空戦でコメディなおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

69.8 1 空戦でコメディなアニメランキング1位
荒野のコトブキ飛行隊(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (320)
1046人が棚に入れました
一面に広がる荒れ果てた大地で、人々は物流・交易を行い、助け合いながら生きていた。雇われ用心棒の“コトブキ飛行隊"は、厳しいが美しい女社長、頼りない現場の指揮官、職人気質の整備班長など個性的な仲間とともに、空賊相手に大立ち回り!今日も“コトブキ飛行隊"は隼のエンジン音を響かせて、大空へと翔けてゆく――。

声優・キャラクター
鈴代紗弓、幸村恵理、仲谷明香、瀬戸麻沙美、山村響、富田美憂、矢島晶子、藤原啓治、吉岡美咲、岡咲美保、島袋美由利、古賀葵、川井田夏海

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

西部劇+戦闘機+少女+[?]=!?(第11話: うお~、震電!)

== [下記は第1話視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
第1話を観たら、面白かった(少数意見)……ではなくて(笑)。

オリジナルTVアニメ作品ですね。放送前から西部劇・戦闘機・少女の要素についてはPVや各種メディアなどでも明らかでしたが、第1話終了時点でもまだ明確でない[?]な要素がありそうです。

作中世界は現代の我々の知る歴史とは過去的にも未来的にも何かしらの断絶がありそうです。

そういう意味での「世界観」は謎なのですが、とりあえずアメリカ西部開拓時代みたいな空気感で、でも飛行船やレシプロ機はあって、空賊=無法者・味方の飛行隊=用心棒といった役割でいわゆる「西部劇」的な筋立てのストーリーが進んでいくようです。

飛行機に関しては第二次世界大戦当時の実在機体がベースであるらしく、味方の飛行隊に関しては日本の陸軍機体である隼、紫電などに搭乗していました。

本作のウリの一つであろうドッグファイト(空戦)の描写に関しては、空中カメラ視点の他パイロット視点の映像がなかなかダイナミックな感じで良かったです。

[?]要素はさておき他の3つは水島監督他、制作スタッフの趣味が色濃く反映されているような気がします。特に問題になりそうなのが西部劇要素で、これは現在の主な深夜アニメ視聴者層には馴染みがないしウケないんじゃないでしょうか?

まあ、戦争映画要素が上手く活きたガルパンの例もあるので断言はできませんが、明らかに不安要素ですよね…(笑)。

余談: 撃墜数ですが、気になって『大空のサムライ』の著作で知られる坂井三郎氏について調べてみたところ敵方のアメリカ側での公式認定が28機だそうです。本作とは直接比較は難しいですし本作では自己申告や僚機の認定なので数は大目になっているでしょうが、それでも40機台は相当な数だろうと思われます。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.2.18追記:
第6話を視聴終了。ほぼ、クロエ回想回。第1話に出てた墓碑っぽい石の主が判明。…何、「ユーハング」だと!?

きっと我々の良く知る場所のことですよね。我々の現実世界との繋がりを仄めかし、ようやく作品世界の核心が少しずつ見えてきました…。

2019.2.25追記:
第7話まで視聴終了。陰謀の臭いとスパイの影が見えてきましたね。キリエとケイトのコンビでの活躍は見ものでした!

2019.3.25追記:
第10話の富嶽に続いて、第11話で震電キター(笑)!
さすがにジェットエンジン搭載モデルではなかったけど…。

そしてサブじいが何者かが、ついに語られましたね。

2019.4.1追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。全体を通して、とても面白かったです。この最終回だと続編は作れなくもないですが、とりあえずは4月からアプリおよびYouTubeでの公開がアナウンスされたスピンオフ作品が気になっています。

第12話個別の話では、F-86Dセイバードッグ(F-86セイバーの改良機体)が出てきてビックリしました。機銃はなく、ロケット弾しか武装がないトンデモ機体(笑)。レシプロ機同士での機銃でのドッグファイトしか想定していない中で、ジェット機で近接信管付きロケット弾を撃ってくるのはかなりのチートですよね。

出撃前にコトブキ飛行隊の面々がいろいろなものを食べていましたが、キリエが食べていたミニパンケーキの缶詰みたいなのはキリエのパンケーキ好きのブレなさを感じさせて良かったです。

ところで「死の間際に記憶が走馬灯のようによぎる」というのが良く出てきますが、あれは生存の危機にあるときに、過去の経験の中から生き残りへのヒントをさがしているのだという説があるそうです。今回キリエが見聞きしたのはそういう物だったのかもしれませんね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 47

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ちょなに言ってんのか分かんない

視聴理由 特になし

序盤 ん?あ、時代的にはちょっと前の感じかな

中盤 あ、違うっぽい
ちゃんとした手順を踏んでないのね

終盤 イサオぉ

この話は基本的にはレシプロ戦闘機(プロペラ機)に乗った主人公達の戦闘の話
同時期にやっていた「ガーリーエアフォース」とは違い、戦闘がちょっと地味。
しかし、そこそこのリアル感や「穴」の存在などによってまぁまぁ面白かった。
キャラは基本的に3DCG。なんか最近増えてるよね。作画は普通。
op、ed共に普通。ZAQが担当してるから期待しちゃったけど、普通だった
なんか普通が多い。内容も「とっても面白い!」とは思わなかったけど、「つまらない」という印象も無かった

おすすめはしないけど、止めもしない感じかな

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

空戦が日常。

この作品はオリジナルアニメ作品だったみたいですね。
水島監督の作品とういことで視聴を決めましたが、これもパクっと食い付いて正解だった作品でした。
流石ガルパンとSHIROBAKOを手掛けた監督さん…今回の作品も伊達じゃありませんでしたね。


一面荒野が広がる世界、"イジツ"…
ある日、世界の底が抜け、色々なものが降ってきた。
中でも"ユーハング"がもたらしたものの影響は大きく、とりわけ飛行機の存在によって人々の生活は激変。
以降世界の潮流は空へと移っていった。

時は流れ、

空には商船とその用心棒、荒くれ者の空賊など、さまざな人々が飛び交っていた。
オウニ商会の雇われ用心棒"コトブキ飛行隊"は、空を飛ぶことが大好きな、女の子だけのスゴ腕パイロット集団。

彼女たちはお客様の大切な積み荷を守るため、今日も隼とともに大空を翔けてゆく。


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。

私は戦闘機には疎いのですが、水島監督のことなので飛行機を飛ばすことには拘るんだろうなぁ…と思っていました。
完走後にwikiをチラ見して知ったのですが、曲技飛行隊「ウイスキーパパ競技曲技飛行チーム」が制作に協力しており、飛行機の機動は実際に可能な動きのみで構成されているんだそうです。
やっぱり…というのが正直な感想です。

総撃墜数が200機を超えるエース集団であるコトブキ飛行隊を紹介します。
全員が一式戦闘機 隼一型に搭乗しています。
一式戦闘機といえば、第2次世界大戦の際に主力機として活躍した戦闘機です。
当時、日本の戦闘機の性能の良さに世界中が震撼しましたが、もしかしたらこの隼の事だったのかもしれません。

キリエ(CV:鈴代紗弓さん)主人公でパーソナルカラーは「赤」。パンケーキが大好き。
エンマ(CV:幸村恵理さん)キリエの幼なじみでパーソナルカラーは「青」。
ケイト(CV:仲谷明香さん)パーソナルカラーは「紫」。口数は少ないが、戦闘機に対する豊富な知識と天才的な才能の持ち主。
レオナ(CV:瀬戸麻沙美さん)コトブキ飛行隊の隊長でパーソナルカラーは「緑」。パイロットとしての経験が豊富。
ザラ(CV: 山村響さん)コトブキ飛行隊の副隊長でパーソナルカラーは「黄」。酒好きのチームのお姉さん的な存在。
チカ(CV:とみたん)コトブキ飛行隊の最年少パイロットでパーソナルカラーは「ピンク」。

恥ずかしながらこのレビューを書くまでキリエが主人公だったとは思いもよりませんでした。
言われてみると登場回数は多かったですが、それぞれのキャラがしっかり深掘りされていて、愛着も同じ様に湧いていたので6人全員が同じ立ち位置だとばかり思っていました。

でもなんか納得…
キリエはサブジーの事をずっと気にかけていました。
だってキリエに空を飛ぶことの楽しさを教えてくれた人なんですから…
キリエって結構怒りっぽいんですよね。
パンケーキへの執着だって人並み外れていますし…
でも物語終盤で見せたキリエの逆鱗…半端無かったですもん。

個性的な6人でしたが、個人的にはチカ推しだったかな…
この作品も週明け月曜日の出勤時の電車の中で見るのが日課でした。
憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれたのは、いつだってとみたんでしたから…

コトブキ飛行隊は、本来商船の積んだ積み荷を確実に目的地に届けるための用心棒…
序盤はそういうシーンも確かにありました。
でも、物語はイサオが登場してからややこしい方向に物語が進んでいった気がします。
物語の終盤では、本来の職務から凡そかけ離れた事態に巻き込まれていましたから…

でも、こういう言い方をしたら語弊があるかもしれませんが、戦闘機同士の空中戦…迫力満点でした。
遠近のカメラワークを駆使しながら、全体の動きと個々の機体の動きを同時並行的に表現されていたからだと思います。
3DCGの為せる技なんでしょうけれど…

実際の戦闘機同士の戦いでは、もっと多くの血が流れるんだと思います。
それに撃墜され方によっては致命傷を受けたり、ガソリンに引火して空中で大爆発…というのも珍しく無いんだと思います。
それでも人を殺さない…人の死を表面化させない作風は個人的に良かったと思います。
やっぱり月曜日の朝から血ドバドバとか見たくありませんから…
水島監督の渾身の一作だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマはZAQさんの「ソラノネ」
エンディングテーマは、コトブキ飛行隊の「翼を持つ者たち」
どちらもZAQさんの楽曲だけあって完成度が高かったと思います。
勿論、どちらも通勤中に聞かせて貰っています。

1クール全12話の物語でした。
見応え十分でしっかり堪能させて頂きました。
でも今一番気になっているのは、公式HPに記載されている「フィギュア化決定!」情報です。
コトブキ飛行隊のメンバーの手のひらサイズの「フィギュアーツミニ」
「可動によるキャラクター表現の追及」をテーマにした「S.H.Figuarts」
でも私が一番気になった原因は「Figuarts ZERO」のキリエとエンマです。
そのうち残りの4人分も発売されると思うのですが、全高170㎜くらいなので1/10スケール程度でしょうか。
値段が税込み5,940円と破格なんです。
しかも、コトブキのみんなが登場している隼付きとはお得にも程があるという感じです。
是非手に取って出来を直に確かめたいフィギュアだと思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 25

68.7 2 空戦でコメディなアニメランキング2位
スクラップド・プリンセス(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (271)
1769人が棚に入れました
ラインヴァン王国の王女だったが、マウゼル神より下される預言により“16歳になった時世界を滅ぼす猛毒”と告げられた幼い王女は秘密裏に処分されるはずだった…。
しかし、助けられ15歳にまで成長していた。パシフィカと名付けられた王女は、生存を知った王国軍と教会に狙われることになり、血の繋がらない兄・シャノンと姉・ラクウェルと共にあての無い旅に出る…。

声優・キャラクター
折笠富美子、三木眞一郎、大原さやか、近藤隆、川澄綾子、水島大宙、水橋かおり
ネタバレ

涼宮ハルカスキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』 クラークの三法則より

SF作家アシモフ氏による「ロボット三原則」をご存知の方は多いと思いますが、同じSF作家であるアーサー・C・クラーク氏による「クラークの三法則」というのはご存知でしょうか?
その中の1つに…
『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』
というものがあります。本作品はこれを映像化したアニメです。

他の方のレビューには「王道のファンタジー作品」という言葉が散見されますが、残念ながらこれでは本作品を理解していないようです。
{netabare}最初のうちは単なる西洋風ファンタジー物かと思いますが、そのうちその世界の不思議な成り立ちが気になります。また中盤では日本の銭湯のようなものが出てきて、一体ここはどこ?という疑問を抱きつつ、遂に超ハードなSFと展開していきます。特に最後のバトルゾーンは第1話では全く想像の出来ない場所でここにシビレます。{/netabare}

ちなみに本作品を理解出来る一番最初のポイントは「EDの映像」です。非常に綺麗です、特に空が…
{netabare}自分もすっかり騙されました、あの空には。
第1話からここにネタバレがあったにも関わらず、まんまと騙されてしまった自分ですが、こういう大どんでん返しがある作品は好きですね。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

よく在庫処理の投げ売りで見かけました

『廃棄王女』と呼ばれる、「世界を滅ぼす猛毒」と予言された少女パシフィカ。
彼女を守るために旅を続ける、義兄シャノンと義姉ラクウェルの3人が様々な困難や、人々との出会い、そして世界の危機・真相に近づいていく。設定や境遇は重いのにどこか明るくすら思えるキャラクターが魅力の作品。明るく生意気な妹パシフィカ。優しくおっとりとした姉ラクウェル。面倒くさがりでぶっきらぼうな兄シャノン。兄弟たち世界を滅ぼす猛毒として全世界から疎まれているパシフィカを守るため旅を続けています。メインのキャラクターは勿論のこと旅の途中で出会う人々にも複雑な感情の動きがあって一言には語れないキャラクターの深みが魅力で、全体を通しての雰囲気も非常によく、流れる雲や川のせせらぎなどを感じられる空気感の中でお話が進んでいきます。

評価されているのかされてないのか・・よくわからないんですが私は今でもすごく好きな作品です。DVDがやっすい値段で叩き売られているのを見かけると全部買い占めてやろうか・・と思うほどには好きです。制作会社ボンズの初期作品。スタッフも面白いことが納得の面々なので気になったかはぜひ見てみて下さい。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

トナマク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

姫さんのポジティブさが好きです^^

ストーリーを簡単に説明すると、
16歳になったときに世界を滅ぼすと予言されたお姫様が、周りの人に助けられながら逃亡生活を送るというお話です。

お姫様の性格で、この作品の好き嫌いが別れると思います。

お姫様はとても天真爛漫で、まるで命を狙われていないかのようです。
「疲れたぁ~!」とか文句を言ったり、人に敬意が無かったり、お兄ちゃん使いが荒かったり、周りの人に守ってもらって姫さん自身は戦わなかったりするのを見てどう思うかが好みの分岐点です。

自分はそれでもいいと思いました!
だって命を狙われていると言っても全然実感湧かないと思うし
敬意が欠けてるかもしれないけど、まだ15歳だし
そんな少女に戦えって言っても剣も教えてもらってないのに出来るわけないし
…それに作中でも言ってましたが、人にはそれぞれの闘い方があるんです!
きっと姫さんも心のなかで必死に闘っていたはずだと自分は思います。

個人的にはこの性格はよかったと思います。
逃亡していても楽しそうだし、くよくよしたりもせず、見ていて元気を貰えました!

そして展開はどんどんファンタジー方向へと向かっていきます。
これがまた難しい話で、頭の悪い自分には理解不能でした(゚д゚)ン?
なんかよくわからないけど、とにかく壮大な話でした…。
ファンタジーはそんなに求めてなかったです。
出来れば王都の悪い集団の陰謀とかに留めて欲しかったかな。

なんて色々言いましたが、とても面白いアニメでした♪
ファンタジー好きにオススメですd(`・∀・)bグッ
よかったら見てみてください!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19
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