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「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(アニメ映画)」

総合得点
69.8
感想・評価
167
棚に入れた
964
ランキング
1654
★★★★☆ 3.8 (167)
物語
3.9
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.5
キャラ
4.0

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クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦の感想・評価はどうでしたか?

pppp さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

昔友達の家で見た

笑えるシーンが多くてすごく良かった

投稿 : 2024/04/16
閲覧 : 9
サンキュー:

0

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ぶりぶりざえもん

ぶりぶりざえもんの輝きだけで100点

玄田さんとのトイレバトルというしんちゃん映画でしかありえない名場面

投稿 : 2022/12/15
閲覧 : 262
サンキュー:

3

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

2021.8.25

2021.8.25

投稿 : 2021/08/25
閲覧 : 147
サンキュー:

0

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

雑感。

前作も素晴らしい出来だったけど、本作もそれに負けず劣らずの面白さ。
まず原作者の臼井儀人氏のテロップ【好きな女性のタイプ:SPEED(全員)】で笑う。

しんのすけ生死不明の報を受けひろしとみさえが絶望するというシリアスなシーンから、まさかのコードネーム筋肉とのトイレを巡る攻防という振り幅の激しさよw

「正義の味方がクソなど漏らすか!」

と息巻くのはいいんだけど、浮気はしていいんかーい!

前半から中盤にかけて秀逸なギャグが怒濤の勢いで笑わせてくるのに、ぶりぶりざえもんの話は涙腺を振るわせてくるんだから凄いよなぁ…。
このぶりぶりざえもんの話を5歳児のしんのすけが作ったって凄すぎない?
最初から救いのヒーローなのではなく、偽善から正義に目覚めるってお話なのがさ~…アカン。(良い意味で)


最後飛行船を押し上げるという展開も、事前にぶりぶりざえもんがネットの世界から現実世界に干渉できるという前振りがあったから、ご都合主義という言葉で片付けられない程度の説得力があるのも○。


最初から最後までずっと面白かった。
これは傑作間違いなしでしょうよ。

投稿 : 2017/11/19
閲覧 : 323
サンキュー:

1

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

むかーしむかし、おじいさんとおばあさんがあっちこっちにいましたが、ぶりぶりざえもんというぶたはいっぴきしかいませんでした。 ふっ...

お色気と筋肉の戦闘シーンが非常によく、ぶりぶりざえもんのイメージビデオはもう爆笑必死だった!www登場の際、立ションしてたしwwwwww
「チェケラウト!はあ~~い、よっ大統領、ちぃ~っす」

そして「ぶりぶりざえもんのぼうけん」の最後が秀逸な件
絵本として良作なので出せばしんちゃんの人気も上がるのではないかと考えています。
例え助ける人がレースクイーンだろうとOLだろうと女の子だろうと誰だって構わない
感謝されればそれでいいから...
最後は彼が...

そしてこの2年後塩沢さんは階段から落ちて...
何でだよ...!
どこまでも惜しい人を亡くせば気が済むんだよ...!!

臼井さん、塩沢さん(ぶりぶりざえもんの中の人)
お亡くなりになって数年が経ちますがクレヨンしんちゃんは今でも続いています。未来永劫に伝わる作品になることを願っています。ご冥福をお祈りいたします。

投稿 : 2016/04/20
閲覧 : 704
サンキュー:

8

セレナーデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

F1チケットだけでも胃薬もらえたと思うの。

投稿 : 2016/01/17
閲覧 : 437
サンキュー:

0

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ぶりぶりざえもんがぁー!! これで見納めなんて(T_T)

 ブタのヒヅメという悪い組織からディスクを奪って逃走したお色気

お色気(コードネーム)はかろうじて逃げたんだけど、

逃げた場所がまさかのしんちゃんたち幼稚園児が宴会していた屋形に・・・

悪い組織はまるごとその屋形船をさらっちゃう

だけど、春日部防衛隊はしんちゃんのトイレ待ちで

逃げ遅れてしまうん(*´Д`)

 そんなことがあって、しんのすけをさらわれた野原一家

野原一家にお色気と同じSMLに所属している筋肉があらわれて

息子は生きているとつげられ、SMLが息子を救うと

漢 ひろしは『俺たちもつれていけ』

筋肉『断る』

ここでのやりとりも面白い見どころの1つですw

 まぁ、結論から言うと後で一緒に行動し

悪の組織 ブタノヒヅメに乗り込む(;'∀')

何気にここまでの話にでてくる『臼井儀人の件』も好きです

毎回でてくるたびに理不尽にやられるなんて(^ω^)

 おかまもでてくるんだけど、クレしんあるあるなんだけど

なぜか ひろしはおかまに目をつけられ好かれるw

 そして、ぶりぶりざえもんがこの映画で見納めになります

以降の作品でもでてくるけど まともな絡みはないはず( ;∀;)

声優の方もお亡くなりになられたのが非常に残念です。

やはり、ぶりぶりざえもん・カンタムロボ・アクション仮面は

鉄板だということを改めて分かったね♪

 この作品もおすすめします(∩´∀`)∩

投稿 : 2015/11/12
閲覧 : 337
サンキュー:

2

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

違うよ、お前はオラの友達で救いのヒーローなんだ。

・監督:原恵一
・サブキャラ:おいろけ、きんにく、ぶりぶりざえもん
・敵:マウス(ブタのヒヅメ)

6作目。悪の組織がぶりぶりざえもんのデザインを使ったコンピュータウイルスで世界征服をしようとするのをSML、野原一家、カスカベ防衛隊たちが阻止する話。

おいろけがウイルスを盗み出すところから始まる。緊張感のあるアクションで初っ端からかっこいい。

きんにくのトイレを巡る劇画タッチの攻防はセンスが光る。最初から最後まで無駄の無い作りで、家族愛成分もかなり盛り込まれている。

サイバーテロや電脳戦など、あの時代にしては前衛的な題材でもあった。

ぶりぶりざえもんの宝探しの話を通して、ぶりぶりざえもんが正義に目覚めていく描写は何回観ても泣ける。秀逸。
ラストに起こる奇跡にも感動。

ギャグと感動のバランスが非常に良い。家族愛要素も盛り込まれ、防衛隊もサブキャラも満遍なく活躍。アクションもかっこよく、子どもも大人も楽しめる隙の無い作品と言って良い。BGMも良くマッチしてる。おまけに台詞のセンスも良い。

EDもほっこりでナイス。

投稿 : 2015/08/13
閲覧 : 391
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

本作も素晴らしいクレしん映画。ほんと、この頃のクレしんは【アッパレ戦国】まで外れ無しなんだよなぁ……。

キャラクターの魅力は前作より劣っている面は否めないが、代わりにアクションが凄い。海外のアクション映画を参考にしただけあって、作中のアクションはケレン味たっぷり! 身体にぴったりフィットしたスーツを着たセクシーなお姉さんが、それはもう動く動く。もう一度言おう。素晴らしい。

今回は、ギャグというよりはコメディ。前作が【ギャグ&シリアス】だとすると、本作は【コメディ&アクション】に相当する。
例えば序盤にて筋肉が野原一家を訪ねたシーンなんか、その最たる例だろう。

我が子が消息を絶ち、絶望するひろしとみさえの下に、怪しげなマッチョが怪しげな組織の存在を明らかにし、息子の情報を渡せと言う。
本来のアクション映画ならば、笑いの要素はキャラクター間の会話でクスッとさせる程度に留めるところを、クレしんでは良しとしない。
我が子の身を案じて、危険な地への同行を懇願する夫婦の図は、決して笑いごとでは済まされない。
が、そこを、トイレを巡ってエージェントと夫婦が必死の攻防を繰り広げるという展開にもっていくなんて、誰が思いつく?
こういうことをやってのけるから、クレしん映画は大好きだ。


かと思えば、終盤ではしんのすけとぶりぶりざえもんの、短くも確かな友情を描き、そして最後にはアクション映画でお約束のスペクタクルシーンな大爆発。ここにぶりぶりざえもんの幻影というサプライズを織り交ぜて感動モノへと一気に昇華させてくるその手腕には、唸らされる。(しかも、このぶりぶりざえもんの実体化は、その前の会話が伏線となっていて、説得力があるんだよな)



子どもだけじゃなく、何歳が見ようと面白い。クレしんの映画は、そこが凄い。

投稿 : 2015/08/09
閲覧 : 348
ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

子供向けと侮るなかれ…ハリウッド映画並みのプロットをクレしん流に組み立てていくと本作のような完成度に達することを示した良作です!

秘密組織のエージェントと一緒にいたためにしんのすけと春日部防衛隊の面々は
悪の秘密結社「ブタのヒヅメ」にエージェントもろともさらわれてしまうのですが
さらわれたしんのすけ+αの視点と
しんのすけを救い出そうと躍起になる野原一家視点に二分割され双方に違った味わいがあり楽しかったです。
しんのすけがさらわれてから一家四人そろうまで非常にスピーディーに目まぐるしく展開していきます。
今までの作品の中でも特に無駄のない構成、演出がほどこされており飽きにくい工夫が随所に感じとれました。
終盤ではしんのすけの創作物であるぶりぶりざえもんが
敵に未知の核ウイルスとして悪用されるという超展開からまさかのホロっとする感動展開になり、
いままで笑わせてもらったぶりぶりざえもんに泣かされてしまうような演出がなされています。
塩沢さんはやっぱすごすぎるよね、三枚目が急に二枚目になるんだもん。
ぶりぶりざえもんの哀愁は塩沢兼人さんだからこそなんだと実感させられました。

ぶりぶりざえもん以外のキャラクターも個性派ぞろいでしたし、
それらを演じた役者さんも山寺宏一さんに三石琴乃さんなど今考えると豪華な顔ぶれです。
今回の戦うヒロインは三石琴乃さんが演じたコードネーム「お色気」
正義のエージェントというだけあって、
今までのヒロインの中で一番アクションシーンが映えていましたね。
バツイチで子持ちというキャラが立つ設定もあり印象深い存在でした。

しんのすけの無事を野原家に伝えに来たことによりそこからしんのすけを助け出すまで
野原一家とはながい付き合いになるコードネーム「筋肉」
冒頭のひろし&みさえVS筋肉のシーンは笑ったw
そういえばこんなシーンあったなぁwと懐かしさを感じながらも笑ってしまいましたよ。
絵のタッチが劇画調になると笑っちゃうね。
子供向けにしてはギャグのセンスが高いから参っちゃうぜ。
本当クレヨンしんちゃんは侮れませんよ。

今までの作品の中では珍しく春日部防衛隊の活躍もあります。
ボケとツッコミが交錯する春日部防衛隊の面々は観ていて安定感がありますね。

この作品は肉弾戦、銃撃戦、空中戦、ウイルス、脱出劇に笑いに感動など
わずか100分の上映時間に凝縮された至極のクレしん流エンターテインメント作品だと思います!

【A80点】

投稿 : 2014/12/08
閲覧 : 468
サンキュー:

0

ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『本当にすまないと思っているなら、私の尻を舐めろ。』

劇場版クレヨンしんちゃんの第6作。
1998年公開。


【前置き】

原恵一さん、脚本&監督作品の第2弾。

本作のタイトルでピンとくる方も多いかもしれませんが、この第6作目は、しんちゃんが描いた空想上のキャラクター

『ぶりぶりざえもん』

が主軸となった映画です。
そのシナリオもさることながら、シリアスな銃撃戦や迫真のアクションシーンも展開し、本作を劇場版一と押す方も多いとか、そうでないとか。

私は当時、友人と映画館へ見に行きましたが、そのまま3回も続けて見てしまった程でした。
(昔の映画館は、席指定もないし一度入れば何度でも見れたんですよね………。
 じゃなかったっけ……(・_・;))

久しぶりに見返すと、少~~し涙がちょちょ切れちゃいました。



【あらすじ】

『ブタのヒヅメ』と呼ばれる悪の秘密結社と、正義の組織『SML』との戦いがメインとして描かれます。

ブタのヒヅメが開発する電子生命体の奪取に成功した、SMLのメンバーの「お色気」(←コードネーム)が、

しんちゃん達ふたば幼稚園の皆が乗っていた屋形船に偶然に乗り込んだことから、しんちゃん達『かすかべ防衛隊』は、その戦いに巻き込まれていくのです。



【論じてみる】
{netabare}
まず、「かすかべ防衛隊」(風間君、ネネちゃん、マサオ君、ボーちゃん)が、メインストーリーに終始関わる作品は、本作が初めてですね。
この頃にもなると、本編で「人形を殴るネネちゃん」「実は知的なボーちゃん」等の個々キャラが完全に確立されていたので、映画でも見ていて楽しかったです。

それに途中、5人が荒野で野宿するシーンがあるのですが、しんちゃんの存在が図らずも皆に勇気を与える演出も生まれました。

「いやぁ~、それほどでも~。」

という、しんちゃんのいつもの台詞。
いつもは、「褒めてない!!」と返されるお約束のパターンですが、その時だけは風間君が静かに

「褒めてやるよ…。」

と言うシーンが、とても印象的でした。

最後の状況でも、皆がしんちゃんを必死に敵から守ろうとしたり、今作は家族愛に加えて「友情」も色濃く描かれていましたね。
これは、後の名作「カスカベボーイズ」の片鱗を見たような気がしました。



しかし、おなじみの魅力溢れるオリジナルキャラは、今作でも負けてはいません。

SML(←正義の、味方、ラブ、の略称www)のメンバー、コードネーム「筋肉」と、コードネーム「お色気」のバツイチお姉さん。

特に「お色気」お姉さんの、細身ながらの豪快なアクションシーンはメチャクチャに格好良かったですね。
夫婦喧嘩で鍛えたと自称するその強さもさることながら、しんちゃん達と同じぐらいの年の息子がいることもあり、子供達への優しさも人一倍なのも魅力です。

だからこそ余計に、彼女が暴力をふるわれ鼻血を垂らす中盤のシーンは、見るに耐えなかったですね。
作中最強の敵「ママ」に関しては、悪者ながらどこか憎めない敵キャラという、シリーズの定番を少々覆しかねない程でした。
その分、最後の勝利が気持ち良いのですけど。


「筋肉」さんも、声が玄田哲章さん(アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替え役でも有名ですね)なので、このテロ組織に立ち向かうゴリマッチョなキャラクターが非常に合っています。
渋いだけでなくどこか抜けていて、ボケ担当もしっかりこなしてくれますしね。

特に笑ったのは、「お色気」お姉さんと巻き込まれたしんちゃん達を助ける為、みさえとひろしに身なりが分かる写真提供を求めて現れる冒頭のシーン。
頑なに同行を断る「筋肉」さんは、みさえの策にハマり、
『一週間のお便秘もたちまち治る便秘薬を10倍』
飲まされ、同行を賭けた壮絶なトイレ争奪戦へと誘われるのです。

ここのシーンは、第5作でも好評だった濃い絵のタッチが再度採用され、これまた見応えが抜群です。

「馬鹿めっ! 正義の味方がクソなぞ漏らすか~~~っ!!!!」

アーノルド・シュワルツェネッガーが言っているように想像してしまうと、余計に面白かったですね。
{/netabare}



【救いのヒーロー、ぶりぶりざえもん】
{netabare}
ただ、そんな魅力的なオリジナルキャラクターも、後半から登場する『ぶりぶりざえもん』に、全て食われてしまった感はありますね。
こればかりは、ハッキリ言って相手が悪いです。

元々はしんちゃんが創りあげた空想上のキャラクターですが、その絵を偶然見て閃いた博士が電子生命体として作り上げたのが、本作に登場するぶりぶりざえもんです。

故にこのぶりぶりざえもんは、しんちゃんのことなぞ知らずブタのヒヅメの教育により、世界に恐怖を振りまく存在と自分を認識しているのです。

ただ、あの性格はそのままなので、その下品さはしんちゃんと同率1位。


『本当にすまないと思っているなら、私の尻を舐めろ。』


などは、しんちゃんすら超えた下品極まりない発言だとさえ感じましたね。

「死ぬまでに、一度で良いから言ってみたい台詞」リストに、私はコレを入れています。



終盤、ぶりぶりざえもんを宇宙衛生に侵入させ、核ミサイルを発射させようと企むブタのヒヅメのリーダーの策略に、しんちゃんはこう言います。

「違うよ ぶりぶりざえもん。

 オマエはオラの友達で、救いのヒーローなんだよ。」

その言葉に、ぶりぶりざえもんは初めて他者に心を動かされ、しんちゃんが作った「ぶりぶりざえもんの冒険」という本の内容に、耳を貸すのでした。

その内容は、「人に感謝されることの大切さと喜び」を学び、彼が救いのヒーローへと変貌していく様が描かれたもので、彼にとって…今の自分とは真逆の人物像でした。


最後に、博士がワクチンソフトを使ったことで消え去るぶりぶりざえもんが、こう言います。

「しんのすけ、ホントは私のチ○チ○の方が大きかったよな!」

必至に否定するしんちゃんに対し、

「バカっ!! こういう時は嘘でも「うん」と言うものだ。

 …………じゃあな。」

キラキラと輝きながら身体が徐々に消えていく、ぶりぶりざえもん。
消え去る間際まで繰り広げられた、しんちゃんとの下品ながらも「彼ららしい」やりとり…。

BGMと演出も感動的で、ここは劇場版シリーズ内でも個人的にベスト5に入る涙腺崩壊シーンでした。
一瞬だけ、しんちゃんの頬を伝う雫の演出もたまりません。


そんなぶりぶりざえもんはクライマックスにもう一度、今度は救いのヒーローとして参上し皆を救い、爆炎の中に姿を消すのでした。
それを認知出来たのは、しんちゃんただ一人……。

カッコ良過ぎるでしょ、コレは……。。。。
{/netabare}



【総評】

シナリオにも大きな破綻は無く、スケールの大きなアクションと感動が込められた快作となっております。
主題歌を担当したSHAZNAの曲も格好良くて印象強いですしね。(これまた、実際に出演もされてます。)

ただ冒頭で、スパイとして敵陣に入り抜け出す「お色気」お姉さんのシーンや、
攫われたしんちゃんの安否を心配するみさえが、自暴自棄に泣きじゃくるシーンなど、
およそクレヨンしんちゃんらしくない演出も多々。

目を覆いたくなる暴力シーンがあったり、作中で登場する銃器も全て実在のもので出方や装弾数まで細かく考証されている点などを考えても、「100%子供向けを意識して作った」とは、とても言えない内容でしょうね。(苦笑)


それでも本作が、世代関係無く楽しめる作品になったことは間違い無いと思っています。
何より、本編の中でも圧倒的人気を誇る『ぶりぶりざえもん』をメインとした劇場版が、本作なのですから。

休日の夜長に、お気が向きましたら是非。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


次回作は、第7作「爆発!温泉わくわく大決戦」です。


◆一番好きなキャラクター◆
『ぶりぶりざえもん』声 - 塩沢兼人さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『お色気』声 - 三石琴乃さん



ここから、「ぶりぶりざえもん」の声を御担当された、『故 塩沢兼人さん』について語ります。
本筋とは少しズレますので、興味の無い方はスルーして下さい。
{netabare}

さて、この「ぶりぶりざえもん」の声を御担当された、塩沢兼人さん。
「ガンダムシリーズ」を始めとして、以降も多数の個性派キャラクターを演じ、洋画の吹き替えでも活躍。

当時から実力も知名度も抜群の方でしたが、46歳という若さで転落事故により他界されました。


私は、この「ぶりぶりざえもん」というキャラクターは、この方が演じたからこそ、これほど人気のあるキャラクターになったと断言出来ます。

二枚目で気品溢れる声から、殴られて情けない声の高低差。
その声の臨場感は、他の声優さんの中でも群を抜いていました。

当時の私は、そのキャラクターにばかり目が行き声優さんの存在なぞ考えもしませんでしたが、一緒に本作を見ていた父親がこの声を絶賛していたのは、今も鮮明に憶えています。


業界内部でもこの方の存在感は圧倒的だったようで、事実この方が演じられたキャラクターは、原作者や制作スタッフの意向により以降そのキャラクターを再登場させなかったり、登場しても喋らせない作品も出た程です。

実際に、この「ぶりぶりざえもん」も以降、登場しても喋らないキャラクターとなりました。

「このキャラクターの声は、塩沢兼人さんでしか絶対に成立しない!」

というのが、原作者やスタッフの総意だったからだそうですね。

作中でも群を抜いた人気キャラクターが声を発しないというのは、作品に多大なダメージを与えることは必至。
当時スペシャル版では、きまって「ぶりぶりざえもん」が登場して、その渋さと寝返りと情けなさで、一番の笑いを掻っ攫っていましたから。

それでも、彼の後でこの「ぶりぶりざえもん」を演じられる方なんて、誰も存在しないのですから仕方ないのでしょう…。

今も公式のファンクラブが存在して、実際に今でも掲示板でやりとりがされています。
第2作の紗ゆりさんの時にも述べましたが、声優さんが亡くなられても、演じられたキャラクターはファンの中で一生生き続けるということが、見ていて伝わりました。


ただの1ファンの私ですが、それでも…なんか文章を作っていて少し涙が出てきました……。

塩沢さんが演じられたキャラクター「ぶりぶりざえもん」が、今でも私はクレヨンしんちゃんの中で一番好きです。

感謝の気持ちを込めて、ありがとうございました。
{/netabare}

投稿 : 2014/07/16
閲覧 : 2235
サンキュー:

23

ACやざわ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

笑いと感動の絶妙なトッピング

前半のクレヨンしんちゃんらしい笑いと、後半の展開は素晴らしい
笑いと感動、どちらもバランスよく入っている欲張りな作品
綺麗にまとまっているし、さすが原恵一だ

個人的には前半の棒シーンがとても好きだ
そのシーンのためだけに見てもいいくらいだ

でも最後まで見てほしい作品
2時間もかからないしね!

投稿 : 2014/05/18
閲覧 : 392
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

救いのヒーローは心の中に

クレヨンしんちゃんの劇場映画シリーズ第6作目。

悪の組織"ブタのヒヅメ"に立ち向かう野原一家の物語。
しんのすけはもちろん、かすかべ防衛隊、
映画オリジナルのキャラクター達
個性あふれる面々で送るはらはらドキドキの痛快活劇。

独特の間の笑いと、シリアスシーンを上手く使い分ける
手法はクレヨンしんちゃんらしさがあふれている。
ギャグにくすりと笑い、ほろりと涙を流せる珍しい作品だ。

ストーリーの一部、子供向けとは思えない過激な暴力シーンも
あるため素直にお子さんのいる方にはお勧めできない。
そして、全体的に冗長で、少しばかり飽きが出てくる。

しんのすけの子供らしい純粋さあふれる
ぶりぶりざえもんとのやり取りと散り際は必見。
そして、母親は強い事を改めて認識できる映画です。

クレヨンしんちゃんの中でもアクションが多めで
シリアス寄りだが、それでも作品のらしさを失わない
とても良い作品だった。

投稿 : 2014/02/02
閲覧 : 253

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

クレしん映画の中で1番観たかも

シークレットシューズのくだりや、銃撃をコサックダンスで避けるしんちゃん。笑いどころいっぱいです。
その中でも下剤を盛られ→トイレまでの攻防戦はめっちゃ笑いました。なんだよ、その劇画タッチ!迫力がwww

観たのは遥か前だけど、ラストシーンは今でも覚えています。
まさかあんなふざけたヤツにほろりとさせられるとは。
それにしても、ぶりぶりざえもんの声優さんがデビモンと一緒なのは後で知って衝撃でした。声優って凄い…。

投稿 : 2013/12/03
閲覧 : 640
サンキュー:

2

ネタバレ

ちゃいにーず☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

びみょう

くれしんの中では駄作かも、、、

投稿 : 2013/04/21
閲覧 : 309
サンキュー:

2

★ほのぽん★ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

笑いあり感動あり、バランスが取れていてよかった!

しんのすけが生死不明の報を受けたひろしとみさえ。

二人の悲しむ様子から

普段はしんのすけの奇行に手を焼いていても、

二人がしんのすけをいかに大事に思っているかが

よく分かり開始すぐに涙腺が緩くなりました。

「オトナ帝国」ではひろしが主人公かと思わすような

活躍ぶりでしたが、

今作ではひろしではなくみさえの格好良さが

際立っていました。

普段はしんのすけと一緒におバカをしているみさえが

しんのすけを追って海外まで追いかける行動力や発言は

惚れ惚れとします。

投稿 : 2013/03/24
閲覧 : 701
サンキュー:

4

ネタバレ

いたい不屈 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんかしらんがおもしろい。

 クレヨンしんちゃんに対する世間からの評価が一変したのは
この作品の数年先に公開された「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」からであろう。
 だが私はあえてこの作品をおすすめしたい。
とにかく「なんかしらんがおもしろい」のである。

投稿 : 2012/11/02
閲覧 : 262
サンキュー:

0

ネタバレ

ジジンタン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

クレしんオタクの№1

クレヨンしんちゃんと付き合ってはや20年、全ての映画を見ましたがやっぱりこれ!!特に物語中盤の春日部防衛隊が見る「夕焼け」のシーン、これは自分が好きな映画のシーンBest5に入るくらい好きな作品です。夕焼けシーンのBGMが最高なんだこりゃ。最後のぶりぶりざえもんのシーンもさぶいぼが立つ感動ものです。また主題歌のSHAZNA?が歌う曲もいいんだなこりゃ!クレしんファンは感想きぼんぬです。

投稿 : 2012/06/01
閲覧 : 277
サンキュー:

0

ネタバレ

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ぶりぶりざえもんの為の映画

まさにぶりぶりざえもんの、ぶりぶりざえもんによる、ぶりぶりざえもんのための映画。

ぶりぶりざえもん役の声優塩沢兼人さんが逝去したことにより、台詞付きで登場する事実上最後の劇場版作品になってしまいました。

笑いあり涙ありといったかんじが相応しく特に{netabare}  ぶりぶりざえもんの冒険の最後やラストの飛空挺脱出の時の消えていくシーンは泣けますね。 {/netabare}

投稿 : 2012/04/10
閲覧 : 528
サンキュー:

5

ネタバレ

ほほえみみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

このキャラで泣くことになるとは。ぬるい感想。

ぶりぶりざえもんで、泣きます。

相変わらずおバカな世界です。
でも、しんちゃんがぶりぶりざえもんに語る思い。

お前はそんなやつじゃないよ。お前は正義の味方なんだよ。

そうやって語るシーンは胸を打つものがあります。



物語冒頭で出てくる屋形船のシーン。今は亡き原作者様の臼井先生の歌声が聞けちゃいます。

そしてコードネーム:お色気の屋形船でのたべっぷりは超見事。

秘密組織SML(マックのサイズではない)、Seigino Mikata Loveとしんちゃん、ぶりぶりざえもんの関係とは。

ぜひぜひ一度見てみてください!笑えるよ!でも泣けるかもです。

投稿 : 2012/01/22
閲覧 : 405
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

昨日までの暗いあなたにさようならッ!!(`・ω・´)キリッ

これさえあれば何もしないで背が7センチUP!!

自身が持てるッ!!

女にぃモテるッ!!(`・ω・´)キリッ



と言えばもうおわかりでしょう!

そう!!

あの爆笑シーン!w


この豚のヒヅメには笑えるシーンがありすぎて笑わずに見れた人いないとおもいますww

ぶりぶりざえもんのご機嫌なイメージビデオとかw

正義の 味方 LOVE とかw

他にもいっぱいありますよねw




ですが、ラストのぶりぶりざえもんが消えていくシーンや

逃げる際の飛空艇の浮上シーンでは

泣きます!!



泣いて笑えるクレしん!!

映画版はすぐ見れていいですよねーヽ(´∀`)ノ

またクレしんの他の作品を見たいと思います。

投稿 : 2011/12/07
閲覧 : 530

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 5.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Q質問 A解答 T突っ込み

Q1、この映画はどうだった?

A1、ぶりぶりざえもんの良さがわかる

投稿 : 2011/10/28
閲覧 : 407
サンキュー:

3

もみあげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/25
閲覧 : 4

☆ぐるてぃ★ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/30
閲覧 : 9

バットバス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/29
閲覧 : 11

ハルノ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/08/26
閲覧 : 14

blue_with さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/09
閲覧 : 87

DNpZi11830 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/05/07
閲覧 : 23

プールサイダー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/02/26
閲覧 : 38

8bit さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/01/11
閲覧 : 35
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クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦のストーリー・あらすじ

悪の組織"ブタのヒヅメ"が、新たなコンピューター・ウィルスを作り出した。それを知った正義の組織"SML"の女スパイは"ブタのヒズメ"からパスワードが入ったトランクを盗み出し、お台場へと逃げる。ちょうどその頃、屋形船では、ふたば幼稚園の先生と園児たちが、宴会を繰り広げていた。そこに女スパイが逃げ込んできて…。(アニメ映画『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1998年4月18日
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%81%97%E3%82%93%...

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