賞金稼ぎでGONZOなおすすめアニメランキング 3

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早速見ていきましょう!

75.4 1 賞金稼ぎでGONZOなアニメランキング1位
ソルティレイ Solty Rei(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (733)
4196人が棚に入れました
12年前にブラストフォールと呼ばれる原因不明の大災厄が発生した。これにより、多くの人々が一瞬にして亡くなった。
その災厄以来、行方不明になった娘を探し続ける賞金稼ぎの男ロイは、ある日、突然空から落ちてきた機械の少女と出会う。 災厄以降、心を閉ざしていたロイだったが、不本意ながらも少女と同居することになり、それを機にロイは少しずつ心を開いていく。
未登録市民のために盗みを働く義賊のローズや、ハンターズオフィスの所長ミランダとその娘カーシャ、リゼンブルマニアのユート、さらにこの都市の大企業であるR.U.Cを巻き込んで物語は少女と出会ったその日から、今までの生活は大きく揺れる。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

君は「GONZOの奇跡」を見たか?

西暦2000年代前半~中頃にかけて幾つもの感動作を世に送りだして「GONZOの奇跡」という評判を取ったアニメ制作会社GONZOの代表作の一つ・・・ということで、だいぶ前に私も視聴してみたのですが、

(1) 全24話で中盤過ぎに少し盛り上がったかな?と思った以外は、最終回を迎えてもそんなに凄い見どころがあったとも思えず、これは「外れ」を引いちゃったかな?と思って視聴を終えようとした、その瞬間
(2) 「あ!!!!」と叫んでしまう展開。

なるほどねえ、これが・・・噂のミラクル・・・。
評判は嘘じゃなかったんですね。

2005-06年の制作ということで、今見ると、西暦2010年以降に制作された作画もシナリオも余り隙がない本当の意味での「名作」「感動作」に比べると流石に色々と甘い部分が目立つのですが、それでも本作を確り最後まで完走することによって得られる「思いがけない感動」は、やはりそうそう何度も経験できるものとは思えません。

「GONZOの奇跡」というと、もう一つ、『カレイドスター』という作品の方が本作よりも有名かつ高名ですし、それはそれで私も当然の評価だと思いますが、同作は50話以上もある一大長編(プラス外伝的OVA複数あり)で、初心者がこれから見始めるには躊躇してしまう作品ではないか?と思うので、より気楽にGONZOの評判を確かめたい人は、本作の方を先に視聴してみるとよいと思います。

※なお、以下の各話評価は2周目時点のものです。

◆制作情報
{netabare}
原作          Shuzilow.HA、GONZO(企画原案)
監督          平池芳正
シリーズ構成・脚本   木村暢
キャラクターデザイン  Shuzilow.HA
メカニックデザイン   海老川兼武
音楽          大森俊之
アニメーション制作   GONZO×AIC{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= SoltyRei (2005年10月-2006年3月) ===========
{netabare}
第1話 オーロラの降る街 ★賞金稼ぎロイと全身リゼンブルの少女の出遭い
第2話 新しい朝。 ★ 12年前の大災害(ブラストフォール)、ミランダ所長護衛、R.U.C.警備局(プロシード)との接触、ソルティの保護者
第3話 青の少女 ★ ソルティの健康診断(ユート登場)、義賊アンダーソン兄弟の襲撃(ローズ登場)
第4話 friend ★ ソルティの初めての友達(迷子の少女メリル)
第5話 ウォーターサイド・パニック ★ ローズとソルティの接近、エメラルド争奪戦、アシュレイR.U.C警備部事業部長登場
第6話 愛娘 ☆ ロイの娘捜し、お尋ね者ヴィンセントと娘リタの事件
第7話 小悪魔の訪問 ☆ ローズのロイ宅来訪、ソルティ盗賊スカウト
第8話 リベンジ ★ 続き、ローズと仮面の男(アシュレイ)の出遭い、ローズの仇討ち
第9話 乙女達の休日 ★ プロシード4人娘の休日、ローズ&アシュレイの初デート、ソルティの手作り料理 ※日常回として◎
第10話 トレジャー&レスキュー ☆ ソルティ&ローズの地下都市閉じ込められ事件
第11話 バースデーゲーム ☆ 連続爆弾魔(ホゥ・チュウ)のロイへの怨恨、ソルティの鼻歌、ローズ誘拐
第12話 決着の果てに -na-mi-da- ★ 続き ※ローズが・・・というのはやや伏線不足×
第13話 distance  ★ ジェレミー(ユートの友人)の無謀な実験(ミニブラストフォール)、ローズ死亡?
第14話 心覆う闇のために… ★ やさぐれロイの暴言、ソルティ家出
第15話 たどり着いた場所 ★★ ソルティの介抱者ジョセフ&飛行機作りの少年ウィルとの出遭い、戻った笑顔と事故
第16話 冗談です、半分 ★★ ロイの立ち直り、ソルティの立ち直り、ローズ再登場
第17話 LADY ☆ ソルティ帰宅、プロシード新上司(ローズ)の実力、旧メンバー切り捨て・シルビア刺殺
第18話 おかえりなさい ☆ プロシード3名(セリカ/インテグラ/マキシマ)の逃亡、人柄の変わったローズ、セリカ銃撃
第19話 全員集合! ☆ ローズとロイ&ソルティの再会、アシュレイの計画進行、ロイのR.U.C.警備部乗り込み
第20話 訪レル災い ☆ アシュレイのソルティ(ディケ)接触・機能停止、インテグラのアシュレイ襲撃失敗、ジョセフの打ち明け(プロシード誕生の秘密、星への移民)
第21話 真実の刻 ☆ 続き(移民船)、エイウノミアの代行者R.U.C.、アシュレイの目的(ローズを使ったエウノミア・ハッキング)、ソルティの記憶回復、リゼンブルの叛乱、アクセラ暴走(移民船乗っ取り)
第22話 わたしと彼女と、少女の想い ☆ 続き(ローズvs.アクセラ)、移民船爆発
第23話 Final message(最後の言葉) ★ アシュレイの過去(移民船とR.U.C.設立、ブラストフォールの真実)、イルミナからの伝言、エウノミア停止、町の平静回復、エウレネ落下の危機
第24話 これから ★★ 続き、5年後、さらに時は流れて{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)11、☆(並回)10、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1

OP 「clover」
ED 「Float 〜空の彼方で〜」

投稿 : 2024/04/27
♥ : 22

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

パパ大好き!

これは名作中の名作、特に最終回の評価は高いですね
最終章三話連続放送ということもあったからでしょうか
とりま、自分の中の、「これだけは見とけ」なアニメです


作画は悪くないと思います、戦闘シーン、というかアクションシーンも生き生きと描かれてますし
カメラワークもうまいですね、動きで魅せてきます
CGが多用されてますが、メカなんかは若干違和感があります
まぁレーザーやミサイル、爆発のエフェクトは最高ですが

複雑な設定に絡みつく伏線の数々、何度見ても楽しめるオリジナルアニメーションです
説明くささもなく、ほんとに巧いです
ただ終盤の超展開の連続とも言えるような駆け足具合
最終的に綺麗にまとめられているので良いんですが・・・
ローズの性格変わってないすかこれ、うざくなってた
まぁそれでも、最終回の感動は本物ですよ
6話「愛娘」や16話「冗談です、半分」も個人的オススメ回ですね

中田譲治斉藤桃子がメインです、桃ちゃんは萌える声ですね
ホウ・チュウ役に芳忠さんは吹きました、そな、安直なw
RUCいらない娘部隊の声優はグッドですね、広橋涼伊藤静田村ゆかり能登麻美子
カーシャ役の桑谷夏子も負けず良い、翠星石寄りなしゃべり方ですが
あぁキャスティングは全体的に良いです

さぁ出ました神曲、OP「clover/meg rock」
ねぇ今まで知らなかった~♪おとぎ話の続き~♪
meg rockの歌声は癒されます、いやほんと
何気に挿入歌が多い印象ですね

偏におしりッ(ry
ソルティちゃんの髪型すさまじいポテンシャルっすね
濱川修二郎氏によると"この髪型ならソルティだ"と分かるようなデザインを目指したそうですが・・・
それから、一番の萌え要素といったら、ロイのおっさんでしょうね
反則級の可愛さです、グラビティを感じます
あとは、インテグラさんと、カーシャ、かな・・・


序盤はハードボイルド展開、終盤はSF展開、どちらも目を離せません
GONZOアニメは当たり多いですわ
”GONZOの奇跡”ことストパンや”GONZO最高傑作”ことカレイドスターや
今作は、瀬戸花みたく、AICと共同制作な訳ですが
間違いなく名作です、全24話+EX1話

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

あおい さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

家族でも見れる名作

近未来のストーリー構成となっており、だからと言って過剰なSFではなくあくまで人間模様を前面に押し出したアニメです。オープニングの曲は神OPとして名高い「clover」です。

物語が進むにつれて、OPの曲を聴いただけで私は泣いてしまいます・・・w

アニメ中に登場するソルティは人間ではなく完全な機械少女です。何故、機械少女なのかは最終話までわかりません。
このアニメに都市は存在するものの、国家と言う概念が存在しません。それも最終話に全て解明されています。

ストーリーの構成に「愛」を強く感じ取れるシーンがいくつもあり人間の感情から生まれる葛藤・苦しみ・妬み・恨み・刹那さ・愛情・諦めない気持ちなど「愛」を中心に素晴らしく描かれていて、ソルティとロイはイタリアの作家であるカルロ・コッローディのピノッキオ、スティーブン・スピルバーグ監督作品のA.Iを彷彿とさせます。

ただ直向に「愛してもらえることだけ」を見返りを求めずに追いかけるソルティ。

そして全ての登場人物の様々なストーリーとアクシデントや大災害までもがただ純粋な「愛」から生まれていたという流れは、涙なくしては見ることはできません。


無条件の愛の強さと、素晴らしさを教えてくれる近年稀に見る名作中の名作です。

2クール24話と長いですが物語にスピード感がありグダグダとなるところも無いのが構成の密度を窺えます。人間的にも成長させられるアニメですよ。

最終話のラストシーンは涙が自然と溢れるはずです。

いますぐこのアニメを見てください。

オススメ!です^^v

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13

64.4 2 賞金稼ぎでGONZOなアニメランキング2位
BLACK CAT ブラックキャット(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (293)
2177人が棚に入れました
「秘密結社クロノス」に暗殺者としての優れた才能を認められ、クロノスの精鋭部隊ナンバーズ特例の13人目として採用された、トレイン=ハートネットは、抹殺者(イレイザー)として暗躍し、裏の世界では、通称「ブラック・キャット」と呼ばれていた。

ある日、彼は掃除屋のミナツキ=サヤと出会い、彼女の影響から組織の暗殺者を辞めて、掃除屋として生活しようとする。しかし、それを快しとしないクロノスでの相棒・クリード=ディスケンスにより、サヤを殺されたトレインは掃除屋として、クリード率いる狂気の革命集団「星の使徒」との壮絶な戦いに身を投じていく。

GuiltyZero さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

観てる人割と少ない?

まず、私はあまりJUMP作品は好みません。
結局技のゴリ押しや、演出上の都合で負けそうになると強くなったりして、バトルの質がすごい低いからです。
ただこの作品は、飛んでくる銃弾を銃で撃ち落としたり、銃ではじいたりと、主人公はやはり強く設定されていますが、特殊な能力などが主人公に無い分バトルの質が高くなっている気がします。
戦闘シーンの作画も乱れず、割に迫力はあったりして良かったです。
世界観の理解もそんなに難しくないと思います。
主人公はイレイザー時代の方が好きだったかな。
終わり方はやっぱり少年漫画ぽかったですが、最初から最後まで楽しめました。

あと、あんまり知られてないかもですが、オープニングの「ダイアの花」は結構カッコいい曲です^^

投稿 : 2024/04/27
♥ : 0

63.4 3 賞金稼ぎでGONZOなアニメランキング3位
砂ぼうず(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (132)
875人が棚に入れました
舞台は、関東大砂漠。数百年前に文明が滅び去ってもなお懲りずに、人間は人間同士で弱肉強食の争いを繰り返していた。

主人公は最近名をあげてきた便利屋、人呼んで砂漠の妖怪「砂ぼうず」。金と名誉とボインの為なら、その抜群にキレる頭と腕前をいかして、卑怯・陰湿お構いなしに何でもやる……過酷なサバイバルを強いられる砂漠にまさに最適な男である。そして、砂漠最強を目指して彼に弟子入りした少女、通称「小砂」。

ある時は女に騙され命を危うくし、またある時は多額の借金を背負わされながら、二人の戦いの日々は続いていく。

声優・キャラクター
鈴木千尋、斎藤千和、こたにともこ

テモテ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

生き抜くことがミッション

文明崩壊後の関東大砂漠を己の体力、知力、魅力の限りを尽くして強かに渡っていく便利屋達のお話。

世界観は一見シビアで殺伐としているように見えますが、暴力も嘘も裏切りも生きるための手段と割り切る便利屋たちの開き直りが逆にすがすがしく、全編通してライトなノリで楽しむことができます。

本作の魅力はなんといっても登場人物。自分さえよければそれでいいやつらが多いのはご愛嬌ですが…。敵も味方もどこかカラッとしていて個性派ぞろいです。
個人的には川口三兄弟がお気に入り。兄弟想いで夏子を何とかして盛り立てようとする姿が胸を打ちます。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

意外と軽いし、面白いアニメ

雰囲気からして重そうだったのでそう思って見たところ、かなり裏切られました。
序盤はふざけてド外道なアニメとしかなかなかみれないでしょう。
ですが中盤以降雰囲気は変わってきます。
終盤なんて打って変って泣かされるぐらいでしたよ^^;
内容としては、砂漠で便利屋を営む「砂ぼうず」が変わっていく話であり、もう一人の仲間キャラ「小砂」が成長していく話でもあります。
生きることや強くなることをここまで描けているのは感心させられました。
ただ、そこにたどり着くまでが長い^^;
正直こんなに話数いらなかったんじゃないか?と思わされるところはありますが、最終的にとてもよかったと思います。
こんなアニメだろうとは夢にも思いませんでした^^;

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ならず者達のサバイバル

関東大砂漠にて、厳しい環境の中で便利屋「砂ぼうず」とその弟子「小砂」がたくましく生きていくアニメです。
北斗の拳っぽい世界観でのガンアクションって感じで、シリアスっぽくもありますが、バカみたいに下品なシーンもあります。
荒廃した世界観でのならず者達のサバイバル。愉快にバカやりながら騙しあい、裏切りあい、その果てに勝ち取るのは誰か? そんな感じのアニメです。主人公のゲスっぷりが実に清々しいです。
絵的にはパッとしないのでメジャーにはなりえないタイトルなんですが、掘り出し物で面白いアニメを探している方にはお薦めしたい作品の一つです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8
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