田所あずさおすすめアニメランキング 27

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの田所あずさ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年01月27日の時点で一番の田所あずさおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.2 1 田所あずさアニメランキング1位
神田川JET GIRLS(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (92)
303人が棚に入れました
マシンを操作する「ジェッター」とウォーターガンで対戦相手を攻撃する
「シューター」の二人一組でマシンに乗り、
水面を駆けるスポーツ「ジェットレース」がメジャーとなった世界。
伝説のジェッターを母に持ち、自身もジェットレーサーを夢見る波黄 凛は、
故郷の島を旅立ち、東京・浅草へとやってくる。
そこでクールな美少女、蒼井ミサと出会い、ふたりはパートナーに。
ライバルたちとレースを繰り広げながら少しずつ絆を深めていく。

声優・キャラクター
篠原侑、小原莉子、田所あずさ、洲崎綾、大久保瑠美、大空直美、Lynn、ファイルーズあい、安済知佳、前田佳織里、朝井彩加、内田彩

73.9 2 田所あずさアニメランキング2位
無彩限のファントム・ワールド(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1097)
5934人が棚に入れました
人間の脳機能に変異が生じた近未来。

人は幽霊や妖怪の類を認識できるようになり、それらを「ファントム」と呼ぶようになった―――。

ホセア学院の高校1年生、一条晴彦はファントムに対抗しうる特殊能力をもち「五行の氣」で戦う先輩の川神舞、『ファントム・イーター』と呼ばれる能力をもつ和泉玲奈、ファントムと孤独に戦う水無瀬小糸と共に苦しくも楽しい〈煩悩溢れる〉学園生活を送っていた。

そしてある事件をきっかけに彼らはこの世界の真実を知ってしまう―――

声優・キャラクター
下野紘、上坂すみれ、早見沙織、内田真礼、田所あずさ、久野美咲、井上喜久子

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

京アニスタッフ勢揃いのデコレーションケーキ風ハーレム戦闘習作アニメ

2016年放送のテレビアニメ 全13話+番外編(水着回)1話

原作 秦野宗一郎 監督 石原立也 構成 志茂文彦 総作画監督 池田和美
絵コンテ 武本康弘 北之原孝埒 藤田春香 石立太一 山村卓也 山田尚子 河浪栄作 石原立也 小川太一 
制作 京都アニメーション

京アニ制作の響けユーフォニアム1期と2期は1年ちょっと間が空いたので、
その間を埋めるように制作された、タイプが逆向きの作品。
現実世界にファンタジーの怪物(ファントム)が現れる「ゆるい戦闘アニメ」。

中二病でも恋がしたい!と同様に京都アニメーション大賞奨励賞受賞作。
奨励賞受賞作は大量にあるようだけどアニメ化されたのは以下の作品。
「中二病でも恋がしたい!」「境界の彼方」「Free!」「無彩限のファントム・ワールド」

21世紀初頭、特殊な人工ウイルスが流出する事故が起き、
人間の脳の構造が変化し、幽霊や妖怪(ファントムと総称する)を認識できるようになる。
それと同時に、子供たちの一部に特殊能力者が出現する、という設定。

これは書きようによっては「新世界より」や「サイコパス」のような本格SFになる可能性があるが、
実際、小説版はそれらに近いシリアスストーリーらしい。

このアニメ版は設定とキャラを借りた別物として制作されているようで、
「デートアライブ」風ハーレム戦闘微エロアニメになってる。
デートアライブと比べれば構成や声優選択のミスも無く、作画は本格的ではある。
ただし、シリアス要素ゼロのお菓子アニメに変貌しているようです。

業界随一の作画力を誇る京アニでも、ユーフォやFree!のような作品ばかり作っていたのでは、
他制作会社にどんどん追い抜かれてしまう。
超常現象を描く作画力の練習が必要なんではと思いますし、
中二病でも恋がしたい!は習作ながら評価が高かったと言うことで二匹目のどじょうっぽいです。
これは甘々戦闘とはいえバトルシーンの作画は相当気合が入っていて割合も大きい。
でもやっぱり、ポーズでも命がけの戦闘とは違いますね。
同時期の「RE:ゼロから始める異世界生活」「灰と幻想のグリムガル」「魔法少女育成計画」
といったファンタジーアニメとはくらぶべくもない凡作です。

総合的には高レベルではあるんですが甘々ストーリーが評価を下げていると思います。
もしも、ゴールデンタイムアニメしか観たことのない人がいて(いやいっぱいいます)、
この作品を観たとしたら、まさに極楽のアニメーションに見えると思います。
その辺を狙ったとしたらすごいですが、まあこの作品を一番に観る人は居ないでしょう。

深夜アニメやそれ系の劇場アニメを見慣れた人には大甘すぎる苦行アニメになる可能性がありますが、
「中二病でも恋がしたい!」と共に「お菓子系戦闘アニメ」という新分野を切り開いたような気がする新感覚作品のような気がしました。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 36
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

京アニ名物「鉄壁のスカート」健在!

原作未読。最終話まで視聴。

良く言えば、最後まで安定のファンタジー&コメディ&ラッキースケベ。
悪く言えば、最後まで物語に山場が無かったような・・・。

ただ、ルルちゃんにあんな秘密があったとは想像だにしていませんでした。
個人的には、アニメオリジナルキャラのルルちゃんの存在にに救われた作品かと・・・。

{netabare} 舞ちゃんの揺れるオッパイや健康的な太腿の描写とは対照的に、「鉄壁のスカート」は健在です。 {/netabare}

テンポも良く、気楽に見れて割と好きな作品です。
OP/EDとも良い感じです。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 57

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

わたしサーファガー胸ゆれゆれサーファガー♪

1話のインパクトがすごい。
題して、胸揺れリンボーダンス。
あのシュールな映像が脳内に刻み込まれました。
一生、笑えます。

それはともかく、脳科学あるいは心理学よりヒントを得たこのアニメ。
人間の創造の産物である怪物?妖怪?(ファントム)が具現化した近未来の話です。
ザザースザザース主人公と4人と一匹?の個性的なヒロインたち。
巨乳、癒し系、ツンデレ、ロリ、ミニ妖精?等々をとり揃えています。

何話だったかのサービス回。
エロ可愛い女性陣の中で、ツンデレちゃんだけは引き攣っていたのが可笑しかった。
誘うような顔つきが完全に喧嘩を売っている顔なんて。
大爆笑です。
それにしても、いつの間にかツンデレちゃんが仲間になっていた。
謎です。

このような楽しい作品は京アニのお家芸。
ラストの瞬間シリアスは必要ない。
もっともっとはじけちゃって下さい。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 42

82.4 3 田所あずさアニメランキング3位
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (995)
4833人が棚に入れました
《人間》は規格外の《獣》に蹂躙され、滅びた。たったひとり、数百年の眠りから覚めた青年ヴィレムを除いて。《人間》に代わり《獣》を倒しうるのは、《聖剣》(カリヨン)と、それを扱う妖精兵のみ。戦いののち、《聖剣》は再利用されるが、力を使い果たした妖精兵たちは死んでゆく──。死にゆく定めの少女妖精たちと青年教官の、儚くも輝ける日々。

声優・キャラクター
新井良平、田所あずさ、Machico、上原あかり、荒浪和沙、水瀬いのり、水間友美、久保ユリカ、石見舞菜香、木野日菜、小日向茜、井上喜久子、千葉繁、小杉十郎太、佐藤聡美、井上ほの花、佐藤利奈、麦人

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

各話タイトルを繋げてみると……

01話 太陽の傾いたこの世界で
02話 空の上の森の中の
03話 この戦いが終わったら
04話 帰らぬ者と、待ち続ける者たち
05話 誰も彼もが、正義の名のもとに
06話 消えない過去、消えていく未来
07話 ただいま帰りました
08話 いづれその日は落ちるとしても
09話 たとえ未来が見えなくても
10話 いまこの時の輝きを
11話 どうか、忘れないで
12話 世界で一番幸せな女の子

と特に8話~最終話はちゃんと文章として読めますね。
タイトルにもちゃんとメッセージが込められています。

クトリという悲しい運命を背負った女の子の一生を1クールで
感動的に描き切った作品でした。
誰も彼もが、正義の名のもとに死んでいく悲しい世界、
設定自体が重いものであるため、キャラは可愛い萌えキャラですが、作品全体にも良い意味で重い空気があります。
戦いがメインというよりはそれぞれのキャラの心の動きを慎重に描くことに
重きを置いていたかなという印象でした。
特に主人公であるヴィルムとクトリには多くの時間が割かれていて
その分最後の感動も大きい。

クトリの運命(未来)が髪の色の変化で分かる、
その髪の色が主人公の過去に関係している所が中々残酷な設定だと思いました。

原作はラノベで5巻で一応完結しているという情報をネットで見たので
この先皆がどうなったのか気になる方は原作を買うのも全然アリだと思います!

一話の挿入歌である「Scarborough Fair」はイギリスの伝統的なバラッドで聴き手に
ー以前の恋人への伝言を頼むー
という形式を取っており、このアニメにマッチしていることと
何よりとてもいい旋律の曲です。
有名な曲ですので知っている方も多いかと。
アニメverアレンジもとてもファンタジーチックで良かったです。

挿入歌は上のものも含め全部良かったです。

あにこれでも多くの方が高評価にあげていた本作、
ぜひ視聴されてみてはいかがでしょうか。(^_^

投稿 : 2020/01/25
♥ : 43
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

終末ヒロインの幸せとは何なのかを探し求めた結末…儚さと切なさを感じる作品

このタイトルを見た瞬間、訳がわからない感情がわき、ひかれました。タイトルで視聴を決めてしまいました。

1話…「私のこと忘れてくれると嬉しいな」
{netabare}ある島で出会う青年と少女。島の外れで遠くの島を眺める。少女はこれが最後みたいなことをいう。
青年は知り合いのゴブリンから軍の仕事を斡旋される。武器倉庫の管理だった。倉庫に向かうと、幼女に襲われる。が、そこに現れたのは島で会った少女だった。少女に導かれた先は大きな屋敷で、青年の知り合いのとおぼしき女性(トロル)と会話する。
青年の名前はヴィレム。なにかしら軍に関係した人物のようだ。そして、明るいのに影がある少女の名前はクトリ。青年にひかれているようだった。
この世界はすでに滅んだあとの世界で、青年は最後の戦いを経験した生き残りらしかった。

冒頭でいきなりクライマックスのシーンが出てきて、最後は…とかなり悲しい始まりでした。兵器=人間ということなのでしょうね。この二人がいい感じで、でも最後は辛い別れが待っている…考えただけで切ない。
作画の感じも良いし、展開も笑いあり、グッと来るようなシーンもあるし、これは毎週待ち遠しいです。{/netabare}

2話…幼女たちに信頼されるには
{netabare}武器倉庫とはいったものの、幼い子供たちの施設になっている状況にいまひとつピンと来ないヴィレム。子供たちは大人の男性に慣れていないため、接し方が分からない。そこでヴィレムはプリンを作って子供たちに食べさせる。その結果、ヴィレムはあっという間に人気者に。
ヴィレムが気になるクトリ。アイセア、ネフレンとの会話で「あと10日」というキーワードが嫌な感じ。
ある日、ボール遊びに夢中になっていた子供の一人が崖から転落。大ケガをしているにも拘らず、平然としていることに戸惑うヴィレム。
ナイグラートに武器庫に案内され、真実を知るヴィレム。子供たちは人間の武器が扱える妖精で、世界の驚異となっている獣たちと戦えること。飾られている聖剣は強力で、自らの命と引き換えに大爆発を起こせるということ。つまり、子供たちは命を落とすことが前提で生きていて、死を恐れていないのだった。しかし、ヴィレムには聖剣に見覚えがあった。聖剣は人間族の真の勇者だけが扱えるもので、ヴィレムにも関わりがあったのだった。
クトリとアイセアが数日消えた。獣たちと戦っていたのだった。迎えたヴィレムは疲れ果てていたクトリを介抱する。クトリは心の準備(死への)ができていたが、なにか違う感情が芽生えていた。

2話で「あと5日の命」という展開…。はじめから死しか選択の余地がない子供たちは…切ない。
クトリと同年代のアイセアとネフレンを置いたのは物語的に締まっていいように感じます。性格もバラバラだし、クトリ一人では重すぎだったので。
ヴィレムにも重い過去があって、ちょっとずつ明らかにしていく感じです。{/netabare}

3話…フラグ立てるな
{netabare}ヴィレムはネフレンに手伝ってもらい妖精たちの戦いの記録を調べた。翌朝、クトリが目を覚ますと、ヴィレムがネフレンと寝ていることに嫉妬(ジト目で)。ヴィレムがクトリに朝の運動と称して戦うことに。聖剣の使い方を伝える。クトリは戸惑うばかり。
戦い終え、ヴィレムが倒れる。ナイグラートに処置してもらい、落ち着く。そしてナイグラートは子供たちにヴィレムのことを話す。ヴィレムは人間族の唯一の生き残りだと。子供たちは驚くどころか、ヴィレムに益々興味を持つのだった。一方で、クトリはヴィレムから受けた戦いかたに混乱していた。空を飛び回り、ライムスキンと会話する。そこでクトリは本音を言い、ライムスキンはクトリに自爆せずに生き残ることも選択と伝える。
帰ってきたクトリにヴィレムは聖剣とは何かを話し、クトリは生き残ることもあることを話し、帰ってきたときの約束をする。そして戦場へ…。

濃い回でした。少しずつ明らかになるヴィレムの過去。そしてクトリの変化する心がなんとも言えません。三人娘が戦場に向かいますが、全員生き残ってほしい…。{/netabare}

4話…待つ者
{netabare}クトリたちが出陣してから半月、その結果は伝わってこない。心配するなか、ティアットが夢を見たという。ナイグラート曰く、一人前の妖精兵になる兆しだという。そこで診療所のある島に向かい、検査を受けるため、ヴィレムに一緒に行ってほしいと頼む。これはヴィレムに気晴らしをさせたいナイグラートの気遣いでもあった。
診療所に向かうヴィレムとティアット。飛行挺の中でヴィレムは夢を見る、それは悲しい夢だった。初めて島を出たティアットは検査を受けるためだと思いながらもウキウキ。ティアットが夢中になっている蜥蜴映画の聖地を巡り、あちこち引っ張り回されて検査に向かう。この検査、実は妖精兵になるための調整だった。これについてはティアットも心得ていて、立派な妖精兵になると言うものの、ヴィレムは「本当に良いのか」と問う。
翌日、雨降るなか、建物の雨漏りを見ていると外が慌ただしい。作戦は失敗したとかなんとか言っている。夢の中の描写と一緒になったヴィレムは焦る。そして情報を聞き出し、本当に失敗だったことを知る。愕然として膝から崩れるヴィレム…。そのとき、聞き覚えのある女の子たちの声が聞こえてきた。振り返るヴィレム、そこには三人娘がいた。ヴィレムは能力で瞬時に三人のもとへ飛び、そしてクトリを抱き締める。

先ずは無事に帰ってきて良かったよ…。ヴィレムがところ構わず抱き締めてしまうシーンはグッときたけど、表情がいまいちな気が…。それと、けっこう大雑把な流れになった気がします。もうちょっと丁寧に、じっくりためてからでも良い気がしました。とはいっても、この流れの話は好きなんですけどね。
今回の作戦が失敗だったということはどうなるんだろう? このあたりは次回明らかになるのかな? あと気になったのは噴水の像。確かOPに出ていたような気がするんだが…。{/netabare}

5話…ヴィレムはなんだかんだで
{netabare}三人娘の戦いの様子が語られる。敵は精神攻撃、予測を超えていた。そのための撤退だった。クトリは調子がいまいちである。
フィラのお願いにライムスキンは応えない。それどころか、ヴィレムに押し付けてしまった。かたくなに断るヴィレムだったが、その考え方は正論だった。フィラといつの間にか観光になっていた。しかし、それを狙う輩が。フィラの父親は市長で、反対派が反乱を起こそうとしていたのだ。そのために娘のフィラを誘拐しようと狙っていた。
ヴィレムはわざと狭い場所へ連れ込み、その一団をのしてしまう。なんだかんだ言いながら優しいのである。
島へ帰る直前、軍の一人に呼び止められる。ヴィレムはその名前を聞いて残らざるを得ないと考え、三人娘とティアットを見送った。

クトリに変化が生じてきた感じです。ヴィレムと離れてしまうことにかなり不安なんですけど…。
ヴィレムが残る理由は次週へ持ち越しですが、ヴィレムの過去が明らかになるのでしょうか。どうも転換点に差し掛かっているようで、目が離せません。{/netabare}

6話…良い最終回…じゃないのね
{netabare}ヴィレムが残った先には大賢者が待っていた。賢者はヴィレムの500年前の知り合い、スウォンだった。スウォンはヴィレムが石化した後も戦い続け、一度死んだが呪いをかけ不老不死になっていた。
ヴィレムはさらに意外な人物と接触する。頭蓋骨姿になっていたヴィレムが倒したイーボンキャンドルだった。スウォンとイーボンキャンドルからヴィレムが空白になっていた500年の話と妖精の話が若干される。二人はさらに核心を隠していた。
一方、クトリは苦しんでいた。何者かに精神が乗っ取られようとしていたのだ。これは生き残った妖精の宿命らしかった。ヴィレムが島へ戻って、クトリの状態を知る。ナイグラートと語らう。そのとき、クトリが目覚ます。クトリは先を考えず、ただただヴィレムに会いたい一心で帰ってきたのだ。

やっととというか、世界観が見えてきたような回でした。淡々と進むけど、もう中盤なんだ…。ヴィレムとスウォンの会話の珍妙なこと…。あの声で少年のような話しぶりは違和感より笑ってしまいましたが。
最後、単純な手法なのに、クトリの一声で涙止まらなくなってしまいました。弱いんだな、こういう展開…。これが最終回でもいいよと思うくらいです。{/netabare}

7話…続くのですね…
{netabare}クトリが目を覚まして数日。クトリには微妙な変化が生まれていた。ナイグラートに調べてもらったところ、反応が変わっているという。聖剣に近づかない方がいいと言われる。
ヴィレムは約束のケーキを作っていた。子供たちも大喜びだが、それはクトリとの約束だったケーキだ。クトリはそれを食べ、帰ってきたことの思いをヴィレムに伝えた。
一方、妖精兵はクトリたちの他にもいたのだ。ラーンとノフト、二人は地上の探索隊に加わっていた。そこに獣が襲ってくるが、ノフトが斬ってしまう。

ラーン、見た目がイカちゃん…。獣は某新マンのツインテールだし、ちょっと気になりました。二人のキャラがどう絡んでいくのでしょうか。ED、あれ?っと思って見比べたら、ちゃんと今回からラーンとノフトが加わっていたのにビックリです。細かい。ということは、一応、この回から後半突入ということになるんでしょうね。
クトリが約束だったケーキを食べることができて本当によかった。此のフラグは折ってほしかっただけに。でも、1話冒頭で赤い髪がクトリであることはバレているし、最後は…なんだろうけど、こういうシーン積み重ねていくと、最後は本当につらそうです。{/netabare}

8話…日常からの
{netabare}上官(とても嫌みな)との会話で地上の偵察隊について話を聞くヴィレム。見せてもらった写真はヴィレムのふるさとで、しかも自分がすんでいた家の跡地だった。
ヴィレムについてきたクトリ。もはやデートである。ヴィレムが地上に降りる話を聞き、クトリも一緒に行くことに言ってきかない。上官はなぜか簡単にOKが。どうやらクトリはヴィレムの愛人と思ったらしい。
夜、流星を見る子供たち。そのうちの一人が転落し、クトリが力を使って助ける。そして、クトリは異常が進行し始めた。

クトリとヴィレムの幸せそうな展開で、そのまま進む…分けがないのがこの作品ですね。最後だけでなく、途中にも先を案じる場面が織り込まれて、不穏でしたし。回数考えると、どんどん鬱展開に入っていきそうです…{/netabare}

9話…終わりの始まり
{netabare}クトリの変化に気づいたアイセア。クトリにアイセアの真実を話す。アイセアから励まされたクトリ、日常を明るく生きる。
ヴィレムはクトリの変化に気づいていた。それでもクトリは前を向くことを決意した。
冬の日の夜、壮行会を兼ねた降雪際パーティー。幸せな時間が過ぎる。そして、ヴィレム、クトリ、ネフレンは地上に向けて出発する。

クトリの一人語りが切なく、重いです。もう戻れないであろう、いるべき場所との別れ。最終回終わって見直すとじわじわ来るような作りなのかもしれません。
時折見せていたアイセアの違和感。その伏線の真実にビックリでした。その発想はなかったです。
とうとう地上に降りました。もう残り話数を考えると地上での話を繋いで1話冒頭の場面に行き着くのでしょうね。{/netabare}

10話…地上の日常
{netabare}地上に降りたヴィレム一向。ラーン、ノフトと出会う。地上の探索隊員から蔑みた目で見られたクトリ。クトリは自分のすべきことを行動で示し、隊員たちから信頼されるようになる。
クトリの脳裏に浮かぶ赤い髪の少女。その少女に立ち向かうこれまた赤い髪の少女。
ヴィレムはクトリのための聖剣を探し出す。そしてノフトの聖剣を手入れしている時に真実にたどり着き、愕然とする。

最後へ向かっての序章という回でした。真実を知ったヴィレム、クトリがクトリでなくなる寸前の状況、二人の着地点はどこにあるのでしょうか…。{/netabare}

11話…クトリの魂
{netabare}ヴィレムの求婚に応えたクトリ。二人は照れあい、普段通りとはいかない。ヴィレムの思い出の家に着いた時、地下から衝撃が。そして落下。
地下は空洞になっていたが、クトリの様子がおかしい。クトリが向かった先には氷付けになっていた子供がいた。セニオリスの呪詛によって閉じ込められたのだった。気を失うクトリ。
そのころ、飛行艇の周りは獣たちに襲われ大ピンチ。ラーンとノフトが抑えているが、二人は覚悟を決めた。気を失っているクトリ。クトリは意識のなかで赤い髪の少女と会話する。その子供は神で、過去に勇者のリーリァの一撃によってこの状態になっていたのだ。そして、クトリの存在が何であるかを知る。
飛行艇を襲いはじめた獣。ネフレンが必死に抑える。そしてヴィレムも戦う。

いよいよラストだな…という感じの回でした。重い、重いなぁ…。
せっかく幸せなろうとしたときに起こるピンチ。まぁ、1話冒頭で分かっていたこととはいえ、あれに繋がるのか…。みんな助かって欲しいけど、どう見ても悲しい感じだもんなぁ…。来週はハンカチ用意しておこう。
いままで謎だったクトリの真相、リーリァのこと、赤い髪の理由、とにかく詰め込んだので一回では掴みきれず、結局三回見てようやく納得。もう少し丁寧に描いてほしかったです。1クールだから仕方ないのかな。{/netabare}

12話…クトリの幸せとは
{netabare}飛行艇が獣たちに襲われる。ラーンもノフトもネフレンも限界に近い。ヴィレムは勇者になりきれなかった勇者。聖剣を使わなくても倒してしまうが、体がもたない。ラーンに自分の過去を話す。
限界を越えようとしていたネフレン。飛行艇から落ちそうになる。ヴィレムは救おうと手を伸ばすが、ネフレンは自ら落ちていく。追って落ちていくヴィレム地上に落ちる瞬間、クトリが救う。クトリはヴィレムを救うために自らを犠牲にしようとしていた。ヴィレムとのこれまでが幸せだったとこを強く思い戦う。そして消えた。
日が経つ。ヴィレムとネフレンの消息は分からない。クトリは消えた。そして青い髪の毛の少女が誕生し、大賢者の探査装置には波紋が二つ広がっていた。

1話冒頭で結末分かってはいたが、辛い結末でした。クトリの「誰がなんと言おうと、世界一幸せな女の子なんだ」はいかん…堪えきれません。その前のネフレン落下シーンですでに堪えきれなかったんですけどね。スカボローフェアはキツいなぁ…無理、堪えるのは無理。アイセアがぼろぼろ泣くシーンは泣き返しです。{/netabare}

今期もっとも期待した作品ではありましたが、一番とはいかなかったかなという感じです。それでも十二分に見ごたえあったと思いますし、良い作品でした。
ラストにきて次々と明らかにされていく真実や世界、頭追い付くのが精一杯で、2、3回見直していました。腑に落ちない点があったので、原作のあらすじを確認しましたが、なるほど、あと3話くらいあっても良い感じだったのですね。
ヴィレムが氷付けになる前の話し、リーリァとの繋がり、そういったものがもうちょっと掘り下げてくれたならもっと面白かったでしょうしょうね。

クトリというヒロイン、本当に良くできたヒロイン像だったと思います。ヴィレムとの出会いから信頼を寄せるまで、好きになっていく過程、自分の真実を知り、それでも前を向いて幸せになろうと進むところも良いです。最後のクトリとヴィレムの掛け合い、さすがにツラかった…。

OPの田所さんの曲、今期一番のお気に入りです。すごく心情に迫る感じがとてもよかったです。EDのTRUEさんはあんていしています。歌詞が書き込まれていたのは今どき珍しい。

二期があるとすると、別のヒロインの物語になるとのこと。クトリの物語が良くできていただけに、どんな話になるんだろう。やっぱり原作は読んだ方が良いのかな。

儚く散ってしまう少女の生きた過程を題材としています。こういった切なくなる話が好きだなという人にお勧めします。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 51
ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

命尽きようとも守りたいもの

1話だけ見ても意味不明でした。
世界観も、物語も、ジャンルも何もかも。
なので、ネタバレをしながら内容やら感想やら書きます。

{netabare}
・人類という種が全滅してから500年後の話。
・主人公は500年前に強敵を倒した代わりに、石化の呪いを受けて石になっていたが、その呪いが500年後に解かれ、何もかもが変わった世界で生活を送っていた。
・獣人のような種族、ゴブリンのような種族、トカゲのような種族と、様々な種族が浮遊島という宙に浮かぶ島で生活をしている。
・『獣』と呼ばれる怪物が地上にたくさんいて、その種類は17種。
・『獣』を倒す為の兵器として、人型の少女『レプラカーン』という妖精兵が存在する。

と、設定がかなりややこし上に、作品専用の用語もあるので、途中まで理解しにくいまま観るしかありません。
これ以外にも設定はありますが、書いているとキリがないので、次は物語についてです。

1話~6話までが、キャラと設定の説明を含めた内容。
7話からが本編という感じに思えました。
以下は更なるネタバレです。
{netabare}
レプラカーンという妖精兵は、魔力を使えば羽が生え、飛ぶ事も出来ます。あと多分、身体能力も上がってるかなと。
但し、その代償として『前世の浸食による人格崩壊』が起きます。
「作られた妖精兵の前世って何?」という謎は残りますが、それは置いといて、とても簡単に言うと、記憶を失っていき、最終的に別人になります。

7話ではヒロインのクトリの浸食が始まり、記憶の欠損が見られるようになります。次に魔力を使って戦えば、本格的な人格崩壊が始まるという事で、戦いから遠ざかります。
代わりに、主人公と恋愛関係の物語が進んでいきます。

肝心の主人公は、500年も経過した世界で何も見出せず、だらだら過ごしていましたが、妖精兵の彼女達を見て、死なせたくないという想いが強くなり、生きて帰って来るよう約束します。

クトリも、自分が自分でいられる内に何かをしたいと考え、幸せというのは何かを考えるようになります。
最後は1話の冒頭と同じように、自身が消滅するのを覚悟の上で、主人公達を救い死にます。

作中「ただいま」という言葉が多いですが、帰れる場所があるという事を強調しているんだと思いました。
ただ妖精兵は元々、死に対する恐怖を持っていないので、ただひたすら戦うのが当たり前という認識になっています。
その為、この世界の種族を守る為に命を張って戦います。
{/netabare}
作中、過去の内容や、記憶のような謎演出が多々あり、これを嫌う人もいるかなと思いました。
そして今時珍しい、BADEND。
クトリや他の妖精兵は、どう思っていたかは分かりませんが、主人公視点だと、悲しみしか残らないような物語でした。
{/netabare}
かなり人を選ぶ作品で、謎を残したまま終わる作品ですが、最後まで見れば印象強く残る物語です。
ジャンルも良く分かりません。
それでも個人的には、とても好きになれた作品でした。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 22

69.1 4 田所あずさアニメランキング4位
バジャのスタジオ(OVA)

2017年10月28日
★★★★☆ 3.8 (19)
42人が棚に入れました
 ぼくの名前は、バジャ。みんながそう呼ぶから、たぶんバジャ。
 アニメーションをつくっているスタジオで、大きな人みんなから可愛がられている。みんな好きだけど、一番好きなのは、外の池にいるアヒルちゃん。お話ししたことないけど、たぶん一番好き!
 でも、みんながいなくなった夜に、ネコがアヒルちゃんを襲っている!早くはやく、助けなくっちゃ!

 2017年10月28日のファン感謝イベントで上映された、京都アニメーションのオリジナル短編アニメ。

 監督 :三好一郎

 バジャ:吉田舞妃

 ココ :田所あずさ

 ギー :田村睦心

 カナ子:金元寿子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

その作品には、命が宿る。

[文量→大盛り・内容→考察系]

【総括】
2017年秋の、第3回京アニ&Doファン感謝イベントで上映、販売された、21分の心温まるアニメ。

監督は、あの悲しい事件で被害に遭われ、天国に旅立たれた、木上益治(三好一郎)さん。

先日、NHKによって、初めて地上波で観ることができました。

私自身、未だ心の整理がつかない部分はありますが、上記のニュースを知ったとき、「観なければいけない」と、強く感じました。

本作は、「アニメーションの素晴らしさ」をテーマにした作品です。もっともっと、たくさんの人の目に触れ、心に触れるべき作品と思い、レビューさせて頂きます。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主人公は、とあるアニメーションスタジオで愛される、バジャというハムスター。他にも、アニメ監督のカナコをはじめとした、多くのスタッフ達。カナコらが創る、アニメのキャラである、ココやギー。

バジャは、アニメスタッフに可愛がられながらも、夜はずっと一人ぼっちで、友達を欲していた。そんなバジャが「友達」と見立てたのは、「危ない外側」にいる、「命」を持たないヒヨコのオモチャ。

ある日、「友達」は猫に襲われ、連れていかれそうになる。そこで力を貸したのが、(アニメスタッフによって命を与えられていた)ココ。彼女は魔法を使ってバジャに力を与える。それは、「望んだものになんでもなれる魔法」。

魔法の力を得たバジャは、猫と戦うことになる。しかし、バジャの想像力不足や、ココのライバルであるギーの妨害もあって、ココやバジャは窮地に陥る。

しかし、最終的には友達を助け、ギーの魔法によって「ヒヨコのオモチャ」は「命」を与えられ、「ガーちゃん」となり、本当の友達になる。

そんなストーリー。

本作が「京アニファンイベント」の作品であることを踏まえると、バジャは、「京アニファン」の比喩なのかもしれない。

京アニスタッフ(カナコ)によって命を与えられた、たくさんの作品(ココやギー)によって助けられてきた、私達京アニファン(バジャ)。

ココは言う。

「今夜は星が渡る、魔女の夜。あのほうき星は、魔女達の母星よ。この星の光は、地上を照らしてみんなを幸せにする。あなたと、あなたの友達も。知ってる? バジャ、あなたはいつだって変われるのよ。いつでも、何にでも。」

バジャは問う。

「楽しい?」

ココは自信をもって返答する。

「ええ、とっても。」

この後、バジャは想像の翼を広げ、これまで以上に大きく変身をする。

あのほうき星は、(ココ達に力を与えることから)、クリエイター達の情熱や努力、「命」の輝きだろう。

思えば、私達視聴者も、京アニの方々のお陰で、たくさんの世界を知ることができた。

「ハルヒ」で、ここにはない刺激的な世界を望みつつ、この退屈な現実も意外と捨てたもんじゃないと感じた。「らきすた」で、日陰者の自分達でも堂々と楽しんで日々を過ごして良いんだと思えた。「けいおん」で、日常の尊さと、それにもいつか終わりがくること、でもそれは次へのステップなのだと気づかされた。「ユーフォ」で、本気だからこそぶつかり合い、ぶつかり合うからこそ分かり合えると知った。他にも、たくさん、たくさん。

私達は数多のアニメーション作品に触れるたびに、現実では出会えないであろうモノ、コト、ヒトと触れ、新しい自分と出会ってきた。それは、とても楽しいことであり、自分を広げてくれることだった。

私達は、想像し、強く望めば、何だって創れるし、何にだってなれる。

バジャとギーちゃんの友情は、京アニ作品を媒体に繋がる、アニメファン達の絆だ。勿論直接的には、ファン感謝イベントに集った人達を繋ぐために、このアニメが作られたのだと思う。作品の最後の台詞、「僕の名前はバジャ。彼の名前はガーちゃん。僕たちは今朝、友達になった。でも、ホントはもっと前から、ずぅ~と前から、友達だったんだ」は、それを端的に示している。

でも、京アニを、あるいはアニメを通して仲間になれた人は、世界中にたくさんいると思う。勿論、この「あにこれ」もその1つだ。

本作に、悪者は一人も登場しない。ギーだって、何だかんだ可愛いヤツだし、「このスタジオを一番にする」ために動いている。そして、ココにできない、「物に命を与える」ことが出来る唯一の存在で、ガーちゃんに「命」を与えたのは、彼だ。

僕に出来ないことも、君には出来る。君に出来ないことも、僕には出来るかもしれない。そんなメッセージを感じる。

作品のED、膨大な量のスタッフロールに驚いた。どうやら、京アニの全スタッフの名前を流したらしい。こういう会社だからこそ、あれだけたくさんの素敵な作品を創れるのだろう。

EDの曲は、童謡「手のひらを太陽に」。

「僕らはみんな生きている。生きているから歌うんだ。僕らはみんな生きている。生きているから悲しんだ。」

勿論、このアニメを創った時点で、あの悲しく痛ましい事件が起きることなんて、誰も想像していない。しかし、あまりにも歌詞が鮮烈で、あの事件を思い出させ、(ホントは平和な小さいスタジオで働く彼らを観たときから泣きそうだったけど)ついに堪えきれず、泣いた。

私は、このアニメはもっとたくさんの人々の目に触れ、心に触れるべきだと思う。このアニメには、いや、これまでに創られた全ての作品には、確かに、クリエイター達の「命」が輝いている。
{/netabare}

投稿 : 2020/01/25
♥ : 25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

その作品には、日常を優しさと輝きで彩る魔法がかけられていました…

この作品は、京アニさんの自主制作アニメです。
「とあるアニメーションスタジオ」が舞台になっているようですが、その場所は京アニさんの会社の外観にとても良く似ているので、京アニで働く皆さんの仕事っぷりを題材にした作品だと錯覚しそうになります。


「ぼくの名前は、バジャ。みんながそう呼ぶから、たぶんバジャ。
小さいとき外からここへ来た。生まれたときのことは、よく覚えていない。」

夢にあふれるアニメーションを作っている「KOHATAアニメスタジオ」。
バジャはこのスタジオで、アニメを作り人たちに育てられています。
スタジオの外には池に浮かぶアヒルの友だち。楽しくて、幸せなバジャの毎日。

人びとがスタジオからいなくなった夜。
バジャがふと外をのぞくと、アヒルの友だちが猫におそわれています。

バジャは友だちを助けることができるのでしょうか。
夜の不思議な冒険がはじまります!


公式HPの「おはなし」を引用させて頂きました。

モノづくりって、優しさだけじゃ絶対に成し得ないモノだと思っていました。
ただ単にモノを作るだけじゃなく、その仕事を通じて自分を成長させる必要があるからです。
ですが、この作品を視聴して気付いたのは「優しさと甘えを履き違えてはいけない」ということです。

バジャのコミカルな動きや、アヒルの友だちを助けるため奮闘している姿は確かに見応えがありました。
それにココなんて一目で京アニさんと分かるキャラデザでしたし…
ですが、私の心に一番響いたのは、モノづくりの最前線であるスタジオの中で奮闘している皆さんの仕事っぷりとスタジオ内の雰囲気です。
普通に考えたら、会社の中でファンタジーな出来事なんて起こる筈がありません。
でもこのスタジオの雰囲気だったら、そんな奇跡が起こっておかしくない…
そう思えてくるから不思議です。

きっと、作り手の皆さんが自分の働く環境が大好きで、そして育んできたキャラクターに目一杯の愛情を注ぎ込んできて…そんな気持ちの伝わってくる作品だったからではないでしょうか。

起用されている声優さんもひーちゃん、田村睦心さんに田所あずささんと旬な声優さんが声をあててくれています。

1話20分超の作品です。
京アニさんを違った切り口で見る事が出来る貴重な作品だと思いましたし、私の職場にも近しい雰囲気を作ってみたいと気付かせてくれた作品になりました。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 11

92.2 5 田所あずさアニメランキング5位
ヴァイオレット・エヴァーガーデン(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (1579)
6171人が棚に入れました
感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。
戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。
――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残される者への最期の手紙
手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。

声優・キャラクター
石川由依、子安武人、浪川大輔、遠藤綾、内山昂輝、茅原実里、戸松遥
ネタバレ

kotsu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

お客様がお望みならどこでも駆けつけます。自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです

最終話視聴しました(T_T)
『あー…終わってしまったぁ泣』という感覚しか今はありません…
全13話全て最高でした!(≧▽≦)
ヴァイオレットは回を重ねるごとに成長していき、人の心を知り、愛を知り、やさしさを知り、もう心なき道具ではありませんでした(涙)
立派な人間として、自動手記人形として生まれ変わりましたね(T_T) 良き自動手記人形になれました\(^o^)/
そして、最後の最後まで美しい作画ですよね…すごいですよね…(´∇`)
自分の中で「流れるかなー」と期待していたのが、結城アイラさんの『Vioret Snow』
エンディングで少し流れたのがすごく嬉しかったです(ノ´▽`)ノ♪
毎週毎週楽しみに観ていて良かったなぁー!!!と思います(o^^o)
個人的には3話と5話と8、9、10話が好きです(≧▽≦) (全部好きですが)
京アニ最高でした!!!
ありがとうございました!!!
ヴァイオレット・エヴァーガーデン大好きです!!!(〃▽〃)
{netabare} 新作決定おめでとうございます!!!!(≧▽≦) これからも応援してます!!!( ̄^ ̄ゞ {/netabare}

投稿 : 2020/01/25
♥ : 41
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「愛してる」と自動手記人形と「愛してる」

原作未読。最終話まで視聴。

【総評】
引き込まれるように、思わず見入ってしまう・・・。
上手く言えないけど、そんな作品でした。

まずは、圧倒的な作画。
他の制作会社の作画もクオリティが相当高くなっている昨今、それでも作画で唸らせる京アニクオリティは圧巻です。

個性豊かなキャラと、それを巧みに演じられた声優陣も、とても良かったと思います。

感動的な物語の数々も、とても良かった。
涙腺崩壊系の話とヴァイオレットの関わり方がとても綺麗に描かれていたと思います。

すでに続編も決定しているとのこと。
楽しみにしています。

【酷評を少々】
放送前の盛り上げ方が半端ありませんでしたので、非常にハードルを上げて視聴を開始された方も多かったはず。
かくいう私もその一人ですが(笑)
そのため、「んっ?」と感じるところも少なからず存在しちゃう訳で・・・。

本作の評価は、「物語」と「音楽」の評価がポイント(評価の分かれ目)だと思います。

【物語について】
本作の一番の問題点は、{netabare}3話以前と4話以降のヴァイオレットが別人のように感じてしまうこと。
要するに、『一気に急成長しすぎ』なのである。{/netabare}
この部分が気になるか、ならないかで、評価が分かれると思う。

この点について、私は脳内補完しきれませんでしたのでマイナス評価です。

もう一つの問題点は、{netabare}11話~13話前半のくだり。
ここにきて何故か主人公最強系の「超人少女ヴァイオレットちゃん」的な展開に・・・。{/netabare}
このくだりの必要性が理解できるか否かで、評価が分かれるのではないかと思う。

この点について、私は「必要性が理解できる」として特にマイナス評価はしていません。
それは、{netabare}ヴァイオレットがギルベルトへの思いを言葉にするにあたり、ギルベルトの母との出会いを描く必要があり、ギルベルトの母との出会いを描くには、ディートフリート大佐との和解じみた話も必要となると思うからです。
『もう誰も殺したくないのです』
このあとのヴァイオレットの一連の行動は、大佐の心を動かすのに充分だったと思います。{/netabare}
{netabare}11話の依頼人との出会い方とか、{/netabare}おかしな所も多々ありますけどね(笑)

【音楽について】
この作品ほど、EDが話題になる作品は少ないと思う。
”あにこれ”のレビューでも、EDの話題をよく目にする。
ここも評価の分かれ目になると思う。

個人的に、特にEDが不愉快に感じたのは第2話と第5話。
ED曲にというより、ED曲の使い方にマイナス評価です。

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
まあ、京アニですから、作画は全く申し分ないですね。
他の制作会社の作画もクオリティが相当高くなっている昨今、それでも作画で唸らせる京アニクオリティは圧巻です。

物語は、まだまだ掴みの段階でしょうが、名作の予感が更に高まりました。
第1話だけで、思わず泣きそうになってしまった。

良作目白押しの今期の中でも、頭一つ抜きん出ている印象があります。
(第1話の段階で・・・、ですけどネ)
最後まで、しっかりと見届けたいと思わせるような作品です。

【第2話】
ふ~ん。「ヤキソバ」ねぇ・・・。
しかも、箸で食べるんだ・・・。
もしかして、笑う所なのかな?

人の気持ちが理解出ないヴァイオレット。
自動手記人形として、{netabare}間違ってはいないけど、大失敗をしてしまう。{/netabare}

人の言葉の裏を読むのは、難しいからね。
基本的には優秀な彼女だが、彼女にとっては一番難しい仕事。
それでもこの仕事を続けたいヴァイオレット。
『愛してる』の意味を知りたい。
ただそれだけの理由で。

{netabare}ブローチが戻ってきて良かったね!
ホッジンズの郵便社に来てから、初めてじゃないかな?
ヴァイオレットが感情を見せたのは・・・。{/netabare}

ところで・・・、{netabare}茅原さんの歌声が邪魔だと感じたのは{/netabare}私だけですかねぇ?
歌詞とかはともかく、声が・・・。
普段は彼女の歌、別に嫌いじゃないんだけど・・・。

【第3話】
自動式人形育成学校でも{netabare}相変わらず、優秀なヴァイオレット。
どうしても、人の気持ちが理解できず、報告書のような文章しか代筆出来ない点を除いては・・・。

『良き自動手記人形とは、人が話している言葉の中から、伝えたい本当の心をすくい上げる者』
自動手記人形とは、単なる代筆業ではなく、相手の本当の想いをくみ取り、綴っていく仕事。

ルクリアとの出会いが、彼女を少しだけ成長させた。{/netabare}
なかなかの感動回でした。

【第4話】
アイリスの回。
親の心子知らず、子の心親知らず(?)な話。
で、なにやかんやあって、アイリスとヴァイオレットが仲良くなる話。

{netabare}「少しは理解出来るようになったと思っていたのですが、人の気持ちは、とても複雑で繊細で、誰もが全ての思いを口にするわけではなく、裏腹だったり、嘘をつく場合もあり、正確に把握するのは、私にはとても困難なのです」{/netabare}
{netabare}「『愛してる』は、とても勇気のいる言葉なのですね。受け入れられないとそこにいたくなくなるくらいに・・・。あの時の少佐もそうだったのでしょうか」{/netabare}

ヴァイオレット、{netabare}良い手紙を書けるように{/netabare}なってきた。

しかし、未だにEDが馴染めないのは私だけでしょうか・・・?

【第5話】
良い話だった~!
シャルロッテ姫とアルベルタの話。
血のつながりにも勝る二人の関係が、とても素敵でした。

ヴァイオレットは、本当に良い手紙が書けるようになった。
ところが、この話でヴァイオレットは、{netabare}ほとんど手紙を書かない{/netabare}。
しかしヴァイオレットは、しっかりと依頼に応え、最高の結末を迎える手助けをする。
社長から貰った犬のぬいぐるみが、机の上にきちんと飾られていたのも彼女の成長の証。
ラストの笑顔は本当に可愛かった。
ヴァイオレット、{netabare}14歳{/netabare}ってマジですか?

EDだけが未だに受け入れられない。
『かけがえのない 宝物~♪』の所に、感動的なシーンを被せたいのだろうけど、少々耳障りに感じる。
第2話と同様、歌声が気になって、肝心のセリフが台無しな気がする。

【第6話】
{netabare}天文台に古い本がたくさん集まって、それを書き写すために集められたヴァイオレットたち自動手記人形。
天文台の解読係の人とコンビを組んでのお仕事。{/netabare}
なるほど。自動手記人形にはこういう仕事もあるんですね。
相変わらずポテンシャルの高さを見せるヴァイオレット。

様々な愛の形に触れていくお話なのかな?
今回は、{netabare}「寂しい」という感情を知る{/netabare}ヴァイオレット。

毎回、EDの始まりが心臓に悪い。
もう少し静かに始めるようにした方が良いと思うんだけど・・・。
もしくは、事前にカウントダウンしてくれるとか!(笑)
本音で言えば、CMで流れていた『Violet Snow』の方が作品のイメージにピッタリだと思う。
これだけ評判の悪いEDってどうなんだろう?

【第7話】
妻と娘を失った舞台の脚本家との話。
「いつか、きっと・・・」

脚本家の過去話から、{netabare}ヴァイオレットは、この思いが遂げられなかった時の悲痛な思いを知ることに・・・。
同時にヴァイオレットは、過去の自分が、一体どれだけの人の「いつか、きっと・・・」を奪ったのか、痛感する。

その後、思わぬ形で少佐の死を知ったヴァイオレット。
ヴァイオレット自身も、「いつか、きっと・・・」を奪われた・・・。{/netabare}

本当に上手い展開だと思いました。

ED曲は今回の使い方ならアリかな?
一瞬の暗転で心の準備ができるし。

【第8話】
『ヴァイオレットと少佐の過去編その1』という感じかな?
少佐の優しい人柄は、凄く伝わってきた。
対して、ヴァイオレットの想いが、こちらにうまく伝わってこない。
表情の変化も少ないし、言葉も少ないので仕方がないかも知れないけど・・・。

まあ、今後に期待という事でしょうか?

戦闘シーンは迫力があって良かった。
ところで、ヴァイオレットちゃんは、なんであんなに強いんだ?

【第9話】
サブタイトルが作品のタイトルと同じ。
それだけ、重要な回。
それが相応しい、神回だったと思います。

前半は、前回の続きから{netabare}始まって、ヴァイオレットが両腕を失い、そして少佐との最後の記憶までが描かれる。
ヴァイオレットの左腕がずり落ちる場面は、グロさを抑えつつ、無残さだけはしっかりと伝える、見事な演出だと思った。
{/netabare}
中盤は、{netabare}ヴァイオレットの苦悩と、彼女のことを心配する周囲の人々が描かれる。{/netabare}

そしてヴァイオレットにとって、転機が訪れる。

{netabare}「どれ一つ取ったって、誰かの大切な思いだからな。届かなくていい手紙なんてないんだ」

一つは、手紙を配達している時に耳にした、手紙が届いたことを喜ぶ少年の声。
もう一つは、エリカとアイリスからの手紙。
そして、ルクリアの兄・スペンサーからの代筆依頼。

「手紙を貰うというのは、とても嬉しい事なのだと分かりました」
ヴァイオレットにとって、手紙が『仕事』から『貰うと嬉しい物』に変わった瞬間。
今、自分がしていることは、他人を幸せな気持ちにする仕事であることを知る。{/netabare}

{netabare}スペンサーの代筆を終え、ヴァイオレットは、今まで自動手記人形としてやってきたことの、その後を知る事となる。
一つは、スペンサーが立ち直ったこと。
もう一つは、シャルロッテ姫夫妻の幸せそうな今。
もう一つは、舞台の脚本家の今。{/netabare}

{netabare}「してきたことは消せない」
誰にも過去を消すはできない。
誰にも過去を変えることはできない。

ヴァイオレットにとって、”兵器”としてしてきたこと=『他人を不幸にしてきたこと』も消せない。
そして、その後”自動手記人形”としてしてきたこと=『他人を幸せにしてきたこと』も・・・。

だけど、今を変えることで、未来は変えていける。{/netabare}

↑ネタバレばっかりでごめんなさい^_^;
今回はEDまで含めて、本当に良かった。

しかし、ベネディクトくん。配達の仕事をする人が{netabare}ハイヒール{/netabare}は無いわぁ(笑)

【第10話】
この回は『涙腺崩壊回』とでも命名しましょうか?
この回、涙無しで視聴出来た人、どのくらいいるのでしょうか?

ラストの{netabare}ヴァイオレットの涙は、もはや反則でしょう。
『私・・・、私、お屋敷では泣くのを我慢していました』
見ているこちらは我慢出来ませんでした(笑)

それと、繰り返し視聴時の涙腺崩壊ポイントが、ヴァイオレットを見送った時のアンのセリフ。
『私、あの人が書いた手紙、読んでみたかったな』
「この時のアンの願いが、この先、50年にも渡って叶っていくことになるんだ」って考えたら・・・。{/netabare}

正直、物語の途中で、何となく結末は分かるのですが、それでも泣かせる演出は流石です。

今回のEDも良かったと思います。
{netabare}手紙の朗読に合わせて、静かなイントロから始まって、音量も手紙の朗読を邪魔しない、絶妙な音量。{/netabare}
何故、最初からこれが出来なかったのかな?

【第11話】
ん~?あれあれ?ここにきてこんな話?
9話、10話と大きく盛り上がってきたのに、ここで1回下げる?
(あくまでも個人の感想です)

いえ、『”元”軍人のヴァイオレットちゃんが、戦場に駆けつけて、兵士のために自動手記人形する物語』というのは”アリ”かも知れないけど・・・。

演出というか、展開が強引すぎて、感動してよいやら悪いやらで・・・。
展開が強引な部分を除けば、感動的な話だったと思うのですが・・・。
(まあ、さすがにラストは涙腺が崩壊してしまいましたけどね(笑))

終盤にきてこれでは少々評価が厳しくなっちゃうかな?
ここからの盛り返しに期待したいと思います。

【第12話】
11話に引き続き、「超人少女ヴァイオレットちゃん」の物語・・・。
って、おいおい・・・。

11話、12話と物語の軸がブレてきている気がする。
3話~10話までは、涙腺崩壊系の感動ストーリーの数々。
ところが、11話、12話は、主人公最強系の戦争モノ?

少佐の「愛している」の意味を知りたい話がどういう結末を迎えるのか?
最終話を座して待ちたいと思います(笑)

【第13話】
序盤は引き続き「超人少女ヴァイオレットちゃん」の物語。
う~ん。

中盤は良かったと思う。
少佐の母との対面は、ヴァイオレットの心を少しは軽やかにしたのではないでしょうか?

笑いと感動の終盤は満点でしょう。
そう。これが視聴者が求めていたエンディングですよ!
このエンディングを引き立てるために今までのEDがグズグスだったのか(笑)

{/netabare}

投稿 : 2020/01/25
♥ : 151
ネタバレ

P_CUP さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

先行上映を見て来ました

さらに先行上映。3話まで視聴しました。
ネタバレになるので、先行上映を見た人以外は閲覧注意。

{netabare}
【追記部分】
まずOPとEDが完成してた。が、劇場で流れたのは最初と最後。
1話はアバンなしでOPだったので、多分、本編では1話はOPなしだと思う。
また、1・2話は10月の先行上映時点と構成が若干変更されていた気がする。
10月先行上映2話のラストは本編に被せてED曲が流れたのだが、
今回はそれはなし。2話からEDが普通に流れるのだろうか?
それともやはり放送版では映像に被せて来る?微妙な違いにも注目したい。
なお、OPは石立監督の絵コンテ・演出、EDは藤田春香が担当。
OPはけっこうアッサリ。EDは一瞬、山田尚子かと思えるような演出だった。

さて、1〜3話は全部アニオリである。と言っても原作大幅改変というより
原作があまり描いてなかったヴァイオレットが自動手記人形になる経緯を補完した形。
原作はオムニバス形式なので時系列順じゃないが、アニメは時系列順に
組み替えているようだ。4話以降がどうなるか気になるところだが、
最後に新PVが流れ、そこの映像を見る限りでは、原作にあったエピソードも
ちゃんとやってくれるようだ。「少女と自動手記人形」「小説家と自動手記人形」
この辺りは確実にやるっぽい。どちらも感動エピソードなので期待大。

1〜3話まで、作画は神作画というレベルを遥かに超えた美しさだった。
おそらく初見だと映像だけに圧倒されてしまうことだろう。と、こう言うと、
「どうせ映像だけで内容がクソなんだろw」などとアンチ意見が出るところだが
これはもう、映像美の中にこそ意味がある作品なので、そんな意見は的外れ。
映像と演出、その中に埋め込まれた表現をちゃんと見るべき作品。
繰り返し、じっくり見ないと勿体ない。
3話まで見てしまったから、続きが見られるのは2月になってしまうわけだが
今はすでに見た3話までも「早くもう一度見たい」という気持ちでいっぱいだ。

【1・2話先行上映時点】
もう、冒頭数分で魂を吸い取られそうになったw
「劇場版クオリティ」ってのは、大体の京アニ作品に言われてることだが
いや、ちょっとコイツはその中でも異常・異質ですわ。
劇場版アニメでも、ここまでのハイクオリティは滅多にお目にかかれない。
何をどうやったら、あんな線数の絵を、髪の毛1本1本まで美しく動かせるのか。
しかも、ただ動かしてるというのではなく、そこにちゃんと感情が、魂が宿ってる。

キャラデザ・総作画監督は高瀬亜貴子さん。
ユーフォ2期9話で作監デビューしたばかりの新鋭。
ただでさえハイクオリティ作画だったユーフォの中でも頭1つ抜けてる作画だった。
また新鋭といえば、ユーフォ1期8話の演出で注目された藤田春香さんが
この作品ではシリーズ演出に抜擢されている。
一方、作画スタッフには多田文雄(木上益治)さんなどベテラン勢も名を連ねている。
まさに新進気鋭の若者と、歴戦の古兵とが手を取り合って作った、という感じか。

あと劇伴曲も素晴らしかった。あらゆる部分がハイクオリティでゴージャスだ。

シナリオ面のことを言うと、まだ最序盤であるので、話はあまり動いてない。
石立監督曰く「ヴァイオレットという女の子は生まれたての赤ちゃんのようなもの」
「まだ感情がわからない。人の心を知らない。そんな少女が成長して行く様に寄り添いたい」
「とにかく真面目に作っている。渋い、と言われる作品を目指したい」
ということなので、ド派手なアクションやら、腹を抱えて笑い転げるギャグなどを求める向きにはオススメできないかも知れない。
一方、「表現」というものに感じ入れる人なら、どストライクの作品だろうと思う。
{/netabare}

投稿 : 2020/01/25
♥ : 21

81.7 6 田所あずさアニメランキング6位
政宗くんのリベンジ(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1041)
5357人が棚に入れました
美少女・安達垣愛姫(あだがき あき)にこっぴどくフラれたデブで冴えなかった少年・真壁政宗(まかべ まさむね)が、激ヤセして名字を変えイケメンに変身。残虐姫の異名を持つドSな愛姫を惚れさせ、最高の形で振るために復讐を果たそうと奮闘するリベンジラブコメディ。

声優・キャラクター
花江夏樹、大橋彩香、水瀬いのり、三森すずこ、田所あずさ、早見沙織、小倉唯、大亀あすか、伊瀬茉莉也、伊藤かな恵、佐藤聡美

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

面白そうなので期待!

同タイトルのマンガ原作があるようですが未読です。

原作マンガで作画を担当されているTivさん、最近はいろいろなマンガやラノベのイラスト担当としてよく見かけますね。

ストーリーですが、むかし太っていた主人公の真壁政宗(まかべ まさむね)は、幼少時にヒロインの安達垣愛姫(あだがき あき)に告白するも「豚足」と呼ばれあえなくふられてしまいます。

そんな愛姫に復讐するために政宗は一度実家を離れて身体を鍛え、痩せたイケメンに変身して愛姫を自分に惚れさせた後にこっぴどくふるという目標を立てて愛姫の通う高校に転入する。果たして復讐の行方はどうなるか…、といった感じです。

政宗に愛姫以外の女性キャラ、そして「総受け」男性キャラの朱里小十郎(あけさと こじゅうろう)がどうからんでくるのかが楽しみです。

2017.3.24追記:
ということで全話観終わったわけですが、原作が続くので仕方がない面はあるにしてもいささか中途半端な終わり方をしてしまいましたね。終わり方がもっと良ければストーリーの点数はもっと高くつけたかと。ただ、原作に関心を向かせ販促アニメとしてはそこそこ成功したんじゃないかと思います。

アニメでも続編をやってほしいです。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 37
ネタバレ

要 塞 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

藪の中

 人は見かけによらぬもの。
外面はよくても、内面はどんなものなのか、
知れたものではありません。

 この作品の注目すべき点は、
心の黒い部分が視聴者に筒抜けの、詰めが甘い主人公と、
腹黒を隠す気もないヒロインとが織りなす、{netabare}(空腹は隠してるけど){/netabare}
恋の駆け引き(戦争)にあります。
 サブキャラクターも大体がどちらかの陣営に組しており、
裏切りあり、陰謀あり、第三・第四勢力の出現あり、と、
恋愛を戦争に置き換えたかのような殺伐としたキーワードが
妙にしっくりくる作品だったというのが感想です。

 そして物語の根幹に関わるであろう二人の過去。
これこそが作中の戦争・・・、ではなく、
恋の駆け引きの推進力となっていると思われます。
 {netabare}原作未読なので詳しくはわかりませんが、
今後も過去に関する伏線や新事実が、次々に判明し、
登場人物たちの意識がガラリと変わるのではないかと予測できます。{/netabare}

 一つの事実に対して、登場人物の視点ごとに、様々な見解がある。
ラブコメでありながら、古来より文豪にも試されている構成。
今後の展開次第では、もっと味わい深い作品になるかもしれません。
 今後の展開に期待が持てます。

 単純にラブコメが好きな方はもちろん、
ちょっとした推理に自信がある方、妙なあだ名をつけられた記憶がある方、
愛しの、もしくは恨めしいアイツにリベンジしたい方にお勧めします。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 4
ネタバレ

トマトトマト さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

断然女性にオススメ (少女マンガ好きな男子にもオススメ)

※まず初めに物語の評価はアニメ視聴後、漫画全巻読み終えての物になります。
こちらは病人*の感想になりますので、冷静な評価は出来ていないかもしれません。



アニメを見たあと、続きが気になって漫画も読んでしまいました。
と言うのも、アニメでは盛り上がって来たところで終わってしまったためです。実際アニメの終盤以降が真骨頂の作品です。

個人的な印象では、視聴前は男性向けの作品なのかぁと思っていました。ところが、アニメ視聴後、漫画を最後まで見ての印象は間違いなく女性向けです。
原作者の方が男性だと思いこんでいて、物語後半以降の内容(原作含む)を見ている時、よくこの作品書けたなぁとすごく違和感を感じていました。あまりにも違和感を感じたので調べてみたところ原作者が女性だったためすごく納得出来ました。
また原作が女性だという事もあり、女性や少女漫画好きな方また恋に恋したい方などなどには非常にオススメ出来る作品だと思います。
私としては、少女漫画が好きなのでこういった感じの作品は大好物です。アニメ見て続きが気になった方は是非漫画も読んで欲しいです。
すごくキュンキュン出来ると思います。色んなキャラクターに感情移入出来て涙腺緩む箇所が何度もありました。
原作のアフターストーリー的なものもあるようなので、そちらも見てみたいです。

他の方のレビューを見させて頂いて、中途半端だから2期をやって欲しいと言うもの多かったです。私的にももちろんやって欲しい、というかやるべき作品だと思います。
本当にこれからが神回の連続なのにマジで勿体ない!!
ただ個人的な見解ではありますが、このアニメは2期は作られないと思います。理由としてBDの売上とかもあるとは思いますが、一番の理由はアニメでは{netabare}文化祭回終わった後、すぐにカラオケ回になってしまいました{/netabare}が、漫画だとこの間にあるシーンがあります。短いシーンではありますが、今後の展開に必要なシーンだと思います。アニメ最後にある{netabare}修学旅行のお知らせの紙{/netabare}よりも、よっぽど2期への布石になるシーンだと思います。制作側に本気で作る気があるなら必ず入れるとおもいますので、それをカットしたということは少なくともアニメ制作段階では2期を作る気がなかったと感じたためです。
唯一の希望としては、公式ツイッターにて「今年は何かやります(きっと)」というツイートがあったことです。(2019年1月7日のツイート)
今はこのツイートに淡い期待を寄せることぐらいしか出来ません。
あまり過度な期待は出来ませんが…。
くどいですが、あくまでも個人的な見解です。どうせなら私も漫画ではなく、アニメで見たかったです…本当に残念。
ちなみに、アニメ見たあと続きが見たい方は漫画6巻から読むことをオススメします。


*病人・・・この作品(原作全巻既読後)を見終わってから、何かモヤモヤした気持ち、切なさというか虚無感みたいなものを感じて何もやる気になれません。俗にいうアニメ燃え尽き症候群(マンガ燃え尽き症候群?)という物を発症してしまったようです。
良いアニメや漫画、映画などを見た時に以前にも発症した覚えはありますが、やっぱりキツイなぁ…。
この作品の序盤を見ていたときは、ここまでのめり込むことになるとは考えもしなかったです。完全に油断していました。完全に持っていかれました。
久しぶりに発症すると結構キツイものですね。
ともあれ、身を以てこの作品が良作であることを痛感しております。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 4

74.8 7 田所あずさアニメランキング7位
ウマ娘 プリティーダービー(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (405)
1350人が棚に入れました
これは異世界から受け継いだ輝かしい名前と競走能力を持つ“ウマ娘”が遠い昔から人類と共存してきた世界の物語。
田舎から都会のトレセン学園に転校してきたウマ娘・スペシャルウィークは、チームメイトたちと切磋琢磨しながら「日本一のウマ娘」の称号をかけて<トゥインクル・シリーズ>での勝利をめざす!

声優・キャラクター
和氣あず未、高野麻里佳、Machico、大橋彩香、木村千咲、上田瞳、大西沙織、藤井ゆきよ、沖野晃司、豊口めぐみ、首藤志奈
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

現実と虚構を交え、バランス良く構成したサラブレットの擬人化物語

サラブレットの実名を使って擬人化させた少女たちが、レースによって競い合い、勝者はライブ活動を行うという、かなり荒唐無稽な物語。ただ、最初の2話を見た限りでは、スポーツ、友情などをメインにしたスポ根アニメとして真っ当に作られていきそうなので、自分としては好みの気がする。

P.A WORKSとCygamesが制作してゲーム化もされるとあって、キャラづくりはかなり緻密。デザインは細かく、登場人物の一人ひとりが実際の馬の特徴を参考にした造形となっており、特に競馬ファンは細部までチェックしてしまうほど。実際の馬体の色や額の模様、鼻のライン、勝負服などを参考にしてキャラデザを行っている。コアな競馬ファンはいちいち反応してしまうに違いない(唯一謎なのがエルコンドルパサーのメンコのデザイン。エルコンドルパサーは、現役時代、ほぼメンコは付けてなかったと思う。何かほかに付ける理由があったか…?)。

スペシャルウィークの母親(実際の名前はキャンペーンガール)が出産後に亡くなって、育ての母馬がいたり、北海道でほかの馬とあまり関わらずに育てられたという生い立ちなども物語に取り入れるなど、おそらく、今後の展開もある程度、実際のスペシャルウィークの人生(馬生?)を基に話が構成されていくことが予想される。 {netabare} デビュー戦が阪神競馬場の芝1600メートルでゲートが14番、勝利したというところも同じ。ただし、当時の阪神1600メートルはスタートしてすぐにカーブのある旧コースだったが、それは現在の改修後の阪神競馬場外回りコースとして描かれている。細かいところなので、どうでも良いが、競馬ファンは、そんなところも含めて楽しめる。{/netabare}

また、ほかのウマ娘たちのレースや性格、ライバル関係なども実際の馬たちの物語を基にしており、その関係性にもいちいちニヤリとさせられる。例えば、成績の伸び悩んでいたサイレンススズカのデビュー1年後に覚醒したバレンタインステークスが描かれており、これもレース距離や競馬場、枠番や1000メートル通過タイムも実際のレースを忠実になぞっている。
また、同期のナリタブライアンとヒシアマゾンがライバル関係にあったりする。親子のシンボリルドルフとトウカイテイオーは師弟関係。ただ、個人的に大好きなジャスタウェイが出てこなさそうなのはとても残念だった(ジャスタウェイの同期で隣の馬房だったゴールドシップは登場しているのに。社台グループや金子真人オーナー所有の馬は許可が取れなかったようだ。( 有名馬のなかではディープインパクトやオルフェーブル、ブエナビスタ、ハーツクライなども出てこない)

ここまで書くと、競馬の知識がないと楽しめなさそうに感じるかもしれないが、そんなことはないように思う。確かにウマ娘の数が多すぎて、競馬を知らない人は名前を覚えられないだろうが、基本的には、スペシャルウィークとサイレンススズカ、あとはトレーナーやライバルチーム「リギル」の東条ハナを覚えておけば、とりあえず普通に楽しむことができるのではないだろうか。馬が全員女だということを許せない人もいるだろうが…そこはまた別問題ということで。物語は王道で、1話の構成や展開などもしっかり練られている印象がある。重点が置かれるのは、あくまでレースでの競い合いやライバル、友情ではないかと予想している。とりあえずは2話までを見ての感想だが、今後は重賞に出場するまでの道のりが描かれることになるだろう。ただ、レース勝利後に歌を歌うのは、アニメファンを取り込みたいのは分かるが、個人的には盛り込み過ぎの感があり、焦点がぼけてしまうように思う。その辺りはソシャゲに落とし込むことも含めて商売に関わることなので、仕方がないことかもしれないが少々残念な部分だった。

3話以降、スペシャルウィークとライバルたち(おそらくセイウンスカイ、キングヘイロー、グラスワンダー、エルコンドルパサーなど)の関係性も含めて、どのように展開していくのか、とりあえず、続けて視聴していくことを決めた作品となった。

第3R「初めての大一番」レビュー
{netabare}チームスピカの面々は、それぞれレースを勝利して士気が上がってくる。ちなみにサイレンススズカは11馬身差の圧勝。これはアニメだけではなく本当の話で、バレンタインステークスの3戦後の重賞・金鯱賞でやってのけている。この頃から飛び抜けた強さを安定して発揮しているのが見られた。
そして、スペシャルウィークは、いよいよクラシック(皐月賞、ダービー、菊花賞)ロードへ突入。皐月賞の前哨戦である弥生賞へと駒を進める。レースの前にカラオケ店でライブの特訓を行うのだが、その指南役がトウカイテイオー。披露するのが「テイオーステップ」だ。これは懐かしい。

私がトウカイテイオーをリアルタイムで初めて見たのは、骨折によって1年ぶりに出走した有馬記念だった。そのパドックの様子を見て、とても驚いたのを今でもよく覚えている。「これ、テイオーの足は大丈夫か?」と思ったのだ。というのも、パドックで歩くテイオーの歩様がとても異質で、足が治っていないのではないかと私の目には映ったからだった。何だかカックン、カックンしながら跳ねるように歩くのだ。私はその頃、パドックは結構注目して見ていたのだが、テイオーのような変な歩様の馬を見たことがなかった。しかし、そのレースでトウカイテイオーは奇跡の復活を遂げ、1年ぶりの休み明けでGⅠの有馬記念を勝利する。私は競馬を始めて間もない年で、いちばん好きだったビワハヤヒデから流して買っていたため大儲けしたのは良い思い出だ。
話が逸れてしまったが、要するにそのパドックの歩き方が「テイオーステップ」で、トウカイテイオーにとって、ごく普通のことだったのは、後になって知ったことだった。それ以来、ずっと競馬は見てきたが、テイオーのような歩き方をする馬は見たことがない。相当特殊な歩き方だったのだろう。

テイオーネタを挟みつつスペシャルウィークの弥生賞へ。2番人気ながら、セイウンスカイ、キングヘイローを破り、重賞制覇を果たす。その夜にスペシャルウィークのお祝いが行われ、彼女は腹がはちきれんほどに食べて楽しむ。

そして、クラシック第一弾、皐月賞の日。勝負服を受け取ったスペシャルウィークが着替えると、スカートの後ろのチャックが締まらないアクシデントが発生。まさか、スカートが脱げるというアクシデントがあるのかと思ってしまった。どうやら太ったという表現だったようだが、これは分かりにくい。ウマ娘紹介のところでもこのシーンが出てくるが、たぶん、これを見て太ったと思った人は、あまりいなかったのではないだろうか。伏線としてお祝いで腹が出ていた描写はあるが、これだけでは、ただそういう演出だとしか思えないので、スペシャルウィークが太ったとは考えなかった。ただ、競馬ファンならスペシャルウィークが皐月賞時にプラス10キロの体重で出てきたことを知っている人もいるだろうということで、こういうやり方になったのだろうが、私も全く視聴当時は思ってなかった。

皐月賞のレース描写では、セイウンスカイが後ろから押されてゲートインするシーンがある。これは、実際のレースでの枠入りの際にセイウンスカイが抵抗してなかなかゲートに入らなかったことを表現している。いやぁ、本当に細かい! しかも馬名も当時の馬を参考にしているところが見られる。エモシオン→ハルシオン、タヤスアゲイン→ヤスダリピートなどだ。

皐月賞でスペシャルウィークは3着に敗れる。もちろん、これも実際のレースと同じ。セイウンスカイは逃げずに途中からスパートするという作戦に出るが、これも同様だ。アニメでは敗因がスペシャルウィークの太り過ぎのような表現になっているが、実は、現実では、当週に仮柵が外されて、内側がグリーンベルトと呼ばれる芝の良い部分が現れたため、内側を通った馬、特に前にいた馬が有利な馬場となっていたのだ。当時、スペシャルウィークに騎乗した武豊は、そのことをJRAに抗議し、翌年から仮柵は外すのではなく、外側に移動されることになり、より公平なレースが行われるようになった。この皐月賞が、そういうレースだったというのは、アニメとは関係ないことだが。

そして、私が気になっていた同年代である最強のライバル、エルコンドルパサーとグラスワンダーは、結局、諸事情によって皐月賞には参加しなかった。当時は両馬とも外国産馬だったため、元々クラシックには出走できなかったわけだが、アニメでは現在のルールに合わせて出走できるようになっているようだ。グラスワンダーは怪我をしたから(実際もこの時期には骨折で休養していた)、エルコンドルパサーはトレーナーの決定により出馬しなかったことになっている。「なんで皐月賞あいつを出さないの?」とトレーナーがハナさんに聞くシーンがある。エルコンドルパサーのことだと思われる。

ここで、最初のレビューを訂正したい。エルコンドルパサーがメンコを付けている理由が謎と書いた。実はよく調べてみると、レースやパドックの時にはメンコを付けてなかったが、普段、厩舎にいるときなどには、メンコを付けていたようなのだ。私がエルコンドルパサーを見ていた頃は、まだグリーンチャンネルにも加入していなかったし、レース以外の普段の様子を見ることが、ほとんどなかった。写真では確認できなかったが、さすがにサラブレ編集部なども絡んでいるので、正しいと思われる。失礼しました。

次回はダービーが描かれるようだ。競馬界で全ての人が目標とする1度は勝ってみたいと願う最大のレース。当初は全く期待してなかったアニメだったが、とても楽しみになってきた。

※ちなみにOPの映像では、実際のサラブレットたちがG1を勝ったレースが表現されている。馬場が悪くてどの馬も通らなかった内側をあえて選択して豪快に差し切ったゴールドシップの皐月賞。また、前が詰まって馬群をぬうように抜けだしたウオッカの安田記念、誰もが感動したテイオーの復活の有馬など、印象的な部分を上手く演出しているなぁと感心した。{/netabare}

第4R「特訓ですっ!」レビュー
{netabare} 今回でダービーが描かれるかと思ったが、王道スポーツ漫画に必須の特訓回だった。皐月賞に敗北して意気消沈するスペシャルウィーク。心配したスピカのメンバーがトレーニングの手助けを行う。これは軽い日常回のようなもので、そのひとつとして、水着で飛び込みにチャレンジするサービスシーンも挟まれている(スク水だが)。

そんななかトレーナーは、皐月賞の映像を見直して、あることに気づき、中距離の絶対王者として知られるタイキシャトルとの模擬レースを思いつく。場所は美浦のトレーニングセンターで、南北の2ヵ所あるうちの南調教馬場にあるウッドチップコース。上から描かれたコース形態は、実際のトレーニングコースを完全に再現している。ウッドチップコースは、細かい木片を敷き詰め、足元への負担が少なく、体に負荷を与えることのできるコースだ。距離は1600メートルで、GⅠ馬であるタイキシャトル得意の距離で胸を借りる。

ここでスペシャルウィークは、馬の後ろのスリップストリームに入ると走りやすいことや、坂道を駆け上るときは、ピッチ走法で走ったほうが良いことに気づかされる。模擬レースは僅差で敗北するが、十分に実りのあるトレーニングとなった。ダービーを前にして準備は整ったようだ。

今回の最後にエルコンドルパサーがダービー出走を表明。実際にこの馬のいた時代、外国馬は出走できなかったのだが、史実とは違う展開にするようだ。来週こそはいよいよダービー。どのようなレースになるのか、競馬ファンとしても楽しみだ。予想としては、無難なところにまとめてくるのではないかと思っている。

ところで、1話から時々出てくるオグリキャップのネタが面白い。普通の馬の1.5倍以上もの飼葉を食べていたことで知られる馬だけに、出てくるときは、いつも大盛りの食事をしている。今回もゴールドシップが焼きそばを売るシーンのバックに度々登場しており、超大盛りの焼きそばが、映される度にどんどん減っている様子が描かれている。日本競馬を現在まで盛り上げるきっかけとなった最大の功労馬が頻繁に出てくるのもまた楽しい。{/netabare}

第5R「ライバルとのダービー」レビュー
{netabare}いよいよ競馬界最大の祭典・東京優駿(日本ダービー)でライバル対決が行われる。前半の佳境といえる回だ。Aパートは前回から引き続き、スペシャルウィークの特訓。東京コースにもあるゴール前の坂に対応するために神社での階段ダッシュを敢行。

この坂を利用した特訓は、実際のサラブレットにも行われている(もちろん、階段ではないが)。ひと昔前は西高東低と言われていた時代が長く、GⅠは関東所属の馬がほとんど勝てなかった時代があった。それは美浦のトレーニングセンターに坂路コースがなかったためで、このコースで負荷をしっかりかけた馬がGⅠでも好走するというのは、ずっと常識とされていた。その最も有名な例がミホノブルボンという馬で、坂路でビシビシ鍛える方法が馬を強くする秘訣といわれるようになった。そして、数年前に美浦にも坂路コースができたお陰で、関東馬もようやく関西馬に対抗できるようになったのだ。

そのほかにAパートでの注目は、メジロマックイーンがスピカの新たなメンバーとして加入することだ。面白いのはゴールドシップがマックイーンをとても気に入っている様子があるところ。ちょっかいをかけては、いつも逆に痛い目に遭っている。視聴当初は、なぜマックイーンがこんな重要なキャラとして出てくるのか、よく分からなかった。しかし、ゴールドシップと絡ませるために登場させたのだと知って納得した。ゴールドシップの母方のお祖父さんがマックイーンなため、このコンビに色々やらせるための計らいだったというわけだ。ちなみにスペシャルウィークを食堂で励ますのがマルゼンスキーで、これもスペの母方のお祖父さんがマルゼンスキーだから。また、雨の降った重馬場で無類の強さを誇ったマックイーンが「雨が印象的な映画20選」というタイトルの雑誌を読んでいるなど、相変わらず細かいことをやっている。

そしてダービー当日。スペシャルウィークは、ライバルのセイウンスカイ、キングヘイロー、エルコンドルパサーとともにゲートイン。もちろんスペシャルウィークは、現実と同じ3枠5番。
いつも熱いレースシーンだが、今回もかなり熱い。まぁ、見た目は大きな芝のトラックを女子が走るだけなのだが、一応、スピードは1kmを約1分で走っていくという超高速レース。箱根駅伝でのランナーが1kmを約3分で走るので、ウマ娘たちは3倍のスピードで駆け抜けるということになる。実際は背中に騎手を載せているのだから、1頭で走るだけならもっと速いわけだが。

レースは実際のレースと酷似している。引っかかったキングヘイローが逃げる展開。セイウンスカイは2番手に抑える。スペシャルウィークは中段、エルコンドルパサーもほぼ同じ位置。4コーナーを回って、早めにセイウンスカイがスパート。やや重の馬場ということもあって、早め先頭からの押し切りを図る。キングヘイローはここで失速。そして、セイウンスカイが先頭に立ってから、すぐに馬群の間を割ってスペシャルウィークが迫り、追い抜く。

このときのフジテレビ・三宅アナの「並ばない、並ばない」という実況も再現。一気にスペシャルウィークが先頭に立つ。実際のダービーでは、このままスペシャルウィークが圧勝するのだが、アニメではその後ろからエルコンドルパサーが差してくる。スペシャルウィークは2番手に後退。しかし、ゴール前で驚異の差し返しを見せて、2頭が同時にゴール板を駆け抜ける。

着順掲示板には写真の表示が点灯し、3着のところには16の文字が。この16番は実際のダービー2着馬ボールドエンペラー(アニメではマッシヴコウテイ)の番号だ。そして、写真判定の結果、同着という結果に。2頭のダービー馬が生まれたという結末だった。これは予想通りの改変だったといえる。エルコンドルパサーは日本で負けたのは1度だけで、さすがに、ここで負けさせるわけにはいかなかった。そして、スペシャルウィークがダービーを取らないというのもあり得ないので、やはりこうするしかなかったかなと思う。過去の実際のGⅠでの同着というのも本当にあった出来事。それは2010年のオークスでサンテミリオンとアパパネが同着となり、2頭のオークス馬が生まれている。

最後は特殊エンディング。エルコンドルパサーとスペシャルウィークが健闘を称え合い、スピカのメンバーも大喜び。当初、懸念していたウイニングライブは、これまではほとんど止め絵でエンディングに流す程度に収めているので、今回もこれで良かったと思う。前半が終了という感じの良い終わり方だった。次回からは菊花賞・ジャパンカップへと向かうのか、それとも別の展開とするのか、興味は尽きない。

小ネタとしては、今回も食堂でのオグリキャップのシーンは出てきたが、もう後ろ姿が部分的に映されるくらいでもオグリが大食いしていると分かってしまうところが面白い。それと、スペシャルウィークがダービーを取ったとき、実際は直線で武豊が鞭を落としていたというのは、有名な話。それを揶揄するようなシーンがあるかと思ったが、さすがになかった。この回では解説者として本人も登場しているし、CMにも出演してもらっているので、当然と言えば、当然か。しかし、あれだけの大スターでも失敗をしてしまうほど、競馬界で特別な舞台がダービーというレースだということなのだろう。 {/netabare}

第6R「天高く、ウマ娘燃ゆる秋」レビュー
{netabare}Aパートはお祭りに遊びに行く日常回で、いろいろなネタが満載。
新たなウマ娘も登場する。マチカネフクキタルやエイシンフラッシュ、ナイスネイチャなど。
相変わらずオグリの大食いのシーンが色々なところで出てくる。
第33回の大食い大会は、第33回の有馬記念の再現。優勝はオグリキャップ、2着タマモクロス、3着入線で失格となったスーパークリークも同じ。ナリタブライアンとヒシアマゾンがいつもコンビなのも微笑ましい。
スペシャルウィークとサイレンススズカの絆が深まる花火シーン。お互いが刺激を与えて、レースへのモチベーションを上げていく。

サイレンススズカの旋回癖のシーンが出てきて、少しせつなくなる。
馬房にいるときは、実際にいつも狭い中でグルグル回っていたらしい。
でもイライラしているわけではなく、厩務員が入って行ったら止まったそうだ。
これはアニメを見て、改めて調べて初めて知ったことだった。

Bパートは毎日王冠のレース。1998年に開催されたこのレースは、サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーが激突するということで、GⅡとしては異例の13万人もの観客を集めたことで知られる。アニメでは、これに2010年のダービー馬エイシンフラッシュやGⅠでのブロンズコレクター、ナイスネイチャが参戦するという架空の対決になっている。
レースはグラスワンダーが出遅れて、3コーナーから捲っていくという実際と同じ展開。エルコンドルパサーは最後に追い上げるもサイレンススズカとは2馬身半も離された2着だった。

ウマ娘が走るだけなので、レースシーンがどうなのかという不安が当初からこのアニメにはあったが、アングルなどの絵作りの上手さやしっかりした作画、実際のレースをしっかりと参考にしていることが、画面から伝わってきて、とても迫力のあるシーンに仕上がっている。回を追うごとに楽しみも増えるし、飽きさせないシナリオ構成も優れている。全く想定していなかったが、これは今クールでトップを獲ることも夢ではないと感じさせるだけの仕事をしていると思う。
いよいよ、次回がいちばん問題となるレースとなるわけだが、ここをどう描くのか楽しみであり、不安でもある。 {/netabare}

第7R「約束」レビュー
{netabare}Aパートはスピカのメンバーで温泉合宿の特訓回。
最近は、特訓がAパートにあって、Bパートがレースというパターンが続いている。
リギルではグラスワンダーが同じ外国産馬のマルゼンスキーに合わせ馬の依頼をする。スピカの温泉合宿では、サイレンススズカがジャパンカップ後にアメリカに遠征することが語られる。
これは実際に計画されていたことで、アメリカは日本のような高速の芝で、中距離のGⅠが日本よりも多く、全てがサイレンススズカの得意な左回りコースのため、より大きな成功が期待されたからだった。日本の場合、その頃の2000mの中距離GⅠは天皇賞秋しかなく(現在は、右回りだが阪神の内回り2000mのGⅠ大阪杯もある)、サイレンススズカが活躍できそうなGⅠが少なかったのだ。

そしてBパートはいよいよ2000mの天皇賞秋。11月1日の1枠1番にサイレンススズカが入る。当時、私は馬券ではなるべく武豊を外して買うことが多かったのだが、この枠を見たときに、さすがに観念した。このレースでサイレンススズカ以外が勝つことはないと確信したからだ。それなら1番人気でもここからドーンと買って勝負してやろうと。それにサイレンスズカがまたどんな走りを見せるのかがとても楽しみでもあった。

アニメでの出走ウマ娘は、エルコンドルパサー、メジロライアン、ヒシアマゾン、ウィニングチケット、ナイスネイチャという超豪華メンバー。これは完全に架空のレースということになっている。

ただ、レースは実際と同じ展開。ゲートを出たサイレンススズカが1000mを57秒4というタイムで通過。騎手の安藤勝巳がダイワスカーレットで出走してウオッカに2㎝ハナ差負けした2008年天皇賞秋の1000m通過が58秒7で、安藤勝己はこのタイムについて「とんでもないペースで行ってしまった」と後述している。そのときの2000m走破タイムが1分57秒2で、レコードタイムを0.8秒も更新した。サイレンススズカが出走した天皇賞から10年も経過していた年のことだ。このことからも、サイレンススズカの1000mの通過タイムがどれだけ信じられない高速タイムを叩きだしたかということが分かると思う。

4コーナーの手前でサイレンススズカに故障発生。実際は左前脚の粉砕骨折で予後不良となった。馬の場合はひどい骨折の場合、足の血流が滞ってしまったり、ほかの3本の足に負担がかかって蹄葉炎などを引き起こし、生存率が著しく下がってしまうため、薬殺処分とされてしまうのだ。このレースは多くの競馬ファンの忘れられないシーンのひとつだろう。

アニメでは、スペシャルウィークの機転により、サイレンススズカのダメージを少なく助けることができたため、大事には至らなかった。それでもスペシャルウィークが泣きながらサイレンススズカに語りかけているシーンは、少しグッときそうになってしまった。ラストは特殊エンディングで病院にいるスズカを皆が取り囲んで励ますシーンで終わる。

天皇賞秋のレース結果は、実際のオフサイドトラップではなく、エルコンドルパサーが勝利。来週からスペシャルウィークはどこに向かい、サイレンススズカはどうなるのか、さらに目が離せない展開となりそうだ。 {/netabare}

第8R「あなたの為に」レビュー
{netabare} ジャパンカップや有馬記念をどうするのかと思っていたら、ここはスペの敗戦をアパンで少し描いて終わり。スペがサイレンススズカに相変わらずベッタリの様子とそれを心配するスズカが映される。
Aパートでは年始のパーティーとWDT(ウインター・ドリーム・トロフィー)という全ウマ娘のなかから投票で選ばれた人気のウマ娘たちが最強の座をかけて戦うという架空のレースが行われる。ここで最強を決める展開のようだ。この来年のレースにスペやエルコンドル、ススズが出て終わりということになるのだろうか。今年のレースではシンボリルドルフが勝利した。
そして、トレーニングの様子とリギルの皆は色々とレースを勝利したことがスペのナレーションで語られる。実際にはこの正月から春の間にスペシャルウィークは、AJCCと阪神大賞典、天皇賞春と重賞、GⅠを3連勝するのだが、そこは全く出てこなかった。スペシャルウィークファンにとっては少し不満に感じるかもしれない。
Bパートでは、グラスとスペのライバル同士の動向がじっくり描写された。この2人は宝塚記念で激突することになり、グラスワンダーはスペシャルウィークをライバルとしてとても意識するのだが、スペシャルウィークは怪我をしたサイレンススズカのことばかりを考えていて、レースのことはあまり頭にない。グラスからスペに向けられる視線が執拗に描かれる。思えば、6話の毎日王冠でグラスワンダーは初めて敗北を喫するのだが、そこでの焦りやレース後のうなだれる様子もかなり念を入れて描かれていたこともあり、今回はかなり気合が入っている様子。実際にはこのレースの前、スペの陣営は宝塚記念を勝って凱旋門賞に行くというプランを描いていて、ここは軽く勝つ前哨戦の空気だったので、スペがグラスのほうを向いていなかったというのは、上手くストーリーを作ったと思った。ただ、グラスワンダーが有馬記念を勝っていたことは、お花さんから語られるだけなので、競馬を知らない人からすると、なぜグラスワンダーが突然強いことにされているのか、分からないかもしれない。
宝塚記念のレース。
もちろん、出走の枠やウマ娘たちも実際と同じ。阪神の内回り2200mのレースだ。今回のレースも迫力があった。私がグラスワンダーのファンだったから余計にそう思うのかもしれないが、走っている動きや展開、絵作りがとてもカッコ良かった。スピード感があって、4コーナーでグラスがスペを抜く瞬間や抜いた後にスペの視線でグラスの背中が疾走しているシーンは、とても上手く描いていた。グラスワンダーのブルーの上着が翻って動く様がとても良くて、レースシーンを何度も観てしまった。
レースではスペシャルウィークが早めにスパートをして先頭に立つが、その後ろからグラスワンダーが一気にかわして3馬身差で勝利する。その後ろのステイゴールドは7馬身も離れており(これは実際のレース)、完全に2頭だけのレースだった。
また、これまでグラスワンダーは、おっとりした優しい性格だったのに、レースになって闘志を剥き出しにするギャップがとても良かった。
レースが終わり、また嘆きの木のところでトレーナーと話し、日本一のウマ娘になる目標を思い出すスペシャルウィーク。そしてススズはスペシャルウィークの敗戦をテレビで観て、何かを決意したようだった。これは来週にススズとスペとの関係に変化が起きる前触れだろう。
個人的には今クールは、これがトップで良いかなと思い始めている。 {/netabare}

第9R「スピカの夢」レビュー
{netabare}サイレンススズカの傷も癒え、リギルのメンバーは夏合宿に出発。トレーナーはサイレンススズカとスペシャルウィークを復活させるために2チーム制で競わせることを企てる。サイレンススズカは、怪我のショックから全力で走ることが怖くなってしまい、いわゆるイップスのような状態に陥ってしまっていた。スペシャルウィークは、スズカが復活できないことが気になって自分のことに身が入らない。
そこでトレーナーは、極限状態の負荷を2人に与えるショック療法的な試みを行う。2チームをトライアスロンのレースで競わせ、途中でトレーナーは、自分の夢を語って檄を飛ばすことによって、2人を復活へと導くのだった。最後の場面では、よりハードに競い合って速く走り過ぎたため、カーブを曲がり切れず、全員が海の中に「犬神家の一族」のスケキヨのような状態で頭から突き刺さるというギャグで締めくくられる。

そして、いよいよエルコンドルパサーが出走する凱旋門賞の日がやってくる。
前回の手紙でイスパーン賞やサンクルー大賞のことは、伝えられていて、実際にはそれに加えてフォア賞にも出走している。順位は、それぞれ2着、1着、1着でフランスのGⅠを1勝、2着1回、GⅡを1勝という好成績で、凱旋門賞ではモンジューに次ぐ2番人気だった。
アニメではモンジューの代わりにブロワイエという名前のウマ娘がベルサイユのバラのオスカルのような出で立ちで登場している。実際に凱旋門賞に出走したモンジューの名前は、馬主が所有していたモンジュー城が由来で、その城のある場所がブロワイエ地区というらしい。そこから馬名を変更したようだ。

レースは実際と同じ展開で描かれる。実はモンジュー(ブロワイエ)は、重馬場の鬼で、凱旋門賞が行われた日の前日から当日の午前中まで現地では激しい雨が降り、ここ20年ほどのなかで類を見ないような重馬場となっていた。元々凱旋門賞の行われるパリのロンシャン競馬場は芝の丈が長く、良馬場であってもかなり時計のかかる馬場のため、軽い芝の競馬場で走る日本馬には向いていないといわれている。またコースも特殊で、最後の直線の前に下り坂のフォルスストレート(偽りの直線)があり、仕掛けどころが難しい。

スピカやリギルの面々がテレビの前で応援するなかでレースはスタート。大方の予想を裏切り、エルコンドルパサーは逃げの戦法をとる。馬場の重いときは、逃げや先行の戦法のほうが有利に働くことが多く、これは良い判断だった(実際の判断は騎手の蛯名)。そして、2馬身ほどの差を保ったまま、フォルスストレートから最後の直線に向く。ヨーロッパの競馬で日本と違うところは、馬群のなかに入っていて周りが囲まれていると、ほとんどスペースがなく、なかなか抜け出せないことはよくある話。この日もそういう展開だったが、実際はモンジューの騎手が周りの騎手に「日本の馬に勝たせるのか!」と叫んで、スペースを空けさせたという話もある(レースの映像でもかなり強引に内を割って出てきている)。それほど、凱旋門賞は特別なレースで、フランス人にとっては、特に看過できないことだったことが想像できる。
そして残り50mを切ったくらいのところで前へ出られて、ブロワイエが優勝する。その後の3着のクロコルージュは6馬身も後方で、完全に2頭のマッチレースだった。

レース後、エルコンドルパサーからルドルフ経由でスペシャルウィークに電話がつながれる。エルコンドルパサーは、電話の向こうで悔しさのあまり泣きじゃくるのが心に残るシーンだった。そして、スペシャルウィークは何かを決意したような顔つきで前を見据えた。
このブロワイエ(モンジュー)は、近年のヨーロッパ競馬で最強と今でも語られるほど有名な馬で、その馬と僅差の2着だったエルコンドルパサーと日本競馬も世界で知られることとなった。そして、ブロワイエは、この後ジャパンカップに参戦する。この夢の対決は、おそらく再来週くらいに描かれることになるだろうか。そのときは、レースシーンの作画なども、戻っていることを期待する。
今回は、かなり作画が崩れており、特にBパートが厳しかった。先週のスペとグラスのレースシーンが素晴らしかっただけに、今回の凱旋門賞の粗が余計に目立ってしまった印象。あれだけの数のウマ娘と、それぞれの衣装を描くのは大変だろう。何とか万策が尽きないように最後まで頑張って欲しいと願っている。

※先日、スペシャルウィークに続いて、番組に登場しているテイエムオペラオーもこの世を去った。私は皐月賞(1着)と3歳時の有馬記念(グラスワンダー、スペシャルウィークに続く3着)を現地で観戦した。GⅠを7勝した思い出深い一頭だった。 {/netabare}

第10R「何度負けても」レビュー
放映日の5月27日は、競馬界最大の祭典であるダービーデー。
ここまで来ると、存分に楽しんできた春競馬もほぼ終わりという雰囲気が漂う。
前日の土曜日は予想で楽しみ、当日の日曜日の昼は馬券購入&観戦、夜になるとウマ娘が観られるということで、休日は完全に競馬づくしだった。
実際のダービーはワグネリアンが優勝。騎手の福永祐一は19回目の挑戦にしてダービー初勝利。私は人馬ともにずっと応援してきたので、とても感動的な日となった。

{netabare} ウマ娘のほうは、秋競馬に突入。
スペシャルウィークはトレーニングして大盛りの飯を食っての繰り返し。ちなみに飯を食っているシーンには全てオグリが一緒に映り込むというサービス?カット。
スペシャルウィークは京都大賞典から始動するが、何と7着に大敗。このレースにはテイエムオペラオーも出ていたが、こちらも3着敗退。実際もその順位の通りで、「マークすれば僕の勝利は間違いない」とオペラオーが言っていたが、実際のレースも全くその通り。スペを徹底マークしたが、スペが伸びきれないために踏み遅れて、最後に猛然と突っ込んできて3着というテイエムオペラオーの取りこぼし感が目立ったレースだった。

スペシャルウィークの敗因は、トレーニングを隠れてやっていて入れ込みすぎたというようにアニメでは描かれているが、これも実際とそれほど違っていない。スペシャルウィークは宝塚記念の頃から引っかかり癖がついてきており、京都大賞典でも武豊が手綱を引っ張り通しだった。気合が前に出過ぎていて、最後までもたなかったのだ。

そこで、アニメではリラックスするために帰郷することになる。スペシャルウィークは母親から「めざせ日本一」と刻まれた蹄鉄をプレゼントされて、やる気を増すのだった。その間にほかのウマ娘たちの休日の様子も描かれる。メジロマックイーンがライアンやドーベルと姉妹(実際はドーベルのみが牝馬)で一緒に食事をしていたり、ビワハヤヒデとナリタブライアンの姉妹(兄弟)がショッピングをしていたり、ウオッカとダイワスカーレットのライバルが靴を買いに行ったりと楽しませてくれる。またビワハヤヒデがブライアンに「頭でっかち」と言われて怒るなど小ネタを挟んできているのも面白い。
そして、サイレンススズカの復帰戦が決まり、絶対にアメリカに行くという決意をし、スペをライバルとして認め、戦おうと誓い合う。

最後に天皇賞秋のレース。
最近知ったのだが、実際にはスペシャルウィークは、宝塚記念からの不振によって、このレースに負けた場合は引退することをオーナーが決めていたのだという。ダービー馬で天皇賞春にも勝利していてGⅠを2勝していたため、これ以上無様なレースをするくらいなら引退させて種牡馬にしたいという意向だったそうだ。京都大賞典の大敗によって、この日は4番人気。私も当時は、このレースでスペが勝つとはほとんど考えていない1人だった。
アニメで1番人気のセイウンスカイは、この日もゲートに入るのを嫌がった。実際はファンファーレが鳴ってから5分以上も入らないというゴネっぷりだった。
レースにはサイレンススズカが観戦に来ておらず、レースの時間に合わせてトレセンで練習しているというのは良い演出だった。ふたりが相手のことをライバルとして意識して走り、ようやく同等の関係になったのだ。
レースではセイウンスカイの外から一緒にスペシャルウィークが追い込み、見事に1着となり、14万人の観衆が大興奮という状況になった。

いよいよ来週は、空前絶後といえるほど世界中から好メンバーが集まったジャパンカップ。ブロワイエ(モンジュー)以外の外国馬をどこまで描くのかも楽しみだ。今回も作画はいまいちだったので、最大の見どころとなる来週のレースは持ち直して欲しい。 {/netabare}

第11R「おかえりなさい!」レビュー
{netabare} 今回はもうひとりの主役ともいえるサイレンススズカの復帰戦。このアニメが始まったときから、ススズの扱いがどうなるのかというところに注目していたが、しっかりと復帰戦まで描かれた。ジャパンカップまで行くのかと思っていたが、復帰戦をじっくり描く構成は、とても良かったと思う。その間にジャパンカップに出走するブロワイエ(モンジュー)を登場させて次回での決戦を盛り上げた。

ここまで積み上げてきたものを考えると、この作品は成功した(売上は別にして)と言ってもいいと個人的に感じているが、それは、スペシャルウィークとサイレンススズカの友情・ライバル関係を中心に構成したことが大きな理由だろう。実際にはこの2頭は同時期に走っていたこと以外に共通点はないのだが、それを上手く重ね合わせたのは素晴らしい判断だったと思う。

冒頭でブロワイエ(モンジュー)がジャパンカップ参戦を表明。その年の凱旋門賞馬の出走ということで、競馬界での大きなニュースとなった。ブロワイエの戦績が凄い。凱旋門賞に加え、フランスとアイルランドのダービーも勝っていて、この時点でGⅠを3勝もしていた。そしてジャパンカップ後の翌年にもサンクルー大賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどのヨーロッパで格の高いGⅠを3勝したというヨーロッパの名馬中の名馬といえる。そんな馬が全盛期に来日したということにまた価値がある。
このほかにもバーデン大賞連覇などGⅠ3勝をしているタイガーヒル(サンクルー大賞ではエルコンドルパサーに負けて2着)、前年のイギリスダービー馬のハイライズ、2年前のドイツダービー馬ボルジア(直前のフォワ賞でエルコンドルパサーに敗れての2着)、香港などでGⅠを含め15勝を挙げているインディジェナス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス3着のフルーツオブラブなど、実績のある馬が多数参戦した。

そして、ジャパンカップの前日にサイレンススズカの復帰戦が組まれる。ライバルとして登場するのがサンバイザーという馬。その名の通りサンバイザーを被っているのだが、声優が釘宮理恵。こんなちょい役で登場するのは珍しい。
1999年ジャパンカップ前日というと、10レースでキャピタルステークスが行われており、その時に勝利したのがサンフレア。おそらくこの馬をモデルとして名前を変更したと思われる。キャピタルステークスまで連勝で来ており、上り調子だったことも同じで馬番も10番だったことからまず間違いないだろう。
レースではサイレンススズカが出遅れて最後方からの展開。4コーナー過ぎから他馬をまとめて差し切り先頭でゴールする。このときのアナウンサー、観客、リギルやスピカのメンバー、トレーナーたちの応援、祝福する様子が映され、ファンにとっては堪らないシーンだったと思う。もし、本当にこういうことがあったとしたら、ということを心から感じさせてくれる、とても良い描き方だった。

来週はジャパンカップということになるのだろうが、どういう構成にするのか楽しみだ。実際のレースもとても熱い展開だったので、それをどのようにして再現しつつ架空の物語にしてくれるか。このときのジャパンカップはスペシャルウィーク以外の日本馬は手薄だったので、外国馬をもう少し丁寧に描くこともあるだろう。
そして、1話を使ってジャパンカップをやるのか、また有馬記念までやってしまうのかというところも気になるところ。この作品だと有馬記念は蛇足になってしまうので、次回でサッと終わらせることもあり得る。
ラストはWDT(ウインター・ドリーム・トロフィー)が出馬するところになりそうだが、
あと2話をこのまま突っ走ってもらいたい。作画のほうは持ち直したものの、まだ良いときほどのクオリティではないので、ジャパンカップのレースに期待している。 {/netabare}

第12R「夢の舞台」レビュー
{netabare}この物語の最大の見どころといえるジャパンカップ。
ほかの強豪馬についても出てくるかと思ったが、ブロワイエとの一騎打ちの構図で描かれた。一応、タイガーヒルやボルジア、フルーツオブラブなどは枠番と勝負服で分かるようにはなっている。今回だけで紹介されても強者感は出ないだろうから、これで良かったかもしれない。

前半ではレース前日の振り返りからブロワイエの当日の動向、リギルやスピカなどのチームの枠を超えてスペシャルウィークを後押しする様子が描かれる。皆が心配して、グラスワンダーが耳をつけて中の様子をうかがうところが可愛い。
そしてジャパンカップのレース。

実際と同じく、8番の隣が10番になっている。これは9番で出走予定だったアルボラーダが出走を取りやめたため。細部までこだわり続けてくれていることがよく分かる。ちなみに6番にはサイレンススズカの実際の妹(弟)のラスカルスズカが出走していたため、耳あてのデザインが同じに描かれている。

レースではスペシャルウィークをブロワイエが徹底マークする構図。実際のレースでも全く同じ展開で、エルコンドルパサーのときと同じようにマークをして差す競馬をするつもりだったようだ。3コーナーすぎから両馬とも上がっていく。
直線では下を向きながら必死に走るスペシャルウィークに限界が来たように一瞬モノクロの画面に押し込められる。そのときにサイレンススズカの「スペちゃん!」という声にスペが反応して、再加速。見事1着でゴール。アナウンサーの「日本の総大将」という呼び方も当時を再現していた。
最後にブロワイエが言ったのは「La victoire est à moi(調子に乗るな)」で、スペに言われた言葉をそのまま返した。しかし、スペはこの意味を「いい勝負をしましょう」と思っていたので、「はい」と笑顔で答えている。締めはスピカやリギルの面々と喜び合い、スペシャルウィークのライブによる特殊エンディングだ。

ちなみに、実際のレースでは、1着スペシャルウィーク、2着インディジュナス、3着ハイライズで、ブロワイエ(モンジュー)は4着だった。
そして、どうやら来週は有馬記念をカットして、夢のレースで締めるようだ。実質、今回がストーリーとしては最終回のような位置づけだろう。あれだけの話をとても良いシナリオにまとめたと思う。

ちなみに最後のウインタードリームトロフィーの映像の元ネタは、グリーンチャンネルで流れるこのCM。まさに夢というのがふさわしいメンバーだ。
夢の第11レース
http://ceron.jp/url/www.youtube.com/watch?v=bDpK38Lhdac
来週は、いよいよ最終回。1クールたっぷりと楽しませてくれたので、もう今の時点で満足している。作画が後半に入ってずっと失速気味だったのが残念だったが、全体的には良い仕事をしてくれたと思う。 {/netabare}

EXTRA R「響け、ファンファーレ!」レビュー
{netabare} 長い間、楽しませてくれたウマ娘も今回が最終回。
ストーリー的には前回で終わった構成だったが、夢の対決を描くためということで「エキストラレース」という位置づけになっている。

アパンでは意外にもスペシャルウィークが負けた有馬記念も少しだけ描かれた。私はグラスワンダーのファンで、この有馬記念の当日は中山競馬場で観戦していたのは良い思い出だ。ゴール前で見ていて、最後はスペシャルウィークに差されたと思ってうなだれていたのだが、写真判定では何とかゴールの瞬間だけ鼻面が前に出ていたのには驚いた。これはグラスの執念のようなものだったのだと思う(アニメでは一応、3着のテイエムオペラオーも描かれている)。

ほかのウマ娘のこともダイジェストで紹介される。ウオッカとダイワスカーレットの鼻差の勝負となった天皇賞秋らしきレースや、トウカイテイオーの二冠&有馬記念の奇跡の復活、メジロマックイーンの春の天皇賞連覇、ゴールドシップの宝塚記念連覇、凱旋門賞挑戦。そして、サイレンススズカは、その後にGⅠを勝利し、アメリカ遠征を行ったことが、スペから母への手紙という形で回想される。連覇しているウマ娘がいることから、ジャパンカップから最低でも2年以上は経ったという流れだ。

大爆笑したのは、ウマ娘たちを壇上で紹介するシーン。
司会役として日刊競馬の本紙予想を行い、UHF系の番組『金曜競馬CLUB』にも出演している飯田正美のような人物が出てくるのだ。あの鼻の詰まったような、たどたどしい喋り方に似せているので間違いないだろう。「あー」とか「~ね」という口癖は完全に物真似だ。ネットで調べてみたが、誰からも指摘されていなかったので、コアな競馬ファンでこのアニメを観ている人は、それほど多くないのかもしれない。私も周りの競馬ファンの数人には、強く勧めてみたのだが、1度は観てくれても、継続して観てくれている人はいなかった。きちんと観てくれれば、作品の良さを分かってもらえるとは思うのだが、アニメを見慣れていない人にとっては、女性声優のかん高い声でうんざりしてしまうらしい。

WDT(ワールド・ドリーム・トロフィー)のレースは予定調和というか、想像した通りの展開だった。オグリの応援にイナリワン、タマモクロス、スーパークリークがスタンドまで駆けつけていたのは面白かった。
これだけのメンツのレースでどれかのウマ娘を勝たせるというのは不可能。それよりもレースシーンまでやってくれたのは嬉しかった。

最後にこのレースを羨望の眼差しで見つめるウマ娘が現れる。リボンが右耳についていることから牡馬で、服の色から考えると、まずキタサンブラックで間違いないだろう。社台所属の種牡馬なので、今のところ登場することは考えづらいところだ。ただ、オーナーは北島三郎なので可能性はあるか…。個人的には2期があるなら、ファンだったジャスタウェイにも出てきてもらいたい。 {/netabare}

全体のレビュー
全話を通して、改めて思ったのがスタッフのこだわりが存分に感じられた作品だったということだ。ソシャゲにつなげるということもあり、デザインは緻密だし、細部までとても丁寧に作られていた。競馬についてはファン目線で見ても、生半可な知識で作っていないことは、すぐに分かる。それぞれのサラブレットについての生涯をしっかり理解した上でストーリーを組み立てた点は称賛したい。また、スペシャルウィークとサイレンススズカを主役にした判断も素晴らしかったし、何よりifの物語をサイレンススズカのファンに嬉しい展開にしてくれたのは、とても良かった。
これは私が物語にいつも望んでいることだが、やはり創作である以上、どこかに救いがあって欲しいと思っている。どのようなメッセージが込められているのだとしても、最後に絶望しか感じさせないような物語を私は観たくない。ハッピーエンドを望んでいるのではなく、ひと欠片でもいいから希望を感じさせて欲しい。そういう意味でもウマ娘は、とても良い作品だった。多くの人に幸せを感じさせたことは魅力のひとつだったと思う。
残念だったのは、後半になって作画が崩れてしまったことと、レースシーンに迫力がなくなってしまったことだ。レースシーンのピークは、スペシャルウィークとグラスワンダーが対決した宝塚記念だった。このレースシーンは素晴らしかったと思うし、結果は知っているのに観ていて興奮して、カッコ良いと思った。後半をそこまでやってくれていたら、良かったが、ウマ娘の数が多すぎるし、GⅠレースの勝負服のデザインまであるため、なかなか難しかったと思う。また、トレーナーの凄さが感じられなかったのも不満な部分だが、この作品がサラブレットに焦点を当てている以上、仕方のないことかもしれない。

実在の競争馬を女性化させたというとんでもない設定ながら、中身はとても真っ当に、そしてフィクションも含めた展開にしたことは見事だった。当時のことを思い出させてくれて、現実の過去の競馬とアニメの2つの世界を楽しむことができた作品だった。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 69

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

まさかの正統派名作

はじめてゲームの企画を見たときはなんと妙な企画だなあと思いました。
アニメを見終えてみると色々な意図が分かる気がします。

ゲームとは一切関係ありませんが、アニメはよくまとまっていておもしろいです。
ストーリーがまとまっているだけでなく、乱雑にキャラクターが出てきます。

わたしにとってこれは重要なのですが、例えば主要キャラクターが10人いて、その10人のキャラクターにそれぞれ主役回をつけて順番にキャラを立てていくアニメは、わたしは好きになれないことが多いのです。
お行儀が良すぎる、と感じます。
そのへんがソシャゲアニメが好きな理由の1つかもしれません。

ウマ娘は主人公のスペシャルウィーク、その憧れのウマ娘であるサイレンスズカが主軸となり、出番も圧倒的に偏っています。
この2人以外のウマ娘には、主役回と言えるような回はありません。
ですが、スペシャルウィークのライバルとなるセイウンスカイ、グラスワンダーなど、多くのキャラが瞬間瞬間にしっかりとキャラを立ててきます。
おとなしい顔と態度で、じわりとレズビアン的執着を感じさせるグラスワンダーの瞬発力は非常に良いものです。

各ウマ娘のキャラクターは原型となった競走馬の性格を元としているらしく、なるほどこういう性格はいそうだなあと感じられます。
萌えアニメで使い古されたテンプレからは外れつつ、かつ現実の性格を元にしたリアリティがあります。

そういった細かい良さが、レースを主軸にうまくまとめてあります。
わたしはこのアニメのレースを見ていて「これは競馬fateなのではないか」という感じ方をしました。
過去に多くの人が感動したものを再現するだけでなく、こうだったらいいなというifを盛り込み、夢の競演をする。

もちろん詳しければより楽しいでしょうが、たとえばfateで日本人の何割がアーサー王の履歴を知っているでしょうか。
ギルガメッシュって誰やねんじゃないでしょうか。
それでも「現実にあったことだ」という重みは、なんとなく訴えかけてくるものがあります。
(fateの多くは神話で史実ではないものも多いのでたとえとしては不適当かもしれませんが)

投稿 : 2020/01/25
♥ : 21

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

競走馬の擬人化(スマホアプリもあるよ!)→ 最終回は夢のEXTRAレース!(特別ED「うまぴょい伝説」はサイコー(笑)!)

第1話と第2話がまとめて放送されたので視聴。

スマホゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』の世界観がアニメ化された作品らしいです、このゲームよう知らんけど。

主な登場キャラクターは実在の競走馬の名前がついた「ウマ娘」と、調教師(トレーナー)ということのようです。

主人公のスペシャルウィークと寮で同室のサイレンススズカ、そして作中で一緒に「チームスピカ」を名乗るチームメイトたち(ウォッカ、ゴールドシップ、ダイワスカーレット)や、エルコンドルパサーなどのライバルたちとのトレセン学園での学園生活やレース出走などのストーリーを見せる作品みたいです。

なお、スペシャルウィークは北海道のド田舎から選考を通ってトレセン学園に編入(なので1年生ではない)という設定の模様。

まあ、ストーリー的には穏当にスポ根+日常系コメディ方向に向かうんですかね?

私は競馬に関しては馬券は買わずに普通にG1あるいはJpn1レースをテレビ観たり、購読している日経のスポーツ欄に載る情報を眺める程度の人なのですが、そんな私でも知っているような有名な競走馬ばかりが出ているのはさすがです。

ウマ娘は人の姿をしていますがレースでの用語は通常の競馬と同じようですね。レース時のタイムなど身体能力については人間離れしていて完全に競走馬のそれ(笑)。なお、ウマ娘が「人間」なので騎手はいません。

それと、1~3着のウマ娘には「ウイニングライブ」というアイドル歌手的なステージに立つ権利があるそうです。たぶんスマホゲームにも実装されるんだと思いますが、何じゃそりゃ(笑)?

何を考えてるCygames…。

ということで、ライブシーンもあります。金持ち(Cygames)の考えることは良くわからんけど、競走馬をある程度知っていれば案外面白かったりして。

== [全話視聴後の総評] ==(2018.6.18)
おそらく、放送前にはさほど注目を集めていなかった作品だと思われます。

マーケティング的にはこちらをウリにしてもおかしくなかったウイニングライブの描写をむしろ控えめにして、練習(競走馬的には調教)やトレーナーあるいはウマ娘同士の関係性を重視した日常描写と、実際のレースを元ネタにしたレースシーンで競馬ファンをも巻き込み、2018年春クールの台風の目となりました。

制作スタッフの取材も功を奏したのか、事前の予想を大きく上回る人気作品になったと思います。

== [以下、視聴期間中の追記] ==
2018.5.13追記:
第7話: その時が きました…。
救いのあるストーリーでで良かったです 。私はこの作品をを信じてついて行きますよ!

2018.6.18追記:
第12話が実質的な最終話で、アニメとしての最終回はやや番外編的なEXTRA R「響け、ファンファーレ!」でした。夢のオールスターキャスト!

特別ED「うまぴょい伝説」ですが、この曲は素晴らしいですね(笑)!

投稿 : 2020/01/25
♥ : 66

76.2 8 田所あずさアニメランキング8位
極黒のブリュンヒルデ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1625)
8991人が棚に入れました
子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみの女の子のことが忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束「宇宙人が存在することの証明」を果たすべく、天文部に在籍し毎日夜空を見上げ探し続けていた。ある日、良太の前にその幼なじみと瓜二つの転校生・黒羽寧子が現れる。しかし、彼女は自分を「魔法使い」だと語った…。「魔法使い」は研究所で手術や薬により肉体を改造され、様々な特殊能力を持つが、鎮死剤を毎日1錠飲まなければ死んでしまうという。「研究所」から逃げ出してきたという彼女を回収するため、次々と追跡者が差し向けられる。迫り来る高位の魔法使いと鎮死剤の枯渇、あらゆる死の恐怖が迫る中で彼女と良太が選んだことは・・・。

声優・キャラクター
逢坂良太、種田梨沙、洲崎綾、M・A・O、田所あずさ、東地宏樹、鈴木達央、沼倉愛美、内山夕実、能登麻美子
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

1話目がとても面白かったですね^^
OPがおどろおどろしいところが印象的です。

主人公の声優さんは、「彼女がフラグをおられたら」の
主人公もやっていますが、どっちも1話目から
{netabare}死亡フラグ {/netabare}がいきなり立ったというのが
共通していて、ちょっと笑ってしまいました^^

■第2話
{netabare}
黒羽の状況が大体わかりましたね。
あと、掛け算ができない理由も判明しました^^
「左右」を「ナエナロ」って呼んだのは斬新です(笑)
{/netabare}

■第3話
{netabare}
3話目にしてあっさりと猫が・・・。
「まだ大丈夫だ」ってどういうこと??
{/netabare}

■第4話~第6話
{netabare}
小鳥ちゃんは無実っぽい?
・・・でもまだ伏線は回収してないよね^^;

クスリも尽きかけて泥沼に陥る前に
強力な助っ人登場★これはまた展開が楽しみです♪
{/netabare}

■第7話~第13話
{netabare}
最終話展開早すぎぃ(笑)
でも今期かなり面白かったアニメでした^^

EDでカズミが生きてて、みんな「!?」って感じでしたねwww^^
{/netabare}

投稿 : 2020/01/25
♥ : 90

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人は2度死ぬ。1度目は肉体が死んだ時、2度目は・・。

原作未読で視聴。


『研究所から実験台の魔法使い数名が脱走。ある日、その中の一人の魔法使い「黒羽 寧子(くろは ねこ)」が、主人公である「村上 良太」のクラスに転校してくる。村上は、転校してきた魔法使い寧子が、子供の頃に死なせてしまった幼馴染にそっくりという理由から放っておけず、深く関わるようになっていく。そんな中、研究所は脱走した魔法使いを回収しようと追手を差し向けてくるのだが・・』という13話の物語。(+OVA1話もある)


基本的なストーリーのパターンは、研究所から強力な魔法使いの追手が刺客として送られて来て、それに対して村上や寧子達が協力してあらがい抵抗する。という流れに終始します。


13話しかないためか、展開が恐ろしく早かったですね。イベントが次から次へと発生します。きっと視聴者を飽きさせないための工夫でしょうね。


最終話はちょっと慌てた感じで残念でした。内容を詰め込みすぎです。グダグダになってしまいました。10人乗りのバスに20人詰め込んだ感じです。あれだけの内容なら、せめて2話分は必要だったと思ました。


最後に、これだけはどーしても言っておかなければなりません。 
『この作品、どんだけ おっぱい好きなんだよっ! 中学生かっ!! この製作スタッフはっ!....ったくもう...。』  私はこの下ネタ満載の作品を女性に勧める勇気はありませんよw。


ともあれ、ストーリーにメッセージ性のようなものは無く、何も考えなくてもすんなりと理解出来ると思いますので、ご存分に物語とおっぱいを楽しんで下さい。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 45

やながなぎ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

筋が通ってる

私的にはかなり良かったです
物語展開や登場人物の行動理由が主人公のバカ情熱や綺麗事の濫用によって済まされ、視聴者が共感・納得出来ないというアニメが多いように思われます。正直見ていて「ブフォッwwwなんでそうなるの?www」となる事が多々あります。
しかし、この作品は中身がしっかり考えられていて展開に筋が通っていながら、その中にも意外性が存在し、前述の様につっかかって皮肉な我に帰ることなくにどんどん世界に引き込まれます。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 4

71.5 9 田所あずさアニメランキング9位
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (1271)
8230人が棚に入れました
勇者試験を目の前にして魔王が倒され、勇者になれなかったラウルは、王都にある小さな電気店、マジックショップ・レオンに就職。勇者から電気店店員となったラウルは忙しい毎日を送っていた。そんなラウルの平凡な毎日は、バイト希望でやって来た少女との出会いをきっかけに、大きく変わってしまった。彼女の名はフィノ。実は倒された魔王の娘だった!?

声優・キャラクター
河本啓佑、田所あずさ、島形麻衣奈、川原慶久、曽和まどか、宝木久美、新田恵海、山田奈都美、岩崎可苗

りょったー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ほぼ家電量販店のお話

最初は魔法だったりバトルシーンがたくさんあるアニメかと思ったのですが見てみると日常系のラブコメでした笑
しかし内容はとてもおもしろく、魔王が倒され勇者がいらなくなった世界が舞台となっているお話で、主人公の就職先に魔王の娘がやってきて日々を共に過ごしていく。そんか感じのストーリーで一度はまると一気に見ちゃいますよ笑

キャラもとても可愛くて声優さんとすごく合っています!
ラブコメが好きな人にはぜひオススメのアニメです!!!

投稿 : 2020/01/25
♥ : 2
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

魔王さーん!じゃなくて勇者さーん!ですwww 魔王と勇者のコメディは収まることを知らない 勇者は守った。店員としてな

話題作となった「はたらく魔王さま!」では魔王が主役で話が進んでいきました。魔王さんは鈍感ですけどwww一夏といい勝負ができそうだwww
ちーちゃん可愛いよ^^顔芸も笑えますwww
これは、勇者が主人公のため「まおゆう」と同等の視点になります(こちらは経済学です)
で、倒すべきの魔王の娘が仕事先にやってきちゃいました。そんな日常です
ニコ動にチャンネルが無い(脳内選択肢と同じです)
尚、声優はルーキーズばっかりでした

1話 勇者、レジ打ちを覚える
{netabare}描写が緩くてもばいんばいん揺れるなあ(これぐらいがちょうどいいんです)
へえ~電化製品売ってんだ。パナソニック製のwww
でもちゃんと話せなかったら意味がない
履歴書ボロボロじゃねーかwwww
それよりも魔族なのに大丈夫なのか?バイトしてwww
魔王は倒されたんだ、平和になれば武器やレベルなんて無意味だ
じじいよ、スカートめくりがスキンシップなはずがないwww
下手すりゃ犯罪だぞ!?
ローソンの看板が見えたような...
魔王はまだRPG臭が抜けてないwww
そうだ、魔王の家無いんだっけ。しょうがない、付き合いますか{/netabare}

2話 魔王の娘、接客用語を覚える
{netabare}魔力が無いと生活できないのがこの世界
なのはさんの魔力を与えるべきだと思います
接客に命はいらないんだってwwwww
え?魔王さん、家に来るの?{/netabare}

3話 見た目がおかしい商品は従業員・顧客だろうと早々に報告しましょう
{netabare}いきなり脱いで寝ていた魔王www仕事行くぞ
シャツを嗅ぐな!wwww
ローソンのからあげクンの宣伝お疲れ様ですwww
いくら魔王の娘でも他の人に言っちゃあいけません
わざと言ってるだろーーー!!wwww
尚、サービスもありました{/netabare}

4話 魔王の娘、コンビニで働く
{netabare}コンビニの面々が風邪でダウンしたってことで娘はコンビニで臨時として働くことに、店長も了解
魔王さんがいないと静かなものかな...だが、あのじじいは嫌やw
あのさあ、見られてもいいっちゅう女の子は...どうも好きになれないのだが...
でも変わっていくんですよ、時代は{/netabare}

5話 調査とカレカノ結成!?
{netabare}相変わらず世界が変わってもライバル店は出てきます
魔王さんと勇者さんで調査に出かけることに
ちょ、舞台って静岡かよwww
それとライバル店を見てると秋葉原のヨドバシカメラを思い出すんだけど

90%OFFって利潤大丈夫か!?www
それよりも勇者さんの関係者がいるんですけど、まーたバイトか?
大型店って迷いやすいんだよね
特にドンキなんて、ものがいっぱいあるから余計に分からない。確か火災が昔あったはずだ

ちょスフィアさんがゲストで来ただと!?
もう魔王さんと勇者さん、カレカノでいいよ...{/netabare}

6話 勇者=仕事の一環か?
{netabare}勇者を目指そうとしたが最初は犯罪に関わる仕事に入り3か月で辞めたと言っていたオールエー
だからアマダ電機に入ったんだ
安い訳=魔物が仕分けをしていたから

例え企業が相手だろうと強ければ燃えるのは勇者の専売特許なんだよ
(この世界では)顧客って専門用語に弱いんだ。じゃあ資格はそれほど必要ないってことなのだろうか
今回の場合では家電アドバイザーという資格ではあるが

ライバル会社の裏もまだ観察仕切れていないんだ。これからだ{/netabare}

7話 問題解決には魔力
{netabare}ダブルブッキングは避けたいよね消費者だろうと生産者だろうと
魔力が減るわけ⇒スライムが床下にたーくさん...
出番だ、魔王さん
処理は無事?に完遂した模様
M&Aって言ったらハドソンやタイトーさんが...もう無くなったんだよね
おい、魔王さんの親父!間違った知識を娘さんに植えつけるんじゃねーよwwwww
ノヴァさん!?熱中症か?{/netabare}

8話 猛暑日 40℃以上になっちゃいましたwww
{netabare}店内があちい...これでも地獄ですwwwだからドラゴンの仕業じゃねえって!!wwwww
こんなときこそセールで人を呼び込みましょう。こんな暑さで魔王がくたばってはRPGのタブーになるぞwwwww
それとブラしとけ!目のやり場に困るから!wwww
困ったら水着、どうしてこうなったんだ...
あ、店長がマズイことに...同時にオールエーも偵察?を兼ねてきやがったし
この前助けた男の人は新聞記者だったのか。よしゃ取材や
最後、アマダは魔王さんを狙うのか?{/netabare}

9話 初任給、飯を奢って貰いました 襲い掛かるファミコン全盛期
{netabare}おまけが108種類⇒無理だあwwwww
初任給で買い物することに、ヒヤヒヤさせやがって。魔王の娘さんだとしったらパニックだからなあ
あ...惚れたな...勇者が魔王に...

「勇者と魔王が共に生きる世界はまっぴらごめんだ!」
そんな連中が魔王さんに襲いかかった。本当の魔王にするために...RPGに必要な物資・建物を欲すために
FCやSFCに思いを募らせる面々だろう。そこに感情は一定で存在しているのかもしれない{/netabare}

10話 立ち直りが早い魔王www
{netabare}先週襲われた癖に元気にオムライス食ってる魔王さん、それでいいんです
そういえばミミックって言う擬態をする魔物もいたよなあ~今度は通販で無駄遣いをする魔王さんであったwwwww
それと毎月届くパーツを集めて作るディアゴスティーニ社の奴もかwwwwwww

だがその最中、動き出す魔王を求む元魔族と勇者を求む元仲間
そして、拉致された魔王さん
立ち上がれ、ラウル!{/netabare}

11話 カチコミ 学校ver
{netabare}ラウルの友人はどうってことない
問題はオールエーだ
お前も本来戦う理由はないはずだ。どんな理由だろうと全力できな!!
そして来たかフィノ...これが魔王の娘の生き様だ...同時にStylish脱ぎもしやがったwww
じゃあ行こうぜ魔界に!
共に生活できる新世界を創るために!

ああそうだ、電化製品の力は凄いもんだなあ~www{/netabare}

12話 勇者、己の職責を果たす
{netabare}戦は勿論、一生懸命魔王さんに教えた用語が全てを解決してくれた&注文書もだ
それだけです

最後全裸となって帰ってきやがった。盾も仕事してるしwwwそして店長も最後まであざとかったwww商売上手だこと{/netabare}

投稿 : 2020/01/25
♥ : 27

ロビン★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

しぶしぶ視聴を決意→ハマりましたw

魔力ハーレムコメディ(全12話+OVA1話)

舞台は魔王が倒され世界は平和になり、勇者制度が廃止されてしまった世界。

勇者になれなかった主人公ラウルや、前魔王の娘でヒロインのフィノちゃんなどが、マジックアイテムの家電屋に就職して奮闘するお話しです。

主に日常コメディがメインで楽しめました。

シリアスや時々あるバトルシーンもなかなか見応えありました。

お色気シーンは男子向けな感じでわざとらしかったかなw

世間知らずのフィノちゃんの明るく純粋な性格と、成長していく様子がとても良かったです(*^_^*)

全体的な雰囲気がWorking‼︎ に似た作品だと思います★

投稿 : 2020/01/25
♥ : 37

58.8 10 田所あずさアニメランキング10位
東京ESP(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (528)
2962人が棚に入れました
貧乏学生の漆葉リンカはある日、空飛ぶペンギンとそれに追われる光る魚の群れに遭遇する。そして、魚の一匹が彼女に入り込むことでリンカは物質をすり抜ける超能力(ESP)を手にした。同じくESPを手に入れた先輩、東京太郎と共に彼女は超能力者によって起こされる様々な事件に遭遇することになる。

声優・キャラクター
木戸衣吹、三澤紗千香、河本啓佑、相沢舞、稲田徹、緒方恵美、田所あずさ、川原慶久、今野宏美、安原義人、井上和彦、中田譲治、玄田哲章、江原正士、麦人、緒乃冬華、平松広和

ヌンサ(亢宿) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

やっぱりスターウォーズっぽい(個人的見解)

 第1話の序盤の展開を観て「喰霊-零-の二の舞か?」と不安になりましたが、さすがに今回は原作漫画の内容をアニメ化していました。

 改めて思ったことは、原作の瀬川はじめ先生のストーリーテリング能力のとてつもない高さです。"わかりやすくて奥が深い"という言葉が最もあてはまる漫画家の一人ではないでしょうか。

 その素晴らしい原作を、倉田英之さんをはじめとしたスタッフが見事に1クールアニメにまとめていると思いました。原作が完結した暁には、是非2期の放送を希望します。

 これは喰霊-零-における黄泉にも感じたのですが、教授の過去話を見るとどうしてもスターウォーズ・エピソード3が頭に浮かんでしまいます(笑)。

 声優陣は若手が多くて、詳しく知っている人は少なかったです。演技力も完璧とまでは言えませんでしたが、脇で支えるベテラン勢と上手くかみ合っていたのではないでしょうか。個人的には、「日常」のときから気になっていた相沢舞さんの、低音ボイスによる演技が光っていたように感じました。

 ほどよく笑えて感動できる、非常に質の高いエンターテイメント作品だと思います。

 P.S.大元がX-MENであることは、言うまでもありません。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 8

輿縷 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

面白いけども、初見殺しw

「東京ESP」全12話 女性主人公 漫画原作

メッチャ簡単内容説明
主人公の少女がある日、空飛ぶ魚を目撃する。そしてその魚が原因で超能力(物語中のESPのこと)に目覚め、その魚をめぐる超能力者と人間の戦いに巻き込まれていく物語。

主人公の女の子は、主人公らしく正義感の強い純粋な女の子です。しかし、宿ったESPがすごい特殊な能力なわけでもなく、並外れた身体能力がある訳でもなく、年頃の女の子にしては父親の育て方でちょっと強いかなぁ、程度。決してチートではないですね。主人公なんだから、もっとずっとポジティブなのかと思ったら、案外そうでもない?きっと話数の都合上、物語を凝縮しすぎて、短期間に壁にぶち当たりすぎた事が原因だと思うのですが、なんか常に迷いまくっていた印象が私は強かったです。でもきっと根はポジティブな子なんでしょう。

キャラの個性もあり、必須事項が多いのに話数が少ないためか、物語の内容も凝縮されて、12話飽きる事の無い作品でした。

しかし、タイトルにも書いた通り、少し初見殺しだったかなぁ、と思います。
私は漫画はほぼ未読(最初の方をうっすら記憶している程度)でアニメを見ましたが、1話目で心が折れかかりました。1話目の置いてけぼり加減はひどい。泣く。しかし内容は超能力の原因が某人気アニメレールガンの様に、科学からできたのではなく、神話や神器等の方が原因の為、思ったより小難しい勉強の様な説明がなく簡単でした。
漫画未読の方は2話までとりあえず見ていただきたい。1話で切らないで〜

結構漫画が話題になったアニメなので、期待しましたが。中々バトルシーンとか、作画のクオリティーも高く裏切られた感はありませんでした。
ただ、あれで終わりじゃぁ、ないですよね?って感じ?裏切られたって言ったら、最終話の終わり方ですかね?最後は完結したのか、してないのか。。。終わったのか、全く終わってないのか。。。曖昧な終わった感を出されてもって思いました。
続編期待してます。としか言えない、言わせないラストでしたねwラストではなくここがスタートって感じですw

ちょっと負のオーラが強いので好き嫌いがはっきりしそうな感じです。ちょっと落ち込んでて、明るい主人公を見て気分転換にぃーとか、元気になりたい、勇気が欲しい人には、オススメできませんね;;

私はこちらも観てなかったのですが、どうやら喰霊-零-を観てから観ると、ちょっと楽しいのだそうです。喰霊-零-は2008年の秋アニメ 全12話です。観なくても全く支障はないです。逆に邪魔だって意見もある様ですし。。。

とりあえず、2話まで観ていただいて。。。
5話辺りから色濃くなりだしますので、やっぱ5話まで観ていただきたいですね。

まぁ、なんだかんだ言いましたが、嫌いになれないアニメですねw面白いですよ!w

投稿 : 2020/01/25
♥ : 5

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆超能力バトルアクション

アクションシーンはそれなりに楽しめます♪

もっとコミカルな展開だったらさらに楽しめたかなと
感じましたけどパンダエモンは面白かったです(*^^*)

原作/瀬川はじめ「月刊少年エース」角川書店

アニメーション制作/XEBEC

放送期間

東京(TOKYO MX )2014.7.12-9.27土曜1:35-2:05全12話


ノベライズ.角川スニーカー文庫


主観的評価(C)


追記欄_

投稿 : 2020/01/25
♥ : 7

62.5 11 田所あずさアニメランキング11位
電波教師(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (390)
2619人が棚に入れました
学園を舞台に「やりたいことしかできない」
自称YD病の天才オタク青年 鑑純一郎が、高校教師として個性あふれる生徒たちを独自の価値観と指導方法で成長させていくパワー全開の熱血アニメ。
天才オタク青年・鑑純一郎が繰り広げる学園改革とは…! !

声優・キャラクター
神谷浩史、松井玲奈、雨宮天、三森すずこ、大西沙織、日高里菜、田所あずさ、佐倉綾音、豊崎愛生、細谷佳正、続木友子、高垣彩陽、M・A・O、浪川大輔、花澤香菜、平野綾、松田利冴、松田颯水、種田梨沙、夏川椎菜

wp38 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2期以降はまだなのかな...

コミックで言うと7巻の中間くらいまでがアニメ化されたようですね。
しかも3巻の最後のストーリーが1期の最終話になっていました。
よくありますね、原作とは違う順番になってるアニメって。
まぁ、1話ないし数話で完結の話が多いですから、違和感は感じられ
なかったですね。
あと声優さんについては色々な意見が出ているようですが、個人的には
好きでした。

原作では新章に突入しましたので、アニメもせめてみんなが卒業する所
までは製作して欲しいなって思います。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 7

こたまろん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面白かった〜(*^o^*)

全24話。
あらすじはアニコレのものを参考にしてください。

このようなタイプの 教師と生徒の生徒更生系?は見たことなかったのですが、このアニメは面白くて すいすい見れました(o^^o)
1人1人解決の早さが違い 3話以内で次の人に変わったりしたからか、ほどよいペースが個人的には面白く感じました!!
生徒のキャラの強さや 鑑純一郎のキャラの濃さがすごく自分好みでした(^^)
笑いありはもちろんですが 鑑純一郎が 本当に良い発言をする時もあるので 結構見所があると思います!!

この機会に見て欲しい作品なのでぜひ(o^^o)

投稿 : 2020/01/25
♥ : 5

エアスケ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

大変良質なクソアニメ

電波教師の魅力、それ即ちキャラクターの魅力。
顔面パンチに始まり、変則ツインテールや田中さちこ、アニメっ娘にルーチェなど、こんなに面白可笑しい奴らが揃った作品も珍しい。
また、随所に見られる作画崩壊も、このアニメの雰囲気に絶妙にマッチしていて全く気にならない。むしろ味の一つと言っていいだろう。
最後に、滅茶苦茶面白いエピソードもあるが、死ぬほどつまらない話もそれなりにあるので視聴の際は注意しよう。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 5

60.5 12 田所あずさアニメランキング12位
ビッグオーダー(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (351)
2141人が棚に入れました
これは、世界の滅亡から始まる物語。

星宮エイジが太宰府政庁十人衆を率いて、世界侵略を目指す異能力バトルストーリー。

天草市に住む、一見どこにでもいる普通の少年・星宮エイジ。ある日、彼が通う高校に転校して来た紅鈴に命を狙われたことから、彼の人生が大きく変化していく。

妹、星宮瀬奈の命を救うべく立ち上がった星宮エイジを待ち受けているものとは?策謀、陰謀渦巻く世界を舞台に、オーダー同士の死闘が、今ここに繰り広げられる。

声優・キャラクター
森田成一、三上枝織、田所あずさ、久野美咲、三咲麻里、鶴岡聡、林勇、立木文彦、原田ひとみ、立花慎之介、新垣樽助、早見沙織、石井真、若本規夫

Keiner さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

頭からっぽ

ダサさと頭の悪さが突き抜けていてとても良いクソアニメだと思います。

えすのさかえらしい狂気が漂うのは未来日記に似ていますが、こっちではハイテンションを追求して設定のがばがば感がより際立っています。その結果、うまい具合にクソアニメとして完成されています。

ストーリーはかなり速足で進み、設定と展開の頭の悪さが原作以上に全開です。
バトルは、ものによってはちょっと考えられてるな~というものもあるのですが、「オーダー!」のハイテンション感とダサさがいい感じに台無しにしています。

まともなアニメと思ってみるとがっかりするかもしれないので、そこには注意がいると思います。特に、設定などはなんとなくコードギアスに似ているので、それと同じ姿勢で向かうと痛い目にあいます。「オーダー!」はどちらかと言えば「綴る!」的なものと思って楽しむのが吉。

ただし、作画は非常に安定していてきれいです。さらに言えば、原作など含めて考察すると、最終回は非常にうまい終わらせ方だったと思います。これらについては手放しで褒めたい部分です。

ただやはり一般向けとしては異色に過ぎるので、
クソアニメ愛好家には勧めたい一作です。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 5

ビックリヤングコーン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

結構グロい!

なんでも願いが叶うとしたら何を願いますか?質問されて主人公が全てを従える的な特殊能力持つ事になります。それが大事故を起こしてしまって世界中から恨まれています。他にも色々な能力者がたくさんいて結構みんな凄い能力が多いですね。キャラも結構可愛いくて良かったです。シリアスだけど所々で笑ってしまうところもあり、個人的にはそこをもう少し広げてくれても良かった気がします。いちょうハッピーエンドで終わったので良かったです。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 2

akikan さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

三上枝織

要するにみかしーの声を聞くアニメ。
未来日記はあんなに面白かったのに、これは微妙だが、それでも話の展開の仕方とヒロインの設定はやっぱり上手い。なんとなく次の話が気になるし、今回もヒロインは主人公に尽くすタイプ(強制的だけど)でかわいい。
みかしー演じるヒロインと森田成一演じる主人公はハマリ役。どっちも微妙に演技がヘタクソだけど、それがいい。キャラの見た目が若いせいか違和感がない。
みかしーはこういう声を張る役があってるね。独特な声質が際立つからいい。声と結婚したいとおもったのは、エヴァのみやむー以来だね。
実はここ数年で一番ハマっている作品です。なのでオール星5で。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 3

65.4 13 田所あずさアニメランキング13位
ばくおん!!(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (523)
2129人が棚に入れました
女子高生の佐倉羽音は、登校途中の坂道にへこたれたことがきっかけで、バイクに興味を持ち始める。
すでにバイクに乗っている同級生の天野恩紗とともにバイク部に入部することになった羽音は、
個性的で楽しい仲間達に支えられながら、無事に二輪免許を取得。
愛車のオートバイも購入し、ついに念願のオートバイ・ライフをスタート♪
実際にオートバイに乗りはじめてみると毎日が驚きと発見の連続で…!?

声優・キャラクター
上田麗奈、東山奈央、内山夕実、山口立花子、石塚運昇、日笠陽子、三木眞一郎、岩田光央、荒浪和沙、田所あずさ、井上喜久子、木戸衣吹
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「けいおん!」とは似て非なる・・・。

原作未読。ちなみに私はバイクには全く興味がありません・・・。

「けいおん!」をオマージュした作品だと聞き、視聴開始。

主人公の羽音の雰囲気は唯に似ているかな?
良く出来た妹がいて、両親は娘に対して少々甘めなところとか。
但し、眉毛の濃さは紬に似ている。

異なる点は、取り敢えず今のところ毎回バイクに乗っていること。
けいおんでは楽器を持って練習している回の方が少ないくらいだったような・・・。

バイクに魅了された少女たち+αの話。
作画が綺麗で見やすい。特にバイクの疾走感が良く表現できていると思います。

もっと、「けいおん!」に寄せた話だと思っていましたが意外とそうでもない・・・って思っていたら、第9話で一気の寄せが・・・。
{netabare}主人公の良く出来た妹が同じ高校に入学してきて、小柄でツインテでバイク経験者(ポケバイだけど)の娘が入学してきて、その娘の名前が『中野』で、部活動説明会で軽音部が演奏した曲が『じゃかいもは主食』って・・・。{/netabare}
凄いなぁ・・・。寄せたなぁ・・・。
とりあえず『中野千雨』ちゃんのことは『あずにゃん』と心の中で名付けておこう。

「けいおん!」同様ほのぼの系だと思っていましたが、意外とバイク好きの人が見るとあるある系なのかも知れないですね。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 56

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

楽しかった! ありがとう、ばくおん!

同タイトルのマンガが原作らしいですが、未読です。

2016年春期の中でも、ストレス無く視聴できた1本。作中の自虐も含めたバイクネタがとても楽しい作品でした。

第1話の学校前の登り坂とか、「この作画やる気あんの?」とか思わなくもなかったですがメインキャラやバイクや自転車などの作画は大丈夫だったので、本作の趣旨的には問題ありません(笑)。

後輩の千雨ちゃん以外のメインキャラの名前が乗っているバイクのメーカーやそのエンブレム絡みだったり、ホンダの手堅さが語られたり、スズキがdisられてたりとバイクネタは面白かったです。

基本的にはギャグなんだけど、1年間を通してちゃんとバイク乗りとして成長していく羽音の姿は印象的でした。

実車メーカーの寛大な心がなければ実現しなかったアニメだと思います。ありがとうございます。

OPは「バイクは楽しい」、EDは「何でバイクなんて面倒くさいものに乗っているんだろう」という歌で、どちらも作品に合った良い歌だと思います。

バイクを良く知らなかった視聴者の代弁者であろう羽音、バイクに詳しいけどスズキに容赦ない音叉、スズキを愛して止まない凛、財力にモノをいわせてやりたい放題な聖、喋らないけど皆を暖かく見守っている来夢先輩、「バイクは公道で乗るものじゃない」と強がる千雨、みんな良いキャラでした。あ、「バイクの神様」も良かったですよ!

キャストも各キャラに違和感なかったと思います。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 39

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

バイク好きにおすすめかな!

 「バイクオタ 萌えに頼って 自己主張」って感じかなと思ったんですが、バイク好きの人にはおおむね好評なようで、それならアニメとしては成功だと思います!

 私はバイクとは無縁な人間です。
 なので、バイクネタが全然わかりません(笑)
 正直1話目がかなり辛かったのですが、だんだんと大丈夫になってきました。やっぱりバイクネタ自体で笑うことはできなかったんですが、「らいむ選手、エンジンが爆発っ!」には腹抱えて笑いましたw

 正式な名前忘れたんですが「作文書かないと買えないカタナ」っていうのかっこよかったですねー。まっ黒なつるっとした(?)バイクってかっこいいですね。

 あと、スズキのりんちゃんかわいい!もう金髪ツインテ猫目っていうのはなんなんですかね。誰が最初なんですかね?このキャラデザってどう頑張ってもかわいくなっちゃうと思うんですけど!眼福眼福。
 あともじゃもじゃ色黒さんのキャラデザもオリジナリティーとかわいさが両立されててイイ。あのキャラデザで主役級って他にいらっしゃるかな?

投稿 : 2020/01/25
♥ : 29

66.7 14 田所あずさアニメランキング14位
ポプテピピック(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (602)
1995人が棚に入れました
ウェブコミック配信サイト「まんがライフWIN」で掲載された大川ぶくぶの4コマ漫画をアニメ化!
背が低い14歳の女の子・ポプ子と、背が高い14歳の女の子・ピピ美が、シュールでカオスな日々を繰り広げる。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、江原正士、悠木碧、古川登志夫、小松未可子、中尾隆聖、日笠陽子、玄田哲章、金田朋子、中村悠一、三瓶由布子、下野紘、こおろぎさとみ、森久保祥太郎、諸星すみれ、小野坂昌也、中村繪里子、斉藤壮馬、徳井青空、小山力也、水樹奈々、郷田ほづみ、小山茉美、速水奨、日髙のり子、大塚芳忠、竹達彩奈、千葉繁、上坂すみれ、若本規夫、佐藤聡美、神谷明、小林ゆう、杉田智和、名塚佳織、梶裕貴、矢島晶子、鳥海浩輔、田所あずさ、浪川大輔、今井麻美、石川界人、三森すずこ、高木渉、能登麻美子、銀河万丈、三石琴乃、中田譲治

たわし(ガガ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アバンギャルド+脱構築

ギャグマンガというのは非常に難しい。短命なだけでなく、人によって笑いのツボが違うので万人に受けるギャグマンガというのは存在しないし、それ以上に描いている自身も正気を保てなくなって失踪したり、精神病院に通ったりするほど精神的に病んでしまうという。過激な批判や風刺ネタで色々な苦情なり批判が殺到するので当然である。まあ、そこは成人誌も同じだが。

「あにこれ」では思っていたとおり評価が著しく低く、それは上位ランキングに並ぶ作品群をみると、どういった作品が好まれどういった作品が批判されるのかが明白なので、こういったポストモダンというか脱構築アニメは受け付けられないのだろう。

「月がきれい」が好きな人に「ポプテピピック」は勧めない。それは、映画においてもグロテスクな表現が嫌いな人に無理やりホラー映画を見せたりしないのと同じ理屈である。

しかし、アニメを少しでも作ったことのある人間なら誰しもタブーに挑戦したいと思うのは当然である。限界まで見せたくてこういう商売をしているのだからそこは認めて欲しいものだ。

しかし、当然人には好みがあるだろう。


後記:なんかもう社会現象化してますね(笑)これだけ騒がれる漫画も久しぶりな気がします。脱構築という意味でも非常に優れているので、ファンが多くつくのも当たり前かと思います。同じくサブカル系パロディでは「干妹 うまるちゃん」があるが、あちらは根アカ、善意で作っているが、ポプテピピックは完全根暗、悪意の塊である。非常に対照的で西洋だとsnobが効いている方が受けやすいのでポプテピピックに軍配が上がってる。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 30
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

評価が二極化する爆弾〈特番視聴・追記あり〉

2018年冬季放送のテレビアニメ。全12話。
正直かなり楽しんだクチです。

最初から最後までとにかく全力で突っ走りました。アイディアとパワーに脱帽。コーナーによっても評価が乱高下する感じでしたね。
元ネタは半分もわかりませんでしたが、とりあえずポプ子ピピ美がシュール可愛いから良いや。

{netabare}
物語は無いに等しいので評価はしない、ということで3。
キャラはあって無いようなものですがポプ子ピピ美は一貫していたので間を取って4。
作画はクリエイターの専門分野により千差万別ですが、ネタ・狙いに沿っていたので4。
音楽と音響に一番本気ぶり(?)が現れてましたね。
ていうか真面目に全力で計算して作っているのはわかるのに、それでこうなるってスタッフ何考えてんですか…w

声優さんは皆さん素晴らしかったです。声優当てクイズみたいな感じもありましたがw
知ってる声優さんが来ると嬉しいんですが、それより何よりアドリブに個性があって面白かった。ベテランのネタの豊富さとか、女性声優の自撮りネタのやり取りは若い女の子らしいな~とか、男性のアドリブは根っこに理屈があって女性のアドリブは感性から来てるのかなとか。

でも最終的にはポプ子ピピ美のキャラクターをどう掴んだのか聞くのが楽しかったなあ。毎話内容が変わりますから各話で変わるのは当然なんですが、同じ内容であるAパートとBパートでも皆さん違っていましたね。ネタ的なのは一度聞けば気が済むけど、キャラと各ネタにシンクロした演技は何度でも聞きたくなる。
私が好きなのは小松上坂組と金子小林組。三森さんのピピ美も大好き。女性声優さん全体的に聞き比べが楽しかった。私の場合イメージに嵌まった女性声優さんに落ち着くみたいです。

ポプ子とピピ美のキャラクターが好きだったのが視聴のモチベーションを維持できた理由のひとつ。お互い以外には厳しく塩対応。でも大好きなお互いには甘々。にくたら可愛い。正直友達にはなれませんねw

各コーナーばらつきはあったものの、色んな工夫が楽しかったです。
星色の次回予告見ていて、本編も見たいなと思いました。ちゃんと話が進んでるw
ジャポンミグノンは素直に好きです。ティボ・トレスカさんのネタの少々の皮肉っぷりとポプ子ピピ美が可愛くて好き。風刺系が癒しになる異常事態。
ボブネは苦手だったのに最終的には実家のような安心感を抱くようになってるとかなんなのwAC部の悪ふざけもとい全力投球のおかげ。ヘルシェイク矢野の高速紙芝居は掛け値なしに素晴らしかったです。
言いたいことはいっぱいあるけど他は割愛。
{/netabare}


全てにおいて中途半端な所がなく、徹頭徹尾本気で「クソアニメ」を作りきったと思います。本気で作られたものだと思うし、私自身はこの評価は本当は違うと思っているんですが、たぶん本作のスタッフはそれが狙いで同時に賞賛でもあるかなと。
感性に合いさえすれば楽しめるはず。合わなくてもまあ、ご愛敬ということで。(2018.3.29)



【2019年4月の1時間スペシャル感想】
遅くなりましたがちゃんと観てました。
久しぶりに楽しかったです。相変わらずでしたねw
{netabare}
視聴者に求められてる事をよくわかってるというか、TV放送で作ったお約束を踏襲しつつもさらに予想外の展開を持ってくるあたり本当に凄いなと…
ただ子どものイラストがあったけど、小さい子に見せるのはどうよ…?

ネタ抜きにしても映像作品として良いですし、ネタもコラボも楽しかったです。
声優さんの演技もとても良かった!ランボーパロはシリアスとギャグ入り乱れて特に聞き応えありました。{/netabare}

一年に一度のスペシャル今後も続けて欲しいかも。(2019.6.6)

投稿 : 2020/01/25
♥ : 35

gm560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

いったいどういう人が楽しめるアニメなのか?(特別編追記)

視聴後のレビューとしては糞アニメという事で3.6点しか
評価できませんでしたが、何故か何回も見てしまうので、
ああたぶんこれが好きなんだなと、自分でも驚いています。

(下記3行追記)
そして2019年4月、特別編という形であの楽しい時間が
再び帰って来ました!今回もめちゃくちゃ面白かったので、
更に評価点を上げました。

個人的な感想はさておき、この作品はどういう人が楽しめるのか、
真剣に考えて下記の10項目にまとめてみました。

①声優ネタが好き
②パロディネタが楽しめる
③サブカル全般に広い知識がある
④同じようなものを2回連続で見ても楽しめる
⑤ちょっと毒のある笑いが好き
⑥かっこいいOPのアニメが見たくなる
⑦ボブネミミッミが好きになる感性
⑧ニコニコ動画を10年位視聴している
⑨ウゴウゴルーガを楽しんで見ていた事がある
⑩アラフォー以上の世代若しくは古い映画やゲームに詳しい

上記が3分の1以上当てはまる人は一応楽しめると思います。
半分以上当てはまる人はかなり楽しめるかもしれません。

特にニコニコ古参向けのネタはそれ以外の人にとっては、
なんのこっちゃなので、⑧はポイント倍でもよいかも。
あと①や④の要素もかなり重要なので倍でもよいかも。

(下記11行追記)
特別編を見ましたが全く上記の項目に当てはまる事
ばかりでした。
今回もニコニコ古参向けに「クソゲーオブザイヤー」の
動画から4つもネタをぶち込んできたり、
世界一ダサいPVとかVIP先生などなど。
あと子安さんから「チートバグ」という
極めてニッチなジャンルのファンしか知らない
「まさかソン・ウか?」というセリフが出た瞬間、
思わず耳を疑いました。
あと2種類の同じ動画を4回ずつ見て楽しむ趣向なので、
①と④は特別編は特に重要です。


一応、糞アニメという評判で未視聴の方への参考までに。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 10

57.3 15 田所あずさアニメランキング15位
ひめゴト(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (307)
1564人が棚に入れました
こわい人たちに追い詰められ、貞操の危機に陥った有川ひめを救ってくれたのは、同じ学校の生徒会に所属するお姉さまたち。生徒会が借金を肩代わりしてくれるかわりにつきつけられた条件は、『生徒会の犬となり、高校生活を女装して過ごす』というもの……! 女装少年ゆるふわ4コマの登場!

声優・キャラクター
桑原由気、摩天楼由香、小野早稀、東城日沙子、佐倉綾音、赤﨑千夏、江口拓也、津田美波、田所あずさ
ネタバレ

あしすと さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ショートアニメ部門個人的歴代No.1作品

タイトルの通りショートアニメ歴代No.1で、もっと言えばこれまでに見たショートアニメの中ではダントツに1番面白かった作品です!

ちなみに、自分は「ショートアニメ」=「5分以内アニメ」という感覚なので、15分枠のアニメはショートアニメには含めていません。


まず簡単に作品について触れますと、このアニメは
「男の娘学園コメディ」
ですね。

ジャンルとしては、よくありがちなハイテンションボケツッコミコメディアニメですが、学園の男の娘率が異常に高いためオチとして用いられるのが男の娘ネタというのが特徴です。

{netabare}秀逸なオチというべきか、秀逸な作画というべきか悩むところなんですが、ひめちゃんをはじめとする男の娘勢のパンチラシーンが良くも悪くも物凄く印象的でした。

もっこり縞パンw

これをアップで映したことで、ある意味トラウマレベルの印象を視聴者に与えたのではないでしょうか(笑){/netabare}

自分は元々、男の娘系のキャラクターはあまり好きではないのですが、この作品については男の娘を初めてカワイイと思いました(笑)




…というような作品の特性がそれぞれのショートアニメにあるうえで、あとは、ショートアニメに何を求めるかですよね。


自分は支離滅裂なショートアニメはあまり好みません。

ショートであることを割り切って、流れなんか無視してテンションだけで乗り切るようなショートアニメもありますが、いくらショートとはいえ流れを作ってくれないとイマイチ乗り切れないんですよね。

前回までどんなストーリーだったか頭に残ってないですし、キャラの関係性や名前も全然入ってないので、その結果最終話まで見ても戸惑いしか残らない、みたいな状態になってしまいます。


しかしだからといって、流れのあるショートアニメというのも確かに難しいですよね。

支離滅裂ショートは流れをブツ切りにすることで、より多くのネタを限られた時間内に詰め込みますが、流れ系ショートはブツ切りにできない分、ネタの数も減ってしまいますし。

日常系のような雰囲気でパンチのないコメディのショートアニメは、たしかに「何の記憶にも残らないアニメ」になりやすいというのは分かる気がします。

ヤマノススメ1期なんかはすごく良かったショートアニメでしたが、それ以外の日常系ショートアニメは、おそらく2~3本くらいは見ている気がするのですがキャラ名どころかタイトルすら思い出せません…。


そんな中、この「ひめゴト」は流れもパンチもあるショートアニメです。

流れといっても毎回のストーリー自体が繋がっているわけではないのですが、前回までの日常を踏まえてその回があるという感じですね。

パンチについては…、まぁ言わずもがなです…(笑)



ここまで完成度の高いアニメなのでショートアニメではなく通常枠のアニメとして見てみたかった(通常枠で2期をやってほしい)という思いはとてもあるのですが、この作品はショートアニメなのであくまでショートアニメとして評価しますと、繰り返しになりますが

【ひめゴトはショートアニメ部門でダントツ歴代No.1です!】

投稿 : 2020/01/25
♥ : 9

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

縞パンが最も似合うのは男の娘であるということ

これがひめゴトを通して達した結論でありました。


縞パン(しましま模様のパンツ)はアニメ漫画では頻繁に用いられるアイテムです。特に青系と白色の横縞タイプが主流。

清純派の美少女がやや子供じみた下着を履いているというギャップに魅かれるからこそ人気があるのだと思うのですが、もう流石にマンネリは否めないです。クマさんパンツも同じく。
見慣れてしまえばごく普通の下着なので、見えても驚きも興奮もあまりしないんです。


しかし、そこでこのひめゴト。
主人公の有川ひめくんは、事情により学校では女装をすることを強いられてしまいます。
そして彼が履くのは縞パン。これがけっこうな頻度で露出します。(OPでもパンチラしてます)

女の子ならパンツが見えても精々お尻のラインが分かるくらいですが、ひめくんの場合はこう、もっこりと雄々しいアレのラインまで丸見えではありませんか!

禁断の組み合わせだと思いました・・・。ブリーフやボクサーパンツではあの色気は出せません。
前から見ても後ろから見てもその形がありありと分かってしまう、これぞ縞パンの魔力だと今回学びました。

ちょっと分かりづらかったですかね?
つまり、「こんなに可愛い美少女がこんなあどけない下着を!」という驚きと「しかも実は男だって!?」という驚きが同時に襲ってくるのが新感覚なのです。

作中ではひめくんに紐パンを履かせるシーンも・・・。これはもう流石にアウトだったので堂々と描写されていなかったと思いますが。

それだけでなく、風紀委員長を務める光永(みつなが)ちゃんが転倒して縞パン丸出しの痴態(醜態?)を晒すシーン、あれは思わず目覚めそうになりました。恐ろしや・・・。







「ひめゴト」は今は無き男の娘専門雑誌『わぁい!』にて唯一アニメ化されたマンガ作品です。(もし違ったら、教えて下さいね)

それゆえに男の娘を魅力的に見せるシチュエーションが随所に盛り込まれており、男の娘界のゆるゆりになってくれたらと思わずにはいられません。

現在も誌面を変え連載は続いているようですが、今回のこのショートアニメでは爆発的なヒットは望めなそうです。

実際1話を見た時点では、作画・話の構成・声優の演技力に至るまで「イマイチ」と言わざるを得ないクオリティでした。

しかし1話は最低限の話の説明に必要な犠牲です。2話から男の娘の本領発揮という感じで、魅惑の世界が待っています。
段々と作画の粗も声優の演技も尺の短さゆえの超展開も癖になってきます。


ひめくんのキョウダイであるかぐやちゃんも大変可愛らしくて(声優も赤崎千夏さんなので巧いです)、癒されました。ブラコンな性格もツボでした。
そして先ほど話した光永ちゃんの可愛さも、粗暴な性格とお嬢様育ちのギャップがたまりませんでした。(佐倉綾音さん補正もあり)
名前はともかく、運子ちゃんも天真爛漫な人柄が素敵です。声も慣れると可愛らしいですね。(小野早稀さん)

それから、EDの映像で各々が化粧をしているシーンがとても艶めかしくて、ちょっと興奮しそうになってしまったのは内緒です。


「女の子だと思ったら男の娘だった」「男の子だと思ったら男装女子だった」「「ええい男でも女でも可愛けりゃいいや!」」
という感じで、新しい世界を開ける素晴らしいアニメとなっています。


可愛いもの好きの方は是非一度、ご覧ください。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 27

54.9 16 田所あずさアニメランキング16位
TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (159)
776人が棚に入れました
時は2030年代。謎の探偵、明智小五郎の元に集う『少年探偵団』。彼らは大小様々な事件を持ち前の行動力で解決に導いてきた。ある日、メンバーの花崎健介は謎の少年、小林芳雄と出会う。『正体不明の靄』により「死ねない」身体となってしまった小林は、自身の死を望み、他人との接触を拒んでいた。そんな彼の存在に興味を抱いた花崎は「『少年探偵団』へ入らないか」と持ちかける・・・小林と花崎。彼らの出会いはやがて、世紀の犯罪者 である怪人二十面相と明智小五郎の因縁と絡み合い、二人の運命を動かしていく・・・

声優・キャラクター
山下大輝、逢坂良太、梅原裕一郎、木戸衣吹、田所あずさ、GACKT、古川慎、山谷祥生、小野大輔、増元拓也

65.1 17 田所あずさアニメランキング17位
アイカツ!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (165)
734人が棚に入れました
「私のアツいアイドル活動! “アイカツ!”始まりますっ!」
主人公の星宮いちごは、ごくごくフツーの中学一年生の女の子。
ところが、親友のあおいに誘われてアイドル養成の名門校“スターライト学園”に編入したことで、いちごをとりまく世界がガラリと変わってしまう。
さまざまなライバルたちと出会い、アイドルとしての心得を学びながら、いちごはアイカツカードを使って数々のオーディションに挑戦していくことに。
新人アイドルいちごの、明るく元気なアイドル活動が幕を開ける……!

声優・キャラクター
諸星すみれ、田所あずさ、大橋彩香、寿美菜子、能登麻美子、瀬戸麻沙美、松谷彼哉、保村真

ひげくま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

楽曲のクオリティが凄ぇ!キチガイ回もアリ

【あらすじ】トップアイドル美月のステージに感動した主人公いちごが、親友のあおいと一緒にアイドル学校『スターライト学園』に入学。アイドル活動を通し仲間と共に成長していく。

【設定】アイドルは『アイカツカード』を使って衣装とステージをセルフプロデュースする。多様なブランドがあるけど、ゲームをしない人にとっては『ステージ前に変身する』くらいの認識でOK

【ステージ】3DCG(初音ミクみたいの)初期はゲーム用と同じCGなので細いマッチ棒みたいで怖い 
9話以降、クオリティが目に見えて上がっていくのが面白い。
2期になると新人は目線泳いでたり細かいです。3期ではキレキレのダンスキャラが暴走しますw

【楽曲】アイカツを見るきっかけはOP曲『signalize!』で「あれ?女児アニメにテクノポップ??」と感じたコト。
キラキラのアイドル曲以外にもロック調やハウスっぽい楽曲まで有り。


【キチガイ回】
12話クリスマス回、斧を片手に「アイ・カツ!」の掛け声で森林伐採をする。以後、学園の伝統化
9話から始めた崖上りと共に新人アイドルの通例儀式に。「このキャラもついに崖に来たか」と笑ってしまう。
13話『カロリーの悲劇』正月太りも見もの。声までデブっててカワイイです
 以降も1クールに2~3回は『!?』となると思います。

【他作品と比較】「アイカツが楽しめたならラ◎ライフも…」と思って挑戦しましたが、ギャルゲー風というか萌え要素というか…どうしても苦手でダメでした。女の子を愛でる趣向が無いのがアイカツの良さだと思います。

==

【飛ばして観るなら】
1話:
2話:スターライト学園入学
4話:蘭初登場
10話:おとめ初登場
12話:クリスマス回(ストーリー的にも重要)
19話:エリカ初登場
26話:さくら初登場(入学)
31話:母の日(ストーリー的に)
33話:選抜オーディション(ストーリー的に)
34話:かえで初登場
35-38:ユニット結成etc.
47話:レジェンド登場
49-50話:1期の終わり

投稿 : 2020/01/25
♥ : 2

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

子供たちに大人気なのも納得の面白さ

これは面白いです。
子供向けの夕方アニメなのでストーリーはとてもわかりやすく作ってありますが、だからといってつまらないということは全くなく、1期の全50回ほぼハズレ回なしの安定感で楽しませてくれます。同じサンライズ製作の夕方アニメであるガンダムビルドファイターズなどと同じく、盛り上げ方のツボを押さえた王道のストーリーに細かいギャグ(これが結構笑えます)を散りばめて飽きさせない作りになっており、娯楽作品として非常に優秀だと思います。
登場人物に悪い人は全くでてきません。主人公たちが目標に向かって努力する姿が繰り返し描かれます。壁にぶつかって悩むときも、自分たちで何が足りないか真面目に考えて答えを導き出すなど、作風は非常に健全ですが、それが笑いを交えた軽いタッチで描かれているので説教臭さはありません。
CGを使ったライブのシーンが序盤ではかなり違和感のある残念な出来でしたが、それも中盤くらいには見違えるほど改善されています。楽曲も良い曲が揃っています。
全体を通して夢、努力、友情などが綺麗に楽しく描かれており、夕方アニメとして素晴らしい作品だと思います。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 16
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きらきら輝くアイカツ!の世界☆彡

★あらすじ
普通の中学生だった、星宮いちごちゃんが、親友のアイドル博士、霧矢あお
いちゃんに誘われ、トップアイドル、神崎美月のLIVEを見に行く事に。

きらきら輝いている美月さん、アイカツ!の世界を知ったいちごちゃん。

あおいちゃんに誘われ、美月さんや現役で活躍するアイドルも通う、アイドル学校、スターライト学園の編入試験を受け、合格。
いちごちゃんはあおいちゃんと一緒にアイカツ!生活を始めることになる。

スターライトでは、紫吹蘭ちゃんと出会い、始めは苦手意識を持っていたけど、少しずつ、大切な存在になっていき、3人はなくてはならない親友に。


他にもたくさんの仲間と出会い、いちごちゃんのアイカツ!はもっともっと輝いていく!


…みたいな感じです。文章力がなくて、アイカツ!の良さがあまり伝わってこない、あらすじになっちゃっていますが…笑




★感想 少し長めなので、閉じておきます。{netabare}
少し、落ち込んでいた時、たまたま、ディズニーチャンネルで放送していた子供向けアニメのアイカツ!。なんだこれは、と思いながら(情緒不安定気味)ぼーっと視聴。
右も左もわかってないくせして、まっすぐ、まっすぐ、進んでいくいちごちゃんが目に焼き付いて、自分が考えていたことが、どれだけちっぽけなことなのか、と思いました笑



…なんとそれが、いちごちゃんだけじゃないんですよ!
あんなに食っていくのが大変なアイドル界で!売れていなくたって(あくまで子供向けなので、すぐに売れていくんですが笑)!あんなに元気にアイカツ!しているみんなをみて、夢中にならないわけがないじゃないですかと、
実はアイドルアニメを好きになるきっかけが、アイカツ!でした。


ただ私の場合、落ち込んでいた時に視聴して、(いい意味で)単純な子供向けアニメに落ちてしまっただけかもしれませんが…


だけど、睡眠をバッチリとらないとすぐにダウンする体質の私にとって、深夜ではなく夕方に放送している、アイカツ!をリアルタイムで、視聴するのがどれだけ楽しみだったか…!



音楽も大好きでした。もともとリアルなアイドルの曲とかも好きなんですけど、音楽に乗って、踊るアイドル達、アイドルが身にまとっている、衣装。
なんですか、このクオリティーの高さは!と思いました笑
元々、データカードダスのゲーム発信みたいなので、衣装が細かいはずだ!

だけど、1話のLIVEシーンの絵はヒドかったんですよ笑
ゲームの絵がそのまま出てきた感じで、さっきまですごく可愛かったじゃん、なにこれ!状態でした。笑
でも話数を重ねていくごとに、違和感がなくなるようになりました。
それは私の目が慣れていったわけではなく。


今、放送している3期はLIVEシーン、もっといいです!
曲もいいし、まずステージがすごくよくなってます☆彡
まあ、ストーリーは1期がピカイチなんですが、
1期を、LIVEシーンだけ取り直しで、再度放送…とかしてくれないかなあ…{/netabare}





★視聴メモ(更新する予定です♪)

投稿 : 2020/01/25
♥ : 21

69.7 18 田所あずさアニメランキング18位
BanG Dream!(バンドリ!) 2nd Season(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (147)
532人が棚に入れました
高校2年生になった香澄たちPoppin'Partyは、生徒会や家の手伝い、塾やバイトで大忙し。5人で一緒に居られる時間が少なくなり、拠点である蔵にもなかなか集まれない。そんな彼女たちのもとへ、1人の少女が現れて――。新たな出会い。変わらぬキズナ。Afterglow、Pastel*Palettes、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!も登場し、個性豊かなバンドメンバー達がキラキラドキドキなステージを魅せる!「また、みんなでライブしたい」音楽が今、走りだす!

声優・キャラクター
愛美、大塚紗英、西本りみ、大橋彩香、伊藤彩沙、佐倉綾音、前島亜美、相羽あいな、伊藤美来

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

他作品から出遅れた1期目の反省からか、2期目は1/3スタート! 2019年9月公開予定の『BanG Dream! FILM LIVE』は、超楽しみなんですけど!?

== [放送前にレビュー記載、第1話視聴後レビュー、第2話視聴以降の追記あり] ==
この作品にはセールス的にまったく貢献していませんが、実は1期目もそこそこ好きだったので内容に関しては密かに期待しています。

== [第1回視聴後レビュー(2019.1.4)] ==
前作については「一応観てた方が良いけど観てなくても致命的ではない」くらいの感じでしょうか。作画はCGになって、ゲームとの齟齬が減ったかも?

作中世界では「大ガールズバンド時代到来!」らしいです。現実にちょっとブームがあったのは2000年頃(ZONE、Whiteberryなど)ですかね?(← 「大」ではなかったですが(笑)。)

という話は置いといて、ライブシーンは多めでしたね。それと今後のストーリーでメインになりそうなキャラクターたちの現況がわかる初回でした。Glitter Greenは活動してないっぽいです。

ロッカーの頭のオカシさを体現する二大巨頭、戸山香澄(とやま かすみ)と花園たえとそれにいい感じで振り回されてる市ヶ谷有咲(いちがや ありさ)が健在のようなので視聴継続は決定です。

特に花園たえ、学生バンドに居るよな、ああいう誰もいないうちからいつの間にか好き勝手にギター弾き始めているかと思えばみんなで何かやろうっていうときに「バイトだ」とか言って来ない奴(笑)!
== [第1回視聴時レビュー、ここまで] ==

2019.1.11追記:
第2話を視聴しました。主宰ライブの面倒くささとかチケットノルマの話が、リアルっぽくて良かったです。チューニングの音やリハとかの場面も気分が上がります。

アマチュアバンドならではの運営っぽい話が今後も出てくるなら、期待大!

OP/EDともにRoseliaの楽曲でしたが、これはもしかして週毎に変わるんでしょうか?

それと、六花ちゃんが「影の主人公」って感じで良いですね。今後も目立ちそうです。

2018.1.18追記:
第3話を視聴終了。

練習場所である倉で、雑談中もツインギターがギターを持ったままとか、会話の最中にいきなり香澄がギターを鳴らしたりとか、おたえのギターリフから唐突に演奏に入ったりとか、ロッカーの生態としてムダにリアルで2nd Seasonはサイコーです。

そして、六花がんばれ(笑)!

余談: ノベライズ版のあとがきによると、香澄が星(STAR)を見つける話だというtweatをした方がいらっしゃるそうです。

S: 沙綾
T: たえ
A: 有咲
R: りみ

2019.1.25追記:
第4話を視聴終了。せっかくAパートはそこそこ良い感じで進んでいたのに、ライブパートがアカンかった…。

(勝手に私が思い込んでいるだけかもしれないけど)この2nd Seasonはもうちょっと地に足が着いた感じで進んで欲しいです。いくらこころんでハロハピであっても「お金さえかければ出来る!」と信じるに足るパフォーマンスを見せて欲しいです。

「足からジェット噴射して飛行」はやりすぎなんです。そういうのはやるにしても『ガルパ☆ピコ』でやってください…。

2019.2.8追記:
第5話はPastel*Palette回。アイドルが事務所の都合でバンドを組まされ、最初はロクに演奏できずに当て振りとか、アイドルバンドあるある過ぎる…。

デビュー時のトラウマを乗り越え、自力で演奏するパスパレの皆さんでした。

第6話はAfterglow回。Afterglowの、とてもアマチュアバンドらしい結成秘話が披露されました。

しかし個人的には一番グッときたのは蔵でのポピパの、パンを選ぶときの「せ~の!」からの流れ。おたえのギターからの「パンを買うなら~ やまぶきベーカリー♪」は最高でした。こういう「遊び」のシーンが入るだけでリアルっぽさがグッと増すのです!

2019.3.1追記:
第7話、第8話の溜め回からの激動の第9話を視聴終了。起承転結でいえば「転」、それも大暗転…(笑)。とはいえアバン、Aパートは穏やかなもの。文化祭回でした。そして内容にふさわしくEDはいつものポピパ「Jumpin'」ではなくRoseliaの曲だったのでした。

そんな激動回ですが、演奏はありませんでしたがメンバーが女子大生となった先輩バンドGlitter*Green(中の人はミルキィホームズ)の面々がほっこりと登場。ステージ衣装でなく学校の制服で演奏するRoseliaとかいうレアなシーンもあったのでした。

その他、単純にシーンとしての見どころとして六花のギター・ソロが冴えわたって、めっちゃカッコよかったです!(そのあとでポンコツになってましたが…。)

2019.3.22追記:
第12話まで視聴終了。ポピパ主催ライブの準備で大忙し。参加する各バンドのセットリストに個性があふれ出ています。ハロハピのそれは、いったい…。今後「他バンドからのスカウト」っていうのはネタ化するのでしょうか?

ポピパの新曲「Returns」はとても良い曲ですね。ポピパさん、カッコいいです!(六花並感)

最終回の第13話はポピパ主催ライブで、大ライブ映像回でしょうか。楽しみですね!

2019.4.1追記:
3/18深夜の放送当日に最終回まで観終わっていたのですが、レビュー更新がすっかり遅れてしまいました。

あの最終回のライブ状況で、PA卓についてオペしてた六花ちゃんはヤバ過ぎる…。この人はギター演奏といい、超高校生級(笑)!

新曲「Dreamers, Go!」も名曲でした。CDでは「Returns」のカップリング曲なんですね。そして主題歌をサブタイトルにしたあたりはEDで見事に回収。

Raise A Suilenがリアルでのライブメンバーになるのは3rd season(2020年1月放送予定)までおあずけみたいです。

そして9月予定の劇場版『BanG Dream! FILM LIVE』って何ですか、超楽しみなんですけど!?

投稿 : 2020/01/25
♥ : 33

ゴッドファーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

全話視聴しての感想

アニメの本来の評価(クオリティ他色々)は大した問題で無い作品なので純粋に面白いアニメ探しなどをしてる方には参考にならない評価をします。
個人的には、ほぼ完璧な仕事をしたと感じたバンドリ二期でした!
コンテンツ作りはお仕事で会社がお金設けをするためのサービス業です。
バンドリコンテンツスタート>世の中に多く広める為に現在最も効率的な手段の一つとしてのバンドリ一期制作>そこからの本命ゲームサービススタート>大成功の熱冷めぬうちに間髪入れずに投入してきた二期でした。内容は主軸のゲームファンに対するファンサービスの色を濃く出している(これが上手い所)
ヲタカルチャーの現状は一昔前とは違いアニメが8千本売れて二期決定で成功という具合では無くなり、グッズ販売・ゲーム展開(得にスマホゲーでガチャ回してもらえるか)などが成功の大きなカギであり軸になっています。成功を掴んだコンテンツとしては音楽を題材にしているなら2,5次元からの幅広いファンの獲得と冷めにくい状況作り、アニメ・漫画などのストーリー性のある作品を定期的に発信して付いたファンに忘れられにくい状況を作ること。
それを熟知した会社が狙い通りかつ完璧な仕事を見せつけてきた作品だと感じました。バンドリ二期を一アニメファンとして一期で知って続きで二期を見たけど、ゲームをやってないとかって人からすると色々言いたくなるような作品だと思います。キャラが~とか作画が~とかストーリーが~とか・アニメのサイトでの感想なので当然かとは思いますが、アニメ・ゲーム両方を通じてファンになってる人からすれば大した問題にならない範囲でしょう。作品のクオリティという面では格段にアップしてるのは間違いなく(得に音楽題材の作品においてCCを使ったライブシーンは必須に近い。作画でやると非常に難易度が上がる為)文句が出ている箇所は大体本来の目的と問題解決から考えればそうするのが必然な箇所ばかりでした。
出だし大成功を収めて、アニメ化もそこそこ評判良くても一つ間違えるとあっという間に転落するということは他作品が示してくれています。
ストアなどの売上を見ても分かる通りバンドリコンテンツの盛り上がりは大成功でしょう。
そういう意味からこのバンドリ二期は完璧な仕事だったと感じた作品でした。
最後に個人的な純粋にアニメとしての二期の感想
ボチボチでしたw ゲームでキャラの性格とか、それぞれのバンドの事情とか方向性を全部わかってるので☆4,5ですが(笑)

投稿 : 2020/01/25
♥ : 6

DmZHj62812 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

素晴らしい作品です!

キャラが最高です!
バンドごとに個性が出ていてとても良い。
音楽が最高です!
オリジナル曲がバンドごとに個性が出ていて何回も聴いてみたくなります!
追記 3月13日
実際、演じていらっしゃる声優さんがバンドリのキャラクターとリンクしていて、そこからアニメになっているストーリーなんかもあります!※重要

声優さんによるリアルライブ、声優さんの経歴などがキャラクターやストーリーがリンクしている!というのが全く新しいプロジェクトだと思っています!!

投稿 : 2020/01/25
♥ : 4

62.8 19 田所あずさアニメランキング19位
ポッピンQ(アニメ映画)

2016年12月23日
★★★★☆ 3.6 (62)
516人が棚に入れました
通過点でしか無いと思っていた卒業式を目前に控え、中学3年製の伊純は前に進めずにいた。
そんな時、海で、美しく輝く"時のカケラ"を拾った伊純は、不思議な世界"時の谷"へと迷い込む。
そこで、同い年の、蒼、小夏、あさひ、"時の谷"に住み、"世界の時間"運営を司るポッピン族と出会う。
"時の谷"と"世界の時間"が今まさに崩壊の危機に瀕していた。
危機を脱するには、伊純たちの持つ"時のカケラ"を集め、心技体を一致させたダンスを踊るしかないという。
迫り来る危機と、ポッピン族の厳しいダンス指導に戸惑う伊純たち。
そんな中、ダンス経験者の沙紀が現れるが…。
"時のカケラ"に導かれた5人はダンスで世界を救えるのか?
そして、無事に卒業できるのか?

声優・キャラクター
瀬戸麻沙美、井澤詩織、種﨑敦美、小澤亜李、黒沢ともよ、田上真里奈、石原夏織、本渡楓、M・A・O、新井里美、石塚運昇、山崎エリイ、田所あずさ、戸田めぐみ
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

興行的には散々みたいだけど思いのほか悪くなかった

新春!開運!ポッピンの集いに行ってきました
2017年初アニメ映画
2017年初声優イベントになりました

黒星紅白原案のキャラをプリキュアチームが動かすと聞いたら
これは見ないわけにはいかないな
という気ではいたのですが
封切り初日舞台挨拶が金曜日だったため見に行けず
今回のイベント付き上映に行く運びとなりました

しかしなんだかずいぶんと興行が芳しくないようで・・・
でも駄作だとかつまらないという話が聞こえてくるわけではない様子
そもそも誰も見に行ってないから口コミが少なく
見た人の感想も絶賛も酷評もしていない感じですね

ストーリー全体としてはそんなに悪くなかったと思うのですが
全体的に詰め込み過ぎて展開が急すぎたり
いろいろ説明が足りなかったり
まるで見たことのない作品の総集編映画を見に来たかのような
はっきり言うと雑な印象を受けました

いろいろな要素をぎゅっと詰め込んで
ジェットコースターのように勢いだけで押し切るのも
映像制作においては一つの手法ではあるのですが
メインテーマが思春期の心理的葛藤なので
急ぎ足の展開とは素材の相性が悪かったように思います

主人公の伊澄だけはある程度尺を取って描写されてたわけですが
他のメンバーに関しては大した描写もなく
いつの間にか問題が解決していたような印象
TVシリーズか何かでもっと丁寧に時間をかけてやった方が
もっと面白くなったように思います

ED後のアニメーションに関しては
まさに予告編といったような感じで
全編通して一番ワクワクする映像でした
続編があるならぜひ見たいと思わされた反面
そこが一番魅力的っていうのは
一本の映画としてどうなんだ?という気もします

映像面は十分に満足のいくものだったと思います
キノの頃からの黒星紅白ファンとしては
郵便屋さんや秘密結社のアニメより
ずっと黒星紅白の魅力を引き出せていたと思いますし
ダンスシーンもなかなかよくできていました
もともとその方面には定評のあるプリキュアチームですから
そこがダメならどこを見るんだ?って感じではありますが

音楽もなかなか悪くなかったです
先週までSHOWBYROCKとコラボしてて
アプリ内でED以外の3つのヴォーカル曲が叩けました
その時は特に思い入れもなかったのですが
映画を見て楽曲に親しみを覚えたときには
もうコラボが終わってて叩けない悲しみ・・・

声優は若手の有望株を中心に
かなりいいチョイスだったと思います
ポコン役の田上真里奈だけは聞いたことがありませんでしたが
チェンクロのイメージソング歌ってたTrefleの一人だったようです
割と聞きやすい少年役だったので
今後要注目かもしれません

さて、この映画はいったいどこに問題があったのでしょうか?
ファミリー向けをベースにして
そこに大友向けの要素をいろいろぶち込んだ結果
どちらの層に対しても訴求力が足りなくなってしまった印象
そしてどんな層に対して発信しているのか
いまいちわかりにくいタイトルやCM等
マーケティング面での失敗が大きいように思います

ハリウッド映画などでは予告編の試写会のようなものを設けて
何通りかの予告編を作ってどういう層にどういう広告が受けるのか
実際にテストして流す広告を決めるそうです
予告編だけでなく本編も試写会の評価を見て
ラストを作り直すことさえあると聞きます

それに対して日本の試写会はただの先行上映会です
様々なメディアが双方向化し
発信者と受信者の境界があいまいになっている現代社会において
旧態依然としたプロデューサーの直感に頼った広告戦略というのは
もはや限界に達しているということに気が付くのはいつなんでしょうか?
作品自体のクオリティはそこまで低くないのに
興行がまったく振るわないのは
作り手ではなく売り手に責任があるように思います

映画館がガラガラみたいな情報ばかりはいってきますが
決して駄作ではないと思いますので
ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います
ED後が本編なんて言われている程に
可能性を感じる予告編だったので
あれが企画倒れになるのだけは阻止したいところです

おまけ(終演後トークイベントでの監督質疑応答)
{netabare}

Q:ポッピン族は楽器とかを使わないの?
  ダンスシーンでかかってる音楽とかはどうなってるの?

A:楽器はちゃんとあって設定とかもあったんですけど・・・
  襲撃されて移動中だから持ってこれなかったんですよ

(プロデューサーから補足があって、時間と予算の関係で入れられなかったそうですw)

Q:ポッピン族には年齢とかあるのですか?

A:年齢のようなものはありますが
  見た目の変化とかはありません

Q:でも長老とかは・・・

A:あれは衣装です
  そういう服に入ってるだけです

Q:レミィには同位体はいないの?

A:もちろんいます

Q:それは作中に出てきていますか?

A:それはまだお答えできません

Q:ED後映像の金髪少女はだれ?新キャラ?

(濁そうとしたところをキャストから質問攻めにあった結果白状)

A:はい・・・レミィです

Q:ED後映像の舞台は原宿ですよね?ロケハンとかいったんですか?
  行列のできる人気店っぽいものが映ってましたが並んだんですか?

A:はい、原宿です
  原宿らしいおしゃれな感じを出そうとして
  某有名店に行きついてたんですが
  自分は行列を遠巻きに眺めるしかできませんでした
  結局、開店前に女性スタッフに撮影してきてもらいました

こういうのをいろいろ聞けるのがトークイベント付き上映の醍醐味ですw{/netabare}

投稿 : 2020/01/25
♥ : 25

kenji さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

流行らなかったのが惜しい作品

神作画の神アニメだと思います

卒業前に違う学校の5人それぞれの気持ちが揺らぎます。
そんな5人がダンスを通じて成長していく映画です。

物語は自分が中学3年で、とても主人公との気持ちの面での共通点があったのかもしれませんが、とても感情移入できて号泣しました。ただ、個人的にあの膨大なストーリーを2時間弱で納めてしまうのは、もったいない気がしました。2クールのアニメしてもよいくらいだと思います。

そして、3Dのダンスアニメーションがとても気に入りました。
冒頭の20分弱公式youtubeで見られるので、そちらを見てもらえればわかると思います。
 
とてもお金がかかっているぶん、とても面白い作品でした。
ただ、当方のほうの宣伝不足だったのかなと思います。



(ネタバレ?注意
映画最後のシーンで次回作と思われるシーンがありました。
ストーリー途中で出てくる謎の少年もいまだ不明なままです。
次回作があるのかはわかりませんが、楽しみにしています。
(わからない理由はry

投稿 : 2020/01/25
♥ : 5
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ポッピンQのQは、エヴァンゲリオンQの真似かなのか?き

 2016年最後に見た劇場アニメは、「ポッピンQ」になったです。5人の少女たちがそれぞれにわだかまりを持ちながら、中学卒業を間近にしている所から始まったです。

 伊純が砂浜でガラス細工だかを拾って、駅に定期をかざすと異世界に行ってしまったです。ポコンと出会い案内され、転送された他の3人の少女たちやポッピン族と出会って、何をするべきなのかを聞かされるわけです。ガラス細工は、時のカケラという名前で、これ