スポ根で魔球なTVアニメ動画ランキング 3

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早速見ていきましょう!

63.5 1 スポ根で魔球なアニメランキング1位
巨人の星(TVアニメ動画)

1968年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (65)
231人が棚に入れました
星飛雄馬が中学生の頃。彼が通う隅田川中学校の2年B組に首席のインテリ青島光彦というクラスメートがいた。いやみで典型的なガリ勉タイプの彼が最も恐れる授業、それが体育の時間である。通常の授業では自信に溢れる態度でも、この時ばかりは他の生徒からもの笑いの対象でしかなく、加えて星飛雄馬が体育時間に抜群の運動神経で憧れの橘カオルに注目されているのが気に入らない。ある日、不良高校生にからまれた所を星に助けられ、あろう事かその現場を好意を寄せる橘カオルに目撃された事で、青島は星の地位転落を画策した。鉄棒の授業時間あらかじめ塗られた油によって模範演技を失敗する飛雄馬。だが全てを見抜いていた彼は何ごともなかったようにさりげなく油を拭き取り鉄棒を続けた。完全な敗北感に打ちのめされた青島。そんな彼を見た飛雄馬は野球の紅白試合を提案すると相手チームの応援団長の橘カオルに最後の打者に青島を出すように指示する。星の大活躍で試合は紅組のリード、そして白組はパーフェクトに押さえられていた。そして最終回、星の指示通り橘は青島を励まし打席に立たせた。

声優・キャラクター
古谷徹、加藤精三、白石冬美、井上真樹夫、八奈見乗児、兼本新吾

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

野球にばかり目がいきがちですが

言わずと知れた超有名作。
野球アニメの金字塔とされていますが、原作者の梶原一騎氏によれば、本作で表現したかったのは野球ではなくヒューマンドラマなんだそうです。
(豆知識ですが、主人公の「飛雄馬」という名前は、「ヒューマン」から付けらているとか)


魔球や特訓などスポーツまんがとしての面白さと見所が多数あって、実際にそんな部分の印象が強いですが、巨人の星をじっくり見ると、人間ドラマなんだという原作者の意図がはっきり見て取れます。
野球は動機、目的、手段、そして障害。
巨人の星とは、超名門プロ野球団の幻の名選手としての栄光が忘れられない妄執に獲り付かれた父親と、その父親を色々な意味で乗り越える少年の、挫折と成長の物語。
そのための舞台装置としての「野球」です。
まぁ、その舞台装置のイジり方が、ズバ抜けて秀逸だったからこその”名作”なのですが。


ストーリーを今更語る必要もあませんが、物語は主人公が幼少の頃から始まって、20歳前後で引退するまでの僅か十数年間。人生と呼ぶにはあまりにも短く、しかし濃密な期間を描いています。
いわゆる思春期と青春時代ってヤツです。
長島や王と出会い野球に身を投じてから、甲子園優勝、高校中退、巨人入団、致命的欠点発覚、魔球開発、恋人の死、親友との別れ、父との対決、怪我による引退・・・・・とまぁ激動の10代。
(有名作なので、これぐらいのネタバレはご勘弁ください)
父の性格を受け継いでか、激情家でセンチメンタルな彼は、何かにつけ人一倍大袈裟に悩み、感動し、絶望し、決意し、奮い立つ。クソ真面目にこれを繰り返します。
そのたび、地面に突っ伏し感涙を流し、雄叫びをあげて感情表現する飛雄馬。
ほんと、人間くさいですねぇw。まさしく、ヒューマンドラマです。


野球アニメとしてだけでなく、青臭い主人公の喜怒哀楽にも着目すれば、より楽しめる作品。
目の中に燃える炎や、滝の様に流れる涙は、本作にとって重要な感情描写なんです。
傍目からは芝居がかってて可笑しいですが本人達は大真面目。笑っちゃダメですよ

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ザンネン イケヌ アキコ

数年前、ファミリー劇場かなんかで放送してましたが、その放送方法が、12月24日をクリスマスの回に合わせて前後の放送日を決めるというネタ放送でした

説明すると、クリスマスと言うものを知った星飛雄馬は、ありったけの知り合い(5人くらい)に招待状を書いて巨人軍の宿舎(相当大きな個人部屋)
に呼んで、一人でパーティの準備をして、当日、三角の帽子(ぼんぼり付き)をかぶって待っているのですが、当然誰も来ません
一番良心的な明子姉ちゃんも仕事が忙しく電報のみ(決してデートではありません)

宇宙崩壊にも等しい現実を知った飛雄馬は発狂し部屋をめちゃめちゃに
窓ガラスまで割っていた

原作にはありませんので冨野先生の仕業でしょうか・・いや知らないんだけどね(演出のトップは長浜氏)

この作品は1968年~1971年 182話
と言うことは第2次ベビーブーム辺りが見てたと思われる
誰かサブカルの人が言っていたが、日本人(特に男性)が結婚や子育てに恐怖を感じるようになったのは巨人の星のエピソードである看護婦との悲恋が原因であるとか何とか
団塊は結婚が絶対的宿命であったのが、この世代から変わってきたのは事実ではある 同時期にアタックNo1と言うのがあり、恋人はトラックごと崖から落ちて死んでるが

国家を衰退させたアニメ? 当時のアニメを含むテレビ番組には大変な影響力がありました

飛雄馬(アムロの人 当時高校生)は最終回にバカボンのパパと握手をして
「バカボン君、あとは良しく頼む」と言ったらしいです(パパなんですけど)

アニメの出来はラストに向かうとともに上昇し、大リーグボール3号編なんてすごい作画となっている

もちろん、オワコン中のオワコンであり、良い子が見るもんじゃないんだけどね

長々と無駄な文章で失礼しました

追記
あれは住居ではなく倉庫かなんかでしょう
掃除してるとき、ものすごい埃が立ってたので

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

@ねみゅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

元祖スポ根アニメであるからして

【ストーリー】
星飛雄馬の野球に全てを捧げた半生を描いた作品であり
元祖スポ根アニメの1つ。ライバルの登場、必殺技、修行、
親友との戦い。今でもよく使われる展開が転がっていて
逆に今だからこそ見たほうが楽しめるような内容だと思う。

【キャラクター】
冷静に考えてみると、この作品に出てくるキャラはだいたい
ネジが一本二本飛んでいるし、設定もとんでも設定なわけだが
スポーツ関係を題材にすると、基本的にどこかしらおかしくしないと
つまらないのでしょうがない部分もある。
今出回ってるスポーツ関係の作品は、この作品を含めて
先人たちが使い古した設定しかないため、さらなるとんでも設定を
作り上げているから、この作品に違和感を覚えないんだなぁ。

【作画】
昭和チックというか、独特なタッチですね。今現代の作画に慣れている方は
違和感を覚えるのではないかと。まぁこの時代だから致し方がない部分もある
ので、ここらへんは「その時代の作画」ということで納得してください。

【OP/ED,サウンド関係】
まぁ有名なのは「ゆけゆけ飛雄馬」でしょうね。
テレビでアニメの特集なんかあると聞いたことがある人は多いのでは
ないでしょうか。
ちなみに、挿入歌・後期EDの「クールな恋」というものがあるのですが
人によっては聞いたことがあるかも・・・

【総括】
とはいえ、この作品は色々あったりして気になる人はウィキかなにかで
見てみると面白いかもしれない。ただ、この点を差引いても
多くの人を魅了させた作品であることに間違いはないのだから
“名作”と名づけていいのだろうと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

62.7 2 スポ根で魔球なアニメランキング2位
アタックNO.1(TVアニメ動画)

1969年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (40)
156人が棚に入れました
鮎原こずえは富士見学園に転校早々、劣等生グループの番長にされた。バレー部への入部を断ったこずえは劣等生グループで即席バレー部をつくりチームワーク抜群の試合運びでレギュラーチームを破った。そしてバレー部に入ったこずえはキャプテンに推薦された。だがある日、天才的技術をもったみどりが転校してきて、バレー部に入り、財閥の父の力でキャプテンの座を奪ってしまう。しかしみどりの身勝手なプレーで試合に負けてしまい、スパルタ訓練の本郷先生をコーチに迎えた。名門松島中学との試合中、みどりはチームワークの重要さを知り、こずえとのアタック・コンビを完成させた。この二人の活躍で、松島中学を破った富士見学園バレー部は再びキャプテンに選ばれたこずえを中心に日本一めざして歩み出した。

声優・キャラクター
鷲津名都江、坂井すみ江、森功至、仲村秀生、村瀬正彦、森ひろ子、栗葉子、増山江威子

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

初?女子熱血スポ根アニメ

東京オリンピックで活躍し、東洋の魔女の異名を受けた女子バレーのブームを受けて週刊マーガレットで描かれた作品ですね。

それをアニメ化したもので、当時としては初(?)の女子熱血スポ根作品となった。

これは当時、「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」といった熱血スポ根作品が流行っていたことと、東洋の魔女熱が沸騰していた時期であったために、その流れに合わせて製作されたみたいなんですが

それまでの女の子が主役のアニメといえば、「魔法使いサリー」や「ひみつのアッコちゃん」等魔女っ子やファンタジー系が主流であって、熱血ものといえば男が主体であったために、女子で熱血スポ根ものをやろうとする試みはおそらく冒険的挑戦であったと思います。



だが女子を主人公とすることで、男もののスポ根にはない独特のスタイルと雰囲気が形成されて、そのために新鮮な感じの熱血ドラマを生み出すことになり、女子だけでなく男子からも支持の得た傑作になっていきます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

みり仔 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

だって女の子だもん!

すごくかわいく、ひたむきにがんばるスポコンアニメ。
再放送で見ました。
今までの女の子アニメとちがうのはスポコンなこと。
スポコン=男の子という法則をぶちこわしました。
男の子も女の子もはまれるアニメです。
最近のアニメに慣れて作画無理っていう人多いかもしれませんが、この時代を考えると十分です。
曲も有名ですよね!
現代のアニメにはあまりみないガッツリ熱血すこしほろり。
コーチの厳しさをみるとユトリでごめんなさいと思っちゃいます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

snowkula さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

テンポがはやい!

視聴中です。
作画の古めかしさ、はじめは気になりましたが今はだいぶ慣れましたw
主人公の鮎原こずえがなかなかのスーパーガールなので、見ていてスッキリ。
不良たちにも信頼されるなど人望もあり、本気になれば
誰でもボコボコにすることもできそうなのに頭もキレる芯の強い人です。

バレー部のスポ根感は現代で実行するとしたらどうなのかなぁとは思いますが、
アニメと割り切ってみれば大して気にならずに楽しめると思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

64.4 3 スポ根で魔球なアニメランキング3位
プリンセスナイン 如月女子高野球部(TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (20)
122人が棚に入れました
早川涼は天性の野球の才能を買われ、名門お嬢様学校「如月女子高校」に特待生として入学する。理事長・氷室桂子は女子だけの野球部を創設し、男子と対等に甲子園で闘うことを狙っていた。しかし、足りない部員、野球部創設を快く思わない人々、大会参加に女子を認めない高校野球協会、涼や周囲に降りかかるトラブルなど、様々な困難が野球部の前に立ちふさがっていた。涼は大酒飲みの監督・木戸と共に、まず部員集めから始めていくが……。

声優・キャラクター
長沢美樹、金月真美、子安武人、岩永哲哉、榊原良子、島本須美、石井康嗣、氷上恭子、永澤菜教、矢島晶子、川澄綾子、笠原留美、飯塚雅弓、進藤こころ、川田妙子、井上和彦
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

仲間を信じて、夢を信じて!

星の数よりは満足度は高かったですね。でも、話の中弛みと作画の悪さが目立ってしまって評価としては低くせざるを得ないです。悲しい。



女子だけで甲子園に行こう!と思い立った主人公の女子高生早川涼が、部の設立からメンバー集めまで奮闘します。
{netabare}
正確には、如月高校の理事長である氷室さんの差し金なのですが・・・。まあ結局は涼のおかげってことで。
{/netabare}

結構この設立の経緯が生々しくて、理事会の猛反発を受けたり勝ち進めなければ廃部との条件を提示されたり、やはり女子野球部は逆境の象徴ですね。

そうした逆境を撥ね返すがごとく燃える、早川涼。
メンバーも運動神経の良い人材を連れてくるため、学校中を駆け回り説得。応じなければ野球勝負を挑んで強引に引き入れる。
テニス部のエース、氷室いずみとの対決も絵的に凄まじく、出だしからとんでもない勢いでした(笑)


スポ根丸出しの練習も試合展開も女子だからなんて関係ない位熱かったです。

この雰囲気を伝えるには言葉よりもOPを見てもらった方が早いです。
このアニメの熱さは何よりそれが物語っているので。名作揃いの90年代でもOPだけならタメ張れるんじゃないかと思ってます。↓
http://www.youtube.com/watch?v=dtVwG3IFLSg




ただ、問題は部設立を成し遂げた後。

そこから各キャラの掘り下げに入っていくのですが、前半の燃える展開との温度差が激しいです。
望月監督らしい繊細な女性の内面描写は単体としては素晴らしいです。
プリンセスナインでなければもっと評価されていたのではないでしょうか。
ちょっとドロドロだったり妙にファンタジーだったり、野球をやっていたときみたいに勢いで乗り切る事ができず、どれも後味が悪かったです。

何よりも涼の幼なじみである眼鏡の……誠四郎!地味すぎて存在感がほぼゼロでした。彼は不憫すぎる。
女子の中ではクール&ビューティーに見える東ユキのキャラ設定が色々とひどい(笑) なんであんな電波ちゃんに……。最後まで見せ場をことごとく奪ったのは最早嫌がらせとしか思えませんでした。

単純に尺の問題でしょう・・・けれど、もっと野球と恋愛や人間模様を上手く絡めていればより情熱的な内容になっていたと思うと勿体ないです。

OPで流れている涼と父親の関係ももっと深く物語に組み込まれていたでしょうしね。惜しいです。



そうした中弛みは分かった上で、最終話の決戦は素晴らしかったと思います。
{netabare}
決戦といっても甲子園予選ですけどね。
{/netabare}

恋愛での悩みが迷いとなって球に力が入らない涼。そのせいでピンチに追い込まれる如月女子高野球部。

そんなときライバルであるいずみの言葉が胸を打つ。
迷いを捨てて、いざマウンドへ!
そんな彼女の覚悟を表した演出が最高でした。
{netabare}
想い人である宏樹から貰ったメダルを外す。
それは今まで「お守り」として守ってもらっていた宏樹を倒すべき相手として認識した、彼女の意志の表れで。
目付きも変わって、勝負師の顔になった。ここでやっと面白くなってきたと思いました。
{/netabare}


ブーストがかかるのが遅すぎたと思います。まあ最終話のクオリティを連発する余裕もなかったんでしょう。

個々に絞れば秀逸なエピソードもありました。
スポ根路線では5話「荒波スイングと、対決!」や6話「いずみさん、あなたが欲しい!」
恋愛路線では21話「高杉くんなんて、嫌い!」や24話「Kiss…」


荒波スイングや稲妻ボールなどの、アニメならではのぶっ飛び演出が大好きでした。
それだけに、段々とスケールダウンしていったのが残念で。


プリンセスナイン自体は良作ではなかったかもしれませんが、伝説的なOPと女子野球の発想は評価されてもいいと思います。


あと、古臭いと言われようと寧々ちゃんは可愛い!ぶりっ子お嬢様で野球部のマネージャーでオタク体質って設定だけ見れば先駆的なキャラだと思います。
うん、プリンセスナインの魅力は寧々ちゃんにあり!寧々ちゃん最高!!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

rurube さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

そっち方向行かないほうが良くない?

私は野球観てサッカー観てスーパーボウル観て一年が終わる。基本的にスポーツは何でも好き。

でアニメにおけるスポーツものは少ないし評価されている作品はスラムダンクぐらいしか無い気がするが、簡単に設定や進行を大まかに決められるから作りやすい気がするのだが。

この作品は高校女子野球チームが甲子園を目指す話だ。まず仲間集めから始まり公式試合に女性は出られないという困難、最初の試合、男子選手との死闘、練習そして夏の予選とイベント盛りだくさんで既に面白そうに聞こえる。

だけど実際は昼どら。これ3クールあったら、たわしコロッケ2回は登場したね。仲間を探す時のスピード感の無さと選手を掘り下げるタイミングも疑問。全24話なのに20話で初めて掘り下げるキャラいたからね。前半に掘り下げないと試合のファインプレーが本当にファインプレーにしかならん。実はこの子は中学時代にいじめられててね‥とか隣の野球観ているおっさんに解説出来ないじゃん。

それと試合の映像を流そうとしすぎ。試合描写なんてスコアボードで数字いじりすれば十分。これはジョークではなくて本当に試合映像は極力誤魔化す方が良い。理由はリアリティーの無さがどう頑張っても出てしまう。それとスピード間が無くなり努力が圧縮される。

例えば、試合を丸々1話使うのと1話の中でボードいじりしてボロボロのナインが自分の力の無さを自覚し練習→ボードいじり→練習→ファインプレーだけ映して失点が減っているボードいじり これだったら絶対に後者の方が良い。後者はちゃんと練習して失点減ってるもん。前者は3回まで抑えてその後失点して最後に仲間の叱咤で9回を無失点で抑えるパターンだね。
1試合の中で成長するのって努力の部分が抜け落ちている。それは努力ではなく持っていた能力を開放しているだけ。

それと恋愛入れるのは諸刃の剣というかいらない。三角関係とかすると主人公の判断能力に疑問が持たれる。スポーツは感覚・判断能力が大事になる。スポーツは考える時間が無いから反復練習か判断能力で対処するしかないけど、恋愛入れるとどっちも無いキャラになる。良い選手じゃないしメンタルも弱い。ついでに観ている人は私のようにスポーツ好きだから観ているはず。恋愛アニメ観たい訳では全く無いからその辺気が付いて欲しい。そっちに行くな、戻って来い。

この作品、スポーツアニメの大枠が簡単に決められるという良い部分と、その設定を生かせない駄目スポーツアニメの両方が入り組んでいて非常に興味深い。

多分、大正野球娘はこの作品を反面教師にして作られたに違いない。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

青春は全てが同時進行で、決して待ってくれない。

某つべで期間限定配信されてることを偶然知り、興味が湧きました。
公式ってなってるけど本当に公式かどうかは知りませんw。

わー、20年も前のアニメですか?。
そんな前に既にあったのですね・・女子野球アニメが。
そんな存在、今まで全く知りませんでした。

本サイトでちらっとレビュー観てみましたが
あまり評判良くないようなので(特に後半の○愛展開?)
チラ観してすぐに断念するのかな?って思ってました・・。


っがッ!!

アツい!。アツすぎる!!(誉め言葉)。

基本的には、近年の9人そろえる某アイドルアニメ作品と同じ構造の作品ですね。
普通にその路線で行けば、無難に評価を得られる流れで来てたのですが
本作は、さらにさらに冒険してる作品ですね!!(誉め言葉)。

そこを受け入れられるかどうかが
視聴者の評価を分けてしまうと思います。

結論から言うと、自分は大満足の最大評価でした!!。

作画ははっきり言って制作時期が時期ですので、まあ古臭いです。
でも、めちゃくちゃ気持ちがこもった作画なので
躍動感・情熱・執念がたまらない!!(誉め言葉)。

恋愛要素が・・と気にかかることもあるかと思いますが
恋愛感情を抱かない青春なんてありえなくないですか??。

自分でどうしようもなくなってしまうあたりが
よく描写されてたと思います!。

スポーツにかける夢はそれはそれで大切。
恋愛に走ってしまう気持ちはそれはそれで止められない。
ライバルへの意識はそれはそれで譲れないけれども、どこかで認め合ってる。
友情は友情。
肉親の事情は自分の都合と関係なく、どこかで何かが起こってしまう。

若干、オカルトチックな描写もなくはないのですが
適度なスパイスという解釈でアリだと感じました。

ほんと数日で一気見してしまいました!。
本作に出会えたことに感謝感謝なのです^^。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9
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