Mr.Childrenで友情なおすすめアニメランキング 2

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70.2 1 Mr.Childrenで友情なアニメランキング1位
バケモノの子(アニメ映画)

2015年7月11日
★★★★☆ 3.8 (637)
4206人が棚に入れました
原作・脚本 細田守監督。


舞台となるのは、人間界のほか、動物のようなバケモノが住む「渋天街」が存在する世界。

人間界「渋谷」から「渋天街」に迷い込んだ一人ぼっちの少年が、強いけれど身勝手なために孤独だったクマのようなバケモノの剣士・熊徹と出会うことで物語が展開する。

少年は熊徹の弟子になり、九太という名前を与えられ、彼と共に修行や冒険の日々を送ることになる。


声優・キャラクター
役所広司、宮﨑あおい、染谷将太、広瀬すず、山路和弘、宮野真守、山口勝平、長塚圭史、麻生久美子、黒木華、諸星すみれ、大野百花、津川雅彦、リリー・フランキー、大泉洋
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

“新冒険活劇”の意味は分からずじまいでしたが・・・

2018.08.11記


「時をかける少女」に続き「未来のミライ」公開記念で地上波で放送していたのを鑑賞。
細田監督作品は「おおかみこどもの雨と雪」「時をかける少女」に続き3作目の鑑賞となります。


今日も渋谷駅周辺は外国人で溢れ、きょろきょろしながら歩いたり、めいめい写真を撮ったりして楽しんでますね。これだけ多くの作品で取り扱われる街ですからなんの聖地巡礼かはさっぱりわかりません。ハチ公前交差点は都会の雰囲気を描写できる上、空間を広めにとれるため引きのカットをいろんなアングルから撮れることが作り手にとって魅力なんじゃないかと勝手に思ってます。

で、その渋谷の街とその渋谷に隣接する異世界「渋天街」が舞台のお話です。
お約束のハチ公交差点前もしっかり出てきますので、渋谷ファンは要チェックです。


家族関係で闇落ちしている少年“蓮”の視点から物語は始まります。夜の渋谷を走り回ったりするのですが、この時の背景しかり通行人の描写、防犯カメラを使った数枚のカットなどの工夫はさすが劇場版といえる作画です。ひょうんなことから迷い込んだ渋天街もプチ千と○尋の幻想的な作りだったりと導入はバッチリでした。ただプチ神隠し感が出たことで、否が応でもポスト宮○駿を無駄に意識させちゃったかもしれないのは余計だったかも。

物語は、作品タイトルやポスターの絵柄からバケモノ(熊徹)と蓮(または九太)の親子関係または師弟関係を軸とした展開が予想され、実質その通り進んでいきます。ただそこに焦点を絞り過ぎると中盤以降の追加要素に混乱してしまうかもしれません。《詰め込み過ぎだよん》という評はしかりで、父子愛というメインテーマを補足するための追加要素がわかりづらいです。父子関係に加え蓮の成長も描こうとしてますので尺を考えればギリギリ、劇場版の宿命とはいえ、多くを観客の解釈に委ねてます。


じゃあ自分はどうだったかというと、、、普通におもしろかったです。
ただもうちょい脚本はわかりやすく出来なかったかと注文はあります。
テーマは普遍的なものを扱ってますので、その一点突破で感動するかもしれない佳作と良作の中間と言っていいでしょう。


熊徹はいい味出してました。大正生まれか昭和一桁世代の佇まいです。イメージは星一徹(大正)か銭形のとっつぁん(昭和一桁)あたりでしょうか。頑固親父かと思いきや猪王山から子供のようと指摘されてる通り、がきんちょのようでもあります。このへんのイメージはLEONっぽい気もします。子供(っぽい大人)と子供の組み合わせもなんとなくLEON。


なにかと評判の悪いリアル俳優が声優を務める劇場作品の例に漏れず、本作もそうなのですが、全く違和感のない方がお一人いたと思います。
うさぎの宗師さま役津川雅彦さんです。 
{netabare}「お前という奴は迷いなど微塵もない眼をしおってぇ」{/netabare}
合掌…


細田作品のおおかみこどもの雨と雪では母子の愛を、本作では父子の愛ということになるんでしょうが、なかなか難しいのかもしれませんね。母と子の組み合わせが物語を作りやすいのかもしれません。であれば父と子の関係を扱った本作は意欲作ということでいいんだと思います。

{netabare}「君は俺と同じだよ。バケモノに育てられたバケモノの子だ」{/netabare}
蓮が初めて言葉にして父親と認めた瞬間、親父冥利に尽きるなと感じた瞬間でした。目の前で言われるかいなくなってから言われるか、男にとってはどうでもいいことかも。
多少のご都合展開は目を瞑って親父の自分が自己投影できたので評価が甘くなったことは認めよう(笑)


ちょっと気になったところはネタバレで隠します。

■白鯨の処理
{netabare}蓮と楓を繋いだメルヴィル著の『白鯨』。たしか船長さんが船もろとも鯨と運命を共にした話だったことは覚えていて、本編では一郎太が鯨に化けたあたりから嫌な予感しかしなかったのですが。。。
{/netabare}

以下ほぼ私見かつ妄想です。

■楓の役割って
{netabare}主人公と同年代の女の子だからといってヒロインではありません。九太が蓮に、彼が人間界に戻るための触媒と思えばたぶんすっきりします。
序盤、多々良と百秋坊が触媒となって蓮と熊徹を結びます。楓はもともと蓮が持っていた好奇心を現実世界に落とし込む存在として役割を果たします。
途中から出てきたのもあって恋愛要素を前面に出すと話がぼやけるため、あのくらいの按配で良かったことでしょう。{/netabare}

■女よ、GOMEN
{netabare}虎徹への弟子入り直後、剣士としての成長きっかけとなったのは母の幻影「なりきる。なったつもりで」の一言。宗師さま巡りを経て『大事なことは自分で見つける』と気づきがありました。これまで他人のせい、自分の殻に閉じこもっていた蓮が一皮むけるために母は必要でした。
楓もそう。8年ぶりに人間界に戻ってきた蓮は楓がいなければ路頭に迷って野垂れ死にしてたかもしれません。一郎太とのバトルでも早まって差し違えて終わってたかも。
父子愛がテーマの作品で、といいつつも結局女がいなければ何もできないのが男だったりするような。こうゆうこと言うのは女性に言わせれば男の甘えだそうです。{/netabare}



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2019.01.19追記
《配点を修正》


「おおかみこどもの雨と雪」で母子の愛、本作は父子の愛。
私は昭和の人間なので、父と子ってペラペラ話し合う印象が薄く、その延長線上、エンタメとして成立しづらいのでは?と邪推。
「クレイマークレイマー」のようなのも良いが、頑固一徹親父とその息子の物語をこの時代にこそ観たいとぞ思う。そういう意味で本作は及第点です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 40

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

観やすい作品ですね

細田守監督作品は夏の定番ですね。
確かに夏に合います。夏設定が多めだからかな。
あらすじは
クマのようなバケモノ熊徹と9歳の人間の子供九太との師弟関係を超えた親子の大切さ(今回は産みの親ではなく育ての親ですが)を学ぶ物語となっております。
子供を育てるのは大変なこと。
色々な事を教えているつもりでも、教えられることがあることもまた事実。
そこは一人の人間としての尊敬を忘れてはいけないと思っております。
また、親のありがたみは失ってからわかると言いますが、まさにそのとおり。
親にも感謝の気持ちを忘れてはいけませんよね。

オオカミ子どもの雨と雪のレビューでも似たようなコメントを書きましたが、特に大人に響く作品ではないでしょうか。
夏の季節は細田守監督作品を通して親と先祖そして子にも感謝をしましょう。
これからも楽しいアニメライフが過ごせますようよろしくお願いいたします。(笑)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

心の中・・・

人とバケモノの世界が交錯する渋谷渋天街。
みなしご九太とあらくれ熊徹の躍動感あふれる物語です。

九太と熊徹の師弟とは思えぬ言い争いが楽しい。
こんな師弟いないだろうと思いつつ・・・
心のままの本音トークが好きなんです、私。
こんな関係、お互い成長せざるを得ませんね。

心の闇とは何かが基本テーマ。
人は誰しも闇を抱えているもの。
その闇を深くするのも人だし、癒すのも人。
また、心の闇に何を宿すかで全く異なった結果となる。
そして、闇によって成長するのも人なんだ。
心の中に灯を・・・そんなことを感じた作品でした。

細田作品ということでなめてました。
申し訳ありません。
まず、絵の美しさと生き生きした動きに感心。
声優さんの素人感も気になりません。
それに何よりも伝えたいことが真っすぐ感じられました。
まさか、こんなに感動するなんて・・・
次回作に期待です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29

68.4 2 Mr.Childrenで友情なアニメランキング2位
ワンピースフィルム ストロングワールド-ONE PIECE FILM Strong World(アニメ映画)

2009年12月12日
★★★★☆ 3.9 (395)
2302人が棚に入れました
旅を続けていた麦わら海賊団だったが、東の海(イーストブルー)でいくつもの街が壊滅したというニュースが飛び込む。ルフィは旅を中断させ、東の海へ戻ろうとするが、突如一味の目の前に空飛ぶ海賊船が現れた。それに乗っていたのはかつての大海賊、“金獅子のシキ”だった。ルフィ達はシキになす術もなく、ナミが連れ去られてしまう。

声優・キャラクター
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、竹中直人、北島康介、皆藤愛子

エウネル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

設定以外は面白い作品です。

ワンピース映画は結構見てるんですが、なかなか面白かったです。
先に悪いところを書かせてもらいます。シキの設定が微妙でした。シキはかつて現最強の海賊である白ヒゲと渡り合い、海賊王を追い込んだことがあるという設定です。原作を読ませてもらっている立場から言わせてもらうと本当にやめて欲しい設定です。原作ではルフィ達は自分の弱さを感じ2年間修行します。この話はそれより前の話なんです。そのルフィ達が現最強の海賊と海賊王と張り合うシキと戦うなんて普通に考えて無理です。せいぜい一回殴ることができるくらいでしょうか。つまり設定に無理があります。シキを倒せてしまうとおそらくルフィは原作で修行をしなくてはならないほど弱くありません。ここが本当に納得できませんでした。
この設定を除けば面白かったと思います。シキの力量を抜いた悪役としてのキャラ、シキの能力を上手く利用したフィールド設定は最高でした。そしてなんと言っても戦闘シーンです。ルフィVSシキのラストバトルはメッチャかっこいいです。ワンピースにあまりない空中戦ですからね。映画なので作画も素晴らしいですし。
原作は読んでいない人のほうが楽しめるかもしれませんね。読んでいる人もシキの設定には細かく突っ込まないほうがいいですよ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ワンピース映画10作目。尾田先生監修の映画。

ワンピースの映画10作目ですね。2009年公開なんですね。
相変わらずルフィ率いる麦わら海賊団が活躍を見せてくれます。
この映画では主にナミとルフィたちの絆が描かれています。
ワンピではおなじみギャグシーンもあり、戦闘シーンとギャグシーンのバランスもとれ、泣けるシーンもあり、国民的漫画原作のアニメとしては満点の出来です。また主題歌のMr.Childrenの「fanfare」がエンディングに流れ余韻を残しています。
金獅子のシキの声の竹中直人さんも俳優ながら良かったです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

冒険!仲間。←この2つが見どころです。

ワンピースの劇場版。

ワンピースの映画は,1作品目から映画館に見に行っていたけど,最低につまらなかった作品(あえて名前は伏せておこうww)を見てから見ていなかったんです。

でもこの作品は原作者がかなり力を入れていて,「今までと違うぞ!」という意気込みも伝わってきたので,久しぶりに見てみました。(といっても,0巻ゲットが1番の目的だったけど。)

映画館にも見に行ったけど,久しぶりに録画していたものを見たのでレビュー残しときます^^


●ストーリー
よくできています。

2時間ぐらいあるんですが,無駄な時間がなかった。

よく作りこまれていて,素晴らしいです。

むしろ,2時間じゃ足りなかったんだろうな…という印象。

山場のシーンが長かったけど,1つ1つのバトルはあっさりしてましたね。

どの場面でもキャラの特性がよく生かされていて。

たとえシリアスで1番盛り上がる場面だったとしても,ほんの少し笑いを入れることも忘れず。

あらゆる場面で「麦わら海賊団らしさ」をたくさん感じられました。

ちなみに,最新作の「フィルムZ」も見ました。

こちらも予想していたより面白かったです。

でも,ストロングワールドを改めて見て,ストロングワールドのほうが断然よくできていると思いました。

ただ,Zを一緒に見た友人は,「ストロングワールドはつまらなかった。でも,Zは面白かった。」と言っていたので,人によるみたいですけどね^^;


●キャラクター
今回のラスボスは,「金獅子のシキ」。

人や動物以外のものをふわふわさせることのできる,ふわふわの実の能力者です。

反則級に強い。笑

声優が竹中直人さんでしたが,素晴らしかった。

狂った感じも,迫力がある感じも,とぼけた感じも,雰囲気がよく出ていてよかったです。

たびたびある,シキと部下2人のショートコントがよかったわあww

そして,麦わら海賊団のドレスコード。

いやあ,かっこよさが増幅されて目の保養ですwww

普段使うことのない銃とか持っちゃって,かっこいい。

2次元キャラで1番好きなのはルフィなのですが,今回も見事私のハートをがっしりつかんでくれましたよー。

でも私は,最後の船のシーンでふくれてるルフィが1番好きだww


●音楽
主題歌「fanfare」。

ミスチルの曲です。この作品のために作られた曲だとか。

かっこよくて,ワンピースによく合っていると思います。

冒険心をくすぐられる曲だなあ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10
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