です。これまで1期25話+2期25話ともはや大河ドラマ。
みなさまのNH…じゃなかった、、、モンスターが巣くう渋谷の放送局から大陸(中国)にネットワークを繫げる2期最終話。その最終話との繋がりを感じない3期第1話だったため、直近視聴組の私でさえ脳のシナプスが咄嗟には繋がりません。

せめてアバンやAパートでおさらいさせてくれよ!と長期ブランクを意識させるのが6年という時間。

 いや待てよ…その構成ができなかったのかもわからん

この6年の間に『○○から国民を守る党』が国政進出していろいろバレてきたり、実はサーバーを大陸だか半島に置いてましたーとてへぺろした企業が問題になったりと、〝魑魅魍魎放送局が大陸と繋がっている”描写は無かったことにしたかったのは想像に難くありません。作品の内容と同様に現実世界でも政治的力学が働いたと邪推してます。

冗談はそれくらいにして本題です。
お話の繋がりについて序盤は面を食らいますけどそのうち繋がるものは繋がります。むしろこれまで50話休まずOPを担当してきた“デラッベィ♪”が聴こえてこないことにこそ断絶を感じさせます。OP曲変わりました。EDもYun*chiさんの声じゃないのが違和感あったりで始まりと終わりが締まりません。新OPEDの良し悪しとかではなく馴染むための時間が足りてないと感じます。このようにエンジンかかりきらない1クール12話である前提で3期は楽しみましょう。
連続性の演出は重要でして、仮に内容がイマイチでもお約束の担保でファンの目はごまかせるのです。

そうしてごまかせなかった物語の中身。サブタイトルにもなってる『円卓崩壊』ネタはもとより、{netabare}レイネシア姫の婚姻ネタ等の{/netabare}3期になって初出のネタが、過去50話でそこそこ広げた風呂敷にさらに被せてきたのがわかりづらさを助長してる印象でした。

わかりづらいなら整理してしまえ!と自分なりに観点整理だけはしときます。

■2期まで踏まえて3期の注目点

・帰りたい冒険者。残りたい冒険者。
 ⇒{netabare}それほど深掘りせず。{/netabare}
・冒険者と大地人のパワーバランスは変化するか?
 ⇒{netabare}よくわからない。{/netabare}
・現実世界へのアクセスする鍵が出てくるか?
 ⇒{netabare}ほぼ触れられず。月に行けばなんとかなりそうってとこ止まり。{/netabare}
・ミナミは?
 ⇒{netabare}政略結婚の仕掛けでちょい出。いよいよ次のクールでGOTOミナミになりそう。{/netabare}
・カナミは?
 ⇒{netabare}いわゆる大陸案件。クラスティの記憶を奪い英雄エリアスを制御してた仙女の動機が不明。{/netabare}
・恋の行方は?
 ⇒{netabare}シロエ周りはどうでもいいかも…{/netabare}
 ⇒{netabare}五十鈴とルディ。クラスティと姫。戻れる人とゲーム限定の人。これきっと切なくなる。{/netabare}

これだけだとふっ散らかってるんですけどね。そうはいっても楽しめました。
前半の政治劇と後半のバトルと按排の良い配置です。イデオローグに依らず意思決定プロセスが明快。そしてポイントをそれなりにおさえてる政治劇がお気に入り理由なため前半はこれまでの蓄積関係なく楽しんでました。それらにかまけてるうちに大陸で物語が進行してたり、2期で謎の存在だった“古代種”について追加情報出てきたり、特に不満はございません。


よくぞ3期を作ってくれました、でお釣りがくる作品だとは思っているので個人的にはそれだけで充分。
ついでに、、、同じ続編を匂わせるでも“新たな謎をどーぞ”だった2期の終わりよりも“いよいよ核心へ”な今回3期の締め方のほうが好感を持てます。


なんせ6年ぶり3期めですから。
これは2016年の履正社6年ぶり3回目の夏の甲子園出場とまんま一緒です。そして3年後4回めの出場で全国優勝しとります。
2021年4月現在、続編未定ですがプラス3年くらい気長に待ちますよ。奇しくも大阪だし(笑)



※ネタバレ所感

■さすがはアインス様!

〝ズ”ではありません。〝ス”であります。もともと戦闘系ギルドだったのに役場の福祉課みたいになってたギルド〝ホネスティ”の親分。英語だと正直・誠実を表す〝honesty”とさもありなんなネーミングです。無能なだけでいい人たちなんよね。
残念ながら「さすが!」とはならずに、ビリー・ジョ○ルのサッチャロンリワードのほうでした(謎)。

{netabare}サブタイトル『円卓崩壊』の引き金となったアインスのご乱心。重要エピソードです。

これがまた根が深くて興味深い。
内輪の問題解決に外部の力を取り入れて崩壊に至った例は数知れずまさに今回のもそれ。貧すれば鈍す。窮すると最善手に見えてしまうのです。
問題そのものも「貧民に利益を分配してくれ」でしょ? 当然通るものではないところで彼が取るべき選択肢は「分配への対価を示すこと」または「分配がアキバに資することの証明」でした。前者は権利と義務をセットに考える基本のお作法。後者は公共福祉のあるべき姿とのマッチング作業。

そんなやれることせずにひとっ飛びで〝体制が悪い”の結論に至るところがダメよね。

 「もっとこう…話し合うこともできたはずだ」byシロエ

西が大地人と冒険者をがっちゃんこした統治機構をもっていて、冒険者オンリーしかも強制権のない自治組織のアキバ界隈から見ればロールモデルになりうるのが隣にあるのにアインスさん辛抱しようよ、と思うのが本音です。やったことだけで判定するならアインスは残念極まりない人物です。


ただアインスの動機は納得感あり。
それに彼のみならず皆政治家ではなく元はゲームプレイヤーですから判断ミスすら〝致し方なし”とある意味リアルです。
もとがゲームですから大なり小なり弱肉強食な文化が浸透してた前提だったと仮定しましょう。それが仮初めの快楽空間(ゲーム)から実際の生活基盤へと変化する転送を経験して秩序が必要になりました。その象徴が〝円卓会議”です。
ミノリとトウヤがそうであったように低レベル冒険者の搾取問題は1期それも早い段階から。そこにNPC(大地人)の貧困問題も付加されます。それに円卓メンバーは俗に言う勝ち組なわけでしてアインスとは見えてる景色が違ったことでありましょう。
つまり見落としてた部分を拾う者がこの世界には必要であったのです。{/netabare}


導き出される結論は
〝動機は真っ当。手段が不当”ということですよね。


{netabare}額に汗水垂らして頑張った成果を「チャラにしてちょ?」と要求してるのと変わりません。提案ではなくタカリでしかないのに、困ったことに本人は善行をやってるつもりなのでタチが悪いのです。{/netabare}
{netabare}一方のシロエだって駄目なもんはダメ。選挙で思いっきりバ○デンしてましたもん。「法律に書いてないでしょ?」でロジカルお化けが横行すると人心は荒廃します。なんか胸のすくエピソードみたいに仕立ててましたが、やったらあかんやつです。{/netabare}


■オマケ

・{netabare}LV65問題は未解決{/netabare}

・{netabare}レイネシアの母親への啖呵が小気味よかった。
 「お母さまが歩めたかもしれない道を進みます」{/netabare}

・{netabare}カナミ:3歳の子供にこの世界を見せてあげたいとのこと。発想が斬新。
 アカツキ:「主君」呼びと女子力どうこうの連呼がなんともかんとも。
 ミノリ:一番まともそうなのが中学生?と最ロリなんですよね。告白は少女漫画展開でした。
 大阪の女:関わっちゃだめですよ。屈折しててそのうち手首切りそうです。

 あと嫁レース参加者いましたっけ?シロエの周りにまともな女子がいないと思います。{/netabare}



視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ視聴 

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2021.05.01 初稿
2022.02.13 修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 31
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

待ちわびてました

<2021/4/10 追記>
先日完走しました。
楽しかったんですが、1クールだとちょっと短く感じますね。
その分消化不良だったような。
原作のストックもそこまではないだろうし仕方ないのかな。
OPED曲はちょっと残念。
特にOPは「database」が大好きだったので。

それとけしかけられたとはいえ意外とあっさりと{netabare}ミノリがシロエに告白{/netabare}、そして意外にあっさりと{netabare}シロエがお断り{/netabare}するという。
おそらくシロエもちゃんと気がついてたんですね。
アニメ・漫画・ラノベ界隈では朴念仁を貫き通す{netabare}ラブコメ{/netabare}が跋扈しておりますが、本作はそこら辺、物語としてしっかりしてて好感持てます。

いよいよ次は{netabare}ミナミ{/netabare}へ、ですか。
次回作が待ち遠しいです。

<2021/1/24 追記>
1/31(日)0:55〜Eテレで1〜3話の再放送するそうです。
見たかったのに見逃してしまったという方は是非。

<2021/1/13 初投稿>
始まったばかりですがとりあえず評点つけておきます。

一時は続編絶望的なんじゃないかと思っていたぢけに喜びもひとしお。

ついに3期が始まりました。
レイネシア姫の婚姻話から始まり
オネスティの不穏な動き
そして、物語の確信に迫るピースのカケラの情報が・・・

良い感じで始まって参りました。

OPは1期、2期のマンウィズ「database」からついに変わってしまいましたね。
そこはやはり寂しい。

ところでそのOP最後の方。
ログ・ホライズンのメンバーが並ぶ後ろ姿。
一番右の二人は誰なんだろ?

<2021/1/20 追記>
第2話視ました。
うわ、なにこれ。
面白い。
楽しいアキバの街ライフが、気がついたら状況変わってるとか。
やっぱ、これ好きです。

あと、リ=ガンの声。
誰が継ぐんだろうと気になってましたが、藤原啓治さんとかなり違うんでびっくりしました。
も少し寄せてくるかなと思ってたんですが。
そして、藤原さんがもういないんだな、と思うと哀しくなりました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

まさかまさかの第3期( ;∀;)

原作未読。第1期、第2期は視聴済み。

個人的には、一番お気に入りな作品の一つかも知れない作品の第3期。
色々ありましたからね・・・。
まさか、第3期を拝聴する日がやって来るとは・・・。
誰だっけ!?『NHKをぶっ潰す!』なんて言っていたのは(笑)。

第1期、第2期。
物語としてはとても面白かった本作ですが、作画に関しては少々問題が・・・(笑)。
しかし、さすが満を持しても第3期。
作画も滅茶苦茶キレイになっています。
何だかんだ言って、人気作ですからね。
とても嬉しかったです。
『NHKをぶっ潰さなくて、本当に良かった~』ですね。(←しつこい!!)

本作も、期待を裏切らない作品だったと思います。
唯一の不満点は{netabare}シロエの『全力管制戦闘』{/netabare}が見れなかったことくらいか?

レイネシアが、ミノリが、そしてアカツキが光り輝く作品です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

71.9 6 災害でファンタジーなアニメランキング6位
ログ・ホライズン 第2シリーズ(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (980)
5713人が棚に入れました
シロエたち「冒険者」が、ゲーム「エルダー・テイル」の世界に閉じ込められて、はや半年。
当初は混乱が広がっていたアキバの街も、自治組織「円卓会議」の結成を経て、活気と平穏を取り戻していた。
もともとのゲーム世界の住人であった「大地人」とも、ザントリーフ半島でのゴブリン防衛戦を経て信頼が深まり、大地人貴族の筆頭格であるコーウェン家の令嬢レイネシアは、アキバの街に大使として赴任することとなった
季節はまもなく冬、冒険者たちは、この異世界でいかに行動するか、何を目指すかを、それぞれ模索している。
アキバの街で、西の都で、北の大地で、あるいは遠い異国で、冒険者たちの思惑はぶつかり、交錯する―。
「ログ・ホライズン」第2シリーズ。はたして、シロエと仲間たちにはどのような冒険が待ち受けているのか!?

声優・キャラクター
寺島拓篤、前野智昭、加藤英美里、中田譲治、山下大輝、田村奈央、松井恵理子、柿原徹也、藤井ゆきよ、原由実、高垣彩陽、久野美咲、逢坂良太、梶川翔平、井上麻里奈、下野紘、名塚佳織、櫻井孝宏、村川梨衣、後藤ヒロキ、岡本信彦、日野聡、西田雅一、中村悠一、てらそままさき、白熊寛嗣、伊瀬茉莉也、藤原啓治、代永翼

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2期も安定の面白さ

原作未読。多くのキャッチさんからの紹介で第1期に引き続き視聴。
紹介して下さった多くのキャッチさんに感謝です。

視聴される方は必ず第1期を先に視聴して下さいね!


第2期でようやく主人公の本気、『全力管制戦闘(フルコントロールエンカウント)」が披露されます。
この手の作品は、バトルシーンが重要だと再確認。やはり燃えます。

アカツキが可愛かった~!
作品中もさるとこながら、EDはヤバくないですか?
EDが一番の見どころというと語弊があるかな?
でも、そのくらい可愛かったです。

第1期に引き続き登場人物が個性派揃いで良かったです。
第2期から登場の面々も面白かったです。
声優さんも違和感なかったし、作画も見やすくて良かったです。

まだまだ物語が続きそうな雰囲気だったので第3期を楽しみにしているのですが・・・。
脱税✖NHKでは厳しいのかなぁ?

2020.02.01追記
第3期、決定しましたね!
楽しみでしかありません!
半分諦めていただけに、喜びも倍増です!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 59

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

変わらぬ世界観は◎(o´∀`o)

世界的人気ゲーム・MMORPG『エルダー・テイル』
このゲーム世界に閉じ込められた「冒険者」たちの
姿を描いたファンタジー作品。

2013年~2014年にかけ放送された第1期の続編。
全25話。
原作:小説(未読)


世界観や設定などは続編という事で前作と同様。
制作会社が変更になった為かキャラデザが
柔らかくなった印象を受けました。

2クールをしっかりと活用したストーリーと
人間関係や金銭問題などゲーム世界の内情を
より濃く描いた内容は変わらず◎。
レイドで行うバトルも若干迫力に欠けるものの
設定を生かしたシーンが多く面白かったです。

ただ、地味(´∀`;)
派手さがないので淡々としたイメージ。
盛り上がりという点ではイマイチでした。
登場キャラの多さもマイナスに働いたかなぁ。

日々、変化を見せるゲーム世界で生き抜く為
戸惑い、苦悩しながら何度でも立ち上がる冒険者たち。
仲間との絆、成長などメッセージ性をヒシヒシと
感じさせる物語はさすがNHK作品だと思います(´∀`)


原作未読なので先の展開が気になるところ。
NHKさん、続編お願いしますよw

良い意味でも悪い意味でも安定した作り。
男女問わず楽しめる作品です(・∀・)v




《キャスト》

シロエ(CV.寺島拓篤)
直継(CV.前野智昭)
アカツキ(CV.加藤英美里)
にゃん太(CV.中田譲治)
てとら(CV.藤井ゆきよ)
ミノリ(CV.田村奈央)
トウヤ(CV.山下大輝)
五十鈴(CV.松井恵理子)
ルンデルハウス=コード(CV.柿原徹也)
マリエール(CV.原由実)
ヘンリエッタ(CV.高垣彩陽)
セララ(CV.久野美咲)
クラスティ(CV.櫻井孝宏)
レイネシア=エルアルテ=コーウェン(CV.伊瀬茉莉也)
濡羽(CV.斎藤千和)
秧鶏(CV.大原さやか)




《主題歌》

OP
『database feat. TAKUMA(10-FEET)』/MAN WITH A MISSION
ED
『Wonderful Wonder Would*』/Yun*chi

投稿 : 2024/05/11
♥ : 49

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

秋葉から世界へ!

第2シリーズは一期の続きからです。
秋葉原内部でも問題は起こるのですが他の各地区でもいろいろ起こります。
そんな世界で、シロエ達の奮闘は続きます!


第1シリーズとそんな内容もガラッと変わるわけではありません。でも個人個人の成長を要所で伺えます^ ^

物語はまだまだこれからという感じで終わってしまったので、結末も全然見えません笑。
第1、第2と沢山の話数踏んできて話がここまで進まないものかと思うところもありました。

キャラはたくさん増えてきましたが、個人的にはテトラが一番面白くて好きです^ ^

最終話付近の話は個人的にあんまり熱い感じはしませんでした。

あと、顔の作画はやっぱりアニメっぽくないですよね(^^)目の大きさとかとても三次元の人みたいだと思ってました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 45

69.2 7 災害でファンタジーなアニメランキング7位
現実主義勇者の王国再建記(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (288)
980人が棚に入れました
たったひとりの身内である祖父を亡くした相馬一也は、ある日、突然、異世界に勇者として召喚されてしまう。召喚された先は、まるで中世ヨーロッパのようなエルフリーデン王国であった。勇者どころか、ごくふつうの青年のソーマだが、持ち前の合理的精神と現代知識から、次々と新しい政策を打ち出し、傾きかけていた王国の財政政治体制を立て直していく。ソーマと共に歩むのは、エルフリーデン王国の王女リーシア、王国一の武を誇るダークエルフのアイーシャ、怜悧な頭脳を持つハクヤ、大食いのポンチョ、歌姫のジュナ、動物と意思疎通できる少女トモエなど、多才で個性的な仲間たち。現代知識で窮地の王国を再生する異世界内政 ファンタジー、『現実主義勇者の王国再建記』。いよいよ開幕!

声優・キャラクター
小林裕介、水瀬いのり

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

内政無双のなろう小説原作アニメ(第2部制作決定: 2022年1月より放送予定!)

公式略称は「現国」です。

オーバーラップから原作が出版されています。既刊15巻で、今のところ外伝的な短編集などは出てなくて全部作品タイトル「現実主義勇者の王国再建記」+ローマ数字の巻番号の各巻タイトルで出版されています。

各巻のページ数はそれなりに多いですが、原作はわりとサクサク読めます。さすがはライトノベル(笑)。

アニメはどうやらキャラクターデザインも含めてコミカライズ版をベースにしているようで、トモエなどライトノベル版とアニメでは結構違った感じになっているキャラクターもいます。


さてお話ですが、主人公のソーマ・カズヤ(相馬一也)は両親を失った後に一緒に暮らしていた祖父とも死に別れ、天涯孤独となったところで大学入試合格直後に異世界の王国エルフリーデンに召喚されます。

アニメ第1話での経緯でエルフリーデン国王から王位を禅譲され、暫定国王として財政的に疲弊したエルフリーデン王国を再建するというのが、とりあえずのストーリーとなっています。

召喚勇者にありがちな「戦う上で最強」的な能力はソーマには特になく、主に頭脳労働+(やや強力な)遠隔操作系の能力で、作品序盤では内政強化を基本とする王国再建、それ以降は外交や軍事的な働きで王国の隆盛へと力を揮っていくお話です。

主人公最強系として楽しめる要素はほとんど無く、ある種大河ドラマ的なのんびりと長い話ですが、アニメではたぶん原作既読なら想定できるそれなりに良い区切りで終わると想定できるので、最終回まで観てもそれなりに満足できる最終回を迎えるんじゃないかと思っています。

ただ、7月中放送の5話でも(原作由来の)人によってはしょうもないと感じるかもしれないパロディやオマージュ的な描写が鼻につくかもしれないので、肌に合わないという人も当然出てくるとは思います。

たぶん、流血描写はゼロじゃないけど少なめだとは思います。必ずしもアニメ化向きの話じゃないのかもしれませんが、私は原作が好きなので最終回まで観る予定です。

2021.10.3追記:
最終話で「半端なところで終わるじゃん、どうするつもりなんだろう?」って思っていたら、番組が終わった後に普通に第2部の放送予定のアナウンスがありました。

ロロアがさんざん思わせぶりに出てたことを考えても、普通に分割2クール制作で単純に話数でクール分割したと考えて差し支えない気がします。原作は大好きな作品で、ここからも原作ストーリーは面白いので第2部に期待しています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

物語の趣旨は大変素晴らしいので、もっと深く描いてほしかった

この物語で『原作者の言いたいこと・やりたいこと』は良くわかります。
しかし、それならば、もっともっと深く描いてほしかったです。
この物語は、内容が浅すぎて、都合よすぎる筋書だったのが残念です。

この物語では、現代人の相馬一也が異世界に召喚され、その国の王として傾いた財政を立て直し、国を繁栄させます。

相馬が召喚されたエルフリーデン王国は、無能な国王により財政が傾いていました。
(でも今の日本ほど借金まみれではありません。
 ちなみに今の日本は、先進国の中でもダントツに借金まみれの国家です。
 借金額を日本の人口で割ると、赤ん坊から老人まで一人当たり一千万円ほどの
 借金を抱えており、いつ財政破綻しても不思議ではありません。
 また余計なことを書いてしまいました…)

その財政を立て直すために相馬は、農業改革や人材登用、土木事業など、現実的なことを着実に実践します。
この発想は、凄く共感できます。
異世界で現世の手法を用いることは、画期的であり正しいやり方です。

しかし、物語の内容が浅すぎるのが、このアニメを『素晴らしい』と言えなくしています。
それさえできていたら、きっと素晴らしい物語として長年語られていたでしょう。

例えば農業改革は実施する際に幾多の困難があるはずですが、その困難を全く描いていません。

(実際の例として、江戸時代に膨大な借金を抱えていた米沢藩の藩主となった上杉鷹山が
 財政を立て直す際は、素晴らしい改革を実行しましたが、何度も重役連中に妨害
 されました。
 それでも血のにじむような努力で少しずつ財政を立て直したのです。
 ちなみにケネディ大統領の最も尊敬する日本人が上杉鷹山でした。)

藩主が先頭に立って改革しても妨害があったのです。現体制を変革するのはそれほど大変なことなのです。

それに人材登用で、『先ず隗より始めよ』の諺(ことわざ)を用いたのであれば、
2回目以降の人材登用の様子を描いて多数の有能な者を見いだす描写をしてほしかった。
それが全く描かれず、逆に1回目の人材登用で得た『隗』に相当するポンチョを後半もずっと重要な役につけていました。
これじゃ口是心非(こうぜしんぴ)です。

そして、最も残念だと私が感じたことは、現実主義路線だったにもかかわらず、最後は戦争で問題を解決してしまったこと。
戦争で物事が解決するのであれば、この物語の趣旨が全く意味をなしません。
しかも、その戦いの内容も浅すぎて、都合よく描かれすぎています。

但し、良い内容も多くありました。例えば…
・王様が部下と同じ食事をとり倹約に努めたこと
・博物館に展示されていた勇者の袋を作業に用いて有効活用したこと
・港を建設する際に住民の声を聴き津波に備えたこと
・土木工事の最中に、その人員をすべて災害救助に向かわせたこと 等々


物語の趣旨は大変素晴らしいので、もっと深く描いてほしかったですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

現実主義はさて置いて、ためになるアニメです。

極めて地味な異世界召喚アニメ。
勇者カズヤが王になり、内政で国を立て直す物語。

まず、勇者の能力がぱっとしない。
そして、派手な魔法も剣技もない。
その上、戦争描写も緊張感がない。
さらに、部下も資源も人材もない。

しかし、何もない中でも地道に国を立て直す。
登用のために人を募集。
食・歌等の娯楽、情報の透明化で人心掌握。
経済再建のため、あらゆる手段で金儲け。
流通のため、道路整備や港湾整備。
果ては、リスク管理まで。
なかなか興味深く視聴させてもらいました。

私がもっとも感心したのは、港湾都市建設地の決定過程です。
伝承や地形を慎重に検討し、災害リスクのより低い場所に立地を変更。
これは、新設のためにもっとも重要なことです。
情報を軽視したことでの悲劇は古今東西枚挙にいとまがありません。

キャラとしては、やっぱりカズヤですね。
王の器ではないにしても、その謙虚で冷静な分析力は称賛に価します。
彼の人を大切にする姿勢は見習わなければなりません。
姫リーシアは何のかんのと言いながら、カズヤを信頼しているよう。
最初はツンだったけど、徐々にデレへ。
いい夫婦になりそうです。

物語はまだ序盤のようです。
様々な国や勢力、そして魔王軍も。
隣国アミドニア公国ロロアや大国グランケイオス帝国のユーフォリア姉妹。
各王女たちが話にどう絡んでくるか気になります。
2期は外交がメインになるかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

76.5 8 災害でファンタジーなアニメランキング8位
デート・ア・ライブII(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1169)
7746人が棚に入れました
空間震を伴い、世界を滅ぼす力を持った精霊――。
そして、その尋常ならざる精霊の力を封印する能力を持った五河士道。
そんな士道の、平穏で健やかな休日の昼下がりを破る、突然の爆発音。
それは、再び幕があける、精霊たちとの戦争<デート>の前奏曲<プレリュード>だった……。
十香が! 四糸乃が! 琴里が! 折紙が! そして士道が帰ってきた!
セカンドシーズンも合言葉は『デートしてデレさせろ!』

声優・キャラクター
島﨑信長、井上麻里奈、富樫美鈴、竹達彩奈、野水伊織、真田アサミ、内田真礼、ブリドカットセーラ恵美、茅原実里、遠藤綾、子安武人、味里、佐土原かおり、勝杏里、伊藤静、置鮎龍太郎、藏合紗恵子、佐藤奏美、小笠原早紀、中西としはる、甲斐田裕子、中田譲治

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

げ、劇場版!? (゜ロ゜;ノ)ノ 

謎の生命体「精霊」が引き起こす「大災害・空間震」
これを回避すべく取られた『精霊とデートしてデレさせる』
これがメインとなる第2期作品。 全10話。
ちなみに今作終了後、劇場版化が発表されました。

1期からの連続視聴になります。
この2期より「1期のほーが好き」という声が
多いようですが、それも納得できる内容でした。

まず、期待していた新キャラに魅力を感じられず残念。
肝心の『デートしてデレさせる』シーンも前作と比べ
かなり雑で、既存の精霊の出番を減らしてまで登場させる
意味が見いだせませんでした。
内容なくハーレム化して行く印象が強かったです(・_・;)

もう1つ期待していた伏線の回収も全く行われず
逆に伏線が増えて行く展開も残念な点でしたね=3
1つくらい回収してくれないとコッチとしては拍子抜けですw

ストーリー以外はそれなりに評価できる作品。
島崎信長、井上麻里奈、竹達彩奈をはじめ
角川お抱え声優陣も無難な演技だったと思います。
バトルシーンの作画は前作と同様に迫力があり
キャラデザも可愛い女の子たちをキレイに仕上げています。

冒頭のナレーションは今回も楽しめましたw


10話に詰め込んでいる事もあり内容の薄い、キャラ重視の作品です。
ストーリー重視の方にはオススメできません。
精霊、女子キャラを楽しめる方にオススメですね♪

それにしても中途半端に10話で終わらせ続きは劇場版とは…。
イラッとします、ああーイラッとします(`ε´)


《キャスト》
五河 士道(CV.島崎信長)
夜刀神 十香(CV.井上麻里奈)
鳶一 折紙(CV.富樫美鈴)
五河 琴里(CV.竹達彩奈)
四糸乃(CV.野水伊織)
八舞 耶倶矢(CV.内田真礼)
八舞 夕弦(CV.ブリドカットセーラ恵美)
誘宵 美九(CV.茅原美実里)
時崎 狂三(CV.真田アサミ)
村雨 令音(CV.遠藤綾)
神無月 恭平(CV.子安武人)

ナレーション(三石琴乃)


《主題歌》
OP:『Trust in you』/sweet ARMS
ED:『Day to Story』/左土原かおり

投稿 : 2024/05/11
♥ : 41
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

マジひくわ~連発でマジひくわ~(酷評注意)

原作未読 全10話

世界に大災害をもたらせるほどの力を持つ精霊たちをデートして好感度(デレさせる)を上げ、その力を封印させる主人公 五河 士道とその精霊たちのお話の2期です。

1期ではデートして精霊たちの封印がメインですが、、今回は目的(デートデレ)からはずれたお話ばかりでした。

2期は新キャラが多く出てきて、10話という短さから当然目立たなくなるキャラが出てきます。 {netabare}(特に五河 琴里と四糸乃の扱いは酷かったですね) {/netabare}

前半から中盤は学校のイベントが中心で、後半はバトルが中心です。

お話もあまり進んでませんし、1期からの伏線も全然回収されていません。というより、伏線が増えてますねw

IS(インフィニット・ストラトス)化しているような印象でした。(でもまだこちらの主人公の方が頑張ってますね)

内容を重視されている方にはオススメしません。ハーレムアニメとして観るか、この作品のキャラが好きな方向きですね。

OP 声優さんユニットsweet ARMSが歌ってます。
ED sweet ARMSの一人 佐土原かおりさんが歌ってます。

最後に、2期まで引っ張って続きは劇場で!というのは「マジひくわ~」です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 40

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ねぇ、劇場版やっちゃう?肯定、やっちゃいます

相変わらずのデートして精霊をデレさせる感じなのかなって思ってましたが、今回は戦闘シーン多めで、いいところ見せて惚れさせる感じでした。

それでも一期と変わらず面白かったと思いますね。
二期はデートがない分、学校のイベントが多めだったので、そのイベントらしいハプニングやら催し物がまた一期とは違った感じで楽しめました。
それと、十香ちゃんの歌声が会場に響き渡っている中での戦闘シーンが歌と妙にマッチしていて、戦闘シーンなのに楽しく観れました。

まぁ、なんと言ってもデトアラはキャラがみんな可愛いですね。
折紙、琴里は一期から大好きですが、二期では新キャラの双子の精霊が可愛いすぎでした。
本当の気持ちを士道に話すシーンと、「ねぇ、夕弦やっちゃう?肯定、やっちゃいます」のところが個人的に好きです。
あと、忘れちゃいけないのが狂三。やっぱり狂三が登場するとさらに面白さが増しますね。
狂三のBGMみたいなのも好きです。
もう一人の新キャラさんは、歌声は好きでしたが、何だか普通の時の声が合ってない感じがして最後まで慣れませんでした。

タイトル通り、最終回で劇場版の製作が決定したとの嬉しい発表があり嬉しいことこの上ないです。
今から映画が楽しみでいやがりますよー!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 37

65.2 9 災害でファンタジーなアニメランキング9位
エウレカセブンAO(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (863)
4201人が棚に入れました
西暦2025年。日本から独立した沖縄の磐戸島に住むフカイ・アオ。彼は浜辺にいたところ、運び屋のガゼル一味に遭遇する。そこでアオはトランクから飛び出た緑色のブレスレットを拾う。
中学校の入学式の日、突如シークレットと呼ばれる怪物が現れ磐戸島を襲う。アオは幼馴染のナルを心配してナルの家に行くが、その時ブレスレットが光り「EUREKA AO」という文字が浮かぶ。そこで無くしたブレスレットを探していたガゼルと遭遇。渡すようにと言われるが、アオは拒否する。するとガゼルは同行と打開策を提案、日本軍の輸送艦へ向かい、アオを謎のIFOの元に届ける。それに乗り込んだアオはIFOから「おかえり エウレカ」と表示が出され、苦難の末にシークレットを撃破する。そしてアオの髪色も緑へと変化するのだった。

声優・キャラクター
本城雄太郎、宮本佳那子、大橋彩香、小見川千明、井上和彦、中村千絵、桐本拓哉、酒井敬幸、織田圭祐、堀勝之祐
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

エウレカセブンから7年もたったのか~としみじみ^^

エウレカの子供 フカイ・アオ

スカブコーラルを狙って出現するモンスター"シークレット"
シークレットを排除するための民間企業ゲネラシオン・ブルのIFO部隊に入隊し、シークレットとの戦いに身を投じる。


■第13話~第24話
{netabare}
後半一気に見てしまいました^^

トゥルースが実は<禁則事項>だったり、
クォーツガンで<禁則事項>が<禁則事項>になったり、
ゲネラシオン・ブルが世界から<禁則事項>されたり
日本から<禁則事項>されたり
怒涛の展開でした。

完結編でレントンが出てきたときはテンションあがりました。
もっとレントンの活躍見たかったですね^^

{/netabare}

■第1話~第12話
{netabare}
12話にしてついに月光号と前作のニルバーシュが登場!
ここまでの話はあまり前作と関連が少なかったけど
これからどうなるのか楽しみ^^

ニルバーシュなつかしいのカンジ♪
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

作画は交響詩篇より綺麗になった。

交響詩篇とは設定が同一ですが、近未来的国家間の対立が生々しいです。
だから、ファンタジー的な交響詩篇とは趣を異としています。

そもそもこのシリーズの世界観は理解しにくい。
とくにAOはその傾向が強いです。

反則的に強い奴が出てきて、ドンパチ。
あいつはなんとかならないのか?
あと、今作のエウレカはちょっと魅力的かな。
チョイ役だけど・・・。

絵は相変わらず美しいですね。
ニルバーシュの軌跡は、以前よりきっときれいになった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

名作をぶち壊すに相応しい作品 D

前作視聴済

※本レビューは「超酷評」ですので予め了承の上お読みください。また、視聴直後の怒りに任せて書いていますので、多少の表現上の問題はどうかご容赦ください。

エウレカセブンといえば、ボーイミーツガール、サブカル、リフ(空中サーフィン)ですが、本作ではこれら全てを投げ捨てる冒険的試みがなされていました。
引き継いだのはロボットとスカブコーラルくらい。
いっそ別のタイトルでやってもらった方が良かったと思います。
その方が詐欺だって言われないだけましです。

ストーリーは、何だか小難しくやろうとして、視聴者の理解が十分に得られていない、自己満足に陥っているように思います。
最終回の最後でいきなり場面と時間が飛びましたが、今までの世界設定、時間はぶっ飛んで終わらせるつもりなのか。
気にする気も失せてしまうほどどうでも良い感じがしてきました。

どうでも良く思わせてくれた元凶の一つが、トゥルースというキャラクターです。
どうやっても死なない未知の生命体らしく、羽もないのに空は飛ぶわ、何にでも変身するわ、武器も持ってないのに物を破壊することはできるわ、何でもありてんこ盛りで、見てるこっちがヘド吐きたくなるキャラクターです。
公式ウェブに載っている「謎の存在」というのは伊達ではない。
そりゃ、こんなキャラがいれば、製作サイドも何も考えずに何でもできて楽でしょうよ。

視聴者が離れそうになった頃合に、エウレカと月光号を出して、前作視聴者をつなぎとめるあざとさと言ったら、もうたまらないですね。
それにまんまと引っかかって、続けて見ることにした私のような視聴者を、製作サイドは「馬鹿が引っかかったよ」ってあざ笑っているんでしょう。

しかも、完結編は晩秋放送だぁ~~。ふざけるのも大概にしろよ。
2人の後日談なんて、前作視聴者なら誰だって気になる美味しいエサ吊るされたんじゃ、見ないわけにはいかないじゃないですか。
もう、超に超のつく酷評するためにも、完結編は意地でも見てやるつもりです。
あ~、悔しいけど完全にはめられてるよ。

FLOWのOPが何だか哀しく聞こえてしまう。折角良い曲なのに・・・。

こんなの、エウレカとレントンも出演オファーを断って欲しかったですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

52.3 10 災害でファンタジーなアニメランキング10位
ジビエート(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★☆☆ 2.3 (156)
356人が棚に入れました
舞台は2030年の日本。地球全土にあるウイルスが広まっていた。ウイルスの感染者は怪物になり、年齢、性別、人種により姿が変化する。そのウィルスは、変化する多様な種類から「ジビエ(ジビエのようにバラエティに富んでいる)」と呼ばれた。そんな荒廃した日本に現れた、一組の侍と忍。江戸時代初期からタイムスリップしてきた二人は、ジビエを治す研究をしている博士に協力し、行動を共にすることになる。時を置かず襲い来る数多のジビエ、食糧を求めて旅人を襲う無法者、周囲を敵に囲まれた命懸けの旅が始まる…。

声優・キャラクター
柿原徹也、藤井ゆきよ、東地宏樹、羽佐間道夫、池田秀一、木村良平、石井康嗣、郷田ほづみ、落合福嗣、七海ひろき、崎本大海、伊藤えみ
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

日本アニメ界を困惑させた、伝説になる迷作

アニメーション制作:ランチ・BOX、スタジオエル、
監督:小美野雅彦、キャラクター原案:天野喜孝、
音楽:古代祐三、
企画・原作・製作総指揮:青木良

アカデミー賞の前夜にその年の最低の映画として
表彰される『ゴールデンラズベリー賞』。
アニメ界に同様の賞があったら、
ダントツの票数で選出されることは間違いない。
まだ今年は終わってないが、
それほど群を抜いたポテンシャルのある
ある意味2020年度を代表するアニメだ。

その圧倒的な破壊力は1話を観ただけでも
感じ取ることができる。ここまで突き抜けた作品は、
なかなか思い出せないほど驚きの連続。
つい最近なら、『いもいも』や『メルヘン・メドヘン』という
伝説級の作画崩壊作品があるが、それを超えているインパクト。
私が観た中で比較するなら
中国web小説が原作の『剣王朝』に近い。
何しろ、『剣王朝』は、数分ごとに引っ掛かり、
突っ込みどころばかりが気になる、ほぼギャグアニメ。
ストーリーが支離滅裂で、
辻褄の合わない場面のオンパレード。
観ていると、ずっと突っ込まないといけない。
必要なものがカットされているので、
なぜそうなるのかということが理解できないのだ。

この作品も同様のタイプ。
ただ『剣王朝』は、元々あったアニメーションの尺を
短くして作り変えているというエクスキューズがあった。
この作品にもコロナ禍という部分があるが、
おそらくそれとは関係のない部分が問題なのだ。

製作総指揮の青木良という人物に力があるのは分かる。
よくいるワンマン社長タイプで、
顔が広く、色々なところから仕事を取ってくる。
口が達者で人を引き付ける魅力があるので、
入口までは大きな仕事を持ってこられるが、
自分で多くのことをこなせるため目立ちたがり屋が多く、
現場のことも知らずに下手な指示ばかりして
物作りを破綻させる典型的な人物だ。
こういうヤツは現場に口出しさせてはいけない。
金だけを集めさせておけばいいのだ。

それにしても集めた面子の顔ぶれを眺めると大したもの。
それがこの作品のとんでもなさの印象に
より拍車をかける。

FFシリーズ・キャラクター・デザインの天野喜孝氏、
津軽三味線奏者の吉田兄弟、書道家の紫舟氏、
刀鍛冶の石田四郎國壽氏、日本人形職人の金林真多呂氏、
三味線職人の小松英雄氏、音楽プロデューサーのSUGIZO氏、
ドラマーの真矢氏、ヒット歌手の大黒摩季氏。

これだけの面子を一アニメ作品に関わらせるのは、
普通の人には、なかなか難しい。
ところが、集めた人物は有名人ではあるが、
アニメ制作には、それほど関係のない人ばかり。

翻って制作側に目を移すと、数年前にできた
アップルパイ屋とグロス受けを専門とする会社のタッグ。
一応、監督は立てているが、作監上がりの
経験不足の人物。モンスターデザインは、
『バイオハザード』公式漫画の作画担当の芹沢直樹氏。
企画・原作・シリーズ構成・製作総指揮を
青木良氏が1人で手掛けているためやりたい放題。
最初から上手くいく可能性は相当低い。

作品を観ると、ストーリーが稚拙で作画が動かない。
アップと止め絵の連続の紙芝居だ。
脚本はSFパニック作品なのに、何かが起こったときに
人間はどのような反応をするのかという
基本的な想像力が欠如している。

細かいことを言い出したらキリがない。
1話で前田という老人は、ジビエが大量に跋扈する廃墟に
嬉々としてひとりで刀を取りに行ったり、
6話の山奥のトンネル内で夥しいジビエと戦っていると、
なぜか女性警察官が突然ひとりで現れて加勢したりと
一つひとつの行動を見るだけでいくつもの
疑問符が浮かび上がる。
いわゆるB級ホラー映画のテイスト。
これを真面目にやっているのだから、
観ているほうは数分おきに困惑してしまう。

物語は2030年の未来の日本で起こったパンデミック。
まるで現在のコロナ禍のような背景。
人を怪物に変化させる感染症の病が蔓延する。
病気は、人種や年齢などによってさまざまに変化することから
(そんな設定なのにモンスターは数種類しか存在しない)
ジビエートと呼ばれたのだった。
そんな未来の日本にタイムスリップした侍と忍者が現れ、
まるで何事もなかったかのように現実に対応し、
怪物たちと戦いを繰り広げる。

製作総指揮の青木良氏曰く、
日本のアニメでグローバルを狙おうと思った、とのこと。
おそらく大ヒット海外ドラマの『ウオーキング・デッド』あたりを
意識したのだろうが、売れる作品が
「単純で分かりやすければいい」という考え方は、ずれている。
そこには、キャラクターの設定や世界観などを
しっかり作り込んで、視聴者を納得させなければならないし、
作品全体に通底する価値観を作らなければならない。

ところがこの『ジビエート』という作品は、全てが浅薄。
「恋人が手籠めにされて、相手を殺してしまったんだ」と告白され、
「本当にその人のことが好きだったんだね」と
笑顔で話すキャスリーン。
こんな脚本を書くことが、許される体制。
しかも、一部だけではなく、
全てで、こういう会話が繰り広げられる。

キャラクターたちのことは、ほとんど何も考えられていない。
主人公である仙水と兼六、雪之丞の過去話が突然挿入されるが、
日本史の部分について表面をなぞっただけ。
何よりそのエピソードがほとんど本編に
関係してこないのにも驚かされる。
途中で参加する仁侠映画に登場しそうな親分は、
ひとりだけ劇画調タッチで、ヤクザ映画さながらの
立ち居振る舞いにいちいち吹き出してしまう。
またこの親分と彩愛の親娘ストーリーが陳腐すぎて面白い。
そして親分の子分たちが爆弾魔や棒高跳びの選手、
拳銃使いで、それぞれの安直なストーリーを時おり挟んでくる。

最大の見せどころは11話。
{netabare}3話から登場していた昼でも動けるジビエ・
メテオラが現れ、あっけなく退治されてしまうのだが、
そこからヨシナガ博士のとんでもない告白が始まる。
自分とメテオラは同じ星の宇宙人で
結婚を約束した間柄だったというのだ。
メテオラが特殊な血を誤って口にしてしまい、
それが原因でジビエになってしまった。
彼女を冷凍カプセルに入れて宇宙船で移動中に
太陽に近づきすぎたため、冷凍カプセルが切り離され、
地球に落ちてしまったというのだ。
メテオラを追いかけて日本に降り立ったヨシナガは、
ジビエを人間に戻す薬を開発し、
メテオラに知性を持たせることを目論んでいた。
ところが、それが叶わなくなったので、
お前たちは生かしておけない、と宣告する。
しかし、3話でメテオラが登場したときの
ヨシナガ博士の反応は、普通にジビエとして対応しているし、
兼六がヘリコプターで体当たりして爆発させたときも
何の反応も示していない。
おそらく後付けで思いついたストーリーだったのだろう。
この話を11話の数分でヨシナガ博士が一気に話すため、
視聴者は全くついていけない。
話の流れや理屈、感情もあったものではない。
これはもう完全なB級ホラー映画だ。
ただB級ホラー映画の場合、映像やコメディなどで
楽しませてくれるのだが、
この作品には何もないというのが決定的な違い。

ヨシナガ博士が自分の研究した薬でジビエに変身するが、
その姿はドラゴンボールのフリーザやピッコロ、
ハンターハンターのメルエムを混ぜたような造形。
ラストはよくある自爆劇だ。{/netabare}

褒められるところがあるとすれば、
ジビエウイルスに感染すると、
水の滴る音がするというイメージと
3人がタイムスリップしてきたことに、
宇宙船の落下が関係していて、
それがキャスリーンの「祈り」に端を発していることだ。
ここにはオリジナリティが感じられる。

自分でもよくこの作品を最後まで観たと思う。
ただ、やはり最後まで観ると、
作者が何をやりたかったのかは見えてくる。
グローバルだとか、アクションだとか、
「和」を表現するとか青木良氏は
色々とインタビューで語っているが、
仁侠ものと時代劇をやりたかっただけなのだなと感じた。
ゾンビ(ジビエ)やSFというのは、
あくまでグローバルを目指すための隠れ蓑であって、
実際にやりたかったのは別にあったのだ。
それを証明するかのように劇伴は完全に
時代劇の曲調で、視聴していて集中できない。
要するにSF作品には全くそぐわない。

そしてやりたかったことは分かるが、
その内容があまりにもお粗末といえるもの。
仁侠にしても武士道にしても全く中身がない。
これでグローバルなんてことを言うと、
外国人に対して失礼だ。最近では日本文化に詳しい
外国人も多い。例えばジム・ジャームッシュ監督の
映画『ゴーストドッグ』を観ればいい。
深い日本文化への理解に感心させられる。

私はあまり評価の低い作品はレビューしないが、
これは、時代を代表する1本ということで、
書かないといけない気持ちに駆られた。
不出来なアニメを観る趣味はないので、
断言はできないが、史上最低レベルの作品だ。

まず、今後はお目にかかることのできない
純日本製C級アニメーションといえるだろう。
(2020年10月17日初投稿)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 48

ローズ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

最低

約400年をタイムスリップした神崎千水と真田兼六。
そこは近未来の日本でジビエという化け物が人間を襲う
恐ろしい世界だった。

未知の生物ジビエ。
その化け物と対峙する神崎と真田などのタイムスリップしてきた強者たち。
おそらくバトル物にしたかったのでしょうね。
労力節約の為に化け物をCGで描くのはヨシとしましょう。
しかし、肝心の戦闘シーンが全くダメ!
止め画が多く迫力が伝わらない。
これでは何も伝わりません。
コロナの影響で作画がダメなのであれば、作品を延期したほうが良いんです。
ストーリーも単調。
ゲームの『バイオハザード』あたりを目指したのでしょう。
終末のような世界を描いていますが、説得力に欠けます。
企画の段階でアニメ化を阻止すべきでした。

良かったところはOP・EDの曲とヨシナガ役の池田さんの声くらい。
それらを考慮してもマイナス点が多過ぎてイメージが悪いですね。
今年を代表する駄作でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 39

scandalsho さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

物語もキャラもひどい、アニメ風紙芝居

以下、Wikipediaより抜粋。

【GIBIATE PROJECT】
本プロジェクトは立案当初から世界市場をターゲットにした企画展開が志向されている。作品が発信するテーマには「和」が掲げられており、侍や忍者、刀や書道などが押し出されている。同時に海外のファンの関心を引くため、天野喜孝(キャラクターデザイン原案)や紫舟(タイトルデザイン)など世界的に知名度のある日本人クリエイターやアーティストをスタッフに迎えている。

プロジェクト発表後は、後述のアニメ化を筆頭に、キャラクターの武器となる日本刀の作刀映像や日本人形とのコラボレーション企画が発表された。プロモーションは2019年よりアメリカおよび中国のアニメコンベンションやゲームエキスポを中心に行われた。

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事前番組を見て、何となく視聴開始。
第1話からツッコミどころ満載のダメダメアニメでした。

著名なスタッフを集めて、あえて駄作を作っちゃおうという企画の斬新さ。
この”斬新さ”が狙いだとしたら、このスタッフは本当に有能だったということになる。

だけど、恐らくそれは買い被りだろう。

無理と矛盾が目につく物語。
・タイムスリップ物なのに、過去側も現在側の呑み込みが早すぎる。
 現在と過去の生活習慣の違いとか、掘れば面白くなりそうなのに・・・。
終盤の後出しじゃんけん感も半端ない。
・終盤のヨシナガの一言。
 う~ん・・・。今更、そんなこと言われても・・・。
登場人物のキャラもひどい。
・忍者としての活躍が殆どない忍者。
・ピンク髪でパンクな警官って・・・。
キャラのイメージと合わない、違和感のある声優の起用。
・個人的には名探偵コナンの赤井秀一役として有名な池田秀一さん。
 だけど、ヨシナガのキャラデザとは違和感がありますよね・・・。
バトル物なのに、肝心なバトル中には全く動かない作画。
・もはやこれは、アニメ風紙芝居と名付けるべき作品。

著名なスタッフの中には、これらを冷静に指摘できる人がいなかったんでしょうか?
『これでは駄目だ!』って。
『これで世界は目指せない!』って。

私のあにこれ史上最低得点のアニメでした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

55.9 11 災害でファンタジーなアニメランキング11位
熱風海陸ブシロード(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (67)
372人が棚に入れました
小惑星の衝突がもたらした≪シノビ≫という名の毒に侵され、世界が絶望の淵に立たされている時代??人々は、かつて海の底であった≪海陸≫へと逃れ、≪シノビ≫の脅威に怯えながら暮らしていた。そんな、荒れ果てた世にも一筋の希望の光があった。≪シノビ≫に対抗しうるそのものの名は、≪機神将・ギガロード≫。そして、伝説の戦士≪ヤギュウ≫。これらの力を以て世界を救うべく、今、亡国の姫・アメが立ちあがる!

声優・キャラクター
潘めぐみ、KENN、大塚明夫、森嶋秀太、鳥海浩輔、サエキトモ、鈴木千尋、橘田いずみ、徳井青空、三森すずこ、佐々木未来、伊藤美紀

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

指差し呼称: 「うん! 観なくてヨシ!」 

BS-11で大晦日の19時~22時までの放送された3時間特番 
(SAOの前に放送されました)

本編94分

ジャンル:SFバトルファンタジー

前半は、番組&製作側の紹介などで、
自分的には、本編のキャラと話の設定だけ観れば十分の内容でした。

あらすじは  簡単にすると
人類は「シノビ」という名のクリーチャーに怯え「海陸」に逃れるれる。
この危機を救える唯一の存在である「機神将(ギガロード)」を復活させるため、亡国イセの姫巫女・アメと、シノビと戦う力を持つ人間兵器「ヤギュウ」の血を引く少年スオウの二人が立ち上がる。
ウィキより

構想10年だそうです

その割には全然魅力なかったな~ ってのが本音。

作画は、素人の自分が見ても綺麗で力入れてるな~って感じで、GOOD
ロボットも出て来ますが、動きも良いし凝っています

ただ、
なんだろう・・・
見ごたえのないと言うか・・・
見事に記憶に残らない 話の薄い感じ

テンプレ過ぎる敵キャラだし
最後も、イマイチ納得できないし・・・

地球全体の話の筈なのに、見せる世界観が狭い
ゆえに面白味の欠ける結果になった感じです。

それに、
スオウ 役の声 - KENN さんですが、
境界の彼方でもでしたが、イマイチ微妙でした。
( 潘めぐみ さんは、流石で上手でした)


お忙しい皆様には全然オススメできません!ε- (´ー`*) フッ


主題歌
「熱風海陸ブシロード 〜熱き咆吼〜」 歌 - 小野正利

この曲の唄声聴いたとき、すぐに あの「You're the Only…」を唄った小野正利さんだと解りました!
思わず笑っちゃいました ^^
なんか イマイチ合ってなかったですw ^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 40
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

節操無く詰め込んだ不味いおせちでした。

アニメ本編に行くまでの事前番組が長かったです…。
気合いは分かるんだけど他のどのアニメも頑張って作っている訳で、
このアニメだけ特別苦労した感じをアピールされても押しつけがましいです。
元々期待してないのに自分でハードル上げるとは…。

とりあえず出演者の印象
橘田さん=のっぺりやや離れ目でタヌキっぽい。O脚。
森嶋くん=近目ツリ目でキツネっぽい。化かし合いコンビ。
藩さん=夜の世界の安達祐実。

っと、脱線したので本編の感想に戻ります。

世界観ですが好きな物を好きな様に取り込んでまるでビュッフェ。
和装洋装混在は序の口。建物も年代や場所や材質ごっちゃごちゃ。
武器も刀、剣、銃、ロボからオーバーテクノロジー何でもあり。
(それに併せ戦闘アクションも全部盛ってます。)
地下に無駄に明るい日本庭園造る意味が分からん。
もう少し統一された世界観にならない物ですかね? 
気が散って入り込めないです。

内容も何の捻りも驚きもない悪者退治物に
いろんなアニメの要素を取り込んでオリジナル感がゼロ。
戦国BASARAからのホライズン的な展開は
領主無視で最初から信長的なのがボスで良い気がするし。
ヤギュウというARMSみたいなスオウも何者かうやむやだし。
アメも最期{netabare}死んだなら死んだで納得するけど消えてるのでよく分からないまま。{/netabare}

作画は前半は良かった感じだけど後半手抜きしすぎです。
黒い固まりにビーム撃ってる炎のマントを見せられるこちらの気持ちにもなって欲しいです。
台詞とか場面的に熱いシーンなだけに冷めました。

色々寄せ集めて一見豪華でしたが何の味もないおせちを食わされた気分です。
元日から酷評させるんじゃないよ、もう!
お勧めしないです。観なくてもいいレベルです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「私と一緒に闘って・・・」←亡国となっても使命を貫き通すお姫様の物語です^^

物語の舞台は遠い未来の日本・・・その世界は小惑星の衝突によって「シノビ」という毒が蔓延し、人々は絶望の淵に瀕していました。
人々は「シノビ」の毒の及ばない、かつて海の底だった海陸に逃れ生活していました。
そんな細々とした生活の中、唯一人類が「シノビ」に対抗できる手段である、古のギガロードの復活を目指し、亡国・イセの巫女であるアメ姫が立ち上がり・・・物語が動いていきます^^;

構想に10年近く費やして生まれた作品・・・という事を聞いていたので、視聴を楽しみにしていました。
作品は90分程度なので、あっという間に見終わりました。個人的には設定が好みだったので楽しみながら視聴する事ができましたが、構想に10年を費やした部分がどこなんだろう・・・と考えてみると、良く分かりませんでした^^;
まぁ、でも所謂勧善懲悪モノなので紆余曲折ありながらも物語はクラマックスに向けて、しっかりと盛り上がりを見せてくれる作品でした^^

また、主人公の叶えたい願いは大きく皆んなの叶えたい願いと重なっていました。
国はシノビに滅ぼされていましたが、その願いを叶えるためきちんと自分に向き合い弱点を見つめ克服しようとする姿勢・・・そして気丈なお姫様は立派でした^^
そして、主人公を支えるスオウの立ち位置も良かったと思います。
総じて良かったのですが、何か釈然としない・・・そんな感じが残ってしまいました^^;

何故なんだろう・・・理由を考えてみました。
あくまでも私の個人的見解ですが、2つありました^^;
一つはギガロードを手にするまでにアメ姫が見た場所のその後が知りたかった・・・
もう一つはギガロードそのものです・・・きとんと役目を果たして頑張ってくれました・・・
でも、起動時における巫女への仕打ちは私にとって痛々し過ぎでした^^;
私は今回の作品とは異なる結末を望んでいたのですが、あれじゃ流石に難しいと思いました。
それでも、ラストのどんでん返しを期待しましたよ・・・期待は叶いませんでしたけど・・・^^;
どうせ最後に涙を流すなら、違う涙を流したかった・・・そう思えて仕方ありません。

でも、ラストのスオウ・・・良かったと思います♪

1話90分の作品です。もう一度視聴したら序盤〜中盤の印象が変わるかもしれないので、時間のある時にまた視聴してみようと思います^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

64.3 12 災害でファンタジーなアニメランキング12位
真夜中のオカルト公務員(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (202)
670人が棚に入れました
フツーの公務員になったはずの新宿区役所職員・宮古新が配属されたのは、東京23区すべての区役所に人知れず存在する「夜間地域交流課」だった。そのお仕事は、人ならざる者が関与するオカルト的事象の解決。先輩で課のリーダー榊京一、オカルトマニア姫塚セオに連れられて人の世の理を超越した存在と対峙しに、夜な夜な出勤する。

声優・キャラクター
福山潤、前野智昭、入野自由、遊佐浩二、櫻井孝宏、土岐隼一

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

自治体のオカルト対策部署もの(舞台が新宿みたいな都会なのは珍しい?)

== [下記は第1話視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
原作は「月刊ASUKA」で連載が開始されたマンガらしいです。同誌は創刊当時くらいしか読んでいませんが、基本的には若い女性向けの漫画誌であると認識しています。現在は「コミックNewtype」に連載誌が移っているようです。

この世代向けに最近ライトノベル、漫画などで「あやかしがどうのこうの」的なお話が多数ありますが、本作も一応その流れに乗っかった物なんでしょうか?

「自治体がオカルト対策部署を持っていて、主に夜中して妖怪などの怪異に対処するために活動する」的な設定は例えば少年ジャンプで連載していた『クロクロク』などいくつかありますが、場所は多摩であったりとか微妙に都会になりきっていない所が残っている舞台が多く、私の知る限り通常の現代の設定で新宿のような都会の区役所にそういう対策課があるのは珍しい気がします。
(<魔界都市>シリーズや『血界戦線』のように世界そのものが変わっちゃっている話だと都会が舞台の話もわりとあるとは思います。)

ということで作品自体は主に女性向けに作られているとは思いますが、第1話を観た感じではキャラクターデザインなどの好みはあろうかとは思いますが、男性視聴者が観てもわりと大丈夫な感じでした。

『神様はじめました』や『かくりよの宿飯』など、あと方向性は違いますが『楓鹿堂よついろ日和』くらいの感じが大丈夫な男性なら充分に観られると思いました。

部署に新人配属された主人公の宮古新(みやこ あらた)には本人も現時点で自覚していない秘密がいろいろとありそうです。個人的にはこういう少女漫画っぽい作品はけっこう好みなので注目して観ていきたいと思います。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

最終回まで観終わりました。とりあえず毎週楽しみに観ていましたし、アニメを観た結果として原作がわりと面白そうと思えました。夜間地域交流課の面々のキャラ立ても良かったと思います。

安倍晴明絡みの詳細はアニメ化範囲ではわからない点も多いですが、これは原作で追々明かされていくんでしょうね。

ところで「砂の耳」って人語にも応用できて外国語がわかるとかにはならないんだろうか…(笑)?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 31
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

レッツ!異種間コミュニケーション(笑)

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
妖怪、精霊、神々、などを「アナザー」と呼称し、彼らの起こすオカルトな事案を専門に処理する公務員達の物語。

男ばっかり出てきますが、特にBLってことはないし、安心安全の当たり障りのない作風。、、、だって、公務員ですから(笑)

これといって際立った良さはないのですが、なんとなく、普通に最後まで観られるアニメでしたね。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
扱うテーマは、「価値観」。

それぞれの種族にはそれぞれの価値観があり、他種族(人間)には理解できないものだったりする。

そこで、アナザーと言語によるコミュニケーションをとることができる唯一の存在、宮古新 を中心に物語は動いていくのだが、、、

う~ん、飛び抜けた良さがない。

これはしょうがないけど、「アナザーならではの価値観や発想」も、所詮、「サイコパスではない普通に善良人間(作者)」が考えたものだから、視聴者にも納得できる枠内に収まってしまった。理想を言えば、「そんなん思い付きもしませんがな」という、予想のナナメ上をいくような「意味のわからなさ」が欲しかった(そういう意味では、宇宙人との交流を描いた冨樫さんのギャグ漫画「レベルE」は凄い)。

強いて、上記のような「異種間」ならでは軋轢がしっかり描けていたのは、7話のアザゼルに復活させられた少女の苦しみ、叫びくらいかな。あれは聞いてて胸が痛くなった(心に残った)。

キャラクターとしては、やはりウェウェコヨトルがよくできていただろうか。つかみどころのないフワフワしたキャラクターだが、だからこそ、一番の「異種」を感じさせてくれた。8話のお散歩回は、妙なコメディタッチながらも、美しく切ない話。なかなか素敵だった。

ラスト12話に、1話完結の「良い話」をもってくるのは、作品に対する制作の愛情を感じた。ヘタに2期に含みを持たせるよりも、よほどスッキリする。

あぁ、あと、東京各所の風景がわりとちゃんと描かれていたし、新国立競技場が使われたのは、なんだか感慨深かった。リアルタイムで良いなと思った。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
普通は、あのスプレーがヤバい薬品で、幻覚を視ていると思うよな(笑) いや、わりと面白い。新人、神の耳(笑) 超エースになれるじゃん。アナザーと言語コミュニケーションをとれる奴が一人いれば、文字を教えて、種族間のコミュニケーションがとれるだろ。

2話目 ☆3
なんかちゃんとストーリーアニメになってきたな。

3話目 ☆3
妖怪の怖さ。愉快犯。思い、、、出した(笑) 神様か。

4話目 ☆3
神様と酒盛り。ハイエナ、渋い。

5話目 ☆2
言語が理解できても、文化や思考を理解できるとは限らないしね。パンドーラーとは、これまたメジャーどころを。

6話目 ☆2
ストーリーに戻ったね。人間は、圧倒的弱者、なのかな?


7話目 ☆4
なんか、ありがちな動機に、がっかり。もっと、発想の外側の動機が良かったな。なんて迫力のない、逃走劇(苦笑)

ただ、復活を喜ばない、少女の、泣き叫び。あれは良かったな。人間として、何が幸せなのか、アナザーとの価値観の違いが出ていた。

ラストは、まあ平和だけど、目が見えないままにしておくというのも、展開としてはアリだったかな。

8話目 ☆4
後楽園から上野、そして、浅草、押上。歩いて歩けない距離じゃないけど、かなりキツいな(笑)

妙なコメディタッチながらも、美しく切ない話。なかなか素敵な回だった。

9話目 ☆3
踏み潰して、一閃。人間の方が、複雑怪奇。

10話目 ☆3
新国立競技場、ある設定なんだね。繭を作るアナザー。アナザーと神の境目は、格なのか?

11話目 ☆3
アナザーと人間の協力、は分かるし、アナザーの支援は嬉しいけど、アナザーの能力はほぼ使わず、人海戦術、か。

12話目 ☆3
ラストに、ちょっと平和な話をもってくるのは、作品に対する制作の愛情を感じる。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

妖怪、精霊、神々といった超常的存在との平穏を図りながら、都内でのオカルト事件に対応する夜間公務員の物語。

この作品の原作は未読です。
事前情報一切無しで視聴を始めて、気が付いてみたら完走していた…私にとってそんな作品でした。


フツーの公務員になったはずの
新宿区役所職員・宮古新が配属されたのは、
東京23区すべての区役所に人知れず存在する
「夜間地域交流課」だった。

そのお仕事は、
人ならざる者が関与するオカルト的事象の解決。

先輩で課のリーダー榊京一、
オカルトマニア姫塚セオに連れられて
人の世の理を超越した存在と対峙しに、
夜な夜な出勤する。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
公務員の中でもオカルト的な相手との接触を生業とするのは、普通に考えると物凄くリスキーです。
同じ給料しか貰えないのなら絶対配属されたくない部署だと思いますが、新が配属されたのはある意味必然でした。

それは、新たにしかない…かどうかは分かりませんが、少なくてもこれまで登場したキャラの中では新だけが「砂の耳」を持っていたから…
妖怪、精霊、神々、これら一般の人間には感知されない超常的存在を、この作品では「アナザー」と呼んでいるのですが、砂の耳の持ち主はアナザーと対話することができるんです。

アナザーが何を言っているかを理解することができ、アナザーにこちらの意思を伝達することができる…
確かに凄い特殊スキルだと思います。
でも、見方を変えて考えると、アナザーが何を言っているかが全く分からない状態で、これまで超常的存在と対峙してきたことの方が遥かに凄いと思います。
下手したら、相手を怒らせてしまうかもしれない…
そうなったら、相手がどんな手を打ってくるのやら…底が知れません。

何故、新が砂の耳を持っていたかは、彼の出生に秘密があるようなのですが、結局のところ、この件については真相に辿り着きませんでした。
そこは完走しても少しモヤっと感が残るかもしれません。

だから…なんでしょうね。
アナザーに近づきすぎるな…と新が先輩たちから警告を受ける場面を何度も見ました。
そりゃそうです…アナザーと呼ぶ位、人間とは在り方から異なっているのですから…

彼らと対話する以上、ある程度寄り添う必要があります。
それは先輩たちからすると、十分過ぎるくらい危険領域に踏み込んだ行為…
でも対話が、解決に向けた一番の近道ですから…

慎重さを無くして良い訳じゃありません。
新の加入をきっかけに、仕事の仕方が変わりました。
例えば人間とアナザーで酒盛りするとか…

お互いの意思疎通が図れなければ、絶対実現できないことです。
人間とアナザーは共生していかなければいけない間柄である以上、交流は欠かせません。

もちろん、新の仕事のやり方を否定する同業者も存在します。
誰もが砂の耳を持っている訳じゃない…
持たざる者には勝てない…?
特にエリートなら真っ向から否定するでしょう。
じゃないと、これまで積み上げてきた自信を、きっと失ってしまうから…

だれもが能力者ではないんです。
選ばれなかった者は、自らに努力を課すことしかできませんから…
私も選ばれなかった側なので、否定する人間の気持ちは良く分かります。
この作品がスルっと完走できたのは、そんな視聴者に寄り添う視点で物語が描かれているからかもしれません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、福山潤さんの「dis-communicate」
エンディングテーマは、土岐隼一さんの「約束のOverture」

1クール全12話の物語でした。
物語は綺麗に纏まっていたのではないでしょうか。
作画も特に崩れや乱れは感じませんでした。
設定も良かったからでしょう…しっかり堪能させて貰った作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18
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