異文化おすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの異文化成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月19日の時点で一番の異文化おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.6 1 異文化アニメランキング1位
星界の戦旗(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (82)
512人が棚に入れました
『星界の戦旗』は、森岡浩之のライトノベル、SF小説(スペースオペラ)『星界の紋章』の続編となるシリーズである。他媒体には、アニメ化、ゲーム化、漫画化もされている。
【ストーリー】「アーヴによる人類帝国」と「3ヵ国連合」との戦争は、当初こそ連合側に帝都ラクファカール目前まで攻め込まれたものの、時間をかけて帝国史上最大の艦隊を整備した帝国側に有利に展開していた。
戦役の発端となった人類統合体の先制攻撃は、双方に甚大な損害を出し、艦隊の再建に3年を必要とした。再編成を終えた星界軍は、人類統合体領打通作戦「幻炎」を発動。
新米艦長として新設の突撃艦「バースロイル」に乗り込んだラフィールは、同じく書記として乗り込んだジント(父の死により爵位を継いだ)と共に、戦いに身を投じて行く。二人の直属の上司アトスリュア百翔長は、3年前にラフィールが殺したフェブダーシュ男爵の妹であった。担当領域のアプティック門は前線を遠く離れ、予備艦隊が駐留していたのだが…。

声優・キャラクター
川澄綾子、今井由香、清水香里、斎賀みつき、大塚明夫、山田美穂、深見梨加、千葉進歩、塩沢兼人、鈴鹿千春、井上和彦

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

『星界の紋章』は序章でここからが本編!(2017.5.24: 若干改稿)

SF小説 <星界シリーズ>『星界の戦旗Ⅰ』(森岡浩之著)を原作とするアニメ化作品。

視聴時点で原作既読でした。WOWOWでの有料放送だったため、たぶん知名度は低め。

タイトルにⅠとありますが実質的には『星界の紋章』に継ぐシリーズ2作目です。以下のレビューは『~紋章』を観ているか、もしくは原作の『星界の紋章』を読了しているかいずれかの方を前提に書いていますので、どちらもまだで読んで意味不明な箇所があればごめんなさい。

本シリーズは典型的なスペースオペラで、いくつもの星系の連合体である星間国家が複数(具体的には帝国<フリューバル>を含めて5つ)でてきます。

各星間国家の対立や通商同盟、戦時同盟などいろいろとややこしい話もあるのですが、本作品中の戦闘はもっぱら帝国<フリューバル>対<人類統合体>ですので、普通の宇宙戦争ものと思っていただいて問題ありません。

一方で主人公ジントとヒロインである皇女ラフィールのラブロマンス的な側面も大きいので、「戦争は苦手」でも、こちらに注力すれば観られるという方もいるかもしれません。二人の出身文化圏は異なっているので、往々にして「価値観の相違」的な場面もありますが、そこから生じるすれ違いやお互いの価値観のすり合わせもなかなかに楽しめます。

前作『星界の紋章』では主人公ジントが数奇な運命を経てアーヴによる帝国<フリューバル>の貴族(伯爵公子)となって皇女ラフィールと出会い、帝都ラクファカールを目指すストーリーでした。

このときのジントは巡察艦ゴースロスにおいていわば「帝都へ運んでもらうお客さん」だったのですが、前作でラクファカールを目指した理由は普通の言葉で言うと「士官学校」にあたる施設に入るためでした。

本シリーズからジントは爵位を継承して伯爵となり、突撃艦バースロイルに書記<ウィグ>すなわち主計科主任士官として着任して初めて実戦を経験することなります。

突撃艦バースロイルの艦長は本作のヒロインであるラフィールで、本作以後の二人は星界軍<ルエ・ラーブル>の軍人として(ときに止むなき事情により離別することとなるが)行動を共にします。

本作の範囲で星界軍が展開する「幻炎」作戦は『星界の紋章』時点で奇襲を受けた帝国<フリューバル>の失地回復作戦であり、比較的イケイケなムードですので本作独特のカッコいい戦闘場面、ラフィール以外のバースロイルの乗艦クルーとジントとの間の絆の構築などを楽しむと良いと思います。

本作で知り合ったメンバーは、以後のシリーズ作品にも大きくかかわってきます。特に火器管制・航法の担当であるエクリュアや、艦の整備・修理を担当していたサムソンなどは原作でも人気キャラで、後のアニメの同シリーズでの登場機会も多いです。

アニメのOPは『星界の紋章』と同じ曲が使用され、以後のシリーズでも共通です。インストゥルメンタルのわりと壮大な感じの曲で、スペースオペラの大作らしく、個人的にはかなり好みです。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 30

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

スペース会話劇オペラ

星界シリーズ第2期。
前作にあたる「星界の紋章」の続きとなります。
宇宙を舞台に、人類社会を2分する戦争の只中のスペースオペラ。
ですが、もっぱら大きな戦況や政治情勢のことは扱いません。
貴族である主人公と皇族であるヒロインの戦時下における小さな日常と非日常。大艦隊の中の1分艦隊、それも小さな突撃艦1艦が彼らが自由にできる戦いのステージです。


やはり星界シリーズの最大のウリは会話劇。
やりとりがいちいち”大人”な言い回しです。主人公達に限らず上官と部下の会話が多いのですが、形式ばった内容ではなく、皮肉と情緒に富んだウィットな言葉の応酬になっています。
なので、ストーリーを楽しむというより、登場人物の人柄と微妙な人間関係、それを会話の行間から読み取るのが楽しい・・・・そういう作品。

重厚なSF設定の中での戦闘を描きつつも、あくまで人間ドラマとなっている本作。
とはいえ、SF部分がおざなりになっているワケではなく、宇宙戦争モノとしての出来も充分です。(設定がややこしいので、とっつきにくいですが)
メカニックや戦闘アクションを描かせれば揺ぎ無い安定感を誇るサンライズ製。過剰に派手な超兵器の登場や斬新な戦術がとられることもなく、普通に物量と地勢、戦略によって勝敗が決する当たり前の戦争を描いてます。
スペースオペラとしては見所が薄いカンジもしますが、主人公達は軍人としてはまだまだ駆け出し。
戦略的な影響力なんて無いに等しいので大局の動きは、この物語にはあまり関係がないのです。

信頼とも友誼とも愛情ともとれる絆で結ばれたジントとラフィールの冒険譚。
放送当時はそんな言葉はなかったですが、今風にいえば軽いツンデレ&クーデレです。
ラフィールが、ぼそっと洩らす「ばか・・・・」ってセリフがたまんないッスw


ちょっと古い作品ですが、「紋章」共々、もっと評価されてもいいと思います。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 14

気楽に行こうよ! さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

幾通りにも切り口のある良作品です。

前作「星界の紋章」からの続きで、
主人公たちが「帝国」vs「連合」の星間戦争の前線に参加するというストーリー。前作を見てからのほうがいいとは思いますが、今作品でも回想シーンなどで説明があるので必要条件ではありません。

戦闘も戦争の設定もしっかりできていてスペースオペラとして上出来の作品。でも、本当はもう少し戦闘シーンをゆっくりとやってくれると見やすいかも。

それよりも、若い主人公同士の「恋心」が新鮮でとてもよかった。これで「あーいい作品を見たな」と思わされました。
さらに、彼らを取り巻くキャラクターや主人公等とは直接関係ないがストーリーではキーとなる帝国上層部のキャラクターも素晴らしい。

ストーリーとしてはその他に異文化、人生と寿命、社会制度など他にもいくつかの論点を投げかけてくる、幾通りにも切り口のある良い作品だったと思います。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 7

77.9 2 異文化アニメランキング2位
屍鬼[シキ](TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1457)
7802人が棚に入れました
人口1300人の小さな集落、外場村。外部とは国道1本でしかつながっていない隔絶された地ゆえ、いまだに土葬の習慣が残されていた。

ある日、村の山入地区で3人の死体が発見された。村で唯一の医者である尾崎敏夫はこの死を不審に思っていたが、事件性はないとされ、通常通りに取り扱われた。しかし、これ以降、村人が一人、また一人と死んでいくことに…。

声優・キャラクター
内山昂輝、大川透、興津和幸、戸松遥、悠木碧、高木渉、GACKT

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

死に善も悪もない。

数年ぶりに再視聴、2週目です。
いやー名作でした!そして凄くメッセージ性が強い。
2週目なのに終始集中して楽しんで観れました。
ジャンルはゾンビホラーと思われがちですが、サイコホラー(人の狂気を描いているので)です。

ホラーアニメ大好きな私は、名があるホラーアニメは全制覇しています。
(といってもここ10年で、ホラーアニメ10作品くらいしかないですけどね。笑)
需要あまり無いのかもだけど、もっとやって欲しい。

近い内にホラーアニメベスト10作る予定なのですが
屍鬼は自称ホラーアニメ専門官である、私のベスト10、上位に入れますね。


【あらすじ】
舞台は外場村という小さい村落。
村の周囲はモミの木(卒塔婆に使う木)に囲まれ、外界との交流も少なく
正に田舎の中の田舎って所。
そんな村には起き上がり(死人が蘇る)という古くからの言い伝えがあった。
物語は、こんな死に囲まれた場所で始まります。


【感想】
貴方は人殺しを悪いと思いますか?殺してはいけないと思いますか?
大半の人は悪いこと、いけないことだと言うでしょう。
何故ですか?誰が決めたのですか?
それは昔からの暗黙のルール、人が定めた罪の意識、法律があるからです。
ですが屍鬼では、そんなモノ(ルール、罪、法律)を改めて再認識させてくれる作品でした。


屍鬼(起き上がり)達は皆に自我があり、生きています。(肉体は死んでいるが)
彼等は生きる為に人を襲います。血を吸わないと死んでしまうから。
忘れがちだとは思いますが、私達ヒト(人間)も何かの命を奪って生きています。
普段は調理され、お店に並んでいる商品として接しているから気づかない。
けれど確実に命を糧として、奪い、殺し、生きています。
そう、屍鬼達も生きる為に襲っているだけなのです。
私達と何が違うのでしょうか?いいえ同じです。
寧ろ、ヒト(人間)の方が、動物、野菜、果物など、ありとあらゆる命を奪っています。
時には、理由もなく殺すこともする。
彼等(屍鬼)を悪と定めるなら、私達ヒト(人間)はそれ以上の悪であるということです。


それに何かしらの理由や、屁理屈をこねているのはヒト(人間)だけです。
ニュースとかで絶滅危惧種が、というニュースが流れれば
やれ可哀想、酷いだの何だのと騒ぎます。
じゃそれがヒト(人間)に危害を加える存在だったら?
やれ殺せ、居なくなれ何だのと騒ぎます。
実に見ていて愚かだと感じます。


【結論】
生きること、生命を全うすることにおいて、善も悪もない。
あるのは弱肉強食、食物連鎖だけです。
立場が変われば、見方が変わる。
そんなことを屍鬼は伝えたかった。
屍鬼からのメッセージだと感じました。



【豆知識・余談】
ヴァンパイア(吸血鬼)のモデルとなったのは、ワラキア公ヴラド3世(ヴラド・ツェペシュ)という
1431年頃に実在した人物です。
敵国、自国の民共に串刺しにしたことから、串刺し公という異名を持っています。

この方もそうですが、ヴァンパイアの設定によく使われる
日の光に弱いなどの設定は、先天性白皮症(アルビノ)という方達から取ったんだと思います。
髪の毛、皮膚、ありとあらゆる部分の色素がなく、真っ白です。
また紫外線を浴びると、焼け爛れてしまい。目もヴァンパイアみたく赤くなってしまう。
本当に珍しい奇病で希有です。


【PS:追記】
BGMのズンチャ!ズンチャ!ズンチャズンチャッチャッ!が凄く印象に残る(*´艸`*)

投稿 : 2024/03/16
♥ : 36

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

キズ物語 ーⅣ 外場村篇ー

原作未読で視聴。


『三方を山で囲まれた僅か1300人足らずの排他的な小さな村「外場村(そとば)」。 ある日3人の村人の死体が村から発見され、それを皮切りに次々と村人が死んでいく。その状況を不審に思った村の医師「尾崎 敏夫」は、伝染病を疑い始めるが死体の検視の結果そうではない事が判明。死因が暗礁に乗り上げたそんな中、敏夫は村の古い言い伝えである「起き上がり」の話を耳にし、暗中模索の中でやがてある一つの結論に辿り着く。それは・・・・』という物語。


この作品のジャンルは、サスペンス ホラーに分類されます。全22話で、TV放映後に発売されたBlu-rayで、TV未放送のOVA2話が特典として追加されました。なお、追加された2話のOVAは、全22話の中の20.5話と21.5話にあたります。


大作ですねこの作品は。特に後半の展開は、形容するならば「凄まじい」と言うべきものでしたよ。作品は全22話なので、登場人物も多く、人物の背景なども丁寧に描かれていて、全体を通してゆっくりと展開して行きました。やはり20話超えの作品は安定感があります。


最初の5話ぐらいまでは、いわゆる典型的なパンデミック状態を描いていましたが、6話以降の死因究明からこの作品の本領発揮でした。村人の死因に疑問を持ち調査を始めたのは医師の「敏夫」と村の青年「結城 夏野(ゆうき なつの)」の2人なのですが、 ほとんど接点のないこの2人が、同時並行的にそれぞれ違った手段で究明に挑む描き方は面白いと思いました。


12話以降の中盤の見せ場はやはり敏夫の「解剖」でしょう。ハッキリ言って拷問シーンでしたよあれは・・お食事中ならご注意を。18話以降の終盤は、それまでのゆったりとした流れとは打って変わって、堰を切ったような怒涛の展開でした。集団になった時の人の怖さが描かれていましたよ。


ちょっとした豆知識。作品中、画面の下に時系列として日時と六曜が表示されるのですが、そこから調べた結果、物語の舞台は1994年のようです。


ごめんなさい。どうしても最後まで馴染めなかったものがありました。それはキャラクターデザインです。1300人の村にはそぐわないキャラデでした。SFバトル系アニメのキャラクターですよあれ。気合い入れたら掌から衝撃波とか出せちゃう感じでした。なぜあのキャラデを原作者がOKしたのかが謎ですね。唯一杭が残りましたね....それだけが。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 38

たま。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ネタばれ禁止

サイコサスペンステイストで面白いです。
(アニメであまりこのジャンルものはありません。ひぐらしとか?)

だたサイコサスペンスのジャンルでは必須条件ですが、この作品を見る前は絶対ネタばれ等をネット等で見ないで下さい。
面白さがほぼなくなります。

藤崎竜の絵が受け付けられるなら、ラストがどうなるかにもよりますが、一見の価値はあるかと思います。

どこまで本当かわかりませんが、ひぐらしもこの作品に影響を受けて書いたとか・・・。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 7

67.4 3 異文化アニメランキング3位
あそびにいくヨ!(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (725)
4645人が棚に入れました
「あそびにいくよ」――地球外からメッセージが送られてきたある日、沖縄に住む騎央は一族郎党が集まる法事の席で「宇宙人」を自称する少女エリスに出会う。だが…エリスにはネコミミとしっぽがついていたのだ。可愛いネコミミ少女と騎央の運命は!?

声優・キャラクター
田村睦心、伊藤かな恵、戸松遥、花澤香菜、井上喜久子、豊崎愛生、寿美菜子、堀江由衣、平田宏美、野水伊織、石塚さより、渡辺明乃、門田幸子、高垣彩陽

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

けしからん

1話2話のつかみは最高でした、私も諜報員、あなたも諜報員
その後の四角関係的恋愛事情は少しダレましたが
やってくれました最終回
話が逸れスタルビーングwテッカマンブレードw

AICはこの時期頑四作同時進行してて、今作はAICPLUS+です
毎回のアバンナレーションが、海外ドラマのパロディ、
9話キャプテンフューチャーに12話テッカマンと
おっさんホイホイネタが多々・・・
MF文庫繋がりということでけんぷゼロ魔、ブラスミの友情出演もありました

SFラブコメってなんなんですか・・・
不安要素だったストーリーですが、広げるどころか爆発しましたね・・・
各キャラの設定が良かった分、2クールでじっくり書いて欲しかったなぁ
ドギーシュアとかイチカとかいろいろすっ飛ばした感あり
それとアオイちゃんとまなみちゃんのいがみ合いは蛇足

OPはスフィア!神OP!神OP!
映像も良い、っというか、かみちゅやとらぶるやまなびもそうでしたが
私個人、あぁいうタイプの「背景融け込み型クレジット」が好物なので
EDは登場人物3人の曲をターンです

作画は多少崩れが目立ちましたが・・・
キャラデザは可愛い系です
エリス可愛い、アオイちゃんも可愛い、まなみちゃんも可愛い
3人同時にキスの所は、なんかもう死にたくなったわけです

世代交代を感じるドラマCDからのキャスト変更
川澄綾子→伊藤かな恵、能登麻美子→花澤香菜、豊口めぐみ→戸松遥
能登さんとか、花澤・早見に結構食われてますよね最近
スフィア全員集合とか、若干ゴリ押し感があったけど
まぁ良かったです、なぜかって?
なんていったって私はかな恵ちゃんのライフライナーですからね


おっさん向けのネタと若者向けの絵柄は混ぜるな危険・・・
どうでもいいけど、公式サイトのミニゲームが割とはまるでし
まだまだあなたのおうちにあそびにいくヨ!

投稿 : 2024/03/16
♥ : 11

たぁろぉすぅけぇ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

おいつけなぃってぉもってたけどぉおいつかなくってぃぃんだぁっ

ストレスなくすんなりはぃれたぁ
おっぱぃっ?ぱんちらっ?絵面が好みだったぁっ?作者っ製作者っのあたまのョサを感じたぁっ
(私事で恐縮でつっ)物語シリーズでカチコチになってたアタマをやわらかぁくっぢぃんわりぃっほぐしてくれたぁっ展開につぃてはぁイロイロぃぃたぃことはっあるけれどもっ「すくわれたぁっ」
知りたいコト見たいモノ感じたいコトすべてがココにしかなぃんだってぉもぃこんでたぁっでもっこどものころから無邪気におぃもとめてきた純粋な夢がココにあったぁっ良い悪いぢゃなぃっ好き嫌いでもなぃっどっちもぼくのぃたぃ場所っ

投稿 : 2024/03/16
♥ : 3

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

想定外の展開をするアニメ。『遊びにいくヨ!』

あそびにいくヨ!はラノベ原作、様々なパロディネタのあるネコ耳・巨乳・ラブコメディアニメです。

また、著者の地元が沖縄と言うこともあり、このアニメの舞台は沖縄。OPから沖縄感一色! 海の中の景色ばかり写る、それほどストーリーとは関係のないOPだが、OP曲の「Now loading...SKY!!」は夏を感じさせる爽やかな明るい曲であり、OPの作画にはピッタリでした。 始めてこのOPを見たときも、あぁ沖縄って感じがするな、と思った私です。
それになんと、沖縄の景色を再現しただけではなく、『オリオンビール』や『サーターアンダギー』などの沖縄の名産品?も登場しています。『サーターアンダギー』なら聞いたことがある人は多いでしょう。 他にもいくつか沖縄の固有商品が出ているようですが、私が知っている、というか気が付いたのはそれくらいですね♪ v(。・・。)



さてさて、次はこのアニメについての軽い紹介。
ある日、とある一人の宇宙人が調べ物ついでに地球にあそびに来ました。 彼女はキャーティア人という宇宙人であり、名前はエリス。 主人公の騎央が長老の初命日の時に、2人は出会い、物語は始まる...。

このアニメのタイトルが『あそびにいくヨ!』であり、宇宙人が地球にあそびに来たと言っているくらいですから、のほほ~んとした、平凡なラブコメではないか?と思う人もいるでしょうが、実際は、まぁ、のほほんとしたところも多いですが、シリアスな場面も多いです。 のほほ~ん(ラブコメ)とシリアスが半分半分くらいです。 たぶん初見の人は良い意味でも悪い意味でも期待を裏切られるかもしれません。 一番初めのシーンで( ゚д゚)?や∑(・∀・)の表情を浮かべること間違いなしです!

このアニメでは3人のヒロインがいて(その一人はもちろんエリス)、そこで女たちの争いもあります。ちなみに、なかなかシリアスなところが多いです・・・。



このアニメの特徴と言えば、何と言ってもまずはネコ耳でしょう。このアニメのタイトルである『あそびにいくヨ!』からは一欠けらも連想できませんが・・・。 キャーティア人は皆ネコ耳。ネコ耳、ネコ耳、ネコ耳です。( ゚Д゚)・∵. グハッ!!
さらに、このキャーティア人(宇宙人)が来た事によって、変な三大勢力が動き出します。 その中の一つには「子猫の足裏」通称「猫耳教団」というものもあります。ねこ耳を愛する教団です。 もう、ダメな臭いがプンプンしますねw
それにまぁ、このアニメを見たからと言って巨乳に目覚めることはありませんよ。たぶん...

次は、巨乳。 キャーティア人の殆んど(一部除く)はみんな巨乳。特にエリスが・・・。 他のヒロインたちもなかなか立派です。

3つ目は、最初の方にも言いましたが、沖縄です。 OPもEDも沖縄をイメージさせるモノだったり、実在する食べ物(商品)や建物などが出てきます。このアニメの沖縄に対する宣伝力はバッチリですねw
あと、どこかにケンプファーのキャラが登場しています。既に、このアニメを見たことのある人はお気づきかな?
他にもゼロ魔、ブラスミが出ているそうなのですが、私は気付きませんでした。なぜ気が付かなかったのだろう・・・。ということで、そのうち探してみることにします♪

4つ目は、私が一番気に入っている第9話。 ここでは挿入か歌として「おいらは淋しいスペースマン」のカバーverが、EDでも歌われます。ここで歌うのはラウリィ(茅原 実里さん)です。
ちなみに、この「おいらは淋しいスペースマン」は、1978年に放送された『キャプテン・フューチャー』のSP版華麗なる太陽系レースのEDテーマ。
きっと一度聞けば頭に残ります。私はこの歌を聞いて心打たれました♪ 是非、オリジナルもカバーも両方聞いてみてください。


ちょっとネタばれも含みましたが、取り合えずここまでにしておきます。 このアニメが何を求めているのかはイマイチよく分かりませんが、まぁ、つまらなくはないです。 人によっては面白いと思う人もいるでしょうし。
このレビューをここまで読んでくれた方、特にまだ見たことのない方は、取り合えず1話から見てみてくださいな♪
面白いかどうかは二の次です。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 19

76.7 4 異文化アニメランキング4位
∀-ターンエーガンダム(TVアニメ動画)

1999年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (491)
2562人が棚に入れました
正暦2343年、月の民(ムーンレィス)の少年 ロラン・セアックは、「地球帰還作戦」の潜入調査員として北アメリア大陸に降下した。旅の途中、川で溺れているところをキエルとソシエのハイム姉妹に助けられた。鉱山を経営するハイム家は新興富裕階級に属し、当主の長女キエルはロランが憧れる月の女王ディアナ・ソレルにそっくりだった。ロランは姉妹の力添えでハイム家に雇われ、のちに機械好きを買われて自家用車の運転手に起用されるなど、地球人として平穏な日々を重ねた。2年後、ロランとソシエは、マウンテンサイクルでの成人式の儀式に参加していた。同じ頃、地球と月との2年間にわたる秘密交渉が決裂し、月の女王の軍(ディアナ・カウンター)が「地球帰還作戦」を開始。巨大MSで威圧するようなディアナ・カウンターに対し、地球のアメリア市民軍(ミリシャ)は複葉機や高射砲などの旧式装備で、果敢に郷土防衛戦をはじめた。この戦力差を理解していないミリシャの攻撃にいらだつディアナ・カウンターの一機(ポゥ少尉)は、発砲を禁じられていたにもかかわらず、強力な対艦ビーム砲を発射し、マウンテンサイクルに封印されている“黒歴史”の遺物「∀ガンダム」を目覚めさせてしまう。ロランはなりゆきから∀ガンダムのパイロットになり、地球と月の共存のために活躍する。

声優・キャラクター
朴璐美、高橋理恵子、村田秋乃、青羽剛、福山潤、渡辺久美子、稲田徹、小山剛志、子安武人、石丸博也

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

私的ガンダム最高傑作

∀を初めて見た人はきっとこう思うに違いない。このMSのデザインは一体何なんだ?これ本当にガンダムなのか?それにこの世界名作劇場みたいなタッチは何なんだ?なんでこんな牧歌的な雰囲気なんだ?という風に。それ故に未見の人から何かと敬遠されがちな作品という印象が強いが、私的には未だにこれを超えるロボットアニメに出会っておらず、強い抵抗がないなら是非とも未見の人に見て欲しい作品である。合う・合わないは勿論あるだろうが、それでも当初抱いていたイメージはいくらか払拭されてはいるのではないだろうかと思う。

Vガンダム以降、しばらくガンダムから離れていた、富野監督の表現する『新世代のガンダム』。それが∀である。Vガンダムで一旦退場宣言をした富野監督が再びガンダムに手を出す気になったのは、年月を経て、生まれた精神的余裕としがらみから離れた事で生まれた考え方の変化が大きいだろう。かつて俺のガンダムをぶっ壊してくれ!と願った新世代のガンダムはバトンを受け継いだ今川監督が、自身の才能を大いに活かす事で、Gガンダムという名作を誕生させるに至った。そして、その成功を受けて、新世代のガンダムは様々なイメージに形を変えて、幅広いファンを獲得するようになっていく。富野監督も例外ではなく、自身、この新世代の描くガンダムに新たなインスピレーションを感じたのかもしれない。そして自らが作り出したガンダムに再度向き合い得たインスピレーションから、自分なりの新世代のガンダムを再構築していく事を選んだのだと、そう思う。

その再構築は、まずガンダムに対して抱かれる普遍的なイメージの払拭から行われた。かっこいい・洗練されたフォルムとガンダムの概念を覆すべく、世界的デザイナーであるシド・ミード氏をメカデザイン原案に起用し、あの強烈な主人公機∀ガンダムを生み出した。

∀を初めとするこの作品に出てくるMSは悉く格好悪い。しかし格好悪さを逆手にとって、動きをコミカルにする事で、MSに対する愛らしさを視聴者に印象付けてしまった。そして今までのようにガンダムを戦争の代用として描くのではなく、人間の生活の一部としてMSを運用するといったシーンを付け加える事で、MSの新しいイメージを模索していった。親しみやすさと格好良さは残念ながらイコールではない。格好悪いデザインというのは富野監督を制作陣も重々承知ではあったと当然思う。しかし制作側がそうやって率先して働きかける事で、ガンダムに対するイメージが再び凝り固まりつつあった視聴者への『ガンダムはまだまだ色々な可能性があるんだよ』と言う一種のメッセージではなかったのだろうかと個人的には思う。

これは機体だけではなく、人物にも反映されている。今までの富野ガンダムでは子供が大人のエゴに良い様に振り回される面が目立ち、その過程で大人に対する嫌悪感・そして失望をどのキャラクターも得ていった。しかし今作の主人公ロランからはそういったものは一切感じられない。周りの状況に振り回されながらも、戦争に対する向き合い方を早々に確立し、最後までそれを貫き通した青年として描かれている。愛らしいロボットと愛される素養を持った主人公。そして何処か喉かな雰囲気を持つ世界観。非常に魅力に溢れる作品なのである。

ガンダムとは伝統でありながら革命の象徴でもある。そして革命とは常に新しい世界を見せる事を常とする。今までそれを行っていたのはテレビの中のキャラクター達だけだった。しかし90年代も終わりを向かえ、新たな時代00年代、そして21世紀を迎えるにあたって、富野監督がどうしてもやりたかったのは
自分が生み出した作品を自分の手で破壊し、そして新たな作品に仕上げることだった。それを他人の手に委ねたままというのは、本人にはどうしても心残りだったのではないかと思う。

色々と見るにあたり、勇気がいる作品だとは思うが、是非とも恐れずに飛び込んで欲しい。そしてこんな拙い意見が、貴方の背中を押した原因の一端になってくれれば幸いである。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 15
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

人を選びますが4クールモノのお手本的作品 

白富野の代表作。

舞台は遥か未来の地球、アルマゲドンから2千数百年。生き延びた地球人の末裔のところに、遥か昔に月へ移住した人々が帰還したいと申し出るとことからはじまります。そこで起こる異文化同士の摩擦を描いた物語。
ガンダム作品では異例の政治劇、群像劇が主。MSは完全に作品を彩る小道具です。

ガンダム20周年作品で菅野よう子、シドミード、あきまん、といったスタッフがありえないくらい豪華。
しかし予算はSEEDに遠く及ばず・・・

ターンエーのデザインが苦手?大丈夫です。劇中でも突っ込まれてますから。あと動くとかっこいいんです。

G,W,Xのアナザーガンダムの登場、製作の補助等で富野監督が生み出した結論です。


∀(すべてを含む)そしてAガンダム(ファーストにかえる)というダブルミーニング。
ファーストがファンタジーにリアリティを求めたものならば、今度はそれをファンタジーへと返す。そんなテーマ。
設定、演出でもTV作品ではファーストと同じく主役機交代がない。
そして当時の夕方ロボットアニメの呪縛からやっと解き放たれ1話でガンダムが登場しない。
富野ガンダムではじめてのプロ(軍属)の主人公。MSの操縦がうまくてあたりまえ。
監督作品で必ずでるNTですが設定上は月の人間はすべてそうなんですがいままでのお約束の表現はほとんどない。
この作品上では戦争をしないNTとなった人々は、去勢された人類とモジャモジャ頭の人気キャラに語られる始末。

ストーリーはよく言われるように『かぐや姫』『とりかえばや物語』『宇宙戦争』『月は無慈悲な夜の女王』などなど古典、古典SF、スチームパンクの様相が非常に強い。
産業革命の起こりはじめた未来の地球でMSが発掘されてしまうという。
そういったことから従来の我々の世界の延長上にあるSFという従来のもととはまったくの別物。個人的には世界観と雰囲気だけで満足。ガンダムじゃなくていいじゃん・・ってそれこそいいたい。ああ・・だから『機動戦士』ないんだっけ。
そもそも本作品、ガンダム、アニメ好きじゃなくて『ファースト世代』へ向けたメッセージだそうです。


V終了後から富野監督が長年仕込んだだけあって脚本、演出、世界設定、キャスティングすべてが最高峰。
構想の段階でロラン役を探していたときに若き朴璐美を実娘の劇団で発掘したのが決定的な製作の発端らしい。

低い予算の関係で画の乱れやセルの少なさが目立ちます。しかし相変わらず動かすところはなんとしても動かすその伝統の技法、、時間経過の表し方はまさに古い映画のよう。それが世界設定とあいまって、名作劇場といわれる所以かと。


{netabare}
大魔神のようなおひげ様の登場w某古典で有名な二本足(だけ)の兵器、通称カカシwこれ初登場のシークエンスがマクロスだよね・・。
胸のミサイルコンテナに牛をいれて引越し手伝ったり、洗濯機になったり土木作業に使ったりとツッコまれどころ満載なのですが。。。。それがいい。
戦闘もウィルゲム発進とか、月での戦いとか、ラストバトルとか。。独特の台詞まわしや、舞台のような演技指導・・ユニヴァース!です。やばいっす。

本作でのNT案は人類がみんなもってる世代を重ねて学習していくことなんじゃないかとか・・。当たり前だけど胸アツ結論だなと。
最終回『黄金の秋』はまさにガンダムというコンテンツの最終回にふさわしい名作。で、周りのキャラが精神年齢的にもオトナだったため、主人公レベルまでになってしまった『ソシエ』が一番すき。悲しいけどキャラ的においしすぎるだろ・・。俺のとこに嫁にこーーーい!
{/netabare}
多数の個性豊かな登場人物たちが物語を盛り上げます。大人になったファースト世代の方は食わず嫌いをせず見ていただきたい作品です。長いですけど・・。


ガンダムシリーズの公式的な最終回であり、『黒歴史』という名言でこれからも生まれ続けるすべてのガンダムや当時バンダイやら角川、講談社やらがとっちらかした設定をまとめあげてしましました。

∀の世界を『現在』にすることで、過去の出来事は異聞譚、あったかどうかもわからない物語ってことにしてしまった。
メタフィクションとして受け取るなら、あなたの好きな通りに解釈しなさい。遊びなさいと。
この発想はまさに目から鱗。
劇中とおなじく神話の世界へ当時半ば宗教化していたガンダム業界を封じ込め、開放してしまった。

『ひげは死すとも黒歴史は死せず』
そもそもこの黒歴史なる造語。作品以前の問題、日本語として最大級の発明品。語源を知らないで使ってる人間があまりに多い。


これを製作された以上、未来永劫新しいガンダムをどんなに作る、語ろうと原作者である富野監督の手のひらの上で遊んでいるにすぎないようだ。それはエゴだよ!って言われてもそもそも原作者なんだし、アラ60のじーちゃんが考えてしまったんだから・・天晴れじゃないでしょうか。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 24

EVIZORI さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

似つかわしくない

ガンダムとは言えないほど不細工だった、初めは。
でも見てみると不思議と敬遠していた気持ちが嘘のようだ。
往来のガンダムとは裏腹に戦闘以外の駆け引きが多く感じられた。
宇宙世紀シリーズを見ていると、過去の機体が出てくるのでなかなかに楽しめるし、俺見たいな機体ファンは何の機体かで若干盛り上がれるだろう。
全てのガンダムを総括するストーリーになってるから、全て観た後に見るとまた違った面白味が出てくると思う。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 2

63.5 5 異文化アニメランキング5位
テルマエロマエ(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (526)
2351人が棚に入れました
すべての“風呂”は、“ローマ”に通ず。シリーズ累計500万部突破! 「マンガ大賞2010」と「第14回手塚治虫文化賞短編賞」をW受賞し、ほとんど社会問題化している超ベストセラー・爆笑コミック。
主人公のルシウスは、古代ローマ帝国の浴場設計技師。仕事熱心な彼は、浴場のアイディアについて悩みまくり、その挙句に現代日本の銭湯にワープ!? 古代ローマと現代日本の“風呂”を巡る冒険を描く、空前絶後&抱腹絶倒のタイムスリップ風呂漫画です。

声優・キャラクター
FROGMAN、東地宏樹、稲田徹、大塚明夫、内田直哉、白熊寛嗣、宮下栄治、植田佳奈、上野アサ、後藤ヒロキ、高橋伸也

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

湯上りに飲みたいのはビールかなぁ!(✿ˇ◡ˇ)人(ˇ◡ˇ✿)ねーミサトさん♪

■テルマエ・ロマエってこんなアニメですヽ(*^^*)ノ
1話2部構成の全3話のFlashアニメーション!
舞台は遙か昔…古代ローマ帝国のお話なのです♪
「ルシウス」と名乗るとっても真面目な浴場技師の男性が主人公の物語なのですよ(^▽^)/
そもそもローマ帝国の時代にお風呂の習慣があったんですねー!
私はまったく知らなかったのです…(* v v)。 ハズカシイ
そーそー、タイトルの「テルマエ・ロマエ」って「ローマの浴場」っていう意味なんですね♪
ε- ( ̄、 ̄A) フゥー最近やっと間違えないように言えるようになったと思ったら…アニメ放送がもう終了してましたw


■総評
古代ローマ帝国の♨文化の発展を、古き良き日本の♨文化を引合いとして、一人の実直な浴場技師の視点から描いている点がとっても面白かったです♪
湯船で溺れかけて未来の日本の銭湯にタイムスリップするなんていう設定はかなりベタですけどねw
でもルシウスが目にした日本の文化って今の若い世代の人が見ても「へぇー」ってなるような描写が多かったなぁって思うんですよね♪
アタシσ(゚-^*)は番頭さんがいるような銭湯は行ったことないですし…コーヒー牛乳派かなぁw
それとシャンプーハットって今売ってるのでしょうか?w

今までローマ帝国が時代の最先端と思っていたルシウスにとってタイムスリップ先で見た日本の文化はかなりのカルチャーショックだったんでしょうねw
そんなルシウスの素直な反応や沸々と湧いてくる探究心を、フラッシュアニメーションらしい独特の描写を駆使してコミカルな作品に仕上がってましたね♪
たまーにこんな作品を観ると何だか新鮮に感じたりもしちゃいました♪

やっぱり♨って古今東西、身も心も癒してくれるオアシスなんですね!
.。o○.。o○.。o○.。o○(# ̄∇ ̄#).。o○.。o○.。o○.。o○


2012.02.08・第一の手記

投稿 : 2024/03/16
♥ : 59

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

古代ローマと現代日本

古代ローマの浴場と現代の日本のお風呂をテーマに、
それぞれの国の考え方、入浴法、国民的気質など踏まえながら
面白おかしく、時には真面目にお風呂というもののあり方を
視聴者に問いかける作品でもあった。

主人公は古代ローマ人の浴場設計技師ルシウス。
彼の生真面目で研究熱心さあってのこの物語。
日本のお風呂に対して多大なカルチャーショックを受ける
その様子がまず面白いし、ローマで再現しようとするその工夫には
驚きとともに感動すら覚えてしまう。

日本とイタリアって全然違うようで、島国で火山や温泉もあったり
麺類をはじめとする粉モノ食が充実していたり、小柄な人が多かったりと
意外に似てる部分もあるし、そういう意味では古代ローマと現代日本を
比較させた試みもすごく興味深いし、良かったと思う。

とにかく独特の世界観があって、すごく楽しめた。
そして、日本のお風呂の良さや昔の人の知恵を再発見できた。
短い作品だったので、もっと観ていたかったが
お風呂をあれだけ語れたら充分なのかもしれない。

チャットモンチーの唄うED「テルマエ・ロマン」も、
妙に頭に残ってお気に入り。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 28

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

文化は常に結果である!タイムトラベルは文化の営みを破壊し、創造する力に変わる。ドラえもん今こそ気付くんだ己のした行為に!

結構楽しめました、この作品。
素直に面白かったと思います。
なぜ、現代日本にワープするのか、日本人に彼の話している言葉がなんとなく通じるのかは謎でしたが、その謎のところが面白いw

あ、またワープしたよ。みたいなw

原作は未読なのでこの作品が何を伝えたいのかは分かりませんが、アニメだけで判断すると「文化」になりました。

主人公は日本にワープする度に高度な娯楽システムに感動し、自国であるローマと比較していました。つまり自国の文化に自信を持っていたのでしょう。
そして、ローマに帰って日本文化のコピーを作っている自分自身に恥じらいを感じていました。

しかし、本来文化とはコピーです。人の意思が必ず他人の意見や考え方の結果であるように、文化も他国の異文化が合わさって作られたもの。日本文化は特別だと言われますが、独特な文化だけで判断するなら他国にも独特な文化を持っている国はあります。日本は先進国だからこそ、その文化をピックアップされるのです。
寿司、たこ焼き、ひらがななど(←妙なラインアップw)日本国内で発達した文化も全ては日本国内で起こったコピーに過ぎない筈です。
「独自に生み出す」=発明ですが、それは創造とは違います。

この作品で主人公は日本の斬新な発想に自分を技量の無さを嘆いていました。先ほど述べたように自分が行っている行為はコピーだと自己嫌悪に陥っているのです。
つまり、ルシウスは文化、技術の本質を理解していない。作中でローマは各国の文化を取り入れ発展を続けていた。それはルシウスが行っている行為と何ら変わりは無いはずです。単に時代錯誤がルシウスを固定観念で縛り上げているんですよね。

そんな中、ローマ王はさらなる発展を望んでいました。ルシウスがローマで作った温泉はそれこそ創造として扱われたでしょうね。要はプロセスを全て省いて約2000年後にもたらされる結果だけをローマで作ったのですからw
そのことをルシウスはコピーと、国民は創造と捉える。そのギャップが今作品の一番面白いところではないでしょうか。

さて、やっとタイトルの伏線回収と行きますかw
まぁあまり長くは説明しません。今まで読んでくださった皆さんならタイトルの意味分かりますよね?
つまり「現在」がいつの時代であろうと、未来へ行って、または未来から来てコピーを繰り返してきた行為をないがしろにしてはいけないということです。
まぁ現実的に考えて未来に行けても、過去にはタイムトラベルできないんですが・・・w
しかし、ドラえもん!君はもうちょっと社会に対する影響力を考慮するべきだ!w

投稿 : 2024/03/16
♥ : 21

55.7 6 異文化アニメランキング6位
ビキニ・ウォリアーズ(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (182)
772人が棚に入れました
かつて国を救った伝説の勇者の娘、ファイターをはじめとする、パラディン、メイジ、ダークエルフの4人は、王の命を受け、世界滅亡の危機に立ち向かうべく旅をしていた。そこで出会う、町の人々との珍妙なやりとりや、モンスターたちとの壮絶なバトルをくりひろげつつ、4人の旅は続いていく。果たして、ファイターたちは世界を救うことができるのか?それはどうでもいので、むしろ彼女たちのセクシーな艶姿に乞うご期待!

声優・キャラクター
日笠陽子、植田佳奈、加隈亜衣、たかはし智秋

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

えっ、これどうなっちゃうの!?

往年の名作RPGを連想させる音楽をバックに始まるこの物語・・・集まったのは4人の勇者、そして世界の平和を守るという壮大な目標を掲げていますが・・・
ショート作品12話で世界の平和を救う様子を描くこと自体が難しいですよね^^;
各話の勇者の様子から、世界平和に向けた旅はちゃんと進んでいるのでしょう・・・
本作ではその旅の模様が断片的に取り上げられて描かれています。
という事で、この作品もキャラを愛でる作りになっています。

主要登場人物は以下の4名です。
ファイター(CV:日笠陽子さん):かつて世界を救った伝説の勇者の娘。
パラデイン(CV:植田佳奈さん):髪に選ばれし勇者で自己犠牲の塊。
メイジ(CV:加隈亜衣さん):魔法使いで相当強い魔法も扱えるらしい。
ダークエルフ:(CV:たかはし智秋さん):剣と魔法のどちらも使いこなします。

皆さんの勇者としての強さは・・・正直良く分かりませんでした^^;
敵をやっつけていた場面とやられていた場面は半分ずつ・・・くらいだったと思います。

分かったことは4人とも物凄く色っぽい事・・・でした(//∇//)
まず服装はビキニの様な水着を主体としているのですが、登場人物曰く熱さ・寒さにも十分耐えられる仕様になっているそうです。
あとは職業に応じた武器を手にして旅を続けるのですが・・・
物語に脈絡が無いので、どうしてもキャラを愛でる目線で見てしまいました^^;

本作の一推しはメイジちゃんで決まりです(//∇//)
色んな感覚が一番普通だったこと・・・まだあどけなさを残す顔立ちですが、スタイル抜群だったこと・・・CVの加隈さんの演技もポイントアップ要素でした^^

もちろん、どこまでも真っ直ぐなファイターも嫌いじゃありませんし、ダークエルフのミステリアスな雰囲気も嫌いじゃありません・・・
パラデインに至っては金髪縦ロールという要素まで盛ってあったので、序盤はメイジとパラデインのどちら推しで視聴するか悩みましたが、パラデインの自己犠牲精神よりメイジの可愛らしい恥じらいに軍配が上がった・・・というところです^^;

1クール12話で1話5分のショート作品でした。
気になるのは終わり方・・・思い切り次に続きそうな含みを残して終わりましたよね^^;?
しかも12話のタイトルは「果たして本当にこれで終わるのかは我々にもまだ分からない」
という事は、続編の有無については神のみぞ知る・・・という事になるのでしょうか^^;
メイジが思った以上に可愛かったので、続編が放送されるなら絶対に視聴します^^

投稿 : 2024/03/16
♥ : 24

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

観れば観るほどバカになる!?――『ビキニ・ウォリアーズ』セクシー5分アニメという新境地

2015年夏アニメを語るうえで欠かせない要素のひとつが“ファンタジー”です。『オーバーロード』、『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』、『モンスター娘のいる日常』、『六花の勇者』などの作品は、ファンタジー世界及びそれに関連する概念を扱うことについて、とても自覚的なドラマを見せてくれています。

その一方で今期は下ネタやエロに関する切れ味鋭い快作も目立ちます。『監獄学園』、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』、『モンスター娘のいる日常』……これらファンタジーとエロの要素を併せ持ち、さらに大きな挑戦を成し遂げた、“2015年夏アニメの代表作”とも言うべき作品が『ビキニ・ウォリアーズ』です。

『ビキニ・ウォリアーズ』はホビージャパンとメガハウスの2社によるフィギュアプロジェクト。その一環として現在放送中の5分アニメは、ファンタジー世界でビキニアーマーを着た4人の勇者が冒険する――と、あらすじだけ聞くと実にオーソドックス。しかし、どこかで見た覚えのあるシチュエーション、これでもかと繰り返される淫らな描写、そして全編に漂うのんきな雰囲気により、観れば誰もが顔をほころばせるでしょう。

■剣と魔法の王道ファンタジーを彩るのは、美乳・巨乳・ビキニアーマー!?
世界を救うためにに立ち上がった4人の美しき勇者たち、ファイター(CV:日笠陽子)パラディン(CV:植田佳奈)メイジ(CV:加隈亜衣)ダークエルフ(CV:たかはし智秋)の物語。剣と魔法の世界で、4人はダンジョンや強敵に挑んでゆく。……と、ここまでなら普通のファンタジー作品に聞こえるかもしれないが、タイトルにある通り、この作品の見どころは何といってもビキニ・アーマー!

4人の装備はビキニ・アーマーと呼ばれる、もはやファンタジー物の定番とも言っていい鎧の一種。1話で語られているように、ビキニとはまったく違うものなので注意されたし。ビキニ・アーマーのおかげでセクシーな描写がメインと思われるかもしれないが、本作は実のところギャグアニメ。世界を救う勇者への旅の支度金がやたら少ない王様や、他人の家のタンスや壺を探す勇者一行など、王道ファンタジーRPGをパロディにした「あるあるネタ」が楽しめるのも本作の魅力のひとつだ。

もちろんセクシーな姿も大注目! ただでさえ肌色が多いというのに、最後には全裸な上に縛られたり、監禁されたりしながら終了するのがお決まりだ。お色気×RPG×ビキニアーマーな世界観に、今後も思わず笑ってしまうこと間違いなし!

アニメライターが選ぶ、2015年夏アニメ注目の作品
40本以上の作品が勢揃いした2015年夏アニメ。怒濤の新番組ラッシュを前にして、どのアニメを見ればいいのかとまどっている人も多いだろう。

ホビージャパンが送り出すセクシー路線のメディアミックス企画。RPGではおなじみの水着にしか見えない防具・ビキニアーマーを装備した女性キャラクターの冒険物語である。5分間の本編には意欲的なアングルがこれでもかと詰め込まれ、スライムにアーマーを溶かされてしまうなど、手に汗握る光景が繰り広げられている。この潔さから人類が学べることは多いだろう。
第1話「ビキニアーマーはビキニアーマーであってビキニではない」では、過激な装備を身につけた冒険者も恥じらいの乙女であることが表現された。水着に照れて身もだえする彼女たちもまた魅力的だ。ファイターやパラディンといった職業がそのままキャラクターの名前になっているのもポイント。キャラ名を覚えるわずらわしさまで排した親切仕様で、視聴者はただ画面に映る肌にだけ集中することができる。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 23

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エロールプレイングゲーム~勇者の喘ぎ~

怪しげなレビュータイトルそのままのショートアニメ。
布きれの極力少ないコスチュームに、豊満な肉体の女性勇者4人。
揺れる胸を武器に、戦いと称してエロテロリストと化す。

声優が無駄に豪華。
たかはし・日笠・植田・加隈の皆様は何を思って演じられたのか?
たかはし氏のみは自然であった。

「最終的にそれがやりたかったのね。」
「オチはそれかい。」
の連続。
ストーリーはない。
あるのはエロだけ。

4人とも巨乳なのが頂けない。
世の男性の3割は貧乳好きなのに。
マーケティングがなってない!
せめて、メイジの娘くらい貧乳にしなさい。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 23

55.0 7 異文化アニメランキング7位
EVIL OR LIVE(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (44)
160人が棚に入れました
現代社会において、思春期の少年少女たちにある「症状」が蔓延していた。孤独感、反抗心、仲間外れ。そういった若者たちにとって、ネット世界が唯一の救いだった。いつしか、ネット世界に没頭していた彼らのその症状は、「ネット依存症」と名付けられた。そして、「若者を再び正しい道へ導く」という名目で、とある更生施設が誕生した。しかし、その施設に収容されたネット依存症患者の一人「ヒビキ」を待ち受けていたのは更生教育ではなく、まさに監獄だった。内部からの脱出が許されない施設で、ヒビキは地獄のような絶望から逃れることができるのか――!?

声優・キャラクター
植田慎一郎、内山昂輝、安済知佳、間宮康弘、原島梢、畠中祐、蘭乃和佳子、坪井智浩、烏丸祐一、石川由依、花藤蓮、石田彰、地蔵堂武大

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

我欲のために、絆を使うか。

この作品は中国のテンセントで原作が連載されているそうですが未読です。
手を変え品を変え毎期数作の中国発の作品が放送されるようになりました。

中国発のいくつかの作品を見て感じるのは民族性の違い…
中には視点や切り口の面白い作品があるのも事実ですが、基本的に英雄気質が感じられるのが特徴だと個人的には思っています。

偉人の生まれ変わりであったり…
特別な血を引き継いでいたり…
そう考えると、英雄と中二病って紙一重なんじゃ…とも思えてきたりします。

でも中国が凄いのは何と言っても人の母数が大きいということ…
13億8千万人という世界一の人口は伊達じゃありません。
それに今じゃ資金面でも潤沢ですし…

だから作品の面白さは別にして、日本の良い声優さんが起用されるんですよね…
この作品の視聴に至った理由は、ヒロインのCVが安済さんで石川由依さんも出演すると知ったから…
いま、日本のアニメの行く末を危惧する声があちこちから聞こえてきます。
確かに作り手の労働条件は決して甘くはありませんし、声優さんの仕事も企業で例えたら十分黒いと思います。
でも、少なくても今の日本のアニメのクオリティは世界を凌駕しているといっても過言ではないと思います。

この作品のキーワードは「ネット依存症」
ネットに依存して抜け出せなくなった若者を更正させる施設である「エリート再教育学校」が物語の舞台になっています。
日本にもネット依存症の人は、私を含めきっとたくさんいると思います。
だから切り口はとても面白いと思います。

でもその学校で行われているのは、教師による過度な体罰と生徒の暴力による派閥争い…
人をだまし、裏切り、そして時には媚を売る世界が広がっていたのです。

これでどうやって依存症を克服するのだろう…
確かに学校内は世間から隔離された、まるで刑務所みたいなところなのでネットからは疎遠になります。
でもそれって、根本的な解決に何もなっていないんですよね…

依存症に至る経緯って人それぞれ…
だから原因をしっかり究明して、その上で処方を考える必要があると思うんです。
個人的にはこういうところがすごく惜しいと思うのですが、でもこれが中国人の気質なんですよね…

主人公の黎響(ヒビキ)のCVは、「惡の華」の主人公を演じた植田慎一郎さんだったのですが、やっぱり経験不足が否めなかった気がします。
それでも完走できたのは、安済さんが良い仕事をしてくれていたから…
流石安済さんです。

1クール12話の物語でした。
きっと万人にお勧めできる作品では無いと思いますが、安済さんファンなら十分堪能できるのではないかと思いました。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 4
ネタバレ

ぱに さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

完走するか諦めるか

{netabare}
はい、諦めて下さい。
見ないでください、時間のムダです。

{/netabare}

教官の命令でも逆らいましょう。
総教官の場合は・・・従ったフリをしましょう。


原作は中国。全12話ですが、もっと長かったような錯覚に囚われてしまう。
テンポ悪すぎて話が前に進んでいるのか戻ってるのかさっぱりだった。
さっさと切ればよかったと後悔。(3話以降見てしまったのが私の罪)

主人公のギャグ的思考回路はスキ。
主要人物達はキャラ立ちしてて悪くなかったけど、みんなサドっ気のある奴ばかりで見ていて疲れた。

また、ストーリーのバックボーンがしっかりしていないせいか、ブレブレで何が目的なのか伝わってこない。

以上。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 0

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

たっちしたーくらい<49>

見よう見まねでトンチンカンな作品ばかり量産してるってハオライナーズ作品のイメージがまずあって、そこに低レベルだが観るトコはあったってな本作が来ましたよ、と一里塚。
どこかといえばストーリー、閉鎖環境の中で反逆のために抑圧的なシステムの序列にそって登っていくってあたり。
秀逸なのは着想レベルにとどまり、話だけ観ても細部は甘々なんだけど、アニメ自体の技術よりも、アニメ原作に向いた分厚い漫画・小説の市場の蓄積が無いという問題をかかえてる中国でもだんだん人材・作品が出てくるのかねぇという感慨。
テンセントだったかは日本アニメ買わない宣言をして原作から垂直統合して育成しようとしてるとかいうし、子供向けが国産であふれそれを観た子供がクリエイターとして実権振るうあたりが本番かな。Jリーグ開幕から南アW杯くらいの年月の後かのう。

やっと本筋が動き出したかな<50>
4話まで視聴。
矯正学校の厳しさをやっと描写。
遅いわー。謎のキャラがウフフなんてのは後に回してまず理不尽を描いたほうが良かったろうに。ココまで結構ふわふわしてたよ。
暴力行為を訴えてやるなんて言っても通用しないのかと思いきや、連帯責任的な罰で矛先をそらしてたのが、
「え、それやられると普通に困るんだ」みたいな甘さを感じさせたり。
(あんま絶望的ではないが)絶望的な状況を打破するためまずは矯正学校内での地位を上げていくってな方向はよし。
描写はいろいろ抜けたものはあるんだろうけどね。

体育の体罰的なメニューのなかに馬歩立ち(マーブーと言ってた)があり、本場中国を感じさせたのでした。

意外に面白い<50>
2話まで視聴。
ありゃ、失速してない。というか1話よりは面白い。
本筋的なところはまだ明らかになってないし、中華レベルだから差し引いてる視点はあるにせよだけれども。
細部に異文化を見ようとしてるだけかもしれないけど、
・暴力・抑圧エロをカジュアルに普通のエロシーンとして扱ってる?
・ゲロった直後にキスして口移しゲロにより両者リバース。
この辺り、大陸の風ってやつかもだ。

微かに成長してる?<46>
1話視聴。
ハオライナーズの中華原作だと見ないという、ごもっともな評価が浸透してしまってるのか登録すらされてなかった本作。
同じように考えてたけど、あらすじだけ見ると多少は面白そうなので視聴してみました。
人権抑圧の本場がお送りする強制収容所描写にちょっと期待してたけど、日本人が適当に描いた漫画レベルにヌルい。
まあ本場の抑圧を描いたら出版できないんだろうけどね。
凡庸だけど、毎期最底辺に位置してた中華原作絵梦アニメが少し向上してるような気もする。
今期で言えば王様ゲームあたりとはいい勝負じゃないですかね。
気の所為かたまたまか、それとも継続は力なりか。
数話見たらどんどん評価が落ちてくとは思うけど、とりあえず次回も視聴。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 3
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