パイロットで艦隊なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのパイロットで艦隊な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月11日の時点で一番のパイロットで艦隊なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.0 1 パイロットで艦隊なアニメランキング1位
機動戦艦ナデシコ(TVアニメ動画)

1996年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (786)
3759人が棚に入れました
22世紀末。突如として木星方面より現れた謎の兵器群木星蜥蜴(もくせいとかげ)は、圧倒的な戦闘力で火星、月の裏側を次々に制圧。今や、地球各地にもチューリップと呼ばれる母艦を多数降下させるに至っていた。2196年。そんな中、木星蜥蜴の支配下に置かれた火星に残された人々を救うべく、民間企業ネルガル重工は「スキャパレリプロジェクト」を計画し、その要となる実験戦艦 ND-001 ナデシコの艤装を終了させていた。クルーには「能力が一流なら性格は問わない」と言う方針の下、一癖も二癖もある人物ばかりが揃えられた。ナデシコ発進の日、火星生まれの青年テンカワ・アキトは、偶然再会した幼なじみミスマル・ユリカを追って出港直前のナデシコに乗り込む。アキトはコックとしてナデシコのクルーに採用されるが、IFS処理をしていたため、人型機動兵器「エステバリス」のパイロットとしても戦っていくことになる。

声優・キャラクター
うえだゆうじ、桑島法子、伊藤健太郎、高野直子、岡本麻弥、南央美、飛田展男、関智一、小杉十郎太、小野健一、真殿光昭、一城みゆ希、田中信夫

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

大和をかける撫でし子のように

花の名であります撫子は女子供を例えた「撫でし子」から来ていて、時には清楚な日本女性を「大和撫子」と
表したりと様々な意味合いを持つものでございます。和歌や雅語を昔は「大和言葉」と呼んだとか。
文脈や人の立場や感情にも左右される日本語の妙。つまり「込められた意味」は読み取るのが楽しいもんで。
――――――――――――――――――――――――
「目の上のたん瘤(こぶ)」1.あって邪魔なもの 2.非常にうっとうしいという意味だそう。
「目上」の方に対して使うことが多いでしょうか。
――――――――――――――――――――――――

テラフォーミングやワープ航行があるSF世界で問いかけられるのは「大人や社会の嘘」と、反抗する若い世代。

内容を表面的に点で捉えると本作はパロディとギャグ多めのロボットアニメにしか見えませんが、
時代を切り開いた先人に対するアンチテーゼとして考えるとカチリとハマる気がします。
SFを構築したアニメ界に対する、初脚本であった「佐藤竜雄」他、若いスタッフ達と重なるものでありました。

放送されていた1990年代中盤は時代の移り変わりとともに各々の人気シリーズが変化を求められていた時代で、
ガンダムシリーズ「機動武闘伝Gガンダム」、マクロスシリーズ「マクロス7」勇者シリーズ「黄金勇者ゴルドラン」
たまたまですが、ナデシコと同じ年1996年で戦隊シリーズに「激走戦隊カーレンジャー」というのもありますね。

共通するのが「ギャグ路線とパロディ」でした。

シリーズ化された人気作が若年層を取り込む意識と変化をつけて往年のファンも呼びこむ工夫だった訳です。
近い年に「新世紀エヴァンゲリオン」や「マクロスプラス」などシリアス路線な屈指の名作もあるため、
すべてがそうでないにしろ、今でもシリーズの異色作と謳われるタイトルは1990年代半ばに集中していました。
前時代からの脱却を図りながらも名作を踏襲しオマージュする形式はシリアスなタイトルにも共通点が有りますし、
歴代の名作アニメに憧れ業界入りした若いスタッフ達らしいカラーを出した結果、生まれた作品のように思います。

宇宙戦艦ヤマトと対になり(ヤマト・ナデシコ)女子供を乗せた異色の戦艦をナデシコ(撫でし子)と呼ぶような、
重なったいくつかの意味を持つ設定過多を全ては回収出来ず、スタッフさえも忘れた複雑な設定があり、
劇場版も良い出来だが小説版の補完ストーリーを見なければTV版から繋がらないという声もある。
あと何故モテるのかわからない主人公(一応、ヘビーな人生で背負った影と母性本能をくすぐられる事が理由)

賛否ありますが「自分に世界に酔える作品」とはまた違った明るさを持つ独特なシリアスさが魅力です。

若さや推進力をエネルギッシュに描く荒々しさと、
火星・木星・地球の社会構造と隠された謎。

作中でキーとなるスーパーロボットアニメ「ゲキガンガー3」は
作品内外で意味を持つ懐古的な作品で、前述したことを踏まえると作中の台詞が向かう先を納得できる気がします。

カッコつけてますが私らしく言えば、
人気キャラ、ホシノ・ルリの「あなたの一番になりたい」を何度もリピートした萌え豚(私)が当時ハマったアニメ。


90年代に輝くSFアニメの寵児、機動戦艦ナデシコ。大和を駆ける撫でし子は、今なおファンに愛され続けています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なぜなにナデシコをみんなで見よう

今やビッグタイトルすぎて、説明不要の
『新世紀エヴァンゲリオン』が放送終了後に
放送されたので、
なんとなく
「『エヴァ』の次は『ナデシコ』か
どれ、どんなアニメかお手並み拝見」的な空気が
漂っていました。

『エヴァ』とはかなり方向性が違い
ラブコメ要素が強く、
当時『エヴァ』っぽいのを期待してた方は
「もっと、ちゃんとせぇーよ!!」
となっていたかもしれません。

でも私は違って良かったと思います。
『エヴァ』も『ナデシコ』もどちらも好きです。

どうしても『エヴァ』と比較して“違う”となると
テキトーなアニメに感じるかもしれませんが
決して、いいかげんな設定では無く、
組織、敵、世界、戦闘理由などは至ってシリアスです。
いや、それもまた違うか・・・
(この辺はネタバレを大いに含みますので)

とにかく
シリアスとラブコメやおバカの比率が
『エヴァ』と逆ですね。

一応ジャンルは
ロボット物になるんでしょうか(スパロボ登場経験あり)
私の印象としてはロボット感は薄いです。
『無責任艦長タイラー』っぽいジャンルです。

女の子がいっぱい出てくるので
そういうのがお好きな方にも
オススメです。

「バカばっか」
でお馴染みの『ルリルリ』こと
『ホシノ・ルリ』を鑑賞するアニメとしても
楽しめます。

『なぜなにナデシコ』は必見です。
『萌え』という言葉が定着されていなかった時代ですので
『カワイイ』だけじゃ気持ちを表現しきった気が
しなかった思いでした。

今思い出すと
“ジト目”に惹かれだしたのは、
この頃だったかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

軽いノリの愉快なアニメだが、所々重い内容もある

これはSF・ラブコメロボットアニメだそうです。但しお笑い要素が相当あります。
今ならYouTubeで無料視聴可能です。

物語は、22世紀末に、謎の木星蜥蜴(もくせいとかげ)により火星や月を制圧され、地球も危機に直面していたとき、機動戦艦ナデシコが地球を救うために活躍する内容です。が…、タイトルの『機動戦艦ナデシコ』は、『機動戦士ガンダム』と『宇宙戦艦ヤマト』を合成してつくったとのことです。
それだけに、このアニメがいかに軽いノリでつくられたかが想像できそうです。

ナデシコ艦長のミスマル・ユリカは、美人ですが底抜けに明るく、楽観的で、一見おバカのように見えます。実際に彼女は物語の大半をおバカにふるまっています。でも1割か2割ほどは超優秀な頭脳を用いて皆を指揮していますね。

また、主人公のテンカワ・アキトは、火星での戦闘がトラウマとなり、臆病な性格でしたが、幼馴染のユリカを追ってナデシコに乗り込み、少しずつ成長を遂げます。但し、それ以上に多くの女性にモテます。

登場する女性は全て美女ですが、ほとんどおバカです(もちろん登場するすべての男もおバカです)。唯一おバカになれない女性は、ホシノ・ルリだけ。彼女のため息交じりの口癖が「バカ…」。この口癖を何度も聞かされます。それほど戦艦の内部とは思えないほど、皆がバカなことをしでかします。

ところで、少しだけ真面目な質問をしますが、
今まで正義の戦いと信じ続けてきた戦争が、実は侵略のための戦争だとわかったとき、あなたはどうしますか?

そして、別の質問ですが、
少女が幼い頃に優しくしてもらった年上のお兄さんが、実は10歳以上も年下の青年だと大人になってから気づいたとき、その少女(女性)は、嬉しくて泣くでしょうか?それとも悲しくて泣くでしょうか?


オープニングは「YOU GET TO BURNING」 とても魅力的な歌です。
エンディングは「私らしく」 艦長のミスマル・ユリカが歌っている不思議な魅力がある歌です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

70.5 2 パイロットで艦隊なアニメランキング2位
無責任艦長タイラー(TVアニメ動画)

1993年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (184)
1123人が棚に入れました
時は未来、地球と惑星ラアルゴンとの戦争のさなか、主人公の放浪者ジャスティー・ウエキ・タイラーは楽な仕事がしたい!と、地球軍に入隊してしまい、あれよあれよという間にオンボロ駆逐艦「そよかぜ」の艦長にまで出世してしまう。持ち前の強運で数々の難事件を乗り切り、気づけばラアルゴン帝国の大艦隊を「そよかぜ」1隻で撃退するまでになる。そして、ラアルゴン帝国の皇帝ゴザ16世のアザリンはタイラーに興味を持ち始める……。

声優・キャラクター
辻谷耕史、天野由梨、速水奨、笠原弘子、関俊彦、麦人、西村知道、三石琴乃、成田剣、八奈見乗児
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

無責任で無鉄砲な漢。

疲れたとき見るのに最適!って感じですね。
スペースオペラ、ってなんだか敷居の高いものに感じられてしまうけど、この作品は設定を色々ゆるゆるにしてあってすごく見易かったです。

基本的な設定は地球とある惑星の間で繰り広げられる戦争。
宇宙を駆け巡っての艦隊戦が舞台です。

しかし。。。
初っ端から主人公のタイラーは軍隊への入隊理由として「楽がしたいからです!」と言い放って、そのままのらりくらりと戦争開始のどさくさに紛れて軍に入っちゃいます。
そんなのありえないだろ!と突っ込みたいところですが、戦争が始まっちゃったら仕方ないよな~人員不足だしな~と無理矢理納得させられてしまいます。

で、そのままのノリでタイトルの通り一隻の艦長にまで上り詰めます。

ここからが楽しいです。
タイラー擁する駆逐艦‘そよかぜ’はダメ軍人の流刑地だった、ということで乗組員にロクな人間がいないのです(笑)
一日中酒ばかり飲んでるのんだくれ軍医とか、
軍規に人一倍うるさい割に繊細で胃腸が弱い副艦長とか、
放っておくと乱闘騒ぎを始める世紀末なチンピラ兵士とか、
「お肌に悪いんで夜勤はパスねー」とか言って途中で寝ちゃう通信士とか。


例えると学級崩壊した小学校みたいなところです。
ここにダメ教師(艦長)であるタイラーが現れることで、皆が生まれ変わっていきます。
絆を深めていくクルー達、一向にやる気を出さない艦長。
反面教師タイラーです。


これ、原作のライトノベルのタイトルは『宇宙一の無責任男』ですが、アニメのタイトルの方が好きです。
タイラーがどう無責任なのか、具体的に示されているからです。
後から振り返ってみると、ああ・・確かにタイラーは無責任で最高の男だなって思えます。
{netabare}
つまり、艦長として、軍人としては失格ですが、人として大事な心を戦時中においても見失っていない。
敵であっても出来る限り殺したりしない。どんな時でも楽しく、自由に生きること。
タイラーが口だけの怠け者だったら失笑ものですが、彼は目立たない所できちんと自分のやるべきことをして、実行できるだけの力があるのです。
人間としては無責任どころか偉人の域でしょう。
{/netabare}

この男、何故か戦争で勝ちまくり女性にモテまくり。
それだけだと主人公が強いことに至福を感じるアニメかに思えますが、見進めていく内にじんわりとタイラーの人間的魅力が滲みだしてきます。
なんか、この絶妙さが素敵・・・(笑)


しっかりと宇宙の広大さを感じさせるシナリオも素敵です。
惑星ラアルゴン、っていう星の話がSFファンタジーっぽくてまた良い雰囲気です。
ライトノベルと一口に言っても、この頃のSFってけっこう侮れないというか、マニアックですよね。
面白おかしいだけじゃなくて奥深さが感じられました。



僕は『超時空要塞マクロス』が好きなので、マクロスが好きな人なんかには是非お勧めしたいですね。
ヒロインが皆可愛いし・・アザリンちゃんは特に異星人ヒロイン萌えの人にはたまらないです。


蛇足。
{netabare}
このアニメ、ヒロインの声優陣がすごく(個人的に)贅沢でした。

ユリコ・スター少佐・・天野由梨さん
キョンファ・キム中尉・・三石琴乃さん
ハルミ伍長・・岡本麻弥さん
アザリン・・笠原弘子さん
ユミ・ハナー&エミ・ハナー ニ飛曹・・かないみかさん


男性陣も速水奨さんや八奈見乗児さん、関俊彦さんまで出てて豪華すぎましたね。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ガチで面白いでしょ、これ

いや本気で面白い。エヴァの監督さんが影響を受けたってのも分かります。そのままナデシコに結果が出ています。
内容の方ですが、SFなのはもちろんですがタイトル通り主人公が無責任だってのが肝です^^;
序盤はたぶん主人公のおちゃらけ具合とご都合主義具合にうんざりしてしまうと思います。
しかし中盤・終盤と見ていくと、ご都合主義なのか策士のなの分からなくなってきます。
最後ら辺になるともう策として見てしまって、次に何をするのか期待してしまった感じでしたが^^;
そこに仲間たちとの連帯感も伴って途中あまりの良作ぶりに感動するぐらいでした。
音楽もいいところにクラシックを採用していたりして凄い愛を感じました。
OVAも良かったので、そちらと一緒に楽しんでもらえたらいいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

無責任とも思える行動の先には…

(2013.11/8)
全26話のSFコメディ作品。何といっても主人公であるタイラーの自由奔放さが周りのクルーや敵までも巻き込み、組織の中で人の在るべき姿とは何なのか?と問いかけているように思えました。

また、キャラ(モブキャラも含めて)魅力的なのは中々ないので2クールではなく4クール放送でも良かったんじゃないかと…^^;

まぁ、その辺はOVAで補完されているようなので視聴したいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9

71.3 3 パイロットで艦隊なアニメランキング3位
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(アニメ映画)

2018年5月5日
★★★★☆ 3.8 (90)
486人が棚に入れました
過去編全6話、ついに完結——

 宇宙世紀0079年1月23日、サイド5、ルウムでジオン、地球連邦の雌雄を決する戦いが始まった。圧倒的劣勢に追い込まれたジオンは、秘策である人型兵器「モビルスーツ」で編成した特別強襲大隊を投入し戦況を一気に逆転させ、大勝利を収める。なかでも、ジオン軍のシャア・アズナブルは、赤いモビルスーツ「ザクⅡ」で戦果を上げ少佐に昇進、"赤い彗星"の異名をとる。
 ルウム会戦後、地球連邦軍はジオンに反撃すべく"V作戦"を計画。その裏側で、サイド7の少年アムロ・レイは自ら行動し、新兵器「ガンダム」の秘密を探っていた。
 一方、地球の南極大陸でのジオン、地球連邦の両軍の高官がそろう早期和平交渉の場でルナツーから世界中にある声明が発信される…。

http://www.gundam-the-origin.net

声優・キャラクター
池田秀一、古谷徹、浦山迅、銀河万丈、三宅健太、渡辺明乃、柿原徹也、一条和矢、松田健一郎、土屋トシヒデ、中博史、山崎たくみ、潘めぐみ、古川登志夫、成田剣、福圓美里、藤村歩、中西英樹、田中美央、大塚明夫

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

シャア「私に跪け 神よ!」・・・・ふ、若さゆえの過ちとでもいうものか

2018年公開のアニメ イベント上映のため本来はOVA 88分

ガンダムオリジン6部作の最終章です。
前作のタイトルは「激突 ルウム会戦」でしたが、会戦序盤まででしたので、
実際に激突しているのはこの「誕生 赤い彗星」です。

70年代アニメの最高傑作の直接関連ストーリーを現代の作画で劇場で観れると言う至福の時間でした。
ガンダム映画を劇場で観たのは初めてなのです。

6部作のうち初めの4作はキャスバル➡シャアが主役でしたが、
一年戦争勃発後となる前作と本作は中心人物は特定せず、戦争を描いたものです。
非常に残念なことにガンダムオリジンとしては本作が最終編となり、
続編の予定は無さそうです。

前半は1年戦争最大の激戦となったルウム会戦の初となる映像化です。
ガンダムファンなら女房を質に入れてでも観なくてはならない最重要エピソードのはずですね。
ジオン公国側の緻密な計画戦法と腐敗した官僚組織の連邦軍の対比が見事です。
印象としてはミッドウェー海戦やレイテ沖海戦がモデルになってるようです。
圧倒的な軍事力を持ちながらジオンの新兵器により大敗を喫するばかりでなく、
連邦側の最高司令官であるレビル提督が黒い三連星によって捕虜とされるエピソードは、
70sガンダムで語られた通りの展開。
連邦宇宙軍の旗艦アナンケが撃沈するシーンは最大の見せ場となる。

タイトルにある赤い彗星ことシャアですが、
赤いザクで高速に戦場を駆け巡り一人で戦艦を数隻撃沈させますが、
終始クールな表情であることもあり、それほどは燃えません。
戦闘は熱くなった方が負けますのでリアルな描写と言えます。

リアル・・・・
サイド3近くの宇宙空間で多数の戦艦に火の手が上がり爆煙がもくもくと・・・
この宇宙にはエーテルならぬ酸素が満ち満ちているようなんですが、
人間は宇宙服と言うことは毒性の強い空気なんでしょうか?
はっきり言って科学考証は宇宙戦艦ヤマト並みの出鱈目ですのでご注意をw

後半はルウム会戦後の戦局と政治情勢が描かれます。
いつの間にレビル司令官が地球に戻っているというつじつま合わせと、
サイド7のコロニー内でアムロやフラウたちの日常が。

そして、現実を把握した連邦軍の新型戦術艦ホワイトベースの出航。
V作戦(ガンダム開発計画)の中心人物であるテム・レイも乗り込む。
後にジオンの急襲によって全滅する部隊の生き残りとなるブライトやミライも共に。

これから宇宙世紀ガンダムを時系列順に観たいという人にお勧めの順番は、

オリジン6部作⇒劇場版機動戦士ガンダム三部作⇒劇場版Zガンダム三部作⇒逆襲のシャア

相当抜けていますが、かたいことは言わずに綺麗な作画で楽しめますし、
これで物語はスムーズに繋がります。
抜けているところを見るとつじつまが合わなくなりますので注意。

マニアなら・・・本当に楽しむためにはマニアになるべきとも言えますね。

追記
調べて見たところ、マリワナ沖海戦の日本軍の大敗が近いような気がします。
ミッドウェーより酷い愚かな作戦でした。日本海軍ほぼ全滅。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

激突 ルウム会戦

原作コミックは未読。

「ファーストガンダム」前史をシャアの半生などを軸に
全6作で描いたシリーズの最終章。

{netabare}Ⅰ~Ⅴまでは動画配信で済ませましたが、
本作でついに一年戦争序盤の最重要戦である
ルウム戦役が開戦となるに至り、
私も血の気が騒いで、居ても立っても居られず、劇場に突撃♪
“赤い彗星”の名声を決定付けた“シャアの五艘飛び”や、
“黒い三連星”によるレビル将軍拿捕。
など伝説として語り継がれて来た逸話をスクリーンで堪能できた、
満足度の高い劇場鑑賞でした。

ザクの活躍により、艦隊戦→モビルスーツ(MS)による白兵戦へと
戦術を一大転換させたルウム戦役!

……とのイメージが戦史で一人歩きしているが、
実際は艦隊戦の比重も大きく、
MS部隊が力を発揮できる局面へと持って行った
ジオン軍による作戦、MS運用にこそ妙があったのだ。

という設定もしっかりと再現されていて好感しました。

その流れで嬉しかったのはジオンの宇宙巡洋艦・ムサイの奮闘。
地球連邦軍の大艦隊に比べて装甲も薄く、射程も短い。
船首が扁平で的が小さいから被弾率はきっと低いはず!
(でも、当る時は、当るけどw)
という気休めが取り柄のむさい艦で、
よくぞ連邦との圧倒的物量差を覆してくれました。感動した!


後半……ルウムで戦争はお開きにしよう。
との気運が戦争継続へとひっくり返されていく、
政治劇や舞台裏の暗闘も渋くて良かったです。

コロニー落し禁止、核兵器禁止という約束事をしてまで、
何故もう一年、戦争を継続することにしたのか?

個人的に抱いていたMS戦を根拠付けるためのご都合主義設定では?
との不満を和らげる解釈を得られたのも収穫でした。{/netabare}



~以下、シリーズを総括して……。

総じて前日譚に駄作なしを改めて証明した良シリーズだったと思います。

「ファーストガンダム」を彩った登場人物が表舞台に登場する前の
“語られて来なかった武勇伝”は正直、お話盛り過ぎの感もありましたし、

本編で顔合わせする前のキャラ同士のニアミス!
に、わざとらしさを感じたこともありました。

それでも“知られざる過去”を目撃したプレミア感から、
ニヤニヤが止まらないのは“エピソード0”の特権だったと思います。


ただ、その他にも不満点は少なくなく、
全体的に“軽さ”も目に付いた前日譚でもありました。

特にセリフには重厚さが欠けると思うことが多々ありました。
普通のアニメなら明快な物言いでも、
『ガンダム』でやると、やや直截的過ぎるのかなと。
もっと回りくどく、毒々しく、皮肉を込めて、状況を論評しないと、
“富野節”に繋がる言い回しとしては含蓄がなくなるのかな?と思いました。

「ファースト」から一部変更になったキャスト陣については、
与えられた台本を忠実に好演できていたと思います。

ただ、セリフの軽さ故、旧来のファンからは
キャストに重みがないとの不満を抱かれることもあるのかな?とも感じました。


CGを活用した作画については、
迫力あるMS戦の描画には有効でしたが、
一点、個人的に気になったのは爆発について。

『ガンダム』の爆炎にはピンクが多用されますが、
これが手描きからCGに変わると、
何故だか忍者が遁術で使う煙幕に見えて来るから不思議ですw


その他、人物の所作についても、
通常のアニメーションなら快活で分かりやすい動作でも、
『ガンダム』としては、やや身振り手振りが大袈裟だったかな?とも思いました。

特にドズルはオーバーアクションだったと思います。
個人的にはコミカルで可愛くて?
私の中ではシリーズ通じてドズル閣下は癒やしでしたw
({netabare}中でも奥様との馴れ初めは青春だな~といった感じでこそばゆかったです。
……でも、後々の歴史を考えたら、かなり重大な出会いなんですよね。
ホッコリしてる場合じゃありませんが、和みましたw{/netabare})

ですが、これも頑なな一部ファンが見たら、
落ち着きがないと思われたりもするのかな?と思ってみたり……。


『ガンダムORIGIN』の完走を受けて、
折角だからこのまま「ファースト」もリメイクしちゃえ♪
との声が現状計画がなくても、否応なしに出ているらしく……。
その点、原作・安彦良和氏もインタビューで振られた際に、
本気なのか冗談かなのか、色気を出すなど、
まんざらでもなさそうなのが、ご健勝で何よりですが……。

今後、もしも「ファースト」リメイクという難題に挑むのであれば、
上記に挙げた“軽さ”の重量化は不可欠だと思います。

などと要らぬ心配をしつつw期待せずに次の展開を気長に待とうと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

一年戦争序章だったなぁ・・・

機動戦士ガンダム一年戦争の歴史は、これから始まるよっていうのを描いていたです。
  タイトルからして、シャア一色の話だと思っていたけど、見るとそうでもなかったです。シャアの話というと、特に前半のドズルの艦隊とレビルの艦隊の大戦でしたです。そこでにおけるシャアの活躍が、「赤い彗星」の異名を広めたことになるです。
この話は、「機動戦士ガンダム」の2話か3話だったか?の初期の話で、ちらっと聞き覚えのある話だったのを覚えてるです。この話を見る事ことになるとは、凄い気がしたです。
{netabare} その陰に隠れて黒い三連星の功績もあったりするけど、シャアの活躍に霞んでしまったのかなぁ?です。このとき、レビルが捕虜になったなんて初めて知ったです。このレビルがまたどうやって、もとの地球連邦軍に戻るお話もあるので、お楽しみです。

 そこから野望に燃えるギレンがいたりと、ザビ家内部の確執があったり、シャアにライバル意識を持つガルマがいたりだったです。
 シャアの乗るムサイも出て来るのだけど、それがドズルが用意したものだったとは、びっくりだったです。ちゃんとファルメルだったか?の名前もあったとはです。{/netabare}

 話が変わってアムロのいるサイド7のお話もあって、ホワイトベースのクルーたちの面々が、このときどうしているのか?改めて見れるのも見所だったです。

 人間ドラマというのか?、いろいろな思惑が交差するとでもいうのでしょうか?、ガンダムにつなげるここでしか見れない2/3位程、占めたように見えるアニメだと思うです。

 この「ジ・オリジン」が正に、今まで以上にガンダムの話の中心になる一年戦争に突入する前のエピソードであるという事が、最後の方とかでわかるお話で、面白かったです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

61.8 4 パイロットで艦隊なアニメランキング4位
超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN[ラバーズアゲイン](OVA)

1992年5月21日
★★★★☆ 3.3 (91)
397人が棚に入れました
地球人とゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊との決戦後、地球人とゼントラーディは和解し共存の道を歩み始めた。地球は幾度と無く異星人の脅威にさらされたが、そのたびに可変戦闘機と歌の力で切り抜けてきた。そして80年の月日が流れた。2090年代。太陽系、木星軌道上に異星人とおぼしき未確認艦隊がデフォールドしてくる。地球統合軍は敵をはぐれゼントラーディ艦隊と認識し、歌によるカルチャーショックを与えるべく「オペレーションミンメイ(「ミンメイディフェンス」)をもって迎え撃つ。しかし歌攻撃は全く通用しないどころか、敵艦隊からも歌が発せられると敵の攻撃は激しさを増し、ミンメイディフェンスは崩され統合軍は敗北する。その戦場を取材中だったTVレポーター神崎ヒビキは、敵艦内で歌巫女イシュタルを救助し、地球へ連れて帰る。また、ヒビキは戦場の記録映像も持ち帰ったが、統合軍の検閲によって統合軍が勝利したかのように報道されてしまう。イシュタルは地球の郊外にそびえ立つマクロスを、伝説に残る「アルスの船」では無いかと考える。その後、敵の船に捕らわれたヒビキは、新たな敵「マルドゥーク軍」が戦いの歌でゼントラーディ兵を操り、従えてきた異星人だったことを知る。ヒビキが統合軍の女性パイロットシルビー・ジーナとともに奔走する一方、地球の文化に触れたイシュタルは戦いを止めるべく、戦場へ愛の歌を捧げるのだった。

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

生まれた時代が早すぎた

当時に視聴です。

当時は4クール作品が当たり前な中で、極端に短い話でした。
個人的には好印象だったんですけど、周囲の評価は中々厳しいですねぇ。
今の1クールが当たり前の感覚になった時代だったら評価も変わってたと思います。
点数は当時の水準をベースにつけました。

あと、昨今と違ってあの頃は常に新しい所を攻めてた所も好印象な要因です。
主人公がジャーナリストなんてかなり異色だし…
昨今は売れるテンプレの焼き増しばかりなので、この頃のチャレンジ精神嫌いじゃないです。

筆を取った理由は、曲を推したかったからです。
名曲が知られずに埋もれているなんて悲しいので。

「もういちどLove You」

ほんとに名曲ですよ。(他も名曲ですけど、これがイチオシです)
ピアノ、ベース、ドラム、全部心地よくて歌声も溶けてて、ハープの音色も綺麗
聴くと優しい気持ちになれる曲です。
イシュタルの絵もすっごい好みでした。

公式が無かった事にしようとしている黒歴史みたいなんですけど、
個人的には令和に語り継ぐべき作品だと思ってます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

マクロスの新たな方向性を模索したOVA

マクロスファンからはそっぽを向かれている感のあるこのマクロスⅡですが、
個人的には八谷監督なりのマクロスの解釈が表れていて面白いと思いました。


敵自身も歌を持ち、歌と歌の戦いになる。
その中で地球側の人間やイシュタルが、歌は単なる戦いの道具ではないと気づき始め、心を込めた歌に目覚める。

主人公のヒビキが報道レポーターということで、初代でいえばカイフンのような軍に対するもしくは戦争に対するアンチテーゼになっているのが面白いと思います。
・・・が、そのせいで主人公なのに戦場で活躍できないのは痛手だったようにも思います。


でもこれ主役はイシュタルですもんね。イシュタルが恋を知り、歌を知り、文化を理解していく過程は初代の流れを見ているようで面白いです。

初代のミンメイアタックを応用したミンメイディフェンスのアイデアなんかも面白いと感じます。


マクロスⅡって本当に曲に恵まれている印象です。

何と言ってもまずOP「二億年前のように静かだね」。このTVバージョンのイントロは秀逸でしょう。
計器の機動する音?なんでしょうか、エンジン音の唸りみたいで聴く度に興奮します。
映像も色々演出がダイナミックで、OVAらしい大判振舞いです。


その他挿入歌も何曲か
{netabare}
「恋のバナナムーン」は正にアイドルソングという感じで恋する少女の心情を情熱的に歌い上げた良曲です。


「バルキリーで誘って」はあえて一昔前のセンスな辺りが一味違います。
初代の「私の彼はパイロット」のようなマクロスらしさが出ていて面白い曲です。
マクロス7内でも劇中歌として使われていたので、知っている人は知っているのではないのかと思います。


「今は友達」はゆっくりとした、じんわりと心に響く優しい曲です。
この曲も同じくマクロス7でジャミングバーズが使用していた・・・はずですがあまり印象にありません(笑)



そして最終話の挿入歌「もういちど Love You」。
これは初代でいうところの「愛おぼえていますか」級の名曲です。全てを愛しみ包み込むような感動的な曲。
イシュタルの儚い恋心を表していて、正にマクロスⅡの全てが詰まっています。
{/netabare}

個人的に一番好きな曲は「もういちど Love You」です。
この曲が本編で流れる瞬間は鳥肌ものです。歌と戦争、マクロスのテーマを象徴するシーンですね。



全6話で毎回息をつかせぬ展開がなされるので、あっという間に見終えてしまいました。
後半3話は一気に引き込まれること間違いなしです。

初の続編ということで、どこを変えるかどこを継承するか苦心した名残が見られます。
マルドゥーク、イミュレーターなど、新しい試みはマクロスの世界にマッチしていて素晴らしいと思うんですが、三角関係とロボットの不出来が足を引っ張ってしまった感じ。


マクロスにおける歌の概念を追及した、マクロス史を語るうえでは避けて通れない作品だと思っています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

初代マクロス放送10周年記念OVA。但しシナリオは薄味。

『超時空要塞マクロス』(初代マクロス、1982-83年)の放送10周年を記念して、当時盛んだったOVAビジネスの一環として制作・販売された作品だそうです。

但し、『初代マクロス』の監督を務めた石黒昇氏、シリーズ構成を担当した松崎健一氏、さらに劇場版『愛・おぼえていますか』で石黒氏と共同監督を務め、以降のマクロス・シリーズの制作を主導していくことになる河森正治氏の3氏はいずれも本作の制作に携わっておらず、わずかにキャラクター・デザインが『初代』と同じく美樹本晴彦氏だったことと、シリーズ構成および脚本の一部を『初代』の脚本の1/3程を担当した富田裕弘氏が担当していること、が共通しています。

そして、肝心のシナリオの方は、『初代マクロス』(西暦2009-10年)から80年後(西暦2090年)、地球統合政府と新たな異星人マルドゥークとの星間戦争とその結末を描いていますが、『初代』のキャラクターは一切登場せず、ただ異星人の攻撃を受けた際に、彼らの戦闘意欲を喪失させるため“ミンメイ・ディフェンス”という『初代』に描かれた“ミンメイ・アタック”を応用した「防御戦術」が採用されている点が『初代』との主な繋がりです。

・・・で、見終わっての率直な感想ですが、

美樹本氏の特徴的なキャラクター・デザイン以外は、ほとんど何も記憶に残らない、取り立てて良い印象も悪い印象もない作品

・・・というものでした。
たまたま、本OVAのEDの1つが「de・ja・vu〜そばにいて」という題名なので、例えていうなら、あの『STEINS;GATE(旧作)』のヒットを受けて制作された『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』みたいな作品、ということでしょうか(※人気を博したTV本編の名声を汚さないように、その雰囲気だけを借りて、さほど予算をかけずに新たに誂(あつら)えた内容の余りない作品、という意味)。

但し、『初代』から10年も経過しているのに、本OVAの売上実績は大したものだったそうで、制作者達に改めて、『初代マクロス』の人気の根強さを強く印象づけ、その具体的な結果として、『初代』の正統な続編となる『マクロス7』、および外伝的OVA『マクロス・プラス』(ともに1994年)両作の制作に繋がったそうです。

《まとめ》
マクロス・シリーズの他の作品とはほとんど繋がっていない作品であり、内容も薄いので、同シリーズをひと通り見終わった人が、“ついでに”見てみる程度の優先順位で十分です。
あと『初代マクロス』の美樹本氏のキャラクターデザインが好きな人、それから、富田祐弘氏のファンで同氏のシリーズ構成作品に関心がある人にはお薦めかも。


◆制作情報
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監督         八谷賢一
シリーズ構成     富田祐弘
脚本         富田祐弘、中村学、有井絵武
キャラクターデザイン 美樹本晴彦
メカニックデザイン  藤田一己、阿久津潤一、奥田淳、大畑晃一、福地仁
音楽         鷺巣詩郎
アニメーション制作  AIC、オニロ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========= 超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN (1992年5-11月) =======
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第1話 コンタクト ★ 神崎ヒビキ(芸能レポーター)の戦場取材、崩れるミンメイ・ディフェンス(敵の歌姫)、歌姫確保、デニス(カメラマン)死亡
第2話 イシュタル ★ マルドゥーク軍の歌巫女(イミュレーター)、隠ぺい報道、文化への目覚め
第3話 フェスティバル ☆ マクロス潜入、伝説のアルスの船、ウェンディー・ライダー公演、ヒビキ囚わる
第4話 マルドゥーク ディスオーダ ☆ シルヴィのヒビキ救出、イシュタルの望み
第5話 ステーション・ブレーク ☆ イングスの地球殲滅命令
第6話 シング・アロング ☆ マクロス起動、アルスの船の真の力{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5


OP 「2億年前のように静かだね」
ED 「de・ja・vu〜そばにいて」、「約束」

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6
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