萌えおすすめアニメランキング 129

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの萌え成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番の萌えおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.0 1 萌えアニメランキング1位
六畳間の侵略者!?(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1175)
7085人が棚に入れました
高校入学から一人暮らしを始めることになった苦学生、里見孝太郎が見つけた家賃五千円の格安物件。その部屋“こころな荘一〇六号室”は…狙われていた!意外なところからつぎつぎ現れる可愛い侵略者たちと、孝太郎との壮絶な(?)闘いの火花が、たった六畳の空間に散りまくる!健速が紡ぐ急転直下のドタバトルラブコメ、ぎゅぎゅっと始まります。

声優・キャラクター
中村悠一、鈴木絵理、大森日雅、田澤茉純、長縄まりあ、鈴木達央、竹達彩奈、悠木碧、早見沙織、高本めぐみ、洲崎綾、田村ゆかり、鬼頭明里
ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハーレム物だけど、意外と良かったかな。

全話みた感想です。

{netabare}
幽霊の女の子、魔法少女、宇宙人の女の子、地底人女の子、大家さんの女の子、地球人の女の子に、囲まれて普通とはちょっと違うハーレム状態?でしたが、以外とおもしろかった。

主人公は、普通の地球の男の子見たいな設定だけど、この部屋にいた幽霊の女の子が普通に見えた時点で、もう普通じゃないよね。
あと、どんどん強くなってってるみたいだけど、なんか特殊な人みたい。最後まで、正体はわからなかったけど、なんかあるのかな?
一番強いのは、アパートを壊されたときの大家さんって設定もよかった。

特殊な設定だったけど、それぞれの女の子に敵がいて、その敵を倒していくんだけど、そんなに思い設定はなかったけど、楽しめました。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

侵略恋♪バトル

なんか面白そうな設定だなって思って観てみたハイテンションハーレムラブコメ。

でもハーレム物って感じしなかったなぁ、、、どっちかって言うと家族物に近い感じ?
観てて微笑ましい気持ちになりました。

とりあえずハーレム物なので女の子いっぱい。
でも普通の女の子はいないんだよね~w
幽霊とか宇宙人とか地底人とかコスプレしょ…げふんげふん魔法少女とかとか。
でもみんな可愛い!
一番はゆりかふぁいおーことレインボーゆりかちゃん!
声が好きだなー、脳みそが蕩けますw

メインヒロインの声優、新人さんばっかしだったみたいだけどみんなはまってたね。
上手いとか下手とかじゃなくはまってた。

その四人が歌ってたOPあれ好き。
これからも頑張ってほしいです!応援してます!!

なんか原作は7巻からが面白くてこれは7巻までの内容だったみたいだから二期あるといいな。
楽しみに待ってます!

、、、長い年月が経った。二期はさすがに厳しいか?
原作読もうにも既刊37巻って、、、頼む!二期を作ってくれぇ!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 29

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

多種多様な人物が六畳間を巡って織り成すドタバタコメディー

主人公をはじめとして、幽霊、地底人、魔法使い、未来人(とその部下)、ギャグ的に強い主人公の同級生の大家さんが織り成すドタバタコメディー。1話で一気にこれらが揃うので、最初はキャラの多さに面食らうが、少なくともアニメではこれ以降レギュラーキャラは増えない。魔法使いと主人公の先輩(女)との友情も良い。基本はコメディーだが、主人公がヒロインを救う話もある。正直幽霊の早苗と未来人救う話はあまり面白くなかったが、地底人と魔法使いのユリカちゃんを救う話は良かった。憑依されたり操られる埴輪を見たりしているからか、早苗や地底人、未来人についてはあっさりと受け入れる癖に、いくらユリカが抜けっぽいとはいえ魔法使いだけは頑なに認めない主人公にはイラッとした。明確な理由もなくギャグで魔法使いは認めませんと流されると辟易する。
女キャラは可愛い。幽霊の早苗が主人公に憑依している時が可愛い。憑依と聞くと体が乗っ取られるのを想像するが、この作品での憑依とは、早苗が主人公に抱き付くだけである。はっきり言って羨ましい。地底人は有能でインテリっぽく、おっぱいがでかい。良い大和撫子。未来人は若干横暴だが、部下が冷静で可愛い。ただし、カブトムシに対してヒステリックを起こすのが難点。魔法使いのユリカはツインテールが似合っているしアホ可愛い。大家さんは基本的に優しくてかわいい。主人公の先輩も病弱で可愛い。主人公も、魔法使いを認めない頑固さ以外は、好青年で印象は良い。
声優は、中村悠一と早見沙織、高本めぐみが好きなのと、二つの埴輪が竹達と悠木だったこと、敵役に忠芳が出ていた事、ユリカ役の人がハマっていたので、それなりに評価。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10

88.3 2 萌えアニメランキング2位
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (8283)
34278人が棚に入れました
波乱のない普通の人生を志向する男子高校生・高坂京介は、数年前から中学生の妹・高坂桐乃から挨拶もされずまるで汚物を見るかのように蔑んだ視線を送られるだけの冷え切った関係になっていた。京介自身もまた非凡な才能に溢れる生意気な妹を嫌っており、そんな状態がこれからもずっと続くかに思われていた。ところがある日、京介は自分の家の玄関で、高坂家では自分も含めて誰も見そうに無い魔法少女アニメ『星くず☆うぃっちメルル』のDVDケースが落ちているのを発見する。しかも、そのDVDケースには『メルル』のDVDでなくアダルトゲーム『妹と恋しよっ♪』が入っていた。京介は夕食の卓を囲みながら両親に『メルル』の話題をそれとなく振ってみるが両親、特に警察官である父親はおたくに対する偏見が非常に強く否定的な反応が返って来るのみであった。ただ一人あからさまに不審な反応を返したのは、持ち主としては最もありそうにないと思えた妹の桐乃であった。

声優・キャラクター
竹達彩奈、中村悠一、花澤香菜、生天目仁美、佐藤聡美、早見沙織、田村ゆかり、立木文彦、渡辺明乃

Archer さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ものすごい話題になってた割には・・・

放送される前からライトノベルも売れまくりで
ものすごい話題になってた割には
自分にはあまり新鮮味が感じられなかったかな・・

もともとこのジャンルの作品にそこまで興味がないというのもあると思うんですが

妹の暴君振りが・・・あれはアニメであるから許されるわけで
現実にあんなのがいたら結構大変だなと思ってしまいます。
これが最近はやりのツンデレなんでしょうか?
自分はあまりそそられないかな?と思ってしまいました。

声優さんは中村さん花澤さん竹達さんと豪華だと思います。
音楽に関しては個人的にclaris好きなので高めで。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

俺がこんなアニメを観るわけがない!?(87点)

TV12話+ネット4話
(ネットはTVの12話目から別展開へ)
ラノベ原作。原作未読。

個人的満足点:87点
アニメ系統:ホームコメディ(熱い)


「俺がこんなアニメを観るわけがない!」そう思っていた。

ラノベ時代から相当人気があることは知っていた。
しかし、私は手に取ることさえしなかった。
どうせゆるい妹萌えアニメ(ラノベ)なんだろ?と思っていた。

しかしながら、何故かこのアニメは人気がある。
何故だ?ただの妹萌えアニメじゃないのか?
私はそんな疑問を抱えたまま悶々としていた。
そして、私の関心は次第に強まっていった。

私はこの悶々とした気持ちを解消すべく
そして、真実を確かめるため、意を決して視聴することにした。


・・・・自分の過ちに気づくのに時間は必要なかった。


冒頭からのアニキの台詞。
「つまり、何が言いたいかというとだな」
と私ご用達のキメ台詞!
もはやすでにこの時点で私の心はがっちりキャッチされていた。

そして、その後押し寄せる怒涛のツンツン妹。
そして、美味しそうな落し物w
この時点でノックアウト。

久しぶりに一気に完走した。
それほど、自分には合っていた。

設定もありがちだが、ぶっ飛んだ所もあり面白い。
桐乃のツンデレ・オタクっぷりがたまらんw
オタクではあるが、キモさはなく、可愛らしく描かれている。
そして、アニキの切れのあるしゃべりと突っ込みがまたすばらしい。
そして、何かとかっこよさを魅せるアニキ。

妹の力になってやりたいという熱いアニキに好感がもてた。
ちょっと言いなりになりすぎじゃね?という突っ込みが
聞こえてきそうだが、個人的にはそれはそれでありかと思う。
そして意外にも桐乃も熱い。
自分の思いをぶつけるときの語りが熱い。
兄妹そろって熱い。

物語も意外にもしっかりしているように思えた。
実は結構深いテーマを扱っているのではと個人的には思っている。
オタク問題、偏見への挑戦!私はそうとらえている。

そのテーマの元、妹の心の葛藤、アニキの思いやりが表現されているように思う。
笑いあり、感動ありで想像していた妹萌え物とは違っていた。

ただし注意点もある。
桐乃のツンデレはかなりキツ目なので
ツンデレ苦手の人は辛いかもしれない。
人によって殺意をおぼえるかもしれない。

個人的ツンデレ指標からいうと
ツンツンツンデレぐらいだw
私はまったく問題なかった・・・否、むしろもっと(ry

その他のキャラもなかなか個性的で
黒猫は特にいい味を出していたと思う。
麻奈実のおっとりした感じも何か良かった。

そんなキャラ達を演じる声優陣も豪華。
特に黒猫演じる花澤さんは非常に良かった。
そのボイスでもっと「にいさん」と言ってくれw

作画もすっきりで見やすく好み。
女性陣は可愛く描かれていた。

OP曲はClariSが歌う。
彼女達の歌は個人的に好きなので、非常によかった。
ED曲は毎話変わるという凝りよう。

私個人としては相当満足できるアニメだった。
私のように「どうせ妹萌えアニメだろ?」と思っている方は
1度視聴されてみてはどうだろうか。
意外にも気に入るのではないだろうかと思う。

原作はまだ続いているようだし、
その後の展開が気になる部分も多々ある。
2期も是非作っていただきたいものである。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというとだな

俺がこんなアニメを観ないわけがない!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 98

<落し神> さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ツンデレサイコー!!!

俺の妹がこんなにかわいいわけがない拝見させていただきました
最初は普通の妹・兄の関係でしたがある日妹の秘密を兄は知ってしまうんです
そこから<俺の妹がこんなにかわいいわけがない>が始まります
まずはなんと言っても妹のデレぐわいです
兄にはいつもツンツンしてるが実は・・・・・
兄が好きだったりして・・・的な感じです

そして兄の行動です
まず兄は妹が大嫌いです
しかし嫌いな妹に頼まれたことはなぜかしたがってしまうという兄と妹の微妙な関係もまたいいです

最後に<俺の妹がこんなにかわいいわけがない>
マジでマジでママジでマジでジで
面白いのでみてください!!!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

86.6 3 萌えアニメランキング3位
らき☆すた(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3595)
17590人が棚に入れました
そもそもは、連載を予定していた作品ではなく、コンプティークで急にページが空いてしまい、そこを埋めるために掲載したのが始まりだが、人気を博したため連載となった。タイトルは、“Lucky Star(ラッキースター)”の意味であり、単行本表紙のロゴにもデザインされている。連載開始時は、主な登場人物4名は高校1年生で、実際の年度が進むと共に2年生、さらに3年生へと進級している(アニメの開始時点では2年生)。ほとんどのキャラクターが左利きである。
女の子たちの、まったり、ゆる~いふだんの生活を描く。

声優・キャラクター
平野綾、加藤英美里、福原香織、遠藤綾、今野宏美、白石稔、長谷川静香、茅原実里、ささきのぞみ、清水香里、前田このみ、西原さおり、平松広和、井上喜久子、古澤徹、小菅真美

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

曖昧3センチ そりゃぷにってことかい?

曖昧3センチ→大体3くらい→円周率→π→おっぱい→ぷにっ
という説があります。畑亜貴さんの発想力は神がかってますねw

原作は萌え4コマ漫画。
ハルヒで一躍注目を浴びた京アニ制作。全24話。

まずOPに度肝を抜かれましたね。キャラを踊らせてくるだろうとは予想してましたが
予想以上にキャラがクネクネ動いており、思わず何度も見返してしまいました。
歌詞も曲も電波っぷりが強烈で、とてもクセになります。

で、内容ですが1話が一番微妙。淡々とし過ぎていて演出にメリハリがありません。
しかし2話は演出レベルが格段に上がっていると感じ、それ以降は毎回楽しめました。
1話で切っちゃうのは勿体ないですね。

基本的にキャラの会話劇主体の作品です。あるあるネタやオタクネタ、
爆笑はなくともクスっと笑えてしまうネタが盛り沢山です。
そして何よりキャラに萌えますね。デフォルメチックなキャラデザが可愛らしい。

私の一番のお気に入りキャラは柊かがみ。
典型的なツンデレキャラで、ツンデレ好きにはたまらないと思います(笑)

不満な点は2クール目以降のED。実験的な演出が多く見受けられる本作ですが、
実写は流石にやり過ぎ。正直萎えました。白石稔は嫌いじゃないんですけどね。

作品の性質からして一気見するようなものではないと思います。
一気見だと流石に飽きがくると思うので1日1~2話のペースで見るのが最適でしょうか。
また、作業用BGM代わりに垂れ流すってのもアリですね。

最後に、つかさのキャラソンがお勧めです。
キャラソンCDが多く出てますが、つかさのキャラソンは群を抜いて素晴らしい出来です。
失敗だって Good night! 寝逃げすることも悪くないよね♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 45
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

内容が無いよう。それなのにヒットしたワケは……

原作未読。

テーマは「共感」。
女子高生4人組を中心とする、「あるあるネタ」集。

0.とりとめのない会話
1.日常生活であるある
2.学校生活であるある
3.食生活であるある
4.家族であるある
5.時事ネタであるある
6.オタクネタであるある

こんなところでしょう。

問題は6番。
ほぼ主人公と言ってもいい、泉こなた(いずみ こなた)が6番を連発します。
したがって、ある程度知識があったほうが面白いと思います。

・Kanonなどの京アニが手がけたKey作品
・涼宮ハルヒの憂鬱
・ポケモンやドラクエなどのヒットゲーム
・ガンダムなどの知名度の高いアニメ
・オンラインゲーム
・コミケ

このあたりに詳しければ、より楽しめますね。
……とはいうものの、実は知らなくても大丈夫です。
周囲のキャラクターが一般人なので、「知らない側に共感」できます。
オタク、そこそこ詳しい人、少しだけ知っている人、全然知らない人。
キャラクター配置が絶妙ですねー。


ストーリーはほぼありません。
ただ単に、日常会話と「あるあるネタ」を流してるだけ。
声優も遊んでます。
会話にアドリブを多く取り入れているそうです。
正直なところ、ラジオでやっても変わらないのでは? と思いました。


とにかく頭を使わずに見られます。
私は、寝る前のヒーリングアニメとして見ていました。
重要な話はほとんどありません。
1話飛ばしても気付きません。


さて、そんなアニメが大ヒットした要因には、OPテーマがあげられると思います。
一度視聴したら忘れない、ユニークな曲と振り付け。
放送当時はニコニコ動画が全盛期で、多くの動画でこのOPが使われていました。

そこからリンクをたどって本編を見る人が現れます。
すると、「あるあるネタ」とパロディの豊富さ、キャラデザイン、ご当地ネタ(聖地巡礼の元)にひかれる人が現れます。
そして、そんな視聴者同士が共感しあって、どんどん大きくなっていったのだと思います。

おそらく制作サイドもそれを見越して作ったのでしょう。
今でいう違法視聴とコミュニティを利用したわけです。


……で、実際に面白かったかと聞かれると微妙です。
特に前半はあまりのゆるさに断念しかけました。
それでも、中盤あたりになるとキャラクターに慣れてきます。
おかげでネタの質が上がったように感じます。

また、終盤には唐突ながら感動シーンが。
そして、実は{netabare}OPテーマ{/netabare}が伏線になっているという意外な作り。
{netabare}
最終話でOPテーマを踊ったときには正直感心しました。
{/netabare}

時間はかかりましたが、内容重視の私が最後まで見られた理由は4つ。

・まったりとした安心感
・パロディの元ネタが分かったときのうれしさ
・耳に残るOPテーマ
・少しずつ良くなっていく(ように感じる)ネタの質

まとめると、

「これと言って面白いわけではない。しかし、慣れてくると、惰性で見てしまい、気がついたら見終わっていた」

という感じです。
まさに日常系ですね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 68

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

日常系が日常系にして在らず

ほのぼの系の女子高生達の日常を描いたアニメだが、日常が日常にして在らず!!
日常の何気ない疑問から、ヲタ的要素の突っ込みどころが多くて非常に面白かった♪♪

作画に関しては、流石は京アニ!!素晴らしいの一言につきる!!
音楽に関してはOPがグンを抜いてますね♪
最後に皆で踊ってくれたシーンが非常に私は好きでした!!

ハルヒからこなたへの声の変わりようは、【平野綾】は流石としか言いようがない!!
いろいろと叩かれていますが、やはり彼女の声優としての実力の高さが伺えます!!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

91.6 4 萌えアニメランキング4位
映画けいおん!(アニメ映画)

2011年12月3日
★★★★★ 4.3 (3040)
15412人が棚に入れました
「放課後リターンズ!」「けいおん!」は、いつでも進行形!!あの大人気TVシリーズが遂に映画化!TVシリーズでは描かれなかった、桜が丘高校在学中の軽音部5人の繰り広げるゆるやか部活ライフを描く。卒業を控えた軽音部3年生 唯、澪、律、紬の4人は、いつもどおり部室でお茶したり、バンドの方向性を話し合ったり?とゆるやかな時間を送っていた。そんなある日、教室で同級生たちが「卒業旅行」を企画していることを知り、唯たちも卒業旅行に行こうということになる。そのことを聞いた梓も参加することになり、各自、候補地の希望を出す中、くじ引きの 結果「ロンドン」へ行くことに決定!ガイドブック等旅行の準備をしながら、各自、ロンドンへの思いをはせる。

声優・キャラクター
豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈、真田アサミ、米澤円、藤東知夏、永田依子

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ファンには嬉しい大満足の劇場版でした( *・ω・)ノ

■けいおん!!!3期を期待せずにはいられなくなっちゃいますね‥…━━ *  m(゚▽゚* ) ホシニネガイヲ・・・
まさか、生まれて初めて公開初日に映画を観に行くことになるなんて思ってもいなかったです!
それだけ期待もしてたし、好きな作品のひとつだったんですよね(^ー^* )フフ♪
そしていざ劇場へ||ヽ(*゚▽゚*)ノミ|Ю ワタシノセキハドコ♪
上映時間116分・・・「けいおん!」らしさがたっぷり詰まったあっという間の至福の時間でした
♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ
 
劇場版でも、監督に山田尚子さん、脚本に吉田玲子さん、キャラデザに堀口悠紀子さんといった主要どころが女性スタッフ中心に制作されているので、キャラのちょっとした行動や仕草、思考や感性が等身大の女子高生として描かれているところは相変らずでとっても好感がもてました。
それと劇場版「けいおん!」の予告PVでも知らされていたように、卒業旅行で海外へ行く事になるのですけど、ちゃんと海外でも彼女達の「らしさ」が生かされているので、なんだかとっても安心しちゃましたw
それと京都アニメーションの安定感抜群な作画は「これぞプロの仕事」って感じで改めて感心させられちゃいました(゚∇^d) グッ!!

劇場版「けいおん!」はTVシリーズで培ってきた良いところを、背伸びさせずにそのまま詰め込みましたって印象なのです。
TVシリーズの延長線上で違和感なく楽しむ事ができるので、ティータイムに紅茶を飲んで
C=(^◇^ ; ホッ!っとするような感覚にさせてくれました♪
いつもでもどこでも変わらない「け」「い」「お」「ん」「ぶ」が観られるのが劇場版「けいおん!」の良い所なのでしょうね(*゚▽゚)ノ
けいおんファンにとって劇場版「けいおん!」は間違いなく大成功といえる作品だとおもいます!
まだ「けいおん!」を観たことないっていう方は是非TVアニメシリーズを観てから視聴することをお薦めします♪

アタシσ(゚-^*)にとって色々懐かしい気持ちにさせてくれるのが「けいおん!」って作品なので文句なしで観て良かったです(*^o^*)
学生時代の友達との思い出、バンド仲間との時間、海外で知り合いにバッタリ会ったときの感動などなどw
家に帰った後に愛用の楽器たちと戯れたことは言うまでもありません《《《《♪♪(*´▽`*)ノ゛

そういえば、漫画は唯ちゃん達の卒業組みとあずにゃん達の高校生組みが並行してそれぞれ連載中なのでアニメ化を否応なしで期待せずにはいられないですよね♪
また新しい「けいおん」と出逢えることを楽しみにしてます☆⌒ヽ(*'、^*)

2011.12.04・第一の手記

投稿 : 2024/04/27
♥ : 80
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

けいおんシリーズの魅力が詰まってる。元気のないときに見ようc(-。-,,)c)~

原作未読。
けいおん1期、2期ともに視聴済み。

1期レビュー→ http://www.anikore.jp/review/408583
2期レビュー→ http://www.anikore.jp/review/413114

劇場版は時系列でいうと、けいおん2期の終盤間際、23~24話の辺りです。
どのようにして24話につながったのか、裏話が描かれています。
視聴後、もう一度、けいおん2期の終盤を見直したくなりました。


けいおんは「日常の中にある楽しさ」がテーマだと考えています。
その日常の中で、「山」となるイベントが含まれています。
その中でも最も大きいであろう山が丁寧に描かれています。

イベントですから、正確には日常ではなく非日常です。
しかし、日常の延長線上にある「ちょっと大きな日常」といってもいいくらい、自然なキャラクターの姿が表現されています。
キャラクターの細かいしぐさ、テーブルの上に置かれた小物、背景のいたずら書き。
そんなさりげない描写ですら、楽しい日常を感じさせてくれます。

「ああ、またボケやツッコミをしながら壁に落書したんだろうなぁ」
「今日あったことをぐだぐだ話しながらお菓子の包み紙で遊んだんだろうなぁ」

なーんて想像してしまいます。

みんなの仲の良さが伝わってきます。
本当に楽しそうです。
こちらまで楽しくなってきます。
何ていえばいいんでしょう。
ペットのしぐさに癒やされる感じでしょうか?
{netabare}あずきゃっとc(-。-,,)c)~{/netabare}

日常の枠をギリギリこえない、楽しさがテーマの物語。
そして、感動も忘れていません。

「けいおんシリーズの魅力とはこういうものだ!」とうまく伝わった作品だと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 93

VAЯOSH さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

一度は観るべし。時間があるなら二度観るべし。

最近のアニメで名作と言えばこの「けいおん!」は
必ずと言っていいほどノミネートするでしょう☆

そこまで人気や期待、たくさんの視聴者や興味を持つ人々。
今となっては、大幅な年齢層の人々がこの「けいおん」を
一度は耳にしたことがあるであろう...

さてさて、本題の劇場版についての感想ですが
僕はこの作品を時間がなくて一度しか視聴することが
出来ませんでしたが、、、簡潔にすごく笑えました!!

その笑いには元気をくれる。力をくれる。
そんな笑いを与えてくれました。

舞台は高校の卒業旅行としてロンドンへ行くstoryとなっています!!(。・ω・。)
唯ちゃん、りっちゃんは始まってそうそうから
暴走してくれましたwwww
いきなり劇場内から「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」の声が(笑)

また、この映画の見やすさとしましては
初めて「けいおん!」を観る方でも普通に楽しめます。
というのは、いきなり映画を観て「え??なんだこの話。」
というようにTV放送を観てないと内容が掴めない。
といった事がないんですねコレが☆(ゝω・)v

それに加えて、TV放送を観てきた方も今回は卒業旅行ということでTV放送の話の続編という形になっておりますので
今まで観てきた方にももちろんお楽しみ頂ける作品となっております!!

現代のアニメ業界において、なくてはならない作品だと思います( ´∀`)bグッ!
なので是非とも皆さん、観たことない方は一度観るべし。
観たことある人も、もう一度観る価値はあります。
「けいおん!」を楽しんでください☆

投稿 : 2024/04/27
♥ : 14

84.5 5 萌えアニメランキング5位
ご注文はうさぎですか?(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2386)
11802人が棚に入れました
高校入学を機に木組みの家と石畳の街に引っ越してきたココア。下宿先を探して道に迷う途中、ラビットハウスという名の喫茶店を発見する。その名前からうさぎだらけの喫茶店に違いないと思い店に入ると、そこにはチノという店員の少女と、ティッピーといううさぎがいた。そこで休憩がてら下宿先の場所を尋ねると、なんとこの店こそが探していた自分の下宿先であった。そしてココアは、お世話になる家に奉仕をするという高校の方針により、ラビットハウスの店員として、そしてチノの“自称”姉として働くことになるのであった。

声優・キャラクター
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美、内田真礼、徳井青空、村川梨衣、早見沙織、清川元夢、速水奨

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ご注文はうさぎですか?? 放送開始記念 第12羽「君のためなら寝坊する」視聴。

この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チノの同級生マヤ&メグ、常連客の青山ブルーマウンテン先生も加わって、ラビットハウスは今日もすべてがかわいい!

第1羽「ひと目で尋常でないもふもふだと見抜いたよ」
この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ラビットハウスの一人娘・チノ、アルバイトのリゼともすぐに打ち解け、ココアの賑やかな新生活が始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙

第2羽「小麦を愛した少女と小豆に愛された少女」
新しい学校への登校中にココアは和服の女の子千夜と出会う。
和菓子に奇抜な名前をつける趣味を持っていたり、通う高校が同じだったりする千夜とすぐに打ち解けたココアは、早速休日にチノ、リゼと共にパン作りを始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美

第3羽「初めて酔った日の事憶えてる? 自分の家でキャンプファイヤーしようとしたわよね」
カップを買いにきたココアたちは、リゼの学校の後輩で、千夜と幼なじみのシャロと出会う。
そんな中シャロがいかがわしい店で働いているのではないかと心配する千夜のため、ココアたちはシャロのバイト先に潜入することに。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐藤聡美、内田真礼、種田梨沙

第4羽「ラッキーアイテムは野菜と罪と罰」
カフェ・ド・マンシーというコーヒー占いを見たココアは、チノにやり方を教えてもらいチノ・リゼ・ティッピーの運勢を占う。
その後なぜかココアの身に次々と不幸な事が起こっていき…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、水瀬いのり

第5羽「ココアと悪意なき殺意」
学校の球技大会のために千夜と練習をするというココアは、なぜか浮かない顔をしながら先にバイトを上がって公園に向かう。
バドミントンの練習のために遅れて公園に行ったチノとリゼは、広場で倒れているココアと千夜を発見する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美

第6羽「お話をするお話」
ココアが帰宅するとチノの同級生、マヤとメグがラビットハウスの制服姿で店の手伝いをしていた。
マヤとメグはすぐにココアやリゼとも仲良くなるが、それを見ていたチノはなぜかもやもやする気持ちを抱き始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第7羽「Call Me Sister」
チノの様子が普段と違うことに気付いたリゼ。
ココアに聞いてみると、チノが楽しみにしていたパズルをほぼ完成させてしまったのが原因だった。
姉失格だとショックを受けたココアは店を飛び出してしまい…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、内田真礼、村川梨衣

第8羽「プールに濡れて 雨に濡れて涙に濡れて」
温泉プールに遊びに来たココア達は、シャロがリゼに泳ぎ方を教えたり、息止め勝負をしたりとプールを満喫していた。
そんな中チノと千夜はチェスを始めるが、その勝負の先に待ち受けるものとは!?

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、種田梨沙、内田真礼

第9羽「青山スランプマウンテン」
チノが歩いて帰っていると、公園の方から原稿用紙で作られた紙飛行機が飛んできた。
その紙飛行機は小説家の仕事を辞めたという青山ブルーマウンテンのもので、チノはそんな彼女をラビットハウスに連れてくる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、早見沙織

第10羽「対お姉ちゃん用決戦部隊、通称チマメ隊」
千夜の家でテスト前の勉強合宿をしているココアがラビットハウスにいないある日、マヤとメグがチノの家にお泊りに来る。
店の手伝いをするチノ・マヤ・メグを見たリゼは3人合わせて「チマメ」と命名する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第11羽「少女は赤い外套を纏いウサギを駆りて聖夜の空を行く」
クリスマスマーケットでの買い物中に、ココア達はクリスマスパーティーの計画を立てる。
そしてクリスマス当日、ココア達にマヤ、メグ、青山さんも加わり賑やかなクリスマスパーティーが始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、徳井青空、村川梨衣

第12羽「君のためなら寝坊する」
登校中にココアの異変に気付いたチノ。
ココアは高熱で、リゼや千夜がお見舞いに来てくれたがなかなか熱が下がらなかった。
夜になって切れてしまった風邪薬を求めチノは一人で雪道に出ていく…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美、早見沙織

【アニメキャラの魅力】ラビットハウスの小さなバリスタ「香風智乃」の魅力とは?
ラビットハウスの一人娘「チノ」。本名は「香風智乃」。その由来はカプチーノから。イメージカラーは薄い青色で、髪の色や制服もその色です。作者が幕間で不思議の国のアリスの服を着せたチノを描いているのですが、どのチノもとにかく可愛いくチノファンならずとも必見なのです!普段はアンゴラうさぎのティッピーを頭にのせた、落ち着いていて大人っぽく見えるチノ。しかし、そこはまだまだ中学生の女の子。時々かわいらしい子供っぽさも見せてくれます。

■ちっちゃくても一人前なんです!
『ご注文はうさぎですか?』に登場するメインキャラクターの中でもチノは一番小さいです。幼いその外見から、喫茶店の店員としてはまだまだ・・・と思いきや、一人前のバリスタなのです。サイフォンを使ってコーヒーを淹れるのは朝飯前。香りを確認するだけで、コーヒー豆の品種を当てることもできます。ココアはいくらやっても当てられないのに・・・。さらに“カフェ・ド・マンシー”という占いもできます(カプチーノ限定)。

しかし、そんなチノにもコーヒーに関して弱点があります。なんとブラックコーヒーが飲めません。ブラックコーヒーが苦手な女の子というのは普通かもしれませんが、喫茶店でコーヒーに明るいバリスタとなると話は別です。しかしそのギャップがとっても可愛いのです。ちなみにラテアートも苦手なチノ。見事(?)な画伯ぶりを発揮してくれます。

■年相応に苦手なものも多いチノ
チノはまだ中学生なので、実は苦手なものも多いです。例えばトマトジュース。運動も苦手なようで、自転車も思うように乗れません。スポーツ大会前にバトミントンの練習をする際に「ティッピーが頭に乗っていれば2倍の力をだせる」と子供のような言い訳をしています。ついでに美術関係も苦手な画伯です。

しかも、苦手なことに対して下手な言い訳をしたりするので、普段の落ち着いた様子とのギャップが可愛さを際立たせるのです。

■チノはココアのことが・・・?
チノは意外と素直でない部分もあり、それは特にココアに対して発揮されます。好きな子には冷たく当たってしまうと言いますが、まさにそんな感じでしょうか。それに気づかず、必死にチノの機嫌を取ろうとするココアもまた可愛いですけどね。

ちなみに本人はココアのことが気に入っていることを認めたくない様子。リゼいわく「ただ照れてるだけ」とのこと。ココアのことを意識してしまうあまり、傍からみたら不自然な態度をとってしまうのですね。そんなチノもまた可愛く魅力的です。

チノがココアのことを意識しているのはバレバレで、ココアがチノと同級生のマヤやメグと仲良くしているのを見ると「もやもやする」と言ってしまったり、ココアのいない連休にはオーダーに関係なく“ホットココア”を作りまくってしまうほど。いつかチノがココアに対して素直になれる日はくるのでしょうか?

しっかりしているのになかなかその思いを素直に表せない、典型的な弱点をもつチノ。そんなチノですが、ときどき柔らかな微笑みを浮かべる事があります。なかなかお目にかかれませんが、チノが小さく微笑むシーンは、読者や視聴者をほっこりした気持ちにさせてくれます。まだ知らない、観たことがないなんて方には是非、チノの魅力を作品を通してご堪能頂ければと思います。『ご注文はうさぎですか?』おすすめです。

【アニメキャラの魅力】常識人のツッコミ役!?軍人系美少女「天々座リゼ」の魅力とは?
すごく噛みそうな名前の少女「天々座リゼ」。本人も読みにくいと自覚しているらしく、シャロに向けて「リゼでいい」と言っています。名前の由来はテデザリゼという紅茶から。凄く香りのいい紅茶らしいです。イメージカラーは紫で、お店でも紫色の制服を着用してます。

■あまりにも印象的な初登場
リゼの初登場は、「下着姿」「クローゼットの中に隠れていた状態」「拳銃片手」というもの。その状態で「あやしい奴め」とココアに銃をつきつけますが、ココアには「この状況で怪しいのはどっちだろう?」と冷静に頭の中でツッコミを入れられてしまいます。彼女は可愛い顔をして、頭の中は軍人思考なのです。

■いや、それ銃刀法違反では・・・?
父が軍人で、様々な護身術を身に着けているというリゼ。拳銃やサバイバルナイフを常備しているようです。しかもその拳銃をラビットハウスに置き去りにしたり。シャレになっていません。本人も完全に軍隊系に頭が染まっているようで、潜入や訓練という言葉には敏感に反応します。ラテアートでも戦車を描いていますが、あのラテアートは人間技じゃありません。

■日常のリゼ
軍隊ネタで変わり者っぽく見えるリゼですが、『ご注文はうさぎですか?』の登場キャラの中では、実は一番の常識人です。リゼとシャロ以外の女の子が相当ぶっ飛んでいるという説もありますが・・・。

父親の影響で軍人方面に染まってしまっていることに多少コンプレックスを抱いているところもあるようで、ときどき普通の女の子に憧れる描写があります。特に力持ちと思われるのは嫌な模様。女の子らしくオシャレにも興味があるようで、買った服をすぐに着てしまい、その後に出会ったココアとチノの前であたふたする場面のリゼは、とても普段拳銃を握っている女の子には見えません。

案外リゼも子供っぽいところがある少女なのです。ちょっと褒められると調子にのって張り切ってしまったり、女の子らしい座りかたでジグソーパズルに夢中になってしまったり、歯医者に行くのが苦手で虫歯を我慢したり。ある意味一番普通の可愛さを持つ女の子です。

■貴重なツッコミ
完全に天然ボケなココア。涼しい顔ですっとぼけるチノ。その2人の間でリゼは貴重なツッコミ役です(軍人ネタは除く)。また、千夜とのやりとりは完全にコントで、ひたすらボケる千夜に、リゼが様々なバリエーションでツッコミを入れるのが基本。漫才としては千夜とココアよりも、千夜とリゼの方が相性がよさそう。次々ボケていくキャラの中で、必死にツッコミを入れているリゼに、「お疲れ様です」と敬礼しながら言ってあげたくなります。

リゼは『ご注文はウサギですか?』の中でもっとも感情が顔や行動に出るキャラクターです。普段は軍人思考でキリッとしたところもあるのに、くるくる変わるリゼの様子は、読んでいて「可愛いなぁ」と思える、とっても魅力的なキャラクターなのです。

2015年秋アニメ放送直前! みんなが何を観るかが分かった!
■秋から、「こころぴょんぴょん」再び!
第1位には、もちろん『ご注文はうさぎですか??』! 
ココアやチノたちの日常をまた見られるとあっては、投票しないわけにはいかなかったのでしょうか。

豊作?それとも不作?アニメファンが選ぶ「もっとも期待している2015年秋アニメ作品」
第1位には、2014年4月からアニメ1期が放送され、「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」の流行語を生んだ『ご注文はうさぎですか?』のテレビアニメ第2期にあたる『ご注文はうさぎですか??』が選ばれた。「日常系なので安心してみていられる。癒し。」、「とにかく可愛くて癒されるごちうさ!!おかえりなさい♪」など、とにかくそのほのぼのしたイメージに癒やされたいファン達の思いが、ランキングに反映される形となった。

【速報】『ごちうさ』の第二期タイトルが『ご注文はうさぎですか??』に決定! 放送時期、新ロゴも発表に
2015年6月28日(日)、東京ドームシティホールにて開催された「まんがタイムきららフェスタ2015」にて、『ご注文はうさぎですか?』の第二期となるTVアニメ『ご注文はうさぎですか??』の映像が先行上映された。

映像の中で放送時期が2015年10月であることも発表された。また、映像のラストシーンでは、ココアの姉であるモカらしき人物の姿も確認することができ、ファン達から歓声が起こっていた。

いよいよ放送時期が決定した『ご注文はうさぎですか??』から目が離せなくなりそうだ! さらに、今年のエープリルフールで話題となった『ご注文は魔法少女ですか?』のグッズがコミケ88で発売されることも決定! グッズ内容などの詳細はまだ発表されていないので、続報を心待ちにしよう。なおイベントの詳細は追ってレポートでお届けしていく予定なので、そちらもお見逃しなく。

魔法少女チノ 華麗に爆誕です! アニメ『ご注文は魔法少女ですか?』公式HPが公開中
2015年4月1日(水)に『ご注文は魔法少女ですか?』の公式HPが公開!? HPではココアお手製の衣装に身を包んだチノの特別ボイスが聞けるようになっていて、魔法少女らしい台詞や、「この服、やっぱり恥ずかしいです」と恥じらう様子を堪能できちゃいます。ぜひとも、ご自身の目と耳でお楽しみください!

『ご注文はうさぎですか?』第2期正式発表に橋本監督「やっと言えました!」
アニメ『ご注文はうさぎですか?』の第2期製作決定が、1月30日午前0時正式に発表された。

発表と同時にアニメ公式サイトは「TVアニメ第2期製作決定です」の文字をキャラクターらが持った新ビジュアルに差し替えられ、また公式Twitterアカウント(@usagi_anime)からも「皆さま、大変お待たせいたしました。正式発表をさせていただきます。」という前置きとともに発表が行われた。

そして公式発表から1分後、本作の監督をつとめる橋本裕之氏も自身のTwitterアカウント(@lainnet01)を通じ、「本日情報解禁になりましたのでお知らせします。ご注文はうさぎですか?第二期が決定しました!やっと言えました!(*^^*)」と報告し、つづけてファン達への感謝の気持ちを綴っている。

今回のアニメ2期製作決定については、学研マーケティングの運営する『学研出版サイト』に掲載された、1月30日発売のアニメ美少女キャラクター雑誌『Megami MAGAZINE 3月号』(学研パブリッシング)の表紙情報で先に明らかになっていた。表紙には「ご注文はうさぎですか?第2期制作決定」と書かれており、ファンの間では近日中の正式発表に「あぁ^~こころがぴょんぴょんするんじゃあ^~」と期待の声が高まっていた。

アニソン好きライターが独断で選んだ「2014年ベストアニソン」
『ご注文はうさぎですか?』の『Daydream cafe』

『ご注文はうさぎですか?』の主演声優陣によって結成された女性声優ユニット、Petit Rabbit'sの『Daydream cafe』(正式な表記は、"cafe"の"e"の上にアクセント)は、個人的に2014年でベストな萌えソング。ひたすら愛らしいキャラクター達が穏やかで幸福な日常を過ごすアニメ本編も大人気で、その劇中のエッセンスをギュッと濃縮して音にしたかのようなこの曲の完成度には、ただただ驚愕させられました。

音も良いんですが、何よりもこの曲の魅力は、やはりその歌詞。ネットでも一時期流行した「こころぴょんぴょん」という神憑り的なフレーズを思い付いた時点で、この曲の勝ちは決まっていたのではないか? と思うくらい、歌詞の力が強い曲です。

登場人物たちのキャラクター性をトリミングした愛らしい言葉遣いの数々に、柔和さとリズム感を同時に有した"ぴょんぴょん""つーんつーん""ふわふわ""どきどき"といった擬音語を多用した歌詞世界は、まるで甘いお菓子の如く甘美でハッピーな雰囲気を漂わせており、聴いているだけで幸せなってきます。それを歌う声優さんたちのユニゾンも完璧で、これこそ正に王道の"萌えソング"であり"声ドルソング"。声と言葉の魅力に溢れた楽曲です。

そして、こんな凄い歌詞を書いたのは誰なのか? と作詞家さんのお名前を確認してみれば、そこにクレジットされているのは畑亜貴先生。

リズミカルな言語感覚を駆使して数多くの大ヒットアニソンを生み出してきた畑先生ですが、2014年もこの『ごちうさ』に『ハナヤマタ』オープニングの『花ハ踊レヤいろはにほ』、『のうりん』の主題歌とした使用された田村ゆかりさんの『秘密の扉から会いにきて』、『さばげぶっ!』エンディングの『ぴてぃぱてぃサバイバード』(これも物凄い言語感覚とリズムに満ちた曲!)と多くの優れたアニソン、声ソンをクリエイトされました。

『ごちうさ』でこころぴょんぴょんした方は、是非ともこれらの楽曲もチェックしてみてください。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

4位:こころぴょんぴょん/あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃ^~(ご注文はうさぎですか?)

マルイで心ぴょんぴょん「ご注文はうさぎですか?」イベントが渋谷で
Koi原作によるTVアニメ「ご注文はうさぎですか?」のグッズ販売や展示を行うイベント「ご注文はOIOIですか? in Shibuya」が、11月14日から25日にかけて、東京のマルイシティ渋谷にて行われた。

本イベントでは「ご注文はうさぎですか?」のラバーストラップや携帯クリーナーといった限定グッズを販売するほか、9月に開催された「Rabbit House Tea Party 2014」にて実際に使用されたステージ衣装を展示。

『ごちうさ』は可愛いだけじゃない?
2014年4月放送中のTVアニメ『ご注文はうさぎですか?』。今年1月に放送された『桜Trick』、そして第二期の放送が決定した『きんいろモザイク』など、近年、このような“日常系”とカテゴライズされるアニメが人気を集めている。

これら“日常系”作品の魅力とはなにか? 過去から現在まで、『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』など、人気アニメの原作を排出し、多数のファンを獲得している『まんがタイムきらら』の編集長に日常系の魅力を伺った。

現在放送中の『ご注文はうさぎですか?』の魅力をおしえていただいた。

「コミックスの帯に『すべてがかわいい』と書いてありますが、そのとおりです。
一見西洋風な世界なのに、和服を着た女の子も登場している。それなのに、画面にハレーションを起こさない。それはKoi先生の美学が作品世界の隅々まで徹底されている故です。
またマスターやティッピーという異質な存在もあります。これらのキャラが入るからこそ、女の子たちの魅力がより際立って見えるんです」

なるほど魅力的なキャラとは、絵の上手い下手だけではないのか。人を惹きつける個性とそれを引き立てる世界観がないといけない。

う~む、ますます奥深く思えてきたぞ。“日常系”の世界!!


2014年4月より6月までTOKYO MXほかにて放送された。同誌連載作品でのテレビアニメ化は、『かなめも』、『きんいろモザイク』に続いて3作目。また、koi作品としては初のテレビアニメ化でもあった。

キャッチコピーは「すべてが、かわいい。」「かわいさだけを、ブレンドしました。」。

2015年1月6日からは、BS11において、本放送と同じ時間枠において、エンドカードを刷新した上で再放送が行われている。

2015年1月、メガミマガジン2015年3月号にてテレビアニメ第2期の制作が発表され、その後アニメ公式サイトほか各種メディアでも順次発表された。

『まんがタイムきらら』関連雑誌連載原作作品でテレビアニメの続編が制作されるのは『ひだまりスケッチ』・『けいおん!』・『きんいろモザイク』に続いて4例目となる。

オープニングテーマ
「Daydream café」

エンディングテーマ
「ぽっぴんジャンプ♪」(第1羽 - 第11羽)
「日常デコレーション」(第12羽)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 48
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

癒し系ですね~^^
チノちゃんもリゼもかわいいです。

そして {netabare} おじいちゃんうさぎ?{/netabare}は見た目のモフモフと、渋い声のギャップがイイデスね♪

■第2話
{netabare}
ライバル店はしゅがりんでしたか^^

チノちゃんがあんこに触るシーンがかわゆす♪
{/netabare}

■第3話~第12話
{netabare}
ついに終わってしまったごちうさTT
毎回ごちうさに癒されていました^^
これはごちうさ難民が大量発生しますね!
{/netabare}

■「てでざりぜ」?
{netabare}
「天々座 理世」って何の由来かと思いきや
そのまんまだったんですね~

・保登 心愛→ホットココア
・香風 智乃→カプチーノ
・宇治松 千夜→宇治抹茶
・桐間 紗路→キリマンジャロ
・天々座 理世→テデザリゼ(紅茶)

他の子はちょっと名前変えてるのに
リゼちゃんだけまんまでした(笑)^^
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 97
ネタバレ

ジョガマヤ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

すべてが現実逃避に最適!

※注意
だんだんと長くなります。
リアルがつまらなくて、一時的でも逃げ出したい人におすすめ。
視聴前は偏見の塊で、見ず嫌いをしていた自分を殴りたい...
一応、基本的な考えを話しておきます。
私は全方位完璧な作品以外「好き」とは言いません。
客観的な視点から見た良さと主観的な立場から見た好みの両方がカンストしないといけません。(面倒な人ですね)
好き、と公言するにはそれなりの責任が伴うのです。

この「ご注文はうさぎですか?」のレビューは主観的面からも、客観的面からもバランス良く見た上で書いています。以下本文

いきなりだが漫画原作者であり創造主でもあるKoi先生の偉大さにはいつも驚かされている。「ご注文はうさぎですか?」はあくまで日常四コマに分類されるので、見かけ上はかわいい女の子たちが平和に過ごしていれば良い。そして大概の人はこの部分に惹かれていき、同時に嫌う者もいる。しかしながら、「ごちうさ」はまるで精巧な機械であり、裏では全てが繋がり、理屈が通っていることがわかる。見かけは1羽完結であって伏線やストーリーは無いように見える。しかし、それはパズルの1ピースであって、ピースを置いていくことで全体像が明らかになっていく。すべての落ちに意味があったことに気付かされる。(詳しく語ると大いなるネタバレになってしまうので、ぜひ個々人で探してほしい)
これをすべてを計画していた、見透かしていたかのようにやり遂げてしまうKoi先生は一体何者なのだろうか。(または先生は創造主という枠を超えた一人の「観測者」であるとも言えそうだ。だれよりも先生自身がごちうさを愛しているのはファンには周知の事実である。)
1期では本質は非常にわかりにくいが、2期、DMS、原作、SFYでは比較的わかりやすいだろう。考察しようと思った者にだけ、深淵を見せてくれる。
1期は設定とキャラの基本性質の露呈、伏線張り、世界観の演出がメインなのでライトな方、いわゆる日常系が好きな方にはウケるだろうが、ここからがこの作品の真髄である。深い。とにかく深い。まさに沼だ。複数本の芯が通っているのだ。本当に「通った」作品である。
そしていわずもがな、すべてがかわいい。(勘違いされがちなのだが、これは前提として、という意味合いなので、かわいい「しかない」というわけではない。それ以上に付加価値が多くあるのだ。)
このように内面も外面も良く、ライトな層にもファンにも楽しめる最強の作品なのであり、これが大人気の理由だと思う。では具体的な話に移る。
あえて日本ではなく、ヨーロッパをかき混ぜたような世界観(フランス、ハンガリー、ドイツなど)にすることで、リアルにあるようでない世界を訪れることが可能。まさに異世界転生や小旅行をしている感覚である。そしてこれが現実でないから良い。3次元から眺める形が一番良い。転生したくはない。あのステキなセカイを崩してしまうのが怖いからである。次は作画について。
背景の木組みの町並みが綺麗すぎる。作画崩壊も皆無(ただ、1期4羽の作画は嫌いな人はいるかもしれない)。1,2期の1,11,12羽は特に素晴らしい。隠れうさぎがいたり、小物にこだわっていたりする。
現実逃避ができるが、それでいてやりすぎるようなこともない。
私は感情移入しすぎてしまうためか、リアルからかけ離れた、現実逃避はできるが、感情が激しく揺れ動いてしまうアニメは見ていると、はっきり言って疲れる。活力を得るためにアニメを見て疲れるのは本末転倒であると思う。
また、原作絵がとてつもなく綺麗で、それを受け継いでいる。
原作絵はキャラだけでなく、周りの小物や背景もかなり丁寧に描いている。
キャラデザも原作に沿っており、癒やしが助長され、嫌なことを忘れられる。
声優さんについては、(演技の上手さだけで判断)名演技が多くあり、キャラクターと相性抜群と言って良い。次は楽曲について。
op,edがポップで可愛いらしく、歌詞も考察しがいのあるものになっている。
もちろん映像と合っているのは当然である。映像と音楽含めてのop,edである。
ごちうさのキャラクターソングの歌詞は考察すればするほど深いものになっていく。特に畑亜貴先生はよくごちうさの世界観、思想を理解しているな、という印象。
劇伴も落ち着いたものが多い割には、印象に残りやすい独特な雰囲気。3拍子が多い感じがする。
加えて、露骨なエロシーンが無いので、安心して見れる。
私は男性向けの巨乳キャラが色気を出すのが好みではないのだ。
みんなの女子力が高いのも魅力。髪型や服装、靴下なんかも結構変わる。
原作絵もとにかくかわいい、綺麗、おしゃれだし、随所に考察ポイントが存在する。アニメから入ったなら絶対に原作も読まないと損である。アニメ、つまり原作のはじめの部分では明らかにはなりにくかった魅力的な本質に、きっと気がつくことができるだろう。(後述)

キャラ(主要10名、ティッピー除く)紹介。いちおう呼び捨てで統一(全員さん付けしたい今日この頃)。
ネタバレタグで囲っておく。
①ココア
{netabare}
出会ってから3秒で友だちになれる(らしい)ほどのコミュニケーション能力の高さ。チノともたった1羽で一緒にお風呂に入ってしまう。年齢も関係なく平等に話せる。笑顔が多いこともポジティブさによる。周囲を動かす行動力を持ちつつも、落ちでは「台無しです」でしまらない。チノへの愛が可愛い。頼りたいし、頼られたいと思わせる欲張りコース。
{/netabare}
②チノ
{netabare}
重たい環境に囲まれていたとき、リゼと出会う。これはチノ父とリゼ父の画策による。さらにココアと出会う。これをきっかけに周囲と打ち解けていき、笑顔も増える。この成長を見守りたいし応援したい護りたい!髪型や服装が頻繁に変わり、女子力が高く、料理上手なのもポイント。ちなみによくチノだけ頭が良くない説が騒がれるが、お嬢様高校も射程圏内だがあえて受験しなかったらしいのでそんなことはない。
{/netabare}
③リゼ
{netabare}
かっこよく、クールだが、可愛いもの好きでギャップあり。ヘタレでもある。
何気にヘアピンや髪型、服装に気を使っていて、オシャレさん。指揮力が高く、面倒見が良い。自分が周囲と浮いていることを気にしている。親しく接してくれるシャロには感謝している。可愛いと言われなれていないために真っ赤になるのも可愛い。護りたいし、護られたい。
{/netabare}
④千夜
{netabare}
シャロとの幼馴染関係がわかり合いつつも、遠慮しちゃう関係で可愛い。
(ご注文はうさぎですか? Wonderful party!に感動、ホカホカエピソードがある)ココアとも完璧なパートナー。メニュー名が面白い。おそらく語彙力の高さがなせる技である。お姉ちゃん、お母さん的面がある。メニュー名は青山と一緒に考えている。基本ボケ担当。会話を回す役割に長けている。あまり表には出さないがおそらく1番の友達思いだと思われる。
{/netabare}
⑤シャロ
{netabare}
真面目で責任感が強く、料理上手。貧乏キャラ設定ではありつつもおしゃれには気を使っている。気を張って頑張りすぎるところがある。(ご注文はうさぎですか? Wonderful Party!(以下WPで表記)参照)コーヒー酔いによるギャップもあり、面倒見が良く、護りたいし、護られたい。千夜の前ではたまにとても素直になることがある。ちなみに、そこまで深刻な金欠ではなく、一人暮らしの仕送りが少なめの大学生程度だと思われる。陶器コレクションにつぎ込んでいるのか?
{/netabare}
⑥マヤ
{netabare}
八重歯、短髪、考えるより先に手が出るタイプとボーイッシュではあるが、髪型などを意外と気にしていたり、相当な友達思いであったり、かなり女の子らしい。褒められると真っ赤になる。ちなみにかなり成績は良い。また、チマメ隊のひっぱり役である。
{/netabare}
⑦メグ
{netabare}
素直でおっとり可愛い。天然タイプで護りたい。マヤとの友情エピソード(バレエ教室にて)が可愛い。心あたたまる。身体的成長は順調だが、精神的成長が順調なチノに若干嫉妬している様子。唯一、ひと目でココアの長所を見抜いた人物。
{/netabare}
⑧青山ブルーマウンテン
{netabare}
何気に小説が映画化、アニメ化している売れっ子作家。お嬢様高校出身で優秀でありつつも、ポンコツさも併せ持つ。性格からか、ココアたちとも敬語なしで仲良く話せている。人見知りだったが、ココアと出会ってから改善されたようだ。シャロ愛がすごい...作家ポジなので、時折物語的視点で私たちと一緒に彼女たちを観察することがある。
{/netabare}
⑨モカ
{netabare}
ココアと似ているところも多いが、違うところも結構ある。ほとんど全員のお姉ちゃんになれるレベルの包容力。泣いてしまうほどの美味しいパン。ぜひ食べてみたい。護られたい。
{/netabare}
⑩タカヒロ
{netabare}
完璧すぎる万能人。ジャズ、経営、吹き矢、交渉などが得意。物語の裏で重要なポジション(サポート役)。というか普通にイケメン。
{/netabare}

話を戻す。萌えアニメはストーリーの起伏が全く無くてなぁなどと言われるが、ごちうさのストーリーにはメリハリがあり、グダグダしない。(昼に盛り上がり、夜でしんみりするパターンが最も多い)イチャイチャはあるが粘着せずに爽やかである。少なくとも他の学園系日常作品とは一線を画している。
それに、チノちゃんを中心にそれぞれの成長を楽しむこともできる。
まさに、ココアさんをきっかけに始まった「魔法のような物語」であり、(手品かも)チノ父、リゼ父、青山先生など大人たちに支えられている物語でもある。
(詳しくはDear My Sister のレビュー参照)
ごちうさのストーリーのテーマとしてあげられるのは他にも、「感謝の輪」「おせっかい」「未知なるセカイの開拓」がある。単なる「ほのぼの」ではない。彼女らなりの葛藤、悩みがあるのだ。勿論仲がとても良いのだが、「遠慮という障壁」が存在して、それらを「おせっかい」でぶち壊す。そしてそれが循環し、「感謝の輪」となる。(これはアニメ化された部分(特に1期)ではわかりにくいので気になる人は原作を読もう!)本気で語ると、長文レビューとなってしまうのでここで止める。(もうすでになっている)
ほんとうの意味(←ココ重要)でのアホキャラがいないのでイライラしない。(私はアホキャラが3人以上登場すると耐えきれなくなります)全員頭が良いと推測できる。(ソース:原作)
また、全員にギャップがあって、それも楽しめる。それ故にそれぞれのキャラを表現するキャラソンが多すぎて、揃えるのが大変である...
ネタについては、デジャブを感じるように仕組んでいるシーンが多くある。これは原作で特に顕著。(「どっちですか」ネタなど...)
もとは4コマであるので頻繁にオチがつく。こんなにしっかりオチを毎回つけるのはかなり難しい。
笑いの質的にはバカ笑いと言うより、じわじわくる感じの笑いである。
1周目はほとんど笑えないが、2周目以降は初見では笑わなかった場面で笑えてくる。しかも、浄化されていくような、誰も傷つかない綺麗な(←ココ重要)笑い...普段の汚い笑いとは全く違う。
友情にじわっとくる話も多数織り込み済み。さらなる友情を求めるならゲーム(WP)をやってみると良い。特に千夜が活躍する。二次創作、妄想も良いだろう。
ありがちな、登場人物は大体同じ学校、年齢でクラスメイトという設定が多くを占める中、学校が全員一緒というわけでもなく、年齢もかなりバラバラな中で築けるあの友情に、敬意を表するべき。素敵と言わざるを得ない。
さらに、時々ヨーロッパ特有の私達のよく知らないものを出してくるので、詳しくなれるというおまけ付きである。
本当に何百周としていても飽きない、見れば見るほど面白い作品だと思う。
考察がまだまだ止まらない。そして、私の人生を救ってくれた作品でもある。
本当にKoi先生には感謝している。ぜひ見ず嫌いせずに、12羽を完走してみてほしい。原作も最新羽まで読むと、よく練り上げられたストーリーや先生のこだわりがわかるはずだ。

1期がいまいち薄かったと思った方が一人でも多くこのレビューたちを見て原作に興味を持ち、驚愕し、ファンになってくれることを心の底から願っている。

とにかく原作を読んでくれ!!それからだ。愛と金と時間を重ねれば、満開の花を咲かす大樹のごとく、太い論理構造の幹をもち、1次創作が互いに影響を与え合い進化し花を咲かせるごちうさの姿を観ることができる。
※私のツイッターアカウント(@blacktea_zygmy)を見て(検索して)いただくと他にも感想考察を読むことが出来ます。イベント前後や原作の更新日などはうるさいです。一通り原作を読み終わった方はどうぞ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10

83.0 6 萌えアニメランキング6位
きんいろモザイク(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1886)
9237人が棚に入れました
イギリスでホームステイをしていた忍に、帰国からしばらく経った高校1年生のある日、一通のエアメールが届く。
差出人はイギリスで出会った少女、アリス。なんと今度はアリスが日本に来るという。アリスと忍、クラスメイトの綾と陽子、さらにもう一人のイギリス少女、カレンも巻き込んだ日英美少女ミクスドコメディ。

声優・キャラクター
西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央、田村ゆかり、佐藤聡美

mennma2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

失敗だって笑顔で さぁ 君と一緒に乗り越えて行こう‼

このアニメのOPが凄く好きです!
タイトルもその一部の歌詞ですね。
このアニメはまんがタイムきららで連載中の4コマ原作のアニメですね。
声優さんは若干知らない声優さんが多かったですが、
とても可愛い声で良かったです。
1話1話安定の面白さでゆるくも時々笑えるので
日常系アニメ好きの方にはとても良かった作品です。
自分はアリスちゃんが笑えましたw
2期が決定‼ よっしゃーーーー‼
~ストーリー~
主人公・大宮忍は小さい頃イギリスでホームステイをしていた。帰国後年月は流れ忍は高校生になった。
そんなある日一通のエアメールが届く。
差出人は昔ホームステイをして知り合ったアリス・カータレットだった。
そのメールにはアリスが日本に来るという事がつづられていた。
アリスがやってきて忍の生活はもっと賑やかに。
クラスメイト・小路綾&猪熊陽子
そしてアリスを追ってやってきた謎の美少女が現れて…?
5人の日常は華やかに金色に輝いていく。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 90

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『わかば*ガール』放送開始記念 Episode 12「きんいろのとき」視聴。

大宮忍、15歳。
黒髪たれ目の純和風女子高生ですが、中学生の頃はイギリスに(少しだけ)ホームステイしてました。
帰国後も外国への想いをつのらせていた忍に、ある日一通のエアメールが届きます。

「シノブ、今度は私が日本にいくよ!」
差出人はアリス・カータレット。
ホストファミリーの一人娘で、金髪碧眼の英国少女!
クラスメイトの小路綾&猪熊陽子に、アリスのライバル幼なじみにしてもう一人のイギリスっ子の九条カレンも巻き込めば、5人の日々はきらきら輝くモザイクみたい――

日英美少女ゆるふわ学園コメディ、はじまるよ!

Episode 1「ふしぎの国の」
高校1年生になったばかりの大宮忍。
まだ慣れない制服を着て登校しようとする彼女は、玄関の棚の上に一通のエアメールを見つける。
差出人は、忍が中学生の時にホームステイをした家の女の子、アリス・カータレット!
忍はその場で手紙を読み始め、クラスメイトの小路綾と猪熊陽子との待ち合わせに遅れてしまう。
手紙は英語で書かれていて、忍は何が書かれているのか全くわからず、綾も断片的にしか理解できない。
学校に着くと、担任の烏丸先生に今日からクラスに編入生が来ることを知らされる。
その編入生の正体はなんと、イギリスからやって来た金髪の少女アリス・カータレットだった!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、九条カレン

Episode 2「ちっちゃくたって」
忍の家にホームステイにきて数週間、アリスは新生活にもだいぶ慣れてきて、憧れの日本での高校生活を楽しんでいた。
おっとりして優しい忍。
しっかり者だけど時々おっちょこちょいの綾。
明るくて元気でよく食べる陽子。
背が低いことがコンプレックスで少し人見知りのアリスにも、仲良しな友だちが出来て幸せな日々を送っていたのだが…。
アリスは、ふと自分がみんなからどのように思われているのかが気になって、考え込んでしまうのだった。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、小路綾、猪熊陽子

Episode 3「どんなトモダチできるかな」
アリスがやって来たせいか、忍、綾、陽子は最近よく街中で外国人を見かけるような気がしていた。
すると、陽子がこのあいだも金髪少女に会ったと言い出す。
金髪少女というフレーズにテンションが上がる忍は、陽子から詳しい話を聞き出そうとする。
陽子が会った金髪少女の正体は、アリスのイギリスでの友だち、九条カレン!
日本に住むことになったカレンは、忍たちの学校へと転校してくる。
忍はアリスよりも英国人っぽいカレンに、すっかり目を奪われてしまう。
そんな忍の様子を見て、アリスはカレンに妬いてしまう…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、猪熊陽子、九条カレン

Episode 4「あめどきどきあや」
風邪をひいて学校を休む忍。
学校ではアリスたちが忍のことを心配している。
すると陽子が駆け寄ってきて、下駄箱に手紙が入っていたことを告げる。
アリスとカレンはラブレターだと騒ぎ立てるが、綾は一人だけ中を見ていないのだからラブレターかどうか分からないと言い張る…。
手紙の内容が気になってしょうがない綾は四六時中、陽子の動向を注視するが、陽子はいっこうに手紙を読もうとはしない。
そんな陽子の素振に綾は、授業中一人もんもんと悩んでしまうのだった。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、小路綾

Episode 5「おねえちゃんといっしょ」
忍は数学のテストでなんと0点を取ってしまう。
見かねた綾が、学校で忍に勉強を教えていると、陽子やカレンも綾に勉強を見てもらいたい、と言い出す。
今度の休日に、忍の家に集まってみんなで勉強会をすることになった。
勉強会の合間、忍の姉でモデルの勇の部屋でカメラを見つけたカレン。
いつの間にか、勉強会だったつもりが、写真を撮るのが好きだという勇に公園へと連れられて皆で思い思いのポーズをとりながら撮影会をすることになってしまう…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、猪熊陽子、九条カレン

Episode 6「金のアリス、金のカレン」
いよいよ来週から夏休み。
忍たち五人は、みんなで一緒にどこかへ遊びに行きたいと盛り上がる。
すると、海へ行きたい陽子と、山へ行きたいカレンとで意見が対立してしまう。
結局カレンの熱意に押されて、夏休みはみんなで一緒に山へ出かけることに…。
カレンのパパと一緒に山にやってきた五人は、おおはしゃぎ。
突如、カレンが渓流釣りを始めると言い出す。
しっかりと釣り道具の準備もしてきたカレン。
すると、イギリスにいた頃、よく釣りをしていたアリスが、忍にいいところを見せようと、カレンに対抗心を燃やし、釣り対決が勃発する?!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、小路綾、九条カレン

Episode 7「はらぺこカレン」
いつものように、お昼休みに忍たちのクラスにやって来るカレン。
両手には、お菓子やパンの袋をいっぱいに抱えている。
どうやら人気者のカレンに、クラスメイトたちはお菓子やパンを与えてくれるらしい。
アリスは、そんなカレンを見て日本に来てから少し太ったのでは、と疑問を投げかける…。
その一言にショックを受けるカレン。
カレンにダイエットを薦めるアリスだが、今までダイエットをしたことがないカレンは方法が分からない。
カレンたちは、ダイエット方法の参考になる人を探して、烏丸先生や綾、陽子や忍にアドバイスを求める。
みんなそれぞれ違うことを言っているが、まずは自分の体重を知ることが最重要ということを学んだカレンは、意を決して体重計に向かう!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 小路綾、猪熊陽子、九条カレン

Episode 8「きょうはなんの日?」
学校祭の準備で盛り上がっている忍たち五人組。
アリスのクラスは喫茶店、カレンのクラスは演劇の準備でとにかく大忙し。
学校祭の前夜、アリスがうれしそうにカレンダーに印を付け、明日は忍との大事な記念日だと告げる。
しかし、忍はその記念日が何の日かを思い出すことが出来ない…?!
忍は、一生懸命その記念日を思い出そうとするが、翌日になっても思い出すことが出来ず、とうとうアリスを怒らせてしまう。
せっかくの楽しい学校祭の日なのに、アリスを怒らせてしまったことに責任を感じた忍は、意を決してある行動を取る?!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、猪熊陽子

Episode 9「ねないこだれだ」
学校から下校途中の忍たち。
綾は今夜、親が旅行に行っているため一人でお留守番をしなければならないらしい。
はじめは、さりげなくみんなに心細いアピールをする綾だが、みごとにスルーされてしまう。
陽子に突っ込まれ、ようやく、みんなが綾の家に来てお泊まり会をすることになる。
綾の家のキッチンで、みんなで夕食を作ろうとするが、きっちりと調味料の分量を量る綾とは対象的に、目分量でいいと割り込んでくる陽子。
結局、綾と陽子の言い合いになり、追い討ちをかけるようにアリスとカレンが頭で生卵を割り出し、キッチンは大変なことになってしまう…。
いったいどんなお泊まり会になるのか、先行きは大いに不安である…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、小路綾、猪熊陽子

Episode 10「すてきな五にんぐみ」
朝、テレビの占いコーナーを見ていた忍とアリス。
自分の運勢が一位だったので喜ぶ忍とは対照的に、最下位だったアリスはショックを受ける。
占いを信じきっているアリスは、出来るだけ幸運な人の近くにいたいとずっと忍について行くが…。
登校途中に車に水たまりの水をはねられたり、電柱にぶつかったりと不運が続く忍を見て、自分の不運が忍に移ったのでは?と心配するアリス。
そんなアリスの心配を余所に忍は、ちょっとしたことで良いことがあったと大喜びし、アリスは忍のポジティブさに感涙してしまう。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、小路綾、九条カレン

Episode 11「どんなにきみがすきだかあててごらん」
新年を迎え、学校で初夢について雑談している綾と陽子。
いきなり和服姿で現れたカレンは、アリスが大変なことになってしまう初夢を見たと言い出す。
そこに悲しげな顔をした忍がやってくる。
そしていつもとは雰囲気が違うアリスが、イギリスの制服姿で登場する?!
何を話しかけても英語でしか返事をしないアリス。
忍は、なんとか原因を探ろうとするも何を言っているのかさっぱり分からない。
困った忍は、英語が分かるカレンと烏丸先生に事情を聞いてもらうのだが、どうやら原因は忍にあるのだという…?

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、九条カレン

Episode 12「きんいろのとき」
新学期が始まり、二年生となったアリスがわくわくしながら登校するも貼り出されているクラス替えの表を見て、一気に放心状態となってしまう。
アリスは、忍と別々のクラスになってしまった。
元気を取り戻すことが出来ないアリスに、同じクラスの陽子はすっかり困ってしまう。
そこへ、アリスたちのクラスに忍たちが遊びにやってくる。
陽子と別々のクラスとなってしまった綾までもがアリスと同様に元気がない。
ちょっと教室が離れてしまっただけという忍と大げさだという陽子に対して、綾とアリスは必死に反論するが…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、小路綾、猪熊陽子、九条カレン

【アニメキャラの魅力】可愛いけれど天然鬼畜なこけし系女子「大宮忍」の魅力とは?
イギリスでホームステイをしていた「大宮忍」は、ホームステイ先の女の子のことをずっと忘れられずにいました。なぜならその女の子は金髪で、何を隠そう忍は金髪が大好きだったからなのです。帰国からしばらくが経ったある日の事、高校一年生になった忍のもとに一通のエアメールが届きます。なんと彼女が日本に来るとのこと。そうしてホームステイ先の女の子が留学してきたことから、『きんいろモザイク』のストーリーは始まるのです。ほんわかとするような心あたたまるギャグ系日常漫画『きんいろモザイク』のヒロイン「大宮忍」についてご紹介したいと思います!

■こけしのように可愛らしい日本女性!
大宮忍の魅力について語るならば、外せないのがその容姿です!黒髪ミディアムぱっつんという髪型は、昔ながらの日本女性のようで「清純」をイメージさせますよね。身長も低く胸も慎ましやかで、なんとなく「こけし」を連想させるような容姿をしているのが、大宮忍という女の子なのです。そんな忍ちゃんはこけしのような外見ではありますが、私服はゴスロリというギャップを持っており、そのギャップにキュンキュンにやられます。

■天然鬼畜
また、忍ちゃんは「鬼畜こけし」とインターネット上で形容されるほどの鬼畜っぷりを発揮しています。しかし、その鬼畜さは決して狙ってやっているわけでもなく、ドSなわけでもなく、何も考えずに天然で発揮されるものなのです。本人には決して悪気が無いのですが、周りの女の子にかなりの影響を与えていることが多く、こんなに可愛いのに実は黒いのではないか?なんていうギャップも、忍ちゃんの大きな魅力となっているような気がします。

■気遣いもできる
また、忍ちゃんは鬼畜なだけではなく気遣いもできるのです。きちんと周りのことを気にかけて行動できるというのは、男性的には大きな魅力ですよね。その気遣いが空回りした結果、天然鬼畜を発揮することは多々あるのですが、そんな「気遣いの空回り」という部分もまた萌えを誘うのではないかと思います。

■貴重な天然ボケ要員
きんいろモザイクには、ツッコミキャラが多いのに対してボケキャラが若干少ないような印象があります。ボケキャラといえるのは、大宮忍と九条カレンくらいでしょう。その他のメインヒロイン達は全員ツッコミキャラです。そんな中、天然のボケ要員というのはとても貴重なのです。鬼畜にしても笑いにしても、忍ちゃんは決して狙うことがありません。全てを天然でやってのけるというのが、忍ちゃんの忍ちゃんたる所以なのです。

■慎ましい性格
鬼畜だのなんだの散々言ってきましたが、決して自らを主張することのない慎ましい性格をしているのが忍ちゃんです。いつもは話の中心から少しだけそれたところに居て、いろいろな人の話を盛り上げようとしたり、話を聞いてそれに反応する形でグループの輪に入っています。そうやって影から会話を支えているような慎ましい性格も、忍ちゃんの魅力の一つではないでしょうか。お胸の方も・・・慎ましやかですしね。

きんいろモザイク、原作はまだまだ続いております。これからの忍ちゃんの活躍は二期に期待ですね!

【アニメキャラの魅力】笑顔はじける天真爛漫ハーフガール「九条カレン」の魅力とは?
のんびり日本人の忍と、忍が大好きなイギリス少女の呑気な交流を描いて人気を博したきらら系アニメ『きんいろモザイク』。「九条カレン」は、その天真爛漫さから登場キャラクターの中でも特に高い人気を得ました。

■そうは見えないけれど実はお金持ちのお嬢様
カレンは日本人のお父さんとイギリス人のお母さんの間に生まれたハーフの女の子です。イギリスの田舎町に住んでいましたが、幼馴染のアリスが日本に留学したのを知り、お父さんに日本がどんなところか聞いてみたところ、気軽に「しばらく日本に住んでみるか?」と言われ、日本のアリスと同じ学校に編入してきました。

お父さんはお金持ち。日本での九条家はマンションのようなビルを丸ごと一つ。カレンは相当なお嬢様ですが、そんなことを鼻にかけることはまったくしない良い子です。

■いつでも元気いっぱい
カレンを漢字で書くと「可憐」。日本でもイギリスでも通じるようにとお父さんがつけてくれた名前です。しかし、カレンは「可憐」さとは無縁の元気少女。どちらかというとひまわりのように、いつも満開の笑顔で元気に飛び回っています。

いつも一緒にいるアリス、忍、陽子、綾のグループとも仲良しですが、カレンはグループ単位でないと行動できない・・・というタイプではありません。一人でラーメン屋さんに入ってみたり、時には高校生とは思えない無邪気さで、町で見かけた猫を追いかけて見知らぬ所まで行ってしまったなんてこともありました。

■ポジティブコミュニケーション
カレンが日本に来た当初、カレンの金髪美少女ぶりに近づきがたさを感じたクラスメイトは、なかなかカレンに話しかける事ができませんでした。クラスメイトと仲良くなりたいと思っていたカレンは、ホームルームのときに手を上げて教壇に上がり、クラスメイトたちに「みんなと仲良くなりたいデス!」「お気軽に話してくだサイ!」と呼びかけます。それが功を奏し、カレンはクラスで人気者になりました。ただ、その人気ぶりは度を越して、クラスの女の子たちから毎日パンやお菓子を与えられるようになったりも・・・(笑)。

カレンは人と垣根を作らない性格である反面、時には悪気はないけれど無遠慮なことを言ってしまうこともあります。しかし、それすらも許されてしまうのは、カレンの明るいキャラクターによるところが大きいでしょう。

■流暢なカタコト!?
日英のハーフとはいえ、イギリス育ちのカレンの母国語はクイーンズイングリッシュです。日本語のほうはカタコトなのはご愛嬌。でも、純粋なイギリス人のアリスのほうが日本語が上手なのはどうなんでしょう?ただ、カレンのカタコト日本語は、特に聞きづらいということもなく、むしろかわいいのです。朝のあいさつ「オハヨウゴジャイマース」はカレンのクラスで流行語になりました。

日本に来て半年以上経った頃、陽子にそろそろ普通に話せるのではないかと言われたカレンは、カタコトが癖になってしまっていると言っています。陽子に対して素直になれない自分に嫌気がさした綾が、カレンの真似をしようとしたときは、カタコトのしゃべり方をもっと流暢にするようにと指導したりも。

ちなみにそんなカレンですが、忍のお姉さんでカレンのあこがれでもあるモデルの勇に初めて会ったとき、一度だけカタコトではなくなったことがあります。

■カレンをもっと楽しませてあげたい!
カレンは元気な子犬のような女の子です。お嬢様育ちのせいかちょっと世間ずれしているところもありますが、それも彼女の魅力となっています。こんな好奇心旺盛なカレンちゃんを、庶民しか知らないような場所へ色々と連れて行って喜ばせてあげたいものです(妄想)。

【アニメキャラの魅力】金髪ツインテールがまぶしいイギリス少女「アリス・カータレット」の魅力とは?
「きらら系日常アニメ」のひとつである『きんいろモザイク』。日本人の女の子とイギリス人の女の子の呑気な日常を描いたのんびりした作品は、現実の社会に疲れた人々の癒しとなり人気を得ました。その主人公の一人でイギリスから日本に留学してきた女の子が「アリス・カータレット」です。

アリスはイギリスののどかな田舎に住む金髪の女の子。中学生のときに、自宅に1週間ホームステイした同い年の日本人の女の子「大宮忍」となかよくなり、高校生になって忍と同じ学校に通いたい一心で、日本の忍の学校に留学してきました。

■シノのことがとっても好き
アリスは忍が大好きです。留学してきて、友達が忍を「しの」と呼んでいたので、自分もシノと呼ぶことにしました。

金髪ツインテールのアリスは、いつも赤い玉の付いたかわいい簪を挿しています。それは、忍がホームステイしたときに、日本のおみやげとしてくれたものです。ホームステイのときにお互い言葉が通じなかったため、アリスは忍に会うために、幼馴染で日英ハーフのカレンのお父さん(日本人)に日本語を一生懸命習って、日本に来たときにはもう流暢な日本語を話すことができました。

日本に来たアリスはまるで子犬のように忍について歩きます。アリスは部活に入っていませんが、「シノ部」の部長を自称しています。「シノ部」とはシノとお話したりお弁当食べたりする部活だそうです。日本の信仰心を伴わないクリスマスにちょっと批判的なアリスでしたが、忍に「今年のクリスマスはアリスと過ごせて嬉しい」と言われたアリスは、「日本のクリスマスはシノと過ごす日なんだね」と満足げでした。

しかし、2年生のクラス替えで忍と違うクラスになってしまったときはちょっと病みぎみになって、忍と似ているこけしを机の上に置いて慰めにしたこともあります。

■ちょっと嫉妬深い
そんな忍が大好きなアリス。忍が好きすぎて嫉妬してしまうこともあります。英語が苦手なくせに通訳になりたい忍にとって、担任で英語教師の烏丸先生はあこがれの人。それを知ったアリスは烏丸先生にライバル心を燃やします。そして、烏丸先生が忍のことを(生徒として)好きと聞いたアリスは違う意味の好きと勘違いして先生を監視したこともあります。

幼馴染のカレンが同じ学校に編入してきたとき、金髪少女好きの忍はカレンに夢中になり、人懐っこいカレンも忍に懐きます。それを見たときもアリスは嫉妬してしまいます。その嫉妬が最高潮に達したのはお正月です。忍があまりに日本に慣れすぎてしまったアリスより、他のブリティッシュガールに夢中になっているという初夢をみたアリスは、忍の気を引くために英語だけをしゃべるようになります。しかし結局英語がまったくわからない忍に自分のことを嫌いになったのかと言われてあっさり折れ、ついでに「I like you!」と気持ちを伝えたのでした。

■かなりの日本オタ
忍がホームステイを終えて帰国した以降、アリスは忍を思うあまりに日本についても興味をもち、日本語学習と平行して日本のことをいろいろ勉強しました。日本に来たアリスは忍の家に住んでいます。忍がベッドで眠るのに対し、アリスは床に布団を敷いて寝ています。忍の朝ごはんはパンにジャム。でもアリスの朝ごはんはご飯と味噌汁と納豆です。

家の敷居は踏んではいけないとか、初夢に悪夢を見たときに宝船の絵を流す「縁起直し」をするなど、今の日本人でも知らないようなことまで知っているアリス。でも、そのせいで「外国人らしさ」がなくなり、言動がアリスより外国人らしいカレンに忍の目が行ってしまうというのが悩みの種でもあります。

■ああもうシノと結婚してしまえばいい
そんなアリスの萌えポイントは、小学生のときから3cmしか伸びていないという小ささと、忍に対してとにかく一途なこと。これだけアリスに慕われているというのに、忍の浮気性なところはどうにかならないものでしょうか?いずれ、国籍も性別の壁も乗り越えて忍と幸せに結ばれればいいと思います。

TVアニメ『わかば*ガール』OPテーマはRayさんが歌う「初めてガールズ!」に決定!
7月より放送開始のTVアニメ『わかば*ガール』のOPテーマをRayさんが担当することが発表された。楽曲タイトルは「初めてガールズ!」に!

TVアニメ『わかば*ガール』は、2015年7月よりTOKYO-MXとBS11にて、30分枠でショートアニメを一挙に3本連続で放送する「ULTRA SUPER ANIME TIME」枠にて放送される予定です。

<TVアニメ「わかば*ガール」>
TOKYO-MX:7月3日~毎週金曜日
BS11:7月5日~毎週日曜日

『アニメ流行語大賞2013』投票結果はこうなった!
23位:きん!ぱつ!『きんいろモザイク』
35位:鬼畜こけし『きんいろモザイク』

2013年7月より9月までAT-X、TOKYO MXほかにて放送された。全12話。「まんがタイムきららMAX」連載作品のアニメ化は、『かなめも』以来4年ぶりである。ロゴの英字表記は「gold mosaic」から「kin-iro mosaic」に変更された。英語監修として、ニチイ学館が運営する英会話教室「COCO塾」が協力している。

他作品とのコラボレーションとして『ゆゆ式』(まんがタイムきらら連載、同年4月-6月にテレビアニメを放映)とのエイプリルフール企画で公式ホームページでの登場人物の入れ替えが行なわれたほか、本作の第6話では作中に登場した雑誌「アニメタイムきらら」の巻中特集のキャラクターとして登場した。また、放送直前の6月24日には芳文社本社にて『恋愛ラボ』との巨大看板が掲示された。

2014年3月21日に続編の製作が発表され、4月19日にテレビアニメ第2期として製作されることが正式に発表。7月19日のアニメ公式サイト上にて、第2期のタイトルが「ハロー!!きんいろモザイク」になることが発表された。それに伴い、公式サイトがリニューアルされ、新キービジュアルが公開された。2015年4月より放送予定。きららMAX作品において2度アニメ化されるのは同作が初。

オープニングテーマ
「Jumping!!」

エンディングテーマ
「Your Voice」
中塚のアルバム「GIRLS & BOYS」(2006年発表、ゲストシンガーとして土岐麻子が参加)収録曲のカヴァー。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 52

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なんだ、可愛いだけのアニメか

制作はStudio五組で原作は漫画です。
ジャンルは萌え・日常系です。


日英美少女共演のゆるふわコメディ。
大宮忍のもとに自分のかつてのホームステイ先にいた女の子、アリス・カータレットが留学してくる。


さすが「咲」「ストパン」「Aチャンネル」などに関わっていることで知られる大正義制作会社Studio五組さん。
「萌えアニメ」作らせたら天下一品(と個人的に思っている)。
上の作品に加え、「ひだまりスケッチ」みたいな作品が好きなら何だかハマりそうな予感がします。
とにかく本作は非常に私好みな作品になっていましたw


初回は異文化交流系か?と惑わせましたが、やっぱり日常系でした。
基本的には日英美少女達のきゃっきゃうふふな可愛さを楽しむ感じです。

別にギャグのキレとかが良くもない。
正直ネタは「みなみけ」「ふもっふ」とかに比べたら全く大したことないように感じます。
ハイテンションネタが多いのも本作の雰囲気からすると微妙に違うような気もする。

でも、とにかくその「可愛さ」が尋常じゃないレベル。
基本的に私は萌え豚傾向なのでこういう系統の作品は好んでみますが、本作の「可愛さ」は群を抜いていると感じました。
とにかく不純物が何もないのです。
出てくるキャラがみんなかわいい。
先生もかわいいしお姉さんもかわいいしお隣さんもかわいいし弟と妹もかわいい。
これぞまさに「美少女動物園」ですねw(弟は美少女ではないな)


さーて、衝動に駆られてキャラでも紹介しておきますかねw
鬼畜でこけしな英国大好き少女、忍。
こけし大好きで海を越えてきた日本大好きな百合っ娘その1、アリス。
ツンデレツインテールという今作きってのテンプレキャラにして百合っ娘その2、綾。
面倒見の良い姉御肌で一番ノンケっぽいツッコミボーイッシュっ娘、陽子。
馬鹿っぽく見えて意外とちゃんと周りを見ているにぎやか担当のハーフ、カレン。

割とみんな好きなのですが個人的にはにぎやかカレンが一番ハマった。
陽子もこの手のツッコミキャラの中では一番印象が良いかもしれません。
みんな仲がいいので、結構いろいろなカップリングで楽しめるんじゃない?(適当)


ネットで「合法ドラック」とか書かれていましたがまさにその通り。
日常系は比較的長く感じる作品の方が多いはずなのですが30分があっという間に過ぎていく感覚でした。
見ている間はとっても幸せ。
疲れているときに見たらきっと癒されるはず。
よく私は暇な時に「ひだまりスケッチ」(これだけBDを買っている)を垂れ流すのですが、今作もローテに入れようかなw


総括して、個人的今期No.1は多分これですねw
安定感がありました。
これを一位と思うあたりが駄目な人っぽいでしょ?
でも「可愛いは正義」ですから(「苺ましまろ」より引用)。
二期もぜひやってほしいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 73

92.8 7 萌えアニメランキング7位
冴えない彼女の育てかた♭(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1421)
7698人が棚に入れました
オタク高校生の「安芸倫也」は桜舞い散る坂道で、ある少女と運命的な出会いをする。インスピレーションを受けた倫也は、その少女をメインヒロインにしたギャルゲーの制作を思いつき、同学年の美術部エース「澤村・スペンサー・英梨々」と学年一位の優等生の先輩「霞ヶ丘詩羽」をスタッフに迎えようと邁進する。そんなある時、倫也は運命的な出会いをした少女が、特に目立たない普通のクラスメイトの女子「加藤恵」だったことを知り、愕然とする。倫也は加藤恵をゲーム中で絶対的なヒロインにしようと決意するのだが…。

声優・キャラクター
松岡禎丞、安野希世乃、大西沙織、茅野愛衣、矢作紗友里、赤﨑千夏、柿原徹也

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

えっ? なんだって? ごめん、よく聞こえなかったんだけど。ありがとう、難聴鈍感最低主人公くん

原作未読 全11話

冴えない彼女の育てかたの2期です。1期から観ることをオススメします。

高校生で同人ゲームサークルを立ち上げたゲームオタクの安芸 倫也(あき ともや)を中心にゲーム制作(ギャルゲー)の過程を描いたハーレムラブコメ作品です。

前回中途半端な感じで終わっていましたので2期が決まってから楽しみにしていました。

相変わらず女の子たちの仕草が可愛かったですね。

1期と同じくカメラワークが抜群なので会話しているだけでも飽きさせない工夫があります。

メイン三人のキャラに焦点を当てて、キャラたちが本音を言い合うシーンは心に響くところがありました。

前回よりシリアスな局面が多かったです。

終わってみれば、加藤さんが一番輝いていました。やはりメインヒロインですね。

切りのいいところで終わりましたが、今後の展開もありそうなので続きを観てみたい作品です。

OP 1期と同様に春奈るなさんが歌っています。作画が綺麗でしたね。

最後に、改めてこの作品は「冴えない彼氏の育て方」だと思いますw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 45
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

さぁ 踊ろう 世界が終わるまで

原作は全18巻だとか。。。

アニメも続きものになっており、途中参加はイマイチですので先にそちらを。それでは以下1期を視聴済前提で。なお、1期より評価は高いです。


0話+11話の全12話。1期が0話+12話の全13話だったので1話少ないですね。またこの0話が円盤特典=本編補完のOVAみたいな内容なのが独特です。
1期を通過すると、この第0話に対しての心構えもできてるはずでしょう。


萌えぶ…いや男性諸氏向け過剰サービス回キターッ!


変わらぬクオリティに1期からのファンは胸を撫で下ろすわけです。
このレインボーブリッジを見下ろす構図どっかで見たことあると思ったらホテル日航東京。プールもラウンジもあんな感じの雰囲気良さげなホテルです。隣のメリディアンよか湾岸寄りのため景色も上。宿泊費もこっちがちょっと高めでした。
高校生には分不相応ですね。稼げるようになってからと言いかけてそういえばプロの物書きさんが一人いたな、と本作において普通の高校生の中に二人ほど自分の職能で報酬を受け取っているJKが混じっていたことを思い出します。
そしてこのホテル日航東京。いろんなことがあって現在はヒルトンになりました。お隣のメリディアンもこちらも紆余曲折があって、今はグランドニッコー東京。ん?ニッコー?
推して知るべし!そういうことです。買収に絡んでのあれやこれや・人材の引き抜きその他水面下でいろいろキナ臭いことがあったんだろうねと勘繰ることができる因縁の場所からの2期はスタートです。

{netabare}まさかモデルとなったホテルの来歴からさっそく伏線が張られていたとは! {netabare}ってことはないです、たぶん。ただのハーレムメンバー全員集合お色気回でした。{/netabare}{/netabare}


戻りまして『冴えない彼女の育て方』。原作・シリーズ構成・脚本を手掛ける丸戸史明氏の攻めてる感じがよろしいかと。
このオタク限定ともいえる作品の視聴層ともしかすると一緒に楽しもうとでもしてるのでは?そんな仕掛けがところどころにありますね。
もう彼の掌の上で素直に踊ってしまえばいいんじゃないか、と思えた2期です。


★王道テンプレハーレムとそれに沿ったキャラ達の言動
 ⇒予想通りとツッコミながら黒髪と金髪を愛でる
 ⇒⇒ハーレム好きオタ仕様

★そこに投げ込まれた異色のヒロイン
 ⇒なにこれ?新鮮っ、と低体温ステルスヒロインを愛でる
 ⇒⇒ちょいとハーレムに飽き気味歴戦オタ仕様

★あまりにもあからさまなフラグやらなんちゃら
 ⇒つきあってられんとディスりなんなら撤退する
 ⇒⇒歴戦オタの分派仕様
 ※ディスられることもディスられ内容も想定済み

★コミケ・ギャルゲ・同人その他諸々
 ⇒青春の一ページとにやける
 ⇒⇒本職向け


けっこう万遍なく拾ってます。
一見キャラものと思しき本作。加藤恵(CV安野希世乃)、澤村・スペンサー・英梨々(CV大西沙織)、霞ヶ丘詩羽(CV茅野愛衣)の三巨頭は光り輝き、続く波島出海(CV赤﨑千夏)、氷堂美智留(CV矢作紗友里)も並作品ならヒロイン級。
好意を寄せる理由も頷ける背景があったりするのでテンプレキャラの皮をかぶった詩羽先輩とえりりらには深みがあり、1期のレビューで“擬似三次元女子”と評した加藤恵のオリジナリティは群を抜いてます。みちるたちだってキャラ被りなしですね。あ、「icy tail」もお忘れなく!

{netabare}ハーレムものよろしく序盤のセンター争いは熾烈を極めておりました。詩羽先輩が先手を取り、OPのメインヒロイン感ハンパないえりりが猛烈にまくって正妻ポジションを奪ったかと見えたその横で、しれっと加藤恵が合鍵使って家に入ってる、みたいな。{/netabare}

キャラにハマれば、中盤以降の変化も喜んだりもしかすると悲しんだり1期に上乗せしてキャラに愛着を持てる展開になってます。



そんなキャラに視点が行きがちな一方で、私が1期で面白がってたのは“未熟なクリエイター集団の行く末”でした。
劣化版スティーブ・ジョブズ(と私が思っている)安芸倫也くん(CV 松岡禎丞)。この右往左往と取り巻く女性陣の反応が良い。


■人気のない安芸くんまとめ
・でもこれハーレムじゃなくね?
{netabare}ハーレムの定義はお任せします。主要3人に絞りますがけっこう深いところで全員安芸くんから心が離れてたりするのです。

詩羽先輩:2√を安芸くんに提示してボールを投げても応えてくれなかった近辺が好き好きモードのピークかしら。卒業式の流れから紅坂朱音の誘いに乗った話をする時、これまでの“倫理くん”から“倫也くん”になってたのがなによりきっつい。いつも通りに見えてガードが固い。こうなったらもう戻っては来ません。

えりり:こっちも那須高原がピーク。ゲットしたら冷めるって単純な話でもなく。いずみに頭下げたり学校で地の自分を出したり、本来であれば幸せなはずなのに、幸せだと思い込もうとして焦ってる行動みたいでした。満たされるとダメになるって自覚するのは彼女にはきつかったことでしょう。

二人ともクリエイター魂が好きより勝っちゃうんです。このくらいの年齢なら恋愛脳満開でも誰も文句は言わないだろうに。逆説的にプロ根性あるところを見せつけた二人に個人的には拍手でした。

加藤恵:六天馬モールで置いてけぼりくらって拗ねたりとそれらしき描写はあったものの一番掴めない彼女。2期最後まで恋心はどうだったのか良くわからずです。でも信頼を裏切る行為があってこちらは分かり易く心が離れておりました。{/netabare}


・優男の功罪
オラオラ男子の変節は失敗します。
{netabare}慣れてないですから。。。
劣化版ジョブズからさらに“hungry”も“foolish”の欠片も抜いてしまえば凡人以下です。それが人間らしさだったり若さの表れだったりするので嫌いではないのですが。
この安芸くんはたとえ行動力があっても心情の機微がわからない子です。そんな子から熱量を取ったらただの(どうでも)いい人になってしまう。受け取る側も難しいところですが、作品を通して彼の浮き沈みを描いてくれたことは自分好みの展開でした。{/netabare}



こうしてみると表面的に男性向け萌えアニメを装い、“自立した女性の美しさ”を謳った作品のように思えなくもない。
しっかり萌えぶ…いやいや男連中を踊らせつつ、密かに毒を仕込んでいるのです。

{netabare}「あなたがこのプロジェクトに参加するというのなら真正面からたたきつぶしてあげるから」{/netabare}

安芸倫也そっちのけ(笑)


不思議な気持ちです。
『冴えカノ』このオタハーレムラノベ系ロングタイトルアニメはこれでもかのテンプレ詰め合わせ。
が、終わってみると2期途中からのシリアス成分はけっこうえげつない。

“♭”(フラット)これがブラックジョークに思えるほど、平穏無事に観ることを許してはくれません。

{netabare}…と身構えてたらラストでまたまたお約束を放り込んできたりw{/netabare}


1期から辿ると第1話いきなりのサービス回から始まって、視聴者を安心安全のテンプレ世界へ誘ったかと思わせて、ステルスヒロインという異色の存在を投入し、ウザ系の主人公でざわつかせ、業界あれやこれやでオタの好奇心をくすぐる。
2期は2期でこれまで述べてきた通りの感じ。物語がすこぶる良いかと言われるとちょっと違くて、良い意味で継ぎ接ぎが上手いといったらいいかしら。バラバラになってもおかしくない濃ゆい要素を複数盛り込んでバランスを取る作業が巧みです。利害調整の鬼ですね。
例えるなら演歌とメタルを自然に繋げられる力量を持ったDJのイベントみたいなもんでした。


しばらくはここらで踊ってみてはいかがでしょうか?
そして作者に踊らされてみてはいかがでしょうか?
この世界の結末はどちらに転んでもおそらく相応の納得感が得られそうな確信があります。

今度劇場版がありますがそれ含めてもしっかり完結させてほしいな~



視聴時期:2019年6月 
-----

2019.06.23 初稿
2019.11.27 修正
2021.08.24 修正

投稿 : 2024/04/27
♥ : 73

ショコラ。>ω さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

1期と2期の違い

1期ではどちらかというと楽しい感じの話で、短調的なハーレムコメディだったのが、2期になってガラッと変わった気がする。まずop。1樹とは違い、画風が変わり、少し重い感じがする。次に本編。なぜか、これも重い話に変わってきているような気がする。倫也に対する思いがすれ違い、ほつれてきてしまっているような気がする(8話までの感想)。私は重い話や深い話が好きなので嫌ではないです。また関係ないですが、本編の画風も少し変わった??気がします。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

67.5 8 萌えアニメランキング8位
彼女がフラグをおられたら(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (1056)
6495人が棚に入れました
恋愛フラグ、友情フラグ、勝利フラグ、死亡フラグ。『フラグ』それは人生の岐路に立つ、大切な分岐点を示す道しるべ。ある事件以降、他人の頭に様々な『フラグ』が見えるようになった少年・旗立颯太は、その能力ゆえに他人と距離を置いてきたが、そんな彼に興味を持った美少女達とひょんなことから ひとつ屋根の下で寮生活を送ることになってしまう。次々と颯太の前に現れる、様々な美少女達との共同生活の行方は? そして、彼が目にする『フラグ』が導く先に何があるのか…

声優・キャラクター
逢坂良太、木戸衣吹、茅野愛衣、阿澄佳奈、花澤香菜、日笠陽子、諏訪彩花、悠木碧、田村ゆかり、豊崎愛生、丹下桜、久野美咲、加隈亜衣、南里侑香、日高里菜、種田梨沙
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

よくある「お笑い+ハーレム」作品と思ってたら、第7話以降まさかのシリアス展開に・・・

本作は、あにこれの総合評価と私の個人評価が最も乖離しているアニメです。

私が本サイトにレビュー・感想を書き始めた初期(2014年春期)に放送されていた作品で、第1話から私は本作がずっと好印象で、一時は「お気に入り棚」に入れていたくらいなのですが、あにこれ全体での本作の総合評価は随分低くって「あれあれ?どうして?」と困惑してしまった記憶があります。

それで今回、ほぼ2年半ぶり?で全話を視聴してみたのですが、やっぱり面白かった!
確かにラスト手前の第12話はマイナス要素が強くて、そこは割り引いて考えなければいけないと思うけど、最終第13話のまとめ方は決して悪くなく、全体を通してみれば、なかなかの面白作&良作と思うのですが。

最初の3話のノリを見て合わないと思った方は打ち切っても仕方ないと思いますが、そこまでで「まずまず面白い」と思った方は最後まで付き合うだけの価値がある作品と思います。

※因みに、私は本作とある意味でとてもよく似た内容を持つ

(1) ロボットアニメの有名作『ゼーガペイン』の方は、個人評価 ★ 4.1
(2) また『ガラスの花と壊す世界』の方は、個人評価 ★ 4.0

としており、本作の方を ★ 4.2 と、より高く評価しています(要するにその手の作品が好きな人はあにこれでの低評価を気にせずに本作を見てほしいなあ・・・と)。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============== 彼女がフラグをおられたら (2014年4-6月) ==============

{netabare}第1話 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ ★★ クエスト寮編開始 ※OPなし
第2話 この寮に姉たちがいる。だが、今はまだ言えない。明日まで待ってくれ ★★
第3話 任せておけ、この体育祭は99.9%の確率で俺たちの勝ちだ ★★
第4話 あともう少しでゴールだ。これで無事体育祭も終わるぞ ★
第5話 信じて待っていてくれ。みんなとのデートに遅刻なんてするものか ★
第6話 ふう……あまり驚かせるなよ、ただの妹じゃないか ★
第7話 とんでもないことを知ってしまった。消される前に俺は身を隠す ★ ※ここで初めてシリアス主体の回に
第8話 後から必ず追いつく。俺が約束を破ったことがあったか? ★ ブレードフィールド公国編開始
第9話 またいつか、こうしてみんな一緒にお祭りに行けるといいな ★
第10話 こいつを預かっておいてくれ。ミスコンの優勝者の名前が書かれているんだ ★ 9月新学期編
第11話 みんなで踊るまでもない、ここは俺一人が踊れば十分だ ★ ※世界の真実
第12話 ひどい世界だな、ちょっと裏の様子を見てくるよ × ※急展開で面白いのだが菜波が真実を知る箇所が分かり辛く×
第13話 彼がフラグをおられたら ☆ ※見所はある回だが色々と説明不足なのが惜しい ※OPなし
OVA  クリスマス?そんな物が僕に通用すると思うのか? ☆{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)8、☆(並回)2、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.2 


OP 「クピドゥレビュー」
ED 「彼女がフラグを立てる理由(わけ)」

投稿 : 2024/04/27
♥ : 50

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

時の概念など存在しない陳腐なご都合主義のハーレムへようこそ

2014年に放送されたテレビアニメ 全13話

原作 竹井10日 監督 渡辺歩 構成脚本 あおしまたかし キャラデザ 金子志津枝
制作 フッズエンタテイメント

この制作会社はGONZO内に設立されたもので、
聖痕のクェイサー、神様ドォルズ、謎の彼女X、ファンタジスタドールなど制作元請で本社とほぼ同数。

講談社ラノベ文庫の創刊タイトルであった作品のアニメ化。
舞台は京王線幡ヶ谷と初台のあいだに似た空間。(10kmあるらしい)
田園風景の広がる快適な場所に広大な「旗ヶ谷学園」が存在する。

キャッチフレーズは「超ダダ甘やかされ学園ラブコメ」
フラグとはギャルゲーなどの用語「恋愛フラグ」「友情フラグ」「死亡フラグ」など。

監督の渡辺歩は「謎の彼女X」が初監督作品と言う新鋭で制作会社との関連が深い。
悠木碧が歌うOP「クピドゥレビュー」がスイングしてて爽快です。
原作全16巻ですが9巻までを参考にアニメとして完結させた作品。

ハーレムメンバーは次の通りです

菜波・K・ブレードフィールド(木戸衣吹)
魔法ヶ沢茜(茅野愛衣)
召喚寺菊乃(阿澄佳奈)
盗賊山恵(花澤香菜) 男の娘
竜騎士原月麦(豊崎愛生)
聖帝小路美森(田村ゆかり)
英雄崎凛(日笠陽子)
忍者林瑠璃(諏訪彩花) アンドロイド
深雪・マッケンジー(南里侑香) 担任教師
大名侍鳴(丹下桜)
大司教くるみ子(久野美咲)
白亜・ブレードフィールド(加隅亜依)
吟游院芹香(悠木碧)

13人のハーレムですが後半はさらに謎の少女が数人増えます。

これはギャルゲーでは無く、一応小説と言う形態をとっているので、
一本筋の通ったストーリーがあるように見えます。
後半のどんでん返しで次々と伏線が回収されていく物語です。

ちょっと待ってください。本当にそうでしょうか?
これはただの甘々ハーレムでは?単なる言い訳、ごまかしの類では?
その証拠にセリフに真実味が無いではないか。とか言いたくなる。
裏には裏がありそうですが、13人のハーレムこそがすべてなのかもしれません。

でも、幡ヶ谷と初台のあいだは10kmもありませんよね。
謎が謎を呼ぶご都合主義のハーレムから逃げちゃだめだ!

最萌賞は花澤さんに決定。また男の娘です。

主人公「ただの美少女には興味がありません。強そうな名前の女の子は私のところに来なさい!以上」

往年のGONZOファン必見(微妙に違う)
結構SFしているのかもしれないスィートハーレムアニメから逃げちゃだめだ!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 27
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おそらくハーレム系で一番カオスなアニメ。

前置きとして、皆さんよく勘違いしていられるようなので・・・。
この作品の合言葉「がおがお~」じゃなくて「がをがを~」なのです!
(彼女)が(フラグ)を(おられたら)の間を取っての命名ですから、そこはちゃんと訂正していただきたい。些細なお願いです。


最近は萌え系と見せ掛けて・・・実は裏には壮大な設定が、という二重構造なラノベアニメをよく見るような、気のせいでしょうか。

萌え要素は売るための撒き餌で書きたいテーマの踏み台なのか、萌えと追求したいテーマの一挙両得なのか分かりませんが、ストーリー面では厳しい評価も致し方ないと思います。

ただ、何故かスタッフやキャストが豪華で見応えがあったのも確かです。結果的に今期では一番思い入れのある作品になりました。

あらすじ
{netabare}
死亡フラグ、恋愛フラグ、友情フラグ・・・。この世界には様々なフラグが存在している。
それらフラグを人々の頭の上に可視化できる能力をもった少年、旗立 颯太(はたて そうた)。
彼は時に人々に災厄をもたらすフラグをへし折り、時に幸福をもたらすフラグを立て、陰ながら人助けをしていた。

そんな彼の様子を不審がる人物が一人。颯太と同じ学校に通うお嬢様、菜波・K・ブレードフィールドは彼が何か他人に隠している事に勘づく。
菜波に問い詰められてフラグについて白状した颯太だが、肝心の菜波の頭の上にはフラグが見えない。

フラグが見える少年とフラグのない少女、フラグと女の子を中心に始まるイチャイチャカオスコメディ。
{/netabare}



最初はもう、全身全力のハーレムラブコメで何故か主人公にあっさり惚れるヒロイン達に囲まれる羨ましい展開です。


ヒロインだけじゃなくて、彼らの通う旗ヶ谷学園全体に漂う思い遣り、隣人愛の精神がとても素晴らしいと思いました。

全員颯太に惚れているんだけども、決して修羅場にならないように誰も悲しまないように、お互いの好意を尊重する。そんな様子はハーレム系では珍しいものでした。

主人公の颯太くん含め人の良いキャラばかりで見ていて気分が良く、ヒロインズは口癖・容姿・属性でキャラ付けしているところに加えて、フラグの属性と主人公との関係性で差別化している点は個性的でした。

死亡フラグ、という極めてネガティブな要素とは裏腹に、とても強い生命力にあふれたキャラクターの言動や行動には元気をもらえました。


キャラクターはベタながら完璧にツボを突いていて文句なしで、全員可愛く感じられるハーレムアニメは初めてでした。

誰が一番可愛いとか本当に決められない・・・声優さんもかなり豪華でしたね。ベテランから新人まで勢ぞろい、驚きです。

ちょっと並べてみました。(敬称略)
声優なんて興味ないって方のためにネタバレで閉じます。

{netabare}
ベテラン
・丹下桜(大名侍 鳴役)
・田村ゆかり(聖帝小路 美森役)

中堅?
・南里侑香(深雪・マッケンシー役)
・花澤香菜(盗賊山 恵役)
・阿澄佳奈(召喚寺 菊乃役)
・豊崎愛生(龍騎士原 月麦役)
・日笠陽子(英雄崎 凜役)

新人
・茅野愛衣(魔法ヶ沢 茜役)
・悠木碧(吟遊院 芹香役)
・久野美咲(大司教河 くるみ子役)
・木戸衣吹(菜波・K・ブレードフィールド役)
・加隈亜衣(白亜・B・ブレードフィールド役)
・諏訪彩花(忍者林 瑠璃役)


改めて見るとヒロインが多すぎる・・・・。これは半分の人数でも1クールではキツイです。
しかし原作者が声優選んだんじゃないかってぐらいどのキャラも違和感がなかったですね。キャラと声優は満点で問題なしです。
{/netabare}


肝心のお話の方ですが、OPに散りばめてある映像と各ヒロインのRPGの職業のような名字がある意味伏線ではあります。

元々複雑な設定で分かりづらいものを、1クールという尺の都合上超圧縮した結果さらにカオスになったという有様です。

あれでも順番を入れ替えたり原作と設定を変更したりして、過程はともかくオチは綺麗に迎えられた分マシな方なんではないかと思ってます。オチは、大事ですよね。

意外とダークな設定で颯太の過去エピソードも暗い話ばかり。そういう話が好きな方はどんとこいって感じかもしれませんが、個人的には気が滅入りそうでした。

最後まで完走できたのは、素晴らしいヒロインズが居たからこそです。物語的にも、視聴者的にも。

どんでん返しはそれなりに驚きでしたが、テーマはありがちなものでした。
ネタバレ解釈
{netabare}
どんな絶望の淵に瀕しても、人を信じる心と力があれば運命は変えられる。その結果絶望的だった世界線を無事危機から救うことができたのでした。
それにしても世界線とか平行世界とか仮想世界とか、正直詰め込み過ぎです・・。原作者がゲーム畑の人だからでしょうか?
{/netabare}



一番このアニメで評価したいのは可愛いキャラを構成する作画と、作品の世界を表現している音楽にあります。


作画監督・キャラクターデザインを務める金子志津枝さんはドラえもんやクレヨンしんちゃんにも関わっている凄腕のアニメーター。

アイキャッチの手描き感あるタッチのデザインとかEDで流れる各ヒロインの絵とか、もう芸術の域ですね!
ファンタジスタドールのEDで少女漫画的なうずめちゃんを手掛けたのもこの人で、こんな人が関わってくれるなんて豪勢だなあと思いながら見てました。

全編にわたって安定した作画という訳ではありませんでしたが、時たま良作画のときに見せるキャラクターの表情のなんと美しいことか。この人の描くキャラの横顔は色っぽいですよね。西田亜沙子さん系統の艶のある魅せ方のできる人です。



音楽。BGMにおいてときどきリコーダーを吹いたような不思議な音色が聴こえてきて、それがコメディパートをよりほのぼのとした雰囲気にしていました。
てっきりあずまんが大王やキョロちゃんのBGMを担当していた‘栗コーダー’さんかと思いましたが違いましたね。
橋本由香利さん・川田瑠夏さん。橋本さんがこういう音楽作るのって意外でした。


OPは悠木碧さんですが、演技のときとは全く違った歌い方に驚きました。
ハイソな感じがオシャレで、ちょっぴり電波でふんわり癒し系。とてもワクワクさせてくれます。
主題歌の話ではないですが…
{netabare}
逆に劇中歌のせりきゃんのアイドルソング「1stLove宣言」は悠木碧の本領発揮という感じでとても可愛かった!最高でした。
{/netabare}

EDは前半6人のヒロインが歌い、聴けば聴くほどこのアニメの真髄と魅力を表しているように感じられます。ゆったり元気系で、心地いい曲です。


OPを作詞しているのは藤林聖子さん、EDを作詞しているのは畑亜貴さん。どちらも有名人ですね。

歌詞の中のフラグに関する解釈において、藤林さんは“~つか全部 折っちゃえばいいじゃん♪”と折りに行く姿勢、一方畑さんは“~フラグを立てちゃおうか”と立てに行く姿勢。対照的で面白いものです。
全体的に歌詞に愛らしい表現が多く、優しい雰囲気のED「彼女がフラグを立てる理由」の方が好きでした。

あとOPを作曲・編曲しているzakbeeという方は元ロックバンドの出身というではありませんか!何やら方向性の違いで解散とのことですが、まさかこんな方向性に進むとは・・・初めて知って驚きでした。
でも、『それでも町は廻っている』のOPみたいな賑やかな感じ、とても良いと思います。


ハーレムだけでいいじゃないかと思いつつ、フラグのもっと有効な活かし方はなかったものかと思いつつ、まあ可愛かったからいいかと思わせてくれる魅惑のアニメでした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21

79.5 9 萌えアニメランキング9位
ブレンド・S(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (746)
3274人が棚に入れました
ツンデレ・妹などなど、店員さんのいろんな「属性」が楽しめる喫茶店で、新人アルバイトの苺香(まいか)が店長にリクエストされたのはなんと「ドS」キャラ!?
一生懸命働くうちに、意外と「ドS」の才能が開花してしまい…。
踏まれたって全部がご褒美、倒錯的ワーキングコメディ!

声優・キャラクター
和氣あず未、鬼頭明里、春野杏、種﨑敦美、徳井青空、前野智昭、鈴木達央

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あなたの嗜好にあった女性がエスコートする純喫茶スティーレにようこそ

2017年秋放送のテレビアニメ 全12話

原作 中山幸 監督 益山亮司 構成 雑破業 音楽 菊谷知樹
制作 A-1 Pictures

まんがタイムきららキャラット連載の4コマ漫画のアニメ化。
メイド喫茶風純喫茶「スティーレ」を舞台にした日常系お仕事アニメ。

5人のウェイトレスと店長、キッチン担当と犬一匹がメインキャラ。

桜ノ宮苺香 16歳 CV和氣あず未 ドSキャラ
日向夏帆 17歳 CV鬼頭明里 ツンデレキャラ
星川麻冬 21歳 CV春野杏 合法ロリキャラ
天野美雨 22歳 CV種崎敦美 お姉さんキャラ
神崎ひでり 16歳 CV徳井青空 アイドルキャラ

秋月紅葉 21歳 CV鈴木達央 キッチン
ディーノ 26歳 CV前野智昭 オーナー兼キッチン

主人公の桜ノ宮苺香が喫茶店経営者ディーノにスカウトされることから始まる物語です。
王道きらら系なのでストーリーはありません。
さらに、イマイチ癒し系が不得意なA-1picturesと言うことで、
微妙なバランスの作品になっていますが、
ワーキングという人気作があったことで一定のファン層は期待できる作品のようです。

個人的好みで言えばワーキングは興味本位で完走はしたものの、
好みの作品とは言えず続編は一切無視状態なのですが、
この作品のほうが、私には観やすかったようです。
ワーキングに比べると女性キャラはリアル感に欠け深みも無いのですが、
なんと、この作品は男性に萌えるタイプのような気がしました。
7人中3人が男性なので、まあ視聴者は好きなキャラを選べばいいわけなんですが、
男性キャラのほうが力が入っているようです。

やっぱり、ワーキング同様女性に人気が出るタイプの萌えアニメっぽいですが、
後半登場のウェイトレスが男の娘で最もキャラが立っていると言うところが、
男性にも受けそうです。
ワーキングと違い常時女装の本物の男の娘と言うところが現代っぽいです。

テンポ感が安定せずイライラする部分が多いのはきらら系の宿命で、
このタイプを好むかどうかの分かれ目になると思いますが、A-1は特に目立ちます。
もちろん、作画の安定感はさすがの一言で何度も観ることに耐えられる高レベルだと思います。

主人公苺香の魅力が今一つ・・・これは個人的な感想ですので気を悪くしないでください。

男の娘とは言っても中の人はごちうさのマヤなどで名を上げた萌え萌え美女の徳井青空。
その演技は一番の見どころと言ってもいいと思います。

好みのジャンルではない割には普通のペースで見れたと言うことで、
ジャンル内良作で間違いないと思います。
若手声優を堪能できる嬉しい作品でした。
 

投稿 : 2024/04/27
♥ : 35

紅鍵 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

きらら作品初挑戦

きらら作品は全然見てなくて初挑戦がこのアニメ。WORKING!!みたいな雰囲気が気に入って視聴し始めました。まず、ドS、ツンデレや妹などキャラを演じてやるカフェという設定が良かったと思います。そして元の性格とのギャップがたまりませんでした。私は特に麻冬さんが一番好きなのですが、妹キャラを演じているのに実際は成人しててお姉ちゃんってのがとても良かったです。ワーキングのぽぷらちなんとはまたベクトルの違う合法ロリで非常に良かったです。
ただ、この作品は他のきらら作品と違い普通に恋愛がからむのですが、原作では麻冬さんも相手がいたのにアニメでは即効断ってそれっきりというふうに改変されたのが気になるところです。それがあった方がまた違う麻冬さんの魅力が見れたはずなのに…まあ、それは原作を買って補完するとして、全体的に良い日常系アニメだったなで一度見る価値はあります。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

安定のきらら枠→普通に笑える作品でした。

原作未読。最終話まで視聴。

毎回、期待度の高い、きらら枠作品。
安定して、普通に笑える作品でした。
{netabare}
苺香(ドS担当) 本当は、生真面目で礼儀正しい。
夏帆(ツンデレ担当) 本当は、普通に礼儀正しい。ゲーマー。
麻冬(妹キャラ担当) 本当は、お姉さんキャラ。キッズアニメ好き。
美雨(あ姉さんキャラ担当) 本当は、成人向けの漫画家。
ひでり(アイドル担当) 本当は、男の娘。
{/netabare}
とにかくキャラの渋滞がヒドい作品。
そこが面白い所なんですけどね。

この手の作品では珍しく、男性キャラのレギュラーが登場するのも良かった。
店長さんのいじられ方が個人的にはツボでした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 50

68.8 10 萌えアニメランキング10位
ガーリッシュ ナンバー(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (640)
2611人が棚に入れました
かわいい外見と世を舐めきったメンタルを持つ女子大生・烏丸千歳。
夢と希望と野心を抱いて踏み込んだ声優業界で、彼女が目にしたのは、おかしな業界のシビアな現実の数々だった――。
仕事なし×やる気なしの新人声優・千歳に、人気声優への道は開けるのか!?

声優・キャラクター
千本木彩花、本渡楓、石川由依、鈴木絵理、大西沙織、中井和哉、梅原裕一郎、堀内賢雄、江口拓也

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ちゃんと見返してみたら、本気で名作でした!!(全話通し見ブルーレイ購入して)。

予備知識ほとんどナシでの視聴です。

>1話まで視聴して
声優モノですか。最近増えてますね。
1話の率直な印象としては
「なんかギスギスした暴露系な所がウリな作品なのかな?」ってところでした。
正直不快感のようなものが強くて続きを観る気は起きず
そのまま1話切りしてしまっていました。


>2話まで視聴して
世間では6話くらいまで放送された頃でしたか・・
ふとどこかのWEBページで目にした「〇〇〇〇、ガハハ」の文字列が目に入り
ちょっと気になって久しぶりに2話を観てみました。

すると自分の中での印象が、かなり変化していました!。
一番大きかった変化は”主人公の印象”ですね!!。

1話見た時点では、なんかどんな性格なのかまったくつかめず
マイナスイメージが強すぎた自分でしたが
少しずつ慣れてくると
この主人公には悪気がないというか、天然な感じというか
単に正直なだけというか、自然体というか、ある意味まっすぐというか
・・素直に受け入れられるようになっていました。


>7話まで視聴して
そこからは本作にとても興味が湧いてきたので、7話までほとんど一気に見てしまいました。
主人公の印象はさらに加速して
”社会人である自分”としては、むしろこの主人公を見習うべきところが多々あるなと
感心させられるまでになっていました^^。

ふとこぼれまくる本心も日頃自分が感じていることと共通することが多く、親近感がわきます。
時々しゃべり終わりにくっつける口癖の「〇〇んけど。」。←自分もよく言ってるわw。

主人公以外のメインの5人もそれぞれ丁寧に性格や心情が描かれていていい感じですね。

アニメ制作におけるいろんなトラブルと
それらに対峙した時のそれぞれの職種の実態を描く様は
SHIROBAKOやそれが声優とはまた違った切り口で
でも不快感は感じさせず、痛快に描いてるところが好感度高いです!。

---------------------------------------------
>全話通し見ブルーレイ発売を知り、1話まで再視聴して(2年ぶり?に)

全話通し見ブルーレイですか!?。
放送当時はちゃんと全話見終え、気に入ったのでコミックスも購入し
個人的にアニメ放送は好印象で締めくくられたように記憶してるのですが
既に2年くらい?が経過した現在、内容がどうだったか思い出そうと努力してみましたが
いっこうにどんな経過と結末だったか、まったく思い出せなくなってましたww。

「キャストと原作者が反省するガーリッシュ ナンバー反省会」・・だと!!?ww。
それもワゴンセール価格1万円ぽっき・・ってwww。

ええー?、そこまで卑下するような内容ぢゃなかったように思うのに
でも、ひさびさのこういった展開。。。
嫌いじゃないです!!。
どんどん攻めていってほしい!!!。

幸い??w、放送終了当時は
満足度は高かったもののBDを購入するまでには至らず
今となっては、内容を思い出せないまでになってしまっていたこのタイミングで
・・・やってくれましたねwww。
・・・いい!!・・と思います!!!。


放送当時に感じていた自分の満足感が、本当にそうだったのかを確認するため
2年ぶり?に、本作の再視聴を開始してみて
まず1話までの時点ですが、
「やっぱ、自分が満足した記憶は間違ってなかった!!」です(確信!)。

若干、兄貴の”上から目線??”・・・が気になり(ウザい?)
ここはもう少しどうにかならんのか??とも感じましたが

でも何より、主人公の”流れに身を任せて乗っていくスタイル”←絶賛!、
大人たち?のいい意味でのいい加減さ(ポジティブ思考ともいえる?w)にブラボー!、
主人公の鼻歌?の歌詞(←現実見てる!)・・が何気にお気に入り^^。

ああー、このままだと全話通し見ブルーレイ買ってしまいそうです^^。
(2期?なども期待してるのでその意味もあり応援したい)
(画質劣化がどうなのか若干気になるけど、北米版BD同等?と考えれば問題なさそう)

単品で発売された時の特典的なもの?(内容知らんけど)があるなら
なりふり構わずつけて売ってほしいなあ~ww。

反省会の内容は、やはり気になります!!。
でも反省なんかしなくていいんじゃないかなあ~(してないと思うしww)。


今回のこの商法、他作品でもどんどんなりふり構わずやってほしいですね!。
需要はあると思います♪。

---------------------------------------------
>全話通し見ブルーレイ購入して。
はい、全話通し見ブルーレイ購入しました♪。
  (⇒心配していた画質は全く問題なく、1枚で全話見れて快適で、さらに格安です^^)

当初のお目当ては「キャストと原作者が反省するガーリッシュ ナンバー反省会」だったのですが・・
その部分に関しては全くの期待はずれでしたw(内容薄っすいし、反省もしてない・・)。
(・・いっそのこと全話で反省会やってくれたら、もっと評価できたのですが。。)

で、ガッカリしてしばらくBD放置してたのですが
今期は個人的大不作のため、観る作品がなくて困っていたところ
本作のBD、せっかくなので本編も観てみようかな?・・といる流れに。


いやー、やっぱ本作、本気で「お仕事アニメ」の傑作だと再認識しました!!。

特に個人的に今期3DCGキャラに苦戦しているせいもあってか
本作のキャラの表情が素晴らしく生き生きしてるように感じるんです!!。
凹んでる時も、テンション上がる時も、悩んでいる時も、その他すべてで。

登場キャラもメイン・サブ含めて、みんなキャラが立ってて魅力的だし
声優さん方も楽しんで演じておられるように感じます。
キャラのやりとり観てるだけで、たくさん元気もらえる貴重な作品♪ではないでしょうか?。

OP/ED曲も秀逸です♪。


一部では「○死作品」?とかっていわれてるのかもしれませんが
自分にとっては素晴らしく大満足させてくれた作品でした!!。
これからも何度も何度も再視聴させてもらうことになる気がします^^。
(★の評価、MAXまで上昇しました)


「修羅」のアニメ化中止は、本当に残念で仕方ありません・・。
願わくば本作がもっともっと再評価されて、「修羅」のアニメ化が復活してほしいな~。ほしいな~。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 28
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ダメ人間喜劇

ガーリッシュナンバー修羅というWeb配信の四コマギャグ漫画を見ているのですが、アニメよりも登場人物全員が馬鹿になってて面白いですよ。

【1話時点でのキャラの印象】
{netabare}
烏丸千歳
本作の主人公。声優。性格はクズ!(公式認定)
初回にてそのクズっぷりを表す行動、発言が連発。ラノベだからといって原作を読まずグータラ!(仕事をもらっておいてとか、役者としてどうなのとか、色々思うがとにかくクズい!)原作者であろうが、裏では容姿に対してボロカスな評価をしている(裏表がありすぎてドン引き)。地位と名声、そして金が大好き!アイドル声優上等!(欲求に忠実!)
こんな声優さんいやや…こいつに良心はないのか!とまあ、見事なクズキャラとして成り立ってますね。

園羽百花
クズの先輩…ではなくアイドル声優の先輩。年は主人公よりも下らしい。 世渡りが上手い。こちらも原作者を裏ではボロカスに言っている。二世声優(この設定がまた黒さを感じる)

九頭(くず)P
お調子者で仕事は適当?。シースーとか言っちゃう時代遅れなプロデューサー。実はケチ。

難波(なんば)社長
この人のとりあえず流行ってるんだろ的なノリで「勝ったな!」を連呼する適当感が良い。(ヱヴァがネタを今さら?というその遅さが全然アニメに興味ないことを伺わせて笑える)勢いとノリで生きてきたタイプだろうか。でも実はケチ。

{/netabare}
【クズを克服する話ではなく、クズのまま立ち回ってほしい】
{netabare}
キャラクターが一癖も二癖もあるこの作品。クズ主人公にクズの仲間が惹かれあい、お調子者なPと適当でノリでgoサインを出すアホ社長の超適当なアイドル声優企画に主人公は抜擢され、金と名誉に目がないクズな主人公はヤル気満々。ダメ人間達の野望が渦巻く桃園の誓いなのか。あきれる真面目な兄兼マネージャー。

欲望に忠実なダメ人間サイドが、真面目サイドの人物達をどう困らせていくか。実に楽しみですね。
間違ってもダメ人間が全うな話になる雰囲気じゃない喜劇だと期待しています。
{/netabare}

【2話感想】
{netabare}
千歳調子乗ってますね~。挨拶の基本が崩れてきてるのが見ててなんかもどかしい。
声なき悲鳴というのは原作者のことなのかな。原作側に座っていた喋らない人、もしかして原作者?
それにしても千歳ヒロインのアニメのPVが酷かった・・・それにうおおお!とかいっちゃう観客を描かれるとなにか馬鹿にされている気がしてならない・・・でもまあそんなもんなのかね~

{/netabare}

3話ー4話【求められている内は花】
{netabare}
百花が良く口にする「それが求められているんだから、良いじゃない」というのが今後の話の軸になっていくのですかね。
ただ求められていること(中身のない、くだらないことでも)をやって、今は受けがいいが、飽きられたらどうするのか?自分達に何が残るのか?(そこまで追いつめるかは分かりませんが)

千歳は求められていることを喜んでこなしますが、他人の目を気にするタイプでもあります。(ツイッターの反応を気にする辺り)さて、千歳が求められなくなったらどうなってしまうのか、今後の展開を期待します。

また、ステージ本番前の千歳が不安感をあらわにしている描写があります。本番中はあれほど堂々としていたのにこのギャップはなんでしょう?これは千歳が実は普通の女の子と同じですよ、ということなのか、期待に弱く、逆境、本番に強いという性格の現れなのか…。でも、新人の時の本番前にその不安に襲われた気持ちは、大事に覚えていてほしいなあ、と少しいとおしく見えたシーンでした。

百花の方は求められていることがくだらなくても、求められているならそれで良いと肯定するのは、諦めなのか、求められないことの辛さを知っているからなのか。それともそれを否定したとき、自分に何もないことが怖い感情からの逃げなのか。こちらも気になります。

蛇足ですが、千歳の卵焼き?のデザインがされた服が印象的です。彼女の服のセンスはどう量れば良いのでしょう?現実の声優さんでも私服のセンスが微妙と思われている人がいますが、そういった声優さんのエッセンスを取り入れているのかもしれません。
{/netabare}

5話【だめだよ、だって仕事だもん】監督ッ・・・!

{netabare}
監督さん、YESマンなだけだと思っていましたが、引き受けた仕事をやりきる、すごいな、当たり前だけどしっかりしてる。

作品内の制作会社の仕事ぶりは、あまり描写が無いですが、封筒がいっぱいあるんだなあと少し感心しながら観てました。

仕事を終わらせるプロ意識がある監督、仕事に手を抜く千歳。何でも頑張る八重達。

皆何かしら頑張っているけど、何もしていない千歳。千歳に明日はくるのか。

お渡し会っていうのは声優さんが渡してくれるんですか。知らなかった。

しかしアレですね。空戦を作っていた会社とは思えないぐらい今の所しっかりしてる。どこの絵をとっても表情可愛いし・・・。作画崩れたみたいな場所も感じないし、そういう噂もきかない。

{/netabare}

【6話ー沖縄だ!勝ったなガハハ】
{netabare}
九頭Pガチクズ…。
さて、少し疑問なのですが、沖縄にいってpv作って予算を使えてなぜ良かったと安堵しているのでしょうか?そこら辺の仕組みがよく分からないですね。

今回一番可愛かったのは柴崎さんかな?酒に酔っていつもは押さえている感情をコミカルにぶちまけるその姿に可愛さを覚えます。

それにしても26歳でそろそろ声優やめよっかなと思うとは、現実の声優さんでもよくあるのでしょうか?むしろアラサーにさしかかって売れ始める人の方が最近よくみる気がします。

少しずつではありますが、柴崎さんが千歳達に打ち解けているのがみていて嬉しい回でした。

{/netabare}

【7話-親も色々、子も色々】
{netabare}

柴崎さんは親とケンカ別れで東京に出てきていますが、親はそれでも心配してくれます。東京に子供の顔を見に来る親に対して、恥ずかしいからと邪見に扱う芝崎さん。でも、親が子供の事をいつでも心配に思ってくれることを羨ましくみていたのがが百花。

百花の親は、子供をもう子供扱いしない。声優のプロとして自分で判断できると思っている。ですが百花は、親が自分を心配してくれること、つまり必要とされることを望んでいます。だから、気にもしていない水着の事をきいて、親の気をひこうとしました。そんな子供じみた願いと遠回りの行為が「あほくさ」「(バカな千歳を見て)わたしも」なのでしょう。

特定の誰かに心配されたいという気持ちに焦点を当てた回でした。

京の柴崎さんへのフォローが上手くて、バイト生活でも大人ですよね。他者を心配できる余裕がありつつ、自分自身の将来のこともしっかり見ている。親に言われなくても親の心配もするし。

次回の温泉街って背景見て一発で分かってしまったw銀山温泉ですね。
{/netabare}

【8話~どいつもこいつも不器用だ】
{netabare}
温泉回だ勝ったなガハハ。え?ちーさまいないの?

まあそれはそうとして、百花も百花の母親も、柴崎さんも、その父親も。みんなみんな気持ちを伝えるのが下手。そのせいですれ違ったり、心配したり、気を引こうとしたり。

でも、誤解が解ければ、ほんの少しの言葉でわかりあえる。「行ってきます」「体に気を付けろよ」恥ずかしさを隠したいからそれでいい、相手が不器用なこともわかってる。

百花の方も、わかりづらい親の愛だったけど、百花にとって「まってるわ、私のライバル」という母親の言葉は、いつも自分のことを見ていてくれいる、親にとって自分が特別な存在であることを理解するのに十分な言葉だったのでしょう。


今週はガリナンに似合わない感動回という感じですが、たまにはいいじゃない、心が通じ合うことをテーマにしたって。柴崎さんの父親が泣いてる子供時代の柴崎さんと家族の写真を見て「あいつの声は昔からよく通るからなあ」という言葉に、柴崎さんが覚えていない子供の頃のことを父親が覚えているって、ああ、この人は本当に子供の事を見守ってきて、子供のことが本当に好きなんだ、と考えて、ぐっときて、涙が出てきました。子を思う親の顔に弱いな…(笑)

ところで今回舞台となった銀山温泉、旅館には止まったことはないので、綺麗な夜景、みてみたいな。

【ここまできて一話で書いたレビューを振り返る】
さて、一話の時点で「ダメ人間喜劇」とタイトルをつけ、ダメ人間サイドが真面目サイドを困らせるというコメディ喜劇を求めましたが、若干違う方へ向かっています。
真面目サイドがいるのではなく、みんな少し変だけど、頑張って生きてる。明るく、面白おかしく、前を向いて。そういう、明るさが喜劇にとって必要なのかもしれません。
今のところ、自分の考えていたただ面白いという喜劇の枠組みを新しく考え直せたので、この作品には感謝してます。
{/netabare}

【9話~後ろから押され始めた】
{netabare}
新人声優の入れ替わりは早い・・・!主演を1回やったらもう新人扱いは出来ない。ナンプロの社長は行き当たりばったり感出してるけど、狙ってやってる感じはしますね。賞を取った声優を掻っ攫うとはナンプロ社長やるなあ。

京の扱いを見ると主演1回演じさせて、売れなかったら切るみたいではないようだが、千歳はどうなのなることやら。

業界でのポジションを得たと思っている千歳ですが、そういうことじゃない、周りの人が目の前の仕事に集中していて、千歳は手抜きばかり。

やはり安心できる人や、仕事がなくなって不安を感じる千歳は「普通」の部分があって、成長できる所をもっていそう。

悟浄くんは1回主演演じてやめてしまったらしいけど、何が理由だったのか・・・。千歳のように慢心?家庭の事情?「つまんねえ芝居」といった厳しい発言は自分の過去に被るから?
いつもクソだの価値が無いだの千歳をボロクソにいっているが、誕生日プレゼントを用意してるあたり、大切に思ってるんだなあ。今後は千歳が変わるために兄弟が鍵になるのでしょうか。
{/netabare}

【10話~気付いたら周りにはだれもいない】
{netabare}
ちーさまようやく特別扱いされてないことを気付いたかー。でも今の現状から変われると思えていない状態。そもそもちーさまが特別扱いされていたことの描写が薄いかもなー。多分新人のちやほや感や、主演を政治で獲得したことが特別扱いなんだろうけど。

そして周りは売れて、ちー様は売れていないことにも気付く。

九頭Pはようやくやる気でた。来週から頑張るのか?

ナンプロ社長さんはあえて厳しい現実を突きつける役回りともとれるな。人に嫌われるような損な役周りも社長としてこなさないといけないし。ただそれでもまだ情けをかけるあたり、やはり根は悪くないと思いたいが・・・(9話の感想でも書いたけど、一向に売れてなかった京を置いてるのだから、頑張っている子には甘いのかもしれない。)

悟浄君は目が出なかったかー。それ以外にも何かあるのか・・・ちーさまは身内でありながら何も知らんのかい!声優の技術的アドバイスが出来ないのは、悟浄君が自分を下手だと理解しているからかな。 {/netabare}

【11話~一番になりたい】
{netabare}
ようやく自分のやばさを認識し、気落ちする千歳。現場の空気を悪くする。
ナンプロ社長、素顔を見せる。人を育てるって難しい。
千歳以外のキャスト陣、千歳の評価はボロクソだが、やっぱり千歳が好きなんだな。
悟浄君の過去。京と同期だったのか。
悟浄君に皆が千歳のためにアプローチをするよう訴える。

千歳の自己評価と現状の辛さを告白する。そして悟浄君に勇気付けられる。

自分の中の駄目な部分を受け入れつつ、挫折しても何とか立ち上がれた千歳を見ると、何かエネルギーをもらえます。失敗しても、自分のダメさにうんざりしても、何とか諦めずやっていく。その前向きさがこの作品の良さかもしれません。

{/netabare}

【最終話~勝ったなガハハ!】
{netabare}
千歳が現場へ走るシーンと転ぶシーンの緊迫感が良いですね。いろいろな事を誰かのせいにして努力せずにいた千歳が走る。転んでも走って現場に向かう。色んな言い訳をとりあえず忘れてとりあえず走る。何かしなくちゃいけないという意思を感じます。

千歳の自分の引け目の告白からの、これからの方針をぶっちゃける。
いつものちー様が戻ってきたけど、いつもとは少し違う、すこし成長したちー様。

そして渾身の「てやー!」で笑ってしまった。ここからいい雰囲気で現場が回る。そして全員での「てやー!」。少し抜けた感じの真面目が面白い。

そしてまた遅刻して、今度は迷わず走る千歳。(寝間着から着替えるときにいつもの玉子焼きの服がタンスに大量に(笑))大して現状は変わってないかもしれないけど、少し変わった千歳。ダメ人間はダメ人間なりに頑張って生きてる。

ライブシーンでこの作品の物語の終わりを感じ、満足感と名残惜しさを感じました。

そして、またダメ人間から出る、ダメそうな企画。まあでもなんとかなるでしょという明るい雰囲気。

色々辛いこともあるけれど、頑張って生きてることを描いた作品でした。

でも頑張っているっていっても明るくいこうじゃないという、最後の「勝ったな、ガハハ」の流れから、気楽さや人の適当さへの肯定を感じて、とても明るく前向きな作品だと感じました。

{/netabare}

総評
{netabare}

色々つらいこともあるけど、頑張って生きようと、前向きにさせてくれます。

それでいて気負いをさせるような説教くささがなく、気楽でいいんだよという明るさをもっています。

頑張って生きて、辛いことが終わったら皆で笑い合おう。そんな明るさと楽しさを持った作品です。

{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 54
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

リアリスト渡航氏が世に問うた綺麗事では済まされないマーケットの現実

原作:Project GN
監督:井畑翔太
構成:渡航
アニメ制作:ディオメディア
主要キャスト
烏丸千歳cv千本木彩花(主人公:「ナンバーワンプロデュース」所属。新人だけど努力も苦労もしたくないクズ)
烏丸悟浄cv梅原裕一郎(ナンプロのマネージャー。千歳の兄。バカ妹に手を焼いている。)
久我山八重cv本渡楓(千歳の同僚で新人声優)
片倉京cv石川由依(千歳の事務所の先輩声優)
苑生百花cv鈴木絵理(両親の七光りで脚光を浴びるJK声優。黒いガキ「ヴォイスエンタープライズ」所属)
柴崎万葉cv大西沙織(プロ意識とプライドが高い人気声優。自意識過剰「いろはプロダクション」所属)
九頭(くず)Pcv中井和哉(アニメのプロデューサー。製作委員会で販売を担当している外見も中身もチャラ男)

原作未読。

12月21日追記
※師走でもあり、また忘年会や各種夜の会合が重なり、他の作品のレビューへリソースを割いている為、本作の各話レビューが停止して申し訳ありません。
{netabare}七海の登場で本作は大きく動き、あのちーさまが自らを振り返り成長の兆しが見えてきた予想外の展開となってきました。
そして、渡航作品の醍醐味の一つ、兄悟浄と妹ちーさまの会話劇は『俺ガイル』や『クオリディアコード』以上の切れ味です。{/netabare}
既に本作は佳境に入り、今後は総評で締めたいと思います。
渡航氏が本作で伝えたかったことは単なる内情暴露ではなく、リアリズムという見方によってはねじれたフィルター通し、偽善を求めず世の中の裏と表の関係性から「エンタメの商品価値」を問うた作品です。
本作を他のアニメ作品と相対比較しただけの表層を浚う程度では、渡航氏独特の斜めに構えたメトニミーは理解できないでしょう。
本作を的確に理解する為には、幅広い人生経験もまた必要となりますことから、視聴者を選ぶ作品でもあり、世俗に塗れる、つまり世の中の裏を見ている経験など視聴者の社会的な立ち位置で評価もバラつくと思います。

ここで暫定ですけど、点数評価も行います。
各点の根拠は総評で記述します。
--------------------------------------------------------------------------------

7話まで視聴したので中間レビュー的に追記します。
(他の業界作品との類似性について)
本作から『それが声優!』や『SHIROBAKO』のような展開を期待している声も多いようですが、本作の内容はかかる作品へのアンチテーゼではありませんし、アニメのプロデュース段階から描いている点で、声優とアニメ制作に特化した両作とは異なりアニメ作品誕生から業界を俯瞰しているゆえに、両作とは一線を画したストーリーとなっています。

確かに『それが声優!』と『SHIROBAKO』並びに『アニメーション制作進行くろみちゃん』は本作を視聴するに当たり「参考」とはなりますが、上記のとおり切り口や視点が全く異なるので「比較」には至りません。

また、『それが声優!』や『SHIROBAKO』が業界を正確に描写しているかというとそんなことはない。
どちらもそれぞれの業界の一断面にスポットを当て、世間に見せたくない黒い部分には蓋をし、ストーリー上どうしても表現しなければならない黒い部分はグレーにしてお茶を濁し綺麗にまとめているだけです。

上記に関して、昨今騒ぎがあったので『SHIROBAKO』で分かり易く例えてみますね。

原画セッションは絵麻の成長物語で構成されていますけど、この作品では「動画」の待遇が描かれていません。
原画であっても安アパートに暮らし、具のないカレーで節約している絵麻以下の動画の境遇を描いたら世間はどう思うでしょう?
ほとんどの方はこれで業界の「黒い部分への蓋」を察っして頂けると思います。

つまり、両作とも業界のブラックな部分を虚偽表示手前ギリギリまで希釈し、穿って見れば良いイメージへと「印象操作」をしている作品です。

アニメ制作現場の雰囲気に関しては『アニメーション制作進行くろみちゃん』のエピソードの方が過剰演出ではあってもアニメ制作には関わりたくないと思いたくなるほど、ドロドロとした現場の空気が醸し出されています。(制作したゆめ太カンパニーが結局消滅したのは別としても。)

12月6日追記
長らく『それが声優【裏】』としていましたけど、本作はアニメを一つの商品パッケージとして見ているので、このタイトルでは範囲が狭小であることから変更します。
なお、タイトルは確定で考えています。
この作品、私の見込みの通り他のサイト等でも高評価を得ており大勢はほぼ決着したようで、今更書き足すこともありませんけど、惰性で各話を記述していきます。

第1話メモ

業界ナンセンス物でぶっちゃけ面白いです。
第1話からクズキャラのオンパレード、業界の闇やら毒素が出るわ出るわ(笑)
内容は、デタラメや非常識がまかり通る興業業界では当然の出来事を描いているだけですけど、本来タブーに触れることを果たしてどこまで描ききれるか見もの、勢いで、枕営業まで描いたらお見事です。
あえてネタバレは書きません。
この作品も個人的には当たりでした。

「それが声優!」を未視聴の方は並行して御覧になると、より楽しめると思いますよ。

第2話メモ
おいおい。予想に反して引き込まれてきました。
俺ガイルファンの私としては視聴=嵌る宿命だったか!
{netabare}クオリディアと違って渡航氏単独脚本は清々しいほどエポックメーキングな毒が出ている。
灰汁が強い作品のアニメ化はディオメディアの作風にも合っているようだ。
漫画だと絵柄と性格ギャップが激しい千歳のバカで浅はかで性格悪い毒のある表情が実に巧く表現されている。
キャラデザ、キービジュすっ飛ばしてPVとかディオメディアの実話っぽいし、アニメの制作費とクオリティの話題はディオメディアの自虐ネタか。
このスタジオは王道アニメよりも毒アニメを制作した方が向いているのかも。{/netabare}

第3話〜第4話メモ
はいはい。ここまでクズっぷりを露わにしたら、逆に潔くて清々しいw
真面目に制作してもコケる作品もあるのだから、ナンセンスで作り込むのも有り。
いや、万人受けを狙っていないことすら私は魅力を感じる。
ディオメディアもあえて業界を自虐的に制作しているのだろうし、アンチやナンセンスもので制作スタジオの差別化を図る経営戦略だってあっていい。
この作品、業界ドキュメンタリーじゃあるまいし、内容を真面目に考えてもコレはしょうがないがない。
{netabare}原作者をいびってシリーズ構成降りた脚本家のモデルは存在せず、{/netabare}話しを面白可笑しく盛っただけでないかな。
渡航氏とディオメディアの組み合わせを考えると、仕掛けて来ても不思議と違和感がないw
そもそも、{netabare}脚本家が現実にあの対応をやれば社会人として問題であり、仕事すら干されかねない。{/netabare}

渡航氏が繰り出すネタを【ネタ】として受け止めないとこの作品を楽しめないかなw
クリディアコード作画が逝ってても、今期の万策尽きたー!の多さを見るとA-1の力技で放送落とさなかったのだから渡航氏はさして気にしてないだろうけど、業界クライシスも現実になってきているから、これからは{netabare}先行上映で1話を上映出来ないケースも出て来るかも、{/netabare}ある意味旬というか皮肉たっぷりな内容。
SHIROBAKOだってある種の誇張や事実の脚色はあるでしょうし、むしろ制作進行くろみちゃんの方がギャグで薄めてはいるけど、あれでシビアな現実を表現しているのかもしれない。
{netabare}だからかもだけど、この作品では作打ちネタで炙るだけの脚本も書けるのかな。3話の脚本渡航氏だったしw
荒れた作打ちの結果1話は案の定無惨だったけど、そんなことどこ吹く風でTwitterのフォロワーの方が気になるちー様はある意味「神」だ。{/netabare}
今期はガチな作品が多いし、これぐらいバカバカしい作品も息抜きに丁度いい。
ちー様がクズでも心臓に毛が生えたような糞度胸と鋼鉄のメンタルで乗り切ってしまう、どこか憎めないキャラだし、だからこそ私も乗れるし、毎週観るのが待ち遠しいということは、私的に楽しめている証拠だね。

第5話メモ「渡航氏のまとめCOMPLEX丸出し回だな。ガハハ」
(公式より)
脚本:さがら総
絵コンテ:数井浩子
演出:筆坂明規
総作画監督:木野下澄江、西田美弥子、石川雅一
作画監督:大田謙二、水野隆宏、LEVEL ZERO

{netabare}4話に引き続きさがら氏が脚本か。どーりで渡氏のついは第三者目線なわけだ。
公式見てびっくりしたのは一話にかかっている総作監と作監が6人?どれだけリテイク出てるんだ・・はぁ?
人海戦術はクオリティに対する渡航氏の執念みたいのも感じるね〜草

今回の見どころは心を折られた涙目ちーさまだろう。
リテイクの成果なのか目茶可愛いんですけどw

まぁ、お渡し回の模様が叩かれたのは自業自得なのだけど、ちーさま的には納得いかないんだろうよ。
ちーさまの泣き顔可愛いから、フィルターなんかかけないでもっと泣かせよう。
しかし、妹の泣き顔を見て思わずフォローする悟浄君って実はシスコンだろ。
ちーさまって、あー見えても結構繊細なんだ。

自己愛の塊ちーさまの設定って渡航氏のアニマに潜む女性イメージの具現化かな。
こういうタイプの娘ってアニメキャラにしたら無惨なクズキャラで正直アニオタの敵だけど、リアル仮定の男目線ではどこか脆弱で危なっかしくって守ってあげたくなる魅力もあるよねw
ある意味、アニオタに挑戦状を叩きつけたキャラか。

兎にも角にもギャップ萌えした回だよ。

でもちーさまが何もしていないってのはちょい違う。
あの子は努力型の八重と京と違って天才ではなく【天才肌】なんだよ。
褒め殺しておだてればそこそこの仕事はするんだから、自分の黒歴史は封印してもっと妹のことをナデナデしてやりなさいよっ!

クズPのクズエグさから見ると、世間知らずのちーさまなんて可愛い存在じゃないかいw
結局、クースレは原作者も監督も壊して誰も幸せにはなれなかったけど、更に分割2クールとか死人出そうだな、これ。
そうそう、次回は水着回だよーん☆{/netabare}

第6話メモ「ゴージャスなメンタルの行き着く果ては?」
脚本:渡 航
絵コンテ:井畑翔太
演出:久慈吾郎、井畑翔太、胡蝶蘭あげは
総作画監督:木野下澄江
総作画監督補佐:石川雅一、西田美弥子
作画監督:西田美弥子、小川茜、徳永さやか、大村将司、洪範錫

今回は渡航氏脚本。
相変わらず、作監修正でクオリティを維持してるんだな。

右を見ても左を見ても非難ゴーゴーなこの作品。
社会人であれば、空気のように存在する薄汚さを見せつけられるのがそれ程に嫌なのか、それとも身に覚えがあるが故にブーメランと感じてしまうのか。

本作の表層を浚っただけであるとか、はたまた本作の世界観でもある社会の歪みを直視し、リアリズムへの立脚が可能か否かでも評価は大きく異なるようだ。

リアル社会で様々な辛酸を舐めているならば、本作を観て叩く理由などほとんどないとも思うが、社会経験がない層やアニメはかくこうあるべきとの信念、臭い物には蓋をすべきと考える偽善に立てば叩きたくもなるのかもしれない。
その意味で本作はユートピア社会を求めるポピュリズム階層に対してはドMな役割期待も担っているとも言える。

また、本作はあえて「天然クズキャラ」のちーさまを主人公に立て、登場各キャラの「本音」を抉り易い環境設定にしている点が大きな特徴だ。

一定の社会経験があれば身近にゴロゴロしているちーさまキャラの設定には「苦笑」で応じる余裕は保てるが、彼女の存在をポジティブに捉える事ができなければ、本作への理解も抵抗感という不合理な感情の介入で掻き消されるだけかな。

第6話まで視聴した限り、業界に纏わることの多くはネタで、全てを額面通りに受け取る必要はないでしょう。
また、一部に事実の摘示があっても、尺と演出の都合で大袈裟かつ矮小化されている程度の事は常識の範疇で理解可能であり、したがって本作の内容を以って業界総論とはとうていならない。
ま、本作をどう捉えるかの切り口によるが、社会の縮図としてみるとケーススタディとしての役割は十分に果たしており、社会学の教材としては応分の妥当性はあるだろう。

{netabare}今回、アバンからExcelの収支計算書。
前回赤字発表されたアニメ【製作】幹事社の収支内訳だが、原作使用料1話20万か。
これがラノベの原作使用料相場なのかな。
クースレ方式ならば話数に比例して使用料が増加するが、てっきり放送単位だと思っていた。
渡航氏のカミングアウトかもしれないが、いやいや面白いものを拝見したw
この後、ラノベ作家がデスられるが、渡航氏の自虐ネタが冴えていて面白い。

原作使用料負担の根拠
記事より引用
>日本文藝家協会の規約第25条の「映画制作及び上映等における著作物の使用料は、番組制作費や提供価格等を斟酌(しんしゃく)し、1000万円を上限として利用者と本協会が協議して定める」
ソース
http://style.nikkei.com/article/DGXNASFK2501A_V20C13A9000000?channel=DF280120166614&style=1

上記は映画の例だけど、渡航氏相場が高いか安いかや権利者が誰であるかは別にして、放送アニメでもさすがにタダは常識外かな。
仮にタダでも著作権(ラノベの場合は出版社所有が多い)があるから勝手には使えないだろし、タダならタダという契約も必要になる。

Aパート
赤字開き直りで予算使い込みくず企画クースレ御一行様沖縄到着。
ちーさまの私服、今回は変えているね。この服かわいいんじゃない。誰趣味?
其々の事情で浮かない顔の面々。
ちーさまは生の叩きが尾を引いているが、その他の事情は後々明らかになる。

で、こんな本作の水着回はどうであったかというと・・
ディオメディアよ1カットやらかしたかw勝ったな、ガハハ!
乳首描いていないからBPOは無問題ーってノリかな、いや私は全然構わないがw

この水着回のために劇中歌まで作成とはチカラ入っているね☆うん。
貧乳の百花がちーさまの貧乳を腐してたいるのが笑える。
悟浄君の説得で水着になった万葉のオッパが一番だったな。

使い込み予算が貧弱のゆえの旅行で、声優達は大部屋。
でも、ちーさま以外の声優の本音が出たこのシーンは面白い。
泡盛で盃を交わす京と万葉、悪酔いした万葉は山形弁丸出しでちーさまと百花とに絡む。
彼女達の共通の悩みが明るみになる。
ここを見ればED曲の歌詞の意味が分かるだろう。

すっかり酔っ払っ百花をえげつない枕投げで撃沈し、生での叩きからすっかり立ち直ったちーさま、この脳天気さがマジかわいいw
百花もJKのくせに酔っ払い達に付き合うとはさ、親の七光りに関係なく将来大物になりそうだ。

バーでのくずP&社長とマネージャー達の距離間隔イコール心理的な距離の暗喩演出はなかなか上手いね。
ある意味、詐欺師一歩手前のくずPだが、この程度の思慮の浅いチャラ男はどの業界にもいるだろう。

彼のスキルは押しの強さで、大手のPという立場を絡めて上り調子の時は営業上の利用価値は十分にあると思うが、価値がなくなれば捨て易いタイプでもある。
そのくずPを煽てて果実はしっかり頂く、うん、ナンプロ社長はなかなかの巧者w

Bパート
くずPに対する上司の・・から。
以後、声優部屋宴会では明らかにされなかった百花の憂鬱へと続く。
京や万葉から何かを感じとったのかな。
その後の暗喩が意味深だけど、これ次回以後の伏線だろうからここで見解めいたことは書かないでおこう。

一方リゾート気分のまま声優オーディションに臨むちーさま。
その後の打ち上げで現実を知ることになるが・・・負けたなガハハ!

悟浄君とちーさまの関係はクオリディアコードの霞と明日葉や、俺ガイルの八幡と小町との類似性もあるが、渡航氏のアニマはこういう兄妹関係がテンプレ化しているのかな。
大型テレビ当たった、、勝ったなガハハ!<そいうのはもち腐れって言うんだよ(草)

クースレの打ち上げ会場貧乏くさw
万葉の様子がおかしい・・また酔い潰れた、沖縄からの伏線が続く。

ちーさまが沢山いるよー!ちーさまの代わりも沢山いるよー!

地獄絵図ね・・ボソ・・壁のポスターが・・w

屍クースレ2期を捨て駒にしたくずP、勝ったなガハハ!

今回は伏線回収と今後の伏線と相当内容が詰め込まれた回だった。
これとフリフラの録画は同一回を最低2回は観てしまうのは何故だろうか。
おっと、予告がシュールで吹いたw{/netabare}
ちーさま負けたなガハハ!

第7話メモ「親の心子知らずでもないぞ」
脚本:菅原雪絵、渡 航 
絵コンテ:ひいろゆきな
演出:ひいろゆきな、井畑翔太、胡蝶蘭あげは
総作画監督:木野下澄江、石川雅一、西田美弥子
作画監督:加藤弘将、小川茜、伊集院いづろ、j-cube
{netabare}今回、脚本参加の菅原雪絵さんは、オーバーロードのシリーズ構成をやった方。
内容は万葉と百花の対比回であり、結構マジな内容で掘り下げも深い。
ちーさまは今回脇役に回ったが、親子の関係性は渡航氏には書きにくい脚本かもしれない。
また、今回は、親目線か子供目線かの年代によって、この作品を何としても否定したい印象操作を含めて視聴側のレビューも異なるだろう。

まず、声優という職業に子供が就くとなると大抵の親は反対するだろうし、これは私も例外ではない。
もし、娘がそんなことを言い出したらあらん限りの説得をする。
子供に妙な苦労をさせたくないのは大方の親の本心だ。
つまり、万葉のお母さんは親として普通の感覚の持ち主であることにシンパシーを抱くことがレビューの前提となる。

万葉は役者に憧れてこの世界に入ったのだろうが、それは両親のコンセンサスを得てはおらず、両親とも芸能人である百花との大きな立場の違いだ。
以前に万葉と百花の会話で、万葉は失敗すると後がない背水の陣で声優をやってる旨、百花にカミングアウトしている。

この万葉の答えを百花はどう受け止めたのであろうか。
ここから百花が両親に対する微妙な態度が始まったように思うし、万葉のプロ意識の原点も背水の陣にある。

子供に愛情がない親など基本的にはいない。
愛情の注ぎ方が其々異なるだけであり、愛情の受け止め方もまた異なる。
万葉は母の愛情を十分に理解しているだろうが、でもそれは今の彼女にとってとても重くまた負担に感じている。
そのことが、自宅やスタジオでとった彼女の天邪鬼な言動に如実に表れているが、乳離れしているようでまだしていない子供だなぁと思う。
親に心配をかけているうちは、自立したとは言えないんだよ。

対し、百花。
一生懸命に親離れを模索している最中かな。
万葉の生き方は彼女の人生観に大きな影響を与えているようだし、反面教師としてちーさまを見ている。

ここでは八重との会話に着眼するが、卑屈な八重の態度に「百花でいいよ」「そっちの方が気楽だから」にと両親のプレッシャーへの本音の吐露は、取り繕っている自分と等身大の自分との間に葛藤が生じたからであろう。

親の七光ではなく素の自分自身に存在価値を見いだし、恵まれ過ぎている自身の環境へ疑問を抱きだしたことは彼女の成長を意味する。
そして、環境に甘えている自分自身へのカウンターとして、周囲に甘えているちーさまに対し「ほんとこいつ馬鹿ね、私もだけど…」これは自身のアイデンティティに揺らぐ彼女の本心だろう。

ちーさまスマホの着信音と寝言(ずっと仕事ない)に吹いたwww

さて、本作はちーさまのキャラが濃すぎて他のキャラが相対的に薄くなりがちだが、物語はけっして、ちーさま視点で動いているものではなく、群像劇として観れば自ずと物語に対する視野が広がるし、多くのキャラにスポットを当て物語を組み立てる演出もなかなかのものである。
現時点では作画、演出、構成、脚本とも高レベルの作品だ。

各話レビューはちーさま萌えで記述しているが、親目線としては馬鹿な子ほど可愛いのも反面の真理である。{/netabare}
総評は群像劇としてレビューするつもり。

第8話
脚本:菅原雪絵、さがら総
絵コンテ:井畑翔太
演出:飛田剛
総作画監督:木野下澄江
作画監督:木野下澄江、石川雅一、加藤弘将、徳永さやか、小川 茜、大村将司、上野卓司、是本晶、陣内美帆、石田啓一、YuMinZi
{netabare}相変わらず、作監レベルでクオリティを支えているが、ディオメディアの本作に対する意気込みが感じられる。
一部動かないとの指摘もあるが、はて、日常アニメにモーションがそれ程必要なのかな?
寧ろキャラの表情や、ボディーランゲージのような微妙な表現にはユーフォ2並に手を抜いていないとも思う。
実際、この作品、意外と暗喩が多く、作画に自信がないとこういうコンテも出来ないだろう。
その点でも、無闇やたらに声優の演技に頼る会話劇とは一線を画した作り込みだ。
私的には物語の性質と鑑みて十二分に満足のいくレベル。

さて、今話はちーさま抜きで物語が進む。
こういう思い切った構成も好感が持てる。
今までは、悪巫山戯が多かったが、今話はガチで物語を組み立ててきた。
この緩急の付け方は巧みであるし、高度な構成力を窺わせる。
舞台は万葉の実家である温泉宿だが、クズPもしっかり同行w

しかし、クズPの排除はせず、咬ませ犬的に用いたのは次回の伏線を含めて上手い演出だと思った。
この回のメインは、万葉と百花と絆の深化、双方の親の意識の相違、不器用な万葉の父だが子を想う愛情の深さを万葉が再確認をして一つ皮が剥けたこと。
百花は自分探しの旅を万葉の里帰りに求め、今後の自分の方針に踏ん切りを付けたこと。
今話は万葉、百花の成長物語だ。
私的には万葉の父親の気持ちが痛い程分かるし、これほど感情移入をした回もない。
いや、ホント男親は不器用なものなんだってw

今話も前話に引き続き、菅原さんの脚本。
渡航脚本とは違う味付けで、本作の土台を崩さずしっかりと緩急を付けたシナリオは見事だ。
今後、他作品でも菅原脚本には注視していこう。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 47

85.0 11 萌えアニメランキング11位
かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★★ 4.1 (577)
1910人が棚に入れました
秀才たちが集うエリート校・秀知院学園 その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行 誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!! “如何にして相手を告白させるか”という恋愛頭脳戦に知略を尽くしてきた歴戦の2人は各々、心の内にとある決心を固める…… 秀知院高等部の文化祭“奉心祭”の最終日までに、2人の恋愛模様は大きく動き出す事に!? 恋が天才をアホにする!! 新感覚“頭脳戦”? ウルトラロマンティックなラブコメ、再々始動!!


声優・キャラクター
四宮かぐや:古賀葵
白銀御行:古川慎
藤原千花:小原好美
石上 優:鈴木崚汰
伊井野ミコ:富田美憂
早坂 愛:花守ゆみり
柏木 渚:麻倉もも
大仏こばち:日高里菜
柏木の彼氏:八代拓
ナレーション:青山穣
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

UR-ハーサカ・愛

【物語 4.0点】
「恋愛は告白した方が負けである」と逡巡するうちに、
ライバル候補?が増えたり、周囲で他の色恋が花開いたりして、
{netabare}恋愛自粛ムードの懸念{/netabare}など、事態がさらにややこしくなっていく3期目。

前作、打ち消し線で消滅の危機に瀕したサブタイトル『〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』も
『-ウルトラロマンティック-』に取って代わられ、
白銀会長の{netabare}スタンフォード大学合格{/netabare}という区切りにより決着に向け動き出すが……。


前半戦はいつも通り生徒会周辺で方々に脱線して色々グダグダやってる感w
が新キャラや、既存キャラの新形態?などを、笑って楽しんでいるうちに、
恋は盲目。例えば藤原書記から見たら{netabare}死んだアルパカ{/netabare}みたいにダメダメな白銀会長でも、
恋に落ちた、かぐやには良い所ばかり見えるなど。
いつの間にか恋愛に関する視点の補強が下味として仕込まれて、
終盤、最終回1時間SPにはコクのある美味しい紅茶を頂ける。

徹底的な伏線の管理。目的のあるネタの扱い。
恋バナの上で悶え踊るような乙女心。ムズキュンな一言を絞り出す創意工夫。
作品に染み付いた愛ある仕事。間違いない。これは一流のラブコメだ。
(文化祭ネタ拝借。失礼致しましたw)

この辺りが、安定して面白い本作の隠し味でしょうか。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・A-1 Pictures

毎度、キャラ1体につき、何パターンのデザイン用意するんだ?
というくらい多彩なタッチを使い分けるギャグ対応力は健在。
最後の『サザエさん』タッチも交えたオチもズッコケポイント高しw

表情別に様々な形態が発見されて来たヒロイン・かぐや。
恋により豊かになってきた彼女の心模様を逆に実感するのが、
終盤前9話に挟まれた過去話「1年生 春」
“氷のかぐや姫”と評されていた頃の無表情。

赤~紫系の光による撮影処理も引き続きムード向上に貢献。
肌色率が高いわけじゃないのにドキドキするのは、
光源がエロいのもあるかと思いますw


【キャラ 4.5点】
四宮家の従者・早坂愛。
かぐやとの主従関係も含めた秘密保持のため、
校内ではクール系JKに擬態するなど、涙ぐましい努力で滅私奉公して来た早坂。
そんな彼女が見せた普通の乙女心が、前半戦で私のガードを崩した先制パンチでした。
これがあったからこそ終盤、かぐや様を応援する早坂の当たり前の忠誠心も映える。

成績学年3位のモブから、かぐやの周辺に出没し、準レギュラー格に浮上して来た、遠い親戚の四条眞妃。
(再従祖叔母(はとこおおおば)とか初めて見ましたw)
“おば様”のかぐやと似て高飛車?と警戒する間もなく、
秒でデレて自己完結する、不完全なツンデレw

一方で2期の過去話でキャラが立った石上の元には、子安つばめ先輩という春の予感が?
かぐや同様、竹取物語(「燕の子安貝」)がモチーフの学園のマドンナは高嶺の花ですが、
かぐや&白銀会長のロマンスと並行、共鳴するラブコメの波動でクライマックスを彩る。


【声優 4.0点】
恋愛頭脳戦を実況、解説するベテラン・青山 穣さん。
『かぐや様』?3期?もういいでしょう?と躊躇していても、
「ウソである(含み笑い)」などと抑揚が巧みな青山さんのナレーションを聴くと、
安心して結局、完走してしまいますw

早坂愛役の花守 ゆみりさん。
かぐや役の古賀 葵さん並に諸形態への対応力が求められた3期でしたが、
対F仕様の{netabare}ハーサカ君{/netabare}も含めてお見事でした。

出番がわずかでも、要所と見れば実力者をキャスティングする本気度も高ポイント。
白銀会長を生徒会に引き込んだ前会長役にも島﨑 信長さんを起用し、転機を印象付ける。

チョイ役に人気声優と言えば、
{netabare}伊井野ミコが“癒しBGM”として聴いていたイケメンボイスに
梅原 裕一郎さん&斉藤 壮馬さんをねじ込んで来たのもゴージャス。
両耳をイケボで挟まれて「君は偉いよ。とても頑張ってる」などと囁かれたら
男の私も危うく堕ちそうになりますw{/netabare}


【音楽 4.0点】
劇伴担当は1期以来の羽岡 佳氏。
相変わらず往年のトレンディードラマや科捜研?情熱大陸?
と想起させられるパロディぶりで多彩なギャグを追撃。

本音を中々言えない本編とは対照的に、
主題歌では昭和歌謡曲風のメロディに乗せて、
先攻・白銀、後攻・かぐやで心情を吐露する構成も恒例。

OPは鈴木 雅之 feat.すぅ「GIRL GIRL」
“愛を 愛を 愛を 打ち明けてくれ"
"GE・N・KA・I・DA!DA!DA!DA!”
と語句を反復強調して熱を込めていく歌唱が熟練の味。

EDは鈴木 愛理さんの「ハートはお手上げ」
内容は素朴なラブソングなのに、流れるED映像は壮大なスペース・オペラw
『かぐや様』アニメも劇場版実現の暁には是非、
幕前10分で良いので短編冒険アニメとして制作上映しましょうよ。


5話特殊EDにまでエスカレートしたラップバトルも印象的。
ただ白銀会長。いくら歌が下手だからって、ラップでボエボエとはならんでしょうw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 38
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「ささ~げよ ささ~げよ! 心臓を捧げよ♪」

2022/09/10 初投稿
同日 お気に入りに追加
2022/09/12 ちょい足し
2022/10/01 さらにちょい足し

3期です!色々積み上げてきた物がさらに深化・拡充した感じです。
まず,キャラクターが出来上がってきて,各自生き生きと動き青春群像劇を描き始めました。数の上でも,適度にキャラクターが増えてそれぞれ活躍していました。欲を言えば男のキャラクターがもう一人くらい活躍してもいいかと思いました。意外と白銀と石上のハーレムっぽく無くも無いのでw
舞台的な広がりも見られ1期では生徒会室のシーンが中心でしたが,3期は校内のいろいろなところが舞台になっていました。特に校舎を外から描いたシーンと弓道場は美術的に,夜の町並みや校舎,キャンプファイヤーは演出的に美しいと感じました。

あとは,自分のちょっと苦手なナレーションは少し減って,登場人物の心中でのツッコミによって補完される場面も多く,いくらか見やすくなったと感じた反面,若干のキャラクターのぶれにも感じました^^;

ストーリー面では
伊井野がキャンプファイヤー実現のため奔走する話は率直に青春物として感動的でした。
また,第8話「四宮かぐやについて②」の終盤で{netabare}かぐやが白銀への思いを早坂に伝える場面の後は13話終了まで全編クライマックスに感じました。{/netabare}
全体的にほぼ,甘酸っぱい青春群像劇という路線でした。
いやー,高校時代懐かしい♪
自分の所はキャンプファイヤーは体育祭の後だったなぁ~(*´д`*)
文化祭はクラスの出し物以外は,いくつかの出し物に頭を突っ込んでいたけど,全部男子だけだった^^;

音楽・OP・ED的な面
後半ストーリーの盛り上がりに合わせてエモイ曲が多くなって良かったです。
挿入歌も昔のアイドルソング的(?)な「わたしのきもち」とかツボでした。
5話の特殊EDはとにかく,口角が自然に上がりまくります。アニメーション的にも元ネタは分かりませんが,アメコミ調の全然似ていないけど誰だか分かるwキャラクターデザインが秀逸でした。

通常EDのアニメーション既視感があると思ったら「スターシップ トゥルーパーズ」なんですねwそれと1期から登場している羽の生えたかぐやはスタジオジブリ制作のChage & Aska の「On Your Mark」のPVネタかと思っていたのですが単に秀智院の屋根に乗っている彫刻なのかも知れませんね^^;

マスメディア部取材終盤のナレーションからTG部までの流れなど,ちょいちょい押井守の影響を強く感じる場面が見られます。自分は好きですw

気になった点
やはりナレーション自分はこのナレーションがどうにも合わないのです。
そして謎のトレス線周りの白い部分。昔のダビングを重ねたビデオテープのような感じです。「86」でも気になったんですけど同じA-1Picturesですよね。CGなどでの技術的問題なのか?社内の流行なのか?とにかく自分はすごく見難く感じました。
この二つで0.5ポイント減点です。

突っ込み。作中かぐやが我慢したと思われる突っ込みの一つ
奉心伝説について
秀智院学園は東京都港区三田付近(つまり周知院は慶應義塾ですね。)だと言われているらしいのですが,「風土記」には東京に当たる部分は残っていません。念のためググると


現存するものは全て写本で、『出雲国風土記』がほぼ完本、『播磨国風土記』、『肥前国風土記』、『常陸国風土記』、『豊後国風土記』が一部欠損した状態で残る[4]。その他の国の風土記も存在したと考えられているが、現在は後世の書物に逸文として引用されるのみである。ただし、逸文とされるものの中にも、本当にオリジナルの風土記の記述であるか疑問が持たれているものも存在する。
ウィキペディア日本語版より
つまり,奉心伝説は誰かの創作ですよねw
そして,心臓を捧げるって・・・「進撃の巨人」を元ネタとして創作されたなんちゃって伝承では?w

2022/09/12 ちょい足し部分
5話 ラップ回に出てきた 「Mother 〇uker」 って言葉ラップぽすぎてすごく笑っちゃいました(笑)

2022/10/01 さらにちょい足し部分
後夜祭の時の白銀会長
「死神坊ちゃんと黒メイド」を見た後だと,坊ちゃんにしか見えない(笑)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 33

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最後まで好きだとお互いに言っていないのでは?

これはかぐや様は告らせたいの第三部です。
今までのいきさつを知らない方は、先に第一部である「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」のほうを見てください。

この第三部では、ついに四宮 かぐや(しのみや かぐや)と白銀 御行(しろがね みゆき)との恋愛戦に決着がつきます。

かぐやは第一部の最初の頃に比べると、遥かに乙女チックに、そして可愛くなりました。
昔の氷のように美しく冷たく研ぎ澄まされていた瞳は、いつの間にか初恋に胸がときめく少女のようなつぶらな瞳に代わったようです。
そして、いつの間にか多くの友達と話ができるようになりました。

これはまぎれもなく人間としての成長です。
昔みたいに何でもできるけど友達が千花一人しかいなかった頃のかぐやとは、まったく違います。
これからは御行と共に幸せになってほしいと願います。

でも、よく考えると、かぐやも御行も、好きだと告白していないような…
言葉でなく既成事実で付き合い始めるとは…。結構大胆ですね!


また、この第三部は、かぐやや御行以外にも、いろんな人の魅力が表現されています。

まずは早坂 愛(はやさか あい)。
彼女は四宮家に仕える使用人でかぐやの侍女ですが、彼女の変装能力や性格を切り替える素早さは驚くべきものがあります。そして彼女の女性らしさは大変魅力的で、彼女のしぐさを見ていたら思わず鼻の下を伸ばしてしまいそうです。
早坂にその気があれば、御行を自分の彼氏にできたのではないかと、つくづく感じます。

そして石上 優(いしがみ ゆう)。
彼は子安 つばめ(こやす つばめ)先輩に恋しています。そして勇気を奮い起こしてデートに誘いますが…、
実は彼は、いつも犬猿の仲である伊井野 ミコ(いいの みこ)を陰でサポートしています。彼女が危険な目に会わないように、彼女が涙を流さないようにと…
石上はミコの前では気取らずに何でも気兼ねなく話せます(そのために、いつもケンカになるのですが…)
彼はもしかして、恋に恋しているのかもしれません。自分にとって最も大切な人が誰なのかを気づいていないのかもしれません。

そして伊井野 ミコ。
彼女はいつも正しいことをします。それは確かに正しいことなのですが、あまりにも厳しすぎるので、周りから誤解を受けます。(でも、いつも石上が助けてくれます)
今回、彼女の奮闘努力でキャンプファイアーが実現できました。
おそらくキャンプファイアーを楽しんだ人たちは一生忘れられない思い出ができたでしょう。それはとてもステキなことです。
いつかミコは、いつも石上が守ってくれていたことに気づき、石上を好きになる…そんな気がしてなりません。

そして藤原 千花(ふじわら ちか)
彼女はかぐやの親友であり5か国語を使いこなす天才少女。そして天才ピアニスト。
この物語で天才と呼べる人は彼女しかいません。(かぐやや御行は秀才です)
そして空気が全く読めなく、いつもとんでもないことをしでかす少女。
私は登場人物の中では千花が一番好きです。
千花が友達ならば、いつもとんでもない目に会いますが、悩みなど吹き飛びます。
でも今回は、今迄よりも千花の出番が少なかった。
それが残念でなりません。
もっともっと千花を活躍させてほしかったですね。


エンディングは鈴木愛理さんが歌う「ハートはお手上げ」
とても素敵な歌と描画でした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 45

74.7 12 萌えアニメランキング12位
アキバ冥途戦争(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (328)
927人が棚に入れました
1999年 春 かわいいメイドに憧れて、 ひとりの少女が秋葉原にやってくる。 世紀末の“アキバ”は、 多種多様なメイドさんでいっぱいいっぱい。 メイドカフェ「とんとことん」通称『ブタ小屋』は、 今日もブヒブヒ営業中! 一緒に入店した新人メイドは破天荒さんで、 ドッタンバッタン大慌て。 推しメイドや調教師、 秋葉外生命体も現れて、 赤バットはフルスイング! これは、 全てのご主人さまとお嬢さまに贈る、 渾身のメイドお仕事奮闘記。 「みなさまのお帰りをお待ちしてますブー」
ネタバレ

アンデルエレーラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

君の膵臓を借りたい

1999年春、
1人の少女が秋葉原にやってくる…

ー1話ー
P.A.WORKSのお仕事アニメと聞いて観たのですが...
ヤバすぎる(良い意味で)。
カオスすぎて、まだ消化しきれませんが、次回が楽しみです。
今期のダークホースになる予感。

ー5話ー
正直2話を観た時は、面白いけど1話のインパクトが強すぎたかな~、
と思ってました…

それでも、3話・4話・5話と来て、確信!
この作品めちゃんこ好きです(笑)

{netabare}2話→闇カジノ回
3話→八百長格闘技フィギュア回
4話→ブラック企業洗脳ネタ回
5話→羊たちの沈黙&ハッピーバースデー回

オリジナル作品だけあって、毎話毎話何が起こるか分からないワクワク感がたまらないし、安定のドンパチエンドも最高。

狂気の嵐子、on/offゆめち、ギャルしぃぽん、クズの店長、
主人公を囲む個性的な仲間たちもキャラが立ってます。
そしてパンダ… お前は一体なんなんだ!?(笑){/netabare}

OPとEDそして、{netabare}要所でのキャラソン{/netabare}も良すぎる。
本当にこのまま突っ走って欲しい。

ー10話ー
{netabare}6・7話→癖強赤バット登場&まさかのシリアス回
8話→ゾンビ宇垣整列熱唱野球回
9話→クズの店長お祭り回
10話→切なすぎる神回{/netabare}

ギャグ要素だけでなく、シリアス要素も入れてくる所は本当にさすが。
第1のターニングポイントが6話なら、第2のターニングポイントは9話でしょうか。
中盤から終盤に差し掛かる物語の見せ方が上手い!

それにしても10話は…{netabare}見入ってしまいますね。 末広&御徒町の正体に驚くとともに、あの結末、あのCパート…

次回からはいよいよ凪との全面対決でしょうか…{/netabare}

ー11話ー
{netabare}衝撃のラスト… そうか… そうだよな…
凄いわこのアニメ。{/netabare}

1週間どう過ごせば…
最終回どうなるのかな?

ー12話ー
{netabare}たぶん凪はなごみに殺されたかったんでしょうね…
でも死に方なんて選べないのがメイド道… 
笑ったら良いのか泣けば良いのか分からないこの最終話、大好きです(笑){/netabare}

最高にぶっ飛んだ最高のアニメでした。
久しぶりに毎週リアタイした作品が終わってしまうのは寂しいですが、
この時代にこんな狂った(←褒めてます)作品を観れたことに感謝です(笑)
またこういうオリジナル作品に出会いたいですね(^^)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

メイド讃歌は萌の讃歌…

これは確か、ツェペリの言葉だったような…。

 怒り、悲しみ、恐怖さえ
 愛と友情、勇気に変えて前を向く
 そんなメイドの生き様に
 拍手喝采は似合わない
 冥土の花道に降り積もるは “おひねりちゃん”
 それが何よりせめてもの、手向となるに違いない…

さてさて次週は最終話、
カーテンコールで終わってくれると嬉しいな。

(持続可能なその先へ)
虫垂炎の傷跡も、彼女にかかれば刃傷に…。
外反母趾の痛みさえ、ガンドフォーマットのお陰様、
チャリオットに跨るアキバの魔女の戦いは続くのである。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

なぜ、令和の現在にこれが通用すると思った!?(褒め言葉)

第6話まで視聴終了した時点で、このレビューを書いています。

たぶん企画主導はCygamesで制作現場はP.A.WORKSが仕切っているんじゃないかと思われるオリジナルTVアニメ作品です。

昭和の昔には「任侠映画」というジャンル(菅原文太とか高倉健が出演していたような奴)があって、今では「反社会的勢力」の一言で世間から白眼視されるいわゆるヤクザないしは暴力団と呼ばれる人たちを描く劇場公開作品が普通に全国ロードショーとなっていました。

映画のタイトルには「現代」とか入っていてもその時代そのものは50年くらいは前のことですね。

近頃のアニメでは『ハイスクール・フリート』の納沙幸子のように「任侠映画が好き」というキャラ付けがされる(そのせいで広島弁っぽい言葉で喋ったりする)ことはあっても、今はストーリーそのものが任侠映画たり得るとはなかなかに考え難い時代ではあるわけです。

しかし暴力団組織をメイド喫茶の各店舗およびその系列店グループ、組織構成員を店長やそこで働くメイドで置き換えることによって、本作では「任侠映画」的なストーリーをほぼ再現しています。そこに「メイド喫茶」という設定で味付けしている感じで、一種のパロディー作品と言えるでしょう。

たとえどれだけ「フィクションです」とお題目を唱えてみても現代のヤクザが出てきてこんな話をやったら放送倫理規定上看過し得ないストーリーなのでしょうが、年代を1999年、舞台を秋葉原、登場人物をメイド喫茶のメイドとすることで「どうやったってこんな話はフィクションでしかあり得ないでしょう?」というエクスキューズの下にストーリーを成立させています。

なお、ストーリーに関しては歴史考証的にしばしばおかしな点があり、本作最大のツッコミどころは「嵐子さん(35歳)が20歳の頃の秋葉原にメイド喫茶なんて影も形もないよね?」という点で、そういう意味でも本作は「任侠映画のパロディー」として観るのが正しそうな気がします。

とはいえ「兄弟杯」の代わりがじゃんがらっぽいラーメンとか、笑わずにはいられないですね。ただ、任侠映画まったく知らん人が笑えるのかはわかんないです…。

2023.1.1追記:
この作品らしいといえばらしい最終回でしたね。銃撃されても歌って踊れるなごみさんの根性と頑丈さ、ハンパない!

この物語の起点である1980年代の秋葉原は完全に「電気街」でした。当時電子部品やそれを組み立てる工具などを実際に買いに行っていたのが懐かしいです。

因みに1984年当時当時64Kbit D-RAM 8個セット(つまり計64KB、MBではない(笑))が1万円ほどしました。

で、メイド喫茶なんてありましたっけ…(笑)?
という意味では本作は紛うことなきファンタジー作品です!
(まあ、面白かったから、良いか(笑)。)

あと、暴力団にまつわる思い出といえば、何度か夫婦でも利用してた新神戸オリエンタルホテル(当時: 今は買収で違う名前)のティーラウンジで、銃撃戦があったというニュースを聞いて「もう行くの止めよう」って話をかみさんとしたくらいでしょうか…。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 37

71.3 13 萌えアニメランキング13位
転生したら剣でした(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (248)
801人が棚に入れました
転生したら剣でした――。 「知性を持つ武器(インテリジェンス・ウェポン)」と呼ばれる”剣“として異世界に転生した彼は、装備者との出会いを夢見ながら、孤独にスキル収集に励んでいた。 ある時、迂闊にも魔力を吸収される「枯渇の森」へ踏み入り、一歩も動けなくなってしまう。途方に暮れる中、奴隷として虐げられていた黒猫族の少女フランに出会う。 フランは巨大な魔獣に襲われ、絶体絶命の危機に陥っていた。彼女は眼前に突き刺さっていた彼を引き抜き、その力で窮地を脱すると、彼を「師匠」と名付けて正式に装備者となるのだった。 冒険者となったフランと師匠は、お互いにスキルを磨きながらクエストをこなしていく。フランは強さの果てにある「進化」を目指すために、師匠は少女の「願い」を叶えるために。 猫耳少女と親バカな剣の大冒険が始まる!

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

減点は少なくキャラが加点要素で総じて高評価ななろう原作アニメ

本作の作品タイトルは『転生したら剣でした』であり、つまり転生の主体は異世界転生した「師匠」なんですが、物語としての主人公要素はむしろ黒猫族の獣人少女フランの方にあると言えるのではないでしょうか。

ちなみに「師匠」というのは転生者である「剣」に対してフランが呼びかけにつかっていて、「剣に意志がある」とわかった人たちの間ではそのまま名前として認知されている呼び名です。

魔物を討伐して得た魔石を吸収して「師匠」は魔物のスキルを吸収することができます。そして「師匠」の装備者であるフランは自身のスキルに加えて「師匠」が得たスキルを共有することができます。

当初は「師匠」のスキルに頼りきりのフランですが徐々に自身も強くなってゆくという順当な成長ストーリーですし、フランは「師匠」とはぐれることで危機を演出することもできて、「圧倒的に主人公が強い」というストーリー的な単調さから逃れることができるようになっています。

フランの冒険の旅は適度な爽快感と危機の発生によって、主人公補正による安心感もありつつ楽しめる物になっているように思われます。

終始作画的には安定していましたし、フラン自身がキャラクターデザイン的にかなり可愛く、また周囲を固める人物たちの個性もあいまって特に目立った減点要素はありません。

平凡なストーリーと言ってしまえばそれまでですが、「なろう原作のアニメで手始めに観るなら何が良い?」と訊かれたら本作は充分にその候補たりえる良作だと考えます。

なお、この1期目が終了して早々に2期目の制作決定がアナウンスされました。そのうち続編が観られるだろうという点においても安心してお勧めできます。

余談:「師匠」の転生者としての要素はそれほど目立っていない本作ですが、こと料理という分野においては転生者としての知識が如何なく発揮されており、「師匠」のカレーやハンバーグはフランを虜にしています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あるところに強さを求める黒猫がいました

ある日突然剣に転生してしまう物語です。
まぁ俺TUEEEEEってやつですね
剣のくせにかなり強いです
もうこんなの相手の方がかわいそうにさえ思えちゃいます

が、剣が強いだけの話ではありません!
タイトルにも書いたようにある一人の強くなりたいと願う黒猫の少女がいます
「力がほしいか」的展開により少女は剣を取る…
って感じですね

バトルシーンもなかなかかっこいいですしなによりかわいい
つよくてかっこよくてかわいい、なんか求めていましたよ私はこれを
個人的に刺さった作品なので熱くなるの早めておきますw

転生モノなどが好きな人は見たら面白いと思えるのではないかなと、おすすめできるんじゃないかなと思います!!!

ありがとうございました

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

マイク〇マガジンしゃァ~~

今、遅ればせながら“鬼滅の刃”を観ている。
その中に、“真菰”ちゃんという可愛い子が…。
声優は加隈亜衣さん。
すっかりファンになってしまった。
儚くも芯の強が感じられるキャラにぴったりくるのだ。
そして、“フラン”ちゃんである。
良いではないか!
“剣生を懸ける”価値があると確信した訳だ。
“纏 流子”と“鮮血”(キルラキル)とはまた違い、とても緩い関係性ではあるが、ブレずに楽しいんでゆこうと思う…。

晩御飯はカレーにしようかな。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

60.8 14 萌えアニメランキング14位
チート薬師のスローライフ~異世界に作ろうドラッグストア~(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (204)
631人が棚に入れました
社畜として日々働くだけの男、桐尾礼治。今日もうつろな目で会社に向かって歩いていたらいつの間にか異世界の森にいた。…あぁ、これが流行りの異世界転生か。持っていたスキルは「鑑定、創薬」の2種類。あれたいしたことない・・・、でもいっか。そう考えていたけど、思った以上にチートなスキルだということが判明!その世界にはなかった回復薬などを次々と製造し、あっという間に一儲け。もう社蓄として働くなんてまっぴらごめん!悠々自適なスローライフを送ろうと決意し、ドラッグストアをオープンさせる。異世界のドラッグストアを舞台にしたスローライフの物語が始まる。

声優・キャラクター
福島潤、松田利冴、熊田茜音、松田颯水、東内マリ子、内村史子
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

脳死で見るアニメ

個人的に今期で一番面白かった。(まだかげきの最終話みてないけど)
他人のレビューを見たところ高評価をしている人が一人もいないようでびっくりした。
普通に大多数の人は楽しめそうなアニメだと思ったんだけどな...
ということで、一人目の高評価レビュー

{netabare}
タイトルがいかにもなろうという感じだが、内容は本当にスローライフ。
戦闘要素が一切ないので、それほどなろうだという感じはしない。
そして、薬に関しては専門性も一切ないアニメ。
"チート"薬師とタイトルにあるが、本当にチートで「これ薬じゃないだろ」ってものがドラえもんの秘密道具感覚で出てくる。
だけど、そういうぶっ飛んだところを含めて面白い。
最初の方はまだ薬の範疇を出てなかったけど、最後の方になって完全に薬関係ないものが出てきたり魔法のような薬がでてきて面白かった。
釣りの餌や勉強がはかどる薬とかw

まあ、こういうところ含めて突っ込みどころが沢山ある作品なので、
そこで酷評する人もいるかもしれないが、自分的にはこの作品はそんな頭を固くして理屈を求める作品じゃないと思ってるので、その突っ込みどころを含めてギャグとして見ていました。

物語の起伏は一切なく、これといった展開もあまりない。
強いて言うなら子供向けアニメのような雰囲気。
けど、それはタイトルにある通りだし、実際コメディ面が面白かったので虚無アニメではなかった。
スローライフを謳いつつ戦闘要素を入れてくるアニメより全然いい。

キャラも良かった。
基本的に魔王を含め悪意の持ったキャラが出てこないので安心して何も考えずに見られる。
キャラ同士の掛け合いが面白いし、男の主人公も邪魔になってない。
むしろ、あの主人公がツッコミ役になることでギャグ的な面白さが増していた。
それとノエラが可愛い。「美味の味~」が好き。

悪かった点はまず作画。背景が静止画だったりで酷かった。
あの薬を作るときのダンスは謎の面白さがあったからまあいい、というかなんか癖になって好き。
あと、タイトル普通に「チート薬師のスローライフ」だけでいいのに...
それと、10話のAパートのムキムキになる話だけは無理だった。
あれはかなりきつい、ノエラ達が好きなだけに見てられなかった。

その他の話はどれも面白かったのでおすすめです。
個人的にはスライム300年より断然好きだった。
OPとEDも両方今期トップ10に入るぐらい好きです。

↓一話毎感想
{netabare}
1話 8/10
タイトルがつまらない。
見にくい作画。ケモナーには受けそう。
ゴミのような味とはw ノエラかわいい。
これ異世界である意味ほんとないよなあ。
この黒髪女寒い。ノエラほんとかわいい。
何この画面の隅の妖精。これいる?
子供向けみたいなノリだな2本構成ってw
2本目は短いけど。
可愛さに負けて面白く感じてしまった。
萌えアニメとして面白い。癒し枠
最後の挿絵超可愛い

2話 9/10
主人公が空気。子供向けアニメみたいな作画だな。
いやなんで無料で渡すんだよw
ほんとに朝にやってそうなアニメ。
だからなんで無料なんだよw
ノエラかわいい
不快なキャラが出ないのが安心して見られていい。
催涙弾かな? 謎音はめ。
この魔王も敵ではないのか?

3話 7/10
化粧品かな? 安定の謎ダンス。
増えた子もかわいい。

4話 8/10
もはや薬が全く関係なくなってきた。
唐突にイキる主人公w
また媚薬か... 死んだってこの子も転生者?
2本目オチ含めて面白かった。

5話 9/10
薬師要素消えたぞw
この動く的当てられるなら遠距離いけるだろw
不正はなかった。
ん?この子幽霊なのか?
ノエラほんとかわいい。

6話 10/10
一週間に一回の癒し枠。
接着剤は薬だった...?
剥離剤って初めて聞いた。
ポーラ面白い。禁錮三日、優しい。

7話 10/10
よかった、ギスギスじゃない。
2話の人にはただで渡したのに平等ってw
男には厳しい。はたらく魔王様
薬じゃなくてもう魔法じゃないかw 
いやこええよw 

8話 7/10
ほんと薬師要素皆無だなw
変な芝居が始まった。
あの石鹸いらんかったやろw
唐突なシリアス。3min蘇生薬とかいうただの魔法。
うーんこういう感動展開は安っぽいしいらないかなぁ。
今回は微妙

9話 9/10
謎水着回いらない。
けどそこまでオタク向け感ある水着じゃないのはプラス。
最近の薬師は釣りの餌まで作るのかw
いや釣り針飲むのはマジで痛そう、かわいそう。
ビビかわいい。一体どこの毛を除毛するんだ
ノエラかわいい。イラスト目浮津氏じゃん。
 
10話 5/10
なんか別アニメになってる。
ムキムキとかやめてくれ。今回微妙だな。
ダンス二回見られて満足。遺伝子って体液かよw
何のプレイだよこれ。後半面白かったけど前半が。

11話 8/10
直球ネーミング面白いからやめろw
おいこれ薬じゃないだろw
なぜかこの世界でも知れ渡ってる紫外線。
けど割と近代的な器具あるしな。
なんで大丈夫ってわかるんだよw
プラシーボじゃん。
主人公興奮するな。カズマさんかな?
元の世界でも薬作れw

12話 9/10
現実でもチートパワーで何とかしろ。
パーティーに行く魔王w
現実世界の話はやめろ
謎時系列シャッフル
その看板見えてるのかよw
美味の味~ 
主人公髪型変わったか?
にしても作画が、後ろずっと静止画w
ほんとに子供向け番組みたいな終わり方 
{/netabare}

曲20段階評価
OP「ココロハヤル」10/10
ED「マイニチカシマシファーマシー」9.0/10
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

スローライフさいこ~!

タイトル詐欺じゃない本物のスローライフ。
スローに生きつつ、かつ幸福で女の子に囲まれてモテモテになるためには、相対的にとびぬけて有能である必要があるよね~、くらいの異世界転生。
スローライフって言うと日常系をイメージするかもしれませんが、内容的にはコメディですね。
チートなお薬のギミックがお話の中心になることが多くて、ドラえもんを感じさせる由緒正しいコメディ。

強みは、とにかくノエラちゃんがかわいいこと。
獣人のメリットを最大限に生かす耳や尻尾の動き。
ときとき出てくる四足歩行、においに敏感な特徴。
人格の方も良い意味でロリータ。
色んなことに興味を示し、めちゃくちゃ余計なことをする。
ノエラちゃんが余計なことをするおかげで話が進むパターンも多く、嫌われることもある性質だが、このアニメの中では無邪気なノエラちゃんをかわいいと感じるためのメリットとして成立している。

主人公のキリオも、なかなか悪くない。
成人男性の落ち着いた部分、コメディのツッコミ担当としての愉快な部分が合わさって、気持ちの良い人格に落ち着いている。
スローライフに適任。


欠点を挙げると、異世界アニメの温度感ではないので、顧客とのマッチングミスが起きてるような気もすること。
異世界系の作品は、そのシンプルな作風からどうしても質が悪いファンが多くなるので、安易な悪口が多くてかわいそう。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

86.9 15 萌えアニメランキング15位
僕は友達が少ない(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (6941)
31731人が棚に入れました
聖クロニカ学園(せいクロニカがくえん)高等部2年生の羽瀬川小鷹は、転校から1ヶ月経ってもその外見が原因で周囲にヤンキーと勘違いされ、クラスで浮いた存在であった。ある日、小鷹はいつも不機嫌そうにしている同級生の三日月夜空が一人で楽しげにしゃべっているのを目撃。夜空はエア友達と話していたと釈明し、友達をつくるために隣人部(りんじんぶ)という部活を創部、小鷹も無理やり入部させられることになる。やがて隣人部には女王様気質の美少女・柏崎星奈、「しんのおとこ」を目指す楠幸村、中二病な小鷹の妹・羽瀬川小鳩、変態的思考を持つ天才少女・志熊理科と、非常に「残念」な美少女たちが次々と入部してくる。

声優・キャラクター
木村良平、井上麻里奈、伊藤かな恵、山本希望、福圓美里、花澤香菜、井口裕香

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

もっと面白く作れたはず・・・ですよね。゚(゚´Д`゚)゚。残念w

●「はがない」放送開始の日の日記φ(*'д'* )メモメモ
((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪((o(^∇^)o))わくわく(((p(>o<)q)))不安すぎる!!!
そんな気持ちの中、恐る恐るTV前で待つこと数分・・・
『友達つくちゃって♪遊んじゃって♪°゚°。。ヾ( ~▽~)ツ イェイ~♪』
待ちに待ったこの瞬間・・・もう満足です(〃´o`)=3 フゥ
1話の内容については、ほぼ原作通りで良かったと思います♪
もちろん、原作を未読の人にも十分楽しめる内容で作られているような気がします!
 
夜空の髪の毛を指でいじる癖とか、星奈ちゃんの涙ながらに「友達がほしいのよ~!」って訴える表情など、ポイントをしっかり押さえた描写になっていたので予想以上の出来でした♪
それと、さりげなくメインキャラ全員が登場してましたねw
とくに、幸村には笑わせていただきましたよ♪∑(;゚0゚;)ー ̄)ストーカーじゃないですかw
小鳩ちゃんも「鉄の死霊術師(くろがねのねくろまんさー)」見てましたね♪
マリアちゃん思ったより小さくって・・・お昼ねですか!?
ケイト先生も放送で職員室に呼ばれてましたよね~☆
理科ちゃんは影薄かったですけどw
原作既読者をさりげなく喜ばせるような描写も散りばめられていて、楽しめました!
とにかく全員勢ぞろいするのが楽しみですね(o^∇^o)ノ
 
まぁ1話はおとなしいスタートって印象でしたけど、個性的なキャラが揃っていますし、これからが本領発揮となってくるので2話以降も必見ですね♪
キャラの声に関してはもう十分予習してきたので何にも違和感はなくなってましたよ♪
ただ残念な点もチラホラ・・・
まず、キャラデザについては残念な印象を受けちゃいました。。。o(゚^ ゚)ウーン
予想通りだったのですけど、ブリキさんの絵をアニメで表現するのはやっぱり難しいのでしょうね。
それと、夜空の赤い水着姿は出来れば使って欲しく無かったです・・・w
でも1番残念だったのは・・・ED曲の映像は・・・エアギターって・・・いくらなんでも残念すぎるよぉー(;゚(エ)゚)
 
今後はアニメ化で不安視されていた、放送禁止用語の扱いとかが注目ポイントになりそうですね(*・ω・)(*-ω-)
これからが本番の「隣人部」の動向に目が離せないのです!!
 
■補足
【第2話】
星奈ちゃんが『肉』と呼ばれた経緯がまったく無かったですね(≧◇≦)エーーー!
ここは端折って欲しく無かったですΣ(T▽T;)
なので、補完しておきます♪
モン狩で対戦する前にモン狩ランクを確かめる夜空に対して、どや顔で最高ランクを自慢した星奈ちゃんに対して発した夜空の言葉・・・
「うるさい黙れ死ね生肉女こんがり肉になって死ね」
モン狩では「生肉」=「おなかを壊す」、「こんがり肉」=「体力が回復する」だそうですw
ここから星奈ちゃんが「肉」と呼ばれるようになったのですよ♪
 
どうやらTVでは「NGワード」だった見たいですね・・・
アニメではいきなり肉呼ばわりの後に・・・
「生焼け肉のくせに生意気だ!」
が精一杯だったみたいですねw
 
今後もこういった処置が行われるのでしょうけど、どれだけ表情や動きでカバー出来るかがポイントになっていきそうですね(o^∇^o)ノ
 
■盛り上がってきたところでちょっと一息(〃´o`)=3 フゥ 中間レビューなのです♪(1話~7話)
放送が始まるまでは大丈夫かなぁ~って心配だった「はがない」のアニメ化だったわけなのですけど、蓋をあけてみたらそんな心配は杞憂に終わりました(*^0゚)v
脚本担当の浦畑さんは相当苦労したんじゅないかなぁって思うくらい毎話約30分という枠のなかで原作の良さをなるべく殺さないように調整してきたのが伝わってきます(>o<")
特に原作を超えるほどの演出やオリジナリティを加えてきている訳ではないのですけど、一番心配していた放送禁止用語の部分もうまく言い回しを変更して、ギリギリの所で「ピー」にならないようにしてましたね♪
TBSの深夜でも一番遅い枠で放送していたのもそれが理由なのかなぁって思ったりもしちゃいました(^▽^;)

ただ本当に残念だったのは「作画が安定してない!!」ってところだけです!
特に星奈ちゃんの肉感を演出しようとするのはいいのですけど、体のサイズが不安定なんですよぉ・・・
ちょっとやりすぎですよね“(`(エ)´)ノ彡☆ プンプン!!
キャラデザはまぁ目を瞑るとしても、作画くらいは安定した物をみせて欲しかったです(>o<")
全体的に幼い感じの印象になっているので、小鷹と夜空と星奈ちゃんくらいはもうちょっと大人の雰囲気を出せるようになればよかってなぁって・・・ちょっと贅沢いってみたくなっちゃいましたw

そうはいっても、今のところはキャラの個性をうまく表現出来ていると思ってます!
特に理科ちゃんのキャラはアニメ映えしてるって感じでかなり好印象でした♪
ロボxロボという特殊な性癖や下ネタ全快な割には恋には積極的で意外と小さい容姿と笑顔でとっても可愛いですよね♪
とにかく「ユニバアァァァァァァス」が聞けて満足ですw
夜空はかなりキツイ攻撃を星奈ちゃんにしてますけど、まぁそれが夜空の愛情表現なんですよねw
いやよいやよも好きの内って感じですよね!・・・でもやっぱり楽しんでるのでドSなだけかも(^▽^;)
肉と呼ばれるのが板についてきた星奈ちゃんについては・・・最後にコメントしますw
これからの後半は、小鳩ちゃんとか、マリアちゃんとかまだ本領発揮ではないのと、私の大好きな星奈パパの天馬さんとか、ケイト先生が絡んできてないので、後半の楽しみがまだまだいっぱいって感じなのです(*´∇`*)
(*゚ロ゚)ハッ!! 幸村も期待してますよ・・・w 忘れてなんかないんだからね♪~( ̄ε ̄;)

さぁ後半もどんな残念な隣人部を私たちに見せてくれるのでしょうね(。・w・。 )


■総評
---EMERGENCY---EMERGENCY---EMERGENCY---EMERGENCY---EMERGENCY---
これより『暴走モード』でお届けしますので、かなり長文となってます (((( ;゚д゚))))アワワワワ
---EMERGENCY---EMERGENCY---EMERGENCY---EMERGENCY---EMERGENCY---

うーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ
手放しに喜べないこの気持ちはなんでしょう・・・とりあえずもう一回見直してみました・・・(*'_') ピッ[TV]
(。・w・。 ) ププッ・・・やっぱり面白い・・・けど・・・沸々と怒りがわいてきました(▼O▼メ) !!
o(* ̄○ ̄)ゝスタッフーーーーーーうっ!!
( #` ¬´#) ノちょっとここに並んで正座しなさい!! ((´д`))´д`))´д`))´д`))´д`)) ブルブル・・・
鉄拳制裁!! (*゚□゚)ノ☆)`ν゚)・;'.、クハッ!! *゚□゚)ノ☆)`ν゚)・;'.、プハッ!! *゚□゚)ノ☆)`ν゚)・;'.、ウワッ!!
ε=( ̄。 ̄;A フゥ…まったく・・・

今までかなりひいき目にここまで書いてきたんですけど・・・ちょっと無理みたいです♪
もちろん大好きな作品なので「僕は友達が少ない」っていう作品には文句は一切ないのです(*゚▽゚)ノ
原作で好きになった作品だっただけに、物足りない点が目についてしまいました(;´Д`)

今回のアニメ化では「1クール」という制限のなかで、一つの物語を作り上げなければならなかったのですけど、実は原作からは1巻~4巻の前半部分までを取り入れていたのです!
プロットの段階で最終回は夜空と小鷹のシーンにしようって決めていたような気がしました♪
確かに最終回として幕を引きやすいシーンだったとも思うので、その場面を選んだこと自体は間違ってないと思うのですけど・・・結果足を引っ張ってしまった感じがしましたΣ(- -ノ)ノ エェ!?

さて・・・尺は「1クール」って分かっていたわけで、最初から最後まで原作通りに忠実に描写していくと当然のことながら目的の最終回のシーンに到達するまでに尺が足りなくなってしまいますよね(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
じゃあどうしますかって事なんですけど、原作のどの回を採用しようかぁって話になったり、採用した場面も削れる所は削ってスリム化して何とか「1クール」の枠の中に収めていくわけで・・・まぁそこが製作者サイドの腕の見せどころになるわけです♪
元々下ネタが多い作品なので、TV放送にそぐわない放送禁止用語が使われているネタは使いにくいので原作からどのネタをもってくるかって、あれこれ考えていたとは思うんですけどね!

それで一番の問題は・・・「はがない」の面白さって本当に理解してますか?ってところなのです!
「はがない」はジャンルこそ残念系ラブコメと言われてますけど、ハーレムと言うほど恋愛ごっこにはなっていないんですよね!
確かに小鷹が皆から好かれているのは間違いないのですけど、夜空や星奈は恋愛よりも友達が欲しい気持ちの方が強いので、小鷹に対しても嫉妬というより「私の方が仲がいいんだからね!」っていうひがみ感情の方が強い気がします。
それと小鷹に対しても、しっかりダメ出ししたり、意外とさっぱりした行動を見せたりするので普通の恋愛系とは違うエッセンスがあるんですよね♪
また、理科にいたってはまったく相手にされてませんし、小鳩やマリアは違う意味での取り合いになってますしね('ー') フフ
アタシσ(゚-^*)は日常系の派生的アニメと捕らえているのです!
ストーリー自体には大きな起伏はないのですけど、ヒロイン達の強烈な個性をぶつけ合ったテンポの良い掛け合いこそが「はがない」の一番の面白さだと思うのです♪
もちろん、絵師のブリキさんの可愛い女の子達に萌える楽しみもありますよね♪

・・・で、斉藤久監督率いる、「製作委員会は友達が少ない」の面々はどうも、萌えを重視するあまり、会話劇の方をおざなりにしてしまったように見受けられました♪
確かに面白かったのですけど、原作で感じられた切れ味がいまいち影を潜めていましたね(≧ロ≦) アイヤー
例えば・・・
・原作から変更・削除した部分を演出等でカバーできていない・・・っていうか何も工夫してない!
 (テロップやカメラワークやデフォルメキャラ、背景変更等いくらでも工夫はできたはずです)
・ヒロイン同士の掛け合いが夜空と星奈がメインのシーンを中心にアニメ化されているので、他のキャラの掛け合いシーンが必然的に少なくなってしまってる!
 (最終回をあのシーンにするならば、やっぱり2クールは必要だったのではないでしょうか?)
・小鳩&マリアのじゃれあいのシーンがついでの演出にされているシーンがある!
 (これも尺の問題ですね・・・本当ならちゃんとスポットを当てて魅せて欲しかった所ですね)
・サービスカットのシーンが無駄に多い!
 (萌え優先とおもわれるカメラワークが多々・・・これは予想の範囲でしたけどねw)
・小鷹の残念さを伝えるシーンがカットされ過ぎている。
 (桃太郎伝説、ヤンキー侍、お笑い話・・・等々、これでは残念でもなんでもないように見えてしまうのです) 
・アニメ化に採用してない回のネタをそのまま口に出しているシーンがある・・・ちゃんとチェックしてるのでしょうか?
 (隣人部の活動で演劇をしたと言っていたり、怪談話の回で恐怖のシュウマイとか・・・恐怖の味噌汁とか・・・)

っとまぁ挙げ出したらキリがないのでこの辺にしておきますけど、CMや次回予告の方がよっぽど切れ味もテンポもあったように思えてしまうのが悲しい所です( ´△`)ハァ
しかも監督は元々原画マンから演出家や作画監督を経て監督業にも携わるようになったわけですから、作画にかんしては文句のつけようのないくらいの物は見せて欲しかった所です!
たしかに、キャラの表情で言えば、絵師ブリキさんのキャラデザよりも目を一回り大きく描く事で、目力をアップさせてキャラの表情ををとっても豊かに描写出来ていたと思うのです。
ただ、その目すらバランスが崩れてたりするんですから・・・少なくとも安定した作画を提供できたとは言えない出来でした!
まとめると・・・一番の見所の会話劇は原作に頼りっきりで、ブリキ絵の再現もままならず、最終回のシーンを生かすために大切な物を捨ててしまいましたって感じですね♪

それでも面白かったこの作品は、やっぱりキャラの個性と魅力なのでしょうね♪
ただ、見る人をやっぱり選ぶというか・・・こういうアニメの楽しみ方を知っている人は面白かったのでしょうね♪

ここでちょっとキャラについて書き留めておこうとおもいます!
まずはσ(・・*)アタシの大好きな星奈ちゃんですけど!
星奈ちゃんって辛い目にあっても本当にめげないし、意外と素直なところが大好きなんですよ♪
恥ずかしがりながらも、自分の気持ちを素直に言えるところなんかはとっても憧れちゃいます♪
普段いがみ合ってばかりの夜空と星奈ちゃんだけど、この二人って時折息がピッタリ合うんですよね('-'*)フフ
似たもの同士の二人なのですけど、星奈ちゃんと違って夜空の場合は自分の気持ちには素直になれないんですよねw
他人の事はメチャクチャ言うくせにね(。・w・。 ) ププッでもそこが可愛いところなんですよね♪
そんな二人に囲まれた小鷹は常識人ではあるけど、やっぱり残念な感性の持ち主なんですよ!
性格的には真面目で世話好きで常識人だけど、笑いのセンスが皆無なんですw
(笑いのセンスがないシーンがカットされてたのでちょっと残念ですq(T▽Tq))
そんな同年代の3人で始まった隣人部に加わった幸村と理科!
実はこの2人アニメ化されてキャラとしての魅力が急上昇したキャラだと思っているのです♪
2人とも原作ではイメージしづらいキャラだったんです(>_<")
幸村君はセリフ少ないし部室にただ立ってるだけって表現されてたし、理科ちゃんの人並みはずれた性癖はとってもじゃないですけどイメージなんかできなかったですよw
一方元気な幼女の小鳩ちゃんとマリアに関してはちっちゃくて可愛くて、星奈ちゃんじゃないけどお持ち帰りしたくなっちゃいますね(・-・*)ヌフフ♪
2人のじゃれあいシーンはもっとハチャメチャなくらいの演出を期待していたのでちょっと残念でした♪
でも小鳩ちゃんの「クックック」のレイシス設定からあわてた時に見せる素の表情と九州弁がキュートでした(>o<")
マリアも何でもいわれたことを信じてしまう残念な飼いならされっぷりは可愛かったです♪

とまぁ隣人部のメンバーはとっても魅力的で見ていて面白いですし飽きなかったです(*^_^*)
今回カットされた演劇ネタや三国志のネタやリレー小説「聖☆兄貴さん!」など、2期でやるなら上手にストーリーの中に組み込んで欲しいなぁって期待したいところなのですけどねw
「制作委員会は友達が少ない」の面々に奮起してもらってより楽しいパワーアップした「はがない」を再び見せてくれる事を祈りつつ首をながーくして朗報を待ってますね"(@´▽`@)ノ"""






 

ここから下は過去レビュー【予習編】になりますので、まだこのアニメ見てないよっていう方に参考にしていただければと思います♪
 
☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。☆
 
 
■「はがない」の正しい楽しみ方!!【予習編①】
はぃ!!皆さんこんにちは♪
僕は友達が少ない、略して「はがない」の自称影のサポーターの"せもぽぬめ"です♪
いよいよアニメ化に向けて盛り上がってきましたね♪ (・・。)ん?私だけですって!?
・・・そんな外野の声は無視してw
 
今回のレビューのタイトルにも書きましたが、正しい!?「はがない」の楽しみ方です(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
実は「あにこれ」のお友達にもすでに!!何も言ってないのに実践されている方を発見しましたよーw
画像の額に「肉」と書いた覚えがあるお友達ぃーーー はぃあなたですよww
海苔を張ったことあるお友達ぃーーーはぃあなたとあなたと私ですww
って冗談は置いておきまして、こんなテンションで展開されていく、残念系ドタバタコメディなのです♪
 
ラノベ原作で、イラストには「電波女と青春男」でもお馴染みのブリキさんですよ♪
見たことがある方ならわかりますよねw色っぽい艶やかなイラストが特徴かなぁ~
 
ではでは、今回は予習編なので、ちゃんと予習したいという方は……(゚_゚i)タラー……原作読んでください!?
おしまいww
 
嘘ですごめんちゃいm( __ __ )m そろそろ、まじめにやりますね(;^_^A アセアセ・・・
 
それではちょこっとだけ登場人物の紹介です♪声優さんも豪華ですね♪
★羽瀬川 小鷹(kodaka hasegawa) 声)木村良平  
 残念系日本人とイギリス人のハーフ。中途半端な金髪のプリン頭。根は真面目で料理が得意。
★三日月 夜空(yozora mikazuki) 声)井上麻里奈 
 残念系エア友サディスト美少女。陰険で超毒舌なサディスト的性格。
★柏崎 星奈 (sena kasiwazaki) 声)伊藤かな恵 
 残念系ギャルゲー好き巨乳美少女。小鳩ちゃんをこよなく愛すお嬢様。
★楠 幸村 (yukimura kusunoki) 声)山本希望 
 残念系戦国武将メイド。小鷹の事をあにきと呼び、真の漢を目指している。
★羽瀬川 小鳩(kobato hasegawa) 声)花澤香菜 
 残念系金髪碧眼偽ニュー幼女。小鷹の妹。別名「レイシス・ヴィ・フェリシティ・煌」吸血鬼を演じる。
★志熊 理科 (rika shiguma)  声)福圓美里 
 残念系腐女子天才メガネ美人。かなりのマニアックでエロティックな腐女子。
★高山 マリア(maria takayama) 声)井口裕香 
 残念系天才幼女シスター。夜空の調教でパシリの様な扱い。勉強だけは優秀で、ライバルは小鳩。
 
全員「隣人部」という部活に所属しているのです!!
「隣人部」ってどんな活動をしている部活なのでしょうかね♪ \_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
 
私の画像は星奈ちゃんなのですが、本当に女の子はみんな可愛いのですよ♪
そんな隣人部のメンバーが将来リア充デビューする為に、ハチャメチャな毎日をすごしていくのです♪
メンバーの残ねんっぷりが見所なので、本気で突っ込まないことw \_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
 
ちょっとアニメ化で心配なのが、結構下ネタ発言が多いので全部「ピーー!!」になるかもですq(T▽Tq)
 
そして私個人の好きなカラミなのですが・・・
①小鳩⇔マリア ②星奈⇔小鳩 ③星奈⇔夜空 ④小鷹⇔幸村 \_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
 
 
これだけ覚えておけばいつでも隣人部に入部できるはずです♪そして見て頂くと私のプロフの意味もw
あとはお気に入りのキャラクターに(o;´ρ`)o-3ハァハァ すればきっと楽しめるはずですよ♪
正直、アニメ化は劣化すると予想していますので。。。本当に楽しみたい方は原作をすすめますw(>o<")
でも私はチョーひいきして満点つけちゃいますけどねw_s(・`ヘ´・;)ゞ..
 
 
■「はがない」の正しい楽しみ方!!【予習編②】
 はがないスタッフ発表!!パチパチパチ o(^ー^)o☆o(^ー^)oパチパ
 
・監督:斎藤 久                   期待度★★★★☆
 監督作品としては「そらのおとしもの」が代表作♪
 「そらおと」もコメディ的な点では面白かったので期待が出来そうですね。
 ただ、あんまり巨乳やパンツ描写は控えて欲しいところですね♪
 
・制作会社:AIC Build               期待度★★★★☆
 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」でお馴染みですね♪
 本社や他スタジオでは、「アマガミSS」「ハヤテのごとく!」「 喰霊-零-」「瀬戸の花嫁」等々
 σ(^_^)アタシ的には安心できる制作会社ってイメージなのです♪
 
・脚本:浦畑 達彦                  期待度★★★★★
 最近では「花咲くいろは」
 他にも「咲-Saki-」「ARIA The NATURAL/ORIGINATION」「闘牌伝説アカギ」
 どんな作風でも器用にこなす脚本家なので、とっても期待しているのです♪
 
・音楽:Tom-H@ck(大嶋文博:ギタリスト)  期待度★★★★☆
 けいおんで注目を集めましたね!!
 唯ちゃんやあずにゃんのギターテクニックの師匠はこの人だったのですよw
 ♪Cagayake!GIRLS
 ♪ギー太に首ったけ
 ♪じゃじゃ馬Way To Go
 ♪GO! GO! MANIAC
 ♪Utauyo!!MIRACLE
 他
 
・キャラクターデザイン・総作画監督:渡邊 義弘   期待度★★☆☆☆
 渡邊さんファンの方には申し訳ないのですが・・・・・かなりトーンダウンしちゃいました。。。
 アニメ化で一番期待していた点が、ブリキ氏のイラストを忠実に表現できるか!だったのでq(T▽Tq)
 個人的には「電波女と青春男」の西田亜沙子さんにお願いしたいところなのです八(^□^*) オネガイ!!
 ※予習編③で紹介した、DVD特装版で再評価してみたいと思いますね♪
 
※総評
 さて、皆さんは今回のスタッフ構成にどのような感想をお持ちでしょうかw
 キャラデザの点では酷評いたしましたが、原作を知らない方であればかなり期待しても良いのでは
 ないでしょうか?監督さんも元々キャラデザや原画に携わっていたようですし、渡邊さんのデザイ
 ンも可愛らしいので平均点以上は期待できるはず♪
 脚本・演出・構成・音楽についてはかなり期待しています、後は放送上の禁則事項をどうするかで
 すね…たぶん残念な結果になるでしょうw
 それでもアニメ化で動く隣人部のメンバーを早く見てみたいですね♪ダッシュ!≡≡≡ヘ(*--)ノコバトチャン
 
 
■「はがない」の正しい楽しみ方!!【予習編③】(上級者向け)
 まだTV放送日時は発表されていませんけれども、一足早く隣人部のメンバーに会えそうですよ♪
 原作を読まれている上級者の諸君!! TVアニメ放送前に予習しましょうね♪
 ▽僕は友達が少ない⑦DVD付き特装版 9月22日発売なのです (|||ノ`□´)ノオオオォォォー!!
  ・完全新作オリジナルアニメーションを収録
 ほしい方は予約をお勧めします、直前になると予約すら出来なくなると予測いたします♪
 
 原作未読の方は、いきなり見てもo(@.@)o なんですか?この残念な人たちは?となりますのでw
 原作を読むか、TVアニメを見てからの視聴をお勧めしますよw
 
 
■「はがない」の正しい楽しみ方!!【予習編④】
 ☆2011年10月6日(木)深夜1:55より放送開始予定見たいですね ヽ(*⌒∇^)ノヤッホーイ♪
 それとTBSの公式ホームページにてPVが公開されましたね♪
 ※http://www.tbs.co.jp/anime/haganai/
 
 やっぱりアニメの魅力の1つはキャラを動かすことで得られる躍動感だとおもうのです♪
 なので、PVで動きのある星奈ちゃんとか見れてやっぱり嬉しかったですね♪
 PVの出来はキャラデザ的に期待していなかった分、うん!! いいじゃない♪って思いました。
 
 それと、OP/ED曲をアップしたので参考にしてくださいね♪
 【OPテーマ曲】
 「残念系隣人部★★☆(星ふたつ半)」
  歌:友達作り隊
    三日月夜空(CV:井上麻里奈)
    柏崎星奈 (CV:伊藤かな恵)
    楠幸村  (CV:山本希望)
    志熊理科 (CV:福圓美里)
    羽瀬川小鳩(CV:花澤香菜)
    高山マリア(CV:井口裕香)
 
 【EDテーマ】
 「私のキ・モ・チ」
  歌:三日月夜空(CV:井上麻里奈)
 
 OP曲しか聴けてないのですけど、Tom-H@ckらしいアップテンポでノリの良い曲でした♪
 
 ※今回情報ご協力頂いた「あにこれ」友達のじょーさんありがとうございました♪
 
 
■「はがない」の正しい楽しみ方!!【予習編⑤】
 いよいよ放送開始まで約1ケ月となりましたね^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^
 そこで、『僕は友達が少ない on AIR RADIO』のお知らせ♪
 どんな内容かわかりませんけど、ちょっと「はがない」の雰囲気を味わえるかもしれませんね♪
 放送開始まで、ネットラジオで期待を膨らましつつ、首をながーくして待つことにしましょうね♪
 
 パーソナリティ:木村良平(羽瀬川小鷹 役)、井上麻里奈(三日月夜空 役)
 本放送予定日:2011年9月6日(火)より毎週火曜日配信予定
 配信サイト: 響 - HiBiKi Radio Station -  http://hibiki-radio.jp/
 インターネットラジオステーション<音泉>  http://www.onsen.ag/
 
 
■「はがない」の正しい楽しみ方!!【予習編~fin~】
 原作7巻の付録のDVDで0話が収録されていましたね♪
 楽しみにしていただけに、ドキドキしながら視聴開始っと!
 っでいきなりまず一言・・・・・・・・!? 短すぎるってばぁ。゚゚(>ヘ<)゚ ゚。
 これじゃぁPVと大して変わんないじゃないのさぁ~っていきなり期待を裏切られましたw
 まぁでも、いきなりゲロォ…(T┰T )って・・・はがないらしさの片鱗を垣間見れた気がします♪
 キャラデザは、ブリキ絵に近づいたと言うよりも。電波に近づいたって感じですねぇ(>o<")
 でも、最初の頃の不安はかなり払拭されたので平均点はあげられそうな予感です♪
 各キャラの本当の魅力が、このDVDでは見られない内容だったので、そこは本編に期待したいと思っ
てます(*^-^)
 
 
追記2011.06.16・第二の手記(予習編②)
追記2011.07.09・第三の手記(予習編③)
修正2011.07.19・並び順修正、スタッフ評価一部修正。
追記2011.08.16・第四の手記(予習編④)
追記2011.09.04・第五の手記(予習編⑤)
修正2011.08.16・予習編④の放送予定日を修正
追記2011.09.23・第六の手記(予習編~fin~)
追記2011.10.07・第七の手記(放送開始日の日記)
追記2011.10.14・第八の手記(補足)
追記2011.11.23・第九の手記(ちょっと一息、中間レビュー)
追記2011.12.28・第十の手記(総評)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 262

おでん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

理科がとにかく面白かったですww

見た目がヤンキーだったり、無口で常に不機嫌そうだったりと残念?な容姿や性格のために友達ができない人たちのお話。

そんな人たちが部活として集まってどうやったら友達ができるか、友達ができたらどんなことをするかをシュミレーションしていくのがだいたいの流れでした。

登場キャラがみんな特徴的で中でも理科室登校をしている理科が個人的に最高でしたww
何するにしても下ネタに話をもっていく子ではっきり言って異常者でしたw同人誌を読むシーンは録画して何度も見ましたw

2期とか作りやすそうなのでぜひやってほしいと思う作品で個人的にはこの期一番楽しませてもらいました!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ラブコメ名物鈍感主人公見参! 見た目以外は残念が服着て歩いてるキャラが愛おしい!

残念系学園ラブコメ。
まさにですね
二話からいきなり「くされ○ッチ」やらなんやらお下劣ワードが
勢い満点で飛び交いますw


キャラ各々は容姿端麗で、一瞬プラス要素満点と思いきや
気持ちいいくらい性格、言動に残念要素がバリ組み込まれていて
見ていて常に笑っちゃいますw


そもそも人間なんて生き物は、完璧やないんです。
失敗したり傷ついたり後悔したりする不完全な生き物やと思います。
でも、本作のキャラクター達はそんな負い目すらもポジティブに捉え、
むしろ開き直っちゃってる自己完結型の超絶美少女たちなんです。
「リア充」に対するひがみ方がハンパない。
だって彼女たち「隣人部」は皆が「非リア充」。
敵対視とかのレベルを逸脱したDISり方に草生えまくりwww
もうね....開き直った人間がこうにも強く、美しくあるものかと....
そして何よりも「残念すぎる」w
またそこに愛おしさを感じれる面白い作品だと思います。


そういった点ではキャラ構成要素が
「脳コメ」のお断りファイブに類似するかも\(゜ロ\)(/ロ゜)/



見た目で損するラブコメ名物鈍感主人公「羽瀬川小鷹」
CV=木村良平       

ぼっちな自分を「エア友達」で誤魔化すドS「三日月夜空」
CV=井上麻里奈

金髪碧眼頭脳明晰、でもギャルゲー三昧で残念ドМ「柏崎星奈」
CV=伊藤かな恵

「しんのおとこ」になりたく小鷹を師事する超美形少年(?)「楠幸村」
CV=山本希望

ホモ同人を心から愛する理科室登校VIP女子「志熊理科」
CV=福圓美里

ブラコン全開邪気眼全開で九州弁ユーザーの小鷹の妹「羽瀬川小鳩」
CV=花澤香奈

銀髪碧眼言葉使いに難ありの隣人部顧問シスター(10歳)「高山マリア」
CV=井口裕香



話の起伏はそこまで激しくなく、
序盤はドS夜空とドМ星奈のダブルヒロインが
終始罵り合っていくユルイしとっても残念なんですが
目が離せない可愛さがあります。


学園ラブコメといった見方で見れば人それぞれかもしれませんが、
ハーレム要素もふんだんに盛り込まれているので、
免疫がある方には是非おススメです。




ネタバレは避けたいので後半の話の説明は割愛させていただきますが、
星奈の存在はかなりイイポジション。
ブヒる目的で視聴も十分OKなレベル。
CVの伊藤かなえ恵さん推しという助走はあるものの
シリーズで一貫してイタ可愛いキャラでしたね(*^。^*)

小鳩こと、花澤香菜さんの博多弁は貴重でしたが
博多っこの我々が実際に使う感じとは、、、少し違和感。


ああぁぁぁ隣人部入りてぇ 小鷹が裏山けしからん...

投稿 : 2024/04/27
♥ : 103

91.3 16 萌えアニメランキング16位
けいおん!! 2期(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★★ 4.3 (7389)
30883人が棚に入れました
高校1年生の春に、軽音部に入学した楽器初心者の平沢唯。部長の田井中律、恥ずかしがり屋の秋山澪、おっとりした琴吹紬の3人とともに、普段の部室でのお茶を中心に、合宿、学園祭、クリスマスと楽しい日々を過ごしていた。高校2年生時には、真面目な新入部員の中野梓を迎え、軽音部2度目の学園祭を5人のバンド「放課後ティータイム」として大成功を収める。そして、唯たちは高校3年の春を迎える…。

声優・キャラクター
豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈、真田アサミ、藤東知夏、米澤円

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

けいおんけいおんってみんな言うけども、、part2

1期にハマった自分ですが、けいおんの2期には懐疑的な視線を寄せていました。
確かに1期はブームは呼んだし、面白かった。曲も良かった。ただ、あのようなクオリティがそうそう保てるわけがない。何期も展開していくのは難しいんだ!周りはけいおん至上主義になり始めている。
けいおんを観てない、もしくは1期でやめた子達がまるで悪だとでも言うかのような風潮に風穴を開けるべく、しっかりと批評をするという決意持って2期に臨みました。





、、、無理でしたww
まず2話目のりっちゃんがレシート飲み込むくだり。あそこで今までの決意すべてが崩れ去りました。カワイスギル^^w1期のうんたん並みに視聴者をひきつけたのではないでしょうか。

とまあダラダラと変な冗談を書いてきましたが、けいおんが人気だからといって、2期でしかも2クールって結構大丈夫かな?と実際思っていました。とくにほのぼのしすぎてグダグダになるんじゃないかとか。

なかったですね-1期のクオリティ維持というよりも、しっかりと内容付けされて詰め込んでくれた感じでした。1期よりも2期のほうがおもしろいと自分は思いました。

U&I,天使にふれたよ等劇中曲も含めてしっかりと作りこまれていますね^^1期2期含めて自分が弾いていて楽しい曲no.1はホッチキスですが^^

まあ、なにが言いたいのかといいますと、けいおん恐るべしということです。

最後に気になったのですが、1期2期にも言えることですが、律ちゃんのツッコミで小学生かってやたら多い気が、、、気がというか多いですよねww全部で何回くらい言ってるんだろうww

投稿 : 2024/04/27
♥ : 58

だんちょー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

2クールはいらなかったかな?

けいおん2期です。

1期でどっぷりはまってしまったため続けて見てましたが・・・

たくさんあずにゃんの出番があるのは嬉しいんですが、中盤なんか無理矢理引っ張ってる感が・・・

ストーリーは相変わらずのほのぼのした日常をひたすら描いている作品。終盤の方はポロっと涙するシーンもありましたが・・・

最終的にはドップリけいおんにはまってる自分がいましたwww

気づいたらiPodの中身がけいおんの曲ばかりになり(爆)そして初めてアニメのCDを買った作品でもあります。

ハルヒ・けいおんで京都アニメーションを知り、その後京アニの作品を貪るように観始めたので、ある意味この作品が自分の原点だと思います。







大事なことを書き忘れていた・・・

私の一番好きなキャラは『立花姫子』でありますw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 37

shisune さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

大大好きって返すよ


H23年6月27日にやっと見終わりました。(19話以降いっき見)
18話までほぼリアルタイムで見てましたが、
もう、あれです。お互いに気を配りすぎな、慣れ合いが
気にくわなくなり、ついに切ってしまいました。しかし
そんなことをしてしまった私は、どうしようもないアホでした。

ゆい、みお、りつ、むぎ、の四人は高校三年生。
あずさは唯一の二年生。
卒業し学校を去るものと、卒業生を見送るもの。
この二つの心理が、とてもきれいに、丁寧に描かれています。

高校三年生になると、どれもこれもが「最後の~」になって
それを聞くたびに、考えるたびに、さみしさに襲われたのは
私だけではないはず。それはアニメのなかも同じ。
だんだんと、卒業が近くなるにつれて、部活メンバーはソワソワしてきて
ボケるしぐさにも、なにをするにも、冬の学校のうす暗さ、そして卒業の二文字が
ひしひしと憂いさをよんでいます。
部活メンバーにとっても、見ている側にとっても辛かったとおもいます。

最後の学園祭、最後のライブ、最後の放課後、最後の演奏、そして卒業式。
学校を去るもの、見送るもの、どちらにとっても目をそむけたくなる現実です。
最終話。「ずっとみんなと演奏したい、ずっとみんなとお茶してたい
ずっとみんなと一緒にいたい、なんでもするから、
お願いだから卒業しないで」というのが、これまで溜まりにたまった
あずにゃんの心境でしょう。卒業証書と胸に花をつけている先輩を見たら
だれだってそう言ってしまうと思う。累計40話以上のけいおんだからこそ
理解できる、あずにゃん心境、そして共感だったとおもう

また来年出来たことが、来年は出来なくなる。
それに気づかぬふりをして、しゃべる気持ちは、だれもが共感できて
誰もがさみしくて、誰もが泣いてしまう。究極のシーンでした。

ささいな日常を描いてきた「けいおん」だからこそできた
悲壮感ただよう「卒業」の演出でした。途中退出した人も、もったいないから
みてください。

けいおん!!のテーマは卒業です。(自分のなかでは)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

88.2 17 萌えアニメランキング17位
中二病でも恋がしたい!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (6207)
29019人が棚に入れました
高校1年生の富樫勇太は中学生時代、邪気眼系中二病を患っていた。
しかし、そんな黒歴史を中学とともに卒業し、高校ライフを満喫していた。勇太は周りには中二病だったことを隠していたがひょんなことからある日、クラスメイトで現役中二病患者の小鳥遊六花と半ば強制的に契約を結ぶことになってしまった。

声優・キャラクター
内田真礼、赤﨑千夏、浅倉杏美、上坂すみれ、天野由梨、福原香織、設楽麻美、保志総一朗、井上喜久子、仙台エリ
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「はじけろシナプス!」についての科学的考察に成功した!!

私はついに「はじけろシナプス!」についての科学的考察に成功しました!!


脳の中では、常に神経伝達物質がやりとりされています。
しかし、電気コードのように一本の線でつながっているわけではなく、シナプスと呼ばれる中継地点が存在します。
簡単に言えば、脳内にある「駅」です。

さて、「駅」と言っても、小さな無人駅から、新宿駅のような超巨大なものまで存在します。
どうして大きさが違うかはわかりますよね。

利用頻度に違いがあるからです。
使う人が多ければ多いほど、駅は大きくならざるを得ません。

例えば、何かを暗記する場合、繰り返し復習することで、シナプスが強化されていきます。
駅を大きくして、往来をスムーズにするのと同じです。

ここで「はじけろシナプス!」といって本当にシナプスがはじけた場合。
さて、いったいどうなるのでしょうか?


【物理的にはじけた場合】

今まで使用していた駅が爆発。
脳の神経伝達が完全にストップします。
つまり、即死です。

中二病患者が生きている描写を見るかぎり、物理的にはじけているわけではなさそうです。


【「活性化する」という意味で「はじける」という言葉を使っている場合】

この場合は、駅が大きくなることを意味します。
あなたの家の身近にある駅が、いきなり巨大化したと考えてください。

その駅が混雑することはなくなります。
ゆったりくつろげますので、イライラ防止に役立ちます。
イライラしない駅なら使おうと思うでしょう。
つまり、人の往来が自然と増え、神経伝達能力が上がります。

また、「はじけろ!」と命令形で強調しています。
かなりの規模で駅が大きくなっていると考えられます。
神経伝達物質が大幅に上昇。
ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、γアミノ酪酸などの成分が活性化されます。
その結果、やる気が湧き、集中力が高まり、体温調整機能が上昇します。
ただし、アセチルコリンの分泌により運動障害も発生するため、実際の身体能力は抑えられてしまいます。

つまり、「脳内のやる気に体が追いつかない」状態になります。
結果、「自分では激しく動いているつもりでも、体は動いていない」状態。
いわゆる「妄想」になります。

この説なら、キャラの行動に説明がつくのです!!

結論:
「はじけろシナプス!」というセリフには「急激に妄想力を高める」という効果がある。

{netabare}
「自分は人とは違う、自分だけは気付いているから特別だ」

こんなレビューの書き方も、人が一生繰り返す自意識過剰という名の病、
……すなわち、「中二病」のなせる業なのでしょう。

ちょっと語義が広すぎないか?
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 144

minamini さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なんだこれ、、つまんねぇ。。。と思ってる君は闇の炎に消されなくなる。

何か「電波女と青春男」と若干の「涼宮ハルヒの憂鬱」が適当に料理され、しかし登場人物はことごとく魅力のねー、至極どーでもいいアニメだなおい、、、と思って観てました。6話ぐらいまで。
何が面白いのかと、、、、何が、何が、何がって。。。。
それはもう突然に気がつくのですよ!
遠回りして、作品批判しながらギスギス見てたアニメはタイトル通り恋!!
恋がしたいって!
はじめから言ってたじゃん!!ってな!!
6話を境に一気にふにゃ~んってなります。。。。
それで私的にこのアニメはよく健闘した、、、、と思ってたら!!
そこがまた間違い!!
これまた中二病でも恋がしたい!中二病でもって!!
はじめから言ってたじゃーん!!と!
登場人物同士の中で展開される物語がいきなりズッドーン!!スクリーンの前の貴方にシンクロします。
正直いい歳して高校生主人公のアニメ観てる私も例外なく中二病患っており、また作り手も患っているのであろうし、後半キャラ間に織り成される言葉や叫びは直!心に突き刺さります。

泣きました。。

物語じゃなくて自分の人生に、、、


これはなかなかあるようでなかったアニメではないかと思います。ただメンタル的にきっついね。誰にでもお勧めできるアニメではないかもです。でもいいアニメだったと最後まで観て思えました。

注:このアニメにアイドル的素敵キャラはいないです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 29
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

<最終回まで視聴完了> 自意識と自尊感情

<最終回を観終えて>

まず、中二病とはなんぞや?ということを考えると
勝手な思い込みから社会の規律に反した行動を引き起こすこともあるため、
早めのケアが必要とされている・・とかつて言われていた頃の定義とは違い
最近の青年&児童心理学で声を大に叫ばれるようになった「自尊感情」
のほうに近寄っている気がする。
おそらくこの作品もそちらを取り上げているのだろう。

自尊感情とは、いわゆる自尊心であり、自己に対する評価感情の1つで、
自分自身を基本的に価値あるものとする感覚のこと。
その感覚を自ら信じることによって、意欲的に何かに取り組んだり
満足感を得たり、自分に対しても他人に対しても受容的になれたりする・・
そういう意味で、思春期の成長において特に大切とされているものなのだ。

父親の死に際し、すぐに治って帰って来ると思い込んでいた六花にとって
死を受け入れられないとかそういうことじゃなく、
「大好きだった父が死に至るほどの病だったと気づけなかった自分への罪悪感」
そして「父へ最期の別れを告げられなかった悲しみと後悔」
この2つが当時の六花をどん底に叩き落したようだが
先に中二病になっていた勇太を見て真似することで救われ、
彼の本当の優しさにも触れることで、自尊心は慰められ、
憧れがやがて恋へと発展していくという自然な流れには
すごく納得できるものがあったし
恋をしたことで中二病の症状が緩和したのは当然のことなのだ。

なぜなら恋というものは、自尊感情と自意識を最大に活用するものであり、
相思相愛になれば、その感情と意識を育て合っていけるものだから。
それからいくと、何も思春期に限らず大人にだって多少は必要なものなので
最終話のラストのナレーションのような言葉が出てきたのだろうね。

終わってみれば、勇太の存在や過去の中二病、六花の家庭事情、2人の恋と
うまい具合に繋がっていて、とてもよくできたシナリオだったなと思う。

作画はもちろん、作中流れる音楽も素晴らしく感動的だった。
そして勇太と六花のやりとりにはどれもキュンキュンきた。
個人的には、くみん先輩や凸森のサイドストーリーも観たかったりするけれど
「あの頃」を懐かしく思える、充分楽しめた作品だった。
-------------------------------------
<9話の感想>

今回は大いに笑い、大いに泣けたw
ちょっとだけ「とらドラ」思い出したけれども
ツンデレより、自分はこっちのほうが素直で好きだなぁ(笑)
ヒヤっとした場面にハラハラして観ていた僕も
つり橋効果で(?)すっかり心奪われてしまったようだ。
-------------------------------------
<8話の感想>

お互いに気づいていそうで気づいていないこの感覚。
傍から見たら、とても微笑ましくいい雰囲気で。
さわやかで可愛いやりとりと、彼らそれぞれの心の内に
キュンキュンきてしまった。
勇太の口調や態度がすごく優しいのは、妹が2人いるという
元々の兄的性格からくる部分もありそうだけれど
電車の中やコンビニ帰りのベンチでのやりとりに
すごく懐かしさを覚え、じわっときてしまった。
六花も回を追うごとにどんどん可愛く感じるようになった。
今後どう展開していくのか、温かく見守りたい。
-------------------------------------
<7話の感想>

6話は思い切り笑い転げたが、7話は涙をこらえて喉が痛くなった。
勇太のやさしさ、六花の現実。
初めて、姉の十花の本当の気持ちが見えた気がする。
なるほどね・・・
それにしても、森夏や凸守、なかなかいいコンビになりそうな予感。
ふわふわな先輩もいい感じで場の空気を和ませていて。
絶妙なキャスティングだね。
------------------------------------
<5話の感想>

中二病といっても、かわいい程度だよね確かに。
歳の離れた兄弟がいる小学生が、ダークヒーローものにハマって
仲間と一緒に楽しく遊んでるような感覚だし、それを卒業した男女が否定しつつも
捨てきれずって感じで。でもまさかこの調子で最終回までいくわけないから、
そろそろ恋の到来か?と思ったら、勇太と六花が
さわやかながらいいムードになってきた。かもw
-----------------------------------
<4話の感想>

可笑しくて楽しそうでニヤニヤしてしまう。
なんだかんだ言っても懐かしいしw
少なからずみんなあるのかもね。多くの子が通る道。
でも、黒歴史に思えて誰にも知られたくないと感じるほど
恥ずかしいと思っていても
大人になってしまえば笑い話で終わるから。
相変わらず、妄想のアクションシーンがお見事w
------------------------------------
<3話の感想>

すっかり見慣れてしまって六花が可愛く見えるw
おかしいなぁ~ぜんぜん好みじゃないはずなのに(笑)
小柄なのは、すごくあのキャラにぴったりでいいよね。
真剣にやっててどこかがドジっていう設定は
ありふれてはいるものの需要があるから必ず出てくるし
実際、憎めなくて面白い。
ただ正直、 {netabare} 「また部活かよー」とは思った。{/netabare}
学校を舞台にしているのだから仕方ないのだろうけどね。
{netabare}今のところ盛り上がりはないものの、仲間も順調に増えて
今後の展開が楽しみ♪{/netabare}
---------------------------------------
<2話の感想>

六花と勇太のナイスコンビネーションぶりがけっこうツボ。
六花の渇いたテンションで大真面目にやればやるほど面白い。
それに六花の部屋、なかなか良いじゃん。好きだよああいう感じw
勇太が思わず我を忘れてたのもわかるわかる(笑)
今回は派手なアクションの中の妄想と現実が楽しかったし
六花のお姉さんの気持ちも、けっこう今ならわかるので笑いっぱなしだった。
----------------------------------------
ほとんどの人が書いているけれど、さすが京アニといった作画の美しさ。
手を抜いていないのがすごく伝わってきて良かった。

中二病を封印したはずの主人公と、中二病真っ只中のヒロインという
組み合わせが新鮮だし、掛け合いがなかなか面白い。
予想以上に大笑いしていた自分が何よりの証拠。
いやぁーしかし、中二病を過去のものにできている人から見たら
すごくゾワゾワするかもね(笑)
ここでこういうリアクションするだろうな~っていうところで
いちいちその通りになるのは、ある意味痛快ではあるけれど。

あと、主人公勇太の妹2人がなかなか可愛かった!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 134

84.5 18 萌えアニメランキング18位
IS [インフィニットストラトス](TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (6605)
28771人が棚に入れました
女性にしか反応しない兵器「インフィニット・ストラトス」(IS)の操縦者を育成するための学校・IS学園。そこでは世界各国から集められた少女たちが候補生としての勉強に日々励んでいる―はずなのだが、男なのになぜかISを起動させることができた織斑一夏は、この学校に強制入学させられてしまう。当然、彼の周囲には女の子ばかり。「世界で唯一ISを使える男」である一夏に、彼女たちは興味津々。幼なじみの篠ノ之箒をはじめとしたクラスメイト(少女限定)に囲まれた、一夏の波瀾万丈のスクールライフが始まる!?

声優・キャラクター
内山昂輝、日笠陽子、ゆかな、下田麻美、花澤香菜、井上麻里奈、豊口めぐみ、下屋則子、田村ゆかり、小幡記子、保村真

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

究極のハーレムアニメ

1話目開始と同時に広がるハーレム展開にいきなり目を奪われました。
女性しか乗れないロボットに唯一乗れる男性主人公、各国から集まるヒロイン達、たくさんの女の子達にモテモテなのに主人公は超鈍感など、こういう設定は他のアニメにもよく見かけるが、不思議と違和感がなくあきさせない作品。
ラブコメ展開もここまでハーレム状態にすると新鮮な感じで面白いです。
戦闘シーンはスピード感溢れた迫力ある戦闘が楽しめ、しかも使用するロボットはパワードスーツのような物なので顔が完全に露出している分、キャラ達の魅力を壊さなく華がある戦闘が見られて楽しいです。
本当に面白い作品です。
個人的にシャルルのテレ加減がすごくかわいくてお気に入り。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ハーレム&バトル

主人公はハーレム状態!
可愛い女の子が主人公の周りに集まっていき、そして皆がそれぞれの想い・恋心を胸に戦う…。
正直、エロゲ的な要素を多く含んだ作品で個人的には好きな系統ですね♪
逆に、魅力的なキャラが多すぎて困ってしまうくらいにww
そして、結局誰がメインヒロインなのだろう?と未だに不思議ですwww

バトルものって一言で言っても多くありますが、男同士のガチな戦いって、迫力や緊張感があって見入っちゃう感じですが、ISのような感じの戦いもたまには良いかな♪

何より、最近の女キャラの戦いは無駄に服が破けたり、おっぱいが出てきたりなど、エロ要素を取り入れすぎ!!
強いて例を挙げるとしたら、有名なところでは【一騎当千】、放映中では【マケン姫っ!】などですかね。
バトルものなのにそんなエロは不要だろ…。と、そういう展開が面倒になっていたので、このISは純粋に楽しめました♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 40
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

表彰します!あなたは、くだらないけど笑えちゃうキャラクターアニメ部門No.1です♡!

バトルも恋も熱く燃えて全力で頑張っちゃう♡
そんなアニメです。

魅惑の美少女戦士たちがロボット化。スピーディーで迫力あるアクションを、それは艶やかに!華やかに!
時に凛々しくも見せてくれます。

この作品のジャンルはロボットアニメ?
ISを巡るロボットのアクションはカッコイイです!けれどこの作品はロボット以上に強い「ラブコメ要素」でグイグイ迫ってきます。

なんといってもキャラクター力が抜群に高いです。観たら最後、きっとあなたも誰かのファンになってしまう、そんなキャラクターばかりです。

ストーリーはISのキャラクターのインパクトには到底及びません!!

多様な国から選ばれた魅力ある可愛いキャラと一夏のやり取りが楽しく、気がついたら病みつきに、画面に釘付けになって観てしまいました!!

基本、ストーリーはあってないようなもの。笑えます!笑いしかないのかもしれません!以上。
その結論が深く考えないこと、細かいことは気にしないこと、それが「IS」です!

ここは、萌えと、お色気がいっぱい詰まったワンダーランドです♡

主人公の一夏 (いちか)は女性しか操縦できない「IS」を何故か扱えます。特別な一夏は常に女子の興味の真ん中。戦いでは危険も顧みず仲間のために戦い、全ての女子に優しい。好意を寄せられるのは頷けます。女子が喜ぶことを無自覚でしてしまう納得のモテ男。
私も一夏を好きな一人です!!

そんな一夏の魅力に惹かれ、次から次へとバラエティー豊かなヒロインが登場します。

恋に鈍感な一夏とヒロインたちが過ごす賑やかな学園生活、バトルがとにかく華やか。
・・あと、ちょっぴりえっちです(笑)

ここで一夏を囲むヒロイン5人を紹介します。
{netabare}
・篠ノ之 箒 (しののの ほうき)「ファースト幼なじみ」黒髪ポニーテール。侍のような口調の武士道女子です。実は乙女なツンデレちゃん。隠しきれない胸は武器になるのかな?

・セシリア・オルコット。金髪ロングで毛先縦ロールが目を引く美少女。お嬢様でプライドが高く、高飛車。こういう女子が恋するとどう変わるのかな?

・凰 鈴音(ファン リンイン)実は私一番好きかも?イタズラっぽい笑顔や八重歯がすごく可愛い!素直になれない不器用な鈴(リン)を応援しています。この作品内でリンの扱いが悪いのがかなり気になります「セカンド幼なじみ」といい二の次扱いはやめてあげて!!

・シャルロット・デュノア。顔、性格、スタイル、声(花澤香菜)可愛すぎます。パーフェクトヒロイン!やっぱり「一夏のえっち」という必殺技があるせいなんでしょうか、好待遇ヒロインです。

・ラウラ・ボーデヴィッヒ。銀髪ロングで左目には眼帯を付けています。軍人気質です。登場時からは想像出来ない後半のデレっぷり。意中の彼を「嫁」と呼ぶところがツボ。
{/netabare}
一夏は誰が好きなのかはっきりしません。いつしかヒロインたちの間で勃発する一夏を巡る争い
見渡す限りライバル!ライバル!ヒロイン達は揺れます。
それぞれが「好き」を伝えるため、愛を表現し、彼の一番になるため奮闘します。

私がその立場ならきっとそうする。それで一夏はどんな反応?とか近いアピールするヒロインを見て妙に親近感がわいたり。時々そんな風に入り込んでみたり!!

ヒロインたちのあの真剣な表情を見てください。
皆、恋にバトルに勝つために一生懸命です!!そんな姿見せられたら作品共々応援してしまうじゃないですか♪

沢山笑えてちょっぴりえっちな作品
もし、もうちょっと、えっちが観たいのならワールド・パージ編(私の棚にあるよ)を是非ご覧下さい♪

最後に・・
OPの「STRAIGHT JET」すごく好きな曲
1日1回は聴いちゃいます♪

止まらないスピードで

想いが溢れていく

負けたくはない

誰よりも輝いていたい♪

恋もバトルも白熱・・・
果たして一夏のハートを射止めるのは、だ~れだ♡

投稿 : 2024/04/27
♥ : 80

84.8 19 萌えアニメランキング19位
変態王子と笑わない猫。(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (3217)
18273人が棚に入れました
常に女子のことばかりを考えている横寺陽人は、所属している陸上部の部長、鋼鉄の王から次期部長に指名される。しかし陽人はもともと水泳部の女の子の水着を見るという不純な動機で陸上部に所属していたため、断りたいと考えたが、どうしても建前で喋ってしまい、本音が言えず断れずにいた。
そんなある日、小学校からの腐れ縁で陽人と同じようにエロいことばかり考えているポン太が、町外れの一本杉の丘にある「笑わない猫」像に願って自らの煩悩を引き取ってもらい煩悩から解放されたという話を聞く。聞けばその「笑わない猫」像は、お供え物を捧げることで、自分がいらないと思う何かを、それを必要としている他の誰かに渡してくれるという。
陽人は半信半疑ながら、藁にも縋る思いで自らの「建前」を猫像に引き取ってもらおうと像のある一本杉の丘に向かうと、そこで筒隠月子と出会う。曰く、月子も猫像にいらない「本音」を引き取ってもらおうと考えていたという。月子と共に像に願うと、供物を畳むためのベルトと月子の持っていた肉まんが消滅し、同時に陽人からは建前が、月子からは本音、すなわち表情が消えていた。
建前が消えてしまったために自分の考えていることがすべて言葉に出るようになってしまい、やがて学校中から変態であると認識され、変態王子という渾名が付けられ避けられるようになってしまう。陽人は月子と協力して、それぞれの失ったものを取り戻そうと奔走する。
そこで陽人は建前ばかりで喋る少女、小豆梓に出会う。彼女のしていたチョーカーが猫像の供物として消えたベルトと似ていたことから、陽人は建前が彼女に渡されたと考え、それを取り戻そうとする。

声優・キャラクター
梶裕貴、小倉唯、石原夏織、田村ゆかり、愛美
ネタバレ

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

回ごとの引きのうまさ!! 無慈悲な”猫神”、かわいすぎる女の子たち。印象的な台詞まわし。――深い人生の物語といってもいいかもです(月子風に)

全話を終えて:

文句はなかった。良くできていた。落し所もあった。無理もあったがまとまった。原作をみたいと思わせる力があった。ボクの中では相当ポイント高い。

つまり、絶賛。こんな質の高い物語はなかなかない。ラノベとかいう(一般的に)一段低いくくりで評価すべきではないとまで言い切れてしまいそうです。


さて、
毎回来るよ。「猫」が来るよ。どきどき、はらはら。{netabare}また、猫が増えたよ。また来るよぉ。 {/netabare}

人間性、人間関係構築のキーワードでもある、建前と本音を基本テーマに、ラブコメベースの日常ファンタジーであると勝手に決めつけてしまうこの作品は、ずばり秀作です。{netabare} その後、建前と本音ではない展開が最後には待っています。{/netabare}

人生の味がします。物語の進行もなかなかで、適切なタイミングで作品内真実を暴露していくことで面白さを継続して提供してくれます。はまりまくっています。この作り込み、脚本・シリーズ構成は、大のお気にいり。極めて私的にいってしまえば、もう、さいこー!! 

深い人生の物語といってもいいかもです(月子風に)。

■物語の動きだしのテンポが気持ちいい

最高に評価したいオリジナリティ。物語の動きだしのテンポが気持ちいい。キャラクターの造形がしっかりしており、なおかつビジュアルがなんといってもかわいいわけです。

主要な登場人物は

―年相応(?!)にエロ妄想爆発の2年横寺君(競泳水着大好き)、
―子供っぽさをなんとかしたい1年生、月子(今期ナンバーワンの可愛さ)
―後ほど名前が明らかになる、陸上部部長―鋼鉄の王(女王だと思うけど。長身でスタイルの良い迫力ある先輩)
―2年生の転校生、〝お嬢様〟全開で実際かわいい小豆梓(今期ナンバワンの可愛さ2)

主にこの4名と〝猫像〟が繰り広げるストーリーです。本音と建て前という日本人の特徴的国民性をとりあげたあたりは、ななかだなと唸らされました。

■中間的に

あらたな猫像、{netabare}猫神さまという、新事実、新事象が明らかになった回では、途中回まで山頂の猫が「鋼鉄さんが作ったただの猫だ」とわたしたちをリードしておいて、「違う」ことを作者/作り側はわたしたちに教えてくれました。(新登場猫像でかすぎ、存在感ありすぎ。威力ありすぎ)。いいやり方ですね。この猫神象が登場してからというもの、{/netabare}何をしでかすのか心配でたまりません。それがこの作品の良さとはわかっていても、「無茶すんなー、猫」、と心配なのですね。

{netabare}自宅喪失という笑えない事件があった回以降、そこは「さらり」。むしろ、ラブコメ要素がより明解になった6回でした。梓には特に特別な感情をもっていない実質「ともだち」宣言するし、月子は「妹待遇」ですから{/netabare}それぞれにわたしたちには不憫です。{netabare}メイン3人の三角関係が完成しなぜかマイホームも喪失する。「笑わない猫」がすることは予想が付かない状況になってきました。そして、「マイファミリー」の回、もうひとつの三角関係が加わります。強引なようで自然な流れとして描かれています。{/netabare}若干エロいシーンもありますね。

この最新回では、ぐっと来ました。あー、なんてすばらしい台詞回しなのだろう。おそらく原作者の言語感覚はそうとうのものだと思います。人生の薫陶にも繋がる断片の組み合わせの連続で、不覚にも感動です。

■プロットと面白さ

全般に、問題発生→問題解決、同時に新たな問題が発生というように、常に「彼ら」の前になんらかの形で、解決すべき課題がオーバーラップして降りかかってきます。このプロットがこの作品の良さとしてわたしは感じ取れます。

とにかく、「回ごとの引き」はとにかくうまい!! ロスで製作されているアメリカドラマ(で人気があったもの)以上のうまさかもと思います。(それらは、すんげー脚本料が高い)

だから、鑑賞中も時間が過ぎるのがとても速い、次が待ち遠しい。なるほど。うまいな。やるな、です。具体的には、{netabare}台風の問題が片付いたと思えば、次には鋼鉄の王からチューされる。あらたな修羅場が生成される。そして{/netabare}その現場をみてしまった{netabare}小豆梓が、{netabare} 猫神様へのお願いで終わる。{/netabare}ほんとに引きがうまいですよね。全体を通してまだ月子の本音の問題は{netabare}解決していないわけで、課題はオーバーラップしたままなのです。{/netabare}そして、予告。また次回を観てしまうではないですか。

※以下はこれまでのメモ 自分用メモ

■恋模様・観る側の余計なお節介ともいう

観ている僕達には、彼女らの心情が伺えているので、そこがとても気になりませんか。あずさとつきこがライバル関係であることはお互いに意識しているわけですし。今後、さまざまなイベントの中で、両方の女の子から攻められていくのでしょうか。>横寺君、しっかりしなさい、です。

{netabare}彼がしっかりしないうちに?! ますます複雑化しちゃったじゃないですか。鋼鉄の王まで、加わって、これは修羅場でしょう。{/netabare}

以下、雑多メモ:

それにしても、お姉さん=田村ゆかりさんでしょうか。彼女は天才ですね。あらためて感じました。
{netabare}
失ったものを取り戻す、古今東西の常道のひとつ。それが一段階進んだ第4話になりました。この時点では単純なストーリーだと考えていました。{/netabare}

■5話以降はどうなるのでしょう。ますます気になってきました。新たな展開が始まります。まだの方はぜひぜひどうぞ。
{netabare}表情、感情表現を取り戻すことよりも、「姉」を選ぶ妹{/netabare}、考えてみれば、はんぶんこするという手もあるじゃないかと画面の前で叫びそうになったりしました。

蛇足{netabare}
え、キャラは可愛い?! そうです。
え、笑える?! 笑えます。
え、深みはある?! あります。断言します。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 99
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ゆいかおりの合併症と判断されましたw  (〃´o`)

原作 ラノベ  未読

全12話

学園ラブコメハーレムファンタジー

簡単に説明すると、願いの叶う「猫神像」によって翻弄される学園ラブコメです。

主人公  横寺 陽人(よこでら ようと) 声 - 梶裕貴
メインヒロイン二人から想われる(正確にはあと二人)優しい健全な普通の高校男子です。
周りから変態変態と言われるが、言うほどでもないような気がしますが・・・


小倉唯 演じる 筒隠 月子(つつかくし つきこ)
外見はロリ系で、陽人の事が好きな女の子。
本音をなくした事で、無表情になってしまったキャラを小倉さんが棒読みの言葉で話す訳だけど・・・
結構、皆さん批判が多いようですが、私的には、あれはあれでよかったと思います。
難しい役ですが、恐らく監督からの指示であのようになったと思うし、逆に、無表情なのに感情ある話し方だと絶対違和感あると思うので。



小豆 梓(あずき あずさ) 声 - 石原夏織
美人で貧乳。性格はツンデレなんだけど、感情が直ぐに顔に出る解り易い子で、陽人の願いは何でも聴いてしまう優しい女の子です。
陽人にしつこく纏わり着かれて好意を持ちます。



視聴後の感想
{netabare}
ストーリーは、エミが登場して来た所から微妙になりました。
エミまで猫神使って願いをしてるし、その願いがぶっ飛んでるし・・・
最後は、原作続いてるからだけど、ちょっとスッキリしない終わり方でした。(しかたないですね)
特に、月子が本音を無くしたまま終ってしまったので、表情豊かな月子を見れなかったのが残念でした。


キャラは、どちらも可愛いです。
ツンデレの梓は、終盤デレデレで、もう可愛いってもんじゃなかったw。
月子も一途で、陽人との関係は、自分が1番じゃなきゃ嫌みたいで、観てて健気で可愛かったです。
{/netabare}


私的に、石原夏織さん、小倉唯さんの声は大好きなので、余計に二人のキャラに惚れてしまいました。(●´ω`●)
どっちかなんて選べないくらい可愛かった。

前から二人の声は好きでしたが、この作品で完璧やられましたw
石原病、小倉病の合併症にかかった作品でした。


中盤以降は、ストーリーが微妙になって来たので、キャラ目当てに観てましたが、私にはそれだけ十分魅力的なキャラ達でした。
(*´∀`)


声優さん、キャラ目当てに観るのもおすすめです。(@^▽^@) 


OP:「Fantastic future」 歌 - 田村ゆかり

ED: 「Baby Sweet Berry Love」 歌 - 小倉唯

どちらも中毒性があり、耳に残る曲です。^^

EDの映像では、表情ある月子なんか破壊力凄くて、めっちゃ可愛いです。

終始、可愛い連発でしたね。
すみません 石原&小倉病なもんで。。。^^;

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先日、アニメ見てたら、小倉唯さん、石原夏織さんのユニット
「ゆいかおり」のCDのCMがやってました。

調べたら
2009年9月、元HAPPY!STYLE Rookiesの小倉唯と石原夏織で結成。
2010年5月12日、「Our Steady Boy」でメジャーデビュー

シングル
1st Our Steady Boy 2010年5月12日
2nd ふたり/VIVIVID PARTY! 2010年7月21日
3rd HEARTBEATが止まらないっ! 2010年11月17
4th Shooting☆Smile 2011年4月6日
5th 君のYELL 2012年3月14日
6th ウェィカッ!! 2012年10月31日
7th Shiny Blue 2013年3月13日


アルバム
1st Puppy 2011年9月21日

2nd Bunny 2013年10月23日予定


ユニット組んでCD出てたんですね!
知らなかったです・・・orz

近いうちにアルバム購入ですw (●´ω`●)ゞ

投稿 : 2024/04/27
♥ : 76
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

て、展開早い!w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w

笑わない猫にお願いすると、いらないものを捨ててくれる

横寺陽人は建前をなくし、
筒隠月子は本音をなくす。

横寺陽人は本音しかしゃべれなくなり、
変態王子の烙印を押されることになる。

■第4話
{netabare}
このところ変猫に驚かされてばかりです。
て、展開早い!w( ̄△ ̄;)w

筒隠月子編が数話にわたって及ぶかと思いきや、
あっさり表情は帰ってきちゃいました。。。
(といっても表情は帰ってきたものの、受け取らないことにしましたが、、、)

建前と表情を取り戻すお話はこれでおしまい?なのかもしれませんが、第4話終盤で陽人の家がなくなるという事件が!!!

これは来週も楽しみです^^
{/netabare}

■第2話~第3話
{netabare}
展開早いですね!
第2・3話が小豆梓回でしたが、3話にして
早くも建前を取り戻してしまいました。
意外ですw( ̄△ ̄;)w

筒隠月子回は第4話から数話分?だと思いますが、
今後どうなるのか楽しみですね♪
{/netabare}

■第1話
{netabare}
第1話からすごくテンポよく進んでます^^

「あなたの犬になりたい」と言ったところで爆笑です(笑)
本音しか言えない、建前しか言えないのは大変そう

{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 61

83.4 20 萌えアニメランキング20位
這いよれ!ニャル子さん(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (3019)
16658人が棚に入れました
高校生、八坂真尋はある日、夜道で怪物に襲われるも突如現れた謎の少女に救われる。その少女は、自身がクトゥルー神話に登場するニャルラトホテプそのものであると語り、また自身が宇宙人であること、真尋が他の宇宙人に狙われており、自分が護衛として派遣されたことなどを告げるのだった。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、喜多村英梨、松来未祐、釘宮理恵、新井里美、國府田マリ子、久川綾、羽多野渉、大坪由佳、草尾毅、島田敏

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

我はこの世の混沌を支配する者 真尋との出会いを夢見るままに待ちいたり

2012年放送のテレビアニメ 全12話

原作 逢空万太 監督 長澤剛 シリーズ構成 木村暢 
キャラデザ・作監 滝山真哲 制作 XEBEC

第一回GA文庫大賞優秀賞受賞作「夢見るままに待ちいたり」の改題
ラブクラフトコメディ略してラブコメなんだって。
2009年~2014年 12巻

本作の前に「這いよるニャルアニ」1期2期が2010年に配信されています。
4分アニメ 合計で21話 主要3キャラの声優は同じ。

ニャル子 阿澄佳奈 八坂真尋 喜多村英梨 クー子 松来未祐

ニャルラトホテプとはクトゥルフ神話のトリックスター、別名「這いよる混沌」「無貌の神」「暗黒神」「闇に棲むもの」
こりゃ酷い言われようである。
また、旧支配者の最強者であり、恐れるものはクトゥグア(旧支配者)のみというチート。
学校での正式名は「八坂ニャルラトホテプ」
キャッチフレーズ「いつもニコニコあなたの隣に這いよる混沌、ニャルラトホテプ、です!」
ところが、もう一人のキャラ「クー子」はクトゥグア星人だという。
でも、真尋くんはクトゥルフ神話を知っているため、この二人の自称が怪しいことも知っているという設定。

「地球は狙われている、地球のオタク文化は宇宙では高値で取引されているため、悪の宇宙人が侵入している」とか何とか。
1話の冒頭ですでに八坂家の食卓でニャル子とクー子は朝食を。
この辺が従来の居候アニメと違う。

ギャグアニメとしては非常に高度で完成度の高い作風です。
パロネタも切れ切れ。
ニャル子たちは、地球のアングラ文化を研究して自分たちのライフスタイルにしてるように見えるが、宇宙全体(ニャル子周辺)がそうなってるようで、侵略宇宙人もパロが生きがいのよう。
そのまま決めポーズで死んで行くので、マジで地球のアングラ文化が身についている感じ。
このアニメのこだわりようは感動ものですよ。
アニメや特撮物を徹底的にパロり、分かる人なら爆笑、分からなくてもとにかくすごいと思わせるパワーがあります。

可愛い女の子ヒーロー3人(ハス太含む)に囲まれる、イケメンヒロイン八坂真尋と言う構図をかっこよく決め、パロネタで盛り上げる。

ギャグアニメとしては最強の何度でも楽しめる傑作。
作画の乱れもなく、最後までハイテンションで、ギャグアニメとしては最高点です。

パロ元が分からずイライラしたあなた。

みんなそうなんです 全部わかったら変態です。
  

投稿 : 2024/04/27
♥ : 38

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

1話で作品に殺意を覚えた(本当)。12話では絶賛していた。

2012年のMY最高傑作のひとつ。2期を観る前にこの期をかならずどうぞ。(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!

■元ネタわかんなくても、いけますよ!!

私がそう。圧倒的な爆笑コメディです。元ネタありのパクリビジネスのように考える必要もないのでは、と。理屈でみる作品ではない、と。

いろいろパクリ元を観ていなくても、流れがスムースに進んでいけば楽しめるわけです。ハードルが高い作品でもない。

(だいたいよほどのオタクさんでない限り、変身シーンがどうなっていたかなんて覚えてるわけがないです。知っている人はそれに驚喜する。知らない人は雰囲気で楽しめる。ここ大事!!)

■全編、開き直りの(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!

むしろ、全編「開き直り」です。ご都合主義の連鎖、後出しじゃんけん方式、伏線なき唐突さ、常識と非常識が存在しない、それこそ混沌。それが、まひろの常識的な日常の地平に這いよってくるんですね。あー、楽しい(=気の毒だ(^0^;))。

これらを底流として、ニャル子の純愛――(と僕らはだまされているだけかもしれない。何せ相手は邪神なのだ)――が、貫かれています。あー、心配だ。

たしかに、OPは中毒性が高く、名OPとして歴史に残りそう。
また、付随して、

(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!

には、やられました。心が鷲づかみされたかんじ。
あー、脳内再生。

●蛇足:1話での殺意、まとめてみはじめました。

殺意を覚えた理由は、自分の中にあったクトゥルー神話への思い入れが崩壊させられたからですね。

ゲームなどをしない私は、いわゆる「地球のエンタメ」では、クトゥルー神話に接触する機会がなかったので、多くのひとたちが、それを知っていることに気がつきました。

ネットで最近調べてみたら、ここ20年ぐらいではいろいろな「地球のエンタメ」で扱われているんですね。書籍中心で接触していた自分には意外でした。自慢ではなくて、知っている量は一般の人よりかなり多いとは思います。

もっともその思い入れも崩壊したわけで、世代も違えば、解釈も読み方もぱくり方?も違うのは当然といえば当然なんで、今は(2013年5月)それで、いいか、と軽く考えることにしています。とにかく、サイコーです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 52

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

クトゥルフ神話が元となっている

視聴理由 ギャグアニメらしい

序盤 ん?????wあ、そう言えばギャグアニメだった

中盤 ちょっと仮面ライダー多すぎやしませんか

終盤 やっぱギャグアニメだった

注意 わかる人にしか分からないネタだらけです

この話は「クトゥルフ神話」という架空の神話の中に出てくる、狂気と混乱をもたらすNyarlathotep(ニャルラトホテプ)が元。ちなみにコイツの別名は「這い寄る混沌」。

話的には日常・ギャグを主体とした話。
途中途中でラブコメが入るけど気にしないレベル。
ギャグの精度も凄く、回を重ねても勢いは衰えない。
opは後ろから這いより隊Gの「太陽曰く燃えよカオス」。(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
作画は普通。この作品はキャラがメインだからね。

割と良かった

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

85.6 21 萌えアニメランキング21位
中二病でも恋がしたい!戀(REN)(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (2678)
15652人が棚に入れました
色々な事情が重なり、一緒に暮らすことになった勇太と六花。
付き合い始めた二人にとってはどきどきな内緒の同棲!
なはずが…
普通の女の子とも付き合ったことのない勇太には、中二病の彼女はハードルが高すぎた!?
恋愛をどう進めていけばいいか悩む勇太。そして1つ学年が上がってパワーアップした丹生谷、くみん、凸守たち。
さらには十花に六花との同棲がばれて……
またまたドタバタな生活が始まる!

声優・キャラクター
福山潤、内田真礼、赤﨑千夏、浅倉杏美、上坂すみれ、長妻樹里、天野由梨、福原香織、設楽麻美、保志総一朗、井上喜久子、仙台エリ
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

これこそ「中二病でも恋がしたい!」だ。<追記;Extra Episode>

中二病と恋、合い反する感情で揺れ動く心を楽しく描いたラブコメです。
2期のスートーリーは単純で、ラブコメに徹しています。

新キャラ七宮登場。
「ニャーハハハ」が鬱陶しい中二病キャラです。
勇太の幼馴染、六花のライバル的立場。
勇太への気持ちを中二病で強引に抑えているのが可愛く切ないです。
六花は六花で、七宮と勇太の関係に嫉妬気味。
中二病と恋愛感情との間で混乱する立花がいとおしいです。

2期ではモリサマと凸守の関係が笑いのツボでした。
喧嘩するほど仲がいいとはこのこと。
微笑ましいいがみ合いについつい頬が緩みがちです。
それと、モリサマの面倒見の良さに磨きがかかっています。
世話焼きの姉御肌に、好感度さらにアップです。
もちろんくみん先輩もいい味を出していました。
明らかに寒いギャグも彼女が言うとかわいいですね。
とくに、5話はくみん先輩の特殊能力がいかんなく発揮されていてシュール全開でした。

1期よりコメディー要素が増量された2期。
これぞ「中二病でも恋がしたい!」ですね。
まだ、2年の2学期。
3期、4期と行っちゃいましょう、京アニさん。

<追記;Extra Episode>
{netabare}ホモサピエンスメスのプリミティブな姿を巡って、六花と勇太の間に紛争が勃発。
秘密裏に水着画像の所有を画策する勇太。
隠密裏にその画像の破壊を画策する六花。
主に、六花の嫉妬心に元凶があると思うのだが・・・。
揺れる乙女心が他愛もなさ過ぎて「勝手にやってくれ!」です。
テンパる六花の可愛さが際立った最終エピソード。
二人は恋人同士なんだから・・・末永くお幸せに!

ついでに、モリサマと凸守も末永くお幸せに!{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 71
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

闇の炎に抱かれて聴け★

1期と比べて色々パワーアップしてましたね^^
くみん先輩はすっかりダジャレキャラになりました(笑)
第9話の{netabare}「ビキニ3割引に」{/netabare}は渾身の出来です。

もりサマーは1期に比べて症状が悪化してますね^^
でも、1期ではあまり見れなかった、もりサマーぶりが
堪能できてよかったです。

魔法魔王少女と邪王真眼のキービジュアルは
最終回のあのシーンにつながってたんですね^^
とてもいいシーンでした。

また3期があるといいなぁ^^

投稿 : 2024/04/27
♥ : 99

スカイラーク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

1期は面白かった,2期は・・・

2期も面白いです(結論)
ただ,現段階での評価では,物語が少し間延びしているように感じられます。面白いけどね。
ソフィアの登場は原作読破済みの私からすると非常に楽しみであり,ストーリーのカンフル剤となるとなるかなっと思っていたのですが,割と控えめなので残念です。
OPは相変わらずいいですね。1期の方が爆発的な人気だったのでなりを潜めているようですが,いいと思います。
今後の期待も込めて,★4以上とさせていただきました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

85.7 22 萌えアニメランキング22位
織田信奈の野望(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (2598)
13562人が棚に入れました
平凡な男子高校生、相良良晴が突然400年前の日本にタイムスリップ!そこは血を血で洗う戦国時代だった……が、ちょっと雰囲気が違う??そんな乱世で良晴が出会った一人の美少女、その子の名は「織田信奈」日本史上最も有名な戦国大名、「尾張の風雲児」こと織田信長────ではなく、織田信奈!?明智光秀や徳川家康、誰もが知っている戦国武将たちが美少女として登場するこの世界。信奈の家臣となった良晴は、“天下統一”という織田信奈の野望を実現すべく、天下一の美少女達と共に戦国乱世を駆け巡る!『サル、わたしと一緒に天下布武よ!』才色兼備な姫武将たちが織りなす恋と戦の新たな戦国絵巻が今、はじまる!

声優・キャラクター
伊藤かな恵、江口拓也、福圓美里、生天目仁美、松嵜麗、金田朋子、北方奈月、矢作紗友里、小倉唯、能登麻美子、三森すずこ、麦人、櫻井孝宏、加藤英美里、梁田清之、諸星すみれ、大久保瑠美、佐藤利奈

イケメン。 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

予想外にハマってしまった

最初ノーマークだったけど話も思ったよりは史実に沿っていて面白い。なにより女の子が可愛い!五右衛門ちゃんヤバイ。恋姫戦国版みたいな感覚。恋姫好きだった人はハマるだろうなぁ

ただ主人公が未来から来たという設定なんだけど、序盤端折りすぎててどう過去へ行ったのかまったくわからないのと、未来の知識に頼りすぎてるところがあってちょっとダメな気もする。

でもまあ面白いしおにゃのこ可愛いし声優もグッドだし作画も綺麗!ハーレム系幼女いっぱいラブコメが好きな人ならハマれるの間違い無い。シリアスな歴史ものが観たい人にはオススメできない

投稿 : 2024/04/27
♥ : 23
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最終回視聴完了 2期にも期待☆

<最終話の感想>

やはりこれはもう2期決定って事で!ますます楽しみ。
絶体絶命、信奈最大の危機もなんとか逃れ勝利。
それでもまだまだ戦国の世は終わったわけではなく・・
次から次へと立ちはだかる軍勢は、まるで人生の試練そのもの。

時系列はちぐはぐだったり、そこまで飛ぶかってほど
話が飛んだりもあったけれど、非常にバランスが良いというのかな
娯楽作品として素直に面白く、毎週楽しんで観てこれたのは良かった。

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<11話の感想>

松永久秀、どうも信頼できないなぁと思っていたが、
黒いのは肌だけじゃなく腹もだったか?
史実と大きく異なる局面において、光秀の描き方に
愛情を感じることが出来たのはちょっとした救いだった気がする。
だってどの戦国物語でも最終的には悪人扱いだからね。

さて、良晴はどうなったのか・・・どこにいるのか?
簡単に裏切り、寝返りがあった世の中で、
唯一信頼だけで絆を深く結んでいける関係もあり。
もうすぐ最終回を、迎える様子なのは少しさみしい。

ところで後半、敵襲に挟まれた信奈が「是非に及ばず」と言った言葉、
これ、本能寺の変で織田信長が最期に言った言葉なのだよね。
「どうしようもない」という意味らしい。
けっこう普段も使えそう(笑)

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<10話の感想>

多少、史実と前後しているような気もするのだけれど
細かいことはこの際抜きで(笑)
各登場人物それぞれの雰囲気や性格的な部分が、今更ながら
キャラデザによく反映していて、そういう面でも充分楽しめるなぁと。
今回は光秀の生真面目さ、優等生ぶりの中に垣間見える女の子な部分に
きゅんきゅんきて、なかなか良かった。

が、それ以上に・・
{netabare}
女であることを隠し、男性の武将として生きている浅井長政と、
女だと偽って長政と政略結婚をさせられた信勝(信奈の弟)が、
お互いの素の姿を知り、彼女の想いを察した信勝の優しい言葉のほうに
個人的にはきゅんきゅんきて、歓喜の舞を踊りそうなほどだったw
{/netabare}
さて最終回も間近に控え、気になるのは信奈の安否と今後。
来週も見逃せません。

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<9話の感想>

主な舞台は清水寺。
なんだかそれだけで感慨深いものを感じた。
今回は信奈の野望の真髄をハッキリ聞けた。
野望と言うと普通は戦をして勢力を広げ大きな国をまとめる将軍になる
なんて話になるのだが、信奈はちょっと違う。そこが魅力。
本物の織田信長がどう思っていたかはわからないけれど、
かつての大河ドラマでも似たようなセリフを言わせていたから
まんざら架空でもないようだ。
でも、史実とはかけ離れた設定に包まれている今作なので
もっとギャグ要素と奇想天外な展開を増やしちゃってもいいような気がする。

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戦国武将が美少女になった世界へタイムスリップした男子高校生の、
恋と冒険を描いたコメディタッチの作品ということで、
織田、豊臣の時代が舞台となっている。

戦国武将とはいえ、現代風にアレンジされたさまざまな女の子がメイン。
そのキャラ属性の豊富なことといったら♪
ロリだって細かく分ければほら、こんなにあるんだよねって感じ。
私個人の好みからしたら、信奈の弟、信勝と政略結婚させられた浅井長政なんだけどw
前田利家である犬千代の寡黙かつ機敏に戦闘するその少年っぽい姿と
トラの被り物を被っている小柄な外見で、身長の倍はある長槍を振り回す姿に
思わずギャップ萌え~前髪パッツンのヘアスタイルも可愛くて仕方ない。
けっこうこういう感じがツボだったりするのかと、あらためて気づかされた。

一方、ゲームでしかやったことのない「戦」を「イベント」などと呼び
史実として有名な場面に居合わすことに興奮気味だった主人公も
戦を重ねていくうちに、ようやく自分の立ち位置がわかった模様。

作画はとても綺麗だし、教科書に載っていたことを思い出せるくらい
有名な出来事を奇想天外な発想で展開させるのは、歴史好きな人から見たら
憤慨してしまう部分があるかもしれないけれど、
娯楽作品として割り切ってしまえばけっこう面白い。

ちなみにこれは余談だが・・
8話での、信奈と明智光秀との「たこ焼き対決」を見ながら
ふと思ったのだけど、個人的にはソースやマヨネーズを
たっぷりかける食べ方がどうもしつこく感じてしまって好きじゃないので、
おだしにつけて食べる塩たこ焼き(明石風)が
一番好きだし自分の定番だったりする。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 74

アニメは文化!! さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作おもしろい!

=あらすじ=
戦国物ゲームや歴史映画・ドラマが好きな(特に織田信長公の野望)相良良晴は突如戦国時代にタイムスリップ?してしまう。
そこでは戦国武将たちが美少女であり、
そこで出会った尾張国の主である織田信長・・ではなく織田信奈の家臣となり、彼女の野望である天下統一の手助けをするというお話。

第1話 「信奈とサル」

全体的にはすごく良かった。
良晴が信奈に仕官できて良かったw
あと斉藤道三に美濃譲ってもらうことになって良かった!w
良晴のおかげかな?w
印象に残ったのが信奈の声優を務める伊藤かな恵が非常にマッチしていたこと。
日本史(戦国時代)が好きな方にはおすすめの作品ではないでしょうか?
私は日本史大好きですw
原作は既読ですが、今後にすごく期待できる内容でした。












ただ1クールなのか2クールなのか分からないので
原作のどの辺までやるんだろう・・・。
というのが気になります。
個人的には原作が終わったら2期でも3期でもしてすべてアニメにしてほしいですがw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

87.1 23 萌えアニメランキング23位
ラブライブ!school idol project(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3109)
13410人が棚に入れました
進化し続ける最新カルチャーの街・秋葉原と、歴史と伝統の街・神田、そして静かな大人の本の街・神保町のあいだに、まるでエアポケットのようにポカリと空いた、人影もまばらなその街の中心に、古くからある伝統校「音ノ木坂学院(おとのきざかがくいん)」。
しかし、さしたる特色もなく、ただのんきな平凡さを謳歌していた都心の地元校は、少子化とドーナツ化の波に押され、近年、生徒数が激減。3年後の統廃合計画をメドに、都心には珍しい緑豊かな穏やかな空気をたたえた学校の灯は消えかけようとしていた。
「でも! 私達の学校がなくなっちゃうなんて、そんなの絶対やだよ!」
この学校の危機に9人の少女達が立ち上がる。

声優・キャラクター
新田恵海、南條愛乃、内田彩、三森すずこ、飯田里穂、Pile、楠田亜衣奈、久保ユリカ、徳井青空

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

アイドルanimationが再燃するキッカケを創ったシンボルアニメ

単なる青春学園アイドル物と捉えず、
「絶対諦めない強い心」
「好きなものを素直に好きと言えないもどかしさ」
「師を仰ぐならば、素直に謙虚に」
を、可愛らしく、スポ根テイストも交えながら表現してるなーって(*^^)v



OP、EDの音楽、劇中の挿入歌。
アニソンとして、耳に残る印象水準はクリアしていると感じます。
1期の中でも数曲、μ'sのオリジナル曲が披露されますが、
リリックにエピソードが分かりやすく反映されていて、
メッセージ性も高い部類ではないかと。
作詞担当の園田海未ちゃんの性格もしっかり出てます。
のちのⅡ期でさらに磨きがかかります(/・ω・)/ハタアキスゲッ

メロディ良し。ノリ良し。リリック良し。
の三拍子が多くの楽曲に散りばめられていて
南條さんはじめ、
歌手経験のCVも多く、聴いていて楽しくなります。


クオリティ高いですし、
ランティスさんはいつもいい仕事するなイヤまじで(゜_゜>)
(私自身、アニメの音楽はその作品を継続視聴するか否かを決定する貴重な判断材料の一つな訳でして。。。)
個人的には
単純にA×B48や×ー娘。が歌ったら
絶対さらに売れるだろうな~~~(^o^)
って思いました。


作画レベルに関してなんですが
何分私はアニメーターでも何でもございませんので
敷居の低いコメントになります(*_*)
普通のアニメ好きの私には、
「うわぁカワイ~(*^。^*)」
「その仕草,表現しちゃう?\(゜ロ\)(/ロ゜)/バリカワイイ」
って毎週、喜々としていました。

LIVEシーンは何回見ても圧巻というか、目新しさを感じます。
画と3Dの併せ技でキャラの動きと鮮明さが際立っていまして、
ノーマルレベルの私は圧倒されっぱなしでした。
(目の肥えた玄人様が、どう感じるかはさておき)


ポイント
いわゆる。。アレですよ。。
男性ファンのヲタ声と云いますか、、、( 一一)
「うぉぉ~~!!」やら「何々ちゃ~ん!!」といった
アイマス名物のドスの利いた男臭い声演出は一切なく
オーディエンスの声は全て、女性の可愛らしい黄色い声へと
シフトチェンジされています。
これが私の中で一番取っ付きやすかったポイントでしたね。
(リアルにおいてもヲタ芸には全く免疫がないもので。。。)


つまり
「ヲタ男に興味はないけどアニメキャラは可愛いのが好き!」
とか、
「サブキャラも含め、中途半端なメンズの介入はいらない」
といった成分をお求めの方にはドンピシャだと思います。
LIVEシーンだけ目当ての視聴も十分アリかと。おすすめです


赤髪一年生「西木野真姫ちゃん」のCV。Pileさんと
巨乳三年生「東條希ちゃん」のCV。楠田亜衣奈さんが
そろって本作で声優デビューです。(*^^)vファイト

特に「西木野真姫ちゃん」の
「う''ぇぇ!?」とおじけ可愛くなるトコも魅力です( ゚Д゚)ヴぇえ
シリーズでは一貫して「棒読み?」と思えちゃうんですが
「西木野真姫ちゃん」のキャラに絶妙にマッチしてて
あと引く感じでお気に入りです。

キャラが一人一人しっかり立ってるな~とか
アノ子失くしてコノ子は無し!といった
色んなキャラたちの掛け合いもこのアニメの魅力だと思います。


思春期過ぎると
かつて自分が持っていた大切な「何か」って
失くしてしまいます。
(私は,失くしたことすら忘れるほど,
量産型の社畜に成り果てていました乙)
ラブライブを観て、心が浄化されたというか、
こんなまっすぐな考えもいいなぁって


社会人デビューと同時にアニメからは少し離れていましたが、
ラブライブをきっかけにまた、二次元世界に引き戻されました。
(ひぐらしからラブライブって。。路線違いすぎw)
最初は、「これって俺ハマったらやばくね・?」
と、客観的に警戒していました。


どんなアニメにも言えますが、
自身のお持ちになる、しがらみや価値観は一旦デフォルトして
一度フラットな気持ちで視聴してみて下さい。
紅白出場を果たした国民的コンテンツでもあります。

このレビューが少しでもお役に立てれば幸いです。
乱文、長文大変失礼しました(+_+)

最後まで読んでいただき有難うございました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 79
ネタバレ

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

新参ラブライバーの出来上がり。

また アイドルものかと 思い流し見のつもりで
視聴するつもりが しっかりハマってしまいました。
{netabare}
学校が廃校!!
{/netabare}
学校を人気の学校にしたいからアイドルやります!! 
的な 突拍子もないスタートでしたが
見てたら続きが気になってます。

3話 6話 8話 11話での 挿入歌が 本当に良かった。
{netabare}
3話での観客 1桁スタート って苦境スタートなのも
共感もてました。ここから頑張って~~!!
と 応援せざるえない。

8話で ラブライブ1ST シングルのあの曲のPVを
リメイク来た時は初期からの
ラブライブファンの人嬉しいだろうなと思いました。

11話の No brand girls のシーン 
あれっ 3DCGさらに綺麗になってね?
と 思わせる出来だったのも 良かったです。
(2期あるとしたら ハードルあがりましたね(笑))

12話で ほのか ちゃん 闇落ち(物語始まって初の挫折)
きつい展開ではあるけど頑張って欲しい所。
ほのか と ことりには、是非最終話を盛り上げて欲しい。

12話で μ’Sメンバー全員気落ちしていたので・・・
最終話でどうまとめてくるか期待してました。
やっぱり自分の中で スクールアイドルを
続けたい気持ち を 持っていた ほのか ちゃん。
にこ に スクールアイドルの 
魅力・強い心 を見せ付けられ・・・。

エリチカ(絵里)に 激励・感謝され。
やっぱり 自分はスクールアイドルが好きと気づいた
あの流れ・・・ お約束といわれれば お約束だが
そんな 流れ大好きだ・・・。(王道最高)
そして、 海未ちゃん に あと推しされ。
(穂乃果 の 我侭 も認めてあげる。)
あの場面ちょっと穂乃果 いい友達持ってるなぁと
少し羨ましかった。

最後に 穂乃果の正直な気持ち(我侭)を
ことりちゃんに 伝えて・・・。

(ことりちゃんもっと早く正直になってもよかったのよ・・・。本当に留学するか心配だった・・・。
ことり役の内田彩さん μ’S辞めるのかと本気で心配した)

ただ 副会長が 9人で μ’S それ以上でも以下でも
って伏線言ってくれてたし 留学はないだろうと思ってた。

最後に 9人で 満員の講堂で 「START:DASH!!」を
歌い 〆る流れ・・・。 
実は3話の 時と 最終話 の「START:DASH!!」の
タイミングしっかりあわせて作ってあってびっくりした。
比較動画等もあるので 興味あったら是非。 

{/netabare}

ラブライブを最後までみての 感想は・・・
(長いのでネタバレ表示で興味あったら見てください)
{netabare}

単なる美少女アニメだったら自分は、
3話位で視聴切るつもりでした。
アイドルというものを題材にした部活動物で
所謂 スポコンとはまではいかないけど 
それに近いものを感じ 最終話まで視聴しました。
更にラブライブの存在さえも知らなかった
自分がドハマリしました。(新参ラブライバーです。)

作品に対して合う合わないは、あると思いますが 
アイドル物だから という理由で ラブライブ視聴
していない人は 是非 見て欲しいと思います。

{/netabare}

個人的には 曲良し キャラ良し 映像良し でしたので
これからの 展開に期待してる作品の ひとつです。

ラブライブのおかげで 財布がココ最近軽いです。(笑)

最後に ・・・
 
    にこちゃん可愛いです。 にっこにっこにー♪
    当然投票は にこにー に投票しました。(笑)

追記・・・
カラオケ(LIVE DAM) に現在 54曲 + 2曲
登録されてますね。
 
ススメトゥモローとSTARTDASHも追加されたみたいです。
これからのSomeday と
Wonder Zoneも追加されたみたいです。
No brand girls も追加されました。
今後の新曲も期待してます。

最後に私事ですが・・・ 
{netabare}

ライブの抽選落ちました。(涙)
{/netabare}


LV(ライブビューイング)に参加してそこで

来年春2期放送決定!!と ラブライバーの俺、歓喜!


更に、またわたくしごとですが、
{netabare}

ライブの抽選また落ちた!!
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 83
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

眩しいくらいにキラキラした少女たちの青春スポ根アイドルストーリー

再放送も視聴完了し
「観終った」へと観賞状況を戻しました
2期を見た後で見るとあれ?って思うところが何カ所かありました

{netabare}アライズを低レベルだと言うかしこいえりち
アライズとの対バン(?)時のえりちと比較すると・・・

ラブライブのトーナメント表は明らかに勝ち抜き方式の形状
2期の本選は一発勝負だし全然違う
{/netabare}

☆☆☆古いの☆☆☆

観賞状況を「観終った」から「今観てる」に変更
こんなことするのは初めてですw
つまりは再放送視聴中ってことです

今日は3話ファーストライブ
ラブライブにはまるきっかけになった回
何度見てもいいものはいいですね・・・
来週のまきりんぱなも楽しみです

ちなみに5thは初日こそ200レベルですが
二日目をアリーナB13列引き当てました!
5thライブまであと2週間今から楽しみです

☆☆☆4thライブのレビュー☆☆☆
{netabare}SSAの4thライブ二日間行ってまいりました

初日は200レベルのまえから2列目
中央ステージの真横のあたりでした
アリーナレベルの後ろの方よりよっぽど良席だったかも
夢夢夢のえみつん自転車や
ラストの退場時のゴンドラが目と鼻の先を通りました
二日目は400レベル後方の奥
LVのほうがマシなんじゃ?って言われたら否定できない席
でもまぁLvの中継映像はあとでBDで見れますし
会場の空気みたいなものまでは
やっぱり生でないと味わえないものがありますよね

しかし、初日と二日目が逆じゃなくてラッキーでした
初日に中央ステージで歌われたキャラソン
とくに「なわとび」をあんな近くで聴けたのはうれしかったなぁ
BD特典のキャラソンは生で聴ける機会がそもそもほとんどないですし
もしかしたらもう生では二度と聴けないかもしれない
実際二日目には歌われなかったわけですしね
二日目はキャラソン部分がユニット曲に変更でした
ほかもいくつか初日とは曲が変更されていたり
初日には観れなかった衣装が見れたりしました
この辺はまぁ予想通りですね

「うちにはμ’sの未来が見えるんや!」
なんてのんたんの振りがあったにもかかわらず
初日にNextProjectとして映されたのは
元々決定していたアニメ2期情報
そこからさらに画面が変わって別の情報が出てくるのかと思いきや
もう一回アニメ2期情報というあまりにも不自然なガッカリ演出・・・

この時点で二日目にはなにか新ネタを出してくるなと予想していました
3rdライブのときにはアニメ2期と4thの発表が目玉だったので
こんどは5th情報が来るんじゃないかな?
アニメが4月に始まってBD一巻に先行申し込み券つけると仮定
先行予約に一般申込みにと逆算していって
ズバリ9~10月に5thライブに違いない!
というところまで初日のライブ後に考えを巡らせていたのですが・・・
案の定二日目に5th情報をだしてはきました
しかし2015年の1/31・2/1とほぼ一年後!
私の脳内では5thライブ情報が出てくるところまでは
もう織り込み済みだったので
好材料が発表されてもそれが予想を下回っていると
逆に株価が下落することがあるように
うれしい情報のはずが妙ながっかり感を伴っていました
アニメ関連の新曲に関する情報とかもなかったですしね

話したいことはたくさんありますが
どんどんアニメと関係なくなっていく気がするので
レビューに書くのはこの辺にしておきます
アニメ2期に関しては2期のページがもうできているようなので
今度そっちのほうに視聴前レビューをのせておこうかな
{/netabare}
☆☆☆以下3rdライブ翌日に書いたレビュー☆☆☆

昨夜のライブイベントの際に
2014春よりアニメ2期の放送が発表されました!
まだまだ先ですが待ち遠しいですね

アニメ化前にもともと持っていたラブライブの印象は平たく言うとアイマスのパチモン
3年前に電撃の企画に鳴り物入りで登場した時の読者の微妙な反応を
ワンクッションおいてネット上で共有した程度だったので
本当に極々初期の時点でちょっと興味を持ってすぐ興味を失った感じでした

そんな状態だったのでアニメへの期待なんてものは0
時間に余裕のある時期のアニメだったので
まぁネタアニメとしてちょっと覗いてみて飽きたら切るか
というくらいの気持ちで見始めたわけです
そんなわけで最初は純粋に作品を楽しむというよりは
突っ込みどころを探して楽しんでいました

人気低迷で廃校の危機にある国立音ノ木坂学院を救うべく・・・
っていやいやちょっと待ってよ
都心のど真ん中にある国立の学校が不人気で廃校になるって
もうそれ少子化とかいうレベル超えてほとんどの高校潰れてます
そもそも国立の学校の統廃合ってそんな簡単に覆るもんじゃないです
どこぞの文部大臣が新設校の認可取り消そうとした騒動を思い出せば
ことりママにできることなんてたかが知れているとすぐわかるはずです
それとも実は国立(こくりつ)じゃなくて国立(くにたち)なんでしょうか?
国立音大(くにたちおんだい・私立大)が国立市(くにたちし)から移転して
名前だけ変わらずにわけわからんことになってるのと一緒みたいな?

もうひとつ気になったのは一部声優の棒演技
ちょっとこれは壊滅的にひどいです
その声を聴くだけで気になってストーリーが頭に入らないレベル
まぁでもある程度仕方ない側面もあるんです
そもそもメンバーが決定したのは3年前で
アニメ化なんて夢のまた夢の状態
今でこそ人気声優・歌手になっているメンバーも
当時はど新人だったりちっとも売れてなかったりでした
そんな状態で集められた今よりずっと小規模な企画のメンバーですし
当初の仕事のメインは演技力よりも歌唱力を要求されるものが中心だったので
本業歌手の某氏が演技力に難があるのはまぁ仕方ないんじゃないでしょうか
実際歌唱力はメンバートップクラスですしね
そしてもうひとりの棒演技はラブライブが無ければ
おそらくもうこの業界にいなかったであろう職業:ラブライブの方
こっちはちょっと擁護しきれない部分もありますが
「普通の現場はヘタクソな新人だけがリテイクで残されても
他の声優さんは帰ってしまうことが多いですが
このアニメではスタッフさんの意向で
μ’sメンバー全員の収録が終わらないと他のメンバーも帰れず
自分一人のせいで12時を回ることもあっていっぱい迷惑をかけた」
と昨夜のライブで涙ながらに語る彼女を見ていたら
もうどんな棒演技でも許してあげたくなりました(つдT)

そんなこんなでそろそろお腹いっぱいかな?
なんて思いつつ差し掛かった第3話
衝撃の展開。そしてそこからのライブシーン
キャラがかわいく映っていれば元からのファンは満足で
それ以外の層は端から相手にしていないような
そういった類のよくあるゆるい版権アニメだと
正直舐めてかかっていたところはありました
どん底の逆境に追い込まれた3人の境遇と決意
それをそのまま歌にしたような
まさにあのシーンのためにあるような楽曲
完全に不意打ちでした
魂をわしづかみにされるような衝撃
もうあれで一発KO
新たならブライバー誕生の瞬間でした
3rdライブでもあの時の衣装に身を包んだ3人が
開幕前の会話シーンを再現してから歌ってくれてまさに感無量

ほんとこの回のライブシーンは何回観たかわかりませんが
このアニメではこの回以外でも2Dと3Dを混ぜたライブ映像が多用されています
精緻な書き込みが容易な2Dアニメーションと
ダイナミックな動きが魅力の3Dアニメーションの見事な融和
アニメ版キングダムのCGスタッフに本作品スタッフの爪の垢を煎じて飲ませたい
しかしそれでも人によっては気持ち悪いという印象を受けている様子
人間に近い人間でないものに対する生理的な嫌悪感
いわゆる不気味の谷現象というやつでしょうかね
クオリティを上げれば解決するというような問題ではないので
今後のCGアニメーションの課題の一つになりそうです

また楽曲の方に関しては3話挿入歌以外も
OPEDなども含め方向性が統一されている感じ
それはアニメそのもののストーリーに準拠していて
これはアイドルを題材にしたアニメではなく
アイドルを目指す少女たちの青春スポ根グラフィティなんですね
そのためアニメ化前の旧楽曲に多く見られるラブソングは
アニメでは一切聞けない徹底ぶり
舞台は女子高で男は一切出てこない
弟がいる設定だったはずのエリーチカも妹に変更
親世代まで母親はだしても父親は出さない徹底ぶり
最近のトレンドでもある男の影を徹底排除した造りのアニメなので
アニメラブライブにはラブソングを入れられなかったんでしょうね
μ’s楽曲全体としては一般的なアイドル同様ラブソングが多いので
この辺りを2期ではどうするのか気になるところです
このまま回避し続けるわけにも・・・ねぇ

まぁでもアイドルを題材にして
そこに変に恋愛要素持ち込むと大変なことになりかねないから
そういう意味では今回のやり方は正解だったかな
いやほらどこかの木星とかさ・・・

アイドルと恋愛といえば
恋愛沙汰がばれたアイドルが左遷されたり坊主にされたり
元人気アイドルが不倫騒動で大変なことになったり
アイドルがらみの醜聞が絶えませんよね
そもそもアイドルとはなんぞや?みたいな話は以前
http://www.anikore.jp/review/190151/
でやったのでそっちを読んでもらうとして
ヴァーチャルなアイドルにまで
そういうアイドルの負の部分を持ち込むのはやめてほしいかななんて

しかしヴァーチャルアイドルっていうのもまた不思議な言葉ですね
Virtualって言葉は「仮想の」なんて訳されることが最近は多いけれど
そもそも「仮想の」って言葉自体がなじみの深い日本語ではないですよね
Virtualの元の意味は「事実上の」とか「実質的な」ってところ
つまり「本物扱いして差し支えないような偽物」というような意味
SFアニメやなんかによく出てくる仮想世界であれば
「本物さながらの(つまりは偽物の)世界」という様な意味合いになります
これの後ろにアイドル=虚構・偽物という単語をおいてあるのだから
ヴァーチャルアイドル=「本物のような偽物の偽物」???
はい、わけがわかりませんね
いえ、いいんですそれで
だってヴァーチャルアイドルって和製英語だし
真面目に意味を考えるだけ無駄なんですね
しかしこの意味不明な和製英語にもはっきりと意図があるんです

最近の生身のアイドルはアイドル=虚構という部分を粉飾して見えづらくし
いかにもそれが本物であるかのように誤認させることに心血を注いでいます
握手会なんてそのいい例で複数の五感を同時に強く刺激することで
各人の中で作り上げられたイメージの中のアイドルと
目の前に実在するアイドル役の人物が同一であると錯覚させるわけです
そうやって乖離した虚構と現実のひずみが
ある日スキャンダルとして露出してしまうのですね

それに対してヴァーチャルアイドルは
本来の意味を忘れられつつあるアイドルという言葉に
ヴァーチャルという形容詞をつけることによって
虚構が虚構であることをむしろ強調しているわけです

ですから3次元のアイドルにはまって
虚構と現実の区別がつかなくなるより
虚構であるとはっきり認識したうえで
ヴァーチャルアイドルに入れ込む方がよっぽど健全じゃないかしら?

・・・なんて事を考えつつ
ヴァーチャルアイドルの中の人(つまりは生身のアイドル)イベントを見ていたら
もう何だかよくわからなくなってきました(錯乱

投稿 : 2024/04/27
♥ : 54

82.9 24 萌えアニメランキング24位
パパのいうことを聞きなさい!(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2452)
12552人が棚に入れました
主人公『瀬川祐太』は多摩文学院大学文学部国文科に合格し新生活をスタートさせたばかりの大学一年生である。小学生の頃に両親と死に別れ、当時高校生だった姉『祐理』に育てられるも、中学生の時にその姉がバツ2で2人の子持ちの男性『小鳥遊信吾』と結婚。義兄となった信吾への嫉妬と姉の家庭と幸せを壊したくないという思いから姉夫婦の家庭とは距離を置き一人暮らしをしていた。そんなある日、姉がアパートに突然訪ねてきて半日だけ3人の娘達(『空』、『美羽』、『ひな』)と共に留守番を頼まれる。渋々頼みを引き受けるが、そこで幸せそうな姉夫婦と子供たちの様子を垣間見、下らない子供染みた嫉妬心で姉家族と距離を置いてきた事を後悔し、今までの不義理を返し姉家族との関係を修復しようと決心する。そんなある日、姉夫婦の乗った飛行機が行方不明となり、姉夫婦は消息不明のまま政府発表では死亡したことになってしまう。残された3人の娘達は親族会議の末、全員バラバラにされそうだった所を見かねた祐太は全員自分が引き取ると宣言し、6畳一間のアパートで4人暮らしをスタートさせたのだった。

声優・キャラクター
羽多野渉、上坂すみれ、喜多村英梨、五十嵐裕美、堀江由衣、小野大輔、間島淳司、大原さやか

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

2016/5/2 原作者の松智洋さん死去 43歳 早すぎる死....

2016/5/2
原作者のライトノベル作家 松智洋さんが永眠しました。43歳でした。
トピの速報で知り、愕然としました。早すぎる...
代表作に「迷い猫オーバーラン!」「オトメ3原則」があり、
迷い猫は多くのアニメでパロディされるほどの認知度でしたよね。

作家さんは寿命が短いと聞きます。
数ある仕事の中でも、きっと過酷な仕事なのかもしれませんよね。
新作を待っていたファンとして、とても悔しいです....本当に残念です。
心からお悔やみ申し上げます....
きっと天国で、あの魅力的なキャラクター達とともに、
また新作の相談とかしてるんでしょうか。
あの子たちが横でドタバタ五月蠅くても、きっと心地いいはずです。
芹沢 文乃ちゃんに、よろしくお願いします。


****************************


タイトルからして
ロリって、ブヒって、ご馳走さまぁーな
ただのけしからん幼女アニメだろうなーっと。。(´・ω・`)

そう思ってました。


実際観てみると。。。。。('_')


2話で気づきました。
これ、けっこー真面目なヤツやん( ゚Д゚)

すごい中身のある日常系アニメでした。
幼女成分が全くないといえば、嘘になってしまいますが
いうほど多くありませんし、
真面目な部分もあります。

生きていく上で必要なこと、
我慢して割り切らなくてはいけないこと、
働いて稼がなきゃいけない大変さ。
なにより、
家族になるのに、血の繋がりより大切なことがあるという事。


まだ若い学生さんが見たら、ただの萌えブヒアニメかもですが、
社会人で歯ぁ食いしばって、自分で稼いでいる人や
家族を命がけで養っている人、夢を追っかけている人が観たら
なにかグッと来るものがあるはずです。


声優陣も豪華ですねー
ファントムの舞先輩で注目された上坂すみれが抜擢されてます。
堀江由衣は説明不要のルックス良しの人気声優さん。


ハートフルヒューマンドラマです!!
泣きそうになりました。

小鳥遊 空(たかなし そら)3姉妹長女。ツンデレちゃんですね。
CV - 上坂すみれ

小鳥遊 美羽(たかなし みう)次女。ロシア系の母の子なので、ハーフ枠
CV - 喜多村英梨

小鳥遊 ひな(たかなし ひな)三女。最年少ながら核心を突くシーン有り(幼女)
CV - 五十嵐裕美

織田 莱香(おだ らいか)プロポーション最高の無表情キャラ
CV - 堀江由衣


重ねて言います。
萌えブヒアニメではありません。
ブヒる目的で観たら裏切られます。

OVAは打って変わってブヒ要素が目立ちました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 57

LYO.K さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

家族ってなんだ?

一話見て止まれずに最終回まで一気見しました。
キャラアニメだと思って見始めたけど、いつの間にか家族が欲しくなってた。そんな作品です。人間ってあったけぇな。

原作は読んでいないので、個人的には過密すぎずゆるすぎずでこじんまりとまとまってて非常に好みのバランス感でした。
ただ、少し重い内容が連続する場面が多かったので、中間で一度息抜き回入ったらまた良かったかもしれませんね。路研の面々がその役目を担っていた感もありますが、回数的に厳しかったのかな?

最後の終わり方がもうなんかアレでしたけど、機会あればぜひ二期を(笑)。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「家族」であり続けるため、必死に頑張る4人を応援したくなります!

原作ノベル未読、「妹系キャラが可愛い」という予備知識で視聴。
作品タイトルの略称は『パパ聞き!』。

観終わってからネタバレを読んだのですが、
「普通の大学生が、いきなり血のつながらない3姉妹を引き取ることに!?
ハイテンション同居系アットホームラブコメ!!6歳差の恋は、実る以前に始まるのか!?」
というのが、この作品のキャッチコピーだそうですw

アニメ版も、見事にキャッチコピーどおりな仕上がりでした^^

「設定に無理がある」という声が聞かれます。
{netabare}3人の娘の両親が事故死してしまい、
まだ大学生の主人公が他の親戚たちの反対を押し切って、
みんなの面倒を看るとか、普通じゃあり得ないでしょ。。{/netabare}
といった具合で、ここを受け入れられるかが、
評価を分ける1つ目のポイントになりそう。


まず物語面、
この手の作品は往々にして物語など皆無でキャラを楽しむだけ、
パパ聞き!も きっとその類だろうと思って視聴しました。

ところが意外、
大学1年生の主人公、瀬川祐太(せがわ ゆうた)を中心として
周りの助けを得ながらも4人で全力を尽くしながら
苦しい生活・困難に立ち向かっていく姿がよく描かれています。
見守りたくなるような気持ちが湧いて、
観ながら いつしか応援していました!

たしかに「キャラ重視」寄りの作品であると思います。
ただ、気に入った作品を庇うつもりではありませんが、
個人的には「ただの萌えアニメではない!」と言いたいです。


次にキャラの面。
中2/14歳の長女、小鳥遊空(たかなし そら)にスポットが偏っている、
と書いている方が居られましたが、
それもそのはず、彼女が本作のメインヒロインです。
デレのほうが多めのツンデレといった感じ。
私にとってまさにストライク!でしたww(///;)

小鳥遊空というキャラを気に入る事ができるかどうか、というのが、
この作品の評価を分ける2つ目のポイントとなりそうです。

{netabare}彼女は祐太のことを異性として意識しており、
祐太のことを3姉妹のうちただ一人「お兄ちゃん」と呼びます*^^*{/netabare}

小5次女の小鳥遊美羽(たかなし みう)、
3歳末っ子の小鳥遊ひな(たかなし ひな)
を合わせて、本作の4人暮らしとなる3姉妹です。
みんな可愛いです♡*´∀`*

つまり「萌えアニメ[でもある]」と言えます、ハイ^^;


主要キャラの人数が少なくて、
紛らわしさが全く無く、とても分かりやすかったです。

同時に、作中の誰かを気に入ることができれば
そのキャラが登場する頻度が高く、見れる機会も多いことになります^^


さらにサブキャラたちまで含めて個性的で面白い。
そして主人公らを応援してくれる良い人たちです。



作画もきれいで、次回予告後に数秒間だけ出る
有名イラストレータ陣による絵まで含めてとても良かったです。


声優の演技力もなかなかのもので、
中でもひなの舌足らずな話し方を演技する五十嵐裕美さんが流石です!
あと、「主人公の声がおじさん過ぎる」というコメントをどこかで見かけましたが、
私個人的には「普通の大学生」だと思いました。


音楽は喜多村英梨によるOP曲『Happy Girl』がとても気に入りました☆
聴く人に「明るくHappyになってもらいたい」という気持ちで作られたんだそうで、
私も連続視聴にもかかわらず毎回飛ばさず、OP映像も併せて聴き入ってましたw


キャラ目当てで視聴したら、それだけでなく物語まで楽しめて、
個人的には最高の結果でした!

まぁ、この手の作品は万人ウケは無理という宿命を背負っているでしょうが(^_^;A
可愛い妹系少女(&幼女)と仲良く楽しく過ごせる点はもちろん、
観ていて応援したくなるような作品をお探しの方にも
オススメできると思います。


もし2期や番外編などが出たら、必ず観たいと思います^^



↑《レビューここまで》↑

---------------------------------------------------
以下、視聴中の自分用メモ。
あのシーンは第何話だった?と思い出すために残しておきます。

{netabare}
1話:第一印象は多くの方が言うように、
  設定や状況が飲み込めない。。
  両親が「都合により」当分帰らないという設定
  「よよよ」の人(オダ ライカさん)…2年
  主人公セガワ ユウタ…1年
  とりあえず妹系キャラたちが可愛いので視聴を続ける。

2話:ひな3歳、
  みう10歳5年生(悪戯好き)、
  そら中2(人見知り・無愛想)
  彼女いないと聞いてほっとするような仕草
  デームに勝ってしまい、ひなを泣かせてしまう
  「都合」=まだだった新婚旅行と判明
  「今からパパって呼びまーす」みう
  宿題・片付け・ゲーム全部、にぎやか
  「幸せ」とは何か→一緒に居られることでは?
  「家族は一緒に居なきゃダメなんだ!」
  という台詞には心打たれるが、
  両親なぜ死んだし??ありえねーだろ。。とか言っちゃダメww
  結局ユウタが親戚たちの反対を押し切り、強引に3人を引き取る

3話:みんなユウタのアパート部屋へ移動
  状況をよく分ってるそら、きわどいみう、ワケが分かっていないひなw
  観ていて微笑ましい、にんまり
  「次回予告(?になってないw)」もGood!

4話:出オチ回w 目覚まし時計止めようとしてるのに体が動かない…
  なぜなら、まだ眠っているそらに抱き着かれてるから^^;
  「いってらっしゃい」言ってくれる子(みう)がいるのも嬉しい
  そらは恥ずかしがりだけど皆の事を思ってくれる良い子

5話:忘れたスマホ(らしきもの)をそらが電車利用してまで届けてくれる
  ツンデレ要素持ってるけど、デレ多めかも
  みう「デリカシー」が口癖のようである
  幼少期のそらが見れる回(おじちゃんは当時中学生)
  そら、わりとドジっ子でもありそうw
  ってか、3人の中でも一応メインヒロイン扱いなのか?
  「呼んでもいいですか?おにいちゃん…」
  「俺もそっちのほうが嬉しいな」
  ほぼ「そら回」であった
  …オレの智花に強力なライバル登場です!w

6話:街中でのひなの人気がすごい!おまけしてもらえる。
大切なものを取りに戻るため、小鳥遊家に一時的に戻る。
川の字で寝る。
最近、おじさんではなく、「お兄ちゃん」
微笑ましすぎる!主人公、俺と入れ替われ!
ED曲、ノリは特徴的だけれど、
ボカロを思わせるような演奏と声で、歌詞がほとんど聞き取れない…

7話:親戚のおばさんに「思ったよりしっかりやってる。
もうしばらく様子見にする」と認めてもらえる。
部活のみんながユウタの部屋に来る
3歳にして大袈裟な芝居が得意
ライカさん、口数少なめで変わってるところも多いけど、
料理をすすんで教えてくれるなど、良い人
4人で暮らす事は契約違反、と言われ立ち退き令が出されたところで次回へ続く

8話:新しい物件探し
サブキャラ(部員)たちみんな変わった個性を持ていながらとても良い人
「緊急地震速報」(リアルに)表示されっぱで1分くらい画面の半分近く見えないorz
厳格な(当然ではあるが)「大家さんの娘」に対し、
運よく大家さんが便宜を図ってくれる。そしてこれまでどおり暮らせることに。

9話:あまりにも微笑ましくて、OP・ED毎回飛ばさずに観てしまうw
  学区?…ってことはそら・みう共に私立なのか?
みうの学校生活
ミムラさんに会う⇒なぜかデート?に
彼なりの気遣いなのかも?
靴をおごる→気持ちだけで充分↓
なんて良い子で気配りできて精神的に大人なんだ!
靴修理で済ませる、これなら気兼ねしないだろ?ミムラ
完全に「みう」回だった
次回予告後のイラストレーターの絵「蒼樹うめver」

10話:前回に対して、今回は「そら」回?
  そらは勉強時間減って成績下がってる
みうは貧血で体育の時間に保健室で休む
歌好きだからこそ、けじめをつけるために退部
生活の両立の難しさに悩んでいる
「好きでやってることを辞める」ことについて
「迷惑をかけあう事は助け合うということ。
家族ってそういうことなんじゃないか?」

11話:ライカさんと そら
苦しい生活を送りながらも、みんなで力を合わせて
学校生活も両立させながら乗り切っていく。

設定だけは無理があるが、この作品にそのツッコミはもはや禁物!
ただ楽しく生活送ってるだけでなく、意外とシリアスな展開も含んでいる
可愛いは正義!byライカ
そらは夢(幻覚)を頻繁に見るようになっている

12話:ひなは強い子 「ひなはもう泣かない!」とぬいぐるみに話しかけてた
血が繋がっていなくても家族!
[/netabare]

投稿 : 2024/04/27
♥ : 33

84.4 25 萌えアニメランキング25位
たまこまーけっと(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (2625)
12349人が棚に入れました
餅屋の娘、たまこは餅が大好きな高校1年生。
学校ではバドミントン部に所属、友人らと部活動に励みながらも、家の手伝いと新作餅の開発にいそしんでいる。
向かいにはライバルの餅屋があり、その息子・もち蔵とは幼なじみ。
もち蔵はたまこに好意を寄せており、同じくたまこのことが大好きな友人みどりと、たまこを巡ってバトルを繰り広げている。
大晦日はたまこの誕生日、商店街では毎年お祝いをするのが恒例行事になっていて、これまでプレゼントを渡せなかったもち蔵は、今年こそはとはりきっていた……が、その日、商店街に突然、きらびやかなオウムが現れた。

声優・キャラクター
洲崎綾、金子有希、長妻樹里、山崎たくみ、日高里菜、田丸篤志、山下百合恵、藤原啓治、西村知道、立木文彦、ゆきのさつき、小野大輔、辻谷耕史、津久井教生、渡辺久美子、家中宏、成田剣、日笠陽子、川原慶久、野坂尚也、下野紘、山岡ゆり
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

静の「たまこま」、動の「たまラブ」、ひと続きで鑑賞したい《感情描写系》の名作

(2016.2.1追加)※3周目での評価です。

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= たまこまーけっと (2013年1-3月) ============

{netabare}第1話 あの娘はかわいいもち屋の娘 ★ 高校1年の大晦日
第2話  恋の花咲くバレンタイン ★ バレンタイン・ディ
第3話  クールなあの子にあっちっち ★ 高校2年の春(桜餅の季節)
第4話  小さな恋、咲いちゃった ★ 初夏の商店街の祭り
第5話  一夜を共に過ごしたぜ ★★ 夏休みの臨海学校
第6話  俺の背筋も凍ったぜ ☆ 夏休み
第7話  あの子がお嫁に行っちゃった ★ 夏休み
第8話  ニワトリだとは言わせねぇ ☆ 秋(栗餅の季節)
第9話  歌っちゃうんだ、恋の歌 ★★ 十月十日(餅の日)
第10話 あの子のバトンに花が咲く ★ 文化祭
第11話 まさかあの娘がプリンセス ★ 師走
第12話 今年もまた暮れてった ★ 大晦日{/netabare}
----------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優良回)2、★(良回)8、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.4

OP 「ドラマチック マーケットライド」
ED 「ねぐせ」


============= たまこラブストーリー (2014年4月) ===========

{netabare}全1話 ★★★ 高校3年の5月{/netabare}

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※以下、初見時の評価です。

映画が話題になってなかったら、このアニメは多分見落としてたと思う。良かった。良かった。

まず第一印象。
主人公の北白川たまこ←こんな感じの女子高生はきっと全国の商店街に実在すると思うんだ。

商店街の家は、「うなぎの寝床」と形容されるように、玄関の店舗部分から奥に居間や台所が続く、長細い造りが多い。
廊下も細長く、2階への階段はなぜか急だ。
子供部屋はたいてい2階にあって、畳敷きなんだけど、その上にカーペットを曳いてベッドを置いた改造部屋が多い。
兄弟姉妹がいれば、ひとつの部屋をカーテンで仕切ってスペースを分けることもある。
最近は建築基準が厳しくなって、建蔽率とか両隣の家との空間確保など新しい条件を色々満たさなければ建て直し許可が下りないので、多少不便でもそれまでの家を補修しながら住み続けるケースが多い。
で、こうした商店街の家は両隣りとの隙間が薄くて、少し大声を立てれば隣に筒抜けになっちゃうので、家族で時々喧嘩することはあっても、それ程大騒ぎにならずに適当なところで沙汰止みになってしまう。良い意味で世間様の目を経由した「常識」が働くのだ。

近年は郊外型の大型店が増えて、小さな個人商店では太刀打ちできず、シャッターを下ろしっぱなしの店がじわじわと増えている。
第一、個人商店なんて、もともとそれ程儲かるものではなし、確定申告で色々と経費を落とせるのでなんとか生活が維持できてるだけで、本当はサラリーマンをしている方が余程気楽で物入りも良い。

だけど、やっぱり、昔ながらの商店街には、独特の情緒と文化がある。

このアニメを見ていて、商店街の再現度が凄く高いなぁと感心しました。
商店街を盛り上げようとしてイベントを企画する町の人達の様子とか、商店街を練り歩く神輿担ぎに難儀するもち蔵君とか、本当によく描けてる。
だから、たまこの存在にはとてもリアリティを感じる。

わがままじゃなくて、いつも皆のことを考えていて、小さなことでクヨクヨと悩まずカラッと明るく、他人を失望させないようにいつも愛想よく、でも、恋にはとても鈍感で・・・。

こういうアニメは、ほんの一瞬の描写にも確り登場人物たちの感情表現を盛り込んでくるから、一話一話を集中して視聴しないといけなくなって、面白いんだけどとても疲れます。

その点が玉に瑕かな。

=========================
(2014.6.6追加)
2周目視聴時に気づいた点

第4話 「小さな恋、咲いちゃった」({netabare}たまこの妹で小学5年のあんこの恋の話{/netabare})、
第5話 「一夜を共に過ごしたぜ」({netabare}臨海学校でもち蔵がたまこに告白しようとしてみどりに妨害される話{/netabare})

の両話で、もち蔵の部屋の壁に貼られている映画のポスターに「PARIS LOVE STORY」という文字が確認できる。

このPARISというのはフランスの首都パリのことではなくて、

【Paris】(ランダムハウス英和辞典)
(ギリシア神話)パリス→Judgment of Paris:
Troyの王子;PriamとHecubaとの息子でCassandraの弟;
争いのリンゴ(apple of discord)をAphroditeに贈り彼女の助けによってHelenを誘拐することができたが、このためにトロイ戦争が起こった;
Alexander, Alexandrosともいう.

つまり、
{netabare}
PARIS=トロイの王子=大路(おおじ)もち蔵=林檎→恋を手に入れる者
{/netabare}
そして更に、

第10話「あの子のバトンに花が咲く」({netabare}たまこの親友みどりが学園祭のバトン演技の振り付けを考える話{/netabare})

で、もち蔵とたまこが糸電話をしているシーンでも、この「PARIS LOVE STORY」のポスターが登場する(ただし絵柄のみ。文字は隠している)。

要するに、この「PARIS LOVE STORY」という映画ポスターは、「たまこまーけっと」の動画制作に先立て作られる設定資料に、もち蔵の部屋の設定内容としてはっきりと明記されていたものであり、その時点で既に「TAMAKO LOVE STORY」に該当する続編を制作する方針が決まっていたことを暗示していると考えるのが妥当である。


因みに、「たまこまーけっと」(2013年冬)より少し遅れて放映された人気アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。(俺妹2期)」(2013年春)は、TV本編13話の終了後しばらくして、{netabare}準主人公(作品の視点人物)の京介の告白というまさかの実妹エンド{/netabare}をOVA3話構成でネット配信(2013年7月)して賛否両論ながらTV放送時を上回る大きなインパクトを視聴者に与えた続編の成功例となっている。

「たまこラブストーリー」も、その本編(同時上映「南の島のデラちゃん」とED2曲を除いた内容)は約75分=ほぼOVA3話分であり、山田監督が映画の公式サイトのインタビュー記事で、

「たまこラブストーリー」というタイトルは、シナリオ構成・脚本担当=吉田玲子さんのつけた仮題であり、当初はOVAとして発表するつもりだったが、その後いろいろ社内で検討した結果、今のような映画となった

と発言していることから、当初は、俺妹2期と同じように、TV放送分「たまこまーけっと」12話+続編OVA3話、しかも俺妹2期と同じように、{netabare}準主人公のもち蔵が主人公たまこ告白してたまこが恋に陥る{/netabare}、という本編の路線から大きく外れていく展開とすることが予定されていたものと推測します。

※この点についての詳細な考察は、「たまこラブストーリー」の感想・レビューの方に書きました。

=========================

投稿 : 2024/04/27
♥ : 106
ネタバレ

にゃんぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ぶた鳥ぶた鳥~~ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆

さすがー京都アニメ、一話だけ見て、すっかりはまっちゃった!名作の予感!
作画が素敵~あの鳥はカワイイ、たまちゃんもヾ(*&gE;∀&lE;*)ノ━━━!!!
「けいおん」を見たことないけど、なんで、
「けいおん」がそんなに大人気なのか、理由はようやく分かった...
OPはすごくファンタジーっぽいたまこは魔術師のかっこう~カワイイ~、EDはほのぼのー
「ドラマチックマーケットライド」
作詞-藤本功一/作曲-片岡知子/編曲-宮川弾/歌-北白川たまこ(洲崎綾)
「ねぐせ」
作詞-宮川弾/作曲-山口優/編曲-赤羽俊之、山口優/歌-北白川たまこ(洲崎綾)

第三話ぶた鳥の出番は多いですよ、
なんか、このアニメを見ると、気分はよくなった
悩みや...など、とにかく全部ぶっ飛んだ。

第一話 あの娘はかわいいもち屋の娘
{netabare}よく見ると、第一話前は伏線を埋めてるみたいなー餅まずいの独り言「空が青いぞ...海も青いぜ...花がきれいだぜ...いい香りがして...眠たくなった...冷たくされて...明るく」、結果...花の中に混ざってる...{/netabare}
{netabare}餅まずいは最初登場する時痩せてるー、でも最後はぶた鳥になっちゃった...そして、飛べなくなった...「やべ~体が重いぜ~こんなんで 海越えられんのか俺!?いや、もう行くって決めたんだ...それに、これ以上いると...これやばいー絶対...やばい...ああああ」{/netabare}
{netabare}最後は餅まずい目が...光を出した...その人はたぶん餅まずいの飼い主だと思います{/netabare}

第二話 恋の花咲くバレンタイン
{netabare}餅まずいは、たまこともちぞうが糸電話で話してる時、糸の上に止まるのは、笑えるー{/netabare}
{netabare}「俺に惚れるな」、「鳥に惚れるわけないじゃーん」{/netabare}
{netabare}餅まずいは映写機の機能を持ってる...{/netabare}
{netabare}そして、餅まずいの眼から出る光線、映像中の少年は誰、まだ謎です{/netabare}

第三話 クールなあの子にあっちっち
{netabare}言葉は 時に難しい{/netabare}
{netabare}言葉は 時にもどかしい{/netabare}
{netabare}伝えたい思いはいつも空回り、だけど...いつか届くはず{/netabare}

第四話 小さな恋、咲いちゃった
{netabare}冒頭はあんこ化粧してるからカワイイー{/netabare}
{netabare}黄金のぶた鳥:{/netabare}
{netabare}思い、願いが叶わずも、思い通りにゆかずとも、{/netabare}
{netabare}別の道は別の花、新たな花は咲いている。{/netabare}

第五話 一夜を共に過ごしたぜ
{netabare}もしかして、みどりちゃんは餅ぞうの事は好き?とおもったけど...{/netabare}
{netabare}デラちゃんは 同じ匂いがする と言っていたから...あまり関係ない?か...{/netabare}
{netabare}恋の花火に 心の花火{/netabare}
{netabare}真夏の夜の夢 色づく思い{/netabare}
{netabare}はかなく散ってしまわぬように{/netabare}

第六話 俺の背筋も凍ったぜ
{netabare}デラ:娘、何だその石の塊は?{/netabare}
{netabare}たまこ:石じゃないよ、お地蔵さまだよー{/netabare}
{netabare}デラ:お地蔵さまー{/netabare}
{netabare}たまこ:そう何かあったときに子供たちを守ってくれるんだ{/netabare}
{netabare}デラ:ほおぉ~これが~しかし敵に投げつけるにしては重そうだな{/netabare}
{netabare}たまこ:違うよーお願いするんだよーそんなこと言うと罰が当たるよ、デラちゃん{/netabare}
{netabare}デラ:罰?{/netabare}
{netabare}たまこ:そう、怖い目にあうってこと{/netabare}
{netabare}デラ:怖い目?慣れた覚えたと思っちゃいても、ときおり目にする奇妙な振る舞い、わざ、言葉、知れば知るほど妙ちくりん、解せない不可解奇々怪々~{/netabare}

第七話 あの子がお嫁に行っちゃった
{netabare}チョイ:合わない間にずいぶんと生意気な口をきくようになった{/netabare}
{netabare}デラ:申し訳ありません!{/netabare}
{netabare}チョイ:しかも、その姿は何だ!ブクブク~~ブクブク~~~{/netabare}
{netabare}デラ:はい、太りすぎました... w{/netabare}

第八話 ニワトリだとは言わせねぇ
{netabare}デラちゃんはダイエットだ~{/netabare}
{netabare}かなちゃんはデラのために鳥部屋を作ったんだけど
ぶたさんは入れないーw{/netabare}
{netabare}たまこ:デラちゃんはうちのお餅やお饅頭が大好きだから{/netabare}
{netabare}チョイ:だからと言ってこのようにむき... {/netabare}
{netabare}デラ:いや、あの私は餅を好きというよりも、餅が私を好きなので...w{/netabare}

第九話 歌っちゃうんだ、恋の歌
{netabare}思い過ごしに勘違い{/netabare}
{netabare}恋の花が咲く時は{/netabare}
{netabare}結構なんだかんだ情けない{/netabare}
{netabare}情けないのも楽しくて... {/netabare}

第十話 あの子のバトンに花が咲く
{netabare}意気揚々 威風堂々 胸弾み{/netabare}
{netabare}心が踊る文化祭{/netabare}
{netabare}日頃の成果を皆様にお披露目する さあーお立会い{/netabare}

第十一話 まさかあの娘がプリンセス
{netabare}11話はようやく1話の伏線とは繋がってたんだー{/netabare}

第十二話 今年もまた暮れてった
{netabare}遠い国から来た王子{/netabare}
{netabare}変わったわが身が悪いのか{/netabare}
{netabare}時が何かを変えるのか?{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 107

コヤ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

日常系にガ○モをぶち込んで。

京都アニメーションの日常系アニメ。
日常系アニメからの脱却らしいのですがどうやら白いグーグーガ○モをぶち込んで脱却を試みたご様子。
うん。普通に日常系アニメですね(°∀°)
鳥が喋ってもアニメの中では衝撃は走りません!
しかし京都アニメーションだけあって普通に和ませて頂きました。
キャラクターが魅力的である事は勿論、温かい商店街の人達など本当に観ていて安心出来ますね。
そして日常系と思いきや恋愛要素もありと。
うん。普通に面白いですね(°∀°)
人間の温かさのみで構成されているので荒んだ心を癒してくれる事間違いなし!
山田尚子監督の前作が「けいおん」ということもあり、ハードルを物凄く高くされるとは思いますが、決して期待外れにはならない・・・はず!?

投稿 : 2024/04/27
♥ : 27
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