船長おすすめアニメランキング 23

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの船長成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年07月08日の時点で一番の船長おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

動画配信サービスで絞り込む

62.7 1 船長アニメランキング1位
ピーターパンの冒険(TVアニメ動画)

1989年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (23)
161人が棚に入れました
日本アニメーションの「世界名作劇場・15周年記念作品」として製作放映された同シリーズの意欲編。永遠に年を取らない子供ばかりが集う異世界ネバーランド。そこの少年ピーターパンは現実のイギリスを外遊するが、ケンジントン公園周辺の少女ウェンディの家に自分の影を忘れてしまう。影を取りに来てウェンディと知り合ったピーターパンは、彼女の裁縫で離れかけた影を結いつけてもらった。お礼にウェンディと彼女の二人の弟ジョンとマイケルをネバーランドに招待するピーターパン。だが平和なはずのその国には、ピーターパンのライバルである悪人フック船長の魔手が迫っていた。キャラクターデザインは日本アニメーションの近作『ファンタジック・チルドレン』や他社作品『鉄人28号』(2004年版)などで活躍するベテランアニメーターなかむらたかしが担当。歴代「名作劇場」では異例の人事で、他の諸作には見られない独特の作風を築き上げている。先行作『ラスカル』の主役ラスカルも、別設定の役で助演を務めた。

声優・キャラクター
日髙のり子、松井菜桜子、羽村京子、渕崎ゆり子、島本須美、大塚周夫、京田尚子

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なかむらたかしの細腕描写萌え

キャラデザ・場面設定がなかむらたかしで、背景には見入ってしまうような独特の技巧の構図があります。

動きも身振り手振りが豊かで、ピーターパンといえばディズニーという意識に立ち向かっていたのでしょうか。



OP・EDがゆうゆですよ ゆうゆ

おニャン子クラブの人だったかな?
↑80年代後半のAKBみたいな。作詞、秋元康だし。

残念ながら、この時期のハウス劇場のテーマソングの質はいまいちですね。チャラいんです。



28話「悪魔になったウェンディ」の沖浦啓之作画の高飛車ウェンディがなかなかヤンチャでよかったです。
ツインテールリボンでヒラヒラスカートのまま、つり目になってピーターパンに馬乗り、剣を振るう俺様ウェンディ。

悪魔の力の、ガラスが割れ飛び散る・暗雲が覆いひろがる・雷が轟くといった描写が、短いけどおおっ!っとなります。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 7

ぱんちねろ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

大好きな作品

子供の頃レンタルビデオで借りて見て、
つい最近DVDが出てることを知り、購入。
仕事から帰ってきて、夜寝る前に1日2話ずつ見て、すごくしあわせな時間でした。

なんといってもキャラが動く!!
瞬きや指の動き、それぞれのキャラの動きが違うなど、とにかくイキイキしてます。
デッサンの狂いもないのが地味に凄いなぁと思います。さすが世界名作劇場。

声優も豪華。棒なんていないところが魅力的でした。

ネバーランドのたのしさがこれ程伝わる「ピーターパン」の物語は、これの他ないと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

kuroko85 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

本を読む事をお勧めします。

もう随分昔の話です。
大学時代、通学時間が3時間以上有り
入学の際、その時間を読書に当てようと決めました。
ジャンルが偏らぬように
【純文学】、【戯作文学】、【童話】を交互に
読むようにしました。
ちょうど【ピーターパンとウェンディ】を読み終えた頃に
このTVを見た記憶があります。

本を読む事をお勧めします。
確かフジ系列でエンディングがおニャン子だった記憶が、、、

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

70.0 2 船長アニメランキング2位
亡念のザムド(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (763)
4408人が棚に入れました
大陸の北半分を統治する北政府と、南半分を治める南大陸自由圏が長年戦争を続けている世界でストーリーは展開する。主人公の竹原アキユキは、70年前の戦争で南大陸自由圏に併合された尖端島に住む高校生。尖端島が非戦闘区域であったこともあり、戦時下ではあるが平穏な日々を送っていた。ある日彼は、通学バスを待つ生徒の列の中に見慣れない白髪の少女を見つける。彼女を難民と思い、バスに乗せる手助けをするアキユキだったが、彼女はバスを爆破。その際アキユキは「ヒルコ」を宿し、「ザムド」となる。

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「思考と成長」。私の自己評価で最高傑作である今作品を堪能せよ!!

様々な人がこの作品のレビュー、または感想をネットで書き込んでいます(あにこれ以外でも)。
私はそれらの大量のレビューを読みました!(`・∀・´)エッヘン!!

そして面白いのがレビューアーの皆さんがこの作品に対して抱く「テーマ」が違うことです。「共存」「母体回帰の否定」「伝える、考える」「コミュニケーション」などなど、他にもいろんな「テーマ」が存在していました。
私はこれら全てが正解だと思います。この作品が難解だとされる理由がここにあります。
ある人は消化不良だと、ある人は後半がクソだと言いますが、私はそのような感想を抱くのは、この作品を一種のエンターテイメントとして捉えているからだと思います。

批評家は皆、主に「ナウシカやラピュタ、またはエウレカをコピーしている」「結局何をしたいのか分からない」「作画が良いのに戦闘シーンが少ない」などの評価をしています。
これは明らかにコンセプトを間違えている。

この作品の序盤で何回も言われるセリフがあるじゃないですか、「考えろ」と。
この作品はエンターテイメントなどではまったくなく、視聴者に考えさせることで初めて意味を齎すアニメです。
公式サイトで宮地監督自身、この作品が成す意味は「このアニメの中で現実があるように、視聴者の皆さんにも当然現実がある」といったようなコメントをされていました。

前置きが長くなりましたが、要はこの作品は娯楽の為でなく、視聴者に考えさせる為にある作品であることを理解した上でレビューを引き続きお読み下さい。


さて、まずこの作品を難解とさせるのが専門用語と独特の世界観です。まぁ専門用語はwikiって貰えば一番早いのでここでは説明を控えます。
世界観の方はちょっと説明しますね。

まず、世界は北政府と南大陸自由圏の二つに別れています。
北政府は宗教独立国家であり、ヒルケン皇帝を頂点にヒトガタ兵器を作り出し、南大陸と戦争をしている。
南大陸自由圏は軍事独立国家です。ヒトガタ兵器に対抗する為ASPスーツを作り出し戦争を続けています。

そしてストーリー内で重要になって来るのがルイコン教です。ルイコン教はサンノオバを教祖に頂く宗教です。ルイコン教は北政府から厳しい弾圧を受けた宗教団体。理由は作品を見たら一番分かりやすいのですが、ルイコン教信者達はルイコンを大巡礼の時に元の形へと流そうとしています。この元の形というのが分かりにくいところなのですが私が「考える」に死を通して人間の悪しき感情(ヒルケン皇帝)を排除し、清らかな存在となって輪廻転生の名の下に生まれ変わる、または天国に行く、といった事ではないでしょうか。
ルイコンとは魂。北政府はこのルイコンを使って謎の技術を開発し、ヒトガタ兵器を作った。その概念はルイコン教そのものに反するものであり、サンノオバが反対すると、宗教団体ごと迫害された。それが多分大まかな経緯でしょう。

まず、ここのルイコン教と北政府の概念を理解しなければ今作品は理解不能。

さらに追加でザムドとはルイコンの流れを導くもの。ザムドもルイコンから作られる兵器ではないかと思われますが、多分ザムドを作る為に使われるルイコンやザムドになるプロセスが違うのでしょう。

素は同じでもプロセスや品質で結果が違ってくる。それが正義や悪と判断させるわけですね。ここはかなり独特な倫理や道徳が働いています。


次にヒルケン皇帝。ヒルケン皇帝はサンノオバが北政府から迫害された理由と大きく関連しています。
ヒルケン皇帝は本来ルイコンの流れによって消滅される。というより、大巡礼で毎回ヒルケン皇帝の悲しみを満たし、そして消滅させる、というのがこの世界の成り立ちでした。

今作品の大きな物語はこの負の連鎖を断ち切ることにあります。主人公であるアキユキ、ナキアミはお互いにこの連鎖の主役でありながら、連鎖そのものに疑問を抱いてしまった。
そして、団体の自己犠牲の概念を塗り替えるべく、個人(アキユキ&ナキアミ)の利他主義的観念から己を代償としてこの連鎖を止める。これが今作品の流れです。

具体的にはアキユキが己の名前(存在)をヒルケン皇帝に預け、ヒルケン皇帝の存在を肯定させた後、ナキアミが連鎖自体を打ち切るべく1000年の時を持ってヒルケン皇帝ごと封印する、といったものです。
ここまで理解すれば、後は想像するも自分なりに解釈するのも勝手です。「テーマ」もその一つ。

私がこの作品の一番のテーマだと思うのは「思考と成長」です。
この作品は本当にキャラクター自身が考える場面が多い(まぁそれが戦闘シーンの削減と単調な物語を引き出しているんですが・・・汗)。私が全アニメで一番好きなキャラクター、紅皮伊舟も例外では無く、各キャラが色んな思想や意見を反映させながら思考を重ね、そして成長していく。そんな過程が濃密に描かれています。
そんなストーリー進行が私は大好きで、今でもこの作品について考えることがやめられない状態が続いていますw

他にも色々なキャラクターからこの作品のテーマだと考えられる物が色々出てきます。
フルイチ=友情、憎しみ、自己嫌悪
ハル=愛情、恋愛
リュウゾウ=命、「考える」、生きる意味
フサ=親密感、コミュニケーション
ミドリ=過去、劣等感
伊舟=言葉、愛、存在意義
アーム=家族、親
天心様=「思考」
アクシバ=思い
クジレイカ=憎悪
ヤンゴ=差別、信頼
凍二郎=正義と悪
スカッキ=親、愛
サンノオバ=自己犠牲
ヒルケン皇帝=悲しみ、自己の存在意義、自己の存在の証明

これだけのキャラクターにこれだけの象徴がある作品はなかなか無いでしょう。確かに一度見ただけではこれだけの情報は処理できない。しかし、視点を変えて、複数回見ることでこの作品は面白くなっていきます。

次はシーンも考えていきたいと思います。
凍二郎とリュウゾウが慰霊碑で話合い、戦うシーンは個人的にかなり気に入っています。
あの場面ではリュウゾウが正義で凍二朗が悪と明白に示されていますが、話している対話の内容はかなり曖昧なものでした。
ヒトガタ兵器の開発を行い、多大な死者を出そうとしている凍二朗は悪だと彼自身が述べていますが、本当にそうでしょうか。
実際リュウゾウはその安直な思想を気休めと捉え、考え続けることを主張していました。
いや、なんか違うな。凍二朗自身が悪になることで事の顛末を簡単に終わらそうとした、その行為にリュウゾウは憤慨したのでしょうね。
要は善悪とは己を否定または肯定する為の道具ではなく、また己で判断できるものでも無いのでしょう。
客観的に、主観的に、道徳的に、功利的に、それら全てを含めて善悪が決まるのでしょう。だから人が行った行為を己で評価することが出来ない。しかし、その途方も無いプロセスに対し自分でリミットを作り諦めることは思考停止、すなわち死を意味する、とリュウゾウは言いたいのでしょう。

次はアクシバが最後に手紙をばら撒くシーンについて「考え」たいと思います。あの手紙は誰宛か。まぁ言わずもナキアミ宛でしょうが、「この世に届かない手紙は無い」というこのセリフの意味は。これは単に物質的な意味を指しているのではなく、人の意思そのものを指しているのではないでしょうか。手紙が落ちるシーンで描かれていたクジレイカはまさにその象徴。憎しみの感情を持っていたクジレイカは最終的にナキアミの愛情を理解した。この王道展開もアクシバのシーンと繋げるとストーリー全体が伝えたいことの一部だと分かる。

一つシーンを取ってもこの内容。他にもクジレイカとナキアミ、伊舟と雷魚、ナキアミと伊舟、フサとリュウゾウなど色々語りたい事で一杯です!

しかし、これ以上書いたところで皆さんが読んで下さるとも限りませんし(何分長いですからw)、それに今作品は「思考」がテーマ!私の意見などどうでも良いから作品を見て考えて下さい。

最後に人は私みたいな人間を過剰に考えすぎだと言いますが、私自身はまったくそうは思いませんw
そもそも社会学者の方々は我々オタクのことを「特定情報の過剰利用者」と呼びます。まぁ実際そうなんですが、いや、だからこそ「考える」ことが重要になるんではないでしょうか。
オタクでは無い人は「そんなこと考えてorそんなもの見て何が楽しいの?」と聞きますが、私は素直に「考える」ことが楽しいと応えます。
要するにこの作品はオタクである、アニメファンである自分に何故アニメが好きなのかを再認識させてくれる作品なんですね。

皆さんもこの作品に触れて「考えて」頂けたら嬉しいです^^
では、長い間お付き合いありがとうございました。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 51
ネタバレ

coke さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「I have this vacancy in my heart」

先日やっと亡念のザムド見終わりました。最終回がとても感動できて号泣しまくりでした。今作はウェブアニメだということもあり、知名度が低いのは仕方ないと思うのですがこの名作を色んな人に是非視聴していただきたいです。

{netabare}ではさっそく、フルイチぇ・・・。この作品を見た方達はわかると思いますがアキユキは絶対に影とか光とかまったくそういう事を考えていなかっただろうに、フルイチはハルがアキユキに一途すぎて嫉妬で考えが歪んでしまったのかと思います。それ以前にただ単に昔の三人の関係に戻りたかったのかもしれませんね。でもそれができないからまた更に苦しんで、考えがもっと歪んでそれでもっと自分で首を絞めてる状況に陥ってしまったんじゃないかと。

更に、拒絶していたアキユキと同じように自分も「人間ではないもの」、つまり「ザムド」に変わってしまう恐怖もそれに耐えようとしてたフルイチを思うと心が痛みます。フルイチの最期を思い出すととてつもなく心が痛むのですが、彼の最期はある意味フルイチが最後の最後で自分らしさを取り戻せたのかな、と自分は勝手に解釈しています。

このアニメは何個も感動的なシーンがあるのですが、その中で私が挙げるのは、垣巣中佐とリュウゾウが慰霊碑で話し合うシーンですね。ここで改めてリュウゾウの魅力に気づかされました。リュウゾウの台詞で「お前をただの垣巣凍二郎に戻してやる」がとてもかっこよくて、この出来事のおかげで垣巣中佐は救われたのかなー、って。中佐はマザコンでかなりナルシストが入っていますが、物語が進むにつれて変わっていく彼を見るのは少々辛かったです。でも最終的に眠りから目覚めてスカッキと幸せになってくれればいいと思います。

個人的に今作品で一番気に入っているシーンは最終回ラスト周辺です。まず挙げられるのが、宛先不明便の手紙をアクシバとコバコとヒノキ丸が飛ばしたところとか、アームが大砲を撃ったシーンとか涙が止まりませんでした。

コバコが「世界中の皆に二人の声、届くよね」の台詞にアクシバが「当たり前だろ。届くに決まってんじゃねぇか」って答えた後にゴーグルをつけて、そこでちょうどED曲の歌詞が「I'll always miss you」が流れて即号泣。このくだりが個人的にすっごい好きで最終回見終わった後も何回もリピートしまくりました。あとアームの「お前はどっちに賭ける?」にヒノキ丸の答えが「咲く!咲き誇る」のやりとりでまた号泣です。アームの大砲とヒノキ丸の純粋さと言うのか、もう皆かっこいいです。

あと最後の最後でクジレイカは救われたと信じたいです。ヒノキ丸がなげた手紙で彼女が救われたんだろうと思いますし、多分アキユキがクジレイカにナキアミがどれ程クジレイカを気にかけていたか話した時点で多分彼女は今まで苦しんだものからもう救われたんだろうな、って思います。

あと少し不思議に思ったのが、この作品では妹という存在が結構可愛そうな心境を抱えていましたね。クジレイカは明らかにそうだし、ミドリもそれなりに抱えているものがあったと思います。

二人の育った環境は違いますが二人とも母親に愛されていなかったっと思い込んでいるというか、クジレイカのお母さんはアニメの方であまり繊細に説明はしていませんでしたがどミドリのお母さんは少なからずちゃんと愛していたと言うのにそれをミドリは見過ごしていたっていう。二人とも過去の後悔や姉への劣等感を抱えていましたが最後にナキアミのおかげで救われて本当に良かったです。

あと一番泣けるのが、ナキアミの優しさというのか、自分の幸せより他人の幸せを優先するところとか、それに反してヤンゴの台詞もリアクションもすごい泣けました。自分達のことを馬鹿にしたやつらとか、殴ったやつらが死んでナキアミが生きればよかった。彼のこの台詞はグサっと刺さりました。彼がどれ程ナキアミを慕っていたか。ナキアミがどれ程皆の幸せを願ったか。二人の思いを考えれば考える程号泣でした。

あ、あとヤンゴの成長期がすごくかっこいいです。しかも声入野自由さんです。スタッフナイスキャスティング。

話は戻りますが、イシュウの「言葉はいつも心に足りない」と言う台詞には毎回グサってきました。あとED曲が最終回で挿入歌としていれてくれたのがすっごいよくて、感動しまくりでした。更に、ちょうど曲が終わって「Bear with me」って歌詞の後にイシュウが泣き出したのがすっごい悲しくて、その歌詞の意味も簡単に解釈すると「be patient and go along with what I am doing」ですから雷魚の死をイシュウは否応無く受け入れないといけなくて。それでも生きてくれって雷魚のメッセージなんじゃないかな、って。

あらためて亡念のザムドのED「VACANCY」の歌詞調べたんですが、ザムド本編にすごく合ってて感動しました。「I have this vacancy in my heart… I don't know why I ever let you go」の部分ががすごくかっこいいです。

更に歌詞がすごく良くザムドのキャラたちを表現してると思います。ザンバニ号の皆からナキアミへの想いとか、ヤンゴからナキアミへの気持ちとか、ハルからアキユキの想いとか、雷魚とイシュウの関係とか。このパート「And I dream of the day that you'd come back home… And I hope that you know」を聞いてからもうこれはヤンゴからナキアミへ向けた歌詞としか思えなくなりましたね。ハルからアキユキへという事もありえると思いますが、アキユキは少なからず石から人間に戻れる可能性がありましたが、ナキアミは1000年もあの洞窟から出れないからヤンゴなりに、俺は絶対ナキアミがあそこから出てくるの待ってる、っていうヤンゴの決意でもあり、ナキアミが帰ってくるって信じてる気持ちなのかな、って。それをナキアミに知って欲しいって、ナキアミが出てくるのを待ってる人がいるっていうのをナキアミに知って欲しいのかな、って。

最後はやっぱりナキアミがまたあそこから出てきてくれればそれが最高のフィナーレになると思います。そしてヤンゴと会ってください。1000年と言わずヤンゴが生きている間に会ってそして末永く幸せに生きて!!皆幸せになってください!ナキアミも!!{/netabare}

長々とすみません。このアニメに出会えたことを心から感謝しています。ありがとうございました。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 8
ネタバレ

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

良かった点と微妙な点が半々

良かった点。
イシュウの言葉回し。巧言令色はそれだけで人の心を感化する。また、誰もが詩人となるのではないというのも良かった。個々のキャラクタの区別がかなりうまくやられていると感じた。そして、若干こっぱずかしいまでの詩的な感情の重視は、まあまあ。

この作品の特徴の一つはごった煮感で、世界観的にも、日本じみたとこやら、ナウシカじみた部分やら、いわゆる軍隊モノ的な世界観が共存している。オリジナリティはやや薄いとは思うが、世界観はまとめられている。

ナウシカじみているというのはもう感ぜざるを得ないところで、オマージュと言っていいほど露骨だが、あちらにはない良い部分もある。だが、流石に、ナウシカは洗練された名作だったなと、再確認させられもした。

定番的ではあるが、フルイチ、ミドリあたりのエピソードはわりと良かった。あとアクシバ伝説とか。
北の皇帝も設定がまあ良い。

あとはまあ基本的に作画とか基本的なクオリティは高いと思う。流石に有料放送だっただけあってちゃんと金取るクオリティにしてますよって感じはある。


嫌いな点。
ストーリーが定番すぎる。
だいたい、こうなるだろうな、ということがそのまま起きるという感じで。別に典型的なストーリーでも魅力をつけることはできるし、実際、この作品でもそれが実現できていた部分はあったが、最終盤のやり口は特に描き方もうまくやれていないと感じた。テンプレ系のエピソードは、適当にやっても視聴者に理解させることはできるけれど、それじゃあ全く意味がないじゃんけ、と思う。で、テンプレ系で、話の外枠ばかり大掛かりで、雑に扱われるってのは最悪だと思う。一番はその展開を与えることで何がしたかったのかわからん、というところかも知れない。
具体的には{netabare}人間が人柱になって、個人と世界を天秤にかけるというやつである。本当にうんざりする。あと主人公が生死不明になって最後カムバック、という流れ。{/netabare}というか、最終話が予定調和の戦後処理すぎる。最終話の見所は{netabare}ナズナが可愛い{/netabare}だけいやそこはとても大事だけど。個人的に最後の読後感が大事な人なので、そういうとこね。多分この作品大好きっていうファンだったら、こういう後日譚的エピソード大事なんだろうけどね。俺も昔、一つの漫画を何度も読み返して、その作品の世界にどっぷり浸かりこむことができた時はこういう補足的後日譚も食い入るように見ていたかも知れないが。まあ、そこまで世界観にハマり込みはできなかったからね。あとまあ補足としても、情報量的に乏しいのかもしれない。

他にもストーリーの細かい(個人的)文句はいくつかある。
例えば、説明していないだけか知らないが自分にはサンノウバが{netabare}自爆テロを引き起こすクズ{/netabare}にしか思えなかった。ちゃんとザムド化のアフターフォローせんとだめやんけ。あと部下の教育も行き届いてないのに悠長になにをやっとるねん。まあそういうツッコミはしちゃだめですかね。ただ僕はアニメとかで造形された「天才」とか、「人を超えた存在」みたいなの、大嫌いなんですよ。多分アインシュタインだってもうちょっとまともだぜ。

あと主人公と親の二代ともども恋愛がピュアすぎて見てて腹たつ。俺がひねてるだけだろうけど。こういう点は、まあエウレカセブンとかでも思ったな。
それとなんかあるとすぐに走り出すやつも嫌い。主人公のオカン嫌い。まあ全体的にひゅーまんどらま、的な感触が強い。

それから、相変わらずのアニメ特有のガバ政府のガバ・ガバナンス。
垣巣中佐は正直あそこまで引っ張っといて何が語りたいのか俺にはさっぱりわからなかった。

あとは、よく言えば様々な舞台、見せ場のあるアニメ、となるけど、悪くいうと、一貫性のなさも感じた。舞台がころころ変わって、まあそれぞれの場面が充実してれば良いんだけどそうでもないから不節操な感じもした。盛り上がりを各所で作るのは良いとして、目的が「盛り上がりを作る」ことになっていて、なぜその場面を作るのか、とか、物語の一貫性とかは、軽視されている印象。そういうところは中堅のテコ入ればかりの青年漫画みたい。まあ、2クールで色々ありましたね、って感じは残るけど。


総評。
良い点も多いし、嫌いな点も多いアニメだった。B+級アニメという感じ。

まあ余力があれば見ても良いかもねー、ぐらい。


蛇足。
ーパクリやテンプレの何が悪いか。
パクリやテンプレの何が悪いかといえば、それが制作者自身の世界観ではないことであり、それはそのまま制作者の物語への愛情の欠如を一般に意味するからである。パクリ、テンプレ自体が物語を悪くするのではないが、そういうやり方をしている作品ほど他の要素も微妙で、何がやりたいのかわからない作品になってしまうということである。
そして、当然のごとく、新鮮味がないからである。同じアニメでさえ残念ながら大抵2回見れば色褪せるのである。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

70.2 3 船長アニメランキング3位
つり球(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (965)
4307人が棚に入れました
舞台は湘南・江の島。懐かしさと瑞々しさの同居した町。他人とのコミュニケーションが異常なほど苦手なため、これまでの人生でまともに友達がいた試しのない高校生・ユキ。ユキに釣りをさせようとする自称宇宙人・ハル。生まれも育ちも江の島の地元っ子、周囲のいろんな事になんだかムカついているらしい少年・夏樹。つかず離れずの距離から彼らを見つめ続ける謎のインド人、アキラ。青春をこじらせてしまっている4人が出会い、釣りをして、小さな島は、大きな物語の中心となり――。ここから始まる、SF(=青春フィッシング)物語!

声優・キャラクター
逢坂良太、入野自由、内山昂輝、杉田智和、加藤英美里、冨永みーな、小倉唯、山本希望、平野文

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

友情が成長させる人間性 えの、しま、どーーん♪

オリジナルアニメということもあり、先が見えてない分、
途中で断念してしまった方々も多かったようだけれど、
僕個人としては、すごく楽しめたし、いい作品だったなと思っている。

対人恐怖症っぽいユキ。彼とは真逆に相手が誰であろうとお構いなしに
どんどん入り込んでいくハル。
彼らをやさしく、あたたかく見守るケイトおばあちゃん。
彼ら3人の暮らしを描いたシーンも楽しくて大好きだったが、
やはり、夏樹を交えての釣り特訓シーンや、迫力ある海釣りでのシーンは
とても見応えがあったし、ぐいぐい惹き込まれた。

さらに、釣りをきっかけに4人の男子たちの友情は固く結ばれ、
それゆえにか、序盤の頃の面影も消えるほどの成長振りを見せた
ユキのたくましい姿といったら。。
ケイトおばあちゃんじゃなくても、嬉しくて仕方ないって。。

家庭にちょっとした事情を抱えていた夏樹も明るくなったし、
あるひとつの謎を最終回まで残しつつ、盛り上がっていく展開も良かった。

映画館で観たら大迫力であっただろうラスト近くの釣りシーンは
手に汗握る緊迫感も加わり、久しぶりに子どもの頃に戻ったような
心躍る感覚があり、EDに登場する夏休みの宿題で作ったような貼り絵の魚も
夏らしくポップでかわいかった。

好き嫌いはハッキリ分かれるのかもしれないけれど、
なぜ釣りなのか、そしてなぜ彼らの釣りが地球を救うのか、
これからいったい何が起きるのかがハッキリしてくる8話以降は特に、
音楽も作画も、演出も物語りも、けっこうバランスよくまとまっていたと思う。

ワハハっと笑って観終えることのできたラストシーンも
この物語のすべてを集約したようなさわやかさがあって好感持てた。

登場人物のそれぞれ、モデルがいそうなほどすごく細かく描かれているので、
今回のような大きな事件を用意しなくとも、釣りを楽しむ男子たちの
日常系な部分だけでも2期3期と作れそうな雰囲気はあるけれど、
実際のところ・・どうなんだろうね~

------------------------------------------

<6話まで視聴>

ケイトおばあちゃんが退院してくるというので
お祝いにマグロを釣ってごちそうしたい!というユキ。
1話の頃からしたら、日焼けもして随分と逞しくなった彼。
ひょうきんで無邪気な変わり者、ハルと出会って素直な心を引き出され、
夏樹と出会い、釣りを覚え、そんな3人を微妙にコントロールするアキラ。
ケイトの大きな愛に包まれて、ユキがどんどん成長を遂げているのが
とても嬉しく、微笑ましい。

マグロ釣りに大切なこと。
キャスティングとチームワークと、場所。との言葉通り
見事、力を合わせた4人。

伝説の神隠しにも少し触れ、アキラの調査内容も少し明らかになり、
今後はそのあたりに焦点を絞っていくのかな?

この物語は釣りという行為をベースに友情、コミュニケーション能力、
アイデンテティなど、さまざまな要素で少年達の心の成長を描いていると想う。

カラフルポップな作画も夏っぽくて可愛いし、僕はこの作品がとても好き。
なので今後もますます見逃せない。

------------------------------------------

<3話まで視聴>

意外と真面目につりを始めている面々。
3人の3拍子揃った「えの しま どーん!」が良かった。
レクチャーしてくれる、クラスメイトの夏樹がまたいい♪
真剣に取り組むユキの悔しさが、達成感に変わった瞬間、
もらい泣きしてしまった。

中盤から謎のインド人や、宇宙人ことハルの妹が登場したり
まだまだ話は大きく動いていきそうな気配。

また、ユキのおばあちゃんのセリフが素敵いっぱい。
「いずれ死ぬ花でも、生きてる間に精一杯綺麗に咲いて欲しい」
ユキにその想い、考え方が伝わるといいなぁ。





<以下は初回視聴すぐの感想>
===========================================
江の島を舞台にしたSF青春フィッシングストーリーということで、
中村健治監督によるアニメオリジナルストーリーなのだそうだ。

転校を繰り返しているからか、それとはまったく関係がないのか、
人とのコミュニケーションが異常に苦手な真田ユキという男子高校生。
ユキと同じ日同じクラスに転校してきた、自称 宇宙人というハル。
釣りにはプロなみの腕前を持つ、ちょっと不機嫌な宇佐美夏樹。
望遠鏡からユキとハルを監視している?謎のインド人 アキラ。
この4人を中心に物語が展開していく模様。

1話しかまだ観ていないから、不思議な登場人物ばかりで
どういう物語になっていくのか、まだ見当がつかないけれど、
ユキの祖母であるフランス人のケイトが、おしゃれで魅力的だった。
そして、海のような寛容さで物事を受け入れてくれる優しさと、
彼女から滲み出るポジティブな雰囲気がとても良かった。

ハルが何のために江ノ島に来て、ユキにくっついてくるのか、
アキラはいったい何を目的に監視をしているのか。
これから先の物語が、とても気になる。ということで、掴みはOK。

なんだけど・・・

EDのスピッツのカバー この曲大好きなのですが。。
あえて素人っぽさを出した感じが好き嫌い分かれそう。
釣りとSFをどんな比率で見せてくれるのか・・・
個人的にはあんまりSF配分多くしないで欲しかったり。

とりあえず、子どもの頃から学生時代まで、度々出かけた江ノ島界隈が
リアルなままに登場するのは、懐かしくて嬉しいです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 62
ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

コミュ障が釣りで世界を救う? もう意味が分からない・・・。 

あらすじはあにこれを参照ください
放送時期:2012年4月~6月

タイトル”つりたま”って呼ぶんですね 
意味分からないからネットで検索♪

”野球で打者が振ってくることを期待し 
打つ気を誘うような投球を すること”らしいです・・・ 
へー 勉強になりました♪。

作品の舞台は神奈川県 湘南/江の島

〇江島神社 〇岩屋 〇商店街の街並み等を彩る
POPでカラフルな作画は独特ですね 色の主張がハッキリしています。

 
〇物語
コミュ障(緊張すると般若の面になる)の高校生ユキが 
宇宙人のハルに選ばれたところから始まります 
釣り王子の夏樹 そして謎のインド人/アキラと出会い 
釣りを通して成長していく物語です。

宇宙人/ハルの願いは ”あるもの”を釣って欲しいこと
その目的は ”自分では達成できない” 
そこでユキに目を付けた! ここから物語がはじまります。

ただ ユキは釣り初心者 しかもコミュ障なので自ら人に頼めません・・ 
そこで ハルが釣り王子の夏樹たちとのパイプ役になり 
ユキと共に釣り方を指導して貰います そして二人は徐々に釣りの楽しさ
人と人との繫がりの大事さを覚え 成長していく物語です。

そんな日常ファンタジー系に忍び寄る世界の危機 
突然出てきたワード”世界の危機”これは
ハルの ”あるもの”を釣って欲しい からきています

世界の危機になるほどの”あるもの”とは?
そして コミュ障が 世界の危機とどうやって向き合うのか
この先の展開は その目で確認して下さい。

ファンタジー要素ありの 青春日常系釣りアニメ
まとめると 不思議な作品ですね。
 
*:,.:.,.*:,.:.,.*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.*:,.:.,.。

ただ正直いうと 一回断念しました 主な理由はキャラクターです

主人公のユキの性格が 終始オドオドしてイライラ
死んだ魚のような目がカラフルで爽やかな作画に合わない・・・ 

ハルも 都合が悪くなると {netabare}能力で人を操る{/netabare}
その自分本位で無茶苦茶な所が苦手でした
(個人的な好き嫌いの話になるので 参考になるかどうかアレですが) 

ハル 夏樹 アキラ ユキ 季節の様な名前の主要人物たち
ただ正直 夏樹は活躍したけど アキラはチラッと登場くらいで断念

これでは全体が分からないので
少し時間を空けて 皆さんのレビュー拝見させていただき思った事
結構評価割れてますね でも共通するところは成長物語ってところでした

皆様のレビューで 興味が沸き再度視聴 今回はラストまでいきました

〇観終わって
世界規模の危機 釣り 友情 家族 
成長 青春 ファンタジーなど沢山の要素が入ってました。

全部ごちゃ混ぜにしていると 頭疲れてきます 
そこでポイントを絞りました 友情 成長 家族 釣り です

ユキ 夏樹 アキラ の三人を釣りで繋いだハル
この作品は この三人が揃ってから 面白くなりますね
共通の目標を掲げることで 友情を深めていく過程は熱かったです。

断念した理由も {netabare}理由があり解決したのでスッキリです{/netabare}

ユキと祖母のケイト 夏樹とその父親の保 
この二つの家族の物語は 心に沁みました 
特にケイト カッコ良かったです。

夏樹がユキとハルに釣りを教える場面は 
釣り初心者でもわかる丁寧な解説で助かりました。
あと すっごく釣りしたくなります

後日 釣具屋に立ち寄ってみたのですが
初心者ツアーとかあって 凄いですね こんな世界あるんだって思いました
エサのキモイ虫を見て あえなく断念しましたけど・・・

そして残りの ワード 
まずは世界の危機 ファンタジー
ここは 主人公たちが成長するための障害だったのかなぁって今は思います

そして ラストのユキの表情 
これは 最後まで観た人へのご褒美なんじゃないですか
わたしは とっても とっても 嬉しかったです♪

*:,.:.,.*:,.:.,.*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.*:,.:.,.。

〇最後に
"元祖しらす亭"の”生しらす丼” とてもおいしそう♪
観ていて お腹が空いてきます○o。.。 

それと 一度見たら忘れられない 
謎の”江の島音頭”も 不思議な魅力でクセになりました♪


以上 最後までお読み下さりありがとうございました。 
  

投稿 : 2020/07/04
♥ : 25
ネタバレ

雪だるま* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

江の、島、どーーんっ!

◎放送時期:2012年4月~2012年6月(全12話)
◎ジャンル:釣り、青春

●原作:なし ●シリーズ構成:大野敏哉
●キャラクターデザイン:宇木敦哉 ●監督:中村健治
●アニメーション制作:A-1 Pictures


■あらすじ■
江の島に引っ越してきた対人恐怖症の男子高生・真田ユキは、ある日突然 自称「宇宙人」を名乗る少年・ハルに強引に釣りに誘われる。
それがきっかけとなり、徐々に釣りの楽しみや仲間の大切さを知っていく。
そしていずれ世界の危機に関する「ある現象」について知ることになる。


■感想■
ストーリーの基本はほのぼの日常系ですが、その中にちょっとしたSF要素も織り込まれた独特な作品でした。

キャラ絵、可愛いですね。
でも、演出のクセがわりと強いので好き嫌い分かれそうかも?

登場人物は男子キャラが多いけど腐要素は全然なかったです。(ちゃんと可愛い女子キャラも出てきますw)


メインキャラのユキ・ハル・夏樹は、最初のうちは
ウジウジキャラ・不思議ちゃんキャラ・そして不機嫌キャラなので、その時点で不快になる方もいるかもですが、どうか温かく見守ってあげて欲しいですw


「釣り」を扱った作品ではありますが、どちらかというとメインキャラの3人を中心とした登場キャラ達の人間ドラマを主に描いた作品でした。

「友情」「家族の絆」。
双方とも描き方が丁寧で温かくて、自然と涙を誘う場面もありました。

{netabare} とくに8話のユキとケイト婆ちゃんの対話シーンはめちゃくちゃ温かくて、2回くらい繰り返し観ても泣けました><{/netabare}


1話の時点では唐突かつ電波チックなストーリー展開で物語の主旨がなかなか掴めなかったですが、3、4話目以降から徐々に面白さを増していきました。

中盤辺りで物語の軸となる謎も一気に解き明かされていき、ラストに向けてはとにかく怒涛の展開で目が離せなかったです。

ところどころにシュールで笑える場面もアリで、シリアスなはずのシーンなのに何故か和んでしまいましたw


物語中ではとくに主人公・ユキの成長っぷりは観ていて非常に微笑ましかったです。

最初はコミュ障のウジウジ君ですが、様々なトラブルを乗り越えながら周りとうち溶けて明るくなっていく姿は目に見えて分かりやすく、共感できる面もありました^^

また、釣りの場面もとても楽しそうにやっていて、そんなユキ達を見てると釣りをしたことのない私でも『釣りって楽しそうだなぁ』と自然に思えました。


声優さんの演技も良かったです。
とくにハル役・入野自由さん。

あのトーンでの入野さんの演技は初めて聞いたので意外でしたが、しっかりハルの感情表現をされていて素晴らしかったです。


少し惜しかったなぁと思う所は、後半が急ぎ足で少しばかり展開の雑さがあったところです。
それ以外は(細かい伏線回収の点などを除けば)特に気にならなかったです。


「釣り+SF」といういかにも難しそうなテーマの割には構成も丁寧だったし、1クールのオリジナル作品としてはなかなかに出来のいい作品だったと思います。
まぁ最終的に釣りはあまり関係なかったような気はしますが…w

「青春+温かい人間ドラマ」を描いた作品が好きな方は、1度視聴してみるといいかもです(`・ω・´)


●OP:「徒然モノクローム」/フジファブリック
●ED:「空も飛べるはず」/さよならポニーテール

両方とも良曲でした
OPを歌っているフジファブリックは前ボーカル・志村さんの時から大好きなアーティストさんなので非常にテンション上がりました。
ついついユキ達と江の島踊りをしてしまいますw

EDはスピッツの名曲のカバーですが、もともと青春ソングなので この作品の世界観とマッチしていて違和感なくて良かったです^^


■好きなキャラ■
ケイト婆ちゃんです。
ユキやハルの成長におけるキーパーソン的な役割で、どんな人でも温かく包み込んじゃうような優しい雰囲気が大好きです^^
平野文さんの声と演技もハマってて良いですね><

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19

64.0 4 船長アニメランキング4位
名探偵コナン 水平線上の陰謀 (ストラテジー)(アニメ映画)

2005年4月9日
★★★★☆ 3.6 (205)
1216人が棚に入れました
15年前、北大西洋の海上で貨物船・第一八代丸が氷山に激突して沈没する事故が発生。沖田船長と三等航海士の2人が死亡した。そして半月前、八代造船の船舶設計士・八代英人が車を運転中に心臓発作を起こし、車ごと崖下に転落して死亡した。時を越えた2つの事件は、豪華客船の乗員乗客すべてを巻き込む巨大な陰謀の序章だった。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、茶風林
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

小五郎が活躍します。

本作は「水平線上」と言うだけあり、終始豪華客船の船上で物語が展開される。
「タイタニック」を意識した構成で、氷山に衝突する展開や、EDから読み取れる。そして本作は、
大変珍しくいつも道化役の小五郎がコナンのフォローも受けつつ、一人で推理し解決した作品であり、好感である。
序盤で新一と蘭の小学生時代の話が出てきたのは意外だった。

{netabare}
15年前、北大西洋の海上で貨物船・第一八代丸が氷山に激突して沈没する事故が発生。沖田船長と三等航海士の2人が死亡した。そして半月前、八代造船の船舶設計士・八代英人が車を運転中に心臓発作を起こし、車ごと崖下に転落して死亡した。時を越えた2つの事件は、豪華客船の乗員乗客すべてを巻き込む巨大な陰謀の序章だった。

園子の計らいで、豪華客船「アフロディーテ号」の処女航海に招待されたコナンたち。一行はおおいにクルーズを楽しんでいた。ひょんなことから、船内でかくれんぼをすることになった一行。しかし、かくれんぼの最中に園子が何者かに拉致・監禁されてしまう。コナンの推理によって無事に助け出される園子。しかし今度は、八代造船の社長・八代貴江が何者かに刺殺され、会長の八代延太郎も行方不明になってしまう。目暮警部らが到着して捜査が始まるが、容疑者は乗員乗客総勢600名。捜査の難航は必至だった。

一方、佐藤刑事らは八代英人の事故死に不審を抱き、再捜査していた。彼女はシートベルトの金具に残っている不審な痕跡に注目する。

捜査を続けるコナンたちは、延太郎がマリーナのハッチから海に突き落とされた可能性が高いことを突き止める。それからほどなくして、海上保安庁によって海に漂う延太郎の遺体が発見された。一方で小五郎はコナンとも警察とも別の、独自の捜査を展開していた。事件の真相をつかんだコナンは、ウェルカムパーティーの席で阿笠博士の声を借りて推理ショーを展開。犯人を名指し、アリバイトリックを崩して証拠を掲示する。だが犯人は、機関室に仕掛けておいた爆弾を爆発させ、その混乱に乗じて逃走を図る。コナンと探偵団の追跡により無事に犯人は捕まるが、アフロディーテ号では次々と爆発が起こり、船は沈没の危機にさらされ、蘭が船に取り残されてしまう。さらに、事件は解決しているかに見えたが、その裏にはもう一人の犯人による更なる陰謀が隠されていた。アフロディーテ号に残り、もう一人の犯人と対峙する小五郎。その犯人の存在に気づき船に向かうコナン。果たして二人の探偵は事件を解決し、蘭を救うことができるのか!?
{/netabare}

本作は前作と比較して推理要素が回復され、ミスリードを織り交ぜつつも、伏線を張り巡らし、しっかり回収出来ていた。犯人が誰かは終盤まで気付かなかった。
今回は本当に小五郎がよく活躍していて、最後の台詞も名台詞だった。
終盤では{netabare}客船からの脱出で少し不自然な点があったり、蘭が閉じ込められる展開が少し陳腐と感じたが、
スリルがあって、良かったと思う。コナンが見つけに来る展開や、ブレスレッドで間一髪助かるという点も良かった(どう考えてもブレスレッド切れると思うが)。{/netabare}

本作は名探偵コナンの魅力を発揮出来たのではないかと思う。小五郎の活躍が顕著だったことが大変好感。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13

虚言癖 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

やりたかったことはわかるが、どうした!?劇場版『名探偵コナン』シリーズの第9作目ぇ!?

冒頭では少年探偵団の名乗りがあり、思わず期待させられたが……。

はっきり言おう。

今作はサスペンスの構成があまりにも残念だった。
さらにアクションがしょぼい。

王道的な作品からいったん離れて搦め手を狙ったのだろう。
それが失敗に終わったといえる作品だ。

全体的に必要ではないと思える描写が盛り込まれていた。

それとキャラクターの性格、扱いがザル。
あとセリフがくさい、事件に関係ないセリフの臭さたるやもうね。

普段はぬけさくでも毛利小五郎は元刑事であり、
危険の最中、自分自身が目立つためだけの行動はしないはずだ。

さらにいえば、警察側が無能すぎた。
見ていて飽き飽きするくらいには何もしていない。
あと犯人も無能、いや、多少はまし。

アガサ博士の名演技が見れたので、ファンとしては嬉しいかぎりだが。

山場は無理やり作っている感が出ている。
全体的に冗長。
細かい描写の回収で視聴者を飽きさせなかった前作以前の劇場アニメ版。
だが、本作は、べらべらと全部をキャラクターに説明させていた。

全体の構成を考えずに、見せたい演出を
押し付けるとこういう作品になるのだろう。

毛利小五郎を主役として、スポットを当てたかったのだろう。
それならば本作は成功とはいえないできだと感じた。
やりたかったことはわかるが、なんでこうなったよ。

せめて、最後は信念を貫け、貫かせてやれよ。
さらにラストシーンのとってつけたような演出はため息がでた。

名探偵コナン劇場アニメ作品の中では進めずらい。
他の作品をみて、興味が湧いたら手に取るくらいでいいだろう。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ミスリードに引っかかるコナン

シリーズ9作目。
{netabare}
事件自体は小ぶりで豪華客船内の事件というだけでスケールも小さいし、犯行の手口もツッコミ所がいくつかあるけれど、今作の特筆すべきところは何と言ってもコナンがミスリードに引っかかり、小五郎が真実にたどり着いた点であろう。そういう意味では非常に珍しい作品。

コナンのボートチェイスアクション、小五郎のバトルアクション、蘭のレスキューアクションと、ちょっとやりたいことを詰め込み過ぎたのかも知れない。上映時間も長く、全体的に間延びしている。
もう少しやりたいことを絞ってテンポ良く演出すればもっと良くなったかなと。

でも「14番目の標的」のように小五郎がかっこよく演出されている点はとても高評価。小五郎好きにはたまらない作品と言えよう。

今回は「かくれんぼ」と「金メダル」の伏線がバッチリと活かされていてナイスだった。

犯人の計画があまりにリスキーだったり、いきなり格闘がはじまるのには笑った。

山寺宏一イケボ。
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

68.5 5 船長アニメランキング5位
ID-0(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (250)
960人が棚に入れました
Iマシン―― それは極限環境での作業を行う大型ロボットの総称である。
連盟アカデミー学生のミクリ・マヤはIマシンを使用中に事故に巻き込まれるが、
Iマシンに乗り海賊同然のオリハルト掘削を行うエスカベイト社の宇宙船に助けられ、
その一員として働かされるはめになる……。
かつて『無限のリヴァイアス』『スクライド』を生み出した
『コードギアス 反逆のルルーシュ』の谷口悟朗監督と、
『機動戦士ガンダム00』の脚本・黒田洋介が再びタッグを組んだ『ID-0』は、
深宇宙の彼方を舞台にした、かつてないロボットアクションだ。
 アニメーションキャラクター原案は『LAST EXILE』の村田蓮爾、
メカニックキャラクターデザインは『機動戦士ガンダム00』の海老川兼武が手がける。
制作はセルルック3DCGの表現で高い評価を得るサンジゲン。
フル3DCGで表現される、キャラクターとIマシンの魅力、
誰も見たことのない深宇宙のスペクタクルな風景は本作の見どころだ。
 一癖も二癖もあるメンバーの中で過ごしながら、マヤは“人間”とは何かを知っていくことになる。

ー失くした記憶に潜むのは、希望か絶望かー

声優・キャラクター
興津和幸、津田美波、松風雅也、大原さやか、小山力也、金元寿子、小澤亜李、皆川純子、上田麗奈
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

正解するイド

4話までの感想
{netabare}最初はダイバージェンスイヴみたいに難しい話なのかな?と思ったらそうでもないみたいでひと安心。
そして見続けること第三話でちと違和感が。
なし崩し的にマヤは海賊に協力することになってしまったけど、3話目にしてナビ?役をやってて馴染むのが早すぎのような?
もしこれが枠を4クール取っていたら、マヤは軍に保護されるのを目論んで海賊たちを裏切ろうとするエピソードを入れたハズ。
う~ん、けど他に描きたいネタは山積みみたいだし、そっちを優先させて泣く泣くカットしたんだろうなぁ…と思うとマイナスポイントにしてしまう気にはなれない。
と思ってたら次の4話、捕虜としたアマンザ中尉がその位置に。
おお、やっぱりコレだよ、「協力してもらう分には心強いけどいつ裏切るか分かったモンじゃない」、イデオンでいうギジェ的ポジションが同乗してこその犯罪宇宙船モノよね~。
といいつつ通信可能宙域に出たらすぐに下船しそうではあるけど。

とりあえずマヤが海賊に馴染むまでの間をスッ飛ばしてでも描きたかったであろうエピソードはこれから。
イドや謎の少女の正体やら敵の目的やら、それとニューリンク…じゃなくてトランスシステムだっけ?それも単に人命の安全ってだけではなさそう。
ちゃんと風呂敷畳んでくれればいいけど、果たしてどうなるのかなー。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
面白かった。
面白かった、が、雰囲気で誤魔化されて細かい部分の理解は不十分のままだったり。
一番分からないのはアリスの病気、意識が拡散するとかなんとか、どういうこっちゃ?
それとこの世界におけるクローン+マインドトランスによる個の不死化は完全ではないらしい。
普通の人間は記憶の継承が30%落ちるそうな。
それを理由に(劣化しない記憶継承方法の研究を名目に)アダムスはスポンサーを得てたっぽい。
これは人間の意識を抽出(データ化・バックアップ)する段階で100%ではなくなるのか、ツルツルの脳味噌(または別個体)に意識を乗せる時に「馴染まない」のか。
リックはどうやら前者っぽいのだが、ケインの場合は肉体が特別(常人とは違う天才の脳味噌と解釈してる)で劣化を起こさないみたい。
ど、どっちなんだ?
10話でイドがケインの肉体(クローン体)に戻された時に記憶を一部戻したので両方?
これが分からないのであらすじめいたものを書こうと思ったけど無理だと諦めました。
スタッフはちゃんと考えてるし調べれば分かるんだろうけど、あくまで作中からの情報のみで理解したいところなので調べる気力沸かない…。

それと2話冒頭のケインのプレゼンシーンでは「(意識データは)移送前にバックアップしてるので万が一アイマシン(ロボ)を失っても意識データを消失することはありません、作業中のちょっとした記憶が失われるだけです」と言ってるのだが、それを生かした展開(ロボが破壊されてそっちの方で取得してた記憶が飛ぶ)はありませんでした。
てっきりやると思ったんだけどね。
そうそう、やらなかったといえば「危機的状況からの脱出策をマヤが思いつくとイドも同じことを考えてた」って展開が序盤繰り返されるので、じゃあ最後はイドも思いつかない作戦をマヤが打ち出すのかな?と思ったらそれも無し。
マヤはあくまで「この世界で何が起きてるのか」の傍観者であり主役ではなかった…視聴者の代わりとしてそういうキャラが配置される作品もあるのは知ってはいるけど、それにしちゃあ前半妙に中心っぽく扱われるので紛らわしい。

と、先に不満に思う部分を書いてしまったけど、逆に言えばツッコミどころはその程度で、全体からしたら非常に良作です。
一番感動したのは最後、イドがラジーブ側の世界に行きかけたのを「お前はケインじゃない」とアダムスに否定されて戻って来れた所。
自分的にはマヤの呼びかけよりもそっちのが決定打に感じて…否定されることで(イドとしての)アイデンティティが確立するとか、なかなか粋じゃな~い?
それと先に分からない所を書いたけど、複雑な設定の割には理解しやすいように気を使ってたのも感じます。
10話なんて前半は記憶を戻したイドと情報の刷り合わせとして、後半はマヤを目撃者として子安が丁寧に丁寧に解説してくれます。
何もそこまで…と感じなくはないけど、こうでもしなきゃ12話に収まらなかった事情もあったのかも?
あとキャラの声は人格に合わせて声優を充ててました。
複雑にしようと思えば肉体準拠にすればいいし、むしろそっちのが自然だと考えると、これも気を使ってくれたんじゃないかなーと思ったり。
逆にこれだけ親切に尽くしても先の2例(アリスの病気とクローン継承の件)の解説は詰め込めなかったかー。

やっぱり記憶喪失ネタをやるのであれば、喪失前の人格と喪失後に新たに形成された人格、両者には違いがあってそれが明らかになった時、本人や周囲はどう戸惑うか・葛藤するか、そして納得させるかを見せるのは重要だと思います。
これはそれがちゃんと描かれてたんじゃないかな。
一応書いておくと記憶喪失前のイド…ケインはオリハルトには物凄い危険性があると予知しつつも研究を優先してそれを隠していた。
そのうちオリハルトは人類の生活には欠かせないまでに普及したところで研究仲間のアダムスに危険性とそれを隠してたことを知られる。
その危険性とは人類の90%が死ぬって内容で、なんで隠してたんだとアダムスに問い詰められてもケインは「90%死ぬ程度いいじゃないか」と返すマッドサイエンティストっぷり。
更にはアリスはアダムスにとってはお荷物としか感じてないだろうと思ってたり、まぁ兎に角極悪人、ってかサイコパスっていうの?
一方、そんな人間が記憶喪失起こして(させられて)新たに形成された人格のイドは仲間思いのイイ奴…なハズ。
かつて助けられる確率7%で「見捨てられても仕方ねーや」ってところを助けに行ったことがあるらしく…なんだけど、このエピソードのせいで余計にマヤの存在理由が薄くなってしまったような?
マヤと会ってから真人間になった訳ではなくなってしまうので。

アダムスは性格破綻者のケインに激怒しつつもその才能に嫉妬というか羨望してる部分があって、更には英雄志向持ち、これはケインに対する劣等感からそうなったのかも?
オリハルトの危険性を知りながら人類を何とも思ってないケインに、当時はまだ研究段階だったマインドトラストを行ってケインを流刑送りにする。
ケインはケインで「万が一のために」意識を避難させるIマシーンを秘密裏に作ってて、それがのちのイドのボディとなる。
このボディの制作秘話みたいな話も見てみたかったなぁ…何十年も前のロボなのに現行の軍のロボと性能は遜色無いみたいだし、設計すればあとは勝手に機会が組み立ててくれるのかエンジニアは必要なのか…後者だったら口封じに始末したのかな?とか。
ここら辺の「え、掘り下げずに先行っちゃうの?うわぁ勿体無い」と思わせるのは同監督が次に作った“リヴィジョンズ”に通じる。
そういうハッタリを利かすのが上手いだけなのかも知れないけど、2クール以上かけてじっくり描写して欲しかったと思わせるのが上手い。

最後はラジーブ(既に滅んだ異星人文明の置き土産、オリハルトを回収せよとプログラミングされててそれを実行してるだけ)のプログラムを身と呈して書き換えて英雄にならんとするアダムスに対し、別の回答、映画ウォーゲームみたいに学習させて手を引かせる方法を示すイド。
繰り返しになるけど、ここでアイデア出しするのがマヤだったらもっと良かったと思うんだけどなぁ。
よく突っ込まれてるソーラン節だけど、自分は本当はヨイトマケの唄のような炭鉱夫の歌を入れたかったけど権利だなんだでダメで渋々差し替えたのかな?と思ってて。
ってことで自分は良いとも悪いとも言えない感じ、真相は知らないけどねー。
けど漁の歌ってのはやっぱりなんか違う気がする、いくらラジーブが最後サザエみたいな形になったからといっても、ってかソーラン節に合わせてサザエ型になるように設定したように見える。


総評
リヴィジョンズを見た後、そういえばこっちの感想が途中までだったわと見返したのだけど、やっぱり共通する部分多いですね。
リヴィジョンズの主人公の性格はアダムスと通じるんじゃないかな?ってかアダムスをより深刻化させたのがリヴィジョンズの主人公か?
そして一番強く感じた共通点は「2クール以上やってくれよ」。
掘り下げたら面白そうな設定が沢山あるのに、それをスルーして話を完結させられた印象。
完結しないよりは全然良いのだけど、どうしても勿体無いって感情が湧き上がる。
ホント勿体無い…悪く言えば設定過多になるのかな?
SF好きなら見て損は無いかと。{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

シドニア以来の本格的なSFを期待してましたが……

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
う~ん、評価が難しいです(すごく好きで楽しめたけど、なんか、こう惜しいというか)。

私はこのアニメのレビュータイトルを、途中までは「本格SFをライトな作風で」としていました。その頃(7話目くらいまで)は評価を4にしていて、その後、下げてしまいました(その時点でサンキュー下さった方、申し訳ありません)。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
エバートランサーやIマシンといった設定は面白く、また、SFにつきもので、もはや説明すらいらないような「ワープ」を「ミゲルジャンプ」と呼称し、それが「武器」「運輸」など様々なことに応用され、「経済」を支えているという設定は素晴らしいです。正に、「世界を創造」しているなと感心しました。これだけいろんな事柄をカチっとリンクさせ、しかもそれを説明臭くならないよう、エンタメの中で魅せられる手腕には脱帽していました。本当に、力があるスタッフが集まったのだな~と。

……だからこそ、終盤のドタバタには残念さを感じてしまいました。

SFアニメにおいて、大きな展開で始めて、小さな展開に落ち着いてしまうのはどうも苦手です。

イド(主人公)の正体、は確かに作品のストーリー上の縦軸で、それが宇宙の謎や危機と繋がっているのは王道なんですが、なんかこう、ケイン有栖川の部分に踏み込んでから(8話以降)は人間ドラマになってしまい、それをこんな本格的なSFを背景で行うのはもったいないと感じました。

イドの正体とか過去の贖罪とかよりも、普通に「格好良い宇宙海賊が世界を救う」というエンタメの方が観たかったかなと。そのぐらい、キャラが良かったとも言えます(リックとか特に)。

終盤は特に駆け足で、いったい、何がどう解決したのやら。

最終的に頭に残っているのは、子安さんの「怪演」っぷり(まあ、私の中で子安さんと言えば、ガンダムWのゼクスなんで、もっと落ち着いた格好良いイメージなんすけどw)と、謎の「ソーラン節」なんですよね(汗) もっとも、各所で話題沸騰、主に不評のソーラン節ですが、超個人的には好きでした。というのも、なんか「ターンAガンダム」を思い出したので、違和感が少なかったからだろうと思います。男の作業というか、なんか「太古感」「壮大さ」「芸術的センス」は感じましたよ。ただ、「色々ぶち壊し」という意見は理解できるし、客観的に観ればそうだよな~と共感できます。あれは、素晴らしいED(やはり影山さんはレベルが違う)とのギャップが悪い方に出たんだな、と。

とにかく、このアニメ、惜しむべきは一期の尺しかなかったということですね。この優秀なスタッフならば、あと12話あれば、各キャラの背景を更に掘り下げつつ、設定や世界観をカッチリ説明し、イドの人間ドラマと世界の危機を、もっとドラマチックに演出出来たはず。多分このアニメ。制作が表現したいことの半分も出しきれなかったのかな、でも我慢して、プロ集団らしく、きちんと完結までもっていったのかな、と、そう思います。

う~ん、名作の予感は感じてたんだけどな~……。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
{netabare}
ご丁寧に、世界観の説明から。最終的には、宇宙の神秘とか人類の存続の危機に立ち向かいそう。深みありそうなSF設定にライトな作風、テンポも良いし。なかなか期待できるな。途中のクイズは笑えた、銀河英雄伝説パロw Cパートにサービスシーンあり。
{/netabare}

2話目
{netabare}
これ、エスカベイト社の面々、実際の身体を失っている感じなんですね。気になるのは、MTSし、iマシンが壊れた時、その間の恐怖の記憶が「失われる」というもの。失われた記憶はどこへいくのか。ひょっとすると、それが純粋な記憶の塊になり、宇宙を漂い、どこかに蓄積され……とかね。途中に見えた記憶が、イドのものなのか、オリハルトに蓄積された誰かの記憶なのか。やはり、クイズは面白いw
{/netabare}

3話目
{netabare}
あれ? 世紀の迷作「コメットルシファー」的な展開ですか(笑)? ボブソンジャンプ連発ですねw ずいぶんペラペラと説明してくれる親切な敵キャラw あの隕石群を操ってるのはあのネコミミ少女だろうね。今回はエヴァパロで〆w
{/netabare}

4話目
{netabare}
お~、物理シールド、逆に新しいw 中尉さん、完全に仲間になる流れだ~(もしくは軍に戻って間接的に協力するか)。それぞれの能力を最大限に活かしてのチームワーク、胸熱だね。Cパート、団体芸w
{/netabare}

5話目
{netabare}
たまにある、ちょっとしたサービスシーンはなんだろう(笑) イド、格好良いな(他にも知りたがってる奴がのクダリ)♪ なんか、リック、最後はアマンザを守って逝くのかなぁ、スレッガーのように……。人間だから出来ること、Iマシンだから出来ること。Cパート、グレイマン可愛いなw クイズはシュール系w
{/netabare}

6話目
{netabare}
なんか、あんまり人間ドラマにはもっていってほしくないというか、世界を狭めてほしくないな。と、思ってたが、イドの過去とセカイのヒミツが良い感じに交わりそうだね!
{/netabare}

7話目
{netabare}
リックの格好良さが際立っていましたね。なんか、謎の真相に触れた感じ。大きい要素(SF)と、小さい要素(仲間との絆)を同時に深めていく、良いアニメを展開ですね。
{/netabare}

8話目
{netabare}
戦闘シーンもなかなか面白かったです♪ 裏切り、あるのかな?
{/netabare}

9話目
{netabare}
なんか、人間ドラマになってきたな。あまり世界を小さくしてほしくないんだけどな。同じエバートランサーでも、事情は四者四様ですね。
{/netabare}

以下、書いたのに、保存前に消しちゃった(笑)
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 35
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

熟練の設定・世界観を懸命に伝える若さがもう少し欲しかった

総じてベテランスタッフたちが構築した物語設定、世界観に噛み応えがあり、
それらを咀嚼していくことに喜びを感じられる
良質なSFアニメだったと思います。

1クールだとメインストーリーを折り畳むのに精一杯で、
2クールの方が良かったかな?と終盤思うこともありました。

私はIマシンや別の身体に魂を移した経験はないので、
元の肉体を離れてもアイデンティティを確立している、
エスカベイト社員たちのサブエピソードの掘り下げ等を通じて、
共感度を上昇させてから最終決戦に挑みたかったという悔恨は確かにあります。

ただ1クールで中途半端にサブシナリオに寄り道して、
メインストーリーがクラッシュするよりは全然まし。
抑える所は抑えつつ着地を決める辺りに熟練の力技を感じました。


一方、視聴者とのキャッチボールについては幾つか疑問も残りました。
その辺りを語るにはやはり最終回クライマックスの……

{netabare}「ソーラン節」(笑)については触れておかねばならないでしょうw

実は「ソーラン節」……私は意外とすんなり受け入れられました。
それは多分、私が佐咲紗花さんが歌う本作のOPが結構お気に入りで繰り返し聴いていたのが一因。

本作は公的にも罪人、狂人、或いは絶滅生物として、
なかったことにされている民間の連中が、
軍とか公的機関とかを向こうに回して大立ち回りするお話でもあります。

佐咲さんのOPはSFでいきなりサンバでも踊りかねないw異端の楽曲ではあります。
が、一方で、公には光が当たらないアウトローの民が魂を揺さぶる歌だの踊りだので存在を誇示する。
表現の世界でもしばしば描写されて来た構図。その精神の継承も感じてはいました。

だから同じ佐咲さんが歌うニシン漁民謡ソング・「ソーラン節」が流れた時も、
民間掘削業者による一世一代の大仕事らしいBGMだな(笑)と受け止められました。

後で知りましたが「ソーラン節」は本作のティザーPVで使われたこだわりの一曲だそうでw

以上は憶測に過ぎませんが、「ソーラン節」はテキトーなウケ狙いではない。
長年インプットとアウトプットを重ねて来たベテラン作家にしか打てない、
渋い一手だったと私は捉えています。


……では、だからと言って、荘厳なクラシック風BGMによる王道演出を期待していた視聴者が、
訳の分からない「ソーラン節」で台無しにされたと苦言を呈するのは、
決して不当な批判ではないと思います。

そもそも本作はトレンドに乗って人気を取りに行く作風でもないとは思いますが、
それでも私は練り上げた物語をより多数の心に響かせる選択肢として、
「ソーラン節」が最適解だったとは思えないです。


もう一つ、ED後お決まりの「ご長寿早押しクイズ」らしき設定・用語クイズ風のネタCM(笑)
についても、面白かったけど(笑)
視聴者とのキャッチボールという点では勿体ないなと思った演出。

私はあそこは例えクソ真面目過ぎると言われても、
HPで連載されていた「クレアの「ID-0」用語解説」を流して設定を掘り下げて、
より多くの人に理解を深める時間を取っても良かったのでは?と思います。


私も、脚本一行も書けない一視聴者の分際でこんなことを言うのはおこがましいのですが……。
本作のベテランスタッフ陣が初めて世に創作物を出した時、
自分たちが作り上げた物語世界を懸命に伝えるのに、
「ソーラン節」や「ご長寿早押しクイズ」を選択しただろうか?
ユーモアを交える余裕が足りなくてもいい。
青臭く、泥臭く、物語をぶつけてくる若々しさがもう少し欲しかった……。

本作TV放送時に“谷口悟朗監督×黒田洋介氏の原点”として毎回流れた、
『無限のリヴァイアス』Blu-rayBOX販促CMのことも思い出しつつ、
そんな感想も抱いたアニメ視聴でした。{/netabare}



【四話までの感想】魂の漂流

長いので折りたたみ。
{netabare}

あにこれの序盤感想を拝見していて、ピン♪と来て視聴し始めた3DCGアニメ。

科学が進歩し過ぎて、意識を自由に飛ばせる段階に到達し、
肉体と魂の境界や行方が不確実になった宇宙時代。
これによりアイデンティティの確立が困難になった世界観に、
進路決定以前の女子学生を巻き込み、自分探しをこじらせつつ、
鉱石掘削SFアニメという何とも渋いジャンルでテーマを着実に掘り進んでいく、
地道なSF作品になって来た印象。

スタッフ陣は谷口吾朗監督&構成・脚本・黒田洋介氏ら、
かつてヒット作も飛ばした制作者を軸にした布陣。

けれど本作はブームを狙うというより、ベテランの域に達したスタッフたちが、
肉体と魂の在処といった、SF作品が繰り返し問うてきた王道テーマに挑み、
確かな足跡を残しておきたいという意志を感じる大人の味わい。

現代で言うとインターンシップに挑み始めている頃の学生から
広義の社会人?で構成されたキャラ設定からして、
およそ中高生受けを狙っているとは思えませんw

さらにEDを担当する影山ヒロノブ氏の円熟味の増したボーカルが、
当該世代のハートを深掘りします。

毎回、見終わって、設定用語に解説動画が必要なSFアニメっていいなと思える大人のブレイクタイム♪
若干の予習復習により、この宇宙の仕組みを理解、整理しつつ、
中盤以降もしっかりと物語を掘り進んで行きたいと思います。{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 37

68.5 6 船長アニメランキング6位
荒野のコトブキ飛行隊(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (289)
902人が棚に入れました
一面に広がる荒れ果てた大地で、人々は物流・交易を行い、助け合いながら生きていた。雇われ用心棒の“コトブキ飛行隊"は、厳しいが美しい女社長、頼りない現場の指揮官、職人気質の整備班長など個性的な仲間とともに、空賊相手に大立ち回り!今日も“コトブキ飛行隊"は隼のエンジン音を響かせて、大空へと翔けてゆく――。

声優・キャラクター
鈴代紗弓、幸村恵理、仲谷明香、瀬戸麻沙美、山村響、富田美憂、矢島晶子、藤原啓治、吉岡美咲、岡咲美保、島袋美由利、古賀葵、川井田夏海
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

これ、僕にはちょっと無理→面白くなるらしい。再挑戦→(*°∀°)

[2019/03/17 v1]
[2019/03/18 v2 少し修正。少しトーンダウン。]
[2019/03/30 v3 少し修正。]
[2019/04/04 v4少し修正。]
[2019/04/08 v5 おそらく決定稿]

二話冒頭で断念決定。
→皆さんのレビューによると、面白くなるらしい
→現状10話まで追っかけ完了
→全話完了
→んー・・・→(大飛躍)→(*°∀°)アニメ見てる場合じゃねぇや

・結果論ですが、僕としては再チャレンジする必要が無かった作品でした。

==人物造形が嫌い。もう、これは好き嫌いの問題なので理屈じゃ無いです。嫌いな人物が画面いっぱいに叫んでいるのを好んでみる必要は無かった・・・
{netabare}結局のところ、主人公始め、出てくる人物のほとんどを好きになれなかった。と、いうより積極的Hateでした。キリエは変化・成長のない馬鹿のままでしたし(予想通り、猪突猛進をお話しの展開に使うし。最終話での豹変ぶりはむしろ気持ち悪い)、チカも同様。コトブキの面々でいうと、ケイトさん以外、あまり注目できなかったかな。キーキー系のお嬢様は他の作品で足りてるし、隊長さんは(も?)現状維持のヒトだし、、個人的にちょっと怖いな、と思ったのがザラ姉さん。彼女の行動原理はいったいなに(語られていたのかな?)?

周辺の面々に広げれば、マダム・ルゥルゥもちょっと気持ち悪い。というより、可哀想(←好きな言葉では無い)?彼女もまた、行動原理がよく分からない。まるで、「舞台」としてそこに居続けさせられているように思いました。

イサオ、邪魔。イサオの老執事、貴殿も邪魔。軽いノリを出したいだけに配置されてしまった。人としての厚みが感じられない。

「人」と書いてしまいましたが、登場人物が「人の形をしたサムシング」であると解釈した方が、お話しに入っていける感じでしたかね。
{/netabare}

==軽いノリ・・・・?
生き死にに関わりかねない(はずの。。。予想外に負傷率低いのも、なんだかなぁ。。)ことを、あんなノリで続けられるのは好かん(これも好き嫌いの問題)。
{netabare}
西部劇をイメージして云々、という記事をどこかで見ました。が、西部劇ねぇ。。。あれも広いジャンルだからねぇ。。。僕としては、粗製濫造期のカウボーイハットとリボルバーが映ればそれでOKだから四十分くらいでかたつけてね前座だから、の西部劇の印象を持ちました。理由の提示も無く、2名目兼3枚目の主人公がばかすか敵を打ち倒して行く感じ。
{/netabare}

==ストーリー
確かに、サブジーの件以降、戦う理由が見えてきたし、それに向かってお話しが収束していきました。でも、「この世界の住人が"あんなノリで"戦い続ける理由」の提示は無かったです。理由、必然不在の「軽いノリで殺し合い」って、字面だけ見たら狂気ですね。でも、イサオのノリはそれに近かった。以前のバージョンにちょろっと書きましたが、戦車道は見事なまでに設定だけでそれを乗り越えていたと思うのです。が、自らの妙味を見失ってしまったのでしょうか。。。

==空戦の描写
全話通して、空戦の描写は良かったです。ただ、これも以前のバージョンで書いたとおり「レシプロ戦を「見る」面白さと(Combat Flight Simとかで)「戦う」面白さを混同してないだろうか?」という懸念が、自分自身に大当たりしました。

で、この作品を考える上で、App Game「荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!」の存在は外すことができないと思います。BanNamからすると、ゲームの収益につながることが最大の目的でしょう。

だから、この作品の空戦の描きかたはこれで良かったのだと思います。
「戦う」面白さを画面いっぱいに展開している、最高の描写です。
だから、総合的に見ればこの作品は成功だと言って良いんだと思います。

途中からうずうずしてしまうのです。いや、1話見た後からですがね。我慢が効かず埃かぶったゲーム機出してAceCombat始めてしまうし、、、でもAceCombatは現代(&空想)の機材なので違うんだよな-。レシプロ機がよいのだよ。CombatFlightSimは現行PCでは動かないみたいだし。。。飛燕で飛びたいのだよ、わしゃぁ、飛燕が。。。あ、機材一覧に飛燕がいる。。。。


負けました。
ダウンロードしました。
もうアニメ見ている場合じゃ無いです。
デビューしました。


War Thunder。
(好きでは無いガールズでテイクオフはしないスタンス)







再チャレンジ前のVersionは下にカプセル化

{netabare}
==================

ソシャゲのタイアップらしい。が・・・
僕自身は空戦好きだし、Combat Flight Simにドハマリしていたくちでした。レシプロ機の空戦ものなんて本来はヨダレたらして見入ってしまうようなものなのですが・・・駄目でした。

以下、視聴を辞めた理由です。
伏せてる部分全部展開すると、ちょっと長いです。

前提として、これはリアルな空戦(すなわち、某戦車道とはことなり、撃墜は「死」に繋がりうる)である、としています。もしもそうじゃないなら、そりゃぁごめんなさいです(2話頭までにそんな説明はなかった)。

主人公の性格付けが僕には厳しい。{netabare} 一話終盤で謎の追撃特攻。ホウレンソウなし(無線は使えるという描写がその前にあるにも関わらず)。挙げ句返り討ちにあう。二話冒頭、その直情的な行動をたしなめられるも、それが「毎度毎度のこと」であると判明。直後にストリートファイト参戦。ステレオタイプな「行動力があって、成長・変化できない馬鹿」であり、この時点で主人公を好きになれない。脇役ならまだしも、主人公がこういう性格だとしんどい。お子様向け主人公に見える。きっとお話の展開に「猪突猛進」が使われることになるだろうし。なにより、そんなのが40+ marksのAce格なんていうのはありえない。{/netabare}

この飛行隊、およびこの隊をAce of Acesの飛行隊として存在を許す世界観が非現実的。{netabare} 迷惑をかけ続けるパイロットを、二機も前線に出し続ける隊が優秀な飛行隊であるというのは無理がある。傭兵なんだから、多少粗雑で、何人か跳ねっ返りがいても。。。という向きはあるかもしれない。が、それは、北斗の拳でいうところのひゃっはーしてすぐ既に死んでしまう末端までであって、「エリート集団」におけるそれではない。メンバーそれぞれが一騎当千無双モード搭載って訳でもない(なにかしでかして怪我している、あわや撃墜までやられている)以上、規律のない集団に戦果は望めないし、隊としての戦果を向上するための措置を講じないままというのは受け入れがたい。この点も、正直お子様向けに思えてしまった。{/netabare}

空戦のDetailに気を使っている割にはなんか中途半端。レシプロ戦を「見る」面白さと(Combat Flight Simとかで)「戦う」面白さを混同してないだろうか?{netabare} 前述のとおり、お子様向けなら許容できないことも無いのだが・・・その割にはDetailこだわる。それもなんか微妙。この作品のmain targetはどこらへんに設定されているのか?

偏差射撃なんてあてにならんから、限界まで近づいてからトリガー入れるってのは分かる(っていうほど偏差見越していないように見えるが)。
[あ、ところで、偏差をとる方向がなんか逆な気がしているんですが、アレでいいんですかね?]←勘違い。単に遅れているだけっぽい。

エルロンロールで相手をovershootさせて背後取るとかね、お見事ですよ。でも、この描写はどの程度の方に伝わるのか?そりゃ確かにパイロットにしゃべる余裕なんて無いでしょうから、無言のままってはわかる。でも、空戦好きとかCombat Flight simに嵌った人間くらいにしか伝わらないのでは。。。どれくらいいると想定されてるんですかね?

旋回中に空力に負けて機体から生じる軋み音とかね。僕は好きよ大好きありがとうだよ。[そんな空力設定あるにも関わらず、キリエ機は垂直に近い急降下からのv字上昇しちゃうのね。いえ、隼がそういう機体なのかもしれませんが、フラップもげませんかね?]←キリエ視点では先行機のダイブブレーキ(なのかフラップか)開いてるようにも見える。ぎりぎりOK?
{/netabare}

もしかしたら、2話の中盤以降、ここで僕が述べたような不満はすべて消えてなくなるのかもしれませんが、この時点ではそれが期待できないと判断し、視聴をやめました。


余談。{netabare}こうしてみると、某戦車道って奇跡的なバランスの上に成り立っていたんだなって思う。高校生の部活で、不思議安全設定があって、ひとつの(車体の)動作が一人の行動によるのではなく、車中のメンバーの総体として起こるもので、だからこそ、直情的な子も存在しえたし、その能力の無さや感情に任せた行為の結果としての「白旗ぽこん」もありえたし、車内や車々間でおこる人間ドラマも描けたし。。。{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 25

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「ああ…第二次大戦中、南海の孤島を基地にした日本の航空愚連隊の漫画?」「それは『あかつき戦闘隊』や!(ってか、ジジイしか知らんがな!!)」

2019.04.10

「イジツ」という荒野が広がる世界。70年前、空に開いた「穴」から様々な物(文明品?)が落ちてきた。とりわけ「航空機(技術)」はイジツに交易の発展をもたらしたのだが・・・

「迷家-マヨイガ-」の不評(?)から3年。「水島努」監督ということでイヤガオウでも注目され気味な本作。(笑) 当初から賛否が飛び交いました。
西部劇風な世界観に異質なモノ(人型ロボット)が暴れまわった「戦闘メカ ザブングル」みたく、日本の第二次大戦中~戦後初期ぐらいの戦闘機が「馬&銃」の代わり。西部劇における銀行強盗・列車強盗の代わりに「空賊」が、駅馬車の代わりに「巨大飛行船」。
世界を統制する治安機構がなく、点在する街々はそれぞれ自衛の為「自警団」を作り、雇われガンマンならぬ「戦闘機乗り」が需要となる無法地帯。

「コトブキ飛行隊」は飛行船(空母)「羽衣丸(ハゴロモマル)」を所有する空輸業「オウニ商会」の契約用心棒。 飛行隊メンバーは、6人の女子。
キリエ(主人公位置):空間把握は優れているが直情なのがタマにキズ。パンケーキ大好き。モコモコパンツ着用(上空は冷えるからね)。性格は、やや「お子ちゃま」。

レオナ:コトブキ飛行隊・リーダーでまとめ役。性格や飛行スタイルも真面目。

ザラ:酒飲みでメンバーのお姉さん的存在。レオナの良き相棒。

エンマ:過去に財産を騙し取られた経歴があったのか、お嬢様な口ぶりで「お調子者・軟弱者」に対しては厳しい毒舌を吐く。戦闘スタイルはネチっこい。

ケイト:口数少なく、学者肌。(航空機の)博識を生かして的確に相手を撃ち落とす。

チカ:気の強い最年少。キリエとは良い喧嘩仲間。小さな体なのでG耐性を生かしたトリッキーな飛行が得意。

「コトブキ飛行隊」の機体は全員旧日本軍の「一式戦闘機 隼一型」。とりわけ詳しくありませんが、ニワカで思うのは・・・
・機銃2門はエンジン上部に設置→ペラ(プロペラ)の回転に当たりにくいように、ペラは2枚羽。
・ペラが2枚なので「推力」はヤヤ劣る(?)→その為に機体を軽量化→直線加速は特別速くは無いものの、ヒラリヒラリと旋回し近接戦(ドッグファイト)が得意。
・軽量化なので装甲が薄く撃たれ弱い→当たらない為にパイロット各自、「腕前(操桿テクニック)」が必要。(「G」も、かなりクルでしょうね)
・軽量なので重い爆弾は搭載出来そうもない。
といった印象。

空賊とやり合ったり、「穴」の恩恵を独占・独裁統治を企み、同調しない街は容赦なく爆撃する「トウワ・ブユウ商事」のイサオとドンパチ対抗したりと、隙を見せれば何時やられるかわからない日々と言うのが西部劇風な雰囲気。



(個人の)感想として、

[キャラの2D・3D]
私はそれ程気にはならなかったのですが、目ざとい方は「変」すぎる、違和感あると非難轟々。まあ俯瞰で見る数人の「気を付け立ち」は「変」に見えましたけど。(笑) でもヤッパリ3Dは「表情」が固かったような気もします。(でも「逃げられジョニー」のガンアクションはカッコ良かった。)


[1クールじゃ尺が足りなかった?!]
世界観設定はそれなりに準備してたようですが、「CG空中戦」に尺を入れ込んでるせいか説明不足な事案も多かった。ドラマパートではキャラの早口で進行。イサオに至ってはチャラい性格も相まって鬱陶しさ倍増!(笑)
コトブキ飛行隊面々のキャラ掘り下げもキリエのみしか出来なかったのが残念。 巻きが早かったせいでドラマ(内容)がやや薄ッぺらく感じてしまいました。 ユーハング(日本軍)との関りも判らずじまい。
やはり2クールぐらいは欲しかったケド・・・・おそらくCGにかけた『予算』の都合で1クールになったんでしょうかね?(笑)


[圧巻の空中戦!レシプロ機、好き?嫌い?]
レシプロ機(セスナのような機体上翼型でなく下翼型)は、死ぬ前に一度乗ってみたいものです。今では映像記録しか残ってませんが、75年程昔「確かに存在していた」悲運の名機のたち。
ヤンキーバイクよりデカく、ヤンキーバイクの下品なエンジン音より轟く轟音で、地べたをノロノロ走るヤンキーバイクより大空を自由に飛び回る。(ヤンキーバイク、ダサくてホント嫌い!)
操縦・操桿はオート(自動サポート)ではなく自身の腕前次第。現在、自由に飛べない分「飛行欲求(とでも言うべきか?)」が時たま沸き起こります。
そんなチョット憧れの(空に~あこがれて~・・・♬)レシプロ機によるドッグファイト。名前の通り「犬が自分の尻尾を追い回してクルクル回る」様子を模したように、相手(敵機)の後ろの取り合い、機銃を撃ち込むというのが基本。
飛行中に照準器を見て機銃掃射しても「空気抵抗で真っ直ぐ飛ばない曲がる弾道・じっとしていない敵機・数発当たっても落ちない敵機・撃墜するにはコクピットか燃料系統部を狙わなきゃならないが思い通りに当たらない」などで、なかなか辛気臭い感じがリアルで良かった。(イメージとしては『銃』が空を飛んでるようなものだから、そりゃ当てるの難しいわな。)
コクピット目線からの『画』も、大画面で見ればさぞ臨場感あったことでしょう。

しかし、各機体の見分けが判りづらかったり、昨今のミサイル・ビーム兵器・魔法弾など「撃てば必ず当たって『即』撃破するアニメ」を見慣れた「お子ちゃま」には、この「辛気臭い(やや)リアルな空中戦」なんて、とてもツマラナクてブーイングだったかもしれませんネ。(笑)

[商品展開]
キャラの魅力が定着もせず判らないうちに序盤からフィギュア製作販売宣伝CM流すのは、あまり賢くないと思うけどなぁ。(「ダグ&キリル」はどうだったんだろう?)


そんなわけで、「3DCG」による航空機に堪能(序盤のsaloonが実は「羽衣丸」の船内。しかも空中母艦など)し、ドラマストーリーがイマイチうやむやだったけど、割と楽しめたアニメでした。
今季の航空機アニメ「ガーリー・エアフォース」より(色んな面で)面白く思えます。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

空戦が日常。

この作品はオリジナルアニメ作品だったみたいですね。
水島監督の作品とういことで視聴を決めましたが、これもパクっと食い付いて正解だった作品でした。
流石ガルパンとSHIROBAKOを手掛けた監督さん…今回の作品も伊達じゃありませんでしたね。


一面荒野が広がる世界、"イジツ"…
ある日、世界の底が抜け、色々なものが降ってきた。
中でも"ユーハング"がもたらしたものの影響は大きく、とりわけ飛行機の存在によって人々の生活は激変。
以降世界の潮流は空へと移っていった。

時は流れ、

空には商船とその用心棒、荒くれ者の空賊など、さまざな人々が飛び交っていた。
オウニ商会の雇われ用心棒"コトブキ飛行隊"は、空を飛ぶことが大好きな、女の子だけのスゴ腕パイロット集団。

彼女たちはお客様の大切な積み荷を守るため、今日も隼とともに大空を翔けてゆく。


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。

私は戦闘機には疎いのですが、水島監督のことなので飛行機を飛ばすことには拘るんだろうなぁ…と思っていました。
完走後にwikiをチラ見して知ったのですが、曲技飛行隊「ウイスキーパパ競技曲技飛行チーム」が制作に協力しており、飛行機の機動は実際に可能な動きのみで構成されているんだそうです。
やっぱり…というのが正直な感想です。

総撃墜数が200機を超えるエース集団であるコトブキ飛行隊を紹介します。
全員が一式戦闘機 隼一型に搭乗しています。
一式戦闘機といえば、第2次世界大戦の際に主力機として活躍した戦闘機です。
当時、日本の戦闘機の性能の良さに世界中が震撼しましたが、もしかしたらこの隼の事だったのかもしれません。

キリエ(CV:鈴代紗弓さん)主人公でパーソナルカラーは「赤」。パンケーキが大好き。
エンマ(CV:幸村恵理さん)キリエの幼なじみでパーソナルカラーは「青」。
ケイト(CV:仲谷明香さん)パーソナルカラーは「紫」。口数は少ないが、戦闘機に対する豊富な知識と天才的な才能の持ち主。
レオナ(CV:瀬戸麻沙美さん)コトブキ飛行隊の隊長でパーソナルカラーは「緑」。パイロットとしての経験が豊富。
ザラ(CV: 山村響さん)コトブキ飛行隊の副隊長でパーソナルカラーは「黄」。酒好きのチームのお姉さん的な存在。
チカ(CV:とみたん)コトブキ飛行隊の最年少パイロットでパーソナルカラーは「ピンク」。

恥ずかしながらこのレビューを書くまでキリエが主人公だったとは思いもよりませんでした。
言われてみると登場回数は多かったですが、それぞれのキャラがしっかり深掘りされていて、愛着も同じ様に湧いていたので6人全員が同じ立ち位置だとばかり思っていました。

でもなんか納得…
キリエはサブジーの事をずっと気にかけていました。
だってキリエに空を飛ぶことの楽しさを教えてくれた人なんですから…
キリエって結構怒りっぽいんですよね。
パンケーキへの執着だって人並み外れていますし…
でも物語終盤で見せたキリエの逆鱗…半端無かったですもん。

個性的な6人でしたが、個人的にはチカ推しだったかな…
この作品も週明け月曜日の出勤時の電車の中で見るのが日課でした。
憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれたのは、いつだってとみたんでしたから…

コトブキ飛行隊は、本来商船の積んだ積み荷を確実に目的地に届けるための用心棒…
序盤はそういうシーンも確かにありました。
でも、物語はイサオが登場してからややこしい方向に物語が進んでいった気がします。
物語の終盤では、本来の職務から凡そかけ離れた事態に巻き込まれていましたから…

でも、こういう言い方をしたら語弊があるかもしれませんが、戦闘機同士の空中戦…迫力満点でした。
遠近のカメラワークを駆使しながら、全体の動きと個々の機体の動きを同時並行的に表現されていたからだと思います。
3DCGの為せる技なんでしょうけれど…

実際の戦闘機同士の戦いでは、もっと多くの血が流れるんだと思います。
それに撃墜され方によっては致命傷を受けたり、ガソリンに引火して空中で大爆発…というのも珍しく無いんだと思います。
それでも人を殺さない…人の死を表面化させない作風は個人的に良かったと思います。
やっぱり月曜日の朝から血ドバドバとか見たくありませんから…
水島監督の渾身の一作だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマはZAQさんの「ソラノネ」
エンディングテーマは、コトブキ飛行隊の「翼を持つ者たち」
どちらもZAQさんの楽曲だけあって完成度が高かったと思います。
勿論、どちらも通勤中に聞かせて貰っています。

1クール全12話の物語でした。
見応え十分でしっかり堪能させて頂きました。
でも今一番気になっているのは、公式HPに記載されている「フィギュア化決定!」情報です。
コトブキ飛行隊のメンバーの手のひらサイズの「フィギュアーツミニ」
「可動によるキャラクター表現の追及」をテーマにした「S.H.Figuarts」
でも私が一番気になった原因は「Figuarts ZERO」のキリエとエンマです。
そのうち残りの4人分も発売されると思うのですが、全高170㎜くらいなので1/10スケール程度でしょうか。
値段が税込み5,940円と破格なんです。
しかも、コトブキのみんなが登場している隼付きとはお得にも程があるという感じです。
是非手に取って出来を直に確かめたいフィギュアだと思いました。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 25

62.4 7 船長アニメランキング7位
劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵(アニメ映画)

2014年2月22日
★★★★☆ 3.7 (101)
587人が棚に入れました
白鳳女学院高等部に通う加藤茉莉香は宇宙海賊船・弁天丸の船長。3年生になる目前の春休み、豪華客船での海賊営業の仕事で、乗客リストを見た際に銀河パス所有者の少年・無限彼方がいることを知る。彼方の父で亜空間ダイバーである無限博士との約束を果たすべく、茉莉香はあることを実行するが……。
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

決断は自分の選んだベスト!

お台場の舞台挨拶付の上映を観てきました

茉莉香が1~2年生の頃を描いたのがTVシリーズでしたが
こちらは2年生~3年生に上がる春休みのエピソード
これは公開時期に季節を合わせてきたのかな?
とか一瞬思ったわけなのですが、
よくよく考えてみると舞台は地球ではなく鯨座宮たう星系海明星
地球とは自転公転の周期が違う上に赤道直下という設定だったはずなので
日本の四季感覚を適用するのはだいぶナンセンスでした
っていうか赤道直下に春休みってなんぞ!?

そんなどうでもいい話は置いておいて本題に入りましょう
今回の劇場版のメインゲストは劇場版オリジナルキャラ無限彼方少年
演じるのは下田麻美さん

下田麻美と聴いて真っ先に思い浮かぶのはおそらく「とかち」だと思いますが
Vocaloid鏡音リン・レンの中の人でもあるので
少年役という事にそれほど違和感はありませんでした
しかし舞台挨拶でのお話によると、こんなにしっかり少年役をやるのは初だそうでした
確かにレンの声のモデルは少年を「演じる」のとはだいぶ違いますし
キューティクル探偵のゆーた君は女装男子で女の子役に近いかんじ
ちゃんとした少年役は初めてに近かったんですね
佐藤監督によるとオーディションの他の声優さんは
もっとキラキラしたいかにも美少年という感じだった中で
ちょっと擦れた感じの演技が決め手になったそうです

これまでのモーパイは周りが茉莉香とタメか年上ばかりの状態からはじまり
途中で増えた後輩たちも女性キャラばかり
年下の男性キャラは全くいなかったんですね
ですから年下の少年目線で見えるちょっとおねいさんな茉莉香
というのがテーマの一つに有ったそうで
それはとてもうまくいっていたと思いました

良かった点がもう一つ
下田さんが「収録があまりに大人数でびっくりした」
と言っていましたが
TVアニメのメインキャラはほぼ総出演といっていい状態
弁天丸クルーや梨里香さん、セレニティ姉妹にランプ館のマミ
ヨット部はOGから後輩たちまで総出演、
チアキちゃんはバルバルーサクルーまで引き連れて出てきます
さらにそれぞれのキャラにしっかり見せ場を作ってあるので
TV版が好きな人には嬉しいファンサービスになっていたと思います

しかし、それはいい方向だけに機能しているとはいえませんでした
彼方が自分の運命を選択し切り開いていく部分が
この映画のメインテーマだと思うのですが
既存のキャラクターたちを万遍なく活躍させた結果
彼方の描写がすごく薄くなってしまっています
作り手側としてはレビュータイトルのセリフが真中にあって
彼方が自分自身の未来を選択していく話を描いているつもりでも
その決断までの心理描写がさっぱり足りていないので
格好いい宇宙海賊のお姉さんに感化され
雰囲気に呑まれて勢いで動いているだけにしか見えませんでした

おなじみのTV版からのキャラたちをメインに動かしつつも
物語の中心にはゲストキャラを持ってくるというのは
この手の劇場版の作りとしては王道パターンだと思います
しかし。それが傑作になるための条件として
既存キャラの力に頼らずとも
そのゲストキャラがメインの物語としてみて面白いことが大事です
原作ファンへのサービスに注力し過ぎて
彼方の物語が今一つ盛り上がっていないのが残念です

もうひとつ気になったのは後半のアクションシーン
監督も舞台挨拶で「彼方が決意した時点で話は終わってるんだけど
でも、折角のスクリーンだし(アクションシーンが)欲しいじゃない?」
と、笑いながら蛇足であることを認めていましたが
あのアクションシーンは個人的には減点要素しかありませんでした
{netabare}彼方の乗るマシンが変形したり、オデット2世とバルバルーサが合体したり・・・
まぁ苦笑いしか出てきませんでした
確かにモーパイファンは一般のアニメファンよりも高い年齢層に多くいます
簡単に言うと超合金世代ですよ
変形とか合体とかそういうのに憧れて育った世代です
だけど、いやむしろだからこそ
そういう要素の扱われ方には敏感なんですよ

某ゲームの分類を借りれば変形とか合体とかはスーパーロボットの領域
それに対して茉莉香達の戦い方は機体性能に依存せずに
優秀なクルーの技術と茉莉香の大胆な戦術によるもの
これらはどちらかというとリアルロボットの戦い方に通じるものがあります
茉莉香達の操っているのはロボットですらありませんが
リアルロボットから人型ロボットというアンリアルな部分を捨て去って
よりリアルに志向させたものが戦闘する宇宙船だと考えることもできます
つまり変型とか合体とかはモーパイの魅力とはベクトルが真逆なんですね
この違和感はTV版終盤のオリジナル部分にもありました
あの時は最新鋭の試作戦艦であると説明されて
なんとなく腑に落ちないものを抱えつつも納得はしましたが
今回で違和感の正体がはっきりした感じです{/netabare}

ああ、でもそんな中で流れた小松未可子さんの「Sail away」は良かったです
劇場まで足を運んで映画を見る意義の一つは
どんな立派なホームシアターでも絶対不可能な音響設備にあると思います
そんな中で、ももクロの例のアレを聞かされてスタートした時はどうしようかと思いましたが
「Sail away」と舞台挨拶だけでも見に行った価値がありました

しかし・・・興行的にはかなり残念なことになっているみたいですね
今まで人気作品の舞台挨拶付上映とか大体チケット取れなかったり
取れてもすごい後ろの方だったりしてきました
それが今回は前から4列目という映画を見るには前過ぎるにしても
舞台挨拶の観覧としては相当な上席が取れたのに
周りにぽつぽつ空席があって自分の左も空いている始末
これは普通の回はほとんど入ってないんじゃないかなぁとは思っていましたが・・・

TV版レビュー
http://www.anikore.jp/review/291621/

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

【ジュブナイル】×【サイバーパンク】×【スペオペ】×【ちゃんじゃない】=これぞモーパイの全て!

思春期の決断
大宇宙の冒険
巨大組織の陰謀
電子戦
独特の芝居臭さ
無理やりなドンパチ
そして・・・「ちゃんじゃない」


素晴らしい映画でしたb
『モーレツ宇宙海賊』というシリーズがやってきた要素をオリジナルストーリーながらも全て詰め込んだ贅沢な一作です


「超光速跳躍」の鍵を握る亜空間を研究していた「無限博士」を実の父に持つ少年、「無限彼方」
彼は超VIPの証である「銀河パス」と謎めいたメッセージを放つオウム型のロボット「フリント」を亡き父から託されたと同時に、謎の組織から身柄を追われ宇宙を逃亡していた
逃亡生活の果て、彼を捜していたという宇宙海賊船「弁天丸」の船長「加藤茉莉香」に保護され、行動を共にすることとなる
茉莉香は彼女の亡き父である「加藤ゴンザエモン」と「無限博士」との間に交わされたという約束の謎を明かすため彼方を匿う
やがて彼方を追う組織の目的が無限博士が亜空間に残した遺産にあることに辿り着く
が、彼方と関わる者として茉莉香や弁天丸、やがては白鳳女学院ヨット部までもが謎の組織の標的となっていく・・・


上記した通り、原作には無い(というか時系列的には原作を追い越した)完全オリジナルエピソード
さらにテレビシリーズが持っていた魅力的要素を今作の中に全て詰め込んでくるという大胆な構成を無理なく92分に落とし込んでいます
流石の佐藤竜雄監督、『ナデシコ』以来の劇場版とは思えぬ働きぶりには感服です


また、テレビシリーズでは描写が解り辛かった【電子戦】をSD化されたアバターキャラの動きで可愛く魅せた試みはgood


キャラデザは竹内浩志さんから堀内修さんに変更
キャラの年齢が上がったことを意識したのか全体的に大人びた感じで頭身チョイ上げ、輪郭線スマートに、ムッチリ太腿、下まつげ強調が主な違いか


さらに劇場版らしいスペクタクル要素としていわゆる【ドンパチ】が描かれるのも本作の魅力の一つだと思います
遂に梨理香さんの本気が拝めますw


ドンパチに関しては本来の『ミニスカ宇宙海賊』シリーズの魅力とは離れるという指摘もあるでしょうが、この辺はアニメシリーズ独特の魅力として機能しているので本作にもそれが反映されるのは当然のことと感じております


また、わざわざOPにテレビシリーズそのままの「ももクロ」を引っ張ってきたのもまたアニメシリーズの特徴でありますし、好印象でした


モチロンみかこしの挿入歌、angelaとしょこたんコラボによるEDテーマも不服は無いのですが、強いて言うなればももクロまで引っ張ってきたことだしスクリーンで「Black Holy」を聴きたかった・・・ってのが個人的な本音ではあります(笑)


モーパイファン、スペオペファン納得の素晴らしい一作に仕上がったと思います
拍手です

投稿 : 2020/07/04
♥ : 17
ネタバレ

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

海賊の時間だ!アゲイン

茉莉香たち弁天丸クルーと白鳳女学院ヨット部の面々が 亜空間ダイバー無限博士の息子
無限彼方を敵の手から救うお話

感想
前半は面白かったんだけどね
後半はなんか詰め込み過ぎてグダグダって感じだったね
劇場版で90分という尺じゃ、このシナリオは無理だったんじゃないかな
OPはTV版と同じモモクロ(個人的にはサビからラストあたりまでが癖になってる曲)

モーパイと言えば茉莉香のコスプレと電子戦でしょ
茉莉香の海賊衣装はやっぱりいいよね

電子戦ももちろんあったんだけど、結末うやむやだし
どうなったんだよ!?
敵の電子制御メッタメタにして敵があたふたしてるところまで描写して欲しかったな

TV版の登場人物ほぼ全員登場させたのは、ファンサービスで、その心意気はいいんだが
逆に尺を足らなくして、シナリオの足引っ張る形になっちゃってる
ちあきちゃん(ちゃんじゃない!)も出したけど、必要あったんだろうか?
なにより、彼方少年の掘り下げ不足から彼方少年を襲おうとする敵の行動原理が不明になってる。


{netabare}亜空間潜水艇が変形ロボって・・・おいおい世界観違うだろ!
オデットⅡとバルバルーサの合体って!? {/netabare}

このためだけにちあきちゃん(ちゃんじゃない!)出したみたいだね
なんか無茶苦茶だ

敵の艦隊とのバトルもどうなったか、不明のままだし

なんか中途半端感が大きかったな

モーパイの設定は好きな部分も結構ある
敵の組織の目的が営利目的で、経済の話を盛り込むところとか
結構好きなんだけど
敵の艦長の[サラリーマンの意地を見せてやれ!]は面白くて爆笑したけど
最大の黒幕がどうなったとかまでちゃんと描写してくれよって感じだった。
色々と不満で後味がすっきりしない作品だった。

まあ、茉莉香の海賊衣装と、[サラリーマンの意地」だけだったな

ちょっと酷評気味になっちゃったけど、モーパイは結構好きなんだ
だから、もっとしっかり作って欲しかったんで辛口にさせて貰いました。
続編もあれば 今度はきちんとシナリオ練りこんでやって欲しいな。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13

66.1 8 船長アニメランキング8位
ドラえもん のび太の海底鬼岩城(アニメ映画)

1983年3月12日
★★★★☆ 3.6 (88)
514人が棚に入れました
春休み。ドラえもんやのび太、スネ夫、ジャイアン、しずかたちは太平洋海底でキャンプをすることにした。一行は楽しい第一日目を過ごすが、翌日から五人は謎の世界に引き込まれていく。

offingbook さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニメを観るってことは、つまりなんでもできるってこと

1983年に公開された大長編ドラえもん映画シリーズの第4作目に当たるアニメ映画。約1時間半。

夏休み、秘密道具を使っての海底キャンプに向かったドラえもんたちだったが、
しかし思わぬ冒険をすることになってしまい…。
バミューダトライアングル、ムー大陸、アトランティス大陸などなどを物語に織り込んだ、
ドラえもん×海底世界の冒険アニメ。

アニメって、何でもできちゃうんですよね。

ただ画面を観るだけで誰もが、どんな遠くへでも壮大な冒険に出ることもできるし、
逆にささやかな幸せを守るような身近な日常を過ごすことだってできる。

過去の世界が描かれれば何万年、何億年前だって行くことができる。
歴史上の人物にだって会えちゃう。

未来の世界が描かれれば今とは全く違う、誰もが知らない未来の世界にだって行くことができる。
宇宙にだって行ける。

子供の頃にも戻れるし、ずっとずっと大人にだってなれる。
もっといえば、死後の世界だって見れる。(笑)

フィクションの物語すべてに通じることだけど、アニメの場合は、
観た人全員を全く同じ世界に引き込むことができる。

アニメの世界で描かれれば、それが現実になる。

それって実はすごいことなんだなぁと、ふと思ったり。

僕にとってのドラえもんの魅力って、観れば何でもできてしまう、という、それなのかもしれません。

そして今作『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』は、現実の世界では不可能な
未知と神秘の海底世界の冒険に、何度でも僕を連れ出してくれました。

深い深い海底から高い高い海溝を見上げることだってできる。
今何かと話題のダイオウイカだって見れちゃうぜ!(笑)

ドラえもん映画はお話も面白いけど、すごい夢にあふれていて、やっぱいいなぁ~。

そんな冒険の果てのラストはもう……オイル漏レ、デス(´;ω;`)

最近はアニメを観ても、面白いところ、面白くないところを足し算引き算してばかりの
観方ばかりしてましたが、久々にドラえもんを観返して、何も考えずただ夢中になって
アニメを観てた子供の頃の気持ちを、少し思い起こさせてくれました。

…しまった…アニメの内容のレビューを書いていない…。(笑)

投稿 : 2020/07/04
♥ : 29
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

好きなドラえもんランク、2位

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
「大長編ドラえもん」シリーズの第4作。ムー大陸、アトランティス大陸の両者を冷戦時の2大超大国に見立てた物語に、バミューダトライアングルの要素や日本海溝、マリアナ海溝など海底に関する情報が盛り込まれた作品(Wiki参照)。

映画ドラえもんの中でも、かなりダークでシリアスな作品。ドラ泣き必至です。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ムー大陸やバミューダトライアングルといった、ゴシップ的な話題から、海底人エルとの出会い。友情。そこから、核戦争をモチーフにした、キナ臭い話が展開する。最終的には、またゴシップ系に流し、夢ある話で閉じる。

このあたりの構成の上手さは、勿論、素晴らしい。

ただ、本作一番の魅力は、間違いなく「バギー」ちゃんにあって。

彼(ゲストキャラ)がほぼ主役になり、ヒロインが静ちゃんという珍しい構図。ドラえもんやのび太達の影は若干薄くなったが、所々で彼ららし、、、。

いや、ごたくを並べるのはやめましょう。

単純にね、泣いたんですよ、珍しく、本当に。

幼い頃だったけど、好きになった女の子のために命をかけ、最後にネジ1本になってしまったバギーちゃんを見た時にね。シンプルに感動しました。

視聴から20年以上経ち、一度も再視聴してないけど、あのシーンがありありと浮かぶ。

そんなアニメ、そうそうないです。今や、前クールの最終回すら、怪しいのに(笑)
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

愛の特攻

シリーズ4作目。
{netabare}
夏休みに2泊3日のキャンプを計画する一同、皆が海か山かで言い争う中、どちらも楽しめるという理由で海底を提案するドラえもん。
海底にてドキドキキャンプライフを楽しむのび太たちではあったが、その道中で海底人と出会い、地球を救う戦いに身を投じていくという展開。

設定が結構凝っていて、バミューダトライアングルやアトランティス、ムー大陸など、いわゆる都市伝説的な設定を絡めつつ、壮大なスケールを持たせた海底人の歴史が作品に緊張感とワクワクを与えている。

そして今回は何と言っても冒頭から登場する、人工知能を搭載したバギーちゃんの魅力にあふれてた作品だった。
何故か臆病で口が悪く、ドラえもんからも嫌われるしまいだが、心優しいしずかちゃんとの絆が描かれている。

今回は敵が強大で、スリルも大きく、見せ場も多い。
カメレオン帽子によるバリアすり抜けや、しずかちゃん決死の囮作戦、そして全員が捕まり絶体絶命からのバギーちゃん特攻は語り継ぐべき名シーンだ。しずかちゃんの涙にこたえて自ら四次元ポケットから出ていくバギーちゃんの勇姿に感動必至である。

初期作品の中ではかなりクオリティが高い作品だと思う。
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

71.2 9 船長アニメランキング9位
家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ(TVアニメ動画)

1981年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (42)
231人が棚に入れました
世界名作劇場第七作。厳しい無人島のサバイバル生活を、家族揃って楽しげに切り抜けていく物語が人気を呼ぶ。スイスに住むエルンスト医師とその家族は、医者が不足しているという未開の地オーストラリアに出向くことに。しかし旅の途中乗っていた船が沈没。命からがら近くの孤島へ逃げのびた一家はそこで自給自足の暮らしを始める。長女フローネはそんな境遇にもめげず、元気に美しい自然と戯れるが…。

声優・キャラクター
松尾佳子、古谷徹、高坂真琴、平井道子、小林勝彦、小林修
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

人間として、家族として理想的な在り方。

世界名作劇場シリーズは登場人物が苦境に立たされるものが多いと思いますが、フローネの境遇も中々のものです。


あらすじ
{netabare}
ロビンソン一家は、居住地であったスイスから転勤のため家族総出でオーストラリアに移住することになる。
移住を決める際一悶着あったが、なんとか全員でオーストラリア行の船に乗り込んだ。

しかし一家はその航海の途中で大嵐に巻き込まれ船は座礁してしまう。父エルンストの機転で急ごしらえのイカダを作り一家は船からなんとか脱出。

イカダが偶然たどり着いた陸地はなんと無人島。その日から一家の無人島生活が始まる・・・・・・。
{/netabare}


それまで裕福な暮らしをしていた医者の家族が、一転して無人島でのサバイバルを強いられることになる。過酷な物語です。

今思うと、当時イギリスの植民地であったオーストラリア自体あまり治安の良い場所でなかったと聞いたので、どちらにしろサバイバルなのでは・・・とも思いました(笑)


いきなり無人島に放り出されたことによる絶望や、島で待ち受ける様々な苦難の連続に、一家は打ちのめされます。

しかし、フローネはじめロビンソン一家の人々はお互いに助け合い励まし合い、この苦難に逞しく立ち向かっていくのです。


では、そのロビンソン一家の紹介です。
{netabare}
まず一家の大黒柱であり父親のエルンスト。

彼は世界中どこを探し回っても見つからない位に頼もしい父親です。

医者として彼より腕の立つ人間はいても、彼より精神力が強くこのような過酷な場所で生き抜いていける人間は存在しないでしょう。

彼の判断力と行動力、そして家族を支えぬく家主としての責任感の強さは驚嘆に値します。


次は子供達の支えである母親のアンナ。

最初こそ現実を悲観して頼りないものでしたが、次第に元来持つ芯の強さが表れはじめ肝っ玉母さんとして活躍していきます。

子供達のため・家族のためを思うと無類の強さを発揮する、頼もしい女性だと思います。

気品に満ちた人柄で、どんな環境でも身辺の整理や子供達の教育そして自尊心道徳心を忘れない、大人の鏡です。


そしてしっかり者で一家を助ける長男のフランツ。

母のアンナと同じく最初は挫けそうなほど気弱だった彼は、何度も挫折を繰り返すことで頼もしく成長していきます。

島での生活の中で長男として、また男手としての自覚を持ち一家を支えていきました。

下の姉弟の面倒見もよく、両親に強く信頼されていたことと思います。


主人公であり元気いっぱいに笑顔を振りまく次女のフローネ。

彼女はタイトルでも主題歌でも強調され、あたかも彼女を中心に物語が進むのかと思えば意外とそうでもありません。

彼女の天真爛漫さが一家を絶望の淵から救った、そういう意味での主人公であると言えます。

なんだか美少女じゃないとやたら喧伝されていますが、彼女が常に頭に挿している赤いハイビスカスの花言葉は「繊細な美」。そういった奥ゆかしい美しさを彼女は持っていると思います。


最後に純真無垢な三男のジャック。

彼はまだ幼く他の家族に比べ現実を直視できていない面もあると思いますが、それ故に彼の無邪気な行動は癒しを与えてくれます。

幼いため島での生活への順応も早く、愚図ったりして家族を困らせるようなことも少なかったと思います。

マイペースで時々家族をハッとさせるような行動を見せる彼のこれからの成長が楽しみです。
{/netabare}



こんな一家の生活は、残酷な現実に反して非常に生き生きしています。
ただ毎日を生き抜いていくばかりか、チェスや音楽を楽しみ、島中を探検し、まるで自然と戯れているようです。

だから見ていてとても胸が温かくなります。サバイバルだからといって殺伐とした雰囲気ではなく、常に人情味あふれる優しさに包まれているよう。ある種非日常的な空間での日常を描いた作品といってもいいでしょう。

長男のフランツと長女のフローネの年齢設定が絶妙です。(フランツ:15歳 フローネ:10歳) これフランツとフローネの年齢が逆だともっと複雑になってしまいますね。お年頃の女の子が主人公だと色々大変ですし・・・これで良かったのだと思います。

フローネが些細なことで傷ついてしまったときはフランツが兄らしく落ち着いたフォローを、逆にフランツが繊細さゆえに塞ぎこんでしまったときはフローネが元気一杯励まします。

この二人がとても兄妹らしい関係で微笑ましく、たとえ非情な出来事が起こっても、一家で力を合わせて乗り越えていく強い絆がそこにはあります。


そういった過酷な環境を生きる人間達の強い姿や、今や失われた家族の共同体としての形がこのアニメには息づいていると感じました。



作画、特に人物や小物の作画に関しては今見るには厳しいかもしれません。

対して背景・風景の作画は淡い水彩画のようなタッチで、美しい出来栄えです。
だから人・物における作画の粗を考慮してもこれ以上の低評価は付けられません。


また作中の音楽は主題歌をはじめとして、今なおクオリティの高さを感じられるほど完成されています。
南国系とでも言えばいいのか・・・明るさと静けさが同居した不思議な感じです。アニメのサントラの域を超えた普遍的な音楽だと思えます。

総じて風景画および楽曲の美しさは芸術的とさえ思えるものでした。


そして感じたのは、1話1話の起承転結の展開の巧みさと、登場人物の交わす台詞一つ一つの人情深さ。
特に後者は、制作者が相当に気を使って言葉を選んでいたんだろうと想像できます。世界名作劇場の名に恥じない丁寧さ。
台詞から温かみを感じたことで、聞き入るだけでなんだか心が満たされます。


全50話という尺の長さ、人物作画の粗さ等を許容できる人には是非オススメしたい名作アニメです。




あとは個人的名エピソードのメモです。
{netabare}
まず第12話「おかあさんの活躍」。
ロビンソン一家が住んでいた住処が野犬に襲われ、母のアンナが一晩の間死力を尽くして守り抜くという壮絶な回。

この回は今までの回とは毛色が異なり、本気の恐怖を突き付けてきました。アンナの強さに感服です。


次に第13話「フランツの目」。
フランツが虫が放った毒を目に浴び、危うく失明しかける話。

二週連続で息がつまるような回が続き、こっちまで参ってしまいそうでした。


あと第21話「亀の赤ちゃん」。
ある日浜辺で海亀を見かけたロビンソン一家。その海亀が産卵期であることを知り、産卵の様子を見届ける回。

親子揃って生命が誕生する瞬間を見ることは現実滅多に叶わないと思います。そうした貴重な体験を通じて、親子の絆が深まる感動的なエピソードです。


最も好きな回が第27話「無人島の音楽会」。
父エルンストと母アンナの結婚20周年を子供達が祝福する回。

別荘を作って夫婦を二人きりにしてあげたり、そこでささやかな音楽会を開いてお祝いする子供達の愛は素晴らしいものでした。

そうした子供の成長を喜んで涙する母の姿も感動的でした。


続いて第28話「ジャックの病気」。
ジャックがマラリアのような病気に罹り高熱を出して寝込んでしまう回。

生死をさまようジャックを救うために、家族で必死に助け合う姿に心打たれます。


そして第31話「わたしはのけもの?」。
フローネの11歳の誕生日を祝うために、フローネに内緒でプレゼントを用意するべく奮闘する回。

ちょっとフローネちゃんが可哀想ですが、それだけに最後の真心の籠ったパーティーとプレゼントの感動はひとしお。


ラストにかけた第45話「死なないでロバさん」第46話「ヤギをすてないで」第47話「続ヤギをすてないで」第48話「さようなら無人島」。
島自身と、今まで関わってきた生物への別れを体験する回。

長い生活の中で愛着が湧いてきたものたちへの別れの感情を強く体現した名エピソードの数々。

ここまで見てきた感慨深さもありますが、親しい者との別れの辛さがフローネを通して感じられる、名作と呼ぶにふさわしい幕引きです。(まだちょっと続きますが)
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 12
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

大人になって見てもおもしろかった

子供の頃見たけど、ほとんど覚えておらず大人になってまた見ました。

漂流前の一家は長男の進路についてなどガヤガヤしており、こんなヤワそうな一家が漂流して大丈夫なのかと心配に。

ややあって島についてしまうわけですが、このややある部分もとても丁寧です。船が完全に沈むまで段階が踏まれており、まず何を持って行くべきかを一家は選択する。この提案と話し合い、折り合いをつける作業がいい。自ら考えて感じて選び、決めることをここから徹底して体験して行きます。

野犬との攻防、ヤシの実とり、森林探索と家作り、植物からロウソクを作る、こんなとこでも兄妹喧嘩、小さな友達との出会い、田畑作りの苦戦、やはり苦戦の船作り、自分の手に出来る美しいものでプレゼントを作る兄妹、植物で編みもの、生存者との遭遇…無人島での日常が創意工夫を凝らして描かれます。

心理的葛藤を受け持つ兄さんの成長や、それを受け止め希望を失わない父さん、基本インドア派なのに危機の際には勇気と知恵を振り絞った母さん。そして楽観担当フローネ。

{netabare}
この子はソコソコかわいいんだけど凡庸で、うつくしかったり萌えキャラだったりでなくてよかった。(戦時ドラマなのに色艶のいい身綺麗な俳優とか…)

島を去る際の日常感がまたよかった。
もう来ることもない畑の草むしりを、ついしてしまう母さん。
つい、家の補修をしてしまう父さん。
非日常が日常に馴染んでしまった姿が微笑ましかった。
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 7

luna さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

50話だから一緒に漂流体験

50話もあります!

こんなに長い作品観るのはじめてだけど
50話必要なお話でした

タイトルにあるように、
家族が漂流生活するお話ですが、
何が起こるかわからない
無人島での長い生活を
一緒に体験できるんです

特に
個性が強いフローネと
ものすごいポジティブなお父さんが
印象的でした

サバイバル色を薄める設定がうまく
家族と動物、そして他人を信じることなどが
テーマになっていて、
一番最初の方にペテン師が出てくるのですが、
このエピソードが終盤に上手くつながってて
少しびっくりです

絵が流石に古く感じたのと
フローネとジャックが安易に銃に触れても
何も言われないシーンに違和感をおばえたけれど

このゆったりとした時間の流れは
いまの12〜24話の作品では味わえない
貴重なものでした

投稿 : 2020/07/04
♥ : 4

58.7 10 船長アニメランキング10位
タイドライン・ブルー(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (36)
213人が棚に入れました
「ハンマー・オブ・エデン」と呼ばれる天変地異から14年。陸地の90%と60億の人類が水没した近未来の地球を舞台に、秩序を取り戻そうと新国連を結成し、平和を模索し続ける人々の苦悩や争いを描いた作品。「誤解と瓦解」がキーワードになっており、主人公のキールと双子の兄であるティーンが、敵対しながらもしだいに分かり合っていく展開が見どころのひとつになっている。また、原作を『青の6号』など艦船マンガの先駆者と言われている小澤さとる氏が担当しており、ファンの間で話題になった。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

それなりに勢いはあった。

2005年7月 - 9月TV放送された。全13話(地上波未放送1話)。


あらすじ&設定。

陸地の90%が水没した近未来の地球という設定。
人類はそれを“ハンマー・オブ・エデン”と呼んだ。

それから14年、運良く生き残った人類はその破壊された地上
の混乱と絶望から立ち上がり秩序と平和を取り戻そうと模索
しつづけていた。


感想。

1話目から覇権争いと戦闘の最中で出産と・・一気に展開。
演出等作風は夕方子供向けアニメ。ドタバタと大げさな演技
も多く、如何にもな理不尽展開や説明しない伏線?のような
見せ方も多い。世界観は簡単なので特に説明は不要だった。

キャラデザもキッズアニメ風だけど、デフォルメが控えめ。
メカデザは、やや古臭い3Dでデティールは低めだけど良い。

13話では丁寧な描写は厳しく強引で乱暴な流れで中途半端な
中での問題の擦り替えで勝手に解決させてしまう事も多い。
展開に勢いはあるので深く追求せず子供向けと思えば許容?

物凄く描きたい方向は伝わってくるのだけど・・下手・・
元々表現したい部分が誤解や対話不足など単純な根子なので
描写自体もたどたどしくもどかしい描写が多くなっている。

12話・・此処で終わると話を綺麗に纏め過ぎ・・TV未放送の
13話でフォローとなるようですが・・13話全体に言えるけど
良い感じの表現と・・えぇ~・・という表現が同時にある。




キール:阪口大助
世界で最も恵まれた都市・ヤビツで暮らす14歳の少年。
幼い頃に家族と生き別れた。直情的な性格の持ち主。
新国連事務総長のアオイに引き取られている。

ティーン・グールド:浪川大輔
「ユリシーズ」艦長グールドの副官を務める14歳の少年。
幼少時にグールドに拾われて軍人として育てられた。

イスラ:わくさわりか
アクセサリーを作り、生計を立てている彫金師の少女。
16歳。現実に絶望する事無く明るく振る舞う芯の強い。

マユゲ:奥田啓人
キールやティーンに懐いているダチョウ。
人語を理解出来る。アオイとの相性は悪い。

アオイ:榊原良子
新国連事務総長にしてキールの養母。優秀な政治家。
新国連を中心にした新しい秩序の下に纏めようとしてる。

グールド:土師孝也
米海軍戦略原潜「ユリシーズ」艦長。

ジョゼ:氷上恭子
「ユリシーズ」副長。19歳の女性。軍人としては優秀。
寡黙且つ秀麗で、信念固いグールドを敬愛している。

里山一馬:横堀悦夫
海上自衛隊イージス護衛艦(新国連の旗艦)「てしお」艦長。

ブランタイル:森田順平
原子力空母「エレクトラ」の艦長。

「てしお」副長:鈴木達央:里山の補佐を務める。

クラン:石上裕一
ステルス巡洋艦「ゴトランド」艦長。

サンジュン:ふくまつ進紗
新国連副事務総長。アオイの補佐を務める。

劉虔:星野充昭:魏国大統領。

キング:楠見尚己:アメリカの石油王。

チェンレーシ:本名陽子:チベットの若き法王。

船長:宝亀克寿:浮きドックの船長。

アンジー:小池亜希子
キールと共にイカサマ賭博をしていた少女。

サンシャイン:大須賀純
キールと共にイカサマ賭博をしていた少年。

キール:イスラの子供。

エマ:園田恵子:キールとティーンの母親。

KC:小形満:キールとティーンの父親。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 4

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

自分好み

小澤さとる先生のアイデアを飯田馬之介監督が広げているので、サブマリン707、青の6号とかぶりまくりの設定ではあるが、ナディア、未来少年コナン、世界名作劇場かな?っていう感じのキャラデザや演出などなどで自分好みではある。
宇宙ステーションで育った空気読めない、成長しないじゃん!の主人公にイラつくことも多々あるが、まだお子ちゃまだしね…と思えば許せる範囲かな。
1番びっくりだった設定は、メインヒロインが未婚の母って!!
父親は誰か?はしっかりと描いて欲しい反面、辱めだった場合描いてほしくない。解明させずでもいいのかなぁって思ったりもする。

ラストまで観たが、構成的にうん?も多々あったが、残された人。これから生まれてくる人達が限られた資源をシェアして平和に暮らせますようにというテーマはわかりました。
でもねぇ主人公達の父親がとった行動って、オイオイ…です。
いつかは落下してしまう宇宙ステーションですけど、そのタイミングで妻、息子達を脱出させたのは先走りすぎでしたな。結果悲劇になってしまうので。

制作はテレコムだが、作画はすごく丁寧だ。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

六目チャー飯 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

終始ストレスの溜まる作品

突っ込み所はあるけど、そんなに悪い作品じゃないと思う。
結構深い世界観持ってるし。

ただねえ、問題はこの主人公。
こんなハンパもんで頭の悪い奴に誰が感情移入するんだろ。

ただでさえ小難しいストーリーに神経張ってるのに、
この世間知らずでアホなガキの演出が交ざってくると、
とにかくイライラするしストレスが溜まる。
ホントどうにかして欲しいレベル。

もし序盤から好感度高い設定だったら、
もうちょっと人気出てたかも知れないって思う。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

67.7 11 船長アニメランキング11位
7SEEDS(第2期)(Webアニメ)

2020年4月1日
★★★★☆ 3.5 (29)
180人が棚に入れました
少女ナツが目を覚ますと、辺りは海。突然荒れ狂う海に放り出された彼女は、嵐と蟬丸、牡丹と共に島へと辿り着く。その島には未開のジャングルが広がり、巨大化した植物や、凶暴化した動物や昆虫に次々と襲われ、死と隣り合わせのサバイバル生活へと放り込まれる。そんな中、ガイドだと名乗る人物より信じられない計画の話を聞かされる。それは、人類絶滅を回避するため、若く健康な人間を冷凍保存し、災厄が過ぎ去った後の世界に人類の種を残そうという壮大な計画「7SEEDS計画」の話だった。彼女らはその計画に選ばれた人間なのだと初めて知り愕然とするのであった。「7SEEDS計画」に選ばれた若者たちは変わり果てた世界で、過酷な環境にさらされながらも懸命に生きてゆく。

声優・キャラクター
東山奈央、福山潤、小西克幸、沢海陽子、阿澄佳奈、石田彰、悠木碧、井上和彦、日笠陽子、野島裕史、置鮎龍太郎、喜多村英梨、能登麻美子、広橋涼、伊藤静、江川央生、浅野まゆみ、三宅健太、加隈亜衣、石川界人、小松未可子、阪口大助、星野貴紀、津田健次郎、佐々木望、野島健児、桑島法子、小野賢章、櫻井孝宏、千菅春香、嶋村侑、寺島拓篤、佐藤拓也、皆川純子、菅原正志、速水奨、興津和幸、寿美菜子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「春・夏A・夏B・秋・冬」チームの分裂と融合により導き出される答えとは!?

この作品の原作は未読ですが、NETFLIXで配信されている第1シリーズは視聴済です。
第1シリーズの終盤は正直色々とモヤモヤさせられました。
その状態で放置されたので続きがとても気になっていたのですが、第2シリーズの視聴に際し、頭をクリアにして視聴したいと思い、第1シリーズを再マラソンして本作品の視聴に臨みました。

第1シリーズに抱いたモヤモヤの元凶は、正直もう2度と見たくもありませんでしたが、物語は、その元凶が夏Bチームに遭遇するところから始まるんです。

これまでの夏Aチームの言動と仕打ち…
生き方が夏Bチームと真逆だったので、決してお互いを相容れることは無いと思っていました。
それに一番会って欲しく無いチームだとも…

夏Aチームの生い立ちは確かに壮絶だったと思います。
ですが、それは何も知らない後世の人に、当時の思いから八つ当たりしても一つも解決することなんて無いんです。
その、いわば虐待行為を実際に受けた人も、それを見ていた人も、心に深い傷を残すことしかありませんでした。

もし、最初に夏Aと夏Bが接触していた時点で夏Aの非道っぷりを夏Bが知っていたら、絶対快く受け入れることなんて無かったでしょう。
でも、夏Bは夏Aのことを何も知らないから、すんなり受け入れちゃうんです。

それだけじゃありません。
夏Bは夏Aに対して、夏Bの日常に彼らを溶け込ませてくれたんです。
これって、この時点でできる最高のおもてなしだと思うんです。

これまで夏Aは、周囲を…人を…状況を…全てを疑うことからしか物事を見ることが出来なかった…
ところが夏Bは、夏Aの常套である懐疑心なんて微塵も持ち合わせていないんです。
それどころか夏Aから見たら夏Bチームの面子は隙だらけ…
自分たちとの境遇の差に大きなギャップを抱えるのも仕方ないのかもしれません。

夏Aが思いを胸に抱いたまま踏みとどまってくれていたら、きっと彼らのことを憎むことは無かったと思います。

ですが、夏Aの矛先が夏Bに向いて襲い掛かってくるんです。
それも、これ以上無い陰湿な考え方に基づくやり方で…
これは最高の形でもてなしてくれた相手に対する仕打ちじゃない…

どうやら、私の中で彼らに対して張りつめていた糸が切れたようです。
この瞬間以降、彼らに感じるのは嫌悪感だけ…
この後、夏Aが何をやっても私の心はもう響くことはありませんでした。
久々にアクセルワールドの能美 征二の絶頂期(?)を彷彿と感じさせて貰いましたよ^^;

夏Aはこれから生きていく限り自分たちの愚行の深さを知り、これまで犯してきた所業に苛まれることでしょう。
彼らは、この世界でこれからどう贖っていくのか…
まぁ、もうあまり興味もありませんけれど…

ですが、夏Aの元凶以外は少しもそんなことありません。
会いたい人にはしっかり再会して欲しいと思いますし、それぞれの目標や夢を持っている人には叶えて欲しいと思います。

オープニングテーマは、上白石萌音さんの「From The Seeds」
エンディングテーマは、サイダーガールさんの「シンクロ」

1クール全12話の物語でした。
個人的にはこの第2クールで完結すると思っていたのですが、道半ばで終わっちゃいましたね^^;
原作は完結しているようですし、今勢いに乗っているNETFLIXの作品であることを踏まえると、この続編もきっと制作して貰えると信じて待っています!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 6
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

原作未読な方にも伝わるかな?人類滅亡後の世界で生きる若者達の物語

原作は田村由美の漫画。コミックス発行毎に即効で購入し全35巻揃えておりますです、ハイ。

2020年制作。1期と同じGONZOかと思えば、新鋭のスタジオKAI。
気になるところではありますが想像の域を出ないので、その辺の話題はSNSやWikipedia等に譲ることにしましょうw

さて、まずは作画から。。
{netabare}
水に浮いているところで体を動かしていないのに身体が水面上に出過ぎてて、シリアス場面がちょっと締まらないw。それだけ海の塩分濃度が濃いということかな?そんな設定は原作でもなかったと思うのですが。
他にもバクテリアの動きとか人の表情とか残念なトコはままありましたけど。。
{/netabare}
炎や水などのCG部分がリアルで臨場感は出ていたかと。
総じて1期よりはよくなったような気はします。

演出的にも感情移入しやすくなったかな。
画力が追い付いていない部分はありますが。。

原作ファンとしては残念感が先立ち、コミックスをオススメしたくなります。。。この2期は21巻までの話だったので比較するのも面白いかと。
まだまだこの後、あんなとこに行ったりこんなことになったり。。
なので3期もあると思っています。
J.C.STAFF辺りでやってくんないかなw

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5

順順 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

自然って素晴らしい

みたいな感じだけど、
後半はでかい昆虫とかほぼ出ないから
そんな風に感じただけだった

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

66.7 12 船長アニメランキング12位
白鯨伝説(TVアニメ動画)

1997年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (35)
172人が棚に入れました
『白鯨伝説』(はくげいでんせつ)はNHK衛星第2テレビジョンで放映された番組「衛星アニメ劇場」内で1997-1999年にかけて放送されたTVアニメシリーズ。ハーマン・メルヴィルの小説「白鯨」をモチーフに、監督の出崎統が長年温めていたアイディアから制作したSFアニメである。出崎統・杉野昭夫の共著「アニメーション制作技法~『4701白鯨』を創る~」誌上の題材「4701白鯨」が原案となっている。

rurube さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

衝撃的名作。

宇宙に人類が進出し数多くの宇宙船が行き来していた時代から数十年、宇宙バブルは終わり宇宙には廃棄された宇宙船が残された‥。
エイハブ船長のエイハブカンパニーは廃棄された宇宙船から物資を集めブラックマーケットに流す仕事を縄張りとしていた。彼らは鯨獲り(宇宙船が鯨に似ているから)と言われどんな商品も調達する命知らずの集まりだった。そんな折、エイハブに一人の少年ラッキーが仕事を求めやってくる、しかし彼には大きな秘密があった。厳しい試練に耐えエイハブカンパニーの一員になったラッキーに最初の仕事が入る。その仕事の途中一体のアンドロイドを発見、アンドロイドは政府に管理され一般人が所有する事は禁止されていた。そしてアンドロイドのデュウとの出会いはこれか巻き込まれる大きな事象のはじまりに過ぎなかった。
ラッキーの秘密とは彼の母性である資源惑星が役割を終え、新兵器の実験星に選ばれたのを阻止する事だった。その新兵器の名前は『白鯨』 白い巨大な鯨のような宇宙船であり一度起動すれば星一つを消滅させるエネルギーを放出する。ラッキーの兄は反政府運動をしており今回この計画の中止を求め宇宙一の鯨獲りであるエイハブに協力を求める為にラッキーをエイハブのもとに行かせたのであった。
ラッキーから話を聞き少なからず『白鯨』と因縁があったエイハブは協力する事を容認、ラッキーの母性である惑星モアドに急ぐ。しかし物語が進むにつれある真実が明かされるアンドロイドのデュウは宇宙船 『白鯨』 に何かあった時の代わりとなる起爆装置だったのだ‥。
大きな事象巻き込まれるエイハブカンパニーは何処に行き着くのか‥。

この話、映像も物語りも情熱も詰まっているが悲しくも金が無かった。もともと36話を予定していたが金銭的な問題や制作元が倒産してしまい紆余曲折して24話。話が途中で飛ぶのと制作が追いつかず歌の挿入などで尺を誤魔化していたらしい。観ればその部分は分る。権利も他の会社に譲った問題なのかDVDも手に入らないし視聴が困難で最後まで観れていない。
けれどこの作品に対する監督の熱意には感服せざるおえない。けして奇を狙った訳ではない独特の作画・重厚なストーリー・そしてエイハブ船長の魅力。この作品に掛けた思いが伝わる作品だった。

エイハブ船長の魅力について少し記述したい。
ラッキーの母星である惑星モアドでラッキーの兄 シロー・トキサダ(元ネタは天草四朗)との会話
「俺が神様に頭を下げたのは孤児院の教会で牧師様からココナッツチョコレートそせしめる時だけだった。水を挿すわけじゃねーけどよ‥言いていことは言わせてもらいたい。」
「どうぞ」
「なにかい?この戦は神頼みかい。それでこっちは皆心が清らかで神様に許されて清く正しいお人びとが自由の為にって言うやつなのかい?断っておくが俺たちは、いや少なくとも俺は清くも正しくもねーぜ。」
仲間と言い合いして
「清く正しい戦争なんてねーってことよ。分ってんのかなラッキーの兄さん?どんな理由にせよお互い勝ちに行くには相手をぶっ壊したり殺したりしなきゃなんねーんだ。」
「分っています。」
「分ってねー!分ってたら神様に力を借りたいなんて言えねーはずだ!相手を殺すために力を貸してくれる神様なんぞは本物じゃねー。いいかい神様なんてのは自分が散々好きな事やって最後にすんませんでしたってせいぜい許しを願っておしめーよ。そんなもんよ!」
近づくエイハブ
「俺が何が言いてえか分るかい?危険なんだよ神様とかなんとかを戦争に持ち込むのはよー。命がよ安くなっちまうんだ、神様のためだとか言ってぽんぽん命捨てちゃう奴が必ず出てくるんだ!そういうのだけはよ俺は我慢ならねーんだ。そういう戦争をよ俺は何度も見て来た人間はさ生きてて何ぼだぜ。勝利の為に死ぬ奴より負けても生きてる奴の方が俺は偉いと思っている。もしもあんたの性で誰かが安っぽく死んだら俺はその瞬間にこの星とおさらばするぜ。」
「分りました。」
「分っちゃねーと思うがよ‥まーそういう事だ。」
「でも‥それはきっと貴方が強い心の持ち主だから、力の無いもの弱いものが戦いに望むには何かの力が必要です。」
「馬鹿やろう‥弱い奴ってのが何処にいるんだよ 生きてるって事はな強いって事よ!! どうもな駄目だあんたとは馬が合はねー、ラッキーとは合上手くやれんのによー。」 15話より

多分この台詞が描きたくてこの作品を作ったと感じる。この台詞には監督の人生・台詞の美しさを損なわない洒脱・音の美しさ全てがそろっている。アニメ史に残る名言。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 12
ネタバレ

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

風とゆく~♪

宇宙を漂流する捨てられた船から物とかを回収したりして
暮らしてる通称「鯨捕り」たちが
ラッキーの故郷惑星モアドが壊されようとしてるのを救いに行く話です。

{netabare}キャラクターたちは、ちょっと抜けてるとこもあるけど
かっこいいエイハブ船長、
後半では衝撃の事実が判明する悲劇のキャラデュウ。
メンバーの中でもひときわ目立つババ
など、{/netabare}メンバーは多いながらもだいたいの人は個性あると思います。
敵側のムラトもよかったです。

中盤までは内容もしっかりしていてわくわくさせられる
内容でかなり面白い作品だったのですが・・・
後半からがちょっと残念になってきた感じがしちゃいましたねー。
ギャグもなんか滑ることが多くなってきたし。

たとえば{netabare}某キャラの死んだと思ったらいきなりの設定でたった1話で
復活とか、エイハブ船長の涙とかはよかったのですが{/netabare}
賛否両論分かれそうなところで、自分もちょっと微妙な気分ですねw。

なんか調べてみたら18話で一度制作が止まってるようで、
39話予定だったのが26話まで収縮されたらしいですね。
あーせっかく序盤は遅らせてまでしっかり作ってたらしいのに
確かにそんなに収縮されたら劣化しちゃうのも仕方ないですねー。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

になち さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

大好き

小さい頃に見た名作。
キャラ、音楽、世界観、すべてが好きでした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

66.9 13 船長アニメランキング13位
巨神ゴーグ(TVアニメ動画)

1984年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (36)
169人が棚に入れました
サモア諸島東南2000キロ“オウストラル島”。 地図からその名を消去された島の秘密を探るべく田神悠宇(たがみ ゆう)は、亡き父の遺志を継ぎ、冒険の旅に出る。父の友人ドクター・ウェィブとその妹ドリス、ウェイブの友人で「船長」と名乗る男の手を借り、島に向かう悠宇を、巨大複合企業“GAIL”(ガイル)とレイディ・リンクス率いるギャング団“クーガー・コネクション”が狙う。ようやく島に降り立った悠宇たちだが、突然、謎の怪物に襲われる。絶体絶命と思った時、目の前に青い巨人のようなロボットが現われ怪物を破壊、悠宇を救う。初めて出会う人智を越えた存在にも関わらず、何故か暖かさと懐かしさを感じる悠宇。島の住民から“神の使い”と呼ばれる巨人ゴーグの導きのもと、“GAIL”の戦闘部隊の追撃を躱しながら悠宇が辿りついたのは、地下深くに隠されていた異星文明の遺跡と、3万年の眠りから目覚めた異星人との出会いだった。

声優・キャラクター
田中真弓、雨宮かずみ、キートン山田、今西正男、向殿あさみ、佐々木優子、立木文彦、池田秀一、高島雅羅、石塚運昇

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

今、許されないスロースターター(面白いけど)。

原作無しのオリジナルアニメ。キャラクターデザインも監督も安彦良和大先生(たぶんストーリーのメインプロットも)。

制作当時の毎週テレビ放映される作品としては考えられないくらい、作画がきれいで良く動きます。

確か、当時にしては珍しく放送のかなり前から制作してたはず。

しかし第1話に主役メカのゴーグが出てこないことに始まり、ストーリー進行が序盤から良く言えば丁寧、悪く言えば遅い。

ただ、ストーリーには意外性があり15話くらいついて行けた人には最後まで面白いと思ってもらえると思います(笑)。

本作でその他、特記しておきたいのは以下のようなことです。

1. 主人公の悠宇(ゆう)はパイロットではない。
観てもらえばわかりますが、ゴーグは操縦するタイプのロボットではないのです。

2. ヒロインのドリスが可愛い。
そして「アメリカ人は12歳でもこうなのか」と思わせるほど、スタイルも良いです。

3. 大人がカッコいい。
安彦大先生が関わった作品にありがちな、カッコいいおっさんが出てきます。本作だと、たとえば「船長」ですね(でもたぶん現在の私より年下(笑))。

4. 勧善懲悪ではない。
主人公たちのグループ、ガイルという企業、話の当初では「謎」なオウストラル島の勢力などの陣営がありますがたぶんいわゆる「悪人」はいません。みんなそれぞれの都合があって動いていました。

…以上、ほぼ当時の記憶で書いているので何か間違いがあったら教えてください。まあ、画面サイズ以外はあんまり古くさくはないと思います(笑)。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 30

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これで私はガンダム以来ずるずると引きずったロボットモノへの未練を断ち切りました

 ガンダムの大ブームの後、私の周りの友達達は概ね二通りに別れました。
ガンダムに続く所謂リアルロボット路線を追い続けた奴らと、他に楽しい遊び・趣味とか見つけて(というかガキなりに色気づいて)アニメから離れた奴ら。世間一般的にはどうだったんすかねぇ・・・

 前者って押し並べて、軍事・SF・プラモが好きな奴らでしたね。
そういう奴ら(私含むですが)の餌ってのは、ガンダム→イデオン→ダグラム→マクロスなんて感じで、ガンダムブーム以降も暫~く供給され続けてた訳で。

 んでもって私自身は、ぶっちゃけエルガイム辺りでその路線に飽きましたw
エルガイム否定してる訳じゃないすから誤解しないでくださいまし刺さないでくださいまし。

 んで、なんか違う物を見てみたいな~と思ってた頃にコレが来たんですよね。未来や異世界ではない現実に近い(近く見える)世界で繰り広げられるSF的冒険譚。絵はきれい・ゴーグ優しい・ドリスかわいい・んで終盤のドークスガーディアンの脅威と核。
あぁ俺が見たいアニメってこういうやつだよな~とボトムズ以来心底楽しんで見てました。

まぁ、世間的にどうだったといえばアレだったようですけども。
古いアニメでも抵抗なく見れる方には是非見て頂きたいですね。
でもぶっちゃけ話、ストーリー自体は東映の怪獣映画ですのでw

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10
ネタバレ

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

心に届いた光がどこかに君を連れて行く~♪

途中までは退屈に感じてなかなか視聴も進まなかったんだけど20話くらいからはわりと楽しめました。
といってもゴーグたちの謎の真実が面白かったというよりは
{netabare}悠宇救出劇やこれまで敵だった人たちが仲間になったこと
船長の動向、それぞれの終末の過ごし方{/netabare}とかそういった部分を楽しんでました。

話の内容自体はあんまり楽しめなかったですが、神秘的で重量感のあるゴーグ
主人公たちの子供らしい服装、喋ったりするわけじゃないけど悠宇とゴーグとの交流
{netabare}一度裏切った後の{/netabare}船長の悠宇に対する接し方や台詞など
作品の土台や部分部分に好きな所が結構あります。

ゴーグって見た目はあんな感じですがなんかゆっくりと手を差し伸ばす
時とかなんか可愛らしいって思っちゃいますw。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5

62.7 14 船長アニメランキング14位
星方天使エンジェルリンクス(TVアニメ動画)

1999年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (28)
159人が棚に入れました
16歳の巨乳美少女、李美鳳(リ・メイフォン)は祖父の遺志を継ぎ、大財閥「天環(リンクス)グループ」の総帥に就任。祖父の遺言に従い、選りすぐりの部下を集めると、無償にて宇宙海賊を退治する事業を開始する。こうして私設警備組織「エンジェルリンクス」が結成され、宇宙船の警備や海賊退治を独自に始めることとなるが……。
ネタバレ

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

op、edは耳に残る

これの1年前にやってたアウトロースターと世界観が同じらしいけど・・・まぁ気にしなくていいかな。

最初から謎をほのめかしつつ後半で判明して
本筋のストーリーになっていく感じのアニメです。
個人的には前半のほうが楽しめました。
司令官だけど自分で乗り込んでめちゃくちゃやる美鳳が楽しかったし
3話のドゥーズがメインの話と5話のコウセイがメインの話はお気に入りです。

だけど終盤はあんまし楽しめなかったかな。
{netabare}お墓の時点でだいたい正体が分かってたけど
暴走具合{/netabare}は凄かったしそこは悪いとは思いませんでした。

ただ{netabare}美鳳が離れてクルーのメンバーが迎えにくるとか
来るなと言われても着いてくる{/netabare}って展開。
あれがどうも微妙です。本来は熱くなれるシーンなんでしょうけど
1クールという短い時間でそんなにメンバーそれぞれに思い入れがない・・・からなのかなぁ?

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

素敵なヒロイン!

西田亜沙子さんのキャラクターがとても素敵です。
その魅力だけでご飯三杯はいけそうなぐらいですが、
結構物語もシリアスな展開となります。
DVD-BOXも西田さんのオリジナルデザイン仕様の
ために即買いでした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

53.5 15 船長アニメランキング15位
オズマ(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (41)
140人が棚に入れました
荒廃した未来の地球。全地球を覆い尽くす砂の海―太陽の異常活動が大気の層を破壊し、地球上の生態系に大きな異変が起こっていた。人類においては、DNA破壊により、世界各地で出生率が劇的に低下する等の異常が発生。時の政府は地球規模の「人類再生計画」を実行し、優秀な能力を保有するIC(アイディアル・チルドレン)というクローンを造り上げ、やがて、ICの統治による巨大な組織体を形成していったのだった。サム・コインは、砂賊船バルダノスを使い砂漠で交易を営む「砂賊」の一員だ。サムは今日も2人乗りの浮遊式砂上機フルクフィッシュを操り、兄の仇である謎の移動物体「オズマ」を追い求めていた。そんなサムはある日、ICが組織する軍隊「シーシアス」の砂上駆逐艦に追われている砂上ヨットを操る美しい女性マヤに遭遇する。サムは、愛機フルクフィッシュを巧みに駆り、シーシアスの砂上駆逐艦の攻撃からマヤを救出し、砂賊達のオアシス・オアーゼ港に停泊する砂賊船バルダノスに連れて帰った。しかし、甲板の上まで鳴り響く銃声とともに、砂賊船バルダノスはあっという間に圧倒的な戦力を誇るシーシアスの砂上駆逐艦に包囲されてしまう。あらがう間もなく駆逐艦の照準がバルダノスに向けられた…。

声優・キャラクター
柿原徹也、田中理恵、藤村歩、田中敦子、速水奨、黒田崇矢、藤沼健人、雨蘭咲木子、堀江一眞、小林由美子、中國卓郎、桜井敏治、たてかべ和也

大和撫子 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

生命の在り方を問う時空ロマンスアニメ

全6話構成、「松本零士」が30年前に劇場版映画として描いたまま未公開になっていた作品を基に、WOWOW開局20周年記念作品として制作した作品です。

◆この作品の内容は・・・
舞台は砂漠化してしまった遥か未来の地球。
主人公のサムは砂漠の海を駆け巡る砂賊船の一員として交易を営みながら生活し、兄の命を奪ったという謎の大型移動物体「オズマ」を探す日々を過ごしていました。
そんなある日の事、サムはある軍隊に追われる少女マヤと遭遇。
マヤを助けた事によってサムや砂賊船の仲間達はその軍隊に追われる事に・・・。

◆声優陣は・・・
サム・コイン  : 柿原徹也(天元突破グレンラガンのシモン)
マヤ       : 田中理恵(ガンダムSEEDのラクス・クライン)
ミメイ      : 藤村歩(侵略!イカ娘の相沢栄子)
バイナス    : 田中敦子(Fate/stay nightのキャスター)
ギド・ガイラー : 速水奨(Fate/Zeroの遠坂時臣)
他。

◆総評・・・
「松本零士」といえば「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」など数々の名作を手掛けてきました。
宇宙を巡る広大なストーリーに序盤からでもワクワク感やロマンを感じ、近年に制作された「銀河鉄道物語」では第1話目からして熱い想いが湧くそんな作品を制作してきたのですが、正直この作品に限っては拍子抜け、イマイチ作品に惹きつけられるようなインパクトが感じませんでした。
ロマンも感じなければスケールの大きさも感じない。
そもそも作画が全く安定してなくホントにプロが描いているのか?
この作品、「松本零士」によると『限りある命の時間との闘い』を描きたかったと述べているみたいですが、テーマとしては良かったし物語終盤では衝撃的な事実などが判明し人類の行く末について考えさせられる内容ではありましたが、アニメとしての面白さはほとんど感じなかったので、非常にガッカリな作品として終わってしまったように思いました。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 18

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

結局、オズマって何? C

主人公サム・コインは、砂賊船(※)バルダノスを使い砂漠で交易を営む「砂賊」の一員。
(※)この世界は砂漠が舞台になっており、潜水艦ではなく砂に潜る船が出てきます。
サムは今日も二人乗りの浮遊式砂上機を操り、兄の仇である謎の移動物体「オズマ」を追い求めていた。
ある日、IC(アイディアル・チルドレンというクローン人間)が組織する軍隊「シーシアス」の砂上駆逐艦に追われている砂上ヨットを操る美しい女性マヤに遭遇する・・・。


松本零士の作品だけあって、どこかで見たようなキャラクターがずらりと並びます。
キャラの個性が乏しいだけならまだしも、主人公が全く印象に残らない困ったちゃんでした。

そんな中で唯一印象に残ったキャラは、砂賊船バルダノスの女船長バイナス。
クイーンエメラルダスをほうふつとさせる容姿(勿論頬の傷はないですが)に反して、非常に男勝りのところが魅力のキャラです。
艦対艦の戦闘では、相手の艦の真下に潜り込み、艦首を90度上方に向け、艦ごと突っ込むという荒業を見せてくれましたww

ストーリーはマヤを中心として進んでいきます。
ごく大雑把に言うと、生命力の衰退した人種が、他人種を犠牲にしながら生きながらえることの是非、みたいな内容の話です。
ストーリー自体どこかで聞いたような内容ですし、展開もさほど面白いと言えるようなものでもありません。
仮面を付けたキャラが出てくるのですが、正体バレバレじゃないか!ってほど分かり易かったりしますし。

見所と言えば艦対艦の戦いくらいでしょうか。

ということで、全6話と比較的短いのですが、お暇ならどうぞという程度です。
WOWOWもこれの再放送ばかりしないで、他のものを放送して欲しいなぁ。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 6

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

限りある命の時間との闘い

視聴中

「地球環境の保全と生命体の生存を守るために私たちは何をするべきか」
「生命の原点とは何か、宇宙とは何か」という問いかけをしたいみたいですね

全6話のようですが6話でうまくまとまるのでしょうか?

視聴完了

壮大な世界観設定かとおもいきやそうでもないし、どこかのナウシカで見たような感じがしました

なーんか戦闘のシーンが多すぎて肝心のテーマがおきざりになってしまったように感じた、最後もよくある展開でおわらせる上に中途半端だったし。

同じ松本零士作品見るのなら新しいヤマトの方をおススメしますね

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5

51.0 16 船長アニメランキング16位
タイムボカン24(トゥエンティーフォー)(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (29)
96人が棚に入れました
説明しよう!
いつものように遅刻をして走っていたトキオは、突然空から落ちてきたスーパーメカ、メカブトンのパイロット、カレンに連れられ24世紀へ。
教科書に載っている歴史はウソという事実を知らされ、時空管理局の一員として本当の歴史『真歴史』を見つける事になる。

あのタイムボカンが39年と10ヶ月くらいの時を超えて再始動!
教科書の歴史は全部ウソ! ?
果たしてムチャクチャおもしろい真歴史とは! ?

声優・キャラクター
若山晃久、鬼頭明里、喜多村英梨、平田広明、三宅健太、ホリ、千葉繁
ネタバレ

オヤジですがなにか さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

ダメ臭しかしない……→2話途中で断念。おそらく今期最悪の駄作。

1話視聴。
オヤジ的にオリジナル版に思い入れがあるので評価辛めです。
所々にオリジナル版の残り香はあるんだけど、なんか違う。
メカもキャラもダメ。
そもそも「タイムボカン」のリメイクとして作る意味があるのか分からない。
一応観ますが。

10月9日追記
2話で断念。
これで良いのか、タツノコプロ
以下、断念した理由ですが、超ディスっているので閲覧注意。
{netabare}
原案レイパーをクリエイティブプロデューサーとかにおいた時点で失敗。
第2話でライト兄弟の時代に飛びましたが、正確に時代考証できる時代で「真歴史探し」とか、簡単に言えば嘘の歴史を垂れ流しているのと同じ。子供の教育に悪い。古代ならまだ「ギャグです」で済ませることも出来るかもしれないけど、写真が残ってるような時代を選ぶあたりセンスがない。
タイムトラベルの理由自体も、「真歴史を探す」とか、ぶっちゃけ「後からとってつけたけど、斬新でしょ?」みたいなオナニー感丸出しで観てて気分悪くなってきた。
ギャグにも唐突にホモネタ持ってくるあたりがセンスがない。
ついでに言えば、メカブトンをはじめとするメカデザインも劣化しすぎてる。大河原氏に謝っても済まないレベルまでカッコ悪くなってる。センスがない。
OP・EDも作品とマッチしてない。スポンサードとか絡んでるにしても、もう少しなんとかならなかったのか……
声優からもやる気が伝わってこない作品ってのは珍しい。
つまりは全体的に駄目。俺の好みとは対極。
頼むから、原作やオリジナルがあるアニメをレイプするのはやめてくれないかな、日野さん。
{/netabare}

まあ、とにかく観る価値がない駄作。

あ、元祖のタイムボカンは放映延長された数少ない作品の一つ、超名作なので一見の価値ありです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

まさに今風…

タイムボカンシリーズの時もその時々の流行ものとか取り入れてる感じだったので、24版もこれで良いとは思ってる。

てか平田さんかぁ(笑)
頑張ってらっしゃるけど、はっちゃけたサンジに聞こえるのはしょうが無い(だってサンジLOVEだからw)


*********
最後まで観てたらアクダーマの声も違和感無くなってきた!むしろ「これかも!」に(笑)

よく考えたら、真歴史とは言ってるけど教科書の歴史を変えちゃう設定は善というより悪なんでは??

新撰組のメンバーが人見知りだった!真歴史の回が1番好き^^

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

ざっくり侍 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

やっぱりダメだったー

1話のOPまで見て断念。
レベルファイブが手をつけちゃったかー…という印象。そしてOP曲はまさかのHey!Say!JUMP。いい曲なんだけど…やっぱり山本正之氏が何かしら絡んでる曲であってほしかった。

三悪のキャストが「夜ノヤッターマン」と同じなのは非常にグッとくるものはあったけど、今後見続けるほどのエネルギーにはならず。随所から溢れ出てくるレベルファイブ感も相まって、早々に断念。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

62.2 17 船長アニメランキング17位
空とぶゆうれい船(アニメ映画)

1969年7月20日
★★★★☆ 3.3 (15)
54人が棚に入れました
 原作は石ノ森章太郎の冒険ファンタジー『ゆうれい船』。脚本は数多くの作品を手掛けている辻真先。監督は「どうぶつ宝島」の池田宏が務めた。ある夜、謎の幽霊船が黒汐財団に所属する大型船ばかりを襲うという事件が起こった。その後、今度は幽霊船の使者と名乗るロボットが現れて町を破壊し始める。ロボットの攻撃によって両親を奪われた少年・隼人は、両親の仇を討つために、愛犬のジャックと調査を開始する。すると、幽霊船に襲われた被害者であるはずの黒汐財団が、実は大規模な兵器工場を持っていたことが分かる。実は黒汐財団は、海底魔王“ボアー”の手先だったのだ。では、黒汐財団と対決している幽霊船の存在とは、いったい…!?

声優・キャラクター
野沢雅子、田中明夫、里見京子、名古屋章

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゴックリゴックリコンとボアジュース

子供の頃、夏休みになるとよくテレビで放映していました。

・・・・が、まったくストーリーとか覚えてません(゜-゜)
ボアジュースのCMソングだけが強烈に印象に残ってます(゜-゜)

このレビューを書くにあたって、ちょいと調べてみました
原作:石ノ森章太郎
脚本:辻真先
う~む(゜-゜)この時点で名作の予感(゜Д゜)

どれどれ内容は・・・(゜-゜)
おお!そんな話だったのか(゜Д゜)
ストーリーが頭に入ってこなかったのは、子供にはちょいと
難しかったからなのかもしれませんね(゜-゜)
 
今後、是非ともじっくり見てみたい作品です(゜∀゜)

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

69.7 18 船長アニメランキング18位
映画ドラえもん のび太の月面探査記(アニメ映画)

2019年3月1日
★★★★☆ 3.7 (13)
52人が棚に入れました
国民的アニメ「ドラえもん」の長編劇場版シリーズ39作目。直木賞受賞作「鍵のない夢を見る」、ドラえもんのひみつ道具を各章のタイトルに起用した「凍りのくじら」などで知られる人気作家の辻村深月が、映画脚本に初挑戦し、月面を舞台にドラえもんとのび太たちの冒険を描いた。月面探査機がとらえた白い影がニュースとなり、それを「月のウサギだ」と主張したのび太は、周囲から笑われてしまう。そこで、ドラえもんのひみつ道具「異説クラブメンバーズバッジ」を使い、月の裏側にウサギ王国を作ることにしたのび太。そんなある日、不思議な転校生の少年ルカが現れ、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことになるのだが……。監督は「映画ドラえもん」シリーズを手がけるのは3作目となる八鍬新之介。ゲスト声優に広瀬アリス、柳楽優弥、吉田鋼太郎ら。

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

月の異説が定説になる時

まさか二年連続の『ドラえもん』劇場鑑賞になるとは思っていませんでしたが、
脚本が直木賞作家・辻村 深月氏と言うことで今年も映画館に足を運びました。

辻村氏は兼々、文壇から漫画やアニメ、ゲーム等の趣味、
自著の映画化よりアニメ化の夢を公言して憚らない作家さん。

氏の著作は本屋大賞受賞作の『かがみの孤城』くらいしか、まともに購読したことがありませんが、
読むとなるほど、オタク世界で消費されたシナリオのトレンドは、
一通り押さえられており、その中二病は筋金入りのようでw

その手腕は、氏の原体験の一つ、藤子・F・不二雄原作作品でもある
本作脚本でも遺憾なく発揮されています。


『ドラえもん』も特に“大長編”ともなると、
大人の現実(リアル)世界と子供の夢の世界。その境界線を、ひみつの道具等を駆使して飛び越え、
如何に抵抗なく鑑賞者を夢世界へと旅立たせることができるのか。
プロット構築に意外とSFの力量が求められる印象。

その打開策として本作では、原案が原作コミックから発掘して来た、
ひみつ道具「異説クラブメンバーズバッジ」
すなわち、この“異説”は“定説”であると決めた事柄を、
バッジを付けたメンバーだけが真実として知覚共有できる道具。

道具を使用して共有した「月にはウサギが棲んでいる」などと言う異説仮想ファンタジーへのジャンプ。
これらの仮想体験を、本物のSF世界、未知との遭遇に向けた準備運動として効果的に活用。
身近な遊びから世界の命運を左右する一大事へ……
と言う“大長編”の王道が着実に整備されていきます。


ガリレオの地動説も、異説として異端視されて来た。
世界は異説が切り開いて来たのだ。

ドラえもんに代弁させた、夢見る子供に対する白眼視への牽制も十八番で、
次代の夢追い人(中二病患者w)育成もすこぶる順調です。


声にうるさい大きなお友達にとっては、相変わらず、
実力のある声優と、重要どころにキャスティングされたゲストとの落差で、
夢から醒めるリスクはあるもののw

概ね楽しい夢旅行を満喫できるステキな“大長編”だったと思います。


また、今回アニメ映画脚本で一線を越えた、辻村氏については、
今後も二次元世界に出没する可能性があると思うので、
引き続きマークしておきたいと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 11
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

気球を使って宇宙にでるとは!流石ドラえもん!!考えつかなかった

  何となく見てきたです。毎年やっているなぁと思いながらも見てしまったです。

 ニュースで月の映像を見たのび太が月にウサギがいると信じることから、学校でバカにされドラえもんに泣きつくいつもらしいだったです。

{netabare} この先を見て、思い出す見たことがあったです。アニメでも原作でも見たことのあった異説倶楽部メンバーズバッチの登場!古井戸の先に地底世界があって地底人がいる設定!。(EDでも私が知っていた原作が出てきたです。)
 ここでは月のウサギにリメイクとオリジナルの話を織り交ぜた融合だったです。{/netabare}

 出会いがあって、友情があって、悪い奴が出てきて、めでたしになって、別れと感動があるです。毎回変わらない設定ではあるけど、まさにドラえもんの映画らしいといえば、らしいです。

 悪く言えば設定の使いまわしではあるけど、こんなリメイクも子供が見るにはいいかもしれないです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 6

63.7 19 船長アニメランキング19位
タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(アニメ映画)

2011年12月1日
★★★★☆ 3.9 (12)
46人が棚に入れました
ハリウッドを代表するヒットメイカー、スティーヴン・スピルバーグ監督が長年映画化を熱望し、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督との夢のコラボでついに実現したファンタジー・アドベンチャー超大作。ベルギーの作家エルジェによる世界的人気コミックを原作に、主人公タンタンが個性あふれるキャラクターたちと繰り広げる大冒険の行方を、最新の3Dパフォーマンス・キャプチャー技術を駆使し、原作の世界観そのままに、迫力満点の映像で描き出す。 相棒のスノーウィと世界中を駆け巡り、難事件に挑む少年レポーター、タンタン。ある日彼は、美しい船の模型を手に入れる。それは、海賊レッド・ラッカムに襲撃され、海上で忽然と消えたといわれる伝説の軍艦ユニコーン号。ところがその日以来、なぜか正体不明の男たちに追いかけられることに。やがて模型のマストに暗号が記された羊皮紙の巻物を発見したタンタンだったが、ほどなく謎の男サッカリンに拉致され、貨物船の船室に閉じ込められてしまう。その後スノーウィに助けられたタンタンは、ユニコーン号最後の船長アドック卿の子孫、ハドック船長と出会う。2人は、サッカリンの執拗な追跡をかわしながら、ユニコーン号の謎を解き明かすべく奔走するのだったが…。

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

世界中で愛される漫画原作。スピルバーグ監督3Dアニメ。

原作は割と世界中で有名な「タンタンの冒険」。
原作のあの割とほのぼのしたタッチの漫画からは想像もつかないですが、この映画はそれを3DCGで描いてしまっています。しかも監督はスピルバーグ監督ということなので、これは面白くないわけがないでしょう。
お話は新聞記者のタンタンと犬のスノーウィが偶然街でユニコーン号という船の模型を見つけて買うところから始まります。そして謎の敵に狙われて、ハドック船長と知り合い謎を解いていきます。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

計測不能 20 船長アニメランキング20位
シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島(アニメ映画)

2015年7月4日
★★★★☆ 3.4 (7)
35人が棚に入れました
白組と日本アニメーションがタッグを組んだ作品となる。

声優・キャラクター
村中知、田辺桃子、永澤菜教、宮澤正、青山穣、鹿賀丈史
ネタバレ

上芝 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

シンドバッドって実はよく知らない

まえがき
{netabare}ポケモン映画を観に行った帰りに、劇場でこの作品のポスターをみかけました。
放送予定のアニメ映画はチェックしているつもりだったのですが、いたる劇場で放映されているのに、知らなかったということへの驚きと、日本アニメーション企画制作というビッグネームに興味をそそられて、こちらも観てから帰ることにしました。

チケットを買おうと思ったら、一般は一律1000円、中学生以下は700円で二回目以降は無料とのこと。安い・・・!
実は私が知らなかっただけで、かなりメジャーな作品なのかも。と期待していたのですが、座席はがらがら。公開か時間が経っており、なおかつ時間も19時頃と子供向きではない時間帯という事もあるのか劇場内のど真ん中に一人で座っての観賞となりました。
{/netabare}

私はアラビアンナイトの物語を読んだ経験が無く、また世界名作劇場も小さいころに再放送で観た程度の知識です。
実は、日本アニメーションというのも、ポスターを観て、ググった後に知った名前でした。


感想を一言で表せば、シンドバッドの冒険って思ってたよりも現代的かも。

マギやアラジンなどのイメージから、この世界では普通にランプの精霊が居て、絨毯が空を飛んでいるようなファンタジーの世界なのかと思っていたのですが、普通に町の人に驚かれているし、機動力は電磁浮遊で浮かび上がっているようでした。

アリババはマギのイメージが強くて、もっと正義感にあふれて頼りないけどでもやっぱり王子!というイメージだったので、違和感がありましたね。
あと、お姫様!出てくるんだーと感動しました。

なんだか、知らな過ぎて恥ずかしい

この作品はきっと、原作を知っていることが前提のお話なのでしょうね。
私みたいな人は少ないのかもしれませんが、ある程度知識を詰め込んでから見た方が良いのかもしれません。

もしかしたら、中学生以下無料というシステムはこの作品をきっかけに原作を読んでもらい、それを踏まえたうえでもう一度見てほしいという配慮なのかもと思いました。


原作を知っている方向けのあらすじ

物語は3部構成になっていて本作は第1部となります。
第1部では、シンドバッドが不思議な夢を見るところから始まります。
船に乗って世界を見て回りたいと夢見るシンドバッドが母との別れを決意し、航路で出会ったサナという少女を仲間に加えて、彼女の故郷を探そう!というところで第1部が完となります。

物語のテンポは良くてサクサク見られましたが、西方面と言う以外何のあてもなく、冒険はこれからだ!というところで終わってしまったので、果たしてあと2回で終わるのかどうか不安です。


主題歌はGReeeeNの妹分としてデビューしたwhiteeeenの「ポケット」という曲です。
曲調はサビの部分が大塚愛の「プラネタリウム」に似ている気がしました。
歌詞が本編とよく合っていて、未知の世界を夢見る若者の心が清々しいです。
挿入歌の薬師丸ひろ子さんの「わたりどり」にも子を思う母の気持ちがよくあらわされていてジーンときました。


不安はあるけれど、名作になりそうな気も十分にした第1部でした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 4

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

【原典回帰にして27番目の世界名作劇場?】

そもそも世界名作劇場ってのは人によっては『ハイジ』も入るとか『ムーミン』からだとか言われてますが公式では『フランダースの犬』からなのでそれに準拠して話を進めますね


で、その『フランダース~』以降の名作劇場を手掛けた日本アニメーションが創立40周年ということで、記念して作られた3部作映画の第1章が今作
62年には東映動画制作の長篇映画が、75年には同名のテレビシリーズがありましたけど別にそのリメイクってわけでなく、公式的にはなんも言ってませんけどオイラに言わせれば【27番目の世界名作劇場】です
そういえば日本アニメーションが映画を作るのって『MARCO』以来ですね


シンドバッドが主人公ではありますがアラビアンナイトそのものをモチーフに色々イイトコドリをしたオリジナルストーリー
船乗りに憧れる少年シンドバッドは、ある日に滅びた一族と言われる魔法族の生き残りの少女、サナが悪漢に追われているところを目撃する
サナの魔法で木馬が空飛ぶ馬に姿を変え、それを追う悪漢達は空飛ぶ絨毯を操る
不思議な光景と魔法族の伝説を聞いた彼はラザック船長率いるバハル号の船員として冒険の旅に出ることを決意しますが・・・


まずとにかく一番凄いのがまるでこの作品が1970年代に制作されたかのように映る色彩と撮影効果です
ホント凄い、これデジタル?
セルアニメの間違いだろって言いたくなります
最近『家庭教師のトライのCM』で『ハイジ』のフィルムに新規作画が溶け込んでる光景を見た方も沢山いることでしょう、あの技術です
現代のデジタル技術をもってすれば1970年代のセルアニメ特有の温かみのある色彩が再現可能ってことですね
素晴らしい


で、作画そのものも背動使いまくってたりと気合十分
背動ですよ?背動!
もはや古の技術ですよ背動とか(お


でも残念なのが一部エフェクトやメカがバリバリのCG、デジ絵なんす・・・
この素晴らしいセルフィルム感に全くマッチしていない・・・
なぜそこだけ楽をしようとしたし・・・
ガッカリ;


お話自体はこれから始まる大冒険活劇の序章に過ぎず、「シンドバッドの冒険はまだまだこれからだ!」というところで次章へ続きます
SF的なガジェットもチラッと登場したことから後半は『未来少年コナン』的な展開も予想されます
見どころは旅立つシンドバッドがお母さんにお別れを告げるシークエンスですね
こーゆー人間模様の丁寧な描写はまさに“世界名作劇場”してました

投稿 : 2020/07/04
♥ : 12

スネイブル さんの感想・評価

★★★☆