鎌倉で初恋なTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の鎌倉で初恋な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月06日の時点で一番の鎌倉で初恋なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.0 1 鎌倉で初恋なアニメランキング1位
青い花(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (381)
1950人が棚に入れました
江ノ電沿線などの鎌倉が舞台。それぞれ別の女子高に通う二人の主人公を軸に、女性同士の恋愛と友情が描かれている。

声優・キャラクター
高部あい、儀武ゆう子、石松千恵美、堀江由衣、井口裕香、矢作紗友里、豊崎愛生、緒乃冬華、川田紳司、浅沼晋太郎、浜田賢二

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

百合に抵抗がないなら、確実に名作です。本当に素晴らしい!

これは漫画が原作のちょっと古い作品になりますね。
でも、作画やキャラデザに古さを感じませんでした。

作画は、背景などとキャラデザを分けているあたりの感じで、最初はジブリを連想しましたけど、それは言いすぎだと怒られるかもしれませんね。
ジブリが全部こういう作画とキャラデザをわけていると言っているわけではありませんし。
水彩画のような色彩と淡い感じ、そしてそれでリアルに江ノ島を描いている感じは、とっても素敵でした。

その江ノ島なんですが、行ったことはないんですけど、あの電車は映像で見たことがあって、とってもきれいに描かれているなって思いました。
ただ、あくまでもアニメなんで、そこにもし住まれている人が見たら、違うよってなるかもしれないのでそこはご了承ください。

で、本題に入る前に一つ気になったんですけど、この江ノ島って
「エルフェンリート」の舞台でもありますよね?
そちらでは電車なんかはスポットが当たってませんでしたけど、一つ!

この作品の主人公たちが立っていた、海が見える階段があるんですけど、
あれはエルフェンリートでも印象的に描かれていた階段なんじゃないかな?
って感じました。

作画の雰囲気こそまったく違いますけど、同じアングルで写されていたのと、階段の感じがとてもよく似ていたということから、やっぱりそうじゃないかなって思います。

もし詳しい人がいたら、教えてください^^


それではこの作品の本題ですけど、


完全にガチ百合作品です。

男性が出ないわけじゃないですけど、男性の存在はほとんど感じられることなく、女性同士の恋愛ストーリーが進んでいきます。


まずはそこで振るいにかけられるんでしょうね。
百合がきらいな人はとてもじゃないけど観れないと思います。


でも、他にもいろいろと百合がありますけど、この作品の描き方は美しいです。

真剣な気持ちを淡い感性で描いてるっていうんでしょうか。

けっしてくどいわけではなく、それでも揺れる心や切ない心ををきちんと描いているし、関係性もはっきりしてます。

もちろん恋愛物なので、多少は気持ちの交錯というか、イライラしてしまったり、それこそ書いててなんですけど、くどいって思う場面もあるかもしれないですけど、それでもなんだか美しいんです。


そして友情という深い絆。
それも女子同士の友情。
それも丁寧に描かれていると思いました。


あとはキャラ紹介でまかないます。


万城目 ふみ(まんじょうめ ふみ)-高部あいさん
本作の主人公で、メガネっ子で泣き虫で気が弱くておとなしい。
それでいて、やることは意外と大胆だったりします。
松岡女子高等学校の生徒。
こういうキャラってある意味でめずらしいのかも?
最近のアニメでこういう性格のキャラを見たことがないような気もします。
cvの高部あいさんは、声優さんってわけじゃなくて、女優さんとして活躍されていたみたいです。僕は知りませんでしたけど。
でも、薬物で逮捕されてしまったみたいです。
声優さんじゃないので、この演技に対しての酷評を見たこともありますけど、僕はこのキャラにとても合っていたと思うし、可愛い声だったので、近年のその事件が残念です。


奥平 あきら(おくだいら あきら)-儀武ゆう子さん
本作のもう一人の主人公で明るくてちょっと抜けてて、お調子者の、ふみの幼なじみ。
ふみとは違う、近くの高校にある藤が谷女学院高等部の生徒。
このキャラを見ているうちに強く感じることがありました。
それは、TARI TARIの主人公、坂井 和奏ちゃんに似てるなってこと。
この明るい感じや、ちょっとしたしぐさがなんだか似てるんです。
まあ、個人的な意見なので猛烈に反対意見がある方もいるかと思いますが、そこはご了承ください。
とにかく、素敵なキャラです。
cvの儀武ゆう子さんは、たまごっち、たまゆら、などで活躍されていますが、あまり主役級というのはないようです。


杉本 恭己(すぎもと やすこ)-石松千恵美さん
本作で重要な役割を持つ人物で、この人もある意味で主人公です。
背はふみよりも高くて、ボーイッシュな髪型や口調、そのすべてにおいて女生徒から憧れを抱かれる、男性的な魅力を持った女性。
松岡女子高等学校の生徒。
cvの石松千恵美さんは多くの作品に出ているわけではなく、ほとんど主役級を務めていないので、あまり知られていないかもしれませんね。


井汲 京子(いくみ きょうこ)-堀江由衣さん
高校入学初日にあきらと隣の席に座ったことで、あきらと友達になった藤が谷女学院高等部の生徒。
この子の感情が描かれることによって、この作品がまた一つ良くなっていたように思います。
ショートカットの女の子で、特にそれが似合ってるってわけじゃない。
でもそれがまたいつしか愛おしいって思えてしまいます。
cvの堀江由衣さんが、この女生徒の役に合ってたかどうかって言うと、少し難しいです。
あの声なら本来はもっと可愛くて女子らしくてっていうキャラを演じたら素敵な気がしますけど、でもこの堀江さんの演技の幅を知っている人なら、納得できると思うし。
その堀江由衣さんは、Kanon、とらドラ!、物語シリーズなど、多数で大活躍されているトップの声優さんですね。


この他にもたくさんのキャラが登場します。

その中に、豊崎愛生さん、井口裕香さん、能登麻美子さん、中原麻衣さん、などがいたのも良かったですね。

あと、音楽も素敵でした。

オープニングテーマ「青い花」
作詞・作曲 - 山崎ゆかり / 編曲・歌 - 空気公団
エンディングテーマ「センティフォリア」
作詞・歌 - Ceui / 作曲 - 小高光太郎、Ceui / 編曲 - 小高光太郎

どちらもオススメです。


いつも思うんですけど、女子校ってやっぱりこういう恋とか芽生えたりするんですかね?
なんか男性目線だと、とっても羨ましくってしょうがないです笑


ただこの作品、よこしまな気持ちで観るよりもきれいな心で観たほうがいいかもです。
でも、原作の展開を描かれないままに二期もないのは残念でしかたないですね。


ということで、個人的にはけっこうな高評価をつけたいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

ハト さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

繊細で丁寧、そして誠実な恋物語

久々に再開を果たした幼馴染の女子高に通う2人の高校生と、その交友関係や家族が紡ぎ出す、女性同士の恋愛と友情をメインに描いた、切なくとも温かく、美しい物語。

いわゆる百合物と言ってしまうと稚拙な言い方かもしれません。女性同士の友情やそれ以上の関係を描いますが、とにかく真正面から、またリアリティを持って描いているのがこの作品の特徴だと思います。昨今ではジャンルとしてウケが良いということもあり、いわゆる百合に近しいものをネタにする作品が多くありますが、同性愛を茶化すことなく非常に誠実に描いているのも素晴らしいです。

百合をリアルに描く作品ではありますが、女同士の絡みや性行為など直接的な描写はなく、どちらかというと気持ちの揺れ動きなどの内面を中心に描いています。
登場人物の心情描写はとにかく丁寧でこの作品良さの大きな要因になっている思います。セクシャルマイノリティーである者の辛さや切なさ、また喜びはもちろんのこと、思春期の学生ならではの無邪気さや青さもしっかりと描かれ、それぞれの立場の思考と感情でしっかりキャラクターが動いていますし、そこから生まれる人間関係の距離感の描き方が上手いと感じました。
それらの心情は直接的なセリフで表現するではなく、作画芝居、キャラクターが見る情景、その場面の背景、その場面を彩る音楽などを用いて少ないセリフで伝え、視聴者に行間を読ませるような見せ方で各キャラクターの内面を表現をしています。
また青い花というタイトルだけあり、作中には様々な花が散りばめられ、各重要な場面を彩っていますが、その花言葉はその場面のキャラクターの心情を表していたりとしっかり意味がある重要な物として登場します。
本作はこれらのような要素から、作品全体に繊細で清らかな美しさが滲み出ていると感じました。

百合を描くのに都合良く男性や家族などを排除してしまうのではなく、男性との関係や家族との関係などが普通にある日常の中で、百合を描いていることで、一定のリアリティを持って描かれています。
また男性との関係も描くことによって、幼少期より自覚しているレズビアンだけでなく、報われない異性へ想いから同姓へはしるバイセクシャルタイプ、憧れや好感を恋愛感情と錯覚して異性愛から同性愛へ変わるタイプなど、同性愛の様々な形態が各キャラクターによってしっかり別けられて描いているのも素晴らしかったです。

話は主に学校行事を舞台に、主人公の一人である万城目ふみの人間関係や恋模様を中心に進んでいきますが、もう一人の主人公の奥平あきらは親友としてふみを応援し、話の中で誰とも恋愛関係にならない、いわば外部から客観的に見るような立場になっています。
ふみに感情移入はできるものの、視聴者の大半は同性愛者ではないので、分からない部分というのも少なからず存在するかもしれません。しかし"スタンダードな嗜好を持つもう一人の主人公"のあきらの存在は、ふみに共感し応援したいという視聴者の感情を代弁してくれている存在であり、視聴者が作品を観る上でより登場人物に感情移入ができる助けになっていると思いました。

キャラクターデザインは繊細で泣き虫な性格のふみはとても背が高く大人っぽい風貌、天真爛漫で力強い性格のあきらは背が低く子供っぽい風貌で、ギャップがあって面白いと思いました。そしてそんな彼女等を生き生きと描く作画は非常に綺麗で、水彩画タッチの背景と柔らかいキャラ作画は原作の雰囲気を活かしながら、美しいお話に非常にマッチしています。作画の乱れもほぼ無く、よく動いていると思います。自分はとりわけ髪の毛の作画に目を惹きつけられました。

作中の音楽はピアノ楽曲がメインで、各場面を上手く彩っていると思います。またOPや挿入歌に空気公団を起用したのはずっとファンだった自分として非常に嬉しかったです。空気公団はマイナーではありますが、少し切なくともとても温かみあるゆったりとした曲調の楽曲が多いのですが、その空気公団と、青い花の作風はとてもマッチしていました。またEDのCeuiの楽曲は透明感がある綺麗な音楽で話の余韻を感じることができるEDとして良かったです。

恋愛をしたことの無いあきらは、ふみや周りの人間関係を見ていく中で"恋をするということの良さや辛さ、切なさ"を認識していきます。またセクシャルマイノリティーであるふみは、恋愛を経験する中で、それを支えてくれる存在について"気づいて"いきます。
ラストは多くは語りませんが、エンドロールが出てきた時はそれまでのストーリー展開から切ない感じで終わってしまうかと思っていたのですが、その後の展開はこれまで積み上げてきた11話のお話が集約した強烈なカタルシスと、二人の主人公への感情移入、EDテーマや映像による演出で感極まり、最後の最後で感動で涙が出ました。そしてアニメが終わった後には強烈な余韻が残り、本当にいい作品を観たという満足感が満ち溢れてきました。
他の方も書かれていますが、まさに全ての話はエンドロール後の展開の為にあると思います。

青い花は、一見同性愛、百合を真正面から描く作品ではありますが、最終的には「恋をする切なさや良さ、素晴らしさ」また「大切な親友の尊さ」を丁寧で繊細に描く純粋な恋愛作品だと感じました。
同性愛の作品としては、自分はこれまで、同性愛者の男と結婚した女の奇妙な人間関係を描いた江國香織の小説「きらきらひかる」しか拝見する機会が無かったくらいで、同性愛、百合作品というものをあまり観たことがありませんでしたが、本作は非常に新鮮で満足できました。
しかし今まで同性愛、百合を扱ったこと作品を観たことが無い人にとっては、やはり抵抗があるかもしれませんが、青い花はその作風からとても綺麗で心温まる作品で、抵抗無く観れることを断言できます。普通に優れた恋愛作品として楽しめる非常に良いアニメだと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

レズものではあるが、思ったより普通の少女漫画のフォーマット

『放浪息子』を見て以後、志村貴子ファンであることを自覚したので、見てみた。

【短い感想】
 レズものであることは知っていたが、志村貴子原作なので、もう少しいろいろとアグレッシブな問題意識が入っているのかと思っていたが、予想していたよりも、ベタな少女漫画フォーマットに近い所で物語が進展。
 そこらへんが個人的には、ややツボにはまらなかったが、志村作品ならではの、そこかしこの心理描写の巧みさや、設定のえげつなさは十分おもしろい。
 恋愛系の王道少女漫画の感覚がベースにあるので、それなりに少女漫画的なものが好きで、かつちょっと異質な話とかに興味のある人にはおすすめ。

【短くない感想】
■煮え切らない人たち、をいかに描くか。

 志村貴子作品は、これで三作品ほど接したことになるが、いずれも「煮え切らない人たち」がテーマとなっている作品だと言える。
 ほぼデビュー作に近い『敷居の住人』など、もう煮え切らない話だけが延々と続くし、『放浪息子』もけっこうそう。みんな、生きづらいやっかいなところを抱えた人々であるわりに、何かを割り切れずに生きていて、わかりやすいものになれないでいる。そういう人々の群像劇を、印象的に見せてしまう、ということこそが、志村作品のすごさだ、とわたしは思っている。

 さて、それで本作なのだけれども、本作も主人公たちが煮え切らない人たちである、ということ自体はかわっていない。そして、設定も、レズ問題という、それなりに重い話をかかえている。
 で、『放浪息子』なんかの場合は、社会的な「性」をめぐる問題にどう向き合うか。その問題をめぐって周囲とどのように調和していくか。特殊な性をめぐる欲望をもった自己をどのように肯定していくか、といったことを、インパクトのある事件とともに切り出していく。『放浪息子』では物語の核は、あくまで「事件」である。

■なぜ、異才、志村貴子がオーソドックスを採るのか?

 一方で、本作の物語の核はあくまで「恋愛」である。誰が誰を好きだとか、忘れられないとか、フッた、フられた、という話だ。それはそれで、大きな話だとは思うし、人気のある話でもある。
 また、物語としてのヤマ・オチなども作りやすく、きちんとした形でお話になるようにはできる。

 そして、実際に、同性愛の話ではあるものの、ごく普通の少女向けの恋愛マンガのようなノリで、鑑賞してしまうことができる。あまりにも、オーソドックスに。

 …しかし、あまりにオーソドックスでありすぎるからこそ、わたしには不満も残った。
 この作品は、おそらくわたしは、想定されている消費者ではない。そのことを自覚するとともに、こんなマス向けのベタベタの作話方法を採用しなくても良かったのに…!と少し残念な気分は残った。志村さんほどの人が描くのだから、もっとアグレッシヴな話を期待したかった。だけれども、今回、志村さんはそういう仕事の仕方はしていない。わたしにはそれが残念だった。別にオーソドックスな恋愛漫画は他の人で間に合ってます…というのがごく個人的で、とても、わがままな感想。ごめんなさい。
 
 でも、そういうわがままな感想を脇におけば、本作はさすがの志村さん。きちんとできているし、賞賛したい気持ちもある。
 昔の志村さんの作品は、今よりももっと「人を選ぶ話」になっていた。だからこそ、志村さんが描きたいことを、志村さんは、いろいろと試行錯誤して、より多くの人に伝わるようなフォーマットを選択したのだろうと思う。たぶん。
 その試行錯誤のプロセスそのものは、痛いほどよくわかるし、こういうものを描いた志村さんの決断は、強く支持したいと思う気持ちがある。
 もちろん、コテコテのフォーマットを選んだことを媚びだという人もいるだろうし、媚びだと言えば、媚びでもある。
 だけれども、マイノリティ向けの作風を続けるのではなく、あえてマジョリティに通じるような表現を選択しようと決断し、努力するこの姿勢は、素直に、偉い。とそう思う。
 だからこそ、わたしにとっては今ひとつだったという感想は、「わがままな」感想だ、とわたしは述べた。

■恋愛系の少女漫画として

 なお、本作はベタな恋愛系の少女漫画――たとえば『君に届け』とか。ああいう作品を基準にすれば、やや異色ではあるだろう。
 そういう作品を好きな人のテイストにうまくあわせてあるし、そういう人が観れば、おそらく楽しめるのではないかと思う。
 主人公の人格設定にせよ、王子さまの人格設定にせよ、ベタな少女マンガとの類似点を挙げていくことができる。

 そういうタイプの人に、うまく届けば、本懐なのではないか、と思う。

 志村さん、おつかれさまでした。
 仕事人としての立ち位置、あらためて尊敬しています。



 それと、どうでもいいけど、志村さん作品の主人公は引っ込み思案なわりに、いざというときに思い切ったことをやる人が多いな…ほんと。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

62.3 2 鎌倉で初恋なアニメランキング2位
エリアの騎士(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (269)
1449人が棚に入れました
主人公の逢沢駆は名門・鎌倉学館中等部サッカー部マネージャー。同サッカー部のキャプテンでU-15日本代表の司令塔(MF)としても活躍する兄・傑に憧れていながらも、精神的な弱さが災いしマネージャーという役割に甘んじていた。それでも傑は駆の“ストライカーとしての才能”を信じ、将来はワールドカップという大舞台で自らの“ラストパス”を弟につなぐことを夢見ていた。また、アメリカから帰国した幼馴染の美島奈々も二人を見守り、時に駆を励ましていく。しかし、そんな兄弟に交通事故という不運が襲いかかる…。

声優・キャラクター
三瓶由布子、福山潤、伊藤静、白石稔、新垣樽助、真堂圭、田原アルノ、佐久間レイ
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

負けたチームにもドラマがある!少年漫画らしいサッカーアニメだった。

1話の感想 ★★★★ 4.0
天才な兄
{netabare}
駆は左足を怪我したトラウマで使えないのか?
そして、その事を傑は知っているのか?
最後のラストとは、一体どういうことなのか!?{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
ケンカ
{netabare}
なんか今回はいい話なんだと思うが、感情変化についていけない。
なぜ、喧嘩した次の日に、あんなに仲良く投稿できる?
兄も前日に鬼の形相で怒っていたのに次の日に、駆が怒ってる時にキョトンとして…
ちょっと、そこが残念だった。{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
真実を知る
{netabare}
まだ、お兄ちゃんの想いを知らない駆。
知ったら絶対に、サッカー辞めるなんて言わないよな。
それにしても、覚醒した感じが堪らん!
厨二臭いがやっぱり、好きだねこういうの!
最後の予告が兄ちゃんなのがグッときた。{/netabare}

4話の感想 ★★★★☆ 4.5
兄の意思
{netabare}
セブンよ、それは果たしてお前が言っていい事なのか!?
まぁ、学生が隠し通せたりなんかしないよな…
でも、上手いこと駆も納得できたみたいでよかった。
今まで中学生だったんだな。
前回の予告の「受け取れ、駆」からの今回の駆の「兄ちゃんから受け取ったラストパス」って、話が繋がっていて、そこも感動。{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
フットボール
{netabare}
どこにでもいるのかね、勝ちにこだわるデータものが。
確かに強いが、薄っぺらいよな。
FCでよかったんじゃない?
てか駆って、そこまで上手くないんだね。{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
FC vs SC
{netabare}
駆は傑モードを発動させないのか!?
そして、最後の最後に出てくる王様!
なぜ、痩せてる!?
もしかして、欠点って代謝が良すぎることとか?
それにしても、あのツンツン頭、走り方気待ち悪過ぎだろw{/netabare}

7話の感想 ★★★★☆ 4.5
激戦
{netabare}
あのガチガチサッカーのSCが変わり始めた。
監督も黙認している。
めちゃくちゃ暑い戦いだ!
そして、最後のオーバーヘッド!!
果たして…{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
新サッカー部始動
{netabare}
まだまだ団結力が薄そうだ。
それにしても、セブンはなでしこジャパンに招待がかかるほど上手いのか!?
流石だな。
駆は傑モードにはもうならないのか?{/netabare}

9話の感想 ★★★☆ 3.5
合宿と初試合
{netabare}
なでしこの方は、セブンの独壇場だったな。
あんなに強いかったのか…
駆も頑張らないとな!
合宿では、青春していたな。
セブンも駆、早くくっついちゃえよー{/netabare}

10話の感想 ★★★ 3.0
リトル・ウィッチ
{netabare}
仲良しに隠し事されたらショックだろうな。
そこで怒らないところが駆のいいところ。
今回は盛り上がりは少なかったが、重要な話だったと思う。
早く駆にも活躍して欲しいな。{/netabare}

11話の感想 ★★★ 3.0
またも分裂の危機
{netabare}
これは圧倒的に裸の王様が悪い。
裸の王様言われるだけあるわ。
もうちょっと、自制しようよ自制。
駆の方は上手いこといったみたいだけど…{/netabare}

12話の感想 ★★★☆ 3.5
ひとつになれるか
{netabare}
私も監督のやり方に違和感を感じていたが今回ので解消できた。
心肺機能がダメなのか。
持病とかでは無かったんだな。
エースよ、もうちょい頑張ってくれ!{/netabare}

13話の感想 ★★★☆ 3.5
インターハイ予選、開幕
{netabare}
今回は裸の王様がメインの話だった。
結局、駆はいい所を見せれなかったな。
そして、最後にでた消えるフェイント!
これは必殺技の予感!{/netabare}

14話の感想 ★★★☆ 3.5
次の対戦相手
{netabare}
もう憎んじゃいないよ、的なノリかと思いきやバリバリ恨んでらっしゃる。
あー、怖い怖い。
駆の必殺技は未だならず。
この作品、主人公の成長がちょい遅いな。{/netabare}

15話の感想 ★★★★ 4.0
辻堂学園
{netabare}
辻堂学園のベンチ、ガラ悪いな〜
ヤンキー高校なのか?
そして、待ち望んでいた傑モード、キターーーー
!!!
王様パワーで逆転じゃい!{/netabare}

16話の感想 ★★★★★ 5.0
激闘の末…
{netabare}
最高な1話だった。
確かに面や態度は悪いが、サッカーに対してひた向きだった。
敵ながらあっぱれ。
敵さんの監督も涙ながら健闘をた耐えるシーンはウルッときたよ。{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
心臓の影響
{netabare}
先生という立場であの発言は軽率だったのかもしれない。
意識を乗っ取られると思うかもしれないし。
そんな時に現れた、レオナルド・シルバ。
そこでまたもや、傑モードに突入。
この先、傑モードを使いこなすことができるのか?{/netabare}

18話の感想 ★★★ 3.0
マイとナナ
{netabare}
マイちゃんは小悪魔的で可愛いね〜
強気過ぎるのが少しキズだけど。
ナナは随分周りから信頼されたね。
新しい監督は……
正直、ないわ〜{/netabare}

19話の感想 ★★★★ 4.0
背けることができない過去
{netabare}
自分のミスは自分で取り返す!
その意志は尊敬に値するが、サッカーボールを顔面セーフはやばいな…
痛いなんてもんじゃないだろ。
意識飛ぶわ。
でも、あんな脚の手術痕を見せられたら誰でも申し訳なく思うだろ。{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
幻のトリック
{netabare}
傑モードと思いきや、なんかいい感じに融合してる!?
もう自分の物にしてしまったか。
これで弱点が解消されたな。
幻のトリックも試合できっちり決め、勝利を勝ち取った。
そして、マイに翻弄される駆。
女慣れしてないからな…{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
夏祭り
{netabare}
つかの間の休息。
奈々は可愛いな〜。
マイも可愛いけどあざと過ぎて手に負えない。
そして、いよいよ試合!
皆の想いをもう一度確認し、挑む。{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
皇帝
{netabare}
流石、皇帝様だな。
でも、皇帝という名の割には走り回って泥臭い戦い方だな。
皇帝というより戦神とか将軍っぽい。
駆はφトリックを自分のものとしているがまだ足りないものは多そうだ。{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
皇帝は甘くない
{netabare}
最後は、駆の凄まじいキックで驚いてるのかと思いきや、まさかゴールを決められていたとは…
キーパーがリーさんで変とは思ったけど…
追い詰められたな。{/netabare}

23話の感想 ★★★★☆ 4.5
負けるが決まる瞬間
{netabare}
今までで最長じゃないか!?
傑モード、やっぱかっこいいな!!
熱血タイプも好きだがクールのエリートタイプも大好きだ。
さぁ、逆転と行こうじゃないか!!{/netabare}

24話の感想 ★★★★★ 5.0
試合結果
{netabare}
荒木が悔し涙を流すなんて…
そこが1番感動した!
インターハイ出場出来るもんやと思ってたから意表を突かれたよ。
冬の試合でリベンジを果たしてくれ!{/netabare}

25話の感想 ★★★★ 4.0
プロに近い男の実力
{netabare}
荒木、いい事言うじゃねーか。
傑ではなく、駆がいいと。
シルバは流石の実力だね〜
駆は勝てるのかね?
マイちゃんはストーカーされてる!?
もしかして、あの盗撮男か!?{/netabare}

26話の感想 ★★★ 3.0
海の家
{netabare}
今回は閑話休題だった。
海の家でバイト、1度はしてみたいね。
でも、近くに海ないからなー。
荒木、太ったり痩せたり…
体悪くなるぞ??{/netabare}

27話の感想 ★★★☆ 3.5
鎌学 vs 蹴学
{netabare}
なかなかの激戦だったと思うが、ちょっと話があっさりで入り込めなかった。
最後の最後で、スーパープレーをシルバがみせてくれたがそれ以外そこまで目立ったものはなかった。
これなら、まだワンチャン残ってるんじゃないか?{/netabare}

28話の感想 ★★★☆ 3.5
新たな特訓
{netabare}
荒木は相当、前のPKミスが響いているみたいだな。
まぁ、それでも飯食うことはやめられないみたいだけど。
マイちゃんは一体、その体の内に何を抱えているのだろうか。
しかし、肯定してくれる仲間がいて良かったね!
そして、駆にU-16の招待が!!
ついに、ここまで来たか。{/netabare}

29話の感想 ★★★★ 4.0
U-16合宿
{netabare}
出だしは傑と荒木の出会いを荒木視点での話。
傑の思っていた感じと少し違ってて面白かった。
駆も見事に合宿に残ることができ、さらにユニフォームも貰えた。
順調じゃん!{/netabare}

30話の感想 ★★★★ 4.0
アメリカとの親善試合
{netabare}
日本のユニフォームを少しの間でも着れたのは凄いと思うぞ!
しかし、必殺技は何度も通用しなかった。
となれば、また新たなものを考えなくては。
ファイトだ!{/netabare}

31話の感想 ★★★★ 4.0
文化祭
{netabare}
今回はギャグ回ということで少し作画もギャグ風味となっていた。
荒木のジュリエット役は気持ち悪すぎ。
まぁ、そこがおもろいんだけど。
最後は美女2人による名演技で幕を閉じた。
……見たかった。{/netabare}

32話の感想 ★★★☆ 3.5
鎌倉大との再戦
{netabare}
大学としてはまぁ当たり前の設備だね。
今どきだと私立だったら高校でもあんなもんじゃないのか?
φトリックはそろそろ通用しなくなりそうだな。
みんなの意思が1つになり、いざ選手権大会へ!{/netabare}

33話の感想 ★★★☆ 3.5
成長が表れる
{netabare}
6-0とは、成長したね〜
荒木なしでもやっていけそう。
ただ、やっぱりφトリックは不安だな。
改良もしてるみたいだけど、上手くいってないみたい。
そろそろ話数が気になり始めた。
この調子だと中途半端に終わりそう。{/netabare}

34話の感想 ★★★ 3.0
ネオトータルフットボール
{netabare}
敵チームのために練習相手になるとは、いいチームだね。
荒木の抜けた穴はでかいが勝つことが出来るのか?
そして、あと2話しかないが綺麗にまとまるのか。{/netabare}

35話の感想 ★★★★ 4.0
防戦一方
{netabare}
リさんの意志にじーんと来た。
かっこいいね〜
今までそこまでスポットが当たらなかったのに、最後の最後で強さが露見したな。
結局、相模ヶ浦戦で終わりそう。{/netabare}

36(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
台風の目
{netabare}
駆け足の印象を受けた最終回。
3クールと長い作品のラストにしては全く纏まりが無かった。
そこはがっかりだ。
原作がこの後も続いているようなので、もしかしたら本当は続く予定だったのかな?{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

週刊少年マガジンが生み出した怪物。その名は・・・

途中リタイアのため点数は未評価

週刊少年マガジン連載のサッカー漫画が原作
原作者は誰もがご存知のあの方です

その名も伊賀大晃!!!

ん?
・・・あれ?
え!・・・聞いたこともない!?

では天樹征丸ならどうでしょう
龍門諒は?安童夕馬は?亜樹直は?青樹佑夜は?
あるいはMMRのキバヤシすなわち樹林伸ならば?

これらはすべてとある漫画原作者がジャンルによって使い分けているペンネーム
天樹征丸(金田一少年の事件簿・探偵学園Q・リモート)
龍門諒(BLOODY MONDAY)
安童夕馬(サイコメトラーEIJI・クニミツの政・シバトラ)
亜樹直(サイコドクター・神の雫)
青樹佑夜(GetBackers-奪還屋-)
ざっとメディアミックスされた作品だけ並べてみましたが
これだけでも錚々たるラインナップです

元は少年マガジンの編集者で
先にも述べたとおり今でもAAとして愛され続けている
MMRのキバヤシのモデルになった人物でもあります
サッカー漫画をやるのはこれが初めてというわけではなく
講談社時代に蒼き伝説 シュート!の担当編集をしており
実質的に原作者といって差し支えないレベルで
ストーリー構成に口出ししていたようです

ですからぽっと出の新人が
大御所のマネをして
スポーツ漫画に「身内の死」を軽々しくからめて
しょーもない作品を作っている
という認識は大きな勘違い

上記のリストを見ればお分かり頂けると思いますが
シュート!の久保に始まり
金田一では助手役の佐木(初代)
BLOODYMONDAYでは上司でもある父
その他諸々
「身内の死」を使って盛りあがりを作る手法は
もはやしっかりと確立されたスタイルなのです
その喪失感の演出で読者を引きつけるともに
親友だろうとメインヒロインだろうと
必要とあらばは容赦なく殺す姿勢は
物語に緊迫感を与えピンチの描写にリアリティを持たせます

・・・でもそれはバトルや犯罪を題材にした作品の話
スポーツものに手を出しても
結局同じ手法に頼るしかないんじゃ
得意なジャンルに専念しておいた方がいいんじゃない?
と言いたくなりますね

サッカー漫画では死をちらつかせてピンチを演出なんて
そう毎回やっていられないので
それよりもずっとソフトながら失点の危機というものを
代替要素として使っています
アニメの場合試合はダイジェストに近く
それほど頻繁では無かったですが
漫画では週をまたぐ「引き」として濫用されています
そして、それを切り抜ける手段もだんだん固定化されてしまっています
A.天才キーパー李が華麗にファインセーブ
B.堀川が奇声を上げながらボールをカット
C.なんとFW相沢駆がここまで戻っていたぁぁぁ!
このCがどうしても納得いかないんですよね

例えばこれがサイドバックとかであれば
それが仕事ですから全く問題ない描写だと思います
でも、ワントップのフォワードっていうのは
セットプレーでもないのに自陣ゴールラインすれすれで
こぼれ球の処理なんてしてたらいかんのですよ
フォワードがいつでも攻撃できる位置にいることで
相手はカウンターを警戒しながら攻撃することになり
博打のような無茶な攻撃はやりにくくなるわけです
つまり素人目には駆がピンチを救っているように見えるけど
そのピンチを作っているのは実は駆なんじゃないかっていう・・・

しかもそんなに無駄な動きが多ければ
肝心のタイミングでスタミナが切れて決定力不足になるに決まっています
FWの守備参加は現代サッカーの重要ファクターの一つではありますが
それはフォワードにライン際まで下がって
センターバックと一緒に守備をしろ
という事では決してありません

まったくこんなことでは全国制覇なんて夢のまた夢ですよ
ん?何?週刊誌連載の方じゃもう全国優勝達成?
しかも決定力不足どころか駆が得点王?
さらにオリンピック候補として飛び級選抜?
ああ・・・そうですか(笑)

ちなみに断念の理由は
お気に入りのキャラがイメージとかけ離れていたため
セブンとか群咲舞衣とか女性陣は良かったんだけどなぁ・・・

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一サッカーファンとしての個人的な意見

身近な登場人物が高校生にも関わらず、日本代表に選出されレギュラーメンバーになる等、
かなり現実感からかけ離れた内容の作品ですが、あくまで原作が漫画のアニメと考えれば、仕方のない事なのかなあと考えてしまします。

上記の内容は、個人的には許容範囲なのですが・・・



ここからは、一サッカーファンとしての意見です。

心臓移植をしてサッカーをする・・・かなり強引です。

日本では、元・日本代表で活躍した松田直樹選手が、練習中に心疾患でお亡くなりになっています。
海外でも、昨シーズン、イタリア・セリエB(2部リーグ)でモロジーニ選手が試合中に心疾患でお亡くなりになっています。
イングランド・プレミアリーグでは、ムアンバ選手が心疾患で倒れましたが、なんとか一命を取り留めて回復しました。(サッカー選手としては引退しました。)

現実に起きている事故を知っているので、この作品は楽しめないです。
むしろ、不快に感じます。

他にも臓器移植や死んだ人間を利用する事などの問題点が多々あり、楽しんで視聴できるサッカーファンはいないと思います。

フィクションなのだからあまり気にしなければ、という意見があると思いますが、
それなら、死んだ人間を生き返らせて選手として活躍させればいいのでは、と思ってしまいます。


このアニメを視聴して楽しいと感じるサッカーファンの人とは、サッカーの話をしたくないです。
(サッカー以外の話題は別ですが^^)


とりあえず、放送が終了して良かったです。
再放送や2期目の放送は、大反対です。


絶対に負けられない戦いと謳って、日本代表の試合を放送しているテレビ局やサッカーに疎い原作者の人には、倫理観や道徳心を持っていただきたいです。

本当にサッカーの事が好き、というのが大前提になりますが^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18
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