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「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(TVアニメ動画)」

総合得点
76.2
感想・評価
1221
棚に入れた
6713
ランキング
719
★★★★☆ 3.7 (1221)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.7

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ソ・ラ・ノ・ヲ・トの感想・評価はどうでしたか?

ピエロ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ほのぼの日常展開にオチをちゃんとつけたアニメ

このアニメは個人的には超急展開なアニメだと思いました
前半から中盤にかけては完全にほのぼのしたアニメで後半の本当の最後になってやっと物語の全貌が明らかになって行きます
まさかこんな展開になるとは思っていなかったので結構びっくりしました笑
ただ少しずつ伏線というのがあったので結構毎話見てても楽しく見れましたね
ただ展開が遅すぎるといいますか、本当の後半になってやっと物語が動き出すので少しテンポというかそういうところが悪い気がしたのが少しマイナスですかね〜
最終話のオチのつけ方は結構好きな終わり方で良かったので見てない人にはオススメのアニメですね!

投稿 : 2018/03/10
閲覧 : 473
サンキュー:

14

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観チグハグ&シナリオ散漫な残念作1

作画・演出は良好で、シナリオも序盤はなかなか興味をそそられるものがあり、「これは良作かも?」と一時的な期待感を持たせてくれた作品。
しかし残念ながら、見進めるうちに次第に、①作品世界のチグハグさと、②全体シナリオの焦点の定まらなさ、に気付き始めて、見終わるころにはガックリきてしまう・・・これは、個人的には、その手の竜頭蛇尾の視聴体験で終わっってしまったアニメのひとつ。
逆に言うと、視聴前や序盤に余り高い期待を持たなければ、最後までそこそこ楽しめる作品なのかも知れません。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
2010年制作アニメとしては作画/演出のレベルはかなり高い。
OPがクリムト・モチーフ→つまり琳派モチーフ。
水掛け祭は、中国南部のシーサンパンナ(※タイ族のもともとの居住地に近い)や東南アジアのタイ本国で4月初め頃に行われるタイ族に共通してみられる奇祭で、通行者に柄杓で掬った真水をぶっかけてはしゃぎあう祭典。
・第8話視聴終了時点
ここで「正統ローマ帝国」という国名が出てきて流石にガッカリ。
序盤でタイ族モチーフ?と思わせといて、もまなく「あれ?日本?」となり、「カルヴァドス(リンゴ酒)」で何か西洋っぽくなったな・・・と思って、「ローマ」云々がトドメに。
→世界観があれこれごちゃ混ぜになっていて粗雑。これでは視聴意欲が大きくダウンしてしまう。
・第12話視聴終了時点
シナリオも結局、何がいいたい作品だったのか分からず仕舞いで残念。
もう一回確り見直そう・・・という意欲が涌かない作品でした。
{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作         Paradores
監督         神戸守
シリーズ構成・脚本  吉野弘幸
キャラクターデザイン 岸田メル(原案)、赤井俊文
メカニックデザイン  石垣純哉
音楽         大島ミチル
アニメーション制作  A-1 Pictures{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

==================== ソ・ラ・ノ・ヲ・ト (2010年1-3月) ===================
{netabare}
第1話 響ク音・払暁ノ街 ★ ラッパ手カナタ2等兵「時告げ砦」着任、水掛け祭の夜
第2話 初陣・椅子ノ話 ☆ 第1121小隊のメンバー紹介、幽霊騒動、イデア文字
第3話 隊ノ一日・梨旺走ル ★ カナタ発病、リオ先輩の看病、タケミカズチ
第4話 梅雨ノ空・玻璃ノ虹 ☆ ノエルとカナタのガラス工房訪問
第5話 山踏ミ・世界ノ果テ ☆ ノーマンズランド・ボーダー付近遠足、旧時代の監視装置
第6話 彼方ノ休日・髪結イ ☆ カナタの初任給、戦災孤児ミシオと尼僧ユミナ
第7話 蝉時雨・精霊流シ ☆ 模擬戦、密造酒カルヴァドス(リンゴ蒸留酒)
第8話 電話番・緊急事態ヲ宣言ス ☆ 休戦協定難航(対正統ローマ帝国)、中央直結電話保守任務、リオへの電話
第9話 台風一過・虚像ト実像 ★ クラウス連絡将校&クレハ二等兵救助
第10話 旅立チ・初雪ノ頃 ☆ リオの個人事情、イリヤ第一公女の写真、トランペット受渡し
第11話 来訪者・燃ユル雪原 ★ 侵入ローマ兵救助、砦接収、開戦の危機
第12話 蒼穹ニ響ケ ★ 続き、火の乙女、停戦{/netabare}

 - - - TVシリーズここまで。以下、番外編(後日譚) - - -
{netabare}
第13話 空の音・夢ノ彼方☆ 伝承の真偽、水掛け祭、それぞれの夢{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)8、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「光の旋律」
ED 「Girls, Be Ambitious.」
挿入歌 「アメイジング・グレイス(すばらしき恩寵)」※作中で度々トランペット演奏される

投稿 : 2018/03/01
閲覧 : 444
サンキュー:

18

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

金元さんの初陣 OPが独特&何だこの豪華声優www 新日常系の先駆け

OP歌ってるのはまさかのアスナさん(戸松さん)でしたwww
そして絵画である第九をイメージしている

例え危険な目にあっても困難なことがあっても生きたいと思って何でもいいから足掻けばいい
物のために命を懸けてもいい
そうすれば人に通じるから

もうカナタの声がイカちゃんにしか聞こえませんwww

7.5はまさしく神回でしたwwwww
{netabare}水鉄砲を使っての模擬戦の後は酒に飲まれ・・・
完全に演技は本気だったし
飲み過ぎにはご用心、へっ
俺は350mL缶1個でダメです
頑張っても2個です
カシスウーロンなら居酒屋にもよりますがいくらでもいけます{/netabare}

アメイジンググレイスは高校のときに歌いました

最後はリオ先輩いい所を持って行ってくれました
「軍曹なのでゲソ!」

この世界はプリキュア率とカグラ率が高めな件www
カナタはピースさん且つ叢だし
クレハはさやか且つベリーさん且つ焔だし
リオは葛城だし
ノエルはまどか且つ響だし
ユミナはハッピーさんだし

ゲーム版に出たキリエはマーチさんだしwwww

投稿 : 2018/02/02
閲覧 : 419
サンキュー:

23

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

重層的な描写の先に響く音楽が心を震わせる傑作

もつれた状況を音楽で……。
痛快で好まれる筋書きではありますが、
時に少々理想的すぎて、如何にもマンガチックな軽い展開にも思われます。

けれど本作の蒼穹に響く鮮烈なトランペット。
“空の音”(={netabare}アメイジング・グレイス{/netabare})には
受け継がれて来た多くの想いが詰まった故の重みがあります。

“戦後”から戦争を描くプロット上で、描かれる登場人物たちは、
心中に戦争のトラウマを、幾重にもくるんで秘匿して日常を生きています。

主人公の女性兵士たちが赴任している砦の街もまた、
忌まわしき災厄の記憶を、祭りの伝統で、包み込み、痛みを和らげています。

そして、ゆっくりと、しかし、着実に終わりに向かっていく世界……。
時折、埋没した地下や、遺構から、顔を覗かせる滅び去った“旧時代”。
例えば、もはや満足に識字できる者も稀少になった、
“旧時代”の言語“イデア文字”(={netabare}日本の漢字と思われる{/netabare})
残滓となっても尚、人々の間に生き続ける伝統行事。

技術や記録も根こそぎ消し飛ばされるような滅びをも乗り越えて、
心に残り続ける物は何か?
本作の音楽には、この問いに耐えうる生命力が漲り、
時代を超越するメロディが登場人物と視聴者。心と心を結びつけた時……。
奥底から沸き起こるような感動が溢れて来るのです。

人、街、世界、歴史……幾つもの重層を通り抜けて、力強い音が駆け抜けるその傍らで、
人々や世界の本性は暴かれ、曝された古傷は目を背けたくなるくらい痛々しい。

それでも物語は優しさに溢れ、音楽は傷を癒やしていく。

未見の方には、是非、一度観て欲しい。
何より“空の音”は心で聴いて欲しい名曲です。

投稿 : 2017/12/28
閲覧 : 377
サンキュー:

42

kobaroko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個人的にはいい作品

完全に不発という意見が多い印象ですが、自分としては良かったのではないかなと思います。
軍人でラッパ吹きの女の子が主体なんですかね。練習している様子や色々な話で癒してくれたように感じました。

投稿 : 2017/08/22
閲覧 : 187
サンキュー:

4

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

火の7日間のあとみたいな設定

世界観が戦争で世界の大半が不毛地帯と化した状態で、尚且つ最先端の技術も世界の崩壊と共にほとんど失われているという感じです(´・ω・`)
巨神兵が出てないだけですww
雰囲気で楽しむ感じでした(*´-`)
あまり細かい設定やその後など考えずに見ると面白いです\(^o^)/

投稿 : 2017/08/20
閲覧 : 231
サンキュー:

6

ogahiroaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ジブリ+けいおん

7話まで視聴しました。
ジブリの世界にけいおんキャラが部活の代わりに
国境沿いの小さな村に防衛任務としてダラダラ日常を過ごすといった感じ







どちらも好きな人は見ていて楽しいと思います。
あちこちにジブリ臭を感じるのは背景美術だけじゃな

投稿 : 2017/08/02
閲覧 : 251
サンキュー:

4

さむろん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

のほほんとした日常アニメ

戦争アニメだけどのほほんとした日常アニメです。
兵士とは思えない平和な日常が続きます。バトルシーンはほぼありません。
終盤でやっと戦争というキーワードがでてきます。バトルシーンはほとんど無いけど、しっかりハラハラさせる内容になってます。
少女達が戦争に対する理想を追い求める。ツッコミどころは多いけど、とても分かりやすい内容なので小学生向けかな。
設定が凝っているので、そこを読み取る事が出来れば大人が見ても色々考えさせられます。
全体的なクオリティは一定レベル以上で話もきっちりまとめてあり、とても見やすいアニメでした。時がたっても楽しめる作品だと思うので個人的には準名作ですね。

投稿 : 2017/07/24
閲覧 : 211
サンキュー:

7

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

日常ものとして見ればみれなくはなかった。

世界観は戦後が舞台の軍隊ものですね。
ハイテク戦車があるみたいなので科学技術は高そうな世界だけど
戦後ということで生活水準は近代ぐらいまで下がった感じでした。
軍隊ものと言っても女の子の軍人が中心で女の子いっぱいのアニメです。
女の子達が砦を守る軍人をやっていて
そこでの日常を描写したものになってましたね。
まず雰囲気がいいですね。
風景の作画が綺麗で古い時代の西洋風の世界観がよく出ていて
凄く良かったです。
そしてそこでの風習の描写なんかも作画が優れているので
世界観の描写が良くて世界観に溶け込むことが出来ました。

ストーリーは日常シーンが多いな
ストーリーは序盤は大きくは動かなくて日常シーンを描いてましたね。
一つ一つの日常描写は丁寧なので、そのおかげで何気ないシーンでも
楽しく見れました。

しかし軍隊ものとしては会話のノリが軍隊には見えないし
国境を守ってるにしては緊張感がないのように見えるし
まじめな軍隊ものとして見ない方がいいでしょう。
あくまでも構成は日常描写が多いアニメなので
それが向かない人には駄目でしょうね。
設定もよくわからないことだらけで
ボランティア活動でもしているのかと
錯覚するくらい指揮系統がしっかりしていないなどは気になった。

中盤すぎても、ご飯食べたりの日常シーンが多くて
ストーリーの進行がないなあ
ストーリーに関しては良い方向でも悪い方向でもどっちでもいいから
進めた方が良かったかもしれませんね。
これだと日常シーンは楽しめるのだけど内容は薄いですね。
遊びの回があるのはいいのだけど、趣味に走りすぎた気もしますね。
好きな人には好きでしょうけど、趣味に走ったエロとかは
どうなのかな?と思った。
終盤物語が動くのだけど一応、ここまで伏線やらを張っていたので
納得は出来たし、戦争ものと考えれば悪くはなかったと思う。
昔見た時はそれなりに感動しましたね。
ただ、今見返して見るとツッコミ所は結構あるので細かいことを気にする人には
向かないかなと思った。

キャラについては主人公の女の子はあまり世の中のことを知らない純真無垢さがあって
その部分の描写は可愛かったと思います。
日常シーンでも性格は楽しめることが多かったです。
他の女の子キャラはトラウマや悩みの描写はしっかりしていて
各キャラは感情移入しやすかったのでキャラクター描写は中々だったのではないでしょうか

声優さんについては日常ものと軍人もの要素があるので両方の演技力が必要でしたが
日常シーンでは主人公の役の方は可愛らしい演技が出来て
今聞いてみても凄く良かったです。軍人役の方の悪党ぶりの演技とかは
中々良かったので演技力自体は問題なかったです。

まとめると軍隊アニメと思えない内容は気になったので
軍隊アニメとしてはイマイチかもしれませんが
風景の作画や雰囲気の良さで日常ものとして見ればみれなくはなかった。
最後もそれなりに感動しました。
内容はギリギリ普通と言える出来はあったと思う。

投稿 : 2017/07/14
閲覧 : 232
サンキュー:

8

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

設定は面白いけどなぁ

最初に↓のレビューの方、戸松さんが歌っているのはedです。opはカラフィナです、気になったので一応・・・確かにこのopは何故か癖になります。

アニメオリジナル作品。
内容は戦争、孤児、日常など要素を詰め込んでみたという感じ、何かを伝えようとしてるんだろうけど、何を伝えたいのかよくわからん、ただこの設定自体はいい、何だったら日常だけで終わらしてもよかった。

投稿 : 2017/07/06
閲覧 : 219
サンキュー:

4

エイジ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

OPはすごく良かった

見るか見ないかの二択なら見ないでもいい感じ
暇だったから見た
すっごくおもしろい訳でもないけどつまらなくもない作品
OPはすごく良かった聞いてて落ち着きました

投稿 : 2017/05/31
閲覧 : 236
サンキュー:

4

小川英二 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なかなか良かった

軍隊の日常系でほのぼのして良かったです。オープニングの歌が好きで毎回スキップせずに聴いてました。もう少し評価されてもいいかな〜と思いました。

投稿 : 2017/04/19
閲覧 : 226
サンキュー:

5

ネタバレ

こた さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

世界観をじっくり味わっていたのに…

前半は辛うじて悪いとは言えなかった。景色や建物の一つ一つ丁寧に描写されていて、戦争が過ぎた後の終末感漂う独特な世界観に魅入った。
終盤で話が動くであろうと思い、序盤のぐだぐたとして日常パートもまあ…。
しかし10話でよくわからない婆さんの疾走&どこか不倫を美化した内容(正妻がいる男と若い頃の婆さんが恋仲になり、子どもを身籠り、おそらく返ってくることはないだろうその男の帰りを永遠と待ち続けるといった)。ストーリーの核心ではないが、少なくとも自分はこのような話にはかなりの嫌悪感を抱く。このあたりから理解不能になり、さらには最後は詰め込み&ご都合主義で、呆気にとられるうちに幕を閉じてしまった印象。1-9話に関しては3.5点くらいのストーリーかな…(-_-;)

投稿 : 2016/12/30
閲覧 : 316
サンキュー:

16

ぐぅかん丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争の在り方を問う物語

・大まかなストーリー
遥か未来、大断絶と呼ばれる戦争により、世界は荒廃しました。今の現代社会はおとぎ話のような存在となり、今とは全く異なる状況の世界が舞台です。
主人公である空深カナタは、廃墟でトランペットを持った女性兵士と出会い、軍に入ればトランペットを吹けるのだと勘違いして、軍の入隊を決意します。
やがて、成長したカナタはトロワ州セーズの街の駐留部隊であるヘルベチア共和国陸軍第1121小隊に配属されます。
そして、カナタが水かけ祭りの日にセーズに赴任するところから物事は始まります。
・カナタ周辺の置かれた状況
ヘルベチア共和国は正統ローマ帝国との長きにわたる戦争をしていましたが、休戦し、半年の月日が経っています。
第1121小隊の駐屯する「時告げ砦」は、無人地帯であるノーマンズランドとの境にあり、その為あまり武力を有しておらず、たった5人の女性隊員しかいません。
なので、セーズの街は戦争の面影がなく、平和そのものです。
※観る上での注意事項
前半の方はさっきも書いたように、平和そのもので特にシリアスチックな事はありません。
ですが、7話位からシリアスな面が濃くなってくるので注意です。平和な世界といっても、あくまで戦争を題材とした物語なので、死人やグロシーン等は覚悟しておいて下さい。
また、だいたい10話くらいから急展開になるので、少々用語等の理解に苦しむかと思います。なので、事前にwikiやpixiv先生で調べておくことをオススメします。
・ストーリーの抽象的な評価
ここではストーリーの抽象的な評価しかしません。詳しい評価が知りたい人は他の人のレビューを参考にして下さい。
ここ最近戦争について調べている自分にとっては、戦争の存在意義について考えさせられるストーリーだったと思います。こんな適当な評価しかできず、すいません。
・最後に
このアニメは、戦争について本気で向き合う人に観て貰いたいです。戦争とは何なのか、戦争は必要なものなのか、といった考えを持つきっかけになると思います。
このレビューが戦争の存在意義を本気で考えるきっかけになれば幸いです。

投稿 : 2016/12/26
閲覧 : 207
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日常系と言えば日常系アニメだけど!?

軍服着て日常系アニメ。まったりと観れますが、後半ちょっとシリアス入ります。
絵がけいおんみたいなんでキャラクターは結構好きかも。
ただ、頭の中空っぽにしてまったりと観てたら後半エライ目にあっちゃいますのでご用心を。
ラストは駆け抜けた感を否めませんが、まあ、終わり方としては悪くはない?ですかね。

投稿 : 2016/11/22
閲覧 : 208

あいき さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よかった

よかった

投稿 : 2016/11/18
閲覧 : 273
サンキュー:

5

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

壮大なプロットを小ぢんまり日常系にした

遠い未来かパラレルワールドか、戦争中の辺境の砦を守る女性兵士たちのお話。
と言ってもド辺境であって戦車1両(故障中)とそのクルーのみの部隊という設定。

強引に少女5人設定にして部活物日常系仕立てになってます。
失われた文明、暗鬱とした戦争等々、ウンザリするほどのディストピア設定でシレっと日常系劇場を始めてくれます。

その中でも終始なんか太古の伝説めいた話やら、人類が置かれた状況やら絡める所が純粋な日常系と違います。

終盤に入り急に話が動き戦争の核心に関わりますが、如何にせん割いた話数が少なく急転直下で呆気に取られるだけでした。

流行とは言えなにもストーリーのある物まで強引に日常系仕立てにしなくても良い様な気もしますが。

投稿 : 2016/11/07
閲覧 : 301
サンキュー:

16

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメノチカラを感じます。

キャラデザは可愛いのにミリタリーもの…という設定が気になり視聴しました。
前半はまったりと進み、けいおん!と同じような日常系かと思いきや、後半はきちんと「カナタが軍隊にいる意味」を描いてくれましたね。

本作は、「アニメノチカラ」というプロジェクトの第一作として製作されたものですが、まさしくアニメという媒体がどこまで表現できるかを挑戦した意欲的な作品であったように感じました。

戦争モノは暗くなりがちなので、それをアニメで表現したことで、そこまでシリアスにはならなかったのかと思います。可愛いキャラデザや、金元さんのアニメっぽい声質も、戦争モノとは矛盾しているようでありながら、本作についてはとても上手く融合していました。

衝撃のラストが待っている!ような作品ではありませんが、見始めたらぜひ最後まで見てほしい作品です。オリジナル作品としては、良作になるかと思います。

投稿 : 2016/09/12
閲覧 : 227
サンキュー:

21

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ファンタジーとしてきちんとまとまっていたと思う。
クライマックスが何だかデジャヴ感ありありでしたが、
最初から最後まで飽きさせない構成で見てよかった。

投稿 : 2016/09/08
閲覧 : 225
サンキュー:

4

ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

隠れた名作というにはもったいほどの良作

5人の若い女性で編成された部隊で護っている、小規模な砦の物語です。
前半は小規模軍隊の日常です。まるで「けいおん!の軍隊バージョン」と言いたくなるくらい、ゆるい、ゆるい日常です。ところが、ゆるい日常でも伏線が張ってあって、後半に明かされるとともに、感動の終わりに向かっていきます。

ヨーロッパみたいな風景なのに、日本風。そこはキリスト教も神道もない世界。教会なのに絵馬があったり、シスターなのに手を合わせて拝んでいたりと、独特の世界です。{netabare}これにはちゃんとした理由が隠されていて、この世界はすでに大戦争によって世界が一度滅んだ後の世界なのです。砦となっているのは旧日本の学校だったところ。この点はぼかしながら話を進めていますが、容易に想像できるようになっています。{/netabare}この世界観はターンエーガンダムに似たところがあります。こちらのほうがより現実的ではありますが。
それと、ジブリに似た世界観があるかもしれません。特に宮崎駿が作るファンタジーじゃないほうの映画の雰囲気を持っています。

この世界観に、5人の女性たちの物語が重なります。

主人公のカナタ。{netabare}こどものころに助けられた女性兵士のラッパに憧れ、ラッパが吹きたくて軍隊に入隊するという、なかなかアクティブな少女です。最初は下手すぎなんですが、絶対音感の持ち主で、やがて上達していきます。好奇心旺盛で、いろいろ問題も起こしますが、周りを明るくするムードメーカーであり、頑張る、あきらめない性格がまさに主人公向きのキャラになっています。物語の最後、停戦を伝えるために吹いた音は涙ものです。{/netabare}

上司のリオ。{netabare}実は良家の娘。トランペットの名手であった姉のイリアにトランペットを教わったため、一流の腕を持つ。カナタのよき理解者であり、理想的な上司。男っぽい性格ではあるが、実はかわいらしい女性。平和のために敵国王の妃となることを選び、最後の最後に大きな役割を果たします。{/netabare}

小隊長のフェリシア。{netabare}優しい母親みたいな存在ですが、腹黒いところがあったり、決断力があったり、隊長っぽい一面も随所で見せます。以前の戦闘で一人だけ生き残るという経験をしており、心の傷を負っています。{/netabare}

同僚のノエル。{netabare}綾波系の不思議少女。実は天才科学者として名を馳せた。軍に利用され、旧時代の兵器を甦らせてしまい、多くの人を殺したということが悔いとなって生きています。普段は無口で、何を考えているのかわからないこともありますが、たった一つ残っていた戦車の復元に取り組む姿は職人そのもの。たまに可愛く表現されているところも綾波系のいいところ。{/netabare}

同僚のクレハ。{netabare}年下なのに軍に入ったのがクレハより早かったために先輩風を吹くツンデレ系の女の子。戦争孤児ですが、たとえ大ピンチでも軍の規律を護ろうとする律儀な性格。根は優しいという、完全なるツンデレ。{/netabare}

上記の五人に砦の住人、特に教会のユミナや子供たち、伝令のクラウスといった脇のキャラとの絡みがまた面白く、ちょっと切なく、どんどん話しに引き込まれていきます。最後は平和とは何ぞやを考えさせる話が織り込まれていて、「アメイジング・グレイス」の音色で涙腺が緩んでしまいます。

1クールという限られた期間の中で、見事なほど話がまとめられています。話の流れに無駄がありません。なので、見ているうちにいつの間にか終わってしまったという虚脱感があるくらい、きれいに終わっています。いちおう12話ですが、OVAとなっている7.5話、13話も一緒に見ることをお勧めします。7.5話は日常の極み、13話は物語の補完です。

何か見たいな…と迷っておられる方、考えている方にお勧めしたいです。一気に見れますし、見て損は感じない作品です。

投稿 : 2016/08/25
閲覧 : 399
サンキュー:

37

®️in さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

序盤はまったりしていて終盤になると急展開!

けいおんのキャラに似ているということで知りました。

物語は終盤にかけて加速して進んでいきます。

キャラが好きな人なら見ることをお勧めします。

投稿 : 2016/06/23
閲覧 : 226
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お気に入り作品メモ 隠れた名作。 アニメノチカラプロジェクト

けいおんにキャラデザイン酷似していることで、話題になったこの作品
頭に対して手足はちいさい。口を開けると前歯が見えるなど
かなり狙っていたとおもいます。。。偶然だと信じています。
しかし、話題性だけで終わらない完成度の高さがあります


・設定
戦争で文明崩壊した未来、隣国との休戦中の国境が舞台です
ここにある「時告峠」で生活する少女たちのものがたり
少女たちは軍人ですが、峠で暮らす人々を守りたいという
気持で日々生活しております


・時告峠での生活
毎日たわいのない話をして、いいこと探しのような話題
ゆるい癒し日常系アニメのような展開が続きます
こんな日常がつづくと視聴者はおもっていました
ずっと平和は続くと錯覚してしまいます。


・個性的なキャラ
主人公を囲む仲間たちは主人公と、おない年で仲良しのこ、
お姉さんポジ、元気っこ、 男勝りの5人とツボを押さえた配置
キャラの個性にあった声質で声優さんを選んだのか
個性がハッキリしていながら自然体なキャラクターたちです


・主人公
トランペットが吹きたくて軍に入隊
軍隊に入って音楽を習いたかったようです。
まった上達しておらず音程すらとれません。。
しかし、のちに人からアドバイスを受けると音程が狂わないどころか
演奏技術までレベルアップします。
日常モノならあることです。音楽の神様がおりてきたのでしょう


・ストーリー
戦争を感じることなく峠でのゆっくりとした生活が
描かれます。主人公にスポットをあてることに
時間を割くことで
物語は主人公の成長を描く物語として整合性がとれています。

ある日、敵国の兵と接触して捕虜にします。言葉が通じないため
コミュニケーションをとるのは困難。しかし次第に打ち解けて
敵国も、自国とおなじ曲「アメージンググレース」が愛されていることを
知ります。そして敵と自分たちは戦うべきか彼女たちは悩みます。


・ラスト
軍の上層部は隣国との早期開戦を決定。捕虜の公開処刑まで
きめてしまいます。。いきなりハード展開

決定に納得のいかない主人公たちは戦車にのって戦地を走りぬけ
停戦してもらえるようラッパを吹いてまわります
しかし、誰の耳にもとどかず困り果てる。。主人公

ふと、頭によぎったのが「アメージンググレース」
この曲を戦場でラッパで演奏します。
なじみぶかい名曲が両国の兵士の耳にとどいて。。
この演奏シーンは見ごたえありますね。

初回からラストまで主人公にスポットを当てているため
ストーリーが急展開しても本軸がブレることがありません。
この物語はラッパ吹きの主人公の物語であって
戦争物語がメインではありません。

このアニメが面白いかつまらないか、断定することは難しいです。
最終回から作品テーマを考えると
異文化の人とも分かり合えるってことを伝えたいんだろなって
音楽は万国共通の言語
音楽は平和の象徴
メッセージはしっかり伝わってきますが
主人公を中心に視聴していればストーリー展開に不満はないものの
主人公を1人の登場人物くらいに捉えて視聴すると
急展開なドラマが気にかかります

捕虜との接触をもっと中盤にしておかないと、争うシーンが短すぎて
作品テーマの表現方法として弱いと思います。

終盤大急ぎではありますが、一貫したテーマからはずれず完走したこと
日常シーンのほのぼの感がよかった事
音楽をテーマとしてメッセージが伝わりやすい事などから
じぶん的には高評価したいアニメ作品です。

円盤を売る為に、萌えとエロを詰め込んだアニメが溢れる現在だからこそ
こういったアニメが増えていくことを祈っております


長々とお付き合い頂きありがとうございます。

投稿 : 2016/05/23
閲覧 : 259

sig556 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心温まる物語

日常系の物語。
主人公のラッパの腕に注目して下さい。

物語の終盤から展開が加速していきます。
前半がゆる~いアニメだったので、ラストのインパクトが大きかったです。

投稿 : 2016/05/18
閲覧 : 178
サンキュー:

5

real さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい映画を一本見た気分

映画一本分を1クールでという感じなので、かなりまったり展開で、最後はパスっと終わってしまいましたが、まあ下手に深堀りするよりもこのくらいでまとめておいて良かったのではないかなぁと思います。

ラッパの音色がきれいです。

投稿 : 2016/05/07
閲覧 : 184
サンキュー:

6

ネタバレ

TShZh56684 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんだか心があたたかくなる。

基本はほのぼの路線。
確かに「けいおん」にキャラデザは似ていると思いますが、
ほのぼのとしている中にも感動できるシーンがあったり。

主人公の最初はへたくそなトランペットが、話を重ねるごとに、
先輩との交流の中でうまくなっていく成長もよかった。

私はこういう一生懸命な主人公っていうのが好きなのかも。

最終話になるにつれ、戦争感が増してドキドキ・ハラハラな要素もあります。

最終話の{netabare} 主人公の行動や、「幼いころの女兵士」とのつながり{/netabare}に感動しました。

投稿 : 2016/04/16
閲覧 : 212
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やさしい話です

安心感のあるいい話でした。
あと、キャラクターデザインが好みです。
声優さんにもう少し頑張ってもらいたかった感がありますが、良かったです。

投稿 : 2016/04/12
閲覧 : 488

稲荷の防人 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私の仕事に影響した作品

放送当時、ラッパ教育に参加していたので良く覚えています。

毎日毎日、朝から晩までラッパを吹き、唇を切り、うまくいかないときもありましたが、この作品を見て元気を貰っていました。

ラッパ手に見て欲しい作品です。

投稿 : 2016/01/23
閲覧 : 184
サンキュー:

5

ねいばー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あんめーーーーーーーいい じーんぐれーーーーす

・物語について
のんびりしたお話です.なんとなく灰羽連盟をおもいだすようなそんなかんじの.最後の2話が面白い.あと,時代設定も面白い.

・声優について
金元寿子と悠木碧がヒットし始めたころの演技をみられます.

・キャラについて
かもなく付加もなくなキャラ

・作画について
作風にあった綺麗な作画でした.

・音楽について
OPとEDはKalafinaと戸松遥の曲.戸松ちょっとしかでてこないのに無理やりなかんじがあるけど,いい曲.

投稿 : 2016/01/19
閲覧 : 220
サンキュー:

6

ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「音は、必ず響く。必ず響いて、そして、伝わる。」

軍隊に所属する女の子とトランペットのお話。

日常作品っぽい雰囲気が強いですが、
実は平和や未来の世界について語られる哲学的な部分も多いです。

正直中盤辺り(5話ぐらい)から
「あまり内容ないな…。」と惰性で観ていましたが、

一番引き込まれたのは最終話でした。
ここでこの作品に対する見方が大きく変わりました。

この作品は、
最終話({netabare} カナタが「アメイジング・グレイス」を奏でるシーン {/netabare})を描くためにあったものだと思っています。

なので、ぜひ最終話まで観てから
評価してほしい作品だなと思います。

全12話(+番外編2話)です。


● ストーリー
空深彼方(そらみ かなた)は、
幼いころに聴いたトランペットの音に憧れ、
自分もトランペットを習いたいと軍隊に入った。

長年続いた戦争によって荒廃した世界。

カナタの住んでいるヘルベチアは長年戦争状態にあったが、
今は講和条約を結ぶために休戦状態となっていた。

カナタが配属されたのは、1121小隊。
女兵士5人の小隊だった。


軍隊が舞台ですが、この世界では
「講和条約を結ぶ話し合いが行われている最中」なので、

実際に激しい戦闘が繰り広げられているわけではなく、
平和な時が流れています。

しかしその背景で見え隠れするのは、
過去の戦争で人々や兵隊が負った心の傷、
国の存続と戦争再発の危機、
などの戦争による傷跡と脅威。

しかしこれらのエピソードは
各回の中でもうっすらとしか登場しません。

気を付けないと、ほのぼのとした日常にかき消されてしまうので、
見逃さないようにご注意を。笑


物語を通して描かれる登場人物たちの絆が素敵だと感じました。

そう感じた瞬間、
これまで何を伝えたいのか理解不能だった日常回さえも、
なんだか味わい深いものに感じられます。

噛めば噛むほど、味が出てくるタイプの作品かもしれません^^


● キャラクター
1121小隊は
カナタ、クレハ、ノエル、リオ先輩、フィリシアさん
という女だけの隊です。

おっとり隊長フィリシアを筆頭に、
みんなが和気あいあいと生活しています。


この作品の主人公はカナタです。

カナタは自分のやりたいことには一直線で、
どんくさくて、みんなから愛される少女。

この作品のほのぼのとした日常作品っぽい雰囲気の大半は
彼女が原因と言えるでしょう(笑)


そんな彼女と対照的な存在となるのが、リオ先輩。

普段は優しくて頼りになる、カナタにとって憧れの先輩ですが、
彼女は何やら特別な過去を隠し持っている様子。

彼女はこの作品の核を担う導き手のような存在で、
世界や出来事を哲学的に語ります。

彼女が主役だと作品は一気に重くなりそうですが、
カナタが柔らかく受け止めるので、そうはなりません。

カナタとは相性抜群のいい師弟関係です。
そして素敵な上司なのだよ…;;

『先輩や上官は迷惑をかけられるためにいる。

 後輩はその悔しさ、無力さ、守ってもらった嬉しさだけを覚えておけ。
 それはいつか、お前が守る立場になったときの糧となる。』

↑このような台詞を話せる上司になりたい…。


● 音楽
【 OP「光の旋律」/ Kalafina 】

いやーこの曲が素敵!!

異国情緒あふれる曲調がお気に入りです。

私のこの作品の一番のおすすめはOPです。絶賛です。

聞けば聞くほどこの曲の世界観にはまっていきます♪


【 ED「Girls, Be Ambitious.」/ 戸松遥 】

この曲、何度聴いても大塚愛さんにしか聞こえないのですが
それは私だけでしょうかww

個人的にはOPがすごくよかっただけに、
EDももうちょっと考えてほしかったな~と残念に思っています。

この曲がこの作品の世界観を明るい展開に引きずり込み、
かすかに感じる作品の繊細さを壊してしまっているように感じ、
がっかりです^^;

曲単体なら好きなのですけどね。


音楽担当は大島ミチルさん。

OPと似た雰囲気もあり、
どの曲も美しくて好きです^^

作中で何度も登場する「アメイジング・グレイス」も美しい曲です。
元々好きな曲ですが、この作品でもっと好きになれた気がします。

とても素晴らしいアレンジなのだよ…。
このBGMを聞きながらいろんな空を見上げたいです。

この曲こそまさに「ソラノヲト」。


● まとめ
自分は中盤から飽きてしまっていたのもあり、
半分いい加減に観ていましたが、

実はしっかり観なければならない作品だったのかと
終盤で後悔しました^^;

もう1周すれば伏線にもたくさん気付けるのかな~。

この作品の象徴でもあるトランペットも所々で活躍しますので、
トランペットが好きなだけでも一見の価値があるかも♪

投稿 : 2015/11/23
閲覧 : 444
サンキュー:

36

ネタバレ

はにょ~♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ハニョー♪

遙か未来、大断絶と呼ばれる戦争によって大地は荒廃し、海からは魚が消え、幾つもの国と言語が消滅した。そして、現代世界が半ばおとぎ話となり、世界の様相も国も人種も、今とは全く異なる状況になった世界。
空深カナタは幼少のころ、廃墟で迷子になっていたところをトランペットを手にしていた女性兵士に救われる。ラッパ手に興味を抱き、軍に入隊すればトランペットを吹けると勘違いして軍への入隊を決心したカナタは成長し、トロワ州セーズの街の駐留部隊であるヘルベチア共和国陸軍第1121小隊に配属される。物語は長きにわたるヘルベチア共和国と正統ローマ帝国との戦争が暫定的に休戦して半年。カナタが水かけ祭りの日にセーズに赴任するところから始まる。カナタは赴任当日に寄り道をして水かけ祭りに巻き込まれ、1121小隊の上司であり後のラッパの師となる和宮リオと出会うことになる。
1121小隊が駐屯する「時告げ砦」は、ノーマンズランドに接する辺境の砦ということもあって戦略的に重視されておらず、隊員はカナタを含めてたった5人の若い女性のみ。規律も緩く、唯一の保有戦力である多脚戦車「タケミカヅチ」は壊れていて走行不可能という状況である。刻々と悪化していく敵対国・正統ローマ帝国との関係といった国家情勢をよそに、物語はたまに起こる日常的な事件に対処しつつも、任務らしい任務もない平穏な日々や、セーズの街の人々との交流、最初は下手であったが次第に上達していくカナタのラッパ、少しずつ進められる多脚戦車タケミカヅチの修理といった日常の出来事を描いていく。
その過程で、滅亡に瀕している世界の様相や、さまざまな事情や暗い過去を抱えた1121小隊の女性隊員たちの素性、かつてカナタが出会ったトランペットの女性兵士の正体の謎といった、伏せられていた事実も明かされていく。やがてカナタは、憧れていたトランペットの女性兵士の正体がヘルベチア共和国の公女イリア・アルカディアという人物であり、2年前に故人となっていることや、リオの腹違いの姉であったことを知る。そして同時に、大公の妾腹の子であるリオは悪化していく国際情勢を食い止めるため、政略結婚の了承を決意し、カナタにトランペットを託して時告げ砦を去る。
リオが砦を去った後のある日、見回りの任務中であったカナタらは、山中で行き倒れていた正統ローマ帝国の女性兵士を保護する。おりしもヘルベチア共和国と正統ローマ帝国の戦端が、辺境の地であるはずのセーズの近くで開かれようとしており、時告げ砦にはタカ派で残忍な軍人として知られるホプキンス大佐率いる部隊が、捕虜の引渡しを求めてやって来る。その引渡しを拒否したことで、時告げ砦は剣呑な空気に包まれるが、優れた聴覚を持つカナタははるか遠くからの停戦信号のラッパを耳にし、この信号を開戦直前の戦線に届けることを決意する。
これまで築きあげてきた人脈と、修復が完了していたタケミカヅチの獅子奮迅の働きもあり、1121小隊の仲間たちはホプキンスの妨害を蹴散らし、今まさに戦端が開かれようとしている戦場にたどり着いて、停戦を呼びかけるトランペットを吹き鳴らす。両国の兵士を止めたのは、かつて公女イリアがカナタを助けてくれた時に吹いてくれた曲「アメイジング・グレイス」であった。
正統ローマ帝国皇帝の婚約者として近衛師団を引き連れ、ローマとの講和がなったのを告げるリオも到着し、開戦は防がれる。後日になってリオも1121小隊に復帰し、時告げ砦には再びの平穏な日々が戻る。

投稿 : 2015/11/02
閲覧 : 251
サンキュー:

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ソ・ラ・ノ・ヲ・トのストーリー・あらすじ

『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』はA-1 Pictures制作のYVアニメ。月刊コミック電撃大王にて連載も予定。略称は「ソラヲト」。テレビ東京とアニプレックスが展開するオリジナルアニメプロジェクト「アニメノチカラ」の第1弾作品。

空深カナタは廃墟で女性兵士と対面する。彼女はトランペットを手にしていた。喇叭手に興味を抱き、軍に入隊すればトランペットが吹けると勘違いしていたカナタは軍に入隊することを決心し、セーズの街の駐留部隊である第1121小隊に配属される。彼女が水かけ祭りの日にセーズで騒動に巻き込まれる所から物語は始まる。(TVアニメ動画『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2010年冬アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
www.aniplex.co.jp/soranowoto/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BB%...
主題歌
≪OP≫Kalafina『光の旋律』≪ED≫戸松遥『Girls, Be Ambitious.』

声優・キャラクター

金元寿子、小林ゆう、喜多村英梨、悠木碧、遠藤綾、福圓美里、石塚運昇、八十川真由野

スタッフ

原作:Paradores、キャラクター原案:岸田メル、 監督:神戸守、脚本:吉野弘幸、キャラクターデザイン:赤井俊文、セットデザイン:青木智由紀、プロップデザイン:北田勝彦、メカニックデザイン:石垣純哉、色彩設計:中島和子、美術監督:甲斐政俊、撮影監督:尾崎隆晴、編集:瀬山武司、音響監督:清水勝則、音楽:大島ミチル、協力:月刊コミック電撃大王

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