仲間で宇宙船なおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの仲間で宇宙船な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月15日の時点で一番の仲間で宇宙船なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

89.5 1 仲間で宇宙船なアニメランキング1位
彼方のアストラ(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (976)
3833人が棚に入れました
宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?

声優・キャラクター
細谷佳正、水瀬いのり、武内駿輔、黒沢ともよ、木野日菜、松田利冴、内山昂輝、早見沙織、島﨑信長
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

私たちは変わることができる、そして人生は続く

アニメーション制作:Lerche
監督:安藤正臣、シリーズ構成:海法紀光
キャラクターデザイン・メイン総作画監督:黒澤桂子、
音楽:横山克、信澤宣明、原作:篠原健太

子供たちだけで惑星キャンプが行われる時代。
ケアード・ハイスクールのB5班は、
無人の惑星で5日間過ごす野外学習に出かけた。
9人の少年少女たちは、惑星マクパで降ろされ、
楽しい日々を過ごすはずだった。
しかし、彼らの前に謎の球体が現れ、事態は急変する。

集英社のウェブコミック配信サイト『ジャンプ+』で
連載された作品。口コミなどで評判が広がり、
『マンガ大賞2019』の大賞を受賞した。
宇宙という舞台、子供たちだけの冒険、
陰謀がうごめく背景、9人全員が抱える事情、
惑星でのサバイバルなど、様々な要素のある
エンターテインメント作品となっている。

原作漫画は完結しているため、
1クール12話、しかも1話と12話を
1時間ずつを使う特別編にすることで、
5巻分を余すところなくアニメ化している。
{netabare}無料開放の漫画を少し読んでみると、
原作に忠実に作られているだけでなく、
宇宙空間に飛ばされたアリエスを
カナタが助けるシーンでは、全員が手をつないで
ふたりを救助するという改変も行っている。
(漫画では、このシーンは残されたワイヤーに
戻り、それを辿って帰還している。
1度ワイヤーを巻き取って、再度、別の誰かが
助けに行けばいいなどの意見もあるだろうが、
ここは全員で手をつなぐという行為に意味があったわけで、
良改変だったと個人的には思う){/netabare}

SFの部分では突っ込みどころが多く、
アニメが終了した後にSNSなどで大論争が巻き起こり、
作者が降臨する事態にまで陥った。
ある意味、SF要素のある人気作の宿命だ。
ただ、この作品はSFを見せようとするものでないことは
明らかで、批判する人の気持ちは分かるが、
そこについて深く突っ込み過ぎるのは違和感がある。
この作品において、SFのリアリティは枝葉の部分に過ぎない。

では、どこを重視しているかというと、
9人の子供たちが抱えている問題と、
その悩みを解消するために、仲間が相手のことを
思いやり、本当に大切なものを得ることについてだ。
9人の子供たちは、それぞれ幼少期から、
大きな喪失感を抱えながら生きてきた。
旅を続けるなかで、一人ひとりが体験してきた背景を
各々が理解しながら、解決していく構成になっている。
9人もいるキャラクター全員の過去について、
しっかり語っているため、彼らが失い続けてきたものに
思いを巡らせることができる。
だから、そこから彼らが何かを獲得する様子に
カタルシスを感じられるのだ。
それがこの作品の最大の見どころだろう。

舞台装置としては、孤島の閉鎖空間での
ミステリーと同様の形を取りながら、
それだけに止まらない群像劇として、
最初から最後までしっかりとまとめられている。
{netabare}特に11話『CONFESSION』での回想から
カナタの怒りにつながる流れは素晴らしい。
カナタ役・細谷佳正の演技は、抜群の説得力がある。
反重力シューズを履いてきて、
ワームホールを飛び越すという展開からの
決着の付け方も完璧だった。
この回は、夏クールの私が観た全話のなかでも
出色の出来だったと思う。{/netabare}

9人の少年少女たちは、数ヵ月の旅の間に、
自分の支えになる原点を獲得することができた。
アストラ号で過ごした日々は、
何事にも代えがたい時間として
今後の人生の支えになるに違いない。

引きこもりや親子断絶などが、
もはや当たり前になった現代において、
子供たちの心に響く物語に思える。
ここではないどこかに行けば変われるかもしれない。
行動すれば誰かとの出会いによって、
人生が動くかもしれない。
親から愛されない境遇にあったとしても、
生きていていいのだ。

そして、人は絶対に変わることができる。
(2019年10月19日初投稿)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 93
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

判別可能なキャラ達と金太郎飴的な惑星群

原作未読

漫画の評判がいいから、が視聴動機。
全12話ただし初回と最終回が1時間枠だったので実質14話分のボリュームです。
序盤はもの珍しい細谷佳正さんのハイテンション演技を堪能することから。SF興味なくともこの一点で “ 買い ” かもしれません。2~3話経過してからはBパートの引きが良く毎話楽しみながらの完走です。

ざっとあらすじ:子供たちだけでどっかの惑星で5日間自活してこよう!スケール大きめの林間学校に意気揚々と出発したらトラブルに巻き込まれて帰ってこられなくなりました的なやつです。

キャストは多め。性格ははっきりとキャラ毎に別れており、キャラ回というよりキャラパートを設けてあまり尺を使わずにさらっと紹介。それでいて不思議と名前は覚えていられました。
{netabare}みんな多かれ少なかれ境遇は一緒だよ、との本作の特徴を活かしこのへんばっさり切りましたね。英断だと思います。{/netabare}


カナタ・ホシジマ(CV細谷佳正):リーダー 十種競技選手 アツい!
アリエス・スプリング(CV水瀬いのり):天然ドジっ子に見えて意外と有能
ザック・ウォーカー(CV武内駿輔):頭脳明晰鉄面皮 キトリーと幼馴染
キトリー・ラファエリ(CV黒沢ともよ):医者の娘 フニシアの姉 基本ガヤ
フニシア・ラファエリ(CV木野日菜):最年少 キトリーの妹 パペットマペット
ルカ・エスポジト(CV松田利冴):政治家の子 僕っ子亜種「オイラっ子」
シャルス・ラクロワ(CV島﨑信長):貴族出身 なんというかムツゴロウさん
ユンファ・ルー(CV(早見沙織):国民的歌手の娘 超内向的隠れ美人
ウルガー・ツヴァイク(CV内山昂輝):教頭の息子 本人はアウトロー志向

ポリーナ・リヴィンスカヤ(CV生天目仁美):ゲスト ポリ姉


途中経過時点ではおおむね今期多かった中間層上位 ( 自分比 ) の作品という見立て。完走は苦にならずそこそこ面白いが一皮むけてないといった「惜しい!」作品の一つ。
ただしそれは物語の全容が明らかになってくるまででした。起承転結の転から加速しきっちりまとめてゴールイン!一気に観るのがいいと思います。

引っ掛かったところ先に述べとくと、全12話のけっこうな部分を占める各惑星描写についてもっとエンタメに振り切って欲しかったな~ということですかね。


※各惑星の簡易説明

{netabare}惑星マクパ:当初目的地
惑星ヴィラヴァース:最初に訪れた惑星。肉食恐竜みたいなのとにょっきーん植物が脅威
惑星シャムーア:脅威のない草食動物。毒胞子まき散らすポールツリーが脅威
惑星アリスペード:リゾート惑星。地震と津波が脅威
惑星イクリス:自転してない過酷な環境。超獰猛な可動性植物が脅威
惑星ガレム:最後の惑星。わりと平和

一覧すると、植物らしきものが脅威だよというパターンが被りヴァリエーションに乏しい。{/netabare}

いきなり遠くの宇宙空間に放り出され、かくかくしかじかで食糧の備蓄量を見据えながら惑星を中継して帰還するという一大作戦決行中の若者たちです。

 未知の惑星にどんなものを持ってくるか?

これがいってみれば想定の範囲内。観てるこちら側の斜め上をいくようなタイプの惑星が登場してたら、

 本当に生還できるのか?

SFサバイブもののドキドキワクワク感はさらに増したことでしょう。
{netabare}そしてサバイバルパートが際立てば際立つほど第9話「全容見えてきました!」回との目線ずらしが奏功してたと思います。サバイバルと見せかけてサスペンスでしたの落差で評価は爆上がりしてたことでしょう。{/netabare}


この引っ掛かり以外は気にならず、中盤までゆるやかに右肩上がりで面白くなっていくストーリーだったと思います。サバイバルという題材と+αの謎{netabare}(「裏切者は誰だ?」){/netabare}を早々に提示してくれたおかげで、なにがなんだかよくわからないまま後半に種明かしみたいな不親切設計でもありませんでした。
起承転結の構成も手堅く、転からの終盤はオチも含めて意外性と納得感のある内容。このへん詳細は本編で!

ジャンプ連載だったわりには、下手に引っ張らず撒いた伏線を回収して短くスッキリと終わらせた構成にも好感を持ちました。良作です。



■物語の構成について ※ネタバレ

{netabare}出来過ぎなくらいハッピーエンドでしたね。それが嫌らしいと感じませんでした。
物語は以下の順で明らかになっていきます。

1.アストラ号メンバーの共通項
2.刺客はこやつ
3.この世界の秘密

序盤から2.は提示されていて視聴者の興味を引っ張る材料になってました。そして2.が明らかになれば当然「どうして?」がでてくるわけで、その説明が1.と思ったわけです。
これで1クールでも充分だったと思いますがおかわりがありました。3.です。期待値の一段上をいってました。{/netabare}


■優しい人たち

これは雑感です。人間の善意を信じようという作者の意図が根底にあったのだと思います。
{netabare}・ユンファのライブ会場に押し入ろうとしたキトリーと警備員とでひと悶着。直後、隣にいたアリエスのとある報告に控えめに拍手を送る警備員さん。さっきまでもめてたのにw
・アリエスの母ちゃんに連絡を取ろうとした時に、だれも疑わなかった。普段ならご都合とか平和ボケみたいに感じたろうにこの時はクルーの絆みたいなのをより強く感じました。不思議なもんだねぇ
・ピンポイントでしか覚えてなさそうなカナタが本を執筆できるわけなかろうもん。きっと隣にいた超絶記憶力の持ち主がサポートしながら書き上げたんだろうね、と妄想。{/netabare}




■(余談)カナタのアストラ

冒頭に戻るわけですがハイテンション細谷佳正さんが個人的にはイチオシです。
アツい!とにかく勢いがあるキャラでした。そして、彼は脳筋一歩手前の絶妙なバランスで好感度を保っていると思しき立ち居振る舞いをします。行動に根拠がある。よって知性も感じる。

モデルは武井壮?と思った人他にいないかしら。

なかやまきんに君でも春日でもないんだよなぁ 
武井壮なんだよなぁ



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

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2019.09.20 初稿
2020.04.07 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 78

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ボッスン(スケット・ダンス)の宇宙物語

原作既読でした。
なので物語もわかっていましたが知ってても楽しめる作品でした。
でも、内容を知らない方が格段に楽しめますので、是非ネタバレ情報なしで楽しんでください。この作品、一気見タイプです。

設定は未来の高校生8人と10歳1人の計9人で惑星に行ってキャンプをするようです。
主人公はカナタ・ホシジマ。
運動能力とサバイバル能力に長けています。
どうやら他の高校生達も能力に特徴があるようです。。。


原作者はジャンプでスケットダンスを連載していた篠原先生
本作品もスケットダンスのギャグセンスそのままです。
篠原先生は東日本大震災直後に応援メッセージを作成して被災者に元気を与えたことを記憶しております。
ボッスン、カナタ達が人助けをするのは篠原先生自身の当たり前の気持ちなのでしょうね。

元気を与えてくれる作品。おすすめです。

原作は全5巻と読み易い作品なのでアニメ視聴後に楽しんでください。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 72

65.9 2 仲間で宇宙船なアニメランキング2位
EDENS ZERO アニメ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (113)
343人が棚に入れました
宇宙歴X 4922年。無数の人々が宇宙に飛び立ち、星々を巡る時代。動画配信者B・キューバーのレベッカは、機械の惑星グランベルで重力を操る能力を持つ少年シキと出会う。「魔王」と呼ばれた育ての親である機械のジギーの教えにより、何よりも友達を大事にするシキ。そんなシキと友達になったレベッカは、外の世界を知らないシキを宇宙への冒険へと連れ出す。初めての宇宙、初めての景色、初めての人々。目を輝かせ、これからの冒険に思いを馳せるシキと仲間たちを巡る心躍る大宇宙の物語が今、始まる。

声優・キャラクター
寺島拓篤、小松未可子、釘宮理恵、手塚ヒロミチ、井澤詩織、青木志貴、大原さやか、大塚芳忠、井上喜久子

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

フェアリーテイルの系譜

フェアリーテイルと作者が同じなのでキャラデザが似ていてフェアリーテイルの主要キャラと似たキャラが多いうえに、マスコットは続投でフェアリーテイルもどきって感じの作品

話は単純で王道のバトルアニメ、予算ちゃんとついてて声優とか主題歌とかちゃんとしてるし、作画も綺麗

今回はファンタジーとSFの融合だけど、
作者の人はあまり整合性とか科学とか得意じゃなさそうなので、普通のファンタジー書いたほうがいいんじゃないかな?

1話からいきなり最終話みたいな感じになるし、度々最終回か?って展開になるところも、フェアリーテイルっぽい

頭を使ったバトルとか努力して強くなるとかあんまりなくて、才能と友情、仲間の絆と根性でどうにかすることが多いのもフェアリーテイルっぽい

そんな感じでフェアリーテイルが好きならこれもオススメって言いたいけど、なんでSF入れた?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

サクラコスモスの伝説の存在であるマザーに会うために…

この作品の原作は未読ですが、私の「お気に入りの棚」序列3位である「FAIRY TAIL」を手掛けた真島比呂ヒロさんの作品ということで、視聴を楽しみにしていた作品です。


『FAIRY TAIL』の真島ヒロが放つ、前人未到、王道SF!

宇宙歴X492年――

無数の人々が宇宙に飛び立ち、星々を巡る時代。

動画配信者B・キューバーのレベッカは、
機械の惑星グランベルで重力を操る能力を持つ少年シキと出会う。

『魔王』と呼ばれた育て親である機械のジギーの教えにより、
何よりも友達を大切にするシキ。

そんなシキと友達となったレベッカは、
外の世界を知らないシキを宇宙への冒険へと連れ出す。

初めての宇宙、初めての景色、初めての人々。

目を輝かせ、これからの冒険に思いを馳せるシキと
仲間たちをめぐる心躍る大宇宙の物語が今、始まる――


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

最初に一目見て感じたのは、圧倒的な既視感と安心感…
その理由は言わずもがなですが、キャラがフェアリーテイルの登場人物にソックリだからです。

主人公のシキ・グランベルは、キャラデザこそ違いますが仲間思いで熱血漢なところは、ナツ・ドラグニルにそっくりでした。

それだけじゃありません。
メインヒロインのレベッカ・ブルーガーデンは、見た目はまんまルーシィ・ハートフィリアじゃありませんか。
しかも性格もほぼ一緒…
小道具が無く普通の私服だけなら見分けるのは困難を極めそうです。

そしてハッピー…
もう似ているどころか見た目も名前も同じなんです。
しかもCVがくぎゅでお魚が大好きなところまで瓜二つ…

その他にも懐かしさを感じるキャラが大勢出てきてくれますよ。
ウェンディ、エルザ、他にもたくさん…
私にとって、フェアリーテイルを完走したご褒美の様な気がしました。

一方、wikiには「真島の過去作に共通する「ボーイ・ミーツ・ガールから始まる冒険譚」だが、魔法が存在する世界を舞台にした『RAVE』や『FAIRY TAIL』とは異なり、神秘に満ちた宇宙を渡り歩く惑星冒険もの(スペースオペラ)になっている。」
と記載されていました。

確かに物語の舞台設定は大きく異なるのかもしれません。
でも作品に秘められた熱量や数々の感動ポイントを見ていると、否が応でもフェアリーテイルを彷彿してしまうんです。

フェアリーテイルは原作が全63巻、全545話もの超大作でした。
少しずつ物語にのめり込み、気付いたら抜け出せなくなった感がありましたが、この作品では、まだたったの2クールしか放送されていないのに、もうフェアリーテイルと同様の雰囲気が感じられることが、彷彿する理由なんだと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニグテーマは、西川貴教さんによる「Eden through the rough」と、L'Arc〜en〜Cielさんによる「FOREVER」
エンディングテーマは、CHiCO with HoneyWorksさんによる「冒険のVLOG」と、さユりさんによる「世界の秘密」
西川さんが、人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」以外の主題歌を歌うのは久々なのではないでしょうか。
L'Arc〜en〜Cielさんは「超」が付くほど久しぶりの様な気がします。
一方、エンディングはどちらも秀逸でしたね。
個人的には、さユりさんの楽曲が好みでした。

2クール全25話の物語でした。
物語は未だ始まったばかり…
伝説の占い師であるシャオメイも、シキたちの旅はこれからの続くと言っていましたし、ラストに続編を期待させるダイジェクトも双方されました。
まさか、ここで終わることなんてありませえんよね。
いつかフェアリーテイルを凌駕するほどの熱量を持った作品に昇華するのを期待しています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

大人から子供まで楽しめる作品。

FAIRY TAILの真島ヒロさん原作の作品。

アニメとは大人から子供まで楽しめてナンボ。
そう思っている自分は、これこそ王道アニメだと思います。

まだまだ続きそうな物語。
楽しみにしています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 8

65.7 3 仲間で宇宙船なアニメランキング3位
TRIGUN STAMPEDE[トライガンスタンピード](TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (96)
308人が棚に入れました
砂嵐吹き荒れる大地。 そこは地球よりはるか遠く、5つの月が輝く、灼熱の星・ノーマンズランド。 人類の生き残りは、あらゆる物質をゼロから生み出す生態動力炉“プラント”を頼りに異形の生物蠢く不毛の地で、血肉を削り暮らしていた。 その過酷な世界に一人、 懸賞金600万$$を懸けられた、“関われば必ず災厄に見舞われる” 人間台風(ヒューマノイドタイフーン)と呼ばれるトラブルメーカーがいた。 名を、“ヴァッシュ・ザ・スタンピード”という#### ──。 新人記者のメリル・ストライフは、飲んだくれのベテラン記者・ロベルト・デニーロと共に人間台風という一大スクープを求め、1人の深紅のコートに包まれたガンマンにたどり着くが、出会ったのは「決して人を殺さない」、誰よりもお人よしの風来坊だった!? 無頼の葬儀屋ニコラス・D・ウルフウッドを道連れに、悪に染まったヴァッシュの双子の兄ミリオンズ・ナイヴズを追う旅が始まる。 立ちはだかる無数の刺客たちと、ナイヴズの恐るべき計画とは。 全ての謎が明らかになる時、世界を賭けた戦いが始まる!
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

SF×ウェスタン、砂漠の鯨

オレンジ制作。

灼熱の惑星ノーマンズランド、
生き残った人類は異形の生物が蠢く不毛の地で、
血肉を削り暮らしている。
主人公ヴァッシュは双子の兄を追跡している。

荒廃した砂漠の街に無法者が跋扈する、
やはりここは弱肉強食の世界のようだ。
有名な指名手配犯であるヴァッシュは、
数多くの刺客に襲われることとなる。

{netabare}ゼロから物質とエネルギーを生み出す、
人類の生命線である生体動力炉プラント。
このプラントを巡る物語でもあるのだろう。{/netabare}

予測不能な冒険活劇なら歓迎しよう、
SF×ウェスタン、これはかなり楽しい。

6話視聴追記。
それにしてもリアルに良く動く。
ニコラス登場で加速度的に面白さが増し、
{netabare}狂信的な信奉者たち、非人道的な人体実験、
それぞれが抱える過去が浮かび上がる。{/netabare}

最終話視聴追記。
悲しき双子の運命が交差する終幕だ。
{netabare}同胞を救うべく人類に復讐する兄ナイヴズ、
人類との共存を最後まで模索するヴァッシュ、
それぞれの正義が、儒来の街を貫く。{/netabare}

迫力ある映像表現に制作の熱意を感じる。
また新しい冒険があれば、ぜひ観たいと思う。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

惑星を震わす、双子の唄

この作品は、1998年に一度アニメ化されており、2010年には映画も制作されているようです。
完走後にwikiをチラ見するまで全然知りませんでした^^;
でも位置付けとしてはオリジナル新作アニメとなっているみたいですね。


不朽の名作『TRIGUN』が25年の時を超えて新生する。
『TRIGUN STAMPEDE』 2023年にオリジナル新作アニメ化が決定!
他とは一線を画すハイクオリティなCGアニメを手掛けてきた「オレンジ」が制作。
新たなスタッフ&キャストで贈る超巨弾SF大作アニメが始動する!

STORY
砂嵐吹き荒れる大地。
そこは地球よりはるか遠く、5つの月が輝く、灼熱の星・ノーマンズランド。
人類の生き残りは、あらゆる物質をゼロから生み出す生体動力炉“プラント”を頼りに
異形の生物蠢く不毛の地で、血肉を削り暮らしていた。

その過酷な世界に一人、
懸賞金600万$$を懸けられた、“関われば必ず災厄に見舞われる”
人間台風ヒューマノイドタイフーンと呼ばれるトラブルメーカーがいた。
名を、“ヴァッシュ・ザ・スタンピード”という――。

新人記者のメリル・ストライフは、
飲んだくれのベテラン記者・ロベルト・デニーロと共に人間台風という一大スクープを求め、
1人の深紅のコートに包まれたガンマンにたどり着くが、
出会ったのは「決して人を殺さない」、誰よりもお人よしの風来坊だった!?

無頼の葬儀屋ニコラス・D・ウルフウッドを道連れに、
悪に染まったヴァッシュの双子の兄ミリオンズ・ナイヴズを追う旅が始まる。

立ちはだかる無数の刺客たちと、ナイヴズの恐るべき計画とは。
全ての謎が明らかになる時、世界を賭けた戦いが始まる!


公式サイトのINTRODUCTIONとSTORYを引用させて頂きました。

設定の複雑な作品だったと思ったのは私だけでしょうか。

表向きは賞金首がかけられている主人公であるヴァッシュ・ザ・スタンピードに賞金目当てで色んな輩が襲い掛かってくる様な構図になっています。

そのヴァッシュと偶然出会ってしまったメリルとロベルトという記者が、スクープのネタ欲しさにヴァッシュに絡んでいくような感じで物語は動いていくのですが、その背景には荒廃した大地にエネルギー不足という人類が生き抜くうえでの根本が欠落しており、人々は厳しい生活を余儀なくされていました。

その上で、ヴァッシュの双子の兄と、葬儀屋ニコラスらの確執が絡み合ってくるんです。
やっぱり設定が複雑じゃな訳、ありませんよね^^;

最後まで視聴した上でこれらを勘案すると、幕の引き方が良かったのか悪かったのかがまるで見当が付きません。
そもそも終わったのかすら分からないと言っても過言ではありません。

公式サイトでは「シリーズ完結編」制作決定と記載されていました。
つまりは続編ってことで良いんですよね?

そりゃそうか…大地は救えたかもしれない。
でも、その代償があまりにも大きすぎるし、何よりヴァッシュの存在を全く感じることなく終わってしまった感が強かったので…

そっか…物語の結論は完結編で明らかになるということですね。
それなら納得です^^
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、Kvi Babaさんによる「TOMBI」
エンディングテーマは、Salyu × haruka nakamuraさんによる「星のクズ α」

1クール全12話の物語でした。
皆さんがどの様なレビューをされているのか、楽しみに拝見させて頂きますね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

nyamu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

どんなにしんどい十字架背負うててもな、食うてええし笑うてええんやで

第1話面白かった!
つかみの1話からドラマを見せ、人物を登場させて尺の範囲でしっかり盛り上げる作劇は秀逸。

ヌルッと動くディズニーのようなキャラ動きは好みが別れそうな気がするけど、そんなのは慣れなのでそのうち気にならなくなるというか癖になるかも。

制作ORENGE、監督が武藤健司さんと、宝石の国のタッグ。
1話から引き込まれるドラマ、今後期待できそうな登場人物、グリグリ動くアングルとしっかり作らられた世界観で今後に期待。


見終わって。

正直、ストーリーが全部理解出来たかと言えばできてないような気がする。
バッシュの人間への信頼というか思慕というか、それが何故そこまでという感じにしか思えなかったのがストーリー的には入り込めないところだったかも。
最終話は家のテレビで見るには勿体無いぐらいの、映画館で没入しながら見ることが出来たら良かっただろうな思える圧巻の映像だったので全体的には満足。

ニコラスの流暢な関西弁が凄い好き。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

76.5 4 仲間で宇宙船なアニメランキング4位
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(アニメ映画)

2021年6月11日
★★★★☆ 4.0 (176)
710人が棚に入れました
第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。U.C.0105——。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府組織「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。

声優・キャラクター
小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シャア・アズナブルの亡霊

サンライズ制作。

第二次ネオ・ジオン戦争より12年、
地球連邦政府の腐敗した政治に抵抗すべく、
ハサウェイは反地球連邦組織マフティーに参加。
アムロ、シャアの理想と理念を宿し道を切り拓く。

戦争ではなくテロとの抗争が描かれるようだ。
ブライトの息子、ハサウェイ・ノアは、
組織を率いるほどの青年に成長している。
反政府組織の急先鋒としてのマフティー、
マフティー殲滅を任務・遂行する連邦軍大佐、
そしてシャトルに乗り合わせた美女アンダルシア。

あまり難しく考える必要もないでしょう。
{netabare}物語の主要メンバーが搭乗便の襲撃を受け、
立ち位置を明確にし、それぞれが活躍する。{/netabare}
物語の導入部としては素晴らしいものがあります。

後半はMSによる、戦闘がありますが、
操縦室のモニター、造形、音響に感動するも、
{netabare}そもそも、ガンダムの外装に違和感がある。
そんな複雑な印象を受けつつも、{/netabare}
もしかすれば群像劇として「人」を描くのかなと、
それはそれで、期待しております。

好感が持てる、新劇の開幕でしょう。

ぜひ配信で観て下さい。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 25
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

劇場で観るべき劇場版アニメ

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
久しぶりに、「あ~、俺、今、ガンダム観てるわ~」と思えた。非常に充実した1時間半。

原作は、1989年に出版された、富野由悠季さんの同名小説。「逆襲のシャア」から12年後の世界を舞台にしており、主人公は「ハサウェイ・ノア」。ホワイトベースの艦長として知られるブライト・ノアの息子。

コロナの影響もあり、この1年、映画館に行くのは控えていたのですが、本作はどうしても劇場で観たかったので、昨日行ってきました。田舎の映画館ということもあり、キャパの10分の1程度しか客がいなくて、かなりゆったり観られました。

劇場版三部作の1作目ということで、ストーリーは完結しませんが、充分な満足度がありました。

私が本作を劇場で観てほしいと思う理由は、本作の見所が、やはり映像と音声にあるからですね。

本作では、人間目線でのモビルスーツ戦が多く描かれます。モビルスーツの部品がちょっと落下しただけで命を失ってしまう、絶望感や恐怖。それを味わうには、大スクリーンで観るのが1番だと思います(私は映画館に行くと、視界が全部スクリーンで埋まる、前の席で観るのが好きなんですが、今作はそれがハマってた、スクリーンを見上げる形が良い感じでモビルスーツを見上げている気分になりました)。

まあ、ガンダムを知らない人はまず観ない映画だとは思いますが、一応、「地球環境の為に、全人類を宇宙に移民させようとする青年(テロリスト)の戦い」を描くストーリーです。逆シャアと世界線は繋がっていますが、前作を知らずとも観られる映画だと思います。

コロナ対策をしっかり行った上で、映画館で観てほしいですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
原作小説は、確か中学生の時に読んだはずなのに、びっくりするくらい内容忘れてる(笑)

あれは、いいものだ、、、いや、これは、いいことだ(笑)

ということで、ストーリーは知らずに、新鮮な気持ちで楽しみました。

序盤、宇宙船内の会話劇。これがガンダムの会話だよなという空中戦に、ニヤリ。

続いて、ホテルのシーン。どこかクェスを思い出させる、ギギのキャラに、ニヤリ。ハサウェイが大人になってて、ちょっと複雑な気分(笑)

(ちなみに、ハサウェイの植物学の先生が、アマダ博士って、シローとは関係ないよね? 映画の間、ずっと気になってしまったw)

ホテルを射撃したところからの逃亡戦は、本作で一番の見所。人間の目から観たモビルスーツ戦の迫力。圧倒的な暴力。

ハサウェイは、「地球のため」に戦っているが、「人のため」に戦っているのだろうか。明後日を考えられない人がいるなかで、1000年後の人類の、地球のために戦う愚かさと純粋さ。「魚が取れなくなった」と地球環境を嘆くくせに、ディナーで魚を食べる矛盾。しかしそれも、腐敗した連邦高官のせい。

市街地の上でも容赦なく射撃した軍も軍だが、そもそも市街地を盾にしたのはマフティーだ。

どちらが正しいとか間違っているなんてこと、富野さんが書くわけない。両陣営にそれぞれガンダムがいることが、その証左か。

終盤のモビルスーツ戦は、パイロット目線での戦いが熱い。ワケワカランが、訳もなく面白かった。

ストーリーに関しては、まだ序盤なので、3作観てから語りたいと思います。

余談ですが、私は今、30代中盤なのですが、映画館の客層の中ではまだまだ「坊や」でした(笑) オッサン8割、女性1割、子供1割(笑) もうちょい、ガンダムも裾野を広げていかないとな~と思いました。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

モビルスーツの場違い感が醸す破滅の予兆

原作小説は未読。

【物語 4.0点】
三部作の一作目。

構成は序盤~中盤3分の2が人間ドラマ。派手なバトルシーンは終盤に集中。
だからと言って、終盤の見せ場にソースを集中すべく、前半を捨てているわけではない。

むしろ前半のハサウェイと出会う人々との濃密なやり取りの方が、
武装蜂起を前にした、ハサウェイ自身によるアイデンティティが不安定な現状を自己分析するパートとして重要なのではないか?
それくらい人物描写が繊細で惹き付けられます。

ハサウェイ率いる反地球政府運動「マフティー」
相次ぐ戦乱で疲弊した地球に特権階級だけを残すべく、
市民を拿捕して宇宙へ強制移住させる「マンハント」。こうした腐敗に鉄槌を下す。
大義としては申し分ないが、過去の武力行使を正当化する名分と比べるとかなり弱い動機。
戦乱で敗れ去っていった者へ思い入れるハサウェイの私心ありやなしや?

マンハント糾弾という点では、地球に残りたい市民とマフティーの利害は一致するが、
最終的に人類は全員宇宙に移住すべしとのマフティーの理想とは齟齬を来す。

何より今や、宇宙世紀(U.C.)0105年。
もはや武力だの、モビルスーツだの、ニュータイプ理論だので現状を変更する時代でもない。
マフティーが人々から“テロリスト”と揶揄されるのは時代の空気を読めていないからだ。

そんなことはハサウェイも百も承知。
その上で彼はシャアら先人たちが歩んだ破滅の未来を回避するには?或いは破滅を織り込むのか?
自己の立ち位置を再確認するために、ネクタイを締め市井に紛れ、自分を模索し続けるのだ。


この観点から心に刺さっているのが{netabare}タクシードライバーとの会話シーン。
その日暮らしの市民には1000年後の地球環境を憂うマフティーの理想になど構っていられない。
だって周りには結構、自然は残っているし。

この活動家が日常生活から乖離して孤立する状況。
世の浮いてる活動家の方々には、テロに手を染めないためにも、耳をかっぽじって傾聴して頂きたいと願います。{/netabare}


ハサウェイが思索の果に迎えるガンダム発進シーン。
綺麗に自己を総括できていますが、高揚感は少な目です。
曇天への発進は、地に足が付かない、五里霧中な行く末を暗示しているかのようです。


以上の通り、物語を愉しむには、
『逆シャア』までのサーガをテーマまで咀嚼することが必須な、マニアックな作品であることは言うまでもありません。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・サンライズ

背景美術と人物作画の一体感を出す昨今のトレンドに逆行する本作。
写実的な海面などの背景に割り込んでくるモビルスーツなど浮きまくっています。
戦闘シーンでよくある街中でモビルスーツが煙を巻き上げるカットはメカを魅せるための演出。
ですが、本作の場合は、何もそこまでスクリーンいっぱいに煙やら火花やら噴かなくてもいいじゃないか(笑)
ってくらいの迷惑行為として処理。

宇宙世紀を動かすのはモビルスーツに乗ったニュータイプなどではなく、
メンズスーツを着たオールドタイプである。
モビルスーツなんてお呼びじゃない。
メッセージ性が作画構成でも徹底しています。


とは言え、オールビューモニター搭載が標準化したモビルスーツ同士の戦闘は迫力満点。
私は一作目は通常のシアターで鑑賞しましたが、
次作は360°没入感を最大化できる巨大スクリーン等での鑑賞にこだわりたいです。

【キャラ 4.5点】
主人公ハサウェイ・ノア。
顔立ちや対人関係のぎこちなさはアムロ・レイ。
二つの名を使い分ける暗躍ぶりはシャア・アズナブル。
アムロかシャアか。ハサウェイ自身が葛藤する際の引き出しにもなる。

ハサウェイの秘密を見抜き絡んでくる謎の美少女ギギ・アンダルシア。
大人の色気で、ハサウェイのライバルともなるケネス大佐とのトライアングルを仕掛けたかと思えば、
戦場では幼女の如く動揺を露わにする情緒不安定ぶり。

ギギとの交流の中で、クェス・パラヤを破滅へと攫っていったシャアの一件が重なるハサウェイ。
大義より、過去のトラウマという感情で言動を左右されるハサウェイ自己分析の一助ともなる。

総じて各サブキャラとも、ハサウェイ自身が掴めていない自分探しにヒントを与える献身ぶり。

【声優 4.0点】
ハサウェイ役の小野 賢章さん。
幼さと凛々しさが混在する青年ボイスで、村瀬監督からの“感情と思想に引き裂かれたキャラクター”という難題に応える好演。
このハサウェイ危ないことするよ。

ギギ役の上田 麗奈さん。ボイスを高嶺にコントロールして正体を掴ませない妙演。
これは周りの男どもも取り扱い方法に困ります。


公開前、劇場版『逆シャア』の少年時代以来、
長らくハサウェイに声を当ててきた佐々木 望さんからの“声優交代”が物議を醸しました。
ただこれも『ガンダム』以外のコンテンツではよくあること。
アニメ化よりも先にゲーム等でキャスティングされた声優が、アニメでは変更になるのは割りと普通。
ただハサウェイの場合はアニメ映画化以前にゲーム等で活躍する期間があまりにも長すぎましたw

また、このキャスティングについては、アニメ映画化後もゲームのハサウェイは佐々木さんが担当していることなどから、
①小説版『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』→『閃光のハサウェイ』原作小説のハサウェイは佐々木 望さん。
②劇場版『逆襲のシャア』→本劇場版三部作のハサウェイは小野 賢章さん。
①②はパラレルワールドの別系統作品であると示唆しているとの見方もあるそうですね。

劇場版三部作見ながら原作小説読んだら①②の異なる要素が混ざり合って困惑してしまうかも。
この辺りが、私が劇場三部作展開中は、小説購読は『~ベルトーチカ・チルドレン』までで止めておこうと決心している理由です。

【音楽 4.0点】
劇伴担当は澤野 弘之氏。
エッジの効いたテクノ等をアレンジした戦闘曲及びボーカル曲で魅せる。
「TRACER」は特にぶち上がります♪

気になるのが『UC』の澤野氏が『ハサウェイ』でも音楽担当している事。
『UC』は原作『ハサウェイ』完結後に、『逆シャア』~U.C.0100の間に闇に葬られた史実があったと後付けされたエピソード。
よもや本シリーズで『UC』を絡めてくることもないとは思いますが、
パラレルだとしたら何でもありですし。
もしくは『UC』同様、『ハサウェイ』も戦乱の亡霊を退治する物語として同一視すれば良いのか。
考え出すと落ち着きません。


ED主題歌は[Alexandros]「閃光」
過去を振り払って未来へ驀進する快作ロック。
ですが、今のハサウェイにはちとまぶしすぎる感もw
Netflix海外配信に合わせて英語版もリリース。
MVは英語版の方がAMVになっており作品のシーンを振り返るのにも最適。


【付記】
分割2クールの『水星の魔女』の幕間に、本作のTV編集版が1/15~全4話で放送されるそうで。
制作中の第2部への予習復習としてハサウェイを分析してみるのも一興かと。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19

61.8 5 仲間で宇宙船なアニメランキング5位
ツインエンジェルBREAK(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (96)
355人が棚に入れました
天真爛漫で正義の味方に憧れる天月めぐると、厳格な如月家に育ちクールな如月すみれ。
中学3年生のふたりは、「みるくちゃん」と名乗る謎のハリネズミからの命令でツインエンジェルとして悪と戦うことに!
いつも明るくてちょっと強引なめぐると、人付き合いが苦手なすみれは、すれ違いながらも、共に行動するうちに、少しずつ打ち解けていく。
ツインエンジェルシリーズ10周年にして、待望の新シリーズ始動!
新たなツインエンジェル、その名は───
『輝く未来を切り拓く! ツインエンジェルBREAK!!』

声優・キャラクター
M・A・O、茅野愛衣、釘宮理恵

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

実は面白い。ある意味、期間1/4圧縮プリキュア…(笑)?

元々はパチスロか何かのキャラらしいです。パチンコ屋は店の前を通ることはあっても、入店したことはないためキャラへの思い入れは皆無です。

日曜日の朝とかに放送されている変身して戦う魔法少女的な設定をベースに、深夜アニメ的なエロ要素を追加した感じの雑なストーリーです。

別に頑張って観てても面白くはならなそうだし、観るのやめようかなあ…。
(単に「私には合わない」というだけで、なにがしかの需要はあるのかも。)

↑というのが序盤視聴時の感想でしたが、中盤以降かなりシリアスかつ面白い話になりました。

本作の見所は以下のような感じです。

・ポテンシャルのローズ/技術と経験のサファイアの対比
・コンビ結成直後の性格の不一致によるゴタゴタ
・お互いに正体を知らない状態での敵幹部との出会いと日常パート
・きちんと共感できる敵幹部側の事情
・コンビ片割れの出生の秘密と闇落ち
・(前作を含めて)積み重ねた人間関係からのクライマックス

出生の秘密以外は結構初代プリキュアにも重なる要素がありますね。プリキュアなら1年かかるストーリーも、1クールでスピーディー。

終盤はうっかりすると少しウルっときます。こんな一見チープな感じの作品なのに悔しい(笑)!

OPもノリの良い曲で好きです。キャラ名や必殺技を歌詞に取り込む昭和仕様。結果としては結構楽しく観てしまい、キャラにも多少思い入れができました。だからといってパチンコ屋には行かないんですが…。

おまけ: ローズのメイン兵装がこの手の作品には激レアなモーニングスター。そしてサファイアのメイン兵装の薙刀もなかなかに渋い。この選択にはセンスを感じます!

おまけその2: アニメの続編が小説投稿サイト「カクヨム」にて、『ツインエンジェルBREAK ~光と闇の水平線~』として掲載されています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 26

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

普通のことをちゃんと普通に出来ている作品

パチスロ原作の魔法少女アニメ。過去にもOVAとテレビシリーズでアニメ化されていて、今作はその新シリーズ。この作品から主人公は新しくなっていますが、舞台設定が変わったわけではなく、普通に続編という形のようです。
個人的には前作を観ていないので、この作品のキャラや物語などすべてを理解できていたわけではありませんが、観続けていたら意外と楽しめました。
アホっぽい敵キャラや、戦闘シーンでのザコ戦闘員の扱いなど、雰囲気は真面目なバトル物という感じではなく、ちょっと脱力したようなパロディ系といった印象。一方、ストーリー自体は割と基本に忠実というか、特に中盤以降はしっかりと王道展開でそこそこ盛り上がります。ヴェイルとヌイの物語はベタですが悪くないですし、終盤に前作のキャラが登場する場面などは、ファンの人には嬉しかったのではないでしょうか。
キャラは、主人公の天月めぐる、如月すみれの2人については、その性格や関係性の描き方など、良くも悪くも無難な感じで、個性はそれほど強くなかったです。脇役には印象に残るキャラもいて、「理系の天才」ビリー田中や、いつも「だぱー」と言ってる同級生(名前は覚えてないです)は結構好きでした。
声では、みるくちゃんというハリネズミを演じた釘宮理恵がさすがの存在感。ED曲も歌っていて、とても良かったです。
最後まで観終わって、特にどこが素晴らしかったということもないのですが、笑いも萌えもストーリーの盛り上がりも適度にありました。なんというか、普通のことをちゃんと普通に出来ているという感じがして、点数以上に好感の持てる作品でした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

やー↓めー↑てー↑!

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:保健の先生が怪しい。。。果たしてプリキュアになれるか!?
期待度:★★★★

やっぱ保健の先生が怪しかった!俺が睨んだ通り!(スットボケ
OPは今期かなり上位。あの電波っぽいノリがたまらない。

ナースウィッチ小麦ちゃんとか、プリキュア1期とかそういう感じなら面白いんだけどなぁって思ったけど、ストーリーがちょっと重い。その割にキャラは軽いという。。。


軽ーい気持ちで見ればいいよ。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

58.8 6 仲間で宇宙船なアニメランキング6位
コヨーテ ラグタイムショー(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (64)
307人が棚に入れました
人類が外宇宙にまで進出し、己の運と腕だけで一攫千金を夢見るコヨーテと呼ばれる無法者達がしのぎを削る、宇宙開拓の時代。銀河統合政府と植民地解放軍の間で戦争が続く惑星グレイスランドには、伝説の海賊王ブルースが遺した100億宇宙ドルが眠っていると噂されていた。コヨーテならばその名を知らぬ者はいないと言われている、通称ミスターとその仲間達は、ブルースの娘である少女フランカと共にブルースの遺産の回収に挑んだ。犯罪集団クリミナルギルドのマルチアーノ率いる殺し屋集団も、ブルースの遺産を狙って動き出す。しかし、統合政府は戦争を終結させる為、グレイスランドに光子爆弾を投下すると宣言。

声優・キャラクター
大塚明夫、広橋涼、堀内賢雄、関智一、湯屋敦子、下屋則子、沢海陽子

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ufotable版カウボーイビバップ

このアニメは簡単に言えばufotable版カウボーイビバップでしょう。

ufotable代表近藤光氏がプロデュース、構成、脚本、作詞ともう自分の好きな事をこれでもか!と盛り込んでいるのが伝わってくるというか。

コヨーテと呼ばれるならず者集団のベースは特攻野郎Aチーム。
主役のミスターはハンニバルのまんま。
ビショップとカタナはなんとなく白バイ野郎ジョン&パンチの雰囲気もある。
ブルースの最初の子分のスワンプはブルース・ブラザースで牧師役だったジェームズ・ブラウンだろう。

キャラデザは平井久司氏風でCV広橋涼ちゃんのフランカはめちゃくちゃかわいい。

1話のインパクトは特にすごくて、俺たちは天使じゃないも醸し出しつつ、ナウシカのオームかよ!?
マルチアーノ12姉妹なる殺し屋集団の登場場面は、フタコイオルタナティブのOPだよな(笑)
女性捜査官アンジェリカの補佐役のチェルシィのちょっと間が抜けた感じはR.O.D 大英図書館のウェンディだよ(笑)

銀河統合政府と植民地解放軍の間で戦争が続く惑星に隠された遺産を巡っての三つ巴の追跡劇は、途中ちょい緩い回もあったけどそれほど気にならなかったし、ミスターとアンジェリカの追いつ、追われつだけではなく、カリ城のクラリス状態。やつはとんでもない物を盗んでいった。貴方の…
自分好みの内容だったので文句無しです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

57.3 7 仲間で宇宙船なアニメランキング7位
闘神機ジーズフレーム(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★☆☆ 2.8 (36)
92人が棚に入れました
21世紀の終わり。
人類は新たなエネルギー『DG(ディバイングレイス)エネルギー』を手に入れ、目覚ましい経済発展とともに宇宙開発に乗り出した。
冥王星圏まで開拓の手を広げていた時、突如、未確認生命体”ネルガル”の襲撃により、開拓団は壊滅した。
地球連合軍はネルガルに対抗するため、世界中の遺跡から発掘された古代ロボット兵器”G’s フレーム”と、その操縦が可能な特別なバリアントを持つ少女たち”エンシエントガールズ”からなる『AG部隊』を結成した。

人類にとって初となる古代ロボットと少女による対ネルガル戦ーー
地球を護るために飛び立った第1次AG部隊は、木星トロヤ群戦役において多くの死者を出し、4号機アセナのパイロット南宮 麗雨(みなみや れいう)はMIA(戦闘中行方不明)となる。

時は流れ、主人公”南宮 麗香(みなみや れいか)”は、姉の麗雨を探すためAG部隊に志願する。

仲間たちとの友情、古代ロボット兵器と交わす絆、ネルガルとの決死の戦い。
少女たちは多くの涙を乗り越え、人として、そしてパイロットとして、大きく成長していく━━━━。

『運命なんて変えてやる!
ーー地球が飲みこまれる前に』

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

中国制作会社&中国アニメの実力や如何に!?

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
中国で「斗神姬 Ancient G’s Frame」として放送された作品を、日本ではキャストと主題歌を変更して放送された作品になります。

アニメーションを元請けとして制作した中国制作会社のセブンストーンは、これまで日本のアニメの下請けを結構担当されてきた制作会社なんだそうです。


21世紀の終わり。
人類は新たなエネルギー『DG(ディバイングレイス)エネルギー』を手に入れ、
目覚ましい経済発展とともに宇宙開発に乗り出した。

冥王星圏まで開拓の手を広げていた時、
突如、未確認生命体”ネルガル”の襲撃により、開拓団は壊滅した。

地球連合軍はネルガルに対抗するため、
世界中の遺跡から発掘された古代ロボット兵器”G’s フレーム”と、
その操縦が可能な特別なバリアントを持つ少女たち”エンシエントガールズ”からなる『AG部隊』を結成した。

人類にとって初となる古代ロボットと少女による対ネルガル戦ーー
地球を護るために飛び立った第1次AG部隊は、木星トロヤ群戦役において多くの死者を出し、4号機アセナのパイロット南宮 麗雨(みなみや れいう)はMIA(戦闘中行方不明)となる。

時は流れ、主人公”南宮 麗香(みなみや れいか)”は、姉の麗雨を探すためAG部隊に志願する。

仲間たちとの友情、古代ロボット兵器と交わす絆、ネルガルとの決死の戦い。
少女たちは多くの涙を乗り越え、人として、そしてパイロットとして、大きく成長していく━━━━。

『運命なんて変えてやる!
――地球が飲みこまれる前に』


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

キャラデザは確かに良かったと思います。
これまでいくつもの下請けを担当されてきた実績を感じました。

それにキャストも半端ありません。
りえりー、洲崎綾さん、かおちゃん、五十嵐裕美さんにあやちと錚々たる面子が顔を並べていますし、やっぱ演技も流石という感じです。

ですが、主題歌を除くそれ以外の部分においてはどうしても既視感が拭えませんでした。
難しいのかもしれませんが、この作品の推しやオリジナリティが何なのかが分からなかったのが大きな理由だと思います。
だから良く言えば無難…悪く言えば二番煎じといった印象を受けました。

寧ろ、この作品を見て思ったのが、「中国のアニメ事情はどうなるのか?」という点です。
中国政府には、サブカルチャーを規制しようとする動きがあるとネットのニュースを目にしました。
ゲームだけじゃなく、アイドル規制などにも広がっているようです。

それだけじゃありません。
中国の国家ラジオテレビ総局はアニメについて以下の様に述べたそうです。
「暴力や血、低俗な内容、性描写を含むアニメやその他の子ども向け番組を禁止すると発表した。
当局は29日遅くの声明で、テレビ局は「悪しき物語に断固抵抗」し、「真善美を発揚する健全な内容の優れたアニメのみ」を放送しなければならないと述べた。

そして、アニメ制作者に対しては「不健全」作品の排斥要求という形でも拡大しているようです。
何せウルトラマンシリーズの作品が規制対象になるくらいですから…

個人的には、メイドインジャパンの作品は日本で適正に評価されるのが一番だと思いますし、中国の規制に過敏に反応する必要は無いと思います。
ただ、アニメーションの制作サイドは、下請けに作業を出せるところが減ってしまうのが痛手かもしれませんけれど…
ただ、貴重な声優さんの時間を確保できるメリットもあるので一長一短なんでしょうね。

そう考えると、ネルガルを掃討するシーンなどもありましたが、この作品はセーフだったのでしょうか。
どうやら私はは線引きの考え方が今一つ理解できていないようです。

オープニングテーマは、空白ごっこさんによる「天」
エンディングテーマは、MARiAさんによる「Galactic Wind」

1クール全12話の物語でした。
キャスト陣が半端無く豪華ですし、演技にも熱が入っているので、お気に入りの声優さんが出演されているならチェックしても良い作品だと思いました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

中華アンチと言うわけではないが...

一応日本人脚本?で中国のアニメ制作会社制作の美少女ロボアニメ

{netabare}
最初と最後の方はまだマシだったんだが、中盤が脱線しすぎてて酷かったかなって印象。
脱線しすぎてるわりに主人公含めキャラもそれほど印象が残ってない。
萌えアニメとしてどうかと言われると、キャラが可愛いだけでそれほど萌えアニメなノリでもないので微妙とあんまりよくなかった。

設定も中国作品らしく、というか中国関係なしにロボアニメではよくあることだけど設定や展開に常に既視感があってあまり面白みがないし先が読めてしまう。
まあとはいえ、変に迷走してた中盤に比べたらよくある展開とは言えちゃんとやってた後半は楽しめたかな。

ていうか、人類はネルガルに責められるかもしれないし、しネルガルにめっちゃ警告されてたのにあのエネルギーを使い続ける人類ってw
ネルガルより人類の方がやばいのでは...。
いや、まずい状況になり得るのに原子力発電、火力発電とかに頼ってる今の人類にかけてるのか...?

OPとEDがめっちゃよかったです。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
こんなアニメあったっけ。
シグルリ臭 キャラ可愛い。これ吹き替えか。
海外でもこんな萌えアニメ、しかもロボアニメ作られてるのか、嬉しい。
謎巨大化。百合作品いいっすね。
外の人からはロボに見えてるのか、珍しいw
大体どういう系かは分かった。
斗神姬が中国タイトルか、bilibiliアニメね。
春にやってた時光代理人をこんな風にやってほしかったな...。
あれ面白かったのに。

2話 ☆6
小籠包。インドっぽいヒロインとか珍しいな。
あ、地雷踏んだ。主人公何で早速もうロボに乗ってるんだw
キャラが多すぎる。百合をしろ。

3話 ☆3
謎展開。もう宇宙行くんかw
急展開過ぎる。は? 死亡急すぎだろw 

4話 ☆3
エロアングル なんだの雑なエロ展開w
てか話に一貫性がなさすぎる、やりたいことを詰め合わせてる感。
しかも全部既視感。
目は大丈夫なのかよ。ニビルの子って何。

5話 ☆4
いやマジでバカじゃん。
ほんとに何が起こってるの...。作画も不安定。

6話 ☆1
こっわ。マジで意味わからん。
ここって昔ネルガルに滅ぼされたってこと?
これで感動とかできないです。

7話 ☆1
今期一見るのが苦痛。
ソフトクリームどんな食べ方してるんだよ。
無駄なエロ姿勢いらないって。
どうでもいい話過ぎる。ふわふわ関係ある?

8話 ☆5
どういう状況だよ。
ジョティスってあの子か、生きてるんか。

9話 ☆2
姉死んでるやろミイラ化してそう。
せっかくレイウに合えたんだからもっとそれっぽい反応をしてw 
人類が悪いんじゃんやっぱり。
変なエネルギー使うからw ほんとテンプレオチすぎるw
え、ネルガル攻撃すんのかよw
完全にネルガル正義じゃんw

10話 ☆7
泣きすぎw 命令無視かよw
ネルガルやばいってわかってるんだったら普通いったん話し合いしようとするだろw
代替エネルギーの情報とかそこで手に入れればいいじゃん。
木星の中心に突っ込むってやばそうw 

11話 ☆7
OP好き このキャラこんな感情的だったっけw
キラーTはたらけ  超弦理論かな? 

12話 ☆5
運よく殺さずに済んだな。
このアニメ変に脱線してたわりにキャラにあんまり印象ないんだよな。
この白髪にあまり印象ないし何でこの子だけ...。
唐突すぎん? って結局まだ使ってるんかよw
滅ぼされても仕方ないわ...。

OP「天」☆8.5
ED「Galactic Wind」☆9
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

日本人向けはまだまだ日本産でないと見れない

中華産日本輸出アニメのため、なかなかなアニメだった。
基本的に小中学生向けで作られているのだろうと思う臭いセリフと演出。
主人公の性格も典型的な寄せ集めで勿体ない。
四川出身なのに実家はのび太君の家みたいで違和感から始まり、最も大事なロボットの神龍は他の機体より小さい機体ということでゴットマーズの匂わせを想像したら予想通り。また大神龍の合体もダイターンロック型コンバトラーVの合体、その後にガンバスター立ちとなかなか楽しませてくれた。

話の展開は、どこで敵が1体に合体した?何が起こったの3話目。突然の恋愛フラグに突然の酸欠ハプニングの拍子抜け4話目。ふわふわはなんやってんとかとか、毎回突っ込みどころ満載で展開されていく。
木星方面からの敵の襲来と火星を目指す展開で機動戦艦ナデシコを彷彿させた。そしてナデシコは20年以上前のアニメだが、よくできていたなぁと思い起こす。アニメも中国が日本を抜くときが来るという言葉を耳にすることが増えたが、日本人向けアニメは日本産でないと難しいのだろうな改めて思う。

最終話は突っ込みどころ多いが、わかりやすく盛り上がっていき面白いが、製作費なくなったのだろうかと思えるくらい最後の作画のレベルが残念になる。

エンディングはSEEDを彷彿させてくれた。

100点中56点

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2
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