異世界召喚おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの異世界召喚成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月05日の時点で一番の異世界召喚おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.7 1 異世界召喚アニメランキング1位
デジモンアドベンチャー(TVアニメ動画)

1999年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (985)
5726人が棚に入れました
1999年8月1日。サマーキャンプに来ていた小学生の八神 太一、石田 ヤマト、武之内 空、泉 光子郎、太刀川 ミミ、城戸 丈、高石 タケルの7人は突然の大雪を、他の子供達から離れて祠に隠れてやり過ごしていた。
そこに日本で発生するはずのないオーロラを目撃、さらに謎の機械が降り注いだ。7人の子供達はその機械の謎の力で発生した大瀑布に吸い込まれ、気がつくと未知の場所にたどり着き、そこで自分達を待っていたと言う「デジタルモンスター」と名乗る謎の生物達と出会う。
そして子供達とパートナーデジモン達の、長くて短いひと夏の冒険が始まった。

声優・キャラクター
藤田淑子、風間勇刀、水谷優子、天神有海、前田愛、菊池正美、小西寛子、荒木香恵、平田広明、坂本千夏、山口眞弓、重松花鳥、櫻井孝宏、山田きのこ、竹内順子、松本美和、徳光由禾

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

デジヴァイス持ってた人は勝ち組

1999年3月~ フジテレビにて放送
全54話

元々はボタン電池で動くキーホルダー型の携帯ゲームとして始まったシリーズ
「戦うたまごっち」をコンセプトに堂々とパクry・・・オマージュして
口コミから徐々に広まっていったデジモン

そんなデジモンの人気を確固たるものにしたのが本作のデジモンアドベンチャー


サマーキャンプに来ていた7人の子供たちが突如発生した大瀑布(だいばくふ)に飲み込まれ
見知らぬ大地、デジタルワールドに迷い込んでしまう漂流冒険活劇
少年少女たちは謎の機械「デジヴァイス」と謎の生物「デジタルモンスター」と共に様々な困難に立ち向かい成長していく物語


7人の子供たちは一人ひとりパートナーであるデジモンが配置され
それぞれの関係性を縦軸、子供たち同士の関係性を横軸として
その両軸が絶妙に交差しながら進めていくストーリーは物語に幅広さを出すことに成功してます


また、7人の子供たちには各々の個性に合わせた「紋章」というものが設定されていて
勇気、友情、愛情、知識、純真、誠実、希望の7つの紋章はそれぞれの子供達の心の在り方みたいなもので
勇気の紋章を持つ者はその勇気を試されるような試練が与えられそれを乗り越えたときの
心の成長をデジモンの「進化」という形で表現しているのもグッド

進化の際には必ず劇中歌が流れたりと盛り上がる演出が目立ち
主人公たちの成長とパートナーデジモンとの絆という明確なテーマ性だったり
随所で分かりやすさに重点を置いた構成は当時の視聴者の年齢に配慮した作りになっているが
デジタルワールドという世界観の魅力、現実世界とのリンク、なぜ子供たちが選ばれたのかという謎と伏線など
大人の観賞にも十分耐えられる物語になってます


4クール以上の作品あるあるだけど各回の脚本と演出で話の色がかなり違うのが特徴
特に21話の細田守さんの演出回は圧倒的、誰が見ても分かるほどいい意味で異質な回でした
個人的に好きなのは某所でも悪名高い(?)浦沢義雄さん脚本回
33話の渋谷系デジモン回はいきなり何言ってんだこいつ状態になったけど
デジモンでの浦沢さんはオチはしっかり締めているので好き


マイナスな部分をあげるとすれば

1クール目がワンパターン気味
3クール目の現実世界編が少し冗長
作画が全体的に悪くアクションの見所が少ない

現実世界編好きなんですけどね
主人公たちの親子関係までツッコんだ話が出てきたりして


好きなキャラは光子郎
現実世界編での親子関係のドラマで光子郎のエピソードが一番感動した

好きなデジモンはエテモン
エテモンっていうネーミングセンスと人間味溢れた性格が好き


【総評】
やっぱりいいよねデジモンは
正直、所々退屈な部分はあったけど
最後のカタルシスやばい
こんなん上がらないわけがない
名作が名作たる所以はやっぱり最後の締め方にあるんだと改めて感じられる作品でした

音楽面が良いのも何年も愛される理由
OP、劇中歌はもちろんだけど
EDのメロディが鼻歌を思わず歌っちゃうくらい良かったよ
ED2のkeep onはTM ネットワークの木根尚登が作曲だと最近知ってへぇーってなったよ!


【余談】
新作は映画と聞いて少しテンションダウン
あれだけ初代との繋がりを強調するならテレビで日曜の9時からやってほしかったのが本音
7月からの日曜9時枠はドラゴンボール先輩に取られちゃいましたね
思うに最初はテレビ放送で企画は進んでいたけどドラゴンボールの新作企画が入って
そっちに放送枠を譲る形になったんではないかなーと勘ぐってしまう
今だからこそいろんな意味で38話のようにフジテレビ社屋をまるごとぶっ潰すような話をやるべきと思うんですよ


【余談その2】
私が一番最初に買ったデジモンは初代のなんか赤いやつでした
え~っと…え~っと…(グーグル検索)

これこれwww  Ver.4でした!
http://f.hatena.ne.jp/SIZUMA/20130319232618

赤いクリアボディに白の縁取り
めっっちゃカッコイイわぁ~

今手に入れるにはもうオークションで買うしかないですよね
ペンデュラム含めて5個くらい持ってたはずなのに捨ててしまいましたぁ・・・
最近こんな感じで過去に手放した物が欲しくなって後悔することが増えています

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

大人になってもワクワクする大冒険

「たまごっちとポケモンのパクり」だったデジモンを一つのコンテンツに押し上げた、世紀末の名作
当時小学3年生の私もリアルタイムで視聴していて、その後もレンタルビデオで見たりもしてたんですが、
GWのニコ生一挙放送で改めて全話しっかりと視聴できたのでレビュー


キャンプ中に異世界「デジモンワールド」に迷い込んだ8人の小学生「選ばれし子供たち」が、パートナーのデジモンと協力し、やがては世界を救う話

まず言えるのが、ドキドキワクワクのオンパレードな点です
「子供たちだけで」「異世界で」「パートナーと共に」「世界を救う」「大冒険」
と、もう基本の設定からロマンに満ち満ちていますし、ストーリー内でも
「ピンチでパートナーに想いが通じ大逆転!」「あの時敵だったあのデジモンが仲間に!?」
みたいな感じで燃える王道展開の連続でした
ちなみにゴジラやウルトラマンが好きな私は放送当時、現実世界に戻ってきてからの、現実世界でのデジモンの激突に凄くワクワクしたのを覚えています

それらのドキドキワクワクを魅せる演出も見事でした
進化シーンやデジモンの攻撃シーンはバンクの連続なんですけど、挿入歌の「Brave heart」のあまりのかっこよさとワクワク感に、毎回見入っちゃうんですよねw
ニコ生で見た時は21話の細田守演出回の人気が凄まじく、実際その回の演出は突出して素晴らしかったとは思いますが、全体的に演出の上手い作品だったと思います

続いて言えるのが、各キャラの当番回と、ストーリーのテンポの良さとの両立ですね
この作品は、【ほぼ1クールで1ボスを倒す】×4クール、というような感じで進んでいくんですが、
その感に必ず、各キャラの当番回、つまりキャラの内面がピックアップされて、それを話の中で克服したり個性が生かされたりして、活躍する回が描かれるんですよね
これは8人の個性的なキャラを上手く生かしていますし、視聴者の子供たちからすれば定期的に自分の好きなキャラorデジモンの活躍が見れるわけですから、凄く嬉しい配慮です
また当番回はかなり自由な内容のギャグ調であることも多く、全体的にシリアスな印象のある作品の雰囲気を明るくしていました
それでいて当番回の中で少しずつストーリーを進行させて、いざボスと対峙することになると、かなりテンポ良く話が進み、撃破後はすぐに次の展開に繋がっていく…視聴者を飽きさせない、見事な構成でした

あとは大人になって見ても楽しめる点も良かったです
放送当時から思っていましたが、この作品、キャラの家庭事情がやたら複雑なんですよw
選ばれし子供たち8人のうち、特に家庭の事情が描かれていないのは、主人公の太一と妹のヒカリ、そしてミミの3人くらいですからね
その事情自体もそうですし、両親の反応、心情もしっかりと描かれていてちょっと唸りました
また現実世界はもちろん、デジモン世界の建造物にも現実のモデルがあったりして、そういうのが分かるという意味でも、大人になってから見て良かったな~と思いました
(細かいところで言うと、主人公たちが光が丘からお台場に移動するのに中野坂上で乗り換えなければいけなかったのが、当時は大江戸線が全線開通していなくて新橋まで一本で行けなかったんだな~、なんてのが分かったりw)


その他の点で言うと、音楽は素晴らしいですね!
名曲「Butter-fly」や先述の「Brave heart」はもちろん、劇判のボレロやED2曲と、どれも名曲でした

声優はメインキャストにやや下手な人がいるのが小学3年の頃から気になっていましたw
あと今聞いてみると、モブキャラやゲストキャラのデジモンを中心に、メインキャストの兼役がめっちゃ多いですね!


総じて、ドキドキワクワクと確かなメッセージ性のある、まさに名作だと思います
将来子供ができたら、BD-BOXを買って見せたいくらいですw
続編として公開予定の「tri」は…ちょっと不安ですけどね

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

子供向けアニメの黄金期。光子郎LOVE。

90年代末から0年代初頭。国民的な傑作子供向けアニメが出揃った黄金期であった。


「カードキャプターさくら」、「メダロット」、「おジャ魔女どれみ」、「デジモンアドベンチャー」。いずれも単なる子供だましを超えた傑作である。


関pが共に関わっている後者二つのポイントは、子供向けでもリアルリズムにチューニングを合わせた点が大きいように思える。


いずれもとも小学生の話だから、ガチにキツイところまでいかないが、それぞれのキャラが現実に根差した葛藤や痛みを抱えて生きている。


小学生時代とはいえ、決して世界は薔薇色じゃないし、彼等だって辛いことや悲しいことに出会わざるをえない。そこを逃げずに描くことで作品にどっしりとした軸を持った物になっている。


基本的には楽しくて明るい作品でも、陰陽のごとく影があってこそ真になる。


そして、その影を乗り越える描写が見事だからこそ子供向けに相応しい理想を捨てない誠実な作品となっている。


デジモンだとソラの件は実に上手かった。



第二のポイントはキャラの豊かさだろう。


時代が進むにつれて残念ながらアニメのキャラは豊かさを失ってきているといえる。


その端的な例が、ある種のセカイ系や日常系だろう。君と僕以外はモブか記号、あるいは美少女動物園。


それに対して、デジモンでは単にキャラが多いだけじゃなく豊かである。


メインに光子郎、ジョー、ミミといった正直色々駄目なところがある変さが愛おしいキャラがいて、対応するデジモンも実にユニークである。


世界は君と僕だけじゃないし、美少女動物園でもない。世界はオッサンもオバサンも、ジイサンも婆さんも、変な人も何してるのか謎な人もいるから豊かなのだ。


一見駄目そうな人にも、明らかに主役になれないキャラでも魅力があるし、その人にしかできないことがある。


自分の都合で世界の切り詰めてしまうのは、豊かを欠いた大人じゃない世界観であり人間観である。


最後に、個人的なココスキなポイントは光子郎である。


誰に対しても丁寧口調だが、人間関係が上手くいかない。しかも、そうなった理由もちゃんとあるのは見事。


なにより最初は逃避の手段だったパソコンが彼の最大の武器であり人間性になっているのは、オタクの描き方として実に好感が持てる。


光子郎の魅力は、これみよがしだったり媚びてない引き算の味だと言いたい。


ラストの別れでも涙を直接には描かない。


パソコンを放り出してテントモンを抱き止めるとか、ワイパーが動いているといった間接的な描写で彼の想いを描写しているのだ。


子供向けとして馬鹿にされそうな場所でも子供を信じて誠実な仕事をする、これこそ真の大人の姿!。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

65.8 2 異世界召喚アニメランキング2位
NG騎士ラムネ&40-エヌジーナイトラムネアンドフォーティー(TVアニメ動画)

1990年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (41)
328人が棚に入れました
ゲーム大好きな熱血小学生馬場ラムネは、ある日、一個10円の大安売りで偶然手に入れたファミコンゲーム「キングスカッシャー」をクリアした所、いきなりテレビから出てきた女の子ミルクに別世界へ連れて行かれる。そして伝説の勇者ラムネスとして復活した伝説の大悪魔「妖神ゴブーリキ」を倒す為にタマ Q、ミルク、姉のココアとスタン帆船で旅立っていく…。

声優・キャラクター
草尾毅、横山智佐、玉川砂記子、神代知衣、矢尾一樹、松井菜桜子、TARAKO、飯塚昭三、肝付兼太、飛田展男、菅原淳一、ならはしみき、真柴摩利、梁田清之、梅津秀行、中原茂、松本保典

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

究極に熱血!

あかほりアニメで有名な作品。
複数シリーズを含めたレビューです。

同あかほりアニメのセイバーマリオネットJキャラクターが
混じっていても違和感がない独特なあかほりキャラクターが出てきます。

1990年頃といえば家庭用ゲーム機が流行していた時期でしたので、
ゲームをクリアした主人公が異世界へ召還される展開になっています。

ラムネスCV草尾毅とダ・サイダーCV矢尾一樹の台詞まわしが
ひたすら熱いです。
とにかく賑やかなので、なんとなく視聴していても楽しめます。

かといってシリアス場面は、手のひら返したように物語を
盛り上げたりするので、ふいを突かれるところは見所です。
このあたりの演出は非常に見せ上手だと思います。
(最近はこのような見せ方をしてくれる作品が減ったように感じます)

音楽といえば、この作品シリーズのオープニング曲はとても
耳残りがよくて、本編を見ていなくてもなんとなくワクワク感や
熱血ぶりが伝わってくる不思議なオープニングです。
「めざせ一番!!」と「未来形アイドル」は個人的に大好きです。

作画はアクションシーンのアングルと速さが魅力。
勢いだけで描写したシーンは視聴していて気持ちがいい。

一時期ブームを起こした、あかほりアニメを視聴されたい方には
オススメです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

俺は今モーレツに熱血してる!

まだあまり外道ではない、あかほり節炸裂の作品。
魔神英雄伝ワタルに便乗した作品であるが世界もキャラも全然違う。ダ・サイダーほかサブキャラがツブぞろいなのがたまらない。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

ザカマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ロボRPG的なアニメ

女性キャラ多め
横山智佐さんの声が最高

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1
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