AICでSFなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのAICでSFな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月09日の時点で一番のAICでSFなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.9 1 AICでSFなアニメランキング1位
デートアライブ [Date A Live](TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (2430)
14612人が棚に入れました
四月一〇日。昨日で春休みが終わり、今日から学校という朝。可愛い妹に起こされ、五河士道は今日もいつも通りの日常が始まると思っていた。精霊と呼ばれる少女と出会うまでは―。突然の衝撃波とともに、跡形もなく、無くなった街並み。クレーターになった街の一角の、中心にその少女はいた。「―おまえも、私を殺しに来たんだろう?」世界を殺す災厄、正体不明の怪物と、世界から否定される少女を止める方法は二つ。殱滅か、対話。軍服に身を包んだ妹・琴里は士道に言う。「というわけでデートして、精霊をデレさせなさい!」「は、はあ…ッ!?」新世代ボーイ・ミーツ・ガール、登場。
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

デレさせろ!人類のために!

世界を救うために相手(精霊)をデレさせるみたいです。
…また無茶な設定をします。

出だしがパンツ萌アニメっぽかったので苦手分野かなと困惑しましたが、
シリアスな所もあって意外と楽しめそうです。
もう少し萌要素(特にパンツ)控えめだと個人的には助かるのですが…。

30年前に起こった事が説明され、
主人公達の年齢も表記しているのでこの辺りが伏線として絡んできそうです。
感動を呼ぶ展開になるのでは?
という期待もほのかに感じつつ視聴しようと思います。

※1話成分{netabare}
今回の成分 空間震4:妹3:精霊2:バトル1:チュッパチャプス0:まじひくわー0
{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 対話3:ギャルゲ攻略法3:名付け3:バトル1

萌要素は控えめになりませんでした。そしてコメディが大増量。
シリアスはほぼ無くなってます。カップヤキソバのふりかけ程度です。
でも最終的にはこのふりかけが味の決め手になるはずと見ています。
まぁ最後の方だけでしょうけど。

設定等はまともに考えたらツッコミ切れないので止めておきます。
結論として『うまくデートすれば十香も人類も助かる』のです。

この作品も基本ハーレム系コメディとして気楽に視聴するものなのですけど、
今期は余り予想や考察するアニメが無いので伏線ぽいのはチェックしてみます。
コメディをできるだけシリアスに観てみます。
レビューでも遊んでみます。普通の人の感想とは異なりますし、
何いってんの? 大丈夫?ってな事になるかも知れませんけど。
無論原作は知りませんのであしからず。

それにしても士道はかるーく女の子攻略してましたね。
さすが救世主になりうる素質を持った男は違うんでしょうか?
彼が精霊攻略のために選ばれた事に必然性があったのかも知れません。
少し記憶を失っている可能性もありますね。

先生も攻略していましたがこの先生が鍵を握っている気もします。
最初の空間震事件直後の生まれ(29歳)なのも気になりますし赤い首飾りも気に掛かります。

折紙ちゃんとも過去何か経緯がありそうです。
恋心にも真実が隠れていそうですし、
士道の体操着の匂いを嗅いでいた事にもきっと意味があるはずです。
五年前の両親を失った事件も絡んできそう。

十香は記憶がほぼ無い様なのでこの点が物語と関わってきそうです。
士道と過ごす時間を経て何かを思い出したり、
その士道との大切な時間をまた忘れるような展開になるかも知れません。
「おまえも…私を殺しにきたのか?」と言う発言からも孤独さや悲しみも感じてしまいます。

来週はデートみたいです。がんばれ全人類のために。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今回の成分 デート5:大食い2:狙撃1:ニューゲーム1:きなこパン1

士道には何か特殊な力があるようです。
精霊の力を鎮めたり、生き返ったり。
流石ですが人間業ではないです。精霊の血でも引いているのでしょうか?
1話で意識を失ったときに見ていた夢?がやはり引っかかります。
ラタトスクがテクノロジーを持っていて
士道に薬を投与していたり、改造したのかも知れませんが…。
ゲームポイントが貯まると1upするシステムなのかな?
今の所説明が付きませんが何かあるのでしょう。

精霊は純粋で子供の様な性格をしています誕生してから殆ど何も知らない様です。
精霊の世界の方も気になります消えて向こうの世界に戻っている時は無に近いのかな?
また、願いや気持ちを力に変える事が出来る存在かも知れません。
UFOキャッチャーで景品が落ちたのも偶然とは思えません。
この世界に拒絶や否定されているという気持ちが空間震に現象として現れている気がします。
なので肯定する存在に会う場合は空間震は起こらないのでは?
否定には否定、肯定には肯定で返しているだけなのではないでしょうか。
30年前の精霊との関係も気になっています。

折紙は尾行は上手かったですが狙撃の位置が悪すぎますし、
素人に気付かれるという凡庸さも見せてしまいました。
きちんと訓練されているのでしょうか?
士道の能力が想像以上という事なのでしょうかね?

「赤は三倍速い」や「出前遅いぞ何やってんの?」等
聴いたことのあるようなフレーズが出てきましたが何かの暗号かもしれませんね。

どうやらラタトスクが手回ししたのでしょうか?
次回から転校生としてやってくるようです。授業についていけるのでしょうか?
士道は大変な事になりそうですが人類のため頑張って貰うしかないです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分 修羅場4:腹話術3:同居2:雨1

精霊は一人ではないという事実が発覚しました。
士道は更に険しい道を歩まねばなりません。

好感度を上げてキスするのが封印方法で、
この能力はラタトスクではなく士道が持ち合わせていた能力のようです。
やはり過去の記憶などが気になります。

同居生活では仕組まれたラッキースケベが。
これで女慣れするのか疑問ですし十香の好感度が下がる可能性のある危険な賭な気もします。
とりあえず風呂やトイレなど鍵の使い方を教えて上げましょう。
しかし十香は可愛らしくなってきました。
ちゃんとトイレに行く生命体なのも分かりました。
嫉妬もするんですね。
天気の様に気持ちも雨模様で次回はまた機嫌や信頼を回復させなければいけない様です。
ハーレムED以外では人類滅亡するかもしれないので頑張るしかないですね。

最後の方の影はうさぎちゃんですかね?折紙が見た物も気になります。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分 雨女3:嫉妬2:バトル2:よしのん2:赤マムシ1

折紙は澄ました顔で積極的でした。
メイド服姿はツッコむ人がいないので放置になっていました。
意外と怖い子で不思議ちゃんですがそれもまた魅力的でもあります。

ヒーローには優しさと強さが必要だけれど我らが士道にもその資格は十分でした。
今回その強い意志、信念が見て取れそれが精霊をも惹き付ける
魅力になっているのだと確認できました。

四糸乃の服はレインコートだと思っていたので
「何、傘渡してんの?」と自然とツッコんでしまいましたが、
その優しさにケチを付けてしまった自分が情けないです。

精霊は集合住宅で暮らすようですが士道の優しさで、
幸せあふれる住宅になっていくのでしょうか。
名前に数字が入っているのはルームナンバーなのですかね?
また次回新たな精霊が現れるかも知れませんから気は抜けません。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 温泉4:隊長2:バトル2:野菜爆弾1:地団太1

束の間の休息回でした。
戦いばかりでしたのでたまにはのんびりとするのかな
…っと思ったらまた激しい戦いに。

隊長さんの執念はすさまじいです。
この作品は未婚の女性イジリが多いですね。

野菜爆弾はすんなり受け入れられましたが、
C4を厚い壁の側面に付けての爆破だけは納得行かなかったです。
穴穿ってからとか爆破の威力が逃げない工夫をして欲しかった。

次回からASTに部隊が編入するようなので気になります。
本当の意味で士道に安らげる日が来るのは何時になるのでしょうか。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 不死精霊4:妹4:修羅場1:貧血1:ドリアンパン0

新キャラが二人も登場。
一人は実妹の様で言葉遣いが乱暴ですが戦闘力が高そうです。
士道と血の繋がりがあるようでこの家系自体に強さの秘密がありそうです。
やはり精霊の血でも引いているのでしょうか?
過去の記憶が欠落していて今のところ謎です。

もう一人は精霊。どういう手を使ったのか同じクラスに編入して来ました。
なにやら色々知っている精霊のようです。
肉体を殺しても死なずアンデッドの香りがしますが、
片目が時計みたいなので時間を操っているとか幻惑の類かも知れません。

絡んだ不良は気の毒ですがわざとらし過ぎましたね。
今時アレはないんで仕方のない結果でしょうか。
「交わる」という言い方が気にはなります。

一万人以上殺したって男殺しって意味かと思いましたが、
どうやら本当に殺しちゃってる感じの怖い精霊のようで、
今後士道がどう立ち向かっていくのか目が離せません。

ちょっと最近十香の存在感が薄くなってるのが気になっても居ます。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 デート3:デート3:デート3:銃撃1

水族館、映画館、ランジェリーショップと士道のデート無双は流石でしたが、
三人の強敵に身を削られ息切れしてしまいました。
最後まで貫いて欲しかったですが困難な状況の中、良くやった方でしょう。

狂三の左目が時計になっていて常に3時(5秒)なのが気になります。
いつも舌なめずりして飢えてる様子なのはおやつの時間だからでしょうか?
惨事と掛けているんでしょうか?
前回「交わる」という言い方が気になっていましたが時計の針の事なんでしょうか?
今は針が全く交わっていませんがあの時計、進められれば何か変わるかも知れません。

前回の不良に続き今回は子猫を虐める小悪党達が登場。
狂三は「何かを殺そうというのに自分は~(略)」と言ってましたが、
流石に子猫を殺そうとまではしていないと思うんですがね…。
コイツら現れ方が不自然だし仕込み臭いので、何かの陰謀かも知れません。
前回同様、凄惨で血だらけの現場ですが死体が無く現実味も無く感じるので
本当に殺しているのか疑問もあります。
最後に一人撃たれていましたが、現実なんでしょうか?

次回はバトルもありそうですがどういう決着になるのでしょうか楽しみです。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 時間3:余命2:結界2:空間震2:精霊1

狂三はやはり時間を操る精霊でした。
しかし怖いのはその性質よりも性格のように思えますが。

真耶の余命も驚きと共に心配です。何か救う方法はあるのでしょうか?

空間震を打ち消した琴理も精霊なんでしょうか?
前回の引っ張ったバトルはあっさりしていましたが、今回のバトルの行方は?
まだまだ目が離せません。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
今回の成分 バトル4:精霊化3:見舞い1:記憶1:復讐1

過去の記憶とストーリーが絡み出しました。
士道の双肩に色々とのし掛かってきましたが、
士道ならばこの困難を乗り切ってくれると信じています。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の成分 MIZUGI3:デート3:プール2:投薬1:タロウ1

士道といえど妹をデレさせるのは厳しそうですが、
妹の気持ちを知った士道はここで燃えねば真の救世主ではありません。
イヤホンを外し、己自身の手で勝負に挑むようです。
いよいよ真価が試される時が来ました。
次回はきっとやってくれるでしょう!
…って、早くも次回最終回なんでょうか!?
先生のペンダントとか、失われた記憶等々
伏線ぽいのがまだまだ散らばってるのですが、二期へと続く感じなのでしょうか?
ともかく次回を観なければっ!
{/netabare}

※12話感想{netabare}
今回の成分 バトル4:デート3:愛2:復讐1

士道は流石のデート力を発揮し最後はハートで琴理も折紙も救いました。
これからも熾烈な戦いが続くようですがその魅力ならば乗り切ってくれると信じています。

十香は純粋で一途でとても可愛らしいのですが、メインヒロインを琴理に
奪われた形でちょっと可哀想。
二期はもうちょっとメインっぽい扱いになることを望みます。
{/netabare}

【総評】
第一印象で普通に観たら微妙な感じがしたので、
伏線など考察しながらナレーションのノリで真剣に観てみたんですが、
そんなに伏線絡んで来てないのでやや空回りしました。
もう少し記憶の解れ方に面白味があればアレコレ想像できたのですが。
先生のペンダントは今でも何かのキーアイテムだと信じています。(^_^;)
レビューももうちょっと面白く書きたかったんですが考察素材が少なすぎました。

あと十香好きとしては彼女の影が薄まってしまいちょっと残念です。
メインヒロイン…なんですよね!?

全体としては期待せず観たのでバトルありのハーレム物としてまぁまぁと捉えています。
このジャンルが好きなら暇つぶしには観られる作品だと思います。
ただ尻切れなので二期を観てみないと何とも言い切れないです。気長に待つとします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 41
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

さあー私たちの番宣を始めましょう!

全12話
ジャンル:ハーレム構築
テーマ:信じる気持ちがあれば何でもできる!

先ず視聴を考えている方はストーリーに期待してはいけない。
粗筋というか物語の流れ。ギャルゲーのオムニバス形式になっている。

地球に害を与える精霊を手なづける為にデートを行う。
ただ、それだけ以下も以上もないですw

士道のハーレムRPG計画{netabare}
士道の中にイフリートが封印されていた再生能力で死亡回避→NEW GAME できた。
士道は十香を攻略した。
士道は折紙の罠にかかった。
士道は四糸乃攻略した。
士道は真那・狂三の攻略に失敗した。
新たな敵が来た。実は琴里ルートが隠されていた。
士道は琴里を攻略した。
士道はこれからも精霊封印を続けてゆくw{/netabare}

と、物語に進展がないのでループモノを観ている感覚に近い。登場するキャラは、ロリ、可愛い系、ツンデレ、ヤンデレと一通り網羅しているがキャラの掘り下げも低くイチャラブを楽しむ。

まして修羅場・シリアス展開になると尻すぼみとなりデートに軌道修正をかける。物語に深みを出そうとしていない。

特に士道の存在は、ほぼ何も分からず謎として終わっている。
精霊とは何か全く解明されない。

ただキャラ萌できる方を狙った作品。
2期から面白くなりそうみたいに終わらせているが、やることはデートだけだ。

各話レビュー不満しかないw
1,2話{netabare}
率直に良くも悪くも痛いアニメだと感じました。

・ロリ妹、実は妹は司令官というギャップ萌

・主人公シスコンであり周囲にも好かれている優しい系
 かつ女の弱さを観ると、なんでもしそうな草食系
 だが、根は頑固系(指示を無視し自分で十香に対応している節より)

・一癖も二癖もありそうな変人サブキャラの集まり、恐らく途中で消える可能性大。

・優等生のクラスメイトが実は空間震対策チームの一人でありギャップ萌&成り行き彼女。

・精霊(十香)、感情型・行動の意図を追求する用心深さもあるが、ただのツンデレ。
存在自体が謎で鍵となるシリアス展開に持ち込む要素も簡単で、彼女をデレさせる過程に
同情的な視点など心情描写から惚れる可能性大、俺は十香を守る! とか台詞がでそうな予感・・・;

と、1・2話視聴したキャラのイメージです。
使い尽くされた設定が多く目新しさがないですが、大衆受けしやすいメリット重視と感じました。

あくまで十香をデレさせることが主軸で、それを恋愛アドベンチャーゲームに似せることで
視聴者にわかりやすくする為のキャラ設定かな。

恋愛ゲームの二次元世界観を三次元世界観で表現したいだけなのでは?
(視視聴者にとって両方二次元なんですけどね)
二次元の設定も三次元で使い方次第だ と伝えたい印象。

恐らく恋愛ゲームのテキストでは相手の心には響かず、自分の本心が相手の心に届く とか
締めになりそうな気がします;

恋愛ゲームの要素を入れる必要性を考えると、視聴者に恋愛する切欠作りを見せるシーンもあり、アニメを通して恋のテキストになるようにしているのではないかと想う。

このメイン攻略対象が未知の存在・精霊なんだから痛い。
それまでに親を殺されたクラスメイトの恋やジレンマもあったり、
主人公の心情の揺れを垣間見せるのだと想う。
恋の三角形と世界を救う大役を背負った草食系主人公の物語かな。

後はOPのまだ観ぬキャラは敵と仮定して、何かしらの目的の為に精霊を殺そうとする組織かな。
そして主人公と精霊の絆を結びつける引き立て役。
1話のダミ声「久しぶり、やっと会えたね、嬉しいよ、でも、もう少しだけ待って、
もう絶対離さない、もう絶対間違わない、だから。」の伏線に繋がる気がしますね。

バトルは繋ぎぐらいで期待はできない。

超展開に期待したい所ですが、余計に痛い作品にならないか不安もありますね;

この痛い設定が活かせるのか見届けたい気持ちもあります。

一応、視聴続行。{/netabare}

3話{netabare}
凄まじいほど持ち上げて落とす展開には興ざめしますね;
死亡してNew GAMEだ~で、生き返るて、もうギャグでしょ? 痛いな・・・同時に理由が聞きたい所ですね、丸投げされそうな気がしますね; {/netabare}

4話{netabare}
すごく打ち切りたい衝動に駆られました・・・まず、予想通り生き返る説明はなかったですね; 恐らく主人公の特殊な存在が鍵となっていますが、完結していない原作でそこまで展開が到達するのか、そして世界観を納得させる答えなのか、不安要素しかないですね。 キャラ萌できる人はすごくはまるアニメとはわかりました、前半から十香とのイチャラブ、ラッキーエロみたいなくだりで疲れます。後半に至っては、新しい精霊登場。またしても、デレさせろと・・・この流れで展開を繰り返すなら辛い; {/netabare}

5話{netabare}
特筆すべき点はないですw
十香の件を四糸乃(よしの)に置き換えた使い回しのような展開でしたね・・・今回は死亡シーンはカット何度も死んだ末に四糸乃を救ったという台詞任せの表現で、見せ場カットはどこかわからない。
十香の嫉妬表現、四糸乃のロリ要素それとも鳶一のお風呂シーン? と萌の消化試合ではないんだから、インパクトある見せ場ぐらい作りなさいよ。来週の温泉パートもただの萌だ! 以上 疲れた。{/netabare}

6話{netabare}
温泉の旅路へASTの妨害戦を繰り返したシーンを観ただけ、会話はあってないようなもの最後に萌シーン、まるでその布石の為に尺を使った無駄な内容。そして次回は新キャラで、またループか・・・疲れるアニメだな;{/netabare}

7話{netabare}
記憶喪失の実妹・崇宮 真那 登場VS義妹。十八番のような会話劇。新精霊・時崎 狂三。3人目にして少し頭の良さ気な風貌・ヤンデレ資質なキャラ。残酷かつ好戦的な性格、名前の通り狂った行動から展開を広げそうだが、結局デレさせて終わりなんだろうな・・・そろそろ士道の存在を見せないと番宣アニメになりそう;{/netabare}

8話{netabare}
狂三・十香・折紙との3又デート。さすがハーレムアニメ・サービスシーンのイチャラブ内容。狂三と対峙する士道に駆けつけた真那とバトル直前で終わり。 やはりハーレム系はキャラ萌もいるが掘り下げないと白けてしまう。狂三の能力が時間に関係していることはわかるが間延びしすぎだな。{/netabare}

9話{netabare}
狂三の能力は時を戻すこと、体内に時間軸の違う霊相として用いることで分身として使う。力にも寿命が制限となっているが相手から吸うことでハンディがなくメリットが多いな。ナイトメアという設定から優遇されている感じですね。 十香に励まされ士道もデレさせると意気込む意思に迷いとかないけど、自意識過剰ともコトリに巧く使われていると想う。 コトリも実は精霊でしたと、士道に精霊の力を預けていたとか超展開で乗り切る流れ。{/netabare}

10話{netabare}
肝心の狂三はデレかけて逃亡し、琴里は人が精霊になったパターン、士道は最初から封印できる特異体質である。琴里イフリート覚醒の5年前に何があったかより後2日で今のことが消えるからデレさせろと全く進展がないストーリーだな; 折紙の狙っていた精霊も琴里と判明したけど置き去りで終わりだろうな。それにしても折紙の変態度ならクライムエッジにキャスティングできるなw{/netabare}

11話{netabare}
特筆する内容はございませんw ただの琴里デート会ですw 最終話は折紙と琴里のバトルがあってデレさせて終わりだろうな。{/netabare}

12話{netabare}
5年前の記憶は戻るがもう1人精霊がいたんだ!と突っ張るだけで、だから、どうした。 と折紙が無常に負けて封印して終わり。 挙句、好感度は最初からピークくたびれ儲けみたいなオチで、もっと尺を巧く使えよと言いたくなった。
結局、キャラ紹介で終わっただけのアニメ。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 31
ネタバレ

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

今期アニメ視聴状況 6/1

作品別にレビュー書いて更新するの面倒だから、一個にまとめて
しまう。この作品を選んだのは、鳶一折紙が原因。★については、
視聴を続けるモチベみたいなもの。

◆デートアライブ 【視聴中】 ★★☆☆☆
OP後5秒で見る気が失せかけたが、作画が割と好みだったんで踏み
止まった。1話の中盤~終盤までの流れが凄い面白そうだったのに、
最後でバカアニメ確定になったのが、ちょっと残念。

とりあえず鳶一がヤバイ。ISでは最初セシリア、後にシャルロット
に捕まったが、ハーレム物なんて結局一人ツボると全部見てしまう
し、作品を正常に判断できなくなってしまう。

今後楽しみなのは、鳶一>>>偽木山先生>子安>マジ引くわー


最初は★5にしてて、★の数は鳶一が消滅しない限りは減らないと
思っていたが、6話後半があまりに酷くて一気に冷めた。80年代、
90年代に使い古されたノリが、失笑すら出て来ないレベルで痛い。

それだけならまだしも、2chやニコでそのノリが「割とウケている」
という事に、心底驚愕した。

段々鳶一が微妙に見えて来て、新しく出て来た黒髪も個人的に微妙、
もう「まじ引くわー」しかない楽しみが無いのに惰性で見てる。

★5⇒3⇒2と、もうギリギリの線。


◆進撃の巨人 【視聴中】 ★★★★★
ニコでOPが妙に流行ってるのを知り、それ見たら作品を見ざるを
得なくなった。もう初っ端から気配が違う。

検索 進撃の巨人OPに中毒になる動画

異様な速度で200万再生超え↑。消されるって噂もあるんで、1回
は見ておくと良いかも。

あとは↓

検索 進撃の巨人OPパロ

5/7時点で50万再生超えが8作品、10万再生超えだと37作品ある。
(ニコ全般に言えた事だけど、再生数じゃなくマイリスト数が多い順
で検索した方が駄作を踏みにくいです。)


進撃の巨人 5話 {netabare} 後から見て分かるタイプじゃない超露骨なフラグ
をぶっ立ててたんで、展開は予想できた。完全な不意打ちでも良か
ったんじゃないかなー。

フラグの時点で「!!? なんだこれww」になったんで、フラグ
無しでやられたら、すげー衝撃的だったと思う。

あと、5話MADの↓が流行ってるっぽ。

検索 死亡フラグが立つのを全力で回避するエレン{/netabare}


◆DEVIL SURVIVOR 2 【保留】 ★★★☆☆
1話でちょっと期待したものの、2話時点で後でまとめて見る事に
した。


◆翠星のガルガンティア 【視聴中】 ★★★☆☆
2話が凄い面白かったんで、早く続き見てーと思ってたのに、3話
でどうでも良くなってきた。

8話まで溜まったんで、まとめて見た。・・そこそこ


◆はたらく魔王さま! 【視聴中】 ★★★★☆
魔王がバイトとかバカなのか、とか思って見るの躊躇ってたけど、
全然アリだ。面白ぇ

★5⇒4、つまらなくは無いけど、俺が一番見たいのは発狂してる
エミリアなんで、展開に不満。

検索 はたらく魔王さま! 失速

あ、やっぱり。とか思った。


◆とある科学の超電磁砲S 【視聴中】 ★★★★☆
1話の超テンプレ展開は王者の余裕か。話がどうなろうと、見る
事は決まってる。


◆這いよれ!ニャル子さんW 【保留】 ★☆☆☆☆
もう見てるのは惰性。パロに飽きてきたんだと思う。
Wの方じゃないけど、「手の込んだ手抜き」の中じゃトップクラス
の名作だと思うんで、↓を紹介しときます。

検索 (」・ω・)」とぅー!(/・ω・)/へぁー!

★2⇒1、気が向いたら見るかも。


◆断裁分離のクライムエッジ 【断念】 ★★☆☆☆ 
斬新だったんで4話まで見たけど、もう無理。変態ネタとかじゃ
なくて、真性の変態アニメ。変態だから断念するわけじゃなくて、
むしろ変態アニメだから興味本位で4話まで見れた。

ついでにもし作画やキャラが好みだったら、この程度の変態具合
なら許容範囲。多少キモい方が笑える


◆銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 【断念】 ★☆☆☆☆ 
全体的に肌に合わない。


◆百花繚乱 サムライブライド 【保留】 ★☆☆☆☆
きつい。サムライガールズの方は「なぁにこれぇ」な感じで割と
見れたけど、こっちは初っ端からネタ切れ気配。

なんでこんなもん見てんだろう、とか思いつつ、ニャル子同様に
惰性で完走する気がする。

気がしただけだった。★2⇒1、いつか見るかもね。


◆悪の華 【いや、こんなの無理w】 ☆☆☆☆☆
なんだよこれ、どういう事だよ。クソ作画で片っ端から殴りたく
なるような奴ばかり。1話は頑張ったが2話で内容がキモくなり過ぎ
て諦めた。

**1,479位/**1,373位(**228 pt) フォトカノ 1 [Blu-ray]
**5,332位/**4,963位(**136 pt) 『惡の華』Blu-ray 第一巻
**6,245位/**5,494位(**20 pt) アラタカンガタリ~革神語~ 1 [Blu-ray]

売れてるなら頑張ろうかと思ったけど、これはひでぇ


◆変態王子と笑わない猫。【視聴中】 ★★☆☆☆
悪の華の売り上げ調べた時に

**12位/*10位(**395 pt) 変態王子と笑わない猫。 第1巻 特装版も~そうパック [Blu-ray]
**13位/*13位(1,397 pt) とある科学の超電磁砲S 第1巻 (初回生産限定版) [Blu-ray]
**15位/---位(----- pt)  うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000% 1 [Blu-ray]
**28位/*29位(1,974 pt) 進撃の巨人 1 [未発表漫画65P「進撃の巨人」0巻[Blu-ray]
**32位/*31位(1,369 pt) 翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 1

売れてるっぽいんで、手を出してみた。7話まで一気に見たけど、
最新の萌えはよく分からん。なんでこいつら「金くれ」って願わ(ry

---


◆鳶一折紙 ★★★☆☆ (デートアライブ)
最近豚化してきたのか、ハーレム物や百合物をかなりの数見た中
で一番ツボった。何より作画が好み。

積極的に迫って来る長門みたいな生き物で、長門も結構好きなん
だけど、そこに好みの要素が加算された感じ。変態、肉食系とか
情報が出てるけど・・もっとそれっ気出しても良いような。

2話の時点でWiki読んで期待してたのに、5話の奇行が微妙。押し
弱いし、変態っ気分かりにくいし、シーン短けぇよ。

段々微妙に見えて来たんで★5⇒3。

◆エミリア 視聴中 ★★★☆☆ (はたらく魔王さま!)
無駄に怒って顔芸して、かと思いきや玄関のシーンには笑った。
話が進むにつれ発狂する事が無くなって来たんで★4⇒3

◆御坂&黒子 ★★★★☆ (超電磁砲S)
特に書くことは無いです。いつも通り頑張ってください。

◆マジ引くわー ★★★☆☆ (デートアライブ)
素材溜まっただろうからそろそろあるかも、と思って調べたら、
やはりあった。

検索 まじひくわー ニコニコ

マジ引くわー以外の台詞を喋らせるとか、マジ引くわー

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

84.8 2 AICでSFなアニメランキング2位
人類は衰退しました(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2326)
11683人が棚に入れました
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の”調停官”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。祖父の年齢でも現役でできる仕事なのだから、さぞや楽なのだろうとこの職を選んだわたしは、さっそく妖精さんたちに挨拶に出向いたのですが……。

声優・キャラクター
中原麻衣、石塚運昇
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

[追記あり]不条理ギャグとブラックユーモアが詰まったSF童話(原作ファンによる解説付)

原作は田中ロミオのライトノベル
田中ロミオはかつては山田一という名義で
アダルトゲームのシナリオライターをされていた方だと言われています

私はアダルトゲームは大分昔に卒業してしまったので
最近の事情はさっぱり分かりませんが
彼のデビュー作である『加奈 〜いもうと〜』
その少しあとに出た『家族計画』
の二つは友人の勧めでプレイしています
もう10年以上前の話なので記憶も不確かですが
どちらもどちらもシナリオに関しては高い評価をつけられる作品だったように記憶しています
原作者が7巻あとがきで「ファンが中年男性ばかり」
なんてネタにしていましたがこの辺に原因があるのでしょうね

まぁしかしそれらとはちょっと毛色が違う作品なのが
この「人類は衰退しました」です

科学文明は衰退の一途を辿り
もはや人類の滅亡は秒読みに入っている
そんな退廃的な世界設定とは裏腹に
不条理ギャグで展開されるようせいさんワールド
童話のようなほのぼのとした一面を見せたかと思えば
次の瞬間には風刺の効いたブラックユーモアが炸裂する
このジェットコースターのような目まぐるしい物語の起伏から
振り落とされずについていけさえすれば
このアニメを楽しむことができると思います
ただしアニメの方はいろいろ端折っていたり
時系列がめちゃくちゃだったりするので
無用な混乱を避けるためにも
原作で予習しておくといいかもしれませんね

以下原作ファンによる各話補足です
原作未読かつアニメ未視聴な方は対象外
無駄に長いので時間の無い方にもおすすめしません
{netabare}
episode.01&02 妖精さんの、ひみつのこうじょう
{netabare}
4巻前半エピソード

エピソードの順番変更には賛否両論ありますが
これを先頭に持ってきたこと自体は正解だったと思っています
最近のアニメは最初の数話で視聴者の心をがっちりつかまなくてはいけません
原作通りに「妖精さんたちの ちきゅう」
を先頭に持ってきていたら
あまりに地味すぎて見向きもされなかったでしょう
そういう意味でアニメの掴みとしては
チキンの反乱や食パンの自害など
シュールで強烈なインパクトがあるこの話
アリだったんじゃないでしょうか?

1~2話のテーマは食糧生産と生命倫理
人間を含めて動物というものは
基本的に他の生き物を食べないと生きていけません
海外ではでは食事の際に神に感謝し祈りを捧げたりしますが
日本では古来より食べる相手に対して
命を譲り受けることに感謝の意を表してきました
「いただきます」というのはつまり「お命頂戴します」という意味です
しかし、その命を分け与えてもらうという感覚は
食品が加工された状態で手に入ることが当たり前の現代では
ついぞ忘れてしまいがちなものですね

1話の冒頭で「食べる」=「殺す」の方程式を
まざまざと思いだす事になった「わたし」ちゃん
調査のために向かった食品工場では
責任者たちさえその工程を知りません
そこで起こっていたのは
人間に食べられるために生み出された
すなわち殺されるために生み出された者たちの反乱でした
しかし、運命への反乱を企てた彼らでしたが
抵抗むなしく結局は人間の糧となってしまうのでありました

ちなみに調理の手間を省くために
品種改良で羽根の無い鶏を作るという計画は
既に 実 現 し て い る という事を
皆さんはご存知でしょうか?
興味のある方はこちらをどうぞ
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52076503.html
{/netabare}
episode.03&04 妖精さんたちの、さぶかる
{netabare}
6巻後半エピソード

テーマは娯楽作品の在り方

「Y」が発掘されたマンガをもとにBL同類誌を発行
それが世界レベルで伝播していって
クスノキの里にて大規模な即売会が開かれるに至る
何がすごいかってここまで大事になっているのに
この段階ではまだようせいさんが全く関与していないこと
「Y」・・・おそろしい子・・・

漫画の世界に囚われてからは
人気至上主義のサバイバルゲーム
露骨に実在の作品をにおわせるような風刺や
作品の人気とと本質的な面白さの乖離についての議論など
ある種の業界批判に近いものもあるので
割ときわどいネタだったように思います

2番目のエピソードとしてこれを持ってきた理由は
制作サイドの中でこのお話の評価が高かったからではないでしょうか?
このお話のテーマはアニメ業界にも通じるところが多々あると思うんですね
原作と放送順を変えてきたことだって
「Y」がやった場当たり的な人気取りの手法と紙一重だと思いますし
実際にアニメ制作にかかわっているような人であれば
この話にはいろいろと思うところがあったのでしょう

ちなみに原作だとその後も里では即売会が続き
「わたし」もこっそりサークル参加を試みるのですが
断片データとして発掘された古典文学の抄訳集
なんてニッチなものをを出品した挙句
「Y」に見つかって上から目線でバカにされ
売れ行きも散々という落ちがつきます
{/netabare}
episode.05&06 妖精さんの、おさとがえり
{netabare}
3巻エピソード

他の巻は1巻2話構成になっていますが
この巻だけは1巻1話構成になっている長編です
他の話と同じ密度でやろうとすれば4話必要になる計算
それを2話で強引にまとめた結果・・・大惨事

つぎはぎだらけのアニメ版「おさとがえり」
テーマもぶれていてよくわかりません
本来は2巻後半で初めて登場した「助手さん」と「わたし」
が、大冒険の末に絆を作っていくお話であり
P子とO太郎を巻き込んで(というより捲き込まれて?)
ドタバタ話がとんでもない方向に進んでいくのを楽しむ作品だったはず

ようせいさんまぬある(マニュアル)に説明されていた通り
一時的なようせいさん不在により
どんなに破天荒でも絶対安全な不条理ギャグモードから
生命の危険に満ちたシリアスモードに突入
ようせいさんの加護の無い状態で遭難した二人は
古代遺跡の中を彷徨うも一向に出口は見つからず
次第にに水と食料は底をつき
ついには二人の気力と体力も尽き果てて・・・

というあたりの描写はほとんどカットに近いレベルで
かる~く流されていましたね
こうなるとまぬあるが出てきた意味がほとんどないですね
まぁ「じかんかつようじゅつ」より先に放送しているので
「助手さん」との交流のお話は大幅カットなんでしょうね
正直この順番で放送する意味がまるで理解できないです

後半の怪獣大決戦はアニメにすると絵になるシーンなのはわかりますが
そこだけに力入れてもらっても
そこに至るまでの過程による盛り上がりがないので
ちっとも面白くなかったですね
ラストのP子&O太郎の正体とその後の話も尺不足の中に
無理やり突っ込んだだけという感じで
本当にひどい回になってしまいました
{/netabare}
episode.07&08 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ
{netabare}
2巻後半エピソード

本来は助手さん初登場のはずのエピソード
つまり読者も「助手さん」について全く知らない状態から始まり
不確実で不明瞭な存在だった助手さんを
「わたし」たちの妄想と願望を練り合わせて
「わたし」好みのショタっ子に染め上げるお話のはずです
つまり助手さんは謎の新キャラでないと意味がありません
このエピソードがアニメ中盤に持ってこられている時点で
もはや話の骨組みが半壊状態ですね

しかしこの不明瞭で不確実な人間というのは
活字で表す分には簡単ですが
アニメでは表現が難しかったのかもしれません
アニメは小説よりも情報が多すぎるのです
それはこの話以外でも随所で問題を起こしています
このシリーズはいわゆる叙述トリックのようなものが
小ネタとっしてちょこちょこ仕込まれていたりします
「ひみつのおちゃかい」におけるクリケットなんかもそうですね
映像化してしまったら身も蓋もないようなものは
アニメスタッフとしても手に余るものだったのでしょう

今回の話でも、もう一つ映像化がうまくいかなかった部分がありました
森の中で「わたし」が「わたし」に遭遇するシーンですが
原作では「わたし」は最初相手のことに気が付いておらず
面識のない女性という表現になっています
そりゃまぁ面識はないですわな
しかし同じ時間を繰り返していくうちに
どうも目の前の相手が自分であることに勘付いていきます
そしてお茶会で助手さんについての噂話を終え
タイムスリップする直前になって
同世代だと思っていた自分の話し相手が品のいい老婆であり、
周りの「わたし」たちの年齢もまちまちであることに気が付いたところで
バナナでスリップしてタイムスリップ

そしてそのあと、ようせいさんから最新型のバナナを受け取るのですが
ようせいさんの説明によると
「ずれなくなりました」
「あと、ちゃんともとのもどるです。ちょーおっけーです」
「ずっとおめしあがりいただけます」
後日事務所の外にバナナの木が植えられているのが見つかります
そのバナナを食べると転んでしまうのですが
怪我をすることも意識が途切れるようなこともありません
バナナは食べても食べても次の日には実をつけています
転んでしまうことにさえ目を瞑れば
つまり一生食べ放題なわけですね

さて…助手さんついて噂をしていた「わたし」たちですが
アニメのように事件前後の「わたし」を集めたのか
小説のように一生分の「わたし」を集めてきたのかで
その噂話の意味合いというか重みが全く変わってくる気がしませんか?
だって「たまには」「大胆?」ですよ?
{/netabare}
episode.09 妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ
{netabare}
4巻後半エピソード

原作で3本の指に入る良エピソードだと思います
なのになぜか今までと違って1話構成
2話使ってもっとしっかり作ってほしかった
...というようなような気もしますが
一気に盛り上がって一気に終息を迎える
あの何とも言えないお祭り感は
一話の中にギュッと凝縮して詰め込んだ方が
上手く表現できるのかもしれませんね

この話のテーマは文明の発達と衰退
どうやら人口の爆発が社会の歪みを生むのは
人間だけでなくようせいさんも同じだった様子
愛くるしいようせいさんの口から飛び出した
「おめーのせき、ねーです?」の衝撃といったら!
そうやってコミュニティからはじかれた者たちが
新天地で新しい文化の華を咲かせていくというのは
出エジプトやら西部開拓やら
人類史でも多々見られることですね

ようせいさんの逞しいフロンティア精神(?)のおかげで
何もない不自由な暮らしが
何も不自由ない暮らしに早変わり
しかしここで重要なシーンが一つカットされているのが
どうも納得いかないんですよねぇ

それは、すっかり女王様気取りの「わたし」のところに
臣下のようせいさんたちが発電所の建設許可をもらいに来た時のことです

以下原作より抜粋
「してその方ら、使い道は置いておくとしても、いかような方式で発電するのかね?」
ちょっとロイヤルに話してみました。
目をそらしながら、監督さんが答えます。
「げんしはつでん」
「原始的な発電だから?」
こっくりと妖精さんはうなづきます。
「原子力発電なんて言い出したらロイヤルにとめてましたよ」
妖精さんたちは口々に囁きあいます。
「やばかたっ」「げんしりょくやばかたな!」「やらんでよかた」「あれかんたんだから」「でもばっちいです?」「んだ」「よごれるです」「かくぶんれつはなー」「おもしろさてきにも、どらいあいすのほうがうえだ」「どらいあいす、にえゆにぶちこむです」
やばかったらしい……。
「原始的な発電。結構じゃないですか。あなたたちはもっと素朴であることの美徳を学ぶべきですね」
「はー」

このエピソードの核心部分の一つといっても過言ではない一節
よりにもよってここを切り捨てやがりますか・・・
大人の事情だか何だか知らないけど
ここをカットしちゃうような連中には
このさくひんにかかわるしかく、ねーです?
{/netabare}
episode.10 妖精さんたちの、ちきゅう
{netabare}
1巻前半エピソード
ようせいさんたちと「わたし」との邂逅を描いたシリーズ第一作
アニメ1話目に持ってくるには地味すぎですね
地味すぎて話が膨らみません・・・ハイ
{/netabare}
episode.11&12 妖精さんの、ひみつのおちゃかい
{netabare}
5巻前半エピソード

原作でもアニメ版でも一番好きなエピソードです
ラストはきっとこの話で〆るのだろう
という予感はしていました
なぜならOPの最後にほんの少しだけ
のばら会のメンバーが映っていたからです
個人的にはラストにこれを持ってきて
他の回よりいろいろ力を入れてあるというだけで
このアニメ化に満足です

ただし、気になるところがないわけではありません
いくつか納得のいかない部分はありました

一つ目は時間的な都合だと思いますが
のばら会の活動がだいぶカットだれているおかげで
彼女らの持っている二面性のうち裏の部分だけが強調されてしまっている点
せめて〈花先輩〉と〈魔女先輩〉の卒業シーンくらい
もう少しちゃんとやってほしかったなぁ
留め絵二枚って・・・

二つ目はおそらく話を簡単にするためでしょうか?
本来なら冒頭にあるはずのようせいさんの町内会旅行の話を丸々カット
卒業直前の壊れかけたRYOBO230rのセリフ
「その後、ご学友はできたでしょうか」
「これからもあなたに、妖精の加護があり続けますように」
もバッサリと削除
さらにRYOBO230rから出てきたようせいさんが一人に変更
物語全体の意味合いがだいぶ変わってきちゃいますがいいんですかね?
あの終わらせ方で「ついしょうめつ」の補足もなしとなれば
「わたし」はようせいさんの言うところのロボットの魂を理解できず
妖精のお茶会は結局見つからなかった
というようにしか受け取れないと思うんですが・・・
話をシンプルにしようとして逆に謎だらけになっているような気がします
原作未読の方はあの話を理解出来たのでしょうか?
{/netabare}
時系列を弄ったのが成功だったのか失敗だったのか
なんとも微妙なところだと思いますね
順番を弄る必要はあったが
結果的に出来上がった放送順にも問題があった
といったところでしょうか?
個人的には「ひみつのこうじょう」のインパクトで客を集めたら
「ちきゅう」から初めて時系列順に展開がベストだった
という気がしてなりません
あと妖精さんの いちにちいちじかんは入れてほしかったなぁ・・・{/netabare}

追記

長い沈黙を破りついに出た最新刊はまさかの最終巻
人退原作完結いたしました
完結はしたもののこれからも短編集を出していくという事なので
それ今までと大差ないんじゃ・・・
という気もいたしますが
一つのSF作品としてしっかりと区切りとオチをつけたことは評価したいです
これまでのお話の意味が根底から変わってしまうという意味で猿の惑星並の衝撃でした
彼らの正体、人類の末期、そして・・・
つまりは{netabare}人類は衰退しました{/netabare}ってことだったんですね!

おまけ

春にBOX化されてだいぶお安くなったので
そのBOXよりさらに安い値段になった初回盤6巻セットを入手
まぁ朗読CDより特典小説のほうが欲しかったし?
でもってそこに入っていたアレにも解説を入れておきましょう

特典映像 人間さんの、じゃくにくきょうしょく
{netabare}
2巻前半エピソード

一話2分の6話構成で
本当にあらすじだけをなぞったような作品
まぁ円盤買うような人が小説持ってないわけがないので
本当にファン向けのオマケ程度の代物です
アニメだけではストーリーをぼんやりと追うのが限界で
人退らしい風刺部分などもかなり抜けています

原作未読の方に向けて説明して何とかなるレベルではないので
原作既読で特典映像を見ていない方向けのキャスト情報
白イタチ:中尾隆聖
妖精:緒方恵美
つまりフリーザ様に襲撃されてシンジ君に救出されるわけですよ!
本編では全く出ていない二人の大物声優が
なんでこんなところに贅沢に使われているんだかw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 47
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

12話鑑賞。一応総評的なものも。

原作未読。
原作では背景とか細かい部分、どう書かれているんでしょうか。元を作った人が凄いのか、それを映像化した人が凄いのか。原作への興味が尽きないタイトルではあります(読む時間ありませんがw)。

総評的なものとしましては
・所々に散りばめられた「黒い笑い」が何よりツボでした。
・それに対を為すかのような妖精さんの可愛らしさ、どこかマッタリ感じられる画が良い味でした。
・ツッコミたいポイントを的確かつ冷静?に口にしてくれる「わたし」ちゃんに大いに笑わせてもらいました。
・個人的には「ひみつこうじょう」「さぶかる」「ひょうりゅうせいかつ」「ちきゅう」「おちゃかい」の回が好きです。

{netabare}
12話鑑賞後---------------
Yさんとの関係の深化と「お茶会メンバー」との関係の変化が主なお話だったでしょうか。
「お茶会メンバー」につきましては・・・うん、怖いw 半ば狂気ともいえる執着っぷりで。廃校になるまでよく上手く付き合い切った(表現悪いですが)ものだと。

妖精さん(11話から出てた)と寮母ロボの件は、もう一度通して観てみないとコメントし辛いですね。

11~12話も面白かったですが、一応最終回という立場上なのか、勝手に自分がそう期待していただけなのか、今一つオチが弱かったかな?とも。

11話鑑賞後---------------
10話より更に過去へ。幼少期?少女時代?
Yさんの登場が早くてちょっと意外でした。

登場時の「わたし」は暗いといいますか達観してるといいますか、そんな印象でした。それも表向き?のようで終盤には違った面が見えるようには感じました。基本的には黒くて明るい娘さんかとw

白くて角ばってるサンドウイッチはダメで、白い角砂糖は可と・・・。幸せの白い粉~。

10話鑑賞後---------------
このところ時系列的に逆流しているような展開ですね。
「わたし」がクスノキの里に来た頃のお話のようです。

9話では技術力・進化速度などの面がクローズアップされていた気がしますが、10話ではもう少し妖精さんの根本的なところに焦点が当たっていたように思います。

前任者の手記(?)が、あからさまにバイオハ(略w
相変わらず食べ物の素材は謎なんですね。

今回は神様扱い。以前似たネタあったような?と思ったら、その時は女王様扱いでした。
毎度毎度、妙なカリスマを発揮なさる女性だw

ナカタさんはこの時からナカタさんなんですね。どこら辺が日系っぽいのか謎ですがw

9話鑑賞後----------------
ずいぶんとテンションの低い妖精さんからスタートだな~と思ったら、後半に進むにつれて恐ろしいほどの展開にw

というか文明の発達速度が尋常じゃないw 何も無いところからあそこまで発展するのに1ケタ日数とは。

今までも色々やらかしてくれた妖精さんですが、今回は彼らの怖さがよ~く感じられたと思います。

そして相変わらず「わたし」ちゃんは神経が太いといいますか動じないといいますか・・・w

7~8話鑑賞後-------------
え~と、助手さんとのファーストコンタクトのお話ということで。

8話観てないと、一体何周目なのか、どう展開しているのかサッパリでw いえ、正直に言えば、時計の件とか時間が微妙にズレていたりする辺りとか理解できていなかったり。

おじいさん・・・「チャリをとりにいく」って、「チャリオット」かよ!?とw 思わず画面にツッコんでしまいました。


5~6話鑑賞後-------------
ここ2話は・・・今一つ話の方向性がよくわからず。のでコメントできずにいましたw 6話まで観た今でも・・・よくわかってません。

相変わらずツッコミたい所は多数。心でツッコむと、ちゃんと「わたし」がリアルにツッコんでくれるので、快適w

1話でのベリーショート以下の髪型は、ココからだったんですね。
・・・あれ? では、「同類誌」の話は何処に入るんでしょうか?
原作読めばいいんでしょうが・・・やっぱり時間足りませんw

4話鑑賞後----------------
絵描きでも物書きでもない身なので、コメントがしづらいw

いえ楽しかったです。
色々台無しな展開だったようにも思いますがw
「引き」だけで点数稼ぎてw

稼業(家業)を継ぐ呪いというのは、「わたし」だけに降りかかる物だったんでしょうか? Yさんとか助手さんは?

妖精さん方、編集作業ご苦労様でした。

3話鑑賞後----------------
確かにいきなり白背景では、状況が不明ですがw それにしても前振りが長いw

雪の上で車を意のままに操り現れたYさん・・・てか本当に「Y」なんですね~。
で中の人は沢城さん。
そして何故か話は「同類誌」(個人的にですが同類誌って響きは微妙に感じ悪いw)の話へ・・・。
・・・あれ?絵は違うのに話の流れと声のせいか、軽くデジャヴといいますか、別のキャラが頭にw

一応電気は通っているんですね~w コピー機動かせるのか不安でした。

キャスト・スタッフロール内に山本麻里安さんの名前を見つけて、ビックリしました(1話だったか2だったかの絵本のナレーション(川村さん)にも驚きました)。

次回はどうお話が展開するのか・・・全く読めませんw(次回予告がないのもありましょうが)

2話鑑賞後----------------
いや~今週も黒くて良かったです。

意訳~翻訳(意訳)眼鏡(字幕かよとw)辺りのコンボはかなりツボでした。
髪の毛のオチもw

といいますか随所にネタが仕込まれすぎ。そして先が読めない。で黒い。いい感じで楽しめてます。

裏の番組(DOGDAYS2期)との競争は・・・結局両方録る、両方観る。そんな方向で決着しました。

1話鑑賞後----------------
意外にもストライクゾーンな作品で、困っております。
冒頭の鶏をしめる話から満遍なく、どちらかというと「シュール」といいますか「黒い」といいますか、そんなネタを淡々とこなしていく様を個人的に評価しています。
元々黒めなジョークやギャグが好きなので・・・。

それでも2話からは時間がカブるため、どうしたものかと。
録るには録れますが、HDDの容量が・・・。
これなら観なかった方が良かったのかも?ともw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23
ネタバレ

moaimoai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

好き嫌いというより興味深い作品

全12話
ライトノベル(全10巻)原作 未読

科学が進んだ(終焉した)未来の社会を舞台とする、ファンタジー溢れるお話(メルヘンチックなSFモノ)。
基本的には、主人公が語り部として自身の経験を物語っていく。一種の私小説形式

"物語の展開"・"キャラデザインをはじめとする画"など、作品の表層は穏やかな癒しの雰囲気。
だが本作品の本質は節々に散りばめられた毒素溢れるブラックユーモアにある

原作者がSF好きのようで(資料を見た主観です)、パロディ・オマージュの多さも特徴

『Angel Beats!』など多くの人気作品を手がけた岸誠二さんが監督

一部覗き二話(前・後編)構成で展開


■さくっとあらすじ

物質文明が終焉を迎え、人類は2種類に

「旧人類」…主人公をはじめとする人間のこと

「新人類」…"妖精さん"と呼ばれ、旧人類よりも遥かに高度な文明をもつ。見た目・言動はとかく可愛い(笑)
背丈が10cmほどでエルフのマスコット?的な愛らしさ。
但し、妖精さんを目撃する旧人類は極めて少ない

主人公は妖精さんと旧人類との関係を取り持つ役目「調停官」として、妖精さん達が原因?の奇妙な出来事に巻き込まれていく…


■感想

不思議な作品でした

『電波女と青春男』の視聴後と似たような感覚。笑

一見、言動が穏やかでわかりやすい毒素は弱い印象がありましたが、

1話ごとに考察していくと、際どい風刺やテーマ自体がブラックユーモアだったりと

風刺やテーマの考え方はともかく、単純な好き嫌いとは違う興味深い作品でした


ただ本作品
「過去」と「現在?」の時系列が混合しており、特に初回は何の説明もないまま展開されるので、まあまあの困惑フェイスに…笑

※"時系列シャッフル"(原作とアニメ版は時系列が異なる)についてアニメ製作サイドは
「インパクトのあるお話を最初に」のもと、より印象に残る順番で見てもらえたら。とのこと


●第1、2話「妖精さんの、ひみつのこうじょう」

正直初回視聴時の印象は、ローテンポで主人公の毒素も痛烈な類ではなく"本音にそこそこの知識を足しただけ"
と、ブラックユーモアに強烈な毒素を求める末期の中毒者としては「…寝そうだ…ぜ…zzZ」ヘタリア寸前。笑

しかし3話のY(声:沢城みゆきさん)登場で萌え豚は悶え苦しむことに…笑

後後でテーマを考察すると
{netabare}「食糧と生命」という、銀匙の豚エピソードと似ているようで
こちらはより風刺寄り{/netabare}

本作はこうした{netabare}根底にあるブラックユーモア{/netabare}が興味をひきます


●Yが登場した第3、4話 「妖精さんたちの、さぶかる」

{netabare}サブカル(同人誌)の歴史を、例えば「まんがで読破」シリーズで論語を学ぶかのごとくわかりやすく表現されてて面白かったです。

それでいて人気と面白さの不条理など、際どい風刺も根底にしっかりとあります。笑

それにしても漫画をコマの中、真っ白な世界から作っていく展開にワクワクしちゃいました。笑{/netabare}

この回から、主人公のブラックユーモアが「本音」というより「本質」ベースなんだなと理解し始め一気に観やすくなりました


●第5、6話 「妖精さんの、おさとがえり」

{netabare}水樹奈々さんと檜山修之さんのオンエアバトルw

ロボットの倫理はSFの話から、最近は現実でも議論になってますよね
{/netabare}


●第7、8話 「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」

{netabare}エンドレスエイトのトラウマ(全視聴した時間、プライスレス)が蘇るタイムパラドックス展開

あれだけ犬がサブリミナルされると最後のオチは自然と予想…笑

初見だけでは理解に苦しむ内容

でもシュタゲよろしくSFモノとしては王道で、「時間改変は心地良いもの?」という問いにおいては、
「不明確」というキーワードは、"理解・認識出来ないもの・ことの不気味さ"
もっと言えば「人智の及ばぬ領域への恐れ」も感じられました。{/netabare}


●第9話 「妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ」

{netabare}「物質文明のディストピア」というブラックユーモア(笑)

メッセージ性の強弱で意見が別れるかもしれませんが、表層が愛くるしい"癒し"の妖精さんとお嬢さんなので
個人的には笑って観れました。笑

麻薬表現の毒素はツボ…笑{/netabare}


●第10話 「妖精さんたちの、ちきゅう」

{netabare}「あれ?これが初回っぽくねえか?」と感じ調べると
やはり原作第一巻の内容。笑

登場人物など(妖精さんは相当数出るが)情報量が限られており、わかりやすさではこちらが初回向け(原作では初回なんだから当然。笑)

ただ、アニメ版初回が説明されないまま展開されたことで疑問が多々浮かび
その問いを各話で自分なりの答えに咀嚼していったことで作品にそれとなく思い入れが育まれ
妖精さんの愛くるしさがより引き立って感じれました。笑{/netabare}


●第11、12話(最終話) 「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」

{netabare}不覚にも胸がキュッとなる終わり方…泣

作品を通じてドライな印象の主人公の内面描写が、喜怒哀楽鮮やかに表現されていました

また、他登場人物の、特に巻き髪のヤンデレ具合は予想していたとはいえウケました(巻き髪は攻め担当)。笑


古い宿舎でボロボロの旧型ロボットに独り言を語る日々…

でも、独りじゃなかったんだ

寄り添う思いやり


涙は流さなかったけれども、胸がキュッとなる締めでした{/netabare}



とまあ、総括するとめちゃくちゃ面白い!!!!

という作品ではなかったのですが、

単純でわかりやすい表現ではなく

各話の舞台やテーマそのものがブラックユーモア

謎解きはディナーの後でではないですが、

問題定義としては興味深い

そんな不思議な魅力のある作品でした


以上
EDからあずまんのOP連想する
かぐら・Y押しのとあるショートカット愛好家がお送りしました

ご静聴ありがとうございました♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
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