May’nで熱いなTVアニメ動画ランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月08日の時点で一番のMay’nで熱いなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.7 1 May’nで熱いなアニメランキング1位
シャングリ・ラ(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (348)
2390人が棚に入れました
21世紀半ば、止まらない地球温暖化に抗するため、国連はかつての京都議定書で取り交わされたCO2削減幅を大幅に上回る議決を強行採決する。
結果、経済市場は株価から炭素へ移行された。M7.5の第二次関東大震災が発生し、都市機能が完全に停止した東京都にも、炭素税は容赦なく課せられた。東京再生計画を打ち出した都は、アトラス計画を発動する。しかし、都民全員が移住するはずだったアトラスに実際に用意されたのは、350万人分のスペースだけだった。森林化により街は森に侵食され、その結果難民が続出した。
富裕層と貧困層、格差を産んだこの計画にゲリラの総統・北条國子が立ち上がる。
しかし、アトラス計画には別の目的が隠されていた。アトラスランクの真の意味とは、“後継者”とは何の後継者なのか。

声優・キャラクター
高橋美佳子、有賀由衣、井口裕香、石井真、中田譲治、大塚芳忠、堀内賢雄、京田尚子、石塚理恵、五十嵐麗、中村秀利、金田朋子、平川大輔、櫻井孝宏、中村悠一、福山潤、渡辺久美子、山下百合恵、三澤紗千香、柿原徹也

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハガレン、けいおん、ハルヒに埋もれた名作

原作未読。放送当時に視聴。

このアニメが放送された同時期には、『ハガレン』『けいおん!』『ハルヒ第2期』『咲-Saki-』『東のエデン』などなど化け物揃いの作品だらけだったため否応なしに埋もれてしまった印象。あにこれでの評価62.7点という数字はあまりにも相応しくなく、まさに隠れた名作のひとつであったことを記しておきたい。

舞台は地球温暖化の影響から第二次関東大震災が発生、都市機能が完全に停止しジャングルと化した近未来の東京都。貧富の格差を産んだ政府に反旗を翻すべく立ち上がり戦う少女たちの物語。そのストーリーは結構に難解だったり突っ込みどころこそ多分にあるが、見応えはバッチリでした。

主人公の北条國子(声:高橋美佳子)も元気ハツラツ! といった魅力あるキャラだったけれど、それ以上に光っていたのが脇を固めるオカマたちw 國子の母親代わりでももあるモモコ(声:中田譲治)との絡みには和まされること請け合い。またモモコの相棒にしてこちらもオカマのミーコ(声:大塚芳忠)のキャラも素敵で、このオッサ…彼女らを演じているのが中田譲治さんと大塚芳忠さんということでも存分に楽しめるものとなっていた。さらには、井口裕香、中村悠一、福山潤、柿原徹也、平川大輔などなど声優陣も豪華すぎるメンツが集っていた。

またMay'nちゃんが唄うオープニングテーマ「キミシニタモウコトナカレ」は、マクロスF関連曲以外の彼女の楽曲で1.2を争う名曲。さらにエンディングテーマ「はじまりの朝に光あれ。」はその独特な曲調に中毒性があり、約10年近く経ったいまも私のお気に入りアニソンメドレーのなかで現役として活躍し癒してくれている。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20

NoName さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

悪くないが人を選ぶ

小説原作。原作と内容は大分違う上、2クールだったが元から世界観や設定が複雑かつ壮大なのもあり、物語も説明も不完全なまま終わった感が否めない。登場人物達も色々と特殊なので好みが強く分かれると思う。それでも個人的には好きだが、先述を踏まえると人にオススメまではし難い。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

水没した東京のジャングルで、美少女がブーメラン片手に戦う話w

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
地球温暖化が進み、熱帯化した東京が舞台。原作は、第27回日本SF大賞候補になった小説。とはいえ、原作とは結構変えていますね。

当時としては作画も良いし、設定も面白いですよ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
世界観は小説のらしさが、演出面ではアニメらしさが出たというところかな、良くも悪くも。

原作の描いた風景は、とてもよく作画されてました。水没し、ジャングルに侵食された東京。なんともワクワクする世界でした。

一方、「ブーメランの破壊力」とか、「いやいやあり得んでしょ? アニメスタッフの悪のりでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、確か、原作の方がもっと強いはず(笑) 普通、原作では地味だからアニメ演出で味付けする、ことが多いと思いますが、本作はむしろ、原作のアクの強さを、アニメの演出で上手くライトにしていたような印象でしたよ(笑)

まあ、本作での一番の魅力は、國子、モモコといったキャラの良さなんだけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

53.8 2 May’nで熱いなアニメランキング2位
アクエリオンロゴス(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (168)
786人が棚に入れました
ロボットアニメの王道と呼べるギミック“合体”を通じ、人とその関係性を探求することをコンセプトとした『アクエリオン』シリーズ。記念すべきシリーズ10周年に送り出される第3作『アクエリオンロゴス』で語られるテーマは“文字”である。


SNSなどの普及によって、意味をなさない文字が増えた現代。

文字の世界であるロゴスワールドでは、現実世界にも影響を与えるほどの異常事態が発生する。

灰吹陽たち創声部のメンバーは、文字に込められた意味を紐解きながら、世界の危機に向き合っていく。

アクエリオンと文字が巡り合い、生まれる新たな力とは?

10年目の合体が新たな時代を切り開く!

声優・キャラクター
島﨑信長、佐倉綾音、千菅春香、梅原裕一郎、淺井孝行、小澤亜李、安達勇人、白石涼子、中野さいま、中田譲治

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

シリーズ10周年記念作品

サテライト制作のオリジナルTVアニメで、『創聖のアクエリオン』、『アクエリオンEVOL』に続くシリーズ3作目ですが、ストーリー上は前2作品を観ていなくても視聴に特に問題はありません。

アクエリオンシリーズは2クール作品で、作中の前提だった枠組が1クール目終盤でぶっ壊されて後半終盤に向けて徐々に追い込まれ、最後の3話くらいで決着というシリーズ構成のようで、本作品もこの構成を踏襲しています。

またメカは出てきますが内容的にはSFというよりはほぼファンタジーというあたりも、シリーズ共通要素でしょうか。

序盤3話くらいで設定を把握し、1クール目最終2話+2クール目序盤2話で転換点を抑え、終盤3話くらいで結末を抑えておけばだいたいのお話はわかった気分になれると思います。いや、私は全話観ましたけどね。
(正直、抜粋した各話以外は、個人的にはあまり面白くありませんでした。)

前2作品と比較するとまさに「それはそれ、これはこれ」という感じで前作を気に入ったなら本作も、という感じではありません。

また、ベクターマシン(作中に出てくる戦闘機的なメカ)の変形・合体は前作に輪をかけて荒唐無稽な感じであったり、キャラクターデザインが不評であったりであまり「お勧め」な作品ではないと思っています。

最終決戦は前作へのオマージュなんですかね。アクエリオンには3人で合体したし、BGMが「創聖のアクエリオン」でしたし。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

一万年と二千年前はいずこへ・・・^^;

この作品はこれまで放送された「創聖のアクエリオン」「アクエリオンEVOL」と同じオリジナルアニメ作品です。

かつて一万年と二千年前に勃発した人類と堕天使との大戦・・・堕天使アポロニアスと人間であるセリアンの禁断の恋に落ち、大きな運命の歯車が回り始めました。
「創聖のアクエリオン」では、アポロとシルヴィアが・・・
「アクエリオンEVOL」では、アマタ・ソラとミコノ・スズシロが・・・
それぞれ一万年と二千年という途方もない悠久の時を隔てて蘇る熱き戦い・・・
2期(EVOL)も面白かったですが、1期の面白さが・・・特にシルヴィアの可愛さが半端なかったのを鮮明に覚えています。

この作品は3期に位置する作品だと思いますが、1,2期を視聴していない場合はそちらから視聴した方が良いか・・・と問われると答えは微妙です^^;
制作発表の段階で「1,2期を視聴していなくても楽しめる作品を作る」という事を制作側が言っていましたが、確かにその通りだと思います。
その当時はあまり深く考えませんでしたが、1,2期を視聴していなくても頼めるという事は、1,2期との接点が少ない・・・という事なんですよね^^;
「アクエリオン」と一万年と二千年前の設定は、切っても切り離せないモノだとばかり思っていました。
創聖のアクエリオンのオープニングのサビにも出て来るくらいなのに・・・

一万年と二千年て途方もなく長い時間だと思います。
その間ずっと待ち続けて・・・やっと出会えた奇跡の様な瞬間・・・
だから必死だったし、なりふり構わず本懐を遂げようとしたんです。
だって、この期を逃したらまた一万年と二千年待たなければいけないんですもん・・・

そう考えると文字と声を力の源にした本作品は、過去2作品とは少し異質なんですね^^;
前作から踏襲されているのは、アクエリオンの機体と所属する組織くらいでしょうか・・・
1期:地球再生機構ディーバ
2期:ネオ・ディーバ
今期:世界創声力機構ディーバ

この作品は、軽薄で無意味な文字が繁栄する社会を破壊しようとロゴスワールドの文字に現実世界の文字を侵食させようと企むネスタと、それに対抗するため声の持つ力「創声力」でベクターマシン操りロゴスワールドの文字の暴走を止めようとする両者がぶつかり合う物語です。

改めて登場人物の名前を見ると様々な状況が思い浮かびます。
2クール作品なので、一人一人に焦点を当ててしっかりキャラを深掘りしているんですよね^^;
舞亜とショウコさんが軸になって展開の時には、涙で前が見えなくなってしまいました(//∇//)
文字と声の力・・・どの様に着地させるのか・・・気になる方は本編でご確認下さい。

【世界創声力機構DEAVA】
 灰吹 陽(CV:島﨑信長さん):ベクター壹号機
 月銀 舞亜(CV:あやねる):ベクター貳号機
 綺声神 心音(CV:千菅春香さん):ベクター参号機
 土聞 努虫(CV:淺井孝行さん):ベクター肆号機
 空篠 翼人(CV:梅原裕一郎さん):ベクター伍号機
 海凪 花嵐(CV:小澤亜李さん):ベクター陸号機
 粗朶 桜子(CV:白石涼子さん):ディーバの総司令
 岩上 ショウコ(CV:中野さいまさん):オペレーター

オープニングテーマ
May'nさんの「ヤマイダレdarlin'」と「夜明けのロゴス」
エンディングテーマ
千菅春香さんの「ジュ・ジュテーム・コミュニケーション」
May'n featuring 千菅春香で「本当の声をあなたに預けたくて」
前半、後半で主題歌が分かれていましたが、後半のOP、EDはどちらも難しい歌でした^^
格好良いんだけれど難しくて中々頭に入ってこない・・・そんな感じでした^^;

そして挿入歌には・・・きっとこれはお約束なんでしょうね^^
「創聖のアクエリオン」(1期OP)
「君の神話〜アクエリオン第二章」(2期OP)
曲が流れた瞬間テンション上がっちゃいました(//∇//)

2クール全26話の作品でした。
これまでの様にアポロニアスらとの繋がりはありませんでしたが、完走して振り返ってみると堪能させて貰った作品だと思います。
お気に入りのキャラは舞亜・・・あやねるの演技も抜群でした^^
4期があるなら・・・もう一度アポロニアスとの繋がりを描いた作品が見たいです^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 15

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アクエリオンじゃなくてもいい。

逆にアクエリオンだから評価が低くなるんじゃないだろうか?

文字のない世界とはどういったものなのか?文字と人類の文明の関係性を軸に話は進む。別につまらないわけではないのだが、文字ばなくなることへの危機感がいまいちピンとこない。

何か分からないけど今一つ足りない感じがする。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 8
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