2016年度の警視庁おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2016年度の警視庁成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月14日の時点で一番の2016年度の警視庁おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.3 1 2016年度の警視庁アニメランキング1位
アクティヴレイド -機動強襲室第八係-(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (379)
1796人が棚に入れました
第三次流砂現象によりその一部が泥濘に沈んだ東京。復興作業用に作られた、 高出力・強化外骨格<ウィルウェア>を使った犯罪の増加に対処すべく、警察庁警備局は、 その吉祥寺分室に第五特別公安課第三機動強襲室第八係──通称<ダイハチ>を新設した。 様々な法的制約としがらみに縛られながら、 知恵と勇気と口八丁で凶悪事件に挑む若者達(一部を除く)! 決裁完了、出動せよ!!

声優・キャラクター
島﨑信長、櫻井孝宏、小澤亜李、石上静香、倉田雅世、村田太志、相坂優歌、花江夏樹、大川透、大西沙織、鳥海浩輔、緑川光、大原さやか、山下大輝、黒沢ともよ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

掘り下げを待ちます

ウィルウェアという強力なスーツを使い、悪を捕まえる警察ヒーロー物語。

スタッフが実力派揃いということで期待値は高かったでしょう。
そんな期待に見合うかといえば……うーん(´・ω・`)
ですが、ブランド物として扱わなければOK。
綺麗なアニメーションに加え、明るく、肩がこらず、なおかつ勢いのある非常に見やすいアニメでした。


さて、警察ってのがポイントで、法や手続きにいちいち縛られます。
簡単に捕まえられるのに、「その武器は許可が降りないのでダメです」という理由でうまくいかなかったり。
いつもこの面倒な手続きに振り回される面倒なヒーローたち。

ガチガチに構築されたシステムの弊害と、縛られないことによる改革を語っていきたいのかもしれません。


お話は基本的に1話完結。
そして、多発する犯罪の裏で黒幕が糸を引いている、という分かりやすい作りです。

ただ、心理描写が少ないことが気になりました。
複雑な境遇を持つ主役や敵役は、その過去をじっくり見せてほしいものです。
そして、その境遇に振り回せれ、葛藤するキャラ……。

それがキャラを活き活きとさせ、物語を盛り上げるはずです。
しかし、実際はセリフでちょちょいと説明するだけで済んでしまう事が多い。

例えば、

「俺は悲惨な人生を歩んできて辛いんだ!だからこうしてやった!!」

数十秒ほどお説教。

「ぐすん、分かりました」

みたいなあっさりした流れで終わり、実際にどう心理の動きがあったのかが伝わってこないんですね。

代わりに、口癖や趣味嗜好で個性を出そうとして、迷走している感があります。
そのなんとも奇妙な個性を取ってしまうと、どこかで見たようなキャラ・コンビに。
ちょっと評価しがたいキャラクター造形でした。


なお、この作品、2期をやることが決まっています。
1期目でキャラや活動内容、敵役の紹介をし、2期目でじっくりドラマを見せる予定なのかも。
伏線も仕込まれているのかもしれません。

1期だけでは頭を使わないで楽しむ感じの勢いアニメです。
ここで、重要キャラ1人ずつに深いドラマが入ってくれば、大きく化けると思います。
というか、ギャグアニメではないので、入ってくれないと……。


2期は掘り下げたドラマを見せて欲しいところです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

特撮みたいw

全12話 

ウィルウェアという体に身につけ身体能力を強化したパワードスーツで、悪事を働くものを取り締まる警視庁の機動強襲室第八係、略してダイハチに所属する人々の活躍を描く作品です。

1話1エピソードで、ダイハチに所属しているキャラの紹介みたいな感じですね。

危機的な状況は何度もありましたが、何となく乗り切った感じがしました。

作画は綺麗でしたね。

バトルは良く動いてました。特撮作品を観ていた感じです。

敵も味方もあっさりとした印象の作品です。

2期もあるみたいので、主役級の2人をもう少し掘り下げほしいですね。

OP AKINOさん、EDは相坂優歌さんが歌っています。

最後に、特撮といえば日曜日の朝という印象ですねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「ウィルウェア」を悪用する犯罪者に正義の鉄槌を・・・

この作品はオリジナルアニメのようですね。アクティヴレイド -機動強襲室第八係-というタイトルから、公的機関を対象にした作品である事はおぼろげに分かりましたが、どんな内容なのかが楽しみな作品でした。

物語の内容は、AKINO with bless4さんの歌うオープニングテーマ中に流れる各登場人物によるナレーションが分かりやすく纏まっています。

「増加する凶悪犯罪に対し、世界規模で警察などの治安維持組織に対する新しい動きが加速する。これは日本のアクティブ・・・その活躍を描く物語である。」
実はこの下り・・・結構好きで毎回楽しみでした^^

日本で発生する犯罪の中で、パワードスーツである「ウィルウェア」を使用される犯罪が増加基調にある中、警察の中で同じウイルウェアを用いる「機動強襲室第八係」(通称・ダイハチ)が組織され犯罪者に対抗するという設定なのですが、警察のウィルウェア・・・これが格好良いんですよね^^

警察のウィルウェアはオスカー1からオスカー6まで全部で6台あり、近接戦闘や遠距離射撃など、それぞれ独自の能力に特化したウェアになっています。
そんなウィルウェアの装者は以下の通りです。

オスカー1:瀬名 颯一郎(CV:櫻井孝宏さん)遠距離射撃特化タイプ・エルフΣ
オスカー2:黒騎 猛(CV:島﨑信長さん)接戦闘特化タイプ・ストライクインターセプター
オスカー3:星宮 はるか(CV:石上静香さん)索敵能力タイプ・メーティストラクチャーibuki
オスカー4:舩坂 康晴(CV:大川透さん)パワータイプ・甲徹陣七竈
オスカー5:山吹 凛(CV:倉田雅世さん)スピードタイプ・プリマヴェーラパンテーラ
オスカー6:花咲里 あさみ(CV:小澤亜李さん)最新型多機能タイプ・ファインファミリア

事件が発生すると、ダイハチのメンバーは第八専用車両に乗り込み現地に急行します。
この車両・・・普段はJRの線路で山手線などの車両の後部に連結して走行するのですが、状況により道路を走ったり空を飛んだりと突っ込みどころ満載の車両なんです^^;
総合室とウィルウェア装着室の2両編成のこの車両・・・個人的には格好良いと思っていましたけれど^^

そして犯罪者の特性に合わせて出撃する装者が決まるのですが、ウェア装着の際に一瞬苦しそうな表情を浮かべる装者達を見ると、往年のアニメでも苦しそうに変身する作品に通じるのですが、今となっては作品名が思い出せないのが悲しいところです^^;

物語の方ですが、様々なウィルウェアを悪用する犯罪者とダイハチが対峙する勧善懲悪モノではあるのですが、その一言で片付けるのが勿体無い作品だと思います。
小柄でキュートな室長を軸に人間味に溢れたダイハチのメンバーが紡いでいくのは、犯罪者と対峙するだけではありません。

もし夢が実現したら・・・その後に待っているのは何なんでしょうか?
輝かしい栄光や拍手喝采・・・^^?
流行り廃りと人間の寿命はアンバランスだから、何であっても永遠である事は有り得ないんですよね^^;
だから私達は常に進化し続けているだと思います。
でも・・・温故知新という言葉がある様に新しいものばかり目指すのではなく、時には積み重ねてきた軌跡を辿る事も前に進むために必要なんだと思います。
物語の中では一人の科学者に焦点を当ててこれらが描かれていますが、感じるのは夢の実現のために人生全てを費やした男のロマンです・・・
大切な思いって・・・ちゃんと受け継がれるんですね^^
こういう心温まる話・・・大好きです^^

そして終盤・・・ダイハチはこれまでで最強の敵と対峙する事になります。
目的は復習・・・その復習のためだけにこれまで綿密な計画を練り上げてきました。
彼らの狙いは、日本の土台を根底から揺るがしかねない国家レベルの・・・
一気に話が大きくなりこれまで以上に物語が面白くなります。
気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、AKINO with bless4さんの「Golden Life」
エンディングテーマは、相坂優歌「透明な夜空」
個人的にはオープニングの方が好みでしたが、AKINOさんのトーン・・・ムッチャ高いですね^^;
カラオケでチャレンジしてみましたが、1オクターブ下げてやっとでした^^;

この作品は分割2クール作品で、前半計12話の作品でした。
前半で起こった事件・・・まだ全てが解明された訳ではありません。
後半ではきっとその伏線も回収される事と期待しています。
7月からの放送が待ち遠しいです^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

69.5 2 2016年度の警視庁アニメランキング2位
名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)(アニメ映画)

2016年4月16日
★★★★☆ 3.9 (186)
1184人が棚に入れました
劇場版「名探偵コナン」20作目にあたる。

物語は動画にも登場したオッドアイの持ち主である謎の女性が、記憶喪失状態でコナンたちと出会うところから動き出す。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ド派手アクションと心境の変化を楽しむ作品

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第20作。

黒ずくめの組織VSコナン+安室(公安)+赤井(FBI)という構図のアクションを楽しむ作品。
そして、人の心境の変化を楽しむ作品。
まさか、コナンの映画で泣きそうになるとは・・・。

{netabare}
結果的に少年探偵団の無謀な行動が最後に吉と出たり、蘭ちゃんが活躍する場面がなかったりと、過去の作品と比べてかなり異色な作品。
ミステリー的な要素が全く無く、アクション中心というのも異色。

そして何より、{netabare}本来、敵であるはずのキュラソーの人間味あふれる行動には感動しました。{/netabare}
{/netabare}

ゲスト声優の天海祐希さんは凄く良かったと思います。
個人的には劇場版コナンの中で3本の指に入る良作。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

20周年超大作!!黒ずくめ!公安!FBI!豪華ですね~(*´∀`)

☆映画20作品目☆
映画館にて試写です♪

今回はメインとして黒ずくめが出てくる話です☆

~あらすじ(予告参考)
全国各地で起きた連続スパイ暗殺事件
全ての鍵を握るのは、秘められし「記憶」!?

衝突する、探偵vs黒ずくめの組織vs公安vsFBI
聖域の扉の先にあるのは、真実か、偽りかー。


ともかくすごかったところ 感想
{netabare}
今回は安室と赤井も出てきて
特にその二人の戦いのアクションシーンがすごく迫力があり、カッコよかったです!
観覧車の裏?、観覧車の上、でやったり、ともかく黒ずくめに狙われているという危機にさらされながらの戦いがほんとにハラハラしました!!
そして、2人が一緒に出てきたのもレアたったのでとっても良くてお気に入りです!!

また、コナンの観覧車から色々な所に命懸けで乗り移るアクション?もすごかったです!
コナンが棒?に掴めそうで掴めない…落ちそう…!ってときに、赤井が助けたところは本当に
赤井ナイス!!!!カッコいい!!
と思いました☆
それで、よく死ななかったなぁと思いましたww

そして!!!
黒ずくめであったキュラソー!

最後のシーン、観覧車に閉じ込められた少年探偵団や皆を助けるため、海?に落ちて死んでしまった?と思えば、今度は命懸けでクレーン車で観覧車を止めたところ、本当に感動しました!!(命懸け…本当にそれで死んでしまったんですがね‥(泣))

黒ずくめを裏切ってw少年探偵団を守りましたね!
そして手には少年探偵団達からもらった、あのイルカを最後まで大事そうに持ってたなんて…!
とても感動しました…(´;ω;`)

というか、今回は以外と少年探偵団役にたったんですよねw

少年探偵団がいたことによって、キュラソーが黒の組織に戻ることを断念した
それにより、キールとバーボンの正体がばれなかった!!

さらに、観覧車が動いたとき、コナンたちだけでは止められなかったことを命懸けで、クレーン車で止めるのを手伝った
よって、少年探偵団は安室や水梨を救っただけではなく、水族館にいる、何万人?数千人の人たちの命を救ったことになる!!そして蘭たちも救ったことに!
つまり、少年探偵団はは世界を救った!!

ということになります☆


あっ、かと言って

少年探偵団すごいんですよ!私はほんと好きなんです♪お手柄ですよね~♪
って言いたいわけじゃないですよ!!w
少年探偵団を良い風にとらえると、そういうことになるだけなのでw
{/netabare}

~疑問点~
{netabare}
キュラソーの記憶が戻った時、ベルモットに
「あなたの携帯から送られたあのメールはあなた本人なの?」
みたいなことを聞かれました
あれは、コナンが偽装して送ったものでそれがバレたらヤバイ!
見ててハラハラしました!
でも、キュラソーは
「ええ、私よ。何か問題でも?」
と、コナン達をかばってくれました!実際はかばったのかどうかは分かりませんが…
キュラソー…(泣)ありがとう!!!

~疑問点その2~
赤井、よくあれだけ黒ずくめに姿見せといてばれませんでしたよね?あそこでバレたら原作にも影響してくるからなんでしょうけど…
あんなすごい狙撃者は赤井しかいないので黒ずくめにばれるのも時間の問題かなと思いました☆
{/netabare}
という感じで、今回はどちらかというと

アクションメインな感じで、カッコいい!
という場面が多かったかなと思います♪
いつもとは違う感じでしたが
アクション と捉えるととてもよかった作品だと思います♪


~追記、お気に入り♡~
{netabare}コナンが黒ずくめ達がいると思われる、東都水族館に向かうときに灰原が言ったセリフ
「行かないで‥」

ふいにコナンの腕を掴んで言った言葉です!
子供の姿だったのが少し残念でしたがwとてもきゅんとしました♡


~ちょっと笑えたところ~
コナンが工藤新一で、蘭からかかってきた電話に出て、話をしていたとき、東都水族館の音楽が流れて来たところ
コナンは黒ずくめの計画を阻止しようとしていてそんなことは全く気づきませんでしたが蘭に誤解されかねませんでしたねw
{/netabare}
~いつもの定番物の…~
{netabare}
阿賀博士のなぞなぞ!w
今回は以外と簡単だったかなと思いました☆
※興味ない人は飛ばしてくださいm(__)m
{netabare}
Qその色をまじりっけなしに塗り込んでいくと、変身してしまうものは次の4つのど~れじゃ
1赤色
2青色
3茶色
4黒色
A {netabare}茶色{/netabare}
{netabare}言い換えてみて、赤がまっ赤、青がまっ青、茶色がまっ茶、黒色まっ黒
茶色がまっ茶→抹茶になるということです☆
{/netabare}
{/netabare}

そして、何かしらある毛利小五郎の水にドボン!
毎回の定番でしたが…今回はありませんでした☆
というか、コナンや皆が危険な目にあってる時もず~っと車で寝ていました‥今回は何もやっていませんでしたね…(  ̄▽ ̄)
{/netabare}
主題歌はB′zさんで「世界はあなたの色になる」です
5年ぶりの映画主題歌書き下ろしだそうです☆
ぜひ聞いてみてください♪

最後に…
コナンはリアルに考えると死んだのは2回ですかね?
{netabare}観覧車ごと、真っ逆さまに落ちたところ
観覧車から棒?までベルトで伸ばして飛んで、乗り移ったところ
{/netabare}
今回はコナンよりも他の人達(安室、公安の人など)の方がよっぽど危険だったと思いますw


そして来年は平次が登場!
世良、キッド、黒ずくめ!
と来て平次ですかw
どんなのになるかはまだ分かりませんが
来年も楽しみにして見たいなと思います♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

【コナン×公安×FBI×黒の組織】の直接対決が初めて描かれる20周年に相応しい一大スペクタクルムービー

劇場版『名探偵コナン』シリーズ第20作目(『ルパンVSコナン』は除きます)
監督は『沈黙の15分』以降お馴染みとなった静野礼文
脚本は『絶海の探偵』と『業火の向日葵』の櫻井武晴
劇場版では初めて安室(公安)と赤井(FBI)が題材にされ、また原作やテレビシリーズに先立って黒の組織のNo.2と目される‟ラム”自身が登場します


警察庁で極秘に管理されていた世界各地のノックリスト(スパイリスト)を盗み出した黒の組織の女性工作員
自身も黒の組織に潜入捜査しているバーボン、こと安室透は逃走する女を追跡しカーチェイスを繰り広げる
そこにFBIの赤井秀一も乱入し大事故の末に女は海に転落する
翌日、記憶喪失になってしまいノックリストの行方や自身が黒の組織の一員であることを忘れてしまった女は偶然にもコナン達に保護される
女の記憶を取り戻してあげようと奮闘する少年探偵団だったが、灰原哀は女が黒の組織の‟ラム”である可能性を示唆し警戒する
一方で公安、FBI、黒の組織は各々に女の行方を追っていたが、ジンは女が送った不完全なノックリストに従ってノックと思しきメンバーの始末を始める
そのリストの中にはバーボン(安室透)とキール(水無怜奈)の名も入っていた・・・


黒の組織が絡む劇場版は大概しょうもないオチがついて終わるものばかりですが、今作は原作の根幹に関わる部分が描かれているとあって黒の組織を廻るキャラが総出演
20周年に相応しい大作に仕上がったと思います


冒頭の首都高11号線(レインボーブリッジ)をモデルにしたカーチェイスは『頭文字D』も真っ青の迫力のCGで描かれ、多重クラッシュや大爆発も相まってコレだけでも劇場に足を運ぶ価値ありますし、中盤までは謎の女の正体が‟ラム”なのか否かが物語を強く引っ張ってくれます


本来なら協力関係を結ぶべき公安とFBIが安室と赤井の私怨のせいで仲違いし、その仲をコナンが取り持つってのには笑ってしまうところですが、二人の対決(素手で殴り合うwガンダムかよw)は作画もめちゃくちゃ良くって大きな観どころの一つです
公安が表立って登場するということで目暮警部はじめ警視庁は蚊帳の外に置かれてしまうのもリアルでしたね


ウォッカやベルモットの静止も聞かず、ノックの始末に躍起になって暴走するジンは本当に怖い
クライマックスでは遂にオスプレイまで担ぎ出しお台場と葛西臨海公園をモデルにした舞台を大破壊する様は圧巻
最後まで全く目が離せず釘付けになりました
コレにイレギュラー的に巻き込まれる蘭や少年探偵団は最早お約束ですが【日本映画においてここまで派手に名所を破壊しまくってるのは『コナン』と『ゴジラ』ぐらい】なもんでしょうw
とにかくドキドキする映画がお好きな方には率直にオススメ出来ます!


しかしバーボンとキールを捕らえ躊躇無く始末すると断言したにも関わらず「待ってやる」と約束を守ってくれるジンは本当は優しいヤツなのかな?とも思ったりw


今作、唯一惜しいなと感じたのが鍵を握る記憶喪失の女を演じるのが天海祐希だということでしょうか
正直違和感というか・・・声優は初めてじゃないはずですし、天海祐希ほどの大女優を持ってしても声の演技とは難しいものなのか・・・と、痛感致しました


今作ラストの手放しでない結末はオイラとして最も評価をしたいポイントです
まあ、あれほど好き勝手やっておいてタダではすまんだろうとは思っていましたが
観終えた後に何色の気持ちになるか?とは今作に添えた青山剛昌先生のコメントですが、オイラは‟良い意味で”ブルーになりました
さあ、あなたは何色に染まりましたかな?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11
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