災害で高校生なTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

85.8 1 災害で高校生なアニメランキング1位
Dr.STONE(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (757)
3303人が棚に入れました
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚める。「石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がってやる!」。絶体絶命の状況で、千空は仲間を探し、世界を取り戻すことを決意する!

声優・キャラクター
小林裕介、古川慎、佐藤元、中村悠一、市ノ瀬加那、沼倉愛美、前野智昭、村瀬歩、上田麗奈、高橋花林、河西健吾、麦人
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

Open the world!

稲垣理一郎さんとBoichiさんによるSF漫画のアニメ化作品。「週刊少年ジャンプ」で現在も連載中。単行本は既刊13巻まで。(放送終了時点で)

原作の稲垣理一郎さんは小学生時代からPCで自作ゲームを作って遊んでいたという筋金入りのゲーマー。漫画連載中でも新型ゲーム機の発売日に店頭に直行した経験もあるそう(笑)。一方で、仕事に取り組む姿勢は心から尊敬すべきもので、作中に登場する科学の料理を一から作って食してみたり、工房や道場へと自ら足を運び生の知識を得たりと実直そのもの。科学的素養充分な方とお見受けした。

作画のBoichiさんは目標に一直線なパワフルな方で、漫画を描く為に大学では物理を、(芸大)大学院では映像を専攻し、また学業の傍ら、一般書を含む膨大量の科学関連書籍を読み漁ったという努力家のツワモノ。「攻殻機動隊」の原作者として今や世界的に有名な士郎正宗先生の作品群に触れ、知識が漫画を面白くする事を学んだそうです。そしてこの方も仕事の鬼^^。ソユーズを生で見るためにロシアまで足を運んだり、土器の蓋のデザインで悩んだりするほど(笑)。作画担当に留まらぬ精緻な仕事振りが光ります。

それではレビュー。

物語の発端は世界各地で発見された石化したツバメ。やがて眩いばかりの閃光が地球全土を覆う。全ての人類は石となり、その活動を停止する。

3700年の眠りから覚めた高校生、石神千空は※1人類が消えた世界「ストーンワールド」で生きる術を模索し、人類文明滅亡の謎を探ります。


一見するとトンデモな出だしですが^^;、娯楽性やドラマ性一辺倒な作品とは一味違い、ファンタジックな少年漫画の皮を被りつつも、芯(サイエンス)は厳格。やたらと高度な最先端科学や新種の造語で、それとな~く知的な雰囲気を醸し出し視聴者を煙に巻く、数多の作品群(ファンタジーとして楽しいので否定はしない)と比較すると、本作の性質は概して真逆。

アニメはあくまでも娯楽なので薀蓄必要無し!もまた真なりですが、それはそれ、これはこれとして、作中台詞の一部を借用させてもらって両者を表現するならば「前者の言葉は羽の様に軽く甘く、後者の言葉は石の様に重く苦い。」となるのではないでしょうか。一見して余計な、この雑味に当たる重さと苦さが、アニメ(物語)という娯楽に深みを与える最高のスパイスになるのです。

作中で取り上げられている「サイエンス」は、汎用性が高く物語に組み込みやすい物理、化学を中心に、その枝葉に当たる、工学、薬学、地学に料理^^と多岐に渡りますが、それら全ての要素が、作中における主人公達の第一目的である"生存"と深く結びついているため、物語を回転させる動力としても、歯車としても、より強く堅実に機能している印象を受けました。科学を利用する必然性があるので押し付けがましさが目立ちません。

物語序盤は、多様性をガバガバ受け入れ、科学の力で奔放に人類の栄華を取り戻さんとする、主人公千空とその仲間達が作る科学王国、徹底した選民思想と独裁、武力による支配、原始の生活を旨とする獅子王司率いる司帝国、両者の対立と抗争のお話。

話は横道にそれますが、15年くらい前になるのでしょうか、当時のNHKで「※2アーサー・C・クラーク氏が舞台設定をした(開拓地の)火星で展開されるドラマを、日本の漫画家やアニメーターが短編アニメ作品として映像化し、それを同氏に見てもらう」という趣向の番組がありました。

正確な引用ではありませんが、完成した作品の一つに対してクラーク氏が与えた評価は「火星を第二の地球にはしたくない。わたしたちにやり直すチャンスがあるはず」といった内容のものでした。氏の残念そうな表情がおぼろげな記憶の中から思い出されます。

欲望のままに生産と消費を繰り返す科学王国のあり様は、一見すると、わたし達の住む世界の写しに見えますが、前者が"無い"から作っているのに対し、後者が"ある"のに作っている点で大きく異なります。ただし裏を返せば、搾取する対象がある限りは安泰でも、敷かれたレールに沿って突き進めば、崩壊前の地球の姿に逆戻りする危険のある楽観に満ちた社会とも言えます。

千空の頭脳に刻み込まれた人類200万年の知識の遺産と父親から受け継いだ優しさと勇気は、人類の新たな希望となりうるのでしょうか? 歴史は決して繰り返しませんが、科学王国がクラーク氏の見た火星の開拓地の様に、わたし達の世界をなぞらないよう切に願いたい。


一方の司帝国は、獅子王司という個人による権力一極集中体制。

霊長類最強の高校生の異名を持つ司というキャラは、一言で例えるなら※3スーパーマン、なのですが、過去の苦い経験から"大人"への深い憎悪、あるいは絶望を抱く、憂いを帯びた人物として描かれています。

多かれ少なかれ、多分誰でもそうですが、わたしも例に漏れず、少年時代に大人の冷酷さや狡さ、理不尽な暴力というものを嫌というほど見てきているので、司の憤りには一部共感出来る部分はあります。…でもですね、何ともはや、大人になってから平たい目で思い返してみると、同世代にも似た様なのがいたんですよね。大勢。ただ大人より小さくて怖くなかっただけで(笑)

司の唱える、"若者は純粋で大人は不純"とする極端な世代間差別は、わたし達の世界をしつこく蝕む人種差別や性差別と同種の、憎悪を下敷きにした一種の思考放棄に当たりますが、集団をあたかも(妄想で肉付けした)人格を持った個人の様に錯覚すれば、ある小規模なグループから始まって、家柄、人種、国、性別、最終的には極端な単純化の過程を経て、とんでもない事に、全人類さえもその様に認識してしまう危険さえあるのです。(こんな世界大嫌い!的なやつ)

この「1を聞いて10を知る」試みは反証可能な科学の分野においては割と有効に働きますが、人を集団として見る時、その判断材料となる有機的かつ情報量膨大な最小単位"ヒトおよび個人"の理解が不十分であれば、せいぜい残るのは穴だらけの統計データ程度のもので、その評価は必然として恣意的なものになってしまいます。ヒトは1単位として数えられるほど単純なものではないのです。

複雑にして複雑な世界に背を向けて、嫌いなものは一括り、括ったものはまとめてポイッ! 独断と偏見とで要と不要を分け、自らの殻に閉じ篭れば、かくて名前の無い怪物の一丁出来上がり、"僕の考えた最強の世界"展開の下りとなる訳です(汗)

妄想という脆い足場の上に居を構えた司帝国は、髪の毛一本で吊るされたダモクレスの剣の例えがぴったりと当てはまります。

科学王国と司帝国、皆さんならどちらの国の住人になりたいですか?


かつて"科学者の良心"と称された※4カール・セーガン先生がそうされた様に、学校で聴きかじった科学を、目に見える形、手で触れられる形へと落とし込み、学問への恐れや不審の垣根を取り去る試み。偏見の解体。

文字情報が先行して「解った」と錯覚する事が容易な現代において、嫌煙されがちになってしまった、手で触れ、耳で聞き、鼻で嗅ぎ、口で味わいながら確かめる、知る事の大切さ。収集、分類、調合、加工、試行錯誤を繰り返し、どこにでもありそうなものから、ありとあらゆるものを造り出さんとする情熱。

仕事も遊びも生活も、あらかじめ用意されたものから選択する事を常とし、釈然としない気持ちを抱えながらも惰性に身を委ね、耐えながら生きる。あるいは飽きたら乗り換える。

完成品の世界の中で、わたしたちは世界の仕組みについてどこまで理解していると言えるのだろう?

本物とはズレた世界に浸かりがちな現代人にこそ、この世界は尽きる事のない磨けば光る宝石、ヤベースゲーモノ(笑)で満ち溢れている事を改めて思い出して欲しい。

そんな願いが込められた作品の様にわたしは感じました。


※1:ジャーナリストのアラン・ワイズマン氏による同名タイトルの書籍がある。様々な分野の専門家の知見を得て、3700年どころか 人類の消えた後の云億年先の未来の地球の風景を映し出す壮大な科学エッセイ。本作(漫画原作)の参考文献リストにも同書の名を確認出来る。

※2:「2001年宇宙の旅」の原作者としても有名ですが、一流の科学者としてテレビ解説者としても活躍。プレステのゲームにも出演してる(笑)静止衛星を使った電気通信リレーの発案者でもある。

※3:アメコミの人ほどではないです(笑)でも素手でライオンの群れを撃退できるくらい強い。加えて頭脳明晰で判断迅速の人。

余談ですが、神話や伝説は別として、紀元前400年頃の古代ギリシャではパンクラテオンのチャンピオンポリダマスが、近代でも1898年にボディビルダーのユーゼン・サンドウ氏がライオンに勝利したという記録がある様です。(後者は爪と牙を封印した状態で)

それでもまぁ、第6話で司が石槍で大木を叩き折る描写はいくら何でもやり過ぎでしたね。槍が折れる^^;。杠の頭のアレとか、スイカのゴロゴロとかと同類の、突っ込んじゃいけない演出だと思うので、てきとーに脳内補完しましょう^^

※4:地球外生命の探査計画でも有名な人ですが、代表作の「コスモス」は天文学、生態学のお話を中心とした、国境や学問分野の垣根を越えた様々な挿話からなる科学エッセイ集。最高の科学入門書の一冊なので老若男女全人類にお薦めしたい!

※:物語5点の理由はシナリオや脚本もさる事ながら、科学考証の緻密さ、設定の素晴らしさがズバ抜けていたため!

ふろく1 石化について(ネタバレになるかも知れないので畳んどきます。)
{netabare}
メカ千空に習ってQ&Aの形で。

Q1:仮死状態とは言え3600年以上もヒトは生きられるの?
{netabare}
A1:千空は3689年158日もの間、脳だけはしっかりと活動させていました。活性状態の脳の寿命は長く見積もっても200年弱なので、結論を言えば不可能です。
{/netabare}
Q2:石化したツバメって一体なんなの?
{netabare}
A2:実験動物だった可能性が大ですが、それならネズミでもよかった様な気もしますし、これについては全く分かりません^^;ヒトとの繋がりは生活圏くらい? もしかしてウイルスキャリア?
{/netabare}
Q3:人類石化ってファンタジーなの?
{netabare}
A3:結論から言うと違うと思います。科学考証のしっかりしたお話なので、物語のキモとなる部分をおろそかにするとは考えづらい気はします。作中で石化と形容されている状態は、どちらかと言うとミイラ状態に近いと思われます。アニメ2話の大樹と千空の危ないキャッチドール^^;は、単なるギャグ演出とも取れますが、杠の軽さを暗示しているのかも知れません。
{/netabare}
Q4:石化した人類が蘇生するってやっぱりファンタジー?
{netabare}
A4:結論から言うと違うと思います(笑)

考えられる理由の一つは石化人類は既にヒトではないという事。

古典的には進化の原因は、交配による遺伝子の組み換えと、自然淘汰、突然変異の3要素という事になっていますが、近年の研究で明らかになった事によれば、第4の要素として後天性の遺伝子変異を可能にするものとしてレトロウィルスの組み込みというものが挙げられる様です。(エピジェネティクスというむつかしい獲得形質もありますが、あまり関係なさそうなので端折ります。)

レトロウイルスと言えば、乳腺に関連するウイルスやHIVウィルス(それとゾンビもののネタ笑)が割と有名ですが、ぐぐって調べてみたところ、ヒトゲノムの約8%がなんと内在性レトロウイルス(ヒトの遺伝子に定着したもの)由来の配列で占められているとのこと。ヒトって92%しかヒトじゃない!(笑)

SF的な想像をするなら、石化は単に外見的な特徴に過ぎず、実際の所は乾燥状態。全人類はレトロウィルスの感染によって不老の肉体と※クマムシの様な性質、それと、つぎのQ&Aにも関連しますが、もしかしたら光合成可能な体質も手に入れているのかも知れません。

※:クリプトビオシスと呼ばれる"乾眠状態"で長期間生存でき、水分が与えられると活動を再開する。蘇生時に体の損傷箇所を修復する種もいるらしい。
{/netabare}
Q5:約3700年もの間、生命活動を維持させ続けたエネルギーって何?
{netabare}
A5:ウィルス感染から肉体全体の変異、そして乾眠状態に至るまで、どれだけの年月が必要かは不明ですが、栄養供給源は作中の説明を素直に受け止めれば、外皮の何か(放射性物質が含まれている可能性あり)、あるいは微生物の類の助けを借りているという可能性も考えられます。前者ならヒトが※放射線を人体で直接吸収して光合成を行なうという単純なからくり。後者なら、例えば外皮の金属?層の内側に封じ込められたゲノム操作済みの微生物(あるいはナノマシン)が、前述の放射線やヒトの代謝物で成長・増殖し、その分泌液や排泄物でヒトを養い畑にして、共生関係を作っているとか。

※:もちろん普通の人体には有害ですが、遺伝子改造された人ならもしかして…。因みに放射線をエネルギー源にできる生物はチェルノブイリ原発事故現場付近で発見されており、地球上に存在する。ゴジラじゃないよ(笑)
{/netabare}
Q6:石化時間に個人差があったのはなぜ?
{netabare}
A6:A5に見落としがありました。脳の使用率によって石化時間が変化するんでした^^;

これを踏まえると、人体が直接光合成を行なっていたという線はあっさり消えてしまいます(汗)表皮の金属層に放射性物質が含まれているとしたら、それはその元素の持つ半減期に従ってほぼ一定の早さで減少していくので。

脳を使えば使うほど表皮を形成する物質の消費が激しいのなら、A5でもう一つの可能性として挙げさせてもらった微生物(あるいはナノマシンに類するもの)が表皮を食べていると考えるのが妥当と思われました。

まとめると

1.脳を稼動させているヒトのカロリー消費は激しい

2.共生関係にあるヒトを生存させるためには微生物はより多くの栄養を必要とする

3.栄養を得たり与えたりする効率を高めるため増殖する

4.微生物の総数が増えれば表皮の消費速度(食べる早さ)も上がる

こんなところでしょうか。

最後に残った疑問は、蘇生に必要な水の供給源。復活液(ナイタール液)が表皮に含まれる"何か"と反応した結果、水が生成された可能性が考えられますが、知識外なので今後のお楽しみにしておきます(笑)
{/netabare}
Q7:人類文明を滅ぼしたのは誰? その目的は?
{netabare}
A7:これについても全くの憶測ですが^^;、首謀者は政治的干渉をある程度無視できる財源潤沢な科学集団で、目的については地球の生態系の回復である可能性が高そうです。現在の地球も砂漠化が進み過ぎてボロボロですが、千空の生きた時代(2049年)はもっと切羽詰った状況だったのかも。前述の集団が強硬手段に訴えなければならなかった背景ドラマなんかも今後描かれたりして…。
{/netabare}
以上全部妄想です(笑)あれこれと思考する機会を与えてくれる、SF(ミステリー)好きには垂涎もののアニメだと思います^^
{/netabare}

ふろく2 4つの力について
{netabare}
電磁気力:光、電気、磁力の事。物に触れたり、燃したり、切断出来たりといった身近な現象の殆どをこの力で説明できる。

重力:質量のあるもの同士が引き合う力。時空の歪みを作る。自由落下、潮汐、惑星運行、星の成長や崩壊に関わる。

弱い力:原子核が自然崩壊する力。原子力発電所の燃料棒や※ラジウムで光る時計の文字版などに利用される。

強い力:原子核を繋ぎ留める力。便宜上の物質の最小単位とされるクォーク同士、陽子と中性子を結びつける。超近距離でしか作用しないため確認しづらい。

11話の回想シーンで小学生千空がここに触れていたシーンには感動させられました。学校で習う科学って、幹から枝葉じゃなくて枝葉から幹に向かうものが殆どで、教える順序があべこべな気がしてたので…。素直にここから学んだ方が勉強のモチベーションも上がるんじゃないかと思いました。

※:危険なので現代では生産されていない(と思う)。現在流通している蓄光素材は半導体の原理を利用しており、これとは別物。100億%安全です(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 43
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アニメ作品における、「ご都合主義」とは、何を指すかの個人的な定義

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
まず、☆4なので、全体としてはかなり高評価をしているという前提で。

科学アニメ。少年漫画原作らしいワクワクが詰まっています。

私、このアニメかなり好きです。設定だけなら、☆5のチャンスもありました。

でも、とある「ご都合主義」により、評価を下げました。その「ご都合主義」がナニを指すのかは、ネタバレになるので、レビューを読んで下さいっす♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ご都合主義とは、「主人公にとって都合の良いことが偶然にやってくる」ことを指す。では、このどちらがより「ご都合主義的」だと思いますか?

①クロムが便利な石を偶然にも拾いまくっている。

②大樹と杠が司帝国に行く。

私はこの2つなら、②をよりご都合主義的だと感じる。

①は、「偶然」が成り立つ。勿論、圧倒的に低い確率だが。

一方、②は、「必然」。誰にとっての必然かというと、作者にとっての必然(必要と言ってもよい)。

本作の6話目で、千空は、大樹と杠を司帝国のスパイとして送り込む。その後、コハク達と出会い、抗生物質を作るために、製鉄を行う。そこで、マンパワーを得るためにラーメンを作り、、、となるが、、、製鉄(のマンパワー)は、大樹一人いたら大丈夫だったんじゃね? と思った。

この時の千空にとっての最悪は、「司に自らの生存を知られること」。であれば、まず「出来るだけ遠くに行かなければならない(箱根止まりではなく、関西とか中国地方まで行った方が良い)」。近場の村を見つけても諦め、遠いところまで逃げ、蝙蝠のいそうな洞窟見つけて、人口を1から増やしていき、科学兵器を作りまくる方が、安全である(石神村の戦力はあてにしない)。

また(杠はともかく)大樹は巨大な戦力(体力)であり、司の元に送り込むのは勿体ない。司がいくら復活液のレシピを知っても、アルコールの醸造などは時間がかかるが、大樹がいればかなり時短になる。大樹だって、杠と共にいる以上、働かなければならないし。

さらに、司はバカではなく、大樹はバカで真っ直ぐな性格という設定だ。司も、大樹の人間性は知っている。大樹がウソを突き通せるかということ以前に、「千空を殺した司の軍門に、大樹が自ら下るなど、100億%ない」。百億歩譲って、杠を人質にとられた時、仕方なくといったところか。大樹が司の軍門に下りたいと言ってきた瞬間に、「千空は生きている」とバラすようなもんである。

せっかく、「司が千空を殺した」と思い込んでいる以上、余計なリスクを背負う必要はない。「大樹は死んだ千空を埋葬し、杠と共に逃げ去った」と思わせておく方が良い。

武力サイドがどれだけ兵を増員しても、科学サイドは、毒ガス弾1発作れば勝てる。これはそういう戦いで、時間があれば有利になるのは科学サイド。諜報などは、最終局面で必要になることであり、武力サイドがある程度大きくなり、人員を把握しきれなくなったあたりの方がスパイを送り込みやすい(また、その段階になれば、科学による誘惑で、現代の科学の恩恵を受けてきた武力サイドの人間を簡単に懐柔できる)。

よって、大樹と杠を司の元に出すのも、石神村に滞在するのも、最低レベルの悪手。

こんな簡単なこと、「頭の良い設定」の千空が気付かないわけがない。つまり、この選択は、千空が考えたものではなく、作者が考えたもの。新しい展開(石神村編)を生み出したいがために。

これが、私の思う「ご都合主義」。つまり、「自らの生み出したキャラクターに命を与えず、作者の都合に合わせて信念や発言を曲げる行為」。

選択をミスることも、正しい選択をすることも、「こいつなら当然そうするよな」と思えるかどうか。

例えばONE PIECEで、 {netabare} ルフィに心理描写がないのは、「ルフィなら考える前に行動しそう」 {/netabare}と、尾田さんが考えたから。例えばロードス島伝説で、 {netabare} 作品の途中で、語り部だったナシェルが主人公に昇格したのは、「ナシェルが思った以上に成長し、一人歩きし始めた」{/netabare}と、水野良先生がキャラクターをコントロールしないから。こういう生きたキャラが、私は好きだ。

つまりは、作者が、自ら生み出したキャラクターに負ける、覚悟。器の広さがあるかどうか。

本作の設定は抜群に面白く、科学実験などはドキドキしたし、文明を1から作り上げる過程はワクワクした。1話につき1つ物語が進む(素材ゲットや実験成功など、成果が出る)構成の確かさ。特に終盤は、少し泣けるくらい良い出来。科学の実利の面だけじゃなく、「科学とは、人の生活を良くする、助けるものだ」という力強く温かいメッセージには心震えた。

せっかくの良いアニメなのに、勿体ない。創作物全般において、私はそこに作者の気配を感じると、少し、萎えてしまうのです。

簡単に言うと、「ラッキースケベ(①)は許せても、魅力のない主人公に惚れるチョロイン(②)は許せない」ということなのですw

(とはいえ、☆5に近い☆4。今年観たアニメでも、五本の指に入る面白さなので、当然、2期は観ます♪)
{/netabare}

【余談~ 石化の理由、予想 ~】
{netabare}
私は原作未読なので、すでに答えが出ているのかもしれませんが、一応、アニメしか観ていない立場で、予想を(結果、的外れかもしれないし、ネタバレになるかもしれないので、一応隠します)
{netabare}
まず、石化が人為的なものか、自然現象かという点についてですが、私は、人為的なものだと思います。根拠は、そうじゃないと話が盛り上がらないからです(笑)

まあ、「人間とツバメだけ石化する」というのは、何かしらの実験くさいですしね。

じゃあ、人為的なものだと仮定した時、「動機は?」というと、「地球環境を守る」か、「人類を疫病(バイオハザード)から守る」のどちらかでしょうね。これは、どちらの可能性もあると思っています。

「地球環境を守る」とした場合、人類と燕以外の動物が無事なことにも理由がつくと思います。石化が解けた後、真実に気付いた人類は、「もう2度とこの悲劇を繰り返さない」と思い、科学の力を正しい方向に使っていくラストは、少年漫画、、、というよりは青年漫画らしいですが、話としては成り立ちそうです。

また、「人類を守る」は、悪者がいないので、少年漫画らしい展開だと思います。近い将来、人類が滅亡してしまうようなバイオハザードが起きて、それを回避するための苦肉の策なのかなと。本作の疑問点として、「何千年も脳を使い続けてきた、千空は、そのエネルギーをどこから得たか」というのはありますが、石化の石がエネルギー源になる仕様なら分かります。ただ、石化に伴い、(ビルの崩壊に巻き込まれるとか)必ず死ぬ人は出るわけですし、「だったら疫病のウイルスがいなくなるまで(数年)とかで石化が解けるようにしたら?」というのがあるんで、微妙な気もします(まあ、千年以上しないと死滅しないウイルスなら別ですが)。

他にも、どこかの国が戦争用の兵器を暴走させたとか、宇宙人が攻撃してきたとか、可能性はいくつかありそうですが、なんかそれだと、「物語としてつまらない」なと思います。あくまで、少年漫画ですし。
{/netabare}
さあ、皆さんの予想は? 2期で謎は明かされるのかな?
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
随分と壮大な話だな。なかなか面白い設定。これはちょっと久々に新鮮に楽しめるかな?

2話目 ☆4
お、ちゃんと人体実験したか。なら、ユズリハ復活の選択も納得。武力は危険だよな。ただ、お互いがお互いを必要な間は、身内を攻撃してもしょうがないよな。これ、人口が増えるにしたがって、鬱展開あるだろ。

獅子王はチートだな。このキャラはあまり便利に使うと厳しいが、少年漫画らしい分かりやすさはある。

4つ目の使い道は、火薬かな。

3話目 ☆4
蝙蝠の糞尿=硝酸て、なかなか頭良いよな。大仏の理論、良いね。

4話目 ☆2
狼煙をあげるのは、どう考えても悪手だろ。箱根で隠れて火薬をつくり、獅子王を倒し、その後に狼煙をあげるのが良いだろ。それで会えればよし、会えなければ仕方なし。優先順位の1位は、獅子王でしょ。この作風で、こういう「ミス」はいただけない。

5話目 ☆3
てっきり、狼煙をあげたもう片方が、止めるかと思ったら。銃か何かで、かすり傷ひとつも負わないのかよw 石化の伏線は、なかなか良いね。回想か~。ここでじゃなく、1話前のBパートのが、よくない? んで、首バツーンで、引きを作る。

6話目 ☆2
構成にやや疑問は残るが。考えてた分のエネルギー、なるほど。それが自発的に石化を解く鍵か。ん? なら、脳みそだけはもともと生きてたってことか。なら、脳みそは不老不死にならないか? なるほど、人類を助けるための石化。

いや、スパイよりも、貴重な戦力、労働力を自陣から敵陣に送り込むリスク、あと、司はバカじゃないんだから、生きてることがバレるリスクの方が大きくないか? 合理的に考えて。アルコール作りだって、司の一人の方が時間かかるだろうし。

生き残った人類。血が濃くなりすぎないか? つか、紐の強度が心配。

7話目 ☆3
言語と人種を混ぜてるのか。ギャグが強めに。自力でたどり着いたなら、天才だよな。素材を楽に集める装置。病気を治す科学ね。少年漫画らしくなったといえば、そうだが。

8話目 ☆3
便利な鉱物がたまたまあるとか、こういうご都合のところはもう、見逃さないといかんかね。猫じゃらしが穀物ってのは、初めて知ったな。

9話目 ☆3
電気ね~。一気に文明が進んだな。対照的な2つの国の争いになるが、それを1から創り合うのはおもしろい。

11話目 ☆4
スイカ、顔芸w 眼鏡美少女の誕生は、文句なく、正義だな(笑) 世界がクリアになった後に、涙で再び歪む演出は素晴らしい。科学って、本当に多くの人を救っているのな。。。でも、あれ? 眼鏡美少女は?(笑) 金狼にも眼鏡活かすのか。技術力はな、確かにムズい。SimCityみたいで、ちょっとワクワクする(笑)

12話目 ☆4
火山ガスって、そこまで危険なのか。死にいたるものだとは知っていたけど、1秒以下で死ぬほど危ないのか。少年漫画らしい熱さは嫌いじゃない。

13話目 ☆3
村に初めて降り立つ一歩目を、月の表面風の作画にしたのは、上手い。いやいや、じゃあマントル止めなけりゃ、勝ちやがな。スイカの手助けで金狼を、「勝ちなのに負けにする」ための伏線だろうけど、整合性がないな。

14話目 ☆3
騙し討ちとは、想像以上に卑怯だったな。発火は、あんなに一気に起こるものなの?

15話目 ☆4
科学は、人を幸せにするためにある。根元的なことだけど、忘れがちなこと。

16話目 ☆4
なるほど、宇宙に行ってて、難を逃れたってことか。ロマンだな~。

17話目 ☆3
司らしくないな。自分が単騎で行って、解決やん。とはいえ、違う武器を急に持たせて、どうする? 琥珀以外は、鉄の槍の方がよくないか? 各自の能力をちゃんとフル活用するのは、レベル高い。

18話目 ☆3
3人同時に木から落とすのは、「ちゃんとしていない」。時間差で一人ずつ落とし、安全を確認するべきだろう。スマホか。毒ガス弾とかの方が良くない? ビンにつめて投げようぜ。

19話目☆3
ワタアメに水力発電。常に見張りをつけとかないと、発電所のヤバさが分かる焔に破壊されそうだた。

20話目☆3
だから、焔は何してるのかな? タングステン、まあ、こういうご都合主義は許せるけどね。

21話目 ☆4
素敵な友情話。最後の、木に復活日彫ってたあたりの伏線の活かし方は素晴らしかった。

22話目 ☆3
マグマが仲間に。少年漫画だな~。

23話目 ☆5
あれは、友情だったのか、、、良い話だな~。争いのための科学が人を豊かにする。歌を入れたりして、あきない演出。

24話目 ☆5
レコード。科学は時空を超える。科学の素敵さだな。歌を、文化を残す。1本とられたな。実用だけが科学じゃない。人を豊かにするのが科学。まあ、ここで切るなら、2期の情報流さないと暴動起きるわな(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 42
ネタバレ

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

100億パーセント唆るぜ、この作品は!

評価は観終わってからします。
ただ9月位まで色々とあるので作品が観れないのは辛いなぁ。
(2019:07/31執筆)
※(2019:12/14更新しました)

原作・ジャンプ掲載分全て。
アニメ・四話まで視聴済み。(30分アニメ)


うん、期待通りな展開で嬉しいですね。かなり好きな作品なので綺麗に表現してもらいたいです。

超!簡単に書くと…
普通な日々を、学校生活を過ごしていた『石神 千空(いしがみ せんくう)』『大木 大樹(おおき たいじゅ)』『小川 杠(おがわ ゆずりは)』。
そんないつもの日常生活が一変する。原因は分からないが【人類のみが石化する(一部ツバメも)】という事変が起きた。
…そこから数千年の時が流れ何故か『千空』と半年後に『大樹』の石化が解ける。
文明は滅び、建物等は腐って無くなっていた。
「科学は地道な探求」という持論を持つ科学少年『千空』はストーンワールドでどう奮闘するのか!?
…と、簡単ですが。

ここから下は隠してますがネタバレは無いです。視聴前+数話観た感想です。

{netabare}

最初この連載作品を見た時に思ったのが『マインクラ○ト』+『学生時代の理科や化学・科学』+ファンタジーと言ったとこですかね。
ちょっと能力部分だけを例えるなら『ダンガンロ○パの【超高校級の○○】』みたいな感じがありますね。『千空』も『大樹』も『杠』も『獅子王 司(ししおう つかさ)』もそれ以降に出てくるキャラも何かしら凄いです。(全部じゃないですがね。早くメンタリスト出てこい。)

この作品って番組後半にも注意書きが出てますが「やろうと思えば出来てしまう」という事。(危ないやつもあるので自己責任でやって下さい)
科学監修も『くられ』がやっている事。
数千年後なので緯度経度等のズレや人工で作られた自然は無くなってるというリアル表現。

料理も衛生面も武器も現象も全て科学でやってやんぜ!って感じの『千空』が面白く、でも合理的と言いながら甘いとこもあるキャラに惹かれました。


最初この作品を見た時は『大樹』が主人公かな?と思ってました。1話目観ると…ね。

『千空』役の『CV小林 裕介さん』はちょっとウザいキャラが似合う声優さんになったなと個人的に思いました(笑)

ちょっと『司』がキレ者過ぎかな。ストーリーの流れ的に仕方ないけど色々と気付くまでは良いとしても物体・物質等の知識も凄い。記憶力が凄いからか?
『司』の考え方は結構納得しますね。今の世の中の…、老害共が…、と、詳しく書くとつまらなくなるのでこの辺で。
ま、独善的な価値観って感じですね。

アニメではまだですがジャンプ本誌で書いてあった物を試しにやってみました。ある話数で『麺料理』を作るのですがそのレシピを試しに作ってみました。…作って、…(汗)
食用としては問題ないけど味が…、食感が…、薬膳としても…(汗)

ある飲料もいずれは試してみます。


これから科学で発展させたり、謎を解いたりと色々と熱い展開があります。現代社会にあるものがほぼ全て無くなった世界でどう『千空』達が行動するのか!?科学ファンタジーをお好きな方は是非!

個人的にはOP曲もED曲も合って無いかな?と思いました。

{/netabare}
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(2019:12/14執筆)

全視聴しました。ここから先の感想はネタバレ含みます。

{netabare}

いやー、結構楽しめました。
文明が無くなった世界で『マインクラ○ト』に『化学・科学』を駆使し困難を切り開いていく、ってのは子供心をくすぐりますね。

因みに『化学』は物質の性質ならびに物質相互間の反応を研究する、自然科学の一部門。

『科学』は一定領域の対象を客観的な方法で系統的に研究する活動。また、その成果の内容。特に自然科学を指すことが多い。

って感じです。どっちも読みが「かがく」なので分かりやすいように一般的に『化学』は『ばけがく』と言ってます。(千空も作中に言ってます。)


謎がかなり残ってますが1番気になるのは『石化』ですね。『千空(考えていた)』と『大樹(想っていた)』だけでも解け方が違うのに『杠』はもっと違う。『杠』は何も分からないと言ってました。『千空』とは違う。
『司』はすぐ順応してたけど解け方としては『杠』に近い。
さて、一応は『復活液』で石化が解けてますが条件が違う物で石化が解けてます。この謎はまだ原作でも解明されてません。
石化された理由・原理やなぜそうなったのかが非常に気になります!


『司』の考えは結構共感しますね。
権利や税、先に産まれて文明を切り開いた年上だからそれを敬え!って世界が気に食わない、浄化しようという考えは歳が若ければ若い程共感を得られるのでは無いでしょうか?
大体文明を切り開いたお偉い人なんて少数だろうに。

そうなれば意見は割れ、『千空』VS『司』みたいな構図は遅かれ早かれ出てくる争いの種になってるでしょうね。
人間を増やす、増えると考えも様々な物が出る、そうなると…ってね。



この作品は一応現代社会(連載された時は2017年)を題材にして石化しておよそ3700年後に石化が解けてストーリーがスタートしてます。
私は鉱物とか物質の経年劣化とかよく分からないんですが今から3700年後には何も残らないもんなんでしょうか?作中では青銅製の大仏は残ってましたけどどうなんでしょう?
一応前に見た科学ニュース記事では1000年単位の月日が流れるとほとんど無くなるとは見ましたが…。
CDやDVD等はちゃんと保存しないと寿命は20年〜30年って言われるし電子データも『M-DISC』以外はちゃんと管理しないと数十年で劣化・場合により消えます。
データはともかくここまで何も残らないのかな?ま、証明は難しい…というより無理でしょうね。見る事は不可能でしょうし。でもやはり気にはなります。


後は気候かな。現代社会でも計測しだしてから赤道は徐々にズレてるし世界的に気候も変わってます。
3700年後に日本に四季はあるのかな?と、疑問。
日本が気象情報を取り出したのは明治5年(1872年)から。たった150年しか経ってない統計データで異常気象とか言ってる気象予報士ってどうなん?って思うけどそれでも気候は変わってる。
確か現在(2019年)から約2000年後には今の北極星ポラリス(こぐま座α星)は北極星では無くなり、ケフェウス座ガンマ星【エライ】が北極星になります。(科学ニュースより)
そうなると地軸とかは今よりかなりズレてると思うのですが。地球の地軸は約2万5800年周期で微妙にズレてる計算なはずだし…。
ま、高卒の素人の疑問なんでそこまで対した事じゃ無いのかな。
日本であるかは作中の簡単な例で『杠』が石化してた場所で分かります。


個人的に好きだったのは食事ですね。
流石に『ねこじゃらし』を見て「よし、ラーメン作るか!」とはなりませんが(汗)
ただ発想力やこれをネタに持ってくるのは凄いと思います。普通思い浮かびません。
…味は …オェッ
私だったらストーンワールドにある物で味付けを変えるくらいか知ってる調理法で調理するしか出来そうに無いです。

結構食事に関する製品や家電製品って化け学・軍事転用で作ってるの多いんですよね。『レーダー』=『電子レンジ』とか有名なのはナポレオンが採用した『瓶詰め』のちに『缶詰・レトルト食品』が作られる。面白いのはお掃除ロボット『ルンバ』は『地雷探知ロボット』だった等本当に面白い。
だからこそ私はこの作品が好きだし食事のエピソードであの発想力は痺れました。
『パクチー』『炭酸水』『ハチミツ(焦がしたカラメル)』『ライム』で『コーラ』は私も試しましたが『コーラ』でした。
ただパクチーが苦手なのでそこがちょっと(汗)
個人店で料理を出してるとこにはたまに自家製のコーラやジンジャエールとか出してるとこもあるのでこーゆーのは簡単に作れるんですよね。
…今度は『炭酸水』を作るとこからやってみようと思います。

もしこの作品のようなストーンワールドになったらお酒よりコーラとかジンジャエールとかの嗜好品の方が重宝されそうだなぁ。多分。


ストーリーを観て思ったのが70億人の復活は出来るかもしれませんが、1番ムリゲーなのはストーンワールドから現代社会の技術まで復活させられるかどうか。
ほぼ無理だと思います。科学ニュースでも取り上げられたのを見た事があるんですが、鉱石やエネルギーや資源など取りやすい所から取ってしまってる為に作るのが困難なアイテムや不可能になるものが出るそうです。簡単に言えば取り辛いとこまで行かないと行けないからって事です。
『スマホ』が現代社会ではかなり普及してから『砂マフィア』が砂を乱取りして砂不足、枯渇してるそうです。サハラ砂漠の砂を使えば?と思うかもしれませんがサハラ砂漠の砂はスマホやガラス、電子機器や鋳型等を作れません。ある成分が入ってないのと丸くて小さ過ぎるので。

こーゆー問題があるなか『千空』がどうやって復活させて行くのか、楽しみで仕方ないです!
『千空』で完結させるのか、何世代も掛かるのか、どうなるのかな?


{/netabare}



合理的だけど非情では無く甘さのある『千空』、そこは結構人間臭くて好きですね。『コハク』と『クロム』との絡みも良いし『大樹』と『杠』との関係も熱い!バトル部分もジャンプらしい。
次回予告の理科の実験みたいなんはとても良かった。

少し設定に疑問点もありますが全て完璧な作品は無いと思います。

第2期が1期放送後に制作決定が発表されました。
『千空』の言葉を借りて「唆るぜ、2期も」と締めようと思います。
長い感想を読んで頂きありがとうございます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

66.6 2 災害で高校生なアニメランキング2位
CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (453)
2418人が棚に入れました
2015年、渋谷。

6年前に起きた大災害、渋谷地震から復興された街に新設された私立高校『碧朋学園』に通う青年宮代拓留は、自身が設立した新聞部の活動の一環として『ニュージェネレーションの狂気の再来』と称される連続殺人事件を追っていた。

情報強者を自称する拓留は持ち前の好奇心と行動力、そして周囲の手助けや偶然もあり、とうとう事件の第一発見者となる事が叶う。

真相の究明をする事で自身の有能さを知らしめる事ができると考えた拓留は、義理の姉を自称する来栖乃々の制止も聞かず、幼なじみの尾上世莉架や親友の伊藤真二と共に動く事となる。

やがてそれは、渋谷に生きる全ての人々を巻き込む狂気となって拓留に襲い掛かり、拓留もまた、自身の過去と向き合う事となって行く。

声優・キャラクター
松岡禎丞、上坂すみれ、ブリドカットセーラ恵美、三森すずこ、水瀬いのり、仲谷明香、真田アサミ、藤原祐規、阿部敦、原由実、菊池こころ、くじら、志村知幸、加藤将之
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

初心者OK?シリアスホラー謎解き物!

2話まで視聴。
ストーリーの引きは一応分かってるね。
この調子で行けばいいんじゃないでしょうか。
まだまだ主人公の動機が薄いから、人物描写はこれから頑張って欲しいね。
(ただの部活動で何故そこまで危険行為に首突っ込むのか、とか。あとヒロインもね。)

ゲーム未プレイ。カオスヘッドは見てないけど、新規OKていう信者さんを信じて。
まあ、カオスヘッド総集編の0話の時点はフーンって感じ。ダイジェストすぎるし、過去にこんな事件があったのね、程度で。
このキャラデザだから微妙だけど、手首になってんのが良いね!作画のギャップが凄くて!
歳取ると、ティーンエイジャーほどグロ漁る気無くなってくるけど、この位のグロさは余裕。まだキャラに感情移入してないしな。
(というか駄目なグロアニメってあまり思いつかん。結構思いやり規制あるし。)

キャラデザは数年前のカオスヘッドの雰囲気を引っ張ってるもんだから、古いとか言うのは仕方ないみたい。

志倉さん原作のは、前期のオカ9の厨二度にはタジタジだったんだけど、今期は何とか不快キャラはいなさそうだ。無駄に群像劇になりそうな雰囲気も無いし。
着実に謎の提示とそれに向けて進行しているのは好感が持てる。
(みもりんキャラ好きだし。進行引っ掻き回して欲しいな。)

ニコ動利用するのはデフォでそんなもんだろう。まだオタク界隈で盛り上がってるネタ程度だし、それがどうマスコミに浸透していくにしろ今のところは違和感無いしな。
2話冒頭のゆっくりから始まるのは面くらったが(笑)

制作がシルリンことシルバーリンクなのが不安要素。光る演出できんのかね?いつも色味薄い気がすんだよね、ここ。
まあ原作信者さん曰くの脚本に期待☆


おおお、なんか消化不良してきたぞ!
不自然さが伏線ってまじか、信者さん…

3話
{netabare} なんかサラッと初見向けに欲しい内容もカットしましたね。
姉生還で面白さ下がったけど、応急処置した後に自宅療養って???
ってなってたらどうやら自宅町医者らしい。(ネタバレサイトより)
確かにワンシーンどっかに玄関に医者の看板の絵もあった気もしたが、理解が繋がらない。
副生徒会長と主人公が見舞いで言い合いになって、止めに入った姉の傷口開いてるのに男2人傍観者。もっと慌ててw
そこで「早く下の手術室で親父に手当してもらわないと!」とか自宅兼町医者アピールな説明セリフでフォローしてくれても良いと思うんだが?

さらに大きなカットでは、ニコニヤ?動画の生主との対談経緯。まず展開が早くて生主の素性はギリギリ思い出せたが、なんで対談なんて展開に?しかも主人公達のフィールドの学校の文化祭で?(何故か先輩JK捜査サイドからも熱い注目)
生主から申し込んだらしい(ネタバレより)けど、ここの経緯は欲しかったなと。
生主がいつどこのタイミングで力士シールを飲んだか?を今後謎解きするにしても、ご都合にしか見え無くなるし。あのシーンのタイミングだとああなるよね、というのが言え無くなる。つまり、感動が無くなるわけだ。

おかげで今話の衝撃のラストも全然衝撃度が下がったというか。

一般生徒からの見え方として、見知らぬおっさんが文化祭のステージ上に乱入し、アル中みたいな心神喪失でフラつく中、大量にゲロって昏倒したのと何が違うのかと。

主人公サイドの深刻さの感覚に寄り添えずに、一般生徒気分で見ていたよ。

し、死んでる〜‼︎
じゃなくて、
あ、死んだの?
というスタンスで。それにしてもカットのせいか、ちょっと強引すぎるなぁ。
{/netabare}


4話
{netabare} これまた色々不自然な所が多すぎてどうしよう(笑)

一連の事件の重要人物と思われる力士シール製作者(カオへの主人公)が居る病院の精神病棟へ不法進入して、主人公の妄想が爆発する回。

病院の警備ザル過ぎ!むしろ進入を予測されて主人公側が嵌められてるならどれほど良いか。
ラッキーが続くが、全部世莉架(同じ部員の進入仲間でヒロイン扱い)のお導きw
なんで主人公のトラウマの主因、ピンク髪の幼女/少女を、モニターを見ながら世莉架がいの一番に「この子!」と指摘できるのかと思って見返してみたら、トラウマシーンで幼少の主人公の隣にちゃっかり居る幼少の世莉架。幼なじみ設定だっけ?それにしても空気すぎるだろ。存在感示してよ。
なにしろ幼少の頃に同じ物(ピンク髪の少女の精神実験現場)を見て?主人公はトラウマで発狂寸前なのに、世莉架の何とも無い感…
夜の病院の雰囲気だけで、キャー怖いーってか弱い普通女子を装って、黒幕のような気すらしてきた。人格描写無さすぎだろ。

今回初めて明かされた、主人公も忘れてたトラウマ。主人公は幼少時にこの病院で何やってたんですかね?

同時に病院に先輩JK捜査サイドも進入してきて、なんてタイミングだよ。
内部で鉢合わせした先輩は、発狂寸前の主人公を軽く締めて正気にさせてたけど、もう主人公はじめ部員達はビビリすぎて騒がしくて邪魔だからさっさと帰れよってレベル。(そもそも自ら乗り込んどいて、阿呆みたいに騒ぐコイツラ酷い←ホラー妄想シーンが肩透かしばかりでイラッときてるw)
先輩も腹パンでもして主人公寝かせといて欲しかったけど、素直にサーバルームに連れて来て秘密解明に一緒に説明。うーん尺の都合ですねえ。

あと、結果行方不明になったピンク髪とは違う、新キャラのうきという少女(過去の実験体の廃人達の世話係)。精神実験を乗り越えたとは思えない萌えキャラ。
なんで制服なんですかね?外部の学校通ってんの?それって情報漏洩しまくりだろ、この病院大丈夫か。
今回はうきが先輩JK捜査サイド側に拉致られて終了。
アニメ組には描写が下手にしか見えないが、果たして悪手を好手にできるのか⁈
{/netabare}


続きの5話、6話は感想詳細省くわー。
なんか印象が変わらないし、一応新しい設定も出てきて物語が一転してるんだけどね。

{netabare}せっかく拉致ったうきが余り活躍してない印象。なんの意味があったの?

ギガロマニアックス=超能力者 という新用語が出てきたけど、大まかに言うと妄想を現実にできるらしい・・・想像したことが、他人の脳に干渉して現実と認識させるだけでなく、それを事象として出現させうることもできるみたい。

それに、ディソード。(アニメで新用語として明確化されてた?)
ギガロマニアックスが出現させられる、可視化できない武器らしい。

この2つの新設定がカオスヘッドの延長線上にあるとのこと。
結構なんでもありになってきましたな。
ディソードとか、下手なバトル物になるのアリアリだわ。
感想レビュー副題に推理物とか、ミステリーとか書かなくて良かった(笑)
一応、伏線貼ってて謎解きはするしなw

そして、案の定みもりんキャラ・雛絵(人の発言が真実かどうか分かる)と、主人公・拓留(良く分からんが、物理で思い通りにできる)がギガロマニアックスであることが説明され、道中2人でいるところを襲われることに。
しかも犯人は、行方不明だったピンク髪の成長した女性・南沢泉理らしき人物。(パイロキネシス=炎を操る)

その際の雛絵のおもらしはアニオタ男子やんやの大喝采だけど、ハイライトはそこなのか?(汗
そんな活躍は期待してなかった・・・

なお、南沢泉理と主人公・拓留と、その義理の姉・来栖乃々は幼馴染で、幼き日のワンショット写真が残されている。
雛絵はその能力で、南沢泉理は幼い頃死亡したと断定する乃々の証言を看破し、ストーリーとしては南沢泉理の生存説が濃厚になって来た。
{/netabare}


さて、問題は怒涛の展開を見せた7話ですね。

7話
{netabare}いきなり襲ってきた犯人死亡かよ!
しかも、建築資材の鉄筋の棒を口から串刺しにして焼死とかなかなかエグい。それが自殺だって?
うーん、脳が操られてたとしても胃袋を突き破ったりなんだかんだで自分1人の人間の筋力で完全に刺せずに中途半端に停止すると思うんだけど、その筋力に何等かの外部の力が加わったなら分からないが、自力でねぇ…うーん。鉄筋綺麗に刺さり過ぎ。
パイロキネシストが焼身自殺は、火力高いのを一瞬で発火させればいいから疑問にはならないけど。(なぜ周りの部屋が全く焼けてない?←小疑問)

そして、彼女自身が誰かに操られて自殺したかのような、脳の肥大が確認されている。

世間的には「ニュージェネレーションの狂気の再来」の犯人と思われた南沢泉理(仮)の死亡で、一見事件終了かに思えたが事件は終わってなかったという展開に。

7話内で推察されてたのは、南沢泉理(仮)が死亡した時刻の後に、雛絵と拓留が襲われた?それは他の真犯人に南沢泉理(仮)の姿の幻を見せられていたのか?

そもそも南沢泉理らしき人物は、杯田理子と名乗り、住まいのマンションの名義もその通りで偽名だとされていたが、杯田理子の経歴は南沢泉理とは別で確かに存在していたことが確認された。
だとすれば死んだのは杯田理子で、南沢泉理はいまだ生死不明。
しかしどうして拓留は杯田理子を南沢泉理だと思ったのか?面影が似ていた?
似ている人物がギガロマニアックスであったのは単なる偶然なのかどうか。

まあギガロマニアックスが殺害され続ける「ニュージェネレーションの狂気の再来」では、Xデーに襲われそうになった拓留と雛絵が生き延びたことで、Xデーに殺害は起きなかった、ニュージェネは終わったと思ったら、変わりに杯田理子が殺されていてニュージェネ継続ってわけだ。

それだけでなくて、主人公・拓留の身の回りを使って、部内の友人の伊藤に義理の妹の結衣を惨殺させる衝撃END!
いや、急展開すぎて現場で対峙した時から伊藤はこれ操られてるんでしょ?ってのは分かってたけど。何しろ杯田理子が操られて自殺させられるくらいだし?
しかしギガロマニアックスでない伊藤まで操られるとか、ますますやべーな。真犯人にとっては誰でもいいわけだ。ただ、今までの被害者にはそうではなかったのに、拓留については周辺を襲うまで個人的な恨みがある真犯人とは。さて一体誰でしょう?

確かに伊藤の殺人動機(証言)は傍から見ててもおかしかったよ。それは拓留と一緒に駆け付けた乃々がすぐ操られていることを論破してくれたから良かったけど。
伊藤が南沢泉理と幼馴染なんて描写は作中に無かったし、いきなり泉理を愛していた発言に、その泉理の恨みのとばっちりを拓留に向けるとかポカーンすぎてね。(でも実際殺害するのは義妹の結衣っていう謎。)
なにしろ、伊藤の目が血走って血涙?みたいな操られている人特有の症状も出てきたし。(脳が割れる発言もそう。=脳が肥大化している。)
論破して直後、伊藤の正気が現れるという分かりやすい描写で、伊藤への憐みが増したね。操られて10代で猟奇殺人犯なんてこのさきまともに生きていけないよ。
最後伊藤は限界で倒れたが、死んだのか?

3話でも義姉・乃々が死んでませーんってやってたから、これまで身内は死なない路線でぬるく行くのかな?と思ってたら、義妹の惨殺ぶっこんで来たね。
そのための、今までのかったるい家族描写だったか。無駄な尺取り過ぎだろ(変わりに描くこといくらでもあるだろ)って思ってたが、だからこそ乃々の慟哭は心に来るものがあった。でも拓留はダメだ。
拓留と家族(特に結衣)との関わりが描けていない。希薄すぎる。あのシーンの拓留の心理は伝わってこない。ただ泣いて、伊藤に激高するだけ。

乃々cv.ブリトカットセーラ恵美の慟哭は凄く良かった。名前でいじられて来た声優だが、やっとリアルに実力が認められたかもね。

あと、惨殺言ってるバラバラ殺人だけど、
殺害中に伊藤が拓留と電話で話すシーン。
実際の状態を知ったら、電話口であんなに可愛い声を出す結衣はジョークかなと思いました。せいぜいナイフで切り傷つけられてるくらいの。
虫の息の終盤ならもうちょっとか弱い声にして欲しかったし、前半なら人の声とも思えない絶叫があってしかるべきだけれど、まあ胸糞なのでもうどうでもいいわ。

原作ファンに殺害状況説明させると、※※※超絶グロ注意※※※{netabare}果物ナイフで骨を切断してるんだよなあしかもすぐ殺すんじゃなくてゆっくりと細部まで切断して・・・最後に首切断した叫びすぎて声枯れただろうな {/netabare}※※※
それで遺体を各部位プレゼントBOXでラッピングして、人型に置くと。ゲームの初回盤特典がプレゼントBOXだったらしい。

結衣が狙われた意味も他にもあるみたいだが、アニメで出てこないならそこはスルーする。

拓留が現場に向かうシーンで画面が白黒モードになったから、一瞬幻想ルートに入ったのかと思ったじゃないか。シュタゲ、カオヘのリスペクトらしいが紛らわしい。
ただそれらが組み合わさって視聴者を油断させておいたので、ラストの残虐性が際立ったとも言えるが。

それにしても、今話で一番どうでもいいシーンは、
拓留の恥ずかしい本を隠れて読もうとする場面。ただのcv.松岡くんじゃないか!
げんさんって誰だよw
本の代行購入してくれる浮浪者らしきおっさんのカットが…
それも結衣の伏線の貼り方からすると、げんさんが真犯人だったりするのか?!(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

だから結局なんだったのかな?

ゲーム原作。
なんの先入観もなく観た感想をそのまま述べる。

正直、最後まで何がしたかったのか・・・
ツッコミどころが多すぎたのと、キャラに違和感を覚えまくった作品でした。

以下ストーリーと共に感想。
(長くてごめんなさい)

2009年に起きた渋谷地震から6年後の世界・・・
地震の影響は殆ど見られず、復興は早いものだな。

しかしあの地震は人工的なのではないか???との意見・・・

同時に起きた、不可解な事件。
まず、重要登場人物から、
{netabare}
--------------------------------------
主人公:宮代拓留は、学生なのに新聞部で殺人事件を追っている←
地震で両親を亡くしてからは施設で育った。

ヒロイン:尾上 世莉架(以下セリカ)拓留とは幼馴染。

自称姉:来栖 乃々 拓留と施設で育ち、現在は拓留と共に佐久間に引き取られ家族になった。

嘘は嫌い:有村 雛絵 真実と嘘を見破れる能力者

結果良く分からなかった:山添 うき 可愛いいそれだけで結構。

謎の天才:久野里 澪 情報量が凄い。何者なのコイツ。

被験者:南沢 泉理(以下センリ) 実験された女の子

親友:伊藤 真二 拓留の親友

養護施設の先生:佐久間 乃々と拓留の父親代わり
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{/netabare}


重要なのは6年前の渋谷で起きた連続猟奇殺人。
「ニュージェネレーションの狂気」

関連性を調べると日付が一致している←

そして起こった「ニュージェネレーションの狂気の再来」

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{netabare}

①「こっちみんな」事件
9/7 生ニコニヤ動画の放送中に配信者の自宅に来客が来て、
カメラの前に戻ってきた時には
自分の腕がなくなり、皿に手が乗せられていて、そのまま自分で食べて数時間後に死亡。

②「音漏れたん」事件
9/19 ニコニヤ動画の歌ってみたの歌い手
ストリートライブ中死亡。
死因は、コンビニで買ったハサミで自分の腹を切り、
スピーカー埋め込み、隠しながらそのままストリートライブ決行したことによる出血死。


んで、新聞部で今日事件が起こるかも???と推測して、
拓留とセリカは、スマホで撮影しながらラブホテルへ

あからさまな猟奇殺人事件の部屋へ←

③「回転DEAD」事件
ラブホの回転するベッドの上で三方から首を吊られ、男性が絞殺。
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{/netabare}

勝手に行動しといて
「逃げなきゃ」とか「何で何で」ってめんどくさいなって思った。

皆、アワアワしすぎてて
コイツら何したいの?って思った←

怖がってたくせに動画を見て事件を考える←
動画を警察に渡さないスタイル←

学生なのに何してんねんw
ってかこの世界情報だだ漏れっすね。


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{netabare}

どうやら路上に勝手に張られた力士シールが原因かも???って

③の殺人事件の現場に同じ学校の生徒がいた。
有村さんに事件の事を聞かれる→拓留は殺されるとの予言を言われる。


力士シールはそれぞれの事件現場に
まるで覗くように貼られていた(偶然か?)

事件現場にいた有村は仮釈放中で刑事が張り付いてるが
事件前後の記憶がない様子。

噂の力士シールが貼られている場所にカメラを仕込んだ新聞部
そこで生徒会長であり、拓留の自称義理の姉:来栖 乃々が刺される

落ち込んでいるのもつかの間、
ネット記者:渡部との対談をよびなくされた新聞部。

そして文化祭で対談っと思いきや渡部が突然発狂しだした
力士シールを吐き出して←

④「ごっつぁんデス」事件
渡部の死亡解剖で力士シールが内部から大量に出てきた。
死因は窒息死
--------------------------------------
{/netabare}

怪しい事件に関わりすぎだと刑事に言われるが、
全くもってその通りだと思うわw

乃々ももう辞めろというけど、拓留は辞めない←

まぁ、辞められたら物語り進まないけどね。

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{netabare}
力士シールを作ったと言われる人物に会いに精神病棟へ侵入するも
ゾンビっぽいのに襲われる(妄想)

拓留に植え付けられた記憶?妄想?
拓留発狂しすぎで一番怖かったわwww

突然久野里澪が登場
学校の先輩だが、ちょいちょい事件に刑事と関わってくる不思議な女性である(謎)


さっき叫んでいたのに久野里と先へ進む。
(ヤダヤダ言ってんなら帰れよ←)

この場所に来て分かったことは、
脳科学の臨床試験が行われていたらしいって事。

脳をいじられていた?
脳をいじり妄想を爆発させ超常現象を発生させる実験?

力士シールにより特殊な兆候を見せた被験者のセンリ
地震のせいで今は行方不明らしい・・・

そして拓留は能力者だった
テレキネシスかサイコキネシスか…

有村も能力で、他人の口にした言葉が嘘か真実かわかるらしい。


そして新たな用語「ギガロマニアックス」
結局のところ現実世界にに妄想通りの事を相手に見せられる
相手は現実だと植え付けられる
たとえ妄想だろうと皆が認識してしまえば現実と解釈される(ってことでOK?)

--------------------------------------{/netabare}
拓留が能力者だと分かってからは
いちいち力士シールを見て発狂し、妄想世界に入り、能力者に襲われ
観ていて疲れさせる展開ばかりでした・・・

--------------------------------------
{netabare}
乃々は被験者センリの存在を知っていたが
拓留はセンリに襲われたと怯える←

そして改めて起きた事件
⑤「上手に焼けました」事件
全裸の女性が自宅のテーブルの上で、
頭から串刺しの串のような鉄筋が突き出た状態焼かれて殺された。
鉄筋は自身で持ってきたらしい。


そしてそして~
⑥「非実在青少女」事件
妹ユイが伊藤に殺された。
ユイはバラバラにされギフトに詰められていた。

センリを見捨てたという逆恨みだが、
伊藤は操られている模様←


突然乃々がセンリの話をする。
あの地震から乃々にはセンリが乗り移っているらしい。


襲われたのは別の能力者のせいで妄想を見せられていただけ

思考誘導が多すぎる

みんな操られていた

思考誘導者は目から出血する

犯人は操って何がしたかったのか…

犯人は誰なのか・・・

はい、めんどくさくなってきました~w
--------------------------------------
{/netabare}

そしてクライマックス~
--------------------------------------
{netabare}

①の事件の映像を見て乃々消える。犯人分かったっぽいね。

ここで私が一番驚いたことは、
突然能力操れるようになった拓留にでしたw

話し戻って・・・
乃々登場(←センリの姿だが)

①の事件にあの場所にいたのはセリカ

セリカが操っていたのか?

乃々と対決しますが、セリカキャラ変わりすぎ←悪役っぽくて結構


同時に世間では一連の事件は拓留のせいになってたw

警察から逃げてますが、隣に警察いるがな…ww

ここで謎の女:久野里 澪の解説が始まります~

結局のところ
能力者の力が覚醒するにはストレスが原因って事か?
地震の時には望んだ事が能力へ?

セリカは幼馴染だったはず…この記憶が曖昧に・・・


拓留は育児放棄をされていた。だからセリカと一緒にいた
事件が好きだった。探偵ごっこのような感じかな?

セリカは拓留が生み出した人物でした←
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{/netabare}
もう個々まできたら、話が詰まってきましたね。
理解力が追いつかなくなってきました私。

もう結果だけいいますが、
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{netabare}
父と思っていた佐久間とセリカが真犯人だった。

お父さんは委員会の人間。病院の関係者だった
地震の後、重要な子供達を飼っていたらしい。
父は研究が楽しくてやってたっていう単細胞でした←

セリカは拓留を枷から外す為助けるために協力した。

全て拓留の為に…それ以外に望んでいないセリカ←

っていっても全てセリカが殺してんじゃないかw


セリカvs佐久間

佐久間は能力者じゃないので
委員会の発明「ギガロマニアックス」と同じ能力が出せる装置使用。

この装置を装備した父ダセェw
ラスボスのくせに、ダサすぎて小物っぽかった。

セリカはやられ、 拓留vs佐久間

拓留は能力を使い、強いと思ったら精神が弱い←仕方ないのかな?


ここにきてセリカを生み出した理由は
「やりたい事を与えて欲しい←」だったことに気づかされる。


結局事件を追いかけたい願望からセリカを生み出し

セリカがやった事だが、拓留が解決するために仕組まれた事件ばかり。

結局無意識に望んでいたことができていましたね。

拓留は前代未聞の事件を解決したっていう英雄になる事を望んでいたらしい←

(中二病かよw)


最後セリカを受け止めてるけど、自分が生み出したからなの?

自分の大切な人を惨殺されてるんだぞw

普通の女の子になれって、どーゆー心理なの????

今だに助けさせてって言ってるセリカもどーかと思うわw


結局猟奇的殺人者として精神科に収容された拓留。
最後の笑顔でセリカは普通の子になれたのでしょうか???
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{/netabare}


ってか「久野里澪」コイツなんなの?
凄い情報量と推理力…何者なの?

最後まで見てきたが、
文章にしたら分かりやすいかな?って思ってレビュー書いたけど・・・

めっちゃ分かりにくいねw
自分で書いてて笑ってしまうわw

頑張ってメモ取りながら見ていたんだけど、
父親のダサさに一気にストーリー吹っ飛んだよ私は。

突然事件関係なく剣で戦うところとかちょっと意味分からなかったし、
モブキャラの置いてけぼり感も酷かったですね。

ストーリーはイマイチでしたが、
ホラーとかグロに関しての作風は良く描けていたのではないでしょうか。

レビュー長くてごめんなさい。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11
ネタバレ

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

西條拓巳に憧れた宮代拓留の皮肉な末路

第0話「CHAOS;HEAD」
{netabare} 主人公・西條拓巳がコンテナで寝泊まりする訳。”ニュージェネ”の名前の由来、そしてあの石田彰氏があっさり退場しちゃってるワケ(いやこれは重要じゃないかな)。外部から得る情報がちょっとザックリ過ぎるかな(初見の時は新参者に優しくないダイジェストだなって)
でも6話までしっかり見ると、0話で抱いたモヤモヤが大分ハッキリしてくるので、『~CHILD』の”カエル(人形?)”も含めてこの0話は侮れないです。渋谷を覆いつくほどの謎の広大な閃光から主人公や『~CHILD』の主役・宮代拓留はどう影響されたのか?とても行く末が気になります。
ところで0話は『~HEAD』内の何話に該当するパート? {/netabare}

第1話「情報強者は事件を追う」
{netabare}ラブホで男がロープに巻かれて絞殺された後の鮮血。あそこの音響・血飛沫がさっそくエグさ全開でした。Aパート終了直後の血が滴り落ちる音も余計にスプラッター度合いを加速させてました(よくこれでモザイクだとか画像修正、避けれたなあ)。
8話までクリアすると見えてくる伏線ありで、”カエル”であったり”乃々”であったり、見えぬものが見えました。やはり渋谷の8年前のあの閃光と関係あり?あとメガネで胸が大きい香月華の活躍は如何に! {/netabare}

第2話「事件が彼らを嘯く」
{netabare}Aパート終了間際の墓前の”誰か(アングルから見て南沢泉理ですね)”に呟く乃々。拓巳のセリフ(”最高の結果になれば、先手を打って犯人の目星は付く。最悪でも無駄骨だったで終わる”)等々既に伏線だったんだね。「AH東京総合病院」も登場して、振り返るとここからがスタートラインだったんだね(乃々が刺される最終カットも、アニメ本番の合図みたいで)。
でも乃々はカメラのこと、どこで知ったのかな?それにカメラ回収もちょっと手が早すぎるし、よくよく見ると終盤のシーン、いくらか謎で染まっていたな。{/netabare}

第3話「彼らのお祭りのお話の言い分」
{netabare} 能力者が主犯なのはここで大分ハッキリしたけど、力士シール嘔吐による窒息死は「物質転移」?でも現状そんな能力持ってる奴って居ないはず(7話までの流れを見て)。今のところ「思考誘導」が絶対的にクロだけど、この事件もその能力で発生させたケースの一つ?楽屋から登壇までさほど時間はないはずなのに、力士シールを身体が膨張するほど飲める猶予があるかな…。まだ謎の渦中だから解決までは時間があるし、モヤモヤは最終回で晴れることを祈るのみか。
しかし拓巳ら新聞部が『名探偵コナン』のまるでコナン扱いなとこは吹いたし、題名も内容の的を射てたね。悪くない。 {/netabare}

第4話「お話の裏側が妄想を始める」
{netabare}ここでも伊藤は運ナシかよw逃げるために解剖室へ隠れる羽目になった上、中は既に先客が眠っていたオマケつき(笑)案外乃々と伊藤ってこのアニメの災難役だな。
脳への人体実験に性格診断テスト(「ロールシャッハテスト」)を駆使。ロボトミー手術といい、脳は研究に役立つのかな?「ディソード」「ギガロマニアクス」のキーワードが登場して、「AH東京総合病院」が実験のための隠蔽場所と、かなり設定の掘り下げを一気に仕掛けてきたね。
悪くないけど他のアニメもやっぱり見ておくべきだったかな?{/netabare}

第5話「妄想の住人が騒ぎ迫る」
{netabare}妄想が現実を侵食、パイロキネシスを操る女…能力者モノ要素が今回一気に増加し出したね。有村の「ディソード」は防衛反応で発現ぽいが、拓巳のディソードは彼の能力「妄想の現実化」の影響から?ここは謎が晴れるどころか、余計に増しただけだから、モヤモヤする人いるかもね。それどころかうきも能力持ちだけど詳細は謎。病院の地下にうずくまってる背中がとにかく不穏だった。味方なのか敵なのか、あまりに不審が多すぎる。
ここはまあ溜め回かな?{/netabare}

第6話「侵した過去に間に合うために」
{netabare}また”カエル”の1カット、パイロキネシスの妄想トリガー、妄想以後の眼からの出血。大分カードは出揃ったな。ここで乃々が南沢泉理の容疑を否認する行動、ニュージェネの再来を無傷で死なずに生き残った事実。これね初見の時とにかく不穏で不安でしょうがなかった。そしたら次の7話でねえ、あんな事になるんだからさ……だからこの手の死体の山が積まれる話の死者ゼロは相変わらず信用におけないんだよ。困ったものですw
さて8話まで見終えたあとだと、南沢泉理と思われた子や、何気ないメニュー手渡し……これらが今回の妄想への伏線と思っていいでしょうね。{/netabare}

第7話
{netabare}アニメ見て目が潤んだの、いつ以来だったかな…実は事前に7話のネタバレ、画像付きで知っちゃったんで、もはやゴアに走ったような気がして、見るの迷いました(そしたら録画ミスったんで、嬉しいやらそうでないやら)。
今やっとネットフリックスで7話を無事観れましたが、これホントに辛いけど、演者の方々巧すぎですね。まず伊藤役・藤原さんは思考誘導下の伊藤と自我が戻りかけた伊藤、それに両方がごっちゃになって混乱する伊藤の声をよく表現できたものだと、今書きながら驚いてます(改めて声優という役者の凄さを実感しました)。これ相当伊藤の心に寄り添って洞察しなきゃまずできないはずですよ。事前にネタバレ情報が頭の中にあったおかげか、問題の残虐描写にショックは大分薄れましたが、ゆえか今回二人の芝居に終始圧倒されてました。
もう一人は乃々役のブリドカットセーラ恵美(本名だったとは)。この人のお芝居見たのは『ハルチカ』が初めてでしたが(『RDG』も出てましたけど、ほとんどアニメ覚えてなくて)、あの時は快活な天然百合持ちっ子でしたね(あくまでこっちの命名です)。でも今回は家庭的な、まあ堅物女の子で、でも本質は心の優しい作品の良心みたいな子です。これまで誰かに刺されたり、拓巳に”家族じゃない”と言われたり、ちょっと不憫なことばかりが先行しているだけでしたが、今回初めてブリドカットさんの芝居の力を実感しました。特に”箱詰め(そのままの意味です)”された結衣を抱きかかえて泣き叫ぶ声、もうね見てるこっちまで辛くなってしまいました。あそこで自我が崩壊せず、真犯人に問い詰めるのが、なお余計に起きた悲劇を一層引き立ててましたし…。
作画もキャラに寄り添いながら、残虐場面をゆるくさせず、より切実に最悪な事態を僕らに突き付けてました(日中で見た方がダメージ少しは減りますよ)。
ようやく見れて感じたのは、ビビらずちゃんと録画すれば良かったという後悔と、夜見ないで正解だったと思える安堵感でした。取り敢えずこれから見る人、心の準備をしといてください。レビュー。ここまで長くなるとは…。
追記:ところで題名がなかったのは、何故なんだ?{/netabare}

第8話「錯綜する光と影に惑う思いは」
{netabare}拓巳の知っていた来栖乃々=南沢泉理だという事実と、親友の為にギリギリまで助けようと動いた伊藤。それぞれの仲間たちが決意のもとに動くところは感動とはいかなくても、胸が熱くなりました。
遂に”カエル”の謎を明かして、犯人は二人いることが判明。その内の一人ですが、どう考えても”あの子”としか思えない最後でした。これね、夜に本編見るとやっぱり怖くなりますね。寝る前とかには絶対になるべく見たくないですね(苦笑){/netabare}

第9話「錯綜する思惑の行き着くところ」
{netabare}西條拓巳に憧れて、西條拓巳と同じシチュに。でも拓留は『CHAOS;HEAD』の「将軍」でしたの種明かし回(拓巳のポジは世莉架だった)。
ほとんど室内劇なうえ、アクションはキャラの会話だけ。なのに目が離せない展開が待ってました。別に斬新で驚きの展開というわけでないけど、ジワジワっと受け入れさせる話の流れは見易かったです。”イマジナリーフレンド”がいつどこで誕生したか。渋谷地震と白い光、ギガロマニアクスとの関連。発生因子の”頭痛”直後に起きた動き、その他諸々。ここで大分伏線を一気に吐いてきましたけど、かなり知的好奇心を擽るワードがいっぱいでした。
面白いけどどう終わるか、今はそこが気になってきました。{/netabare}

第10話「迫りくる過去の記憶」
{netabare}拓留の孤独が世莉架を生んで、ニュージェネの再来を生んだ。これで6か8割ぐらい全容開示されたかな?溜め回だし動きは微少、でも悪くはなかったかな。尚更ここまで駆け足すぎた流れが悔やまれるところだけど。
佐久間恒の異常性や拓留の親がネグレクト。もっともそれを異常だとは向こうは思ってないんだろうね(殺人鬼なり人間ってのは自分を正しいと思い込むしね)。現に親は拓留の抵抗、訳が分からず顔だったし、あとは佐久間恒の反応がどうなるかに注目かな?
”統合失調症”にしても、”エピソード記憶のすり替え”にしても、脳はホントに研究者にはうってつけなんだろうな…。ただそれが世莉架のようなグレーゾーンな時ならまだしも(良くはないけど、マシって意味で)、佐久間のように輩の場合はさすがに勘弁してほしいな。もう唯一マトモな大人って神成刑事と百瀬さんだけ?{/netabare}

第11話「彼の戦い」
{netabare}やっと拓留が主人公ぽい活躍見せると思いきや、ラストでKOされるとは、残念ですけど仕方ないか(あそこでクリアは早すぎるしね)。でも彼が仲間にどれだけ支えられて、大事にしてるか。幸せだった回想シーンの効果もあって伝わりました(痛いほど)。
まあ佐久間恒に関する感想は”はしゃいでますね”。やってることの異常性は今更語る必要ないけど、あそこまで活き活きしていると、演者は子安にオファーが良い気が(子安がやるとすべてネタキャラ一択で終わりますし)。
いよいよ次で最終回。今回作画が危なげだったし、締めはしっかりお願いしますよ!{/netabare}

第12話「彼女の思惑」
{netabare}落とし前をつける道を選んだ拓留にグッと来ました。妄想が具現化して、願いを歪に叶えてしまう。中々苦いし救われたのか救われなかったのか曖昧で、でもその曖昧さが何ともいえぬ余韻ですね。
まあ1クール圧縮は無茶と無理がありすぎたので、残念ながら『ロボティクス・ノーツ』以下と言わざるを得ないです(あれはちゃんと決着付けたし、好きな場面も沢山でした)。
にしても次エピソードは劇場公開作品とは。それ果たして利点あるの?と最後に言っておきたいかな。
まあ酷評するほどではない作品でしたけど、過去シリーズを凌駕したとは絶対言えない出来でした。ゲームの『らぶchu☆chu!!』ってこれの続きで合ってるかな(多少気にはやっぱりなるので)?{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3
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