2014年度の男子高校生おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2014年度の男子高校生成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番の2014年度の男子高校生おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.3 1 2014年度の男子高校生アニメランキング1位
Free! Eternal Summer(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (743)
4359人が棚に入れました
前回の大会を経て、更に絆を深めた遙、真琴、渚、怜。
いつもと変わらない日常の中、それぞれの成長した姿を見せていた。
一方、凛は過去の自分を乗り越えて自分の夢へと走り出し、
そして新たな仲間と共に最高のチームを作ることを目指す。
岩鳶と鮫柄、仲間と水泳……そして彼らの未来。
彼らは自分自身と向き合い、それぞれの思いを胸に秘めながら、
新たな夏を迎える――。
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

凛くんの前なら、泣けるかなぁ♡

Free! Eternal Summerを見終わりました。

七瀬遙くん以外はみんなかっこいい♡
(遥、迷っています、という感じ?)

特にお気に入りは、真琴くん、凜くん、宗介くん。{netabare}

真琴くん、とってもやさしいなぁ♡
宗介くん、寡黙で、でも苦しみながらもリレーに参加することで楽しかった選手時代に幕引きをしようとしている姿、とっても潔い感じでした。

それに、鮫歯の凜くん♡ 仲間思いで熱くって、泣き虫でキュンキュンします♡♡
地方大会での宗介くんの心を聞いて大泣きした凜くん、お前は泣くから言わなかったんだと宗介くん、お互い友達思いですよね。
{/netabare}
ドラマ見て泣いてばかりいる私でも、凜くんの前だったら、しっかりしなきゃ!という気持ちになれそうな気がします(♡^^♡)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 45

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

For the future――最高の景色、忘れない。

Free!2期です。
まずは1期から見てください♪

イケメンキャラぞろいなので、
女性向け作品だと思いますが、

それなりにアツい水泳もしているので、
男性でも楽しめるかな?

でもふわふわした男子高校生の会話は、
やっぱり女性受けの方がいいと思うw

ちなみに、このふわふわしたやり取り、
かわいくて面白くて私は大好きですw

2期は全13話です。


● ストーリー
岩鳶(いわとび)高校水泳部の部員は、
3年生の七瀬遥(ななせ はるか)と橘真琴(たちばな まこと)、
2年生の葉月渚(はづき なぎさ)と竜ヶ崎怜(りゅうがざき れい)、
女子マネージャー1人の、全部で5人。

進級した5人は新入部員勧誘に張り切るが、
手ごたえはなし。

そうこうしている間に、
大会の日が近づいてきた。

各自の種目とメドレーリレーで、
今年こそ全国大会を目指す!

かつての仲間であり、
最大のライバルである松岡凛(まつおか りん)もまた、
大会で遥たちと戦うことを楽しみにしていた。


1期から学年が一つ上がり、
今年の戦いが始まった、というスタートです。

でも遥たち岩鳶水泳部には
先輩の引退もないし、新入部員もいないしで、

あまり新鮮さはありませんねw

イケメン揃いの水泳部♪
お体の方も、いい感じです…(*´Д`)ハァハァ

目の保養、目の保養♪


この作品では好きなキャラが多いので、
動いて話しているのを見ているだけで、もうお腹いっぱい♪

安定して楽しめたのも、
キャラのおかげです。

水泳に燃えるところもいいのだけど、
単純にキャラ同士のやり取りが面白くて♪

イケメンな美しい作画が目の保養になり、
ほどよい露出が胸を高ぶらせ、

かわいさに癒され、
おとぼけな感じに笑い…。

最高でした(*´ω`)

ストーリーの方は、
メインの5人と新キャラにスポットライトが当たっていて、

どのキャラのファンでも
楽しめる構成だったと思います。


≪ 最高の仲間 ≫

今回は水泳の記録以外のところでの
悩みや葛藤が多くありました。

例えば3年生の遥や真琴は、進路のこと。

1期では荒れる凜ちゃんの力になりたい!と
奔走していましたが、

今回もまた、
それぞれの悩みに対して力になりたいと思うキャラたち。

仲間、って感じです。
友情とは少し違う。仲間なんです、彼らは。

悩み、傷ついている仲間を決して見放したりしない。
いつかまた、立ち上がる日を待っている。

自分にできることがあれば、手を差し伸べてみる。
そうして彼に笑顔が戻ったらならば、みんなで笑顔で迎える。

いい仲間でした。
まさか最終回で、怜ちゃんの涙に泣かされるとは思わなかったよ。笑


≪ 主人公・遥 ≫

終盤は遥のターンでしたが、正直遥が何に悩んでいるのか、
私には最後までよくわからなかったです^^;

遥は言葉数も少なく、何を考えているかわかりにくいキャラの為、
2期のような内面成長系ストーリーには向いていない主人公だったようなw

見ているこちらに、
遥の心情の変化が伝わらないw

演出の問題ではなく、
これはキャラの問題だったなあと。


だけど、最終話がとてもよかったので!見ごたえがあったので!

終わり良ければすべてよし!
キャラが良ければすべてよし!
作画が美しければすべてよし!!

ということで、許されます♪笑


● キャラクター
私のお気に入りは、1期では渚だったのですが、
2期では真琴が気になって仕方がなかった…!

あのへにゃんとした包容力抜群の笑顔が、
たまらない…(*´Д`)

凜ちゃんもすっかり落ち着いていて、かっこよかった!
髪結んで後ろでちょこんとなってるのがよかった!萌えた!w

作中のキャラがみんな凜ちゃんのこと好きすぎてw
愛されてますなあ(*´ω`)


新キャラ・宗介(そうすけ)は、
この作品には珍しい陰のあるキャラでした。

かっこよかったけれど、
個人的にはちょっと苦手なキャラだったな^^;


同じく新キャラの百太郎(ももたろう)は大好きでしたw

明るくお調子者でうるさいけれど、
憎めない可愛さですw

「にいちゃーん!」と兄を慕うところが
またかわいくて(*´Д`)

御子柴(みこしば)兄弟は登場するだけで笑えましたw
大好きだわ、御子柴兄弟ww


私がこの作品を好きな理由は、
キャラが好きだというのが大きいですね^^


● 音楽
【 OP「Dried Up Youthful Fame」/ OLDCODEX 】

1期の時は気付かなかったのですが、
OLDCODEXは声優の鈴木達央さんのバンドだったのですね。

映像との一体感もあって、
この曲好きでした♪

かっこよくて、
ロックな曲ですね(`・ω・´)


【 ED「FUTURE FISH」/ STYLE FIVE 】

ユニット名がついていますが、
岩鳶水泳部4人+凜役の声優さんが歌っています。

曲は好きです。いい曲です。
でも一番注目すべきはそこではありません。

1期を見た人ならちょっとは期待しましたよね?
私は期待していました、EDの独特な世界観はどうなるのかとw

今回も期待を裏切らず、
お仕事がテーマの不思議な世界観でしたw

遥人魚は、誰からの要望ですか?ww
イケメンの遥でも、さすがにこのコラボは笑ってしまったww


【 特別ED「Clear Blue Departure」/ 岩鳶水泳部4人+鮫柄水泳部4人 】

この曲が最終回の最後で流れた時は、
興奮したなー♪

1期も特別EDが素晴らしかったから、
2期も期待していたのですが、期待以上で大満足です♪

この曲を聴いて、
音楽は☆4.5にしました^^

この曲単体も最終回の盛り上がりにふさわしいのですが、
(サビの途中でキーが上がるのが好き♪)

この曲と一緒に流れる後日談が
また最高でした…♪

Freeの声優さんは歌もお上手だから、
キャラソンも好きです♪

キャラが歌っているような声で歌っているので、
本当に声優さんはすごいなーと毎回感心しています。


● まとめ
キャラの個性に磨きがかかり、
作画も1期と変わらずとても美しく、

楽しんで見ることができました♪
みんなの涙と笑顔が見れて満足じゃ(´;ω;`)

最終回を観ていると、
続編を作るつもりはなかったように受け取れましたが、
2018年7月から3期が始まりました。

まずは劇場版を見てから、
3期も観ようと思います♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21
ネタバレ

阿紫カービィ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「free!」は 毎回 水着回

1期、2期まとめて。


えっと 観始めた時は…

「上半身裸」「筋肉」ばかり気になって
なんか…恥ずかしかった

ほんのり
「BL」を匂わせる台詞や 表情(視線)に
「あざとさ」を感じたり…



しかーし!

いとも簡単に
グイグイ引き込まれました。


一切の淀みのない 青春


小さな田舎町

幼馴染み


将来

揺るぎない信念

挫折
努力

「仲間」


私にはない
もの、経験を、たくさん見せてくれた


作中、彼らは ずっと泳いでる

「見たことのない景色」をみる為に



…どうにも「どんな作品か」説明できないので

好きな登場人物ランキングを…



①松岡 凛(りんちゃん)

めちゃくちゃ格好いい。

「歯」がギザギザな所がチャーミング!
幼い頃から
「オリンピックの選手になる」という夢を持ち、
中学生で 単身オーストラリアに留学。

オーストラリアで 挫折を知り
帰国時は 少々やさぐれさん&うまくいかない事ばかり。

仲間の存在で 再び笑顔と夢を取り返してからは、安定の スター感

行動力があって 「凛」としていて
うん、素敵です。

…りんちゃん、遥の事 好きすぎ。
(遥とのオーストラリア旅行での「ベッド事件」はヤバイ)



②山崎宗介(そうちゃん ※なぎさ限定)

凛の幼馴染みで、凛の良き理解者。
2期から登場。

キメる時はビシッとキメる
痺れるほど「男」



③葉月 渚(なぎさ)

とにかく可愛い。しかし毒持ち(笑)
無邪気そうでいて 気遣い上手。
彼がいなかったら、この物語はどうなっていたのやら…

代永翼さんの演技が見事!本当に巧い。



④竜ヶ崎 玲(れいちゃん)

渚の熱烈アタックで
陸上部から水泳部へ。 努力家。「理論馬鹿」

「幼馴染み集団」の中に交じる事に
ときに「引け目」を感じる事もあっただろうに
そんな素振り 表に出さず…凄いなぁ…

「美しい!」「美しくなーい!」
「何故なんだー!」とよく叫ぶ。

なんか…将来は凄い事になりそうなタイプ。



⑤橘 真琴(まこちゃん)

誰に対しても優しくて、純朴。
いつも遥の「手」をとり いつも遥の「名前」を呼び
遥の「気持ち」を一番に考える真琴

自分の事をじっくり冷静に見られる強い一面もある。

(女性からの人気 高いみたいです)



⑥七瀬 遥(ハル、はるちゃん)

主人公。天才肌。水が大好き。頑固。マイペース。

人から「天才」「才能がある」といくら言われても
本人に自覚や自信のようなもの がなければ
ただの「雑音」でしかない。

その典型

遥は「自分がどうしたいのか」を 自分だけでは見つけられない。
周りにいつも「誰か」がいて
臆病な所があるからか…な…と思う。

遥にとっての「free」の意味は 何なのかな
と 考えながら見ていました。

はるちゃんファンの方、ごめんなさい!
(見た目だったら…③番!)


他にも
魅力的なキャラがいっぱいで
(顔もみな違うので)面白いです。



水泳は
個人競技ではなく 団体競技なんだな、という事
知りました。


(まぁ、頭の中でカップルつくって楽しんだりもできる…美味しい作品でもある)



あと、EDが!凄い破壊力です。
私は毎回 ガッツリ観ました。凄いです。



偏見持たずに
沢山の人に観てもらいたい作品。


{netabare}オーストラリアのナショナルチームの男性に混じって「ラインハルト」が、一瞬映ります!…横顔だけの登場ですw{/netabare}




この作品をきっかけに
スポーツアニメが大好きになりました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 33

67.5 2 2014年度の男子高校生アニメランキング2位
信長協奏曲(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (481)
2154人が棚に入れました
ごくごく普通の今どき高校生サブロー。そんなサブローがひょんなことから飛ばされたのは、なんと戦国時代! そう、彼はタイムスリップしてしまったのである。自分の人生に日本の歴史なんてこれっぽっちも関係ないと思っていたサブロー。そんな彼がこの時代で出会ったのは、あの織田信長であった。歴史上とは似ても似つかないほど病弱な信長に、更に驚くべき頼み事をされる。それは、信長とサブローが入れ替わることであった…
乱世で生きることとなってしまった平成育ち信長の、奔放奮闘記!!

声優・キャラクター
宮野真守、梶裕貴、水樹奈々、中村悠一、悠木碧、興津和幸、小山力也、浅沼晋太郎、三宅健太、高橋伸也、緒方賢一、福山潤、櫻井孝宏、木村良平、杉崎亮、吉野裕行、村瀬歩、杉田智和、黒田崇矢、内山昂輝、清川元夢、秋元羊介、小栗旬

おふとん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

使い古された「信長」に、再び命を吹き込んだかも?

現代の高校生サブローが戦国時代にタイムスリップ、
病弱な信長になり代わり織田家を率いて天下統一を目指す国盗り物語。
基本的に史実通りに話が進むので、歴史ifとしての真新しさは無し。
戦国武将たちの女体化もしてないので萌えも無し(´;ω;`)の全10話。


過去へのタイムスリップものと言えば、当時の人々が知りえない情報・知識やオーバーテク兵器を駆使する「後出しジャンケン」を楽しむのが常道。(例えば「戦国自衛隊」や「ジパング」など) 或いは価値観・倫理観の相違に悩み葛藤しながら、その時代で自分らしい生き方を模索していく主人公を描くとか。

本作は歴史の知識皆無、飄々としていい感じでマイペースのサブローを主人公に据えることで、
前述の後出しジャンケン要素や、時代に翻弄されざるを得なかった従来の主人公像をオミット。
タイムスリップもののパターン破りに挑んだ快作とも言えそうです。(他に類似作あったら御免なさい)

第1話から最終話まで劇中の時間で20年以上経過しますが、いつまで経っても戦国時代の常識も固定観念も持たない、フリーダムな「普通の高校生」サブローが時代を振り回していく様はなかなか痛快。
既成概念を次々と覆して覇を唱えた本物の信長像と、サブローがいつしかダブって見えるようになってくるのですが、史実をトレースする以上問題になるのが大量虐殺など信長の暗い側面。

コミカルな性格付けをされたサブローが信長の暗黒面を演じるのは無理。片手落ち覚悟でスルーか?
そこでキーになってくるのがタイトルの「信長協奏曲」。ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、
なるほど、コンチェルトってそういう意味ね。「管弦楽曲と独奏楽器」或いは「光と影」とでも言うべきか。


で、本題ですが、本作を本格歴史ドラマだと思って観てしまうと、少々というか、かなり物足りない。
サブローが「何を考えてどう行動したか」の「何を考えて」が抜け落ちてるので、気の向くままその場の思いつきで行動していたら、気がつけば史実通りに事が運んでいるようにしか見えないです。
サブローの脱力系(笑)のキャラ的にも深慮遠謀とは程遠いので事実そうなのだろうし、それでいい。

という訳で、信長の政略・合戦を詳細に描くよりは、周囲の人間とのややもすれば噛合わない掛け合いをコメディタッチで描く、笑いあり涙ありのホームドラマ的な所に力点を置いた作品だと理解してます。 光秀・秀吉・帰蝶等々ここだけは史実と異る周囲との人間関係、彼らとのズレた会話劇が面白い。


作画は往々にして評価の芳しくないロトスコープ。不気味な顔のキャラが不気味なリアルさで動き回る様を想像して敬遠してしまう人もいるかもしれませんが、キャラの顔部分は実写トレースではなくアニメ絵が被せてあるし、体の線が出づらい戦国期の衣装を着てますので、結構アニメチックに動きます。
表情の変化が少ないですが、これはロトスコのせいというよりは、原作漫画が元々そうなんでしょ多分。
(作風からお察ししてみました)


大河ドラマ等で頻繁に戦国時代ものは放映されていて、必ずと言っていいほど毎回信長にもスポットが当たるので、正直観飽きていた「織田信長」に、斬新な切り口で再び命を吹き込んだ作品かも?
「?」が付くのは完結まで描かれていないから。本命は月9の実写ドラマの方でしょうが、番宣アニメで終わらせるには余りにも惜しい。ちゃんと続編を作って、本能寺までサブロー信長を見せて頂きたい。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 25
ネタバレ

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

絵はアレだけど、面白い!! 下手な大河ドラマより、感動作だった。音楽が抜群にイイ!!

「乱世で生きることとなってしまった平成育ち信長の奔放奮闘記!」

主人公・サブローは高い塀から足を滑らせ転落したことをきっかけに、戦国時代(1549年)へとタイムスリップしてしまう。


【まず結論から】
日常系萌えアニメやロボットバトルアニメしか観ませんとゆう方には、無理には薦めませんが、
実写の映画やドラマを観て普通に感動できる方なら、面白くて、感動できる作品だと思います。
とにかく、絵が理由でこの作品を観ることを迷っているなら、もったいないです。

あとは、長々と書いているので、隠しているところは、読んでやってもいいと思ったご興味のある方だけ、読んでやってくださいませww


◆1話~4話まで観た印象
{netabare}
#1 サブロー信長(↓あらすじだけ)
{netabare}歴史に興味がないイマドキの高校生サブローが戦国時代にタイムスリップ! そこで出会ったのは自分と瓜ふたつの「織田信長」だった! 聡明だが病弱な信長は、サブローに自らの身代わりを頼むが…?
{/netabare}
#2 諌死
{netabare}信長として生きることになったサブローの破天荒ぶりに、尾張では「殿はうつけ」と評判。今川義元のスパイ・伝二郎は家来になって織田家潜入を試みるが、家老平手に見抜かれ門前払いをくらう。
{/netabare}
#3 美濃のマムシ
{netabare}「マムシの道三」と恐れられる妻・帰蝶の父と初対面するが、意外な展開に。別れ際、道三はサブローにあるものを託す。道三と息子・義竜の戦が勃発し、サブローは援軍に向かうが…。
{/netabare}
#4 桶狭間の戦い
{netabare}4万の巨大勢力今川義元軍がせめて来る! 対する織田勢は3千! このピンチ、サブローは切り抜けられるのか? そのとき、伝二郎から名を改め織田家に潜入していた藤吉郎は…。
{/netabare}

まず、ED♪…疾走感のあるロック調の曲でカッコイイ
曲がカッコイイとアニメ全体のセンスがぐんとアップして見えて、
つい評価が甘くなっちゃう傾向あるけど。良作になる予感♪

キャラデザインも個性的で味があっていい気がしてきた。
それにキャラデザ以外は、丁寧で綺麗っぽい。
ロトスコープもキャラデザのおかげか、悪の華のときみたいには感じない。
「簡略なキャラデザイン×リアルな動き」は意外と効果的な使い方なのかも。

悪の華では、{netabare}おそらく全編実写の映像をそのまま絵に変換するような手法がつかわれており、役者の演技そのままが動きに反映されて、部分的な調整や手書きとの併用も難しかったと思う。
今回は、おそらくリアルな動きを再現したい部分的のみロトスコープを採用し、トレースする際にも調整ができるので、手書きの良さとロトスコープによるリアルな動きを適宜使い分かることも可能だと思われます。それもシンプルなキャラデザインが故、膨大なトレース作業が可能になり、手書き部分との切り換えも自然にできるのだと思う。{/netabare}

一見へたくそに見える絵も、これはこれでいいと思えてきました。
声優も豪華。みなさんも楽しんで演じているのが伝わってきます。

なによりお話は面白そうです。
原作は未読なのでわかりませんが、人気漫画らしいので大丈夫でしょう。
見て損はなさそうです。
{/netabare}

#5 らぶれたぁ(↓あらすじだけ)
{netabare}帰蝶の生まれ故郷「美濃」を奪取するため、元康(のちの家康)と同盟を結ぶ。一方、藤吉郎は虎視眈々と織田家転覆のための策を練るのだが…。サブローの動向を見守っていたひとつの影が動き出す。
{/netabare}
#6 明智光秀
{netabare}美濃を奪還したサブローの前に、意外な人物が現れる。その人物の手引きでサブロー一派は時期将軍に足利義昭を擁立し2回目の上洛を果たす。
{/netabare}
#7 信長を討て!
{netabare}大和の大名・松永久秀登場。その背中には意外なものが…? 竹中半兵衛も合流し、活気づくサブロー織田軍。一方、信長の妹・お市の嫁ぎ先である浅井家ではにわかに不穏な動きが。
{/netabare} 長政とお市のやりとりは、うるうるします。
#8 まさかの裏切り
{netabare}朝倉領に侵攻したサブロー織田家と徳川連合軍。しかし、金ヶ崎の陣営にてお市から不思議な包みを受取ったことで、事態は思わぬ方向に。
{/netabare}
#9 イバラの道
{netabare}ついに織田軍と、お市のいる浅井、朝倉の連合軍が対決。古くからの家臣である森蘭丸の父・可成は、宇佐山の城守備に奮闘するが、敵に比叡山延暦寺も加わり、絶体絶命の危機を迎える。
{/netabare} いいな、男のロマン!感動します。


◆9話まで観たけど、やっぱり面白い。
{netabare}サブロー以外は大真面目なやりとりが、逆に可笑しくてチョイチョイ笑えたり、にまにましちゃったりします。

サブロー信長は、回を重ねるごとに好感度アップしてます。
絵がアレでも、何故かとても凛々しくカッコ良く見えてくるから不思議。
見事な采配に臣下もサブロー信長を信頼してて、忠義を尽くす姿に胸があつくなります。

先は読めないのだけど割と王道の展開なので、とっても観やすい。
特に9話は、脚本も演出も秀逸で、男のロマンや色んなものがいっぱい詰まったいい回でした。
{netabare}森可成と森ブラザースには泣かされました。長政もステキです。{/netabare}

史実では信長の死は確定してるにしても、サブロー信長にはなんとかGoodエンディングを迎えて欲しいと祈ってしまいます。

お市がチャーミングですごく可愛いです。長政とお市のやりとりは、うるうるします。
蘭丸も目がくりっくりで、可愛かった。

OPテーマもカッコいいし、BGMがとても良くて、使い方が丁寧でとても上手いです。
戦闘に向かうシーンや感傷的なシーンは、情感あふれるBGMでドラマチックに雰囲気を盛り上げてくれるので、下手な大河ドラマよりもワクワクするし、感動できるかも。
音楽の横山克氏気になったので調べてみた。
{netabare}アニメよりドラマを多く手がけていて、最近では「福家警部補の挨拶」「アリスの棘」「ペテロの葬列」など。福家のEDテーマは印象的で、毎回、強烈な余韻を残してくれたし、ペテロも良かった。BGMの使い方が秀逸なのも、ドラマのような使い方をしてるからなのかもしれません。{/netabare}

EDテーマの入り方は、本当にいつもとてもいい所で入ってくるので、
余韻を残しつつも次回への期待が高まります!
この曲せいで、サブロー信長が5割増しくらいでかっこ良く見える(笑)
{/netabare}


◆本当に素晴らしい最終回でした。<ネタバレ注意>
{netabare}まさかの新キャラ登場などもあり、前半ではまた笑わせてくれましたww

そしてもうひとりの信長(ミッチー)との絡みからはじまるラストへのくだり、
ミッチー目線が中心で描かれますが、
{netabare}サブローの代役をした際の、帰蝶とのやりとり、
松永との謁見でサブローが未来から来たことを知るくだり、そして決意のもと比叡山へ…。
ミッチーのモノローグと、誰もがおお〜って思うだろう、二人が重なるシーン、
二人の信長の最後の会話、サブローの一言まで…。
{/netabare}
目の表情、シナリオ、声優の演技、演出、音楽、ED、すべてにおいて秀逸で、
鳥肌立ちまくりで、何度も観かえしてしまうほど。

二人の信長が、二人とも
あの絵なのに…、目の表情が、なんと豊かなことか。しっかり目で語ってました。
あの絵なのに…、実に凛々しく素敵に見えることか。カックイイ〜♥です。
顔は似てるのにしっかり別人でした。あの単純な絵での描き分け見事でした。
特に最終回では、ミッチー信長が素敵でした〜♪

EDも「二人の信長バージョン」になって、最終回まで観てからみると、
ああそうゆうことかって判って、更に良く、違ったものに見えてきた。
{netabare}EDは、曲に酔って画面は割とぼーっと雰囲気で見てたので、最終回で初めて、
「二人の信長バージョン」に変わっていたのに気付いたのですが、確認したら6話から変わってました(笑){/netabare}

最高に素晴らしい最終回でした。{/netabare}



思わず笑ってしまうとぼけた台詞や
カッコよくて感動的なシーンや名言もたっくさんでてきました。

話は途中なのにこの満足感は何なんだろう。見事としか言いようが無い。


■この作品についての勝手な考察
実写ドラマの作り方を活かして制作したアニメなのかも知れません。
{netabare}
ロトスコープとゆうことは知っていたが、
アニメーション制作会社の記載が見当たらなかったので、不思議に思ったら…。
{netabare}放送局であるフジテレビがアニメ制作会社に発注せずに局内のCG事業部で直接アニメ制作を行うという、日本のテレビアニメでは異例の製作体制を採る。アニメ自体もテレビアニメとしては珍しい、俳優の演技によるロトスコープをベースに制作される(CG技術も導入したハイブリッドスタイル)。{/netabare}
とゆうことらしい。手書きアニメーションとの併用ではなく、CGとの併用みたいですね。

この作品の演出などの上手さは、作画と声優以外は、ドラマなどの制作でのやり方やリソースが、上手く活かされてるゆえんかと思います。
普通のアニメ制作では、つい作画や絵を動かすことにこだわりたくなると思われ、そこに様々なリソースがかかってしまったり、制作上の制約や葛藤があると思います。
そこでバランスを失い、お話などがおろそかになってしまうこともあると思います。
作画は良かったけど、お話は……。良く聞く言葉ですね。

他のアニメ作品とは、そもそも発想が違うのかもしれません。
アニメ制作会社にたよらなかったことで、
既存のノウハウのいいとこ取りができ、アニメ制作の制約からも解放されたのかもしれません。

詳細は違うかもしれませんが、考え方として、モーションアクターでドラマとしての作品を完成させ、
+それをアニメの絵に変え声優がアフレコ。
だから、ドラマ的な完成度の部分で、上手くコントロールできたのではないかと思います。
{/netabare}

===================================
【参考情報】

▼NEW
「信長協奏曲」コミックス11巻にドラマCD付き特別版の発売決定、
TVアニメ未収録の「修学旅行IN京都編」が収録
{netabare}
小学館:コミック 『信長協奏曲 11 ドラマCD付き特別版』

今、最高に豪華なキャストが大集結!
宮野真守のサブロー信長、いざ京都へ!! 
TVアニメ未収録の「修学旅行IN京都編」収録。原作&キャストファン必聴の特別版!!!
収録後のフリートークもたっぷりです!!

価格 2,100円(税込)
発売日 2014/09/10

・キャスト
サブロー:宮野真守
帰蝶:水樹奈々
木下藤吉郎:中村悠一
池田恒興:興津和幸
柴田勝家:小山力也
浅井長政:浅沼晋太郎
足利義輝:緑川光
{/netabare}



▼事前参考情報もろもろ
{netabare}ロトスコープで作ってるらしい。

2014年にはフジテレビ開局55周年プロジェクトとして
テレビアニメ・実写テレビドラマ・実写映画の3媒体を同時企画・随時展開する(@Wiki)

ドラマは10月からで、主演が小栗旬らしい。アニメのナレーションもやってる。

アニメPVはなんかへんてこな絵で??感じだったけど、マンガ原作で、
フジテレビがかなり力入れてるっぽいプロジェクトの一環なので、
きっとお話はおもしろいんだろう。

信長協奏曲 - フジテレビ開局55周年記念プロジェクト
http://www.fujitv.co.jp/nobunaga-concerto/

テレビアニメ 
http://www.fujitv.co.jp/nobunaga-concerto-anime/
テレビドラマ
http://www.fujitv.co.jp/nobunaga-concerto-drama/
{/netabare}

■放送情報
フジテレビ:7/11(金) 25:50~
(初回26:10~)
{netabare}福島テレビ:7/18(金) 26:00~
テレビ静岡:7/21(月) 25:35~
新潟総合テレビ:7/21(月) 26:00~
テレビ長崎:7/22(火) 25:45~
岡山放送:7/22(火) 25:50~
高知さんさんテレビ:7/23(水) 25:40~
鹿児島テレビ:8/2(土) 25:55~ {/netabare}

EDテーマ「不可逆リプレイス」作詞・作曲・歌 - MY FIRST STORY
▼Here is the full song
https://www.youtube.com/watch?v=5fba9R2G3eE

■スタッフ
{netabare}原作 - 石井あゆみ
監督 - 冨士川祐輔
プロデューサー - 尾崎紀子
アニメーションプロデューサー - 高橋美香
協力プロデューサー - 村瀬健
企画協力 - 沢辺伸政、備前島幹人
原作協力 - 市原武法(ゲッサン編集部)
脚本 - 高橋ナツコ
音楽 - 横山克
ナレーション - 小栗旬
制作著作 - フジテレビ{/netabare}

■声優
{netabare}サブロー:宮野真守
明智光秀:梶裕貴
帰蝶:水樹奈々
木下藤吉郎:中村悠一
お市:悠木碧
池田恒興:興津和幸
柴田勝家:小山力也
前田利家:浅沼晋太郎
佐々成政:三宅健太
丹羽長秀:高橋伸也
沢彦:緒方賢一
徳川家康:福山潤
竹中半兵衛:櫻井孝宏
浅井長政:木村良平
森可成:杉崎亮
森長可:吉野裕行
森蘭丸:村瀬歩
足利義昭:杉田智和
松永久秀:黒田崇矢
織田信行:内山昂輝
平手政秀:清川元夢
斉藤道三:秋元羊介
ナレーション:小栗旬
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 29

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

春夏アニメ視聴状況

前回のレビュー後に再視聴した作品

キルミーベイベー 5回ぐらい
生徒会役員共Ⅰ、Ⅱ 5回ぐらい
咲Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ 3回
ISⅡ 3回
ヨルムンガンド 2回
貧乏神が! 2回
犬とハサミは使いよう 2回
星界の紋章 1回
まりあ†ほりっく 1回
モーレツ宇宙海賊 1回
学園黙示録 1回
織田信奈の野望 1回
サムライガールズ 1回
異世界の聖機師物語 1回
バカテスⅠ、Ⅱ 1回
伝勇伝 1回
ドルアーガⅠ、Ⅱ 1回


前回のレビュー後に初視聴した作品

◆東京レイヴンズ ★★★★☆

ISのシャルロット声質の花澤がよく喋る作品で、その点は
実に素晴らしい。あとはどうでもいい

◆ぽてまよ ★☆☆☆☆

花澤以外には何の価値も感じない。それでも全部見た


春アニメ

◆魔法科高校の劣等生 ★★★★★

タイトルで毎度のクソアニメだと思ったが意外に面白い

主人公が小さい事で狼狽えても絵にならんし、時間の無駄、
というのを珍しく分かっている作品

あとは井上麻里奈がよく怒るキャラだったら完璧だった


◆デート・ア・ライブII ★☆☆☆☆

なんでこんなもん完走しちまったんだろう


◆僕らはみんな河合荘 ★★★★★

原作者は絶対女が滲み出ている作品

何故★が5かというと、低い声の花澤が非常に良いので

花澤病が治らん


◆ニセコイ ★★★★☆

★の97%くらいは花澤

ニコで花澤のラジオを聞いてみたが、花澤香菜という人間は
好きではない。好きなのは声だけ


◆弱虫ペダル ★★★★☆

御堂筋君はカイジに帰った方がいい

Over Driveの方が好きかも


◆星刻の竜騎士 ★☆☆☆☆

多分、萌豚を狙ったエロアニメ

ストーリーとエロが蛇足、売れる素材豊富なのに制作がアホ

DVD・BD売上
01/06 星刻の竜騎士 919

余計な事をするから悲惨な数字になる

肥えている豚達は配分を間違えた餌など食わんのだよ


◆龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 ★★★☆☆

ニャル子声のキャラは嫌いな事が多いが、この作品の名探偵
は好きだった。

花澤のキャラに余計な設定が無ければ★をもう一個増やした


◆ジョジョ ★★★☆☆

何話あっても多分見るだろうが、特に好きではない


◆ノーゲーム・ノーライフ ★★☆☆☆

ステフが可愛い

可愛いという表現を使うのは、カンピオーネのリリアナ以来


◆ご注文はうさぎですか?

4話くらいで断念。ノリが無理だった


◆ノブナガ・ザ・フール

10話くらいまで見て断念。最初の方は良かった


◆エスカ&ロジーのアトリエ

2話で断念。何も面白くない


◆ブレイク ブレイド

途中まで見て見るの忘れてた



夏アニメ

◆信長協奏曲 ★★★★★

またブームに便乗しての信長か、あらすじもありきたり、と
普通の人にとっては切る要素が満載のはずだが、とりあえず
1話を見れば趣旨が分かるだろう


◆SAOⅡ ★★★☆☆

多分全話見る。そんなに面白くはない


◆プリズマイリヤ2 ★★★★☆

イリヤは何故か好きなので


◆六畳間の侵略者 ★★★☆☆

ハーレムものから無用な部分を全て取り払うとこうなる、という
内容が実に清々しい


◆精霊使いの剣舞 ★☆☆☆☆

売れた萌アニメの劣化コピーの劣化コピーの劣化コピー的な

作画は割と好きな部類だが、髪の色だけ違うんじゃねーのな
手抜きっぷりに加え、声まで低予算

しかし、よく登場する赤青黄色がツンツンお嬢という文句の無い
組み合わせなので、完走する自信はある


◆ペルソナ4 ザ・ゴールデン ★★☆☆☆

persona4 the ANIMATIONに花澤を追加して、総集編をだら
だらやってる感じ。面白くはないが多分全話見る

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10
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