宇宙戦艦で独裁者なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの宇宙戦艦で独裁者な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月13日の時点で一番の宇宙戦艦で独裁者なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.4 1 宇宙戦艦で独裁者なアニメランキング1位
無限のリヴァイアス(TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (959)
5792人が棚に入れました
2137年、大規模な太陽フレアによって出現した高密度のプラズマ雲が黄道面を境に太陽系の南半分を覆いつくし、地球も南半球が壊滅、17億もの人命が失われる被害を受ける。このフレアは「ゲドゥルト・フェノメーン」、プラズマ雲は「ゲドゥルトの海」と名付けられた。2225年、地球の衛星軌道にあった航宙士養成所リーベ・デルタは何者かの襲撃によって制御不能になり、ゲドゥルトの海へ突入してしまう。しかしその時、リーベ・デルタ内部に隠されていた外洋型航宙可潜艦「黒のリヴァイアス」が起動した。教官たちは全員殉職し、リヴァイアスに避難できたのは少年少女ばかり487人。彼らはなぜか自分たちを救助してくれるはずの軌道保安庁から攻撃を受け、戸惑い、混乱しつつもこれと戦い、そして更には密閉された極限状態にある艦内では、艦の指揮権や物資の配給を巡り少年少女同士が陰惨な争いを繰り広げながら、火星圏から土星圏、天王星圏へと当てのない逃避行を続けていく。

声優・キャラクター
白鳥哲、保志総一朗、関智一、桑島法子、丹下桜、氷上恭子、檜山修之

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

無限の鬱SF漂流記(93点)

個人的満足点:93/100点
アニメ系統:鬱系SF

サンライズが送り出したテレビオリジナルアニメ。
全26話。
コンセプトモチーフは「SF十五少年漂流記」。

監督は谷口悟朗氏、ルルーシュ、スクライド、プラネテスなど数々の名作を送り出した監督である。
その谷口氏の初監督作品がこの「無限のリヴァイアス」である。

自分がアニメを見て初めて本当の鬱を味わった作品でもある。
とにかく衝撃的な作品だった。
当時、アニメでここまでやっていいのか?とさえ思った。
完全に子供向けじゃないだろうと。
(今でこそ、色々な意味でやりすぎなアニメは沢山あるが)
鬱系を好物としている私だが、このアニメを観た後はかなり鬱な気分にさせられた。

SFの舞台設定で物語りは展開するものの
大筋では少年少女達の人間関係、心理状態が描かれている。
その少年達の心理描写が非常によく物語に引き込まれてしまう。
少年達の閉鎖空間での極限の心理描写がドロドロとしていて秀逸。
いや、至高といってもいい。
是非、少年たちの心の葛藤を観ていただきたい。

正直、鬱系が苦手な方には全くおすすめはできない。
万人向けではないものの、それでもそれでもお勧めしたい。

放送から10年以上たっていて作画等は今に比べれば
見劣りはするものの十分視聴できるレベルであろう。
そういう補正がかかった評点になってはいる。
個人的には歴代5本の指に入る名作。
現在でも鬱系最高峰のアニメと思っている。

できれば皆様にも1度観ていただきたいものである。


とまあ、色々書いてきたが
つまり何が言いたいかというと
 
「例え傷ついても…俺は、
  誰かを傷つけたくなんかないんだ」

 いやいやw是非観て鬱になってくれw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 56

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

リアルな社会構造と心理描写

オリジナルアニメーション。

宇宙開発、宇宙災害が進んだ未来の物語。
何者かの仕業により、リヴァイアスという宇宙船に閉じ込められた、487名の子どもたち。

子どもたちだけの社会。
子どもたちだけの自治。
閉鎖された空間、危機的状況で、どのように社会構造や心理が変化していくかを描いた作品です。


鬱アニメとして挙げられることの多い本作。
たしかに、夕方にやっていたアニメとしてはちょっとヘビーかもしれません。
しかし、「鬱」と付くほどではないと思います。
一般的なシリアスアニメの範囲内かと。
後味も決して悪いものではありません。


見どころは生々しい人間心理の表現。
宇宙空間が舞台ですが、リヴァイアスは言わば巨大な監獄。
閉鎖環境での心情変化を扱っており、SFにしては非常に現実感あふれるものとなっています。
権力争い、集団心理やパニック状態の描写は見事なものです。
映画ではよくありますが、アニメでは珍しいのではないでしょうか。



ジャンルとしては群像劇です。

主人公はいますが、主人公らしくありません。
あくまで悩みに悩むひとりの少年。
特殊な環境に置かれながらも、

・弟との対立
・親友との関係
・恋人の存在
・社会の中での立ち位置

こういった、身近な葛藤が語られています。

しかも、出来事は主人公の思惑とは関係なく、淡々と流れていきます。
主人公は、徹底的に平凡な少年として描かれているんですよね。
何もできずに、周囲の人間から文字通りたたかれることも。
何でもかんでもひとりで解決してしまうキャラとは、対極をなす存在です。

したがって、俺TUEEEを望んでいる人にとっては、拍子抜けするかもしれません。
しかし、芯の強さはしっかりと描かれていますし、心情変化の代表をなす存在。
それに、その他の登場人物も、だれひとりとして完璧な人間が存在していません。
眉目秀麗、才色兼備のキャラクターですら、その弱さをさらけ出しています。

まあ、人によっては「キャラクターに魅力を感じない!」となりそうです。
しかし、私としてはおおいに評価できるポイント。
そういった「弱さ」こそが、少年少女の情緒不安定さ+極限状況という環境をよく表していると思うからです。


最後までハラハラドキドキさせられた展開。
入念な人間心理や社会構造の描写。

古めのアニメですが、もっと評価されて欲しい作品のひとつです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 53
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

濃厚すぎる人間ドラマで描く鬱アニメ

制作はサンライズのオリジナルアニメです。
ジャンルはヒューマンドラマ・SFです。
監督は「コードギアス」「プラネテス」「スクライド」で知られる谷口悟朗氏。
じわじわと首を絞めていくような鬱展開なので視聴には注意が必要です。


航宙士養成所リーベ・デルタが襲撃を受け制御不能となり宇宙に放り投げられる。
それを修正するために大人たちが次々に犠牲となり、リーベ・デルタには子供ばかり478人が残る。
危機的状況の中、リーベ・デルタ内に「黒のリヴァイアス」なる外洋型航宙可潜艦があることが判明し、それに避難し出航することで全員一命を取り留める。
ここから少年少女たちの残酷な旅が始まる…。


一見すると本格SFにロボットが含まれた感じに思われますが全く違います。
この物語は「長期間の閉鎖空間における人間心理と関係性」を中心に描いています。
あまりにも人間の負の感情を臆面もなく描いているため、暗いヒューマンドラマというのが一番正しいでしょう。

群像劇で描かれており、主要人物たちの心情描写が秀逸です。
群像劇では「花咲くいろは」などが有名で良くできた作品ですが、本作も引けを取っていません。
異常なキャラ立ちは凄いの一言。
最初の内はまあまあ平穏に過ごしているわけですがだんだんと雲行きが怪しくなっていきます。
478人もの人が何か月も閉鎖空間の中にいたら、いったいどうなるでしょうか?


以下考察と感想。
{netabare}食料が絡むとやはり人間は大変なことになります。
暴力、実力主義、合理主義。
人権なんてくそ食らえ。
リヴァイアスの中だけでも大変なのに、加えて謎の敵が襲い掛かってきます。
膨らむ船内の不安によって、被害者視点しか持たない多数の子供たちは精神がやつれてきます。
さらなる暴力が起こり、だんだんと無気力になっていく。
特権階級に対する嫉妬、些細なことに対する怒り、ストレスによる破壊衝動。

イクミが「普通にしろ!」と叫ぶシーンがありますが、これが一番難しい。
あれだけの人がいたら「自分はいいだろ」という気持ちになってしまいます。
授業中一人がしゃべりだしたらみんながしゃべりだすような感じです。

あとこのアニメで私が一番きつかったのはなんだかんだでこずえが襲われるところです。
彼女の依存性、わがままっぷりは確かにいらっときますが、だからと言ってあれはあんまりですよ。
事件の後、彼女はイクミと相互補完の形になり、性格も急にしおらしくなります。
ラストではその依存から自分を解き放ちました。{/netabare}


ほとんどの主要人物が物語の最初と最後で印象が変わる、なかなか珍しいアニメです。
また死んだり、グロいことになったりもしません。
でも、凄く暗い気分になりますw

難点としては、やたら同じ声優がいろいろなキャラの声を担当していることです。
恐らくあまり声優に詳しくなくても気になると思います。
ここら辺はちょっと古いアニメだからしょうがないかもね。


総括して、あまりに心情描写が丁寧すぎて、それがために鬱アニメになっちゃったという感じです。
人間は追い込まれたらこんな感じになりますよという縮図を、精神がまだ未熟である子供を使って表しているように見えました。
決して人にはお勧めできない作品です。
でも個人的には好きw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 52

70.4 2 宇宙戦艦で独裁者なアニメランキング2位
銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (280)
869人が棚に入れました
数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類は、銀河帝国と、自由惑星同盟という“専制政治”と“民主主義”という2つの異なる政治体制を持つ二国に分かれた。 この二国家の抗争は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、絶えることなく戦闘を繰り返されてきた。長らく戦争を続ける両国家。銀河帝国は門閥貴族社会による腐敗が、自由惑星同盟では民主主義の弊害とも言える衆愚政治が両国家を蝕んでいた。そして、宇宙暦8世紀末、ふたりの天才の登場によって歴史は動く。「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、「不敗の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーである。ふたりは帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突する。(銀河英雄伝説公式ポータルサイトより)

声優・キャラクター
宮野真守、鈴村健一、梅原裕一郎、梶裕貴、諏訪部順一、小野大輔、中村悠一、川島得愛、三木眞一郎、石塚運昇、水内清光、藤原貴弘、楠見尚己、竹内良太、ふくまつ進紗、目黒光祐、櫻井トオル、畠中祐、小野友樹、下山吉光
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ファイエル!!

ProductionI.G制作、原作田中芳樹。
ファーストシーズン全12話、
セカンドシーズンは全3章劇場公開予定。

不朽のスペースオペラ。
短尺の制限の中で最大限のクオリティを維持し、
3DCGで描かれる宇宙での大迫力の攻防と権謀術数。
CGが上手に戦闘をナビゲートしてくれます。
美麗なブリュンヒルデ号に感激ですね。
主題歌は澤野弘之、荘厳なOPです。

西暦2801年。人類は広大な銀河に進出し、
アルデバラン系第二惑星テオリアに政治中枢を移す。
同年を宇宙歴元年とし、銀河連邦成立を宣言する。
やがて連邦は、強固な専制体制の独裁を生み、
貴族を中心とした銀河帝国軍と、
帝国の圧政に抵抗する自由同盟軍に分かれ衝突。
戦争は長きに渉り膠着するも、
2人の天才の登場で歴史は大きく動き始めます。

今ある技術で名作を観てみる。
熱狂的なファンの方は言いたいこともあるのでしょうが、
これで良いのではと思います。
新たな標準になってくれればと期待しています。

最終話視聴追記。
願わくば一気見を推奨します。
{netabare}シナリオもキャラクターも世界観も、
その方が容易に入ってくるでしょう。
同盟軍寄りの描写が多かった分、
私としてはそれなりに楽しめました。{/netabare}

長い尺で考える作品だろうなと感じます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 47

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

とある名作初体験者のつぶやき

2018.07.01記


原作未読 旧アニメ版未視聴

古典ですね。2018年春期は銀英伝はじめキャプテン翼、水野良原作グランクレスト戦記とおじさんホイホイなラインアップでした。銀英伝、現役当時は触れる機会がなかったので、せっかくだと思い視聴決定。

流麗なグラフィック、重厚な声優陣、軍事戦略と政治が絡むストーリー展開、1クールものとしてはそこそこ良かったと思います。
一方で1クールであった故の説明不足や、プロセスが端折られたと思われる場面も散見されるのでなんとも惜しい部分もありました。

総じて初見の私にとっては銀英伝の導入として楽しく鑑賞できる内容でした。


政治が軍事作戦に及ぼす影響の強さ
民衆心理の推移
戦地へ向かう者と残された者の物語
用兵術

ある程度納得感の得られる仕上がりになってます。
そして、どうして名作と呼ばれているかの匂いも感じとることができました。
なぜかと言うと、対立する両軍の将(参謀含めて)どちらも魅力的ですから。


これを機に原作や旧版に手を伸ばしてみようと思えるような佳作だったと思います。



-----
2018.12.01追記
《配点を修正》


銀英伝といえば小説版の印象が強い私(読んではいない)。「銀河英雄伝説」「グインサーガ」「アルスラーン戦記」のシリーズものが書店に並んでいましたが、手に取ることはありませんでした。当時中学生。だってどれも長いんだもん。

アニメもネット登場前の時代で地方在住となると、Newtypeやアニメージュで特集されてるタイトルのけっこうなものが「だって映んねーじゃん」、それが当たり前でした。

当時銀英伝が視聴可能な環境だったかどうかはとんと覚えてませんが、リメイクとはいえ若かりし頃に単語だけはインプットされて素通りしてしまったものにこうして触れられる期会があることは幸せですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 37
ネタバレ

NEOたちばな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

物足りないなぁー。これじゃプロージットできん!

祝!再アニメ化!

1番好きなアニメはもちろん銀河英雄伝説
1番好きなキャラはファーレンハイト
旧作に対する想いはいつまでたっても変わらない
再アニメ化でもっと色々な人に銀河英雄伝説を知ってもらえることが素直に嬉しい

-数話視聴してザックリ思ったこと-
単純に絵は綺麗、というか感動した
艦艇とか艦隊戦とかすごい!!!
物語も再アニメ化ということだから旧作と大きな差異はなさそうだし良かった
キャラデザは・・・
まぁ自分の持ってるキャラクター像とハマるかハマらないかだよね
旧作よりおじさんキャラ達がイケメン化されてるね、これはじわるw
声も問題なし!旧作で演じてた声優へのリスペクトを感じる

-各話感想-
1話-永遠の夜の中で-
{netabare}ファーレンハイトが無骨な武人って感じすぎるね、彼の華奢で優男風な容姿が好きだったから残念
声はファーレンハイト以外は意外と大丈夫かな、思ったよりしっくり来てる
特にキルヒアイスいいね、けどキャラデザはねぇー
キルヒアイスと言ったら赤毛の天パじゃないと笑
全体的にキャラデザは腐女子に寄せすぎか、黒子のバスケみたいだね
艦艇および艦隊戦のCGはめっちゃ綺麗、ブリュンヒルトの曲線は甘美そのもの
あと理屈倒れのシュターデンさん健在で安心した笑
そしてみんな大好き「ファイエル」が聞けたことに感動
{/netabare}
2話-アスターテ会戦-
{netabare}まず思ったのが、ヤンが想像以上にヤンだ!!!
パエッタ中将とかパストーレ中将(空気)が相変わらずの無能で逆に安心したw
幕僚のラオ少佐…旧作にもそんな人いたかな?
ブリッジ攻撃されたときのダメコン描写で「銀英伝が新しくなったんだなー」ってしみじみ
フィッシャーが微妙にイケメンになっててワロタw
全体的におじさんキャラがイケメン化してるよね笑
いつ反転迎撃からの轟沈でエルラッハ死ぬんだろうと思って楽しみ(不謹慎)にしてたんだけど死ななかったね!
こういう細々したシーンが楽しみだったりするんだけどね!
最後の最後にフリードリヒ4世が旧作より少し若返ってて笑った
※ガムンダさんよりラオ少佐の詳細を教えていただきました、ありがとうございます!
{/netabare}
3話-常勝の天才-
{netabare}今回はラインハルトとキルヒアイスの前日譚的な話ね
冒頭のナレーションが思ったよりいい感じだと改めて実感、下山さんいいよいいよ
フリードリヒ4世の声が軽すぎない?なんか若すぎるよー!個人的にはもっとヨボヨボでしゃがれた声が希望だね…
オーベルシュタインいいぃー!
レジェンド塩沢兼人さんを彷彿させるね諏訪部さん、ハマってるぅー!
そうだそうだ思い出した、これは「歪曲した」姉弟愛と「歪曲した」友情の物語だったね笑
血統主義なんてクソ食らえ!能力至上主義こそが絶対!ってのが銀英伝って感じするね
ただ、いざ自分のおかれてる状況にあてはめて考えてみると自分に能力があるかどうから甚だ疑わしい…かなしいなぁー
{/netabare}
4話-不敗の魔術師-
{netabare}今回はヤンの前日譚的な話ね
ジェシカのビジュアルが格段にアップしてる笑
模擬シュミレートのワイドボーン戦がめっちゃリアルで綺麗になってる!!!
旧作では座ってポチポチしてただけだったよね笑
たしかワイドボーンってラインハルトと戦って盛大に戦s…おっと失敬
きたきた、エルファシルの英雄!
えらいサクッとしてたね、こうゆうところで時短…!?
コーヒーより紅茶のシーンきたきた、将来のおよm…おっと失敬
{/netabare}
5話-第十三艦隊誕生-
{netabare}ユリアン…えらいイケメンなったなぁー。
トリューニヒト…お前は無駄にイケメンになったなぁー。あんたの如何にも胡散臭いペテン師っぽいツラが好きだったよ…
ふむふむ、順調に憂国騎士団が荒ぶってるねぇー。
でもさ、アスターテ会戦の慰霊祭ってこんな感じだっけ?
ヤンは慰霊祭に出席しなくて一人で荒ぶったジェシカをヤンとアッテンボローが助けに行って、そしてトリューニヒトとヤンが交渉するみたいな感じだったよね…?
ここの描写がないってことは後々にも結構な影響があるような気が・・・
あと、クリスチアン大佐が憂国騎士団でしかも慰霊祭にも登場するとはね…これは意外すぎる
旧作との意外な違いも楽しめますね!
{/netabare}
6話-イゼルローン攻略【前編】-
{netabare}もっさいユリアンをかえせー!
童貞感モロ出しのユリアンをかえせー!
で、なんやこのムライは!?!?!?
これがムライなのか…眼鏡やし髪の毛チリチリやしこれが「歩く小言」なのかよ
グリーンヒルはいかにもアニメキャラっぽくなってしまったのぉー、ムライよりグリーンヒルの方がコレジャナイ感が強いかな
シェーンコップは超絶イケメンやしビュッコクはめっちゃスリムやしアニメキャラって感じになっちゃった
密命を帯びた味方部隊って怪しさMAXやけど本当に味方だったら見殺しにすることになるし中々難しい判断だよね
{/netabare}
7話-イゼルローン攻略【後編】-
{netabare}イゼルローン要塞の液体金属の質感がすごいリアル!
帝国は刺青だめなんだ…危ない危ない
ボディーチェックのハイテク感よ、過剰なまでのハイテクぶりちゃう笑?
前作同様あっけなく司令室占拠しちゃったね
トールハンマーの発射描写めっちゃリアルで見応えあるぅー
ルビンスキーのモミアゲが思ったよりギザギザでワロタ
やっぱりオーベルシュタインはハマってる
{/netabare}
8話-カストロプ動乱-
{netabare}マクシミリアンさんすごい無能でボンボン感が漂う容姿してる…前作のカストロプ星系の人はほぼ裸だったよね笑?
おぉー、バルバロッサかっこいい!
ちゃんとビューローもベルゲングリューンもいる!
ちょっw
マクシミリアンさん部下ぶん殴りすぎやろw
前はアステミスの首飾りに頼ってたけど、今作は部下を掌握出来ずに反乱?みたくあっけなく終わったね
オーベルシュタインのピンチをチャンスにっていう考え方は好きよ
フリードリヒ4世は治世者としては暗愚だったかもしれないけど、結構大胆な考え持っちゃってるし物事を達観してるし中々の人物ですよね
{/netabare}
9話-それぞれの星-
{netabare}【悲報】ジョアン・レベロもホワン・ルイも完全に別人の件
うーん…トリューリヒトの没個性化がやっぱり残念
「戦争」というキラーフレーズに負けるのが政治屋だよね、どんな世界でも一緒だ
グリーンヒル大将「君が優等生のユリアン君か」→ユリアン「はい!はじめまして」って謙遜しろよユリアン!!!
ボルテックの謎の老化も気になるw
タイトルの「それぞれの星」…深いねぇーシミジミ
歴史は1人1人が創るもの
「history」はhis story=彼の物語
{/netabare}
10話-幕間狂言-
{netabare}「増長させておけばいいでしょう」なんと無責任な助言だ、それで納得する方も大概だがw
ロボス元帥の顔がいかにも昼寝しそうな顔になってる笑!
でたでたフォーク准将、なんかただのイケメン
そして迷言「高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に」
フォーク准将のマスタベーションはやっぱり(逆に)すごい
タイトルの「幕間狂言」が的確すぎてワロタ
負けると分かってて戦うのは嫌だね、それなら僕は負けると理解できない脳筋でありたい
{/netabare}
11話-死線【前編】-
{netabare}焦土作戦にまんまとハマった同盟軍
旧作にあった占領星の地主の娘と兵士との恋物語は丸々カットですかね?
きたきたプロージットからのグラスぱりーん、人生で1度はやってみたいことベスト3に入るね笑
ブリュンヒルトの出港シーンかっこいい!
躍動感が違うね、荘厳だぁー
{/netabare}
12話-死線【後編】-
{netabare}おぉー、ここにきて初の空中戦?というかドッグファイト
ビュッコックの的確な指示ステキヤン
疾風ウォルフきたー、相変わらずのそうr...おっと失敬
オイゲン久しぶりだなぁー、元気だった笑?
ウランフさんはミサイル全部発射できたかね…?
ロボスはなんちゅー顔で報告聞いとるんや{/netabare}

-見終わり後の総評-
{netabare}・物語:アムリッツァ星域会戦までのダイジェストみたいな感じで物足りなさを感じた
・作画:すごーい!めっちゃリアルやし、スピード感のある艦隊戦には感動した
・声優:いいんじゃないでしょうか(あんまり詳しくないし)
・キャラ:これはダメだ…
・音楽:いいんじゃない(適当){/netabare}

旧作を知ってる人は「こんなシーンあったねー」・「このキャラ懐かしいなー」って思いながら観れるから楽しいと思いますよ♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 34

65.8 3 宇宙戦艦で独裁者なアニメランキング3位
宇宙戦艦ヤマト2199(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (99)
532人が棚に入れました
1974年にテレビ放送され、今なお絶大な人気を誇るアニメ『宇宙戦艦ヤマト』。

本作『宇宙戦艦ヤマト2199』は、このアニメ史上に輝く金字塔『宇宙戦艦ヤマト』をベースに、新たなスタッフで制作する全26話構成の新作アニメーションとして
イベント上映を中心に独自の展開を続けて参りました。

2012年4月からの第一章(第1話~2話)上映を開始してより現在まで
第四章(第11話~14話)までを上映。
旧作のファンのみならず熱い支持を集めております。

そして遂に『宇宙戦艦ヤマト2199』のTV放送が決定。
放送枠は『機動戦士ガンダム』シリーズ、
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』 『マギ』などの
大ヒットアニメーションを放送する、MBS・TBS系列全国ネットの
日曜午後5時(以後“日5”)。

『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのTV地上波放送は、33年ぶりとなります。
日本アニメーションの金字塔である『宇宙戦艦ヤマト』が
“日5”枠でついによみがえります!

声優・キャラクター
菅生隆之、小野大輔、桑島法子、鈴村健一、大塚芳忠、麦人、千葉繁、細谷佳正、赤羽根健治、國分和人、千葉優輝、チョー、田中理恵、佐藤利奈、平川大輔、藤原啓治、土田大、伊勢文秀、高城元気、山寺宏一、秋元羊介、島香裕、宮本充、江原正士、玄田哲章、石塚運昇、小川真司、井上喜久子
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

旧作には旧作の良さがあるが、新作には新作の良さがある

言わずと知れた1970年代に放送された宇宙戦艦ヤマトのリメーク版です。
実は旧作は、放送当時は視聴率が低迷して当初3クールの予定が2クールに変更されたのです。
そして原案ではキャプテンハーロックも登場するはずでしたが、期間が短くなったために登場しませんでした。

私は古い人間ですので旧作のほうに愛着がありますが、
新作である2199は、以下のように素晴らしい点があります。
・絵が昔と比べて遥かに遥かに美しい。
 特にメカニックデザインが精密で迫力があります。
・以前の女性乗組員は森雪一人でしたが、今回は大幅に増えており、彩があります。
 特に戦闘部隊の山本は旧作では男でしたが、
 今回は凄腕パイロットの美しい女性として描かれています。
・イスカンダルの登場人物も増えており、物語に奥深さがでました。
・ガミラスの内部事情が詳しく描かれており、敵ですが共感する箇所が多く感じられます。
 特に冥王星前線基地司令官シュルツの家族愛や、同じガミラスでも人種差別があり、
 シュルツが憤りを感じる点、
 そしてドメル司令官だけが部下を人種差別せずに大切にしているのには共感しました。{netabare}
 ドメル司令官が最期に自爆覚悟でヤマトに突撃する際、部下全員に退艦命令を出したのですが…、
 誰も従いません。一人も退艦しません。
 ドメルが「なぜ退艦しないのだ!」と怒ると、部下たちが平然と、
 「生きて帰れたらこれは命令違反で軍法会議ものですね!」と、うそぶくセリフを吐きます。
 みんなは最期の一瞬までドメルと一緒にいたかったのです。
 ドメル司令官は多くの部下から慕われている素晴らしい上官でした。{/netabare}

ただ、旧作には旧作の良さもあります。
・オープニングの「宇宙戦艦ヤマト」の歌にはささきいさおさんだけでなく、
 女性スキャットの美しく神秘的な歌声がありました。当時の多くの男性ファンは、
 ささきいさおさんの歌でなく女性スキャットの声に憧れていたようです。
・そして何よりも、旧作は古代進の人間成長物語でした。
 最初は沖田艦長を『兄を見殺しにした男』と恨んでいましたが…、
 沖田艦長も同じ冥王星海戦で御子息を亡くされたことを知り、
 様々な出来事のたびに沖田艦長へのわだかまりが少しずつ解け、
 逆に誰よりも尊敬する人へと変っていったのです。


音楽は、宮川泰さんの素晴らしいBGM。それは昔も今も変わりません。
神秘的で美しく、そして戦闘時には激しく勇ましく、そして故郷を思う際には哀愁を感じる曲
BGMはこの物語には絶対に欠かせないものです。

旧作を見てられない方は、機会があれば見ることをお勧めします。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヤマトは爆発だ!

 宇宙戦艦ヤマトと言えば、子供の頃本当に大好きだった作品。メンコの裏にヤマトばかり描いて遊んでいました。私の中でヤマトと言えば何と言っても「爆発」シーン。ショックカノンが命中して、ガミラス艦が内部から火の玉が飛び出し、装甲版が紙のようにめくれ上がる。そういう描写にホントしびれていました。しかし、再放送で観ても子供の頃の感動は得られることはありませんでした。大人になって認識力が上がってしまったのでしょう。脳内で美化されていた映像とのギャップがあり過ぎで、ホントちゃちな描写に見えてしまいます。あれだけ興奮した「さらば宇宙戦艦ヤマト」も、やたら長くて冗長で退屈な話にしか見えず、興ざめしてしまいました。
 2199はそのリメイク版ということで、今の映像技術なら当時の興奮も再現してくれるんじゃないかと期待して観ていましたが、まさに期待を裏切らない、いや、それ以上の興奮をいただきました。ショックカノンが命中、貫通し、少し後ろに下がった後、火だるまにつつまれるガミラス艦。認識力の上がった大人な自分でももう「おわーーー!!」「すげ~~~!!」と興奮してしまいました。やっぱヤマトは爆発です!
 旧作ファンからは「こんなのヤマトじゃない」と評判は悪いようですが、私は全然逆です。子供の頃の興奮を再び味あわせてくれてありがとうと言いたいです。

旧作のこれでもかというくらいのご都合主義も、それなりに修正され大人のエンターティメントに堪える作品になっています。最後の沖田艦長がお亡くなりになるシーンも、旧作に負けず劣らずきっちり泣けました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

いいリメイクと評価。

「ヤマト・・・何もかも懐かしい・・・」

ある意味、私のアニメ視聴の原点の一つ。
また、松本零士モノが大好きだったこともあり、こだわり、知識としてはある方の人間です。

オリジナル版はオリジナル版で良い悪い含めて認めなければなりませんし、認められるべきです。
あの時代としては、社会的影響も含めて、間違いなく超一流のエンタメSFアニメです。
これもまた、良し悪し含めて長年にわたって続編が作られてきたことからも、愛されてきた作品の原点です。
私も、もちろん大好きです。


で、このリメイク版ですが、私は十分楽しめました。

絵はきれいになっているし、CG等も活用されメカ系もエッジが効いてシャープな印象。
キャラクターもユニフォームもオリジナルをふまえた上で、古臭くならないように工夫されていたと思います。
女性キャラもだいぶ増えましたね。
そもそもオリジナル版には女性が・・・、って感じでしたから、これも現代風なリメイクと言ってもいいでしょう。
女性のユニフォームのセクシーさは昔も今も変わらずであんしn、いやスタートレックとかでも似たようなものですしネ、ゴホン!
でもやっぱり私はヤマトのユニフォームの方が好きかなw特に女性。



オリジナルの良さはもちろん認めた上で、
さすがに、ある意味「アニメ的古典」と言っても言い過ぎではないですからね、今観るとキビシイ点もあるのは仕方ないです。
ヤマトオリジナル以後の映画、アニメなどからいい意味で影響をたくさん受けているのが見受けられます。
スタートレック、ガンダム、エヴァ、マクロス・・・などなど。

設定上でも、もちろん荒唐無稽な点はありますが・・・そもそもSFってそういうもんですし、その上で、多少理論づいた体にはしてあるので、この点でもオリジナルより納得できる点は多かったかもしれません。

そもそも、単艦であの距離を・・・ねえ、とは思いますしねw
とはいえ、その無茶なところが魅力ではあるのですが。


あとは・・・、
敵であるガミラスとの人間的なカラミが増えていたのも今作の魅力の一つですかね。
敵には敵の事情があり、こちらにはこちらの事情がある。
それを、話しできない状態にしてしまうのが「戦争」ってやつなんで、っていう視点もしっかりとメッセージとしてありましたね。


そして、もう一つ演出面で泣かせるのが音楽ですね。
こちらもリファイン、リメイクされているのでしょうが、聞き覚えのあるBGM、歌。
リメイク版でも充分通用しているのが素晴らしいです。
途中で、OPが変わったりすると逆に違和感を感じるほどでした。
名作には音楽(名曲)もしっかりと含まれているんだなぁ、としみじみ。

スキャットや真っ赤なスカーフそして主題歌、戦闘シーンのBGM無理して効果的に使わなくても、逆に流すだけで効果的に感じてしまいます。




私的にストーリー上で衝撃的だったのは開戦の理由です。
ネタばれになるので多くは語りませんが、そっちにもっていくのか、と言う感じでした。
子供の私だったら、そりゃねえだろ、そんなことない、って言い張りそうですが、今は、色々と言いたいことはありますが「そりゃ、そんなこともあるかもな」って感じです。古来、戦争の発端ってあいまいなことが多いんですよねぇ、そして、お互い言い分が違うのが当然ですし、そこを話し合えなくしてしまうのが「戦争」って事で・・・、相手のことが考えられなくなる、だから「戦争」ダメだ!!ってことだと思うんですがね。

純粋にエンタメ作品として、この点は許容しましたが、どっかの国を想定してのステマ的メッセージであれば「バカめ」と言いたいところなんですがね、多くは語らないことにします。




あとは・・・、
真田さんがもう少し、技術屋チック、スペシャリスト的な方が良かったかなぁ。
良くネタになっている「こんなこともあろうかと・・・」っていうのが好きなんですけどね私的に。

それと、デスラーの実は・・・的なスターシアとの約束、
あれは~、まぁ「相手には相手の思いがある」っていう現代的な解釈なり、エクスキューズのために入れたのかもしれないけど、どうなんだろうな~。
正義の為に一時的に悪を成すっていうのは、あるかもしれないけど、途中であったような収容所とか、下等な階級が設定されているっていうところを観るとどうなんだろうね、ちょっと矛盾というか、気に食わないなぁ。
ま、そういう世界観の中では、ってことで納得するしかないかなぁ、そもそも、人は矛盾を抱えてるものだしなぁ。。。


まぁ、いくつかは・・・、いくつかは「ん!?」っていうところもあったんですが、総合的に良いリメイクだったと思います。

出渕さん頑張ったなぁ、って感じです、ありがとうございました。


オリジナル版とは別物として楽しむもよし、
オリジナル版の現代リメイク版として楽しむもよし、
多分、つまらないってことは無いと思います。

機会がありましたら、ぜひご覧ください。

投稿 : 2024/05/11
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