シュールで宇宙人なTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のシュールで宇宙人な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月06日の時点で一番のシュールで宇宙人なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.1 1 シュールで宇宙人なアニメランキング1位
繰繰れ!コックリさん(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (925)
4857人が棚に入れました
コックリさん
 コックリさん
  おいでください……

それは禁じられた遊戯(あそび)
けっして一人でやってはいけない
コックリさんがやってきて
あなたに取り憑いてしまうから―――

自称「人形」の市松こひなが、あやしげな術で狐の物の怪“コックリさん”を呼び出した!
しかしコックリさんがどんな「質問」にも答えられたのは昔の話。今は某検索エンジンに頼るも実はデジタルが苦手。取り憑くはずが一人ぼっちのこひなを心配して献身的に家事をこなす姿はまるでオカン。おまけにこひなを溺愛する犬の物の怪“狗神”とダメオヤジな化け狸“信楽”も棲み憑いて、コックリさんの苦労は3倍に!?
デンパ少女とときにイケメンたまにモフーンな3匹のアニマルが織りなす、非日常系モフモフコメディ‼
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

市松人形と毛も耳男・犬・穀潰しの寂しがり屋敷 ⑩おいでませ ~追記、会議は終了したような気がします~

(会議の続きをのぞいては2014.12.28 19:55)

コックリさんの嘆き{netabare}
と思わせてオレの嘆き、をコックリさんボイスの嘆きでお聞きください。

「なんでオレの歌がENDじゃないんだよ~~~!
 割と落ち着いたリズムのディスコミュージックだろ~

 そりゃ、ロザ○ン2とかOPでやってるのもあったよ
 けどぉ、この作品は心温まるギャグアニメだろ?
 オレはこひなをはじめ、みんなに幸せな気分を味わって欲しかったんだよ~

 終わりよければ全て良し、オレの歌なら全てまるっと収まる
 いや、別にえんでぃんぐテーマが悪いってわけじゃなくて、
 こう、幸せな気分でい続けて欲しんだよ

 そうだな、こひなや、こひな?あとは、こひなに幸せでいて欲しいんだ
 ちょっとぐらい変わってたって良い
 明日を楽しみにできるような、そんな日々を送って欲しいだけなんだ

 そのためには、あれだ
 ごほん、やっぱり、この超美形な物の怪であるこのオレが、
 最後、送り届けるのがいいと思うんだ
 みんな幸せになる
 そして、オレも幸せになる☆
 万事丸く収まる

 最高だ♪」
{/netabare}

いつもサンデーナイトフィーバーでふぃばりたかったw

今期の癒しだったのに、これから何に癒してもらえばいいのか。





さて、コックリさんが最終回を迎えて一週間。
何を書こうか悩んだあげく、とりあえず言いたいことは言ったので、
他の下書きは削除。

結局思いつかなかったので、ノリで書きます。

おもろかった~☆☆☆☆☆

コックリさん、この作品だけのいいところは、
キャラです。
あと、ところどころ古風なネタが使われているトコええ♪

もはやそれだけです。

ギャグやパロの好き嫌いが分かれそうな作品です。
雑誌の垣根を越えたパロ具合はあっぱれw
テンポが淡々としていて、すごい心地よかった。

ということで、どうキャラを好きなのかでも語るか。

市松こひな、
カプ麺中毒っぷりがおもしろい所と思われがちだが、
感情豊かな人間だよね。かわええし、将来が楽しみです♪

コックリさん、
主夫で心配性なところがやっぱええ☆
{netabare}女の呪い回は試されましたw※
髪の毛回も良かったw アンチエイジングネタも豊富wwwww
{/netabare}モフモフとしてかわええ♪

犬神さん、
ストーカー、妄信的な溺愛っぷりも素晴らしい。
{netabare}女番犬神さん、ありです。※{/netabare}
逞しいです。

信楽、
屑とイイ人のギャップがええ。女好きっぷりが逞しい。
イイ人ver.だけならテライケ麺♪

ジメ子さん、
方向が変な{netabare}ツンデレ。{/netabare}

猫神、じゃなくてタマ、
かわええ♪ 犬神さんとは方向が違う危うさもステキ☆
猫語かわええ♪

ナレーター、
うまい!!!!!

以上。

・・・うん?
※これから会議が行われます、長くなります※
{netabare}
HKB31 第1回会議 「女番コックリさんはありか」
出席者
H=変態だが男はなし、K=かわいいは正義、B=馬鹿

H「番であってるのか?ver.なら良かったか」
B「何でもええやん」

H「まず先に簡単な問題から済ませよう、犬神は、ありだ」
K「ありに決まってるだろ!男じゃない!!」
B「かわええ♪」

H「では、コックリさん(女)についてだ」
K「ありでしょ」
B「女狐め!」

続き





・・・HKB「うん?」

ドン!!! ガシャン!!!! パララララ・・・





A「制圧した、ゴミは片づけた」
B「オレの名を騙るたぁ、ふてーやローだ!」
C「いくか」

<ABC会議 じゅっかいめぐらい>
A=エース気取り、 B=バカ、 C=ちゃっかりん♪

A「かなり時間が過ぎて何を話していたかうろ覚えだが、あれだな」
B「ああ、ありか、なしか、それだけだ」
C「建前上はなしだ」

A「心の赴くままに、それを貫く、それが答えだ!」
B「考えるな、感じるのだ!!」
C「アレがあるかないかでいいのか・・・」

A「正直どう思った?」
B「アリだ!」
C「男ver.の記憶がなければな」
B「うっせー!!」

A「そうだ、そこが大事だ」
B「かわいいは正義!」
C「らんまがアリかナシにも繋がるな」

A「正直、内容を無視して鼻っから女だったら何も問題なかった」
B「かわいければ問題ない!」
C「アリかナシか・・・」

A「考えたくはないのだが、今まで気に入ったキャラにアレがある、あったと思うと厳しいな」
B「そんなの考えねぇ!!!!!」
C「・・・会議やめようか?」

ごにょごにょ

ABC「どうする?始めたからには終わらせないとな。そんなの関係ない!ああ、からくりサーカスで学んだことだ、見届けなければ。けどぶっちゃけどーよ?アリだ!!おまえは黙れ。どうすっかなぁ、かわいいは正義とか言うゴミみたいな言葉があるよな。女は正義!おまえは黙れ。かわいい女の子は正義だよな??・・・あんまり考えすぎるとヤバいからやめようぜ。ああ、戦略的撤退も必要だ。逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ!!逃げないからダッシュする!!!!!」

ごほん

A「決まったな」
B「100%女が好きだ!!!」
C「ああ、走るか」

A「答えがないから国語が好きだ!」
B「答えが一つだから数学が好きだ!! 0点でも!!!」
C「答えは君の中にある!!!!」








・・・だっしゅだーっしゅだしゅ
きーっくえーんどだしゅ
いつかきめるぜえろえろしゅーと~
そのときの~
おんなが~
すーぱーひろいんだ~




{/netabare}




一話観た感想→{netabare}

『市松人形とケモ耳男の寂しがり屋敷 ⑩1話感想おいでませ』
物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0


バンブーブレードのたまちゃん ARIAのアリス などなど
の声が好きな人が吸い寄せられる作品

開始直後 OPテロップが流れているときの風景と色使いを見て最後まで観る
とマイソウル(亡霊、あるいは知らないどなたか)に誓った。

とりあえず1話はちびっ子とケモノ耳のイケメンの出会いとじゃれ合い。

市松こひなは自称人形、エネルギーは・・・
一応コックリさんは狐の物の怪らしい。

EDは女性向けの刺激臭をスンと香らせるが
あれは作者が好きな皮を被らせ それにあった色っぽい声を乗せただけの
ギャグやコメディーや日常が好きな同類のバカを呼び集めるお祭りだ。



{netabare}ルドルフとイッパイアッテナ{/netabare}を思い出した。あの絵よかたな。
二度と使われるネタじゃないけど。

作品の雰囲気を醸し出そうとした感想は最初のnetabareの上まで。

いつも思う。調理、料理の描写がステキな作品はイイ作品だと。
お腹空いた。→脱線{netabare}
コックリさんでも幽霊でも悪魔でもいいから、
ホウレンソウと卵(+5品目ぐらいのお野菜)が入った鍋焼きうどん作ってくれないかな。
うどんをお箸でもったら切れそうなぐらいの煮込み具合で。

卵粥でもいい。
できればなんかで出汁取って。油っぽくないやつで。魚介類がいい。

卵は3つぐらいがいい。1つはかき玉、2つは完熟の直前ぐらいで。
生は胃腸に良くないが、半熟のとろとろ感も楽しみたい。

その2つがダメなら、白いご飯と豆腐がたっぷり入ったお味噌汁と納豆とお漬物かおひたしでもいい。
お味噌汁の具は豆腐、ネギ、ワカメがベストだが、豆腐が入っていれば文句を言わない。

体に優しそうなたんぱく質がほしい。
ビタミンもほしい。

薬などに頼らずも体調が良くなる栄養を美味しく取りたい。{/netabare}

静のシュールギャグホームコメディかな。
ところどころバイオレンスw
小女とイケメンの親子(風)をたんたんと楽しめる人ならいいんじゃないかな。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 29
ネタバレ

小歌 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

にょたショタけも化がテンコ盛り

 全12話 ※原作未読

にょたショタけも化どんとこいなドタバタコメディーでした。
安定した面白さだったけど、何がしかの地雷がある人には向かないかも。
ひとりぼっちの女の子が美形の妖にとり憑かれて溺愛されるとか、設定だけ見ればかなり美味しい。
でもたまーにシリアスに片足つっこみかけても、即効ギャグ路線に戻っちゃう。
まぁそういうライトな感じがぐぐコクの魅力なんだけど。
広橋さんや小野Dはじめ、声優陣も良い仕事してました。
こひなのカプメン愛にはすごくシンパシーを感じて、このアニメ観るたびカップ麺食べたくなってた。
ペヤングの件は誠に残念でせう。

 * * *

第1話 人形少女・ミーツ・コックリさん!
 {netabare} ぼっち少女の市松こひなと、彼女が呼び出したコックリさん(狐のもののけ)。「人形だから心がない」「ビバ添加物」と言ってはばからないこひなを放っておけず、コックリさんは彼女と暮らし、見守ることにする。広橋さんと小野Dの演技はハマってるし、ギャグのテンポも悪くない。けどBGMが微妙…! {/netabare}

第2話 爽やか笑顔は真人間への第一歩!
 {netabare} 笑おうとするとなぜか顔のパーツがズレて福笑い状態になるこひな。「笑えない子は嫌われる」と聞き、コックリさんに嫌われてしまうかもと心配になるこひな愛おしい…。Bパートで新キャラ登場、こひなのストーカー・狗神。あれコレこひな逆ハーじゃねと思ったけど、狗神の女体化でラブ要素は諦めた。 {/netabare}

第3話 狗神ステイハウス!
 {netabare} 変態さんな狗神を、犬の教本を使って躾けようとするこひな。けど3日で飽きて結局オカン(コックリさん)に散歩を押しつける。そして狗神が来てからストレスに悩まされるコックリさんは胃薬常用、はては狐形態時のモフモフに10円禿が…。こひなのやきそばカップ麺に対する愛にはシンパシーを感じる。 {/netabare}

第4話 気になるアイツはSF系!
 {netabare} 化け狸の信楽が市松家3人目の居候に。自身が取り憑いて潰してしまった家の子を養護施設に預けているが、施設への寄付はコックリさんから借りたお金という、いろいろ残念なニート。こひなの代から市松家は“憑きもの筋”になったというコックリさんの説明に、思わず厨二心が疼いてしまったよ…。 {/netabare}

第5話 机のお花はメッセージ!
 {netabare} 前話でこひなの教室の机に菊の花が飾られてたのが気になっていたのだけど、今回はそのイジメの犯人・じめ子さんが登場。でもその本当の意図は、こひなと友達になるキッカケを掴みたいがための、じみ子なりのメッセージだった。Bパートでは、コックリさんと狗神が転校生としてこひなのクラスメイトに。 {/netabare}

第6話 こひなと一つ目と信楽!
 {netabare} コックリさんたちと居ることで霊感が上がったこひなは、妖が見えるように。こひなに懐いてきた一つ目の妖を内緒で世話するようになるが、妖は所詮人と交わるものではなく、こひなの寝込みを襲おうとするのを信楽が阻止する。こひなを守るために片目に傷を負った信楽おじさん、珍しく格好良かったよ! {/netabare}

第7話 猫神タマの一目惚れ!
 {netabare} 人形マニアの猫神・タマに連れ去られてしまったこひな。逃げるための作り話とはいえ「お母さんが会いに来てましたよ。ただし…三味線になってな!」はなかなか怖い冗談だな…。Bパートでは、市松家の呪いの倉にあった箱を開けてしまったコックリさんが女体化。この作品にょたとけも化が本当好きだね。 {/netabare}

第8話 コックリさんの湯けむり秘湯めぐり!
 {netabare} 信楽がくじ引きで当てた温泉旅行先に女体化の呪いを解く秘湯があると聞き、皆で温泉旅行へ。しかし秘湯はどれもハズレ。落ち込んでいるのを隠し強がるコックリさんを、信楽は本気で落としにかかる。キスした瞬間呪いは解けたけど、なんか普通にこの2人のノマカプ楽しかった。てか信楽、刺青あるのね。 {/netabare}

第9話 悩み多きト・シ・ゴ・ロ!
 {netabare} 抜け毛が気になるコックリさんのAパート。小野Dがイキイキとしててとても楽しかった。「アルシンドになっちゃうヨー」。Bパートでは暇を持て余した狗神が、皆にかまってもらうために家出。でも誰も探してくれなくてシンミリ狗神。ぐぐコクキャラの中で1番懐が深いのって案外信楽おじさんだと思う。 {/netabare}

第10話 紅葉待ちぼうけの日々!
 {netabare} 季節外れの紅葉の木の下で人を待つ少女・紅葉(くれは)。待ち人を探してほしいと頼まれたコックリさんたちは、山の神・天狗に助言を求める。そこで分かったのは、彼女も待ち人もとうに亡くなった人物だということで…。珍しく切ない感じ。「天狗のショタ好きは日本の公式設定じゃ!」には笑った。 {/netabare}

第11話 大人ドロップアウトでコスプレイ!
 {netabare} 変若ち水を飲んだ狗神と信楽が幼児化。2人を世話するうちに育児ノイローゼになったコックリさんもヤケクソになって退児化。本当こういうネタ好きね。助っ人で来たタマによって女装コスさせられたコックリさんにドン引きしつつ、幼児退行化で記憶なくした彼を寂しげに見上げるこひなが切なくてキュン。 {/netabare}

第12話(最終話) DESTINY!
 {netabare} 疎遠な娘とせめて1日だけクリスマスを一緒に過ごしたいと言うおじさんと出会ったコックリさんとこひな。クリスマスパーティを開いて親子の仲を取り持つが、実はおじさんは既に亡き人だった…というちょっとシンミリAパート。ラストは皆で初詣。シンミリと見せつつ最後まで賑やかなぐぐコクでした。 {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シュールでほのぼのな物の怪コメディー。後半意外にハートフル

小学生の電波系ぼっち少女こひなと、こひなの周りに集まったコックリさんら物の怪たちの愉快なコメディー。
自分を人形と称し「かぷめん(カップ麺の事)」をこよなく愛するこひな中心にユニークなキャラクターがドタバタコメディーを繰り広げる。
基本ユルーいギャグコメディーで時にシュールな感じ、しかし時折り意外にハートフルな話あったり、侮れない良作。

かなり独特のシュールな雰囲気と、大きなストーリーの無いユルい作風なので、やや好みが割れそうです。
構図は「女性向けの逆ハーレム」とも取れるが男性視聴者が観ても楽しめそう。
比較的広範な方々にオススメ出来る、良質なコメディー作品です。


{netabare}『物語』
キャラクタードラマなので、強烈な個性のあるキャラクターが増えていく程に面白くなっていく。
ギャグの一つ一つは抜きん出て笑える程ではないが、終始安定してクスリと笑えました。
コックリさんが女体化したりと(男性向けの)萌えも完備♪

冷静に見ると「女子小学生一人に対して大の大人達が集う、逆ハーレム」という結構ヤバイ構図。
オカン気質なコックリさんなんて、この手の少女漫画寄り作品の定番…
という構図なのだが、市松こひなのあまりにもユニーク過ぎるキャラクターの為か、ソレを感じさせなかったのが凄い。

本作は「冷静に見ると結構ヤバイ」危うさが見え隠れしてます。
こひなの境遇とか、一歩間違えばシャレにならん鬱設定とも思えるが。
…とにかく楽しい。非日常的なのに日常的な存在のコックリさん達のドタバタな日常によって、シュールさとハートフルさが合わさり、とにかく終始楽しい雰囲気が崩れなかったです。

基本呑気だが、ニート狸の信楽がこひなに知られぬように悪霊?始末する話で少しドキっとした。
コメディーだけど物の怪作品でもあると思い出させてくれ、若干のスパイスになったエピソードだった。

その後もユルーくかつシュールなコメディー繰り返しつつ、後半には思わぬハーフルでホロリと来るエピソードが2回控えていてビックリ。
恋人をいつまでも待ち続ける幽霊少女の話は、幻想的で美しい恋愛話で非常に良かった。
最終話も少しホロリとさせるハートフルな良エピソード、本作全般の評価好意的になりました。
それでも過度にお涙頂戴では無く、基本はシュールギャグな雰囲気を崩さないのも良い感じ。

総じて
独特のシュールさを持ったユルめのギャグコメディー
抜きん出てはいないが安定感あり
少しホロリとさせるハートフルもあって侮れない
基本的に安定して楽しめた、良質なコメディー作品でした。
キャラクタードラマなので、キャラクターに魅力を感じるか否か、かも。


『作画』
こひながほぼ常にディフォルメされているが、可愛い。
稀に作画解放された際の美少女っぷりは半端無いです!
コックリさんらのキャラ作画は普通に良い方。温泉女体化はかなりの美人♪
本作の作画評価では、背景にも注目。
こひなの家や、紅葉の描写など、物の怪ファンタジーとしても世界観に引き込んでくれる良作画な点を評価。

『声優』
極めてユニークな市松こひなを広橋涼さんが好演。
コックリさんの小野大輔さん、狗神の櫻井孝宏さん、斎藤千和さん、信楽の 中田譲治さん等々、主要キャストのハマリ役の度合いが非常に高い。
極めて個性派揃いの掛け合い、キャストの好演が大きいです。
女体化コックリさんの白石涼子さんは綾崎ハーマイオニーを彷彿としましたw

ベテランの中田譲治さんは信楽が幼児化した際、まさかの少年声!
わ、若い!?声優さんって凄いと思った…。(中田さんに驚いたのが4.5点評価の理由)

『音楽』
OP「Welcome!!DISCOけもけもけ」が極めて印象的でアメージング♪
耳にこびりついて離れない楽しい曲ながら、きちんとキャラ紹介や作風象徴した良主題歌です。
BGMも基本ユルめで時折りハートフルさもしっかり出ていて良質。

『キャラ』
極めて個性派なキャラクタードラマなので、キャラ評価が本作の評価同然。
市松こひなは無感情な人形…と見せて実は年相応の女の子らしいいじらしさも垣間見えたり、非常に可愛い。
あらゆる不条理やネガティブを全く感じさせないのは、間違い無くこひなのキャラのお陰だろう。
本作の独特の作風は市松こひなを抜きにしては成立しない、その意味で外せない主人公です。

コックリさんの男性オカンキャラは女性向けハーレム作品の定番ながら、その苦労症っぷりが本作のコメディーを牽引。
狗神のウザさや信楽の胡散臭いニートっぷり等々、女子小学生の周囲に居て良い大人じゃない!
…なのに次第に異和感感じ無くなっていくのは彼らのユニークさ故かも。
信楽はこひなに内緒で悪霊始末したり、時に渋い大人の魅力もあった(ほんと、稀にだが)

どう見ても宇宙人な山本くん(立ち位置的にはクロマティ高校のメカ沢君に似ている)や、ツンデレなジメ子さん、ある意味ヤンデレな猫妖怪タマなど、回が進む程に面白いキャラ増加。
…4.5かちょっと迷うところ。
個性やインパクトはバツグンだけど、抜きん出て好きなキャラは居ないので。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 38

61.8 2 シュールで宇宙人なアニメランキング2位
てーきゅう 第5期(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (224)
1072人が棚に入れました
テニス部でありながらテニスをほとんどしない女子高生4人組を描いたコメディの第5期!!

声優・キャラクター
渡部優衣、三森すずこ、鳴海杏子、花澤香菜

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

やっぱり早口

早口でしたけど、面白かったです。
シーンの使いまわしがあるような...。
段々作品についてのコメントというか感想が浮かばなくなってくる。

主題歌
Qunka! 板東まりも(花澤香菜)
Qunka!は好きな曲です。変態すぎる歌詞が凄い。花澤香菜さんは一体どんな顔で歌ってたんでしょうか。パンツは茹でても良いですな。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
第49面 先輩とターミナル
商店街の福引で”とある場所”への当選券が手に入った4人。なんと場所は海外ということで、諸々と身の回りの準備を始めていくが…。

第50面 先輩とキリング・フィールド
行きついた先はカンボジア。トゥクトゥクに乗って遺跡を見たり遺跡を見たりと、オーソドックスな観光スタイルを取ろうとする一行であった。

第51面 先輩とビューティフル・ドリーマー
いつしかの体育祭部活対抗リレーで負けたため、学校の中庭でゴミ拾いをすることになったテニス部の4人。「社会のゴミがゴミ拾いをするとは皮肉なもんやで…」とつぶやくまりもだったが…。

第52面 先輩と猫の恩返し
いつしかの体育祭部活対抗リレーで負けたため、学校の中庭でゴミ拾いをすることになったテニス部の4人。「社会のゴミがゴミ拾いをするとは皮肉なもんやで…」とつぶやくまりもだったが…。

第53面 先輩とダイ・ハード3
「たこ焼きパーティーするぞ!」と大はしゃぎのかなえ。食材をスーパーへと買い出しに行くさなか、関西人のまりものテンションがやたら高くなっていく...!

第54面 先輩とエイリアンVSプレデター
謎の宇宙人(?)トマリンに密着取材することにしたうどん子。二人はなぜかナイスなコンビプレイでボケツッコミを炸裂させ、インタビューを進めていく。

第55面 先輩とレザボア・ドッグス
いきなり吐血しながら教室に入ってきたかなえ。まりもは驚き、悲しみ、傷つけた相手への怒りが収まらない。そしてかなえの仇を取るべく、まりもは復讐の女神となる…。

第56面 先輩とミッション:インポッシブル
いきなり吐血しながら教室に入ってきたかなえ。と、ここまでは前回と導入部分が一緒だがそんなことは気にせずライバル校への偵察を決行する四人であったが…?

第57面 先輩と賢者の石
焼きイモをすることになった4人。スイーツに詳しい人といえばあの人だが、それはひとまず置いておいて、枯葉がなかったり火起こしのためのマナが足りなかったりと道のりは前途多難で...。

第58面 先輩とデイ・アフター・トゥモロー
季節は流れ冬…冷たい空気の街を歩くユリは、凍った水たまりで延々と転び続けるまりもを横目に、珍しくマスクをしているかなえを見かける。

第59面 先輩とソーシャル・ネットワーク
めでたく新年を迎え、板東家で地球のお正月を堪能するトマリン。お年玉や和服など、まりもはさまざまな仕来りを教えようとするが…。

第60面 先輩とジョンQ
かなえの大好きなB-CHANGの手術が決まった。連れられてお見舞いに行くユリだったが、行き着いた先はまさかの焼肉屋だった...。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

殆どテニスしていないのに・・・いつの間にやらもう5期です^^;

タイトルにも記載しましたが、どうしてタイトルが「てーきゅう」なのに全然テニスをしていないんですよね^^;
それなのに5期まで続いてる・・・これってホントに不思議な現象です^^;
主題歌を含めて1話2分程度の中に内容がぎゅうぎゅうに押し込められているので、濃密な2分間を体験できるところが人気の秘訣なのでしょうか^^;?

この作品は、これまで殆ど亀井戸高校テニス部の4人に焦点を当てて描かれてきましたが、今期は4人以外のサブキャラにも焦点が当てられているのが、前期までとの違いです。

亀井戸高校テニス部
新庄 かなえ(CV:三森すずこさん)
高宮 なすの(CV:鳴海杏子さん)
板東 まりも(CV:花澤香菜さん)
押本 ユリ(CV:渡部優衣さん)

気になったサブキャラ
トマリン(CV:小倉唯さん)

5期まで来てテニス部の掛け合いの構成がようやく把握できました^^;
基本的に新庄 かなえと板東 まりもがボケ担当で、なすのさんは腫れ物にはあまり触れず、ツッコミ担当がユリ・・・という感じです。
主題歌のアニメを見ていても、激しく弾けているのはかなえとまりもですもんね^^;
今期も二人のボケにはしっかりと楽しませて貰いました^^

でも、今期個人的に一番気になったのは、トマリン演じる小倉さんでした^^;
この作品は展開、テンポ、セリフといった全てにおいてハイスピードなんです。
この作品のスピードに小倉さん・・・ついていけるのかな^^;?
が率直な疑問でした。
これまで小倉さんが演じた作品で、超特急なセリフのキャラは居なかったと思いますし・・・^^;
と、なんかドキドキしちゃいましたが・・・小倉さん、一生懸命で良かったと思います^^

主題歌は板東まりもの「Qunka!」
パンツ好きの彼女らしい曲だったと思います^^
でも、フライドパンツって・・・^^;?

1クール12話で1話2分のショート作品でした。
既に現在6期が放送されtれいますが、この作品・・・どこまで続くんでしょうね^^;
もちろん、引き続き6期も視聴する予定です^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こ・ん・ど・う・と・ま・り・ん

{netabare}とまりんと近藤さんの回が一番おもしろかったw{/netabare}

・・・ちょっと勢いが弱くなってきた。
慣れてきたか、飽きてきたか。

けど「愛してると最近言わない」ようになってからが本番です。
それが浮気をしているのか、空気になってきたのか、あるいはそれ以外かは、
あなただけが知る、否、本人は気付かない気付けない。

私の場合、
なすの先輩は薄い方がかわええ、
かなえ先輩とまりも先輩の通常運転だと心休まる、
ゆりちゃんはかわええ。

・・・いつまでも生きざまを見届けるぜ!!!!!



◆1話感想◆{netabare}
2015.07.08 04:58 ★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0
『気づかなかっただけで関連付けられてたのかな? ~1話感想~』

サブタイトルとね♪

さて、通常運転です。
5期という未知の世界まで達したので1話はメンツだけ豪華だったのかも?

OPがテンション低めで期待値が高まります。{netabare}くんかくんかはぁはぁ{/netabare}

特に言うことないっす。

内に秘めたる4人のランキングで

かなえ先輩
ゆりちゃん
まりも先輩
なすの先輩

の順だったのが、まりも先輩株上昇中です♪{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

66.8 3 シュールで宇宙人なアニメランキング3位
ぱにぽにだっしゅ!(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (348)
2054人が棚に入れました
『ぱにぽに』は、氷川へきるによる、ギャグ漫画作品。月刊Gファンタジー(スクウェア・エニックス刊)に連載。
自由すぎる校風の私立高校・桃月学園に 天才ちびっこ先生・レベッカ宮本(通称ベッキー)が赴任!個性的な生徒達と動物達(?)と共に ちびっこベッキーが活躍したりしなかったりするびみょーにきみょーなスクールコメディ!!

声優・キャラクター
斎藤千和、山﨑バニラ、折笠富美子、ゆきのさつき、植田佳奈、堀江由衣、野中藍、阪田佳代、大原さやか、櫻井孝宏、石毛佐和、中世明日香、花輪英司、樋口智恵子、広橋涼、日笠山亜美、大竹宏、神谷浩史、沢城みゆき、門脇舞以、松来未祐、生天目仁美、新谷良子、麦人、杉田智和

しんばくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キャラ達は色褪せない可愛らしさがある。パロディは⇒?【17.8/25.0】

物語:2.7 作画:3.5 声優:4.5 音楽:3.4 キャラ:3.8 【合計:17.8/25.0】                       (33.1)

ジャンル        :学園、ブラック・コメディ
話数          :26話
原作          :氷川へきる(漫画)
アニメーション製作 :ガンジス、SHAFT
監督          :新房昭之
シリーズディレクター:大沼心
シリーズ構成     :金巻兼一
脚本          :金巻兼一、高山カツヒコ、植竹須美男
キャラデザイン    :大田和寛
音楽          :羽岡佳

OP           :「黄色いバカンス」作詞 - 斉藤謙策 / 作曲・編曲 - 河合英嗣
              「ルーレット☆ルーレット」作詞 - 河合英嗣 / 作曲 - 渡邊美佳 / 編曲 - 渡邊美佳、久保幹一郎
              「少女Q」作詞 - 斉藤謙策 / 作曲・編曲 - 菊谷知樹
OP 歌         :片桐姫子(折笠富美子)橘玲(雪野五月) 桃瀬くるみ(植田佳奈)
              6号さん(阪田佳代)一条さん(野中藍)上原都(堀江由衣)

ED           :「ガールッピ」作詞・作曲 - 渡邊美佳 / 編曲 - 渡邊美佳、橋本学
              「癒し系魔法少女ベホイミ」作詞 - 佐藤こづえ / 作曲 - 渡邊美佳
              / 編曲 - 渡邊美佳、久保幹一郎
              「遥かな夢」作詞 - 佐藤こづえ / 作曲・編曲 - 菊谷知樹
              「ムーンライト・ラブ」作詞・作曲 - 宮島律子 / 編曲 - 菊谷知樹
              「雪月花」作詞・作曲・編曲 - 河合英嗣
              「黄色いバカンス 姫子Ver.」作詞 - 斉藤謙策 / 作曲・編曲 - 河合英嗣
ED 歌         :柏木優麻・優奈(石毛佐和)来栖柚子(中世明日香)綿貫響(樋口智恵子)
              白鳥鈴音(広橋涼)秋山乙女(日笠山亜美)ベホイミ(門脇舞以)
              レベッカ宮本(斎藤千和)南条操(生天目仁美)芹沢茜(沢城みゆき)
              宮田晶(新谷良子)メディア(松来未祐)

参照元        :Wikipedia「ぱにぽに」

【概略】
桃月学園1年生を中心とした非日常的な日常をユーモラスに描く。基本的に1ページ完結の「1ページ漫画」であるが、ストーリー性が重視されるところではそれに縛られず、おまけマンガなどでは1コマが用いられることもある。

【特徴】
①ドタバタ、超展開、支離滅裂、カオス、といった単語が当てはまる「学園ギャグコメ」
②「パロディ」や「小ネタ」が所狭しと散りばめられている
③登場人物が多い

【長所】
①登場人物は多いが、各キャラが主役の回を設けている
②OP、EDのバリエーションが豊富
③次回予告部分がウンチク
④ほぼ一話完結で区切りを付けやすい
⑤声優の演技が良い

【短所】
①初回から登場人物が多く、覚え辛い
②背景に描かれた大量の小ネタに目を配っていると会話の内容が頭に入ってこない
③パロディや小ネタが一切分からない場合はただ只管忙しく見える

【短評】
 まず長所から説明します。本作は1話に登場する人数が非常に多いです。初登場キャラはステータスと一緒に名前を出す親切設計ですが、それでも序盤は名前を覚えきれないと思います。しかし、覚えてもらう為の工夫として各キャラに主役の回があります。その為、回を経る毎にキャラ立ちが良くなっている様に見えてきます。これが①です。
 ②については無機質を思わす演出のOPアニメーションがシャフトらしくて良いと思います。更には、回毎に歌う声優が変わり聴き応えのあるOP、EDになっていると思いました。
 ③についてですが、ストーリーがほぼ無いに等しい作風なので次回予告をする意味が無い訳です。しかし、その尺を使ってウンチクを喋るという作り自体を工夫と感じ、長所としました。
 ④は作品の性質上伏線を残す事が無い(少々有ります)ので、特別次回が気になる事が無いく、区切りを付けやすいという事です。
 ⑤については特徴の有る声で演技されていたと思います。また、声優に詳しくない私でも何度も目にしている名前が多いと思いました。(多分豪華声優陣) 

 次に短所ですが、①は序盤さえ我慢出来れば、最期まで同じ面子が登場するので後々慣れてくると思います。
 ②は観方を小ネタだけを探すか会話だけを楽しむかのどちらか片方だけに絞って観た方が良いかもしれません。肩の力を抜いて観たり、ながら観するタイプの作品だと感じましたが、両方同時に観ると可也忙しかったです。
 ③は分からなくても雰囲気などで笑えたりしますが、あまりに分からない事が続くと人によっては鬱陶しく感じるかもしれません。 

 総括すると、OP、ED、演出、声優など凝っている様に感じました。キャラデザインは少し古臭く感じるものの萌を意識したゆるくて可愛らしい感じです。また、登場キャラはどのキャラも個性的で見応えが有ります。基本的に話のパターンは最期まで変わらないので序盤の数話が楽しめれば最期まで楽しめると思います。  

【思った事、及び蛇足】
 自分が知っている限りではこの作品以前に似た雰囲気の作品は無かったです。ハチャメチャな要素を取り除けば『あずまんが大王』に似ていると思います。ハチャメチャな要素はそのままにストーリー性とラブコメを足せば『スクールランブル』に似ています。この作品以降では『日常』『ゆるゆり』『さばげぶっ!』辺りが似ていると思いました。ただ、ぱにぽには登場人物が圧倒的に多く、更にはパロディも多いです。これ以上に忙しくてカオスな作品が出たら訳が分からなくなる自信が有りますw
 
 それから、パロディの盛り込み方に疑問を持ちました。パロディの本質は笑いを取る為に使う物だと思ってましたが、本作ではあまり笑いを取る為にパロディを盛り込んでいる様に感じませんでした。上手く言えませんが「間違い探し」や「ウォーリーを探せ」的な感覚に近く、元ネタを思い出すまで時間差があったので思い出した時に笑いよりも「そんなのあったねー」という様な懐かしさが込み上げて来る感じでした。 
 
 観終えてそんな事を思った訳ですが、ここまで多くのネタを仕込んだ作品は観た事無かったので満足しました。因みに好きなキャラはマスコット的存在のメソウサです。笑いのツボを刺激してくれたキャラは殆どこのメソウサでした。喉を絞って出したような喋り方も結構好きです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

*当時(2005年12月)の総括

 さて、そのテンションに付いて行けず、1話で切ってしまった方も大勢いるだろうと思うけど、結局完走してしまったな。実を言うと、俺も最初の方は理解できていなかったんだけど、残り半分を切った辺りから、ストーリーを追う頭がどっかに飛んでしまって、後はひたすら「ぱにぽに」ワールドに引き込まれていった。

 では、最初の方は、この作風に馴れた今なら、きっと面白い筈だ、と思い、DVDで再び確認してみたんだが…

 正直、面白くないです。錯覚とか先入観でもなくて、本当に微妙。姫子のボケに対する「お前バカだろ」、という無粋な玲の突っ込みも、今となってはどうしようもなく見える。では、何故前半、それも最初の一桁台は面白くないか?

 よくよく自分の感想などを読み返してみても、当初は「キャラ(更に言うならベッキー)萌えで済ませる作品だ」と書いてあるし、キャプを見ながら思い出してみても、大体同じ印象を受ける。しかし、思い返す中である1つの仮説が浮かぶ。

 それは、製作スタッフの側も、登場人物のキャラを掴みきれていなかったんじゃないか、という事。原作でのキャラ付けという下敷きはあれど、アニメ版がこれだけハジけた作品になった理由は、そこにあるんじゃないか?

 そう仮説を立ててみてから、今一度回想すると…確かに、当初は動きがぎこちないんだよね。ビジュアルで特徴的な記号を持つ6号や都は、見ただけでそれと分かるけど、くるみや玲はどうしてもルックス的に埋もれがち。しかし、回を重ねるごとに、玲は何でも出来る才女且つ、面倒見の良い所もある面が描かれ、くるみは地味と言われながらも、それでイジられて存在感がある。後半では、むしろ都の方が地味な印象すら受けた(時代劇の回は除く)。

 つまり、中盤から後半に掛けて、俗に言う「キャラが勝手に動いている」状態になったんじゃないかな。最後の方は、ボケをかます姫子も殆ど自然体だったし、むしろC組の面々よりも、存在感が極めて増していった茜や鈴音の方が生き生きとしていたかも知れない。

 要するに、話の中でキャラも(そのキャラを動かす脚本を書いている人も)、そしてそれを見守る視聴者すら育ててしまった稀有な作品と纏める事は…強引過ぎますかね?

 そして、「だっしゅ!」を「だっしゅ!」たらしめているもう1つのファクター、「ネタ」について。

 一部で、この作品を「パクリ」だと非難しているフシがあるらしい。しかし、俺の考えでは、これは「オマージュ」或いは「リスペクト」であって、決してネガティヴな響きを持つ「パクリ」ではないと思っている(「インスパイヤ」は、最近ネガティヴな意味になったからなぁ…)。

 例えば、頻繁に出てくる、主にRPGネタやロボットものネタにしても、それが理解できなければ、内容の展開自体を理解できなくなるような取り入れ方はされてはいない。あくまでネタとしての領分を出ていないところが大きい。

 この流れは、本作品の監督が手がけた「月詠」でも、ドリフネタを頻繁に織り交ぜている点で同じだが、そちらでもドリフネタを知って様が知るまいが、メインのストーリーを何ら阻害してはいない。「だっしゅ!」でも、いささか悪ノリが過ぎたきらいはあったかも知れないが、基本的に無問題だ。

 むしろ、ネタを各所に散りばめた事で、「コレ、俺も知ってる」「懐かしいな」「このネタはなんだ?」と、様々な…主にネット上でのやり取りが頻繁になり(多分)、意見交換を交わす機会が増えた。



 ここに宣言しよう。

 この「ぱにぽにだっしゅ!」は、アニメの皮を被った、新時代・ネット時代のコミュニケーションツールなのだ!!

 と言う訳で、半年間常に周囲をにぎわせたこの作品も終わり。妙な勢いがあると言う点では、果たしてこれから先、この作品を上回るものが現れるのかどうか、疑問になる。そこまで言い切ってしまえるほど、問題作ではあった。「名作」と言えるのかどうかは別問題だけど。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

型破りに挑戦したシャフトアニメ。

アニメーション制作:ガンジス、シャフト
2005年7月- 12月に放映された全26話+OVA1話のTVアニメ。

『月刊Gファンタジー』に連載されていた、
氷川へきるによるギャグ漫画『ぱにぽに』が原作です。

【概要】

桃月学園を舞台にした教師と生徒たちによるドタバタした学園コントアニメ。

主人公は、10歳でマサチューセッツ工科大学を飛び級で卒業したという、
ハーフの金髪天才少女・レベッカ宮本(ベッキー)
性格的にまだ幼い彼女が赴任して1年C組の担任(ちびっこ教師)になる話から物語が始まります。

桃月学園は1学年4クラスで、作中で扱われるのは1年生。
各クラス個性あふれる教師や生徒たちでひしめき合う、
無法地帯みたいなアニメです。

【感想】

のちに新房昭之監督を始めとして「物語シリーズ」や「まどか☆マギカ」などの作品に関わった、
多くのスタッフや声優が参加しているアニメですね。
私は読んでないのですが、変わった感じの原作漫画をアニメで更にアレンジして、
いかに非常識で不条理な展開にするかにステを全振りしたアニメらしいです。
視聴者の意表を突くことで笑いを取るタイプのアニメですので周回には不向きかもしれません。

このアニメは、ビジュアル的には萌えとお色気と過剰なまでのネタ尽くしにコーティングされていますが、
だいたいのパターンとしてギャグの被害者は泣いたり酷い目に遭うことが多いですね。
山崎バニラが演じる白いウサギのような二足歩行生物が専らの貧乏くじですね。
本当にいつも悲惨な目に遭っています。
他にも同級生の言葉で深く傷ついて、いじけたりする女生徒とか出てきたり。

それら全部がアニメの中ではネタとして扱われているのですが、
「いじり」と「イジメ」の区別。そして物事の善悪がわからん人間が真似したら、
ちょっと困るかな?と思わないでもないことは多々有ったりしてw
作中でいじられる方にタフネスというかしぶとさ、強かさが足りてないのが原因かも。

別の作品になりますが、大武政夫の「ヒナまつり」で、
アイドルの自己紹介風に「中学生のくせにバーテンダーをやっていまーーっす」
を言わされた三嶋瞳なんか、いろいろと巻き込まれて酷いことになっているのですが、
いじられるたびにパワーアップして行き、自力で社会的地位を築いていった凄い人でもあるので、
ああいうほうが安心して見ていられて好みですね、

なんか脱線してしまいましたし、本来なら気にする部分はそこではないでしょうけどね!

アニメ向けに独自にキャラをアレンジしていった結果、原作にない要素が加わっていじり方がそうなったとか?
その代わりにモブ生徒をマネキン人形にしたり、教室を「8時だョ!全員集合」のセットみたく見えるようにしたり、
照明さんなど撮影スタッフを登場させて、実はこれはテレビ番組の収録でフィクションであるということを強調することで、
それを免罪符にやりたい放題フリーダムさを加速させていった感じですね。

実際に、このアニメの視聴者の大多数にはどうでもいいことですね。

それはそうとして、久々にこのアニメを観てみたのですが、
以前は大笑いしてたのに、今回はそれほど面白くもなかったですね。
私のお笑いの趣味が変わったということなのでしょうね!ということで若干評価が下がりました。

なんか、このアニメに対してネガティブなことばかり書いてるように思えますので、
とりあえずセールスポイントを!

有名になる前の神谷浩史など声優陣が豪華。
神谷浩史演じるネコ神様と山崎バニラ演じるメソウサの掛け合いが意味不明で面白かったかも。
OPが3つありますがセンスがいい。
ワイワイと賑やかなのが好きな人にはマッチする内容だと思います。
ただ、ギャグのクセが強いですので多少、人を選びますかもw


これにて感想を終わります。
読んでくださいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 40

63.4 4 シュールで宇宙人なアニメランキング4位
てーきゅう 第4期(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (286)
1433人が棚に入れました
亀井戸高校テニス部に所属する女の子4人が繰り広げるスーパーハイテンションな学園ギャグコメディーの第4期。

声優・キャラクター
三森すずこ、渡部優衣、鳴海杏子、花澤香菜

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

安定してる

安定のハイテンション早口コメディですね。面白かったです。ただ、集中して見ないとセリフが分かりにくいかもですね。
もはや笑う隙を与えない。
暇があるならテニスしても良さそう。

主題歌
ファッとして桃源郷 新庄かなえ(三森すずこ)
低身長・貧乳いじりする自虐キャラソンみたいなもの。
このファッとしてってのはもしかして…。


第37面 先輩とメン・イン・ブラック
まりもが家に忘れてきた弁当を居候中の宇宙人、トマリンが届けに来た。 来たついでに亀井戸高校を案内することになったてーきゅうメンバーたちだったが、なぜか学校がいつもとは違う感じになってしまって...。

38. 先輩とロミオ・マスト・ダイ
かなえが象に乗った人になぜか水族館のチケットをもらってきた。せっかくなのでみんなで行くことになったのだが、だんだん水族館とはあるまじき状況になっていって・・・。

39. 先輩とトレインスポッティング
ある日近藤さんが、校内新聞のネタに「学校の裏庭にある桜の木の伝説」を解明したいとユリに相談しに来た。その桜の木の下で告白された人にはある不思議な出来事が起きるという。

40. 先輩とランボー
今夜街に降るという流星群を見ようと話しているかなえとユリ。ということで、屋上がある、なすのの自宅に集合することになったのだが...星は無事降るのだろうか?

41. 先輩とジョーズ
今回はおまちかねの水着回!興奮しすぎてハリネズミのように全身の体毛が逆立つまりもを初めテンションが上がりまくった四人は様々な方法で海をエンジョイしようとするが…。

42. 先輩とキャスト・アウェイ
まさかの前回エピソードからの続編になってしまい焦るユリ。海で漂流してしまったが、危機感のない先輩三人に「ただ肝が据わっているだけなのか?」と疑問がつきないユリであった。

第43面 先輩とスターリングラード
うどん子のお店で心霊写真を見せてもらっていたユリが、帰宅してきたうどん子の姉に挨拶をしようとすると、彼女がいつぞやのお葬式で出会ったギャル坊主だったことに驚く。

44. 先輩とハムナプトラ
おじいちゃんの墓参りのため、砂漠のど真ん中に立つエジプトのおばあちゃんの家に遊びに行ったかなえ。やはりかなえの破天荒さはおばあちゃん譲りだった。

45. 先輩とGOAL!
兎亀中との練習試合に備えてサッカーの練習をする陽太。その練習相手を買って出たなすのだったが、その試合での勝敗に対してとんでもない提案を陽太に持ちかける。

46. 先輩とショーン・オブ・ザ・デッド
街中で猛暑の中、ヨタヨタと歩くまりもとトマリン。冷房の効いた大型電気店で地球のエレクトロニクツの粋をトマリンに紹介するまりもだったが...。

47. 先輩とバグズ・ライフ
夏休みまっただ中、駄菓子屋で時間をつぶしていた四人だったが、かなえの「せっかくだから夏休みならではのことしよう!」という提案に、全員で思い思いのアイデアをぶつけていく。

48. 先輩とアポカリプト
カフェでお茶をしているなすのとまりも。もっと社会を知るためにアルバイトをしたいというなすのに、以前豚丼屋を一日でクビになったまりもからの熱いアドバイスが光る!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

テニス部×テンポとギャグがぶっ飛んでいる女の子達=てーきゅう~その4~

てーきゅう・4期。

ストーリーにつながりがあるわけではないので、
どこから観ても大丈夫です。

2017年7月からは9期の放送が始まるよ!
すごい…。笑

1話が2分程度のショートアニメです。

4期は全12話です。
(+TV未放送2話があります。)


● ストーリー
亀井戸(かめいど)高校テニス部の4人。

◇押本ユリ(おしもと ゆり)
  ・・・数少ないまともな感性の持ち主。ツッコミ担当。

◇新庄かなえ(しんじょう かなえ)
  ・・・ピンク色の髪。

◇高宮なすの(たかみや なすの)
  ・・・お金持ちのお嬢様。

◇板東まりも(ばんどう まりも)
  ・・・関西弁を話す。宇宙人のトマリンが家に居候している。

テニスは関係なく、毎日をにぎやかに楽しく過ごしています♪


1つのエピソードを2分でぎゅっとまとめているので、
本編はものすごいスピードで転げ落ちていきます(笑)

こっちの反応はおかまいなし、
オチまで突っ切りますww

まばたきしていたら見逃す移り変わりの激しい作画。

何言っているのかよく聞き取れない早口の台詞。

意味不明な展開が続くストーリー。

「思いつくままネタを放り込んで、着地点考えてなかったなw」と
疑いたくなるような、放り投げるオチww

これ、2分アニメだからいいけれど、
もしも30分枠だったら…。

意味不明な展開に
頭がおかしくなりそうです。笑


● 音楽
【 OP「ファッとして桃源郷」/ 新庄かなえ(三森すずこ) 】

とても中毒性の高い曲ですねw
いや私は好きですけどもw

知ってました?

歌詞にあるように、

「夜叉の構えから左手回して8時の方角!」にすると、
本当に「ファ」に見えるんだよ!

初めて気づいた時はちょっとした感動でしたw


● まとめ
ブレないてーきゅうワールド。

たとえこの作品が万人に理解されることはなくても、
きっとこの世界観が揺らぐことはないだろう…。

もはや勢いとノリだけでやってますよね。笑

これを普通の速度で、普通のノリでやっていたら、
つまらないかもしれない。

ここまでぶっとんで吹っ切れているから、
この作品はおもしろいのです。

5期へ続く!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「スーパーハイテンションギャグコメディ」←今期も凄いッスよ^^

この作品・・・もう4期なんですね^^
1期から見続けてきましたが、まさか4期まで放送されるとは思っていませんでした^^;

この作品の主人公は、亀井戸高校のテニス部に所属する以下の4人です。
押本 ユリ(CV:渡部優衣さん)
新庄 かなえ(CV:三森すずこさん)
高宮 なすの(CV:鳴海杏子さん)
板東 まりも(CV:花澤香菜さん)

てーきゅう(庭球)とギャグの繋がりが最初の頃は気になったりもしましたが、今では全く気になりません・・・というより、今期テニスらしい事をしたのはたった1回・・・それも一瞬だけでしたし・・・^^;

という事で、全くテニスとは無縁な展開が続いていくのですが、今期も台詞と展開の早さはピカイチだったと思います。

この作品は放送中に以下の原作の宣伝テロップが流れます。
「アニメで聞き取れなかったあのセリフが分かる! オマケ漫画満載の・・・」 
確かに早すぎて聞き取れないセリフもあるのですが、このテロップと限界の早さに挑み続ける作風・・・これ自体が新しい試みだと思います。

それとオープニングも特徴的です^^
今期は三森すずこさんの歌う「ファッとして桃源郷」がオープニングテーマになっています。
この曲もてーきゅうらしい特徴を持つ曲なのですが、オープニングアニメが特に特徴的だと思います。
孫悟空に身を扮したてーきゅう部の4人が登場するのですが、視線を誘導されているような気がするんですよね^^;
何も気にせずに視聴すると毎回同じところに目線が向いてしまうんです・・
意識して違うとこをを見ようとしないと見れない・・・こういう事ってあるんでしょうか^^;?
それとも2分という短い時間を有効に活用するための策なのでしょうか・・・^^;
不思議な感じのするオープニングだったと思います^^

1クール12話の作品でした。今期も2分をフルに活用した作品だったと思います。
そしてこの作品を視聴して改めて思うのが声優さんの凄さです^^
あれだけの早いセリフをよく噛まずに喋れるなぁ・・・と感心しっ放しです^^
そして5期の放送が決定して既に夏アニメ作品として放送が始まっています。
引き続き5期を視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

64.4 5 シュールで宇宙人なアニメランキング5位
てーきゅう 第3期(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (371)
1979人が棚に入れました
亀井戸高校テニス部の普通じゃない女の子4人の抱腹絶倒の日常を描く。
アホな先輩たちに振り回されるうちにツッコミっぽい立場になった後輩の「押本ユリ」、
テニス部なのにテニスがほとんどできないボケマシーン2年生の「新庄かなえ」、
予想不可能な関西風ド変態2年生「板東まりも」、
何でもお金で解決しちゃう謎多き天然お嬢様2年生「高宮なすの」。
遂に3期突入で、もはや手がつけられなくなったアホ4人のテニスをほとんどしない学園生活。

声優・キャラクター
三森すずこ、渡部優衣、鳴海杏子、花澤香菜、石原夏織、小倉唯、逢坂良太

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

『高宮なすのです!』と『てーきゅう』第4期、TOKYO MXにて4月6日より放送スタート

亀井戸(かめいど)高校テニス部を舞台にした"ハイテンションフルバーストコメディ"『てーきゅう』のスピンオフ作品『高宮なすのです!』が堂々のアニメ化! このたび、公式サイトがオープン! 放送情報も、TOKYO MXにて4月6日(月)より放送スタートが発表となりました!

今作で主人公を務めるのは、『てーきゅう』の登場人物のひとりで、高宮財閥のご令嬢である高宮なすの。常識からかけ離れたケタ外れにセレブリティな彼女の価値観が大きな魅力(?)となっています。もちろん本作ではとびきりゴージャスな暮らしぶりが『てーきゅう』からさらにパワーアップして描かれてゆく…!
そして『てーきゅう』メンバーの押本ユリの弟で、なすのの執事を務める押本陽太が今作のもう一人の主人公。姉にも劣らぬ切れ味鋭い突っ込みが見ものである。成長性◎。

スタッフは、『てーきゅう』と同じく、監督と脚本、演出を板垣伸氏が担当し、キャラクターデザイン・作画監督を三宅舞子氏が務めます。

また『てーきゅう』4期の公式サイトも更新され、放送情報が更新されました。同じくTOKYO MXにて4月6日より放送となります。

「高宮なすのです!」アニメ化、「てーきゅう」スピンオフのお嬢様コメディ
ルーツ原作・Piyo作画による「てーきゅう」のスピンオフ作品「高宮なすのです!」のアニメ化が決定した。

「高宮なすのです!」は押本ユリの弟・陽太がお嬢様・高宮なすのの執事になり、お金持ちの暮らしぶりにツッコミを入れながら働くコメディ。月刊コミックアース・スター(アース・スター エンターテイメント)に掲載されていたが、同誌の休刊にともないデジタル版へと連載が移行することが決定している。

アニメはミルパンセが制作し、監督・脚本・演出・キャラクターデザインは「てーきゅう」と同じく板垣伸が担当する。放送時期は、2015年春を予定。

『てーきゅう』第4期の制作が決定! 8月31日開催の「アニメロサマーライブ」特設ステージで最速の大発表!
現在、TOKYO MXでベストセレクション好評放送中の”テニスをほとんどしないテニスアニメ”でおなじみ『てーきゅう』。
現在第3期まで制作されている本作ですが、ついに第4期制作が決定しました!
2014年8月31日(日)、さいたまスーパーアリーナで行われたアニメロサマーライブ内の本作特設ステージにて、最速の続編制作発表に会場は大盛り上がり!

同時開催したハイタッチ会では、ファンの方々の「おめでとう!」という祝福の言葉や「待ってたよ!」などの温かい言葉に会場は熱気に包まれていました。
なお、放送日時・放送局などの詳細に関しては、これから随時発表というこのなので、お楽しみに!

◆作品概要
亀戸高校テニス部の女の子4人がテニスをしたりしなかったりする、抱腹絶倒の日常を描いた作品。
アホな先輩に振り回されるうちにツッコミっぽい立場になった「押本ユリ」、テニス部なのにテニスがほとんどできないボケマシーン「新庄かなえ」、予想不可能な関西風ド変態「板東まりも」、なんでもお金で解決しちゃう謎多き天然お嬢様「高宮なすの」。4人を中心にハチャメチャでテンポの良い展開が人気。
今日も明日も明後日も、4人揃っても揃わなくても、いつでも爆笑必死なテニス(?)アニメです。 

架空の学校である亀井戸高校を舞台とし、公式なジャンルは「スーパーハイテンションギャグコメディ」と称される。
関西進出を記念して、キービジュアルはメインキャラが道頓堀で食べ歩く姿が描かれた。

終了後の12月29日は第2期と同じ方式で特別編が放送された。

主題歌「ぬふっとてーきゅうポトラッチ」
フル収録のCDがコミックマーケット85(2013年冬開催)のYTEブースで先行発売された。オーディオドラマ2本(第43面、第45面)を収録。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

テニス部×テンポとギャグがぶっ飛んでいる女の子達=てーきゅう~その3~

てーきゅう・3期!

てーきゅうは現在(2017年1月)8期まで放送済み。
(スピンオフ除く)

ストーリーがあるわけではないので、
どこから観ても大丈夫だと思います♪

1期、2期と観てきて、さくっと3期も完走。
この意味不明なギャグも3期になるとなんだか安心感に変わるww

1話が2分ほどのショートアニメ。
全12話です。(+TV未放送2話あり)


● ストーリー
亀井戸高校テニス部に所属する4人の、
高速早口な、ぶっ飛びギャグエピソード。
(※テニスは、ほとんど関係ない。)


1話でも観てもらえたら、
すぐにこの作品の魅力がわかると思います。

早口すぎて聞き取れない台詞。

めまぐるしく動きすぎて、
何が起きたのか目が追いきれないことがある作画。

萌えとかけ離れたぶっ飛んだ女の子たちの姿。

そして、この作品に情熱をかけるスタッフの愛を…。笑


今回も美容室に行ったり、初詣や全国大会編など、
いろいろなエピソードが盛り込まれていましたが、

どれもありえない展開だらけ、
ということは強調しておきます。笑

短い時間でたたみかけるように会話が繰り広げられ、
オチまで転げるように展開が進む。

しかしこれがこの作品の持ち味。楽しい!
たぶん普通のテンポだったらここまで笑えない気がする。

このスピードで駆け抜けるからこそ、
ギャグが生きる!むしろギャグの質が向上する!
それがてーきゅうクオリティ!なのです。

時間の中で止まることなく流れていく
ボケとツッコミの応酬。

息つく暇もない時間ギリギリのやり取りは
一種の芸術作品と感じられるほどの領域に達していますww


● キャラクター
◇押本ユリ(おしもと ゆり)
 …主にツッコミ担当。

◇新庄かなえ(しんじょう かなえ)
 …ピンクの髪の毛。

◇高宮なすの(たかみや なすの)
 …金持ち。何事もお金で解決しようとする。

◇板東まりも(ばんどう まりも)
 …パンツをはいていない変態。


かなえ先輩が1番謎ですが、
私のツボに1番ハマっているのも彼女ですww

あ、でも3期はマイケルも好きだったwww


● 音楽
【 主題歌「ぬふっとてーきゅうポトラッチ」/ Naive 】

タイトルから意味不明な曲きたwwと思ったら、
作詞が原作者のルーツ先生じゃないですか…!
蘇る1期の恐怖。笑

本編で使われている部分も
意味わからないけれど(褒め言葉)、

Fullもすごかったよww

「定型文で求愛したなら テーマパーク九州行こうね」のように、
1期とはまた違う角度から
「てーきゅう」をもじった言葉がたくさん並べられています。

やっぱりこの作品の原作者だけあって、
頭の構造が一般人とは違うんだなと尊敬するww


曲はてーきゅうらしくていいと思うのですが、
今回はアニメーションに物申したい。

パンツやおっぱいがやたら強調される今回のアニメーション。

果たして必要性があったのだろうか?
卑猥要素は邪魔でしかないと思うのだけど。

合いの手の台詞も可愛くて面白いだけに、
曲に集中できないのがもったいないよ!


● まとめ
最後まで安定していた、
てーきゅうワールド(笑)

ぶっ飛び具合が衰えない!

短い時間でサクッと観れちゃうから、
忙しい人にも優しい作品。笑

さて、次は4期だ♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

夜叉の構え

てーきゅうの第3期
早いものです
でもよく考えたら、今までの話全部観ても2時間かからない
驚きです

特に今までと変わりませんね
まあそんなに変わられても困るけど・・・
安定しているのはとてもいいことだ!
ただ{netabare}テニスの大会に出場{/netabare}したのが意外でした
普通のことだけどもww
4期に「続け」と言ってたので、暫くはなさそうですね
ちょっと残念


好きなキャラは押本ユリ
これは変わりませんな

以下各話感想的なもの
第25面
{netabare}今回のOPはパンチラ祭りですね(//∇//)
(゚Д゚)ハァ?のくだり面白かった!
{/netabare}

第26面
{netabare}
狭い十字路をどうやって曲がるんだよなリムジンが!
サービスなしフェイクのサービス
かなかな波恐るべし・・・{/netabare}

第27面
{netabare}何だあのメンコ軍団
実はいいやつだなww
マグロ食べたい!!{/netabare}

第28面
{netabare}髪が伸びてる!?
まさに髪の女王ですね
あれだけ髪を自在に操れる美容師だったら大繁盛でしょう
いや、あの2人がおかしいだけなのかも・・・{/netabare}

第29面
{netabare}今回は珍しくユリちゃんがボケ側に
これがアルコール(?)の力か
人形を燃やしちゃあきまへんで
めっちゃ怖いもん(><){/netabare}

第30面
{netabare}先輩と握手?
そんなのしたいに決まってるじゃないですか!
あのケーキはキモいです
食べれません・・・
オチがなかなか秀逸ですたww
{/netabare}

第31面
{netabare}合格発表のフォントが違ったらショックだな
まさかの過去回
軽音部の人たちが見たことあるような・・・
そりゃあテニス部員が集まらないわけだよな
ヤミ金部に入ってるwww{/netabare}

第32面
{netabare}おばあちゃんの扱いがひどいよ(;´Д`)
納豆巻きが食べたくなるお話でしたね
ほかのアニメではこんなことないよな
{/netabare}

第33面
{netabare}今回は明るい葬式
自分の葬式の時も明るいほうがいいなあ
坊主がギャル!?(cv.喜多村英梨)
何を言ってるかわからないと思うが、俺にもよくわからないんだ
でも実力は本物でした{/netabare}

第34面
{netabare}ゲームの世界に迷い込んだまりもさん
乳を揉みしだけば目が覚めるとか
女の子の発言じゃありませんよwww
{/netabare}

第35面
{netabare}明日から全国大会!?
というわけで始まった全国大会編!
OPのアニメーションも変わりました
なすの先輩って普通にテニスできたのね
結果は予想通りでしたww
{/netabare}

第36面
{netabare}赤点取ると悪魔にすい臓とられるのか
なんと恐ろしい、、、
マイケルづくめで面白かったなあ
お前が悪魔かいヾ(・・;)ォィォィ{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

77.1 6 シュールで宇宙人なアニメランキング6位
それでも町は廻っている(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1361)
7105人が棚に入れました
嵐山歩鳥は、丸子商店街の喫茶店「シーサイド」で、ウェイトレスのアルバイトをする女子高校生。ある日、マスターの磯端ウキが、店を繁盛させる秘策を思いつく。それは、話題のメイド喫茶だった。しかし、関係者が誰もメイド喫茶を知らず、ウェイトレスがメイド服を着ればメイド喫茶だろうと「シーサイド」はメイド喫茶として再スタートする。同級生でありウェイトレスの同僚であるトシ子、同じ学校の先輩双葉、歩鳥に思いを寄せる同級生広章など、歩鳥の周囲の日常は流れていく。

声優・キャラクター
小見川千明、悠木碧、櫻井孝宏、入野自由、矢澤りえか、白石涼子、杉田智和、ゆきのさつき、田村睦心、仙台エリ、松来未祐、黒田崇矢、金光宣明、桜井敏治、中博史、千葉繁

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

隠れた怪作

<2018/12/23初投稿>
原作既読。
本放送時に観てました。
原作は割と最近に完結。

架空の街、丸子商店街。
多摩川なんかも出てくるので神奈川県川崎市の新丸子駅周辺でしょうか。
田園調布から中原街道を西に進み、丸子橋を渡った辺り。
地味な下町が舞台です。

そんな丸子商店街の鄙びたメイド喫茶「シーサイド」(なんだそれ?)で繰り広げられる日常コメディというか、なんだろ?

他愛もない出来事にぼんやりした細かい笑いと、時おりハッとするような一言や出来事。
たまに推理ものになったりSFだったりホラーだったりファンタジーだったりUMAや隠し味程度のラブコメも。

つまり謎作品。

基本一話完結形式です。

主要な登場人物は

・嵐山歩鳥(ほとり)
推理小説が好きで将来は探偵になりたいと本気で思ってる、頭のネジが変な角度で刺さってる女子高生。
色気ゼロだけど「おまんじゅうのような」愛嬌がある。
歩鳥の弟曰く「野球の才能がある人が、バットで書道やってるような人」
シーサイドでバイト中

・辰野トシ子
歩鳥の同級生・友達・バイト仲間。
あだ名は「たっつん」「たっつんつん」
美人で巨乳でなんでもソツなくこなす。
歩鳥の相方兼お守り役その①
つまりツッコミポジション。
左利き。眼鏡。
そういや原作で野球の攻守を「攻めて、受けて」って言ってた。

・紺双葉
歩鳥、たっつんの先輩。
少年のようなクォーターのロッケンロールな美少女。
口が悪く、怖そうだけど実は極度の人見知りで甘えん坊。
歩鳥の相方兼お守り役その②
つまりツッコミポジション。
担当はベース。金髪。

・針原春江
さんま似の、歩鳥とたっつんの同級生。
卓球部。
性格がめちゃくちゃ良くて子供に好かれる。
安定した人格の極めて常識人。
たっつんとは中学時代ライバル関係。
「ピンポン」でこんな人を見たような・・・

・真田広章(ひろゆき)
歩鳥の幼馴染で同級生。
そこそこイケメンなのに自覚はなく、なぜか歩鳥に片想いしてる。
歩鳥へのリアクションが童貞。
いや女性関係のリアクションは悉く思春期の童貞のそれか。

・磯端ウキ
シーサイドの経営者兼マスターでお婆さん。
旦那に先立たれ一人でお店を切り盛りしてた。
趣味はパチンコと麻雀。
子供の頃からよく遊びにくる歩鳥の面倒を見ていた。
お守り役その③。
CVはなんと櫻井孝宏さん。
ババア役もこなすイケボ。

・嵐山猛(タケル)
歩鳥の小学校高学年の弟。
常識的な小学生。
賢く小学生の割には冷静。

・嵐山ユキコ
歩鳥の小学校低学年の妹。
ピーキー。
このまま大人にしてはいけないタイプ

他にもたくさん出てきます。
みなどこにでもいそうだけどちょっとずつ個性的でクセがある。

アニメの出来そのものは良いと思うのですが、シャフト演出が物の見事に滑った作品かなと思ってます。

特に笑いのところ。
原作の笑いはただでさえぼんやりしてるのに、アニメ版は笑いどころで溜めを作りすぎててなんだかなぁ、という感じでした。
あと歩鳥を可愛く見せる必要はなかったのでは。

その分、評価下げました。

あと、これは仕方ないとこなのですが、話数が足らず原作が本当に面白くなるところまでアニメではやれてませんでした。
アニメ放映時はまだ原作も続いてましたしね。

原作は作品掲載順が時系列になっておらずバラバラで一話完結。
なのに話と話が微妙につながっていたり。
読み進めるとどんどん面白くなってきます。
噛めば噛むほどのスルメのよう。

風変わりな作品ですがまだの方には是非観てほしい、そんな作品です。

できれば続編やってほしいけど無理だろなー。

<2019/1/1 追記>
新年初書き込みです。
一言言っておきたくて。

この原作者さん、絵柄はぬぼーっとしてわかりにくいですが実は絵がめちゃくちゃ上手。
デッサン狂うなんてことはなく、人間の体全体を的確に描いてます。
どんなポーズでも自由自在。
ついでにいろんな漫画家さんの絵柄のパロディもしれっと。

きれいな顔描く人や、迫力ある絵を描く人は数いれど、こんだけ正確に書き上げる漫画家さんはそうは見かけない。

つっても私の素人意見ですが。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 36
ネタバレ

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

(男+女) ÷ モラル = 0

原作未読で視聴。 制作はシャフトで全12話。監督は新房昭之。


『東京の丸子商店街に住む女子高生の「嵐山 歩鳥 (あらしやま ほとり )」の日常をコミカルに描く物語』。 なお、物語の舞台は、主として歩鳥(ほとり)がアルバイトをする近所の昭和臭のする喫茶店「シーサイド」で展開されます。また、作品のジャンルは日常コメディに分類されるそうです。ですからストーリーのようなものはありませんし、イベントのようなものはありません。あまり期待してはいけません。


序盤、この作品のペースに慣れるのにちょっと時間か掛かるかもしれません。ですが、2話ぐらいから徐々に慣れてくると思います。慣れたかどうかの目安としては、シーサイド店長のお婆ちゃんのメイド服姿に違和感を持たなくなった時です。



私はいつも他の方のレビューなどを参考にして次に観る作品を決定するのですが、今回は、まどマギ、物語シリースを手掛ける監督でお馴染みの「新房昭之」のタグでこの作品に決めました。彼が手掛ける作品は、ハズれが少ないんですよねホント。そして今回の場合ですが、やはり当たりでしたよ。登場人物が見事にアホばかりでとても面白かったです。特に、主人公の天然系のアホの「ほとり」、ちょっと勘違いした自意識過剰なアホの「トシ子」、男勝りなアホの「紺先輩」、この3人が揃うと会話が楽しくてもう最高でした。「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが、あれ嘘ですね。アホが3人集まっても、アホさ3倍増しでした。


制作はシャフトなので、多少の独特な演出があります。苦手な方もいるかとは思いますが、私はこの作品のようなコメディと、シャフトの独特な演出とはマッチしているのではないかと思っています。 ここで私の個人的な好みで申し訳ないのですが、私はシャフトの演出の中で俗に言う「シャフト角度(*1」と呼ばれるものが好きですね。シャフト作品でこの演出のシーンが出て来ると、「来た!シャフト角度!」と心の中で発してしまいます。私の中ではもはや歌舞伎の見得のポーズをみたいな扱いです。ただ、この作品ではあまりそれが見られなかったのでちょっと残念でした。


音楽も良かったです。オープニングの曲は、誰でも一度はどこかで聞いた事がある山下達郎作曲の「Down Town」で、それをちょっとミュージカル風にアレンジしたものでした。お洒落な感じで良かったです。ちなみに歌っていたのは「坂本真綾さん」でした。エンディングの曲は、作品中の文化祭で、ほとり・トシ子・春江・紺先輩が結成したバントの演奏でした。こちらも良かったです。


これほどの良作な作品で2期がないのが不思議です。読みたい原作がまた1つ増えてしまいました。


見ても大丈夫なネタばれです。第8話のコインランドリーのテレビから流れる野球中継。試合の得点は、{netabare}56対2{/netabare}です。無茶苦茶です。勝ってるチーム、勘弁してあげてw。




*1)シャフト角度とは、振り向き越しに顎を天井の方に向け、目線だけを下に向けて相手を見下す極端な上から目線の仕草です。(シャフ度などと言われたりもします) (。-人-。) ゴメンネ ちょっとレビュー長かった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 41
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

私に媚びすぎだよ!

【あらすじ】
女子高生が知り合いのばあちゃんの喫茶店でバイトを始める。でもその喫茶店、最近メイド喫茶になったらしいよ。

【成分表】
笑い★★★★★ ゆる★★★☆☆
恋愛★☆☆☆☆ 感動★☆☆☆☆
頭脳★☆☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
日常、コメディ、ちょっとファンタジー、ちょっと恋愛、ちょっと感動、ちょっと謎解き

【こういう人におすすめ】
一般人~アニメハマり始めくらいの人。笑いたい人。日常コメディ舐めてる人。

【あにこれ評価(おおよそ)】
74.4点。好評だが☆4くらいであと一歩乗り切れない人が多い。

【個人的評価】
広い分野を網羅する日常コメディの傑作。でも広すぎて器用貧乏に。でも相当好き。
『自分のお気に入り』『おすすめしたい作品』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}  主人公はアホめな女子高生。しかし舞台は学校というわけでもなく、バイト先というわけでもありません。舞台は町。
 基本的な立ち位置は日常コメディ。日常系ですが、コメディの質も高いです。推理要素やいい話もサラリと紛れ込んでおり、SFのような非日常に発展したりもします。さらにお色気シーンや萌えの要素もあり、恋愛は隠し味程度で進展する気配ゼロ。不毛にスタイリッシュであり、随所に無駄な薀蓄を含み、男性陣がハーレム状態になったりもしない!
 私のためにあるようなアニメです!
 媚びすぎです!
 生まれてくれてありがとう!
 ちょっとこのアニメに関しては欠点を挙げられません。惜しむらくはあまりに広範を網羅しているせいで器用貧乏になり、私の中のアニメ1位を「四畳半神話大系」にとられてしまっている点。

 まだ観てない人には下の謎解きを紹介します。この謎解きが「謎解きとしてすごすぎる」ということではなく、このレベルの謎解きが日常系コメディのなかにさらっと組み込まれているのがすごいんです!

 ↓以下、第3話前半の約3分間のストーリーを文章化。
{netabare} とある2枚の絵が持ち込まれる。
 一枚は普通の老人の自画像であった。主人公はその絵が正方形であることを指摘する。依頼人は絵と作者についてこう紹介した。
「この絵を描いたのは僕の祖父だ。三人兄弟の末っ子で生前は売れない画家だった。祖父は博打打ちで碌に財産も残さなかったが、多くの絵を描きためていた。祖父の死後、その形見の絵を祖父の兄弟と、遺族の我が家とで三等分したという」
 しかし、本当の問題はもう一枚の絵だった。
 それはさきほどとほとんど同じ肖像画であった。
 目が4つあること以外は。
 絵のタイトルは両方とも「目(自画像)」。
 主人公はこの絵が描かれた理由を推理することにした。 {/netabare}

 真相は是非アニメで見てください! {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 36
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