キーホルダーで爽やかなおすすめアニメランキング 2

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80.3 1 キーホルダーで爽やかなアニメランキング1位
「ReLIFE」“完結編”(OVA)

2018年3月21日
★★★★☆ 3.9 (458)
2103人が棚に入れました
「ReLIFE」は社会で挫折を味わった27歳の主人公・海崎新太が、とある研究の被験者になり高校生活をやり直す姿を描いた作品。テレビアニメは2016年7月より放送され、完結編ではテレビアニメ全13話の続きとして海崎のリライフ実験が終了するところまでが描かれている。

声優・キャラクター
小野賢章、茅野愛衣、木村良平、戸松遥、内田雄馬、上田麗奈、茜屋日海夏、杉山紀彰、浪川大輔、沢城みゆき、羽多野渉、白石涼子
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

悲しみ2ヤング

原作夜宵草、COMICO大人気作品。
TVシリーズからの続編4話です。

冴えないサラリーマンがReLIFE更生実験により、
1年間、高校生活をやり直すわけですが、
周りの環境をまた違った視点から見直すことで、
見落としてきた大切なものを実感していき、
また生きる活力を取り戻していきます。

ただReLIFE更生実験が終われば、
関わった全ての人々から記憶が消されるわけで、
{netabare}忘れられてしまうことが前提の様々な感情に葛藤し、
学園生活で芽生え始めた恋心に苦悩していく。{/netabare}
抑えきれない気持ちに素直になるべきか。
楽しめている分、別れる時は辛いのです。

相変わらず懐かしい楽曲群で、
自分はあの頃どうだったかなと感慨深く観ていました。
物語としては定番の流れですが好きですよ。
懐かしくも優しい気持ちになれます。
大人しいヒロインに好感です。

たとえ記憶には残らなくても、
その時々でベストを尽くす。
そうやって道は開けるのでしょうね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 49

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

テレビ放送された<本編>の続編

とりあえず『ReLIFE』<本編>(全13話: 以下、「本編」)の直接の続編で、話数のナンバリングも第14話~第17話となっています。特に1~13話までのダイジェストとかもなく普通に始まるので、本編を観ていないと内容は完全に意味不明です。

まだ本編を観ていない人はまずそちらを観ましょう。

私は Amazon Prime Video で観ましたが、いくつかの動画配信サイトやCS放送などでも観ることができるはずです。

『ReLIFE』は話の構造上「主人公が高校を卒業して元の年齢での生活に戻るまで」でお話が終わるようになっていることは本編を観ていれば明らかです。

この前提の上で、本編を観ていた視聴者がおそらく抱くであろう疑問の数々(新太のReLIFEプログラム終了後の行く末、日代さんの正体に関する疑念、ReLIFEプログラム時におけるそれぞれのキャラの恋愛に関する行く末など)が一応解決を見るのでまさに「完結編」と呼ぶにふさわしい内容となっています。

本編の設定やストーリーについての評価を土台に考えると完結編の内容は月並みな出来というきがしますが、視聴者に一定のカタルシスを与えてスッキリさせる出来にはなっていると思うので、本編が良かったという人には是非とも完結編を視聴されるようお勧めします。

逆に、本編がそうでもなかったという人には特に観る必要はない作品とも言えます。まあ、私は本編はそこそこ好きでしたので観て良かったです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 40

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とっくに通り過ぎた青春時代をもう一度体験してみて、その結果得たものは…。

ReLIFE(リライフ)のOVA。

アニメ「ReLIFE」の続編で、
この4話で作品は完結します。

TV版もよかったけど、
この完結編はたった4話でTV版に匹敵する満足度が(*´ω`*)

TV版だけで終わっているともったいないです!
完結編まで見届けて初めてこの作品の良さが味わえました^^

OVAは全4話です。


● ストーリー
27歳の海崎新太(かいざき あらた)は、
仕事をやめてニート生活。就職活動も難航。

そんな時にリライフ研究所の夜明了(よあけ りょう)に声をかけられ、
一年間高校生として過ごすという実験に参加することに。

夏休みも終わり、2学期。

進路相談など、高校生活の終わりが見えてくると同時に、
その先のみんなの中に自分はいないことを考えてしまう。

そして日代(ひしろ)さんへの気持ちも加速していき…。


たった4話しかないので、
時間の経過がものすごく早いです。笑

文化祭して、クリスマスがあって、あっという間に卒業式…。

周りに恵まれ、楽しい高校生活が送れて、
幸せですね^^

いつでもみんなとのにぎやかな日々があって、
それを噛みしめるたびに終わりの時を寂しく思う新太。

卒業したらみんなの中から自分は消えるとわかっていて、
だからこそ日代さんへの気持ちも押し殺そうとする。

TV版では悩みや葛藤に苦しむ登場人物たちが描かれ、
新太はサポート的な立ち位置にいましたが、

OVAではみんなが楽しそうな描写で、
悩んだり葛藤しているのは新太や日代さんです。

自分のこの気持ち(ズバリ恋心)にどう向き合うか。

ハッピーエンドになってほしいけど、
都合の良い展開では満足できないぞーと思っていましたが、

設定に矛盾の生じない、かつ、個人的に納得のいく終わり方で、
私はとても満足です^^


≪ 新しい自分へ ≫

人生に行き詰まったとき、
ゲームのように簡単にリセットはできない。

だけどもし、リセットすることができたら、
新しい自分になって、また進み始めることができるかもしれない。

人の心の問題は、
人の中でしか癒されない。

人との関わりの中でしか、
本当の自分も、新しい自分も見つけることはできない。

生きていくことの基本は、
やっぱり人と関わることなのだなあ。

関わりなしで有意義な人生を送ることはできないし、
輝く自分を見つけられない。

自分がここにいる喜びを感じることはできないし、
自分をまっすぐ見つめることはできない。

この作品が直接的に、
説教的にそう語っているわけではないけれど、

新太たちの姿を見ていると、自然と考えさせられます。
人との関わりはいいものだと。かけがえのないものだと。

リライフして、手に入れた新しい人生と新しい自分。

きっと今までよりも自信を持って、
自分のことが好きになって踏み出せますね^^


● キャラクター
TVシリーズからの変更はありません。

強いて言うなら、登場人物以外のモブがほとんど、
影でしか描かれてないのがホラーでしたw

OVAだし、そこまで手がかけられなかったのかな?

でもやっぱり登場人物たちは安定しています。

私が好きなのは変わらず大神(おおが)くんです。

狩生さんの話で照れて赤面する大神くん可愛すぎてやばい(*´Д`)
ピュア大神最高(*´Д`)

新太もかっこよかった♪
優しい新太は、いい旦那さんになりそうです^^

日代さんを思う切ない新太を演じる小野賢章さんの声がよかったです。
きゅんとした(*´Д`)


● 音楽
【 OP「ボタン」/ PENGUIN RESEARCH 】

TV版と変わらないOPです。

でもこの曲大好きだから、問題ないです♪


EDはTV版同様、“新太が高校時代に聴いていたMDに入っている曲”というコンセプトの選曲。

選曲もいいし、今回はアニメーションとの相性もよかったです^^


● まとめ
リライフ生活は、
リセットされた環境での一からのスタート。

今いる自分を殺さずに生まれ変わらせるって、
真面目に考えてみると、結構実用的な実験だよね。

実際にこれからあってもおかしくなさそう。笑

いい青春物語でした。

OVAは話数が短いけど、
ちゃんと完結まで描いてくれて嬉しかったです♪

TV版も良かったけど、
このOVAはさらに良かった。

見てよかったと思いました^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 31

74.1 2 キーホルダーで爽やかなアニメランキング2位
『たまゆら~卒業写真~』第4部 朝-あした-(アニメ映画)

2016年4月2日
★★★★★ 4.2 (131)
573人が棚に入れました
高校を卒業して別々の学校に通うことになっても、大好きな町・竹原で、大切な友達と過ごす時間は変わらないと思っていた楓。しかし、かおるに言われた言葉で、自分の本当の思いに気づき……。4人での新たな想い出も積み重ねながら、卒業のときが近づいてくる。

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿澄佳奈、井口裕香、儀武ゆう子、茅野愛衣、寿美菜子、東山奈央、内田彩、飯塚麻結、葉月絵理乃、大原さやか、福井裕佳梨、宮本佳那子、広橋涼、間島淳司、西村ちなみ、緒方恵美、松尾佳子、中田譲治

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

みんなと過ごした大切なこの場所があるから、大丈夫、なので。

たまゆら劇場版4部作の第4部。

やってくれました…
最高の4部でしたよ。

実際に竹原の地を訪れたこともあるほど、
今までもたまゆら、大好きでした。

だけど、この4部を観終えたことでさらに想いが強くなりました。
とてもよかった(´;ω;`)

いよいよぽって達も卒業だし、
感動で泣いちゃうかな…と思っていましたが、
泣くことはありませんでした。

涙じゃなくて、
温かい気持ちが心で溢れて、いっぱいになりました。

本当に素晴らしい作品でした。

1時間ほどの作品です。


● ストーリー
高校3年生の沢渡楓(さわたり ふう)こと、通称ぽって。

亡き父のカメラで写真を撮ることが好きな彼女は、
卒業後の進路を東京の大学に決めた。

大好きなみんなと離れてしまうけれど、
竹原で過ごした高校生の思い出はずっと残る。

応援してくれるみんなに背中を押されながら、
いよいよ受験。そして卒業式の日を迎える…。


4部作最後の4部は、
高校3年生の冬の話。

進路に向けて勉強したり、
みんなで初日の出を見たり、
受験の結果にドキドキしたり。

そして卒業式。

笑顔で証書を受け取る彼女たちに
今までの思い出がぶわっと蘇る(´;ω;`)

そう、この4部は別れを悲しむための4部じゃない。

今まで過ごした日々を心に刻み、
みんなが新たな一歩を踏み出す姿に励まされる4部でした。


ぽってにとって、
父を失った悲しみが消えることはない。

だけど、竹原で出逢った人たちが、
父との思い出の色を変えてくれた。

温かさを思い出させてくれた。

父の存在も、
写真を愛する心も、
友達や家族の支えも、

何もかもが今のぽってを支えているんだなあと、
ぽっての成長にほろり。

登場する人みんなが温かい。

私もこの人たちのようでありたいと、
すさんだ心をほぐしてもらいました。笑


● 音楽
【 主題歌「これから」/ 坂本真綾 】

4部作すべてを通しての主題歌なので、
これまでのレビューでも絶賛してきました。

でもね、この曲の真の魅力は
この4部でこそ発揮されたと感じました。

小さく切り取られたたまゆら映像と、
黒い背景に流れていく文字。

特別な演出は何もない、
よくある地味なエンドロール。

なのに、すごくかけがえのない思い出が流れていくような、
大切なものを振り返っているような、心地よさ。

そんな気持ちにさせたのは、
間違いなくこの曲の力が大きいです。沁みる…。

今までもいい曲だと思ってたけど、
今回の第4部で聴くのが一番しっくりきました。

ほんと神曲。


● まとめ
たまゆら大好き。
これは本当にいい作品です。

TVシリーズもよかったけれど、
この劇場版までを見て、本当の完結だと思いました。

たまゆらシリーズの持つ、
最高の魅力を見せてくれました。

最後の最後まで、
すてきなぬくもりをありがとうございました^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最後まで観て良かったなので

約57分 AT-Xで視聴 「たまゆら」完結編4部中4部目の作品。

今回は主人公の沢渡 楓ちゃんがメインのお話です。

楓ちゃんが進路のことである決断をします。

卒業してそれぞれの道に歩むまでを描いています。

引っ越して、竹原で色々な人に出会って、少しずつ成長してきた3年間を見守ることもこれが最後になりましたね。
{netabare}
卒業式の手をファインダーのようにかざした奥のお父さんの姿、少し笑っていた感じがしました。
{/netabare}
最初のOVAから約6年(作中では3年間)、長い長い道のりをへて完結しました。観終わったとき感慨深くなりました。

エピローグまであって大変満足の作品でした。

心が暖かくなる作品です。気になる方はOVAから観ると長いですが、オススメしたい作品です。

OP・EDは坂本真綾さん、ED曲は松任谷由実さんの「卒業写真」、この作品にピッタリの曲でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

堂々の完結 ~写真に写るのは被写体であり、撮影者の心~

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
たまゆらシリーズ、完結。心が、あったかくなる。

高校3年間をきちんと描くなんて、ありそうでなかった作品。

これまで、「たまゆら」はずっと評価4でしたが、ここまでやりきったスタッフに敬意を表して、今作の評価を5としたいと思います! お疲れ様でした! ありがとうございました!!

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
写真って、撮った人は写れないんだけど、撮られた人が見つめる先にはカメラを構えた誰かがいる。被写体が見せる表情は、カメラマンに向ける表情なのだろう。

風景って、誰の為にあるわけじゃないし、誰が見ようと同じものとしてそこに存在してる。だが、それをどう見るかは、やっぱりカメラを構えた本人がそこにあるのだろう。

撮る人が何らかのかたちで写り込むのが、写真。

この「たまゆら」を観てきた中で、そんなことを感じた。

卒業が近づくと、卒業後のことを話さなくなるって、本当にそうだ。「いつも一緒にいて、一緒に勉強して、一緒に卒業する私たちだけど、でも本当は、もうずっと前から、それぞれ別の道を歩いているんだってことに、気づいたからかもしれないので」……すごく良い言葉だと思った。全ての中3と高3と大学4年に、聞かせてやりたい!

ぽってには、「おかえり」と言われる場所が増えたってことだね。竹原に汐入と。そして、これからも増えていくのだ。

ぽってが、父のカメラに寄せる思いは、ぽってが、竹原の皆に抱く思いと同じ。

卒業=旅立ち と言い切った、ぽって。

卒業式、壊れた35Sのファインダー越しに、亡きお父さんがぽっての晴れ姿を観ていると思うと、泣けてきた。

足かけ5年……長い付き合いになったアニメでしたが、しっかりゴールできました。ぽって達の3年間は、何か事件的な大きな変化やドラマがあったわけではなかったけど、確実に成長してきた3年間でした。高校の入学から卒業までの3年間を、ガッチリ描ききったアニメって、あまりないのでは?

いつか、大人になったぽって達にも会いたいですね。

まあ、ぽってはどうせ何歳になっても、川に落ちそうになるんでしょうがw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19
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