3DCGでファンタジーなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの3DCGでファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番の3DCGでファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.6 1 3DCGでファンタジーなアニメランキング1位
gdgd妖精s (ぐだぐだフェアリーズ)(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (300)
1130人が棚に入れました
ピクピク・シルシル・コロコロの3人は「妖精の森」に住む小さな妖精さん。森には3人の木のおうち、魔力の弱い妖精たちでも自由に魔法を使える「メンタルとタイムのルーム」、他の世界を覗き見できる「アフレ湖」など、不思議な世界がいっぱい! 今日も3人でgdgdな毎日が始まる!!

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

センスが飛びぬけている(74点)

1クール予定。
1話15分程度。
アニメオリジナル。

個人的満足点:74点
アニメ系統:3DCGギャグ

キャッチさせていただいている方々が次々に視聴を開始されていて、
何か盛り上がりを見せていたため、私も追っかけて視聴を開始してみた。

正直な感想として、これはかなり好みが分かれそう。
基本3人による無茶苦茶な会話・行動がほとんどのため
この会話と行動についていけなければ、面白くないんじゃないだろうか。
しかし、ツボな人にとってはこれは相当面白いと思う。

3人でバカ会話を繰り広げる「お茶会」
3人でバカな遊びを繰り広げる「メンタルとタイムのルーム」
3人でシュールな映像にアドリブで合わせる「アフレ湖」
の3部構成。

これの内1つでもツボにはまれば結構いけるだろう。
個人的には「メンタルとタイムのルーム」がツボ。
特にバンジーとおじさんがツボったw
無茶苦茶度が飛びぬけている。
この無茶苦茶な部分にセンスを感じずにはいられない。

「お茶会」は3人で会話しているだけなので
バカな会話に一緒になって突っ込めればなかなか面白い。
特にコロちゃんのネガティブな会話にはセンスを感じるw

「アフレ湖」は毎回ドキドキする。
ものすごくシュールな映像にいったいどんなアドリブを入れてくるのか。
気が気じゃないw

また次回予告が色々なアニメのパクr・・・オマージュw
しかも全く次回予告になっていないw

もはや話の脈絡なんてものはないし、映像に根拠もない。
ただただバカバカしい内容に笑えるか笑えないかだけ。

合うか合わないか1,2話程度、確認してみてはいかがだろうか。


と、gdgd書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

エピローグ自重www


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以下、途中からの感想
ネタバレを含むので
未視聴の方はスルー推奨


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6話視聴。
今回はお茶会中止かよw
メンタルとタイムのルームの黒ヒゲ危機一髪クソワロタwww
アフレ湖なげえしw
コロちゃんはさすがだがw

エンディングのコロちゃんwwww
踊れよwwwww

次回予告ローゼンw
完全にアウトwwwww


7話視聴。
今週はお茶会のクオリティが高かった。
終始面白い会話だったが特に「一悪」には吹いたw
今週も笑わせていただきました。

次回予告「キラッ」
アウトwww


10話視聴。
                           
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれはOPがこれからgdgd歌われると
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか終わっていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    アウトだとか手抜きだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


11話視聴。
ちょwwwwwwwwwww
マミったwwwwwwwwwwww
もろにアウトすぎるwwwwwww

そしてどこから出した、スカウターwwwwwwwwww

俺の妹がこんなにgdgdなわけがない。
まったくその通りだよwwwww


12話視聴。
コロちゃん無双w
くそおwwwwwww
シリアスwwwwwww
シリアスなのに何故か笑えるw

そして来るぞ来るぞと待っていたオチはそれかwww

最後まで笑わせてもらいました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 28

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

一度お試しください! B+

妖精の森に住む小さな妖精3人の日常を3つのコーナーで描きます。
他のレビューで何度も述べられていますが、初めて聞くという方もいらっしゃると思うので、登場人物(妖精)とコーナーから紹介していきます。

<登場妖精>
ピクピク;ピンク髪のツインテール。3人の中では一番素直な性格。
シルシル;黄色髪のポニーテール、ドクロの髪留めをしている。毒舌家。
コロコロ;紫髪のボブカットでキノコの帽子を被っている。不思議ちゃん。

<コーナー>

『トーク』
毎回お題目に沿ってトークを繰り広げます。
ピクピクが最初に話題提供し、シルシルが話をピクピクの思うのと違った方向に膨らませ、コロコロが壮大に展開したりシュールに落としたりする、というのが一連の展開です。
トリオ形式の漫才だと思ってもらえれば理解しやすいと思います。

『メンタルとタイムのルーム』
このネーミングもあれですね・・・。(分からない方は和訳して検索してみてください)
3人は魔力が余り強くないので、魔力を増幅してくれるというこの部屋に入って、魔法を使っていろいろなことをします。
この「いろいろなこと」というのが、他愛もないことであったり、何それ?っていうのであったりしますが、その殆どに共通して言えることは「くっだらね~ww」ということです。

『アフレ湖』
3人のいる世界とは別の世界を見ることができる湖があるのですが、そこから音は聞こえてきません。
それをいいことに、3人は別世界の映像に声をかぶせて(アフレコして)遊びます。
これは、声優さんがアフレコ用映像を見て、アドリブ一発取りしているそうです。
このため、素に戻った声優さんの声がそのまま収録されている箇所もあり、まるで声優さんのラジオを聴いているようなノリです。

『次回予告』
コーナーではないのですが、予告とは全く関係ない内容で毎回かましてくれます。
パクリ・・・いや、オマージュですね。


この作品は、期待して見ると多分ダメだと思います。
私が見たのも、毎回録画していたアニメが終わり、後番組としてこの作品が録画されていたのを、消すのも勿体無いから一応見てみようかと思ったからです。
あにこれで好レビューが結構あることなど全く知りませんでした。
加えて、最初は他のことをしながら流し見しかしていませんでした。
しかし、変な会話の内容が次第に耳を捉え、シュールな映像が少しずつ目に留まり、最後の方は構えるように見るようになった次第です。
そんなこんなで、最初流し見していて分からなかった箇所を見直してみようと、2回目を見始めているところです。

この作品はプレスコ(※)で収録されており(アフレ湖の映像を除く)、アドリブをそのまま収録することで、会話の日常感を出しています。

※プレスコ:声を先に録って映像を後で充てる方法(紅、夏雪ランデブーなどもこの方式)

結果的にその手法は成功していると思います。
全篇に渡って作りこまれていない自然体な会話となっており、それはこの作品のタイトルでもあるグダグダ感にもつながっています。
一歩間違えば本当のグダグダにになってしまう、いや、もうすでにグダグダになっちゃっているんだけれども、それを楽しむっていうのがこの作品だと思うのです。

面白いか面白くないかで選ぶならば、私は面白いと思います。
でも、このグダグダ感が嫌だという人が相当数いるのではないかというのも、容易に想像ができます。
ですから、自信を持ってお勧めできる作品という訳ではないです。
ただ、一度はお試しいただきたい、試さないのは勿体無いですよと言いたい、そう思わせてくれる作品です。
相性さえ合えば、掘り出し物の逸品になると思いますよ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 31

まりす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

(構成考察)キャラと声優の一体化

《本レビューは作品構成について考察しています》

公式曰く「業界もびっくりの低予算」アニメ。
皆さんに語り尽くされている感がありますが 振り返りまでに特徴的な点を挙げますと
①フルCG形式である(やっすいけど可愛い)
②通常通り脚本に沿って物語が進んでいくパートと
 声優に丸投げするアドリブパート(「アフレ湖」のコーナー)がある

と言ったところでしょうか。
特に②は今まで業界に無いスタイルだったので話題になりました。
(正確にはこのコーナーだけは声を先に収録してるのでアフレコではなく
 「プレスコ」なんですが)

ゆるーい作品なので ゆるーい気持ちで観ていましたが
途中で更に 特徴的な点を見つけました。

③アドリブパートでも声優はキャラを演じ続ける
④アドリブパートで声優が発した声に3DCGスタッフが動きを当てている
この2点です。

③で、「単に声優がラジオをやっている」のとは異なる空間が生まれました。
発言にメタ要素も多いのですが、ある程度素の自分を出しながらキャラを
演じるというのは並大抵のことではありません。
一般的に演者は役に没入することで 役との距離を縮めますが、
「アフレ湖」では演者そのものがキャラクターの基礎になるわけです。
これが作品のラジオ番組であれば「あ、なんか声優が頑張ってる」で
終わりますが・・・

私が本当に狂ってると思うのは④です。
「声優がキャラを解釈し 動きに合わせて演じている」のではありません。
「スタッフが声優を解釈し 発声にキャラの動きを合わせている」のです。
つまり、3DCGスタッフが声優の声色から動きを逆算している。
解釈の主体が声優からスタッフに変わっています。

この「スタッフが動きをあてたキャラクター」がよく動く。
表情は豊かだし、声の先行収録時に声優がやっていないであろう動作もある。
我々はアニメを観る以上、画面を見ないわけにはいきません。
キャラが普通に動いているという事実の前に、キャラと声優の距離が
限りなく縮まっていくのです。
そして、だんだん両方が好きになっていく(双方のプロモーションが出来ている)。
他社が声優にキャラのコスプレさせたりして「一体化」に予算を割いているの
とは対照的に、こちらは低予算でもある。まさに革新的試みだと思うのです。

こうした「キャラと声優の一体化」に向けた声優・スタッフ双方向からの
アプローチは、ドラマとアドリブの両方を含んだ映像作品形式だからこそ
出来たことだと思います。
しかも他社が真似すると確実に二番煎じ扱いを受けるでしょう。
まるで特許ですね。
さて、スタッフはどこまでこの手法を使い続けるのか。
或いはアニメ業界にこの手法が残り続けるのか。 楽しみですね。

お目汚し失礼いたしました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

59.7 2 3DCGでファンタジーなアニメランキング2位
ブブキ・ブランキ(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (347)
1561人が棚に入れました
3DCGを中心とした制作を手がけるアニメスタジオのサンジゲン設立10周年を記念したオリジナルTVアニメ。

また、小松田大全さんによる初監督作品となる。

声優・キャラクター
小林裕介、小澤亜李、斉藤壮馬、石上静香、小松未可子、潘めぐみ、津田健次郎、日笠陽子、木村昴、興津和幸
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

こらもう、わかんねえなぁ。わざと話しをややこしくする制作陣に渇!

七話まで視聴して~

????????

理解しようにもどんどん設定&世界観が変更されていって、
ついていけないっす。

あれれ、レオ子たちは敵じゃなかったの? とか、
ブブキ戦終えて一時的にも使えないはずなのに
「倉庫からイキのいいブブキみつけてきました!」→「おっしゃー! ピストル変身~ 万年筆変身~」
で元通りとか(コアの目玉があればなんとかなる?)、

レオ子ひとりで巨大ロボ始動できちゃうとか
(5人そろう意味あるの?)とか、そう考えると
“そもそも無人で動くブランキは設定上ありなの?”とか~、

うーーーん
これはもうあえて脱落者を誘うための脚本にしか思えない。
最終話までみるとものすごく豪華な視聴者プレゼントが用意されてるとか!?
ないかw

盛大にバケツひっくり返してから謎を収拾していくタイプの
アニメになるんですが、それにしてもやり方がまずい。
たぶん放送が終わる度に視聴者に謎解きならぬ議論をさせて
盛り上げたいんだろう意図はわかるけど、放り投げたままなんで、
よほど魅力的にみえてないとキツイかもしれません。

例えば、ブランキというスーパーロボの存在について、
第一話ではナウシカの巨神兵をイメージした人も多いと思います。
いわば無人で動くロボ。

なのに次からはブブキというパーツが登場し、右手だとか左足だとか
心臓だとかで5人集まって一体のブランキを操縦します。
え? 無人じゃないの??と。

しかし、今度は無人でも動くブランキが登場するし、
半身とはいえひとりで操縦するブランキも登場する。。。
なんなのかさっぱりですw

これをイチイチ詮索したり考えたりするのも無意味なので、
そーいう意味では放送終えてから一気に見た方が
スッキリするかもしれませんね♪

お願い
主題歌の歌詞にもあるように、きちんと丁寧に
エピソードを紡いでください。お願いします

ブレずに生きてくんだ~w

<4話まで見て>
{netabare}
バトルがおもしろくて、4話から力こぶ入る展開に!
俄然おもしろくなってきた気がします。
ここまで評判よくなかったけど、覆せるか?

アルペジオの儲けを全部ぶちこんだなんて言われる
サンジゲンのアニオリ意欲作のはずが、
蓋をあけてみれば“等身が変”とか“CGがキモイ”とか
“ブブキとかオーブとか説明不足”とか、
ダメ出しばかりでいいところなし…。

確かに3話までは世界観も謎のままだしテンポ悪いし、
正直つまらないし、ふふーーーんくらいで見ていたんですが、
4話のバトルシーンは迫力があって、サンジゲンの本気を感じましたね。

“説明もなんも意味なんて関係ねぇ~”
とばかりに作品の魅力にぐいぐい引き込まれてきました。

そうそう、このテンポが欲しかった!

勢いがあるストーリーなら途中で説明に時間割かれても
苦にならないというか箸休めで自然と聞けるというか~。

4話にしてはじめてまともに悪役四天王の登場シーンもあって、
これがみんなおかしいというか濃いキャラそろいで、
子供軍団以上に興味が持てたし続きが気になりはじめました。
このパターンで続きもぜひ!です。
{/netabare}

5話まで視聴して ※ネタバレ含みます
{netabare}
あああ、いかん・・・一話ずつ使っての四天王戦がはじまる模様。

1話で1組ごとのバトルして話数消化していくパターンか。
これ嫌いなんですよね。予定調和しかないから。
せっかく盛り上がってきたのにと思うとすごく残念です。

原作のないアニオリなら自由にやりたい放題やらかせばいいのに~。
シナリオがあるようでないのかな。
中途半端で終わるとサンジゲンのCG紹介作品で終わってしまいそう。

てか、見ていてすごく不自然に思えるところがいくつか~。

たとえば四天王戦(ブブキ戦)は1対1で乱入禁止というルール
だからなのか、仲間が戦っているのに別室へ引き上げちゃったり、
本当に仲間なの???て感じ。

かと思えばルール無視で、今回は堂々と邪魔しに入ったり…
もう設定がばがばじゃないですかw

思うんですが、これシナリオが弱すぎますね。
脚本読んでみんなワクワクしたのだろうか? 
どうしてアルペジオがあんなに人気になったのか、
その魅力とか作り方とか、ここで生かさないでどーするんだぁ~。

あとやっぱCGきもいっす
{/netabare}

<最終回を見終えて一言>
{netabare}
アメリカのブブキチームにロシアも参戦、最後は中国もか。
おいおい、ずいぶんキャラ増えたなぁ~。

もうメインキャラが30人はいるんじゃないか?
記憶力ないんだから、やめてくれ、いじめないでくれ。

ワールドワイドな世界を見せてはくれたけど、逆にシナリオは
つまらない方面へ加速した模様。

これは混乱するだけかな。
それぞれのキャラやエピソードが中途半端でおろそかになって、
どれも薄い印象しか残らないし、すごいことになってる感はでても
視聴者はおいてけぼりパターンだわ。サンジゲンが無次元へ~。

ただ、レオコとアズマのお母さんが同級生だったという
衝撃のエピソード発覚→過去回想
ピストル万とか生臭坊主、荒木師匠、小説家が同じ学校とか)

そこでようやく、この物語の底にあるテーマが見えてきましたね。
ずばり、 レオコを救う! これだったんかぁ。
ずいぶん遠回りさせられた印象。。。

であれば、アメリカもロシアも中国もダメダメ、出しちゃダメですよ。
キャラはもっと減らす! 

個人戦のバトル禁止! くらいの勢いでレオコチームとアズマチームの
関係が対立しながらも徐々に深まっていくエピソードを用意しないと~。
4話目からの天下一武道会は失敗でしたね。
まだ迷走続けてたけど、全体行動してた方がましだった。

ともあれサンジゲンにお金はあるようで、二期もやるそうなんで、
大事故にならないことを願ってます。

ブブキもオーブも、もう捨てましょう。
宝島も堕ちたし、二期からは裸対決で十分。
もっと話しをシンプルにしましょう。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

サンジゲンさんの10周年記念作品なのだそうです。

この作品はオリジナルアニメ作品だったみたいですね。タイトルにも記載しましたが、サンジゲンさんの10周年記念作品なのだそうです(wikiより)。
その記念として完全新作のフルCGオリジナルアニメーションで制作されたそうです。
その拘り・・・作り手の気合を感じずにはいられません。

作品に対して何の知識も無い私が視聴作品を選ぶ基準・・・これは出演される声優さんに尽きます。
この作品も小澤さん、石上さん、小松さん、潘さんらが出演されると知って視聴を決めました。

この作品のレビューを書くのにwikiをチラ見して知ったのが、ブブキ・ブランキは「舞武器舞乱伎」と書くんだそうです。
この作品の設定によると、超巨大生命体は「ブランキ」で、ブランキの身体のパーツを扱う人が「ブブキ使い」となっています。
「ブブキ使い」という言葉の使い方は納得です。各人が装備しているのが「舞武器」そのものなので。
でも、あの超巨大生命体が何故「ブランキ」よ呼ばれるかは正直謎だと思いました。
だって、「舞乱伎」って言葉通りの意味で解釈すると「技」であり形あるものでは無いと思うんです。
なぜあの超巨大生命体の固有名詞が「技」なのか・・・
もしかしたら私が見逃しているだけかもしれませんが、その理由が明らかになるのを楽しみにしています。

物語は天空に浮遊する「宝島」という自然豊かな島から始まります。
そこには一希家の父と母・・・そして双子の兄妹の一家4人が仲睦まじく暮らしていました。
この宝島での母の汀(みぎわ)の任務は眠り続けているブランキ達を監視する事・・・
でもブランキを鎮めるための能力をこれまで酷使してきたため、身体も衰弱していました。
「このまま能力を使い続けていたらママは死んじゃう・・・だからあたしが代わりにやるんだ・・・」
母思いの子供としては実に普通の発想・・・他意は無く母親を救いたい一心・・・
でも、その思いが呼び寄せた現実は・・・地上に厄災をもたらすという厳しいモノになってしまいました。
一希家は母を一人しまに残して地上に降り・・・物語が動いていきます。

この作品・・・誰の目線で物語を見るかで評価が分かれると思います。
かつて同じ時を過ごし・・・それは今も同じですが、ここまでの過程が皆んなバラバラ・・・
王舞の心臓を持つ一希 東・・・宝島に一人残った一希 汀・・・そして、炎帝の心臓を持つ万流 礼央子・・・
最初から色んな切り口でこの作品が見れるとは思いませんでした。
でも、物語の進展に伴い色々見えてくると、様々な視点が持てる事に気付く事ができます。
それぞれの物語が今後どの様に絡んでいくのかが楽しみです。

物語の鍵となる王舞のブブキ使いは以下の通りです。
一希 東(CV:小林裕介さん):王舞の心臓
朝吹 黄金(CV:小澤亜李さん):王舞の右手。手の形をしたライジョウドウ(通称右手ちゃん)
野々 柊(CV:斉藤壮馬さん):王舞の左足。槍型のイワトオシ
扇 木乃亜(CV:石上静香さん):王舞の左手。二振りの剣であるヒメキリ、ホエマル
種臣 静流(CV:小松未可子さん):王舞の右足。狙撃銃型のツラライ

そして東と汀に真っ向から対峙するのが万流 礼央子ら5人組です。
万流 礼央子(CV:潘めぐみさん):炎帝の心臓。
的場井 周作(CV:津田健次郎さん):炎帝の右手。銃をブブキに変化
新走 宗也(CV:木村昴さん):炎帝の左手。指輪をブブキに変化
間 絶美(CV:日笠陽子さん):炎帝の左足。懐中時計をブブキに変化
石蕗 秋人(CV:興津和幸さん):炎帝の右足。静万年筆をブブキに変化

物語の終盤・・・私の中で一気に株が上昇したのが万流 礼央子でした。
極悪非道な物言いや態度に最初はイラッとしたのが本音です。
でも昔の彼女は・・・全然違っていました。
ですが炎帝との出会いが彼女の運命を大きく変えてしまったのです・・・
でもそこには色んな思いが交錯しているので、事は単純ではないんですけどね^^;

奥歯にモノが詰まった様な言い方しか出来ないのが歯痒いですが、この作品は既に続編の制作が決まっていて物語的にも全然途中なんです。
そのため、これから転がる方向によってはこで書いた感想が全然別のモノになってしまう・・・
そんな危うさが感じられる作品なので、随分と浅いレビューになってしまいましたがご了承願います。

オープニングテーマは、鈴木このみさんの「Beat your Heart」
エンディングテーマは、MYTH & ROIDさんの「ANGER/ANGER」
この2曲はどちらも痺れるほど格好良い曲です。巷でも人気がある様ですが激しく納得です。
この曲もアニソンBEST10の上位入賞間違いなしの曲だと思っています。

1クール12話の作品でした。喜怒哀楽にはちゃんと理由があり、人はその理由に基いて行動しています・・・
そしてこの作品はこれからどんな方向に進んでいくのか・・・オリジナル作品なので、続編の放送が始まるまでおあずけですね^^;
現在鋭意企画〜制作中だと思います。
願わくば悲しいキャラが出てこないことを祈っています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

オリジナルアニメ制作の難しさ

CG屋、として数多くのアニメ制作に携わってきた、

サンジゲンの設立10周年を記念して制作された、オリジナルアニメ。

視聴前はかなり期待していた作品だったのだが、

蓋を開けてみると、他の制作会社が同様に直面しがちな問題、

「オリジナルアニメの難しさ」、を改めて感じるものだったように思う。


☆物語☆

ロボット、バトル、SFファンタジー要素で構成されたもので、

ブブキとブランキ、ブランキ使い、という設定や世界観は個人的に斬新で面白いと思うのだが、

肝心の脚本が非常に勿体無いように思う。

とにかく、ロボット&バトルものなのに、物語の方向性や本筋が解りづらい。

視聴者としては、この手のジャンルのものには、単純明快さや痛快さを求めているように思うのだが、

そもそも最初の段階で、多くの視聴者の心を掴むことに失敗しているのではないかと思える。

善と悪、A VS B という対立軸さえあれば良いのに(少々単純化して言ってるけど)、曖昧さを含んだまま、

C や D といった勢力が出てきて、これでは視聴者が混乱するのも無理は無い。


また、その主人公と敵、という対立軸に関しても、非常に違和感を覚える描かれ方をしている。

これは去年観た「ガンダム Gのレコンキスタ」と同様の現象が起こっているように思えてならない。

これらの解りづらさと違和感は、大人の自分でも感じることなので、

子供が観て面白いアニメ、には到底思えない。
(こういうロボットやらバトルアニメって本来子供が好きなアニメだよね?)

どうやら2期があるようだが、巻き返しは果たせるのだろうか。。


☆声優☆

人気と実力を兼ね備えた豪華なキャスティングは非常に好印象で、個々の演技も良い。

個人的な注目としては、レオコ様演じる潘めぐみさん。

「俺物語!!」の凛子役とは全く違った声で、正直同じ人物だとは思えないが、

これからが注目される声優さん、として抜擢されたんでしょうね。


☆キャラ☆

この手のジャンルのものでは主人公、東の魅力が薄いというのは致命的で、

むしろ敵であるはずのレオ子様の方が魅力があるように思える。
(まぁある意味レオ子様も主人公なのだろうが)

主人公グループのメンバーには背後にドラマはあるものの、イマイチその部分で引き込むには弱さを感じる。

アメリカやロシアのキャラは、急にギャグアニメを思わせるような描かれ方をしていたり、

シリアスなんだかギャグなんだか。。やはり物語同様解りづらさがある。

ブブキの右手ちゃんが可愛い、というのはどういうことなんだ。。。


☆作画☆

この作品の一番の見どころは、ハッキリ言って、やっぱり作画(CG)に尽きると思う。

従来のアニメは原画メインでCGを部分部分で効果的に使う、というものが殆どだが、

この作品は殆どがCGで作られている。

しかしながら、ポリゴン・ピクチュアズがやっている、フルCGの作品とは違い、
(この作品も一応フルCGにはなるのかもしれないが)

これまでのアニメのように、違和感を感じることはさほど多くなくなったと感じる。
(もちろん個人差はあるだろうが)

これはキャラの表情など、手描きの紙原画でないにしろ、ちゃんと作画部分があるからで、
(HPには出てないが、エンド・クレジットにはデジタル作画部 原画担当4名が出ている)

従来のアニメとはバランスが全く逆のものになっている。


また、テレコム制作の「ルパン三世新シリーズ」でも見られたような、輪郭線の描き方が非常に特徴的で、

敢えてセル画を意識して仕上げてあるのは、かなり労力を要するものだと思う。

肝心な動きに関しては、お手のもの、と言わんばかりの迫力あるバトルシーンが描かれている。

正直作画の点数評価は他の制作会社のものと比べて、殆ど類を見ないものなので(CGと作画のバランス)、

評価自体が難しい。

今後の期待を込めて敢えて4.5点を付けさせて頂いた。


☆音楽☆

OPは主人公たちを表現したものとしては、アニソンとしてよく出来ていると思うし、

EDは単純に格好良い曲、EDアニメーションと歌詞に注目すると、レオ子様を表現している曲、

と解釈出来るようにも思う。

また、作中のBGMはバトルシーンでは非常に迫力のあるものが使われているのが印象的で、

こちらも作画同様に抜かりなく作っている、と感じた。


まとめ

とにかく設定や世界観は面白いが、解りづらい。
(決してあれこれ直接的な説明が足りない、と言ってるわけじゃない)

声優、作画、音楽に関しては、さすがに力を入れているというのが判る。

1期で感じた違和感や解りづらさも、2期でひっくり返すような展開が待っているなら我慢できる、

と言った感じで、なんだかんだ2期には期待したいと思っている。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

62.6 3 3DCGでファンタジーなアニメランキング3位
スナックワールド(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (19)
51人が棚に入れました
少年チャップ、少女マヨネ、太めのペペロンの3人がワガママなお姫様のお願いを受ける形で冒険し、怪物メデューサに立ち向かうという内容。

シリアスな内容と、ドタバタなコミカル劇が描かれる。

声優・キャラクター
潘めぐみ、竹達彩奈、杉村憲司、宮澤正、岡田恵

☆ウィクス☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ギャグ要素の強いドタバタファンタジーバトルコメディ

■ストーリー・概要
家族を殺された復讐のために仲間と共に旅に出る。が、ギャグ要素の強いドタバタファンタジーバトルコメディ。

家族で安心して見える子供向けアニメかと思いきや、ブラックユーモアや微エロあり。

フル3DCGアニメでメディアミックス・海外展開もするらしい。

■世界観
ファンタジー世界なのにインターネットやコンビニや武器屋やお城が混在する。しゃべるモンスターもいて会話ができる。

モンスターを倒すとなぜか宝箱が現れる、文字エフェクト付き必殺技を叫ぶ等RPGっぽい。

敵ボスはギャグが通じない程強く、特訓&知恵を駆使して戦う。

■メインキャラクター
チャップ CV:潘めぐみ
家族を殺された割に、元気やガッツやスケベさを忘れない少年。ばあちゃんの名言(迷言)をよく言う。

マヨネ CV:竹達彩奈
プンプン怒ったり悲鳴を上げたり喜怒哀楽が激しい天真爛漫な魔法使いヒロイン。おもにツッコミ役。  

ペペロン CV:杉村憲司
大柄な体躯の心優しき元王宮戦士。一人称がおいどん。語尾がごわす。

ゴブさん CV:宮澤正
魔法で姿をおっさんゴブリンに変えられた自称王子らしいが真偽は不明。
剣や魔法の杖が刺さっても、わりと平気なボケ役。視聴者に対してアイテムの説明をする事も。

ブタ子 CV:岡田恵
拡縮できる豚鼻のドラゴン。仮免中なので普段は乗せて飛ぶ事はできないらしい。パーティのマスコット的存在。

■用語
ジャラ:武器等を拡縮させて携帯できるアクセサリー。

スナック:魔法やモンスター登録でき呼び出せる。

フェアリポン:スマートフォン似のアイテム。ネット検索や捕まえて登録したモンスターを召喚できる。

■感想
まだ2話までしかやってないので何とも言えませんが。ドラクエっぽい王道ファンタジーRPG要素と現代要素が融合した世界観で、わりとおもしろいと思います。ちなみに声優:竹達彩奈はドラクエシリーズのゼシカ役をやっています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

粘土アニメ調CGとドラクエ風と見せかけスマホで戦う新感覚ファンタジーアニメ

『イナズマイレブン』『ダンボール戦記』『妖怪ウォッチ』に続くLEVEL5のクロスメディアプロジェクト作品の第4弾(『ガンダムAGE』を無かったことにするな!)


既にテレビアニメ化も決定していますがプレプロモーションムービーはようつべで観れます
また『映画妖怪ウォッチ2』の前座として短編も公開されました


本編は粘土のような質感の3DCGで描かれます
『I LOVE スヌーピー』とか『リトルプリンス』の後半がストップモーションアニメを意識したCGで素晴らしい技術だなーと感心してましたが日本のオリエンタルライト&マジックも負けてません
最近のCGのトレンドってトゥーンシェード的なものを極める会社と人形or粘土調の質感を極める会社に二極化してますね
そしてテカテカした本来のCGっぽさは下火気味


世界観は明らかに『ドラクエ』風で日本人が考えるところの王道ファンタジーって感じですがこの世界でアイテムはなんと【コンビニ】で買い、アイテムを使用するためのツールとして【スマホ】を使い、登場人物の服装は現代的で【カジュアル】なもの、となんだか色々ごちゃ混ぜになってます


ストーリーは全然真面目なものでなくwコミカルに「ドラクエあるある」を進めていくというもの
キャラはやたら頭でっかちなSD調で可愛らしい
無鉄砲な主人公、チャップは潘めぐみさん
ツッコミまくるツンデレ魔法使い、マヨネは竹達彩奈さん
馬鹿女ことエロ担当、メローラ姫は安定の柚木涼香
あと二頭身でウィスパー的ポジションで知ったかぶりをするちょいキモマスコット(中身も見た目もオッサン)、ゴブリンのゴブさんがいいキャラしてます
監督は大御所、もりたけしさん
英語版も既に同時展開されてるようです


今後の展開、ってか夕方のネタアニメ枠が期待される好感が持てる作品です

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

“レベルファイブ”メディアミックスコンテンツ『スナックワールド』

2017年4月13日よりテレビ東京系列全6局にて放送。全編フル3DCGアニメーションとして制作される。
『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』『妖怪ウォッチ』に続くレベルファイブのクロスメディアプロジェクト
の第4弾となるタイトル。wiki情報。


これと「猫のダヤン」が箸休めとしてハマってるアニメ。エンディング(主題歌)が3つ目に変わりました。

アニメ主体のメディアミックス企画として良作ゲームを量産することで知られる「レベルファイブ」が立ち上げたもの

スマホやWikipediaなど現代的な要素を盛り込み、武器をキーホルダー化したりモンスターをキャプチャーして呼び出す
ことが出来たりと、大人の打算と流行りが透けて見える部分がたまらんですな。レベルファイブは優秀ですね。

3DCGでポップなキャラクターデザインと子供向けの設定を用いて終始明るい雰囲気で描いているものの、大人しか
笑わないギャグを盛り込んだり主人公の過去は暗かったりとターゲットは大きいお友達の為のアニメでもあります。

主人公のチャップ(潘めぐみ)やマヨネ(竹達彩奈)などのかわいいキャラクターと、元王宮戦士ペペロン、
ゴブリンのゴブさんなどの厳ついキャラクターなどパーティーバランスも良くて大好き。準レギュラーキャラや
ゲストキャラもインパクトがあって声優もいい味出してる(子安武人、岩田光央、愛河里花子、中尾隆聖、他)

そしてやっぱり、ギャグがくだらなくて愛おしい。

(例)水っぽいものを出せと言われ→使用済みティッシュ、使用済み靴下、お水のネーチャンから貰った名刺


うーん、完全に狙い撃ちされてますね―(笑)いいだろう!!乗ってやるぜレベルファイブ~~!!!ww


現在38話まで放送中です^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11
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