カラーギャングで暴力なおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番のカラーギャングで暴力なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.9 1 カラーギャングで暴力なアニメランキング1位
デュラララ!!×2 転(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (777)
5004人が棚に入れました
若者たちが集う東京の池袋を舞台にアクの強すぎる登場人物が織り成す予測不可能なハイテンションサスペンスアクション作品であるデュラララ!!×2の分割2クール目となる。




声優・キャラクター
豊永利行、宮野真守、花澤香菜、福山潤、沢城みゆき、神谷浩史、小野大輔、中村悠一、梶裕貴、高垣彩陽、寺島拓篤、下野紘、M・A・O、小野友樹、山口勝平、金元寿子、喜多村英梨、岸尾だいすけ、藤田咲、大塚明夫、堀江一眞、小林沙苗、伊瀬茉莉也、福圓美里、小西克幸、大塚芳忠、藤原啓治、黒田崇矢、小野坂昌也、久野美咲、加瀬康之、飯塚昭三、森川智之、三上哲、種﨑敦美、梁田清之、桑島法子、KENN、五十嵐裕美、村田太志、上田燿司、井上喜久子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「西池袋のロサ会館」のようなアニメ

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
十分に面白いのだが、「果たして4期も必要か」という疑問は生まれた。なんか、「無理に引き伸ばしている」と感じることもチラホラ。1期が一番テンポが早くて面白かったかな。

とはいえ、十分に面白いんですよw さて、ラストを観てましょう!

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
池袋西口を出て、右手に見えるのが「西一番街」という大きな歓楽街。その中にあるのが、「ロサ会館」という複合商業施設。オープンは1968年と、池袋に現存する大型施設の中では、かなりの老舗で、サンシャイン60が出来る前までは、池袋のランドマーク的な存在でした。映画館にスポーツ施設、呑み屋にキャバクラにゲーセンにライブハウス、正に「何でもござれ」の商業施設です。基本は「楽しい」施設なんですが、そこには池袋の「歴史と変遷」がギュッと詰まっています。

まず、序盤はかなり明るい作風にガラッと「転」回され、楽しい雰囲気の中で作品が進行していきます。しかし、中盤以降は次第にシリアスの割合が増していき、各キャラクターの過去がたくさん描かれています。人は、その人格は、過去の積み重ねでできている。彼らがそう動くには、それなりの理由がある。彼らの中にある、それぞれの「歴史の積み重ね」。

そんなところが、「ロサ会館」っぽい、と思いました。

さて、アニメの中身の感想です。

「自由」という言葉の曖昧さと横暴さ。

ダラーズは、上も下もなく、横さえも曖昧な集団であり、その活動方針も、「自由」の一因だけ。

ダラーズは「自由」だからこそ、「暴走」するのも「自由」であり、「暴走を止める」ことも「自由」であり、「統率」するのも「自由」である。

それは何か、「銃をもつ自由」を述べる一方で、「銃規制」という議論が尽きないような。「移民」の「自由」や「権利」を守ると述べつつ、国境を封鎖するという大統領を選ぶような。そんな、「アメリカ社会の、自由の歪み」を重ねたような存在。それが、ダラーズ(の歪み)だと思いました。

登場人物も一通り揃い、正体も明かされ、いよいよラストに向かっていきますね。
{/netabare}

《以下ネタバレ》

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
なんか妙にコメディタッチで観やすかった。

2話目
女の怖さが詰まった回でした。ホラーですね(笑)

3話目
赤林、格好よし!

4話目
ヴァローナがデレたw

5話目
セルティは相変わらず可愛いな~。

6話目
ドア破られるの好きだな~。

7話目
瀕死の新羅に声を掛けられない、セルティの切なさ。ここで鍋の伏線回収か。

8話目
折原回。なんか色々と上手くいきすぎている気はするけど、まあ、ラスボスですしね。

9話目
話がスローテンポになってきたかな。

10話目
ようやく進行。ここで引きを作って、「結」への視聴継続に結びつけたいのね。

11話目
遊馬崎、狩沢、渡草の怖さが良い感じですね。

12話目
中二病のようなことを言って誤魔化すな(笑) さて、ラスボス2も出てきたところで、いよいよ「結」か。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

闇はさらに深くなり……

原作未読 全12話

デュラララ!!の2期の2クール目です。1期とデュラララ!!承を事前に観ることをオススメします。

池袋を舞台にデュラハン・闇医者・情報屋・カラーギャング・警察・ヤクザ・マフィア・アイドル他が複雑に絡み合う群像劇です。

時系列がバラバラなのは1期や承と同じです。今回は新キャラがまたまた増えて、今まで分からなかった繋がりやキャラの色々な過去が分かりました。

また、衝撃的なことが多かったですね。

面白いのですがシリアスなことが多くて、デュラララ!!特有の能天気で陽気な感じがほとんどなくなったのは残念ですね。

最後は、不思議な感じで終わりました。{netabare} (セルティの家に色々な人がいましたねw){/netabare} 続きが早く観たいです^^

OP 主人公?竜ヶ峰帝人役の豊永利行さんが歌ってます。1期から続くキャラの紹介とお話のダイジェストでした。
ED REVALCYが歌ってます。こちらの作画も1期から続く全員集合縦ロール作画でしたね^^

最後に、かなり広げすぎたため冬に放送されるデュラララ!!結が駆け足にならないか心配ですね〜

投稿 : 2024/04/27
♥ : 26

ファルコーニ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

演出と世界観が巧み!

デュラララは全てのシリーズを見ていますが、やはり演出が上手ですね。1つの出来事もキャラによっては見方が異なり、日常であれば非日常でもある。現実チックで実に面白い作品だと思います。池袋の街で起こる奇想天外な出来事、東京ではこんなことが起こっているんじゃないかとワクワクします!(^^)!

・良かった点

時間軸の使い方が非常に上手です。それがいわゆる演出になるんでしょうけど、点と点が繋がり合うって感覚を味わうことが出来ます。群像劇ということでキャラは多いですが、1人1人の個性がはっきりしていることも高評価です。

それぞれにバックボーンがあり、いかにして人間性が確立されたかが分かりやすくなっていますね。

・悪かった点

やっぱ前の放送から感覚が空いているため、少し流れを忘れていることですね。僕は前期を見直してから「転」を見ましたが、そういうのが面倒くさいって方は難しいでしょうね・・・。

・総評

面白さは安定です。少しばかりシリアスな展開が好きな方だと絶対にハマると思います!(^^)!悪いところもこれと言って無し!最高の作品の1つですね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

63.6 2 カラーギャングで暴力なアニメランキング2位
池袋ウエストゲートパーク(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (159)
534人が棚に入れました
東京、池袋の西口公園。通称“池袋ウエストゲートパーク"近くにある果物屋の息子・真島誠(マコト)は、ヤクザ絡みの犯罪やギャングの縄張り争いなど、警察では手出しできない難事件を次々に解決する“池袋のトラブルシューター"と呼ばれていた。有象無象な人間が集まる池袋の中で、組織に属さず、誰にでもフラットに付き合うマコトの元には、常に危険で刺激的な依頼が舞い込む。「誰にでも優しい街、愛と平和の池袋。…そう、池袋は最高だ」今日も池袋の秩序を守っていた彼のもとに、街の平和を揺るがす厄介な事件が持ち込まれる――。

声優・キャラクター
熊谷健太郎、内山昂輝、土田玲央、木村昴、花江夏樹、小林千晃、村瀬歩、新垣樽助、小野賢章、木村良平、諏訪部順一、津田健次郎、櫻井孝宏、檜山修之、甲斐田裕子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とりあえず観てるけど、何で今(笑)?

初出が20年以上前に書かれた原作を今アニメ化という、『風が強く吹いている』よりも驚きのアニメ化作品ですね。

漫画原作ですが同じく動画工房制作でアニメ化された『イエスタデイをうたって』に匹敵する原作の古さ(笑)。まあ、まだ原作シリーズは続いているから問題ないのか?

池袋を根城にする青年ギャング団の親玉で通称「キング」と呼ばれる安藤崇(あんどう たかし)、そんなタカシと高校の同級生で今は家業の果物屋を手伝いながら裏で万事トラブル解決を請け負う主人公の真島誠(まじま まこと)。

マコト、タカシ、ギャング団「G-Boys」を巡る池袋での様々な出来事が本作のメインストーリーとなります。

原作が書かれたほぼ同年代(2000年)にドラマ化された作品ですが、少なくとも第1話エピソードを観る限りではアニメの方が原作に沿ったストーリーだと思います。

『デュラララ!!』や『博多豚骨ラーメンズ』辺りを楽しめた方なら、それなりに楽しめるんと違いますか、知らんけど…。

しかしこの作品が今流行る気はあまりしないけど、セールスは出るんだろうか。大丈夫なのか、動画工房…?

余談: 個人的には「IWGP」という文字を見て真っ先に思い浮かぶのは、本作ではなくプロレスの方です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 22

waon.n さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ブクロの多次元化にあなたはついてこれるか

【First impression】
 うお! スタッフロールに窪塚洋介出てるじゃん! ってなった。さてどの話で出たでしょう。なんてプチクイズしてもドラマのIWGPを観ていた人にしか刺さらないだろう。
 でも、ちょっとアニメで声聞いたのが初めてで戸惑ったし、んん? ってなってスタッフロールを観返さないと確信持てなかったわけだけれど、ちょっと嬉しかったよね。友情出演的な? 大人で出てたからもしかしたらこの話は過去を扱ったものではなく、今の今を扱っているんじゃないかって。そう思ったよね!

【Story synopsis】
 池袋にはキングと呼ばれる人がいる。カラーギャングとして居場所のない少年たちを束ね、まとめ上げるそのカリスマ性からキングと呼ばれるようになった。
 池袋にはまだ大人になり切れていない少年少女が事件に巻き込まれたりする。そんな少年少女たちが最後にたどり着く池袋のもう一つの顔がトラブルシューたーと呼ばれる真島まこと。キングとも仲が良く多くの人間に好かれ、警察とも顔なじみでもある。
 そんな池袋にある日さらにもう一人のカリスマ尾崎キョウイチが登場しレッドエンジェルスというカラーギャングを結成する。
 Gボーイズとレッドエンジェルス二つのカラーギャングは対立こそしないが、一つの場所に二つの勢力が登場することになった。
 池袋という袋小路に迷い込んだ少年たちの物語は様々な事件を巡り、少しづる拗らせていくことになる。

【Staff】
 制作会社       動画工房
 監督         越田知明
 シリーズ構成      志茂文彦
 キャラクターデザイン 谷口淳一郎
 
 動画工房さんはなんかこう日常系なイメージがありました。『月刊少女野崎くん』『未確認で進行形』などのイメージが個人的に強く残っているからだと思われます。だからといって日常系以外をやってないってこともないようでした。
 ちょっとイメージが違いましたが全然問題なかったですね。無難に仕上げたと言っては何ですが、良い作品でした。
 監督は『イエスタディをうたって』で演出を数話担当していた越田知明さん。7話目の演出やっている時点で信頼度は折り紙付きです。あの微妙に変化していく関係を上手く表現していました。
 志茂文彦さんは『フルメタルパニック』『CLANNAD』と京アニで仕事をやっていた頃もありつつ動画工房では『未確認で進行形』で動画工房とも仕事をしていました。こちらも実績を見れば折り紙付き。今期は『無能なナナ』と2作品を担当していますね。脚本を書かせると伏線をそっとでもちゃんとわかるように置いてくるので、分かりやすく的確に内容をりかいさせてくれる印象があります。
 そして最近どこにでも出てきている印象の谷口淳一郎さんがキャラデザでございます。多分好きなんだろうなって感じてきました(笑)。

【Review】
 池袋駅はJRでは山手線、相鉄線、埼京線、川越線、湘南新宿ラインがあり、他にも私鉄で東武鉄道の東上本線。西武鉄道の池袋線、西武秩父線。東京メトロの丸ノ内線、有楽町線、副都心線と多くの路線が入り混じり乗り入れている駅です。多くの人に利用され、賑わっています。
 この駅は行ってみると分かるのですが、駅舎が南北に伸びており、駅舎を境に東西でエリアが分かれています。そして発展にも違いがあり、やや東口の方が商業施設が多く、それだけ人が多いです。
 逆に西口は商業施設もありますが、飲み屋やキャバクラとか風俗街もあり、やや怪しい雰囲気を醸し出しています。どちらかというと、ですが。
 池袋の中華街というのも横浜に次いで有名ではないでしょうか。
 同じ池袋を題材にした『デュラララ!』という作品では、よりいっそう雑多な雰囲気が出ていると思います。様々なものが入り混じった街。都心と地方との境界線、首都圏スプロールのスタート地点。ここはそんな街。ここで起こる事件はいつでも起こるかもしれないし、もう起こっているかもしれない。だから石田衣良はここを題材に取り上げたのかもしれない。まぁただ単純にカラーギャングを題材にするならブクロっしょ! みたいなノリかもしれませんが。
 
 まぁ最初は懐かしさから見始めますよね。お歳がバレてしまいそうですが、まぁ多くの人が当時のドラマを楽しみにしていただろう。ドラマの脚本は宮藤官九郎。このドラマで脚光を浴び一躍時の人になったような記憶があります。ギャグとシリアスの配分と構成、そしてスピード感どれをとっても一級のエンターテイメントでした。原作から離れてまた一つの独立した作品といった方が多分しっくりくるし、小説の方が楽しい! っていう人はマイノリティに属してしまうのではないでしょうか。
 かく言う私も原作も読みましたが、いやぁ実際ドラマの方が面白いです。違った面白さはあり、無理矢理にでも天秤にかけた場合は圧倒的にドラマに傾きます。それだけ面白かった。(懐古厨かもしれん。どっちも昔だけれど)ドラマを観なくなって久しいですが、やっぱり今でもあれ位の面白いドラマってやってるんですかね?

 どちらをアニメ化するのかっていうのは一つの見どころでしたね。結果は小説を意識した作りだったように思われます。
 というか、新しいIWGPを作るぜくらいの感じだったのではないでしょうか。
 ドラマのようにその場の臨場感を前面に出して、あたかも自分もGボーイズになったような巻き込まれたような感覚にさせるよりも。
 小説のようにできごとをそのまま見せる。どちらかと言えば客観的に見せているように感じられました。なので、“今さらIWGPやってもね”みたいな事は全くないです。そんなの1話目の冒頭で語っている。まことは言う『誰もがルールやマナーを守り、道行く人はみんな笑顔で幸せそうだ』そこで歩行者がぶつかられて怒っている顔と迷惑そうにしている顔の通行人たちを映し出す辺り分かりやすい。“真島まことには共感できんぞ、気をつけてみるんだぞ”って。皮肉が効いてて冒頭から笑ってしまいました。
 そして、スポットライトから登場したキングのキャラデザの時点で完全に察する。これはドラマのIWGPではないんだと。

 ここまで書いてきてなんですが、そこまで良質なアニメーションではないのかもしれません。もちろん悪くはない。絵が動くことの面白さという点においては、多くの作品の中に埋もれてしまう事でしょう。
 アニメであることの必要性っていう点ではやや足りないと感じました。フィクションのなかで感じられるリアリティーが欲しい。んで足りないのはフィクションであることが必要かなと、それは撃たれても刺されても死なないとかではなく、表現のなかににじませても良かったのではないかというところ。もちろんこの物語を小説に寄せて書き起こし現代に則して変更点を加えオリジナリティを出したのも素晴らしいと感じます。
 時間のないなかどこまで作品の内部構造を作り込めるかどうか、そして今回はあまりそこに上手くたどり着けなかったのかもしれません。
 答えがないだけに難しいのですが、池袋という街の雑多感を出したドラマの『IWGP』と『デュラララ!』。小説に寄せて制作された(これは個人の感想です)本作の『IWGP』。果たしてどちらが“本当”の池袋を映し出すことができていたのでしょうか。

 まだ未視聴の方は是非、同じ池袋という土地でどう感じることになるかを楽しみにしてみてください。視聴済みの方はどっちだったでしょうか。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

しゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

宮藤官九郎脚本のドラマ版は未視聴で視聴。
【物語の評価】
カラーギャングの話っているより現代の闇(ブラックバイトとか技能実習生や移民)に対して戦っていくっていう成分が多いかも。
ただ最終回の2話は黒幕というか犯人がさすがに分かりやすかったのが気になった。サスペンスでもミステリーでもないのは分かってはいるが、少しはドキドキさせてほしかった。
【作画の評価】
戦闘シーンというか喧嘩のシーンはかなり良かった。
なんかやけに果物の作画というか背景というかそれが無駄に力が入っていたように見えた。
【声優の評価】
【音楽の評価】
OPがかっこよかった。EDの2曲も良かった。
【キャラの評価】
ゲストも含めてキャラが個性豊かで魅力的だった。
【感想】
ドラマ版と比較されまくっているが、この作品が現代で制作されたのは意味があると思っているし、結構いいのでもっと良い評価をされてほしい。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3
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