ツンデレで小学校なTVアニメ動画ランキング 5

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のツンデレで小学校な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番のツンデレで小学校なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.2 1 ツンデレで小学校なアニメランキング1位
みつどもえ(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (924)
4728人が棚に入れました
人が苦しむ姿が好きなサドの長女みつば、おっぱいが大好きで小学生離れした運動能力を持つ次女ふたば、暗いオーラを出すガチレンジャー好きで愛読書はエロ本の三女ひとはといった三つ子と、個性豊かなクラスメイトや先生によって繰り広げられるドタバタストーリー。

声優・キャラクター
高垣彩陽、明坂聡美、戸松遥、下野紘、斎藤千和、豊崎愛生、大原桃子、葉山いくみ、三瓶由布子、山本和臣、茅原実里、内田彩、井口裕香、斎藤桃子、井上喜久子、天田益男

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

毎度お騒がせします。

アニメーション制作:ブリッジ
2010年7月 - 9月に放映された全13話+特別編1話のTVアニメ。

原作は、『週刊少年チャンピオン』から『別冊少年チャンピオン』に移籍して連載されている、
桜井のりおによる漫画作品。あと一回で原作は最終回です。
監督は太田雅彦。

【概要/あらすじ】

埼玉県上尾(あげお)市にあるという市立鴨橋小学校6年3組に在籍している、
日本一似ていない三つ子の姉妹が主役。

丸井みつば … 長女。女王様気取りでサディストだが弱キャラ。素直になれないツンデレ。あと、雌豚。

『グシャッってしたいグシャッって』
『ふふ…まだガキね 見られる悦びを知らないなんて…』
『なによ…』
『ありがたく思いなさいよ!!』

丸井ふたば … 次女。一人称は「小生」無邪気なオッパイマイスター。残念な頭脳に最強のフィジカル(人間凶器)

『反省の色よりパンツの色っス』
『おっぱいください!!』

丸井ひとは … 三女。クールな暗ガール。人見知りで表情が怨霊。エロ本愛読者。勉強は出来るが運動音痴。

『~なんて無意味だし不必要だよ』
『こ……この……泥棒猫…』

他には子どもたちからナメられっぱなしの担任の矢部智・23歳、変わり者揃いの6年3組の児童など。
そして、やはり変わり者な父兄たちも交えて織りなす、シモネタ成分が混入した変態学級コメディです。

【感想】

OPで登場人物全員がダンスしてるのを観て、昭和時代にそんなことやってたドラマがあったな?とタイトルに反映。
原作漫画は、ハタチそこそこの可愛いお姉さんが変態ロリコメディを描いてるってことで10年ほど前に話題に。
女児が、パ○ツとか○ラとか連呼してミニスカでM字開脚したりしていますのでイロモノであることは否めないですね。
大人がやったら露出狂やらセクハラや犯罪になることを子供キャラがやることでフリーダムなイメージ。
そのとばっちりで若干の大人キャラが酷い目にあっていますが。

作品そのものは会話の行き違いの誤解から生じる各キャラの反応の捻じれを楽しむ、
お笑いコンビ・アンジャッシュが得意とする勘違いコントが面白く、休載を挟んだものの11年間という長期作品に。
アニメ監督である水島努が、自分でやってみたかった作品の一つとしてカウントしています。(アニメ版も褒めている)

アニメ版は普通にハイテンションギャグとして面白いのですが、

・たたみかけるようなテンポが不足している。
・キャラデザが良くない。

の二点で不満を持っている原作ファンも存在しています。

確かに。原作より丸っこくて潰れているキャラデザに不満が持たれるのも理解できます。
アニメよりも原作のほうが三つ子が美少女なのは事実なのですが、
その原作も時期によって絵柄が変化していますので絶対視は出来ませんけどね。

このキャラデザの意図はなんなんでしょうね?
ネタがネタだけに真性のロ○コンが寄ってこないように、
少女の可愛さよりも元気っぱいな子供の健全エロスの強調が目的かもしれませんね。

原作初期は作者が大ファンである『浦安鉄筋家族』の影響が強くて、そこから自分のカラーを確立した感じ。
アニメの第2話は、その原作初期から拾っている下品すぎるネタで視聴続行のハードルになってる感じ。

アニメ化された第1巻~第5巻のなかで拾われてないエピソードが多く、
何故によりにもよって作中で一番汚いエピソード2つを使用したのか疑問。

敢えて第2話を無視すれば、面白い原作漫画を『みなみけ』のスタッフが手掛けたコメディアニメとして、
十分な満足感を得られるだけに、ちょっと惜しいなという気がしました。


これにて、感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 28

らしたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

汁気たっぷりの6年3組

--更新(7/22)--

連休を利用して原作コミックス(既刊12巻)を読んでみました。

アニメは脚本的には原作に非常に忠実。
キャラデザの方向性が賛否あるようだけれど、まあ、どっちも好きかなと。
みつばの雌豚度合いはアニメのほうが格段に上。下腹部的な意味で。
年頃の女の子があれだけ体重をネタにされて、
それでも女王たらんとする姿には感動すら覚える。
なんという愛されキャラ。

血とか汗とかよだれとかに対する愛着は原作もまったく同じ。
この作者はどうしてここまで人体的な汁気にこだわるのだろう。
個人的にはすごくシンパシーを感じてしまうけれど。。

なんだかんだで杉崎、吉岡、宮なんとかの3人が魅力的。
単純なサブキャラという以上の存在感を放っている。

そしてたぶん、これはリアクション芸を楽しむ作品なんだろうと。
そう確信した。

--更新ココマデ--


※二期にあたる『~増量中』までを含めた感想

原作者の桜井のりおが若い女性であるという事実。
しかも連載開始時は二十歳そこそこの若さだったはずである。

まずそのことに感動を覚えるし、同時に日本の二次元コンテンツ産業の骨太さの一端を垣間見たような、切なくも頼もしい気持ちになってしまうのである…。
こーいうのを描ける女性作家がちゃんといて、それを商業ベースで展開するだけの懐の深さをもつ日本という国が、なんだかたまらなく好きだ。

基本的にこう、よだれとか鼻水とか鼻血とか汗とかおしっことか、およそ体から分泌される液状のもの全般に対する、愛着が感じられる。もちろんいい意味で。
結局、「つけてる下着にこそ意味がある」という発想も、そういった身体的な汚れと密接な位置関係にあるからこそなんだろうなあ、とか、脱いだパンツが少し汚れてたりにおったりするほうが好きなんだろうなあ、とか、相当どうでもいいことを真面目に考えてしまった。

お下品なのは間違いないのだけれど、けして野卑な感じはせず、カラっと晴れた低俗さを貫けているのはすごいな、と。

個人的にはみつばと杉崎の、はてしなく徒労感の漂う掛け合いが好き。
杉崎にかぎらず、全般的にサブキャラたちの絶妙な立ち回りが三つ子姉妹の魅力をうまく引き出している面が強く、結果として6年3組という「学級」そのものを物語の主体として落とし込むことに成功しているように思う。

特定のキャラが汚れ役になるのではなく、エピソードに応じてどんな人物も容赦なく汚れ役をやらされるところは、なんか新しい。いつ誰が汚れ役に指名されてもおかしくない独特の緊張感が漂っている。

この、「単純ないい子ちゃん」を許さない作品態度の根底には、さらけ出したら人間いろんなものが出てくるよね的な、滑稽なまでにリアルな人間観あるような気がする。それこそ、アイドルだってオナラするんですよナニ夢見てるんですか、というミもフタもなさに通じる何かが。

そういう意味で、キャラ設定というものに過剰な潔癖さと夢想を求めがちな男性思考ではなかなか描けない世界なのかもしれない。それを小学校を舞台に表現しちゃうところも含めて、受容できる人とそうでない人がパッキリと分かれそうな作風ではある。

声を大にして傑作と呼ぶには、自分の中の良心めいたアレが邪魔をしちゃうのだけれども、意味不明なエネルギー感といい、ブレることのない低俗路線といい、いい感じに世の中をなめくさった軽快な何かに仕上がっている気はした。


たくさん恥をかいて成長すればいいと思います。子供も大人も。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

小学生の頃って自分もこんなだった?? …ナイナイw 乂(^_^;)

暴走する小学生3姉妹が面白い(らしい)という予備知識だけで視聴。
全13話+番外回1話。


丸井家の小6三つ子姉妹が繰り広げる、
単話形式の日常ドタバタコメディ。
「日本一似てない問題児三つ子姉妹」が主役となって
1話につき4本立て(くらい)でネタを連発してくれます。

テンポは良いのだけれど、
類似したネタが繰り返し出てくる点は少々マイナス点。


◆登場キャラの顔ぶれ(初登場が早い順)
みつば(長女):ちょっとおませなサドガール
ふたば(次女):ちょっとスケベなマッスルガール
ひとは(三女):ちょっと不思議な暗(あん)ガール

信也:…たぶん優等生…(のちに⇒優等生改め変態)
雄大:健康優良児
咲子:オカルト大好き少女
丸井草次郎:ちょっと不審な三つ子パパ
ゆき:争いごとがきらいで、恋話が好き。眉毛がトレードマーク
宮下:6年3組で唯一の常識人。面倒見の良さが後に災いする事を
   彼女はまだ知らない…。
みく:みつばのことが大嫌いなブルジョワ。

※他にも、ヘタレ教師やマヌケ教師等登場します。


こんなキャラたちのギャグの勢いが強烈で、
「やりすぎなくらいが良い!」と言う感じ^^;
ただ、わざとらしい汚ネタが多く(特に序盤)、
不快になる話があったのも否めない。

↓こんなくだらないネタでワイワイ騒いでいます。
・チクビ(ハムスターの名前)
・おしっこ
・パンツ
・おっぱい
・ブラジャー
・ゴキブリ
…etc.

ただ、考えてみると、
(程度はさておき)自分が小学生の頃も似たようなものだったのかも?
と、思えなくもないw^^;

そうだとしたら、周りの人たちに迷惑かけてたんだなぁ…って
今更ながら反省してみたり( 〃..)


あと、みんな凄まじい暴れっぷりだけど、
実は思いやりのある良い子たちですよ^^
と、付け加えておきます。


作画はかなり独特な感じで、
キャラは異常に丸顔、
人物・物の輪郭が黒の線でくっきり描かれます。

好みが分かれるところだと思うけれど、
個人的には好きじゃない。。

どこか古い感じがするキャラ作画でありながら、
動きは滑らかで、キャラが喋るとおりに口が動く等、
映像は新しい技術が使われているようです。


音楽はOP曲が印象的で、ED曲も悪くないです。
OP曲:「みっつ数えて大集合!」
ED曲:「夢色の恋」

9話特殊ED:某有名クラシック曲に、氷上を滑る次女の映像
最終13話特殊ED:「夢色の恋(弾き語り)」


番外の1話は本編と全く変わらない調子の話で、
特に「必見」というような変わったネタもありません。



暴走&汚いネタも気にならない、という方で、
頭を空っぽにして楽しめる、勢いだけで突っ走る作品を
お探しの方にオススメできると思います。

子供には見せないほうが良さそう。
リアルでこんな子供が増えたら困りますしねw^^;

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

64.8 2 ツンデレで小学校なアニメランキング2位
今日の5の2(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (443)
2686人が棚に入れました
とある小学校のクラスを舞台に、主人公・佐藤リョータとその周囲の男子や女子の学校生活を描く。主人公は女の子のことや性的なことにはまったくと言っていいほど関心がないのだが、毎回何かしらエッチなアクシデントに巻き込まれてしまう。さわやかで可愛らしい絵柄を基調に、シリアスでくどい絵が時折割り込むのがこの作品の特徴。

声優・キャラクター
小林ゆう、下田麻美、MAKO、明坂聡美、阿澄佳奈、本多陽子、山戸めぐみ、高垣彩陽

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

さ~て、今日の5の2は…?お、給食にプリンが出るようです♪

「みなみけ」でおなじみ、
桜庭コハルさん原作の漫画がアニメ化した作品です。

みなみけが大好きなので、こちらも気になっていたんですよね♪

「みなみけ」と比べるとすべてにおいてかなり下回りますが、

これはこれで、小学生の日常をのほほんと楽しむことができました。

全13話です。


● ストーリー
タイトルの通り、とある小学校の5年2組の子どもたちが主役。

学校、放課後など、あらゆる場面での小学生の日常が描かれています。

内容はコメディ。小学生らしいラッキースケベもあります。


オリジナルエピソードは、スタッフの体験談を元にしているなど、

小学5年生のおもしろおかしい日常を、
”日常”という雰囲気を大切にして描かれています。

なのでものすごくおもしろかったり、ハチャメチャなことはしていません。

私は小学生の全力でアホなところが大好きなので楽しめましたが、

ギャグや全力の笑いを求めている人には、物足りないと思います。

同じようなネタや展開も多いので、
実は私も途中で観続けるの辛くなっていましたww

1話が4話ほどの短編で構成されているので、
休み休みでなんとか観れた感じかな^^;


主役が小学5年生というのが個人的には気に入っていて。

昔塾でバイトしていたこともあり、
子どもの発達段階はよくわかっているつもりなのですが、

5年生は純粋におバカな子どもの最高点だと思っています。

6年生だとややこしいこと考えたり下ネタ覚えてきたりで
ややげんなりするんですよねww

この作品では等身大の5年生が描かれています。

男の子はスーパーボールをどちらが高く飛ばせるか!で熱くなったり、
掃除の時間に真剣にほうきでエアギターやったりww

女の子は「男子ってほんとお子ちゃまよねー。」なんて言いながら、
男の子のやんちゃに巻き込まれて怒ったり。

と思ったら、やっぱり女の子最強wwだったりww

やっぱ小学生楽しいわ♪と思わせてくれるエピソードがたくさんでした^^


私の1番お気に入りのエピソードは、
チカちゃんとリョータの幼馴染コンビです。

小学生の純愛がこんなにきらきらしているものだとは…!

普通の恋愛とは違う。初々しさとも違う。なんだかとてもきれいなの。

そして無自覚なのがまたかわいかったり♪

最終話のチカちゃんが可愛すぎてたまらなかった…!チカちゃん大好き。


● キャラクター
1人1人のキャラが濃いわけではありません。

”子どもらしさ”が大切にされたキャラが多かったように思います。

1人1人は目立たないけれど、

キャラ同士の絡みでエピソードが膨らんでいく。

男の子エピソードでは全力でバカやってるし(それがすごく楽しそう♪)、

女の子エピソードは「ああ、女の子って確かにこんなんだったな。」と
自分の子どもの頃を振り返って懐かしくなったり。

男の子と女の子両方が絡むエピソードも自然で、かわいかったなあ♪

男女仲が良くて、いいクラスだと思いました^^


● 音楽
OP、ED共に出演声優さん達によるユニット(Friends)が歌っています。

EDは作中の季節が変わるごとに変わっていました。

特に印象に残った曲はないかな…。

悪くはありませんが、作品の雰囲気には合っていないように感じました^^;


● まとめ
おもしろかった?と聞かれると微妙なところなのですが、

5年生の子どもたちがわいわいしているところは嫌いではありませんでした。

小学生いいな。悩み事もあるだろうけれど、純粋に楽しそうです。笑

投稿 : 2024/06/01
♥ : 29
ネタバレ

ツキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小学校と夏の思い出

小学生の頃。夏休みに、地図もお金も何も持たずに自転車でどこまでいけるかと友達と小旅行を計画。
ワクワクしながらみんなと国道をただひたすら進んでいた。途中で大きな下り坂がある。自転車はひとりでに進んだ。
ペダルを漕がなくても、何もしなくても。ただただ気持ちよかった。自分は今、世界一早いんじゃないかと思った。
子供心に凄く遠いところまできた事を知り、一同感動。滝のような汗と青空の下の笑顔。

しかし、空が夕焼けに染まる頃帰り道が分からなくなり途方に暮れる。不安になる。怖くなる。いらいらする。
当然けんかにもなった。「泣いてね~よ。」と全員が赤い鼻をして、目を腫らして強がってこぼした涙。
交番で道を聞いて帰った頃にはもう晩御飯の時間も過ぎてるわ、親には叱られるわ、蚊には刺されてるわ、自転車は汚れるわ。
でも次の日には全員復活。瞬時に楽しい思い出になってしまう。絵日記の1ページになっていた。

今大人になってあの大きな下り坂を電車の窓から見下ろす。
家から電車でたかだか数個。
子供の頃感じたほど、大きくも長くもない下り坂。
でもあの時はこの坂は果てしなく長く、大きかった。永遠だと思えるほどに。

今もあの坂を自転車で滑り落ちる子供達がいる。楽しそうに声を上げながら。
彼らもいつの日にか思うのだろうか。
今、大人になってどれだけお金や時間を使って遊んでも、あの大きな坂を下っていた時の楽しさはもう二度とは味わえないと。
もう二度と、友達と笑いながらあの坂を自転車で下る事はないだろうと。
あんなにバカで、下らなくて、無鉄砲で、楽しかった日々はもう二度とないだろうと。


これコピペをちょろっと改変したものなんですけどね、誰でもこういった思い出あるだろうなと思って貼ってみました。こういうの見ると当時を思い出して死にたくなりますねホントw
ただ本作はここまでノスタルジーな、感傷的にさせるつくりではなくもっと純粋に小学生時代のあるあるネタをアニメ化した感じ。思い出を美化させすぎてない作りが凄く良かったですね。スタッフの小学生時代の体験を元にストーリーが練られているようなので限りなくノンフィクションとして多くの人が共感しやすくなってるかと思います。
唯一不満があるとすれば、見終わってからかなり時間経ってるので忘れてるだけかもしれませんが{netabare}先生との話がなかったような?私は一緒にドッジボールしたのとか楽しかった思い出だったのでもうちょっと先生をフューチャーして欲しかったかな{/netabare}
ちなみに今の小学校って男女を問わず名前はさん付けで呼ぶらしいですね。平等を謳ってとかなんとか。こんなんあったら先生と遊ぶとかもなさそうですね。やれ、誰にボール当てただの当ててないだので色々面倒臭そう。どんどん閉鎖的になっちゃいますね。

作中は夏の話だけでなく冬の話もあるし、学校内でのストーリーも多くありますが少しずつ暑くなってきた今になって思い出すのはやっぱり夏の思い出ですね。
元気よく遊んでる子どもたちを見てるといつの時代も子どもは変わらないなーと思う反面、みんなでかたまってゲームしてる風景もよく見かけるようになりました。なんて勿体ない。今じゃ駄菓子屋もめっきり見かけなくなったし時代の変化ですかね。駄菓子屋ないと水風船とかどこで買うんだろ。
まあそんな子ども達を見てるとさっさと結婚して早く子供とキャッチボールしてえなぁとか思ってたら涙出てきましたw
そんな夏の幕開け

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

つい最近の思い出・・・それで許して^^

原作は既読で視聴

原作は「みなみけ」でおなじみの桜庭こはるさんです

タイトルの「5の2」は小学5年生の2組ということで
小学5年生の日常を描いた作品です

主人公の「佐藤リョータ」(さとうりょーた)くんと
りょうたくんの幼なじみ「小泉チカ」(こいずみちか)ちゃんがメインですが
個性的なクラスメイトが揃っていて
お話のメインになるキャラが毎回のように変わります

キャラデザインは少々というか
かなりラフな印象を受けるのですが
個人的にはそれほど気になりませんでした

むしろ「シリアス顔」が効果的に出されて
登場人物の心理描写の演出に一役買ってます


小学5年生の「子供」のお話ということで
なんだか中途半端な年頃ですが
なぜか
そんな中途半端な心理に共感してしまいます

ちょっと笑えて
ちょっとラブで
ちょっと考えさせられて
ちょっとHぃ
小学5年生のありきたりの日常
そして
小学5年生という微妙な年代
友達との交流や異性に対する感覚がとてもあやふやな年齢の心理なんかが
意外とリアルに描写されてます


どうしようもないくらい普通のお話で
観る人によってはすぐに飽きてしまうような内容ですが
個人的には
懐かしい感じがして
とても楽しめました

学校では
保健室や図書室
給食時間や体育の時間

学校の外では
駄菓子屋や公園

スカートめくりや
男の子グループと女の子グループの争い事や
他愛のない噂話など

いろいろなエピソードで
「あ~あるある」って子供のころを思い出しながら観てました


お話自体はそんなに深い内容ではないのですが
エピソードが自分の小学生時代の経験に被ることが多くて
それだけで
作品の中に引き込まれる感じです


そして
特筆すべきは
EDテーマ曲

1話~3話「secret base 〜君がくれたもの〜」
4話~5話「大爆発 NO.1」
6話「夏祭り」

secret baseと大爆発は「ZONE」
夏祭りは「JITTERIN'JIN」と
若い頃よく聴いていた思い出の曲です

唄っているのは出演されている声優さんで組まれたユニットの「Friends」(フレンズ)

曲を聴くたびに
否応無しにテンションが上がりました

secret baseは「あの花」で
最近では
夏祭りが「私モテ」で流れてましたね


評価はあまり高くないみたいですが
個人的には高評価な作品でした

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26

67.4 3 ツンデレで小学校なアニメランキング3位
学校の怪談(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (249)
1469人が棚に入れました
『学校の怪談』(がっこうのかいだん)は、フジテレビ系列局で2000年-2001年までの間に放映されたテレビアニメ。
【ストーリー】宮ノ下さつきたちは学校の旧校舎に迷い込み、そこで妖怪たちに襲われる。
旧校舎のなかでさつきの母親が遺した「オバケ日記」を発見し、それに記された方法に従って妖怪を撃退する。 そのとき、妖怪「天の邪鬼」をペットの猫「カーヤ」の中に誤って封印してしまう。
カーヤの中から天の邪鬼を追い出すためには旧校舎内の他の妖怪を退治しなければならない事がわかり、さつきたちは「オバケ日記」の情報をたよりに、他の妖怪たちを退治していく…。


声優・キャラクター
川上とも子、間宮くるみ、本田貴子、津村まこと、佐久間紅美、中尾隆聖
ネタバレ

サメロン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

泣ける唯一のホラーアニメ!天邪鬼との友情、そして【幻の第三話】が観たかった……

このアニメを初めて観たのは2000年、当時の私は8歳でした。
本編だけじゃなくてEDも怖すぎて、最後に画面を手がBANってヒビを入れるシーンは卑怯
まだ小学生低学年だった私はビビリまくってこのアニメを観ていました。
てかホラー耐性のない下手な大人が一人で観ても怖がるかも。笑
それぐらい秀逸なホラーアニメです。

ちなみに中学生1年のときに2回目観ましたが、まだ少し怖かったです。
その後にも数回観ていますが、怖がることはなくなりましたね。
実写のホラー観まくって、慣れてしまったのでww


◆◇特殊能力や異能などは一切使わず、知恵と勇気で妖怪達を霊眠させていく◇◆
学校の怪談では他のアニメなどでよくある、特殊能力や異能の力で退治したり、除霊したりはしません。
全てその妖怪の起源にまつわる方法で、退治するのではなく霊眠させて妖怪を封印します。
だからこそ生まれる緊張感や恐怖、そういったものを登場人物達の視点で観ている私達も味わうことが出来ます。


◆◇天邪鬼との友情◇◆
簡単に天邪鬼という妖怪を紹介
『第一話に出てくる妖怪で人間の恐怖心を栄養とするオバケ。
 霊眠場所であった裏山の大楠木が宅地開発で切り倒された事により復活した。
 そして主人公である女の子、宮ノ下さつきの母(佳耶子)に霊眠させられた恨みからさつき達に襲い掛かるが
 オバケ日記を手に入れたさつき達により霊眠させられる。
 だが霊眠に必要な依り代が無かったため、身近にいたカーヤ(猫)の肉体に封じ込められることとなった。
 以降の話でも終始登場するメインキャラ』

この天邪鬼ですが、初めは親子2代に渡り自分を封印したことを恨み、復讐を考えますが
作品を通していく中で、さつき達(特に敬一郎)に愛着が沸き、脅かしたり、嫌味は言うものの
さつき達がピンチになる度に妖怪(幽霊)の霊眠に必要なヒントを教えてくれます。
後半では、自らが囮となって敵に飛び掛ったり(猫の姿のままだが)するなど
自分自身で手助けをしている。

最終話辺りでは{netabare}もう既に力が戻っており、だがさつき達(特に敬一郎)と別れたくなくて
わざと猫の中に霊眠(封印)されていたのでした。
だが最後の強敵である逢魔からさつき達を守る為に猫の体から出てさつき達を守る為に自らを犠牲に逢魔と一緒に霊眠されます。
「貴様(逢魔)のせいで大切な約束を破っちまったじゃねえか!」{/netabare}
私はこの辺りで涙をポロポロと流していました。

今までいつも素直になれず、正反対のことを言っていた天邪鬼が最終話ではさつき達への思い、気持ちを口したシーンにとても感動したのでした。


◆◇幻の第三話。口裂け女の話について◇◆
学校の怪談の第三話『あたし、きれい? 口裂け女』が口唇口蓋裂症の障害者団体からの抗議により放送中止になり、
第一話と第二話の総集編『特別編!!霊眠の恐怖』に差し替えられたのでした。

私は正直これに憤りを感じています。
いくら侮辱される原因になるかもしれないって、アニメ会社に講義して放送中止にするってありえないです!!
そもそも口裂け女と口唇口蓋裂症の障害者は何の関係もないですよね?
それをネタに侮辱する奴等がアホなだけで、このアニメと何の関係もない。
しかもアニメには講義する癖に
当時辺り劇場公開されていた口裂け女の実写映画等には一切言わないのですから呆れます。

この話はガチで観たかったのに、一部の人間のせいで視聴していた人、全員が迷惑をこうむる訳です。
小学生はこういうことに敏感ですから
寧ろ「これ観れなかったのてめーのせいじゃねーか!」と逆に口唇口蓋裂症の障害者の子供達が苛められる原因になると思うのですが……
ほんと呆れて何も言えませんね。

結局この話は完全にお蔵入りとなり、DVDにも収録されず幻の第三話となった訳です。
あー、ホントに観たかった!!


◆◇今作の作品の恐怖心を最大限引き立てるいるのは秀逸なBGM◇◆
学校の怪談の怖さ、恐怖を最大限引き立てているのは間違いなくBGM
何か起こるか分からない不穏なシーンではそれを音で感じさせる音楽
妖怪(幽霊)に追われているシーンなどでは、急がせ駆り立てるような音楽
しかもこれが1つだけではなく何種類も用意されています!
これは凄いとしかいいようがない。


◆◇現在の妖怪事情◇◆
最近、妖怪=恐怖・畏怖する者ではなく
某アニメのせいで妖怪=可愛い・面白い者に変わってしまいました。
これは本当に害悪アニメそのもので
今の子供達は何かあれば妖怪のせい、自分はやってないと全ての責任を妖怪に押し付ける現状。

本来、妖怪とはそれをしたら悪いこと、したらいけないと教えたりする為の存在
例をあげると学校または塾から帰りが遅い子供達を心配した親が
子供達を早く家に帰らせる為に作ったのが口裂け女の起源です。
その噂を模様して実際に口裂け女の格好した女性が出たのも有名な事件です。
そんな妖怪の存在をことごとく否定し、改悪してしまったのが某アニメです。
妖怪大好き人間の私は某アニメを断じて許しませんね!!


と学校の怪談の魅力と現在の妖怪事情語ってみましたが、どうでしたでしょうか?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
ネタバレ

HAKU さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

夏の定番!

自分が小学生の時に観ていました。
とっても楽しみにしていたのに、20話しかなかったんですね・・・。
それでも、何度も何度も観た覚えがあります。
子どもには結構怖かったと思いますが、それでもギャグもあって、ちょっとしたスケベな部分もあって、いいバランスだったと思います。
さつきも可愛いけど、桃子さんがまたいい味を出して・・・

大人になってから観ても、とても楽しめました。
作画が不安定だったり、敬一郎の演出がくどかったりはありましたが、思いで補正もあるし、ストーリーは素直に楽しめるものなので、20話一気に観てしまいました。
ババサレは当時もトラウマでしたが、大人になっても・・・
何か物音がしたり、部屋の窓やドアに虫などが当たったりするとドキッとします。(笑)
今、扉を開けたらやばいんだろうな・・・心の中で(ババサレババサレババサレ)って言ってから開けようかな・・・とかね(笑)

残念なのは、口裂け女の話がカットになったことです。
当時は分からなかったのですが、そういった病気の支援団体(?)からクレームがついてしまったからだとか・・・。深夜アニメではなかったからってのもあるし、子ども向けってこともあって、そういったことには丁寧に対処しなければいけなかったんですね。
話自体は完成しているだけに、その物語が世に出ないのは残念でなりません。
DVDだけでも収録してくれたらよかったのですけど・・・。

話は怖いだけでなく、感動するものもありました。
{netabare} 天邪鬼がだんだんデレてくる部分も好きでした。
大人になった自分からすると、もう少し天邪鬼のことを疑わないようになったりしたら気分よかったなとも思うくらいでしたが、小学生ですからね、さつきも、当時の自分も。
でも、だからこその最終話だったと思います。
助けてくれるだろうと思っていたけど、その助け方であったり、約束を守るところであったり・・・胸にグッとくるものがりました。
最終話のED終わりに、いつかまた、という言葉があって、さつきたちの(天邪鬼の)物語は終わりじゃないんだなって思えて嬉しかったです。{/netabare}
大人になっても、最後まで観てよかったなと思える作品です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

最も子供を色んな意味で泣かせたホラーアニメかな(感動×恐怖)

2000年にゴールデンタイムの時間で放映されたホラーアニメ


私が小学生のときにリアルタイムで視聴しました。
今とは違い当時の私は、怖がる可愛さとあどけなさを備えていたので
布団を頭に被ってガクブル!ガクブル!しながらお姉ちゃんと観たのが記憶に残ってます。


EDの最後に画面に手がバンッ!と叩き割る演出に泣いた記憶もあります。
あの演出怖すぎでしょw小学生にはトラウマw


BGMもとても秀逸で幽霊が迫ってくる感じとか
気味が悪いなぁ~って感じも画面を観ていなくも音だけで伝わってきます。
前にも書いたする気しますが、私がBGMを評価するのは本当に稀ですよっ!
サントラのCD買う程に評価してます。


でも何と言っても一番の魅力は
特殊能力や異能の力を使わないで、知恵と勇気だけで妖怪達を霊眠させていくことにあるんじゃないかな?
これよりキャラクター達の状況が、観ている私達の状況と重ね合わせて観てしまうんですね
等身大ってやつでしょうか


フフフ、ここまで私をビビらせたのは実写を含めても、この作品が最初で最後ではないでしょうか(∩ˊᵕˋ∩)
その後、中学生のときに2度目
大人になって3度目と観ましたが、ネジが飛んでしまった私には効きませんよ?笑


また幻の第三話。口裂け女の回なんて有名?ですよね
何と予告だけやって放送しなかったんです。
理由は分かりません。怖すぎて苦情が殺到したのかな?
気になる人は調べて見て下さい。



でも怖いだけじゃないんです!この作品
お母さんを失ったお話とか、最初は主人公達に敵意しか無かった天邪鬼という妖怪が
自分の身を犠牲にしてまで主人公達を守るようになったり
最終話なんて本当に涙物ですよ。


そして何よりも私の好きな声優さんトップ10に入る
今は亡き、川上ともこさんがヒロインの宮ノ下さつきを演じています。
弟の敬一郎の声はハム太郎の間宮くるみさんだったりもします。


長くなりましたが、これ観て私とホラーアニメ談議でもしましょう(๑˃̵ᴗ˂̵)و

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

71.2 4 ツンデレで小学校なアニメランキング4位
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (987)
5220人が棚に入れました
イリヤは穂群原学園に通うごく普通の女の子。ある日、飛来してきたカレイドステッキの人工天然精霊マジカルルビーによって、強制的に契約を結ばれ、魔法少女プリズマイリヤになる。本来のカレイドステッキの持ち主の魔術師・遠坂凛に命令され、冬木市に眠るというある危険なカードの回収の手伝いをすることになる。

声優・キャラクター
門脇舞以、名塚佳織、植田佳奈、伊藤静、高野直子、松来未祐、杉山紀彰、七緒はるひ、宮川美保、伊藤美紀、伊瀬茉莉也、加藤英美里、伊藤かな恵、佐藤聡美
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

長期に亘る外伝アニメ化シリーズの礎を築いた偉大な?ロリ作品

『Fate』シリーズのイリヤが魔法少女に!?
外伝漫画シリーズ(未読)のアニメ化作品の第1期目。


【物語 4.0点】
単体で観ると、どぎついロリ成分と、マニアックな萌えに時々むせ返りそうにはなるもののw
『Fate』を魔法少女物の王道に置き換えた、まずまずのスピンアウト。


ですが、その後、4期『~3ドライ!!』+劇場版まで視聴した上で振り返ると、
優秀な1期目だったと評価がアップします。


ロリっ娘コスプレ趣味に訴求した「クラスカード」設定も、
『~3ドライ!!』までにこのシリーズなりの「聖杯戦争」として、
ある程度説明が成され。

美遊の過去も『~雪下の誓い』にて判明。


その上で本作を観ると、
イリヤの弱気で泣き虫という平凡な魔法少女属性についても、
冷徹な魔術理論に基づいた『Fate』の世界観に対して、
理論をひっくり返す奇跡をもたらす魔法少女像が追求されていると分る。

ライバル魔法少女・美遊の、
不器用で、ボッチになりがちだけど寂しがり屋な属性についても、
理由を知った上で再確認すると、いじらしくてニヤニヤできる。

など、この1期は後で壮大な展開を上乗せしても崩れない土台となるよう、
考え抜かれているな~と感心します。


一方で、肝心のイリヤの正体など、謎も多く、
シリーズは未だ底を見せていない。


私のツボ:{netabare}第四話にてイメージだけで空を飛んでしまうイリヤと、
物理法則に基づいて足場を築いて空を“跳ぶ”美遊。
による性格の違いの明確化。{/netabare}


【作画 3.5点】
描き込んだのは、入浴多めなイリヤちゃんの、
透き通った小学生の白肌だけじゃない!

シリーズ通じて、高橋 賢氏をアクション作画監督に据え、
戦闘シーンが熱い『Fate』ブランドに寄与している。


【キャラ 4.0点】
ここは魔境・深夜アニメ。女児に夢と称して玩具を売りつける必要がない。

それを良いことに?視聴者に魔法幼女萌えを煽るロリコン・ルビーさん
&生真面目な毒舌でキャラを貶める・サファイアさん。
両・魔法ステッキが大放言w


その他、“年増ツインテール”こと遠坂凛
VS“高慢ちきな金髪縦ロール”ことルヴィア
のギリギリ魔法少女舌戦。

より“お兄ちゃん”属性に拘束された衛宮士郎。

実は高校より小学校教師の方が似合っている?藤ねえ。

などなど『Fate』キャラを絶妙に壊し、ファンの腹筋を攻撃w


一方、イリヤ同級の小学生たちもやがて、
元気属性は無邪気過ぎてアブナく、
“腐る”女子は朽ち果てて{netabare}BL{/netabare}の沼にハマっていくことになるが、
本格的に壊れるのは2期『~2ツヴァイ!』からで、
1期は種蒔きのクール。

ただ、最後は、{netabare} 魔法少女ペアの濃厚接触
→地球より重た過ぎてドン引きする二人の友情(※一方通行){/netabare}
で締めくくり、波乱の次期に向け助走は十分で、
“大きなお友達”だけに向けて暴走する方向性が確定w


【声優 4.0点】
イリヤ役は本編と同じく門脇 舞以さん。
時に、ロリ特有の気の遠くなるような情けない高音域をかすれさせながら、
平凡な日常をぶち壊す各種ハプニングにツッコむ。

けど、やる時は涙を堪えて、勇気を振り絞るピュアな女の子を熱演。

(この外伝に慣れてしまうと、バーサーカーを引き連れている方のイリヤちゃんは、
一体、どこで道を間違えたのだろう?と悔恨してしまいますw)

美遊役の名塚 佳織さんも寡黙で、時にズレた真面目発言を重ねるなど
周囲がボケ通し、ネタを提供しまくるので、ツッコむイリヤ役の負担は大きいw


その他、本編からのキャラ役も含めキャストはシリーズ通じてほぼ不動。

それだけに、「カレイドステッキ」サファイア役・松来 未祐さんの早逝は、
ポッカリ穴が開いたようで、返す返す惜しまれます。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は加藤 達也氏。明快なメロディーでギャグと魔法戦に無難に対応……。
と行きたい所ですが、問題は曲名。

「少女の日常」に「少女のじゃれ合い」。「少女、絡まる」に「少女よ星になれ」
と全曲名に“少女”を付す執念で、ロリアニメのアイデンティティーを確立w


『Fate』と言えば処刑用BGM「エミヤ」。
数あるバリエーションの中でも実は本作の「少女進化!」が私のお気に入りだったり。


OPはChouChoの「starlog」。他に挿入歌も一曲。
後に4期『~3ドライ!!』のOPも歌う。
『イリヤ』とは『ガルパン』に次ぐ縁の深さ。


EDは声優ユニット・StylipSの「Prism Sympathy」が、
小学生イリヤのキラキラした日常を既成事実化。

(因みに、後に、この曲が再起用された『~3ドライ!!』4巻付属OVAの運動会ダンスは、
ロリコンを即死させる危険な宝具らしいので、該当者は絶対観ないようにw)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

tachibana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

実はFate 全部見てないんですよね~

何がいいか、もちろんopです。w
素晴らしいメロディーのこのopはChouChoさんの『starlog』です。
いや、もう。何と言えば伝わるのか分かりませんが、Chouchoさんには珍しい(?)アップテンポ(?)な曲でテンションがあがりますよね!
このアニメを見始めてopがChouChoさんだと分かった瞬間、視聴が決定しましたww(元々ChouChoさんのファンだったので)
9話の挿入歌「kagami」もこのChouChoさんが歌っており、テンションが上がり、一回転して感動しました。(笑)

ここで、少しChouChoさんの曲のステマ(?)…………もとい紹介をしておきたいと思います
ChouChoさんは
『カワルミライ』(神様のメモ帳op)
『authentic symphony』(ましろ色シンフォニーop)
『ハルモニア』(空の軌跡ed)
『優しさの理由』(氷菓op)
『DreamRiser』(ガールズ&パンツァーop)
『空と君のメッセージ』(翠星のガルガンティアop)
などの曲を歌っていらっしゃいます。(正確には『優しさの理由』より前は「ちょうちょ」という名前)
是非聴いてみて下さい!おすすめです!!
ん?紹介になっているのか、これ?

因みに二番の途中で「彼こそ~~」って言っているように聞こえる部分(笑)は「kaleidoscope」って言ってます。
kaleidoscopeの意味は「万華鏡」です。
どーでもいいですか、そうですか。

edは………………普通の良edです。
StylipSが歌っている『Prism Sympathy』です。コレ聴いて寝るとよく寝られそうな気がします。(適当)
作詞はこだまさおりさんが担当しています。
こだまさおりさんについては『氷菓』のレビューにでも書きたいと思います。

さっきから()とか「」とか『』とか打ちすぎて疲れました。
どーでもいいですか、そうですか。


疲れたので、そろそろ本編のレビューを書きたいと思います。(笑)

最初に言っておきますが、この作品はFate/stay nightや、Fate/Zeroを見なくても全然ついていけます。
まあ、ぶっちゃけギャグアニメみたいなもんなんで、気楽に見ればいいと思います。(笑)
イリヤの性格とかが変わっていても無視です。いやー並行世界って便利っすねー(棒)


さて内容ですが、このアニメのストーリーを表すのにぴったりな二文字があります。
ズバリ!
『王道』
です。これに尽きます。

このアニメはとにかく魔法少女もののテンプレストーリーをそのまんまなぞっています。
なので、「面白くないと思う人もいるんだろうな~」という感じでした。
しかし、友人の言葉を借りると、「王道だから強い」のです。
テンプレというものは言わば完成されているので、ある程度は満足できるんです。そこにないのは意外性だったりするわけですが。(杖が喋ったりするのもな○はさんで見ちゃいましたしねww)
あとこのアニメの特徴はとにかくあざとい!
「あ〜狙ってますね~~~(・。・)」
みたいな構図、シーンが多いこと多いことww
もう少し自重して、もっとやって欲しかったです。(錯乱)
まとめると、
・魔法少女ものが見たい
・Fateのキャラが見たい
・ロリ成分が欲しい
・ChouChoさんのopを聴きたい
なんて人なんかは見るといいのかもしれません。


ここで豆知識なんですが、これでもかっ!というほどあざとかったイリヤちゃんについて。
実はこの作品がやっていた2013年夏期にこのアニメの主人公(イリヤ)の中の人、門脇さんがこの他にもう1作品主人公を務めていました。(幻影ヲ駆ケル太陽の太陽あかり)
当時、私は門脇さん大丈夫かな~って思ってましたね。

知ってるだって?そんなもん関係ねぇ!!
オチ?そんなもんねぇよ!!(`・ω・´)

幻影ヲ駆ケル太陽のopも超良作ですよ~!!
どーでもいいですか。そうですか。

最後に、
今回のレビューは特にグダってましたが、最後まで見ていただき、ありがとうございました。
m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

あしすと さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

自分はB級アニメが好きなのだということをつくづく実感しました(笑)

現在放送中のFateを、1期も含めてハードディスクで寝かせているのですが、それ以前のシリーズを全く見たことがなかったので、ここ数週間で頑張ってFateシリーズを一気見しました。

疲れましたw

実は最新シリーズはまだ見ていないのですが、それはFate/stay nightのルート違い版でしょうから、現時点でFateシリーズの世界観自体はだいたい分かったと言ってしまうことはお許しを(笑)


それで話を戻しますが、自分はFateの中ではこのプリズマイリヤが一番好きでした。

その理由が、タイトルのように自分が「A級アニメ」よりも「B級アニメ」のほうが好きだからです。





以下、例によってプリズマイリヤのレビューではなく、私個人のアニメの趣味嗜好の話題になりますw


まず、私がどのような作品を「B級アニメ」と考えるかですが、結論からいうと
・【物語重視】のアニメがA級、【キャラクター重視】のアニメがB級と考えています。
・つまり、キャラが【あざとい】作品がB級ということです。
・極端なことを言えば、主要キャラをハゲでデブのおっさんと大阪のおばちゃんに置き換えたとしても面白い作品ならA級、そうすると面白くなくなるならB級です(笑)

あ、もちろん、A級B級の基準は人それぞれだと思いますし、そもそもそういう分類をしない人もいるでしょうから、この分類は一般的なものではなくあくまで私の個人的なものと思ってください。

また、A級のほうがB級より優れているということではありません。
アワビやらフカヒレやらの中華料理フルコースと、ラーメン餃子チャーハンセットがあったとして、どっちのほうが料理として優れているというわけではないと思いますし、さらに言えばそもそも比べるものではないでしょう。


で、そんな中で私は、迷うまでもなくB級アニメが好きだという話ですw

Fateシリーズの中では、stay nightとZeroのいわゆる「本編」はA級でプリズマイリヤがB級ですね。

自分にとってのこの作品の一番の魅力は、魔法少女やらバトルではなく、イリヤのツッコミ可愛いところでしたw

なんていうか、イリヤはツッコミの言葉のチョイスが上手いキャラだと感じたのです。

いじられツッコミ型という意味での同タイプキャラとしては、自分がかなり好きなキャラとしてトリニティセブンのリリス先生が思い浮かぶのですが、むしろイリヤのほうがツッコミのバリエーションが豊富だった気がします。

近々作ろうと思っているBEST10の「ツッコミキャラランキング」では、イリヤはかなり上位にランクインしそうな気がしています。(…といっても、それは私のさじ加減ですが 笑)





余談ですが、同タイプ設定の作品ならやっぱり自分はB級のほうが好きかなぁと思います。

結城友奈(まどマギは未視聴)とプリズマイリヤだったら前者はA級、後者はB級だと思っていて、個人的にはイリヤのほうが好きですし、
私がこよなく愛するストブラはB級ですが、アニメ化範囲内では設定が似ているのは事実であろう禁書はA級(B級寄りではあるがA級だと思っています)であり、もちろん個人的にはストブラが神アニメですし(笑)、
最近の話題作品ならSAOはA級(これもB級寄りではあるがA級かな、と)、ダンまちはB級という感じですが、アニメとしてはおそらくSAOのほうが好きかもしれないんですけど、原作に進む可能性が高いのはダンまちのほうという気がしています。


ま、例によって脈略のないレビューでしたが、これは仕様ということでお許しください(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

62.3 5 ツンデレで小学校なアニメランキング5位
リコーダーとランドセル レ♪(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (345)
1735人が棚に入れました
見た目は大人、中身は子供の小学5年生「あつし」、そして、どうみても小学生だけど、しっかり者の高校2年生「あつみ」の身長逆転 凸凹姉弟が巻き起こす奇想天外な日常を描いたアニメーション。

声優・キャラクター
置鮎龍太郎、釘宮理恵、平野綾、たみやすともえ、内田彩、南條愛乃、喜多丘千陽、柏山奈々美、東城咲耶子、櫻井孝宏

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

もしもワグナリアにおいて、『リコーダーとランドセル』を観ていたら・・・(二次創作です)

小「あれ、相馬さんも休憩ですか?」
相「うん、今『リコーダーとランドセル』というアニメのDVDを観ているんだ。小鳥遊君も観るかい?」
小「そんな暇、無いですよ。いつも仕事を押し付けられているんですから。」
ぽ「相馬さんとカタナシ君も休憩なんだ。仕事をしていると疲れるよね。」
相「そんな二人の疲れを癒すアニメなんだけれどなあ~。」
ぽ「アニメって、今、相馬さんが観ているもの?」
相「そうだよ~。騙されたと思って、少し観てみなよ。」
小「相馬さんが、そんなに推すのであれば、少し観てみよう・・・って、これは何ですか!」
相「あれ、小鳥遊君には合わなかったのかな?」
小「合わないなんてもんじゃありません。何ですか、この小さくて可愛い小学生は!」
相「(やっぱり、そういう反応になるんだ)」
ぽ「カタナシ君、小学生って、この小さい女の子の事?」
小「はぁ~何て小さくて可愛い小学生なんだ。」
相「小鳥遊君、少し言いづらいんだけれど、この女の子は高校生なんだよね。」
小「そんな馬鹿な。こんなに小さい高校生なんて、この世に存在するはずが無いじゃないですか。」
ぽ「そうだよね。こんなに小さいんだったら、高校生な訳が無いよね。」
相・小「(ここにいた!)」
ぽ「隣にいる身長の大きい大人の人もカッコいいね。」
小「ふっ、大人なんて可愛くないですね。」
相「背の大きい人は小学生なんだよね。」
ぽ「小学生!どうしたらこんなに身長が伸びるのかな~。」
相「(やっぱり、予想通りの反応だ)」
小「先輩、相馬さんに騙されてはいけません。こんな小学生がいる訳無いじゃないですか。」
ぽ「やっぱり大人かあ~。それでも身長が高いのは羨ましいなあ~。」
相「その子の背中に背負っているランドセルを見ても、まだ大人扱いかな?」
小「当たり前です。身長が高い人は、みんな大嫌いです。」
ぽ「そんな事言っちゃだめだよ、カタナシ君。身長が高いのはいい事だよ。」
佐「お前ら、もう休憩時間は終わりだぞ。」
小「もう、そんな時間ですか。先輩、ホールに行きましょう。」
ぽ「そうだね、カタナシ君。相馬さん、後で身長が伸びる方法が知りたいからDVDを観せてね。」
小「相馬さん、できるだけ小さい画面で可愛い女の子を観たいので、そのDVDを置いてあるお店をあとで教えて下さい。」
相「分かった分かった。二人とも、あとで色々と教えるね。」
佐「相馬、お前も仕事をサボっていないでさっさと行け。」
相「分かったよ、佐藤君。それじゃあ、このDVDの後片付けを宜しく。」

佐「・・・フーッ。『リコーダーとランドセル』か。主人公を身長の低い種島にしても問題ないが、小鳥遊の悪い病気が再発しそうだな・・・。」

ぽ「ハクシュン!」
小「先輩、風邪ですか?」
ぽ「何でもないよ、カタナシ君。大丈夫だから。」
小「(周りに気を遣う先輩も可愛い。)」

佐「小さい事には敏感に反応する・・・。さすが種島だな。」

山「今回の山田の出番は?」
小・佐「お前は黙れ!」

このような経緯でワグナリア内に『リコーダーとランドセル』が広まっていきました・・・というお話でした。


発言者の略称

相馬博臣(そうま ひろおみ)=相
小鳥遊宗太(たかなし そうた)=小
種島ぽぷら(たねしま ぽぷら)=ぽ
佐藤潤(さとう じゅん)=佐
山田葵(やまだ あおい)=山

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

あつし君とランドセル・・・ミスマッチは相変わらずでした^^

2013年7月に第3期「リコーダーとランドセル ミ」の放送が予定されているショートアニメ作品です。因みに第1期は「リコーダーとランドセル ド」、第2期は「リコーダーとランドセル レ」と時期がドレミで表現されています・・・となると「ドレミファソラシ」の後はどうなるんだろう、と少し気になってしまいますけれど・・・^^;

この物語は、小学校5年生の宮川あつし(弟)と高校2年生の宮川あつみ(姉)の日常を描いたもの・・・だと思える作品の第2弾です。

あつし君の言動は、小学5年生として捉えると相変わらず普通で特段面白い事もないのですが・・・なぜ身長180cmのイケメンとランドセルって、あんなにもミスマッチなんでしょう。そのミスマッチが私のツボでした^^;
実際に見たことがないからなんでしょうけれど・・・でも身長180cmの小学生って実在するのでしょうか・・・?
気になったので少し調べてみました^^
すると、小学校5年生(10〜11歳)の平均身長は10歳0ヶ月で135.9cm、11歳6ヶ月で144.4cmだそうです。
・・・身長180cmの小学生が実在するかは不明でしたが、あつし君は神さまから身長とイケメンの二物を貰った、と思えば今は試練の時なのかもしれませんね^^

一方、お姉ちゃんの身長は137cm・・・なるほど、小学校5年生の平均身長と同等のようです。
この作品の物語として捉えると、あつし君のミスマッチが笑えて面白いのですが、むしろお姉ちゃんの身長を何とかしなきゃいけないんじゃ・・・と思えてしまいます^^;
それに、このお姉ちゃん・・・CVが釘宮さんだからなのか、かなり可愛らしいです・・・Σ(゚д゚lll)

ふっと思うところが有りニコニコ大百科を調べてみたのですが、現時点では本シリーズでウィルスに罹患したとの情報は無いそうです(*´▽`*)
となると1話3分程度の長さだと掛け合いにも限度があるので、もう少し長くできると面白さに深みが増すと思うのですが・・・^^;
いずれにしても「ミ」の視聴は楽しみにしています♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

主人公の周囲の脇役たちの反応を観て楽しむ作品

前クールから内容はそのまま引継がれ、
今期は2期目ということで「ド」から「レ」へ。
4コマ漫画が原作だけあって、1話は3分という短さなので
いっそ、ドレミファソくらいまでいって欲しい。

また、この作品はある程度撮りためておいて一気に観たほうが
面白いので、今日最終回までを観終えた。

登場人物は

《宮川あつし》(置鮎龍太郎)
主人公は小学5年生でありながら身長180センチの大人の体格。
その中身はまんま5年生という設定だけれど、
観ていると5歳の間違いだろう?と思ってしまうほどの幼さ。


《宮川あつみ》(釘宮理恵)
あつしの姉で高校2年生なのだが、身長137センチという小柄で、
小学生に間違えられることもしばしば。
でも、さすがお姉さんらしくしっかり者。

前期同様、この他にもクラスメイトや近所のお兄さんなどがいる。

話の内容は、オチも読めるし深さもないのだけれど、
大人と見間違うような外見のあつしが、純朴だったり
子どもらしい部分なんかを見せると、少年のような心を持った
ピュアな魅力の大人に映ってしまうところが面白い。

また、逆に幼い子供に見えてしまう姉は、中身がしっかりさんなのに
ロリな魅力を滲みだしてしまってる。

ただ実際にこういう人って時々見かけるけれど、
そういうリアリティを追及するアニメではなく、
あくまでもギャップ萌えする脇役たちの反応を楽しむ作品なんだと思う。

個人的には姉の友人の、さよさんより、すぐ真っ赤になる
あつしの担任の先生の、意識しすぎな反応が面白かった。

でもね、僕の家の近所にあつしみたいな子が、去年度まで小学6年生
として似合わないランドセルを背負って登校していたのだけれど、
彼と話をするときは、ついつい大人に対してと同じように
話題を振ってしまい、内心あわてて小学校の話に戻すようなことが度々あった。
まぁ、リアルだとそんなものだよね(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 49
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