ダンジョンで魔物なおすすめアニメランキング 9

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのダンジョンで魔物な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月06日の時点で一番のダンジョンで魔物なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.5 1 ダンジョンで魔物なアニメランキング1位
転生したら剣でした(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (249)
808人が棚に入れました
転生したら剣でした――。 「知性を持つ武器(インテリジェンス・ウェポン)」と呼ばれる”剣“として異世界に転生した彼は、装備者との出会いを夢見ながら、孤独にスキル収集に励んでいた。 ある時、迂闊にも魔力を吸収される「枯渇の森」へ踏み入り、一歩も動けなくなってしまう。途方に暮れる中、奴隷として虐げられていた黒猫族の少女フランに出会う。 フランは巨大な魔獣に襲われ、絶体絶命の危機に陥っていた。彼女は眼前に突き刺さっていた彼を引き抜き、その力で窮地を脱すると、彼を「師匠」と名付けて正式に装備者となるのだった。 冒険者となったフランと師匠は、お互いにスキルを磨きながらクエストをこなしていく。フランは強さの果てにある「進化」を目指すために、師匠は少女の「願い」を叶えるために。 猫耳少女と親バカな剣の大冒険が始まる!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

再評価。キャラの独自性は評価できますが、設定のテンプレは減点要素。

23年10月 再視聴…といってもポイントポイントを飛ばし見ですけど。4点以上の異世界転生ものは冷静に考えると相当良い作りじゃないと付けられないなあと思い本作を再評価しました。

 本作は4.1をつけてました。で、見なおしてもちゃんと面白いです。面白いですけど、ストーリー4.5とキャラ5はないですね。声優も調整点で4.5でした。
 展開は悪くないですがやはり設定をテンプレに頼っている点で独自性がマイナスです。そして2期発表は好感がもてますが熱が冷めるのでストーリーは3.5に修正します。

 キャラで4.5を超える水準はよほど独自性があるか作り込まれてないとなあと思いました。異世界のテンプレを2.5スタートとすると、剣という無機物に転生するのは目新しいのでその点ではいいし、ヒロインのフランちゃんにちゃんの魅力と背景・暗い過去など厚みがあることはいいので4とします。
 声優は、声優さんそのものは可もなく不可もなく。調整点でストーリーとキャラの中間…ですが作品の出来は悪くはないので4とします。


以下 初回レビューです。

「あれ?13話は?」というのが率直な感想です。せっかく面白い作品だったのに、尻切れトンボにしても旅立って終わりならまだよかったと思います。余計な次の展開部分を入れてきました。これが2期めをやるというアナウンスと同時なら許せますが、決まってないなら入れるべきではないでしょう。

 もはや異世界もののテンプレになった手法ですが、誰が得する?となると出版社なのかなあ…と思うと急激に冷めてしまいます。「つづきはWEBで」の販促にしても作品ありきでちゃんと結末をつける方向でやってくれないかなあ。
 こういうモヤモヤする終わり方だとコミックや小説に誘導できるデータとかあるんでしょうか?私に対しては少なくとも逆効果かも。

「転スラ」「盾の勇者」「魔王様リトライ」などこの手法でどんどん作品の価値を落としていっていますし…すごい作品だった「シャドウハウス」も2期楽しみにしてたのに、2期の1話みたらもう集中力が持たなくなっていました。


 さて、本作については、フランと師匠のキャラ造形と掛け合い、父的な視線でフラン萌えで見られる作品作り、完全な俺TUEEEでないところ、展開のテンポの良さなど非常に面白いアニメでした。
 異世界転生した人物に感情移入しつつ、がんばるのは娘的なヒロインというのが目新しかったです。

 作画は高級ではないですが、無難な水準は保っていたし、2人の声優さんも良かったと思います。2期情報あれば評価は変えるかもしれません。

 最終回のせいで評価はかなり落ちていますが、しかし、楽しませてもらったし、低評価を付けるのもどうかと思いますので、楽しんだ分客観的な評価はしますが、うらぎられた感が強く主観的には80点できてたのが55点になった気分です。


追記 2期決定!!??ガセじゃないよね??尻切れトンボ最悪評価撤回。

 あれユーチューブに2期決定報が…なんか本物っぽいですね。このタイミングは不幸中の幸いです。だったら、高評価です。是非、冷める前に半年くらいで来てほしいけど、1年でしょうね。とにかく、尻切れトンボの意味がわかったのでその減点は撤回です。

 ただ、アニメ作りすぎてどれが当たりになるのか読めない制作者が増えすぎですね。2クールのリスクで作らないとやっぱり作品に対する熱量とか構成の面で失敗するかもしれません。
 それに、原作の面白さが読めないというのは、どういうことでしょう?本当に駄作ばかりになるので、そこはちゃんとやって欲しいです。

 とはいえ、フランちゃん最高!ということで高評価でお願いします。
 

以下 視聴時のレビューです。

 

4話 テンプレ異世界を楽しみつつ、「父」として娘の成長を見守る。

{netabare}  3話まで見てレビューしようと思っていたら、なんと無料配信のサブスクがありません。アベマでかろうじて、1,2、4話を無料で見られました。キンドルのアンリミテッドでコミック5話まで読み放題できたので補完はできました。

 さて、モロに「転スラ」「蜘蛛」と同じか?と思っていましたらそうでもなかったです。ロリキャラではありますが、父性的な立ち位置なのでいいですね。「魔王様リトライ」や「うちの娘のためなら」のような感じです。

 大事なのは、ヒロインを「父」として暖かく見る目です。本作のキャラ萌えはこの点が大事でしょうね。

「剣」なのでフロイト的な男性性の象徴もちょっと想像しなくはなかったですが、それはない感じです。

 そして、更に「ギルド、スキル、レベル上げ」要素がかなり強いテンプレ異世界の構造なのも、「頭を空にして純粋に楽しむ」という点でいいと思います。設定は気にする必要がありません。

 ということで、暖かい気持ちでヒロインの成長を見守りつつ、テンプレで頭を空にして楽しむ、という作品でエンタメとしていい出来に仕上がっていると思います。多分、アベマで強制的に毎週見ざるを得ないので見ると思います。なお、コミック5巻まで読みましたが、そこまでは結構面白かったです。 {/netabare}


7話 フランちゃんのような娘が欲しいです。

{netabare} 無料期間のおかげで今のところ全部見られています。アベマに感謝を。で、私は完全にキャラ萌えです。本作の成功要因は剣が主役ではない、あるいは主役だとしても視点が完全にフランちゃんになっていることでしょう。
 つまり、剣の視点は視聴者の視点。それも父の視点になっています。物語世界の構造がそのままこちらの視線になっているということで、これが最高です。この剣の気持、フランちゃんを娘として守りたい、育てたい、喜ばせたいという気持ちに完全に同化できます。

 フランちゃんは、可愛いというかけなげというか、何より謙虚です。この謙虚さがフランちゃんの最大の魅力です。
 それに加えてフランちゃんは、ハンバーグとカレーを喜んで、メインデッシュとか言っている姿も可愛くて良きです。

 ストーリー展開も次週につなげる展開が上手いですね。不愉快な引き延ばしでなく次に何がおきるんだろうという楽しみがちゃんとあります。やっぱり「異世界転生もの」が、つまらなくなったのではなく、工夫の無いテンプレが乱造されすぎてカテゴリーの価値を落としてるんでしょうね。本作のようなテンプレでも、面白くキャラ萌えできる作品なら異世界モノはアニメ作品とは相性が良く楽しめます。

 視聴中は評価点付けないのでここでいいますけど、キャラは5点です。本当は5点満点で10点あげたい。 {/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

何よりも感性という絶対基準こそが肝要であります

●進化論という学説は進化せずむしろ退化してるという矛盾
結論は、所謂なろう系の典型と言うべき作品でありました。

全般的にかなり緩く、ソフト路線のファンタジーの傾向が強く
更にその上異世界転生もの特有のステータス値設定にその説明が延々と繰り返されるのを
見るのはかなり苦痛であり、生理的にも受けつけないというのは極めて個人的な
問題なのかもしれませんが、物語的に特に惹きつけられるような要素がまるでなかった
というのは、流石なろう系と言うべきなのかもしれません。

ケモ耳キャラに全く魅力を感じない体質というのもあるのかもしれませんが
インテリジェンスウェポンである剣というキャラにもエルフ族の自称ママにも
共感できる要素がまるでないというは逆に驚きの結果であります。

単にキャラが微妙という話に尽きるのではなく、大量生産された
ゲーム的な薄っぺらい世界観の中である種の使命を負ったとしても
その使命にしても命がけのやり取りにしても、ゲーム設定的な軽さが作用し
あらゆる行動・発言に重みが出ず、見てる側にもリアルなものとして伝わってこない
というのが本作最大のマイナス要因であったような気がいたしました。

空回りして滑っていくような物語感覚はある意味斬新でありますが、
異世界転生もの作品に秘められた謎を解くために見てるだけの当方としましては
最後までついていくのは至難の業でありました。

本作を見て得られた唯一の成果は「進化」という概念が異世界転生ものでも
重要ということでありますが、もしも続編があるとしたら異世界転生と「進化」について
明確に描いてくれることを期待したいところであります。

●「グルメ」の道化師が踊る世界
みんな大好き!の例のカレーを作る回でありましたが、何故かハンバーグを {netabare} 作る
シーンもあるという意図不明な描写に脱力感を大いに被った次第であります。

料理の基本味付けは塩胡椒であり、この加減がかなり重要な要素であるはずなのですが
どういうわけか省略していたり、ハンバーグのつなぎにパン粉を入れるも水分がないと
つなぎとして機能せずにパテがボロボロに崩れ去る運命がん無視だったり…
材料の準備もなしにデミグラスソースがあっという間に完成してしまったりと
兎に角突っ込見所満載で突っ込み切れない話にございます。

肝心のカレーも、恐らくは日本人一般になじみある英国由来のシチューが原型の煮込み料理を
作ろうとしているのだと思われますが、だとしたら小麦粉でルウを作らないと
始まらないという話であります。

煮込み料理の旨味は出汁にあるわけですから、野菜を多く入れその旨味を引き出す以外に
道はなく、スパイス適当にぶち込んだらそれが旨味に変わるとかいう出鱈目な発想は通用しません。

アニメに限ったことではないのかもしれないですが、中途半端にグルメを語りたがる
お笑い芸人みたいな道化師たちが、リアクションのみでごり押しする料理の祭典の世界、
そこには夢があり、ファンタジーがありますが
現実的に他人に喜んでもらえるような美味しい料理作るには、 {/netabare} まずは
基本的なことの習得から始めるべきと個人的には強く進言したく思います。

ゴブリン系三部作と言えば
「ロードス島戦記」と「灰と幻想のグリムガル」と「ゴブリンスレイヤー」でありますが
その中でも「ゴブリンスレイヤー」はファーストインパクトにおいては他作品を圧倒するものの
ストーリーという観点においては二作に大きく後れをとるものであると認識するものにございます。

そんな「ゴブリンスレイヤー」の劣化版に過ぎない本作に期待が持てるのかと言えば
残念ながら今のところは劣化版のレベルにとどまっているのが実情であります。

ケモ耳ヒロインが可愛いだけという理由で予想外にウケている側面があることは否定しませんが
この程度の全くもってぬるいストーリー展開で「ゴブリンスレイヤー」超えなどとかいうのは
ほぼ不可能と考えるべきでしょう。



異世界転生もの作品に対していちいち突っ込み入れてたらキリがないので
本作に対する突っ込みは自重するつもりでおりました。

これは異世界転生ものに限った話ではないですが
敢えて「その設定」を踏襲する意味ってあるんですか?的な作品が
あまりに多すぎて辟易するばかりであります。

あまりに怪しすぎる異世界転生ものの乱発、ごり押しに対して
その不自然さについてはいい加減気づくべきではないでしょうか?

要するに本作が「異世界転生ものである必然性」が果たして何処にあるのか?
また、他とまるで同じようなゲーム的ステータス値の表示を馬鹿の一つ覚えみたいに
やたらと繰り返す意図とは何でしょうか?という素朴な疑問
そういう疑問を当たり前のように抱ける視聴者の感性はまともであるという話です。

もしも自分の感性に自信がある人は、言語転換することにより必然性を証明してみてください。

感性が塞がれている人は、ある意味目が見えていないのと同じで、
この先の大穴に嵌ることは避けられないでしょう・・・

異世界転生ものでありながらもその意味が不明なら
視聴者とは何を期待して異世界転生ものを見ているのでしょうか?
という話になるように思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

師匠との関係性は良い

{netabare}
C2Cの転生モノ。
初期設定だけテンプレからずらして他はテンプレの踏襲の、作者だけは独自性があると思ってる系転生作品はあまり好きではないけど、まあその中ではよくやってた方じゃないかなと思う。
どうせ人間体になるんだろと思ったら、意外と最後まで剣だった。

良かった点はキャラ。
珍しく、最後まで主人公のそばにいるキャラが師匠一人だったから、フランにとっての師匠の唯一無二感が感じられて良かった。
いざと言うときに唯一頼れるのは師匠だけ。
随所でフランから師匠に対する信頼感が伝わってきた。
師匠からもフランを守りたい気持ちに必死さがあって良い。
師匠はフランの父親的な立ち位置な気がする。
俺TUEEEでもなく、格上のアマンダに立ち向かうなど、向上心のあるフラン。
主人公が一途だから好感が持てたし、そんなフランをフォローする師匠に関しても印象がいい。
ストーリーよりもキャラを重視する人にはかなりいい作品かもしれない。

駄目な点として、俺TUEEEEではないし、主人公も剣ではあるものの、やはりストーリーはなろうのテンプレに感じるところ。
テンプレを感じさせる要素は俺TUEEEEではなくて、中世世界観(ナーロッパ)やゲームっぽい設定、独自性のない敵、分かりやすい対立構造等にあるからなのかな。
この作品も秋アニメの他のなろうと同じくテンプレだった感は否めない。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆0
親の顔より見た導入。
作者だけは独特なことをやってると思ってるんだろうな。
独特なだけでクソしょうもない設定なのに。
もうこういうのばっかになってしまったなぁ最近のアニメ。
マジで面白くない。何も惹かれない設定。
主人公が違うだけで結局いつものなんだよ。
もう無敵じゃんこの剣。今季こういうの多すぎてため息でるわ。
農民の次につまらん。もうこういうのいいよ。

2話 ☆1
作画の無駄遣い。
結局目的なくダラダラ旅するだけのいつものなろうだよね。
いつものギルド設定。俺TUEEEEじゃない?
てかいつも思うけど冒険者って言う職業はなんだよ。
何でも屋か騎士団でいいだろ。死ぬだろ。いつもの魔石。
脳死ゲーム世界観ほんと嫌い。
部屋めっちゃ汚れそう。いつものチンピラ。
協会内で争いとかあほなんか? EDは名作感ある。

3話 ☆7
アルデラミンみたいなOP まあ不快感は無いなこれ。
作画頑張ってんな。ゴブリン襲撃イベント?

4話 ☆5
邪神ちゃんかな? 結局無双。ガチャ神引き。

5話 ☆7
いつまでゴブリン また俺何かやっちゃいました?
どうせ復活する。一本ぐらい飛んだままなら評価してた。
そんなに俺tueeeじゃないのはいい。
相手噛ませじゃなくて面白いじゃん。

6話 ☆4
戦闘面白いな。普通に復活するんかい。
こういうゲームみたいなスキル設定ほんと嫌い。

7話 ☆4
お前つまんない嘘つくね。はぁ大賢者みたいなのもいるのかよ。
分かりやすい噛ませ 飯食いながら見てんねん汚いなぁ。
成れ果ててて草。

8話 ☆5
天敵じゃなくて仇敵が適切な表現だろ。
なろう主人公がやられてんの珍しいなって思ってしまう。
少ない。イキリモード 即落ち二コマ。一瞬アーニャみたいな喋り方。
取引上手なのか…? どうせならCぐらい行けよ。

9話 ☆6
なろう臭すぎ。親の顔より見た展開。イキリアニメ。
槍って突くだけだから楽そうだな。当たったら死ぬやろこれ。
てか鞭掴めばいいのでは。戦闘面白かったな。
アニメスタッフも有能。

10話 ☆3
ゲームみたいな設定つまんね。テンプレ設定解説コーナー眠い。
これ解説する意味ある? また俺なんかやっちゃいました?
でた、アクシデントw Aランクが何とかしろや。
なろう全般に言えるけど、ダンジョンとかトラップとか誰が作ってるんだよw
魔獣が作れんのか?w 試験もっとちゃんと管理しろや。

11話 ☆8
無能Sランク 剣になんかあるってバレてそう。リョナいいぞ~
モブ男よく生きてるな。モブを適当に殺さんのだけは印象いいわ。
リョナ回。何だかんだちょっと感動した。

12話 ☆6
哀しき過去。また俺なんかやっちゃいました? モブサイコで見た。
進化ってなんだよポケモンかよ。ん?フランの親だったの?
OPで見た飛行。

曲評価(好み)
OP「転生したら剣でした」☆8
ED「more<STRONGLY」☆7
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

66.4 2 ダンジョンで魔物なアニメランキング2位
悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (137)
422人が棚に入れました
乙女ゲーム『ヒカユウ』の悪役令嬢・ユミエラに転生してしまった主人公。 実は、ユミエラは魔王を倒したあとに登場する裏ボスで、レベルをカンストしていないと倒せないほどの強大な存在だった。 しかし、ただ倒されるだけの存在ではいたくはない。そう考えたユミエラは、ゲームのストーリーに干渉しないよう、目立たず生きていこうと決意するが、ゲーマー魂に火が付いて思わず自身のレベルを99 まで上げてしまった。 その強大な力のせいで、周囲の人々から「魔王」と疑われることになってしまう。 平穏な学園生活を望むユミエラが手にする未来とは――?
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

残念な要素もありますが、ヒロインが最高でした。

 とても面白かったです。最後アニメ作品として完結させるために無理な1話になってしまいました。魔王の伏線があってゲーム世界の意味に関われれば、かなりの作品になったのかなと思います。

 しかし、強制力と護符という概念で話を作れていたので、ゲーム世界設定の意味はあったのかなと。

 この後も続けようと思えば続く感じがありますが、話として1クールアニメに落とし込めたのは良かったと思います。
 全体感としては、キャラが上手く使いこなせていなかった気もするのが減点要素でしょうか。

 この作品はプロット、ストーリー展開、キャラがよくできていたと思います。残念なのはエピソードです。話の1つ1つがコメディーですが、そこにゲーム要素の意味が、もうちょっとでいいので落とし込めているだけでかなりの作品になっただろう、という気がします。

 キャラはアリシアの作り方は上手かったと思います。ユミエラの対抗軸として機能していました。パトリックはコメディリリーフでしたが、ユミエラの孤独を救うという大切な役割がありましたし。あと2話くらいあって、この2人がもっと活躍できていればかなり面白くなったかな、という気がします。

 そして、なんといってもユミエラ嬢。この人が面白さの8割でした。声優さん…ファイルーズあいさん、非常に良かったです。作画のデキをカバーしたのは、この人の演技でした。

 作画は残念極まりないですが、話の内容的にそこまで足は引っ張らなかった気がします。
 
 隠れた秀作認定をしていましたが、結末から言って秀作は言い過ぎかも。ただ、12回結構どの回も楽しませてもらいました。
 
 評価は作画が残念なので3.8点と低くなりますが、体感的にはかなり面白かった80点の評価です。






1話 なるほど工夫しました。ただ下手すると0.3話切りされそうです。

{netabare} なるほど…そうきましたか。あまりにキャラがテンプレなのと、途中のOPらしき画面にクレジットもないし、何だこりゃ?と思ったら伏線だったわけですね、一応。
 原作がこうなのか、スタッフの工夫なのかわかりませんが、この遊び心は悪くないです。私はちゃんとひっかかりました。
 ただ、私のように情報ゼロで公式サイトすら見ない状態じゃないと、成立しない気もしますが。そして0.3話切りとかされなければいいのですが。

 悪役令嬢ものはカテゴリーとしては爛熟していて、もう内容よりもキャラと設定で見ればいいかなと思っています。その点ではこの作品は悪くないかもしれません。

 頭からっぽにして楽しめそうな感じです。センスが合わなければやめますが、多分見ます。{/netabare}


2話 はめふらのカタリナの逆というコンセプト?面白いと思います。

{netabare} ヒロインのモノローグで「やれやれ」をずっと聞かされる感じですけど、なんかちょっと面白いです。というかひょっとしたら異世界ものの中では一番の期待枠かも。と、同時に陳腐化したらひどいでしょうけど。

 はめふら的なテンプレを逆転させてテンプレではあっても、ヒロインのキャラ込みで上手く作品にしています。

 あの3人の男子が惚れるのか、敵対するのか。その辺が楽しみです。

 それにしてもヒロインの声優さんがなかなかいい演技でしたが、ファイルーズあいさんですか。「ダンベル何キロ」の紗倉ひびき役の筋肉の子ですよね?今年の役柄のラインナップは主役級ばかりですね。演技でここまで来たんだと思います。素晴らしいと思います。{/netabare}



3話 アニメの出来は悪いですが話は面白いので視聴継続します。

{netabare}  異世界モノって、これだけ作っているんだから何か安価で効果的な背景とかモブとかの共通のパーツとか開発できないんですかね?もう何でもいいんじゃね?と言う感じですので。

 まあ、そう思ってしまう程度のアニメの出来ですねえ…ただ、話は相変わらず面白いと思います。今回はちょっと退屈な回でしたがやっぱり最後にアリシアちゃんが出てきて来週へのいいつなぎでした。

 なお、EDは結構面白く作れていると思います。

 ということでレビューを継続するほどではないですが、見ると思います。何か面白い展開があればその時にレビューします。 {/netabare}


5話 アリシアに動きがあって期待が高まります。パトリックの設定と使い方が上手い。

{netabare} パトリックの性格造形に辺境伯という設定が上手く活かせてます。そして、アリシアと3人の男という集団だけで話が推移するのかなと思っていたら、アリシアに何か思惑がありそうです。

 今期の異世界もの本作と「間違った治療魔法」「俺だけレベルアップ」「最弱テイマー」の4作品は設定のズラしだけでなく、ストーリーがちゃんとあるのが良いですね。まだまだキャラ萌え+アルファではありますがちゃんと展開が気になる作りになっています。その中でも本作が一番面白いです。
 まあこの2~3年、俺TUEEEの出落ちで3~5話までは面白いけどその後は…という作品が多いので油断はできませんが。

 ということで細かい話ですが、アリシアの動きで期待感が高まりました。今のところ本作と「ダンジョン飯」「僕の心の…」の3作が今期派遣候補かな?{/netabare}


8話 安っぽさナンバー1。作画崩壊云々というレベルでなく同人アニメ。面白いんですけどね。

{netabare} ひどい作画でしたねえ。動くとか動かないとか、崩壊とかそういうレベルを超越した、同人アニメという感じです。ニコニコで10年前に見たMMDの方がレベルが高い気がします。なんといえばいいのか…安っぽい…というのもまだほめ過ぎかもしれません。商業レベルでこれはないでしょう。

 一時安っぽいCG作画で有名だった「蜘蛛ですがなにか?」が普通に見えてくるレベルでした。

 とはいえ、話が面白いから始末に負えません。「なんかやっちゃいました?」がいい味なんですけどね。間が抜けた感じが作画とあっているともいえますが、それにしてもこれが公共電波で流れているというのもすごいですね。
 もうなろう系は極主夫道みたいな色付きモーションアニメにすれば?あるいはもうAIで良くね?という感じです。 {/netabare}


9話 ズラしギャグだけでなく、ストーリーが気になる。面白いです。

{netabare}  魔王を倒すという目標を平民出身のゲームのヒロイン役にやらせるって、多分悪役令嬢ものの基本だとは思うのですが、しかし、面白いですよね。

 一般的には悪役令嬢が無自覚ハーレムを形成してしまうところがそうならないところが面白いのか、ギャグでありながら話の道筋が無いようでしっかりあるところなのか。
 露骨な「はめふら」のズラしという感じですが、そのズラし方が悪役要素を保ったままなのがいい味になっているんですよね。

 ギャグ異世界で言えば「はめふら」「このすば」並みに、もう1回見るか…と言われると微妙な水準ですけど。ただ、1回見ている感じでは、ストーリーが気になるのが秀逸です。決して出落ちだけの設定倒れではないです。面白さではかなりのものだと思います。

 作画については酷評してますけど、この水準の作画だからかえっていいのかもしれません。 {/netabare}


10話 隠れた秀作。設定とキャラが上手くストーリーと絡んで面白いです。

 10話、今週展開がありましたね。アリシアのキャラもいいですね。滅茶苦茶面白かったです。ゲーム設定とダブルヒロインの立ち位置がストーリーと上手く絡んでいました。この先の展開がものすごく気になる、「次が楽しみ」なのがいいと思います。

 このストーリーは「慎重勇者」みたいに1クールで完結みたいなペース配分じゃないのがちょっと残念ですけど、今のところ「最弱テイマー」と並んで…いや、それよりも上を行く面白さだと思います。

 本作はあまり評価されていないようですが、隠れた秀作と言っていいでしょう。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「悪役令嬢モノ」の中でも異彩を放つ「どこかズレてるぼっち主人公」

【レビューNo.121】(初回登録:2024/4/28)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。

(ストーリー)
主人公の女性は前世でプレイしていた乙女ゲームのの世界に、悪役令嬢にして
ゲームの裏ボスでもあるユミエラ・ドルクネスとして転生した。
ユミエラはバッドエンドを回避するために、目立たぬよう平穏な日々を過ごす
ことを誓うのだったが、王立学園入学時のレベル測定でいきなり「レベル99」
を叩き出してしまう。
ユミエラは不測の事態に備えて、レベル上げを徹底したことから強くなりすぎ
ていたのだった。
こうしてユミエラの前途多難の日々が幕を開ける。

(評 価)
・「悪役令嬢モノ」の中でも個性が際立つ主人公
 通常の「悪役令嬢モノ」だと
 ・転生者の持ち前の社交的な性格で、転生前になかった人望や信頼を取り戻
  し人の輪に囲まれる
 という微笑ましい展開になりますが、本作の主人公ユミエラは
 ・親がダメ貴族の毒親で、親の愛情に恵まれていない
 ・入学早々に強大な力を見せつけるハメになり、周りから恐れられる
  しかもこの世界では忌み嫌われる黒髪の持主
 ・またユミエラの性格も
  ・冷静で表情が乏しく常にほぼ真顔
  ・空気や相手の感情を読むのが苦手で、周りと上手く協調できない
  ・また価値観等が独特(効率重視等)で周りとズレている
   (前世は「人付き合いが苦手な廃ゲーマー」だった模様)
 という、かなり個性的な「ぼっちキャラ」として描かれるというw
 それでいて話が暗く重くなることはなく
 ・真顔でいろいろやらかすのがなかなかにシュール
 ・他人とズレたところが新しい笑いを生み出す
 ・魔法だけでなく腕力も最強、そんな中で繰り出す「ユミエラパンチ」が
  ちゃんとネタになっている
 という感じで、この個性をしっかりコメディに繋げている演出が最高です!
 このユミエラの個性を楽しむだけでも、作品を視聴する価値アリですね。

・他のキャラも上手く配し機能させていた
 このユミエラの独特な個性に合わせて、他のキャラも上手く配置されていた
 ように思います。
 ・アリシア
  この世界の本当の主人公。周りから好かれる性格で王子等「攻略対象」も
  皆アリシアに夢中。
  魔法の属性の違い(光属性と闇属性)から始まり、「ぼっち」のユミエラ
  に対し、常に対極の存在としてユミエラの個性を上手く際立たせていた。
  (そういう意味では攻略対象の3バカも、アリシアを補完する存在として、
   程よい感じに配置されていたのでは)
 ・パトリック
  辺境伯家の出身。ユミエラの一番の理解者として
  ・ユミエラが物語から浮かないようにしっかり受け止めつつ
  ・ラブコメ要員として笑いもとりながら、ユミエラに認められるために努
   力を惜しまず、最後は王子様役までしっかり昇りつめ、視聴者のハート
   も鷲掴みという
  個性的なユミエラを支える「要」的な役割を担っていたと思います。
 ・エレノーラ
  ユミエラよりも悪役令嬢らしかった。
  (元のゲームではユミエラは彼女のとりまきの一人だった)
  それでいて根は
  ・天然ボケで他人の感情の機微に疎い世間知らずなお嬢さま
   (また他人に利用されやすい性格)
  で憎めないという。
  彼女も単独だと「ちょっとなあ~」って感じのキャラですが、ユミエラと
  絡んだ時の化学反応が凄くて・・・
  この辺は作品のいいアクセントになっていたように思います。

作品としてはユミエラのキャラで魅せるところがあるので、ストーリーの方は
少々味気なさを感じるかも。(特に最終決戦とか)
それでもユミエラの「どこかズレてるぼっちキャラ」は、これまでの「悪役令
嬢モノ」とは一線を画していると思いますし、それをしっかり笑いに繋げるな
ど、本作は独自の面白さをもった作品だと思います。
何気に他のキャラとも上手く相乗効果を生み出していたと思いますし。

OP「LOVE or HATE?/前島麻由」
・やさぐれ感のある歌詞にロックなリズムが前島さんの声とベストマッチで、
 インパク大
ED「好きがレベチ/エレノーラ&ユミエラ」
・まさかのエレノーラがメインだと?!
 2人のキャラを活かしたふわふわでキャッチーな食感がクセになるw

(追 記)
原作とアニメとの違いがYOUUBEにアップされていたのですが、例えばアリシア
は原作だと
{netabare}・ユミエラの寝首をかくために謝罪して油断させる
・自分の命か仲間の命かの選択で、迷わず自分の命を懇願
等結構クズキャラで描かれているようですね。{/netabare}
アニメ化にあたって、この辺りも改変されているわけですが、
「1クールアニメとしてどういう作品したいか」
全体像を考慮の上で、上手くチューニングしているなと評価していいんじゃな
いですかね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

転生したのは乙女ゲームの悪役令嬢。レベル上げに興じていたらうっかり世界最強に…!

この作品の原作は未読です。
最近、異世界転生×乙女ゲーム×悪役令嬢系の作品ってやたら増えてきたのではないでしょうか。

・乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
・ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
・彼女が公爵邸に行った理由
・悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 等々…。

挙げたらもっと出てくると思います。
どの作品も「悪役令嬢」と謳っておきながら、微塵も悪役っぷりを発揮しないのが特徴であり、売りだと思うんですけれど…
まぁ、総じて楽しめる作品が多いので、個人的には嫌いなジャンルではありません。

そしてそれはこの作品においても然り…


乙女ゲーム『ヒカユウ』の悪役令嬢・ユミエラに転生してしまった主人公。

実は、ユミエラは魔王を倒したあとに登場する裏ボスで、
レベルをカンストしていないと倒せないほどの強大な存在だった。

しかし、ただ倒されるだけの存在ではいたくはない。

そう考えたユミエラは、ゲームのストーリーに干渉しないよう、目立たず生きていこうと決意するが、
ゲーマー魂に火が付いて思わず自身のレベルを99まで上げてしまった。
その強大な力のせいで、周囲の人々から「魔王」と疑われることになってしまう。

平穏な学園生活を望むユミエラが手にする未来とは――?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

ゲーマー魂(笑)
でもそれって、メッチャ賛同できます。
好きなゲームなら拘りたいし、レアアイテムなんかもゲットしたいと思うのは不思議じゃ無いと思うんですよね。

そーいや、私も学生時代にゲームにハマっていた時期がありましたっけ^^;
何作目かは忘れましたが、「Wizardry」は電源を付けっ放しで数日間ひたすら敵を倒す、なんてことやってました。
直ぐ仲間を呼び寄せる「グレーターデーモン」の習性を活用して、仲間を呼んでは倒しの繰り返し…
経験値がメッチャ貰えるだけでなく、確かSSR級のレアアイテムもゲット出来た様な覚えがあります。

ましてやユミエラの場合は、自身の存在にも深く影響するんです、そりゃ頑張りますよね~^^
ただ、王立学園入学時に、同級生とのレベル差があんなに開いていたとは思いもよりませんでしたけれど…

このユミエラが自身のレベルが99であることを周囲に納得させる下りの物語は本当に面白いです。
必死さ、余裕度とも言うのでしょうか、それがユミエラと周囲の人たちとの間に雲泥の差があるんです。

王立学園には第二王子とその取り巻きも同級生として入学してくるのですが、この方々が事あるごとにユミエラに突っかかってきては敗北するの繰り返し…
個人的には魔法の授業中にレベル99であることを証明するために、とある魔法を披露するシーンは大のお気に入りです。

この作品の面白さに拍車を掛けているのは、主人公であるユミエラを演じたファイちゃんの演技です。
ファイちゃんと言えば、「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の空条徐倫や、「便利屋斎藤さん、異世界に行く」のラエルザなど、気持ちの熱いキャラを演じるイメージが強かったですが、ユミエラの様な飄々とした感じのキャラもとても良き感じだったのは個人的には新鮮でした。

しかし…原作は未だ連載中の様ですが、物語は良い感じで締まりましたよね。
ラストの展開はアニオリなんでしょうか?
最終話でラスボスと対峙しましたし…

も、もしや、最終話に登場したラスボスは真のラスボスでは無かったとか…!?
それなら、何となく説明はつきそうですが、そうするとアニメのラストは何だったんだろう、という話になりますよね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、前島麻由さんによる「LOVE or HATE?」
エンディングテーマは、エレノーラ・ヒルローズ(ちゃんりな)とユミエラ・ドルクネス(ファイちゃん)による「好きがレベチ」

1クール全12話の物語でした。
毎週の視聴が楽しみな作品でした。
こういう肩の力を抜いて視聴できる作品は良きですね~。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

82.4 3 ダンジョンで魔物なアニメランキング3位
マギ(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1680)
9769人が棚に入れました
秘宝が眠るとされる謎の遺跡「迷宮(ダンジョン)」が出現する不思議な大陸を旅している少年・アラジン。
彼は旅の中で出会ったアリババと共に秘宝を手にするため、「迷宮(ダンジョン)」攻略を目指す。
その中で生じる様々な出会いと別れを繰り返す中で、アラジンは自らの宿命を知ることになる。

声優・キャラクター
石原夏織、梶裕貴、戸松遥、小野大輔、木村良平、櫻井孝宏、細谷佳正、森久保祥太郎、堀江由衣、大久保瑠美、羽多野渉、杉田智和、藤原啓治、水樹奈々、瀬戸麻沙美、花澤香菜、小野賢章、福山潤、森川智之
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

惚れ惚れするほど陳腐な設定&シナリオの《ショタ萌え》人気作?

1-2期ともに25話で併せて50話もあり、放送終了後にはOVA(13話、事前譚)も制作された人気作なので、いつか面白くなるのかも?と淡い期待を抱いて見続けたのですが・・・第2期の第3-4話くらいで流石に集中力が途切れてしまい、あとはダラダラと「ながら見」になってしまいました。

作画は良いです、作画はね(天下のA1-pictures制作ですし)。
ただ、第1期の途中から思ったけど、世界観設定が余りにも適当過ぎる・・・
序盤に登場するキャラ名が、アラジン/アリババ/シンドバッドときたら、誰だって『アラビアン・ナイト』モチーフと思うじゃないですか、普通。
だから、きっとそういう世界観で、あの有名な『アラビアン・ナイト』の物語を本家取りしながらシナリオが進行していくのだろう、と期待して見ていったら、第4話から{netabare}モンゴルやら中国っぽいキャラ{/netabare}がどんどん出てきて、え????と思ってしまいました。

それでも第1期は我慢して何とかシナリオを追いましたが、第2期の途中から今度は{netabare}古代ギリシャ・ローマ風のキャラ{/netabare}がどんどん出てきて、ガッカリ。
『アラビアン・ナイト』の世界はせいぜいアラビア・シリア・ペルシャなど中近東からどれだけ広がっても北アフリカ~インド洋程度のはずで、古代中国や古代ギリシャ・ローマ風の設定を無造作に混入させては駄目でしょう・・・。

そしてシナリオも、アラジン/アリババ/シンドバッドそれぞれ元々の『アラビアン・ナイト』の物語との関連性が希薄過ぎる上に、作品タイトルの「マギ Magi」というのは『新約聖書』に登場する「東方の三賢者(三博士)」のことですが、ただ単に「{netabare}マギは3人いて王の選定者である{/netabare}」という表面的な設定を借りているだけで、それ以上のシナリオの捻りとか奥深さとかは全く感じ取れませんでした。

《まとめ》
ここまで批判的なことばかり書きましたが、それでも本作は私が気になるくらいの人気作だったということは、きっと単に私が本作のターゲット層ではなかった、ということでしょうし、そして、そのターゲット層というのは、多分、主人公アラジン少年の愛苦しさにキュンときた人たちだったのではないでしょうか?(※誰か詳しい人、教えて下さい)
あと、第2期から登場する某国のリーダーが、容姿的にも性格的にも『機動戦士ガンダムAGE』の敵側リーダー(イゼルカント様)に割と似ていると思うので、同作が好きな人は頑張ってそこまで見ると少し報われた気分になれるかも知れません。


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      大高忍(『週刊少年サンデー』2009-2017年連載)
監督         舛成孝二
シリーズ構成     吉野弘幸
脚本         吉野弘幸、加藤陽一、柿村イサナ、横谷昌宏、花田十輝
キャラクターデザイン 赤井俊文
音楽         鷺巣詩郎
アニメーション制作  A-1 Pictures{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

======= マギ The labyrinth of magic (第1期) (2012年10月-2013年3月) =====

 - - - - - - - - - - OP「V.I.P.」、ED「指望遠鏡」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第1夜 アラジンとアリババ ★ 二人の出遭い、奴隷の少女モルジアナ救出
第2夜 迷宮組曲 ☆ ダンジョン(第7迷宮)攻略開始、領主ジャミルの追跡
第3夜 創世の魔法使い ★ 迷宮の主アモン、マギ(王の選定者)、迷宮崩壊
第4夜 草原の民 ☆ 奴隷解放、黄牙一族のアラジン保護、煌帝国第一皇女・練白瑛軍の侵攻 ※シナリオやや微妙△
第5夜 迷宮攻略者 ★ 黄牙一族の降伏、ババ様の死、アラジンの練白瑛救助、精霊パイモン出現
第6夜 戦闘民族ファナリス ☆ モルジアナのバルバッド道中(盗賊、奴隷商人、アラジンとの再会) ※サーベルタイガーがいる世界なのか笑 
第7夜 その名はシンドバッド ★ 七海の覇王・シンドリア国王シンドバッドとの出遭い、海洋王国バルバット到着、義賊「霧の団」リーダー(カシム)と怪傑アリババ
第8夜 守れない約束 ☆ 半年ぶりの再会、アリババとカシムの過去(スアム育ち、バルバッド第三王子アリババ、カシムとの再会と裏切り)
第9夜 王子の責任 ★ 続き(国の乱れ、霧の団への参加)、カシムのホテル襲撃、アリババvs.シンドバッド、シンドバッドの提案、兄王との対面
第10夜 その名はジュダル ★ 交渉決裂、銀行屋マルキオ登場、もう一人のマギ(煌帝国神官ジュダル)、王候補アリババ、マギ同士の戦い(魔法戦)、ウーゴ暴走
第11夜 新たなる来訪者 ☆ 煌帝国第八皇女・練紅玉のジン軍団、副王サルマッドの告白(バルバッド王国疲弊の原因、愚王の国民奴隷化計画)
第12夜 決意と決別 ☆ 煌帝国の脅威増大、カシムの叛乱煽動の企て、アリババの単身王宮乗り込み{/netabare}

 - - - - - - - OP「瞬く星の下で」、ED「The Bravery」 - - - - - - -
{netabare}
第13夜 反逆の王子 ★ 煌帝国の像兵士vs.アリババ(アモンの剣)、モルジアナ加勢、兄王との対峙、副王サブマッド国王親衛隊制止
第14夜 アリババの答え ★ クーデター(国王廃位)、国王婚約者(練紅玉)との対峙(条約破棄交渉)、七海連合使節来訪・バルバッド加盟宣言、練紅玉帰国、アリババの王制廃止・民主共和制宣言、アラジン危篤?
第15夜 カシムの答え ★ カシムの煽動・民衆暴動勃発、ウーゴとの別れ、アリババvs.カシム、運命の逆流(黒き器の持ち主・カシム魔人化)
第16夜 ソロモンの知恵 ★ 暴力革命の意思をもった黒いジン、シンドバッドの助勢・アリババ奮闘、ジュダル再来襲、アラジン復活、ジンの錬成術
第17夜 笑顔 ★ カシムの憎悪、憎悪を煽る者、カシムの憎悪氷解(アリババとの別れ)、4人目の「ソロモンの智慧」を得たマギ、闇の組織アル・サーメン
第18夜 シンドリア王国 ☆ 南海の王国へ、蛇の噛み傷(アリババ)、八人将による修行開始 ※ここから新展開
第19夜 ホシの名はシンドバッド ☆ バルバッド先王のナイフ、煌帝国第四皇子(練白龍)&第八皇女(練紅玉)来駕、皇子の留学と目的
第20夜 王子と皇子 ☆ アリババの異変、死の呪縛(シンドバッド)、第61迷宮へ、トランの民
第21夜 迷宮ザガン ☆ 人間嫌いのジン、白龍の抱える問題、アラジンと白龍の握手
第22夜 炎の眷属 ☆ ジュダルのシンドリア侵入、モルジアナの金属器初使用、アル・サーメン幹部イスナーン来襲
第23夜 鬨の声 ☆ 亡国ムスタシム王女ドゥニア魔人化、闇の全身魔装、闇の軍勢シンドリア侵攻
第24夜 堕転 ☆ イサーク消滅、全身魔装ドゥニア撃破、アラジン闇落ち
第25夜 アリババとアラジン ☆ 精霊サガン召喚(練白龍)、アラジン回復、ドゥニア浄化、闇の軍団撃退、イスナーン浄化{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)11、☆(並回)14、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5


======= マギ The kingdom of magic (第2期) (2013年10月-2014年3月) =====

 - - - - - - - - OP「ANNIVERSARY」、ED「エデン」 - - - - - - - -
{netabare}
第1話 旅立ちの予感 ☆ 戦勝祝い、ドゥニア王女の一時回復と危機、アラジンの決意(マグノシュタット行き)
第2話 旅立ち ☆ ドゥニア死亡、
第3話 出航 ☆ アラジン/モルジアナ/錬王龍の出航、アリババ合流、海賊来襲
第4話 海賊 ☆ オームマドーラ、海賊の島
第5話 母 ☆ ※ここで視聴時の集中力が途切れてしまったので以降は☆評価のみ
第6話 優しい人 ☆
第7話 練紅覇登場 ☆
第8話 特訓の日々 ☆
第9話 レーム帝国 ☆
第10話 最高司祭 ☆
第11話 大峡谷 ☆
第12話 新たなる皇帝 ☆ 煌帝国の新帝
第13話 ティトス・アレキウス ☆{/netabare}

 - - - - - - OP「光-HIKARI-」、ED「With You/With Me」 - - - - - -
{netabare}
第14話 隠された民 ☆ ※ガンダムAGEみたいな展開(モガメットはイゼルカント様か?)
第15話 魔導士の国 ☆
第16話 残された命 ☆
第17話 宣戦布告 ☆ 
第18話 レームの脅威 ★ マグノシュタットのレーム帝国への開戦
第19話 本物のマギ ☆ ※ようやく第1話冒頭につながる
第20話 再会 ★ ファナリス兵団団長ムー・アレキウスの魔装(バルバトス)、アラジンとアリババの再会、シェヘラザードとの洋上会見、煌帝国軍出現
第21話 王の器 ☆ モガメット堕転
第22話 守りたいもの ☆
第23話 魔装戦士たち ☆
第24話 滅亡の時 ☆
第25話 おかえりなさい ☆{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 × 3.4


============ マギ シンドバッドの冒険 (OVA) (2016年4-6月) ===========
{netabare}
第1話 運命の子
第2話 船乗りシンドバッド
第3話 迷宮バアル
第4話 ひとつめの海
第5話 王の資質
第6話 居場所
第7話 商人シンドバッド
第8話 眷属器
第9話 清浄の地ササン
第10話 世界を変える力
第11話 天空都市アルテミュラ
第12話 魔装vs魔装
第13話 マギ{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ※未視聴

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

ほーきんす♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

【ネタバレ有】 「“鋼錬”以来の王道ダークファンタジー!」

 
 タイトル通り、“鋼錬”以来の「王道ダークファンタジー」である。

 アニメの評価というと、どうしても“いかにもアニメ”というような作品が高評価になりがちだが(というよりは、ジャンプ系の作品が、アニメ好きと原作派の両方から、低い評価を受けやすい傾向にある…)、はっきり言って、この作品は正しく評価されておらず、もし評価の低さでこのアニメを観るのをさけている人がいるのなら、ぜひ観たほうがいい作品である。
 このまま順調にいけば、ダークファンタジーという意味では、前述の「鋼錬」、王道という意味では、歴代のジャンプ系作品と肩を並べる作品になる可能性のある、かなり期待できる作品である。(アニメとしてではなく、アニメも含めた「マギ」がという意味)


 アニメはまだ、原作(漫画)の一部にすぎないが、それでも十分なほど、いい意味で濃い25話だった。(実際は、もうすでに2期(マグノシュタット編)が始まっている)
 
 特にストーリーが良い作品であり、バトルシーンから泣けるシーンまでうまく表現出来ていて、メインストーリーの完成度はかなり高い。
 
 「バルバッド編」は、マギ(第1期)の一番の見せ場であると同時に、今後のアリババ達の行動や考え方に大きな影響を及ぼす重要なストーリー。
 特に第17話はいい意味で卑怯で、カシムの(本当の意味での)死のシーンから、泣いているアリババやバルバッド国民の前に、死んだ人たち(のルフ)が現れるシーンは、一滴どころか線レベルで泣けた。
 正直、ジンと化したカシムの中で、アリババが、死へと向かうカシムの背中を追うところまでは、読者(視聴者)を泣かそうとしているのが見え見えで、逆に泣けないなと思っていたが、カシムが振り向いて、過去のシーンと同様に「俺たち友達だよな」的なことを言う(実際は言わずに微笑むだけであり、アリババには伝わる)シーンあたりからは、ギアが入ったかのごとく泣けた。(特に、ルフとなったカシムがマリアムと手をつないで、少し照れ笑いのような笑みを浮かべるあの顔は、もはや卑怯である(涙))

 
 まだ何とも言えないが、おそらくは(鋼錬と同様)ダークファンタジー系になるだろうストーリーは、バトルシーンや感動的な「別れ」「死」をうまく表現出来やすい設定なので、個人的にはかなり期待できると思う。


 作画も非常に良く、マギの世界観や色味をうまく表現出来ている。また、キャラが非常に多いのがこの作品の特徴でもあるが、このキャラクター達が良い!各キャラクター達は個性が良く強調されており、服装や色もうまく差別化できている。
 また、「各キャラクターにそれぞれファンがいる」という良いアニメの象徴でもある条件をクリアしていると思う。


 音楽は、まず、最初のOPであるシドの「V.I.P」がとても良い。初めて聞いた瞬間、「来たな!」と思える(=このアニメに合っていると思える)曲はあまり多くないが、この曲はまさにそう思えた。
 久しぶりのポルノもOP1ほどではないにしろ良かったし、ED2は安定のsupercellで非常に良く、EDの絵(キャラごとの静止画)(特に練紅玉(れんこうぎょく))は、保存ものである。


 だが、この作品は原作ともどもまだ現在進行中(=未完成)であり、今後にかなり期待できる作品であると思う!


(ここが大事!)アニメか原作を一通り見た人は、ぜひ、ニコ動で行われた「冬の謝肉宴」の7日目の作品を見て欲しい。「マギ」好きなら涙を流さずにはいられないと思う。


(後述)
(ここから先は原作派の人には申し訳ないが、少し原作批判的要素も含まれるので読まなくていい)
 
 もし原作(漫画)もアニメもまだ見ていない人で、このレビューを見てから、この作品を観よう(読もう)としている人がいたら、アニメを(先に)観ることをオススメしたいと思う。(ちなみに、漫画とアニメで大きく設定が異なっているということはない。)
 “先に”と( )でつけ加えたのは、(原作派の人たちに批判されそうだが…)、正直、漫画は(バルバッド編のあたりまでは)細かい設定が良くない(この作品は、物語重視の作品であるのだから、細かい設定にまでこだわってほしい)と思うからである。

 例えば、迷宮攻略するまでのアリババの性格・考え方は、アニメのような、弱さや臆病さはありながらも、他人のために命を懸けることが出来る、本当の意味での「勇気ある人」(byアラジン)のようなかんじではない。むしろ、(友達になるまでは)自分のために他人を利用してやろうとする、卑怯で(アニメでは自虐的に言うが、漫画では本当に卑怯なやつである)私利私欲のかたまりのような男であり、こんな考え方の男が、たとえ事情を知ったからと言って、バルバッド編で急に、国を変えるため、スラムの民のために何もかも投げうって戦うような人になる、というのは急すぎて違和感を感じてならない。

 他にも、初めのころは、ウーゴ君を戦闘で使うときには、アラジンがウーゴ君と同じ動きをして戦うというのも、はっきり言っていらない設定だと思うし、
 特に一番いらないと思ったのは、アモンの中での設定である。最初の、「正しい道を探す」くだりも、1万人もの人が命を落としたダンジョンなのだから、中途半端に頭を使わないといけない問題のようなものはいらない。(やるのならその他のダンジョンでも、頭が必要なくだりを出すとか工夫しないと、何故ここだけ?となる)。また、正しい道の見つけ方が、“偶然落ちた穴の底の、罠をかわした横にある抜け道”とか、実力でもなんでもない感じが、何故そんな設定にした?と疑問を感じずにはいられない…。

 ほかにもアニメの扉の開け方(右手のマークが2つ=一人で来ても先へは進めない)のほうが、「マギとマギに選ばれた王」の始まりにふさわしい、いかにもな設定だと思うのに、漫画では手形はなく、アラジンだけが扉の開け方を知っている(という、マギなしではクリアできそうにもないよく分からない設定になっている)。

 …など、原作にはいらない設定が多すぎるため、アニメのほうがすっきりと違和感なく観ることができ、アラジンがアリババを選んだのにも納得できる。

 (終)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6
ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なんという鬼畜少年

アラビアンナイトの少年漫画化ってありそうでなかった気もする、ネタは豊富そうなので面白そう。
アラビアンナイトの世界観って結構殺伐としてて、なんでもありな感じだから、
ある意味スカッとしそうな展開が期待できるかも? 名前はまんまだな。

----------------------------------1クール感想----------------------------------
-1話- 序章
聞いた様子だと、アラジンさんがおかしいところはだいたい原作改変らしい。
もともとモルジアナさんは最初からでてこないらしく、主要キャラ紹介に無理やり登場させた結果のよう。

-2話観て- ダンジョン攻略編~
まぁベタだなぁ。最近個性あるの観すぎたせいか感想がそんなにでてこない。
ピンチだドーン!見せ場ドーン!ってやってた感じでなんとなく単調だった。
話自体はあんまり進んでないし、続き気になる終わりだったけど次週に持ち越したらそれも半減しそう。

-3話観て-
アリババくんのアクションは良かったなぁ。アラジンさんは完璧に女の子でした。

-5話観て- 白瑛さん
{netabare} 白瑛さんの見せ場な回でした。「武力ではなく、理想と志こそが人の心を掴むもの」
といった考えはなかなかかっこいいなあと思っていた矢先に、敵襲撃 持ち出す金属器ッ
結局武力かよ!と矛盾を感じつつも、まぁ力あってこその言葉なんだろうなぁと言い聞かせた次の瞬間
負けるのかよ!! その流れで負けてしまうなら綺麗も汚いもなく呂斎さんに軍配をあげたいのですが。
そこへどちらかといえば中立のアラジンさんがいきなりかけつけて全員焼き飛ばす やはり鬼畜だった。
それいいの?!
呂斎さんはあれだけの兵を付き従わせて、金属器というチートに対しての戦術的勝利だったというに。
相手の性格を織り込んで矢を放たせる機転も素晴らしい。
そりゃ倒されてスカッとするやつだったけど、なんだろうこのモヤモヤ感は……呂斎ェ……。

白瑛さんはマギ=王を導く者?じゃなくて王の器?なの?
金属器もってるやつがマギってわけじゃないのか、マギと王の資質持った者の差がよくわからん……{/netabare}

-6ー話- 盗賊砦編
なんだろう、これ冒険・少年漫画枠だと思ってたのにギャグ寄りに思えてきたww
{netabare} ゴルさんが突如でてきてあなたそんな喋ってなかったでしょうに語り始めたり、
アラジンさん捕まってたり、極めつけにもっさんで吹いたwww妙に笑えるゴリ押し感がある……。
話自体は力こそ全て!なだけだったし、熱いというよりテラチートwwwな感想の方がでてきてまう。 {/netabare}

-7,8話- バルバッド編~
モルさんいいキャラだ……。最近やっとこれ安定して楽しみになってきた気がする。
善悪の掴めない衝突や、力の振るい方、その辺が先の読めない展開になってきて一層面白い!

-10話-
すごい無邪気にゲームで遊ぼうとしたら、あまりに上手さに差がありすぎて
温度差が発生し、リアル顔面パンチくらったみたいな展開だった。

----------------------------------2クール感想----------------------------------
OPは憧れをいまああああああのやつみたいな盛り上がりには欠けるけど、けっこう耳に残る曲かも。

-16話-
あるぇ・・最近面白かったのにバトルシーンちょっとだめだなこれww
魔装がでたり消えたりしてるのとこがギャグすぎる・・。
{netabare} 迷いやら躊躇やら溜めに溜めこんだぐだぐだっぷりをどう乗り切るのかと思っていたら、
またどんな状況でもアラジンさんがきてチートパワー発揮してパーンじゃねえかよおお
カシムの決意やらアリババくんやモルさん他の頑張りは何だったのかというほど
蚊帳の外からきたジュダルとアラジンさんのバランスブレイカー展開、これぞ鬼畜の所業。 {/netabare}
モルさん主人公にしようず。

-17話- バルバッド編終結! シンドリア編へ~
八人将集結!これは王道ファンタジーらしく面白くなってきた!イイ国ダナーシンドリア、ここ住みたい。
マギのサブキャラクターは結構魅力的だと思うので、これから新展開期待できそうだ!

-19話-
今回面白すぎわろたwwww マギ観てて一番面白く感じた。
変な調子のBGMと妙にシリアスな心象風景やら八人将リアクションやらネタの密度が濃くて、
今までシリアスが多かったせいもあってか不意打ちで笑った。紅玉ちゃん面白い子だわぁ

-24話-
ヤンデレドゥニヤちゃんが可愛くて、黒騎士イサアクが格好良かった。
そしてアリババさんの戦い方もやっぱこれがいい!

-25話 最終話-
話はちょっとむりやりまとめた感があるけど、作画も演出も良かったな。
光と闇が両方そなわり最強に見えるシンさん。

話としてはまだ続くって感じなので2期あればまた。少年漫画アニメとしてはなかなか良かったと思う。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

68.7 4 ダンジョンで魔物なアニメランキング4位
盾の勇者の成り上がり Season2(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (347)
1233人が棚に入れました
立ち止まるな──災厄は、想像を超える。
『盾の勇者の成り上がり』シーズン2

声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、日高里菜、松岡禎丞、高橋信、山谷祥生、内田真礼、井上喜久子、原奈津子
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

盛り下がる展開ばかり

{netabare}
1期は賛否両論ながら自分はかなり楽しめていた作品だったが2期はダメだった。間が空いて熱が冷めたのもあるのか純粋につまらなかったのか、まあたぶん両方だろうな。

個人的に一期で面白いと思ったポイントは、主人公が大して強いわけではなく、波ではもっと強いキャラが現れるというなろう系ながら少年漫画みたいな展開。
そして、波と言う名の災厄への対処や解明しようとする試みなど、世界の謎に迫っていく流れ。
他にはほかの勇者やマインの妨害を乗り越えつつ少しずつ強くなっていくという、地道な努力の結果だからこそ生まれる面白さ。

2期はこれが全部なくなってた。
まず、敵がパッとしない。少年漫画的な話の作りにするのであれば、一期で言うグラスのような絶望感のある強敵キャラが欲しいところだが、最初の相手は亀。本当に唐突に出てきた亀を倒すだけ。
目的もなく取り合えず目の前に現れた敵を倒していくだけの展開は引き延ばし感があるし、これだとグダグダやっているダメななろうと変わらない。

更にはなぜかグラス達がこちらの世界に来て手を取り合うという展開。
被害を受けているのは敵国だというのに、主人公達と協力し亀を打倒しようとする流れは全く以って意味不明。キョウ絡みでグラス達も亀を倒そうとしていることに対しての理由付けがあった気がするが、いやいや、むしろキョウに加勢すべきでしょ。
一度こういうことをやってしまうともう完全に仲間ムードで、異世界同士争っているという設定も茶番に見えるので残念。
てか、ラルク達が弓、剣、槍なんかよりもよっぽど四聖勇者っぽい立ち位置になってる気がするがこれでいいのか。
で、オストが実は亀の本体でしたという、もはや初登場時から読めるレベルのベタな展開は全く面白くもないし感動できるわけもない。
こんな長々と引っ張る話じゃない。

それでキョウを打倒したかと思えばキョウが逃亡。異世界へ追いかける流れ。
キョウとかいう小物感満載のキャラを倒すためだけに異世界行くのか...、まだこの話引っ張るのか...と言う感想しか出てこない。
目的がしょぼすぎる割に、各キャラが変なところにワープされ囚われているなどの冗長な設定ばかりが出てきて、グダグダ感がすごい。
キョウを倒すという本来の目的は段々と薄くなり、各キャラを救うという笠増しのために付け足されたような話ばかりが展開されるので退屈。
結局キョウとはあっさり決着がつくという。


盾の勇者独特の設定の波に関しても二期では息をひそめていて軸となる設定がないし、1期のようにレベルアップを目指すなどの能動的な目標もなくなりグダグダ感が否めない。
戦闘も仲間が多すぎるせいで盾の勇者ならではのものが感じられなくなり、一期のような熱い盾技の出番も少なくなり。
その点で言えば最後のキョウとの戦闘は一期の熱いノリが戻ってきた様で面白かったが。
あと、結局ハーレムなのと戦闘中の会話がいちいち寒いのもマイナス。
着ぐるみきながら戦うのとかほんと寒い。
作画も平均より上ではあるが一期と比べると露骨に落ちた。

良かったのは、キョウの煽りが面白かったことと、これじゃない感があるだけで減点要素はそこまでなかったことか。
あと、絆は可愛い。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆7
何気にめっちゃ好きだったなろうアニメ。こいつら誰だったっけw
マインw 内容結構忘れてんなぁ。
緑髪って一期の最終話で仲間になった子か。
やっぱりカースシールドは熱くていいな。

2話 ☆6
強そう。OPいいけど1期の二曲に比べると微妙だな。
裏切りそう。てかターゲットここまでに出てきた?

3話 ☆6
CGかよ。まあCGの出来は悪くない。ダイターイ
このピンク?髪の指揮官声に張りがなさすぎないか。
オストさんの印象薄い。レイキの話入れる意味あった?
めっちゃあっさり終わるじゃん。さすがに終わってないのか。

4話 ☆7
襲われてそう。弓の勇者はギリ健だった記憶。
2期のOP聞き続ければ一期と同じぐらい好きになるだろうって思ってたけどそんなことはなかった。オストが本体オチ?
これ霊亀が地面を押し上げたってことか。
最初から上になんかついてたのかと。
着ぐるみとかごじゃる語尾とか寒いキャラ多いな
こいつらがやったの?

5話 ☆3
申し訳程度の一期解説。何で別世界からくるんすか。
てかどうやってこっちに来たんだよ。また共闘...
まあそうだよな。いや、どっちだよ。
これ波のやつだよな。設定が色々と勝手に増えてない?
キャラがマジで薄いんだよな。オストとか。知 っ て た
展開が読みやすすぎるw おもんなw

6話 ☆3

もういいよこの茶番。他勇者は噛ませ。
この別世界勇者が四聖勇者みたいなポジションになってて草。
メガネ正論じゃねーか。
どうせ滅ぼすなら共闘する意味。
戦闘が寒いんだよな、戦闘中のセリフが。
この着ぐるみも寒いんだよ。唐突すぎる見せ場。
最初からあれ壊しとけや...。
敵も一期のグラスの初登場時ほど絶望感ないんだよね。
メガネの噛ませ臭がすごい。波じゃなくても来れるようになったのかよ

7話 ☆7
レベル巻き戻り展開いるかなぁ。名探偵コナン。
ラフタリアって正直ロリよりも普通の方が好きなんだけど。
きずなかわいい。ゲームでいう最端。運営に通報しろ。
ワンチャン詰みそうw
端っこで何かを置くって言うゲームで言うバグ利用あるあるだな。
デレた いや、あの世界必要あったか?w 

8話 ☆7
別異世界に来た理由がほぼやられかけだったあの噛ませメガネの始末と言うのがイマイチ盛り上がらないんだよね。
そんなことのためにわざわざこんな長々と...感がすごい。
スピリットってやっぱ霊じゃん。
グラスが使ってたのにここじゃ未知なのか。
演技してる尚文面白すぎる。
そんなすごそうに見えないが売れるのか?w
いや普通に売った方が良くない? 他のは全部水だったりする?
戦闘の構図が悪い。決めシーンなのにださい...
盾では軸とことか。こいつらイキってたくせによっわ...。

9話 ☆5
OP映像のダサさどうにかならんのか。
一応並みで攻め合ってる世界観だしな。
そういやつまらない原因も波の存在が空気になっているという点もあるのかな。裏切りそうな声してんな。これ絶対処女喪失してるだろ。
いや、どう考えてもやばい商売だし今行け。
絶対処女消失してるでしょ定期。

10話 ☆4
ラルクと合流とかヌルゲーじゃん。ガバガバ管理。
ラルク達が味方ムードになってるのがつまらない。
タイミング良すぎだろ。
てかお尋ね者なのに最前列で堂々と見るの草。
こいつ生かしといたら尚文に危害加えるだろうし殺しとけや。
甘すぎる。ここでラルク達じゃなくて尚文かよ。
あっさり過ぎて…。

11話 ☆5
こいつ噛ませかよ。
いや、こいつらと和解したらそれこそもうライバルいないじゃん?
こんな目に合わせた相手って大体キョウじゃねーかww
ゾロゾロしすぎ。急にキャラ増えすぎだ。いじめかな? 洗脳が解けた。あのキチガイと話できるんか?
てかこっちの世界組全員が転移するならこっちで勇者になったラフタリアも飛ぶはずでは?
悪くはないんだけどな、一期と比べてしまってるんだろうな。

12話 ☆7
sage
波が人災になってて草 そういやカースシールドとかアイアンメイデンみたいな熱い盾技がないのも盛り上がりに欠けるりゆかなぁ。
死闘してる感がない。
いや、これこの緑髪の話ここでやる展開じゃねーだろw
謎オスト。どうやって向こうに行ってるんだよw

13話 ☆2
回想回いる? 何で水着あんだよ。ソロキャン。
ぼっち会話、これ結構怖くねw 病んでそう。
きっつ。なんだこれ。幽霊 EDだけ神だったな。

曲評価(好み)
OP「Bring Back」☆6
ED「ゆずれない」☆9
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

9話 話展開してますが、時間切れ。気力がなくなりました。

1話 アバズレ「ち、役立たずが」最高です。
{netabare} これがないと盾の勇者じゃないです。癒されます。3人のバカたちがちょっとマイルドになりましたけど自分勝手なのはそのままだし、今後もこの調子でがんばって欲しいです。

「そのフエフエ言うのを止めろ」もいいですね。これって原作からこういうセリフなでしょうか。笑いました。今期はリーシアちゃんに注目?設定的にラフタリアの恋敵にはならない感じですね。1期はモブ感もありましたが、いいですね。可愛いキャラデザでした。

 導入としては良かったんじゃないでしょうか。{/netabare}

2話 設定に設定を重ねるのは…逆境じゃない盾の勇者の面白さとは?

{netabare}  またまた設定に設定を重ねるような展開を…ラノベは連載ものみたいな構造だから物語の到達点が読みづらいでしょうからある程度はしょうがないですけど。

 人気がでて長期シリーズになる感じがあるなら一度設置を整理してちゃんとストーリーと設定を上手く融合させてくれたんでしょうか。そうしないと後付けで1つ事件が片付くたびにまた設定が出てくる感じになります。

 盾の勇者の逆境とやさぐれという一番の面白ポイントが解決したのでこれが重要です。盾の勇者が追い詰められる構造にならないと恐らく物語の面白さが破たんするでしょう。
 ディフェンスしかできない主人公が強いというのもまた本作の特徴です。FF10のスフィアみたいなボードで強くなる設定って活きるんですかね?

 霊亀そのものは物語のリセット用のエピソードのギミックなんでしょう。七聖勇者で物語の構造に関する設定は整理がつくのでしょうか?あの島のカップルと黒い人…つまり波とフィロリアルはどうなっちゃうんでしょうか。
 あ、そういえば霊亀って蓬莱山ですよね?ということは仙人がいる感じ?{/netabare}


5話 やっぱり「成り上がり」が欲しいなあ。亀さんはもういいので展開を。

{netabare} 1期の終わりの感じからリーシアちゃんが成り上がるのかなあ、と思いましたけどイマイチそこにはいかないですね。
 1期の国家ぐるみで人格を否定されるどん底からひねくれながらも仲間を得ながら復活してくるような痛快さとか、アバズレのような秀逸なキャラとかが欲しいなあ。

 ラルクとかグラスが出てきたのはいいですけど、なんか温い関係になっちゃいましたね。

 まあ、伏線の種まき中ならしょうがないですけど、思ったよりも亀さんの話が長い割に1期の謎の解明になっていないので正直飽きてきました。早く展開させてほしい。{/netabare}


9話 やっと7話から展開しましたが、時間切れです。気力が持ちませんでした。

 さて、1期は宗教的な話から盾の勇者が冷遇される。宗教のクーデター、第1王女と第2王女の跡目争い。国王と王女の考え方の違い。4人の勇者のキャラ付け、亜人の取り扱いや歴史。フィロリアたちの意味。
 思いつくだけでも、これだけの仕掛けがあって、全部が上手く絡んでドラマが非常に秀逸に描けていました。

 翻って、2期ですよね。何が残りました?この構造って波って、単なる強敵でしかなかった感じです。当然発展などできるわけありません。それを亀さん出して、無理無理ストーリーをくっつけて。

 1期の面白いものを全部解決した後なので、非常にハードル高いのはわかりますが、ここからまた設定を物語で説明するのは時間がかかりすぎでしょう。まして、亀さんで6話も使ってしまって。

 多分原作通りなのでしょうね。アニメなんだから、ラノベの構成を見て、不要だと思えばカットすればいいのにそれをしないのはなぜでしょう?原作厨対策なのか、伏線が実はあるのか。

 でも、少なくとも「連載」という概念に近いラノベやなろうは、無理に話を展開しているはずです。それは仕方がないことでしょう。人気があればシリーズを簡単に切れるものでもないし、ベストをずっと続けられるわけもありません。それをうまく編集するのがアニメ化の意味だと思うのですが。まあ、ネバーランドの大炎上とか見ると勇気はいるでしょうけど。あれは原作リスペクトが足りないからであって、原作通りにやってしまうことと表裏で本質的には同じこと思うのですが。

 まあ、非常に出来がいい1期。TVアニメの異世界ものとしてはしっかりしたストーリーでしたし、キャラも素晴らしかった。相当面白かったです。実際再視聴しました。
 それだけにこの2期が、残念でなりません。また、7話以降話が展開していますが、どうせならここからスタートすればまだ数話は気力が持ったのに。ひょっとしたらレベルの件含めて面白い可能性を感じます。感じますがちょっと今期に見るのは無理ですね。いずれ機会があれば確認するかもしれません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

悪役映えれば主役も光る

2クールかけた1期を受けての2期1クール。
「盾が攻撃しちゃいかんだろ」ツッコミには目を瞑っておおむね満足した1期と比較し今回は微妙です。

 転生先世界で周りが敵だらけ→解決
 ちやほや(勇者)からあぶれた忌み子ポジ→解決

定番イージーモード全開のなろう展開から距離を置いた面白みは1期で一定の結論でちゃってるのですよ。よって上乗せもしくは転調が必要でした。無ければ目を塞いでいた粗が気になってくるのです。

■例えば上乗せ
例えば…迫害から解放されたのに、なにかしらやらかしたり誤解があって再度信用が失墜しちゃう。さぁてハードな環境からいっちょ成りあがりましょうか、って展開。
もしくは“波”っちゅう共通課題の解決への道をさらに求められるこれまたハードな展開。
1期の土台があってのなにかしらが見えずに「うーん、ネタ尽きたのかしら!?」という結論です。
加えていろいろ捨てちゃったのかしら?と懸念される点が散在しとります。
{netabare}・ラルクらと共闘したことで異世界間の“波”関連抗争が茶番になるやも?
・3バカの更なるモブ化。こいつらお守りしながら大事を成す展開はあるのかしら?
・むしろ“盾”の“武器”化が進んでませんかね?
・“波”を人為的に起こすってけっこうなパラダイムシフトだと思うけど?{/netabare}

■例えば転調
たぶんこっちに舵を切ったように見えます。キョウという悪役を配置してメインストーリーから少しずらしたサイドストーリーを見せたかったのか、閑話休題のスピンオフで一呼吸つきたかったのかは定かではありません。原作読んでないですから。
キョウを軸に新キャラを続々登場させてました。転調したと見做している理由の一つです。単発エピソード1クールでもいいんですけどいかんせん悪役が役不足。


成り上がっちゃったじゃん。
失速の原因がこれだけなら評価を下げる決定打とはなり得ません。作画はまずまずで、脚本・キャラその他諸々マイナス要素あったのでしょうが、自分には

 キョウがしょぼかった

悪役がダメなことでキャラ背景から話を膨らます展開にも至らず、結果的に脚本もしょぼしょぼだったという印象でございます。こちらアニメとしての評価。
あとは1期の何がウケたのか?制作陣の咀嚼が足りずに継続視聴者へ訴求できなかったというマーケ的な失策。ただし原作準拠だったとしたら単に作者ネタ切れってことかもしれません。なろうの宿痾かと思います。



※ネタバレ所感

■ダメな悪役

1.安直
 {netabare}胸糞キャラってこんな感じでいいっしょ? 以上!
シンデレラストーリーが予見できた1期では理不尽な敵役であればあるほど主人公への同情が集まりハマる感覚がありました。キョウはそんな設定を使いまわしただけ。シンデレラには必要だった継母ズをドラゴンボールのフリーザポジに置いた感じでした。なにが物語にハマるのか考えられてなかったと思われます。{/netabare}

2.後出しジャンケン
 {netabare}主人公ピンチ→克服→(敵)甘いぜ!実は…
往々にしてこんな展開は視てる者を絶望の淵に叩き落すのですが、そうはならなかったでしょ?
取ってつけた後出しジャンケンだったのと、しかもそれらを連発し過ぎて予想可能だったのが理由です。{/netabare}

3.主人公補正のないなろう主人公
 {netabare}落ち着いて考えてみると、キョウって現実世界での生き様だけみればなろう主人公の系譜なんですよね。もう少し深掘りできなかったのかなぁと正直思います。
匿名サイトではしゃいじゃった挙句IP晒されただけで自○しちゃうような小者設定がいと悲し。同情はしません。{/netabare}
 {netabare}ちょい脱線。“秋葉原”“京都市伏見区”そして“安倍さん”。やらかしたロスジェネと自分は同世代なんですけど、どんな環境だろうが他責とせず道を拓いてきた身としては相容れない人たちではあります。
自分は現実でやらかした輩となろう主人公の系譜は同質のものと見做してます。無職で他責志向。とりもなおさず劇中とはいえ成敗されたのを良しとしましょうか。{/netabare}


座標って言い方が適切かどうかわかりませんが、緯度に経度や標高があるように、尚文1点より2点3点ときちんとした他軸が欲しかったところ。ラフタリアやフィーロお馴染みの面々で深化させときゃ良かったとも思わなくもないですが、悪役キョウ中心の組み立てが“チャレンジしての失敗か?”“単なるネタ切れなのか?”はよくわかんないです。次に期待したいですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27

62.5 5 ダンジョンで魔物なアニメランキング5位
ドルアーガの塔 the Sword of URUK(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (170)
1055人が棚に入れました
ジル達の活躍によってドルアーガが倒され、塔からも魔物の姿は消えウルク国に一時の平和が戻った。しかし、ジルはカーヤの裏切りによる傷心のため部屋に引きこもり、ファティナもそんなジルの世話をしながら魔物のいなくなった塔で観光客相手のガイドをして生活費を稼ぐ、どこか満たされない毎日を過ごしていた。そんなある日、気分転換に訪れた先でジルはカイと名乗る少女に磔にされたカーヤの幻像を見せられる。その幻はいずれ現実に起きることだと語るカイに導かれ、カーヤの死を阻止しその真意を確かめるため、ジルは再び仲間と共に塔を登る事を決意する。今、二度目の大冒険が始まる…。

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

またGONZOにやられたよチクショー(;`皿´)グヌヌ

★すいません2期と1期、書く場所間違えて書いちゃいました( ̄▽ ̄;)

いやー参りました。ソルティーレイに続きまたやられました。え?何がって?
もー途中まで凡作だったんです。とっても退屈だったんですよ。でも尻上がりに面白くなって、11話、12話はすげー面白かったんです。2期への引きもめっちゃ良かった。なんだろなー最初から本気出してくれないかなーもーー。

簡単に説明。ドルアーガの塔。日本のコンシューマゲームの元祖とも言っても良いファミリーコンピュータ。そしてRPGの超大作ドラゴンクエスト。そのドラゴンクエストよりも早くRPGとして発売されたのがドルアーガの塔です。元々はアーケードゲームだったんですが、ファミコンに移植された方のが馴染み深いんですよね。当時キッズだった俺達は理不尽な謎解きに悩みながら友達の家に集まってチャレンジしたもんです。思えばあの頃のナムコは神がかってたな。
敵ボスのドルアーガのデザインに草彅琢仁氏の名前を見つけてニンマリ。学生時代にハマったTRPG、水野良のロードス島戦記やソードワールドRPG。その辺の時期の色んなファンタジーラノベにイラストを描いてくれてた人なんですよね。独特の個性的なタッチがとても好きだったな。

おっと、全くアニメの説明をしてないwしかしオープニングと言い、第1話と言いめちゃくちゃ遊んでくれてます。1話切りされてもおかしくないレベル。中盤までも時々ふざけすぎてるように感じて、観てる方は正統派ファンタジーなのか?ギャグなのか戸惑うと思います。ここは頑張って観てくださいね。
終盤の盛り上がりはなかなかのものです。

これから2期も観ますのでその後全体の感想も書きたいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最高のスルメ作品

ドルアーガの塔2期です

1期のレビューでは書いてなかったですが
正直そこまで期待していたわけではありませんでした。

でも全部見終わったときには完全にハマってしまいましたね。
物語もキャラも音楽もその他諸々も
見れば見るほど面白くなっていくスルメでした。
ギャグも慣れてくると心地がよくなりましたし、
1期の1話も全部見てからだとめちゃくちゃ笑えましたw

今回も物語自体はよくある王道な感じで
所々、都合がよすぎたり、ツッコミたくなる場面もありましたが
概ね満足することは出来ました♪

キャラのほうも1期で影の薄かったキャラにもスポットが当たり、
魅力的なキャラに変貌しましたし、
1期で活躍していたキャラもさらに魅力が増して
素晴らしい2期だった思います。
ちなみに私の中でケルブの評価がうなぎ登りです♪
そしてファティナ、いい女だな~


それぞれのキャラの成長が実感できるアニメは
物語に入りやすくてやっぱり好きですね。


2期になっても相変わらずOP詐欺は全開。
今度は野球アニメでも始まるんでしょうかw?
そして変わらず、曲自体は素晴らしかったです♪

もっと評価されていいと思うんですけどね・・・
個人的な話になりますけどサムネで損してる気がします
ただ単に私が気に入らないというだけですが・・・w

とりあえず、堀江由衣さんの「らめええええ」とか「ひぎいぃぃぃぃ」が
聞きたいという変態さんは必見ですよw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

こっちが二期

面白いですね。僕はこの作品文句なく面白いと思います。
正直作画は途中荒れていましたし、一期から主人公がなんか曖昧な行動ばかりとっていたので、ダメになるとばかり思っていましたが、最終話の出来のよさで一気に覆りました。
ある程度のグダりなんて後々伏線にしてしまえばいいという、大胆なやり方になんか感動しました^^;
まぁもし最初からそのつもりだったのだとしたら、すごいですね。一本とられました。
ストーリーはまぁ王道。下手な屁理屈こねず真っ向からやってくるのも悪くないですね。
いいセンスを持ったギャグもよく効いていました。どんな時でもちょっとした笑いを忘れないのはホント素晴らしい。
言うのすっかり忘れてましたが、この作品はゲームの80年後の話です。ゲームの主人公がこの作品では100歳になる王です。
これの設定がしっかり生かされているのもすごくよかったです。
全体のキャラも一部を除いては、皆なかなかに魅力に満ちていました。その一部はちょっと酷い扱いですが^^;
まぁ一期から全体を通してみると、素直に楽しめる作品だった思います。久しぶりに見終わった後に良い余韻に浸れた作品でした。
まぁこの作品はまた好みが出そうですが、個人的にはお勧めできる作品だと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

61.9 6 ダンジョンで魔物なアニメランキング6位
テイルズ オブ ゼスティリア ~導師の夜明け~(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (160)
1021人が棚に入れました
天族に拾われた人間スレイと幼なじみの天族ミクリオは飽きもせずいつものように遺跡を探検していた。
途中で自分たち同様に遺跡の崩落に巻き込まれたらしい同い年ほどの少女を発見する。

スレイ達に助けられた少女はスレイに感謝し、
十数年前から世界各地で人智の及ばない災厄が起きている事を告げる。
少女は災厄の原因を突き止めようと遺跡に赴いたのだという。

スレイの助けを借りて帰還に必要な準備を整える少女だったが、
脅威をもたらす何者かの足音がゆっくりと迫っていたであった…

声優・キャラクター
木村良平、逢坂良太、茅野愛衣

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ようやくここまで漕ぎ着きました!

「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」のアニメ化が発表されてはや1年・・・
テイルズシリーズを制覇しようと準備を初めて約半年・・・
ようやくこの作品の視聴まで漕ぎ着く事ができました。

当期の作品を視聴しつつ過去作に手を伸ばすのは、中々時間的にも厳しいモノがありますが、この作品を視聴しないと今期放送されている「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」が視聴できないという自分ルールを発動した関係上、視聴しない訳にもいきません。
それに・・・クロスのPVを見てしまったんです。
これまでの作品も十分に綺麗でしたが、今度のクロスも息を呑むような美しさ・・・
これは絶対に制覇しなきゃ・・・と思い、この作品に到達する事ができました。

大晦日にスペシャルアニメが放送されるようになってからこの作品・・・BSで放送されたんです。
当時はこのシリーズの作品にそれほど興味はありませんでしたが、何となく録画していました。
そしてレビューを書くためにwikiをチラ見したところ、この作品はスペシャルアニメでゲームにしか収録されないそうじゃありませんか。
録画しておいて本当に良かったと感じた一瞬でした^^;
これで、本作とクロスに接点が無かったらただ悲しいだけですけれど・・・^^;

この物語の主人公はスレイ・・・幼い頃天族の住人に拾われ、天族ではありませんが、成り行き上天族の社で暮らすことになりました。

月日は流れスレイは青年と呼ばれるまで成長し、幼馴染のミクリオと一緒に社の遺跡を探索していたところ、一人の少女が社に倒れているのを見つけるのです。
彼女の名はアリーシャ・・・彼女との出会いをきっかけにスレイの物語が大きく動いていきます。

サブタイトルに「導師の夜明け」と記載があるので、この作品はこれから始まる物語のほんの序章にしか過ぎないのだと思います。
でも、天族の人々のあり方や導師とは何ぞや? という素朴な疑問に対し分かりやすく教えてくれる作品でした。

アニメーション制作は、作画の綺麗さとキャラをぬるぬる動かす事に関して定評のあるufotableさん・・・
そしてヒロインのアリーシャ役はかやのん・・・
それにきっと本編はもっと凄いんだろうなぁ・・・と思うと、視聴できるのが楽しみで仕方ありません。

それでは「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」の視聴に入りたいと思います^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

HIRO さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2015冬アニメの中で観たいアニメ。

原作はバンダイナムコゲームスから2015年1月22日に発売予定のPlayStation 3(PS3)用RPGですね。ゲームは15作品目で20週年記念作品みたいです。(やったことないですm(__)m)

アニメーション制作 はufotable さんなのでそれだけで期待してしまいます。キャラクターデザインはゲームの方で出来上がってしまっているので背景、戦闘シーンをどう表現するのか注目です。

☆データ
・あらすじ
天族に拾われた人間スレイと幼なじみの天族ミクリオは飽きもせずいつものように遺跡を探検していた。
途中で自分たち同様に遺跡の崩落に巻き込まれたらしい同い年ほどの少女を発見する。
スレイ達に助けられた少女はスレイに感謝し、
十数年前から世界各地で人智の及ばない災厄が起きている事を告げる。
少女は災厄の原因を突き止めようと遺跡に赴いたのだという。
スレイの助けを借りて帰還に必要な準備を整える少女だったが、
脅威をもたらす何者かの足音がゆっくりと迫っていたであった…

・放送日
TOKYO MX 2015年1月10日(土)より毎週土曜23:30~
群馬テレビ 2015年1月10日(土)より毎週土曜23:30~
とちぎテレビ 2015年1月10日(土)より毎週土曜23:30~
BS11 2015年1月10日(土)より毎週土曜23:30~
MBS 2015年1月10日(土)より毎週土曜26:28~
CBC 2015年1月14日(水)より毎週水曜27:28~

・スタッフ他
原作:バンダイナムコゲームス
開発:株式会社バンダイナムコスタジオ
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン :いのまたむつみ、藤島康介、奥村大悟、岩本稔
音楽:桜庭統、椎名豪
アニメーション制作 :ufotable
公式HP:http://toz.tales-ch.jp/special/tvspecial.php


・キャスト
スレイ:木村良平
アリーシャ:茅野愛衣
ミクリオ:逢坂良太
エドナ:福圓美里
ライラ:松来未祐
デゼル:小野大輔
ザビーダ:津田健次郎
ロゼ:小松未可子
マルトラン:小山茉美
バルトロ:仲野裕
セルゲイ・ストレルカ:堀秀行
ルーカス:星野貴紀
ルナール:子安武人
サイモン:五十嵐裕美
メーヴィン:西村知道
ジイジ:永井一郎
テイルズ オブ ゼスティリア~導師の夜明け~

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

chariot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

序章・・・なのかな。

2015年1月発売予定のゲームを原作とする作品。
多分45分ぐらい。

ゲーム序盤、もしくはプロローグ的な話のようです。
人間と天族という種族がいる世界。
天族の村で暮らす少年スレイと天族の少年ミクリオが出会った少女アリーシャ。
3人のメインキャラ(?)の出会いと旅立ちまでを描いたお話。


ゲームについてくるおまけの作品のようですが、その割にはCGを駆使した風景は綺麗で、手抜きらしい手抜きも見当たらず良かったと思います。
話も簡潔で解りやすかったです。

ただ起用した声優がちょっと声のトーンが同じなんですよね・・・。
二人で話していてもたいした差がないのでメリハリがなく、出来ればスレイがもっと高めにするかミクリオがクールにするかしてくれたら良かったかなと。
ゲームキャラとして起用されているのでキャスティングもそれほど気にしてないのかもしれないとちょっと思ったり。。
ミスキャストというよりは掛け合いも考えて演技してもらった方が良かったです。

ファンでなければ取り立ててどうこう言うほどの作品でもないと思いますが、ファンタジーRPG好きであれば「この作品買おうかな?」という判断材料にはなるかもしれません。


追記:一点だけ納得行かない点
{netabare} 憑魔(子安)に人(マイセンって名前?)食われてるのに何故笑顔だ・・・
撃退しても仲間が一人亡くなってるのに客人歓迎してる場合じゃないでしょ・・・
そこだけはどうしても納得行かなかったぞ。。 {/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

59.6 7 ダンジョンで魔物なアニメランキング7位
賢者の弟子を名乗る賢者(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (206)
675人が棚に入れました
無限の可能性が広がるVRMMO-RPG『アーク・アースオンライン』。プレイヤーによって建国されたアルカイト王国の九賢者が一人、威厳あふれる老齢の召喚術士ダンブルフもまたプレイヤーの一人だった。 ある日、彼は世界の異変に気づく。ゲームでは無かった味覚や臭覚が生まれ、ログアウトもできない。さらに、NPCが実に人間くさい反応を見せる。――それはゲームが紛れもない現実となった証であった。しかもこの世界では、30年もの月日が経っているというのだ。 そして何ということか、ダンブルフは諸事情により幼くも美しい少女の姿になっていた! 急変した世界の謎を解き明かすため、ダンブルフは賢者の弟子ミラを名乗り旅立つのであった。冒険の果てに待ち受けているものとは――。


声優・キャラクター
ミラ:大森日雅
ソロモン:村瀬歩
ルミナリア:日向未南
ゼフ:斉藤隼一
アスバル:安元洋貴
フリッカ:櫻弥恵
エメラ:夏吉ゆうこ
タクト:井澤佳の実
マリアナ:堀江由衣
アマラッテ:佐倉綾音
ダンブルフ:ささきいさお
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

ラノベの販促+サブスクで儲かるんでしょうが…「もしドラ」を見てください。

 最後まで一応見ました。ながらの流し見ですけど。12話の一番の笑いどころはEDのクレジットで戸松遥さんの名前がずらっとならんだところでしたね。

 作画酷評されれましたが、女子が可愛い…特にマリアナちゃんが可愛かったので見られないことは無かったですね。話としては謎が謎として機能しそうな感じでしたし、原作には面白いところもあるんだろうなあ、とは思いました。

 ただ、戦いはこれからだ、ということで原作販促アニメですね。ゲームアニメからの流れでここに業界が意味を見出したとしか思えないですね。
 このアニメが例えば1億円で作れたとして、1冊200円儲かるなら50万部売れれば元がとれます。調べたらアニメ化発表の9月の時点で100万部、1月で150万部らしいので、元はとれました!!という感じなんでしょうか。

 まあ、放送するにもお金もかかるでしょうから計算通りではないでしょうけど確か昔は深夜アニメ1クール4、5千万円と言われていましたが、今はディスカウントが進んでいるのでは?ちょっと調べましたが25時台ならローカルも含め何局かによりますけど、2千万円いかない気がします。

 通常30分アニメ1本あたりの制作費1200~1500万円とネットでは書いてありますが、通常のクオリティじゃないですからね。私が儲けだけ意図するなら、コストカットで1000万円以下で作れ!と言う気がします。13話1クールが12話11話になっているのもこのせいでは?


 その点本作は勝ち組でしょう。原作者可哀想と言う意見は恐らく的外れなんでしょう。セールスでは貢献したし、読者の裾野が広がったと思います。リアデイルの10倍売れてますからね。
 コミカライズ版もあるし、円盤もありますからね。 

 つまりクオリティではなく、販売促進として「アニメ化」それ自体に意味があるとしか思えません。だから、予算を大幅にカットしてアニメ化の実績だけ作りたいだけな気がします。だから、こういうアニメが乱造されるとしか思えません。

 それに円盤の売り上げは大したことなくても、サブスクの視聴によりお金が入る仕組みだそうで日本での評判もありますが、ネトフリがありますからね。海外で見られればいいんでしょう。ここのレビューを見てもヘビーな方はTV録画よりもサブスクですからね。
(ただ、さすがに本作に英語字幕版はないか…でもアメリカや欧州とかでのランキング同時期に出ますよね?よくわかりません。海賊版??仕組み調べてみます…)

 業界の儲かりの仕組みは分からないですが、そう考えなくてはならないほどこのクオリティの「終わらないアニメ」が制作される意図が分かりません。つまり、終わらない方がいいですよね。だって続きを買ってくれますから。

 もし私の読みに間違っているところがあったとしても、近いところな気がします。その意味ではこのアニメ作成の体制は続くんじゃないでしょうか。

 制作委員会方式なら1作1作の儲けで短期的視点でしょうから。ただなあ、この視聴者満足だと、アニメとラノベは緩慢に衰退していくんじゃないでしょうか。

 制作会社経営者と制作委員会の出資者は、ドラッガーのマネジメントを読んで顧客満足をもう一度考え直していただきたい。文字が読めないなら「もしドラ」アニメ化されてるんですよね?私は見てないですけど、原作はなかなかいい話ですし、ご覧になったらいかがでしょうか。



以下 視聴中のレビューです。



1話 花の匂いを嗅ぐシーンが妙に引っ掛かります。

{netabare} 出落ちというか、1話では少女の声としては「わし、かわいい…」だけを言わせて驚きと掴みを狙ったんでしょう。それが効果的だったかどうかわかりませんが。

 それにしても賢者の転生として少女なんでしょうが、賢者も中の人がいるわけですよね?映画館のシーンの左の人ですよね。少年ぽくもありますが、指の形、肌の色、唇の感じや、胸のふくらみをパーカーで隠しているようにも見えますのでもともとが少女なんでしょうか。

 また、賢者から少女になったシーン、ちょっと気になったのが花の匂いを嗅いで葉っぱの味を確かめていましたね。それと街に入るときなど結構新鮮な驚きを持っているようでした。キャンディのようなものも味わっていましたし。ポーションも無味らしいですね。
 わざわざ、あの花の匂いを嗅ぐシーンと草の味を確かめるシーンを入れたのは何かがあるのでしょう。結構、時間を取っていましたし作画も丁寧でした。つまりクリエータが何かを表現したいのでしょう。
 深読みすれば匂いと味を得た、つまりVRMMOのアバターではなくて、ゲーム世界に転生したという意味でしょうか?もともとが少女だから少女の姿形を得た…とか?元の世界の少女に何かあった?

 まあ、作画から言って低予算っぽいですね。贅沢はできないでしょう。来週1話の後半10分の音声付きを流す感じになるんですかね?予算厳しいなりの工夫でしょうか。

 あの花の匂いを嗅ぐシーンが引っかかります。少し気になる設定ですので、数話はチェックしようと思います。 {/netabare}


2話 冒頭のマリアナちゃんのシーンがなければ切っていたかも。
 
{netabare} 冒頭で誰も食べるはずのない食事の支度をするマリアナちゃんがちょっと切なかったですね。キャラデザもなぜか一番可愛い気がします。
 ただ、支度している料理が、目玉焼の付け合わせがトマトとレタス。サラダがトマトとレタスとキュウリとレッドオニオン。サンドイッチの中身にもトマトとレタス、キュウリが入ってますね。これ、狙ってやったんでしょうか?いやな食事だなあ…
(あと右端はツナサンドですよね?…この世界ではツナ缶もあるんでしょうか?これが伏線だったらすごいですけどね。)


 それとトイレ問題ですね。ずっとトイレ行ってなかったんでしょうか。旅していた気が…違うんでしょうか。それに鍵かけないの?先に声かけようよ…突っ込むところしかありません。これもギャグなんでしょうか?

 いきなり装甲車的なの乗ってるし。うーん。

 で、1話のサイレントのパートの意味が解らなくなりました。結局、30年経って、NPCが生きていて、味覚と嗅覚を感じて、アバターは自分でデザインして、ログアウトできない…という内容を全部セリフで言っちゃってました。つまり「わし、かわいい」を言わせたいだけだったという事でしょう。
 ということは普通の転生もの…なんでしょうか。 ただ「どうして」の部分の謎だけは残っています。この謎を追う展開になるのでしょうか。これは興味がありますね。

 まあ、普通なら切りますけどね。ただ、冒頭にマリアナちゃんのシーンを持って来たセンスと、演出が微妙にズレてるのが面白いのと、設定と展開がちょっと気になるので継続…ですかね。{/netabare}

3話 なんか普通の俺TUEEEかあ、切ろうかなあ…と思ったらちょっといい話でした。ちょっとですけど。

{netabare}「30年の間に何があったんじゃ!」でちょっと力が抜けましたね。原作は結構な古参ということで、マネとか類似性を言うのは気の毒ですが、我々は2022年現在で視聴していますからね。つまらなくはないんですけど…駄目かなあと思っていたら、最後の妹リリカちゃんの話がちょっと良かったですね。

 なので、やっぱりもうちょっと見ます。

 あと、相当な低予算なんでしょうか。動かない絵で、カメラのパン、目と口と首、手を動かし、エフェクトで進めるだけでしたね。もういっそ極主夫道みたいに作ればいいじゃん…という感じでしたね。まあ、大変でしょうががんばってください。

 あと、聖水はアダルトなギャグなんですよね?隠語伝わりますか?マニアック過ぎるでしょう。それと制作委員会が「わしかわいい制作委員会」でした。公式な書類がこれで作られてると思うと笑います。 {/netabare}



11話 正直きちんと集中して見てませんが…一旦総評です。

{netabare}  ひょっとしたら、話の展開は面白いのかもしれないなあと思います。「マナは0にして1」だそうですね。2進法のことでしょうね。もともとコンピュータ世界でどういう成り立ちでVRから現実になったのかわかりませんが、その辺りの設定は残している、ということですね。

 冒頭から露骨なオバロ+SAOオマージュですが、世界の成り立ちの解明、残りの賢者を探すというストーリーの軸があります。そして、それぞれのキャラやエピソードなど、テンプレ設定ではありますが身分を偽ってたり、VR世界がなぜこうなったという謎で話の展開は悪くはありません。

 1話でも述べましたが、匂いなどの五感に訴えるのも悪くなかったと思います。NPCとの関係性とか8話などはちょっといい話でした。
 
 ただし、1クールであればほぼ確実に謎の解明には行き着かないですよね。うーん。何を期待してのアニメ化だったんでしょう?制作者側も本作が評判になってセールスが順調で2期がくるかも…って思って作ってないですよね?失礼なものいいかもしれませんが、11話の作画とか見る限り、ぎりぎり1クールだけは作るけど、予算ねーよ…としか見えません。

 つまり原作とコミックの販売促進の意図?制作委員会方式なので出資企業とかはわかりませんし、TVではなくサイトで見てるのでスポンサーも不明なので何とも言えないですが…だから、かえって尻切れトンボの方がいいんでしょうか、とちょっと疑ってしまったりもします。


 総評としてはストーリーは数ある異世界ものの中では悪くはない。でも、アニメーションそれ自体の作りが安っぽすぎる。謎が尻切れトンボになることが解っているアニメっていったい…と思いながらも、まあ、ぎりぎり見られるということはもとのストーリーは面白いのかもしれません。

 本作の話題だった1話の演出が活きるのかわかりません。今になって見れば、あのサイレントって脚本が間に合わなくてアテレコが間に合わなかった?とかそういう感じだったんでしょうか。それとも少しでも独自性を出すための計算?だとしたらうまく乗せられたかなあ…{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

わし、かわいい

この作品の原作は未読です。
オーバーロードなどを始めとするゲームの世界からログアウトできなくなる系の作品です。
この作品の主人公は、術士最高位に座す九賢者の一人ダンブルフというおじいちゃんキャラ…

だったはずなんですが、諸事情によりダンブルフはおじいちゃんキャラから、幼く美しい少女の姿になってしまっていたんです。
この状態でゲームからログアウトできなくなるという男性視聴者の需要を的確に捉えた設定は正直素晴らしいと思いました。
美少女キャラになっても、口調はおじいちゃんキャラのままというギャップを悪くありません。

ダンブルフから名前をミラに改めた主人公を演じていたのは大森日雅さんですが、wikiをチラ見して知ったのは、オーディオドラマのミラ役は丹下桜さんだったということ…
めっちゃ良き雰囲気を感じませんか!?
桜ちゃんボイスのミラ役って、考えただけでもドキドキするんですけどっ…^^;
あ、日雅さんの演技だって文句無く素晴らしかったと思いますよ。


無限の可能性が広がるVRMMO-RPG「アーク・アースオンライン」。

プレイヤーによって建国されたアルカイト王国の九賢者が一人、
威厳あふれる老齢の召喚術士ダンブルフもまたプレイヤーの一人だった。
ある日、彼は世界の異変に気付く。

ゲームでは無かった味覚や嗅覚が生まれ、ログアウトもできない。
さらに、NPCが実に人間くさい反応を見せる。
――それはゲームが紛れもない現実となった証であった。
しかもこの世界では、30年もの月日が経っているというのだ。

そして何ということか、ダンブルフは諸事情により
幼くも美しい少女の姿になっていた!

急変した世界の謎を解き明かすため、
ダンブルフは賢者の弟子ミラを名乗り旅立つのであった。
冒険の果てに待ち受けているものとは――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

無粋かもしれませんけど気になったこと…
生身の身体はどうなっているのでしょう。

「リアデイルの大地にて」の主人公は生身の身体と決別してゲームの世界にやってきました。
思い返すと、SAOでは病院や家族が再び目が覚めるのを待ちわびながら身体を大切に守ってくれていました。
突然事故に巻き込まれたようなモノですが、そんな理由は家族にとってはどうでも良くて、受け入れがたい現実と向き合ってくれたからこそ、今のキリトやアスナが存在するのですから…
ダンブルフのリアルは良く分かりませんが、全てが簡単に投げ出せるほど人との付き合いは希薄では無かったはずです。

そしてもう一つ…INTRODUCTIONに「急変した世界の謎を解き明かす」と記載されていましたが、果たしてゲームの内側から何をどこまでできるのでしょうか。
突然ログアウト出来なくなったのが外的要因だったら、ゲームの中からでは手も足も出せません。

自己解決する方法自体が詰んでるんじゃ…とも思いましたが、きっとこれも考えるだけ無粋なんでしょうね。

実際、視聴中はミラの可愛らしさに夢中になっていたので…
この口調は最近の流行りなんでしょうか?
私のハマっている「アサルトリリィ」でも、そういうおじいちゃん口調のキャラがいますので。
見た目はミラ同様、口調とは似ても似つかぬ可愛らしさですけれど…
このギャップが良きなのかもしれませんね。

一方、物語の方はRPGならではのイベントや探索と、やることは割とありきたりなのですが、NPCのヒト化という設定自体は珍しくないものの、感情の持たせ方は良かったのではないでしょうか。

ゲームの中でしか生きられない、若しくは、そこから動くことのできないNPC…
NPCが単なるゲームの駒でしか無かったらそこまで胸を痛めることはないでしょう。
ですが、この世界のNPCは会えた嬉しさで涙するほど繊細だとしたら…
もう、ヒトとNPCの隔たりなんてあってはいけないんだと思います。

ミラを愛でることに特化した作品と言っても過言ではありません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、亜咲花さんによる「Ready Set Go!!」
エンディングテーマは、エラバレシさんによる「Ambitious」

1クール全12話の物語でした。
無粋なことを考えず純粋な心で視聴すると、ミラの可愛らしさで幸福感に浸ることができると思います。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

気持ち悪い

{netabare}
いつもの。いつものだけど不快な要素と低クオリティなせいでいつもの奴の中でも下の方。
展開は基本的に俺TUEEEだけど、ストーリー自体は微妙にテンプレからはそれていて、戦闘と言うよりも探索とかメインだった気がする。
その要素に面白い要素が見いだせず、テンプレよりも虚無だった。
戦闘も俺TUEEEEでつまらない上にCGがクソ雑のせいで尚更つまらない。
ストーリーは糞でもキャラが可愛いし面白いかもって思ってたけど、そんなこともなかった。なんか主人公が好きになれない。
その上に作者のスカ性癖が見えて気持ち悪かった。おちフルはそんなことはなかったけど、なんでかこれは気持ち悪かった。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆1
糞アニメの時間。もういいってこういうのの連続。
最初の説明聞くのがダルイ。
ヒロインが可愛いことしか取り柄なさそうなアニメ。
微妙になろうタウンじゃない。やばい寝そう。
オーバーロードがやりたいの? CGクオリティの低さ。
展開もいきなりぶっ飛ばしすぎててわけわからん。謎挿入曲。
なろうって酷いとは思っても切りたいとはならないものだけど、これはマジで切りたい。本気でつまらん。何この無声演出。
なろうがちょっと凝ったことしようとするな。

2話 ☆5
これもTSかよ。これゲームの中に閉じ込められてるんだっけ。
進撃みたいな町だな。割と面白いけど作者の性癖前回なのは嫌い。
乗り物あるんかよ。前半は面白かった。糞雑CG

3話 ☆2
この紫の奴の探し人が賢者か? 急なゾンビびびるわ
唐突な謎エピソード 聖水(意味深) いや下ネタが気持ち悪い。

4話 ☆1
俺ももう限界...。いや展開きもすぎるだろ。
作者の性癖見せられてるのがほんときつい。マジでない。
なぐもはじめおるやん 安定のCG

5話 ☆1
これ何やってるか忘れたわもうw
これ系多すぎなんだよw
OPカットとかこのアニメ見る意味の9割消えてるんだけど。
死ぬほどつまらん会話。ソードアートオンライン
この赤髪の話マジでつまらん。

6話 ☆2
つまらん会話ばかりで何を楽しめばいいのか。
なろう特有の便利アイテム ん?こいつら部下なのか。

7話 ☆4
な ろ う タ ウ ン おまかわ なろう展開きそう
ポケモンにいそうな恰好してんなお前 やじ飛んできそう
くっそシュールw 草、なろうらしい展開w
特別審査試合ってなんだよw 

8話 ☆3
OPはどこ...?ここ...? マジで何一つ面白くねえ。
なろうってこういう脱出ゲームみたいな設定のダンジョン好きすぎない?
こういうのがあるのおかしいだろってw
カミングアウトの展開でもっと面白く出来たろうに。EDもなしとか 

9話 ☆2
リアデイルと賢者の弟子内容がごっちゃになる。ほんとなんでもできるな。
召喚術ってかもはや万能職じゃん。クソCG
進撃の巨人? 作者の性癖が見えて気持ち悪すぎる。

10話 ☆6
猫を連れていく。ネタ古いぞ。進化の実みたいな展開だな。
もっとちゃんと捨てろ。下規制なしで草。
興奮するかは置いておいて終末のハーレムよりはエロ描写ちゃんとしてて草

11話 ☆3
尺稼ぎやめろ。キリトかな?w クソCG

12話 ☆3
どこが攻められてるの?w 天才王子ソロモン
3人に撃破されるレイドボスさん...w 急に歌うよw

曲評価(好み)
OP「Ready Set Go!!」☆7.5
ED「Ambitious」☆7
特殊ED「挑み続ける者たち」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

67.7 8 ダンジョンで魔物なアニメランキング8位
ありふれた職業で世界最強(第2期)(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (168)
672人が棚に入れました
“いじめられっ子”の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?

脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。

「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。
 全部薙ぎ倒して世界を越えよう」

奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強”異世界ファンタジー、「ありふれた職業で世界最強」の第2期

声優・キャラクター
南雲ハジメ:深町寿成
ユエ:桑原由気
シア・ハウリア:髙橋ミナミ
ティオ・クラルス:日笠陽子
白崎香織:大西沙織
八重樫雫:花守ゆみり
畑山愛子:加隈亜衣
ミュウ:小倉唯
リリアーナ・S・B・ハイリヒ:芝崎典子
ノイント:佐藤利奈
フリード・バグアー:小西克幸
ミハイル:石井真
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

主人公がサイコパス

{netabare}
作画がマシになって(いいとは言っていない)帰ってきたありふれた職業。
但し、原作から駄目なんだろう、内容は全く良くなってない模様。
最強になるまでのパートですら面白くなかったんだから、最強になった後の話なんて面白いはずもなく。
ただただ、10年代前半のラノベ感を感じるのクソ寒いノリを延々見せられるというきついという感想しか出てこない作品だった。
ふざけた会話をしながらの各個撃破のシーンは寒いし、主人公と唐突にヤったりいちゃいちゃするヒロイン"達"もきつさを増長してた。
性描写が不快な作品とそうでない作品の差ってなんなんだろうね。
自分はそこまでの過程が雑と言う点とハーレムだからと言う点不快に感じた理由だと思ってるけど。
話自体も基本的に元の世界へ帰る方法の模索と言う目的から逸れている感があってgdgdとやっている印象しかない。
本来の目的のためを果たすための目的と言う風にだんだんと遠ざかって行ってるのがね。
そもそも、そんなに帰りたそうにしている描写もないし、この目的設定自体に特に意味はない。一応つけてる設定と言う感じで面白みがない。

最悪なのはキャラ。相変わらず元日本出身という共通点のあるクラスメイト達が異国の地で団結せずに争いを始めるのが全く持ってリアリティがないし、生徒の裏切りの理由にも説得力が全くなくて理解できない。
裏切る生徒を作るなら、現世で何かしらのバックボーンが必要だと思うんだが、特にそれらしい理由もなくただただサイコパス的な理由で裏切るという...。
いや、たとえバックボーンがあったとしてもそもそも殺人未遂を犯す高校生って...と言いたくなるが。
異世界で何かを吹き込まれたとかも特になく、元から犯罪者予備軍が複数人いたクラスってことになって、いくら何でもアニメとして酷い。
100歩譲ってそこまではまだいいんだけど、主人公が最悪。
1期でも同じことがいえるが、裏切った生徒を何のためらいもなく攻撃、揚げ句の果てに殺害するのが本当に主人公か?って言いたくなる。
サイコパスかよ。
おまけに最後はダンジョン攻略に生徒を利用しようと企むとか、あの殺された生徒と何が違うんだよと。
で、隙あらば中二臭いセリフやシーン。元クラスメイト達に現世とは打って変わってクラスメイトみんなが主人公を称賛。
ヒロインたちは主人公にぞっこん。
こういう拗らせいじめられっ子の妄想みたいなオナニーなろう小説誰得だよ。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
クソアニメ2期。人間パートいる?
このアニメが今期のなろうの中では一番マシと言うw 
主人公イキるな。残響散歌?w

2話 ☆6
ダイナマイト漁w レナかな? やるか(イキリ)
会話がきつい これ熱いどころじゃすまないだろw
嫌いなノリの撃破前のセリフ こういう寒い会話しながら敵倒すの嫌い
 
3話 ☆8
主人公やられてて草。あれ、意外と王道してる?
マグマの水位(矛盾) 勇者パートいる?
 
4話 ☆4
何がどうなってんねん。現代的施設w
てか簡単に脱出できるんかい。おもんないな。家族ごっこやめろ。

5話 ☆3
戦闘が面白くない。何が面白くないんだろうなぁこれ。
ハーレム肯定しろってか? 

6話 ☆5
前回の内容忘れる。怪しい。慰めてほしい(直球)
茶番 主人公イキるな。ジムバッヂゲット

7話 ☆2
は? 性描写がむかつくアニメとムカつかないアニメの違い。
きっつ。きつすぎる。なんだこの回。画面切りたい。怪しい。知ってた。

8話 ☆4
大介殺しとけ。イキるなや。俺も覚えてない。イキリ顔
クラスメイト殺すクズ 

9話 ☆6
イキるな。攻撃ギャグアニメかよw
上行っても当たるやろw 攻めに弱そう。
主人公以外の戦闘は絶望的につまらなかったけど主人公の戦闘は面白い

10話 ☆5
お得意のイキリ顔 媚薬か? 落下は生存フラグ。
見てたら洗脳されそう。奇襲のわりに成果薄すぎて草
もっと急所狙えやw
クラスメイト仲悪すぎやろ。前半の戦闘は面白かった。

11話 ☆0
ヤンデレこわw このクラス治安悪すぎだろ
不快だわ。茶番。
普通異世界に仲間と飛ばされたら結束強まるはずなんだよな。
こういう展開にするならもっとバックボーンがないとは?ってなるだけ。
主人公の登場シーンがいかにも中二病が好きそうって感じできつい。

12話 ☆0
生徒殺すな。お前こそ罪悪感背負え。
おれにはもう感じることのないものだから(中二病)
偶然手に入れた力でイキるなゴミ主人公。
主人公が気持ち悪すぎる。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

檜山を操っている黒幕は?

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。

レビューのタイトルは、公式サイトに行くと一番最初に目にする文字になります。
公式サイトでドーンと表示されているんです…だからネタバレじゃありませんよね!?


かつてのクラスメイトたちと別れた後、
主人公ハジメが率いるパーティーは新たな神代魔法を手に入れるため大迷宮へと向かっていた。

様々な試練を突破し、元の世界に帰るために着々と力をつけていく一行。
しかし、その裏では魔人族たちも不穏な動きをみせていた。

王都に忍び寄る影と暗躍する謎の人物。

「敵はすべて倒す――たとえそれが神だとしても」

彼らの前に立ちはだかる真の敵とは一体何者なのか――!?
“最強”異世界ファンタジー、セカンドシーズン開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

私にとって第1期から大好きな作品でした。

異世界に転生して手に入れた力は、凡そ戦闘に向かない最弱の天職だけでしたが、藻掻き苦しみながらも自らこの世界で生き抜く術を身に着け、ここまでやってきました。

彼の姿に最弱の陰は、もはや微塵も見ることはできません。
それどころか、頼もしい仲間…というか気付いたら美女に囲まれたハーレム状態になっていましたから…
つい先日見た作品でも、「メスは、より強いオスに惹かれる」という感じのことを言っていましたので。

そう言えば、この作品も放送直前の特番が放送されていましたね。
ハジメ役の深町寿成さん、ユエ役の桑原由気さんと、シア役の髙橋ミナミさんの3人が出演されていました。
第2期の見どころや、今期からシアの服装のデザインが少し変更された情報など、否が応でも第2期の視聴が楽しみになる特番だったと思います。

私が個人的に一番気になっているのは、大西さん演じる白崎香織とゆみりん演じる八重樫雫のお二方です。
今はハジメの正妻?の座についているのはユエかもしれません…
ですが、香織には是が非でも頑張って正妻の座を奪い取って欲しいと思っています。

誰よりも長く、そして深くハジメの事を想っていたから…
香織が真っ先に思い描くのはハジメのことばかり…
それは自らの命が危険に晒されている、その瞬間ですら微塵も揺らぐことはありません。
この想いは報われて欲しい…そう思っているのは、きっと私だけじゃないと思います。

そして八重樫…
演じているのがゆみりんなので、フィルター越しに見ているのは否定しません。
彼女の決してブレることのない信念は評価に値すると思っています。
ハジメとの接点が増える中、彼女の心はどの様に変わっていくのか…
親友の香織がハジメのことを想っているのを痛いほど知っているので、決して羽目を外すことは無さそうですが、でも人の心ってそんな簡単に割り切れるモノでは無いと思うんです。

今期の展開は、決して八重樫に優しくありませんでした。
きっと心を何度もへし折られつつも、首の皮一枚繋がっていられたのはハジメを信頼しているからにほかならないと思うんです。
そんな八重樫には、損な役回りだけじゃなく全うな幸せを掴んで貰いたい…
こちらも、そう思っているのは、きっと私だけじゃないと思います。

物語の展開は混沌さを増してきました。
誰がこんな展開を予想できたでしょうか。

勇者が本来の立ち位置に留まることのできない物語…
でも、それがよりリアルなのかもしれません。
だって、勇者って所詮人が決めた役割でしかなく、見合う実力が伴うかどうかなんて別問題…
それに、時代や置かれた状況だって異なるのに、それを十把一絡げで勇者として括ってしまうのは、かえって残酷なのかもしれません。

そんな厳しい世界を生き抜こうとする彼らの生き様をこれからも目に焼き付けることができれば、と思っています。

オープニングテーマは、MindaRynさんによる「Daylight」
エンディングテーマは、FantasticYouthさんによる「外道讃歌」
この作品は、主題歌も抜群なんですよね~^^

1クール全12話の物語でした。
OVAの制作が決定したようです。
何でも今年の夏に発売が予定されているとか…
公式サイトでは先行カットも紹介されていました。
dアニメストアなどで配信してくれると嬉しいんだけどな^^;
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

9話 コンプレックスの反動でもっとイキってくれないかなあ…

9話 一度断念しましたが、1期で付き合った分、ちょっと気になって飛ばし飛ばし内容確認しました。まあ、それで十分な感じですね。
 言えるのはなんで本作が2期で急につまらなくなったか。それは主人公がこの世を恨んでいないからですね。

 要するにクラスメイトに敵対していないから、でしょう。クラスメイトが近くにいて俺TUEEEでそいつらに無双できる。多分それが見ていてスッキリというか、厨二的な願望の妄想に近かったかもしれません。一期は話の中身としては終始そんな感じでした。

 もっとコンプレックスでイキッてくれないと。現代で言えば株で大儲けして、先生、パリピ、上司、嫌いな奴、好きだったけど振られた子の彼氏とかを札束で頬っぺた叩いてやるような話が見たいわけです。で、いい女でハーレム作って札束の風呂に入ってニヤリとイヤな笑い方をするような…

 で、まあ、本当は気が小さいんでしょう、ちょっとだけ人情だして、しょうがねえなあ、で助けちゃうみたいな。

 「倍返しだ」が流行る世の中ですからね。そういうことでしょう。

 それが2期では単なるハーレム俺TUEEE、たまにいい人、になってしまいました。これでは駄目です。1期を評価した人全員がというと語弊がありますが、まあ多かれ少なかれそういう要素はあったんでしょう。2期は需要に対する供給がずれましたね。



以下 2話で断念したときのレビューです。

 1期は主人公が拗らせて捻くれてロリ吸血姫以外相手にしないで孤立しているのが楽しかったんですけど、なんといいますか、普通?ハーレム物?

 ただ、敵の魔物が主人公にビビっている感じでしたので、主人公が悪役になる感じでしょうか。魔物視点だと面白くなるかも。あるいはクラスメイトをいじめたり。そっちで面白くなることを期待します。

 2話で一回断念ですね。1期のちょっとズレた感じがなくほとんどテンプレの異世界になってしまい、まったく集中して見られませんでした。キャラももう誰が誰だか…いや設定はわかるけど誰でもいいじゃんという感じです。

 評判が出そろって、あらすじが分かったら見るかもしれません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

64.4 9 ダンジョンで魔物なアニメランキング9位
このヒーラー、めんどくさい (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (187)
465人が棚に入れました
世のため人のため、冒険の旅を行く戦士アルヴィン。魔獣と戦闘中、ダークエルフのヒーラー、カーラが通りかかった。だが手助けを頼むと、カーラは「人に助けを求めるのなら、ひざまずいて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!」とヒーラーにあるまじき発言。さらにはアルヴィンに、自分から離れると死んでしまう呪いをかけてしまう。 最弱の戦士アルヴィンと、世にもめんどくさい性格のヒーラー、カーラ。宿命の出会いがここに!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

最後までめんどくさかった…^^;

この作品の原作は未読です。
正直、作品のノリに慣れるまで時間を要した作品でした。


世のため人のため、冒険の旅を行く戦士アルヴィン。

魔獣と戦闘中、ダークエルフのヒーラー、カーラが通りかかった。
だが手助けを頼むと、カーラは

「人に助けを求めるのなら、ひざまずいて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!」

とヒーラーにあるまじき発言。

さらにはアルヴィンに、自分から離れると死んでしまう呪いをかけてしまう。

最弱の戦士アルヴィンと、世にもめんどくさい性格のヒーラー、カーラ。

宿命の出会いがここに!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まぁ、冒険者であるアルヴィンもポンコツなんですが、彼は未だ許容範囲内…

問題は、この作品の主人公であるダークエルフのカーラです。
見た目は普通ですが、まぁイラっとする言動のオンパレードなんです。
見ているこちらにイライラが伝染するほどの攻撃力を兼ね備えていました。

流石に2話くらい見てお腹一杯になったのですが、友人が結構面白かったと言っていたので、
気を取り直して再視聴…

そして途中で気付いたこと…
序盤はイラっとしましたが、中盤以降は超が付くほど展開がグダグダなので、イライラもグダグダの中に飲み込まれてしまったようです。

まず、冒険者としてパーティーを組んで旅をするのですが、戦闘らしい戦闘は一度も無かったのではないでしょうか。
それでは、レベルだって上がる訳がありません。
しかも、敵だったモンスターがいつの間にか仲間として同行しているし…

敵に同情されたり、時には敵と結託したり…
一体何を見せられているのか…という感じだったのですが、それも含めて、これがこの作品の「個性」と括れば、まぁ少なくても不快感はなくなりました。
きっと終盤の展開が悪くなかったからだと思います。

ヒーラーガールのレビューでも触れましたが、エイプリルフール企画として、同じく2022年4月放送開始の『ヒーラー・ガール』とのコラボビジュアルと、本作品のカーラ役の大西さんと『ヒーラー・ガール』藤井かな役の花凜ちゃんの対談が公開されています。
どちらも立ち位置は「ヒーラー」でしたが、天と地ほどの差があったと思います。

まぁ、カーラの毒舌も視聴を進めていくと、「ツン」成分が多分に含まれているのが分かったので色々腑に落ちたきがしました。
めんどくささだけは変わりませんでしたけれど…^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、大西亜玖璃さんによる「ジェリーフィッシュな君へ」
エンディングテーマは、カーラ(大西亜玖璃さん) with アルヴィン(佐藤拓也さん)、キノコ(泊明日菜さん)による「HERO in HEALER」

1クール全12話の物語でした。
この作品の特徴として、サブタイトルがメッチャ長いことが挙げられると思います。
例えば、第1話の正式サブタイトルは「魔物やモンスターがはびこる世界で冒険者の道を歩もうとするアルヴィン(主人公/甲冑の戦士)は熊の怪物と戦いピンチのところに運良くダークエルフのヒーラーの女の子カーラ(ヒロイン/ダークエルフ)が通りかかったが、カーラの性格があまりにもあまりなので言い合いになり熊の怪物も困惑しさらにそのあと熊自宅に連れていかれるという原作コミックスにない展開があるので原作ファンの中には『あれ?』と思うかたもいらっしゃるでしょうけれ
これは雑誌連載以前にネットで発表されていた『これ、何の話ですか?』という同じ世界観の漫画を元にしているのでご了承くださいとお願いするスタッフと原作サイドの意向をこの場を借りてご説明させていただきつつなおこの長いサブタイトルには縦読みや斜め読みのような仕掛けはないのでそのこともおことわりしておきたい そんな第一話」

このサブタイトルが物語が始まると下段に表記されるのですが、これだけ長いタイトルが5秒くらいで表示されるので、目が追い付かないくらい早いです。
というより、人間の限界を超えた早さだったのではないでしょうか。
これだけ長いと読む気にもなりませんでした^^;

カーラの言動yサブタイトルの長さなど、時折暴力的要素を感じつつも、この手のノリが好きな方はきっといらっしゃるだろうなぁ…と思える作品でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

低クオリティ

{netabare}
コント系。
声優にコントと言うものが合ってないのかそもそも原作がつまらないのかひたすら滑り続けるアニメ。突っ込みや反復が冗長だったような気がする。
ただ、最後まで面白くなかったがなぜか癖にはなるアニメでそれほど印象は悪くない。言語化はできないがたまに満足感がある回はある。
なろうみたいな戦闘要素もなく基本的にコメディで一貫していて、少なくとも雰囲気に関しては最後で保ていたと思う。最終回は結構戦闘もあったが。

自分がこういうS系ヒロインが嫌いなのもあって楽しめてない部分もあったから、カーラが好きだったならもっと楽しめてたかもしれない。
一話毎にゲストキャラと出会ってと話が進行していく形だけど、キャラに関しては全員特徴的でかつ会話重視な作品と言うのもあって印象に残りやすく、最終回の全員集合の時にも全員思い出せたかな。
一番好きなのは主人公のパーティのキノコ。
人外キャラで好きになるキャラなんて基本いないんだけど珍しく。

主人公の顔がずっと隠されてたのには意味があったんだろうか。
仮面の騎士として印象を保つためとしても、何でその必要があるのかよくわからないな。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆2
ノリが寒い。ケヤルかな。何を見せられてんねん。
褐色キャラ好きじゃないから面白くない。アルミン? 

2話 ☆6
絵柄が子供向けアニメみたいな雰囲気だな。
一話に比べるとちょっとおもろいかもしれん。
これヒロインが自分好みなら持ち上げてた気がする。

3話 ☆5
何この子供向けアニメみたいなOP映像 サブタイ滑ってるぞ。
つまらない内輪ノリを見せられてる感覚。ヒロイン可愛ければ楽しめた説。
まだ5分?v キノコこの間何やってんねん。顔隠す意味ある?
キノコの方が可愛い。天気落ちは少し面白かった。あとキノコ好き

4話 ☆7
ほんと、しょーもないレベル100だわ。
今回そこまで悪くはないな、ながら見だとw

5話 ☆1
昔のゆっくり実況のようなノリ。ほんとヒロインが不快だわ。

6話 ☆5
今回割と面白い説。これほんとにヒロインが自分好みだったならめっちゃハマってたと思う。情緒不安定かよ。急なラブコメ要素。

7話 ☆2
助けを乞うフリして襲おうとしてる感w オチが読めるんだよ。
ネクロマンサー可愛いじゃん。キノコも。死ぬほどつまらん
謎の間やめろ。マジで詰まらん。寒いを通り越して不快。

8話 ☆7
キノコだけでいいよねこのアニメ。まあほんとに妹落ちだろうな。
顔ぐちゃぐちゃになってそうな包み。可愛いキャラが台無し
Aパート普通に面白かったな。普通にラブコメすんなw
エンダーアイかよ。

9話 ☆7
特殊性癖にも程がある。ツッコミが要らんよな。意外と面白いのでは?

10話
初めてなろうらしいこと。なろうなら計測不能=0で最強だった。
これは確かに帰って来れてない。
ゾンビの時も可愛くなったし不思議ではない。キノコは可愛い ☆5

11話 ☆6
ミミックいそう。はよ開けろや。ひよってる奴いる? 人外の方が可愛いアニメ。なんで回想形式。連絡先ってなんだよw 強そう。

12話 ☆6
最終回特有のシリアス。全員集合w 少なくともキャラはいいよね。タイトル回収

曲評価(好み)
OP「ジェリーフィッシュな君へ」☆5
ED「HERO in HEALER」☆4.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

あや さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

漫才をアニメ化?

(観終わったので更新)
個人的感想です。
基本的に頭空っぽで見られるほう寄り視聴者です。

レビュー本体は隠しますね。
{netabare}
書き込み時点でやはり低い評価数及び平均評価ww
レビューも増えましたが厳しいですねぇ。。。

自分は、今季一番!と思っています。<-----評価変わりません!
コメディ、ギャグというよりもはや漫才!
原作はWebに残っているだけの分は見ました。
商業誌wwは見ていません。

ボケとツッコミがほぼ1対1で主人公のツッコミ内容が秀逸。
ツッコミ役のたまにボケてハリセンボンの春菜さんかよってw

オマージュというかパクリのネタも昭和ネタが多かったという感じ。
dアニ@ニコ動支店で見ていましたが、コメント見ないと元ネタが分からない状態。
ジブリロゴの映画ネタは煽っている訳でもなくカーラがかわいかったです。
ツッコミ役のアルヴィンが「まったくわからない」で通したのも良かったのかも。

アバンのコメントで「再生速度1.25倍推奨」など多かったです。
漫才ネタも「ベッタベタ」な上に、テンポも「ゆっくり」な感じがします。
このネタでどれだけ引っ張るの?ですが、私には駆け引きの速さは丁度良いと感じていますね。
テンポの良い漫才という訳でもなく、「間」を使ってボケるネタに耐えられない方も多いのではないでしょうか。
その割に食い気味の返しでセリフが聞こえなくて巻き戻したりなんてことも。

ボケ側のヒーラーも面倒くさいを通り越して「ウザ」キャラに。
さらに「意識した煽り」を入れてきます。

ヒーラーとか冒険モノ世界観とかに作り込まれた感じはほぼ無し。ストーリー展開を諦めていますね。
タイトルはもともと「これ、何の話ですか?」で、公式連載に伴いアニメのものと同じに改められたようです。

OPにゲスト声優が各話数で最初かばらされています。
最終話だけCV:???。12話中盤、第一声で分かりました!
声優さん好きの私にはたまらんですな。
良くある大物声優の無駄使い。

サブタイトルも、このすば、黒井津さん形式の長いやつで途中で切られる方式。

キャラや動画、SE等の演出もかなり良いんではないでしょうか。
原作を引き延ばした感もが原作厨コメントからあるようなのでアニメ化により足された演出、脚本も上手く融合していると思います。

改めて、これは好き嫌い分かれるでしょうね~
SEの入れ方、BGM止めなどギャグアニメには良く使われる手法です。
作画崩壊も無かったように思えます。アニメ化には早いすぎると言われる中、中途半端に作られておらず良くできた作品だと感じました。

日本語の漫才・ギャグ、ダジャレなので外国への配信用字幕が難しそうです。
海外視聴者リアクションも極端に少ないですね。
売上回収からの2期はかなり難しそう。。。

(2022.7.3 23:00追加)
先ほど12話ニコ生上映会を見てきました。内容は有料放送で既知です。
ベタな話の最終話展開(今までのキャラ総出演でキャストリストがすごいことになっていましたww)+ボケ・ノリ、ツッコミで無難な感じでした。
最初は「とても良かった」が43%だったらしいのですが、見に来た人の評価で母数は減ったことを考慮しても93.0%は大健闘ではないでしょうか!
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
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