ショートアニメで発明なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのショートアニメで発明な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月14日の時点で一番のショートアニメで発明なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.1 1 ショートアニメで発明なアニメランキング1位
上野さんは不器用(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (408)
1761人が棚に入れました
ココは、とある中学校の理科室。科学部部長の上野さんは、部活の後輩・田中に恋する乙女。天才的(変態?&ちょっとフェチ?)すぎる奇想天外な発明品を使って、あの手この手で気を引くためのアピールをするが・・・。果たして上野さんの恋は成就するのか!?それとも・・・

声優・キャラクター
芹澤優、田中あいみ、影山灯、大森日雅、伊藤美来、井澤詩織、戸松遥、佐藤利奈、竹達彩奈、井口裕香
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お○っこ飲めタナカぁ!(直球)

芹澤優さんの奇声が聴けるアニメ。
1話2本立て構成の、計10分ちょいで観やすかった。

一番好きだった回は、{netabare}11話の、南峰さんが出てきた回。
全校生徒にアンダースコートを見せて、「パンツではない!」って主張してたのが可愛かった。
その後、田中が天然スケコマシ発言をするんだけど、その現場にいたみんなが、

上野→ジタバタ
山下→ふて寝
よもぎ→タモンをリフティングし始める

っていう、脈絡のない反応をするのが面白い。{/netabare}この作品のこういう独特な感じ好き。

あと全然関係ないけど、田中を見てたらなんか、『ゲーマーズ』の雨野っちを思い出した。私だけかな?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

タイトル詐欺?

原作未読。最終話まで視聴。

【タイトル詐欺?】
{netabare}「上野さん」というより、「下野さん」の方がピッタリかなって。
下ネタばっかりだったし(笑)。

上野さん。不器用なのは恋愛だけで、むしろ滅茶苦茶、器用じゃないですか!?
あぁ・・・。タイトル詐欺(笑)。{/netabare}

【一人ドタバタコメディという新ジャンル?】
{netabare}上野さん一人がひたすらドタバタするコメディ。
対照的に田中くんと山下さんはいつも冷静沈着。
この対比も面白い。{/netabare}

【上野さんの天才ぶりがハチャメチャな世界観を生みだす】
{netabare}毎回登場する上野さんの発明品。
毎回、これが事件の発端となる。
上野さんは、『THe主人公』ともいうべき存在なのかも知れない(笑)。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

上野さんは器用な変態

事前情報何もなしに視聴しました。

お話のざっくり概要
んーどうやら上野さんは田中君にベタ惚れみたいだけど
想いをうまく伝えられないみたい
なんか凄い発明をできる技術を持っているのに不思議ね。
その技術を活かして高度な変態プレイを田中君に迫る
発明品の機能をフル活用しての変態プレイ・・・なにこの上級者w

こんな上級者プレイを見せられては器用と判断せざるを得ないです。
どうやら上野さんの痴態を楽しむアニメのようですw

田中君は鬼畜
{netabare}
スパンキング&お尻わし掴みって
ちょっと引くわー ねぇそこ代わって(…え?)
{/netabare}

2019.04.21
完走の感想
最後までブレないで突っ切ったw
まぁ気構えずに気楽にみる分には結構好きな変態アニメでした。
田中がやたら女性に対して冷めてたのは妹いたからなのかな?
たまに妹とか姉とかいる人ですんごい女性に否定的な人いるけど
ドメスティックで一体何が行われているのか気になるような…あんまり知りたくないような…

上野さんの変態具合に抵抗感なければ、ショートだし気軽に見てみては?
って感じの位置づけのアニメです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 30

67.6 2 ショートアニメで発明なアニメランキング2位
ぬるぺた(Webアニメ)

2019年10月1日
★★★★☆ 3.5 (95)
323人が棚に入れました
天才少女「ぬる」は、お姉ちゃんを事故で亡くしてしまう。でも大丈夫!持ち前の知識で、大好きだったお姉ちゃん「ぺた」をロボットとしてつくることに成功!ただ、ロボットとして復活したお姉ちゃんは生前よりも、ちょっとちがう?妹「ぬる」と、姉ロボ「ぺた」が繰り広げる、姉妹ドタバタコメディ!『お姉ちゃん! コンセント抜けてるよ!』

声優・キャラクター
和氣あず未、上田麗奈

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

満ち溢れている愛情

小学生なのに天才発明家の ぬる。
姉の ぺた が交通事故で亡くなってしまい、ロボットを作って姉の面影を残そうとした。

ジャンルとしてはSFコメディなのかな?
ロボットが出てくるのでSFという事にします。

作中のチャーハンは愛情の塊。
見た目は……体に悪そうな色をしていますね。
ぺた姉の料理が無理ならば、ぬる妹が作ったらいいのです。
逃げてばかりが得策ではありません。
対案を提示しないと現状打破できませんし。

テーマは家族愛でしょうか。
食事を作る。
家事としては普通の事です。
日常の事なので気が付かないことが多いですが、
毎日、3食作る事は難しいです。
栄養バランス・美味しさ・見た目などなど、キチンと献立を考えます。
料理を作ってもお金は貰えません。
何故、料理をつくるのでしょうか?
それは、愛があるから。
所謂、「無償の愛」という奴です。
赤の他人に料理を振るう事は少ないです。
そこには家族愛がありませんから。
料理は愛情。
料理をする、という作業に感謝しながら食べないと罰が当たりますよ。
お腹いっぱいなら仕方がないですが、残す事は御法度。
出された料理は完食して、片付けなども手伝って下さいね。

ぺた姉役の声優、上田麗奈さん。
最近、CDを発売したという事でラジオや曲をチェックしてみました。
普段の話や歌声。
抜群です。
特に息を吐き切って空気を吸う音。
ブレス音という奴なのかなぁ。
上田さん自身は意識していないのでしょうが、とても魅惑的な声。
あとはキャラを演じた作品が売れるだけ。
今のうちから推しておくと良いですよ。

1話だけ視聴した人と完走した人とでは本作品に対する印象が違います。
それは終盤を見ないと分かりません。
3話切りしないで下さい。
ショート作品なので、完走する事は簡単です。
家族愛が垣間見れる貴重な作品。
見逃すなんて、もったいない。
もったいない お化けです。
今日も家族団欒。
家族を大切に想う事ができます。
短いショート作品だと侮る事無かれ。
愛情が見られる素晴らしい内容。
気になっているだけの未視聴の人の背中を押す事となったら幸いです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

貴方はご飯をちゃんと食べてますか?

このサイトに集われる方で、一人暮らしをされてる方も多いと思います。

あなたがもし、学生でしたら
貴方はご飯をちゃんと食べてますか?
学校にはちゃんと行ってますか?
友達をつくってますか?

そういってくれる方がいるのでしたら、
貴方は、その方からとても愛されています。

この物語は、そんなことが最後にわかるアニメです。
最後に優しい気持ちになれます。
但し最後まで見ないと、このアニメの良さは理解できないでしょう。

全話で80分もかかりませんので、視聴されることをお勧めします。

ところで、
物語に出てくる紫色の暗黒チャーハン。
あれは、好奇心で一口だけ食べてみたいですね。
でも二口以上は、絶対に食べたくないです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ぬる と ぺた の姉妹愛

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
ある天才女子小学生が、人造お姉ちゃんを作り、その2人による掛け合いが主となるショートアニメ。

基本はギャグなんでしょうが、ショートアニメにしては珍しく、結構シリアスなシーンが多く、ストーリーアニメにもなっています。

是非、ネタバレなしで見てほしいアニメですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ぬる が実は昏睡状態で、というのはまあ、途中でわかったけど、4話で、空を飛んでいくぬるに、ぺた姉が「車に気を付けて」と言うのが伏線になっているとは思わなかった。上手いと思う。

ただまあ、ショートでやるストーリーか?とは思ってしまう。昏睡騙しの種明かしは良いけど、不登校の復帰がもうひとつかな。どうせなら、夢の世界の中でペタ姉が、もっと強引に学校に通わせて、免疫をつけとくような展開の方が納得できた。

あと、6話目で出てきた、かき氷屋の姉ちゃんの声、違和感あったから調べてみたら、「山本真綺」さん。声優プロダクション「81プロデュース」が、毎年8月1日に開催する、新人声優発掘オーディション『81オーディション』の第12回大会の最優秀者ですか。まあ、今後に期待ということですかね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
人造人間? 

2話目 ☆2
チャーハンは完全栄養食(笑) 爆破後の炎でチャーハン作るのは面白かったw

3話目 ☆3
分子がバラバラにならないように頑張り中(笑) 天才すぎる故の、不登校。話のレベルが合う相手。

4話目 ☆3
車に気を付ける必要がない(笑) 極端に独りを体験させる。

5話目 ☆3
ドラえもん、幻の最終回みたいだな。

6話目 ☆2
かき氷屋の姉ちゃんの声、違和感あったから調べてみたら、「山本真綺」さん。声優プロダクション「81プロデュース」が、毎年8月1日に開催する、新人声優発掘オーディション『81オーディション』の第12回大会の最優秀者ですか。まあ、今後に期待ということですかね。

7話目 ☆2
シリアス? 学校でなにが?

8話目 ☆3
やっぱり、ガチシリアスなのね。

9話目 ☆2
チャーハンとバグ(笑) 上手いな(笑)

10話目 ☆2
ぬるが昏睡状態とか、そういうオチか。

11話目☆2


12話目 ☆3
まあ、そういうオチだわな。ぬるの社会復帰。ぺたが繋ぐ。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

61.9 3 ショートアニメで発明なアニメランキング3位
マリー&ガリー(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (20)
128人が棚に入れました
無口でゴスロリファッションの中学生・マリカはある日、ひょんなことから有名な科学者達が住み着く「ガリハバラ」という街へ迷い込んでしまう。科学が苦手なマリカはガリレオを始めとする個性的なガリハバラの科学者たちと一緒に触れ合い、少しずつ科学を理解しそして成長していく。

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

科学&ゴスロリが融合したNHKの5分アニメーション

ゴスロリファションが特徴の主人公マリカはガリレオ、ニュートン、マリキュリー、フレミングなどの多くの科学者が暮らしているガリハバラという不思議な島に迷い込みます。その島でガリレオから「科学を理解しないとこの島から出られない」と告げられたマリカは科学者と一緒におもしろおかしく科学を学びます。キャラクターデザインは「おジャ魔女どれみ」や「ハートキャッチプリキュア」でお馴染みの馬越嘉彦さんが手掛けており、彼が作画を担当した回もいくつかあるためハイレベルな作画アニメーションとしても楽しむ事ができます。また、NHKアニメ特有のお子様では理解できないギャグやメタ発言が飛び交い、どちらかと言えばお子様より大人をターゲットにした作品だと思いました。全40話の5分アニメーションなのでお時間のない方も気軽に楽しむことができます。気に入ったら2期もご覧下さい。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 39

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

楽しく科学を学んでる?

NHKの5分間のショートアニメです。

偶然に迷い込んだガリハバラという世界で

科学等における偉人たちがいて

科学を学ばないと元の世界に帰れない!?

となる話です。

物語に連続性は薄く単体で偉人たちの誰かの

科学的功績にまつわる出来事が起きて

学んでいくという形になっている。

過去に学んだことは後々活かされています。

まあ厳密には言わず(理系なので気になって

しまう)に表面的な部分を説明している

感じでした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

バカじゃないのかNHK・・・いや東映さんがやらかしたのか・・。

教育テレビで放送されていたショートアニメ。あんまり知ってる人がいないのよね。
製作は東映のハトプリ、おジャ魔女スタッフ他のベテランラインナップ。
キャストも、どれみ役のあの方。他にもチョーさん、野沢さん、小杉さんほか錚々たる顔ぶれ。

すごくかわいいアンニュイなゴスロリ中学生マリカがガリハバラという歴代の科学者たちが住む不思議な街に迷い込む。
序盤からなんの脈らくもなくなげっぱなしで意味がわからないw。
科学をテーマにした子供むけアニメなのだが発明家ってだけでエジソンが鉄人の正太郎(ちなみに正太郎は発明家じゃねえし)、キュリー婦人がメーテル(声はなぜか鉄郎・・もちろんカメハメ波を打つ)、フレミングがあの手ってだけでラッパー、ダーウィンがロボットだから進化しねえよwwっていう。ネタすぎる・・・・どう考えてもお父さんが笑うアニメだがテンポがいいのでついでに子供にも人気があったらしい。

肝心の科学については一応説明はしてるがギャグのネタにするだけで子供に教えようという気はほとんどない。まじで。

子供向けの皮をかぶったギャグ、ロリ、ご褒美、アニメです。なんて素敵な作品をつくってくれたんでしょう。さすがはNHK・・好評につきVer2こと続編もあります。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 14

59.4 4 ショートアニメで発明なアニメランキング4位
シスター・プリンセス~リピュア~(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (58)
341人が棚に入れました
本作は、「ストーリーズパート」(Aパート)と「キャラクターズパート」(Bパート)と呼ばれる全く別傾向の2作品をそれぞれ15分ごとに分けて放送する、二部構成のアニメ放送枠として制作されている。
ストーリーズは、翼多(つばた)市と呼ばれる海に面したトラムの走る街で、家庭の事情により兄と離れて暮らす12人の妹達の日常のエピソードを、街の広場にある古びた時計台の謎を織り交ぜながら描いている。
キャラクターズは、原作単行本『キャラクターコレクション』各巻に収録されているエピソードから1話を拠り抜き、独自のアレンジを加えて映像作品にしたものである。

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

かなりの低予算だったのだろうか

「シスタープリンセス」の2期にあたる作品です。
しかし時系列的な繋がりはなく、
キャラは同じでも別物と捉えてしまって良いかと思われます。



感想です。
あちゃ・・。
妹たちの可愛さは1期から引き継げてると思いますが
1つの作品としては、これは酷いと感じました。



まずシナリオ構成。
1話のなかで15分ずつ、ストーリーズパートとキャラクターズパートに分けて作られているのですが、もう何がしたいのか分かりません。
兄と妹一人一人の日常ではあるのですが、作りが雑でして。
1期はこの日常がけっこう面白かったんです。
が、今回ははっきり言って退屈です。
話のオチはたまにしかないですし。
可愛らしい妹たちでカバーするのがやっと・・。



次に主人公(兄)の改変。
これは私にとって大きな痛手。
別に前作の主人公が好きだったわけではありません。
ですが、続投して頂きたかったと今になって心から思います。
今回のは妙に落ち着いてて違和感だらけでした。
(でも原作の兄に一番近いらしい)



良かった点は、また妹たちを眺められたこと。
兄との関係性は多少なりとも変化してるとはいえ、
彼女たち自身は私の好きな子のままでいてくれました。
何だかんだでやっぱりこれが大切です。
展開に飽きながらもわりと楽しく観れたのは、
妹の貢献なくしてあり得ません。


何となく花穂のお話が多かったように思えます。
気のせいかな?
どちらにせよ花穂はお気に入りなので、満足です。


・ストーリーズパート
OP「まぼろし」 歌ーcan/goo
ED「君と生きていく」 歌ーcan/goo

・キャラクターズパート
OP「A Girl in Love」 歌ー※各話登場キャラで異なる
ED「※各話で異なる」(12曲もあるため省略)歌ー※全て岡崎律子


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『シスプリ』という作品そのものは好きなんです。多分。
それだけに、もう少し力を入れて製作して欲しかったとはどうしても思ってしまいます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 24

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

やさしすぎる兄と可愛い妹たちの物語

1期を知らずにこの2期全13話のみを視聴したせいか、
比較対象がない分、素直なままにこの物語を観ていた。

まず、12人の妹それぞれが、兄に対しての呼び方を変えてることに驚き。

にぃや、おにいちゃん、アニキ、あにぃ、兄さま、お兄ちゃま、兄くん、
兄ちゃま、お兄たま、兄上さま、あにいさま、兄君さま・・・
よくぞこれだけ呼び名があったものだと感心してしまったw

1人の兄(一軒家に1人住まい)と、
12人の妹もそれぞれ一軒家があったり療養所にいたりと、
両親も親戚も登場しないまま兄と妹たちだけの世界が
繰り広げられていることには、多少ツッコみたくもなったが、
もともとリアリティのない設定なのだから、あえてそこは特に
問題視しなくていいような気もする。

むしろそういった設定の中にありながら、ひとりひとりの
妹が想う兄への気持ちにはとてもリアルな部分があり、
深く共感できるエピソードもいくつかあった。

ただ・・・ストーリーそれぞれ単体で観る分には特に問題ないが
1話から最後まで観ていった場合、ストーリーパートとキャラクターパートの
2部構成というのが、とても観づらく感じてしまった。
せめて、ストーリー編とキャラクター編が1話の中で同一の人物なら
良かったのだが、別の妹を持ってくると少々雑な構成に感じてしまい、
もったいないなと。

12人それぞれ個性豊かな妹たちの中、
大人っぽさと妹らしい可愛さを併せ持った咲耶と、
謎めいて落ち着いた魅力のある千影、
ドイツ育ちなのに日本的な古風さがあり、つつましくもおきゃんな雰囲気の
春歌・・の3人が、個人的にはとても可愛く感じた。

エピソードで一番気に入っているのは、春歌編の七夕の夜の縁日デート。
雨になってしまってうなだれている妹に、傘を差し出すところから最後までの
シーンのすべてが目に焼きついてしまっている。
特に、雨上がりの星空を映した水たまりを天の川に見立てて
あえてそこをまたがせる・・・というシーンが繊細でロマンティック。
セリフで説明することもなく、ともすると見落としそうなほど
あっという間のシーンなんだけれど、あぁ2人は地上の彦星と織姫だなと
ちゃんと川を渡って出逢えたとホッとしながら、感動してしまう部分だった。


それと、地味ながらも穏やかで深い兄妹愛を感じさせた鞠絵編も印象深い。
あと、発明家の孫であり自身もロボットなど作っている鈴凛編も、
爽やかでありつつ、じわっとくるラストシーンがなかなか良かった。

というわけで、印象に残った物語はほとんど「キャラクター編」のほうで
しかもこちらは、今は亡き岡崎律子の歌うEDが、
ぞれぞれのキャラの物語にあわせた歌になっており、
そのすべてに感動できたのもポイント高い。

ちなみに、キャラクター編での兄の描き方は顔を描かないモブキャラ
なのだが、個人的にはそのほうが兄の表情をイメージすることができて
良かったのではないかと思っている。

12話の咲耶編「ホーリーウェディング」も良かった。
時間の流れ、兄の些細な変化を描きつつ、いつかは兄も妹である自分も
他の誰かと結婚してしまうであろう現実に、身を震わせながら
変わらぬ想いを胸に秘め、一歩前へと彼女を成長させた展開に
単なる兄妹ハーレムものでは終わらない点を感じ、とても好感が持てた。

そして咲耶編の最後の、木の枝にあった新芽2枚の意味・・
最初観た時は、生まれ変わっても1つの枝に一緒に生えてこれた2人を
意味しているように感じたのだけれど、今回二度目に、観た時は
ひとつの枝に生えながらもやはり距離はあり、触れ合い重なることはできない
そして葉同士では実を結ぶこともできない・・あくまでもどこまでも
兄は兄、妹は妹でしかないのだ・・という揶揄にも感じてしまった。

同じ人が観ても、そのときの心境や状況で、
それぞれ違う受け取り方になるであろう意味深なカットなので
この作品はまたいつか、時間を経てもう一度観てみたいと思う。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

12人の妹と 兄のお話 その2

前作同様 内容はあって ないようなもの。
12人の 妹との 日常を描いたお話。

OP「まぼろし」 は 割と好きな曲でした。

カラオケBOXで 歌ってる時に シスプリの
映像が 出た瞬間 うわぁ・・・。
          思ったのは自分だけじゃないはず。

前作OP の Love Destiny に引き続き曲は印象に
残るアニメだと思います。

前作よりは 作画は安定していたので 
そこの部分は評価上げてます。

ですが・・・・
内容に関しては 素人にはお勧めできない一品です。(笑)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 5
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