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「ハッピーシュガーライフ(TVアニメ動画)」

総合得点
75.9
感想・評価
525
棚に入れた
1959
ランキング
743
★★★★☆ 3.6 (525)
物語
3.6
作画
3.5
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.6

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ハッピーシュガーライフの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

にがみのエッセンスが醸し出す「フロイト」的な世界観が気に入った!!

作品概要
▼原作:月刊ガンガンJOKER(スクウェア・エニックス)
▼原作者:鍵空とみやき
▼アニメーション制作:Ezo'la(ディオメディア)
▼話数:全12話{netabare}
▼総監督:草川啓造(ディオメディア)
・実績
(監督)
『魔法少女リリカルなのはA's以後のシリーズ』『迷い猫オーバーラン!』『ロウきゅーぶ!』『艦隊これくしょん』『風夏』『アホガール』他
▼監督:長山延好
・実績
(監督)
僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件
▼シリーズ構成:待田堂子
・実績
(シリーズ構成)
『らき☆すた 』『ティアーズ・トゥ・ティアラ』『おおかみかくし』『THE IDOLM@STER』『Wake Up, Girls!』
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』『はるかなレシーブ』他多数
▼キャラクターデザイン:安田祥子
・実績
(キャラクターデザイン)
『銃皇無尽のファフニール』『sin 七つの大罪』『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』
▼音楽関係
音楽:亀山耕一郎
OP曲:「ワンルームシュガーライフ」(ナナヲアカリ)
ED曲:「SWEET HURT」(ReoNa)
挿入歌:「カナリア」(ReoNa)第9話
▼キャスト
【声優】項へ{/netabare}

原作未読
リアルタイム視聴済

☆エピローグ
普通のアニメは見飽きたぜ!糖質サイコホラーはドツボだ。
清々しいほどのバッドエンドや、スクイズやヨスガが大好物な私にとって、やっぱねーっ!これぐらいサイコパスで頭逝ってる作品がないとアニメはつまんねぇw
王道や名作、勧善懲悪ばかりじゃ肩が凝るもんね。
本作は世界線やら異世界やらと物理学分野のSFフアンタジー全盛なトレンドに対し、精神医学を世界観の基軸に据えた稀有な作品だ。
したがって、擬似リアリズムであっても、健常な精神感覚では一切のカタルシスを承認しない作品である。

異常心理に興味があったり、最近では『フリップフラッパーズ』を理解できる方々には面白いかも。
本作はストーリーが安定しているから分かり易い。
『ガリナン』もだが、アホアニメ制作会社の評価が定着して社会的には評価が厳しいディオメディアだが、たまに私のツボに入る作品を出すから、目を離せないw

主要キャラでマトモなのは「しょうこ」だけ。
他のキャラは悪い意味で個性が凄まじく、心の闇という健常と異常の行き交う「境界線」の想像どころではなく、真性の「精神病疾患者」であり、ペドフィリア、エフェボフィリア、パラノイア、火病、発達障害etc全員閉鎖病棟の患者でも不思議ではないような連中が繰り広げる異常人格者による基地外純愛群像劇(草)
共感できるキャラが見事に誰もいない稀有な作品ゆえに、様々な矛盾も精神異常が織りなす現象と見ているので許容の範囲であり、作中何が起こっても感情移入が生じることなく、エンタメとして割り切り楽しむことができた☆

タイトルの「フロイト」は精神医学の始祖。
世界的な心理学者「ユング」や「アドラー」の師匠でもある。
原作者はフロイト入門書の『精神分析入門』や『夢判断』を読んでいるな。
フロイトを読むと、読んだ側も精神をやれかねない危険物。
本作も視聴すると、そうなる方向性で演出されている。
異常心理の描写が精神医学的に考察されて「超自我」のメッセージがしっかりプロットされている。
さすがに1クールで精神医学界の巨匠フロイト的世界観を表現するのは厳しいのだが、そこに挑戦したことは評価されよう。
精神分析学的視点に立った考察はメンドクサイし、レビュー読まれる方々の気分を害するからしない。(いや、でも、気が向いたら追記をするかもw)
キャラ設定のベースがフロイト的価値観だから、基地外とは何かを問うているのと同様で、そりゃ陰鬱な世界観にもなるな。

とにかく可愛いOPや絵柄に騙されてはいけない。
マトモな神経では視聴できない作品だから、そこは覚悟した方がいいデス。はい。

それにしてもジエンコって『serial experiments lain』以来、この手の一風変わった作品のプロデュースが好きなんだな。
提供にバップもあったが、ジエンコ+バップ、あーあれか!w

ところで、最近ディオメディアはいろんな名義を使っているね。
「doA」に続いて今度は「絵空」か。
『BEATLESS』は綱渡りだったし、万策(略)に備えて、リスク分散でもしているのか?

【音楽】
OP曲はとてもインパクトがあり癖になる電波ソングだ。
不詳私、DLをいたしました。
OPの作画と楽曲『ワンルームシュガーライフ』で本作の世界観をしっかり視聴者に伝えた(伝わったかは別にして)好演出だ。
ED曲『SWEET HURT』は『GGO』の神崎エルザの曲を歌ったReoNa。
彼女のなんとも言えない切ない声質が、本作の無情で悲惨な末路を暗揄していてなかなか良い。これもDL。
EDの作画は折しも同じ精神異常系の『フリップフラッパーズ』と同様の演出。
「さとう」と「しお」が抱えている闇と二人の関係性を1分30秒でしっかりと表現している。
{netabare}「さとう」の幼少期から現在の描写、そこに「しお」が現れて、二人で城に向かって歩く。
ハッピーシュガーライフの描写と、スキップしながら城から旅立ち、二人で躓いたところで「さとう」が消える(さとうの死)でも「しお」の心には「さとう」が生きている、とこんな感じでEDはこの物語の顛末を分かり易い暗喩で演出している点は視聴者に優しい。{/netabare}
{netabare}しょうこが殺される{/netabare}9話の挿入歌『カナリア』も歌詞に込められたメッセージがそのシーンの演出にしっかりと映えていて良い曲だ。

{netabare}本作、9話は「しょうこ」の恋もあり内容が濃く相当の字数が必要だが、割愛して、挿入歌まで用意された「しょうこ(小鳥)」は本作にとって、さとちゃんの狂気を強調する意味でも重要なキャラだったし、彼女の存在が無ければ、ただの基地外ドラマで終わったな。
(7話の展開が殺される伏線だが)さとちゃんと向き合うタイミングを逸したとはいえ、幼女を「彼氏」として拉致しているさとちゃんの素顔を知った「しょうこ」がとった選択は極めて常識的だが、基地外相手には通じず、理不尽な結果となったが{/netabare}共感シーンが皆無な本作にとって唯一の救いだった。

【物語とキャラ】
キャラは本作一番の問題提議点だろう。
{netabare}よくもまー、あるゆるタイプの基地外を設定したものだと感心した。
しかし、「さとう」の叔母と「しお」を除き他のキャラのサイコパスの根源は抑圧され無意識下に封印された記憶、いわゆる「トラウマ」だ。
「さとう」、「太陽」、「あさひ」は過去エピソードの描写があるから分かり易いだろう。
今では「トラウマ」という言葉は普通に用いられるが、その概念を提唱したのがフロイトだ。{/netabare}
現在フロイトの【精神分析学】はポパーの科学定義にぶった斬られて【非科学】とされているが、なお、その研究は医学のほか哲学としても各方面に多大な影響を与えている。
因みに「トラウマ」と似た概念で「PTSD」があるが、こちら医学的な診断名、つまり科学。
医学的なフレームで論じるのが「PTSD」であると理解したらいいだろう。
そして、この三者の異常行動は明確に「PTSD」である。
「さとう」叔母は「トラウマ」の過去描写がないので、その異常性の因果関係は判別しないが、他人への関与が異常な博愛が動機である点から、所謂「離人性人格障害」であることは確かだろう。
{netabare}「しお」は年齢的に幼くまで認知能力が完成されてはいなから、母親との関係や「さとう」の死をきっかけとし「PTSD」を発症するのは想定内だろうし、「さとう」の狂気の正統後継者となるだろう。{/netabare}
基地外の成長物語を望むか望まないかは視聴者しだい。私は(怖いもの見たさで)今後も観察してみたいものだが。

以上、キャラの性格設定を多少考察したが、個人的に気になっているのはネーミング。
ここ突っ込んだレビューが少ないだよね。
物語と主人公とヒロイン?他女の子キャラのファーストネームの関係だが、「さとう」と「しお」。
これは、第三者視点で物語を俯瞰したときに醸される、二人のイメージなんだろう。
{netabare}さとちゃんの心が至福に満たせるときは「あまーい」、ストレスを感じたら「にがーい」と味覚で心理描写をしているのも本作の特徴だ。
これは丁度可知差異(物理学用語)が「フェヒナーの法則」による感覚量でも定式化されており、物理でメシを食っている私の心を擽った直喩だ。
「しお」の存在を「さとちゃん」から見た場合は「あまーい砂糖」だが、第三者視点ではさとちゃんに試練を与える文字通りの【塩】な存在。
自らの「あまーい生活」を守るためにさとちゃんは、せっせとバイトで生活費を稼ぎ、脅迫、傷害、詐欺、挙句の果てには殺人までやってのけた。
ある意味、これほどの純愛ドラマはスクイズ以来かもね。
これが、「しお」が【塩】である所以である。

そして「さとちゃん」の光に立候補し、人の道に戻そうとした「しょうこ」は「胡椒」の捩りで、そのお節介は、さとちゃんにとっては「辛い」味覚、はた迷惑で排除すべき存在として描かれているのではないのだろうか。{/netabare}

次に、苗字についてだが、「神戸」と「飛騨(飛騨しょうこ)」に共通するのは高級和牛ブランド。
さとちゃんの苗字「松坂」を「松阪」とすると、やはり高級和牛だが、これは作者の誤字なのかな?
他にサブキャラの宮崎すみれ、但馬みとりも高級和牛ブランド。
本作と高級和牛の相関関係は謎だが、キャラネーミングには法則があるようだね。

で、本作のキャラ設定だが、精神疾患と異常心理の掘り下げに作者の知識の限界からか詰めの甘さが残るが、これだけの基地外キャラをクリエイトし、物語をプロットした点は評価されよう。

{netabare}最終回はオリジナル展開だが、さとちゃんを「あさひ」に殺させ、それでも「しお」に切られ、自殺を図る展開も悪くないと思ったが、さとちゃんを死なせて、「しお」を生き残らせ、「あさひ」を切った展開は前述のとおり、{/netabare}これからの「しお」の異常人格発揮を十分妄想できる余韻を残した意味でも評価できる。

あと「しお」の失踪だが、{netabare}物語の通り捨て子であっても「しお」は小学生だ。
失踪すれば、社会的に何らかにリアクションがあるはずだが「あさひ」が述べたように警察で相手にされないのは不自然すぎる。{/netabare}
欠席が続けば「しお」の担任教師が家庭訪問をするし、親に不審な点があれば、児相とも連絡を取り合い世間にバレるはず。
その過程で事件性があれば警察が動くが、事件性はないとする裏設定でもあるのかな。
「しお」の境遇を考えると、無戸籍である可能性もあるが、視聴者が納得できる線で簡単にでも触れておくべきだったろう。

【作画】
全般的にディオメディアクオリティであり、動かす場面も少ないから、ボロも出ず可もなく不可もなくといったところだが、シャドーの用い方、基地外の表情など、サイコホラーとしての演出は頑張っていたと思う。
ただし、9話は{netabare}本作の神回であるにもかかわらず、作画が演出についていけていない。
挿入歌とナレーションを背景にCVを入れずに「さとう」と「しょうこ」の葛藤シーンが描かれた。
前述したとおり、演出は素晴らしかった反面「しょうこ」の表情が「棒」であり、迫力が全く伝わってこなかった。
基地外表現の作画に手一杯で、健常者の必死の訴えの表情演技まで手が及ばなかったようだ。
CVなしで映像表現のみを用いて視聴者へ訴えるのは、自信と相当の作画センスが要求される。
試しに、スクイズとの見比べで「誠」殺害後の「言葉」と「世界」の葛藤シーンを音声なしで視ると分かるが、迫力が全然違う。
ディオメディアの作画センスの限界が、この素晴らしい演出を削いでしまったと思うと残念でならない。

ただ、小鳥の演出を含めてだが「さとう」が文化包丁を「しょうこ」の首に突き刺し殺す描写は、頸動脈からの血飛沫には違和感を感じつつも、「さとう」を引っ掻き断末魔に喘ぐ描写や小鳥の死を比喩した痙攣描写など殺人過程はしっかり描ききっている。
ただし、グロ描写を強調し過ぎたことで視聴を打ち切った方々を出したという負の作用もあったが、{/netabare}これを斟酌して私的には高い評価をしたいと思う。

【声優】
原作を読んでいる方々には花澤さんはミスキャストだとの意見も多いが、原作を読んでいない私にとって可もなく不可もなしだ。
寧ろ、客寄せパンダ役も兼ねて、演技力が要求される「さとちゃん」役には適任だったのではないだろうか。
個人的には「しお」役の久野美咲さんの演技が輝いていた。
『WIXOSS』や『LOST SONG』でも思ったが、主役よりも準主役や重要キャラをやらせると巧いタイプかもしれない。
さとうの叔母役の井上喜久子さん。
『らんま1/2』から活躍しているだけあって、ベテランらしく味のある演技でサイコパスを演じていたのが印象的だ。
難しいキャラの「三星太陽」を演じた花江夏樹氏も好演だった。

ゆえに総じて高評価とする。

投稿 : 2018/11/23
閲覧 : 1355
サンキュー:

62

bcnfne さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラストは衝撃の展開

原作は、Amazonの試し読みで読んだ程度です。ネットでも好評価だったので視聴することに。

★★物語★★
ストーリー自体は、ホラー、サスペンス、に属すると思います。
ただ、刺激的な展開は少なく、ストーリーもオリジナリティはあるが、みなどこかで見たような展開なのであまり感情移入できなかった。

★★声優★★
いいんじゃないんでしょか。

★★キャラ★★
ショタばっかりで頭おかしいと思いました(笑)

★★作画★★
ん~原作に忠実で良いと思いました。

★★音楽★★
普通です。

★★総評★★
キャラ、ストーリー、ともにどこかで見たような気がするので目新しい感じはない。
ただ、ラストの展開は予想外だったので評価したい。

投稿 : 2018/11/20
閲覧 : 183
サンキュー:

5

ネタバレ

setuchi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

断念です。

男子高校生が夜の公園で
幼女相手に自分の願望を満たそうとするシーンが
気持ち悪くてたまらんかったです。
これで視聴断念しました。

私には合いませんでした。残念。

投稿 : 2018/11/15
閲覧 : 214
サンキュー:

4

衛狸庵 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

怖い怖い……

こわい!こわい!へんたいだ!へんたいだ!
最初はなんとなく見ていたオープニングも怖くなって来た。
人の欲から理性を取っ払ったらこんな感じなんですね。

話はそれなりに上手くまとめている様に思いますが、好きなキャラがいない。あえて言うなら、すーちゃんかな?
なんにしても好きになれないなぁ……この手の話。

ヤンデレの元ビッチな主人公はとてもじゃないが好きになれない。
しおちゃんも8才の設定らしいが、普段の言動は幼稚園児にも思えるし、終わり近くでは、妙に大人びて来るし……

理性をなくしたと言うより、元から無かった連中の内面的狂気。なんか中途半端に感じたな……

投稿 : 2018/11/14
閲覧 : 186
サンキュー:

4

gaverell さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まさに人間の業、狂気、闇

1話の序盤はゆるふわものかとおもうが不穏な空気が続く。
中盤ではひぐらしのなく頃にのようなスリルや発狂ものが見れる。
そこまで見てしまったら最後まで見届けたくなるだろう。



ヤンデレ、狂気もの好きにはたまらないでしょう。
お化けとかじゃない人間の怖さホラーが味わえる。
タイトルで判断してみていなかったが未来日記ばりのヤンデレと
ひぐらし並みのスリルが味わえたので満足です。
あと登場人物全員狂ってる。

投稿 : 2018/11/13
閲覧 : 230
サンキュー:

7

木村天祐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

メンヘラしか出てこない純愛?サイコストーリー

( ゚д゚ )

出てくるキャラみんなメンヘラでイカれてますね。
なんか凄いです。メンヘラのくせにやたら美人で人当たりも良い高スペックな主人公が、ロリを誘拐する話です。絵柄的に可愛い系なので騙される人が多いと思いますが、要するに幼女拉致したやつが追い詰められていく話です。主人公が可愛い女の子じゃなくおっさんであったならば、視聴者に死ぬほど罵られるだけの話だったでしょうね。
次々に登場してくるキャラもイカれてます。果ては、出てくるDQNもやたら暴力的ですね。原作者は何か世間に恨みでもあるんですかね?

出てくるキャラほとんどの精神レベルが低い、というか弱いと感じました。主要キャラはもちろん、モブDQNやモブ警官も含めて。
まあ、メンヘラキャラを主役に描くために、メンヘラより周り奴らの精神を弱く見せないとならないから仕方ないのかもしれません。

はじめ見た時は、こげどんぼ*原作のぴたテンみたいな鬱系かな?と思ったんですが、全然違いましたね。
なんかこう見ていて、「何いってんだこいつ・・・」「そうはならんやろ」みたいな感覚が止まない作品でした。まともな性格のキャラ一人も出なかったと思います。友達のしょうこちゃんですら正直恩着せがましいしビッチだしなんか友達を信じて酔ってるというか、これでもダントツでマトモなキャラだったんですがね。

声優はレベルが高く、OPも良かったですね。
まあ、メンヘラ作品は希少なので一定の存在意義があると思います。
見たい人は見れば良いんじゃないでしょうか。

投稿 : 2018/11/11
閲覧 : 191
サンキュー:

5

ポテ☆とと さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ぅ~ん、、鬱アニメだね。

最初見出した時は、恐いイメージだったが、
見続けていくと、汚れのない純粋な?恋愛ストーリー??なのかな?
でもそれが通用しないこの世の中。
7話目辺りから、だんだん引き込まれていき、
最後は気づけば涙でした。
自分の中では久しぶりの名作かな。

投稿 : 2018/11/11
閲覧 : 242
サンキュー:

7

みねお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結構ヤバメのアニメ

心・精神の弱い方はやや視聴注意です。
結構ヤバメのアニメです。
なんかありそうな感じがやばい。
なんとも思わなかった人ちょっとやばいです(^_^;)

投稿 : 2018/11/05
閲覧 : 182
サンキュー:

3

ネタバレ

人類の宝 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

観る前はホラーかと思っていたけど...

本物の愛を見つけた女の子の話だったんだね。その為にならなんだってする頭のネジが飛んだ女の子だったけど、そのおかげで色んなシーンが強く心に残りましたねぇ(特に9話)。
顔芸も印象的だったなぁ。あんな可愛いイラストでキツイ顔されたら動揺しちゃうよ。
あと、OPは癖になるかもwww

投稿 : 2018/11/04
閲覧 : 178
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ハッピーシュガーライフ

"愛"を探し求める高校生の女の子が、天真爛漫なひとりのょぅじょと同棲してイチャイチャするお話。

『ちかいのことば』
『やめるときも すこやかなるときも』
『よろこびのときも かなしみのときも』
『とめるときも まずしいときも』
『しがふたりをわかつまで』
『わたしは さとちゃんがだいすきなことをちかいます!(チュッ)』

結婚式ごっこをしているふたりはとても微笑ましく、癒された。

投稿 : 2018/11/01
閲覧 : 272
ネタバレ

どやすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

閲覧注意

しおちゃん、しおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃんしおちゃん………




しおちゃん❤️

投稿 : 2018/11/01
閲覧 : 339
サンキュー:

4

ネタバレ

Yas さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/10/23
閲覧 : 266
サンキュー:

0

オリヴィエ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

そこに愛はあるのか?

愛がいったいなんなのか分からない少女松坂さとうと、
そんなさとうに愛を教えてくれた神戸しおによる本当の愛を探す物語

ジャンルとしてはサイコサスペンスなんだけど、歪んだ愛情で育てられてきた彼女達の背景が切ない。

主人公のさとちゃんには花澤かな、あるトラウマからロリコンになってしまった太陽にはド変態役がはまっていた花江くん、変態教師に石川界人等本当に素晴らしい演技で物語に引き込んでくれた。
特にざーさんは影のあるキャラやらせたら本当に映えるね。絶園のテンペストの愛花を思い出した。

衝撃的なシーンもあって見るの疲れるけど、記憶には残るアニメでした。
綺麗に終わったのもポイント高い。

投稿 : 2018/10/21
閲覧 : 263
サンキュー:

20

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あまいのが好きなの

は?え?
序章から物語の佳境まで
話の流れやキャラの一言一言がグッとくる
そういった作品であったから変な違和感を感じることもなく
スムーズに見ることができたのに

主人公が最終話で死んでしまうとは!
原作がどこまで進んでいるのか、最終巻まで
発売しているのかは不明瞭だが
結果的に主人公が死んだとしても

しおちゃん的にはハッピーエンドにはならないし
サトちゃんより家族のもとへ帰って
家族を優先すべきだったのに
しおちゃんの母がしおちゃんを見捨てたから
家族は信用できないと、あの事件から入院して
最終話は終わったが
退院しても家族とは過ごさないんだろうなぁ

投稿 : 2018/10/20
閲覧 : 169
サンキュー:

4

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

視聴者の「好き」と「嫌い」がはっきり分かれるアニメ。

全くあらすじとかも知らんかったので、1話みて「うわっ、こういうアニメか」と、
ものすごく好みな展開になりそうだったので見ました。

登場人物みんなぶっ飛んでますが、普通ならキモかったりして嫌われキャラであろうキャラにもそれぞれ魅力があるかと思います。

自分はこの手のアニメが好物ですので、今期1番惹き込まれたかな、終始ゾクゾクする展開でした。
久々にやべえアニメを見てしまいましたが満足しております。

投稿 : 2018/10/20
閲覧 : 197
サンキュー:

13

ネタバレ

アニウォタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

幸せになる

最初は美少女サイコホラー物かと思いました。
なかなか珍しいジャンルで、キャラ達がかわいくて作画も良い。ホラー要素も適度に散りばめられているので序盤の掴みは過去最高レベルでした。

中盤から終盤にかけてはメインになるテーマがサイコホラーから"愛"に代わり、まったく新しいジャンルへと変貌していきます。

最初は異常だと思っていた主人公も実は純粋な愛を守ろうとしていたんだと知ってしまうと、二人の幸せを願わずにはいられません。

アニメーション的な評価をすると、演出がとても良かった。心理状況を部屋の明るさやエフェクトで表現するのでとても分かり易いですし、しおちゃんと触れ合っているシーンは観てるだけでもハッピーになってきますね。

9話ラストのシーンは言葉が無くても(言葉が無いから?)全てが伝わってくるようで胸が締め付けられるような思いでした。最高の演出だと思います。

最終話は結果だけ見れば超バッドエンドですが、この作品ならば最高の結末と言えるでしょう。

邪魔者が居ない世界で幸せに暮らす二人のIfストーリーも見てみたいな。

投稿 : 2018/10/14
閲覧 : 160
サンキュー:

8

ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ブランド和牛とさしすせそ

 もし
 全宇宙で最も大切なものが
 愛だというなら

 もし
 愛こそが
 ヒトの求めうる極北というなら

 みんなは
 なぜ
 愛の為だけに生きないの?

 愛とは
 あなた
 あなたを焦がれ、護り、慈しむこと

 愛とは
 あなた
 あなたに待たれ、慕われ、癒されること

 あなたと二人
 刻む時の一刹那一刹那が
 わたしのハッピーシュガーライフ

 ハッピーシュガーライフのためなら
 わたし
 なんでもするよ

 なんでもっていうのは
 ホントになんでもだよ
 なんでもするんだよ
 
 だって
 それが
 わたしの愛なのだもの
 
 
 
 

投稿 : 2018/10/13
閲覧 : 246
サンキュー:

17

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とんでもない愛

★最終話視聴完了追記★

まさかの怒涛の展開でした・・・・

さとうとしおがハッピーでシュガーな日々を送れるのかと

思っていたらとんでもない事故・・・・・

事故ってもさとうが計画したことなんですけど(;''∀'')

しおちゃんへ矢印が集中しているメンツが一同に揃うなんて!!!

一体だれが!!!!予想したことか!!!!エェ!!???

何か展開が怒涛すぎて頭が回っていないのですが、真面目に行きます
自分の計画で自らの命をも絶つとは、
やはり今まで犠牲にしてきたモノ達が一斉に降りかかってきましたね

しかも奇しくもしょうこと同じ日(ちょっと違うけど)に同じ場所で・・・

落ちていく最中、最後の最後にさとうの瓶はようやく
青くて甘い物でいっぱいになったんですね

さとうが言っていた「汚くて苦いものがない場所」(多分間違ってる)
は、ある意味で達成されたんじゃないでしょうか( ˘ω˘ )ウン

その後残されたしおちゃんは、さとうが叔母さんに歪んだ愛で
育てられたのと同じように歪んでしまったように思います
まるでさとうの生き写しのようになってしまったのでは・・・

さとうとしおの幸せで甘い日々はしょっぱい¨しお¨の中に永遠に在るんですね

あさひくんは物語後半ぐらいから ああ、やっぱりな、と思いましたね!!!
虐待を受けていた子は同じように人に接するようになる・・・
あさひくんが恐れていた鬼の血を継いでしまっているんだなと思いました

ミツボシくんは最後までネタ要因お疲れ様でした( ˘ω˘ )
君のおかげでだいぶ心が落ち着いたよ・・・ありがとう( ^)o(^ )!!!
頑張ってたのに不憫で仕方ないけど!!!!そんな君が大好きだ!!!

しょうこには報われてほしかったよおおおおおおお;;;;
でもある意味報われたのかな?さとうと¨一緒¨に果てれた訳だし・・・
しおちゃんとあさひくんを会わせることができたし?
結果は・・・・悲しいわ言わせんなッッ(;^ω^)


原作コミックスは、
さとうがいないしおちゃんの世界がとても気になるので、
気が向いたらアニメ最終話前後収録巻からでも読んでみようと思います!

愛という矢印が色んな方向へ向いた甘くて苦いお話でした

最後まで楽しめました!お疲れ様でした!

投稿 : 2018/10/12
閲覧 : 295
サンキュー:

11

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

犯罪の総合商社(汗)

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
私は(休日と)夜寝る前にアニメを観る習慣があるのですが、このアニメは就寝前には観たくないアニメでしたね、胸糞悪くなるから(苦笑)

ジャンルとしては、サスペンスホラーでしょうか?

苦手なジャンルではありますが、興味深さがやや上回り、なんとか完走できましたね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
登場人物の大半が病んでいて、犯罪者か犯罪者予備軍というアニメ(汗) かなりのタイトル詐欺だったね。

しかし、彼女らにはそれぞれ、狂うなりの理由があった。しお や あさひ は、DV。さとう は両親との死別と叔母の歪んだ教育(愛)。太陽は性暴力。そういった原因が、彼ら彼女ら、子供達を歪めていく。

そう、あくまで「子供」にしか、「歪み」の原因を示していないのが本作の特徴だ。「叔母さん」「しお の父親」「北埋川」「太陽のバイト先の店長」も、充分に歪んだ存在なのだが、なぜそうなったの、経緯は示されていない。

DVを受けて育った子供は、大人になった時に、自らの子供に暴力を振るうようになることが多いらしい。

以前、こんな番組を観た。

父親から暴力を振るわれて育ち、母親はそれを止められなかった。父親が自殺した。すると、なぜ彼は父親を神格化し始め、母親に暴力を振るうようになる。少年曰く、「父親が自分殴っていたのは、自分を愛していたからだから、自分を殴らない母親は、自分を愛していない」。なんて歪みがある思考なんだろうかと、悲しくなった記憶がある。でもきっと、彼は父親に殴られながら、自分の心を守るために、必死に父親の蛮行を正当化しようとしたのだろう。それだけ、「親から愛されない」ということは、子供の心にダメージを与える。

結局その子は、中学校に入り、尊敬できる先生に出会ったことで更生していくわけだが。ただ、彼が大人になった時、どんな父親になるかは、まだ誰にも分からない。

悪意は連鎖し、更なる悪意を生む。僅かな善意など、簡単に踏みにじってしまうほどに。

ラストは、数ある作品の中でも、特に救いのないものだった。私は基本的に、「アニメのラストには救いがあるべきだ」と思っているし、ハッピーエンドが好きだ。だが、この作品には救いは不要だと思う。悪は裁かれる。当然のことと言えば、当然のこと。悪が報われることがなかったのも、本作を観られた要因かな。ただ、しお だけは、悪と断定できるかが微妙なところだっただけに、あの玉虫色の結末も、アリだと思う。

彼女らが真のサイコパスなのか、常人が考え出した狂人なのか、私には判断できないが、その「病み」や「闇」に対する興味深さが、作品の不快さをやや上回ったのが、完走できた要因だった。また、各話にきちんと引きがあって、次話を観たくなる構成も優れていたと思う。また、問題提起はいくつもあって、例えば叔母さんの「全てをありのままに許容する愛」は、どこか宗教的であり、その歪みは、何か風刺的なものを感じた。

最終回を観終えて思うことは、「このような作風としては、きちんとクオリティを維持した」ということだろうか。私の好みとは別問題として、「力ある作品」として、認めないわけにはいかないっていう、複雑な気持ち。だから、☆は迷ったけど、悔しいけど面白かったから、素直に☆4にします。悔しいけどね(笑)

あぁあと、花江さん、変態役、お疲れ様です(笑) 作中、唯一の笑い処として、だいぶ助けられましたw
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
タイトルだけ見て、ユルい日常系だと思ったのに(笑) 百合? OPを観ると、なんかダークで苦手な雰囲気かな? 百合というより母性愛的な話? おっとっと。闇が深い話になるのかな? バイトなんて辞めて違うとこでバイトすれば? いくらでもあるでしょ。病んでるな~。サイコパス、ホラーか? 精神的な鬱ならまだいけるし、あまり観ないタイプのアニメだから、もう少し観てみるかな。

2話目
教師も何もかも、犯罪臭しかしないな(苦笑) ドMじゃねぇか(苦笑) 健やかなる時、あるのかな? なんかこうして、子分を増やしていくのかな? ロリコンじゃねぇか(苦笑) テンポ早く展開していくな。

3話目
「邪神ちゃんドロップキック」といい、バール、流行ってるのかな(苦笑)? 警察、保護のチャンスだぞw 花江さん、変態役、お疲れ様です(笑)

4話目
直接(肉体)的なのはキツいな~。いやいや、目刺したらマズイデショ。流石に警察行くと思うし、そしたら(制服だし)防犯カメラとかで足つくだろうし。そういう、「警察が動くような犯罪」の境界で頑張るのが、作風じゃないのかな? あ、見てたんだ。

5話目
お前も病んでるのかよ(苦笑) なんか、どんどん手駒を増やしていくな(汗) 闇や病みが止まらない(汗) 怖いよな~。唯一の冷静なツッコミ、あざっす(笑) こういう、心理描写メインなら大丈夫なんだけどな。、、、って、そっちかーーい(笑)

6話目
そこに踏み込むと、、、マズイヨ(汗) さあ、どんな嘘をつく? それとも、殺ってしまうのか?

7話目
ほ~。なかなかのミステリー要素を入れてきたな。隣の部屋に しお ちゃんがいるのかな? こんなところにも変態が(汗) こういう、疑われることで嫌疑を晴らす手法、デスノートでもあったな。

8話目
絶妙に感情を込めない演技、上手いよな。危険だよって、そっちかーーい(笑) ホラーだな。レビュタイ、変態の総合商社にすればよかったかな(笑)

9話目
やっぱり、お前も壊れてるのか(汗) 結婚式なんて、死亡フラグじゃないか。。。受かれたな~。気を抜いたな~。何を言ったのか、見せない演出ね。これは、エグい、、、。

10話目
お互いに依存体質なんだけど、しお ちゃんの方が先に自立したんだな。自分が生きるために必要だから必要にするのは、愛じゃない。しお ちゃん、イケメンやな~。狂った愛だな。

11話目
DVされて育つと、DVする親になりやすいんだよね。叔母さんの愛って、狂信的というか、神様的な愛に対しての風刺なのかな?

12話目
指輪を忘れる、という少しのほころびで、全てが崩れていく。なんて、救いのないラスト。それで、幸せ、、、だから、良いのか? 分からんな。最後に、さとう は、しお を守ったのか。でも、心が死んでしまった。難しいな~。{/netabare}

投稿 : 2018/10/09
閲覧 : 333
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38

ネタバレ

しおなっつとこなっつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やがて終わるのなら わたしの命をあげよう

見る前〜最初の方は、ちょっとヤンデレ入ったJKさとうと幼女しおちゃんがただイチャイチャしてる話?あまりにも百合百合しかったら見るのきついな〜と思っていましたが、最終話に向けて予想できない展開もあり何だかんだ楽しめました。

ラストはちょっと衝撃でしたが、{netabare}どんな理由であれ人を殺してしまった主人公は死ぬ傾向にある、というジンクスが個人的にあるので、え!し、死ぬの?!と思いつつも、親友らしき(?)女の子(名前忘れてごめんなさい)まで殺してしまった時点で、まぁそりゃそうか、、と少し納得しました。{/netabare}

op/edも含めて、印象的なアニメでした!

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 178
サンキュー:

5

エメ氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんな名作だったとは...

最終話を見てとても感動して鳥肌が立ちました。

最初、主人公がで年下の同じ女の子同士いちゃ

いちゃするだけ、それに度が超えているヤンデレで

あるという要素が付け加えられ異彩を放っているち

ょっと変わったアニメだとしか思っていませんでし

た。しかし、回がすすむごとに徐々に謎や設定が解

き明かされて行きこんな深い物語であったのかと驚

きました。

愛には人それぞれ違った表現の仕方があるといいま

す。 この物語は 、たまたま家庭がおかしく、そして

愛を知らなかった、しかし、知った愛の為ならば人

を殺め、そしてそれでも許せる二人の少女の愛の物

語であった。それを最後までブレずに描き続けたア

ニメ。このような違った愛の物語を作れるのがアニ

メの良さだと強く思います。描写も素晴らしく遠回し

に様々なことを表現していることも大変このアニメ

を楽しめた理由でもあります。

ぜひ、見てほしい作品でした。

投稿 : 2018/10/07
閲覧 : 175
サンキュー:

9

ssz さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

登場人物が皆狂ってる

最終話まで視聴。
登場人物がだいたい頭のネジが外れたような人たちです。
良いことをしている人も不幸にあったりと、何かと報われない話だなぁと思いました。最終話も結構胸糞な展開です。
個人的には、こんな感じの結末も嫌いではないです。
ですが、若干、百合要素?みたいなのがありそこは少し苦手でした。

投稿 : 2018/10/06
閲覧 : 167
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5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

彼女の愛は、甘くいて痛い。

この作品の原作は未読です。
ですが、キャストで香菜ちゃんとくのちゃんの名前を見て視聴を決めた作品です。
この物語の主人公は、、香菜ちゃん演じる高校1年生の松坂さとう…
彼女はこれまで誰も愛したことがありませんでした。
それは愛が何なのかを知らなかったから…

そんな彼女が初めて愛を実感できる存在に出会いました。
その相手は8歳の神戸しおちゃん…
二人が手にしたのは、二人の寄り添う甘く幸せな生活…
本気で愛する人を手に入れたら、二度と手放したくないと思うのはごく当たり前の気持ち…
その当たり前の気持ちに正直で居られる場所を作り…そして守るための物語が動いていきます。

柔らかいキャラデザ…零れんばかりの大きな瞳…
全ては登場するキャラの可愛さを構成する要素の一つ…
の筈なのですが、本作品では全く異なる一面にだって成り得ることを示唆しています。

結婚して普通に家庭を築いている人にとっては決して特別なことではありません。
ですが、高校1年生が1人で自分の城を守ろうとするなら話は別です。
きっと勉強と生活の両立…とか普通に考えそうですけど、本当に大変なのは世間の風当たりなのかもしれません。

高校1年生と8歳の少女の二人暮らし…
この城を守るための1stステップはしおちゃんの外出制限…
さとうにとって、しおちゃんはお姫様そのもの…
だからしおちゃん無くしてこの城は成り立たないから…

二人の生活を豊かにしようと思ったら、バイトの時間を増やすしか手段はありません。
その代償は、しおちゃんと過ごす時間を削ること…
さとうにとっては我慢の範疇なんだと思います。
自分の考えに基づいて行動しているのですから…

でもお城に一人取り残されたしおちゃんはどうでしょう…?
さとうがバイトを頑張れば頑張るほど、彼女のさとうと一緒にいたい気持ちがおざなりになるんです。
そんな状況でも円滑に廻っていくのが本当の家庭…
だけど本当の家庭を築くのに、二人は未だ幼過ぎ…

さとうが二人の城を築くために奔走していること、二人の生活を根底から覆す状況が迫ってきていました。
全く異なる一面が顔を覗かせるようになるのは、この頃からでしょうか…?
もともと片鱗はあったんだと思います。
彼女の思想と言動は、現代社会に…集団生活にマッチしていたかというと多分違うと思います。

でもさとうの芯は強く、決して流されないんです。
その結果さとうは何を招き入れるのか…?
さとうとしおちゃんの愛の顛末は…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ナナヲアカリさんの「ワンルームシュガーライフ」
エンディングテーマは、ReoNaさんの「SWEET HURT」
オープニングの超絶早い歌詞をカラオケでスラスラ歌えたら一人前…と思っているのですが、私にはその自信は全くありません。
ReoNaさんは、「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」の神崎エルザ以来なので、実力は折り紙付き…

1クール12話の物語でした。
最終話での結末は…私個人的が望んでいた展開ではありませんでした。
でも、愛の行方については個人的に満足です。
だって一世一代の大勝負を目の当たりにしたんですから…
それにしても…声優さんってやっぱり凄い!

投稿 : 2018/10/06
閲覧 : 211
サンキュー:

16

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

誰トクアニメ?

原作:漫画 未読


感想

出てくる登場人物の殆どが頭のイカレた狂気の異常者ばっかりでビックリ。
こんなん全然感情移入も、共感すらできないよ。
唯一まともで友達想いの飛騨 しょうこ は、しおといる所を目撃しちゃっい、さとちゃんに殺されちゃうし・・・
何だこれ?状態
自分には、このサスペンスホラーの良さが解らなかったです。
途中で切ってもよかったのだけれど、結末が気になって断念できなかったってだけ。。

観てて、人殺してるさとちゃんは、倫理的道徳的にも絶対幸せにはならないだろうな・・・とは予想してたけど
最後、転落死とか 
まぁ 妥当な結末だな っと。
原作がまだ連載中で続いてるみたいなので、きっとアニメの最後はオリジナルになるんだろうけど、僕的にはこれでお腹いっぱいで、原作に興味湧かないです。

そもそも幸せな甘い生活なんて長く続かない
そんなの新婚の時だけだったなぁ・・・(遠い目)
基本、人生は苦いもんだよ(苦笑)



どうでもいい一言
しおちゃんとさとちゃん観てて
ラブラブ過ぎて砂糖吐く (´┐`)

投稿 : 2018/10/05
閲覧 : 227
サンキュー:

25

↙→↘↓↙←↘+BC さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結局指輪回収が命取りに

結局最後に指輪回収がきっかけってバカすぎた
完全主義なようでボロボロとボロを出す所に作者の都合が感じたのが嫌だった
バイトにやたら行ったら
人とやたらと接触したり
その辺が完璧な話作りだとある意味で良い話だったのかなと感じたのが残念でした
あとオープニングとエンディングがすごく良くて調べてみたらどちらもシンガーソングライターではなくて少しガッカリしました
憂鬱、反社会的な歌を歌わされてるアイドルの自我の無さがなんか嫌でした

投稿 : 2018/10/05
閲覧 : 257
サンキュー:

5

黒幕ぴー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ドキドキ・ゾワゾワの連続

どんな展開になってもおかしくない空気感で、見ていてドキドキが止まりませんでした。

愛の形は人それぞれ
その中で歪んだ愛を感じそのパワーを発揮した者たちの本気が描かれていると思います。
とはいえ、定番な現実的な恋愛ラブストーリーということでもないかな。

うまくサイコな感じを表現していて、引き込まれます。
終盤なんて畳み掛けるように展開が起きて没頭しちゃいました。

久々に疲れず見切ってしまいました。
オススメですよ。

投稿 : 2018/10/04
閲覧 : 107
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

登場人物全員が歪んでいる

登場人物全員が歪んでいた。加えてほとんどが虐待やトラウマの被害者というのが何とも…

父親から虐待を受け、母親に捨てられ、サイコパス女子高生に監禁されたしお。彼女もまた家族を捨て、さとうの存在こそが真の愛だと錯覚してしまった。この作品で一番不幸な人物だろう。

彼女の兄もまた不幸だ。家族3人で幸せに暮らすという希望のために、自分を犠牲にしてしおを探し求め、ついに発見するも、しおは既に歪みきっており、その夢は粉々に打ち砕かれた。
彼はこれから、何のために生きていくのだろう。

さとうとしおについてはハッピーエンド、それ以外の人にとってはバッドエンドという感じなのか。

個人的には楽しんで視聴できました。演出もかなり良かったです。登場人物たちが提示する様々な愛の形は、とても心に響きました。
スクールデイズの数倍は重いんじゃないかと思います。

投稿 : 2018/10/04
閲覧 : 127
ネタバレ

ニコム さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主人公病んでる。

『歪み(愛、性的嗜好、満たすもの)、虐待、ロリコン、ショタコン、独占欲、依存、病み』

 9話まで観ました。面白かったです。上は頭に浮かんだキーワードです。主人公が病んでいます。作り上げた環境を守るため、手段を厭いません。作り上げた環境が壊されると、すごく辛い状態に戻るため、必死で守ります。生存本能が働いています。主人公が病む背景に同情の余地があるため、その気持ちを考えるととても辛いです。とてもかわいそう。
 また、主人公が法律やモラルで禁じられていることをおもいっきりしてくれるため、清々しい気持にもなれました。
 お化けは怖いですが、一番怖いのは人間だと感じた作品でした。

歪んだ愛を描ききった作者と製作陣に脱帽です。
私はこの愛に同感しました。

以下ネタバレ
{netabare}
友人を手にかけたサトウは、シオと飛行機でおそらく国外への逃亡を試みた。しかし、マンション1階で、運悪く見つかってしまう。金属バットを持ったあさひに襲われサトウは怪我をする。あさひはシオを連れ戻そうと説得するが、拒否される。辺りは火の海。シオのおばさんが、サトウの部屋にガソリンを撒いたため。シオとサトウはマンションの屋上へと逃げる。怪我とあさひのため逃げきれないと感じた二人は、決心し、マンションから飛び降りる。サトウは亡くなり、シオはサトウに守られ生き残る。シオは心の中にいるサトウと共に一人で生きていくと誓う。

まさかサトウが死ぬとは、、

~ {/netabare}

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 307
サンキュー:

12

ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

コドモのセカイ

【視聴完了して改稿】*誤字訂正

特別なひととの「ハッピーな」甘い生活を守ろうと奮闘する女子高生。


{netabare}どう見ても猟奇的な生活を「シュガーライフ」と称するのは、主人公と監禁される少女が、虐待の被害者である必然なのだろう。
虐待を受ける子供は、「虐待」の事実を否認して、自分は愛されているのだと思い込もうとするものだという。
主人公が楽しげに唱える「ハッピーシュガーライフ」という言葉は、現実の悲惨を「否認」する、虐待被害者の心性を表現している。
決して、サイコパスの「モンスター」性の表現ではない。

現実の事件でも、しばしば、「被害者」に対して「どうして脱出しようとしないのか」「自分ならもっとうまく立ち回る」「被害を受けるのは能力が足りないせいだ」と、被害者へのバッシングが起きることは稀ではない。

だが、危ういバランスで猟奇的な生活を維持する主人公が、障害が立ちふさがるたびに、子供が鉛筆で紙を塗りつぶすように、心が黒く塗りつぶされる描写は、監禁されている少女が決定的な場面で「頭がグルグルする」と思考を続けられなくなる描写とともに、彼女たち虐待被害者の内面がどのようなものであるのか、視聴者に有無を言わせずに突きつけてくる。


友人が、仕事の都合でアメリカの警察で射撃訓練を受講させられたことがあり、話を聞かせてもらったことがある。

通常、銃の操作レバーやボタンは片手で容易に操作できる位置に配置され、アクション映画などでも、いかにも手馴れていることの表現として、指先で素早く軽快に操作する描写が多い。

が、訓練コースでは、両手を使って大げさな動きで操作するメソッドを教えられるという。

強度のストレスに晒された状況下では、人間は、普段は当たり前に行える細かい操作や判断ができなくなるからだ。

銃の撃ち合いと言えばストレス状況の最たるもので、普通であれば子供でも行える簡単な指先の操作ですらできなくなることを、アメリカの警察は豊富な事例から研究し尽くしているという。
したがって、アマチュアに対しては、ストレス下でも行える大げさな動作をあらかじめフォームとして体に覚えこませようとする。


心が「塗りつぶされ」たり、「頭がグルグル」する描写は、彼女たちの心性が異常であったり劣っているという表現ではなく、虐待という強度のストレス下で「正常な」判断が行えなくなったという表現だ。
彼女たちを、異常だ、対応能力がないのだと見下す視点は、自分ならこのようなストレス状況でも的確に判断できる、という思い込みが支えているのだろう。
が、それは撃ち合いになった時に普段通りの操作ができずに撃ち殺されるまでの空想的な自己満足に過ぎない。
撃ち殺される瞬間に自己満足の妄想であったと気づいても手遅れであるように、たとえばブラック企業で過労死するまで「彼女たち」と自分は変わりは無いのだと気づかないのだろう。

「被害者」を攻撃して恥じないのは、同情心やモラルの欠如といった価値観の問題ではなく、相手の状況を考慮する「知力」に欠けている、要するに頭の悪さを露呈している知能の欠陥だ。

自分の知識だけで世界のすべてを知ったような全能感から他人を評価してしまえる「浅知恵」は、言ってみれば子供の属性のようなもので、未知のものを処理する大人の知力が備わっていないことを示している。

こうした、「大人」が見えなくなっている現実が、本作の背景をなしているのだろう。

その表れとして、本作の「背景」には、たとえ繁華街のシーンであってさえ、すべて学生か若者=子供しか描かれていない。
オジサンやオバサンといった「大人」は、モブとしてすら描かれることはない。

生物の本質はDNAを伝えることであり、次世代へDNAを伝えることが成熟ということだが、人間のように社会性の動物においては、自分の子であるかに関わりなく、「子供」を社会の成員=大人に育て上げてこそ「大人」として成熟しているといえる。

その意味では、虐待を止められず育児放棄する主人公や監禁少女の母親も、虐待する「親」も、見ないふりで面倒を避けようとする近所の主婦たちも、すべて「大人」ではない。

主人公に接近する教師やバイト先の店長が、主人公にいいように「処置」されてしまうのも、彼らが「大人」ではない、オトナの皮をかぶったコドモであるからだ。
子供と目線を合わせるのではなく、子供と「対等」に付き合おうとする「大人」は、得てして「自分が」子供と同化したい=大人の責任を放棄したいという欲望にかられたコドモであるという現実を、正確に写し取っている。

「大人」のいない「世界」は、作者や製作者によって切り取られた「現実」か、主人公から見た「世界」に大人が存在しないことを表しているのだろう。

あやうく空想的な子供の「ハッピーシュガーライフ」が何とか維持されていくのは、このように自覚的に「大人」を排除したコドモのセカイを作り上げることに成功しているからだ。


コドモのセカイで「お城」を守ろうと奮闘する主人公だが、コドモのセカイを特徴付ける原則は「交換」であるように見える。

何かを手に入れるためには何かを差し出す。

当たり前だ、と納得しそうになるが、「子供」が何かを手に入れるのに「対価」は必ず必要なものだろうか。
もしも本作を視聴する前に『甘々と稲妻』を視聴していた視聴者ならば、ひょっとするとこの違和を共有してくれるかもしれない。

「子供」性をすりつぶす虐待の経験が、主人公に「交換」の原則を内面化させる。

「お城」を維持するための様々な交渉だけではない。もう一人の被虐待幼女と出会う前、次々と交際相手を取り換える遍歴も、愛情と「引き換え」に肉体関係を提供していたと暗示されている。
「お城」の所有者との出会いにおいても、まず「何もしなくていいの?」と肉体を提供しようとするのは、利益を入手するために対価を提供するという「交換原理」が思考の様式を支配していることを示している。

「交換」に支配され、内面化した思考は、判断や決断をゆがめてゆく。

主人公が「二人のお城」を守るために殺人を重ねる展開に、不快を感じる視聴者も多いかもしれない。
が、ここはコドモのセカイだ。現実の反社会性を根拠に不快を訴えても意味はない。

これらの「殺人」は、刑法上の犯罪として持ち込まれているのではない。
「ハッピーシュガーライフ」の絶対的な幸福の純粋性と「交換」に「差し出さねばならない」ものとして、「絶対性」につりあう「究極的」な「負債」の象徴として持ち込まれている。
究極の「負債」であるのは、「引き換え」に究極の「罰」=「怒られる」が与えられるものであるという、これまた「コドモ」の「交換原則」が根拠づけているからだ。

主人公に確かな「罰」が下されないことに不全感を感じる視聴者は、このコドモの交換原則の圏内にいるのかもしれない。
内田樹が、現代人は「等価交換原理を過剰に内面化している」と10年以上前に喝破したように、こうした主人公の感覚は現実でも共有されているのだろう。

「交換」の絶対化は、〈ゼロ-サム〉の、相手の損は私の得/相手の得は私の損、といった二者択一の判断に傾きがちになる。
そして「内面化」は、損得の「計算」ではなく、「快/不快」の感情として価値判断を誘導する。他人の損は「快」、自分の損は「不快」、と。

主人公の「罰」の不在への「不快」は、主人公が罰を受けないのは「得」をしている=自分が「損」をしている=「不快」、の回路に捉えられているのではないだろうか。


ブッフェ形式のランチを食べに行ったとき、「こっちの方が原価が高いよ」という会話を聞いた。
原価が高い=店の「損」=私の「得」=気持ちいい、の回路が作動しているのだろう。

台風の夜にピザを注文する人がいる。
配達員が特別に苦労する=特別に「損」している=特別な「得」をした=気持ちいい、の回路が作動したのだろう。

どちらにせよ、「得」などどこにもない。
架空の損得に誘導される気分が支配する判断が、現実にも蔓延している。

が、こんな「気分」の無意味さを指摘することができるのも、「現実」の関係性においては「交換」とは無関係に、利益や不利益が生じることがあると知っているからだ。
一方的に与えることもあれば、理由なく消失することもある。

「交換」の明瞭性からすれば、こうした「贈与」や「蕩尽」は不合理で不可解に見えるだろう。
不明瞭の排除として、本作の「コドモのセカイ」の設定がある。
現実世界には存在する児童保護施設のような子供の救済機関の不在が、コドモのセカイを支えている。

そうした救済機関の実効性や運営の仕方に不満の人もいるだろう。
しかし、そうした機関が存在し、子供の救済に従事する大人がいることは確かだ。

(子供に対しては)「無償」で保護を与える大人の不在が、コドモのセカイを支える。

この「コドモのセカイ」によって、虐待によって「交換」のみが行動原理となった少女の物語を、より鮮明に描き出し得ているといえるだろう。
そして、この「セカイ」は、交換の内面化において、現実と地続きであると示してもいる。

終幕で、新たな「お城」を目指して旅立とうとする主人公と監禁幼女は、置き忘れた指輪のために脱出を果たし得ない。
「交換」に貫かれた主人公の行動が、「かけがえのない」指輪=「交換」できないもののために頓挫する展開は、ついに「交換」の向こうへ、「セカイ」の拘束の向こうへの視線を獲得した希望なのだろうか。

追い詰められ、屋上から飛び降りる二人は、死において「愛」が成就するロマン主義の純愛をなぞったように見える。

心中や殉死に愛の超越性を見るロマン主義は、しかし、土壇場で幼女を救う主人公の自己犠牲によって、絶対的な犠牲と「引き換え」に絶対的な愛を差し出す「交換」の現代性に敗れ去ったようだ。

ラストで、他者を拒絶して主人公との「愛」に閉じこもる監禁幼女は、このセカイの交換原理を受け入れ、超越の契機は閉ざされたように思える。
主人公の生命という絶対性は、幼女を解放する「ギフト」ではなく、絶対の愛を「引き換えに」捧げる、交換媒体にしかならなかったのだろうか。

絶対的な犠牲と「引き換え」に絶対的な「愛」を応答させて自己という球体に引きこもる幼女は、相手を絶対的に受け入れる「引き換え」に相手の全存在を収奪する主人公の叔母の陰画のようだ。


無償で与えられる何ものかが存在する「現実」を慎重に作り替える「コドモのセカイ」が、「与えられるもの」が奪い取られた虐待を強力に浮かび上がらせる。

コドモの「ハッピーシュガーライフ」」を理想郷とみなして肯定しまうのも、登場キャラは「異常者」だと断罪してしまうことも、「大人」からかけ離れた「浅知恵」になってしまうようだ。

モブにすら大人のいないセカイでは、警察官もまた子供じみて、形式的につじつまが合えば明らかに不審のある住居を捜索することをしない。
自分が「怒られない」形式が整っていれば明白な異常を見逃す職業人が、必ずしも空想的には見えない現実が、このコドモのセカイを一蹴できない救われなさを支えているようだ。

このもどかしさを、もどかしさのまま引き受けることが大人なのだろうと思うと、なんとも切ない。{/netabare}

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 574
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14

ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歪みを背負った子供の末路

可愛い絵だがサイコホラーみたいなジャンルの作品らしい
劣悪な家庭環境で育った子らと倒錯的な依存関係で生活する日々を描く

■毒を以て毒を制す
序盤の印象はといえば、外部から来る害意に対して
主人公がより強烈な闇深さで押し潰す
さながら遊☆戯☆王の序盤のような作品なのかなという印象をもった

しかしそれは序中盤にすぎず
話が進むにつれ次第に主人公自体の闇、業の深さが
およそ主人公とは言えないほど酷いものであることが露呈していく…

■大人に対する不信、嫌悪
作品に登場する悪の象徴が「大人」であることが多い
しばしば大人は汚いなどの大人に対する嫌悪のセリフが登場する

しかし話が進むほどに嫌悪していた側、虐げられていた側が
汚いことに手を染めるようになっていく

■穢れは伝染する……
ということなのだろうか
大人から受けた悪意の影響を、子供が成長するにつれ受け継いでいく
作品のテーマとして最後に横たわっていたのはそれだったようにも思える

店長の偏愛は太陽君に注がれ、太陽君の偏愛はしおちゃんに
叔母さんの狂気はさとうに、さとうの狂気はしおちゃんに
唯一…しょうこの良心は、あさひに継がれたのだろうか

■論理的であるということ
サイコな作品、狂気を描く、であっても
登場人物は論理的な思考をもっていた

さとうがどうしようもない苦い感情を論理的に思考し
それが嫉妬であることを突き止めるシーンなどはとても人間的
だからこそ捻れた歯車が起こさせる行動が人間の狂気と言える

しおちゃんも前半はお人形に過ぎないキャラであったが
終盤では自己の利益のために悪事を容認し、それを明かした
自ら道徳を捨て、彼女もまたサイコになってしまった

~まとめ~
あまりみないタイプのジャンルだったので振り返ってみると興味深い作品だった
しかし視聴してて楽しいとかいうタイプではなく不安を煽られるタイプ
(部分的には太陽君の狂いっぷりとかは笑うしかなかったが)
後味がすっきりするわけでもなくショッキングなシーンもあるので
なかなかの変人向けな作品だとは思う

投稿 : 2018/10/03
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ハッピーシュガーライフのストーリー・あらすじ

松坂さとうには、好きな人がいます。その人と触れ合うと、とても甘い気持ちになるのです。きっとこれが「愛」なのね。彼女はそう思いました。この想いを守るためなら、どんなことも許される。騙しても犯しても奪っても殺してもいいと思うの。戦慄の純愛サイコホラー。(TVアニメ動画『ハッピーシュガーライフ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年夏アニメ
制作会社
Ezo'la
主題歌
≪OP≫ナナヲアカリ『ワンルームシュガーライフ』≪ED≫ReoNa『SWEET HURT』

声優・キャラクター

花澤香菜、久野美咲、花守ゆみり、花江夏樹、洲崎綾、石川界人、井上喜久子

スタッフ

原作:鍵空とみやき(掲載 月刊「ガンガン JOKER」スクウェア・エニックス刊)、総監督:草川啓造、監督:長山延好、シリーズ構成:待田堂子、キャラクターデザイン:安田祥子、美術監督:谷地清隆、色彩設計:松原陽子、撮影監督:伊藤康行、編集:岡祐司、音響監督:立石弥生、音楽:亀山耕一郎

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