熱血で学園なアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの熱血で学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月02日の時点で一番の熱血で学園なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.4 1 熱血で学園なアニメランキング1位
ウマ娘 プリティーダービー Road to the Top(Webアニメ)

2023年4月16日
★★★★☆ 3.9 (163)
484人が棚に入れました
クラシック三冠レース『皐月賞』『日本ダービー』『菊花賞』一生に一度だけ挑戦できるそのレースで勝つことは、すべてのウマ娘、すべてのトレーナーにとっての夢である。『ナリタトップロード』『アドマイヤベガ』『テイエムオペラオー』三強と呼ばれたウマ娘たちが、絶対に負けられない想いを胸に頂点を目指し競い合う、熱い熱いクラシック戦線。――ウマ娘の新シリーズ配信アニメプロジェクト、いよいよ始動です。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

これでまたナリタトップロードのファンが増えてしまうのか……(いいぞもっとやれ!)

1999年のクラシック戦線を題材にした全4話のOVA作品。
『ウマ娘』YouTubeチャンネル「ぱかチューブ」内で配信済。


【物語 4.5点】
今回『ウマ娘』にとって大きかったのは、題材とする競馬レースに例えばトウカイテイオーの有馬記念クラスの、そのままアニメにしても感動できる伝説級がなくても上々のシナリオが組めたこと。

全4話で描いたナリタトップロード、アドマイヤベガ、テイエムオペラオーの3歳牡馬クラシック路線。
特に上手く脚本してきたなと感心したのがアヤベさん。
{netabare} アドマイヤベガは双子。競馬では双子は互いの能力を奪い合うため、片方は処分される。
アヤベ出生にまつわるエピソードは使って来るとは思ってましたが、
亡き妹への贖罪による闇落ちを、菊花賞の凡走に絡めて行く。
純粋に走りを楽しむトプロと、罪悪感と重圧を背負ったアヤベ。光と闇の対比。
ここまで有効活用してくるとは思いも寄りませんでした。{/netabare}

競馬ファン以外にはあまり知られていないレースでも、丹念にネタを拾い集めて感動作に仕上げる。
安定してこれができるなら、今後、相当マニアックなウマ娘でも行けそうです。


またトプロの現役時代は6歳まで続くわけですが、その一部だけでも作品として成立させられたのも大きいです。

3期キタサンブラックの競争生活も長いので、取捨選択した時どうかな?との懸念もありましたが、
今はどの辺りをピックアップしてくるのか楽しみの方が大きいです。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・CygamesPictures

2期で進化したウマ娘ごとのCGモデルの細分化による個性出し。
加えて本作ではウマ娘の激走に合わせて大胆に崩した腕の主線。
先行ウマ娘を鬼の形相で捕まえに行く顔芸。
など演出、エフェクトの強化によりレースシーンはさらにパワーアップ。

レース中展開するドラマ性の面でも菊花賞にて{netabare} アドマイヤベガが宿命から解放される{/netabare} カットなどは、
星空などをモチーフにした大胆な背景変更。
小宇宙(コスモ)でも燃えているのか?って位コテコテ。
もはや競馬場では何が起きても驚けません。


【キャラ 4.5点】
主人公ウマ娘のナリタトップロード。
この3歳3強世代は馬も熱いが、騎手も熱い。
トプロの渡辺 薫彦騎手、オペラオーの和田 竜二騎手。
両若手騎手がダービー連覇を狙うアヤベ主戦のエース・武 豊騎手に挑んでいく。
所属厩舎のトレーナーもジョッキーを育てるつもりで素質馬の手綱を託す。

走れそうな馬が出てきたら、すぐに外国人ジョッキーに乗せ替える昨今の競馬界ではあまり見られない人情劇。
レース後に号泣するトプロなど、このウマ娘の言動には渡辺騎手のエピソードがかなり反映されています。
トプロも渡辺騎手も生真面目で不器用な委員長タイプなのです。

トプロのトレーナー沖田も渡辺騎手の面倒を見た沖トレーナーに、着用ジャケットまで一致させるレベルで寄せて来ており。
2期までのチームスピカのトレーナーとはまた違った、昔ながらの厩舎の師弟関係を体現。


全ての実在競走馬の権利を網羅できていないという課題を抱える『ウマ娘』
今回は2022年にゲームアプリに実装したアドマイヤベガが登場。

故・近藤 利一氏が築き上げたアドマイヤ軍団の権利初取得は大きな一歩。
この調子で最大派閥の社台グループや、金子真人HD(ディープインパクト、キングカメハメハなど)のウマ娘化実現によるコンテンツ拡大を目指して欲しいです。

一方で残念だったのはラスカルスズカを実名で出せなかったこと。
{netabare} 菊花賞で馬券に絡んだサイレンスズカの半弟なのに、ウイニングライブも描写が飛ばされ、アンコールで3強のステージに取って代わられたのは不遇でした。{/netabare}

あとはトプロの父・サッカーボーイも実名なし。
ただ代わりに登場した?“トプロの父親”は気性難のスピード種牡馬からスタミナ活躍馬が輩出された摩訶不思議を忠実にキャラ表現できていました。
サッカーボーイはオグリキャップを描いたコミック『~シンデレラグレイ』の時代でも活躍する社台系なので是非ウマ娘化して欲しい一頭です。


【声優 4.0点】
テイエムオペラオー役の徳井 青空さん。
常に自分が主役のオペラを演じ続けるかの如く。
ナルシストなノリで「世紀末覇王」を自称。
割りとストイックなトプロとアヤベの間に割って入って空気を変えるボクっ娘を、
「はーっはっはっは!」と明快な高笑いで好表現。

対照的に「はぅぅ~」と自信なさげなロリボイスを響かせるのが、
オペラオーを慕うメイショウドドウ役の和多田 美咲さん。
仮にも後に活躍する{netabare} グランプリホース{/netabare} なんだから同キャストの『ぼざろ』後藤ひとりの妹・ふたり位、ふてぶてしくても良いとは思うのですがw
これはこれで庇護欲をそそられるので良き。


沖田トレーナー役の土田 大さんのしわがれ声。
トプロ役の中村 カンナさんの真っ直ぐな台詞を、優しく包み込む味わい深いボイス。
掛け合いが温かかったです。


【音楽 4.0点】
OP主題歌は3強による「Glorious Moment!」
キーを上げて、ピッチも上げて行く、疾走感溢れる良作。
ウマ娘たちが躍動するOPアニメーションも出色の出来栄え。
5/10(水)リリースのサントラ楽曲集収録のFullver.聴きましたが、
最後まで駆け抜ける構成が素晴らしいですね♪
早速、朝のスタートダッシュ用プレイリストにゲートインしています♪

劇伴は複数作曲家のBGMを使用。
斎木 達彦氏のシンフォニックロック風のレースBGMは末脚爆発って感じでテンション上がります。
一方でEDはOP主題歌のピアノインストで静かに締めくくり、心情もしっかりフォロー。
ま、最終話EDは{netabare} 「うまぴょい伝説」でぶち上がるんですけどね。{/netabare}


【1話感想】長いので折りたたみ
{netabare} アドマイヤベガ、ナリタトップロード、テイエムオペラオー。
3強体制となったクラシック路線。

本作はナリタトップロードを主役に据えて来ました。
トプロの主な戦績{netabare} G1制覇は菊花賞のみ。{/netabare}
決して圧倒的じゃない。
にも関わらずトプロはファンに愛される馬。
足跡をまとめたDVDまでリリースされています。

ライバルのアドマイヤベガは父が米国二冠馬サンデーサイレンス。母の父が凱旋門賞馬トニービン。
生産界の覇者・社台グループ。
アヤベは社台が長年積み重ねて来た血統の総決算。
華奢な馬体にクラシックは獲って当たり前の宿命を。
鞍上にエース武豊騎手を。諸々背負った超良血馬。

もう一強のテイエムオペラオーはセリで1000万円で購買された馬だが、祖父サドラーズウェルズなど重厚な欧州血統を背景に持つ。
後に成り上がり“世紀末覇王”として君臨する名馬。
本格覚醒前のこのクラシックはその序章といった所。

そんな猛者たちに門別の小牧場出身の父内国産馬(※)トプロが、大跳びのズブい脚で、決してトップジョッキーとは言えない渡辺 薫彦騎手の懸命の騎乗に応えて、果敢に挑む姿に、人々は競馬のロマンを感じるのでしょう。
(※当時の生産界はサンデーサイレンスなど依然、外国産種牡馬の優勢が続いており、内国産種牡馬保護のためマル父専用重賞が開催されていた。)


以上を踏まえた本作。初回から期待以上の仕上がりで抜群の手応え。

小回りコーナーで膨らむトプロ。
“あの娘のために”無茶を重ねて走るアヤベ。
オペラオーを慕うまだ条件馬のロリ可愛いメイショウドトウ。

キャラに込められた競馬ネタも豊富でニヤニヤが止まりません。

ただオグリキャップにアドバイスされるオペラオーの元ネタは、私も見た時は分かりませんでした。
{netabare} テイエムオペラオーは出世が急激で、クラシック登録されておらず。
皐月賞には追加登録料払って出走したというエピソードは知っていました。
ですがハードなローテで皐月賞挑戦を決断した裏に、かつてオグリを管理していた瀬戸口 勉調教師の助言があった件は今回元ネタを調べて初めて知りました。{/netabare}
競馬には私が知らない伝説がまだまだたくさんあります。


CygamesPicturesに“乗り替わり”となったアニメーション制作。
コンテンツ成功で羽振りも良いのか、ウマ娘たちのレースシーンの進化には目を瞠(みは)るものがあります。
今回は特に大胆な中割りで疾走感を出す動画が素晴らしいです。

私も、コンテンツのティザーPVにて、棒立ちのウマ娘CGが集団で走るシュールな光景を目撃して、競馬舐めてるのか?と反感を覚えた口。
ですが本話に至っては、春雨の中、激闘を繰り広げるウマ娘たちの姿を見るだけで感動できます。
この作画クオリティで3期以降でキタサンブラック雨中の死闘など是非見てみたいものです。


その上で展開されるウマ娘たちのドラマも上々。

「最も速い馬が勝つ」皐月賞。
「最も運のある馬が勝つ」日本ダービー。
「最も強い馬が勝つ」菊花賞。

牡馬クラシック三冠。競馬界お馴染みの格言も噛み締めながら残り3話見守りたいです。


それにしてもレース解説役にまさかの{netabare} 元中日投手・山本昌氏{/netabare} を起用した件だけは謎ですw{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 29
ネタバレ

みゃー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

この世界には語り継ぎたい名勝負がまだまだたくさんある

私、ウマ娘大好き星人なのでアニメの1期2期はもちろん視聴済み、競馬知識もガチガチではありませんが嗜み程度に、加えてアプリをある程度プレイしている視点から本作の感想を述べたいと思います。

まず真っ先に伝えておきたいことなんですが、この作品、無料配信なんですよ。全4話とはいえ、このクオリティで無料ってあり得なくないですか?アニメの放送形態を根底から覆しかねないレベルですよこれ。

とりあえず作画がエグすぎましたよね。アプリ勢の血税(課金)が実を結んだと思えば課金者たち(当然私も含まれてますw)も本望ってもんでしょうw
音響面に関してもオペラオーのマントの金属音とか凝ってるなぁとか思ってたら音響監督金崎さんて!この素晴らしい音響に祝福をってかw
とにかく全体的なクオリティの面で言えば文句なしの大絶賛でした。

続いてはマイナスポイントに関して。

個人的にはやはり全4話というところがネックになっちゃいましたかねぇ。ちょっと尺不足というか、キャラに愛着が湧ききらなかったというか。4話の中で表現するにはむしろよくまとめられていたとは思うのですが、ウマ娘の実力はこんなもんじゃないんですよ。良い言い方をすればもっと見たかったってことです。

私が感じたマイナスポイントは以下にネタバレタグでまとめておきます。

{netabare}・神作画の弊害w
作画が凄すぎて要所で声優さんの演技が絵に負けてるなぁと思ってしまいました。
まぁ逆に言えばアニメーターさんの完封勝利ってことなんですけどねw

・アドマイヤベガのエピソード
ちょーっとくどかったかなぁ。。最終話まで見てもわざわざあそこまで重くする必要性を感じなかったし、「私、あの2人と走るのが楽しい!」ぐらいで済ませてもよかったんじゃないかなぁ。

・カレンチャンの存在意義
1期のスペちゃんとスズカさん、2期のテイオーとマヤノのようにウマ娘には寮内でのルームメイトが存在します。
本作ではアヤベさんのルームメイトがカレンチャンなのですが、ただの賑やかしになってしまったのが残念。
出すなら出すでもうちょっと心の支えとかにさせてあげればよかったのに。。

・最終話の終わり方
菊花賞までを描くのはいいとして、3人の曲を披露するためにアンコールというていでウイニングライブをやるのもいいとして、せめて菊花賞のその後を少しだけでも描いてほしかった。。史実+αの「+α」部分があってこそのウマ娘だと私は思ってるし、史実にしても当然この続きがあるわけなので形だけでもいわゆる俺たたエンドにしないと締まらないというかなんというか「え、これで終わりなんだ…」って感じでした。。
あとウイニングライブの後にうまぴょい伝説はいらなかったかな。なんか無理矢理感あったし。{/netabare}

最後に、このレビューのタイトルにも書いた通り、競馬史にはここでは語りきれないくらい名レースや名実況がほんとにたくさんあります。
本作のようにそれらの熱い戦いがひとつでも多くアニメ化されることを切に願います。


〜おまけ〜(※個人的にはこっちが本編ですw)

ここからはアプリの話ですので興味ある方だけしばしの茶番にお付き合いくださいw

アプリ内ではアニメ放送開始時点でテイエムオペラオーとアドマイヤベガは既に育成キャラとして実装済み。唯一未実装のナリタトップロードは2周年のキービジュアルのセンターを飾るほどなので、運営が目玉キャラとして扱っているのは間違いないでしょう。
…これはもうタイミング的にアニメ最終話を迎えた次のガチャ更新で満を持してナリタトップロードが登場するのは火を見るより明らかです!

…そしてやってきたガチャ更新告知の日、トプロ実装が既定路線すぎて誰もが疑わなかった5月9日の昼下がり、我々が目にしたウマ娘の名は・・・






















「ヒシミラクル」






えっ?!?!?!?
えーーーーーーーーーーーーーーーー?!
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ?!

いやいやいやいや、確かにトプロと同じく菊花賞馬ですけれども!トプロと同じくサッカーボーイ産駒ですけれども!!
違うの違うのそーじゃないの!そんな期待(人気)を背負った時に勝ちきれなかったトプロの再現をこんなとこでしなくてもいいの!期待(人気)を背負ってない時に限ってくるヒシミラクルの再現もしなくていいの!!サッカーボーイの狂気まで再現しなくていいのー!!!なにやってんだサイゲーーーーー!!!!!

ということでこの日のツイッターには無事(?)ナリタトップロード、ヒシミラクルの名と共に「商売下手」がトレンド入りしてしまうのでしたw(チャンチャン♪)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

その時、馬は泣いたのか、笑ったのか・・・。

このレビューの土台となっているのは、過去作のウマ娘作品に対する自身のレビューである事を前置きした上で・・・。

「その時」に、リアルの、史実の競走馬は泣いたのか?笑ったのか?


・・・正直判りません。


何故、走ったのか・・・。

走る「生き物」だったからなのか・・・。
走るのが仕事だったのか・・・。
鞭で打たれるのが嫌だったのか・・・。
それとも、楽しかったのか・・・。


やっぱり、わかりません。


その馬たちが走り、結果を残し、史実に名を刻んだ。
その裏で、いろいろなドラマがあり、関係した人たちの思いや、願い、失望、があったことも事実です。

我々も、いろいろな思いを重ねたかもしれません。


でも、お馬さんたちがそんなことを気にしていたかどうか・・・。


わかんないですw。


結局、わかんない事だらけなのですが。

このアニメ作品は、とりあえず、史実などをかみ砕いた上で、それをわかるよように見せてくれます。
何故なら、それぞれのウマ娘が自身の願いを口にし、思いを表し、行動します。
もちろん、これはこの作品をつくった人たちのバイアスがかかっている事でしょう。
それを踏まえた上でも、面白い、何なら、心が震えるまでもある。

もしかしたら、そんなものに乗せられて、心を動かすなんて、ただの勘違いかもしれません。
そんなものに影響される自身はバカなのかもしれません。


おどる阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損・・・。


心が動き、楽しんだり、悲しんだりできるのなら、乗って楽しめばいい。
一つ心が動くエピソードを詰めるだけ、人生が豊かになるw。

そんな気持ちで、楽しんで観ていました。



何ですかね、競走馬を擬人化して、それも全てが美少女。
このいびつさを指摘されることに「ですよねぇ、わかります」と答える自身もいるのですが、
「でも、いいじゃないすかwそれくらい」と言ってしまう自分もいます。

そちら界隈の人たちから見たら「とんでもない人間」なのかもしれませんが、おかしいと思うのなら、あなたたちが「美男子ばかりのもの」をつくればいいじゃないですか、禁止されていませんし、私も認めますよ、と答えます。
これも、ある意味フラットなモノの見方だと思いますw。


ああ、また余計な事を・・・。


今作は、4話で終わりという事で、コンパクトに作られ、スポットはナリタトップロード、テイエムオペラオー、アドマイヤベガの3人に平等に振り分けられていた気がしています。

トップロードはメインヒロインでしたね。
正統派な役回りで、菊花賞ではしっかりとまとめ役として活躍しましたが、少しあっさり目でしたかね。

アヤベさんはダービーを獲得しましたが、少し重めのキャラクターになっていました。
少し、意外でしたが、出生時のエピソードを知っている方なら、うまく物語にしたという評価もできるかもしれません。
でも、個人的には少し重すぎたように思いました。

で、今作で、一番好きだったキャラは実はオペラオーです。
作中でも「へんなキャラ」扱いをされていました。
実際、私自身がトレーナーとしてwウマ娘をプレイした際にも、これは濃いキャラだなぁ・・・と少し苦手意識を持ったものです。
しかしながら、今作中では、自身の目標を公言し、努力も惜しまず、その上でなお、プレッシャーに苛まれる姿も描かれていました。

その姿を見て、私は「世紀末覇王になるのも大変だ・・・」と当たり前の事に気づいたのです。
そりゃそうだ、言っただけで成れるのなら、こんな楽なことは無い、と。

そして、そんな中でもなお、あのキャラを維持しているオペラオーが一気に好きになりました。



あー、一体、何を書いているのかわからなくなってきました。



とにかく、ウマ娘が世に出て、もう何年もたっています。
いずれ、消えていく事にもなるのでしょうけれど・・・。

1期、2期、BNW、RoTと楽しませていただいています。
今作も、十分楽しませていただき、感謝しています。

願わくば、この勢いが今しばし、続いて欲しいと思っている所なのですがw。

さて、3期については、いつごろから視聴開始しようかw。
全部そろってから、観ようかと思ったりもするのですが、昨今は、某youtubeでの同時視聴なんかも楽しいので、どうしたもんかなと考え中です。

まぁ、お気に入りの配信者さんをとっかえひっかえ、何回か視聴するのも楽しそうかな。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

64.3 2 熱血で学園なアニメランキング2位
Aチャンネル+smile(OVA)

2012年3月21日
★★★★☆ 3.7 (241)
1323人が棚に入れました
個性豊かな4人の少女の物語を描いた、黒田bbの4コマ漫画をアニメ化!大好きな先輩・るんとの高校生活を夢見て、同じ学校に入学したトオル。しかし高校で彼女を待っていたのは、るんとの甘い(?!)日々ではなかった!ナイスバディだけど気弱なユーコとツッコミ能力抜群のクールなナギを加えた個性派4人組が織り成す学園コメディ!特別編を収録。

霧枝 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おかえりなさい!Aチャンネル!

あのAチャンネルの面々がOVAで帰ってきました。
OPもEDも劇中歌も新しいって!
ユー子ちゃんの妹も初登場。
なんだか新要素盛り沢山で嬉しいね♪

あ、本編のAチャンネルを未だ観てない人は、ブチッと再生を止めて
本編から先に観てね!
そうすると、面白さ10倍増しになると思います。

OPは河野マリナさんの”バルーンシアター”。
ん~Aチャンネルらしい爽やかさ溢れる音楽だなぁ~。
なんだかウキウキしてきちゃう!
劇中歌もEDもまさしくAチャンネル! 雰囲気バッチリなのでした。

内容は本編同様に、葵ヶ丘高校に通う”るん”、”トオル”、
”ユー子”、”ナギ”の仲良し4人組が繰り広げるスクールライフを、
面白おかしく描く日常系まったりアニメ。

大げさな笑いや派手な見せ場は無いけれど、どこかクスッとしてしま
うエピソードが満載です。
ホント、ホンワカまったりしてて、思わず笑顔になれちゃうな。

OVAでも、おなじみのメンバーの魅力が全開だよ!
天然のるんちゃん可愛い!
クールなトオルもいいな!
優しいお姉さんなユー子も魅力的!
眼鏡を外したナギちゃん、恐ろしく美人!
トオルの同級生の”ユタカ”と”ミホ”もいい味出してるぅ~。

OVAでは、特にユタカとミホの掛け合いが冴えてるように思いました。
まったりした日常のエピソードの中で、ちょっと騒がしい2人の掛け
合いはスパイスみたい。

1話は”やまもりパンケーキ”
2話は”絵馬にお願い” 
の2話構成です。

2話にちろっとユー子ちゃんの妹が登場するのでお楽しみに!
個人的にはもうちょっと出番を多くして欲しかったな~。

るんちゃんの関西弁可愛い! それはちゃうやろって感じの、なんだ
かおかしな関西弁が良い味だしてます。

2話の終わり方は○!
絵馬に書いたトオルのお願い。きっと叶うよね・・・。

OVAじゃなく、次シリーズでAチャンネルの面々にまた会いたいなって、
心から思いました!

大勢の人がこの作品を観て、幸せな笑顔になってくれると嬉しいな♪

おしまい・・・・。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

矢沢のAちゃん

AチャンネルのOVA作品。
「やまもりパンケーキ」と「絵馬にお願い」の2本立てで構成されています。

2本立ての構成ですが、1本の中でA・B・Cパートの3つに分けられます。
ただし、Cパートはおまけみたいな感じかな^^

・やまもりパンケーキ

先生の代わりに板書するトオルの可愛い姿を観る事ができます。
骨折したキャラには申し訳ありませんが、GJでしたw

ナギの体重ネタは毎度の事です。
ガリガリの女性よりもキチンと肉付きの良い健康な女性の方がモテると思うのですが、乙女心なのでしょうね^^

そしてタイトルにもなっているパンケーキ。
最近ではスイーツではない食事のパンケーキもあるみたいですが、一般的には甘い食べ物です。
山盛りパンケーキは魅力的ですが、糖分やカロリーが……
甘い物をたくさん食べるのは若い人の特権なのかな~。
食べている時は喋らないという常識を守るトオルの姿は礼儀正しいというのか相手にしたくないというのか、表情からは判断できないです。
るんがトオルの保護者みたいな会話をするのも ほのぼのします。

・絵馬にお願い

ユー子が風邪を引いたため、みんなで看病する事となります。
ニヤリと笑うナギとトオルの魂胆が……w
お粥の食べさせ方もユー子に対する いつもの態度で分かります。

るん・トオル・ナギ・ユー子の4人で初詣に行く事となります。
待ち合わせや電車での様子に それぞれの個性が感じられます。

誰にでも気軽に挨拶する るん
おみくじの結果によって いじられるユー子
鐘を突く時の掛け声など初詣をする神社での出来事も個性が出ます。

Aチャンネル本編よりも短いOVA作品ですが、中身は魅力や面白さが詰まっています。
『Aチャンネル』の入門編と考えて、気に入ったら本編(TV版)を観るという事でいいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

本編未視聴の方も気軽に観られます。個人的にはこちらのほうが好き。

原作は4コマ漫画(未読)。
制作会社は本編と同じく「Studio五組」。

本編視聴済みなので、こちらも前々から気になっていたところ、
ようやく機会に恵まれたので視聴しました。


登場するキャラも変わらず、
主要人物はルン、トオル、ユー子、ナギの4人で、
彼女たちの日常を描いています。

時々退屈しながら観ていた本編と比べてだいぶテンポが良かったし、
ほのぼのした雰囲気の中でも小ネタを連発してくれて、
個人的には本編よりも面白かったと思います。
(全2話のみだったことも1つの要因であると考えます。)


音楽も作品の雰囲気に合っていたし、
本編と同じ曲で済ませない辺りに制作側のこだわりを感じました。
曲のみならず、映像も良かったと思います。

OP曲: バルーンシアター
ED曲: スマイル方程式

また、劇中歌についても本編と全く同じ流れで挿入され、
2話とも異なる曲になっています。


http://www.anikore.jp/anime/2480/
1クールの作品『Aチャンネル』はこちら↑ですが、
このOVAを視聴するだけでも雰囲気やキャラの特徴をほぼ掴める上に、
未視聴の方でも9割がた楽しめる内容になっていると思います。

ほのぼの系・日常系が嫌いでない方は、
お時間があれば試してみてはいかがでしょうか?
もしこの雰囲気が気に入ったら、本編を視聴してみるのも良さそう。

年齢層・男女問わず幅広い層に、
そこそこオススメできる作品だと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

60.4 3 熱血で学園なアニメランキング3位
アカネマニアックス(OVA)

2004年11月25日
★★★★☆ 3.4 (54)
239人が棚に入れました
【アカネマニアックス~流れ星伝説剛田~】
TVアニメ『君が望む永遠』最終回のエピローグではあえて描かれなかった、「いかにして茜が心の整理をつけ、新たなる一歩を踏み出したのか?」という空白の過程が遂に明らかになる。
そして、そのカギを握る転校生、剛田城二の熱血がムダにカラ回りして巻き起こす騒動や妄想の数々が暴走気味に描かれ、深刻な雰囲気だった前作では不可能だった、コミカルでスピーディーな展開があり、もちろん『君が望む永遠』外伝ならではの涙の展開もある。
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

君が望む永遠の茜の話。

TVアニメ版最終回のエピローグではあえて描かれなかった、「いかにして茜が心の整理をつけ、新たなる一歩を踏み出したのか?」という空白の過程が遂に明らかに!
暗い雰囲気のアニメが一変してギャグコメディー満載になってます。
しかしちゃんと君が望む永遠の面白さもちゃんと入っているので本編見た人には一見の価値ありですね。

主人公は茜ではなく剛田城二(声:関智一)。
妄想癖の激しい熱血転校生。

各話感想
{netabare}1話
冒頭いきなりアニメを間違えたかと思うような作画と内容が!
アニメ本編の最後の続きのようで、ハルカじゃなく水月を選んだ設定からなのね。
なんという熱血アニメwロボットwwwどうしてこうなったw
妄想激しいな主人公w
この木の場所はやっぱりあそこなのか…
妄想がおかしいw街吹っ飛んでるじゃんw
いやいや実行委員で戦ってないだろ!w
MOB「きもちわるぅ~」ww
先生の手のジェスチャーwシュールすぎるw
真っ白に燃え尽きたなww

2話
いきなり別のクラスに移動ww先生職権乱用だろw
妄想はやっぱりロボットなんだな。
立ち直りはえええ!w
足滑らせんなしw一々明るいな主人公!まるでうる星やつらみたいだw
なんでマークⅡなんだよ!泳げねーのかよ!
上がり下がりの激しいやつだなぁw
ピー君www
試合に勝って勝負に負けた!そもそも妄想じゃねぇかw
まだ教壇の中だったのかww
主人公努力家だなぁ…
パンツにタオル挟んだまま話すなww
なかなか良い事言うなぁ主人公め。

3話
水月このアニメイメージでも一貫して悪女役だな。
まぁ茜からしたら完全に悪魔だもんなぁ。
一々妄想が捗る主人公wwなんかクレヨンしんちゃん思い出してしまった。
写真に釣られたw見事に復活しやがったw
腹減りはそんなんじゃ収まらんだろ!
愛の力wなんともベタですな。
なんかどっかで見たような妄想だったw
茜のトラウマだよなぁほんと…
さすが主人公そこにしびれる憧れるぅ~!
あっあれ~?w振られやがったww
しかし剛田は良くやった!
っておーいもう次の女に惚れたかwwそしてまた落ちるww
なんなのこの上げ下げ激しいアニメww
なんか最後新キャラ出てきて終わったwwなんだったんだ。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

めじな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

感想

全3話。学園・ラブコメ・ギャグもの。

「君が望む永遠」のその後を描いた作品ですので、
前作を視聴してから観た方が良いかと思います。

いかにして茜が心の整理をつけ、新たなる一歩を踏み出したのか?」という空白の過程がついに・・・
と、ここから物語が始まり心胸躍らせながら視聴しました。

まず、この作品を観て愕然としました。。。
タイトルは「アカネマニアックス」とあります。
ということは、茜ちゃんのファンの為の作品のハズ。
茜ちゃんが主人公じゃないんですが・・・これにはガッカリさせられた。

茜ちゃんといえば、前作で可愛くて、深い悲しみ(トラウマ)を背負った子。
私的にお気に入りのキャラだったので、
楽しみに視聴したのですが・・。タイトル詐欺だーw

主人公の剛田城二は昭和時代のアニメに出てくるような熱血バカで、とにかく妄想が酷かったw
もうその熱血が空回りの暴走モードですねwそこがこの作品の見どころなんでしょうけど。
もうこれは前作とは全くの別物に思えました。

前作がドロドロで深刻な内容だったので、
今作はこの剛田城二を中心とした熱血ギャグで明るくやろうとしたんでしょうけど。
茜ちゃん萌え萌え作品を期待してたので、ガッカリです。。

でも、後半は過去のトラウマを乗り越えて前向きになった
茜ちゃんの心理描写を描かれていてとても良かったです。

前作を視聴してなくて、ギャグものが観たい人なら楽しめるかもしれませんね。
私のような茜ちゃん萌えを期待して観たらガッカリする作品かと思います。

最後に茜ちゃんの声優(水橋かおり)さんが唄うED曲が個人的に良かったです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

やるならもっと「はっちゃけ」ないと

鬱展開で有名な「君が望む永遠」の、一応続編(?)になります。
OPと冒頭の数分を見て、てっきりスピンオフのコメディだと思いました。
だって、おおよそ本編には似つかわしくないキャラと、巨大ロボが出てくりゃ誰だってそう思いますw
実際は、ちゃんと続編なんですけどね。


この作品の主人公は、どこかで見たような熱血バカです。
本作の半分はこのバカの妄想回想シーンなんでコメディみたいですが、ストーリーとしては、ヒロインの茜が直球バカの猛攻に元気づけられて、本編での心傷から立ち直る・・・という話です。


熱血キャラを作るなら、もっと徹底的にハジけたアツくてムチャクチャな男にしないと魅力がありません。
でも、この主人公ガーっとうるさいだけで、いまいち愛せないエセ熱血バカになってます。
あんまり本気で面白くしようとしてる気がしない。


原作があり、この後のゲームとの繋ぎとして作られているとのことなので無理もないですが、なーんか半端な作品です。


ちなみに、”続編あるよ”的な引きで終ってますが、その続編「マブラヴ」はアニメ化されていません。
あんまり売れなかったんだろうなぁ~w

投稿 : 2024/06/01
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