おすすめ諸刃の剣人気アニメランキング 4

あにこれの全ユーザーが人気アニメの諸刃の剣成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年08月23日の時点で一番の諸刃の剣アニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.5 1 最終兵器彼女(TVアニメ動画)

2002年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (650)
4145人が棚に入れました
北海道の田舎町で暮らすシュウジとちせ。
ちせは以前から興味を持っていたシュウジに度胸試しとして告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まった。
そんなある日、謎の敵に札幌市が空襲される。攻撃から逃げるシュウジが見た物、それは腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やした兵器と化して敵と戦うちせの姿であった。
国籍不明の軍隊との戦争が激化していくにつれちせは兵器としての性能が向上していくが、故障をきっかけに肉体も精神も人間とは程遠いものとなってしまった。
二人のクラスメイトのアツシは、以前から想いを寄せていたアケミを守る為に自衛隊に入隊。戦場へ赴いていた。
TVアニメオリジナルエピソードで、ちせの親友四人組の一人のゆかりは自警団の白人兵狩りに参加。銃を持ってタケの仇を討つ為、山狩りへ向かう。
そんな中、アケミは大地震に巻き込まれて大怪我をし、シュウジの目の前で死んでしまう。歪んでいく日常。シュウジは再度姿を見せたちせを連れて町を出るが…。

声優・キャラクター
石母田史朗、折笠富美子、三木眞一郎、伊藤美紀

阿紫カービィ

★★★★★ 4.5

何もかもが曖昧でも 何もかもが正しい

鬱アニメとして
必ずあがるこの作品。


はるか前に、漫画で読んだのですが、

その頃の私は…心が爛れていたのでしょうか?(笑)
特に何も感じなかった…ので

ずっとスルーしてました。


縁あって視聴。

…びっくりしました。


ファンタジー(AI)、戦争、高校生の恋愛、生死観。


異なる要素が
巧く絡み合って、もうひとつの『現実』を見た気がします。

(某、東京大震災のアニメがありますが、この作品の方がよっぽどリアルだと感じました。)



どんどん兵器化していく、ちせちゃん。

その姿に
恐怖を感じてゆく、シュウジ。

その恐怖から逃れたいためか、他の女性に安息を求め、余計に罪悪を感じる、

誰にでもある、現実からの逃避、負の連鎖。



自分に
何ができるのか、何をしたら良いのか、解らず苦悩するシュウジ。


一方、親友のアツシは、『好きな人を護るため』軍に入ることを志願します。


その時
シュウジがアツシに言った言葉は、とても重く、心に残りました。

戦争は
死にに行くのではない、人を殺しにいく事だ…



恥ずかしながら私にはない考えだったので。



戦争で、震災で、最期をむかえる人達
無念を残して 涙を流しながら…



どうも、ひっかかったのは
ちせちゃんの親友の アケミの行動。

彼女はズルい と思う私は、間違ってるのかな?


私は
拗れた(?)女性の気持ちに鈍感なんですよ…



ラストに向かっての流れはとても好きでした。

最愛の人と
二人だけの生活。。憧れます。

ちせちゃんとシュウジの蜜月は
とても短く…切なくて切なくて。




観て本当に良かった。
一人でも多くの方に観て頂きたい作品です。

きっと何かを得られるはずです





観るきっかけをくれた、貴方に、感謝とお礼を。



ありがとう。



後日

原作読み直しました。
素晴らしい、の一言に尽きる!

ぜひ、原作も読んでください。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 48

大和撫子

★★★★☆ 3.9

悲しいヒロインを中心にとても切ない物語

実写版を既に視聴していたので大体のストーリーは知っていたのですが、あらためてこのアニメを見ると実写版よりも奥が深く、切ない想いが非常に心に沁み、胸が痛くなる想いにさせられる作品でした。


最終兵器となったヒロインのちせ・・・彼女の普段の姿は弱々しい性格であり、恋人である主人公シュウジとの交換日記を望むような微笑ましい純粋な女の子。
そんな彼女が兵器としてどんどん変わっていく・・・戦争に利用される・・・。
毎話ごとに、シュウジとちせの儚い恋や苦悩などの心境がとても丁寧に描かれて、セリフ一つ一つが非常に想いのこもった内容でした。


この作品、私はとことん感情移入する事ができました。
ここからは完全に私の見解ですが・・・私が見たところこの作品は戦争アニメにも関わらず、戦闘シーンが最小限にしか描かれていないように思えました。
戦闘開始時の戦闘機からの爆弾投下・ミサイル発射・爆風や煙などの描写などは見受けられますが、敵兵との具体的な直接交戦・戦闘機による戦闘シーンなどはあまりなかったように思います。
最終兵器となったちせにいたっては、兵器としての身体は見られますが、実際にその兵器を使用した具体的な戦闘シーンはありませんでした。
戦闘が始まっても交戦の内容より、それに巻き込まれた人々の姿の方を描写し、結果のみが残る。
そこには戦争の悲惨さや理不尽さ、戦争に対して何もできない無力さが十分に表現されていました。
そして戦争を抽象的に描いた事で、登場人物達の心理を深く追求し、とても感情移入しやすく涙打たれる内容になったと思います。
とても泣けそうな実に良い作品でした!


以下少しネタバレ





















































シュウジとふゆみ先輩の絡み、ちせとセツの絡み。
戦争の寂しさからくる絡みですがこれは必要なかったのでは?
この事がなければ物語とキャラの評価は星5つ。
シュウジとちせ、二人の気持ちを汚してほしくなかったので、このシーンは見ていてイライラさえ感じました。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 25

blackwolf

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

作画に少々不満点がありましたが、
見ているうちに気にならなくなりました。
ストーリーは非常に現実離れしていて主題はいまいちよくわかりませんが、内容自体は非常に面白かったです。
特に作品後半、脇役が次から次へと死んでいく描写は非常に写実的で心に響きました。
また、全般的に涙を誘う部分が多くありましたが、そこまで感動した部分はありませんでした。

因みにこの作品は実写映画化されています。
しかし作品が作品なので明らかにアニメより描写力が落ちています。
また、かなり内容が変わってしまっていて最後の大切なクライマックスの部分が大きく変更されていました。
少し残念です。
実写版はおすすめできません。

人の心の温かさ戦争の残酷さと同時に映画にはないアニメの描写力に気付いた作品でした。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 2

64.5 2 ねこぢる草(OVA)

2001年2月21日
★★★★☆ 3.5 (117)
477人が棚に入れました
本作が制作される前に他界した漫画家・ねこぢるによる『ねこぢるうどん』の各場面をモチーフに、幻想的かつ暴力的な世界観を表現したアニメがオリジナルビデオアニメーションになって登場。ある日、ねこのにゃっ太は、病に臥せっていた姉のにゃーこが死神に手を引かれて家を出て行ってしまうところを目撃する。にゃっ太はにゃーこを連れ戻そうと奮闘するも、にゃーこは魂の半分を死神に奪われてしまった。それ以降、にゃーこは生気が抜け、腑抜けたようになってしまう。そんなある日、何気なくでかけたサーカスのテントで、2匹は現実と妄想が入り混じった不思議な世界に巻き込まれてしまう。こうしてにゃっ太は、偶然にも元気なにゃーこを取り戻すための冒険に繰り出すことになったのだった。
ネタバレ

にゃんた

★★★★☆ 3.7

なん・・・だ・・これ・・は

ラブリーなニャンコ姉弟が大活躍!
「にゃっ太」は姉の「にゃーこ」を救うため、冒険の旅へ。
そこで出会う様々な生き物達。緊迫感がありつつも、ホッコリするやりとり。
そんな雰囲気の中でも、しっかりとメッセージが込められていて意外と深みも感じられる!
心癒される、ハートフルニャンコ萌えアニメ!

・・・と思って視聴を開始した私が愚かでした。

エグい。グロい。悪夢。もうカンベンしてくれぃ・・・でも柔らかい。
地上波では放送できない内容。いや、OVAでもアウトじゃないだろうか。
宇宙の隅っこでならOKが出るかもしれない。

もう、どうレビューしていいもんか・・・。
象徴的なシーンのオンパレードで、これすぐには解釈できません。
人間社会への強烈な風刺、価値観の多元性・・・
などが描かれているシーンはいくつか拾えたのですが、
おそらく他の7~8割くらいは見逃している気がします。
エンディングまでメッセージ性の塊です。

制作はJ.C.STAFF。
くぎゅーくぎゅーアニメ作ってる方がよっぽど健全ですよ。
精神に風穴あけられるわよ!
そのふざけた幻想・・・に取り込まれる!!
・・・あーもう何書いてるか分かりません。
2周目に突入すれば解釈もできそうな気がしますが、
しばらく無理です。


「2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて優秀賞を受賞」(wiki参照)だそうです。
しっかり芸術作品として高評価されております。
あぁ文化庁。日本ってすごい国です。

・・・もうレビューになってない?
ごめんなさいごめんなさい。
気楽なニャンコ萌えアニメだと思って観た私が間違っていました。
あとは、皆さんに丸投げします。宜しくお願い致します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★以下、2周目視聴後の感想を。ネタバレ要素を含みますので、視聴後にお読み頂ければと思います★
{netabare}
色々と救いの無いようなことがあるけれど、まだ半分。
引き返せるかもしれない。いや、方向を修正して進めばいい。
とはいえ、それでも、すべて正しい結果になるとは限らない。
私達の見ているものは、一方向からのものに過ぎないのだから。

2周目を観終わった時点で感じた、本作品の主張です。
でもまだ半分くらいしか消化していない気がします。
グロ表現に目を背けたくなりますが、背けてはいけない。
直視して初めて見えてくるものがあり、それを見るべきなのです。
{/netabare}
本当に深い作品。
初回視聴とは違う意味で
「なん・・・だ・・これ・・は」
という感想を持ちました。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 28

お寿司ちゃん

★★★★☆ 4.0

不条理でシュールでサイケなカタストロフィ

10年位前に見ようと思って、そのまま放置してしまっていた作品。
アニコレの棚見ていて他の方のレビュー読むと、
30分くらいのショートアニメでサクッと見れそうなので早速。

原作者のねこぢる死後の作品にもかかわらず、
過剰で不条理なねこぢる節はしっかり描ききれていた。
その上、単なる輪廻転生ではなく人間存在の宿業までをも、
サイケデリックでダウナーなテンションで紡いでいく映像に圧巻。

とにかく、鬱、グロ表現が過剰。
主人公が、人ではなく動物におきかえることで、
さらに凶暴さを加速させている。

元々、鬱で救いようのないカタストロフィーの連鎖の世界感は、
アニメにすることで、原作漫画以上に、
夢の深淵のようなシュールで幻想的世界観をつくっていた。
(ガロの逆柱いみりとかの漫画をロードムービーに仕立に
したような感じ?)

どうやら、四畳半神話体系でも有名な湯浅政明が、
監督を手がけているようだ。
かなり特殊なものの、映像は本当に素晴らしい。

ただ、技術的な面を除いて、この手の作品は、
気難しく構えてみるのでもなく、
シュールなサイケデリックの文脈で観るべきだと思うので、
「何でこれが、こんなことになるの?」とか、
「なんでこれが、こんな形してるの?」とか、
ゲラゲラ笑いながら面白さを見つけるべきだと思う。
なので、映像自体も、日本より海外の方が需要がありそう。
アングルやレイアウトなどの演出も、10年前のアニメにしては、
かなり先を行っていたんじゃないかと思った。

当時、2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で
優秀賞を与えた審査員の審美眼は、色んな意味ですごいと思う。

こういった点から、アートよりのシュール作品が好きで、
サイケな映像を楽しめて、尚且つ、鬱グロに耐性ある方以外は、
面白くもなんともない作品ではないかと。

自分的には、たまたま思い入れもあったので、大当たり。


重症の鬱グロ作品を求めている方なら、
ねこぢるの夫(現ねこぢるy)の鬱グロの最高峰漫画家 山野一
の漫画が最凶なのでオススメです。
「四丁目の夕日」「夢の島で会いましょう「混沌大陸パンゲア」」など、
生きていくのが嫌になるほど人間の負を見せつけられる大名作。

絵もえげつなくて汚いし、人生のトラウマになる悪書なので、
読まないほうがリアルに支障をきたさないと思われます。
山野氏の漫画は、所持してるだけで人格を疑われるレベル(笑)

投稿 : 2019/08/17
♥ : 18

ポール星人/小っさ

★★★☆☆ 2.9

原作者の作品は未読です

以前から気にはなってたので視聴してみました。
少女椿が内容通り淫靡かつ悪趣味の見世物小屋とすれば、これは・・・うまく表現しづらい。
まぁこういうの嫌いな人は、そもそも見ようとも思わないでしょうがお気をつけて。頭が良くて感じやすい人は耐え難いかも。
私はアホで無学なので大丈夫ですw

 こういう作品のレビューなんで思った事、素直に書きます。
私もこれ描いた後に他の方がどう思ったのか、よく読んで見ようと思います。

 原作未読なのでなんとも言えないのですが、ガロとは言え完全にマンガとして破綻したものが掲載されてたとも思えず、しかもある程度社会評価を受けてアニメになってる訳ですから完全にイってる人では無かったのでしょうね。
壊れやすく感受性良すぎた人だったのでしょうけど。亡くなってるみたいだし。断片的にはブラック、総体で見るとチト外れ気味と言う人なのかなと。

 この作品の各場面のモチーフは意外とストレートにグロテスクな物です。容易に人に置き換えたら素直に う~ って言う物が多い。芸術的なのか悪趣味なのかで言えば悪趣味に近いと思いますが、見てる側に気付かせずに気持ち悪いものを送り込む・食わせる的な作り手側の悪意は感じないすね。
だから、私は30分弱ですが内容自体に気持ち悪くなる事は余り無かった。

まぁ私が鈍いだけかもしれませんけどw

むしろアニメスタッフ側の技量と演出がかなりのもんかな と思いました。
動くマンガとしての絵と動きのクォリティは高いです。
それと嫌悪感を抱かせる見せ方が巧みだなと。
最期のスタッフロールが一番不愉快で胃が重くなりました。本能的に何が人にとって不愉快なのか計算されてる気がします。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 6

56.2 3 銀色の髪のアギト(アニメ映画)

2006年1月7日
★★★★☆ 3.3 (64)
352人が棚に入れました
300年後の未来、遺伝子操作の失敗によって意思を持った森が、人と都市を襲うようになってしまった世界で、その中でも森と比較的友好的な関係を築けている中立都市でアギトは暮していた。そこには、そのような世界であっても力強く愉快に日々を生きる人々の姿があった。アギトは、友人・カインと遊んでいる最中、偶然、ステイフィールド(永久生命維持装置)の中で眠る300年前の少女、トゥーラを目覚めさせた。運命的な出会いを遂げたアギトは、彼女に一目惚れをしてしまう。トゥーラは中立都市に滞在することとなる。彼女とアギトは愉快な仲間達と過ごしていくうちに、互いが互いに特別な感情を抱いている事に気付く。

声優・キャラクター
勝地涼、宮﨑あおい、古手川祐子、濱口優、布川敏和、遠藤憲一、大杉漣

offingbook

★★★★☆ 3.6

世界は、眩しい

2006年に公開されたアニメ映画。約1時間半。

遺伝子操作の失敗により森が意思を持って人や都市に
襲い掛かるようになってしまった300年後の未来の世界。
森との中立都市で明るく元気に生きる少年・アギトは
ある日、300年の眠りから目覚めた少女・トゥーラと出逢う。

少年と少女が世界の理に直面して、それでも自らの意思を信じ成長していく物語。

普段の生活では見ない、まるで想像もつかない未知と幻想にあふれた壮大な世界観と映像美。

そんな作品をKOKIAさんの歌声がやさしく彩る良いファンタジー作品でした。とても面白かったです。

もう一度観たいと思える作品でしたし、子どもの頃に観たかった、
子どもの頃の感性で出会ってみたかったような…そんな作品でもあります。

ただ、ここまで評価しておいて何ですが、あまり人には自信を持ってオススメできないし、
あまり楽しめないだろうと思える自信と確信もあります。(笑)

(自分はさほど期待せずに観たから面白かったのかも?)

理由の一つは、作品からナウシカやもののけ姫などのジブリの雰囲気が漂うこと。
(ちょっと宮沢賢治の作風も入ってる?)

ただこれはもう長編アニメーションが作られる度、永遠に付き纏う問題なんだと思うし、
観たら誰だって気付く所を批判してもしょうがない。オマージュととるのが礼儀かな。

あと部分部分の描写が足りない・説明不足な気もするけど、例えばそれらを全部描写して
この映画が2時間半とかだったら絶対飽きてた気がする。少なくとも僕は。(笑)

約1時間半でこれだけの世界観を描いたのは本当にすごいと思います。

声優陣も本職の方々ではなく芸能人起用。
自分は気にならなかったけど、耐えられない人は耐えられないかも。

…何かフォローしてばかりですね^^;

でも本当に良い作品だと思います。これはこれで。

100点満点のアニメばかり求めてもつまらないし、こういう貴重なジュブナイルファンタジーを
良いと思う気持ちはずっと持っていたい。…でもオススメはできないような…もどかしい気持ちです(笑)

投稿 : 2019/08/17
♥ : 26

Moji

★★★★☆ 3.3

GONZO初の劇場用作品

劇場用ということで、作画や動きはわりとしっかりと造りこんでいる。
ただ、ジブリ作品というか、宮崎作品にどっぷり影響を受けている感じである。
(ナウシカ+ラピュタ)/GONZO=偽ジブリ みたいな感じである。
テーマは「人と自然の共栄」と、これもまたジブリ風。
大きく異なるのは、何度観ても印象に残らないのである。
これは、キャラへの愛着がわくようなシーンがないためと、
物語からは、自然への畏敬、人に対する愛が作品から伝わってこないためだろう。
多くの物語を知らない人は早く観たほうがよいが、多くを観て来た人には少々退屈かも。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 5

おみや

★★★★☆ 3.8

銀色の髪は森を護る証

あらすじはあにこれで良いと思います。
それに追記。

人間が遺伝子操作を誤ったことで、意思を持った森は大きな力を盾に
主導権を握っています。
水の量をコントロールすることができるので、人間が怒らせると
「水やらんぞー!」って感じで。
それに限らず自然の力ですから人間が勝てる訳ないですね。

そんな状況の中、主人公のいる中立都市の民は森と対話をしながら
共に生きています。
方や、それを良しとせず元の世界を取り戻そうと準備を進めるラグナ
(国?でいいのかな。)

そこへ300年の眠りから覚めた少女、トゥーラが現れたことでストーリー
が加速していきます。そう、彼女には今の状況を作り出す前の人間主導
の世界に戻すという使命があったのです。

トゥーラとラグナの民が目指す元の世界は実現するのか?
また主人公と中立都市の民の共存生活はどうなってしまうのか?

こんなとこです。


現代社会への警鐘としてはよくあるテーマですね。
この作品では自然に意思を持たせたというのがおもしろい表現だったと
思います。また、その自然の力を人間に与えるというのも、、、。
その証が銀色の髪なんですね。(詳細はネタバレにつきスルーします)

ストーリー展開は王道的なものでしたが、テーマを考えるとあれこれ
脇にそれるより一直線な方が感情移入できますし、良かったのでは。

ストーリー良し、作画良し、声優は俳優さん中心でしたが脇は文句なし!
主役の2人は、、、、ちょっと不満。(すいません)

テレビドラマの演技と舞台演技は、はっきりとした違いがありますよね。
この作品観てて思ったのがアニメって後者側の演技のほうがしっくりくる
のかなぁと。
特にトゥーラは盛り上がるところでもうちょっとテンション高くても、、
って感じてしまいましたので。

まあ、総じて良い作品だったと思っていますので。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 19

63.6 4 プリンセスナイン 如月女子高野球部(TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (16)
92人が棚に入れました
早川涼は天性の野球の才能を買われ、名門お嬢様学校「如月女子高校」に特待生として入学する。理事長・氷室桂子は女子だけの野球部を創設し、男子と対等に甲子園で闘うことを狙っていた。しかし、足りない部員、野球部創設を快く思わない人々、大会参加に女子を認めない高校野球協会、涼や周囲に降りかかるトラブルなど、様々な困難が野球部の前に立ちふさがっていた。涼は大酒飲みの監督・木戸と共に、まず部員集めから始めていくが……。

声優・キャラクター
長沢美樹、金月真美、子安武人、岩永哲哉、榊原良子、島本須美、石井康嗣、氷上恭子、永澤菜教、矢島晶子、川澄綾子、笠原留美、飯塚雅弓、進藤こころ、川田妙子、井上和彦

rurube

★★★★☆ 3.2

そっち方向行かないほうが良くない?

私は野球観てサッカー観てスーパーボウル観て一年が終わる。基本的にスポーツは何でも好き。

でアニメにおけるスポーツものは少ないし評価されている作品はスラムダンクぐらいしか無い気がするが、簡単に設定や進行を大まかに決められるから作りやすい気がするのだが。

この作品は高校女子野球チームが甲子園を目指す話だ。まず仲間集めから始まり公式試合に女性は出られないという困難、最初の試合、男子選手との死闘、練習そして夏の予選とイベント盛りだくさんで既に面白そうに聞こえる。

だけど実際は昼どら。これ3クールあったら、たわしコロッケ2回は登場したね。仲間を探す時のスピード感の無さと選手を掘り下げるタイミングも疑問。全24話なのに20話で初めて掘り下げるキャラいたからね。前半に掘り下げないと試合のファインプレーが本当にファインプレーにしかならん。実はこの子は中学時代にいじめられててね‥とか隣の野球観ているおっさんに解説出来ないじゃん。

それと試合の映像を流そうとしすぎ。試合描写なんてスコアボードで数字いじりすれば十分。これはジョークではなくて本当に試合映像は極力誤魔化す方が良い。理由はリアリティーの無さがどう頑張っても出てしまう。それとスピード間が無くなり努力が圧縮される。

例えば、試合を丸々1話使うのと1話の中でボードいじりしてボロボロのナインが自分の力の無さを自覚し練習→ボードいじり→練習→ファインプレーだけ映して失点が減っているボードいじり これだったら絶対に後者の方が良い。後者はちゃんと練習して失点減ってるもん。前者は3回まで抑えてその後失点して最後に仲間の叱咤で9回を無失点で抑えるパターンだね。
1試合の中で成長するのって努力の部分が抜け落ちている。それは努力ではなく持っていた能力を開放しているだけ。

それと恋愛入れるのは諸刃の剣というかいらない。三角関係とかすると主人公の判断能力に疑問が持たれる。スポーツは感覚・判断能力が大事になる。スポーツは考える時間が無いから反復練習か判断能力で対処するしかないけど、恋愛入れるとどっちも無いキャラになる。良い選手じゃないしメンタルも弱い。ついでに観ている人は私のようにスポーツ好きだから観ているはず。恋愛アニメ観たい訳では全く無いからその辺気が付いて欲しい。そっちに行くな、戻って来い。

この作品、スポーツアニメの大枠が簡単に決められるという良い部分と、その設定を生かせない駄目スポーツアニメの両方が入り組んでいて非常に興味深い。

多分、大正野球娘はこの作品を反面教師にして作られたに違いない。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 10
ネタバレ

ユニバーサルスタイル

★★★★★ 4.4

仲間を信じて、夢を信じて!

星の数よりは満足度は高かったですね。でも、話の中弛みと作画の悪さが目立ってしまって評価としては低くせざるを得ないです。悲しい。



女子だけで甲子園に行こう!と思い立った主人公の女子高生早川涼が、部の設立からメンバー集めまで奮闘します。
{netabare}
正確には、如月高校の理事長である氷室さんの差し金なのですが・・・。まあ結局は涼のおかげってことで。
{/netabare}

結構この設立の経緯が生々しくて、理事会の猛反発を受けたり勝ち進めなければ廃部との条件を提示されたり、やはり女子野球部は逆境の象徴ですね。

そうした逆境を撥ね返すがごとく燃える、早川涼。
メンバーも運動神経の良い人材を連れてくるため、学校中を駆け回り説得。応じなければ野球勝負を挑んで強引に引き入れる。
テニス部のエース、氷室いずみとの対決も絵的に凄まじく、出だしからとんでもない勢いでした(笑)


スポ根丸出しの練習も試合展開も女子だからなんて関係ない位熱かったです。

この雰囲気を伝えるには言葉よりもOPを見てもらった方が早いです。
このアニメの熱さは何よりそれが物語っているので。名作揃いの90年代でもOPだけならタメ張れるんじゃないかと思ってます。↓
http://www.youtube.com/watch?v=dtVwG3IFLSg




ただ、問題は部設立を成し遂げた後。

そこから各キャラの掘り下げに入っていくのですが、前半の燃える展開との温度差が激しいです。
望月監督らしい繊細な女性の内面描写は単体としては素晴らしいです。
プリンセスナインでなければもっと評価されていたのではないでしょうか。
ちょっとドロドロだったり妙にファンタジーだったり、野球をやっていたときみたいに勢いで乗り切る事ができず、どれも後味が悪かったです。

何よりも涼の幼なじみである眼鏡の……誠四郎!地味すぎて存在感がほぼゼロでした。彼は不憫すぎる。
女子の中ではクール&ビューティーに見える東ユキのキャラ設定が色々とひどい(笑) なんであんな電波ちゃんに……。最後まで見せ場をことごとく奪ったのは最早嫌がらせとしか思えませんでした。

単純に尺の問題でしょう・・・けれど、もっと野球と恋愛や人間模様を上手く絡めていればより情熱的な内容になっていたと思うと勿体ないです。

OPで流れている涼と父親の関係ももっと深く物語に組み込まれていたでしょうしね。惜しいです。



そうした中弛みは分かった上で、最終話の決戦は素晴らしかったと思います。
{netabare}
決戦といっても甲子園予選ですけどね。
{/netabare}

恋愛での悩みが迷いとなって球に力が入らない涼。そのせいでピンチに追い込まれる如月女子高野球部。

そんなときライバルであるいずみの言葉が胸を打つ。
迷いを捨てて、いざマウンドへ!
そんな彼女の覚悟を表した演出が最高でした。
{netabare}
想い人である宏樹から貰ったメダルを外す。
それは今まで「お守り」として守ってもらっていた宏樹を倒すべき相手として認識した、彼女の意志の表れで。
目付きも変わって、勝負師の顔になった。ここでやっと面白くなってきたと思いました。
{/netabare}


ブーストがかかるのが遅すぎたと思います。まあ最終話のクオリティを連発する余裕もなかったんでしょう。

個々に絞れば秀逸なエピソードもありました。
スポ根路線では5話「荒波スイングと、対決!」や6話「いずみさん、あなたが欲しい!」
恋愛路線では21話「高杉くんなんて、嫌い!」や24話「Kiss…」


荒波スイングや稲妻ボールなどの、アニメならではのぶっ飛び演出が大好きでした。
それだけに、段々とスケールダウンしていったのが残念で。


プリンセスナイン自体は良作ではなかったかもしれませんが、伝説的なOPと女子野球の発想は評価されてもいいと思います。


あと、古臭いと言われようと寧々ちゃんは可愛い!ぶりっ子お嬢様で野球部のマネージャーでオタク体質って設定だけ見れば先駆的なキャラだと思います。
うん、プリンセスナインの魅力は寧々ちゃんにあり!寧々ちゃん最高!!

投稿 : 2019/08/17
♥ : 11

ソーカー

★★★★☆ 3.7

イナズマボール!荒波スイング!!

女子校が有望な生徒を集め女子野球部を立ち上げ、様々な障害をめげず甲子園出場を目指す。
学校・マスコミ・高野連の反発を情熱と実力で乗り越えていく。

ノリは古い少女漫画のスポ根ものに近いです。
最初はとても面白いのですが、後半から恋愛劇ドロドロしすぎて微妙になりました。
まぁそれ自体は別に悪くないけど、野球の練習や試合が極端に少ないのが一番問題ですかね。

大胆な演出が最大の特徴。
「荒波スイング」「イナズマボール」とか出てきますが、全部理屈もクソもない力押しです(笑)
ベタベタの熱血馬鹿展開にも関わらず熱き友情と劇的ラスト
荒削りでツッコミどころ満載なとこも・・・いいんじゃないか

投稿 : 2019/08/17
♥ : 12
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