ほのぼのアニメOVAランキング 18

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの ほのぼの成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月04日の時点で一番の ほのぼのアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.3 1 ほのぼのアニメランキング1位
たまゆら(OVA)

2010年11月17日
★★★★☆ 3.9 (699)
3048人が棚に入れました
写真が大好きな高校1年生、沢渡楓。あだ名は「ぽって」。この春、海と山に囲まれた穏やかな瀬戸内海の町、広島県竹原市に引っ越してきました。そこは亡くなった父親が子供のころに住んでいた町。古い町並み、美しい海と島々、暖かな人々とそして新しくできた素敵な友達…。大好きになったこの町で撮った楓の写真には、ときどきたまゆらが写ります。たまゆらは楓の心がふわふわと舞い上がって幸せな気持ちの時に写るかわいい光。幸せが形になったような不思議な何か…。そして、その写真はみんなをちょっとだけ幸せな気持ちにしてくれるんです。

amnmnt さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

真の駄作、制作者のオナニーでしかない

ちまたの評価はなんだか良さそうなので期待していたのですが、酷いものでした。いやいやきっと面白くなる、面白くなる、と耐えながら観ましたが時間の無駄でした。これをどう楽しめというのか・・・。ちなみに、本レビューは1度だけ観てのレビューではありません。どうにか楽しめないものかと3回観ました。それでもだめでした。

筆者は同系統のアニメとして「ARIA」や「けいおん」は大好きです。が、「たまゆら」は観るのが苦痛でしかありませんでした。

まずつまらなさ過ぎる最大の原因は、本当に全くストーリーに起伏がない。針が一切振れず、本当にずっと一直線なんです。「は?だからどうしたの?」としか感じない。ヤマ無し。オチ無し。意味不明。

ARIA的な思わぬ素敵を見せてくれるのかと思いきや全然そうではない。登場人物が感動してる的なシーンが出てくるが少しも共感できない。向こうの世界に入っていけない。観てる側は他人の内輪話を無理やり見せられ、「はあ、そうですか・・・」という感じ。ほら、感動するでしょ、感動しましょう、みたいな制作側の押し付けがましさ。まさに、見たくもない制作者のオナニーを見せ付けられている状態。そういうのは同人で勝手にやって欲しいのですが・・・。

そういった根本的つまらなさに拍車をかけるのが、登場人物に一切目的が無い。目的が無いから、何らかの成長を見守る事もできない。主人公が一生懸命になる姿?ありません。主人公が何らかに葛藤する姿?ありません。主人公の努力?ありません。何も、無いんです。本当に何も。どんな作品にも、必ずそういうのはあるんです。だから観る側は共感したり考えたりでき、楽しむ事ができる。たまゆらのストーリーを簡潔に書くなら、主人公が、とある町に引っ越しました。終わり。どうするんですか、これ・・。

ARIAを真似してでしょうが、やたらと「この街が好き」的な街フューチャーしてくるのですが、知らんがな。どう好きなのか全く分からない。分からせて貰えない。「この街が好き」と言うだけで、あとはからっぽなんです。だから受け手は「はあ、そうですか・・・」としかリアクションしようがない。ARIAから何も学んでいない事に驚きを隠せません。天野こずえという作家、ブレインを抜いたらこうなってしまうのだなと思いました。制作陣は技術しか持っていない、ただの素人である事が丸分かり。しかも人生経験希薄。感性無し。大人しく原作付き作品をやればいいのに・・・。

あと、主題歌。「やさしさに包まれたなら」のカバーなわけですが、全然合っていない。整合性がとれていない。イライラさせられます。むかし見れたちょっとした不思議や奇跡、今は失ってもそれを遠く思い出す、懐かしむ、そういう感じの曲だと思うのですが、この何も無いアニメにどうしてこの曲を使ったのか。もしかして亡くなったお父さん周りのエピソードにかけている・・・?いやいや、薄すぎて通用しませんよ。「やさしさ」みたいなフレーズで安易に選んだとしか思えない。ただでさえ合っていないのに加え、よりにもよって「魔女の宅急便」で最高の整合性をみせたあの曲ですからね。考えがチープ過ぎる。カバーといえば「あの花」で「secret base」が使われていましたが、あれはちゃんとマッチしてる、整合性がとれてるからいいのです。よく考えているとも思う。でもこれはだめでしょう。

それでもキャラに魅力があれば・・・と思いきや、キャラも全然魅力的ではない。それどころか、無駄にとってつけられたような「口癖」と「口笛」。これが物凄く不快で耳障りなんです。よりによって主人公の子が「○○なので」と語尾に「なので」と付けるというキャラで、イライラさせられる。そして驚異的な不快感を与えてくるのが、黒髪で前髪パッツンの子。こいつがいちいちTPOをわきまえずしょっちゅう会話に口笛で返答するなどピーピー、ピーピーやるのですがその度イラッとさせられる。本当に耳障り。制作サイドはキャラ付けの為にやったのでしょうが、分かっていなさ過ぎる。多分、人生経験があまりにも希薄な上に馬鹿なんだと思います。

最後に、各評価について詳細は

<ストーリー>
もはや言わずもがな。1点付けましたが最低が1点だからそうしただけで、実際のところ0点です。完全な素人。いやヘタをするとそれ以下。こんなものを世に送り出した事を恥じて欲しい。

<声優(演技)>
これはそのまま3点。まあこんなもんじゃないでしょうか。特に良くも悪くも、何も感じませんでした。ただこの声優さん達、本来は見る側の心に届く演技ができる人たちですから、ストーリーが糞すぎて演じる側にも悪影響を及ぼしたのであろうと言わざるを得ません。

<キャラクター性>
これもそのまま1点。デザインはべつにあれでいいんじゃないですか。でもね、中身は設定作った人間の素人丸出し。キャラが立ってない。そして萌え要素付けたいなら萌えを分かってからにしましょう。良く分からないのであれば勉強するか、分かる人にちゃんと考えて貰いましょう。あと常時口笛は有り得ない。もっと人生経験を詰みましょう。

<作画>
そのまま、3点。こんなもんじゃないですかね。良くも悪くも特筆する事はなく、無難だと思います。

<音楽>
そのまま、1点。悪くは無い。しかし、一切耳に残らない。もう何というか、存在感ゼロなんです。音楽とSEはかなり重要なはずなのですが、全然印象的じゃない。盛り上げてくれない。サントラを欲しいとか微塵も感じない。ただ音楽も声優と同じく、ストーリーの糞さに足を引っ張られて着地点が分からなくなってしまった可能性が高いかも。

<背景>
評価項目ないですが、これは評価するなら5点満点。十二分だったと思います。そして背景班が可愛そうです。せっかく良いものを作ったのにこんな駄作になってしまって。

<演出>
これも評価項目ありませんが、評価するなら3点といったところですかね。良くも悪くも、特筆する事無し。無難じゃないかと。しかし、これまた糞すぎるストーリーをどう演出で押し上げるかといった力量が無かったのか、糞ストーリーに足を引っ張られたのか、もう少し頑張って欲しかった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

何でもない日常にかけがえのない一瞬が潜んでいる。 B+

本作を一行で言い表すと、写真が大好きな主人公を中心とした日常を描いたほんわかとした雰囲気の作品です。

以下、ほとんど写真に関することだけ語ります。興味がない方はスルー推奨です。

写真と言っても実は色々な種類があります。ネイチャーフォト(風景写真)、スポーツフォト、ポートレイト(人物写真)、都市写真、鉄道写真、建築写真、報道写真、広告写真、ファッション写真、等々、挙げればきりがないと思います。思いつくまま列記したので分類の視点が異なっていますし、分類が必ずしも明確ではないものもあります。

デジタルカメラが普及した現在では、昔に比べると気軽に撮影が楽しめるようになってきています。多くの人々は、特定の撮影対象に絞っているのではなく、ふと気が付いた瞬間にシャッターを押すという撮影スタイルなのではないでしょうか。そうした撮影をスナップ撮影(スナップ写真)と言います。そして、本作の主人公もこのスナップ撮影を趣味としています。

ただ、本作がちょっと異質なのは、主人公が使っているカメラが、ローライ35Sというとても古いカメラであるということです。今買おうと思ったら中古を探すしかありません。オートフォーカスなんて便利なものははなく、ピント合わせは目測です。このためピンボケし易いカメラです。レンズは映りには定評のあるカールツァイス(ドイツの光学機器メーカー)の短焦点レンズで、40mm(f2.8)という焦点距離はスナップ撮影にはちょうど良いでしょう。そして、古いカメラということは、そう、デジタルカメラではなくフィルムカメラです。

デジタルカメラでは、迷ったらとにかく撮るという撮影方ができますが、フィルムカメラでは一枚一枚にお金がかかるので、そう簡単にはいきません。ましてや、主人公は高校生です。湯水のようにフィルムを消費するなんてことができるはずもありません。ただし、撮りたいと思った瞬間にシャッターを押すのがスナップの基本でもあります。限られた撮影枚数の下では、感性は研ぎ澄まされていき、自然と個性が出やすくなります。作中ではそのあたりのことは描かれていませんが、実のところかなりの緊張感を持って撮影しているのはないかと推察できます。

そして、実際に自分の撮った写真を見るためには、フィルムを現像に出して待たなければなりません。この待っている時間というのも、かつては写真の楽しみの一つでした。実は、写真の出来というのは、写真店の良し悪しによっても左右されます。写真店といっても、全自動のプリンター任せにしている店から、一枚一枚濃度やカラーバランスを確認しつつプリントしている店まで様々でした。納得する一枚を得るためには、自分に合う写真店を見つけることも大切な要素だったのです。主人公も行きつけのお店を持っているようなので、ぜひ大切に付き合っていって欲しいものです。

写真店に行って写真を受け取る瞬間は、期待が落胆に変わる瞬間でもありました。「どうして思ったように撮れていないのだろう?」。大抵の人がそう思います。ファインダー越しに見た風景をフィルムに収めたはずなのに、実際に出来上がった写真は何故か全く違って見えます。このようなことを何度も繰り返せば、失望して写真をやめてしまう人まで出てきます。しかし、多くの人は、次こそは納得できる写真を撮りたいと思って、次の被写体を探しに出かけるのです。

主人公が幸運なのは、友達はじめ周囲の人が、撮影した写真の中に個性を探してくれることです。撮影を始めたばかりのころは、自分らしい写真というものが何なのか分かっている人はいません。時には、本人が上手く撮れていなかったと思うものから、これは良いと言ってもらえる場合もあります。自分一人では得られることがなかった「気づき」が、周囲の人によってもたらされことは、写真に限らず人生全般においてとても幸運なことではないでしょうか。こうした、周囲との関わりにおいて自分を見つけていくということが、この作品の大事な一部なのではないかと感じました。

本作では、スナップ写真好きの人の習性が良く描かれていると思います。良くある症状としては、道を歩いているだけで、周りのすべてが被写体に見える。カメラを持ち歩いていなくても、指で簡易ファインダーを作って、自分の見ている風景を切り取ってしまう。角度を変えると良い写真になるのではないかと、背伸びをしたりしゃがみこんだりする。等々。写真にのめり込んでいる人にとっては、「あー!分かる分かる!」という気持ちにさせられることが多いと思います。

実際のところスナップ写真は、日常のありとあらゆるものが撮影対象なので、主人公が過ごしている日常の中には、それこそ被写体が溢れていることになります。だから、写真を題材とした日常系アニメである本作を、とても興味深く感じることができた人はスナップ撮影向きの人だろうと思いますし、逆につまらないと感じる人は一枚たりとも写真が撮れないのかもしれません。

私は、10ヶ月程前にTV版の方を先に見たのですが、その時はつまらないと感じてしまいました。しかし、この作品の主人公の動き(先に挙げたようなスナップ好きの人に良くある動きです)を見たときに、昔写真をやっていた頃の気持ちを少しずつ思い出してきました。そういえば、自分も昔こんな風だったな、と。今見れば、TV版の方も違った感想をもてるかもしれません。

この作品はフィクションではありますが、この主人公には写真を大切にしていって欲しいという気持ちがあります。昔なら、単に写真好きの一人としての発言だったでしょうが、歳を取った今となっては、写真は人生を彩ってくれる素敵なツールとなるであろうことを知っているからです。一度失った情熱はなかなか戻るものでもありませんので、彼女にはこのままでいて欲しいですね。私のように写真をやめないでください(笑)。

その昔、写真好きが高じて写真店に勤めたことがある人間の独白、でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これが1期で~hitotose~が2期でもいいくらいの完成度です

ニコニコ一挙放送で~hitotose~の前に視聴しました。実際に放送されたのもこのOVAの方が先のようですね。

見ていてすごく心地が良いです。
友達とのやり取り、空気感、写真家の志保美さんとの対面、プチ秘境探検などなど、キャラクターの嬉しさ、楽しさが伝わってきて、~hitotose~同様にすごく温かい空気感でした。

シリーズを通してのこのアニメの主題として夢が挙げられます。
このOVAはその夢についてと、ぽってが撮った、たまゆら(写真に写る光のたま)が映っているお父さんの写真についての2つが中心で進んでいきます。



①ぽってのお父さんについて
 ぽってのお父さんは既に亡くなっています。
 ぽってはそれを引きずって悲しいままだったのですが、楽しかった思い出まで悲しいものにしたくないということで立ち直ったんですよね。
 悲しい出来事に正面から向き合い、これからもっと楽しいことを増やしていこうと決意したぽって。止まっていた物語が動き出したのです。
 OVAでは、お父さんの写真を撮った場所を探しています。プチ秘境探検という名で(笑)

一番印象的な第4話について掘り下げて感想を書きます。
{netabare}・ここがあの写真の場所かどうか分からないけど…
 香ちゃんの絵の岩と思っていたものがお父さんの背中だったと分かった瞬間、あの写真の場所よりも大切なものに気付いたのでしょう。
 写真を通してお父さんに会うことができた、直接会うことはできなくても、写真に写っているお父さんの心は変わらない。また一歩ぽってが前に進めた瞬間かなと思います。
 そして、お父さんの写真によって真音やのりえと友達になれた、かおると再開できた、写真の場所を探したことによってみんなで朝日山に登れた、お父さんの残してくれたものが今の自分を形作っている、これがぽってにとって嬉しかったのだと思います。
香「やったね楓ちゃん!お父さんに会えたね!」
楓「うん、会えたね!“みんな”と一緒に!」

やっぱり温かいアニメだなぁとしみじみ…{/netabare}



②夢について
 OVA2話がまさに夢についての主張で凝縮されたような話です。
・趣味が夢に変わる瞬間
{netabare}「ぽってさぁ、本気で写真家を目指してみてもいいんじゃない」
 かおるの発言です。そこまで好きなことがあるって羨ましい、思い切って前進してみてもいいんじゃないということでした。
 趣味と職業の夢っていくら好きでも繋げるのって結構難しいというか、勇気も覚悟もいることだと思うんですよね。
 写真が好きなぽってとはいえ、二つ返事で「うん!なる!」とは流石に言わないですよね。このことに関しては、志保美さんとの出会いでうまくまとめてますよね。

 蛇足ですが、この状況に少し似ている私の好きな歌の歌詞をのせておきます。私surfaceマジで好きなんですよ(笑)
{netabare}
想像するだけで胸が苦しいことなんて
きっと人生でも2,3回下手すりゃ1度もないかもしれない
だから諦めるなんてありえないことだって
何も言わないで無理って決めちゃう君そこに正座          surface「そこに正座」{/netabare}{/netabare}


・行き先のないきっぷ
{netabare} やりたいことが決まっているような決まっていないような、まさにそういう感じのぽって。
 でも、今はまだその状態でいい、いつかは行き先を決めなくちゃいけないけど、それまでは無限の可能性を追い求めてもいいとのことでした。
 ぽってもそのことに理解して、今はふわふわな夢でもいい、やりたいことをしよう、写真を撮り続けようと思ったんじゃないでしょうか。
 イイハナシダナー。道徳の授業の教材に使いたい(笑)

「ふわふわしててはっきりしないけど、考えると楽しくて嬉しくなる  夢とたまゆらって似ているなぁ」
OVA2話、最後のシーンのぽってのセリフです。何かがふっきれた、悩みを楽しいものに変えられたとでも言いましょうか。{/netabare}


・第4話、および~hitotose~の主要人物の夢について
{netabare} 4話でぽってが志保美さんと対面しているところを見て、のりえも刺激を受けたようですね。ぽってが前に進んでいるんだから、自分ももっと前へ“もあぐれっしぶ”にみたいな。2話の時点では“やってみようかなー”という感じでしたが、4話で“やりたい!やる!”になりましたね。
 麻音はOVAではほとんど触れられないため、本編では主役といってもいいくらいの扱いでしたね。相手に何か伝えるのは苦手でも、自分には正直ですよね。好きなものは好き、やりたいことをやりたい、1つに絞らずにやりたいことから目を背けないというように。麻音には行き先のないきっぷを渡さなくても大丈夫な気がします。まぁずっとこのままだったら不安ですが(笑)
 かおるもポプリ作りという趣味を持っていますが、他の3人よりは夢中になれない、ずっと続けていくかは分からないという感じでしたね。4人の中でもアネゴ的な、グループを支えているような存在ですが、それと性格も合わさって、気をつかい、どんどん空回りしていきましたね。そういうまだやりたいかはっきりしないかおるだからこそ、自分たち展の提案は意味があっていいなぁと思いました。自分がどれだけ夢中になれるか、今後続ける続けないにしても、今できることをしておきたい、みんなと何かやりたいという、かおるの悩みと性格と、みんなを大切に思う気持ちが生み出した提案だと思いました。{/netabare}



 このOVAだけでも結構な完成度ですが、~hitotose~を見る限りでは、本編を楽しく見るための補足になるものといってもいいくらいなんですよね。
 実際、~hitotose~のストーリーは尺もあるぶん素晴らしいです。
 たまゆらを見る場合は、OVAと~hitotose~をセットに、そして、今はなんと“もあぐれっしぶ”もついてくるためお買い得です!(笑)
 レビューを見る限りでは、視聴者はそんなに多くなさそうなので、2期を機会に多くの人に見てもらいたいなぁと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

74.6 2 ほのぼのアニメランキング2位
ARIA The OVA ~ARIETTA~ [アリアジオーブイエー・アリエッタ](OVA)

2007年9月2日
★★★★★ 4.1 (485)
2629人が棚に入れました
ネオ・ヴェネツィアを舞台に、水先案内人(ウンディーネ)の水無灯里の成長と人々の触れ合いを綴った人気アニメのOVA。
とある日の朝。アリシアのいない朝の食卓、ドアを開けて入ってくる見知らぬ後輩…。
灯里はその場に立ちつくすことしかできなかった。
プリマになった夢を見た灯里は、いつもと違う日常風景に戸惑いを覚え、目が覚めたあとも、その不安は消えない。そして、頭をよぎったひとつの疑問…。「アリシアさんは、どうして私を選んだんだろう?」
灯里は、アリシアにそのことを打ち明ける。するとアリシアは、自らの過去を語り始める。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

アリシア&灯里ちゃんの秘話ですよぉ! 観ないと損しちゃいますよぉ♪

●ARIETTAってこんな作品です(o^∇^o)ノ
本作品「ARIETTA」は「NATURAL」まで観て来られた方にはぜひ観てほしい作品です♪
灯里ちゃんはある夢をみましたZZzz(~▽~).。o0O○《 (*^^)ノ・σ(^^*))。。》
その夢を見て灯里ちゃんはこう思いました♪
「どうしてアリシアさんが自分をARIAカンパニーに選んでくれたんだろう!?」えーΣ( ̄ロ ̄/
と疑問に思うところから物語が始まるのです!!
そして、アリシアさんが独り立ちしてプリマになった頃のエピソードが始まるのです♪

ARIAの良さは、イタリア(ヴェネチア)の実在する街並みや情景をうまくリンクさせているところです!!
まぁフィクションの部分も多いのですが、本作品の舞台となっております「カンパニーレ」はどうなのかと
言いますと・・・・・『実在します』""ハ(^▽^*) パチパチ♪

ここで、ちょっとだけ『カンパニーレ』についてちょっと知っておいて欲しいのです♪
なぜかっていうと!?今の自分達の職業「ウンディーネ」と「カンパニーレ」を重ねて表現しているシーン
があるので、より一層ARIAの世界観に浸れるからなのですよ(* ̄0 ̄)/ オオー

●カンパニーレとは!!
サン・マルコ広場に隣接して建つ赤レンガ姿の鐘楼なのです♪
いまだに、日に数回は鐘が鳴らされていて、タイミング良く!?登っていると耳がキーンとなります♪
なんと、9世紀も前に海の見張台として建てられたそうですが、何度も崩れる度に元の形に修復させてき
たのです!!
ヴェネチアだけではなく、ローマなどの建物はすべて、景観を尊重し「元の場所に、元のままの姿で」を
もとに建てられているのです♪普通のホテルとかもですが、そのせいかどうか知りませんが、お湯が使えなかったホテルもありますよw(体験談)


さぁ、アリシアさんや灯里ちゃん達は、どんな想いで「カンパニーレ」に訪れたのでしょうね?
ぜひ、注目しながら「ARIETTA」を観てくださいね♪

私は「ARIETTA」を見て思ったことは、アニメを好きな人たちと、素敵な作品を沢山共有できたらなぁ~っ
て改めて思っちゃいました♪(はっはずかしいセリフ禁止~!!!! by藍華)

そして、いよいよクライマックスに向けて「ORIGINATION」を楽しみましょうね(=^・ェ・^=))ノ彡☆バイニャ♪
 
 
■MISIC♪
OP曲『七色の空を』
 【作詞・作曲・歌】SONOROUS
 ピアノの弾き語りとふわっとした歌声はARIAの空気感にピッタリなナンバーなのですよ♪
 
ED曲『明日、夕暮れまで』
 【作詞】伊藤利恵子【作曲・編曲】北川勝利【編曲】桜井康史【歌】葉月絵理乃
 ROUND TABLEのメンバーが作った曲に灯里ちゃんの歌声を乗せたナンバーなのです♪
 夕暮れまでにどんな素敵な出逢いや思い出があったのかなって思っちゃうような、
 心温まる歌詞と優雅なピアノの音色がとっても素敵です♪
 
挿入歌『コッコロ』
 「NATURAL」のレビューにて記載の為省略(^▽^;)
 
 
2011.10.17・第二の手記(追記:■MUSIC♪)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 49

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

別れと出会い。それは成長のあかし

アリシアさんとの別れの予感
そして アイちゃんが入社する予感

灯里がプリマになるということ、それはアリシアさんとの別れを意味しています。

別れは寂しいことだけど、悲しいことではありません。
それは成長の証。別れがあるから新しい出会いがあります。


ARIAカンパニーは、アリシアさんのカラーから灯里のカラーへと変化してゆきます。
癒しで満ち溢れていたARIAカンパニーは、素敵でいっぱいのARIAカンパニーへと変わります。

きっと灯里は、この街の素敵を、誰よりも多く、たくさんの人へ伝えるでしょう。
私たちも、住んでいる町の素敵を他の人へ伝えましょう。
そうすれば、灯里に一歩でも近づけるかもしれません。


灯里は最初、郵便屋さんの舟でARIAカンパニーに運ばれてきました。
しかも、このとき灯里は眠っていました。
原作のAQUAには、そのときの様子が詳しく描かれています。

最初の頃は逆漕ぎしかできない。まともに舟をこぐことすらできなかった灯里。
でも郵便屋さんは、灯里を一目見て、きっと素敵なウンディーネになると確信しました。
だって、灯里はまわりの人たちを幸せな気分にさせてくれるから。
それは、幸せをつくるお手伝いをするウンディーネに最も必要なもの。


エンディングは、葉月絵理乃さんの『明日、夕暮れまで』
とても優しい歌です。この物語にフィットしています。


2005年からテレビ放送が始まったARIAですが、今後も映画の上映が予定されています。
ARIAは、たくさんの癒しを私たちに与えてくれます。たくさんの素敵を私たちに届けてくれます。
ARIAの次回作が待ち遠しいです。(^_^)/

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

その 美しい2人の出会いに...

2期でいろんな人達と出会い、3期でついに灯里達はプリマに?・・
の前に今まで語られていなかった「灯里」と「アリシア」さんの出会いをこのOVAでご紹介します♪


灯里はある日夢を見た。
夢が現実になる夢。
しかし、そこには大好きなアリシアさんは居ない。
夢が叶ったのに、心にぽっかり空いた穴。
不安で、不安で仕方ない自分がそこに居た。
目覚めても拭い切れない不安。
その時、ふと頭に過ぎる・・
「アリシアさんは、どうして私を選んだんだろう?」
灯里はアリシアさんに尋ねる・・


いつもキレイで、優しくて、全てを包み込んでくれるアリシアさん。そんなアリシアさんもプリマになった頃は、
自分は人を育てていけるのか?をすごく不安に思っていた。
でも、それに気付いた晃さん、アテナさんは
(まさに今の灯里達の様に)アリシアさんを元気付けようと「ARIETTA」に登ろうと誘った。
そこで気付いた、自分がどうしたかったかを・・


アリシアさんは、それを灯里に伝えようと2人で「ARIETTA」に手をつなぎ語りながら登る、すごく素敵なシーンでした。


アリシアさんは、本当に素敵な人。
灯里も出会った時からドジで天然だけど、その真っ白さがアリシアさんにはピッタリだったんだね。
家族ではない、けど2人の間にはお互いを想う空気が流れてる。
この作品を通して2人の信頼関係がより明確な物となり、
そして2人がまた大好きになりました。


投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

69.0 3 ほのぼのアニメランキング3位
みなみけ べつばら(OVA)

2009年6月23日
★★★★☆ 3.8 (565)
3347人が棚に入れました
2009年6月23日発売の単行本第6巻限定版同梱の『みなみけ おかえり』の続編となるオリジナルアニメーションDVD作品。

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

単行本同梱1話入りOADに過度な期待はしないでください

2009年 単行本6巻同梱OVA1話入り

原作 桜場コハル 監督 及川啓 キャラデザ 田中誠輝 制作 アスリード

同年放送された「みなみけ おかえり」の製作スタッフによるOADです。

07、08、09と3年連続して放送された作品。
当時はみなみけがいつまでも続くものだと信じていたのです。
「おかえり」は細田直人監督の「おかわり」が不評だったため、
桜場コハルの原作絵に忠実に作った作品でしたが売り上げを少し上げたとはいえ、
それほど好評ではありませんでした。
原因は原作の絵が無印の時期とは変わってしまっていたことにあります。

この作品は「みなみけ」の主人公三姉妹とそれぞれの同学年の男子を中心に描いたものです。

南春香 CV佐藤利奈 - 保坂 CV小野大輔
南夏奈 CV井上麻里奈 - 藤岡 CV柿原徹也
南千秋 CV茅原実里 - マコト/マコちゃん CV森永理科

時期はヴァレンタイン直前で、揺れる男子の心と無頓着な三姉妹のコメディです。
すでに観る前から結末は分かり切っているような展開ですが、
各人の行動にぶれがあっては「みなみけ」ではなくなるのです。

「みなみけ おかえり」の一話として放送されたら、
今回はイマイチだったな、来週も観よう、って程度の作品ですので、
1クールアニメの4点とは意味合いが違います。
大好きな作品のぶれない一話としての評価ですので、過度な期待は禁物ですね。

おしまい。 
 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

保坂~♪

3期以降のOVAなのですが、そのまま続編
として普通に始まり普通に終わります♪

OPが過去のエピソードの一部を切り取り
繋いだものになっている為、あ~・・
お~・・っと雰囲気を思い出せる感じ。

いきなりの保坂・・そしてミスリードが
得意?の速水で始まる辺りもなかなかw

このアニメは保坂が締める筈・・この演出
はきっと今後も続くだろう?そう思わせる
冒頭のスタート♪

エピソードに合わせて主要な登場人物が
順次登場して楽しませてくれる。

といっても特別変わった演出は無く・・
そうそう「この物語は~以下略」でしたね♪

1期の折り返しでスタッフやキャラデザが
大きく変わってしまい・・どうなるの?と
ハラハラさせた時期もありますが、安定の
面白さで続きを早く視たいなと感じました。

保坂・・ナツキ・・マコト・・藤岡・・
見事にリレーされていますねw

何度見ても見飽きない自然体な雰囲気で
何度も笑わせてくれる貴重なシリーズかな♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

わずかな年の差でもこのくらいの時期はだいぶ違いがあるよね

南家の3姉妹、長女・春香(高2)次女・夏奈(中二)三女・千秋(小5)の
家の中や学校での出来事を中心に描いた日常系作品のOVA。
30分ほどの中、4つくらいの話で構成されているのだが
季節などはあっちこっちに飛んでいるので、4つの連動性はない。

ほのぼのとみつめながら、クスッと笑える感覚が好きであれば
オススメできる面白さがある。
年齢の違いによる、ちょっとした考え方やリアクションの差とか
小野Dが声を担当しているキザな残念男子・保坂が悲しくて笑える。

3姉妹はそれぞれの良さがあるけれど、個人的には千秋の冷めた感じがツボ。

この作品ではヴァレンタインネタがメインだったが
なんとも懐かしい感覚がよみがえって楽しかった。
藤岡君~わかるよ~~その気持ち・・はぁ(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

67.8 4 ほのぼのアニメランキング4位
らきすた OVA(OVA)

2008年9月26日
★★★★☆ 3.8 (537)
2768人が棚に入れました
ゲーム雑誌「コンプティーク」連載、美水かがみ原作のほのぼの4コマ漫画のアニメ化!おたくな女の子・泉こなたのボケに突っ込む普通の女の子・柊かがみを中心とした、まったりゆるゆるな何でもない女子高生の日常をコミカルに描いたアニメのOVA版。
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

日常アニメから日常を取ったら何も残らなかった

OVA(OオリジナルなVビジュアルとAアニメーション)だそうです。


正直に言うと、10分で飽きました。

日常の「あるあるネタ」は、なりを潜めています。
代わりに、キャラクターを愛でるアニメに……といってもテレビ版と大差なし。
ストーリーは日常を通り越してカオス。
事件っぽいものが起こりますが、オチは空回り。
何をやりたいのかさっぱり分かりません。

ついでに「らっきー☆ちゃんねる」が結構な割合を占めています。
しかも実写です。
完全に声優とキャラクターのファン専用に作られたOVAですね。

どちらのファンでもない私は、話に全然入っていけませんでした。

唯一、面白かったのは、いつもこなたと先生がやっているゲーム画面を見せてくれたこと。
「あるあるネタ」もゲームに集中しています。
私はオンラインゲーム経験者なので、そこはまあまあ。
特に敵のネーミングには笑えましたね{netabare}(メタボスライム){/netabare}。

しかし、それ以外は良い印象が残らず。
ファン以外には勧める相手が見つかりません。
でも、ファンならもう見てるよね……。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

こっ・・・したぁ~い。

らき☆すたOVA
(オリジナルなビジュアルとアニメーション)
原作者の美水を含む6人の脚本家
による短編エピソード6本と・・
実写版らっきー☆ちゃんねる・・


JK?

チェリーちゃんの一日のはじまりとおわり
ネットゲーにはまる人たち
ぶとうかいに渋々出かけていくかがみ
バレーボールでお姉ちゃんと対決!
道に迷った4人
ペットショップでの不可思議な出来事

パロや小ネタのゆるゆるアニメ♪

かがみんのツッコミが命綱?
こなたのコアなネタやその他
大勢の緩いボケキャラ・・

こなたと結婚したい?
こなたと合体したい?
コスしたい?・・ん~・・謎・・

春日部の魔女?

ロシアンブルー?毛並みいいよ♪
猫は決して魔女じゃないからね。
そか・・信じてたのに・・

蛙ネタはなんとも・・

そして店長かよ・・ッて感じ^^;
実写版は・・好きな人は有りなの?
身内ネタで良くわからないw
OなVとA の絡みネタ・・

この映像・・無ければ平均満足度4かな・・

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

平成と令和、またいで観てみたアニメ(笑)

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
らきすた のOVAですが、本編とは少し異なる空気感が漂っていましたね。

まあ、OVAらしいっちゃあらしいですが、少なくとも、OPだけは普通に観たかったかな~。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
別に何で跨いでも良かったんですが、なんとなく、下手な新作ではなく、HDDにあるなかで、記念に相応しそうなもの(好きな作品)でまたいでみようかと思い。

らきすた 本編はお気に入り棚なんですが、OVAはまあ、普通って感じでしたな。

ただ、思いもよらず、私の一番大切な作品である、ロードスのネタがあり、かなり嬉しかった♪(てか、丁度、年号を跨ぐ辺りにロードスネタがきて、ちょっと運命を感じたんだよな♪)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

64.3 5 ほのぼのアニメランキング5位
Aチャンネル+smile(OVA)

2012年3月21日
★★★★☆ 3.7 (241)
1323人が棚に入れました
個性豊かな4人の少女の物語を描いた、黒田bbの4コマ漫画をアニメ化!大好きな先輩・るんとの高校生活を夢見て、同じ学校に入学したトオル。しかし高校で彼女を待っていたのは、るんとの甘い(?!)日々ではなかった!ナイスバディだけど気弱なユーコとツッコミ能力抜群のクールなナギを加えた個性派4人組が織り成す学園コメディ!特別編を収録。

霧枝 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おかえりなさい!Aチャンネル!

あのAチャンネルの面々がOVAで帰ってきました。
OPもEDも劇中歌も新しいって!
ユー子ちゃんの妹も初登場。
なんだか新要素盛り沢山で嬉しいね♪

あ、本編のAチャンネルを未だ観てない人は、ブチッと再生を止めて
本編から先に観てね!
そうすると、面白さ10倍増しになると思います。

OPは河野マリナさんの”バルーンシアター”。
ん~Aチャンネルらしい爽やかさ溢れる音楽だなぁ~。
なんだかウキウキしてきちゃう!
劇中歌もEDもまさしくAチャンネル! 雰囲気バッチリなのでした。

内容は本編同様に、葵ヶ丘高校に通う”るん”、”トオル”、
”ユー子”、”ナギ”の仲良し4人組が繰り広げるスクールライフを、
面白おかしく描く日常系まったりアニメ。

大げさな笑いや派手な見せ場は無いけれど、どこかクスッとしてしま
うエピソードが満載です。
ホント、ホンワカまったりしてて、思わず笑顔になれちゃうな。

OVAでも、おなじみのメンバーの魅力が全開だよ!
天然のるんちゃん可愛い!
クールなトオルもいいな!
優しいお姉さんなユー子も魅力的!
眼鏡を外したナギちゃん、恐ろしく美人!
トオルの同級生の”ユタカ”と”ミホ”もいい味出してるぅ~。

OVAでは、特にユタカとミホの掛け合いが冴えてるように思いました。
まったりした日常のエピソードの中で、ちょっと騒がしい2人の掛け
合いはスパイスみたい。

1話は”やまもりパンケーキ”
2話は”絵馬にお願い” 
の2話構成です。

2話にちろっとユー子ちゃんの妹が登場するのでお楽しみに!
個人的にはもうちょっと出番を多くして欲しかったな~。

るんちゃんの関西弁可愛い! それはちゃうやろって感じの、なんだ
かおかしな関西弁が良い味だしてます。

2話の終わり方は○!
絵馬に書いたトオルのお願い。きっと叶うよね・・・。

OVAじゃなく、次シリーズでAチャンネルの面々にまた会いたいなって、
心から思いました!

大勢の人がこの作品を観て、幸せな笑顔になってくれると嬉しいな♪

おしまい・・・・。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

矢沢のAちゃん

AチャンネルのOVA作品。
「やまもりパンケーキ」と「絵馬にお願い」の2本立てで構成されています。

2本立ての構成ですが、1本の中でA・B・Cパートの3つに分けられます。
ただし、Cパートはおまけみたいな感じかな^^

・やまもりパンケーキ

先生の代わりに板書するトオルの可愛い姿を観る事ができます。
骨折したキャラには申し訳ありませんが、GJでしたw

ナギの体重ネタは毎度の事です。
ガリガリの女性よりもキチンと肉付きの良い健康な女性の方がモテると思うのですが、乙女心なのでしょうね^^

そしてタイトルにもなっているパンケーキ。
最近ではスイーツではない食事のパンケーキもあるみたいですが、一般的には甘い食べ物です。
山盛りパンケーキは魅力的ですが、糖分やカロリーが……
甘い物をたくさん食べるのは若い人の特権なのかな~。
食べている時は喋らないという常識を守るトオルの姿は礼儀正しいというのか相手にしたくないというのか、表情からは判断できないです。
るんがトオルの保護者みたいな会話をするのも ほのぼのします。

・絵馬にお願い

ユー子が風邪を引いたため、みんなで看病する事となります。
ニヤリと笑うナギとトオルの魂胆が……w
お粥の食べさせ方もユー子に対する いつもの態度で分かります。

るん・トオル・ナギ・ユー子の4人で初詣に行く事となります。
待ち合わせや電車での様子に それぞれの個性が感じられます。

誰にでも気軽に挨拶する るん
おみくじの結果によって いじられるユー子
鐘を突く時の掛け声など初詣をする神社での出来事も個性が出ます。

Aチャンネル本編よりも短いOVA作品ですが、中身は魅力や面白さが詰まっています。
『Aチャンネル』の入門編と考えて、気に入ったら本編(TV版)を観るという事でいいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

本編未視聴の方も気軽に観られます。個人的にはこちらのほうが好き。

原作は4コマ漫画(未読)。
制作会社は本編と同じく「Studio五組」。

本編視聴済みなので、こちらも前々から気になっていたところ、
ようやく機会に恵まれたので視聴しました。


登場するキャラも変わらず、
主要人物はルン、トオル、ユー子、ナギの4人で、
彼女たちの日常を描いています。

時々退屈しながら観ていた本編と比べてだいぶテンポが良かったし、
ほのぼのした雰囲気の中でも小ネタを連発してくれて、
個人的には本編よりも面白かったと思います。
(全2話のみだったことも1つの要因であると考えます。)


音楽も作品の雰囲気に合っていたし、
本編と同じ曲で済ませない辺りに制作側のこだわりを感じました。
曲のみならず、映像も良かったと思います。

OP曲: バルーンシアター
ED曲: スマイル方程式

また、劇中歌についても本編と全く同じ流れで挿入され、
2話とも異なる曲になっています。


http://www.anikore.jp/anime/2480/
1クールの作品『Aチャンネル』はこちら↑ですが、
このOVAを視聴するだけでも雰囲気やキャラの特徴をほぼ掴める上に、
未視聴の方でも9割がた楽しめる内容になっていると思います。

ほのぼの系・日常系が嫌いでない方は、
お時間があれば試してみてはいかがでしょうか?
もしこの雰囲気が気に入ったら、本編を視聴してみるのも良さそう。

年齢層・男女問わず幅広い層に、
そこそこオススメできる作品だと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

66.3 6 ほのぼのアニメランキング6位
ひだまりスケッチ 特別編(OVA)

2007年10月18日
★★★★☆ 3.9 (191)
1009人が棚に入れました
蒼樹うめの4コマ漫画のアニメシリーズ特別編。「ひだまり荘」で暮らす主人公・ゆの、同級生の宮子、上級生のヒロや沙英らの日常と交流を描く。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、水橋かおり

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

百分の一でも信じて欲しい

なぜ特別編が別枠で用意されているのかは謎ですが、
信仰の都合上、思いを綴ります。

シリーズ通して特別編ではOPで2番が流れるのが美味しいです♪

特別編1、水着回
特別編2、ラブレターもらった回

こうどうしてOVAとかだと水着回があるんですかね?ゴメン、分かります。
もっとも1期はとてもかわいらしい作画なので、ね。
特別編も同様にゆのっちをメインに笑顔や慌てた顔を満喫できます。

ラブレター、誰がもらったんでしょうね?
返事の出し方がプロフェッショナルなので、これから学園青春ドラマを謳歌する人は参考に。
・・・失礼しました。


ちなみに私なら・・・
みやこに飴玉1つから始め、
袋で小分けされたお煎餅1枚、
1粒単位で小分けされたチョコレート3つ、
おにぎり1つ、
菓子パン2つ、
学食の食券1つ、
マックやファミレスの無料券を金券ショップで買ったにもかかわらず
「もらった」と偽りごはんに誘います。

百聞は一見にしかず、百見は一食にしかずですね。



・・・って、てんてー、な、な、なんでしょうか???
「どんびきー♪」

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

たった2話でも1期本編より美味しい内容!?

1期の続きで視聴。

1期のレビューはこちらです→http://www.anikore.jp/review/406839

本編1期よりもサービス的な内容で、楽しかったです♪
第1話… {netabare}プール回{/netabare}
第2話… {netabare}ラブレター騒動!?{/netabare}
※↑大したネタバレではないと思いますが念のため。


美術的という意味では本編よりも若干劣る気がしましたが、
こちらのほうが笑えるエピソードでした^^

声優、音楽、キャラは1期と全く同じなので
そちらを参照いただければ幸いです。


「ひだまりスケッチ」シリーズ自体を未視聴の方は、雰囲気を掴むために
本編視聴前の「お試し」としてこちらから先に視聴するのも良いと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本編第1期の延長。

『ひだまりスケッチ 特別編』は特別編と言っても、原作の内容に沿った本編と同じような流れ出展開される2話分のお話です。本編と違う事といえば、OPの若干の変化。


この特別編は基本ほのぼのとしていますが、本編よりも笑えました。(私の体調も関係していたかもしれませんが...) 特に校長と吉野屋先生のやり取りや、宮子がヒロを怒らせて…の流れは何度観ても飽きません。また、その笑いの元は内容そのものやシャフトの独特の演出が良かったのかもしれませんが、やはり声優の力量も大きかったとも感じた特別編でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

65.7 7 ほのぼのアニメランキング7位
苺ましまろ encore(アンコール)(OVA)

2009年1月23日
★★★★☆ 3.8 (200)
901人が棚に入れました
キュートで個性的な4人の小学生と短大生のお姉ちゃんが繰り広げるユルくてかわいらしい日常ギャグアニメ。監督はテレビシリーズも手がけた佐藤卓哉、キャラクターデザインは「ひぐらしのなく頃に」の坂井久太が担当。声の出演は人気・実力を兼ねそろえた生天目仁美、千葉紗子、 折笠富美子、 川澄綾子、能登麻美子らレギュラーシリーズと同様のキャストを起用。

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ぐぬぬ

このアニメ見たか見てないかで人生大きく変わりますね
初っ端から大層なこと言ってますが、私自身ここが分水嶺になったようななってないような
まぁでもこのアニメを見ればきっと世界は躍動して見える
はずむような人生観が待ってるはずです


思ってみると、苺ましまろって、現実的な日常に見えて、
その実この世のどんなフィクションより非現実的な気がします
それは単に、アナちゃんみたいな日本語が達者で日本に詳しい小学生美少女なんていないだろ!とか、
いくらご近所さんだからって、小学生夜遅くまで遊ばせたり泊まらせたり、夜道に連れ出したりして大丈夫なのかよ!とか
そういう世界観のツッコミじゃなくて
なんて言ったらいいんでしょうね、見てもらえればわかると思いますが、そういった味わいもあるのです

そもそもにテレビ版放送から5~6年経って、未だに2ch各所にスレ立ち伸び続けるアニメなんて他にないですよね
今でも衰えないましまろ人気、”何がお前たちをそこまでさせるのか ”とは言ったものです
最近だと、苺ましまろの”萌タク”なんてのが地元静岡で運行してますよね
こうやって今でも話題に上ってるところ見ると嬉しくなります、根強い人気に支えられてますね

OVA第二弾のアンコールになって大分絵柄が変わってますね、まぁ慣れればなんてことないですが
しかも作画にも割と力入れてましたね
あの世エスカレーターや美羽アナ空中戦なんか、目に見えて動いてました

舞台が静岡県浜松市で、割と忠実に背景美術描いてあるということもあって、
一時期聖地巡礼が流行ったんですが
公式で「このような行為は控えてください」とご通達
今でこそアニメツーリズムのビジネス体系があるわけですが、まだ聖地巡礼の一般認知が低く、現存の小学校であるということも自粛に繋がる要因となったのでしょう
アニメの舞台になってることを近隣住民がまるで知らないとなると、巡礼者は確かに怪しまれるかもしれないですし
こういう問題点も検討しつつ、聖地巡礼のさらなる発展を期待したいところですね

話は変わって
キャラクターでいえば、やっぱ美羽ちゃんですかね
私としては、ウザカワってジャンルはそんなにビビッと来ないんですが
美羽ちゃんは大好きですね
ただOVAは時間が限られてる分、寂しがり屋な部分があんま出てなかったので、単純に個体としてのウザさがグレードアップしてました
アンコール2話の背中掻きとかオウム返しとか
寂しがってるところ見せてこそ、ウザカワが引き立つんだと思うのでした

またまた美羽の話で、折笠さんは1期5話の「でらうまそー!」に引き続き、茉莉ちゃん声やアナちゃん声を真似してるわけなんですが
ほんと声域広いですよね、茉莉ちゃん声とかかなり似てます

またまたまた美羽の話で、千佳ちゃんとのキスシーンはなんかドキドキさせてくれますね
特に髪降ろした可愛さ100倍の美羽ちゃんだったので、なおのこと・・・
衝撃千佳ボインとか和みのポーズとか訳の分からないことばっかしてて、キマシタワーのノリを一切感じずここまで来てたんですが
これ見てからは、ちょっとそういう目で(ry


最近MAGネットで萌え系ギャグ漫画が取り上げられてましたね
マグネトークの中で漫画家のしりあがり寿氏が”萌え系ギャグ漫画はお菓子のような魅力がある”ということをおっしゃってましたが、まったくその通りだと思います
「苺ましまろ」ってタイトルもそうなんですが、ついつい食べてしまうお菓子的な作品ですね
おすすめのアニメです

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不覚にも、心洗われてしまった(笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
いや、私は(多分)ロリコンではないので、本作に「萌え」は感じませんが、「癒し」というか、「和み」を感じてしまいます♪

女子小学生の日常を描いた本シリーズ。「可愛いは正義」の元ネタであり、勿論、本シリーズに萌えを感じる方も多くいるのでしょうが、私は本シリーズの一番の魅力は、「笑い」と「平和さ」だと思っています。

まあとにかく、肩の力を抜いて観られる良作ですよ♪ 絵は確かに古いですが、絵の古さが気になるような作風ではありませんし、むしろ、「懐ゲー」的な味わいがあるんで、是非見てほしい作品ですね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ちょいと先ほど、「ユリシーズ」を観て、やや心が荒み、HDの録画一覧見たらまだ観てなかったので、久々に観てみました。そして、まんまと癒されました(笑)

相変わらずの、美羽の計算されたボケと、千佳切れ味良いツッコミが冴え渡るアニメでしたね。日常系だったテレビ版の良さを残しつつ、非日常(天国や中学生など)の世界を描くことで、絶妙にOVAらしく仕上がっていましたね。

2話のED、良かったな~。心洗われた~。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
作画、というか構図がなかなか変わってて、驚いた。バラエティ、限定w てゆう夢オチね、気絶してて。硬麺、ちょっとウケたw 無駄に動く作画w 笹塚君ネタ、嫌いなんだよな。水墨画w お菓子、刺身(笑)

2話目
誰が鼻かめと(笑) いや、あの厳しいツッコミの方が親友っぽいかな。誰だよ(笑) なぜ、お古の制服が5着もあるの? 海。まあなんか、OVAらしい話だな。EDで、心洗われてしまった(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

かわいいと思えれば楽しめると思うが

静岡県浜松市を舞台に、1人の女子大生と4人の小学生の
女の子たちが繰り広げる日常系作品のOVA2期(全2話)

ありふれた日々の中でのさまざまな出来事を通して、
醒めた笑いを狙ったのかな?ってギャグが散りばめられているのだが
どうしても今放送中の『みなみけ』と比べてしまう。
そして失礼ながら、『みなみけ』のほうが面白いと思ってしまうのが正直なところ。

じゃ、この作品の良さはなんだろう?

中高生は登場せず、小学生の女の子たちが中心なため、
作中に登場する話題が子どもっぽく、ある意味リアル。
もしかしたらロリ属性の方にだと、けっこうウケがいいかもしれない。
とはいえ、いかにもな萌えシーンやカットはなく、
爆笑するほどのギャグもなく、いたってほのぼの。
そして4人それぞれにタイプが大きく違うので、
好きなキャラができれば楽しめると思う。
個人的には、あまりキャラに興味が持てなかったのだけど、
前回観たOVAよりは、全2話の中に物語がきっちりまとまってるように思えた。

気に入ってるのは、大学生であるお姉ちゃんのツッコミと
必ず一度は登場するおじいさん。(今回は名前が明かされた)
あのおじいさんがいるベンチのシーンが僕的には一番の笑いのツボ。
ほんの少ししか出番がないから残念だけど、だからこそアクセントになるのだろうな。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

66.0 8 ほのぼのアニメランキング8位
日常(OVA)

2011年3月12日
★★★★☆ 3.8 (266)
1445人が棚に入れました
原作コミック6巻の付録としてアニメ0話を収録。 シュールなの? かわいいの!? 新感覚なセンスで贈る『日常』がなんとアニメになった! 絶妙なギャグがどんなアニメになるのかその目でチェック!

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

本編を観る前だったらオススメです

本編放送前の0回というこの作品。
本編を最終回まで観終えてしまった今観ると、
正直なところ、このOVAのギャグにはあまり笑えなかった。
というか、自分の笑いのツボには当てはまらなかったという
ことなので、別の人が観たら大笑いできる場合は
きっとあるかもしれない。

ただ、0回目ということで、登場人物のキャラや位置関係など
とてもわかりやすくできていたと思う。

そういう意味では、『日常』の本編を未視聴の方には
こちらのOVAを先に観ることをオススメしたいと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 38

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

手短に印象だけ。

本編に入る前の予行演習に観てみました。
日常の世界観やノリを知る参考にはなりました。

結構笑えたのですが、
本編全26話が、これと同じなら完走出来る自信がありませんw
2クール繰り返されたら飽きそうで…。
でも、同じなんでしょうねえ。。

とりあえず、本編第1話にも行ってみます。

EDの唄はなかなかに好みでした。
本編仕様ののOP/EDが無かったのは物足りないですけどね。

短いですが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 28
ネタバレ

はにょ~♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ハニョー♪

日常にラピタがやってくる

{netabare}時定高校を中心とした不条理な「日常」を題材にしたシュールな作風の漫画で、登場人物の多くが非常に個性的、かつ変わった言動を繰り返し、奇想天外な出来事の続発に翻弄されるのが基調。ストーリー(ショートギャグ)漫画版・4コマ漫画版の双方が存在する。登場人物の姓に群馬県内の実在の地名が多数用いられ、群馬県ローカルな名物の一つ「上毛かるた」が作中に登場するなど、群馬出身の作者らしいご当地ネタも多い。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

67.3 9 ほのぼのアニメランキング9位
ひだまりスケッチ×☆☆☆[ほしみっつ] 特別編(OVA)

2010年10月27日
★★★★☆ 3.9 (181)
1074人が棚に入れました
荘に自転車がやってきました。みんなで試しに乗ってみることにしたんだけど…あれっ?なんだか久しぶりで上手く乗れない?そういえば最後に自転車に乗ったのって、ひだまり荘に来る前だったっけ。それで、練習も兼ねてみんなで河川敷に行くことになりました。おかしいなぁー。乗り方はコレで間違いないはずなのに…。

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

夏目って結構可愛かったんだなぁ…と思った特別編。

『ひだまりスケッチ×☆☆☆特別編』は前後編、つまり2話構成で展開される、本編と相変わらぬほのぼのなストーリーです。


第3期本編において、主観的に新キャラ二人(“乃莉”と“なずな”)がひだまり荘のメンバーとしては何処か浮いていた様に見えましたが、今回の特別編では大分ひだまり荘の中の雰囲気に馴染んで来ていた様に感じられました。(私自身があの二人の立ち位置になれたのかもしれませんが...。)
特に“乃莉”の初登場時から暫くの間は、会話の流れを断ち切ったり変なツッコミ?で空気を壊したりしていたので、個人的にはあまり良い印象を持っていなかっただけに、随分と成長したなぁと…。
“なずな”に関してはあまり変化はありませんが、別にあのままで十分良い。


私が今作で一番印象に受けたのはあの二人ではなく、“沙英”関係でちょくちょく登場する“夏目”。登場回数が少ないのにもかかわらず、よく分からないキャラだったために私の中では空気扱いをしていましたが、この特別編で私の中の彼女の株が上がりました。なかなか可愛かったですし、何より彼女にまつわる話そのものが結構良かったのが“夏目”のイメージを良くしてくれました。


と言う事で、この第3期特別編はある意味“夏目”が中心お話でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

歴史が僕を問い詰める

なぜ特別編が別窓で用意されているのかは謎ですが、
お金の都合があるかも知れないので、重いを綴ります。

OPで2番が流れるだけではなく、色々と小ネタを挟むのも特別定番です。

特別編1、ファミレス・なつめ☆キタカ回
特別編2、帰省・バーベキュー回

本編の後の方でもそうだが、寝起きで髪をおろしているひろさんを拝めるのはありがたや。
のりすけも髪おろしてればいいのに、特別編なんだし。

舞台は東京だと思ってたのに、考えを改めないとな。
それとも県境とか、住宅街ってことかな・・・。

オレもアレを焼きたくなりました。けど、アレってそのまま食べるの好きでもないんだよね。

っていうか、なつめwww そりゃないだろうwww
なつめファンは見逃したら人生をやめたくなるような特別編です。
うーん、それぐらいの価値は、ある、な。あります!!!

なつめの熱狂的なファンでないオレも、彼女が嬉しそうな姿を見るだけで、
バーベキューを食べずとも心はホットほくほくほくりんこです。


オレもみんなとバーベキューをお腹いっぱい食べれば、おも、
・・・何すか、てんてー?
「ネタバレ禁止ー♪」

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

リクポテ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

夏目のためのOVA!(*^▽^*)

コミック原作 既読

ひだまりスケッチ3期のOVAです。
これまでのOVAと同じく2話構成になっています。

1話は{netabare}ファミレス回&夏目と沙英の出会い回{/netabare}です。
2話は{netabare}ゆのっちの実家帰省回&バーベキュー回{/netabare}です。
特に{netabare}夏目と沙英の出会いは{/netabare}原作でもすごくお気に入りの話です♪

3期で新たに加わった乃莉となずなもだいぶひだまり荘の一員として馴染んできたかなぁと思います。

また今回のOVAでは本編でもちょいちょい登場する夏目に焦点が当てられています。夏目は結構好きだったので、このOVAはうれしかったです(^-^)
夏目ファンは必見ですよ!
ファンじゃなくてもこれを見たら好きになるかも?

内容は相変わらずまったりのんびり~。
何も起こらないけどそんな変わらない日常の心地よさを改めて感じました。

アニメも残すところSPと4期と卒業編のみとなりました。終わりに近づくほど寂しくなってきますね(;_;)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

64.9 10 ほのぼのアニメランキング10位
苺ましまろOVA(OVA)

2007年2月23日
★★★★☆ 3.8 (213)
858人が棚に入れました
ばらスィー原作コミックスをTVアニメ化。20歳の短大生の女の子と4人の小学生の女の子が繰り広げる日常をコミカルに描いた作品。
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

Cute is justice 、、、イェェェェェイ!!!

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
あ~、クダラナイレビュータイトル。何となく言いたくなっただけで、特に意味はありません(笑)

基本的には、テレビ版の本編となんら変わりなく、安定の作風でした。本編が好きなら間違いないでしょうし、別にここから観ても、すぐにキャラや設定は掴めるだろうし、問題ないとも思いました。強いて言えば、本編より、ややエロ要素が多かったでしょうか?

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1話目→ついにアナちゃんが、日本語上手いのバレた話。あんまり大袈裟にならず、皆が受け入れてたのがリアルで良かった(実際、誰も大して気にしないでしょ)。日常の幸せさを噛み締めるシーンも良かった。余談だけど、授業の数学の問題、「麺120gの油そばを3と2分の1杯食べると~」って、食い過ぎw ぶぶか は食べにいった。油そばでオススメは、池袋にある「BASSO ドリルマン」かな。駅から少し歩くけど。

2話目→まつりちゃんフォーカス回。確かに、まつりちゃんの生活(人生)が心配になったw アナちゃんとは、持ちつ持たれつの関係なのですね。ドラキュラに(画用紙に描いた)十字架、歪んでるから効かないって発想はなかったw

3話目→伊豆旅行編。なんかちょい、微エロ? アナちゃん、ブラックw 知らない、ひらパイ(笑) 伊豆か~。良いよね~。あ~~、どうしても言いたい。クダラナイけど、それが主題だとも思うし。でも最近、加速度的にオヤジ化してるしな~。あ~、でも言いたい。よし、言おう。

「伊豆でもいつも通り」

、、、まあ、どこに行ってもこの五人は五人のままってことですねw ちょっとだけ、「けいおん」の「ロンドン」編を思い出してました♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

期待通りではなかったが・・

「かわいいは、正義」って言葉をよく聞くけれど
この作品のキャッチコピーでもあったのだね。

本編も観たことがなく、いきなりOVA観て大丈夫かなぁと思ったが
1話完結型の日常モノだったので、その世界にはすんなり入れた。

主に登場するのは1人の女子大生と4人の小学生の女の子たち。
ありふれた日常の中でのさまざまな出来事を通しながら
シュールな笑いを狙ったギャグが散りばめられている。
でも、この作品をお好きな方には申し訳ないのだけれど
個人的にはどうもこの笑いはあんまり相性良くなかったみたいで
失礼ながら、たった3話構成なのに眠くて仕方なくなってしまった。

唯一、ほとんど台詞のなかったおじいさんに関しては
ぬぼ~~~っとした感じがリアルで、声を出して笑えた。
あと、強いてあげれば伸姉のツッコミかなぁ。
そうそう、小学生の中ではイギリス人のアナちゃんの口調が
自分の幼馴染にそっくりでちょっと懐かしかった。

2次元3次元関係なく、萌えとかそういう類のものでもなく
小さな子どもはけっこう好きなので、自然なままの可愛さと面白さを
ちょっと期待していたのだけど、何かが足りない感じ。
もしかしたら本編をもっと何話も観ていたら、
観るコツをつかんで案外、癖になったりするのかもしれないね。

キャラデザも本編のほうが評判は良いようなので
そのうち観てみたいと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ましまろワールド

最初から喫煙シーン。
OVAなので、規制が甘いのかなぁ。
しかも、ちょくちょく出てきます。
煙草を吸う人にとっては肩身が狭いでしょうね。
個人的には、お金を捨てるのと同じような行為なので、オススメできません。

本作品でも美羽は目立ちます。
目立つので、ツッコミ役になる伸恵と千佳の負担は大きいですね。
誰かに構って欲しい子供の心。
きっと寂しいのでしょう。
今回も美羽がうつぶせで倒れた状態で優しいツッコミの例え。
ボケ役が内容をかき回す。
それを優しくツッコむ。
日常系作品でありながら笑いの要素も。
小学生という幼少期でなければ、感情移入しやすいでしょう。

メインは旅行かなぁ。
連休で退屈な時間を有意義に過ごしたい面々。
正月のスーパーの福引で当てた宿泊券。
車中・宿泊施設でも問題発生。
いつも騒がしい仲良しグループ。
まあ、必然ですよね。

約25分の3本の構成。
OVAという短い尺。
全部、詰めたら息苦しい。
ボケとツッコミのテンポの良さはそのままで、尺だけが短い。
まずは本編を視聴して、気に入ったらOVAも宜しく、
という事になるのかなぁ……
おまけと捉えたらいいでしょう。
ゆっくりと脱力できますよ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

69.9 11 ほのぼのアニメランキング11位
のんのんびより 10巻 OAD付き特装版(OAD)

2016年9月23日
★★★★☆ 3.9 (137)
704人が棚に入れました
原作第10巻にアニメ「のんのんびより りぴーと」の完全新作OADを同梱!

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ほたるんが、多めなん。

アニメーション制作:SILVER LINK.
2016年09月23日に発売された単行本付録のDVDに収録されたOVA。
原作は『月刊コミックアライブ』にて連載中の漫画。原作者は、あっと。監督は川面真也。

【感想】

田舎の四季に彩られた4人の少女たちの日常が描かれた、普段通りの『のんのんびより』
冬春夏秋。仲良しのみんながいれば、毎日が楽しい。

冬の雪に無邪気にはしゃぐ、大人に寄りかかれる。
子供の特権。大人だと照れ・メンツ・体裁・プライドが邪魔してしまう。

リアルだと見解の相違。互いに分かり合えない人間同士の衝突がしょっちゅう。
往来で喧嘩腰に怒鳴り散らす不機嫌を隠さない、そんな嫌な危ない人がいない世界。

『のんのんびより』の世界は、綺麗で温かい。人が少ない村だからか、みんなが顔見知り。
特に子供が少ないから、一緒に遊ぶメンバーがいつも同じ。
気心の知れた間柄だから、しょうもないことをしても、
『メッ!』で、軽いお仕置きで許されてしまう。
お仕置きされるのは大抵が特定の一人だけですし、今回はそんな話は無いですが。

今回も、のんびりとしたお話。尺にせっつかれることもなくて本当にマイペース。
自分のペースで歩いていけるアニメ。だからこそ、良いのかもしれない。

原作のストックからして、3期は暫く無さそうですが、
平和で笑顔が一杯な世界。まだまだ観ていたい気がしました。

そういや、ほたるんの飼い犬の“ペチ”の担当声優を今回で初めて知りました。
アフレコの現場でオーディションして決めたと単行本9巻の巻末漫画に描かれていました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 31
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ひなたに咲く

とある田舎のスローライフコメディ。
感性豊かな子供たちが楽しく暮らしている。

蛍が楽しんだ。
飼い犬「ペチ」との散歩。
四季折々の風景が美しく眩しく描かれ、
春夏秋冬、たくさんの遊びに夢中になる。

穏やかに楽しく生きてみよう。
{netabare}雪だるま、かまくら、氷のすべり台、
クッキーを焼き、夏休みの宿題に奮闘する。
木の実を食べ生きる森の生物たちとの出会い。{/netabare}
優しい時間が、ここにもあります。
そして過ぎ去った人生の景観に想いを馳せる。

春は新入学・新社会人と、
希望が溢れる季節でもあるのですが、
新生活が始まり戸惑い、日々楽しむ事を忘れる。

ひなたの風景は自然の恵み。
世界には美しいものがたくさんあるのだ。
大事なことを教えてくれる良質な短編です。

こんな風に生きていけたらと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 36

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

安定のクオリティ(笑)

のんのんびより りぴ~との未放送エピソード的なOVA。なのでTV放送されたりぴ~とと同じOP/EDがついています。

タイトルは「蛍が楽しんだ」となっており、冬/春/夏/秋の4パートに別れています。たぶんどのエピソードも原作にあったと思います。特に冬と夏は原作の方も強く記憶に残っていたエピソードでした。
(ん? いや、春はアニメオリジナルかな…?)

夏はちょっと異色ですが、基本的にはほたるんが田舎ならではの体験をしている感じでしょうか。

ネタバレはしませんが、ほたるんが楽しんでいる一方でこまちゃんには相変わらずさりげなく小さな不幸が襲ってきています…。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

67.4 12 ほのぼのアニメランキング12位
ゆるゆり なちゅやちゅみ!(OVA)

2015年2月18日
★★★★☆ 3.9 (262)
1486人が棚に入れました
ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。

「ごらく部」で明確な目的もなく活動を続ける4人の女の子の毎日を綴ったアニメの劇場版。夏休みを迎えた赤座あかり、歳納京子、船見結衣、吉川ちなつの4人組は、自分たちだけでキャンプに行くことに。
ネタバレ

ユリ=デカルト さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

百合厨で良かった(泣) そして、リアルな夏

序盤すごいワロタwwwww
やっぱ、ゆるゆりの悪ふざけ面白いですww

全体的に評価させてもらうと、夏感が出ていてものすごく良かったです。

本当にキャンプ気分で見ていました(笑)

なんでこんなに夏感出てんだwww

他のアニメのキャンプ回や合宿回とはなにか違う。
マジでキャンプ気分で見れます。不思議ww
夜道の虫の声とか、ひぐらしの声とか、リアルな夏です。まずはそういう点を評価。なんか意味不明な評価ですがww


(序盤のアレについて)
原作で読みましたが、あれをアニメで見れるとは!ww

ゆるゆりの原作売ったことに激しく後悔!!
※参考書を買うために、百合本一掃したとき。
(ネットで売った際)ゆるゆりの原作も無くなりました(泣)残念無念…



次に百合について。

ゆるゆりは、やはり面白い・・・・・

最近百合から離れていたので、改めて百合の良さを再認識しました(笑)
再認識するまでもない――歴然たる事実ですが^^;


男女の恋愛ものも見ますが、やっぱこっちすね~。 

自分が百合豚になった大部分の影響がゆるゆりだからね!


序盤の話
{netabare}原作よりも喫茶店オサレになってね?ww 女の子同士イチャイチャするアニメって、何故にこんなにも舞台設定がオサレなのか?

あかり バナナジュースって(笑) 子供っぽくてかわいいなww

あと、ちなつのお漏らし笑いましたww 原作でもあったなww

{/netabare}


お気に入りのキャラは綾乃なんですが、

ひまさく + 結京 + あかちな も素晴らしかったww

京綾が自分の中ではベストカップルww
とは思うのですが、ひまさくと京綾……どちらも甲乙つけがたい(白目)

ていうか、ひまさく いつになくイチャイチャしてね?ww


{netabare}お風呂回ありがとうございます! いい湯でした!!www
百合風呂ですね……。他のアニメのお風呂回とは違い、百合にはエロさがまったくない。でもニヤニヤしちゃうんだよね。なんだろうこの現象(笑)
始終ニヤニヤしっぱなし。頬が緩む。俺KIMEEEEEE

そして 綾乃のパジャマ姿がかわいすぎ!!
みんなかわいいんだけど、綾乃好きの俺には鼻血ものです^^涙

あれで死ねる!!!! 千歳の気持ちが分かりますww

 ゆるゆり 相変わらずみんなかわいい!!!

なんだこれ? 最近流行りの難民アニメよりもよっぽど癒しだったぞ!

もちろんゆるゆりが良いことは知っています。ですが! これだけは言わせてもらいたい。
ゆるゆりって、こんなに良かったっけ?ww 

なんか今回のゆるゆり、百合的にも癒し的にもクオリティが高かった!!

正直久々に見たので軽い気持ちでした。申し訳ない orz


{/netabare}


千歳は相変わらずいい仕事をしていますね(笑)


普段は、他のアニメを見て『俺の嫁!』とか言っていますが、ゆるゆりを見るときは百合レンズになります。カプ厨なんですwwww もう、結ばれてほしいとしか考えてない。マジで


これは迷わずお気に入りの棚です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

そうそう、この組み合わせが見たかったんですよ♪

この作品は、ゆるゆりの1,2期の放送後に製作されたモノです。
本編とこのOVAは、物語の直接的な繋がりはありません。ですが、キャラの説明が全く無いこと、思い入れのあるキャラがいた方がこの作品を楽しめることから、本編未視聴の方は先にそちらを先に視聴することをお薦めします。

視聴を始めた直後・・・一瞬何が起きたのかと思いましたよ^^
キャラの判別は唯一髪型のみ・・・姿格好がまるで違うって有りなの^^;?
と思ったのも束の間・・・いつものゆるゆりが始まってホッとしました^^

物語は、いつものごらく部の部室から始まります・・・
ごらく部の日常・・・に生徒会がチャチャを入れいくるという毎度お馴染みとなった展開なのですが、今回はこれまでの少し勝手が違います。

これまでごらく部と生徒会の繋がりは、ある特定人物の接点のみとなっており、基本的にはごらく部と生徒会それぞれに諸空するキャラがその括りの中で物語が展開されてきました。

ですが、今回はごらく部と生徒会の共同作業が物語の主体となっているので、それぞれのメンバーが所属枠を飛び越えて活躍してくれるんです^^

例えば、ごらく部の暴れ馬である歳納 京子と生徒会の暴れ馬である大室 櫻子・・・どちらも同じ系統で面白いキャラですが、これまでは同じ土俵で勝負する事はありませんでした。
ですが今回は歳納 京子と大室 櫻子のキャラとしての面白さ対決、などというドリームマッチが実現できているんです^^

その上、あかりvs向日葵に新鮮さを感じたり、結衣vs千歳といったツッコミ役同士の共演もあるので、1,2期とは違った視点で楽しむ事ができる作品だと思います。

それと、これまでは七森中の生徒を中心に物語が展開してきましたが、それぞれ兄妹がいて、その兄妹同士の繋がりも面白そう・・・というのが私の中での新たな発見です^^

オープニングテーマは、「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」
エンディングテーマは、「おひるねゆにばーす」
どちらも七森中☆ごらく部が歌っています。

60分強の作品です。スタッフが一新され監督、キャラデザも代わっていますが、私は今回のOVAにはしっかり笑わせて貰いましたし、堪能させて貰いました。
秋アニメでの放送が予定されている「ゆるゆり さん☆ハイ! (第3期)」が楽しみで仕方ありません^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「ちょっとだけ何かが変わったような・・・」とは上手いキャッチコピー 原点回帰、ゼロに戻った『ゆるゆり』

全スタッフ一新による『ゆるゆり』のOVA作品、約60分


監督は円宏則・・・じゃwなかったw畑博之w
脚本は横手美智子
キャラデザは谷口元浩
音楽は藤澤慶昌
制作はTYOアニメーション


凄い・・・名作と謳われ、某アニメ賞も受賞した作品のスタッフを総入れ替えとはまさに大冒険、いや「だ★い★じけ★ん~♩」です
主題歌こそイイジマケン、Funtaが手掛けているものの、それ以外全部替えてしまっています


実際に作画や演出の方向性はだいぶ変わっています
まず、『ゆるゆり』の代名詞ともいえる「アッカリ~ン」が完全に封印されてます
ですから今作のあかりちゃんは執拗にディスられたりしません(笑)
"普通に主役っぽい”のです

これはアニメファンの期待と原作そのものの持ち味の差異か、オイラ的には少し寂しい
特に気になったのはテレビシリーズでは大隈孝晴のレイアウト監修と動画工房による所謂"ぬるぬる動く作画”が見せ場として必ずあったのに対し、今作は正直あんまし動かない


根本的に考え方が違うのですね
プロデューサーも前シリーズを意識しなくていい、と畑監督に対し言っています


ただ間違ってはいけないのが、演出の方向性は変わってもキャラがブレたりはしてないことです
だから歳納京子は相変わらず五月蝿いし、結衣センパイは俄然クール、ちなちゅはやはり腹黒い
綾乃がデレて、千歳が鼻血を吹き、ひまさく?さくひま?が案の定イチャつく
さらにちょびっとではありますがお姉ちゃんとか妹とか、ほぼ全キャラ出演を果たし、まさに『ゆるゆり』ワールドのオールスター戦
これぞまさにTHE『ゆるゆり』


肝心のお話は原作の小ネタを拾いつつ、ごらく部と生徒会のオールキャストが一同に会し夏休みにキャンプする、というまあ『ヤマノススメ』的な俗に言う“ゆるふわアウトドア”でしたが、このオリジナル構成はむしろ原作ファンの方がすんなり楽しめるところでしょう
最大の見所はまさかの“着ぐるみパジャマ再登場”とそのパジャマ姿で“『アオハライド』の聖地巡礼をする”ところすかね(笑)


「ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。」
とは今作のキャッチコピー
上手いですねぇ、まさしくその通りです

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

60.3 13 ほのぼのアニメランキング13位
今日の5の2(OVA)

2006年3月24日
★★★★☆ 3.4 (144)
815人が棚に入れました
主人公の佐藤リョータは女の子のことや性的なことにはまったくと言っていいほど関心がないのだが、毎回何かしらエッチなアクシデントに巻き込まれてしまう!?
紙で切った指を乳歯の残るお口で吸われてしまう「グラグラ」。女の魅力は胸でなく鎖骨だと解くリョータの気持ちが男ならわかるであろう「サコツ」。体育倉庫に閉じ込められた男女のとんでもないアングルに大爆笑の「マケナシ」。そして「ダマシウチ」はリョータに恋してる幼なじみ小泉チカの騙し討ち!?など、とある小学校のクラスを舞台に、リョータとその周囲の男子や女子の微笑ましい日常が描かれている。

woa さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

笑ったら負けなのか

原作はみなみけで有名な桜庭コハルの漫画である。

小学校の5-2というクラスが舞台のギャグコメディである。対象が小学生だけにきわどい表現もあるが、哲学的な描写や音楽でごまかしているため純粋な心で見るのが正解だろう。そういうシーンへの振れ幅も含めてギャグと考えるべきなのだ。

どのエピソードもすべて印象が深いが、特にこの作品を代表していると思うのは2話のエガオという回で、カズミという無表情なキャラを主人公とヒロインのチカは様々な手段を行使して笑わせようとする。

この試みは主人公とチカが決して笑わないカズミに笑ってしまい返り討ちにあう。この失敗は結局カズミが笑わない事実よりも相手を笑わそうとして笑ってしまうとき、嬉しそうに負けているチカの方に主人公の視点が移ってることに注意するのが正しい見方だろう。勝っても笑わないカズミより負けているが笑っているチカの視点が本筋から考えても重要なのである。チカは何といっても正ヒロインなのだから。カズミが笑わない理由を詮索するのは主人公たちがやったように野暮な行為だということである。

チカ自身もカズミを笑わせることよりも、力づくと称して親友である彼女と戯れることに目的が変わっているからこそ「嬉しそう」に「負ける」ことが出来るのだ。チカの乱入によって主人公たちが最初ににらめっこでやっていたような単純な勝負は成立しなくなっているのである。

この脱線はこのアニメを見ているときに自分が感じたことに近い。ヒロインの大半が主人公に好意を向けているラブコメはジャンルとして純愛路線から脱線なのだ。向かっている場所は同じだがルートが違う。

TV版もあるが、自分は2話くらいで挫折した。同じ原作でも解釈がこうも違う作品も珍しいだろう。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

天体の出没

小学生の何気ない日常を”大人目線”で描いた作品です。
この純真さが羨ましく、そして妬ましい?

日常系ギャグアニメなので、物語自体には突出した面白さはありません。
しかしこの作品、ただの日常系とも一線を引いています。
それは何か? 未来の示唆でしょうね。
それでいて後日談がないのがとても憎い。描くまでもないということか。(//∇//)
飽くまで日常系の域を超えないという製作者の意志が垣間見えます。いや、実に素晴らしい。
細かいことを言うならチカの登場がもう少し早ければもっと良かったかなぁ。
リョータとチカにはベストカップル賞を授与したいくらいですので。

アニメ版の方が完全版に当たるのでしょうか?
個人的には、絵の好み、まとまりが良いという点でこちらのOVA版の方が好きです。
時間があるならアニメ版、とりあえずならOVA版といったところかな?

アルバムの1ページを覗いているようで、とても心地良い気分に浸れました。感謝感謝。
――始まりと同時に日が昇って、終わりと同時に日が落ちる
――でも全然寂しくない
――日はまた昇ると教えてくれるから

------------------------------------------------------------
『みなみけ』の桜場コハルさんの作品だったんですね。つい先日まで知りませんでした。(* ̄∇ ̄*)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

結局パンツアニメ

OVA版。
同じ原作でも、OVAとTV版では製作会社やキャストが違うという変則技。
そんなに発表された時期も違わないのに、面白い関係です。
このOVAはTVより半年ぐらい先行して発売されています。
TV版と基本的にはネタは一緒。5年生という微妙なお年頃のガキンチョ達の、子供らしい日常と子供らしくない微エッチが共存した作品です。


いきなりですが、これ、おそらく規制が厳しくなる昨今では非常に風当たりが強いとおもわれます。
TV版もエッチな要素を匂わせた作品でしたが、これはそれに輪をかけて表現が直球すぎ。
毎回、パンツやら下乳が、さながらエロ系アニメのようにお約束的に登場します。
それ自体は珍しい事ではありませんが、本作の登場人物はほぼ全員小学5年生。つまり全て児童の下着や半裸です。
・・・ダメでしょう、さすがに(^_^;


ネタそのものは、のんきなコメディ。
割と笑えるネタが多くて好きなんですが、先にTV版をみていたため、知っている内容ばかりで正直あまり楽しめませんでした。
というか、声や絵柄の違いでの困惑が大きかった。
なので、予備知識なしの状態からの視聴であれば素直に楽しめるのではないかと思います。

逆にいえば、別段TV版に比べて特筆して秀でている所があるわけではないので、TV版を見ている方は無理に見る必要もない、ともいえます。
パンツ目的なら、話は別ですが^^;

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

67.5 14 ほのぼのアニメランキング14位
ヨコハマ買い出し紀行(OVA)

1998年3月1日
★★★★☆ 3.7 (110)
479人が棚に入れました
 講談社「月刊アフタヌーン」に連載され、四季賞、星雲賞など数多くの賞を受賞した芦奈野ひとしの同名コミックスが原作。98年に制作され、好評だった前作を受け、新たにスタッフを一新しストーリーを再構築した本作。エッセイのような語り口でノスタルジー漂う独自の世界観を描く。喫茶店のオーナーは、カフェ・アルファをロボットのアルファに任せてどこかへ旅立ってしまった。お店を経営しながらオーナーの帰りを待っていたアルファだが、ある夏にやってきた台風によりお店は大破。アルファはカフェ再建の資金を稼ぐため、ちょっと長めの旅に出ることにした……。声の出演は椎名へきる、陶山章央、寺山幹夫、中川亜紀子ほか。
ネタバレ

イシカワ(辻斬り) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

衰退する世界と文明の斜陽、その日暮れ時。終焉にある美しさが垣間見せる静けさとのんびりした時間を描いた作品。

栄枯盛衰の言葉通り、経済が衰退して力が失われているヨコハマ。国家は日本というものではなく、都道府県の呼び名であったものが国という形式で語られている。例としてカマクラも1つの国として数えられる。
道路は海からの潮で削られ崩落。水位の上昇により街は海に沈み、夜には誰のためにあるでもない街灯が水中で幻想的な灯りを燈し、水の中に住む人たちが建てたかのような街並が見る者の眼下に広がる。
子供が大人になったころには陸が海に飲まれてしまうので風景が一変するのだ。住んでいた人にとって、日を追うごとに見慣れたはずの景色も変わっていく。
ヨコハマは田舎となっていた。そこにはいつ人が来るかもわからないガソリンスタンドで、のんびりと生活しているおじさんの姿が。
近くで釣りができるほどひと気のない、葦が生い茂る草原の中に、白塗りのペンキで塗られた米風の一軒家があり、玄関にはカフェ・アルファの看板が掛けられている。
カフェ・アルファの「ロボットの人」、女性であるアルファさんは、オーナーである初瀬野さんを待ちつつ経営している。
コーヒーの半分くらいは自分で飲みながら。
近所には二人しかいない子供がアルファさんに顔をあわせるためにやってくる。近所の人たちは皆常連。半年ぶりに来ようが、一年ぶりに来ようが、たいていは常連だ。
知られているヨコハマの喧騒とは遠い、静けさとのんびりとした時間が流れている。
そんなアルファさんは、コーヒー豆が品切れする時、隣の国へと買い出しに向かうのである。バイクに乗って行くアルファさんにとっては、ちょっとした旅行だ。
それがヨコハマ買い出し紀行というわけだ。

世界観について(原作の設定部分も紹介として記載)
アルファさんは、「ロボット」というより、「ロボットの人」という形容が正しい。そこに住む人達も、他のロボットの人たちが会社で働いていようとも、物扱いするようなことはない。アルファさんの友人となるココネに対しても、恋心を抱く店員さんや、一緒に食事にでかけるOLなどもいる。アルファさん自身も、食べ物に苦手があったり、お酒が入ると陽気に踊ったり。
素朴な人たちの温かさや、ゆったりと流れていく時間がこの物語にはある。
攻殻機動隊の概念を持ち出せば、一体残らずロボットにゴーストがある世界であるし、なまじ人間よりある意味人間臭さがある。





今回、思い切り感想で。
{netabare}
原作漫画とアニメを比較検討することはあったにしても、アニメ作品は1つの作品として位置づけられるべきであるし、独立した評価にしなければ原作とアニメの評価ではなく、混同してしまうことになる。
作品の位置づけとしてよくあるのが、アニメ化される時、原作とは異なったコンセプトを位置づけて制作する監督がおり、賛否両論という形になる。よくすれば、リスペクトしつつも新しい視野を取り入れた作品ということができるし、悪くいえば、改悪した不出来な二次創作と評価することもできる。
今作品は、ベクトルとしては原作に忠実だという印象を受けた。つまり、原作を忠実にアニメ化しようとして制作されている。
にも関わらず、原作のようにヒットし、続編がどんどん作られていくことがなかった。つまり、原作は購入者側に受け入れられたが、アニメはそうでなかったということになる。
同じベクトルであり、同じ思想で作られている。では何が明暗を分けたのか。
音楽はARIAと同じ人たちが演奏してくれているし、(CDも購入)作りもかなり忠実に再現してくれている。
癒し系の音楽という意味では、何かがはずれていたのかもしれない。原因がいまひとつはっきりしないのだ。
自分は漫画はおろか、ポストカードやアニメまで購入したほどのヨコハマ好きなのだが、ひょっとすると声優さんがあっていなかったのだろうか。
IG辺りで、きちっと作り直してくれないだろうかな。
演出家の人も、原作が嫌いか好きかでいえば、好きだと思う。
原作を読んでいない人たちだけなら、ちょっと流石に売れない作りになってしまった。
歯軋りするほど残念だ。
原作の漫画を一式そろえることを是非お勧めしたい。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

1日中 コーヒーと向き合っていられる贅沢

芦奈野ひとしによる漫画作品を原作として制作された全2話のOVA作品。
「ヨコハマ買出し紀行」というタイトルとパッケージの絵から
横浜をショッピングする女の子のお話かと思ったら、まったく違っていた(笑)
でも嬉しかったのは音楽がGONTITIだったこと。
横浜の風景によく似合っていた。

主人公はアルファという少女型のロボット。
オーナーが彼女にカフェを任せたまま、長い外出をしているという設定。

午後から夕方にかけて変化していく空の淡い色合い。
やがて赤みが増し、紫色のグラデーションから徐々に深い青へと変わる夕刻。
住居らしい住居がほとんど見当たらない景色は静まり返り、
時間が止まっているわけではないけれど、
何かの時間が止まっているような、そんな感覚。

江ノ島を遠くに見る場所だから、鎌倉、湘南あたりだと思うのだが
キラキラと輝く波の音、カモメやトンビの鳴き声を少し遠くに聞きながら
ゆったり、まったりとした時間を過ごすアルファの暮らし。
ただそれだけなら、よくある癒しの風景なのだけれど、
アルファが意外なものを携帯していることと、
中型以上のビルの高層階が水面から飛び出している、という風景は異様。
何があったのだろう?って感じで引き込まれていくが
この作品では多くを語ることなく緊迫感もなく、ただひたすらのんびりしている。
水底から浮かび上がる美しい夜景や、誰にも使われなくなった歩行者用信号機が
水面から顔を出して点滅しているのが見えたりすると、なんだか切ない。

人々が行き交うような街の光景もなく、だけど彼女は孤独に見えず、
ただただぼんやりとコーヒーを半日かけて淹れ、
夜になるまでコーヒーカップを目の前にして、物思いにふけっている。

日々、忙しいとこんな時間が欲しくなったりもするけれど、
さすがに毎日続くとなると、普通は退屈になっていくのが人間で。
充実しているように見えるアルファの贅沢な時間を見ていると、
ほんの少しだけ羨ましく、でもやっぱり自分は忙しいほうが
性に合ってるなと思ったりする。

とにかく、細かな風景の描写は本当に美しかった。
空だけでなく、風の強弱、雷雨、部屋に差し込む光の筋や
コーヒー豆の香ばしい香りがしてきそうな時間の流れとか。

ついクセで、いろいろ深読みしそうになってしまうが、
「今、この時間に情報は必要ない。この風景をゆっくり眺めよう?」
そう囁いているような作品だった。
のんびりしたい時に観るにはいいが、忙しい人が観るとイラッとくるかも。
少なくとも、原作を知らないのでそうとしか受け取れなかった。

観る人によっては眠くなると思うので、お休み前にオススメ。
あ、でもそれやると電源消し忘れるかもです(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 34
ネタバレ

底辺生活者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

癒し系に見えて、実は恐ろしい世界

カフェ系超癒し漫画をアニメ化したもの。

◆実は恐ろしい、「ヨコハマ買い出し紀行」の世界

しかし「癒しマンガ」と言っても、実は、このマンガの世界は…{netabare}「地球温暖化で水没が進んでいて、人類の滅亡が目の前という、とても恐ろしい世界なのだ。

この「ヨコハマ買出し紀行」で漫画になっている部分は、地球にとって、「夕凪の時代」と呼称され、次に来る、「人の夜」という時代は、地球の陸地がほとんど水没し、人間がほとんど地球から居なくなっているという設定らしい。{/netabare}


私はこの「ヨコハマ買い出し紀行」の原作の超大ファンだったので、OVAもさらっと見ました。

アニメ版、普通に良く出来てたと思う。とても原作に忠実に描いてある。

でも、3.8点にしてしまうのは、やっぱり、原作の方が好きだから。

--------------以下余談

◆ARIAとヨコハマはかなり違う

昔からなのだが、「ヨコハマ買い出し紀行」と「ARIA」を並列して語る人を多く見かける。私のオタク友達もそうなのだが…
「ヨコハマ好きなら、ARIAもオススメ!」とか「ヨコハマ好きなら、ARIAも読むべき!」と、高確率でマンガ好きの人達から言われる。

しかし、「ARIA」と「ヨコハマ買い出し紀行」は、私個人は、全然違うと思ってる。

とにかく、雰囲気も絵も物語内容も、全てが違うと思うのだが…(私は「ARIA」は好きになれず途中で購読を止めている。)

「似てる」といわれてしまうのは、{netabare}ARIAのキャラ達が住む世界が水没した世界で、ヨコハマの世界も水没しつつある世界だから{/netabare}、「似てます」と言われるのかなあ?

◆ARIAとヨコハマの違い

{netabare}・「ARIA」は、ゴンドラに乗って働く女性の水上ツアーガイドたちの話であり、まったく、カフェ経営の話ではない。

・「ARIA」の世界観は、水の都フィレンツェを参考にして作られている。

・「ヨコハマ」は、まさに日本のド田舎が背景に使われている。

・「ヨコハマ」に出てくるアルファさんたちは、ロボット。主役のアルファは一人でいることが多い。静かなストーリー。

・「ARIA」に出てくる女性達は、生身の人間。

・「ARIA」と「ヨコハマ」は全然、絵柄も違う。

・「ARIA」の方は奇妙なコスチュームを着た女性ら(ツアーガイド達)がワイワイ出てきて、とても雰囲気が騒がしい。華々しい。

・「ヨコハマ」は、なんか陰気くさい (- -;)(人類滅亡カウントダウンの世界だから) {/netabare}

画像検索してみて、ヨコハマとARIAの絵を見比べただけでも、かなり雰囲気が違うのがわかる。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

61.4 15 ほのぼのアニメランキング15位
「侵略!イカ娘」14巻付属限定版(OAD)

2013年6月7日
★★★★☆ 3.6 (94)
408人が棚に入れました
イカ娘の季節がやってきた!オリジナルアニメーション第2弾!
イカ娘がプールを占拠!悟郎の秘密が晒される?イカ娘が未知の生物と接触か?
“水島努&山本靖貴&草川啓造”が描く、とっておきの3パートを収録!
ノンテロップOP(2012ver.&2013ver.)&ノンテロップEDも収録!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「3バカ」トリオが大活躍!?

OVA「2012 SUMMER」に引き続いての視聴になります。
オープニングのノリが良いので、視聴し始めた瞬間からギアはトップスピード…
オープニングアニメでは、可愛らしいイカ娘を目一杯堪能できるだけじゃなく、一瞬画面に映る「超」が付くほど長寿番組のオープニングアニメのオマージュにニヤリ…
視聴者を楽しませてくれます。

この「2013 SUMMER」は、本編同様3本のショートストーリーで構成されています。
・ビニールプールじゃなイカ?
・母ちゃんじゃなイカ?
・メッセージボトルじゃなイカ?

「2012 SUMMER」の「普通じゃなイカ?」を視聴したときにも思いましたが、本作の「ビニールプールじゃなイカ?」は、キャラの動きが半端ありません。
確かに距離とか角度なんかを真面目に考えると違和感はゼロではありませんが、正直面白ければそんなのどーでも良いんです。

そして、両方の作品に共通しているのが、絵コンテと演出を担当されたのが水島監督ということ…
これが面白さの原点なんだと改めて思いました。

上記を如実に感じたのが3本目の「メッセージボトルじゃなイカ?」でした。
本レビューのタイトルに記載した通り「3バカトリオ」回、或いは「栄子のツッコミ回」とも言える内容で、思わず思い出し笑いしちゃうほど面白かったのですが、
この作品の絵コンテと演出を担当されたのが草川啓造監督なんです。

これまでは特定の作り手の方しか存じ上げておらず、草川監督の名前を覚えたのも恥ずかしながら本作品です。
その草川監督…これまで数多くの名作と呼ばれる作品を輩出されてきた方だったんです。

初監督作品は「闇の書事件」を題材にした「魔法少女リリカルなのはA's」で、そこから以下の作品を監督といて手掛けられてきています。

「いぬかみっ!」「魔法少女リリカルなのはStrikerS」「セキレイ」「アスラクライン」「迷い猫オーバーラン!」「DOG DAYS」「ロウきゅーぶ!」「艦隊これくしょん -艦これ-」「銃皇無尽のファフニール」「風夏」「アクションヒロイン チアフルーツ」「ハッピーシュガーライフ」「あひるの空」

監督として手掛けられた作品数があまりにも多いので全てを抽出した訳じゃありませんが、私の「お気に入りの棚」に3作品も入っていたのには驚かされると共に、これまで本当にお世話になってきた監督であることを思い知りました。

2012年からアニメの視聴を初めて遅すぎる気付きだったのかもしれませんが、これからも、この様な気付きを少しずつでも増やせたらと思っています。

オープニングとエンディングは「2012 SUMMER」と一緒でした。

1話30分の物語でした。
「2012 SUMMER」同様、こちらも面白さは折り紙付きです。
私は目一杯堪能させて貰いました。
引き続き、「2014 SUMMER」を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

帰って来たでゲソーー! B+

原作:既読

夏と言えば、
私より上の世代は→加山雄三
私の世代は   →TUBE
まさに今は   →イカ娘!
なのです(異論反論あるでしょうが)。

3期をずっと待っているのですが、原作のストックが溜まるのに時間がかかるようで、2年連続で原作付属OADという形に相成りました。本作は完全予約制なので、イカ娘のことを知らない人が手に取って見ることはまずありえないでしょう。なので、イカ娘をご存知の方が読んでいるという前提のもと、堂々と「いつものイカちゃんです!」と言わせていただきます!

それに、
いつもの早苗です!
いつもの3バカです!
栄子は言うに及ばず。
千鶴は少し地味でしたね(昨年活躍したから今回は控えめ?)。
清美が出てこなかったのは少し(いや、かなり)残念^^;

それと、吾郎にスポットが当たっている回がありましたね。立派な体格で一見モテそうなのですが、以外に小心者なのが可愛らしい彼。でも、海を愛する心は誰にも負けていない(イカ娘以上かも)。そんなサブキャラに焦点を当てるというのも嬉しいところです。基本的に登場人物に悪人がいないので、どのキャラにスポットを当てても、ほのぼのとした雰囲気が崩れることがありません。

ただ、全般的にギャグの成分は控えめだと思いました。昨年度のOADも同じように感じたのですが、ファンに対するサービス的な意味合いが強いのだと思います。

OP、EDは2012年OADと同じです。
 OP:Let's☆侵略タイム!(ULTRA-PRISM)
 ED:パズル(伊藤かな恵)

OPはイカ娘らしく音楽も映像も躍動感があり、EDは少し寂しげなメロディーでイカ娘と栄子の関係を良く表した内容となっています(これ、去年も書いたような気が)。3期が出来たらこのまんまOP,EDを使っちゃいましょうよ。それくらい良い出来です。

で、肝心の3期はまだですか!?


追記;
3期をやるとしたら、イカ娘のCVの金元寿子さんのお姉さんがウェブラジオでやった「カニ娘」も出して欲しいですね(原作にはないですが)。お姉さんの声で「カニ娘でミソ~」をアニメで聞いてみたいです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ゲソ♪ゲソ♪ゲソ♪

原作未読 1話約24分作品(元々はOAD作品じゃなイカ)

AT-Xで放送されていたので観たでゲソ

いつもの3本立てじゃなイカ

1 ビニールプールじゃなイカ? 早苗は相変わらず変態でゲソ

2 母ちゃんじゃなイカ? 私の出番が少ないじゃなイカ

3 メッセージボトルじゃなイカ? 3バカ、相変わらず全然役に立たないでゲソ

主要メンバーは全員出ているじゃなイカ

久しぶりに観たらやっぱり楽しいでゲソ

OP・ED は前回のOADと同じ曲じゃなイカ

最後に、原作ストックはあると思うので是非3期も制作してほしいでゲソ

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

58.0 16 ほのぼのアニメランキング16位
今日の5の2 宝箱(OVA)

2009年10月6日
★★★★☆ 3.3 (63)
439人が棚に入れました
とある小学校のクラスを舞台に、主人公・佐藤リョータとその周囲の男子や女子の学校生活を描く。主人公は女の子のことや性的なことにはまったくと言っていいほど関心がないのだが、毎回何かしらエッチなアクシデントに巻き込まれてしまう。さわやかで可愛らしい絵柄を基調に、シリアスでくどい絵が時折割り込むのがこの作品の特徴。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ノックを忘れない事です♪

此方が小学生らしいと思うので
最近の美少女系アニメの女子は
高校生設定だけでキャラデザは
小学生LVだとつくづく感じた。


春夏秋冬ネタの4本構成です。

合体も男のロマンだよな!
無邪気な子供・・特に男子。

スーパーにはカレーの妖精が
居るらしい・・分かる人だけ
笑ってください♪

本妻やら愛人やら・・痴情の
もつれやら・・可愛いですw

この頃って男子は照れで・・
女の子のほうが大人びてる
感じが良く出てる気がする♪

相変わらずの劇画調も・・
ワンポイントで良い感じ♪

佐藤 リョータ(小林ゆう)
なかなかいい味出してるw
小泉 チカ(下田麻美)
のラブコメ展開もいいけど

相原 カズミ(MAKO)
平川 ナツミ(阿澄佳奈)
結構ツボです♪

OPは・・どうしたw結構激しいw
その後放課後ネタ4本で各話EDが
違う。8分✕4みたいな感じ。

最後のEDは
「secret base 〜君がくれたもの〜」
歌 - Friends(声優さんだよね?)

あ・・最後の最後で・・
先生・・二宮くん・・オイオイw

みなみけと交互にTVで視たいw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

だんちょー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ファンのためのOAD作品です。

今日の5の2宝箱と言う『単行本+DVD付属』に収録されたOAD作品。

30分程度の中に4話が収録されてる短編集ですね。

TV版スタッフで作られてるのでOVAしか見たことない方には違和感があるでしょう。

短編にも関わらず、いちいちEDをはさむのでストーリーはかなり短い・・・

TV版ファンのための作品でしょう。

余談ですが、このDVDには『みなみけ』とコラボしたボイスドラマが収録されてます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「今日の5の2」ファンのためのおまけ編です^^

「今日の5の2 放課後」です

作画はTV版と同じで、いつもどおり、
30分の中に4話収録されています^^
TV版ファンのおまけ編みたいですね^^

内容、季節的にはTV版の続きになるのかなぁ~?
やっぱりかわいいです^^v

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

55.5 17 ほのぼのアニメランキング17位
宮河家の空腹(Webアニメ)

2013年4月29日
★★★★☆ 3.1 (178)
598人が棚に入れました
妹の宮河ひかげと、姉の宮河ひなたは仲良し姉妹。でも姉の浪費癖(おたく愛)のおかげで毎日空腹の日々…。そんなちょっとせつないのに、ちょっと笑える!?優しい姉妹愛を描いたハートフル物語♪あの「らき☆すた」がスピンオフ企画で帰って来た!
ネタバレ

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

噛めば噛むほど消化酵素

【第1話】
5分アニメ。
棒読みの妹。
語尾が気持ち悪い姉。
そしてどうでもいい話。
監督はヤマカン(ほとんど新人)。
なのに観返す度に段々と面白いような気がしてくる・・・のはきっと錯覚だw

妹「ど、どうしようお姉ちゃん。私演技力ないって言われてる(棒読み)」
姉「大人になれば分かるわよお~。演技力より優先すべき何かがあるってえ~」

取りあえずこなたやかがみんが出て来るまでは間違いなく観る。
その頃には演技力や語尾など些細な事と思える自分がいる・・・かもしれないw

【第2話】
モブキャラが話してるのが一番笑えるところとは困ったものだw
今回の姉の語尾はまともだったけど、相変わらず妹の演技力が・・・。
ネタ的にも今週も安定したつまらなさだったw
さあ、来週も観るぞ!

【第3話】
流石に雰囲気にはもう慣れたw
しかし相変わらずネタがな~・・・。
妹は貧乏ネタ、姉はオタクネタ固定ではね~。
そろそろ気持ち良くボケてくれるキャラが欲しい。
ということでつかさの登場はまだですか?

【第4話】
悔しいけど何かちょっと面白かったw
『棒には棒の良さがある!』
姉の語尾も落ち着いてきたし、普通に観れる・・・ような気がするw
さて来週はアニメ店長が登場!・・・のはずw
ということはそろそろこなたも・・・。

【第5話】
予定通りアニメ店長キターー!
そしてこなたとかがみんもキターーー!
{netabare}後姿だけだったけどw{/netabare}
かがみんはかがみんの声だった。
こなたは微妙に違和感が・・・こんな声だったっけ?
ネタは相変わらず微妙だったけど、まあ今日は許すw
つかさも早く出て来ないかな^^

【第6話】
今週はゲストなし。
あの二人だけだとやっぱりキツイw
ネタがどれも古臭いんだよな~。
ただ脳内メーカーのはやったことがあるw
EDが完成したので次回はOP見れるかな?

【第7話】
つかさキターーーーー!
しかしよくよく聞いてみると3人とも声が違うな^^;
時間は残酷や・・・。
今回はネタもまあまあだったし、最後の話もベタだけど良かった。
次回も頑張れ!

【第8話】
ここのところ安定している。
凄く面白い訳じゃないけど^^;
レビューを読み返すと3話まではつまらないと書いている。
そしてヤマカンが絵コンテを書いたのも3話まで。
これは偶然か?w

【第9話】
下敷きがたくさんあるw
今回も中々面白かった。
全10回と聞いた覚えがあるから次回でお終いか。
ようやく調子が出てきたのでもったいない気もするが、ずっと見たいとも思わないw
最終回ではOP入れてね^^;

【第10話と総評】
やっぱり徐々に面白くなってきてる。
でももう最終回^^;
最初はどうなることかと思ったこの作品も、何とか形にはなったかな・・・。
でも監督が違う人で、声優さんも違う人だったらもっと面白くなったかも←結論
で、結局OPはなしですかw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

笑えないコメディ(過激に酷評)

らき☆すたの作者、美水かがみの原作。
同じ世界観での話なので、一応スピンオフ扱いになるのかな?
冒頭で「美水かがみ劇場」
と銘をうって、例のパロディ的な掛け声で始まるとこも同じ。
絡みはしませんが、モブ的にらき☆すたのキャラも出演してます。
ちなみに制作会社は京アニではありません。


主人公の宮河姉妹は貧乏。いつもオナカを空かせています。
貧乏だけどオタクのお姉ちゃんは、漫画とかゲームとかグッズとかについお金を使ってしまい、いつも妹に叱られています。
・・・・というのが話の骨格。
らきすた同様、オタクをネタにしたものが多い日常コメディになっています。


気にしすぎかもしれませんが、なんというか癇に障る作風でした。
ハラペコ貧乏キャラでやるつもりなら、無理にイイ話っぽいものを入れるべきではない、と。

オタクの散財と貧乏を絡めて笑いを取るのは全然構いません。
でもそれなら、徹底してズッコケた話にして明るく笑い飛ばさないと嫌な事を連想せざるをえなくなってしまいます。
大学生や社会人で経済観念が欠如したダメオタクなら餓死しようが世間から後ろ指さされようが知ったこっちゃありませんが、小学生がそのアオりで腹を空かせたり同級生にからかわれてるという設定が、そもそもかなり痛々しいのです。
主人公を変人にして豪快に開き直ったり、現実感のないギャグにしておかないと、保護者が扶養を放棄した児童虐待アニメになります。

なのに、ほのぼのさせようという魂胆なのか、ハンパに姉妹愛でイイ話っぽくオチを付けようとしてるのが救えない。
アホですか?
給食費の話とか、ほんとに激しく不要。

金がない→お腹空いた→お姉ちゃん無駄遣い→コラーーーッ!

これで終わっとけば普通のコメディで済むのに

金がない→お腹空いた→お姉ちゃん無駄遣い→でも妹の事は想ってるよ?→お姉ちゃん好き~
は?
何寝言ってるんですか、この人たち?
アホですか?

もう一回言いますね。

もうね、アホですか?


妹ちゃんが逞しい性格してるのが救いですが、オタクに都合よく解釈した自己弁護のために作ったような、欺瞞に満ちたエセハートルフなんぞ見たくもありません。
子供に満足な文房具の一つも与えてやれないくせに、「保存用と布教用」とかほざいて無駄金使う奴は爆発してしまえばいいと思う。

たかがアニメに、何腹立ててるんだ?と、自分で思わなくもないですが・・・・^^;
ほんと、笑えない作品でした。ギャクは、らき☆すたばりで面白かったのに。

まったく、もうね、アホですか?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

内容はともかく・・・貧乏話は泣けます

一話5分程度で全部で10話です

オタクで浪費癖がひどいお姉ちゃん「ひなた」ちゃん(21歳)と
そんなお姉ちゃんをけなげに諭す妹の「ひかげ」ちゃん(小学4年生)
のお話です
ひなたちゃんは「らきすた」にモブキャラで登場してたそうで
いわゆるスピンオフ作品です

「貧乏」をテーマにした内容ですが悲壮感はまったくありません

お話は
ほとんどが
ひなたちゃんとひかげちゃんのやりとり
というより
貧乏をネタにした
ひなたちゃんのボケと
ひかげちゃんのツッコミ
という感じです

後半には
ほっこり心あたたまるお話も入ってたり
最後はひなたちゃんがお姉さんらしいところをちょこっと見せて
涙を誘います

なにより
エンディングがとても泣けましたね

予算の関係で5話まで
途中までしか流されなかった
ひなたちゃんとひかげちゃんのデュエット曲
タイトルはズバリ
「MAKEGUMI」(負け組み)(ToT

{netabare}もやし炒め 35円♪
豆腐特売 3パック100円♪
カレーライス 具はない♪
カップラーメン なんてご馳走♪

お肉は 幻の 食べ物♪{/netabare}

って
なんだか
貧乏生活の感触がひしひしと伝わってきて
涙無しでは聴けない曲です

でも
そういえば
近所のスーパーで
もやし1袋(200グラム)19円で売ってたな^^

お豆腐"3丁"で100円なら安いけど
お豆腐の大きさにもよるんじゃない
ちなみに近所のスーパーは2丁で98円

具なしカレーはあんまりだけど
ゴハンだけ炒めてカレールーだけで味付けなんてしょっちゅうやってるし

お肉も高いけど
最近はお魚も結構高いんだよ

な~んて
ちょっと辛辣なことも言いたくなる歌ですね

安い晩御飯を食べながら観るのに丁度いいお話でした^^


余談で
{netabare}オープニングの
"月9だよ~全員集合~"
の掛け声や
エンディングでひなたちゃんとひかげちゃんが踊ってた
ダンスって(へんなお~じさん♪みたいな^^)
"ド○フ"を意識してたのかな?
私気になります!!

あ~
年齢を推測しないで!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

54.5 18 ほのぼのアニメランキング18位
ゆるめいつ は?(OVA)

2011年6月24日
★★★★☆ 3.1 (40)
122人が棚に入れました
ゆるめいつ は?の映像世界:大学受験のために上京してきた浪人生・相田ゆるめとベテラン浪人生であるアパートの住人である、田中くみ、川野サエ、松吉。そんな四人がいつものように“ゆる〜さと、まったり〜さ”で人生の辛さを忘れていた。ある日、サエの妹が、姉の不出来ッぷりを心配してやってきた!しっかりしているようで実は…なサエの妹が加わりさらに???な状況に!

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

Like A Rolling Stone B

原作未読

大学受験浪人生だらけのアパートに入居することになった相田ゆるめと周囲の日常を描いたOVAの続編です。

1期のレビューはこちら(読まなくても差し支えありません)
http://www.anikore.jp/review/453593/

本編では、日常だけではなく、非日常(+非現実的)な話も加わっていますが、それが物語を面白い方向に向かわせているのかというと、そうとも言い難いですね。基本的には、ゆるゆる、ぐだぐだ、だめだめであることは前作から変化ないのですが、非日常が加わった分だけ、それが徹底できなくなってしまったという印象です。

勉強を全くしない浪人生ということさえ除けば、取り立てて責められるべき要素もある訳でもなし、毒にも薬にもならないアニメです。作風さえ徹底できれば、これはこれでアリなのではないかと思わせてくれる作品でした。余りお勧めはしませんけれど(笑)。

こんな日常では、ゆるめちゃんはもう這い上がれませんね・・・。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

妹CV竹達彩奈のキャラ性を活かせてない、残念作品

原作未読。前作『ゆるめいつ』視聴レビュー済み。
1話5分の6話構成。
いつものメンバーの所に、サエの妹がやってくる話。

前作より外に出ていく話やファンタジー要素が多かったように感じました。世界が広がった感じ。
貧乏浪人生がアパートで限られた空間でゆるーい日常送ってるのが魅力的だったので、なんだか少し残念でした。

新キャラの妹も影が薄く、あまり目立ってないし既存メンバーとの関係性も描かれないので、いなくてもいいかなって感じでした。妹より松吉の方が愛されキャラ感あるのはどうなのか。

セミ怪人の話も無くなってしまったし、日常話も期待していたものと違くなっていたので前作より評価低めとなりました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

商店街の福引1等が海外旅行で行き先ロシアで片道とかww

DVDくくりで連続視聴

特に前のDVDと変化はありませんねw

しいて言えば妹が初登場したくらいです。TV版と同じでなかなかに無愛想。

ストーリーも商店街の福引1等が海外旅行で行き先ロシアでしかも片道という相変わらず突拍子もない展開、どうやって戻ってくるのかなと考えていたらかなりふざけた戻りかただったような

ギャグのバランスなども考えると前作の方がまだ楽しめた。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
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