アフタヌーンでクリスマスなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのアフタヌーンでクリスマスな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番のアフタヌーンでクリスマスなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.5 1 アフタヌーンでクリスマスなアニメランキング1位
おとなりに銀河(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (133)
404人が棚に入れました
きっかけは、きみに触れたことでしたー 恋愛初心者ふたりの“婚姻契約”から始まるハートフルラブコメディ!

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

そんなに銀河じゃありません。

流れ星の民の姫である五色さんと売れない漫画家である久我君の関係を描く物語。
少々SF掛かった設定の他は、ほんのりほっこりしたライトラブコメです。

漫画家と言っても、アパート経営の傍らなので久我君に悲壮感は皆無です。
そんな久我君の元にアシスタントとしてやってきた五色さん。
不慮の事故で一蓮托生の回路が接続し、婚姻関係に。
紆余曲折がありつつも絆を深めていくというストーリーです。

五色さんは姫と呼ばれるだけあって、おっとりしっとりした佇まい。
その上、美人で少しドジ。
愛嬌もあって、なかなかの良質キャラです。
久我君の方も、幼い妹と弟を育てながらの苦労人。
善人を絵に書いたような人柄です。

基本、癒し系のラブコメだから登場人物たちの柔らかい行いを優しい目で見ることができます。
その分、退屈感が若干ありました。

個人的な見解なのですが、弟君が鬱陶しい。
たどたどしい振る舞いに毎度イラっとしてました。
それと、棘描写は痛々しい。
先端恐怖症の方には難ありかな。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ちょっと不思議な純愛ラブコメ

久我一郎は父親が亡くなり幼い妹と弟を養うために漫画家として一生懸命頑張っていた。
そこにアシスタント希望の不思議な女性、五色しおりが現れて・・で始まる物語。
全12話。原作はgood!アフタヌーンで連載していた漫画で最近完結したみたいですが未読です。

すごく簡単に言っちゃうと漫画家とアシスタントの純愛物語なんだけど、五色さんが普通の人間ではなかったりとちょっとファンタジーを混ぜてみた感じで、漫画家の仕事のことも描かれてたり、家族愛みたいのもあったりと、つかみどころがないというか、不思議な感覚の作品だなって。

主人公二人がとても生真面目な感じなのもあって地味ーなイメージでなんとなくだらだら見てました。

でも、一郎くんの妹のまちと弟のふみおがとてもいい子たちですごくかわいいのと、アパートの住人たちや一郎くんの知り合いの人たちなど、みんないい人ばかりで、そういう人達とのほんわかした交流など、すごく面白い!ってわけではないけど、でも作品の雰囲気が割と好きというか。。

11話の{netabare} 刺抜きの後、心変わりするのではと心配してた二人が抱き合って気持ちを確かめ合う{/netabare}シーンといつものEDのしっとりバージョンも素敵でした♬

今期は中学生~高校生の青春ラブコメの良作が多かったイメージでしたが、これは大人の真面目な純愛物語って感じでした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 23

61.1 2 アフタヌーンでクリスマスなアニメランキング2位
もっけ(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (78)
575人が棚に入れました
勿怪が見える姉・静流(しずる)と勿怪に憑かれやすい妹・瑞生(みずき)の姉妹が、妖怪絡みの事件を拝み屋を副業にしている祖父の助力と助言で乗り越えながら、少しずつ成長していく。

声優・キャラクター
川澄綾子、水樹奈々、堀勝之祐、京田尚子、三石琴乃

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

強くあれ  【ねこ's満足度:75pts】

生まれつきモノノケが見えてしまう姉と、憑かれ易い体質の妹の心の成長を描いた物語。

最近の妖怪を扱った作品の主流である『共存系』です。
妖怪とはそこにいるもの。そこにあるもの。
支配するのではなく、自然と接するように対処していく。
そんな人と妖怪との関わりを通して、毎話様々な”教訓”が込められています。

作中、そういったメッセージを伝える役目を担っているのが、姉妹の祖父。
はからずも妖怪と接点を持ってしまった姉妹に対し、
己の力で対処していけるようにと、厳しくも優しく二人をフォローしていきます。

内容は正直かなり地味です。
派手な演出もないですし、終始盛り上がりに欠けます。
ただし、妖怪モノとしてはある意味”正統派”。
いわゆる民俗学的な話に少しでも興味がある方には、特にオススメです。
決して見栄えのする作品ではありませんが、じわじわと染み入ってくる良さがありました。

姉妹の声は姉・静流を川澄綾子、妹・瑞生を水樹奈々が担当。
他キャストもなかなかに豪華な顔ぶれなので、気になった方は要チェックです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

ichinana さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんだろう・・・この懐かしさは・・・・

憑かれる少女と視える少女。
アフタヌーン連載、人と物怪との関わりを描いた作品。

こういった牧歌的な作風で、各話短編ものを対称的な主人公(だけど姉妹)を二人据えることで、非常にテーマ性が強くさせている作品にはお目にかかったことがありません。川澄さんサイド、奈々っちサイドで主題が全く異なり、毎話毎話非常に楽しませてもらいました。ホラーが苦手な方でも充分楽しめる作品です。

ストーリーとして特に好きなのが「ダイナマコ」。
田舎の冬らしい寒くて暖かい風景。年の瀬からお正月の日本独特の風習。神社といういかにも"聖域"らしい描写。近年の"年末は家族、恋人とクリスマス"一色となりつつある現代で、本話は「日本古来の文化を残していきたい!!!!」と強く思わせる珠玉の一話でした。左義長・・・最近は見かけることも少なくなりましたが、天火さまのためにも残していきたいものです(消防団の皆様には感謝です)。

八百万の神々が宿る日本。神と物怪は表裏一体。
事実、鬼は物怪でもあり、神の使いでもあり、神そのもの(なまはげ)でもあります。私たち日本人は、自然から与えられる恵みに対して常に感謝し、そこに神の存在を感じては畏れ敬ってきました。人の心にも同様に宿っており、時には「ヤマウバ」として喰らいにくることもあるのでしょう。

超ど田舎出身(地元に光回線が通ったのがつい2年前・・・)の私としては大変共感するところが非常に多く、正月はやはり帰省したくなります。古いと言われても良い物は良い!!
悪しき風習は改め、「古き良き風習」は伝えてゆく。思いだけでも伝えていきたいと思う今日この頃です。

P.S.
和室にこたつ・・・・すごい贅沢なんです。こたつには魔物が住んでいます。。。睡魔という魔物が・・・・。これもまた日本の良き伝統ですね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5
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