2013年度のA-1_Picturesおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2013年度のA-1_Pictures成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月05日の時点で一番の2013年度のA-1_Picturesおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.4 1 2013年度のA-1_Picturesアニメランキング1位
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 (第2期)(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3774)
20816人が棚に入れました
平凡で穏やかな日々を過ごしていた男子高校生・高坂京介。
だが、彼の日常は妹・桐乃の「人生相談」で急変する。

人生勝ち組でリア充な桐乃は、実はアニメやゲームが大好きな
オタク趣味の持ち主だったのだ。

そんな桐乃の「人生相談」を真摯に受けとめる京介。
そこに、SNSで知り合った黒猫や沙織バジーナ、
桐乃の友達のあやせと加奈子、京介の幼馴染みの麻奈実と人々が加わり
冷え切っていた兄妹関係に変化が訪れる。

桐乃の突然の留学という事件を乗り越え
今度はどんな「人生相談」がハプニングを巻き起こすのか?

声優・キャラクター
竹達彩奈、中村悠一、花澤香菜、生天目仁美、佐藤聡美、早見沙織、田村ゆかり、立木文彦、渡辺明乃

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

アニメは制作会社で選ぼう!

平凡で穏やかな日々を過ごしていた男子高校生・高坂京介。
だが、彼の日常は妹・桐乃の「人生相談」で急変する。
人生勝ち組でリア充な桐乃は、実はアニメやゲームが大好きなオタク趣味の持ち主だったのだ。
そんな桐乃の「人生相談」を真摯に受けとめる京介。
そこに、SNSで知り合った黒猫や沙織バジーナ、桐乃の友達のあやせと加奈子、京介の幼馴染みの麻奈実と人々が加わり冷え切っていた兄妹関係に変化が訪れる。
桐乃の突然の留学という事件を乗り越え今度はどんな「人生相談」がハプニングを巻き起こすのか?

アニメは制作会社で選ぼう!
【A-1Pictures】
クオリディア・コード(2016)
学戦都市アスタリスク第2期(2016)
僕だけがいない街(2016)
アイドルマスター シンデレラガールズ (2015)
四月は君の嘘(2014)

視聴回数2回以上の作品
ソードアート・オンラインシリーズ
ソードアート・オンラインII(2014)
ソードアート・オンラインExtra Edtion(2013)
ソードアート・オンライン(2012)
サーバント×サービス(2013)
WORKINGシリーズ
WORKING!!!(2015)
WORKING'!!(2011)
WORKING!!(2010)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。(2013)
THE IDOLM@STER(2011)
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2011)

毎回話題の作品を制作し続けるA-1 Picturesは2015年秋も2作品(すべてがFになる/学戦都市アスタリスク)を放送。2016年には「僕だけがいない街」「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(2期)」を制作。放送時期は未定であるものの「グランブルーファンタジー」も発表されている。

『ドラクエ8』のお色気担当ゼシカ役・竹達彩奈は“声優界の矢口真里”!? 知ったかぶりで非難轟々
『けいおん!』の中野梓役や、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂桐乃役などで知られる声優・竹達彩奈(たけたつ・あやな)。8月27日に発売された3DS用ソフト『ドラゴンクエストVIII』(以下、『ドラクエ8』/スクウェア・エニックス)で、ゼシカ役を務めている竹達(@Ayana_take)が、そのゼシカについてツイートした内容が波紋を呼んでいる。

2004年11月、プレイステーション2用ソフトとして発売され、人気を博した『ドラクエ8』。発売された3DS用では、モリーとゲルダが冒険キャラクターに加わったり、新シナリオが追加されたりと、ファンにはうれしい変更がされている。仲間キャラクターとボスモンスターの“ボイス”も追加され、「ドラクエ」ナンバリングタイトルシリーズ初、全シナリオフルボイスで楽しむことが可能だ。

3DS用『ドラクエ8』で、魔法や鞭を駆使し活躍する、お色気たっぷりなゼシカの声を務めるのは竹達。担当できたことがよほどうれしかったのか、先月29日、自身のTwitterでゼシカについて述べた。

「ゼシカ強いから子供の頃絶対パーティに入れてたなぁ…!」
すると、多くのファンから「パーティ固定でしたよね?」「『ドラクエ8』はパーティは4人固定では?」「4人で固定なので、外すことができないんですが」と、突っ込みが入ってしまった。中には、「4人以外のメンバー言ってみてよ」と詰め寄るファンまで。

そして、誤ったツイートをした竹達に対し、ネットでは「声優界のにわか」「こいつもファッションゲーマーかよ!」「嘘つきは泥棒の始まり」など、批難が相次いでいる。また、「もう矢口となんも変わらんな」「声優界の矢口」「あなた、矢口でしたか」といった声も。

多くの人が指摘する“矢口”とは、ご存知・矢口真里のこと。大の『ONE PIECE』(集英社)好きを公言していた矢口だが、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で行われた「ワンピース王決定戦」にて、一度も回答することができずに終え、「にわか」「ウソップだな」「ホラ口」など、バッシングを浴びてしまった。

今回、“矢口”と揶揄された竹達は、多くのファンに間違いを指摘されたことを受け以下のツイート。

「あれ? パーティ固定だったっけ…8。。 そっか、強いからとかじゃなくて固定だったんですね…忘れてました(´・ω・`) 子供の頃の記憶当てにならない自分がいや。。。」

優しいファンは「もう10年前だし、忘れちゃってるよね!」「固定だったけど、それだけゼシカを推してたってことでしょ!」とフォローをしているが、厳しいファンからは「本当はやってないでしょ? 嘘の上塗りはやめようよ」といった返信がされている。

『ドラクエ』の知識ではファンから“失格”の烙印を押された形の竹達だが、大切なのはゼシカだ。ファンも納得のお色気たっぷりなゼシカを演じてくれることを期待したい。

「やっぱりさんま大先生」で子役として愛らしい表情を振り舞いていた花澤香奈。子役としてスタートした彼女ですが、今ではキャラを自在にこなす声優として多くのアニメキャラを演じています。美しく癒し系と言われるその声質は、彼女の魅力の一つとなっています。そこで今回は、声優の花澤香奈が演じる人気のアニメキャラについて調べてみました。

■声優「花澤香菜」が演じる人気アニメキャラランキング
1位:黒猫(五更瑠璃)/俺の妹がこんなに可愛いわけがない (シリーズ)
2位:常守朱/PSYCHO-PASS サイコパス(シリーズ)
3位:千石撫子/物語シリーズ

ランキングを見てみると、花澤香菜が実に多くのアニメで活躍しているのが分かりますよね。その中で堂々の1位に選ばれたのは《黒猫(五更瑠璃)/俺の妹がこんなに可愛いわけがない (シリーズ)》でした。ちょっと見下したような発言をする《黒猫(五更瑠璃)/俺の妹がこんなに可愛いわけがない (シリーズ)》は、ディープなオタク美少女。花澤香奈が自称するドSの要素が垣間見れるキャラは、自身のキャラとマッチしているのかも?また、テレビアニメとして放送され、その後劇場版やスピンオフ作品も放映された人気作品『サイコパス』の中の《常守朱/PSYCHO-PASS サイコパス(シリーズ)》は2位にランク・インしています。公安警察を演じるヒロインの《常守朱/PSYCHO-PASS サイコパス(シリーズ)》。刑事としての職業を通して成長していくさまが、多くの共感を得ているのかもしれません。他にも《千石撫子/物語シリーズ》や《園原杏里/デュラララ!!(シリーズ)》など、人気アニメが多数ランク・インする結果となりました。
多様なキャラクターの声を自在に操る花澤香菜。これまで彼女を知らなかった方は、ぜひランキングをチェックしてその魅力に触れるきっかけを作ってみてくださいね。

【アニメキャラの魅力】オタク趣味な美少女を妹に持つお節介な兄「高坂京介」の魅力とは?
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の主人公「高坂京介」。平凡な普通の高校生ですが、険悪だった妹「高坂桐乃」が隠れオタクという事が発覚し、それに協力したことから、様々な人や出来事に遭遇する事になります。しかも、封印してきたお節介が顔を出し、困っている人を助けているうちに、色々な美少女達に告白される事態に。今回は、そんな「高坂京介」の魅力についてご紹介したいと思います。

■桐乃のオタク趣味を知ってしまったばかりに
幼馴染の「田村麻奈実」と共に登校し、学校では友人達とつるみ、帰って勉強して寝る・・・そんな平凡な日常を送っていました。しかし、ある日偶然「桐乃」のオタク趣味を知ってしまった事で、彼の平凡な日常は終わりました。

妹の桐乃は、表の顔はスポーツ万能成績優秀で読者モデルも務める美少女。しかし裏の顔は、美少女ゲームをこよなく愛するオタクだったのです。オタク趣味を話せる人がいなかった桐乃は、京介に協力を求めます。そして京介はそれに応え、かくして「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」という物語が始まるのです。

■お節介が再び顔を出す
元々京介にはお節介な所があり、昔は困っている人を助けたりしていました。しかし、ある時から自分のできることの限界を知り、また、麻奈実からも普通になるよう忠告され、お節介をやめるようになりました。桐乃は、人を助ける「カッコイイお兄ちゃん」に憧れており、それが無くなった事で京介と桐乃は不仲に・・・。

桐乃を助けてから再びそのお節介が顔を出し、桐乃と通じて知り合った人々も助けるようになります。同時に、助けた美少女達から好かれる事となり、ハーレムなようなものが形成されてしまいました。

■最終的に選んだのは
京介は、助けた美少女の中の一人「黒猫」から告白され付き合いますが、黒猫から一方的に別れを告げられ、付き合いは終わりました。桐乃が、京介と誰かが付き合う事を嫌がったからです。その後、新垣あやせ、来栖加奈子、そして麻奈実と、次々に告白されましたが、全員断ってしまいます。そして最終的に京介が選んだのは桐乃。そう、実の妹だったのです。

京介は、困っている人を見たら助けずにはいられない性格で、特に桐乃の為ならアメリカまで単独で会いに行ったり、自転車で長距離を移動して彼女を迎えに行ったりと、かなり無茶をします。こんな“自分の為に体を張って頑張ってくれる”姿に少女達は惹かれたのかもしれません。

そして、桐乃も京介に再び惹かれていき、最後は付き合う事になります。この結末は、ファンの間でも賛否両論でしたが、元々『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』という物語は、京介と桐乃の、兄弟愛以上恋人未満の関係を描いていましたので、このような結末もこれはこれでありなのでしょう。

【アニメキャラの魅力】完璧なのに残念な妹「高坂桐乃」とは?
昨年の春に第2期が放送され完結したアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」。千葉都市モノレールとタイアップし、ラッピングが話題を呼ぶなど、各方面に話題をもたらした本作。不仲な兄妹とオタクであることの問題を題材に、ラブコメ&ホームコメディ&人間物語を展開し、多くの人から親しまれている作品です。その中で、常に話の渦中にいる高坂京介の妹、高坂桐乃について紹介したいと思います。

■完璧なのに残念な美少女
模試を受ければ全国上位、陸上部では国体に出るほどの運動神経の持ち主、周りからしっかり者として信頼され、おまけに雑誌の現役中学生モデルとしても活躍、まさに眉目秀麗の名にふさわしい、完璧を体現したような人間です。しかし、その裏ではオタク趣味に没頭し、妹なのに妹アニメを愛し、めでてブヒるという、その容姿からは想像もつかない変態的で残念な一面を持ちあわせてしまっている人物でもあります。このようなギャップ萌え(正反対の二面性の魅力)も魅力だとは思うのですが、確固たる強い意志を持ち、自分の好きなものを押し通す行動力、それゆえに許される奔放さ・・・。だからこそ彼女の魅力に魅了される人も多いはず。そして、その強さがある部分では脆く崩れてしまう事も・・・。

■妹と兄の不思議な関係性
高坂桐乃には高坂京介という兄がいます。兄弟姉妹というものは、近すぎるがゆえにその距離を上手に保つことが難しく、敬遠し合うことは少なくないのではないでしょうか?この兄弟もまさにそれに該当します。

学校では完璧を体現している桐乃ですが、京介の前では、彼を無視し、不快感をあらわにした言動で接するのです。ですが、京介にオタク趣味がバレたことをきっかけに、オタク趣味を誰にも話さず、ひた隠していた桐乃が、京介に“人生相談”と銘打ったオタク問題の相談を持ちかけることから、二人は徐々に関わり合いを戻していくのです。そして関わり合いが進展していくと同時に、普段は完璧を装っている桐乃にとって、数少ない本音を打ち明けられる人物として機能していくのがこの京介なんですね。桐野は京介に対しては不躾で、不快感をあらわにし、堂々と汚い言葉をぶつけます。しかし、それがどこか京介に対する信頼の証でもあり、桐乃の不器用な甘えのように感じられる事もしばしば。これがまさにツンデレのツンの部分で、たまらなく”可愛い”と感じるのです。京介にだけ完璧を崩すことを許容しているという特別感からでしょう。

本来ツンデレのツンは照れ隠しであることが前提ですが、この作品では本当に照れ隠しなのか分からないことが多いです。本当に嫌われてしまっているのか、彼女の奔放な振る舞いなだけで意味などないのか、愛情表現なら単に家族に向けてのものなのか、それとも・・・?と視聴者を右往左往させるところも、彼女の魅力の一つでしょう。

■時折見せるデレの部分
そして時折見せるデレの部分。垣間見える不器用な感謝や表現が、本当の感情の答えあわせであり、ある意味でご褒美でもあります。その訴えかける破壊力に、意味もなく腕を天高く振り上げた人もいるでしょうし、ひれ伏して悶え苦しんだ人もいるかもしれません。特に1期の桐乃は、京介に対して冷たく接することも多く、プラスの感情をあらわにしたときの反動の可愛さは中々来るものがあります。

あくまで個人的にですが、もしも高坂桐乃のベストシーンを選ぶとしたら、第1期、第7話「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」のチラリと見えるピアスや、第11話の「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」プレゼントを手渡すシーンも捨てがたいのですが、やはり第3話の「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の最後、

「ありがとね、兄貴」

がベストシーン。この台詞を聞いたときは、完全に京介とシンクロし、心の底から感動してしまいました(TOT)。

【アニメキャラの魅力】漆黒のクーデレ子猫ちゃん!「五更瑠璃」の魅力とは?
大人気アニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』。主人公の「高坂桐乃」と兄の「高坂京介」とのラブストーリーです。正式名称が長いので『俺妹』(おれいも)なんていう略され方で一般的に呼ばれたりします。俺妹の魅力の一つとして、内容はもちろん、登場キャラクターがみんな可愛い!!ツンデレ桐乃をはじめ、眼鏡っ娘幼馴染の麻奈美、素顔美人の沙織、ヤンデレ気質なあやせなど、みんなみんなとても可愛いのですが、やはり何と言っても黒猫ちゃんは外せません!

黒猫ちゃんとは桐乃の趣味友達の1人で、本名は「五更瑠璃」と言います。クールなイメージですが、実際のところはどうなのでしょうか?今回はその「五更瑠璃」の魅力について語ってみたいと思います。

■中二病で何が悪い!
五更瑠璃ちゃんといえば、クールな見た目と中身とのギャップがすごい!性格は落ち着いていてクールで、桐乃によくつっかかる毒舌少女といった感じですが、実は彼女は大のアニメ好きで中二病患者。まぁ確かに私服を見ればなんとなく中二病なのでは?とわかる気もしますが・・・。クールな見た目とのギャップがすごすぎてついていけない!しかしそのギャップが可愛いのです。

■クーデレ最高!
ツンデレ、ヤンデレ、なんていう言葉がありますが、実はクーデレというジャンルも存在します。ツンデレがツンツンデレデレ、ヤンデレが病んでるデレデレ、そしてクーデレはクールデレデレです!クーデレとはその名の通り、普段はクールですがふとしたときに見せるデレがとても可愛い、そんな女の子です。

黒猫ちゃんもクーデレで、基本的には冷めていてツンツンしていますが、時折京介に見せる可愛らしい一面にノックアウトされた方も多いのではないでしょうか?恥ずかしがるシーンなどがよく見られますが、白い肌を赤らめている彼女はとても美しい。まさに天使と呼ぶにふさわしいのです!

■ジャージ娘
中二病なだけあって、私服もかなりやばめの瑠璃ちゃん。ゴスロリ姿が通常モードです。しかしそんな彼女、実は意外と庶民的で、家に帰ればゴスロリからジャージ姿に着替え、アニメを鑑賞したり家事をしたりします。普段ゴスロリを着て堅苦しいオーラを放っている彼女も、家に帰れば2人の妹のお姉ちゃんに戻り、普通の生活を送っているのですね。そのギャップがまた堪らないです!

■実はぼっち
桐乃や沙織といった趣味友達はいますが、学校では基本的に1人な瑠璃ちゃん。大人しそうな見た目と雰囲気のせいか、進んで近寄ろうとする人はおらず・・・。桐乃と言い争っている彼女も可愛いですが、学校で1人どこか寂しそうな表情を浮かべている瑠璃ちゃんもとても可愛らしい!まさに孤高の存在です。

■意外と背が高い?
「黒猫ちゃんちっちゃくて可愛い!」そう思って身長を調べてみてびっくり。なんと彼女は155センチも(も?)あるのです。印象的には150センチないのでは?と思われがちな彼女ですが、実は意外と身長が高いのです。桐乃や沙織と並んでいるから小さく見えるのであって、実際はそんなことないのですね。

2期では黒猫の可愛さが更にパワーアップしているので、アニメ1期を観終わって、もし彼女の魅力にどっぷりハマってしまったのなら、是非2期も観てみてくださいね。

【アニメキャラの魅力】手錠で京介を監禁!?清楚な美少女読者モデル「新垣あやせ」の魅力とは?
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の「新垣あやせ」は、主人公「高坂京介」の妹「高坂桐乃」の同級生です。桐乃と同じく読者モデルをしていますが、茶髪の桐乃と違い、黒髪ロングで礼儀正しく、非の打ちどころのない美少女です。しかし、どこを間違ったのか、京介に対しては“手錠をはめて監禁する”など、暴力的に接します・・・。京介との間に何があったのでしょうか?今回は、そんな「新垣あやせ」の魅力について紹介していきます。

■清楚な読者モデルの美少女
あやせは、桐乃と同級生の中学生で、読者モデルもこなす、黒髪ロングの清楚な美少女です。初めてあやせを見た京介は、あやせの美貌に鼻の下を伸ばし、後にあやせを“ラブリーマイエンジェルあやせたん”と呼ぶほどでした。親友の桐乃には、「勉強、スポーツに優れ、読者モデルも務める美少女」という表の顔と、「美少女ゲームをこよなく愛するオタク」という裏の顔があり、「新垣あやせ」は“表のほうの親友”となります。

■桐乃の裏の顔を知った結果
まじめなあやせは、オタクに対しては生理的嫌悪感を持っていました。そのため桐乃はあやせには“裏の顔”を隠していたのですが、ある時、あやせに持っていた同人誌(18禁)を見られてしまい、あやせと桐乃は疎遠になってしまいます・・・。そこへお節介な京介が二人の仲を取り持とうと、「あの同人誌は俺と桐乃の愛の証だ!」とあやせに言った結果、あやせは“京介の毒牙”から桐乃を守るために桐乃と仲直り。京介には変態のレッテルを貼り、蹴り飛ばしたり罵倒したりするようになりました。この頃は、まだ京介の事を特に好きではありませんでしたので、ただ単に暴力的なだけでしたが、次第に京介の事を好きになると、視聴者からは「ヤンデレ」と呼ばれるように・・・。

■エスカレートしていく暴力、惹かれる心
あやせは、桐乃とオタク趣味のほうでも話題を合わせようとしますが、うまくいきません・・・。そこで、嫌々ながら京介に協力を仰ぎますが、京介は、“ラブリーマイエンジェルあやせたん”や“結婚してくれ”などと言ってしまうため、蹴り飛ばしたり手錠で京介を監禁するなど、彼女の暴力はエスカレートしていくばかり。しかし、桐乃の件などで京介の優しさに触れたあやせは、次第に京介に惹かれていきます。このあたりの、“京介の事は好きだけど認めたくない”というあやせの心の葛藤が行動に表れる姿は、観ているだけでなぜかニヤニヤしてしまいます。

■通い妻、告白、そして・・・
受験勉強に集中するために一人暮らしをする事になった京介。そして、身の回りの世話をあやせがすることになります。表面上は嫌々でしたが、内心はウキウキで京介の元に通うあやせ。その姿は、通い妻そのものでした。

その間にあやせに対するストーカー事件を京介が解決したり、二人の仲はますます接近します。そして、京介の一人暮らしが終わる日、あやせはついに京介に告白するのです。しかしそれを断ってしまう京介・・・。あやせは京介の胸に飛び込み、罵倒しながら翻意を促しますが、京介の意思は変わりません・・・。最後は、京介の頬にキスをして「お兄さんなんて大嫌いです」と微笑みながら、あやせの恋は終わるのです・・・。

その清楚な風貌と、京介のセクハラに切れて「ぶち殺しますよ!」と叫ぶあやせのギャップから、あやせは『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の中でも上位に入る人気キャラとなりました。CVが、清楚な声で人気のある「早見沙織」さんだったのも人気の理由のひとつでしょう。最後の京介に告白する場面は、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の中でも屈指の名場面となっています。ただ、京介は好きな人といずれ別れる運命です。きっと“ラブリーマイエンジェルあやせたん”にもまだチャンスはありますね。その時はその時で「ぶち殺しますよ!」と言われそうですが。

【アニメキャラの魅力】驚異的なギャップに思わずクラり!?「槇島沙織」の魅力とは?
オタクな女子中学生とその兄のオタク生活を描いたアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』で、一番のギャップを持っているであろうキャラ、それが「槇島沙織」です。主人公の妹である「高坂桐乃」のオタク友達であり、主人公たちの交友関係を作ったとても重要なキャラです。そんな彼女の持つギャップ、そして魅力の一部を紹介してみたいと思います。

■驚くべきギャップ
初登場時は180cmという長身に加え、眼鏡にバンダナ、リュックから飛び出したポスター、ジーパンにシャツを入れている姿は、誰が見ても完全なアキバ系ファッション。しかも語尾がござる、一人称が拙者、そしてハンドルネームは「沙織・バジーナ」・・・。とても大きなインパクトを視聴者に与えてくれました。その後、2期の第3話にて素顔が公開され、主人公である高坂京介が「誰だお前!?」といれた突っ込みは、おそらく全視聴者の心の叫びを代弁してくれたものでした。

また、素顔を見られた時に涙目で真っ赤になった顔を伏せながらうずくまる姿は、今までオタクっぽかった彼女の素が初めて現れたシーンで、思わずキュンっと来るものがありました。

ちなみに彼女の素顔ですが、それを見た高坂京介の心情描写を「一部」抜粋すると、「やべえぇぇえ!沙織ヤバイ。まず美人、超美人!」「深窓の令嬢みたいなオーラ出てる!髪の毛サラサラでスーパーモデルみたい!」「声まで違う。ヤバすぎ。とにかくおまえら、俺の目の前に突然現れた超絶美貌のお嬢様のヤバさをもっと知るべきだと思います。」・・・と、このようになっており、深窓の令嬢という言葉がぴったりと当てはまる、まさに真のお嬢様と言えるほど、極上のルックスをお持ちなのです。

■周囲を気遣える優しさ
常に周囲の事を思い行動する彼女の原点についてですが、物語の3年ほど前に姉の作ったサークルでの経験が始まりです。とある出来事がきっかけとなりサークルメンバーが全員離れていくという経験をしています。そのサークルで彼女自身が当時のサークルのメンバーにしてもらったことを、今度は彼女から友達にしてあげたいという思いから、オフ会で馴染めていなかった桐乃と黒猫を2次会に誘うといった行動を取っています。

オタクというキャラ作りをし、大人しく控えめな自分を押し殺して奮闘する彼女の姿は、2期の3話の彼女の過去話を聞くことで、普段の言動と心のギャップを知ることが出来ます(ファン必見)。また、友人達の相談事にも嫌な顔ひとつせずに親身になって相談に乗る姿、そしてその優しさや生き方は、間違いなく彼女の大きな魅力のひとつといえるのではないでしょうか。

【アニメキャラの魅力】ラスボス!?おだやかに笑う幼馴染「田村麻奈実」の魅力とは?
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』の「田村麻奈実」は、主人公「高坂京介」の同級生で、京介と桐乃の幼馴染でもあります。性格は温和で、いつも穏やかに笑い京介を暖かく見守るのですが、実は、京介と桐乃の仲が悪くなった元凶であり(麻奈実が悪いわけではないのですが)、そして、再び仲良くなった京介と桐乃の前に立ちはだかるラスボスとなり・・・。麻奈実と京介、桐乃の間に何があったのでしょうか。今回は、そんな「田村麻奈実」の魅力についてご紹介したいと思います。

■桐乃とは対照的な地味な少女
田村麻奈実は、主人公高坂京介の同級生の高校3年生。しかし、風貌は女子高生とは思えないほど落ち着いているため、桐乃からは影で「地味子」と呼ばれています。性格は温和でのんびりとしており滅多に怒りませんが、怒ると怖いらしく京介は、麻奈実のご機嫌をとる事も。実家は和菓子屋をやっており、京介とは家族ぐるみの付き合いです。京介の事は好きなようですが、麻奈実が醸し出すのんびりとした雰囲気のせいか、いい雰囲気になっても京介は全く気付いてくれず、幼馴染から進展はしていません・・・。

■京介と桐乃の不和の原因に
桐乃は、麻奈実のことを一方的に嫌っています。面と向かって罵倒したこともあり、桐乃の麻奈実への嫌い方は半端ではありません・・・。小学生の頃、京介はそのお節介な性格で困った人を助けたりしていました。そんな兄の姿に憧れていた桐乃でしたが、必要以上に行動し無理をしていた京介。それに対して麻奈実が「無理はするな」と言い、京介もそれに従い、彼の行動は普通になっていきます。“人助けをするカッコイイお兄ちゃん”が変わってしまった・・・。そう感じた桐乃は、兄を軽蔑し、2人の関係は疎遠になっていきます・・・。麻奈実は、人を助けるのにもがき苦しむ京介をなんとかしようとしただけなのですが、桐乃のとってはカッコイイお兄ちゃんを奪った事になり、麻奈実を憎むようになりました・・・。

■立ちはだかるラスボス麻奈実
一度は疎遠になった京介と桐乃でしたが、桐乃のオタク騒動をきっかけに、再び交流を持つようになります。その事自体は麻奈実も喜んでいたのですが、京介と桐乃が付き合う事になった時、ラスボスとして麻奈実が立ちはだかりました。

「兄妹で付き合う」という京介を説得しますが、桐乃がやってきて麻奈実をバカにすると、麻奈実は立ち上がり桐乃にボディーブローを放ちます。あの温和でのんびりしていた麻奈実が・・・です。桐乃もそれに応戦し、殴り合いのケンカとなりました。京介がそれを止めると、「兄妹でつきあうなんて気持ち悪い」と二人を止めようとしますが、それでも聞き入れられないと知ると、涙を流し「ずっと京介が好きだった」と告白。しかし、京介は「それでも桐乃が好きだ」と答えると、一発ほおを叩き、寂しそうに笑い去って行きました・・・。

京介は桐乃を選び、麻奈実は選ばれなかったのですが、もし桐乃を選ばなかったとしても、きっと黒猫かあやせを選んでいた事でしょう・・・。麻奈実は幼馴染で、京介のことを何でも知っていますが、その距離はあまりに近すぎて、存在が普通になってしまった・・・、そんな印象があります。家族としては最高なのですが。ただ、兄と妹が付き合うという“異常事態”を、唯一なんとかしようとした「田村麻奈実」。麻奈実には是非とも幸せになってほしいですね。

【アニメキャラの魅力】コスプレで芸能界デビュー!?生意気毒舌女子中学生「来栖加奈子」の魅力
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の「来栖加奈子」は、主人公「高坂京介」の妹「高坂桐乃」の同級生で、「新垣あやせ」とともに桐乃とよく遊んでいます。性格は、生意気で毒舌であり、京介のこともボロクソに・・・。芸能界デビューを目指し、オーディションなどを受けていましたが、まったく意外な形で芸能界デビューを果たします。そして、なぜか京介に気がある様子。今回は、そんな「来栖加奈子」の魅力についてご紹介したいと思います。

■生意気で毒舌で小柄な中学生
加奈子は、桐乃やあやせと同級生ですが、読者モデルの彼女らとは違い、背が小さくツインテールで、一見小学生のようにも見えますが、その見た目からは想像もつかないほどの毒舌で、思った事をずけずけと遠慮なしに言い放ちます。その毒舌も相手を選ぶようで、とある事情で業界人に変装した京介と最初に会った時は、それはもう媚び媚びでした。その後京介が下っ端と知ると、とたんに態度を変えましたが・・・。見た目は天使のように可愛らしいのですが、その中身は生意気で毒舌な小悪魔といったところでしょうか。もちろんそれが彼女の魅力でもあるのですが。

■芸能界デビューを目指す
加奈子は芸能界デビューを目指し、オーディションなどにも参加しているようですが、合格したことはありません。しかし、本人はかなり真剣に取り組んでおり、ダンスレッスンや歌の練習もおこない、両方ともかなりのレベルといえるでしょう。「星くず☆うぃっちメルル」のコスプレ大会では、歌った事も踊った事もない曲を会場で覚えて、コスプレ大会本番で見事に披露し、京介を驚かせました。

■ひょんなことから芸能界デビュー
実は、加奈子は、「星くず☆うぃっちメルル」の主人公メルルに風貌がとても良く似ており、コスプレをするとメルルそのものに。その上、歌もうまくダンスも踊れてCVは田村ゆかりさんと、どこから見ても非の打ちどころのない魔法少女として、「星くず☆うぃっちメルル」のコスプレ大会で100点満点で優勝。しかも、その優勝をきっかけに芸能界デビューをする事ができました。以前は、見下していたオタク達も、自分のファンとなると愛情が生まれるようで、その後彼らを見下すような事は言わなくなりました。

■京介に告白するも・・・?
加奈子は、素性を隠していた京介に色々世話になり、京介に興味を持つようになります。そして、京介が桐乃の兄とわかると、手作りの弁当を作るなど、アプローチをかけていき、最後はイベントで観衆の面前で告白しますが、玉砕してしまいました・・・。

最初は、桐乃の表の友達の1人というモブキャラだった「来栖加奈子」。次第にキャラも立ち、加奈子がメインの話もでき、京介に告白するという場面まで描かれました。キャラ的には桐乃に近いのですが、ヒロインには、黒猫、あやせ、田村麻奈実と清楚なキャラが多い中、彼女がいたことでシリーズのヒロインのバランスも取れたのではないでしょうか。毒舌ですが、見た目は可愛らしい女の子、そしてなぜか憎めないキャラクターなので、芸能界に本格的にデビューしたら意外に人気がでるかもしれませんね。

PSP用AVG『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない』(おれのいもうとがこんなにかわいいわけがない ポータブルがつづくわけがない)。
本作の原作であるライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』は、垢抜けていて勝ち気だが隠れオタクという秘密を持つ妹と、不仲だった妹の秘密知ったことから、妹が「人生相談」と称して持ちかけてくるトラブルを解決するために奮闘する兄との関係の変化を描いていくホームコメディ作品。電撃文庫より2008年8月から出版されており、2010年10月から12月にかけては同作を原作とするテレビアニメ版が深夜アニメとして放送された。

本作は、原作の設定や登場人物を基に、主人公である兄が妹以外の登場人物からも「人生相談」を受けるというもので、ゲーム独自の物語をマルチエンディング形式で描くものとなっている。ゲームジャンルは「相談奮闘Liveアドベンチャー」と銘打たれている。

原作者の伏見は登場人物のうち、高坂桐乃と黒猫のシナリオに監修という形で関わったほか、新垣あやせと来栖加奈子のシナリオを自ら担当しており、小説1冊分程度の分量の原稿を書き下ろしている。ゲーム版では原作とは異なる形の、独自に完結する結末も描かれる。

『魔法少女まどか☆マギカ』(まほうしょうじょまどかマギカ)はシャフト制作による日本のテレビアニメ作品。2011年1月から4月まで毎日放送 (MBS) ほかで深夜アニメとして放送された。全12話。略称は「まどか」、「まどマギ」。

願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人知れず人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。「マギカ(Magica) 」は、「魔法の」を意味する形容詞「magicus」の女性形。

垢抜けていて勝ち気な妹が隠し続けてきた「実は隠れオタク」という秘密を知ってしまったことから、不仲だった妹に振り回されることになった兄の奮闘を描いている。

第1期の第12話(GOOD END)の続編ではなく分岐ルートの第15話(TRUE END)の続編に設定されている。

オープニングテーマ
「reunion」(第2話 - 第8話、第11話 - 第15話)
第1話・第9話・第16話はOP無し、第1話・第10話ではED映像を伴う形でEDテーマとして使用され、第16話では挿入歌として使用された。ただし、クレジットはOPテーマ扱い。

エンディングテーマ
「感情線loop」(第1話)TV版、Web配信版では未使用。
「フィルター」(第2話)
「ずっと…」(第3話)
「ほねすと☆ラプソディー」(第4話)
「Keep」(第5話)
「モノクロ☆HAPPY DAY」(第6話)
「きょうもしあわせ」(第7話)
「刹那のDestiny」(第8話)
「answer」(第9話)TV版、Web配信版では未使用。
「星くずこすぷれ☆うぃっち!です!・おめが」(第10話)
メルルのOP映像を伴う形でOPテーマとして使用された。ただし、クレジットはEDテーマ扱い。
「ありふれた未来へ」(第11話)
「想うコト」(第12話)
「ホントの気持ち」(第13話)
「The last ceremony」(第14話)
「will」(第15話)
「Thank You」(第16話)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 46
ネタバレ

westkage。 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

感動をありがとう☆ 最後まで文句のない仕上がり。2期も変わらず「私にとっての神アニメ」です!

**俺妹 嫁診断バージョンUP 真奈美狙いの人が外してしまう不具合を修正**

本作は「伏見つかさ」のライトノベルを原作とした作品です。
原作は2008年8月から2013年6月まで全12巻で発売。テレビアニメ2期は2013年4月から6月まで全13話で放映されました。今作はテレビアニメ版とWEB放送版が混在しており、始めて観る方は少し困惑するかもしれません。まとめると・・・

・2013年4-6月TV放送 01話~13話…原作6巻~11巻+12巻の1部が放映されています。1期の様に別verで綺麗にまとめられている訳では無いので、あくまでWEB版に続く事を前提として制作されています。
・2013年8月WEB放送 14話~16話…原作12巻を3話に分割してしっかり作り込まれている内容になります。DVDレンタルで視聴の場合はTV版に続けてこちらも収録されています。

!!!CAUTION!!!   !!!CAUTION!!!   !!!CAUTION!!!   !!!CAUTION!!!   !!!CAUTION!!!
本作はテレビアニメ1期の後にWEB版を視聴していないと物語が繋がらない為注意して下さい。
DVDレンタルで1期を15話まで視聴している場合はWEB版も含まれているため問題ありません。
!!!CAUTION!!!   !!!CAUTION!!!   !!!CAUTION!!!   !!!CAUTION!!!   !!!CAUTION!!!

総評として・・・「2期はラブコメ要素が強く描かれている。1期とは作品のノリが大きく違うため肯定派・否定派で意見が分かれる結果に」といった感じです。個人的には文句なしの100点満点を付けられる作品ではありますが、視聴する方によって作品への評価は大きく変わる2期であったと思います。賛否両論が飛び交う今作ではありますが、原作のラノベはシリーズ累計で500万部以上が発行されており、ラノベ界でもアニメ界でも大きく注目されていた作品であった事は間違いないと思います。

*以下ネタバレレビューですので閲覧注意!
{netabare}とにかく賛否両論で大きく意見の分かれる事になってしまった2期ですが、論点はやはり「実妹との恋愛を受け入れられるのかどうか…」と言う事に尽きると思います。レビューの傾向を見てみると面白いのですが、賛成派の人は特に実妹との恋愛がどうだとか深く追求していないにも関わらず、否定派の人は大体が実妹との恋愛が気持ち悪いと意識されている方が多いという事です。ちなみに自分には4つ下の妹が居ます。ですが作品を視聴する上で、自分の妹が連想される事は全くありませんでした。勿論私にそんな趣味は一切なく、それでもこの作品を気持ち悪いとはどうしても思えなかったのです。
では一体何が違うのでしょうか?? ここで私は1つの仮定を提示したいと思います。それは…
「その行為を他人がしていても気持ち悪い」
「その行為を他人がする分には問題ない」
という違いです。多くのレビューは「自分なら」とありますが、遺伝学的にもまた倫理的な面からみても「近親相姦」はタブーとされている事柄の為、これは言うまでもなくその通りだと思います。今作を支持する人たちの中にも「そりゃそうだろ」と思われている方も多いと思います。ですので、それを当然の論理だと定義したうえで、それでも今作においての「近親愛」がやり玉に上がるとすれば、それは他人としても許容できるかどうかという事ではないでしょうか?
ちなみに本作に対して肯定的な自分が、例えば友人に「妹を本気で愛してしまった」と相談を持ちかけられたら…恐らく私は「それが一時の気の迷いではないか・遊び半分にやっているものではないか」を十分に聞き、その関係がいかに社会的に不利かをキチンと話した上で、応援するのだと思います。勿論くどいようですが自分自身が近親愛を望む事は一切ありません。
しかし今作の反響をみて「倫理的な目から見て近親愛は殺人よりも軽蔑される事」なのだなと思い知りました。人を直接的・間接的に殺しているアニメキャラ・もしくは作品なんて多く存在するのに、レビューでそんな事が叩かれている作品をあまり見かけませんからね。極論ではありますが、人殺しは理由があれば理解されるが近親愛はいかなる理由が存在したとて理解されがたい…そんな証明にもなっているように感じてしまいます。…あくまで個人的感想ですよ?

さて、真面目な話が続いてしまいました☆ここからは気を取り直して参りましょう!!
1期のレビューでも色々と書きましたが、今作もまた制作陣の色々なこだわりや作品に対する愛情を沢山感じる事の出来た作品でした。今期もまたOPが毎回変化していく仕様で楽しめます。EDテーマもお馴染みの一般公募曲を使用していますね☆12話EDテーマ「想うコト」と6話EDテーマ「モノクロ☆HAPPYDAY」は特にお気に入りです。この2つのEDテーマに関しては、曲の良さもさることながら、EDテーマに入るタイミングとしても完璧でしたね。少し感動しました☆

今作の大きな特徴として、原作のイラストを手掛ける「かんざきひろ」が「織田広之」名義で総作画監督を務めているという所です。私が視聴する限りは作画のクオリティも高かったように感じた今作でありましたが、かんざきひろ氏がじきじきにチェックを入れているのを知って納得がいきました。昔のアニメは回が変わる事に絵柄が変わったり作画崩壊したりという現象はザラにありましたが、最近のアニメのクオリティの高さには驚かされるばかりです。

ストーリーですが、今期は完全にラブコメに重点を当てて制作されていました。原作の伏見つかさ曰く「黒猫・あやせ・加奈子」の3者に至っては、元々ヒロインの予定は無かったみたいですね。黒猫は「桐乃の喧嘩相手という設定キャラだったが途中から人気が出てヒロインに転向」あやせは「敵キャラとしての設定キャラだったが途中から人気が出てヒロインに転向」加奈子は「PSPでラブコメルートを作った事がきっかけでヒロインに転向」とそれぞれ途中から方向性を変えるきっかけがあったみたいです。そもそも最初の段階でこれほど人気の出る作品になるとは思っていなかったようで、作品への反響が大きくなるにつれて方向性は何度も練り直しているみたいですね。麻奈美ENDも1つの案として考えられていたようで、そう考えるとやはり今作は「桐乃・麻奈美」の2人が制作当初からのヒロインであったのでしょう。

黒猫と一度付き合ってからの桐乃…というのは原作を知らなかった私にとっては衝撃的でした。アニメの主人公やヒロインは誠実さが求められるせいか、大抵のアニメは「誰かと付き合うこと自体を最終回にもってくる」か「一度付き合った彼女とは何があっても別れない」というのが鉄則だと思います。元々ライトな雰囲気の作品であるなら尚更ではないでしょうか?実妹との恋愛…と言う事にばかり焦点が当たりがちではありますが、ココも今作の大きな見どころであると思います。

ラブコメ展開において注目すべきは「黒猫の引き際の良さ」で、やや浮世離れした感覚の持ち主なのだろうと感じます。黒猫は最初から桐乃の想いには気づいており、それを解りつつも京介との交際を始めます。大事な友達と大切な想い人。そのどちらかを選ばなければならない状況の中で彼女は大きく苦悩したのだと思います。そして彼女は全力でそのどちらもを手に入れるために考えに考え、ディスティニーレコ-ドを書き記したでしょう。勿論勝算が薄い事は最初から織り込み済みで…です。どこか幻想的な子供染みていて不器用な恋愛ではありますが、彼女は全力で2人に向き合いたかったのでしょうね。黒猫が桐乃との友情を諦めて京介を選んでいれば、それはそれで2人は上手く行ったのだと思います。しかしそれをせずに桐乃に対しても真っ向から挑んだ彼女は、まさに今作におけるMVP級の活躍者だったと思います。正直、芯が強すぎて個人的には女性キャラクターとしての魅力に欠けると感じてしまいますが、その1本気な性格と肝の据わった精神力には感服してしまいます。男前だなーと思ってしまうのは私だけでしょうか?その活躍ぶりに惜しみない賞賛を贈りたいキャラクターですね。

そして桐乃ENDで終わった今作「期限付き」という恋愛で禁断の愛は一応の完結をみましたが、今後どうなるのかについては議論の分かれる所だと思います。8巻の特典映像(2人が付き合っている最中の物語)で桐乃は京介に「もう一生分の幸せをもらったから…だからきっと大丈夫だから」と満面の笑みを浮かべながら語っています。これは特典映像とはいえ、原作における作品の位置づけや設定もちゃんとした中での物語である事から、公式のサイドストーリーであると思います。つまり桐乃は、恋人である期限が終わったらちゃんと普通の関係に戻れるように心の準備をしているのでしょうね。彼女らしいと言えば彼女らしい努力の仕方だな…と思います。
ここからは私の推測ですが、相思相愛のままの恋の炎というものはそう簡単にキレイさっぱり消えるものではありません。むしろ障害があればあるほど激しく燃えるものです。完全に鎮火させようと思うなら、2人が断固たる決意をもってあたらなければ不可能でしょう。しかし最終話で京介は桐乃に不意打ちのキスをしていますし、された桐乃もまんざらでは無い反応を示していました。これでは今後2人がどうなるか…なんて想像するまでもないですね。原作の伏見つかさも「自分がやれるだけの事はやった。だから後は頑張れよ京介」と語っている事から、2人の今後の方向性についてはある程度イメージして作られたのでしょうね。

2期での構成とはいえ、WEB版も含めると「全32話」である事から3期近いボリュームのある物語でした。シリーズ通して大変楽しめた作品であり、1期を見終えたときの感想と同じく「私にとっての神アニメ」である作品でした。では最後に各キャラクターへの想いを語りつつ、今レビューを終わりたいと思います。それと最後にオマケで「俺妹 嫁診断テスト!」を作ってみました。時間があれば試してみてくださいね☆

//////////////// 以下どうでも良い文章です 独り言と思って笑い流して下さい ////////////////
★高坂桐乃   = 私の最高の偶像(アイドル)
まさに「私が考える最高の女性」である彼女は、正直女性としての欠点が見当たりません。しかしここまでベタ褒めしてしまう相手となると、つまりは私のキャパを超えた相手であるという事は明白であり、彼女は私にとってアイドルのような存在なのだと思います。高嶺の花…という言葉がピッタリですね。だけど2次元なんだから好きに言わせてもらおう!桐乃は俺の嫁なんだーっ!!ww

★新垣あやせ  = 私の最高の商売相手(ビジネスパートナー)
別の意味で完璧な女性…という感じですね。隙が無さ過ぎる女性って苦手です。キャラクターとしてはとても魅力のある彼女ですが、また別の意味で自分のキャパを超えているなぁと感じさせられます。信頼性の持てる相手としては最高の人格であり、商売相手としては最適かも…とか考えてしまします。俺妹の中で唯一のヤンデレ要員である彼女にはかなり楽しませてもらいました。あやせをフッた京介は本当に凄いな…と思います。

★来栖加奈子  = 私の最高の婚約者(フィアンセ)
天真爛漫な彼女の性格は、多くの人間を惹きつける力を持っていると思います。論理的な思考をしがちな私は、実は彼女の様なあっけらかんとした女性に惹かれる事が多く、リアルで考えるなら一番嫁として有り得そうな相手だな…と思ってしまいます。コイツは俺が守ってやらなきゃなと思える女性って魅力的ですね。

★黒猫     = 私の最高の理解者(りかいしゃ)
中二病を患っている彼女ですが、観察力・洞察力には人一倍秀でているように思います。なにか相談事や悩んでいる事があったら話し相手になって欲しいようなキャラクターだなと思います。一期でも大人を説き伏せるほどの実力を持った彼女は、きっと将来ビックな人間になる可能性を秘めているな…と感じされられました。

★沙織バジーナ = 私の最高の友達(ともだち)
お嬢様と言う事で清楚なイメージも手伝っているのか、いつでもお母さんの様に大きな愛情で皆を包んでくれるキャラクターだったなと思います。黒猫と桐乃の喧嘩に巻き込まれても怒らず・高坂兄妹の恋愛を聞いた時も動揺せず、そんな彼女が友達ならこれほど心強い相手も居ないと思います。

★田村麻奈美  = 私の最高の強敵(とも)
ほわーっとしながらも影の実力者。その上計算高いそぶりを見せる彼女は、絶対リアルでも解り合える事の無いキャラクターですねw いや別に嫌いじゃないんです。ただ合わないなぁと思うだけでw ただ京介に告白する時は、そんな私から見ても少し可愛かったな…と思ってしまいました。
{/netabare}

<< 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 嫁診断テスト!!ver1.05a >>
唐突ではありますが「俺妹キャラ」で貴方に相性ピッタリのキャラクターを診断する事が出来る嫁診断テストです!あくまで余興的なものであり、お望みのキャラクターが嫁にならなくても当方は一切責任を負えませんw 質問1からスタートして下さい!質問に対して素直に答えて下さいね☆ 結果に満足した方・納得のいかない方は、私のメッセボードにコメント願いますw

質問・1
{netabare}誕生日などのお祝い事・イベント事で「サプライズ」を仕掛ける事がとても好きである。
YES=質問2へ
NO=質問3へ
{/netabare}
質問・2
{netabare}常識だとかセオリーに捉われない行動をしがちである。
YES=質問4へ
NO=質問5へ
{/netabare}
質問・3
{netabare}女性はなんと言っても「やっぱり黒髪が一番キレイだ」と思う。
YES=質問6へ
NO=質問5へ
{/netabare}
質問・4
{netabare}初対面の人と話すときは、礼儀・礼節をわきまえて話す事を心がけている。
YES=結果Aへ
NO=結果Bへ
{/netabare}
質問・5
{netabare}女性のメイク用品「コンシーラー」について、ググらずとも解説が出来る。
YES=結果Cへ
NO=結果Dへ
{/netabare}
質問・6
{netabare}自分の彼女が痛い中二セリフを吐いてきたら、ノリノリで返してあげたいと思える。
YES=結果Eへ
NO=結果Fへ
{/netabare}
**結果・A**
{netabare}貴方の嫁は…高坂桐乃です!
(嫁からのメッセージ)は?なによその顔は!?アタシが嫁って、アンタ当たりだから!チョー幸せものだから!!…だ、だから、アタシの事ちゃんと大切にしなさいよねっ!!
{/netabare}
**結果・B**
{netabare}貴方の嫁は…来栖加奈子です!
(嫁からのメッセージ)アタシの旦那になったからにはぁ☆沢山稼いでもらわないとなっ☆だから仕事頑張れよっ!帰ってきたらちょー旨いご飯を食べさせてやっからさっ!!
{/netabare}
**結果・C**
{netabare}貴方の嫁は…沙織バジーナです!
(嫁からのメッセージ)ニャハハハー☆私を選んでしまうなんて流石ですなぁ☆さぁ!私と夫婦になったからには趣味の世界に没頭し、心行くまで語らい合いましょうぞ!!
{/netabare}
**結果・D**
{netabare}貴方の嫁は…田村麻奈美です!
(嫁からのメッセージ)ふええっ!?わ、わたしなんかでほんとうにいーの?ありがとぉ、うれしいよぉ☆えへへ☆いっしょにお店ではたらけるなんて、わたしとってもしあわせだよぉー☆
{/netabare}
**結果・E**
{netabare}貴方の嫁は…黒猫です!
(嫁からのメッセージ)ふふっ、よくここまで来たわね。褒めてあげるわ。…もっとも、私は既にこのディスティニーレコードによって貴方が辿り着く事は知り得ていたの。さぁ、永久の契約を結びましょう☆
{/netabare}
**結果・F**
{netabare}貴方の嫁は…新垣あやせです!
(嫁からのメッセージ)まったく、私に踏まれたいだなんてとんでもない変態さんなんですね。…なんて、冗談ですよ☆選んで頂いてありがとうございます☆私とってもしあわせですよ!!
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 60
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

恋のチャンスはきっと一度だけ・・・俺妹3周目の感想

◆ラスト4話で明かされる桐乃の願いを見届けて

かって、これほどの“無理ゲー”に、挫けず諦めず抗(あらが)い続けた健気なアニメ・ヒロインがいたでしょうか?
これに匹敵する少女の闘いを挙げるとしたら、

①暁美ほむらの戦い(魔法少女まどか☆マギカ)
②御坂美琴の戦い(とある科学の超電磁砲S)

くらいしか思いつきません。

ほむらや美琴の闘いが、{netabare}自分の唯一無二の親友、あるいは遺伝子を分けた“妹達”を救うため{/netabare}、というそれなりの道理・大義名分を備えたものであるのに比べたら、本作のヒロイン桐乃の闘いは、冷静に考えれば明らかに道理に反する、しかしそれだけに、切なくて孤独な闘いとなっています。

彼女の闘いは、{netabare}実の兄貴を巡る“恋の闘い”{/netabare}なのです。

だからこそ、この恋の結末は奇跡的であり、変な言い方ですが、私には彼女が、桶狭間の戦いで、兵力差1/10という完全な“無理ゲー”を、一瞬の勝機を捉えてひっくり返してしまった織田信長のように、「大勝利」をもぎ取った飛びっきりの勇者に見えました。

◆女の恋のチャンスは一度きり?

男の恋は所詮、数撃ちゃ当たる式の、ちょっと好きだと思った子がいたら、とりあえず告白して駄目だったら次行ってみよう!・・・みたいな、適当で場当たり的なモノになり勝ちなのではないでしょうか(例外もあると思うけど)。

でも、女の恋は、こんな単純には行かないと思います(女でないから本当のところは分からないけど)。
もちろん当たって砕けろ式に突進する女性も多いでしょうけど、自分から突進することは、そのまま直ちにその恋の断念を迫られるリスクと隣り合わせになってしまいます。
だから、それが“絶対に譲れない恋”であるとしたら、きっと彼女の取る道は一つしかないはずで、それは、

「相手が自分のことを好きになり、告白してくれるまで徹底的に待つ」

でしょう。
「待つ」といっても、それは恋に消極的に受身でいる、という意味ではなくて、意中の人に自分の本当の想いを悟られないように細心の注意を払いながら、そして場合によっては恋のライバルを彼に気づかれずに密かに排除しながら、最終的には彼が自分に恋心を寄せるように、遠回りに少しずつ仕向けていって、自分の好きな人が、自分に「好きだ」と告白してくれるように環境を整えていく、という積極的で能動的な隠密作戦を伴った持久戦を指すのでしょう。

実は本作品の中で、こうした持久戦を意図的に仕掛けているのは、{netabare}主人公の桐乃ではなくて、彼女の宿敵 麻奈実の方{/netabare}なのです。

麻奈実は、自分よりずっと積極的だったり(黒猫、加奈子)、華やかだったり(あやせ、沙織)する何人もの少女が、京介の心を一時的に捉えることがあるとしても、{netabare}京介は最終的には気心の知れた自分のもとに戻ってくる、ということを冷静に計算しています{/netabare}(だから、腹黒の地味子と呼ばれています)。
彼女は、自分はあくまで京介にとって、{netabare}大切な幼馴染で、同級生でかつ、よろず相談役であって、彼に癒しの場を提供する貴重な存在である、{/netabare}という自分の現時点の立場を守っていて、京介を巡る少女たちの恋の争いには意図的に距離を置いていました。
だから、通常のケースでは、この麻奈実の密かな戦いこそ賞賛に値するものでしょうし、彼女が最終的に京介の心を掴む勝者となったとしても、それは誰も文句を言えないハッピーエンドと見なされたことでしょう。

◆麻奈実の誤算

ところが、そんな冷静な計算のできる麻奈実にも、微(かす)かな恋の危惧はありました。
それは、{netabare}京介と幼馴染である自分よりも、さらに京介の近くにいて、京介のことを自分以上に恋焦がれている少女の存在{/netabare}でした。

だから、この少女に対してだけは、麻奈実は自分の密かな想いを包み隠す余裕もなく、{netabare}自分より3つも年下の少女の心臓に突き刺さる残酷な一撃を加えてしまったのだと思います。
これで自分の最大の恋のライバルは再起不能になったはずと{/netabare}。
だけど・・・

◆本作の山場はラスト4話(第2期の第13~16話)

第1期のレビュー
http://www.anikore.jp/review/854187/
に書いたとおり、1周目を兄貴目線で見ていた私は、第2期の12話までは、この作品は、毎回脚本が良くてなかなか面白いけど、月並みより少しマシな程度の軽いハーレム系ラブコメとばかり思っていました。

その認識が、すっかりひっくり返されたのはラスト4話。
特に第14-15話それぞれのエンドには感嘆させられました。
この作品はこのシーンを見るためにあるのだ、と思いました。

もちろん、この結末には賛否両論があるのですが、こと桐乃の願いに想いを巡らせれば、やはり、これが、桐乃にとって最良の結末のはず、と納得できるのではないでしょうか。
(兄貴にとっては・・・ですが、この際それは関係ないと思います)

【各回の評価】

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に大きな疑問を感じた失敗回

===========================================================
 第1期(俺の妹がこんなに可愛いわけがない) 2010年10-12月放送
===========================================================
第1話 俺が妹と恋をするわけがない ★
第2話 俺が妹とオフ会に行くわけがない ☆
第3話 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ★
第4話 俺の妹が夏コミとか行くわけがない ☆
第5話 俺の妹の親友がこんなに××なわけがない ☆
第6話 俺の幼馴染がこんなに可愛いわけがない ★
第7話(*1) 俺の妹がこんなに小説家なわけがない ★★
第8話(*1) 俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない ☆
第9話 俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない ☆
第10話 俺の妹がこんなにコスプレなわけがない ★
第11話 俺の妹がこんなにメイドなわけがない ☆
第12話(*1) 俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない (GOOD END) ★
----------------------------------------------------------
(*1)はTRUE ROUTEスペシャル(第1期の再編集版)で削除された回
   以下の第12~15話は、TRUE ROUTEスペシャルで追加された回
   TRUE ROUTEスペシャルの放送は2012年10-12月
----------------------------------------------------------
第12話 俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない (TRUE ROUTE) ☆
第13話 俺の後輩がこんなに腐ってるわけがない ☆
第14話 俺の後輩がこんなに可愛いわけがない ☆
第15話 俺の妹がこれで最終回なわけがない ★
===========================================================
  第2期(俺の妹がこんなに可愛いわけがない。) 2013年4-6月放送
===========================================================
第1話 俺の妹が再び帰ってくるわけがない ☆
第2話 信じて送り出したお兄さんが携帯美少女ゲームにドハマリしてセクハラしてくるようになるわけがない ☆
第3話 俺の友達が眼鏡を外すわけがない ×
第4話 俺の妹のライバルが来日するわけがない ×
第5話 俺が妹の彼氏なわけがないし、俺の妹に彼氏がいるわけがない ☆
第6話 俺の妹が家に彼氏をつれてくるわけがない ☆
第7話 俺が後輩と恋人同士になるわけがない ★
第8話 俺が後輩とひと夏の思い出を作るわけがない ☆
第9話 俺の妹がこんなに可愛いわけがない! ☆
第10話 俺の妹がウエディングドレスを着るわけがない ★★
第11話 一人暮らしの兄貴の部屋に妹たちが押しかけるわけがない ★
第12話 マジ天使すぎるあやせたんが一人暮らしの俺んちに降臨するわけがない ★
第13話 妹(あたし)が兄(アイツ)に恋なんてするわけない ★★
----------------------------------------------------------
  以下は2013年8月にネットのみ配信された第2期 最終3話
----------------------------------------------------------
第14話 俺が彼女に告白なんてするわけがない ★★★
第15話 俺の妹がこんなに可愛い ★★★
第16話 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。★★
=======================================================================

◆曲リスト(要整理)

◎アニメ1期

OP ClariS『irony』
第1話 ED『妹プリ〜ズ!』
第2話 ED『Shine!』
第3話 ED『ほらいずむ』
第4話 ED『白いココロ』
第5話 ED『オレンジ』
第6話 ED『マエガミ☆』
第7話 ED『Masquerade!』
第8話 ED『カメレオンドーター』
第9話 ED『好きなんだもん!』
第10話 ED『いいえ、トムは妹に対して性的な興奮を覚えています』
第11話 ED『アキハバラ☆だんす☆なう!!』
第12話 ED『ただいま。』
第13話 ED『READY』
第14話 ED『†命短し恋せよ乙女†』
第15話 ED『贖罪のセレナーデ』
第16話 ED『keep on runnin'』


◎アニメ2期

OP ClariS『reunion 』
第1話 ED 『感情線loop』
第2話 ED 『フィルター』
第3話 ED『ずっと・・・』
第4話 ED『ほねすと☆ラプソディー』
第5話 ED『Keep』
第6話 ED『モノクロ☆HAPPY DAYS』
第7話 ED『きょうもしあわせ』
第8話 ED『刹那のDestiny』
第9話 ED『answer』
第10話 ED『星くずこすぷれ☆うぃっち!です!』
第11話 ED『ありふれた未来へ』
第12話 ED『想うコト』
第13話 ED『ホントの気持ち』
第14話 ED『The last ceremony』
第15話 ED『will』
第16話 ED『Thank You』


◎星くず☆うぃっちメルル

『めてお☆いんぱくと』
『ぷらねっと☆ばーすと』


◎その他

俺妹テーマソング『nexus』


◆歌詞メモ

◇「The last ceremony」(第2期-第14話ED)

{netabare}https://www.youtube.com/watch?v=FU4Jo4A7Cpk
作詞・作曲:Ray
歌:黒猫(CV:花澤香菜)

孤独も傷みも こんなに脆く
強がりな心 解けて行くの...

<1番>
Place of the fate 冷たい空の下
Uncertain record 時を刻む
この針は重たく もう何も見えない

躊躇(ためら)いつつ嘘を重ね この手で壊して
深い眠りから覚めて 呪いが解ける

届かない 届かない 手を伸ばすほど
ワタシが選んだ逃げ道

理想の世界は 其処にあるのに
アナタの言葉で 堕ちて行くの...

<2番>
Meaning to repeat 零れた哀しみは
The best is too late 闇に沈む
触れた体温さえ ただ虚しく消える

塞いだ眼に映る 弱い自分を隠して
独り迷い揺れていた 本当の答え

伝えたい想いが 強くなる程
心に溢れる戸惑い

怖くて辛くて 声も出せずに
薄れる景色へ 手を伸ばした

<3番>
Place of the fate 
Uncertain record 
縋る記憶も 流れる雨も
同じ様に明日を 黒く塗り潰した

それでも未だ 掴みたいから
足掻いて崩れ行く 小さな祈り

もう届かない 届かない 手を伸ばすほど
ワタシが選んだ逃げ道

何度も答えを 求める度に
交ざり合う色が見えない 

靜かな涙と 最後の嘘は
二人で誓った約束

理想の世界は 其処にあるのに
アナタの言葉で 堕ちて行くの...

夢見た願いへ{/netabare}


◇「platonic prison」(五更琉璃テーマソング)

{netabare}https://www.youtube.com/watch?v=LVmib4VKYRo
作詞:古屋真
作曲:yamazo
歌:花澤香菜

<1番>
ずっと離れないで ずっと想っていて
いつか また手をつなげるように

ねえ あなたの夢を見たわ
激しく抱きしめてくれてた…馬鹿みたい

そう 会いたいのよ 今すぐ
時々 弱気に負けそうなの 今も

あの日 嬉し過ぎて 滲んでいた花火
本当に 時間を 戻したいけれど Ah

こんなに 大嫌いで いとしい この世界で
私だけ幸せでいいわけがない

声が聴きたくて 涙が止まらなくて
駄目ね この想い眠らないままで

<2番>
Ah 恋愛指南書(グリモア)が嗫くの
“お前に恋など出来るか”と…そうね

だけど大好きなの 心の支えなの
ずっと一緒よね そうだと言ってね Ah

どんなに 残酷で 悲しい 勇気だって
いつか みんなで笑えれば構わない

あなたが流した 涙がうれしかった
愛が そんなに生まれていたなんて

こんなに 激しくて いとしい この世界で
私だけ弱くてもいいわけがない

だから 出て来ないで 心で暴れないで
いつか 想いがひとつになるように

ずっと離れないで 恋心 消さないで
ふたり もう一度手をつなげるように
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 78

84.1 2 2013年度のA-1_Picturesアニメランキング2位
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (3482)
18889人が棚に入れました
医者を志望し、国立大学の医学部を目指している季堂鋭太は、羽根ノ山高校(通称ハネ高)入学後、色恋沙汰には脇目も振らず常に学年トップの高成績を維持していた。ところが、帰国子女で校内一の美人と評判の夏川真涼から突然「一緒に帰りませんか?」と誘われ、真意を測りかねた鋭太は真涼の誘いを断ったものの、真涼の側は全く挫ける気配が無く連日誘い続け、鋭太も遂に根負けしてしまう。
そして、帰り道で鋭太は真涼から他の男から告白される度に断る繰り返しに疲れたので色恋沙汰に興味を示さない者同士で偽装カップルになって欲しいと持ちかけられる。一旦は拒絶したものの鋭太が中学の時に付けていた日記が何故か真涼の手中にあることを知らされ、やむなく偽装カップル成立を了承する。
鋭太と真涼のカップル成立は校内でまたたく間に評判となるが、鋭太の幼馴染で1ヶ月前に「お前は恋愛対象じゃない」と鋭太に言われた反発から「彼氏を作る」と宣言していた春咲千和が真涼に対する敵意を剥き出しにして立ちはだかる。さらに鋭太を「元カレ」と称する姫香や風紀委員の愛衣までが次々と加わり、鋭太争奪を賭けた少女たちの壮絶な「修羅場」が展開していくことになる。

声優・キャラクター
逢坂良太、赤﨑千夏、田村ゆかり、金元寿子、茅野愛衣、東山奈央、種田梨沙、名塚佳織

future☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

県立羽根ノ山高校(通称ハネ高)に通学する、1年生の男女5名(なお、男子は1名)を中心とする、「恋愛」と「中2病」とハートフルかも知れない何かを巡る物語。

ハネ高1年1組の季堂鋭太は、ある理由から色恋沙汰には脇目も振らず、学年トップの高成績を達成していた。ところがある日、帰国子女で校内一の美人と評判の夏川真涼から突然「一緒に帰りませんか?」と誘われる。

真意を測りかね断ったものの、連日誘われ続けたあげく衆人環視の中で「告白」されてしまう。

実は真涼は恋愛沙汰に嫌悪感しか抱けない「恋愛アンチ」であり、連日男子から告白されては断るという日々にうんざりしており、同類と見込んだ鋭太に偽装カップルを演ずることを持ちかけたのだった。

面倒なことはご免と拒絶した鋭太だったが、弱み(中学時代の中2病全開の日記)をたてに取られ、偽装カップルを了承する羽目となる。

鋭太と真涼のカップル成立は校内でまたたく間に評判となるが、「幼なじみ」の春咲千和を巻き込んだ「自らを演出する乙女の会」の活動過程で決定的な「修羅場」を招いてしまう。さらに「元カノ」を自称する秋篠姫香と、風紀委員で「婚約者」の冬海愛衣が次々と加わり、ことあるごとに鋭太が『修羅場すぎる!』と慨嘆する展開が続くことになる。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

羽根ノ山高校

@自演乙の会(自らを演出する乙女の会)

季堂鋭太:逢坂良太

本作の主人公で、「自演乙の会」唯一の男子会員。学年トップの優等生だが、中学時代は中の下の成績だった。幼い頃の愛称は「たっくん」。血液型はA型。幼い頃、恋愛病患者のようだった両親がやがて不仲になり、挙句の果てに中学3年の夏に自分1人を置いて、お互い密かに作っていた恋人と二人揃って蒸発したことから、恋愛全般に対し強固な不信感を持ってしまい、「恋愛アンチ」を自負している。両親の蒸発という圧倒的現実に打ちのめされるまでは、中2病的思考を書き綴った日記を付け、行動にも移していた。日記帳はお気に入りの動物図鑑のケースに隠していたが、誤って古書店に売却したため真涼の手に渡ってしまう事態となった。中学生時代は少しでも目立とうと破天荒な(中2病的な)行動を取っていた。しかし、両親の蒸発や千和の交通事故などを経て、現在は価値観が変わっている。優等生になったのも、地元国立大学医学部の推薦入学枠を勝ち取るため中学3年後半以降の勉学一筋の実績だが、その動機は千和の体を治すためであり、真涼は最初からそれを知っている。ハーレムのような状態になっているが、恋愛アンチのため原作最新刊の時点ですら「好きな人はいない」と思っている。しかし、真涼に関しては以前まではノートのために嫌々偽彼氏を演じていたが、原作6巻の時点では放っておけない存在になっており、「自分を必要としてくれるなら恋人という名目でも偽彼氏という名目でも構わないからずっとそばにいてやりたい」と言うなど、無意識のうちに彼女のことを大切に思うようになる。また、偽装カップルが解消された今でも彼女を気にかけており、彼女に困ったことがある際は、助けたいと想っている。両親の蒸発で孤独の身となった鋭太を引き取ったのが現在の保護者である伯母の冴子だが、仕事(ゲームクリエイター)でほとんど家に帰れない為、家事全般を担当するようになった事でスキルが著しく上達している。

春咲 千和:赤﨑千夏

ヒロインの一人で、鋭太の『幼なじみ』。クラスは1年5組。小1から隣家に住み、鋭太を「えーくん」と呼ぶ。名前と仔犬を連想させる小柄な体格から「チワワ」のあだ名があり、本人もペンネームとして『かわゆいチワワ』を使っている。肉料理が好物で、もてる話には興味があり特に女性雑誌「パチレモン」のファン。身長は150 cm。血液型はO型。小学校1年の頃から剣道を嗜んでおり、全国大会出場を狙える剣道部期待のエースであったが、中学3年の夏に交通事故で腰に深刻な重傷を負い、激しい運動が出来なくなったために剣道を諦めなければならなくなった。現在は大手術とリハビリのすえ、日常生活に問題ないまで回復したが、無茶をしそうになると鋭太は本気で怒っている。高校進学後、鋭太に(一般論として)「幼馴染が彼女なんてありえない」と言われたことに反発し「モテまくる」と宣言した。さらに鋭太と真涼が偽装カップルとなってからは、真涼に対して強烈な敵愾心を燃やしていて、成り行きで「自演乙の会」に入部する羽目となった。小学校入学直前の3月からのお隣さん。何かにつけ「大好き」「愛してる」と言い続け、鋭太は「ありがとう」の意味にしか取っていなかったが、実はずっと本気だった模様。原作4巻で鋭太に告白したが後にフラれてしまう。しかし、鋭太が真涼と別れた時のために真涼以上のモテカワ女子になることを決意した。鋭太とは作中で二度キスしており、一度目は鋭太に告白した時、二度目は風邪でフラフラな鋭太が真涼の家に行こうとした時(ちなみに二度とも真涼に目撃された)。料理は下手で、普通に不味かった。長らく鋭太の手料理を食べさせられていたが、真涼の出現に奮起し練習した結果、鋭太に「うまい」と言わせるだけの技量を身に付けている。

夏川真涼:田村ゆかり

ヒロインの一人で、鋭太の『彼女』。同じ1年1組のクラスメイト。血液型はAB型。9年間を海外で過ごした帰国子女で、銀色のストレートヘアと蒼い瞳が特徴。鋭太のファーストキスの相手でもある。校内一の美人と評判で、連日の告白に疲れ、鋭太に偽装カップル(「フェイク」)を持ちかける。当然、千和とは緊張関係となるが、「自らを演出する乙女の会」(自演乙の会)を結成し、千和の「幼なじみ」意識を逆手にとって鋭太が彼氏であることを見せつけ、この時点では優位に立っていた。しかしながら、千和はもちろん、鋭太に恋する姫香と愛衣は本来真涼にとってライバルのはずだが、同時に得難い友人でもある。このことが真涼の心理を大きく捉えている。一方で偽装カップルの鋭太に対しては、出会った当初は、猫を被って接した際の彼の無愛想な一面にあまり良い印象はもっていなかった。しかし、本性を現した上、偽装カップルを強要したにも関わらず、嫌われるどころか、寧ろ優しく接してくれる彼に戸惑いながらも徐々に惹かれていき、自分で自分の気持ちが判らなくなってしまう。さらにライバルたちに嫉妬(若干ヤンデレ)を示し、『もにょもにょ』と称するいちゃらぶ行為を要求するなど依存心が強まり、「鋭太の彼女でいるなら、どんなことでもする」と宣言し、クラスの席替えでは鋭太の隣に何が何でも座ろうとするまでになった。ちなみに鋭太とは作中で4回キスをしており、一度目は学校の帰り道に真涼の不意打ちで、二度目は真涼がプールでおぼれた際に鋭太が人工呼吸をしたとき、三度目は鋭太が愛衣と花火を見に行った翌日、真涼に謝罪としてキスを要求されたとき(この際、真涼はあまりの恥ずかしさに噛んでいた)、四度目はミスコンの舞台で、鋭太が「フェイク」の関係を戻そうとしたとき(因みにこの4度目は鋭太からのキスである)。ついには「フェイク」を巡り、姫香に自らの認めたくない本心をつかれ、精神的に不安定になってしまう。鋭太を繋ぎ止めていたはずの日記も効力を失い、両親への想いも崩壊し、挙句の果てに鋭太との偽彼氏の関係を解消してしまう。さらに追い打ちをかけるようにノートを返して偽彼氏の関係を解消しようとした矢先に鋭太と千和のキスを目撃してしまう。それ以降は真意は不明だが、鋭太と千和の仲を応援することを決意する。しかし、鋭太の所有物や抱き枕を使って、彼のことを考えながらもにょもにょをしたりするなど、彼への依存心も強くなっている。実家はスウェーデンにあり、社交界では飾り物の隠喩で『宝石』と評されていた。当然裕福ではあるが、真涼自身が自由に使える資金は限られている。母違いの妹である真那とは、愛憎とわだかまりに遮られ、本心を明かしがたい距離感に悩まされ、さらに実の母と父の関係から要求される自らの立ち位置が人間不信をこうじさせるなど、十代の少女としては過大な負荷を背負わされている。一人暮らしだが料理は破滅的に下手で、食事は主にウイダーインゼリーやカロリーメイトおよびレトルト食品に頼っている。また、『ジョジョ』の愛読者で、会話のそこここにネタを仕込むばかりか、部室に自費で単行本を揃えるほど。カナヅチのため水泳が苦手。

秋篠姫香:金元寿子

ヒロインの一人で、鋭太の『元カノ』。クラスは1年2組。黒髪で髪型はおかっぱ。血液型はB型。鋭太が千和を護るため、駅前で不良少年と闘う様子を観て恋に落ちる。以後、前世で付き合っていたと主張する「中2病の元カノ」。鋭太の中2病残滓に親和性が高く、ことあるごとに無機的な台詞で想いを告げるうち、次第に積極的な行動が身に付き、苦手だった姉に「好きなひとが、できた!」と言えるほどに強くなっている。中2病だけあってマンガやアニメが大好きで、姉の優華に厳しい目を向けられていた。しかしそのきっかけは幼稚園の頃に、絵本『不思議の国のアリス』を優華に読んでもらったことで、「反発しながらも姉が大好きな妹」その2である。実はかなり着やせする体系をしており、小柄で華奢な体系だが真涼の次に巨乳である。ふとしたことから「フェイク」を知ってしまい、内心「理想のカップル」と崇拝していた二人を拒絶する。そのまま中2病に閉じこもるかに見えたが、鋭太や風紀委員達の尽力で事なきを得るが、その過程で真凉の想いを顕現させてしまう。秋篠家は江戸時代から続く老舗「旅館あきしの」を経営しており、女子は高校に進学したら仲居の修業をするのがしきたりとされていた。姫香はそれを拒んでいたが、姉との一件以降「ただのお手伝い」と称し、お客さんの相手に取り組んでいる。

冬海愛衣:茅野愛衣

ヒロインの一人で、鋭太の『婚約者』。愛称は「あーちゃん」。クラスは1年3組で風紀委員に所属。性格は真面目一辺倒で、成績は学年3位。血液型はA型。風紀委員として「自演乙の会」を廃部にしようと画策するが、夏期講習で鋭太と同じクラスになり、昔の『約束』を思い出させた後に、自らも入部しリーダーを称する。カオルとは同じ小学校で、小学校1年から4年まで同級であり、小学5年生の1学期に県外に引っ越したが高校1年生の春に再び羽根ノ山市へ戻ってきた。母親を亡くし、父親、弟と共に暮らしており、父親の仕事の都合で引っ越しを繰り返している。10年前、鋭太と同じ「わかば幼稚園ほし組」に在籍し『けっこんのやくそく』をしたが、直後に引っ越しで離れ離れになった。高校入学で再会したが、鋭太は想い出の丘に連れてこられるまで忘れていた。愛衣は手書きの『こんいんとどけ』を大事に持っていて、海での合宿で鋭太が握りしめた際の血痕を結婚の約束と信じ込んで、自らの絶対的優位を確信している。口癖は「おそとはしってくる!」「愛衣ちゃん大勝利!」。「自演乙の会」に対抗するうち、付き合っている彼氏が居ると虚勢を張って、姫香に『恋愛マスター』と崇拝される羽目となり、肝心の鋭太へのアピールを妨げられ、涙する展開となっている。それでも鋭太への恋心を抑えきれず、尊敬する風紀委員会の先輩達に詰問されるが、逆に恋心全開の告白を目撃され、全面的な支援を取り付けている。しかし、基本的に鋭太との関係は他のヒロインとズレており、原作6.5巻のキャラ紹介では「千和たちより一段高いところにいるつもりで、実は同じフィールドにすら立っていない。その隔絶に気付く時が覚醒の時。」と書かれる。恋心は妄想家で、ポエム家。ビッグガンガンにて連載されたスピンオフ漫画「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 愛」では主人公を務めている。ただし、偽彼氏の存在が無いことや鋭太に妄想ノートを見られなかったなど原作とは違った展開となっている。


@学園の生徒

遊井カオル:種田梨沙

鋭太の『親友』。愛衣の幼馴染。同じ1年1組のクラスメイトで生徒会書記。中性的な外見をした男子生徒で、成績は学年20位。中学3年の時に鋭太と同じクラスになってからの付き合いで、鋭太や千和の家庭の事情をある程度知りながら踏み込んでこない。鋭太曰く「聞き上手」「人間関係の達人」。千和とも付き合いがあり応援しているが、小学校で同級生だった愛衣のことも応援している。さらに自分自身も鋭太に対する『好意』を見せることがある。何らかの『秘密』があるらしく、愛衣はその真相を知っている模様。カオルとは双子だと主張する、遊井カオリと名乗る妹がいる。外見も受ける印象もカオルとそっくりであるため、鋭太はカオルが女装したのではないかと疑っていたが、愛衣の弟の勇樹がカオリを知っていたため、確信を持てずにいる。バナナパフェが好物。

山本:村田太志

1年1組の男子生徒、サッカー部。真涼のことが好きで、隣の席になった鋭太を羨ましがっていた。その後も夏期講習などで、とかく顔を見せている。口癖(?)は「ンーッ」。

赤野メイ:大坪由佳

1年1組の女子生徒。さつきの親友で、千和の友人。赤い髪に「R」型のヘアピンで前髪を整えている。誰とでも仲良くなる娘。

青葉さつき:山崎はるか

1年1組の女子生徒。メイの親友で、千和の友人。有名バンド「デッチリ」のファンで、特にギターには詳しい。青い髪に「b」型のヘアピンで前髪を整えている。

坂上:花江夏樹

1年1組の男子生徒。「坂上先輩」の弟。赤野メイと仲がよい。

坂上拓也:鈴村健一

3年生の男子生徒で「坂上先輩」こと坂上の兄。バスケット部のエースで古いギターのコレクター。女子からも人気があるが、好青年を演じているだけである。本性は二股や三股は当たり前で飽きたら捨てるを繰り返している女誑し。休日は不良グループとつるんでいる。

最上ゆら

1年1組の女子生徒。千和の友達で、夏休み明けの実力テストで1位を取る(鋭太は2位に陥落)。本人は成績を意識しておらず、40?50位から「ボーッとして」首位を得、鋭太にライバル認定される。


@親族・家族関係者

季堂美星

鋭太の母。本編開始の1年前に互いに相手を見つけ蒸発した両親の1人。若作りをしており実年齢よりも大分若く見える。40歳。冬期講習を受けに塾へやって来た愛衣が逃げ出し、一度真涼の家に寄ったのち探して見つかった歩道橋の上で偶然出会ってしまい、あの男に飽きたからまた一緒に住もうというようなことを話している。そういった事から、自分達の身勝手さが息子である鋭太にどれだけの事をしたのかと言う自覚は全く無い模様。

桐生冴子:名塚佳織

鋭太の伯母で独身。両親の身勝手で孤独の身となった彼を引き取り、保護者となっている。ゲーム会社「ソフトダンク」のゲームクリエーター。ギャルゲーや乙女ゲームの制作(シナリオ、プログラム、グラフィック、音楽、その他)を担当する自称「なんでも屋」。仕事がキツイと『へろへろモード』に陥るが、帰宅して鋭太の手料理を摂取すれば、スタイル美人の『覚醒モード』となる。初対面で鋭太と真涼の関係を「フェイク」と言い当て、「自演乙の会」会員を動揺させる。さらに鋭太に『あたしも攻略しろ』と参戦意図を垣間見せている。

夏川真那:東山奈央

サブヒロイン。真涼の妹。隣町の名門、私立ネナカ女学院中等部の3年生。金髪碧眼で髪型はツインテール。かなりの毒舌家で、真涼とは互いの両親のわだかまりを背負った経緯がある模様だが、悪い人間ではない。真涼に対し苛立ちを持ちながらも親愛の情を抱いており、鋭太に対し「お姉ちゃんのカレシ」として内心を覗かせている。姉に続き鋭太とキスを交わした一人だが、他のヒロインよりも一歩引いた立場となっている。鋭太を童貞呼ばわりしている。初対面でぶつかった姫香とは同じ妹という立場で通ずるものがあり、友人関係を結んでいる。

安岡:柳田淳一

真那のボディーガード。真那曰く「経歴聞いたらチビる」ような経歴をもつらしい。

真涼と真那の父親

羽根ノ山市に地盤を持つ政治家。スウェーデンの社交界でも一定の地位を占めている。真涼を母から引き離し自分の『宝石』として扱ったり、真那にボディーガード兼お目付役を付き添わせて問題行動をもみ消したりと、なかなかに腹黒く狡猾な人物。鋭太と決別する覚悟を迷う真涼の前に、この世で一番会いたくなかった男として現れる。作中、何度か話題に登場し、6巻にてその姿を鋭太達の前に現した。

秋篠 優華

姫香の姉。大学3年生で、家業を継ぐため、東京の大学で経営学を学んでいる。跡継ぎの自覚が非常に強く、姫香にも一見きつくあたる[注 4]が、引っ込み思案の妹を案ずる想いの一面でもある。鋭太や真涼、そして真那といった友達が出来ていることに安堵し、東京に戻る。

冬海勇樹

愛衣の弟。現在、小学5年生で少年野球に入っている。まじめで礼儀正しい少年。カオルの妹、カオリと昔から面識があり、「ゆーくん」と呼ばれている。鋭太のことは姉から日常的に色々聞いている。


.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2013年冬アニメ(2013年1月~2013年3月)

TOKYO MX 1月5日(土)スタート 24:00~


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「Girlish Lover」(第1話 - 第12話)
作詞 - 小田倉奈知 / 作曲 - 太田雅友 / 編曲 - EFFY / 歌 - 自らを演出する乙女の会(赤﨑千夏、田村ゆかり、金元寿子、茅野愛衣)

ED「W:Wonder tale」(第1話 - 第12話)
作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 太田雅友 / 歌 - 田村ゆかり


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

1話「高校生活のスタートは修羅場」

2話「新しい部を結成して修羅場」

3話「幼なじみの涙で修羅場」

4話「男の戦いは修羅場」

5話「ラブレターの真相は修羅場」

6話「灰色の世界を切り裂く修羅場」

7話「夏期講習なのに修羅場」

8話「映画館Wデートで修羅場」

9話「よみがえる約束は修羅場」

10話「夏合宿の会議で修羅場」

11話「合宿前夜のワクワクは修羅場」

12話「戦略の結末は修羅場」

13話「新しい世界への修羅場」(最終話)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

偽装じゃないだろ!

どうやら気楽に観るタイプのハーレムコメディの様です。

ガリベンだったり元中二病だったりと前期のアニメを思い起こします。
最近の流行なんでしょうか。

淡い色使いの作画は雰囲気があって良いと思います。

本編でどうなるかは知りませんが歌では真涼が圧倒してます。
OPがB型H系に聞こえます。

設定についてはかなり強引さを感じます。
※1話目のみの設定への感想(批判的ですがこの作品のアンチではないです)
{netabare}
鋭太くん、恋愛アンチとか言って無関心を気取ってますが、
言ってる(書いてる)時点で既に意識していて関心がありそうなんですけどね…。
…でもまぁ、これに関しては愛も憎しみも、中毒もアンチも表裏一体・紙一重
と知る展開が待っていそうな気がするので一応、良しとしときます。
中2ノート>恋愛アンチの信念 なのはやはり疑問ですけどね。

ノート紛失~真涼へ渡るプロセスが無理矢理です。
まずノートを隠すのに本に挟む人は居ないでしょう メモなら分かるけど。
それにカバー付きの図鑑にノート挟んだらしまえないでしょう。
検品せず買取り&売場に出しちゃう古本屋もおかしいしでしょう。
そんなレアなもの手に入れられる確率だってほぼ0でしょうに。
どんだけオカシイか一度、本にノート挟んで古本屋行ってみたらが良いんじゃないでしょうか。
もうちょっと上手いアプローチがあったんじゃないでしょうか?

真涼が鋭太と偽装カップルに成らざるを得ない動機付けも甘いです。
告白されるの面倒でひがまれるのが嫌なのは分かりますが、
毎日学校しかも同じクラスで好きでもない人とイチャつくのもかなり苦痛だろと思います。
本当に恋愛嫌いならそんな状況は長続きしないで破綻しますって。
友達居ないなら便利屋さん使うとかとにかく学校外の人選ばないと不自然です。
せめて、せめてクラスは違っていて欲しかった。
もし恋愛ごっこが続くのなら、それは既に相手に好意を持ってる証拠だと思います。
これではもうこの設定の時点で真涼は鋭太に惹かれているとしか思えません。
つまりは…「おまえ…偽装じゃないだろ!」(南千秋風)

この作品を楽しむにはそう言うところツッコんでたらキリがないみたいです。
ツッコミ疲れしちゃいますよ~
{/netabare}
そういう無茶な所も笑い所なのかも知れませんけどね。

主人公設定で中二病や前期ラブコメの印象を受けた影響で真剣に考えすぎなのかも。
ラブコメって恋の機微を楽しみたいんで設定はしっかりしてて欲しいんですよね。
まぁコメディ色の作品と割り切っちゃえばそれはそれで楽しめそうな気はします。
テンポも軽快で声優さん達もノリが良いですし気楽に見ていこうかなと思っています。

気軽に観てもツッコミます。
※2話感想{netabare}
真涼ヤバいですね…アニメキャラではワイリ以来のヤバさです。
恋愛への憎しみよりも、他人の気持ちよりも、
人を騙す楽しみが勝ってるんじゃないでしょうかコレは。
ギターの件等、恋愛嫌いなのに人の恋愛で楽しんじゃってますし、
千和の気持ちには薄々感づいてなお偽装を続けワガママを通している気がしますし、
修羅場への伏線というかカウントダウンの様な…。
鋭太に目を付ける前に色々な男を調査した雰囲気もありますし。
どこまでが嘘なのか…真涼ヤバい真涼ヤバい!もはやツッコミじゃないけどヤバい。

1話での設定、鋭太に興味津々な言動、「全部嘘」という意味深発言。
やはり今回を観ても既に真涼は鋭太に惹かれているんじゃないかという思いは残ります。

それにしても酷いのは鋭太。
千和の諦めない性格が分かっていながら
「自分から打ち込めるものを見つけたんだ」だとぅ?
好きでもなく趣味も違う人と付き合って何にもならないでしょう。
付き合う事を目標に夢中になっても、付き合った後に夢中になれるのかい?
それは失敗しても成功しても報われない道…恋愛アンチでも人としてどうなの?
それに気づかせてあげないと千和が傷ついちゃうよ!
鈍いなら鈍いで、まず先に好きになる人を見つけるサポートや応援なら分かるんだけど…。
あんな純真無垢な子を誰彼構わず付き合う女にさせんじゃねーよ!

千和にもツッコミ入れようと思ったけど状況的にも可愛そうなので止めておきます。
判官贔屓ってヤツだからね、別に千和派って訳じゃないんだからね!
それはそうと、千和の腰爆弾は大きな伏線になりそうですね。

なんだかんだと楽しんで観られてます。そしてレビューで遊べてます。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
「こんな行動する訳ないだろ!」…と
今までの流れだと千和の奇行にツッコむ所なんですが、
結構千和の言動は理解できるんですよね。
モテる自分になって好きな人に自分の魅力や気持ちに気付いて欲しい、
そして約束があるなら思い出して欲しい「待ってる」ことを。
まだ幼く素直になりきれない自分も分かってるから、
中2ノートの彼にも憧れるんでしょうね。

鋭太くんやはり千和を傷つけちゃいました。
あんな過去もありながら気付かないのは鈍いですね。
ハーレム系主人公は鈍くないと成立しないですけど、(鋭かったら鬼畜に映る)
この主人公は特に鈍く恋愛だけでなく人としての鈍さも感じます。
もう鈍太って呼ぶよ?

「偽装彼女に幼なじみが妬きもち」的なCMが挿入されていますが、
真涼の意地悪っぷりを見ていると実は逆なのかなとも思います。
「恋愛」自体にも妬いているのかな。
一話で恋愛を憎む節がありましたが、それて同じくらい興味もありそうです。

ちらりともう一人の姿も映りましたし、また来週観ますよ。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
いやー坂上先輩、絵に描いた様な悪い人で良かったねー。
良い人だったら千和が振る時もっと傷つくと思っていたので結果オーライ。
デートの時、外から見ると千和が可哀想に見えるけど、
千和本人は元々好きでもない人だし、ホッとしたんじゃないかな?
これで罪悪感なしで鋭太にアプローチ出来る体制が整いました。
坂上弟の立場は少し可哀想になっちゃうけど役目終わったらもう出てこないのかな。

鋭太はあそこで中2設定を出す必要性が分からんです。
(第三の女と関わらせる為だけにやったな…)
結局クロスチョップで飛びかかるなら最初で決めなさいって。
中2バレして、なんかもう中2ノートの効力関係なしに真涼とカップル演じてませんか。
恋までは行かずとも彼女への同情から優しい鋭太くんはつき合っていますねコレは。

個人的には真涼は鋭太の事が好きなのは
とっくに確定してますので、キスには驚きはなかったです。
真涼は今回の流れどこまで計算してたのかな。
後腐れ無く坂上先輩と千和が別れる事が分かっていたならそこまで性悪でもないのかも。
嘘つきから素直に転換する展開は来るのかな。

いろいろと強引さは感じながらも、もうそれを心得た上で楽しんだ今回でした。
次回から第三の女登場ですね。
もう鋭太と千和の絆見せられてますから太刀打ちできる気もしませんけど。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
真性中二病の子が登場しました。風紀員の子は第四の女予告でしょうね。

真涼の妹も登場、嫌そうな性格のマセた妹です。真涼の家庭環境相当悪そうですね。
目元は似てますが髪の色が大きく違います。腹違いとかですかね。

真涼がプールで溺れました。
足が着く所ではパニックにならない限り溺れないと思うんですが、溺れました。
しかも呼吸停止で意識を失う程でした。また信じられない事にこの時間二人目です。
…きっともうプールの授業しばらく中止でしょう。
そんな状況で鋭太が人工呼吸。
冷やかすクラスメイトが居てこれまた信じられません。
恋愛脳とかじゃねぇです。死んじゃうかも知れんのに。
救急車も病院にも行かずに保健室で回復。
という流れで目に余る不自然さがどうにも気になってしまいました。

中二ネタはウケが良いのでしょうか最後に詰め込んで来週に。
誰が来ても千和との絆が強いのが判っているので尺延ばしにしか感じないのですが、
コメディとして楽しむつもりです。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
元カノが加入しました。
中2ノートはパロディ満載ですね。

真涼の妹やはり性格悪いですね…敵役のために現れた印象があり、
今後も大きな波乱を含んでいそうです。

なんだかもう千和はガツガツアピールする様になってますが…鋭太の反応がないです。

自演乙のメンバーいつのまにやら団結力や絆や友情が生まれている様な気がしますが、
これで今後本気の修羅場になるのかな?

鋭太は何を熱く語ってるのか良く解りませんでしたが、気持ちは良く伝わりました。
前期の中2病を思い出しちゃいますね。

ここまで観て来て初期設定が色々崩れちゃってる感じがありますし、
恋愛物として心の動きを読んで楽しむにはちょっと…
っという内容になっていますが、気軽に楽しむものだと割り切っています。

来週の風紀委員との修羅場も楽しもうと思います。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
大分砕けてきていて恋愛物としては頂けない所がありますが、
ドタバタコメディとしては楽しめています。

保健室であんなシチュエーションになるなんてどうゆうこと?
保健室全裸って…。
体調悪くて寝てたら姫に添い寝されて鍵掛けられたってとこでしょうか?
制服脱がないとシワになるし元気そうでしたが…。
よく見るとあの制服上着じゃないのかな?
それにしても鋭太も隠れるの下手ですね鞄そのままだし…。

鋭太は冬海とも幼い頃知り合ってたんでしょうかね?
冬海は真面目で見栄っ張りみたいですがなかなかいい子です。
それにしても鋭太のモテモテが止まりませんな。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
冬海は幼稚園時代の約束を守っているんでしょう。
なかなか可愛いところはあると思います。

中2ノートは少し飽きてきましたが、中学時代の回想は現実なのかな?妄想?
どちらにしろ痛い中二病です。

真涼の作戦とかも無理がありすぎてツッコミ切れないですが、
映画館で騒ぐのは止めましょう。

もう細かく書く作品ではないので書かないけど、
やはり修羅場に四人取り込むのは無理があるよね…。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
なんとも報われない恋感が出ていて切なく感じました。
現実だと初恋を思い出にしない女って恐ろしい気もするけどね。

既に崩壊している恋愛アンチ設定に文句言っても仕方ないんだけど、
鋭太は今回何度も『恋人鬼ごっこ』をやって楽しんでましたね。
正直彼女が居てもなかなか体験できないんだよね、チョット憧れる。

まぁこれで四人揃いましたが、修羅場になるのかな!?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
四人揃って修羅場コメディが始まりました。
人数多いから目まぐるしいけど、結局はコレがやりたかったんだろうけどね。
コメディとしてはドタバタ楽しめました。
みなさん仲が宜しいようですなー。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
一話で寝姿のまま現れる事はないと思ってましたが、冴子さん名前の通り鋭い人ですね。
いくら何でも鋭すぎに感じますがまぁ流しましょう。
中2バレしてるのに今更隠そうとする鋭太の方にも違和感が。
今は真涼が孤立しているみたいでが(自業自得なんですが)合宿で解決するんでしょうか。
真涼の家庭トラブルの件が残っているのでその前に友情の蕾が芽生えるといいのですが。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
既に部内で絆が出来ていたようですし、
真涼の妹もそんなに悪い子ではないようなので悪者無しのハッピーエンドが見えてきました。

それにしても鋭太はどれだけ恵まれているのでしょうか。
もともと恋愛アンチだとか言って恋愛を無理に避けなくても良いんですけどね。
周りも含め恋に恋する年頃なので仕方ないのかもしれないけれど。
自然と人が人として惹かれ合ってお互い理解できている仲なら
周りの目も気にする必要もないし勉強の妨げにも成らないと思う。
もしも今の鋭太が誰かを選んだとしても受験の妨げになる様な事はないんじゃないかな。
それだけ皆良い子だし理解し合えていると思えます。
恋愛脳とか気にしないで鋭太には気付いて欲しいんだけどな。
本当に鋭太羨ましすぎます。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
本当にみんないい子だねー。
実際こんなハーレムは築けないけどアニメだと嫌味なく成立します。
こんな修羅場なら味わってみたいです。

修羅場はまだまだ続きそうな終わりでした。
全員が登場するまで時間がかかりましたから、
4人でのコメディがもう少し観られるといいかな。
{/netabare}
コメディとして楽しむことが出来たラブコメです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 54
ネタバレ

sakurama61 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

フェイクなのかな??

国立の医学部を目指している季堂鋭太を中心にフェイクで付き合うことになった夏川真涼、幼馴染の春咲千和、中二病の秋篠姫香、風紀委員の冬海愛衣がくり広げていく修羅場アニメです(o ̄∇ ̄o)


修羅場っていうよりもハーレム要素のほうが強かったなと思います。
鋭太のまわりの女の子4人がお互いに対抗意識よりも仲間意識だったので。


まず最初に登場するのが鋭太の幼馴染でとなりの家にすむ、春咲千和ちゃん。
鋭太の家でごはんを食べるくらい仲がいいです。毎日一緒に学校にいってるし(〃ω〃)


次に登場するのが帰国子女で校内一の美少女と言われる、夏川真涼。
鋭太のとなりの席になったことをきっかけに恋愛アンチの鋭太に近づいていきます(o´艸`)


その次が中二病で自称鋭太の前世の元カノと言っている、秋篠姫香ちゃん。
鋭太がバーニングファイティングファイターと知って興味を示してきます(o>ω<o)


最後が鬼の風紀委員として真涼ちゃんから始まった乙女の会を廃部にしようとする、冬海愛衣ちゃん。
実は千和ちゃんよりも前から鋭太と出会っていた幼馴染でしたが、鋭太はそれをおぼえてません(´ε`;)だけど鋭太をずっと一途におもっていますヾ(*´v`*)ノ
てゆうかかわいすぎ!!(*´д`*)




フェイクという前提がありながらも付き合うことになった真涼と鋭太ですが、みていてほんとにフェイクなのかな?って思うことが何回かみててありました。

恋愛の始め方って人それぞれだってよく聞きますが、それに当てはまるのがこのフェイクの付き合い方かもしれません。

真涼はフェイクでよかったのならどうして鋭太をえらんだのか、それは1話の告白のときに真涼本人から語られますが、自分と同じ恋愛アンチの人でひみつをばらさない人がいいって考えていたみたいです。

誰がいいかな~って考えたら学年一の秀才で恋愛アンチの鋭太がいた!そこかな?って。真涼が鋭太を意識した瞬間みたいな…w

鋭太は千和ちゃんから真涼の存在を聞いて、特に興味をしめしていなかったですが、気になりだすきっかけにはじゅうぶんだと思います。

もともと恋愛アンチの2人が自分に気になる人がいるだなんて気づいても否定しそうです。

だからフェイクっていう言い訳を持ちだしたんじゃないかなと考えました。
フェイクって言葉はたくさんでてきましたしね(`・∀・´)


ですがこれは個人的な考えなのであんまり深く考えないでください。



そして、修羅場の場面がほとんどなかったことについてです。

わたしはなくてよかったな~って思います。
タイトルに惹かれて修羅場が見たかった人にとってはだめだとわかりますが…w
ですがそれだけ安心してみれました^^

真涼は性格わるいですね。千和ちゃんにひどいこともたくさんします。

だけど千和ちゃんはその真涼の性格を受け入れてるんじゃないかなぁって思いました。

じゃなかったら乙女の会の部活にも来ないだろうし、ましてや真涼と話すわけがないんですよね。

たぶん千和ちゃんのそういった優しさに真涼はあこがれてたのかもしれません。

そのおかげですかね?最後しか修羅場らしい修羅場がなかったのはw


中二病ノートについてですw


鋭太はもと中二病でそのときに書いてたノート、日記みたいな感じですが。。

そのノートを真涼にとられてしまう展開はびっくりでしたね( ´艸`)

なんか強引だな~って思ったんですけど気にしないことにしました^^

で、中二病なぅ♪なのが姫ちゃんですよね。

あんなかわいい中二病になれるんだったらわたしも中二病になりたい!

でもわたしそんなこと言ってるけど中二病なぅだったりして…(゚д゚lll)
まぁいっか!なんでもいいですw


最後に!!

あいちゃん゚.+:。(*´v`*)゚.+:。
いやー!かわいすぎる~

妄想してる自分がはずかしいなんて言ってるけど
いやいやいや!!
その妄想もかわいんだってば!!

もうあいちゃん大勝利ぃぃ!でいいよ!ほんと!
お外はしってくるの?あたしもついてくー!←


女の子たちみんなかわいかったです
嫌いな子いませんw
最初は真涼がにがてであーちゃん大勝利してくれないかなって思って最終回までみたんですけど、


もう1回みてみてください。
真涼に対する印象がだいぶかわります(;゚Д゚)!

それもいい方向にです^^



それもさっき言ったように、
真涼と鋭太がフェイクに気をとらわれすぎているって感じるからかもしれないです。

素直じゃない場面がおおすぎ!もっと表情とか言葉にだしなよ!って思う場面が多かったです。


この俺修羅ってキャラの心情がすくないんですよね。
だから余計フェイクに惑わされちゃったんだと思います。



そう思ってもう1回みてみると…真涼かわいー!とか思っちゃったりw
見方をかえてみるのも1つのたのしみかただなって思いました^^





だーけーど!!!
わたしの本命はあーちゃん!!(〃ω〃)w


あんな女の子になりたいなぁ。。
顔はもちろんかわいいよ!でも性格もかわいいとか…
完ぺきすぎる!

うーん。どうすればあんなにかわいい性格になれるのかな?
なんでわたしはあーちゃんのことかわいいって思ったんだろ…

はっ!!Σ(゚д゚lll)

妄想恋愛ポエムをかいてるあーちゃんかわいい!!

たしかにお外はしってくる~とかもかわいいけど、
そんなことわたし言えない!!


だったら…
わたしも妄想恋愛ポエムをかけばあーちゃんみたいに性格かわいくなれるかなっ?!
顔なんてこの際むしむし~!


てことでポエムの書き方とかしらないので、鋭太風に日記で恋愛のこと妄想してみます!(*`・ω・)ゞw
興味のない人はほんとにみないでください。


{netabare}
5月30日 
今日は学校にいってすぐにあの人がいたんだぁ
だからね、おはよーって言お!って☆
でもどうやって話しかけよっか。。
まよってまよってどうしよう…って思ってたら
あの人から声かけてくれたんだよ♪
あたしの人見知りな性格どうにかしたいなぁ。。
何回もあの人のこと見ちゃってたから変な人って思われなかったかなぁ??
おはよーだけでこれだとふつーに話せるようになるまで時間がかかりそう…
だけど!ぜったいぜったい仲よくなりたいもん!
がんばってみる!



6月25日
今日はね、あの人のメアドを聞いたんだぁ♪
さっそくメールしてみたよ~
でもねなかなか返信がかえってこなくて
なにか悪いことしちゃったかなぁ?やっぱりメアドもらってすぐメールするのは馴れ馴れしかったかなぁ?
とか思っちゃった
だけど…返ってきたからよかったぁ。


7月7日
同い年だったからまだよかったのかな?
だけどクラスがちがうってやだなぁ。。
休みじかんにいっつもあの人のクラスみに行っちゃうあたしがいやー
あの人が気づいてるかわかんないけどあたしただのストーカーじゃん!
さいしょのころは友だちも一緒に来てくれてたのに
さすがにもうきてくれなくなっちゃった(笑)
だからひとりでみてひとりでにやけてる
もうただのへんたいさんだぁ!
でもやっぱりかっこいんだよね~♡
なんていうか~!ずっとみてて気づいたんだけど~
ついついやっちゃってるクセがあるんだよ♪
みんな気づいてるかな?あたしだけかな?
あそうだったらうれしいかも!
あたしにもクセあるみたい~
友だちに言われてやっときづいた(笑)
はずかしいから人には言えないけど。。


9月28日
うーん
気のせいだよね?ただの自意識だよねー??
ろうかとかであの人とすれちがうと目があうの。
あたしはいっつもみてるからフシギではないんだけどね
がん見とちら見はとくいちゅーのとくいだもん♪
あの人もみてくれてるのかな?


10月17日
やばーい!
友だちが言ってたんだけど!
あの人があたしにすきな人いるの~?とか聞いてきたんだって!!
それってあたしのこと気になってくれてるのかなぁ??
それとも…ただ単に聞いてみただけなのかなぁ??
さいしょはうれしかったけど今は不安ばっかだーー。。
今日のごはんはハンバーグだった。



11月27日
うおーんうおーん!!(なき声)
いきおいで告っちゃった!!
ぜったいだめだー。。
ふられちゃうーー。。。
ひっくひっく ←new!!☆


12月1日
おっけーされちゃった!!
え、びつくり!!   おっとっと…びっくり!!
あたしなんかでいいの?
って聞いたら
お前いがいになんか考えられねぇよっ!
だって!!♪
やっほー♡


1月25日
今日はねー
みんなともそうなんだけどね…
あの人とたくさんお話したよー
放課後にねまたあったからまたお話しちゃった♪
あたしは帰宅部であの人は野球部だから(*∠_*) 
一緒にはかえれない。。
そのことを考えてたら
あの人がね
部活なんかしないでお前とかえりてぇ~
って言ってくれた!
冗談でもすごいうれしい♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
そのあとあたし顔あかくなっちゃってたと思う。。
やっぱり見られちゃったよね~。。
今度はみかえしてやるぞお!☆彡



2月10日
風がつよかったなぁ~今日は。。
冬だけど明日から暴風雨みたい。
でもね!そのおかげであの人の部活の練習試合がなくなったんだって~
だからうちで遊ぶことになったんだぁ♪
暴風雨たのしみ☆☆☆


3月4日
さむいな~とか思ったらゆきふってた!
あたしは季節の中だとやっぱりはるがすきかな~?
夏もきらいじゃないんだけどね。
友だちにはるかって子がいるんだけど…
いっつもはるってよんでる♪
……(笑)


4月1日
今日はエイプリルフール!!!
うちらの時代きたぁー↑↑↑↑うちら←だからね!
   
  ~クラスではいつも脇役の私たち。
   でもそんな私たちでも輝ける日が1日だけある。
   それがApril Fools' Day!!☆↑↑↑↑↑↑
   その日のためだけに生きてきた2人のあつい友情物語∞~

あっと!!あぶなかったぁ。。
日記なのにものがたりを書いていくのはだめだよね
別ののーとにかこおっと。。


5月13日
あっちぃあっちぃなぁ。。
あたしたち2人が♡  ごめんなさい。。
つきあってもう5か月かぁ…
はやいなぁ♪
そりゃあ育ててたお花がかれるはずだよね~
あたらしいの買いにいこっかな?☆彡

{/netabare}




……もう恋愛なんだかわけわからない日記かいてるうちにうすうす気づいてました。

わたしがこんなことやっても性格なんてかわいくなれっこない!!
ってことにー。・゚・(*ノД`*)・゚・。


てゆうかー!あーちゃんがあんなにかわいいのって恋愛ポエムもあると思うんですけど
それ以前にツンデレデレデレ子だからじゃないですかーっ!!



いいですいいです
わたしはくーるびゅーてぃーを目指してるんで!(。・ ω<)ゞてへぺろ♡




ここまでこんなおかしな感想文につきあっていただいてありがとうございます。
最後なんか恋愛とはまったくかんけーない感じになっちゃって…(つд⊂)



俺修羅は男の人向けですかね。
ハーレム系なので^^でも女の人でラブコメすきな人とかには
おすすめできます(*´▽`*)

2期あるかなぁ?
みたいです(´∀`*)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 79

81.7 3 2013年度のA-1_Picturesアニメランキング3位
サーバント×サービス(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1744)
9597人が棚に入れました
北海道、某市、某区役所。山神ルーシー…さんがひょんなことから配属されたこの区役所は、ちょっと個性的かもしれない職員達ばかりが働く区役所だった。そんな山神ルーシー…と職員達が元気に秘密に活躍(!?)する“お役所WORK”コメディー!!
※実際の公務員とは、一切関係ありません☆

声優・キャラクター
茅野愛衣、鈴木達央、中原麻衣、豊崎愛生、櫻井孝宏、大久保瑠美、高橋美佳子、日高里菜、柿原徹也
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

役所でワーキング!

役所を舞台とした脱力系日常コメディの様です。

気にしなくても「WORKING!」がどうしても頭をよぎってしまいます。
スタートではそんなに期待値上がりませんでしたが
そんなに飛ばすタイプのアニメではないでしょうし、まぁ気楽に視聴していきます。

※1話感想{netabare}
今回の成分 公務員5:初出社2:復讐1:サボリ1:世間話1

舞台がお役所なので地味ですがこれからの盛り上げに期待ですね。
恋愛とかアフターファイブの出来事とかストーリー性を絡めていかないと
ネタが持たなさそうですけど。

ルーシー(略)さん名前で役所を恨むって飛んだ逆恨みだけどなかなか楽しいやりとりでした。
出生届け受理したた公務員って、長谷部くんの身内(父)の気もするけども。(^_^;)
名前で縁が広がりそのうち感謝に変わる展開になるといいかな。

長谷部くんはちゃらいですね。実際こんな人ではやっていけないだろうけど、
観ている分には困らないし楽しいから良いけどね。
喋り方とか声で「となりの怪物くん」思い出して仕方ないです。

三好さんは人に好かれるタイプみたいですが今の所目立たない存在なので
彼女の活躍が出てくる様になればバランス良くなりそうです。
それにしても出てくるばぁちゃんがみんな可愛いじゃないか!(#^.^#)

三者三様の個性が活きてくれば楽しくなりそうです。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 コスプレ5:女子高生2:兄妹2:巨乳1

公務員ネタだけでは厳しそうだと思っていたらバラエティ豊かになってきました。
コスプレと役所マニアな女子高生の登場で騒がしくなりそう。

ルーシーは巨乳でしたか。前回はあまり注目してませんでした。
確かに出オチ感もあるので色々武器が必要かも。

可愛いおばぁちゃんには田中さんって言うお名前が。
また時々出て欲しいです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今回の成分 アホ毛4:巨乳4:ハイスペック2:ロースペック2:メアド0

ルーシーメインの今回。色々と可愛らしい面が観られて好感度アップしてます。
長谷部君はサボるために陰で努力している様です。
ハイスペックなのに残念系です。
将来的にはルーシーと長谷部君とのLOVEの予感がしてますが
今はメアドすら上手く交換できていない様で前途は多難ですね。
三好さんは今回影薄かったな…。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分 告白4:ぬいぐるみ3:セクハラ2:ホテル1

今回は公務員とか役所とか関係なくなってました。
まさか上司がぬいぐるみとはファンシーな。
そしてルーシーと長谷部君が急接近。思ってた以上にハイペース。
何も無かったとは思うけど早くもお泊まり。ひゃー。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分 姉4:社内恋愛4:しゃっくり1:クリスマスイブ1

前回のはホテルじゃなかったみたいです。とりあえず一安心!?
それにしても見た目も性格もソックリな姉さんですね。
家族揃って似たものだと恐ろしい気がします。

一宮&千早はお付き合いしてたそうで。
いい歳だし秘密にする事もないのに…一年も経ったら言いづらくなるじゃん。若いのぅ。
公務員というより恋愛アニメになりつつあります。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 ぬいぐるみ5:毒舌4:結婚話1

役所が舞台だけどかなり現実離れしてますよね。
上司がぬいぐるみだったらイヤだなぁ…。
100%あり得ないけど。

今回の三好さんは久々の活躍。
人がいいけどナチュラルな毒舌。
人がいいだけに深く突き刺さりそうです。

長谷部君、田中アレルギーって全国の田中さんに失礼な。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 田中一族4:社内恋愛3:鈍感2:コスプレ1

千早は恋愛で苦労してますね。兄妹揃って鈍いから…先が長そう。
田中アレルギーは伏線でしたね。また個性的なキャラが登場。このアニメ世間がかなり狭いです。
で、本当にBL要素入ってくるの!?
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 恋愛6:孫2:外食2:鯖0

本格的に恋愛アニメになってきました。
そしてやっぱりファミレスが良く出てくる。
「孫に私のような名前~」は自分に返ってきそうな伏線だから止めとけルーシ!
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 恋愛4:結婚2:純朴2:真面目2

仕事の成分殆どなしですがなかなか楽しいラブコメです。
性格的にもルーシーかなり可愛いですし癒されます。
スマホなのに古い携帯とか言っちゃう長谷部には少しイラッとしましたが。
1クールで結婚まで行くのかな?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
今回の成分 後悔3:鈍感3:彼女2:ぬいぐるみ2

進展しそうで進展しないのはラブコメの王道なので仕方ないですかね。
ただ対象が大人なのでもうちょい対応の仕方があるだろうとも思ってしまいます。
ドロドロして欲しくもないけど少しばかり青々しい感じがします。
学園ラブコメなら引っかかりもしないのですが、こういう所が大人ラブコメの難しい所かも。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の成分 休日5:誘拐3:食事会1:サボリ1

課長ネタは付いていけない所もあるけど、お気の毒でした。
三好さんの毒舌久々に舌好調で楽しめました。
同僚とこれだけバッタリ会うとは…休日でもみんな変わってないですね。
何だかんだで三好さんと田中さん(孫)とも相性良いのかも。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
今回の成分 デート7:服2:コンタクト1

いよいよデート。二人はお似合いでした。
ルーシーはウブで可愛いけど名前に囚われすぎて幸せや楽しみを逃してしまってますね。
もう一歩踏み込めれば良いのですがね…。

そして案の定、出生届を受理した人が長谷部の父と判明。
復讐の行方はどうなるのでしょうか?…まぁ修羅場にはなりそうもないですが。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
今回の成分 告白5:因果2:デレ2:ざまあ1

長谷部くんがルーシーに受理した人が父だと告げる最終回。
最後までドタバタ騒がしいこの作品らしいと言えばらしい締めでした。

それにしてもながーーーいフリでした。
変に予測しない方が楽しめたかもとも思うけど、見え見えだったしな…。
まぁなんだかんだで結構お似合いですしお幸せに!
そしていつもの日常へと続いて行くようです。
2期はあるのかな?
{/netabare}

【総評】
当初、公務員がメインという事で市民の為に働き地域の信頼を得て
コミュニティーを広げていく話なのかな?
とか思っていたのですが内容的には内輪の恋愛コメディー。
「WORKING!」の分家といった印象でした。(個人的には本家の方が上。)

登場人物が大人なのでもう少し大人っぽい恋愛話になるのかと思いましたが
大人の恋愛感を持っているのは千早さんくらいなもの。
ウブで純粋なキャラが多いので学生恋愛物と特に違う所は無かったです。
この、大人なのに学生のような恋愛感を多少青臭く感じてしまう所もありました。

標準的なラブコメなのでこの手のジャンルが好きな人は楽しめそうです。
ルーシーをはじめキャラは可愛かったので多少の癒しにもなるかと思います。
無難に楽しめる範囲という意味では勧められます。
大当たりは期待しないで下さい。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 50
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「ざまぁww」も聞き慣れてきたら励ましの言葉に聞こえなくも…ww

原作未読◆全13話◆

「WORKING!!」でお馴染みの高津カリノさん
原作による作品であにこれユーザーの方に
オススメして頂いた作品。


◆前置き◆

北海道某市の区役所に、新人職員として
山神ルーシー(以下略)、三好紗耶、長谷部豊の
3人が保険福祉課に配属される事になり、
同課で働く一宮先輩に千早さん、奇妙な課長を
加えて始まる区役所コメディ。


◆感想◆

主に区役所が舞台なので急展開などは特に無く
キャラ同士の会話のやり取りと淡いラブコメを
楽しむといった感じといったところでしょうか。

属性てんこ盛りで爆発的魅力を兼ね備えた
キャラというのは残念ながら見受けられない
ものの、キャラ同士の会話の面白さは健在で
キャラそれぞれのスポットの当て方も非常に
上手く、誰もモブ化しないように進める
ストーリー展開は日常系好きの方なら
楽めると思います。

個人的に主人公が働く日常系作品は
ハズレが少ないように思えてならない。

同作者の大ヒット作「WORKING!!」と
作品内容(働く日常系)が似ている事から
比較されがちな作品であります。
かくゆう僕もWORKING!!を先に観ていたので
少しばかり意識してしまいました。

サーバント×サービスはWORKING!!と違い
主要キャラの年齢がほぼ20歳以上の成人設定
の為,ストーリー展開やキャラ設定もどこか
落ち着いた雰囲気に収めてある印象になるのは
仕方がないのかもしれませんね。
(うさぎ課長は別としてw)

1つだけ苦言を呈するとすれば
一宮さんと長谷部君のキャラデザにもう少し
メリハリをつけてほしかった事でしょうか。
二人の顔立ちが似ているので数回戸惑いましたw
髪の色を黒と茶ぐらいには分けてほしかったかな。



そんな中,
この作品でお気に入りのキャラは...

『長谷部 豊』

チャラ男に見えて実は気配り上手で
好きになった相手には一途な憎めないヤツ。
何事もそつなくこなしてしまうデキル男な
面も格好良く、始まりと終わりで印象が
大きくガラッと変わったキャラでした。

これがギャップ萌えと
言うやつですねわかります♪

僕が女性、もしくは男の娘だったら
惚れてしまいそうです、はいw
※もちろんあくまで仮定の話ですよ?


◆一番笑ったシーン◆

この作品と言えば「ざまぁww」が超有名です。
僕は基本的に未視聴の作品に前知識はあまり
入れない方なのですが,このセリフはかなり
有名なので存じておりました。
でも,どのキャラがどのタイミングで
言い放つかまでは知るよしもなく視聴を
進めていたのですが...

あれれ?
例のセリフが出ないんですけど!?

他作品のセリフと勘違いしていたのかな、と
脳裏に浮かんだ直後の{netabare}
第12話のラストでやっと出ました!

想い人ルーシーの仇、じゅげむ名を
区役所の受付でそのまま受理してしまった
人物が自分の父親だと判明し,途方に暮れる
長谷部君に追い討ちをかける千早さんの一言...


『長谷部さん、一つ宜しいでしょうか?
 ………………………………ざまぁww』


↑この間の取り方は神がかってました!

笑いのツボを心得てますね。
暫くしてからジワジワと笑いの波が押し寄せて
きて、何度もリピートしてしまいましたww
{/netabare}


◆OP曲 『めいあいへるぷゆー?』
歌:山神ルーシー(茅野愛衣)
  三好紗耶(中原麻衣)
  千早恵(豊崎愛生)

「なんか困っちゃてんならぁ~♪」 と,
ついつい口ずさみたくなるような
楽しい気持ちにしてくれたOP曲。
OP画のクレジットも背景に溶け込ますなど
思考を凝らした技が光ります。
A-1Pictures作品のOPは視覚,聴覚ともに
楽しめる曲が多くていつも注目しています♪


◆ED曲 『ハチミツ時間(どき)』

OPとは打ってかわって
シットリとした癒しソング♪
4話ずつの交代でそれぞれのヒロインが
歌を担当しています(※13話では未使用)
同じ曲なのに歌っているヒロインが代わると
また違った印象を受けるから不思議です。



◆最後にアレを検証◆

※ここから先はネタバレを伴ったアレな
話をするので下ネタにご理解を頂けない方と
未視聴の方はスルーして下さいね m(._.)m

{netabare}


アレな話


察しが良い方なら
もうお気づきではないでしょうか?



そう


この作品随一の
巨乳を誇るルーシーのおっぱ…
もとい、お胸様のカップ数についてのお話


第2話の千早さんとルーシーの
会話のやり取りの中で


千早さん『F?』

ルーシー『そんなに小さくみえますか?
     良かったぁ…』


と、ルーシーのカップ数を
聞き出そうと千早さんがかまをかける
ヒトコマがありましたが天然のルーシーが
とんでもない爆弾発言をしちゃってますね。


おやおや?
Fカップは小さいのでしょうか?


ふぅ……(軽く一呼吸)


例を挙げるのならば日本人でEカップの
双丘をお持ちの女性は全体のわずか6%しか
いないと言う検証結果が既に出ています。

これよりカップ数が上がるにつれ
パーセンテージが減るのは最早,円環の理。


さて,ここで本題に入ります。


『ルーシーのお胸様の
カップ数はどれくらいなのか?』

↑↑私、気になります!


直近のGかな?

これでもかなりデカイですね...

僕は出会った事のない未知の領域です。

でも、直近のGはルーシーのFに対しての
「そんなに」という言葉から否定を導く事が
できますね。


はい、では次のHだろうか?


これも否!


断じて否です!!


彼女は困惑しつつも少し安堵した
表情で言い放ちましたよね?


「そんなに」…となっ!!


表面上の言葉だけに踊らされるのではなく
相手の何気ない仕草や感情までをも読み取る
事ができなければ真の変態紳士は名乗れません。


という事でこれも否ですね。
あの場面での「そんなに」の言葉を
決して軽んじてはいけません。


じゃあ、Iだろうか?


むぅ…Iかぁ。


I、I、I、あい、あい、あっ…愛ッ!?


愛という文字には
「愛情」「恋愛」「愛憎」「愛でる」 等
人の感情を司る言葉に多く含まれますね。


ルーシーのご両親がつけた長いじゅげむ名にも
「愛」いう文字を用いた名前が一つ含まれています。


「愛がイッパイ詰まったIカップ」


皆様どうですか?
この辺が妥当で尚且つしっくりくる
ラインではないでしょうか?


様々な人から愛されるように願ったご両親の
願いを考慮しつつ、愛されキャラのルーシーに
ぴったりのカップ数だと思いませんか?


そう言えば過去にこんなキャッチフレーズを
用いたグラドルがいましたねww

元気にしているのかな?


愛がイッパイ詰まったお胸様かぁ...
とっても甘美で殿方を惹きつける
美しい日本語だと思います(*´ω`*)♪


以上が、僕が愛読している
「おっぱい美学全集」から自分なりの
解釈を加え、類推適用した結論となります。


長々と綴った駄文に最後までお付き合いして
頂いた紳士淑女の皆様方に感謝致します♪


ご清聴ありがとうございました。

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 53

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

普通に面白い、もうちょっと評価されても良い(私見)

・・・個人的にはめちゃくちゃ面白かった。
肌に合うというか、好みと言うだけかもしれないけれども。

どうやら原作は4コマ漫画らしいですね、未読ですが。

サーバント×サービスのタイトル・・・については、
たまたま舞台が区役所だっただけって感じで、どうしても公務員でないとダメって事はなかったんじゃないかな、
お役所あるあるとか、お仕事紹介的な要素とか、特になかったしねぇ。
ただ、主人公の名前絡みでは、かかわりが大きいかなぁ、
ま、クリエイターである作者さんの設定にケチをつけるわけではないんだけれども。


とは言え、とにもかくにも、特段際立ったポイントがあるようには見えないんだけれども、面白かった。
キャラの掛け合いと言うか、絡むタイミング、テンポ、ノリ、物言い、すべてと言ってもいいくらい私のセンスに合った感じ。
各キャラクターもずば抜けて突出したキャラは見受けられないにもかかわらず、どのキャラクターも存在感、絡み方に個性があり、普通に面白い。

物語については、
お役所日常系・・・かなぁ。
しかしながら、そこはそれ、大人な皆さんがキャラクターなので、それぞれに大人な恋愛模様が展開されたりして・・・。
または、恋愛下手なキャラのもやもや具合にニヤニヤしたり・・・。
久しぶりに背中のあたりがくすぐったくなりましたわ。

作画については、普通に十分キレイ。
キャラは大人キャラとは言え、若干、幼い感じはあったかもしれないけれども、アニメなんでね、十分許容範囲でしょう。

声優さんも普通に良かったです。
違和感とか、合わないとか、不快に思う要素は特になかったです。

音楽については、OP・EDともに良かったですね。
と言うかOPはかなり好み、楽しさと言うか「楽しそう」という期待感が高まる勢い、創りです。スタッフの紹介も工夫がされていて、手間がかかっている、センスを感じました。
EDも基本の飲み物が注がれて始まるものでさえ、美しく、やはりセンスを感じるものです、心地よい。
これらは、高く評価しても良いと思います。



キャラクターは・・・どのキャラクターーも「ぶっ飛んだ」と言うほどの個性はないんですが、若干、控えめな個性の発揮っぷりが楽しい。

主人公の山神ルーシー・・・
見た目はどちらかと言うと地味、主人公らしくはない、が
観ていると色々とかわいらしくなってくる。
名前にコンプレックスを持っているため、色々と積極的になれず、恋愛下手なところにニヤニヤしてしまった><。
あとアホ毛が表情豊かw
なんかのアニメ(=帰宅部活動記録)では主人公のアホ毛にあまりにも違和感を感じ(ウザく)て視聴を停止した実績があるのですが、この作品は大丈夫でしたw
観ていて楽しいキャラクターでした。


長谷部豊
主人公の同期、そして・・・。
もし私がこの長谷部のような、能力を持ち、こういう性格だったら人生変わっていたなぁ、と羨ましくなった。
色々問題はあるかもだけれども、この性格は羨ましい。
まずもって、あの軽口で「ルーシー飯食いに行こー」とか「つきあって」とか言ってみてーw
と言いながらも、意外と純情っぽいところや、生真面目なところ、真剣なところなどが垣間見え、なかなかに楽しい。
意外と陰な面も持っているしね。
本質的には、なかなか硬派なのかもね。


三好沙耶
主人公の同期。
意外と地味な容姿、一番普通なイメージだが、やはりただモノではない。
気が弱く、いつも役所に来るおばあちゃんの相手をしているが、
意外と毒舌、切れ味がある。
このばあちゃんの孫と・・・


千早 恵
主人公の先輩さん。
この人もなかなかにユニーク。
終始ジト目でwたまに魂の叫びがwww
女性らしい心の叫びもあり、楽しい。
主人公と他との絡みも、いい感じ。


大体、この4人に注目して観ていました。
その他にも、登場キャラクターはいるのですが(総数は、そう多くはない)。


全13話とのことで、一応、大筋の
・ルーシーの名前問題
・ルーシーと長谷部の恋愛問題
あたりは、大体解決しているのですが、

その他にも、色々と発生したり、残ったりしている案件があるような気がします。
ぜひとも、このキャラクター達のその後を観てみたいのですが、
続編、2期は難しいのでしょうかねぇ。


「WORKING~」の作者さんが原作者さんのようですね。
こちらも観たことはあって、面白かったのですが、
私はサーバント×サービスの方がお好みでした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

84.4 4 2013年度のA-1_Picturesアニメランキング4位
銀の匙 Silver Spoon(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1722)
9279人が棚に入れました
「寮があるから。」という志望動機で大蝦夷農業高等学校(エゾノー)に入学した八軒勇吾。札幌の進学校での厳しい学力競争に敗れ、ある意味、逃げるようにエゾノーに入学した彼は、広大な自然と動物に囲まれたここで、全く別の厳しさに直面することに。一般家庭で育った八軒にとって、エゾノーで行われる実習や部活は、初めて経験することばかりで、悪戦苦闘の毎日。また、自分とは違い、将来の夢や目的を明確に持つ他の同級生たちは、彼に、進学校にいた頃とは違った焦りを感じさせる。それでも、課題を一つ一つこなし、同級生たちとの絆を深め、少しずつ、精神的にも肉体的にも成長していく八軒。汗と涙と土にまみれた青春が、今日も続いていく。

声優・キャラクター
木村良平、三宅麻理恵、櫻井トオル、高垣彩陽、島﨑信長、庄司将之、高梨謙吾、こぶしのぶゆき、井澤詩織、小西克幸、増谷康紀、三ツ矢雄二、小野友樹、水島大宙、田野アサミ、川原慶久、西村朋紘、内海賢二
ネタバレ

ホル部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

グルメアニメじゃないんです

うんめ~!ってとこから始まるので、食アニと間違える方も多いようですが個人的にテーマは青春!と思ってます。
進学校から逃げ出してきた主人公が、全く価値観の違う世界で友情・恋愛・仕事・家族、青春の醍醐味を知り成長する姿をコメディタッチに描いた作品。

徹底的な取材による素材の吟味、その本質を語るお話と演出がスゴイ。
ファンタジー・お笑い、哲学や宗教なんかで代用することなく、原作者自らの感性で作り上げた世界観を見事にアニメ化(原作既読)した作品だと思います。

特に、自然を一方的な感性で美化し傲慢に語ることなく、科学・経済的な人間の係りもしっかり描く、自然・動物に対する畏怖を感じる世界観(いなかもんも唸るファンタジーワールド!特殊な世界です)。
この作品はその世界観を、自然主義VS経済主義の両面の人の営みを描いてあり、その中心に主人公を置くことで視聴者に問いかけるスタイル。

主観では、狭い価値観で人にランクつけたり自分でイジケたりして、貴重な青春で外界との壁作り閉じこもることはアホらしい、違いを真摯に受け止め、個性を尊重し真剣な衝突の中で学ぶってことが大切だって言ってる気する。組織を変えるのは「若者、よそ者、バカ者」(どっかで聞いた言葉)。価値観の違いを認め合った上で、自らの意思を強く持つってことが大切だと思いました。

以下、気合入れたネタバレ感想

{netabare}第1話「エゾノ―にようこそ」
○進学中学校でドロップアウトしエゾノ―に逃げ込んだ主人公「八軒」。アバンで学校の大自然のなか迷子になる。
(いきなりテーマぶち込んで来た!人生の目標失った人ってこと?簡単に言うとヘタレ。)

○エゾノ―の大自然で迷子の恐怖味わう八軒、ヒロイン「御影」に見つけられ助かる。ラブコメのいいシーンでなく、農耕馬にまたがる姿はまるで「北斗の拳ラオウ」。
(このセンス好きだわ~。これで「ニヤリ」と出来ない人はシリアス多めで辛いかもしんない?)

○校訓「勤労、協同、理不尽」を身をもって味わう八軒のカルチャーショック!校訓のお隣に「銀の匙」。
(演出が解りやすすぎて捻くれる人いるかもしんないけど、実業高校ってこんな感じだと納得できました、素直に視聴頂きたいとこです。)

○肛門(総排泄孔)から卵にショック!生卵食べれなくなる八軒(現実はウ○コ付きもあり)。実習その他で疲れ空腹がピーク生卵ごはん以外無い。目つぶって食べると「うんめ~!」小さなハードル越えた。
(新鮮な卵は美味しいってことだけじゃなく、腹が空いてりゃなんでも美味い。飽食は戒めるべき残さずいただきたい。)

第2話「八軒、馬に乗る」
○異世界観に戸惑いながらも前向きに馴染もうとする八軒。勤労の校訓ヨロシク義務の部活選び、ヒロインの騎乗姿に憧れ馬術部へ。
(学生寮ってヒマ!馬術なんて高貴なたしなみ社会人ではほぼ不可能、良い選択です。)

○ホル部の友人と進路について語る「夢持ってて、叶える方法知ってても、成れるとは限らない」。
(小テーマの金言を個性豊かなキャラがズドンと発言。普遍的な言葉なので嫌味は感じない、この作品の味だと思う。馬術部顧問の中島先生はまんまお釈迦様、真理に導いてくれます。)
(ホル部三年生に共感、どこの世界にもオレみたいな残念なのがいる。)

○八軒、馬房掃除を手抜き(あるある、慣れてくるとズルしたくなりますよねー)校長登場。
(2話を締めくくる金言、シリアス描くのに尺足んないので(校長が)解説、ギャグでオチ付ける恥じらいが好き。)

<閑話>退屈な場面だが、ヘタレ代表シンジ君が成り行きまかせでエヴァに乗った感じ、しかしチート無く普通に馬に乗る姿・感想がリアル「・・・大地に繋がってる気がする」眼前には障害物無い北海道の大自然が拡がる(共感した)。

第3話「八軒、豚丼と出会う」
○飼育実習で子豚に名前を付けてしまう八軒。
(命の授業始まる、ここから深くてとっても重~いテーマに入っていく。八軒のリアクションと子豚のカワユサが救い。)

○休みにヒロインとテーマパークでデート?なぜか恋のライバル駒場とガチンコバトル。
(御影の馬が出走する競馬場でしたってオチ。ヒロインの前で逃げて来たことを詰られたら無謀な争いでも買う、男ってバカ。駒場の身のうえ話、生き物を育てる人々の話を聞き、価値観の違いを理解して親交を深める・・美しい!)

<閑話>3話の構成・脚本絶妙だと思う。私ここでハマりました。

第4話「八軒、ピザを焼く」
○ゴミ山の中から石窯発見をきっかけに、ピザ宅配圏外に住むクラスメイトからの熱い願いを渋々引き受け、週末ピザパーティ主催者に。豚・馬・ピザ作りに振り回されながらも見事やり遂げる、そこには皆の感謝の笑顔が。
(このあたりから八軒への正当な評価が描かれていく、お人好しで何事にも真直ぐ取り組むバカってなかなかいない。)

第5話「八軒、脱走する」
○「あいつが今夜くる…」というウワサを聞いた寮生たち。そいつは夜9時にとある場所に現れるという。しかし、無断外出がバレると便所掃除の罰が待っている。しかしそんなことは関係ない、すでに覚悟は決っている!ただ誇りのために戦うのみ!そしてついに男たちの脱出計画実行のときが来た!(休題のおバカ回、どっぷりエゾノーにハマった八軒)

<閑話>A.T.フィールド全開!って感じ?
(A.T.フィールド解説)人と人との間の見えない壁。
それを全開(心の壁を取り外す)にすれば中和出来るので相手に触れる事が出来るようになる・・・と書いてありました。

第6話「八軒、御影家に行く」
○ヒロインに「夏休み中,行くとこ無いならうちに来ない?」と誘われ、彼女の家でアルバイトをすることに
(男なら妄想が暴走する展開)

○彼女の家は開拓時代の生き証人、ひい婆チャンを筆頭に3世代の酪農家、ノーテンキな八軒は、一人娘の婿候補として鋭い品定めに晒される。
(男なら身震いする展開)

○バイトの休憩中、迷子になりヤラかす(ヘタレだ!)友人駒場に助けられ、駒場牧場の現状を知り自己嫌悪。
(いきなり「(漢の価値)ゼロから始まる異世界生活」スタートした八軒・・死に戻りありまぜん)

○ヒロインと祖父の出迎え。途中で捕って来た鹿の解体命ぜられる。
(命の授業第二章始まる、死んだ動物を美味しく頂けるか?ってだけじゃなく、解体作業で命を奪う仮想体験、漢を試される。)

○鹿の解体を無事終え、帰りの軽トラ荷台でヒロインと夜空を見上げる。満天の星空・・・とクマ?
(漢の試練乗り越え、ギリギリ面目保った八軒、ヒロインとイイ雰囲気、このあたり「化物語」のパロ?クマの死体ってのがワイルド)

<閑話>鹿肉って美味しいけど血抜き悪いと臭い強烈!手を洗っても臭うってのがリアル、生きていく、命を育てる・奪う仕事の厳しさを強烈に感じた。自分だったら血ドバってだけで意識なくす。

第7話「八軒、ギガファームへ」
○アルバイトの息抜きに、同級生多摩子の父が経営する巨大酪農場に行くことになった八軒と御影。
(惜しい!巨大さは実物見ないとワカンナイ。多摩子の経営感覚の鋭さ、お婿に貰ってほしい。御影、駒場牧場との対比、リアル素材の吟味、調理法サスガです。どっかのシリアス装った農業アニメとの格差感じる。)

○ギガファームで牛の出産に立ち会う。
(命の授業、第二章半ってとこですかね?「・・・グロイ」凄く共感!閑話休題、命に立ち向かう真摯さは一緒ってことだと思う。)

○「八軒君って、馬みたいだね」
(漢の本能が滾るwwwお言葉。しかし、ブサイクにオチるとは・・・)

○ヒロインの悩みにクビ突っ込み語る八軒
(「・・そのめんどくささがまたイイっしょ」八軒救われましたwwwヒロインCV三宅麻理恵イイですワwww個人的に初恋の娘思い出した・・エッちゃん)

<閑話>効率優先経営を見下すのは部外者の傲慢。実際、機械化やロボ導入で牛のストレス低減出来て良いお乳出ると聞いた、盲目的に科学を否定するのは愚かだ。反対に、効率ばっかし追求し"本質"や"ゆたかさ"見失うのも愚か・・・と思う。

第8話「八軒、大失態を演じる」←お薦めのイイ話
○おのれバイトwww御影の父が嫉妬するくらいにバイトに慣れ、手際も良くなっていた八軒。しかしまだ自己嫌悪に悩んでいた。そこに突然事件、牛が湧く!ハイスペック残念兄貴が湧いて出た!
(八軒の自己嫌悪要因の兄が登場、親との確執までキッチリ描いて、伏線作るとこなんか、ウマいとしか言いようが無い)

○バイト終了直前、搾りたての牛乳をドブに捨てる失態。何も叱責せず淡々と仕事を急ぐ御影家の人々。
(バイトで同様の経験あるから涙シーン!御影パパの「漢の器」感じました。その前に、祖父の金言「・・・ちゃんとしたもん、食べさせてもらったからだべ」)

○駒場の双子妹が八軒に手伝って貰ったお礼のトウキビ持って訪問、バーベキュー始まる。
(手伝ってくれたことに対する心からの謝礼。双子抱きしめたくなった。このへんから"労働の価値"のお話しが語られる。)

○失敗続きのバイト終わる。御影家全員が見守る中バイト代が手渡される。
(全員が見守るってのがgoodシチュエーション、単に"労働の対価"払うってことじゃない"評価・感謝の対価"ってことだと思う。銀行振込ではこの感動味わえない、雇用する・される本来の姿だと思う。)

○ヒロインとひい婆チャンの会話end
(金言「・・・男の価値は、何に金を使うかで決まる」。妖怪婆ちゃん、私の机に常駐してほしい。)

<閑話>素材の吟味ってことで、鮮度がモノ言うアスパラ(4話)、トウキビ(8話)を選択するあたり素晴らしい。取れたての素晴らしさがバカ舌でも解る食品です。
ヒロインが軽トラ運転して事件知らせに来た。確か高1設定?年齢詐称?私有地では道交法の年齢制限無いってことでOK?

第9話「八軒、豚丼に迷う」
○寮に戻った八軒。久々に豚丼に会いに行ってみると、でぶ~んと肥え太った豚丼が・・・
(命の授業第三章、〆のお話が始まった)
○久しぶりの寮友たちの変貌に驚く・・・解り易い事例2名。
(高Ⅰの夏って人生の価値観が大きく変わる時期ですよね~、常盤の残念な夏休みデビューは、対比として八軒の成長を暗に語ったところ?)

○豚丼の成長が遅いことに悩み、身を削って奮闘する八軒、周りの友人を巻き込み"真理"を追及?
(このあたりは個人的に解りくかった。仕事としての命を描いた部分?青春部分は解り易い。)

○疲れた八軒を心配したヒロインからお祭りに誘われる。富士先生の金言「・・・価値観が違うもの混ざれば群れは進化する」。
(残念な男っぷりを発揮する常盤。悩みにもがき苦しむ八軒。しかし周りの友人とともに同様に青春してる。ここも尺足んないので解説入った。)

<閑話>リア充な青春って、迷いなくおバカな青春してる常盤だと思う、調子こいてその時しか出来ない経験イイですわ。
反対に、八軒みたいにドツボにハマって悩みまくるのも正解って気する、

第10話「八軒、豚丼と別れる」
○吉野と八軒"ひと夏の経験"?「できちゃった・・責任とってよね」デマを拡げる常盤、固まるヒロイン。
(学園・青春あるある、正統派ラブコメです。)

○豚丼の出荷日決まる。豚丼(肉)の買取を申し出る八軒。豚丼との別れに真摯に向き合う八軒、その姿にクラスメート、先生まで感化され"真理"追及?が拡まる。
(リアルの解体処理映像見てメシ食う自信ありません。クラスメートが真剣に話聞いてくれるのも八軒の人徳?時間外授業に熱入る先生達もイイ。)

○豚丼の肉を先輩の助力でくん製(ベーコン)にする八軒。アバンの煙突の煙を友人達と見上げる。
(リアルに大変そうだ、どんな気持ちなのか想像すら出来ない。要所に出てくるイケメン先輩(多摩子兄)惚れちゃいそうなイケメンっぷり。)

○友人とともに豚丼で最後の晩餐「ウォwww甘じょっぺい」end
(命の授業終り)

第一期終話「走りだせ、八軒」
○無事豚丼のベーコン完成しみんなで試食会、まだモヤモヤしてる八軒。友人や先輩の夢聞きながら更に悩む、そこに校長登場で訓示。
(まとめと2期への前フリ)
○甲子園地区予選?試合にピッチャーとして先発出場した駒場、八軒たちエゾノー生も応援に駆け付ける中、白熱した試合を見せる。その光景を目の当たりにした八軒たちは、自分たちの中から何かがたぎってくるのを感じ、バスを待つ女子たちを尻目に寮に向かって走りだす!
(俺たちの戦いはこれからだ!endですが、野球の試合も熱かった。2期の内容知ってると余計滾る(タギル)とこです。)
{/netabare}

<総括>
"君は悪く無いんだよ"系青春ものとして、「エヴァ」と比較しながら視聴すると、
ものすごーく解り易く作られたお話し、単細胞の私はこちらが好み。
二期はより踏み込んだ青春物語になってますんで、是非ご視聴を。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

このアニメ(漫画)により、日本中で農業高校の倍率が上がったらしいです。

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
実写映画の評価を追記。

老若男女、誰でも安心して楽しめるアニメ。農業・畜産に詳しい方はアルアルだろうし、疎い方には、へ~と思わせてくれます。あと、EDは特に良い曲です。

「鉄腕DASH」「青空満天レストラン」などが好きな方は合うかもしれません(って、アニメじゃないんか~い! カン♪)by髭男爵w

原作は全部読んでます。かなり好きな漫画です♪

やはり、一次産業は素敵ですね。なんなら、「漁業高校アニメ」とか、「林業アニメ」なんかも観たくなってきましたw

《以下ネタバレ》

【視聴終了】
{netabare}
原作者の荒川さん、凄いな~と思います。「鋼の錬金術師」の大ヒットの後、いくつかバトル漫画を描き、いずれもそこそこ面白かったけど、やはりハガレンと比べられてしまい、イマイチ評価されず。そこで、ガラっと作風を変えての本作。んで、大ヒット。力がある漫画家さんだな~と。

話のスジとしては、勉強だけが取り柄だった主人公が、それでも劣等感を感じ、「寮がある」という理由だけで農業高校に入学。そこで、仲間達とともに、農業や畜産のイロハを学んでいくというもの。

農業や畜産のリアルを伝えてる、と言われますが、本当はこんなに良いもんじゃないと農家の友達が言ってました。でもまあ、ある程度は踏み込んだ内容だと思うし、こういう(ライトな)作風だからこそ、レビュータイトルのように子供達も憧れるのだと思います。

うんうん、こういう過疎化していく産業で間口が広がるのは素晴らしいことですね。

このアニメの中で、主人公の八軒は、色々なものから逃げて、その中で自分なりの夢や生きがいを見つけていきます。そんな八軒にピッタリな言葉を、「魔法先生ネギま!」の「四葉五月」の名セリフから。

「誰かを恨んだり、何かから逃げたりして手に入れた力でも、それは立派な貴方の力です。」

人間、逃げることがイコール悪ではない、と思わせてくれます。

あと、原作も全部読んで展開も分かっているんだけど、豚丼のクダリは、漫画よりも泣けました。アニメの力を感じました♪(中身やテーマ性についての考察は、2期に書いてます!)
{/netabare}

【余談~ 実写(劇場)版評価 ~】
{netabare}
実写映画(2014公開)、観てみました、今さら(笑)

まずは、配役の評価です。
{netabare}
八軒勇吾役→中島健人
御影アキ役→広瀬アリス
駒場一郎役→市川知宏
南九条あやめ役→黒木華
校長先生役→上島竜兵
富士先生役→吹石一恵
アキの叔父→役哀川翔
アキの父役→竹内力

実写で一番のポイントとなるのが、いかに「原作のイメージを崩さないキャスティングがてきたか」だと思います。

その観点で観たとき、「評価☆3」ですかね。

まず、八軒のケンティー。ちょいイケメン過ぎますが、メガネや髪型で、イケメンになりすぎないように工夫していたと思います。演技的には、(脚本の問題もあるけど)もっとテンション高く演技してほしかったかな。

次に、アキ役のアリスさん。見た目としてはイメージに合っていたかと。演技に関しては、(脚本の問題もあるけど)アキのアホ(天然)さや明るさが出ておらず、終始シリアスだったのがやや残念(ちなみに私は、結構、広瀬アリスさんが好きだったりしますw)。

富士先生役の吹石一恵さんは、抜群に良かったです。見た目も演技もまんまでした。アキの父役の竹内力さんも、予想外だしやり過ぎだけど、良かったっす。あのくらいのコメディで良かったのになと。

校長先生役の上島竜兵さんが、一番ダメでした。これは完全にキャスティングミス。もっと好々爺じゃないと。笹野高史さんとかだと良かったな~。上島さんだと、どうにも「悪さ」「ポンコツさ」が出てしまい、校長先生の良さを消していました(お笑いにおいては、上島さんの武器になっている部分ですが)。
{/netabare}

次にシナリオの評価です。
{netabare}
この映画では、原作の1巻から7巻くらいまでを実写化しています。実写映画の流れとしては、

①八軒の入学。カルチャーショック。
②豚丼のエピソード。
③アキの家でのバイト。
④駒場家の離農。
⑤文化祭でのばんえい競走。

という流れです。基本的には、「つまみ食いでツマンナイ」ストーリー。私は原作ファンなので理解できましたが、映画から入った人は、よく分からなかったんじゃないかな? ただ、これに関しては、「しょうがない」と思っています。

上手いなと思ったのは、④の離農=御影家の馬処分を⑤文化祭前に持ってきて、(処分される)馬を文化祭でばんえいデビューさせるという展開。これは映画オリジナルで、良いストーリーでした。

一方で、駒場の野球系のエピソードがオールカットなのは驚きました。潔いと言えば潔いけど、駒場の離農が(映画の場合)物語の大きな山場だったので、野球の部分がないと、厚みがなくなるなと思いました。

この映画のストーリーを観て思ったのは、原作者の荒川さんの凄さ。この映画がなぜつまみ食いストーリーになったかというと、「伏線が丁寧に張られ、無駄なエピソードをほとんど作らないから、原作のカットが容易ではない」からだと思います。

例えば、④の駒場家の離農を魅せるためには、③のアキの家でのバイトが必須になるし、アキの家でのバイトで得た給料をどう使うか(豚丼をベーコンにする)を結論付けるためには、②の豚丼のエピソードは外せません。このように、様々なエピソードが複雑に絡み合いながら、八軒の成長を描いているだけに、全てのエピソードに少しずつは触れていかないと、辻褄が合わなくなります。

この映画のストーリーは、ハッキリ言ってクソツマンナイです。原作の深みを見事に打ち消す安っぽい流れ。取って付けた感。不満タラタラです。

でも、「じゃあ、映画の尺に合わせて、ある程度の結論まで出さなければいけない制約の中で、お前ならどうする?」と言われると、これ以上は思い付かず。そういった意味で、「しょうがない」。☆3かなと。
{/netabare}

最後に、演出面の評価です。
{netabare}
これが完全にダメで、☆1です。

映画で扱うテーマは、「八軒の成長」「アキの夢」に絞っており、それは悪くないんですが、だからなのか、

「終始、シリアス」

これが一番ダメ。光や音の使い方、カット割りなどもシリアスに寄っていて、役者の抑えた演技も、多分、監督の指示だと思います。原作は、かなりコメディの要素が強く、明るくユルく、その中で、深い学びがあります。アニメでは、その原作の良さをほぼ完璧に出していました。

原作やアニメでは、「学んでいる」という感じでしたが、映画では、「学ばされている」という感じ。「娯楽」ではく「授業」になってしまっていました。

何より、「畜農が全然楽しそうじゃない」。

本作は、八軒の人間的な成長を描くものではありますが、同時に、畜農の素晴らしさや、魅力を描くものでもあると思います。

畜農は、基本的にキツいものだと思います。いわゆる、3K(キツい・汚い・危険)の代表格。少なくとも、そういったイメージは持たれているはず。

ただでさえ、シリアスな業界を描いているのに、演出までシリアスにしてどうするんでしょう? 原作やアニメを観て、畜農に興味をもつ若者はいても、この映画を観て、興味をもつ若者はいないんじゃないかな?

つか、若者の畜農離れを助長しかねない演出。

これは大×です。

この映画はテーマ性を強く押し出したが故に、各キャラクターの掘り下げや、作品の世界観を充分には表現できていなかったように思います。

常磐や相川、西川に吉野。タマコに別府と、本作には魅力的な脇役がたくさんいますが、映画ではほぼモブキャラ。

個人的には、コメディ要素を強くし、(映画でまるっとカットした)1巻や2巻の学園ドラマをしっかりやり、豚丼のエピソードを縦軸にして、ピザ作りをクライマックスにして欲しかったです。「ブタのいた教室」とやや被るところもあるものの、本原作の深みからして、充分に面白い映画になったのではないかなと思います。

あぁ、唯一、演出として凄いなと思ったのは、豚の屠畜をかなりリアルに描いていたことです。かなりグロいレベルで。あれを観たとき、(良くも悪くも)この映画でやりたいことが分かった気がしました。
{/netabare}

総括として、原作は☆5。アニメは☆4。実写は☆2というところでしょうか。色々としょうがないことはわかりますが、まあ、「映画観るならアニメ観て! アニメ観たなら映画は観なくて良いのでは?」ということですな、あにこれの感想としては。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

田舎に住みたい…(7話まで

「銀の匙」実写映画化決定!Sexy Zone中島主演で来春公開
http://natalie.mu/comic/news/96645
何話だか見た後に映画だかの製作途中の過程を特集していたのを見たがまぁこういうアニメなら実写化ありなんじゃないかと思います。


●関連URL
総合公式サイト:http://www.shogakukan.co.jp/pr/ginsaji/
番組公式サイト:http://www.ginsaji-anime.com/
番組公式Twitter:http://www.facebook.com/ginsaji.jp
原作漫画公式サイト:http://www.websunday.net/ginsaji/


ストーリー

北海道に所在する大蝦夷農業高等学校(おおえぞのうぎょうこうとうがっこう、通称:エゾノー)は、農業に従事することを目指す農家の子供が多く通う学校であった。

進学校として名高い中学出身でありながら、低偏差値校であるエゾノーに寮があるからという理由で入学した八軒勇吾は、他のエゾノー生徒たちの多くが明確に将来の夢を持つ中、1人だけ何も夢を持っていないことに焦燥を感じ始める。

高校としては日本一の広大な敷地面積を持ち、動物と自然に囲まれ、1年生の間は全寮制という慣習を持つエゾノーで、八軒の青春の日々が始まる。


各話感想
{netabare}1話
事前情報無し。農業科の話かな?
なんかアームストロングがいたんだけど気のせいか。
ってちんこ噛むなし。
あれ?馬でかすぎね?2倍位?
ミサワwww 女少ないのね。モザイクいらないじゃん。
肛門ってマジなのか!知らなかった。タマ子が卵ってか!w
TPPには反対だなぁ。アームストロングまた出たw
ミサワが飛んだーww
TKG!風呂15分ありゃ十分だろw


2話
夢のなかの友人ラリルレロが苦手なのか。
家畜の奴隷ww10点とかどうなってんだw
スモークチキンうまそうw 深夜に見れないなこのアニメ。
ミサワww美人じゃねぇだろw
動けるデブだったか。
牛の図鑑かよwwだろうとは思ったがwなんでコソコソ見てるんだw
馬術部顧問福耳すぎる。
馬こえええって想像だったか。馬術部入るのか。
4時起きwはやくなっとるw
朝飯うまそう。
やっぱり校長先生かw
馬ちいさい頃乗った事あるけど乗り心地悪かった気がする。
うーんこのアニメいいなぁ。雰囲気が好きだ。


3話
豚の乳首にそんな秘密があったのか。
家畜の世界では努力は意味が無いか。なかなか深い。
決められたレールがあるのは確かに良くもあるけどその分自由がないな。
どちらが良いかはその人次第。
獣医は殺せるかどうか。まぁ医者もそうなんじゃね?
一々動物に感情移入してたら身がもたないわな。


4話
皆点数良すぎだろw
乗馬すると下半身筋肉痛になるのか…
呪文かよwwすげーなw最高速度33kmww
蝦夷の尾?何処よ。
トラクターメーカーが戦車作ってたのかすげぇな。
1人当たり1ヘクタールw
藁人形誰が使ったんだよ!カーネルサンダースww
デリバリー格差だと!?そんなのあんのか。田舎だと厳しいか…
自前で作るとか一体いくらかかんだよ…もうパンに具材とチーズ載っけとけよw
おぉそうか野菜はいっぱいありそうだな。
さすが農業学校なんでも揃ってるな。なんで先生チーズ隠してんだよw
大仏みたいな顔して欲にまみれた人間なんですって言うなw
皆どんだけピザ食いたいんだよw
エビマヨとかぽてまよとかハーフとかクワトロとか好きなんだぜ!
って種類から形の話になってしまった。別にマヨが好きなわけじゃないけど…
トマトが基本好きだなぁ。ソースも具も。
食えるかって余裕で食えるなぁ俺。こういうのって日本特有な気がする。
馬鹿馬鹿しいとも思えるが、まぁ八百万の神的な話でなんにでも感謝しなさい的な話なんだろうけどアホくさい。
食物連鎖習っただろっていう。ディスカバリーチャンネルでも見て耐性付けさせる授業が必要だな。
ある意味異常だよ。
うおおおお夜中に見るもんじゃぁねぇな…
うまそうだ。トマトとアスパラ載せたいぃぃい!タバスコかけたいいいい!
ギクッ!釜作ったの校長かよw
日本酒を作ってる高校だと!?法律違反じゃねぇの?酒造免許無いと駄目なんじゃないのか?


5話
ミステリーサークル!?
赤紙?ラブレター?おかしの違反キップ?
「余計な仕事増やすし」まぁそうだよなw
エリア51だと!?モルダーあなた疲れているのよ!
それとも未知との遭遇か!?
男は線を超えてはいけなくて女は線を超えていいだと?
完全に女尊男卑。割りと本気でこういうのうざい。
男は野獣というマスコミのデマに騙されてるだけだ。
女のほうが変態なのを知らない男が多すぎるのが原因だな。いや女の本性を知らなすぎるのが原因だろう。
少女漫画とか見りゃすぐわかるのにな。
それと男が自虐的すぎる。
女がこれを利用してハメてきたら男の人生終わりだろ。
なんかミッション・インポッシブル的な感じになってきたな。
ベップ!ナポリピッツァの必殺技でカメラ隠したなら皆でいけよw
たまこかっけぇな。
「1ハロン11秒台だ。俺走るの苦手なんスよ。」
おい馬鹿野郎wwお前が捕まったら意味ないだろw
まさかのいちご泥棒!皆つええw
しかしこれしょっちゅうニュースで見るよなぁ…
一体誰がなんでどうして盗むんだ。
毎季位のペースであるんじゃないかって位良く見る気がする。
完全にXファイルwwかと思いきや警備のおっさん?
かと思ったら夜中に刈り取りかーい!!
51番目の農地。イタズラでミステリーサークル作るのか。
まっこういう落ちだよね。皆無事だったのか。
あれがデネブアルタイルベーガ♪
なんだ全員トイレ掃除罰かよw一日だけとか軽かったな。
携帯…あっ…。
6000万だと!?たっけぇ。


6話
豚丼いつ頃豚丼になるんだろうか。
閉僚?うちこないだと!?なんとも気軽にぬかしやがったぞ。
労働力扱いかよww
ヘルニアは辛いよなぁ…俺もいつの間にかなってたし…
産地直送の米!ウマそう(´Д`)
圏外ってどんな田舎だよ…
安心して牧場まかせられる…何かあるのか。
おい時間過ぎてんじゃねぇかwってか迷ってんじゃw
身長差で電波届くってどういう事w
家電は通じるんだな。妹双子なのかw双子に何吹き込んでるんだよw
365日忙しそうだな。
なんというミニバッティングセンターw
シカwwハネちまったシカっておいおいw
「人生全部学校で習うんかい?」名言だな。
シカの解体か。鶏の解体とかやってみたいなぁ。
ミカゲもすんなり解体出来るのかな?
シカってうまいのかな?どんな味がするんだろうか。
って荷台に乗せて運転は道路交通法違反だろw
私道ならいいんだっけか?
なんだラブラブになるのか?と見せかけてのクマの死体wwなんだよ今度はクマ轢いたのかよww


7話
近場のイトーヨーカドーまで100kmってどういう事w
たまこ牧場でかっ。
20kgのダンボール投げつけたw
鳥インフルエンザとかなったら大変だもんなぁ。
こんな搾乳器あるのか…
たまこ色々頼もしすぎるwお母さんどうなってんだw
親父に体型が似ちゃっただけなのか?w
跡継ぎじゃなく乗っ取りww
馬みたいだよねって種馬?w馬面?w
牛のお産なんてみても感動しないだろ。グロイだけだろ。
まぁやっぱり普通こうなるよねw
動物界も希薄だったww
オスは1週間で肉牛業者いきなのか。
まぁ美味しく育てる愛情とペットとして家族として育てる愛情じゃまったく違うわな。
ミカゲは馬関係の仕事がしたかったのか。
ビクビクしながらもツッコんでくる所が馬みたいとな。そういう事だったのか。


8話
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 38

76.4 5 2013年度のA-1_Picturesアニメランキング5位
マギ The Kingdom of magic (2期)(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (911)
5827人が棚に入れました
迷宮ザガンを攻略し、シンドリア王国での宴を満喫するアラジンたち。
そこでアラジンはシンドバッドから、『三人のマギ』について聞かされ、シンドリア王国のマギとしてレーム帝国に行くことを持ちかけられる。
アラジンはその言葉に対し、自分はシンドリアのマギではないと微笑む。

宴の中、アラジンはアリババに、この世界を終わらせないことを誓う。
「……でも、僕はこれからどこに向かって進めばいいんだろう?」

声優・キャラクター
石原夏織、梶裕貴、戸松遥、小野大輔、木村良平、櫻井孝宏、細谷佳正、森久保祥太郎、堀江由衣、大久保瑠美、羽多野渉、杉田智和、藤原啓治、水樹奈々、瀬戸麻沙美、花澤香菜、小野賢章、福山潤、森川智之、松岡禎丞、逢坂良太、井上喜久子、チョー、柿原徹也、日野聡、坂本真綾、阿澄佳奈、高垣彩陽、谷山紀章、宮野真守
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感想

マギの第2期
迷宮ザガン攻略からお話は始まります

第1話
{netabare}いきなりアラジンがすごいことになってる!?
知らない間に話が進んでるかと思ったわ
前作のラスボス的存在がエロ担当とわね
3人一緒で冒険に行くわけではないのか・・・{/netabare}

第2話
{netabare}紅玉ちゃんは相変わらず可愛いなあ
いい感じに魔法バトルでハジケてたな
てかまだ「旅立ち」しないのかい(゚Д゚)ノ
皆が進む道を決めたってことですね{/netabare}

第3話
{netabare}アリババくんはボッチになってしまうのか・・・
ってΣ(゚Д゚ υ) アリャ
結局同じ船に乗ってるやんけ!
最後に海賊が出たぞおおおお
半分禿げてるぞおおおおwww{/netabare}

第4話
{netabare}白龍くんがとても有能ですた
あの根っこには流石に気づくと思うのだが・・・
マドーラおばさんの目がヤバイ
怖い(´д゚`ll)
モルさんマジかwww
{/netabare}

第5話
{netabare}つまりあれだろ
母の愛は偉大ってことですね
あんな怖い母さんは嫌だけど・・・
白龍うううううううう!!!!!
アラジンの”皆”の中にいなかっただけはあるねww{/netabare}

第6話
{netabare}白龍お兄さん見事な暴走ぶりでした
洗脳がとける前もとけた後もね・・・
むしろ後の方がやばかったwww
まさか盛大にマミるとは思ってもみなかった
モルさんを泣かすなんて許さんぞ白龍ううううううううう!!!!!
{/netabare}

第7話
{netabare}顔芸するモルさんは可愛いですねえ
そして3人は別々の道へ・・・
なんか殺し大好きガキンチョが出てきた((((;゚Д゚))))
何人真っ二つにするのさ
次回からはハリポタですか?
{/netabare}

第8話
{netabare}いつの間にか体育会系も真っ青のスポ根アニメに((((;゚Д゚))))
アラジンとスフィントスの絡みがお約束過ぎて面白い
スフィントスがアリパパの師匠にそっくりだけど・・・
ありがとう、教官のおっぱいには吹いたwww
喜久子教官は実はいい人なんだね
アラジン大成長!!
{/netabare}

第9話
{netabare}今回からアリババ回
やはりお笑い担当だけあって面白いですね
ギャグ多めで観てて楽しいです
アリババくんは意外と強いことが判明!
彼はマゴイをうまく扱えるようになるのか!?{/netabare}

第10話
{netabare}シェヘラザードとかいうロリが出てきた!
ロリが一番偉い国はいい国のはずです
アリババ苦戦するも、圧倒的なタフネスで生き残る!
そしてマゴイが融合して覚醒するオプション付きでした
トトも簡単に落とすし流石です
{/netabare}

第11話
{netabare}アリババお兄ちゃん'sが登場
随分丸くなってるデシ
その後モルさんがcv石田彰と遭遇
cvが石田さんだと信用できないのは私だけ?
そろそろ大きな戦争が起こるとかなんとか
煌帝国に視点を移すと・・・
白龍が完全に闇落ちしてました{/netabare}

第12話
{netabare}母親強すぎいいいいいい!!!
しかも怖いし
白龍味方いねええええ
と思ったらジュダルが手を差し伸べてくれるかも?
これって堕天確定じゃんww
年明けからはアラジンのターンかな〜{/netabare}

第13話
{netabare}アラジンが主席じゃない!?
ティトスとかいう性別曖昧野郎が主席だそうです
そんなティトスとの魔法バトルがいきなり始まりました
かなり激しいバトルだった( ゚Д゚) ス、スゲー!
ティトスの腕にもあれが!!!
ロリのしもべだったのね、、、
{/netabare}

第14話
{netabare}OPがチェンジ!
ティトスくんの移り身が早すぎる〜
しかもなんかキャラが変わってる気がするし
スフェントスくんって回復魔法使い
ドラクエで言うと僧侶か
似合わねええええええwwwwww

5等許可区はマゴイ生産場
そこに住んでる人から無理やりマゴイを奪うための場所だった・・・
そこには今にも命を落としそうな幼女が
許さんぞマグノシュタット( ゚Д゚)ドルァ!!
ジジイなら百歩譲ってもいい、だが未来の明るい幼女の命を奪おうなんてこの俺が絶対許さない!!!{/netabare}

第15話
{netabare}一瞬でやられたティトスくん
どうやらマゴイが足りないご様子
マイヤーズ先生が姉さん!?
そして学長は簡単に許してしまったぞ(・□・;)
何か裏があるのか?

学長の過去から学んでいこうのコーナーが始まりました
まあこれだけのことがあったらこういう考えにたどり着くわな魔導師の魔導師による魔導師のための国
でもこの考えはうまくいかないんだろうなあ{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大好きな人たちと笑い合える世界のために、強くなりたい。

マギの2期です。

2期を見る前に1期の視聴は必須です。
1話は何の振り返りもなく始まります。

1期も楽しめましたが、
2期も怒涛の展開でわくわくと楽しめました♪

キリのいいところまで進むために、
だいぶ無理して詰め込んでいる感じもしましたが。笑

2期は全25話です。


● ストーリー
“ダンジョン”と呼ばれる迷宮が突然現れた世界。

ダンジョンを攻略した者には、そのダンジョンの支配者であるジン(魔人)が宿る金属器(きんぞくき)を手に入れることができる。

自分が何者なのかということや世界の謎など、
今までわからなかったことがだんだんわかってきたアラジン(♂)。

アラジンは魔法の勉強をするために、
アリババ(♂)は自分の金属器(きんぞくき)を使いこなすために、
モルジアナ(♀)は故郷に帰るために、

それぞれが新たな目的地への出発を決意する。


1期も面白かったけど、
王道の展開を恐る恐る辿るような少し不安定な印象がありました。

だけど、2期の面白さには安定感がありました。
どんな冒険が待っているのだろう?というわくわくを素直に感じることができました♪

さらに、ジンを宿す金属器や、それを使いこなす金属器使い達がバンバン登場して、バトルも盛り上がる!

強い人たちがどんどん集まってくるわ、戦う相手も強すぎるわで、
途中からちょっとぽかーんとなってしまいましたw

特にラスト2話は展開詰め込み過ぎで、
なんとかギリギリ終わらせましたという感じでしたw

確かにキリのいいところで終わったけれど、
個人的には詰め込まれ過ぎて少し不完全燃焼。

後日談もしくは3期が欲しかったなー。

メインディッシュで終わってしまうより、
最後はデザートでホッとしたかったという感覚です。笑


≪ 並行して進む物語 ≫

7話からは3人がそれぞれの目的地に向かうため、
物語も3つに分かれます。

強大な力を持つ煌(こう)帝国の話も絡んでくるから、
正確には4つぐらいのストーリーが並行して進んでいます。

1つずつでも濃いストーリーになりそうなのに、
ちょっとずつ進めることでいろんな味で飽きずに楽しめる^^

全く交わらないと思うそれぞれの話が、
3人の絆でつながった時、この作品の本領発揮だなあと感じました。

やっぱりこの3人は一緒がいい♪


● キャラクター
これまで登場したキャラ達も安定していますが、
新たなキャラもたくさん♪

たくさん登場するのに、
それぞれにちゃんと魅力があるのがいいね。

今回の私のお気に入りは煌帝国の皇子&皇女たち♪

1期でも登場していた練紅玉(れんこうぎょく)は、
2期になってさらに魅力が増して大好きなキャラに♪

強いし乙女だし純粋だし、
なんて可愛い姫さんだこと^^

登場したものの、君は誰?状態のキャラもいるし、
まだまだ掘り下げてほしいキャラもたくさん。

恋心とアラジンの顔の広さが世界を救うんじゃないかと思うぐらい、アラジンは誰とでも仲間になる天才です♪


● 音楽
【 前半OP「ANNIVERSARY」/ シド 】
【 後半OP「光-HIKARI-」/ ViViD 】

どちらもこの作品と合う前向きな雰囲気の曲です♪

シドの曲とマギは相性いいですね^^

1期同様、曲とアニメーションの合わせ方も好きです。
後半OPのアニメーションはネタバレが多すぎた気がしますがw

最後にはこういう展開になるのねーって、
新しいOP始まった瞬間にわかってしまうのは、どうなのw


【 前半ED「エデン」/ Aqua Timez 】
【 後半ED「With You/With Me」/ 9nine 】

「エデン」は神曲ですね。
今回一番お気に入りなのは、この曲です。

後半EDは、戦いに向かう勇ましさとの相性がよかったです。

本編と一緒にこの曲が流れる展開は盛り上がりました。
テンション上がったー!


● まとめ
内容に関しては大満足です。
私は1期よりも2期の方が好きでした^^

ただ、十分に回収できていない伏線や気になるところも多いのが引っかかるー。
{netabare} モルジアナは何をしていたのか、白竜はどうなっちゃうのか、など。 {/netabare}

まだまだ彼らの冒険が終わる気配がないだけに、
3期がないのが残念(´;ω;`)

それでも十分原作が人気な理由はわかりました。
面白かったです^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

大陸全土を巻き込む壮大なストーリー&マギの好きなキャラクターランキング

原作は少年サンデー連載は未読
マギ1期視聴済み


「マギ」という作品は作者曰くアラビアンナイトで知られる「千夜一夜物語」を
ベースにした作品だということです。

登場するキャラクターはアラジン、アリババ、シンドバッドは
アラビアンナイトに登場する人物としてとても有名ですね。とにかく魅力的な
キャラクターが勢揃いしています。

1期から続く2期、1期視聴は必須です。

TVアニメ第1期に続くストーリーの第2期は舞台を魔法使いの国
「マグノシュタット」に変えています。

主人公のアラジンが魔法技術の習得と闇の金属器の謎を解明するため
マギという立場を隠し、マグノシュタット魔法学院の生徒として入学します。

同じ頃アリババも修行をしにレーム帝国の闘技場に来ていた。
お互い別々の場所で順調に道を進んで行こうとしていた。

{netabare}
後半に向けて物語はマグノシュタットとレーム帝国の戦争へと移っていきます。
レーム帝国のシェヘラザードの理想は魔法ではなく人の力で国を発展させること
マグノシュタットのモガメットの理想は少数の魔道士たちの力で国を発展させる
こと。この思想の対立ですね。一般的な正論はシェヘラザードでしょうが
結局ティトスを取り戻すという口実を使いマグノシュタットに侵略する戦争を
始めるのはレーム帝国なんですよね。
どちらの思想も間違いとはいえないので、異文化の者との共存の難しさを
考えさせられました。

ここからの展開が凄い。
レーム帝国からはファナリス兵団も出てきてそれに対抗するため、
アラジンが覚醒したり、アリババが登場したり。更にそこに煌帝国も現れる。

結果堕天したモガメットは暗黒点を呼び出し、練玉艶 (れんぎょくえん)が
アルマ・トランのマギと衝撃の事実が発覚する。

金属器使いたちが一斉に集結し、それぞれが魔装化して依り代に向けて
極大魔法の連射。

これだけの金属器使いたちの総力戦は圧巻です。絶望的な力を持つ依り代に
対し争ってた皆が力を合わせて立ち向かう。

依り代を破壊しようとするが、しかし全く通じない。この絶対絶命の中
駆けつけたのはシンドバッド率いる七海連合。


もうこの男に持っていかれました!七海の覇王登場!
この世界が生んだ 奇跡!!「第一級特異点」シンドバッド!
シンドバッドの「バララークサイカ」巨大な落雷が依り代へ

七海連合の凄まじい力に絶対絶命のピンチを回避することに成功しました。

出番が少なかったモルジアナも到着。アリババを助ける。
またモルジアナにお姫さま抱っこされています。

ただ、金属器使いたちが集結する中、1人だけ戦いに来なかった白龍。
暗黒面に堕ちたのでしょうこの後の展開が気になります。


アラジンとアリババとモルジアナの3人が揃い3人の拳タッチ!
それぞれ自信に満ちた表情ですね。


シェヘラザードが次のマギを自分では無く、ティトスを迷わず指名
したのが素敵でした。また生まれて来れて良かった。
{/netabare}

原作が進んでからまた3期という形で彼らに会えますように。終


●ランキング
マギの魅力的なキャラがこれだけ勢揃いしたので気になる世間のランキングを
いくつかまとめて集計してみました。

【キャラクター人気ランキング】
1 位
アリババ・サルージャ

2 位
ジャーファル

3 位
シンドバッド

4 位
ジュダル

5 位
モルジアナ

6 位
練紅覇

7 位
アラジン

8 位
ティトス・アレキウス

9 位
練紅玉

10 位
練白龍

アリババさんすごい人気なんですねジュダルちゃんの人気は嬉しいです。

【これは私の好きなキャラクターランキング】
後であにこれbest10に。。
1 位
練紅覇

2 位
シンドバッド

3 位
ジュダル

4 位
練紅玉

5 位
練紅炎

6 位
モルジアナ

7 位
アラジン

8 位
ティトス・アレキウス

9 位
アラジン

10 位
アリババ・サルージャ

魅力的なキャラクターが本当に多いです。ジュダルちゃんはアクセラレータ系で
気に入っています。練紅覇は迷いなく1位です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

65.6 6 2013年度のA-1_Picturesアニメランキング6位
ビビッドレッド・オペレーション(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (987)
4495人が棚に入れました
舞台は大島。天真爛漫な14歳の少女・一色あかねは発明家の祖父としっかり者の妹と貧しくも、温かな毎日を送っていた。海の向こうに臨める人工島ブルーアイランド。
その中央にそびえ立つのが、世界中のエネルギー問題を解決した画期的な発明“示現エンジン"。
それはみんなが夢見た、平和な未来。誰もが笑える幸せな日々―――。
しかし、世界を突然、危機を襲う。示現エンジンを狙って現れた謎の敵・アローン。
どんな兵器も通用しない絶望的な状況に、大きな力を秘めた赤いスーツ“パレットスーツ"を着た1人の少女が立ちあがる―――。
そして少女のもとに集まる仲間たち。
彼女たちの友情こそが、世界を救うたった一つの希望なのだ。

声優・キャラクター
佐倉綾音、村川梨衣、大坪由佳、内田彩、大亀あすか、てらそままさき
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

テーマは友情!王道ならではの落とし穴?

第十二話視聴しました~{netabare}あれ?カラス弱くね?パンチでやられちゃったよ。しかもレイが早速戻ってきてループするかと思いました。まあ、愚痴ばっか言ってもアニメは楽しめませんよね。最後のレイの笑顔は最高に輝いていましたね。ツッコミどころ満載の最終話でしたが、全部をひっくめればなかなかよかったと思います。とくにキャラはよかったです。作品の内容に触れていないのはまあ、察して下さい。とりあえずお疲れ様でした!ありがとう!{/netabare}

第十一話視聴しました~{netabare}カ、カラス強すぎwていうかレイが丸呑みされたーーーーんでもって巨大化ですかorzなんともいえない状況になってきましたね。なぜか丸呑みというとまどマギというイメージだったのでちょっと塗り替えられるかもです。次回予告がないんで次が最終回かわからないけど楽しみですね{/netabare}

第十話視聴しました~{netabare}まあ、だいぶベタな展開ですがおもしろければいいですよね!逆切れよりもあのまま落ち込んだほうがもっとよくなったきもします。どういう結末でレイのハッピーエンドが見れるかとても楽しみです{/netabare}

第九話視聴しました~{netabare}今回は日常回でありながらひまわりの可愛さMAXで、ひまわりと若葉の仲のよさも見れましたね。あの流れ的にひまわりと若葉のドッキングがみたかったです。ひまわりが一人で無双しすぎてるきが...
次回にも期待です{/netabare}

第八話視聴しました~{netabare}ドッキングしないでみんなの力で戦うというのもありですね。むしろドッキングした余裕勝ちよりこっちのほうがいいですね。本当にあのカラスなんなんでしょうね。悪いのはレイじゃないよ!お互いの正体に気付く日も近いでしょうね。次回も楽しみです{/netabare}

第七話視聴しました~{netabare}今回は今までで一番おもしろかったきがします。若葉が結構重症なロリコンでしたが、イエローとの合体が一番テンション上がりますね。最後の叫びのシーンがちょっと棒になってたのは残念ですね。次回からもこのクオリティーで進めてくれることを願います{/netabare}

第六話視聴しました~{netabare}今回は健次郎があかね達の友情パワーを強化しようとするけどとんでもないことになる話でしたねwここまで長い題名を見たのは初めてです。ギャグ回なのか普通の回なのかよくわからなかったですがこの後少ない話数で今までの分取り返せるんでしょうかね。とりあえず次回に期待です{/netabare}

第五話視聴しました~{netabare}れいは別の世界からきたってことでいいのかな?それでもってその世界と家族と友達を救うためにアローンを強化してるっていうことになるけど結構そこらへんをぼかしてたからまだなんともいえないですね。れいは可愛いというより美しいですね。次回も楽しみです{/netabare}

第四話視聴しました~{netabare}ちょっと!ちょっと待って!早くない?展開とかじゃなくてドッキングするの早くない?キャラとの関わりを2~3話かけてここまで持ってきたらよかったのになんでしょうかねこの残念かんじは。おもしろいっちゃおもしろいのですがもう少し考えてほしいです。格ゲーとかだしたら案外おもしろそうだなという思えましたねwこの先挽回してくれることを願います{/netabare}

第三話視聴しました~{netabare}とりあえず早い!テンポがいいというよりは詰め込みすぎになっちゃっていますね。出会って二年でドッキングできなかったのに一日でドッキングできちゃったのはなんかいろいろと残念ですが、拳で語り合ったからという解釈でいかせてもらいますねw中学生からしてみると結構おもしろいのですが大人にはちょっときつくなってきたんじゃないかなと思い始めましたね。とりあえず次回に期待です{/netabare}

第二話視聴しました~{netabare}今回はとってもいい戦闘回でしたね。戦闘機との共闘シーンは胸が熱くなってとってもよかったです。ドッキングでちょっと百合をいれたのは成功だったのかな?人それぞれの価値観によりますね。この早い段階で最強になってるけどいいんでしょうかね。深く考えすぎずに見れば本当におもしろくなることまちがいなしですね!{/netabare}

第一話視聴しました~{netabare}タイトルどうり今期のなかで一番楽しみにしていたのですが完全に期待していたとうりでよかったです。一話としての掴みもよく作画はつねに安定して綺麗でしたね^^変身シーンにも力を入れていて手抜きなしで最後までいっていたので、後は戦闘シーン次第で評価がわかれると思うので頑張ってほしいですね{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

Ihuy さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

お尻(七話感想追加)

●一話視聴後の感想
{netabare}何となく癪に障る発言(独り言が多すぎる)、表現の浅はかさ(あかねの高所恐怖症の表現の仕方や、おじいちゃんが死んでいるというのにただ泣くだけの姉妹)、見え見えの伏線(戦闘機が初めに撃墜された後に、あおいがオスプレイで出発)、名もない脇役の大量死(先述の戦闘機、あおいが乗ってたオスプレイの操縦者)等、全体的に雑だなと思った。
例えるなら、総集編を見ているような感じ。

{netabare}酷いこと言うならば{netabare}、駄作の予感?{/netabare}{/netabare}

ただ、CGは結構良い出来だと思った。次回の戦闘シーンに期待したい。
そんなことより、いきなりお尻ピカーン(оДо)は不意を突かれた。
なんだかんだ言っても個人的には今季期待ナンバーワンなので、今後の動向に注目したい。
{/netabare}

●二話視聴後の感想
{netabare}今回は予想も出来ない超展開の数々にとても翻弄された。
これはもう笑うしかなかった。

今回笑わせて頂いた所
・人がゴミ処理のように殺されているのに、全く緊張感が無いあかねとあおい
「すごーい、あかねちゃん!」「えへへ」
「あおいちゃん、大ホームランだよ!」

・あおいはトマトが嫌いなことすら言えない純真な少女(の設定)なのに、自分がドッキングを躊躇したことにより沢山の人が死んだことを気にする様子が全く見られない
それとあかねちゃん、気づいていたならもっと早く言おうよ。

・初めて武器を扱うというのに、普段から武器を扱ってます感が否めないあかねとあおい

(酷評){netabare}もしかしたら、これは切るのが勿体無いアニメなのかもしれない。
今後は違う意味で、期待したいと思う。{/netabare}
{/netabare}

●三話視聴後の感想
{netabare}もーなんか、むちゃくちゃですwww
前回とあきらかに外観が違うのに、直ぐにアローンだと分かるあかね。
トマトの件があったのに、何の苦労も無くドッキングするあかねとわかば。

などなど、突っ込み所が沢山。
これはもう突っ込まない方が良いな。
気付くのが遅かったw

唯一真剣に気になったのが{netabare}、ぬいぐるみの「もはや世界のエネルギーの95%を担う示現エンジン」という発言。
大人だったら分かるでしょ?世界の中枢を一点に集めたらどうなるか。

表現が雑なだけだと思っていたが、設定も雑だったようだ。

{netabare}そんなことより、わざわざドッキングする必要性ってある?このままいけば、そのうちトリプルドッキングとかあるかもね。
{/netabare}
{/netabare}

●四話視聴後の感想
{netabare}今回は少なめ。

毎話思うんだけど、各話のキーとなるエピソード(2話ならトマト、3話なら本当の強さ、4話なら友達に裏切られたこと)をもっと最初から話に入れ込ませないのかね?

今回気付いたけど、OPちょっとずつ変わってたんだね。
{/netabare}


●五話視聴後の感想
{netabare}まあ今更なんですけど、フラグの立て方が超絶下手ですね。鉄骨落ちるのとか、あからさま過ぎて興醒めです。
{netabare}フラグと言えば、最後に登場したお母さん。あのタイミングで登場させるなんて、どう考えてもあれ死亡フラグなんですけど。{/netabare}

閑話休題。

今回でキャラ紹介回は終わりかな?
ということは、次回から本格的にストーリーが進み出すということですね。
次回予告も放送されなかったので、次回は何か仕掛けがあるのではと微かに期待でもしちゃったり。

{netabare}そういえば鳥が喋るアニメって、近頃見たような気がする。
気のせい? そうか気のせいか。{/netabare}
{/netabare}

●六話視聴後の感想
{netabare}滅茶苦茶な設定に滅茶苦茶な話=まともなアニメ

今回は意味不明過ぎて、逆に面白かった。
おじいちゃんの発明品を木刀や岩で壊す彼女らは凄すぎる。
それと、あおいの病弱設定はどこに行ったのか知りたい。

以上w
{/netabare}

●七話視聴後の感想
{netabare}今回は久々に戦闘機とおじいちゃん(本体)が登場した(勿論、戦闘機は瞬殺されたが)

今回気になったのは
・戦車を無駄にするクセに、あかねに少しも金を恵まない防衛軍
・カラス「他人との接触は禁止」「学校行け」
・緊張感が無いが故に撃墜させられるあかね
・佐倉綾音さんの演技力の無さ
・落ちていくあかねを放置

まあこれ以外にも、突っ込み所はたくさんあるんですけどね。
CGの出来が落ちていたのは残念だったな。。。

{netabare}あおい「ビビって来た?」
れい「(゜Д゜)ハア?」
クソワロタwww{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「初めて会ったときからビビっと来たんだもん!」

あにこれでの評価がそんなに高くないから、
楽しめるかどうか、少し不安に思っていました。

想像していた内容とは少し違いましたが、
普通に楽しめました^^

評価を見ていただけるとわかるように、
特に作画と音楽の面で楽しめたかな♪

全12話です。


● ストーリー
一色健次郎(いっしき けんじろう)が発明した
示現エンジン(じげんエンジン)が世界のエネルギーを司る世界。

平和な世界に、示現エンジンの破壊を狙う
アローンという巨大な敵が現れた。

健次郎の孫娘:一色あかねは、
祖父の開発したパレットスーツを着てアローンと戦う使命を受ける。


変身して戦う。
“魔法少女”もとい“科学的変身少女”です。笑

なぜあかねが変身できるのか、
パレットスーツがどういう仕組みなのか、
その辺は不明です。笑

きっと私達には到底理解できない、
高度な理論が隠れているのでしょうw


≪ 戦う女の子のお話。いや違う…? ≫

変身少女がアローンという敵と戦う。

科学的で、バトル的で、謎が解明されていくような、
ちょっと重めの話かな?と想像していると肩透かしを食います。

この作品のテーマは“友情”。

というわけで、仲間の女の子たちとの
きゃっきゃと仲良く楽し気な友情パートも多く盛り込まれています。

話によっては本筋であるはずのアクションパートが
おまけ扱いのような回もw

私は友情パートもアクションパートも好きで楽しめたけれど、
もっとアクションを求めていた人には物足りなく感じるかも。

12話なので内容が薄い気もしたけれど、
最終話が気に入ったので、良い作品だったと満足しています^^


● 作画
パレットスーツを着ると空を飛べる!武器が使える!

というわけで、
アクションシーンの作画がとても大切。

風を切る様子や変身シーンの躍動感など、
作画については申し分なし♪


気になったのは、
やけに強調される女の子の下半身。笑

あかねたちの制服はスカートではなく、ショートパンツ。
どうしてもおしりに目がいっちゃいます(/ω\)


● キャラクター
一色あかね (いっしき あかね) :cv.佐倉綾音
二葉あおい (ふたば あおい)  :cv.村川梨衣
三枝わかば (さえぐさ わかば) :cv.大坪由佳
四宮ひまわり(しのみや ひまわり):cv.内田彩
黒騎れい (くろき れい)    :cv.内田真礼

主要キャラには数字と色が入っています。

私のお気に入りは機械大好き少女・ひまわりちゃんです♪

わかばが「ひまわりちゃん、かわいい!」と絶賛する気持ち、
よーくわかります♪

● 音楽
【 OP「ENERGY」/ earthmind 】

ここ最近で1番お気に入りの曲♪
この曲、最高です^^

躍動感があるアニメーションにぴったり♪
やる気スイッチオン!な曲です♪

この曲を聴いて風を感じていると、
空を飛んでいるような爽快な気分になれます^^


【 ED 】

2~5話のEDは、あかねと他のメンバーによるデュエット曲が
順に使用されます。(5話のみ、れいちゃんがソロで歌っています。)

1番のお気に入りは、
「Stray Sheep Story」/ 一色あかね(佐倉綾音)、四宮ひまわり(内田彩)

ひまわりちゃんとの曲です♪


6話からは主要キャラ6人で歌う曲、
「Vivid Shining Sky」が使用されます。

EDの中ではこの曲が1番好きです♪
チャイムのようなサビのメロディ&リズムがやみつきになりましたw


● まとめ
「あれ?設定無視されてない?」
「あれ?展開これでいいの?」
と疑問に思うところは多々あるので、

しっかりとした設定や世界観じゃなきゃやだ!という人には
おすすめできません。笑


内容にこれといった特徴はないけれど、

・すっきりとした話が好き
・爽快感のある作画が好き
・変身とか合体とか、そういうのが好き
・女の子のおしりが好き
・百合成分がある、という言葉に反応する

↑に当てはまる人にはおすすめします。笑

個人的にはカワウソじいちゃんのマスコット感も好きだったけどw


というわけでビビオぺ、
あにこれの評価程悪い作品ではなかったと思いますよ^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32

64.6 7 2013年度のA-1_Picturesアニメランキング7位
ガリレイドンナ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (754)
3727人が棚に入れました
西暦2061年。地球温暖化が騒がれたのは過去のこととなり氷河期の初期環境が訪れている近未来。イタリアのトスカーナに住む、ガリレオ・ガリレイの子孫・フェラーリ三姉妹の三女、星月・フェラーリは謎の飛行艇に追われていた。時を同じくして次女の神月・フェラーリ、長女、葉月・フェラーリも怪しい人物の襲撃を受けるが、辛くも難を逃れる。警察署にて、別居状態となっていた三姉妹と母・シルヴィア・フェラーリ、父・夏至生・フェラーリが久しぶりに顔を合わせる。
5人は夏至生の自宅に一度戻るが、ガリレオの遺産を狙うシシーニョが率いる空賊ブラック・ガニメデ団に襲撃され窮地に立たされる。しかし星月が密かに組み上げていた金魚型の飛行艇・ガリレオ号によりこれを迎撃する。その後、アンナ・ヘンドリックスに助けられた星月を除き、4人はロベルト・マテラッツィらアドニムーン・カンパニーの息がかかった警察に監禁される。一同はガリレオの遺産の在り処を聞き出そうとするが、誰にも覚えがない。星月はパワードスーツで警察署を強襲し、葉月、神月、夏至生を助けだす。夏至生が囮として残る中、三姉妹とアンナはガリレオ号に乗り込み脱出するが、メタンハイドレート集積所を襲った濡れ衣を着させられ、三姉妹は国際指名手配犯となってしまう。
夏至生が残した「ガリレオの謎を解明しろ」という言葉から、追手から逃れつつも、ガリレオの遺産・ガリレオテゾロの手がかりを探す旅に出ることになる。

声優・キャラクター
日高里菜、大久保瑠美、真堂圭、井上麻里奈、楠大典、神谷浩史、小山力也、桑島法子
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

鑑賞金魚って繊細なのに…

ガリレオの末裔の三姉妹が『ガリレオの月のスケッチ』を集める為、世界を巡り旅をするお話。

冒頭の争いは資源を巡る争いなのかテロなのか目的に謎を見せておいて次は誘拐事件。
色々巻き起こってはいますがまだ底が見えないストーリーはかなり好みかも。
また予想を絡めて楽しめる作品になりそうです。

どうやら母方がガリレオの血筋で親父さんは極東日本から来た関西人なのかな!?
子供の名前が日本名で月が付いているのは意味ありげですね。

作中に出てくる機械はレゴで作れそうなダサカッコいいモデリング。
これは好き嫌い別れそうだけど個人的には洒落ていて好きで惹かれます。
バイクのたたみ方なんかも凝っていて世界観や機械の在り方にこだわりを感じます。

期待してみても良いのではないかなと思っています。

※2話感想{netabare}
謎の多いストーリーに冒険やアクション、家族の絆が絡んで
なかなか好みの作品になりそうです。

三女の超天才っぷりや留置所突入は計画練らずに
行き辺りバッタリで上手く行き過ぎでご都合主義が強い感じもあるけど
派手なミニ金魚スーツの活躍と共に勢いで突破しちゃいました。

ガリレオの遺産も気になるけど両親の方も心配な終わりで次回が気になにますね。
多分命は大丈夫だと思うけど。
{/netabare}

※5話までの感想{netabare}
全体的には好きな部類のストーリーなのは間違いなく「月」が絡んでいそうな
ガリレオの遺産の秘密も興味深く楽しめてはいるけど、
どうも各キャラや次話への引きが弱くパンチの足りなさを感じてしまいます。
そろそろシリアスになるのかなと思っていたら今話で急速に仲良くなった友人が
非業な死(?)を迎えた感じになり、
どうもチープというか…手軽に悲しみ放り込んできた印象でやや不満が残ります。
この後も母親が都合良く動かされそうで不安もあったりします。
空族とは協調路線もあり得そうなので楽しみな点もありますが…はてさてどうなる事やら。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
前話は余り引っ張らず場面転換し姉が病気になってました。
内容的には良いと思うけど脈絡の付け方が余り上手くないのがやや気になります。

人はどういう人と出会いどういう環境で育つかにより
人格が大きく変わるのだと思わせられるお話でした。
ちょっと冷たい人が多い世界に誇張されている気もしますが。
ガリレオテゾロが人類を救う資源の代わりになりそうな感じですがどうなるのでしょうか?
面白くなってきました。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
前話に続き場面が少し進んだ感じでスタート。
あれっ?前話見逃したのかなとか思っちゃいました。(^_^;
興味を惹き付ける手法なのだろうけど
個人的にはぶつ切りに感じてしまうので多用はしないで欲しい…。

謎も多いアンナにはやはり裏がある模様。
人は良さそうなので姉妹を見捨てる事はないと思うけどね。
砂時計のテゾロ(?)が奪われるも逆転をあきらめずに冒険は再開。
理想を追う葉月と現実的な神月が対照的になっています。
前話ではシシーニョとロベルトの思想が対照的だったので
対比する者達の心理を考えながら観ると話に深みを感じられそうです。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
アンナの葛藤と決意。
ストーリーに繊細さが欠けていて強引さや荒さが気になっていましたが、
今回は心の動きを捉え表現出来ていて良かったかなと思います。…やれば出来るじゃん。
アンナの苦悩と涙。虚ろだった表情が最後のはキリっとしていたので
姉妹を守る決意をしたのだと思います。

終盤に向け三姉妹にはロベルトや母親とも対峙する運命が待っていそうですが
力を合わせ乗り越えて欲しいものです。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
スケッチ揃いましたが最後は望遠鏡(?)…とりあえず月覗いてみたら良いのに。
…なんて思っていたら大ピンチ!
アンナさんスパイの役割を果たしつつギリギリ姉妹を殺させないラインを守ったけど、
どっち付かず感があり少々モヤモヤ。
前話の描写だともう少し姉妹側に傾いてたと思っていたのですけどね。
まぁ、人間味があるって解釈する所ですかね。

そんな中いつの間にやら空族も現れ混戦の中ガリレオテゾロ発動!
そしてタイムスリップ!?
んー、やはり大味というか強引な展開に感じます。
次回以降上手く纏まって欲しいですねー。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
かなり強引な所や謎の雲への疑問、
テゾロ発動しなくても空族が助けてくれんじゃん…っと言うツッコミ諸々ありますが、
テゾロが砂時計になっていた事やガリレオのメッセージなどが集約され結び付き
それなりに纏まっていてくれましたので良しとしましょうか。(^_^;
この時間がテゾロの秘密を解く大切なヒントにもなっているでしょうしね。
どうやら次回が最終回。上手く着地して欲しいです。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
強引かつ呆気ない着地となりました。

裁判は不公平かつ論点が広く(資源略奪?脱獄?傷害?兵器保有?街破壊?殺戮?)
争点が定まっていなくて腑に落ちてないです…
まぁ裁判物ではないのでこれはスルーすべきなんでしょう。

母親の登場もここまで引っ張っちゃうと記憶喪失じゃないのバレてますしね…
中盤辺りで娘達と対峙させ姉妹に不安を与えていれば深みも増したんでしょうけど
『母親の無事確認→様子がおかしい→やっぱり味方だった』
の間隔が短すぎてドキドキもしないし淡泊すぎて
仕掛として余り意味がなかったように思います。

ロベルトの義理親殺害に関しては彼の壊れた人格の目から
『要らない側の醜い人間』に映っての事なのでしょうから思える所はあるのですが
あの場での犯行は狡猾で大きな野心を持っている彼にしては短絡過ぎて違和感があります。

締めとしても温か家族な感じがヌルく感じてしまいました。
この旅で姉妹達は貧富の差を肌で感じ、
貧困で喘ぐ人やそれにより知人と死に別れる経験をしているのだから
この世界を変える為に一段と家族協力してテゾロを完成させ平和利用しなければ!
という気持ちが伝わり緊張感や使命感が途切れない終わりにして欲しかったです…。
「じぃちゃんの家に行こう」じゃないよ、ここは!

他にも弁護士空族やら次女のボーイフレンドの意義や細かい台詞も気になる点は多々あり
大団円っぽくはあるけど面白味のない決まりの悪い着地という印象。
前話の時を越えたメッセージが一応のピークでしたねぇ。
{/netabare}

【総評】
作画や動きには繊細さを感じはしましたがストーリーに雑さを感じる作品でした。
部分部分のシナリオは悪いものではないのだからもっと丁寧に繋げて絡めて積み重ねて
くれればそれなりの良作になり得たのだけれど…。
冒険や絆はあるものの観る者を驚かせたり感動させたりするにはひとつふたつ物足りない作品。
キャラに関しても掘り下げ足りてないので感情移入出来ませんし…。
好きなジャンルでそれなりに期待もあっただけに残念に感じてしまいました。
残念ではありますが、お勧めは出来ない作品です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

非常に惜しかった

ノイタミナ枠のオリジナルアニメーション。放送前は2013秋アニメの中で1番期待している作品だったのですが・・・予想以上の作品にはならず。

個人的には割と気に入った作品だったのですがストーリーがイマイチで他人に薦める程の作品ではないかも・・・。

作画が良くキャラも良く設定も良かったのでストーリーがもっと練られていたらまた違った評価を受けていたのかもしれませんね。


1話目感想
{netabare}
こういうアニメは好きだなぁ。特別面白いって感じではないけど世界観がいい感じ。

作画も良かったしなかなかに楽しめそうな作品です。

1話の段階では賛否両論あるけど、こっから化けることを信じて視聴継続します。{/netabare}

2話目感想
{netabare}
三女がチート級の強さな気が・・・他の二人が霞んで見える。

金魚ロボは可愛い・・・のか?

父母は二人とも死んでしまったのか?いや、流石に生きてはいると思うけど・・・

今回は内容も普通に面白かったかと。

ただなんだろう・・・盛り上がっている感じでイマイチ盛り上がっていない。そんな気もします。

この手の作品は後々面白くなっていくのでこっからに期待ですね。

このアニメは父母を救出する話がメインになるのかな?今後のストーリー展開が分からないのがオリジナルの良いところですね。
{/netabare}

3話目感想
{netabare}
次女は豆腐メンタルだったようで・・・というか他2人のメンタルが強すぎるだけか。

空賊の人は仲間的なポジションになっていくのかな?今後もサポートしてくれそうな感じではあった。

若干脚本が荒い気もしたけど面白かったです。

自分はこういう雰囲気の作品は好きだから楽しめてるのかもしれない。

流石にちょっと盛り上がりに欠けてるとは思いますけど。

次回から話が動いて盛り上がって行きそうな予感。てか動いてもらわないと困る。

現時点での評価は悪くはないという感じ。うん、悪くはない。
{/netabare}

4話目感想
{netabare}
星月の落ち方は即死ものだったぞ・・・まさかの退場かと思った・・・

神月は今回で好感度が上がった気がしました。臭いオッサンも良い人で良かった。

その一方でアンナさんが何やら怪しい行動を・・・悪い人ではないと思うんだけど・・・何か怪しいなぁ・・・

とまぁ、ストーリー自体は結構好きなんだけど脚本が少し荒く、各所で雑な部分があるのが気になる。

そういう部分を気にせず雰囲気を楽しめって事なのかね。{/netabare}

5話目感想
{netabare}
切ない・・・切なすぎる結末・・・前回の件もあってこの作品でああいうキャラが死ぬことはないと思ってたんだけどなぁ・・・

ただまだ確証はないのでひょっとしたら?なんてこともあるかも。

星月はかなりダメージ受けたね。すぐに立ち直ってほしいが・・・

神月は前回とは打って変わって完全に空気でした^^;。

ストーリー物なんだけど街での話を1話で終わらしてるから1話完結型としても見れるので非常に見やすい作品な気がします。{/netabare}

6話目感想
{netabare}
何か急に鬱展開多くなったね。それなのにストーリーが雑でいろいろ中途半端だった印象。

こういう展開は望んでいなかったのでちょっと残念。まぁ嫌いじゃないんだけれど・・・

シシーニョの部下の2人は根は良い奴らなんだねきっと。見直した。

しかし今回で死亡フラグが立ってしまった気が・・・無事に生きてほしいなぁ

にしても後5話しかないのにこのアニメどう収拾をつけるのだろうか・・・{/netabare}

7話目感想
{netabare}
ガリレオテゾロがついに奪われてしまった。まぁでも死ぬよりはマシだったか・・・。

ロベルトは何考えてるか分からないから見ていてヒヤヒヤする・・・。

落ちたところにたまたまスケッチがあったというのはあまりにご都合展開すぎるなぁ。

そしてそのシーンの描き方もあっさりとし過ぎてて・・・。

次回は日本に行くらしいけどガリレオ号は動くのかねぇ・・・。

比較的楽しめている作品だけど随所に雑なシーンがあって惜しい作品だといつも思う。{/netabare}

8話目感想
{netabare}
ガリレオ号直ってましたwまぁ予想はしていましたが。

今回は全体的にゆったりとした回。ここ数話ハードな展開が多かったので息抜きも必要か。

あまりにもスケッチ集めのくだりが短くてなんだかスケッチ回収が話のオマケ程度に見えてきました(笑)

そして何となくですがアンナさんかロベルトのどちらかは亡くなってしまいそうな気がしてしまう・・・

後3話だけど投げやりで終わってほしくないなぁ・・・どんな結末であってもきちんと物語を締めてほしい。{/netabare}

9話目感想
{netabare}
ここにきてまさかの展開。タイムスリップは流石に予想してなかったなぁ・・・

にしてもゆったりとし過ぎてるような。父はともかく母の件とかはどうなったんだろう・・・

後2話しかないがそれなりに納得のいく終わり方をしてほしい・・・


終始あまり良い評判を聞かなかった作品でしたが私はこの作品結構好きですよ{/netabare}

10話目感想
{netabare}
スケッチは星月に対するラブレターだったんだね。

てことはガリレオさんはロリコ(ry

面白かったけど物語はあまり進まず、次回でほんとに終わるのか?{/netabare}

11話目(最終話)感想
{netabare}
母親が記憶喪失のフリをしていたのは案の定予想通りでした。そうじゃないと終わらないしね。

最終回にしてはあっさりしていた感じでしたが家族円満に終わって良かったです。
{/netabare}

総評
{netabare}
作画やBGM、キャラクターなどはとても魅力的で良かったのですがストーリーが今一つだった印象。

毎回面白くなりそうな雰囲気はあったものの結局突き抜けることなくそのまま終了という結果に。

悪くはないのですが特別に面白いとも言えないかも・・・

何となく短編映画に向いてそうだなぁとも思える作品でした。

ツッコミを入れたくなるような部分がところどころありましたが、そういう細かい事部分を気にせずにアニメを見ている人には楽しめる作品かもしれません。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21
ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

これ以上期待はしないと、さっき決めたのに

今期はラノベ原作が多く、第一週目で目新しく感じるアニメがあまりなかったので、
より一層期待していたノイタミナ枠。しかし蓋を開けてみれば……

良かった点:キャラデザ、音楽
悪かった点:ストーリー、脚本
が極端なほど表れてしまっていた作品。

キャラデザがSAOの人らしく絵が綺麗で華があり、キャラクターも個性的。
科学タイプ:三女ちゃん、武闘タイプ:次女ちゃん 話術タイプ:長女ちゃん
と三拍子整っていて、この3人の活躍がそれぞれ見られるだけでも楽しそうであった。

しかし、そんな痛快アクション活劇をイメージして期待していたら、
宝探し、エネルギー問題、SF、ラブロマンスと話のテーマや展開が転々とし、
そのすべてが中途半端に語られ、一貫性がなく、物語に入りこめない。しかも投げっ放しに終わる。
なにやらメッセージ性を込めようとしているのはわかるが、まるで何一つ伝わってこない、
ともかく行き当たりばったりという印象を受ける破綻的なシナリオだった。

■ガリレイドンナの主軸となるテーマって何?(踏み込んだネタバレレビュー)
{netabare} なぜ破綻的なシナリオだと感じてしまうのか、それは一貫したテーマ性が感じられない点にある。
ではどんなテーマ性が考えられるのか?

①この作品における最初のキャッチフレーズといえば、
「ガリレオ」「三姉妹」「バトルアクション」といったものがあった。
「ガリレオ」であれば、歴史的偉人に関する雑学や、宇宙的な何か
「三姉妹」であれば、三人のそれぞれの個性や活躍、相互関係や姉妹の絆
「バトルアクション」であれば、映像的迫力、ダイナミックさ、といった要素が期待されるだろう。

実際それらはどう機能していただろうか
ガリレオ:星月の天才設定の理由付け程度(別にガリレオである必要はなかったような)
三姉妹:三女一強 他二人は大して活躍せず 次女に至っては足引っ張り
バトルアクション:ロボによるミサイルの撃ち合いで、どちらかといえばやられることが多い
……なんだかぱっとしないのである。

 何か作品に触れるとき、その作品の特色やテーマ性を少なからず楽しみにすると思う。
それは絵の雰囲気やキャッチコピーだったり、第1話の掴みだったり、
そうして抱いた期待に対して、思ったものと違うギャップがあると肩透かしを食らうことがある。

バトルアクションアドベンチャーと謳われ、次女の空手設定にあのOP映像みたら、
誰もが次女の空手アクションを期待したであろうもの……
実際次女の空手設定が活かされたのが最後の地球儀蹴り割るだけって(´;ω;`)ウッ…

次女に限らず、主人公であるはずの三姉妹が活躍した場面というのが本当に少ない。
長女も落ちこぼれ設定のせいなのか、話術で上手く切り抜けた場面が思い当たらない。
ここぞというとき働くのは空賊ガニメデ団だったり、パパやママだったり、第三者の活躍なのである。
星月の発明こそ役に立ってはいるが、その科学力を裏付けるエピソードもないので、
単に強い兵器を保持しているというだけにしか見えない。
行動面においても精神性においても三姉妹の活躍というものが感じられなかった。

結局「三姉妹」や「バトルアクション」といった要素が主軸として機能しているようには思えない。

②他にも観続けていくと、別のテーマ性があるように思える描写があった。
それが「宝探し」「エネルギー問題」「ラブロマンス」といったもの。
「宝探し」というのは、ガリレオの残したという宝を探し、謎を追う部分だが、
これがなんともまぁあっさり見つかる。謎解きすらない単調なノルマのようなもので、
そんなやっつけでやるくらいなら削ってもいいよねこのシーンって程だった。

「エネルギー問題」は中盤あたりに提起され、それを巡り凄惨な殺戮ショーが行われたり、
子供が犠牲になってまで世界が逼迫してるんだ!と訴え始めたが、
シリアスな展開や教訓めいた展開に伴う内容があるならまだしも、
主人公たちはいざというとき不思議パワーで解決という一番ダメなパターンである。
そしてガリレオテゾロによってこの問題が解決されたわけでもなく、解決法の示唆すらなかった。

「ラブロマンス」は、星月とガリレオや、はず姉と空賊頭領の話、アンヘドさんとロベルトの関係等。
星月とガリレオの話は、これ単体でみれば良い話だと思えるのだが、
何の脈絡もないSF超展開で話の流れをぶった切って挿入されたので、意味不明だった。
ポエムの伏線を回収したのは良かったものの、それ以外に本筋に繋がるものがなく脇道だった。
タイムスリップに関する伏線があればまだ理解できる展開だったと思うのだが。
はず姉と空賊頭領は最後にさらってってくれれば話の顛末として良かったのに、オチがつかなかった。
アンヘドさんとロベルトは、対話が成り立っておらずロベルトの信念もよくわからず散々。

……、そんなわけで主軸となるテーマが見当たらず、
真にやりたかったこと、伝えたかったことは何だったのだろうか、と困惑する作品だった。 {/netabare}

▼1話時点での感想
{netabare} お話自体は1話では全く掴めなかったが、内田みたいな子が可愛いし、
メカのデザインや動きはダイナミックで迫力があったので十分期待したい。
ガリレオの子孫なんて設定どう活かすんだ?って感じだが・・

とりあえず1話は三女ちゃん強すぎたwww → ……まさかずっと三女しか活躍しないとは {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
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