ハチャメチャで笑いなTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のハチャメチャで笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月05日の時点で一番のハチャメチャで笑いなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.4 1 ハチャメチャで笑いなアニメランキング1位
てーきゅう(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (754)
3278人が棚に入れました
原作は、ルーツ(原作)、Piyo(作画)による同名コミックス。
テニスをほとんどしないテニス漫画。
亀戸高校テニス部、女の子4人の抱腹絶倒の日常を描くハイテンションギャグコメディ。
監督には、「ベン・トー」「迷い猫オーバーラン!」の板垣伸氏。アニメーション制作を「坂道のアポロン」のMAPPAが手掛ける。

声優・キャラクター
三森すずこ、渡部優衣、鳴海杏子、花澤香菜
ネタバレ

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

超ハイテンションハイスピードな「日常」みたいな、、、ショートアニメ。

いやいや、声出して笑いました(爆)

このテンポだけでも笑えますね。
一話二分だなんて、それで笑わせようなんて(笑)


あ、レビューのタイトルにある日常はあの京アニのギャグアニメの
日常です。

ほとんどの人に説明はいらないでしょうけど。


一話二分のショートアニメ。
ならもう主題歌いらんやん!

ってその時点で突っ込み入れたくなりますね。

これをdアニメストアで観たら全部つながってるんですよね。

12話が繋がってて、その間に主題歌が入るわけなんだけど、一話が終わるの早すぎて、歌が耳について離れません(笑)

「なんだか優しい~風のよう~♪なんだか美味しい餅のよう~~♪」

って(笑)

あ、一応テニス部のお話です。
テニスなんてほとんど意味ないんだけど。


まじめにレビュー書くのもアホらしい感じがしますけど、この作品が出来が悪いとか面白くないとかくだらない(いやくだらないけど)つまらないとか言うんじゃないです。

めっちゃ面白いですね。

とにかく着いていかなきゃ遅れます。

ギャグとかセリフのテンポがめっちゃ速いです。

声優さんたちも大変だったろうなー苦笑

このテンポでセリフが他のキャラと被ってることが多々あるからもうこれ、アフレコとかめっちゃお祭り騒ぎだったように思います。

で、楽しい気分で終始お仕事されてたんじゃないでしょうか。


やってる人たちが楽しいってのがわかりますもん。

だからこそ観てる側も楽しい。


でもって、これ無駄に声優陣が豪華です(笑)


お話の内容なんて語ることないので、声優さんがどういう人たちなのか紹介しておきますね。

ほとんど、声優さんたちのノリで成り立ってるアニメだと思うので。

{netabare}
押本 ユリ(おしもと ユリ)-渡部優衣さん
15歳の高校一年生で唯一真面目にテニスをしようとする部員なんだけど、まったくもって完全に先輩たちに振り回されてます。
この中ではまともだろうけど、これでも十分におかしい子だと思います笑
cvの渡部優衣さんは、未確認で進行形、プリパラ、ゆるゆり さん☆ハイ!、などにも出てますね。
ほとんどてーきゅうみたいですけど。


新庄 かなえ(しんじょう かなえ)-三森すずこさん
16歳の高校二年生で、おバカな先輩の一人。
いやもう先輩とかどうでもいいんですよね、ただこのテンションと奇抜なキャラ設定が、この作品だからこそ生きてるんですね。
でも三森すずこさんがこういう役っていうのに驚きました。
めっちゃ上手いです。
そのcvの三森すずこさんは、ラブライブ、ゆるゆり、結城友奈は勇者である、など多数で大活躍されています。


板東 まりも(ばんどう まりも)-花澤香菜さん
16歳の二年生で、関西弁を話すぶっ飛んだキャラ。
もう、このキャラはマジでぶっ飛んでます。
百合なのかどうなのかわからない変態で、ボケにボケを重ねるようなそれを無意識でやってるようなおバカな子。
花澤香菜さんってよく方言を使って勢いで演じることがある気がするけど、これも見事にはまってますね。
香菜さんの勢いそのまま乗っちゃってます。
そのcvの花澤香菜さんは、デュラララ!!、ギルティクラウン、僕は友達が少ない、など多数で大活躍されています。


高宮 なすの(たかみや なすの)-鳴海杏子さん
16歳の二年生でお金持ちの娘、いわゆる令嬢。
なにかにつけお金に物を言わせようとする節があり、実際にそうしてる。
あとの二人の二年生同様にボケまくるが、ツッコミもあり。
このキャラがまだ落ち着いてる感じはありますね。
ただ、完全に非常識なあたりは他と同じですけど。
cvの鳴海杏子さんは、ほぼてーきゅうで限られてますね。

{/netabare}

これで思いましたけど、ほんとに花澤香菜さんっていう声優さんは、アニメ界での異彩を放っていて、いなくてはならない救世主のように感じました。
{netabare}
それは前からそう感じたり思ったりしてるので、そういう思い込み補正がかかっていると言われればそれまでですけど、

本当にどういうキャラでもピッタリ合う感じがするんですよね。

清楚なキャラや、可愛いキャラ、萌えキャラに中二キャラ、シリアスなキャラもそうだし、

そしてこのてーきゅうのような勢いでぶっ飛んだキャラも演じられる。

このキャラは「のうりん」に通じるものがありました。

ただ、勢いだけで昇天してるあたりはこっちが上ですけど。
{/netabare}
ちょっと思ったので書きました。

でも三森すずこさんも充分にすごいですけどね^^


さてさて今で7期。

いつまで続くのか知りませんが、このてーきゅうワールドを楽しんでいきたいと思います。


一応一期の主題歌が良かったので書いておきます。

「没落貴族のためのてーきゅう」(第1期)
作詞 - ルーツ / 作曲 - ワタナベハッカイ / 歌 - 渡部優衣


なにも考えずに見られるので、何かの合間にでもどうですか?

おすすめしますよ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

一向にテニスしないじゃん。

とても短いアニメなのに、内容を詰め込みすぎていて、そこが面白い。

テニス部という設定必要なのかは謎。
最初はしていた気もするテニスはほとんどしない。

押本ユリを演じる渡部優衣さんの代表作といって差し支えないのでは?

新庄かなえは三森すずこ、ド変態の板東まりもは花澤香菜と豪華声優。
高宮なすのは鳴海杏子さん。

主題歌
没落貴族のためのてーきゅう 渡部優衣
不思議な楽曲。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 先輩と一期一会
亀井戸高校のテニスコートに立つ、ユリとかなえ。テニス部らしく、ちゃんとテニスの練習をしたいユリとは裏腹に、かなえはおかしな構えや動きを次々繰り出していき…。

2. 先輩とカリビアン
海外に行っていた“なすの”が、日本へ帰ってきた! なすのを交えて、久々に3人で練習することになったテニス部。だが、かなえの暴走で、またも真面目な部活とは程遠い雰囲気に??

第3面 先輩と黄金狂時代
元気でキレイで優しくて、でも変態なテニス部員"まりも"。パンツをかぶっているところをユリに見つかって、一度は反省したかと思いきや、まりもの変態ぷりは更にエスカレートしていき...。

第4面 先輩とグーニーズ
テニス部のメンバーで、かなえの家へ遊びに行くことに。でも、不気味な玄関マットや壁のシミ、そしてクローゼットの中身まで...。この家は、みんなどこか変!?

第5面 先輩とDENGEKI
真面目にテニスの練習をする気配がない先輩たちへ、思わず「ヘタクソ」と言ってしまうユリ。それを聞いたなすのは、ユリにテニス対決を持ちかける。

第6面 先輩とウォーターワールド
亀井戸の街に大型プールが完成し、早速行ってみることにしたテニス部の4人。貸し切り状態のプールで、先輩たちの暴走が今、始まる...。

第7面 先輩とロシアより愛をこめて
テニス部へ新入部員を勧誘するため、"対策会議"が開かれた。見当違いな勧誘プランを提案する先輩たちに、呆れかえるユリ。しかし、そんなユリの胸の内には、ある想いがあった。

8. 先輩と7月4日に生まれて
もうすぐ、なすののお父さんの誕生日!プレゼントに悩むなすのへ、ユリは「手作りのものにしては?」と提案する。かくしてなすのは、お菓子作りへ挑戦することに。

9. 先輩とディナーラッシュ
豚丼屋でアルバイトを始めることになったまりも。仕事を覚えない新人バイトに困りながらも、一生懸命指導する店長。だが、まりもの暴走で、店内は大変な騒ぎに!?

10. 先輩とウハウハザブーン
テニス部なのに、なぜかサッカーの練習を頑張り過ぎたせいで、汗臭くなったかなえたち。まりもの提案で急遽、銭湯へ行くことになり、女の子だけで裸の付き合い

第11面 先輩とナチョ・リブレ
ゆかたを着て、みんなでお祭りへGO! 「輪投げ」や「ヨーヨー釣り」など、露店を堪能するユリとかなえたち。だがそこへ突如、謎の人物が!?

12. 先輩とシックスセンス
テニスコートを飛び出したボールを追って、旧校舎へ迷い込んだ4人。やがてそこが心霊スポットだと気付くが、ボールを求め、探索を決意する。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

9期継続は伊達じゃない。1話2分の亜高速シュールギャグアニメ。

唯一無二の視聴体験。面倒なので全期ここで。
OP合わせて各話2分という超ショートアニメ。
テニス部が舞台だがほぼ部活をしない日常系。

倍速で見てるのかと勘違いするような早口でこれでもかとシュールギャグを畳み掛ける。強引に例えて言うならゆゆ式をシュールにして1.4倍速で見ているような視聴感。高速展開でキャラがひたすらに喋りまくる。1期通して見ても通常作品1話分程度。EDは無くOPはサビのみ。連続視聴すると電波寄りのOP曲を短時間で繰り返し聴かされることもあり、アニメに慣れた方でも唯一無二の視聴体験をもたらしてくれる逸品だと思われる。

本作は実にユニークな作品。全てのセリフを聴き取ろうとするならば結構な集中力が必要となる。それほどに発話と場面展開のスピードが高速。ふと気を抜くとあっという間に場面が変わっている。ボーッと考え事などしようものなら1話2話くらい平気で飛んでる。ただこれはシュールギャグ。ストーリーなど無いようなもの。数秒前のボケやツッコミを見逃したとて、作品を楽しむことには何の支障もないのである。通常ならセリフが聞き取れなかった場合は事後の展開の理解に支障を来たす為、巻き戻して見直す必要があるが本作では無用。数秒前の展開からは何の関連もないボケとツッコミが秒単位で隙間無く縦横無尽に繰り出される。

集中して存分に楽しむも良し。ながら見で楽しむも良し。何ならBGM(BackGroundMovie)にしても良い。本作は人気声優達の怪演を楽しむアニメにもなれば、寂しい時に賑やかし目的でたれ流すだけで真面目に見なくてもいいアニメにもなる。作品の視聴者層の厚さは通常「ストーリーや設定の解釈」や「キャラクターデザインや造形」などに依るのであるが、本作は作品の構造そのもの、使用用途の多彩さでそれを担保するという特殊性が魅力なのである。

いかに面白いコメディ作品と言えど全てのギャグが吹き出すほど面白いというのは不可能。この作品はシュールギャグなのでより一層人を選ぶ傾向にあるが、怒涛の勢いで畳み掛けるギャグの数は普通のコメディ作品の比ではない。通常1つのギャグが展開される時間で本作は平気で4、5つくらいのギャグは既に済ませている為、打率3割程度でも普通に楽しめる計算になる。全てのギャグで笑わなくてはいけないなんてことはない。と言うか「これはつまらん」と思った瞬間にもうすでに次のボケが始まっているのだ。

唯一惜しい点はOPがサビのみだということ。イチオシは4期の「ファッとして桃源郷」

ロリ声電波曲なので受け付けない方は絶対ムリなヤツ。ただ長らくHR/HMばかり聴いてきた初心者の私はこのアニソンならではの自由さという部分にもの凄く惹かれてしまうのです。Aメロから魅力全開な素晴らしい稀代の傑作。音ゲーでも人気みたいですね。原曲、ROCKver、インストの3種をヘビロテ中。

ショートアニメという事を加味しても9期制作という実績。良い出会いでした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

72.3 2 ハチャメチャで笑いなアニメランキング2位
みつどもえ(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (923)
4724人が棚に入れました
人が苦しむ姿が好きなサドの長女みつば、おっぱいが大好きで小学生離れした運動能力を持つ次女ふたば、暗いオーラを出すガチレンジャー好きで愛読書はエロ本の三女ひとはといった三つ子と、個性豊かなクラスメイトや先生によって繰り広げられるドタバタストーリー。

声優・キャラクター
高垣彩陽、明坂聡美、戸松遥、下野紘、斎藤千和、豊崎愛生、大原桃子、葉山いくみ、三瓶由布子、山本和臣、茅原実里、内田彩、井口裕香、斎藤桃子、井上喜久子、天田益男

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

毎度お騒がせします。

アニメーション制作:ブリッジ
2010年7月 - 9月に放映された全13話+特別編1話のTVアニメ。

原作は、『週刊少年チャンピオン』から『別冊少年チャンピオン』に移籍して連載されている、
桜井のりおによる漫画作品。あと一回で原作は最終回です。
監督は太田雅彦。

【概要/あらすじ】

埼玉県上尾(あげお)市にあるという市立鴨橋小学校6年3組に在籍している、
日本一似ていない三つ子の姉妹が主役。

丸井みつば … 長女。女王様気取りでサディストだが弱キャラ。素直になれないツンデレ。あと、雌豚。

『グシャッってしたいグシャッって』
『ふふ…まだガキね 見られる悦びを知らないなんて…』
『なによ…』
『ありがたく思いなさいよ!!』

丸井ふたば … 次女。一人称は「小生」無邪気なオッパイマイスター。残念な頭脳に最強のフィジカル(人間凶器)

『反省の色よりパンツの色っス』
『おっぱいください!!』

丸井ひとは … 三女。クールな暗ガール。人見知りで表情が怨霊。エロ本愛読者。勉強は出来るが運動音痴。

『~なんて無意味だし不必要だよ』
『こ……この……泥棒猫…』

他には子どもたちからナメられっぱなしの担任の矢部智・23歳、変わり者揃いの6年3組の児童など。
そして、やはり変わり者な父兄たちも交えて織りなす、シモネタ成分が混入した変態学級コメディです。

【感想】

OPで登場人物全員がダンスしてるのを観て、昭和時代にそんなことやってたドラマがあったな?とタイトルに反映。
原作漫画は、ハタチそこそこの可愛いお姉さんが変態ロリコメディを描いてるってことで10年ほど前に話題に。
女児が、パ○ツとか○ラとか連呼してミニスカでM字開脚したりしていますのでイロモノであることは否めないですね。
大人がやったら露出狂やらセクハラや犯罪になることを子供キャラがやることでフリーダムなイメージ。
そのとばっちりで若干の大人キャラが酷い目にあっていますが。

作品そのものは会話の行き違いの誤解から生じる各キャラの反応の捻じれを楽しむ、
お笑いコンビ・アンジャッシュが得意とする勘違いコントが面白く、休載を挟んだものの11年間という長期作品に。
アニメ監督である水島努が、自分でやってみたかった作品の一つとしてカウントしています。(アニメ版も褒めている)

アニメ版は普通にハイテンションギャグとして面白いのですが、

・たたみかけるようなテンポが不足している。
・キャラデザが良くない。

の二点で不満を持っている原作ファンも存在しています。

確かに。原作より丸っこくて潰れているキャラデザに不満が持たれるのも理解できます。
アニメよりも原作のほうが三つ子が美少女なのは事実なのですが、
その原作も時期によって絵柄が変化していますので絶対視は出来ませんけどね。

このキャラデザの意図はなんなんでしょうね?
ネタがネタだけに真性のロ○コンが寄ってこないように、
少女の可愛さよりも元気っぱいな子供の健全エロスの強調が目的かもしれませんね。

原作初期は作者が大ファンである『浦安鉄筋家族』の影響が強くて、そこから自分のカラーを確立した感じ。
アニメの第2話は、その原作初期から拾っている下品すぎるネタで視聴続行のハードルになってる感じ。

アニメ化された第1巻~第5巻のなかで拾われてないエピソードが多く、
何故によりにもよって作中で一番汚いエピソード2つを使用したのか疑問。

敢えて第2話を無視すれば、面白い原作漫画を『みなみけ』のスタッフが手掛けたコメディアニメとして、
十分な満足感を得られるだけに、ちょっと惜しいなという気がしました。


これにて、感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28

らしたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

汁気たっぷりの6年3組

--更新(7/22)--

連休を利用して原作コミックス(既刊12巻)を読んでみました。

アニメは脚本的には原作に非常に忠実。
キャラデザの方向性が賛否あるようだけれど、まあ、どっちも好きかなと。
みつばの雌豚度合いはアニメのほうが格段に上。下腹部的な意味で。
年頃の女の子があれだけ体重をネタにされて、
それでも女王たらんとする姿には感動すら覚える。
なんという愛されキャラ。

血とか汗とかよだれとかに対する愛着は原作もまったく同じ。
この作者はどうしてここまで人体的な汁気にこだわるのだろう。
個人的にはすごくシンパシーを感じてしまうけれど。。

なんだかんだで杉崎、吉岡、宮なんとかの3人が魅力的。
単純なサブキャラという以上の存在感を放っている。

そしてたぶん、これはリアクション芸を楽しむ作品なんだろうと。
そう確信した。

--更新ココマデ--


※二期にあたる『~増量中』までを含めた感想

原作者の桜井のりおが若い女性であるという事実。
しかも連載開始時は二十歳そこそこの若さだったはずである。

まずそのことに感動を覚えるし、同時に日本の二次元コンテンツ産業の骨太さの一端を垣間見たような、切なくも頼もしい気持ちになってしまうのである…。
こーいうのを描ける女性作家がちゃんといて、それを商業ベースで展開するだけの懐の深さをもつ日本という国が、なんだかたまらなく好きだ。

基本的にこう、よだれとか鼻水とか鼻血とか汗とかおしっことか、およそ体から分泌される液状のもの全般に対する、愛着が感じられる。もちろんいい意味で。
結局、「つけてる下着にこそ意味がある」という発想も、そういった身体的な汚れと密接な位置関係にあるからこそなんだろうなあ、とか、脱いだパンツが少し汚れてたりにおったりするほうが好きなんだろうなあ、とか、相当どうでもいいことを真面目に考えてしまった。

お下品なのは間違いないのだけれど、けして野卑な感じはせず、カラっと晴れた低俗さを貫けているのはすごいな、と。

個人的にはみつばと杉崎の、はてしなく徒労感の漂う掛け合いが好き。
杉崎にかぎらず、全般的にサブキャラたちの絶妙な立ち回りが三つ子姉妹の魅力をうまく引き出している面が強く、結果として6年3組という「学級」そのものを物語の主体として落とし込むことに成功しているように思う。

特定のキャラが汚れ役になるのではなく、エピソードに応じてどんな人物も容赦なく汚れ役をやらされるところは、なんか新しい。いつ誰が汚れ役に指名されてもおかしくない独特の緊張感が漂っている。

この、「単純ないい子ちゃん」を許さない作品態度の根底には、さらけ出したら人間いろんなものが出てくるよね的な、滑稽なまでにリアルな人間観あるような気がする。それこそ、アイドルだってオナラするんですよナニ夢見てるんですか、というミもフタもなさに通じる何かが。

そういう意味で、キャラ設定というものに過剰な潔癖さと夢想を求めがちな男性思考ではなかなか描けない世界なのかもしれない。それを小学校を舞台に表現しちゃうところも含めて、受容できる人とそうでない人がパッキリと分かれそうな作風ではある。

声を大にして傑作と呼ぶには、自分の中の良心めいたアレが邪魔をしちゃうのだけれども、意味不明なエネルギー感といい、ブレることのない低俗路線といい、いい感じに世の中をなめくさった軽快な何かに仕上がっている気はした。


たくさん恥をかいて成長すればいいと思います。子供も大人も。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

小学生の頃って自分もこんなだった?? …ナイナイw 乂(^_^;)

暴走する小学生3姉妹が面白い(らしい)という予備知識だけで視聴。
全13話+番外回1話。


丸井家の小6三つ子姉妹が繰り広げる、
単話形式の日常ドタバタコメディ。
「日本一似てない問題児三つ子姉妹」が主役となって
1話につき4本立て(くらい)でネタを連発してくれます。

テンポは良いのだけれど、
類似したネタが繰り返し出てくる点は少々マイナス点。


◆登場キャラの顔ぶれ(初登場が早い順)
みつば(長女):ちょっとおませなサドガール
ふたば(次女):ちょっとスケベなマッスルガール
ひとは(三女):ちょっと不思議な暗(あん)ガール

信也:…たぶん優等生…(のちに⇒優等生改め変態)
雄大:健康優良児
咲子:オカルト大好き少女
丸井草次郎:ちょっと不審な三つ子パパ
ゆき:争いごとがきらいで、恋話が好き。眉毛がトレードマーク
宮下:6年3組で唯一の常識人。面倒見の良さが後に災いする事を
   彼女はまだ知らない…。
みく:みつばのことが大嫌いなブルジョワ。

※他にも、ヘタレ教師やマヌケ教師等登場します。


こんなキャラたちのギャグの勢いが強烈で、
「やりすぎなくらいが良い!」と言う感じ^^;
ただ、わざとらしい汚ネタが多く(特に序盤)、
不快になる話があったのも否めない。

↓こんなくだらないネタでワイワイ騒いでいます。
・チクビ(ハムスターの名前)
・おしっこ
・パンツ
・おっぱい
・ブラジャー
・ゴキブリ
…etc.

ただ、考えてみると、
(程度はさておき)自分が小学生の頃も似たようなものだったのかも?
と、思えなくもないw^^;

そうだとしたら、周りの人たちに迷惑かけてたんだなぁ…って
今更ながら反省してみたり( 〃..)


あと、みんな凄まじい暴れっぷりだけど、
実は思いやりのある良い子たちですよ^^
と、付け加えておきます。


作画はかなり独特な感じで、
キャラは異常に丸顔、
人物・物の輪郭が黒の線でくっきり描かれます。

好みが分かれるところだと思うけれど、
個人的には好きじゃない。。

どこか古い感じがするキャラ作画でありながら、
動きは滑らかで、キャラが喋るとおりに口が動く等、
映像は新しい技術が使われているようです。


音楽はOP曲が印象的で、ED曲も悪くないです。
OP曲:「みっつ数えて大集合!」
ED曲:「夢色の恋」

9話特殊ED:某有名クラシック曲に、氷上を滑る次女の映像
最終13話特殊ED:「夢色の恋(弾き語り)」


番外の1話は本編と全く変わらない調子の話で、
特に「必見」というような変わったネタもありません。



暴走&汚いネタも気にならない、という方で、
頭を空っぽにして楽しめる、勢いだけで突っ走る作品を
お探しの方にオススメできると思います。

子供には見せないほうが良さそう。
リアルでこんな子供が増えたら困りますしねw^^;

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22

64.8 3 ハチャメチャで笑いなアニメランキング3位
てーきゅう 第2期(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (462)
2245人が棚に入れました
亀井戸高校テニス部に所属する女の子4人が繰り広げるスーパーハイテンションな学園ギャグコメディー。
2期では、保育園に行ったり、卓球したり、新必殺技が炸裂する上に、個性的な新キャラクターも次々登場する。

声優・キャラクター
三森すずこ、渡部優衣、鳴海杏子、花澤香菜、石原夏織、小倉唯

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

テニス部×テンポとギャグがぶっ飛んでいる女の子達=てーきゅう~その2~

ギャグも会話のテンポもぶっ飛んでいるてーきゅう!
その2期です。

どれぐらいぶっ飛んでいるかって?
それは一度観てもらえばすぐにわかるでしょうw

このぶっ飛び具合、
ハマると抜け出せないクセがあります。

中毒症状にご注意を。笑

1話が2分のショートアニメです。
全12話+TV未放送2話です。


● ストーリー
亀井戸高校テニス部の4人をメインキャラとしたギャグアニメ。
(ただし、テニスはほとんどしない。)

合宿に行ったり、
運動会をしたり、
テニスコートをかけて野球部員と勝負をしたり、

2期の内容も盛りだくさんです。

ただ、どれも「普通な内容ではない」ということは
強調しておきましょうw


【 テニス部メンバー 】
押本ユリ(おしもと ゆり)
新庄かなえ(しんじょう かなえ)
高宮なすの(たかみや なすの)
板東まりも(ばんどう まりも)

ただでさえ個性の強いメンバーなのに
毎回さらに個性を強化していくので、
もはやこちらがキャラをつかみきれませんww

特にかなえ&まりも。
この2人がてーきゅうが持つ破壊力の源です。笑

近藤うどん子など、
サブキャラも負けてませんけどね。


≪ ぶっ飛んだテンポの会話 ≫

1期から久しぶりに観てみると
早口に耳がついていかなくて大変でした。

というか1期よりも速くなってない?

思わず「1.5倍速で再生してる?」と
疑ってしまったほどでしたw

聞き取るのが大変ですが、
2分アニメなのでなんとか集中できます。

なぜこんなに早口なのか?
それはきっとOPと本編を2分で収めるためでしょうねww

しかしこのぶっ飛んでいるテンポが
この作品を大きく特徴づけているので、

たとえ今後5分枠をもらえるようになったとしても
このスタイルをなくすのは惜しく感じるでしょう。

というか、早口じゃなくなったらてーきゅうじゃない!

そう言えるほどの大きな特徴です。

早口なのでギャグの半分は聞き取れない&
何をやっているのか状況を把握する前に終わってしまうことも。

普通ならマイナスなそんな要素も、
この作品ならギャグの一種だと思えて笑えてきますww


≪ ぶっ飛んだギャグ ≫

こちらもてーきゅうの大きな特徴の一つ。

2分間の中にどんだけギャグ詰め込むねん!

マシンガンのように繰り出されるぶっ飛んだギャグの数々には
あっけにとられるしかありませんw

この作品に常識とか現実的なものを求めちゃいけない。

むしろ、非現実的な出来事がてーきゅうの世界なら
「日常の出来事としてありえる。」と思えてくれば、
てーきゅうワールドの虜となっているはずです。笑


● 音楽
【 主題歌「メニメニマニマニ」/ 高宮なすの(鳴海杏子) 】

マラカスがぴったりなノリが
とっても楽しくてお気に入りです♪

アニメではサビ部分しか流れませんが、
フルもよかったです♪


● まとめ
ギャグのぶっ飛び具合は1期に引き続き
安定していました。

ギャグとテンポがぶっ飛んでいるのを楽しめる方には
ずーっと飽きずに楽しめる作品だと思います。

わけがわからない独特な色を確立していますw

会話のスピードもさることながら、
作画も速くてごちゃごちゃしているから、
相乗効果で体感速度がさらに加速されているのかも。

なにはともあれ、
3期も楽しみです♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20
ネタバレ

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

もうめちゃくちゃ(笑)これ早送りじゃないよね?

はい、さっき一期を観たと思ったらもう二期終わりました(笑)

こんなアニメはじめてだ。。。

さて、二期も相変わらずのハイテンションハイスピードでした。

そして相変わらずの声優さんの本気!
これはマジですごいですね。

もう早送りしてるのかと思いました。
それに一期のレビューでも書いたんだけど、本当にセリフが常に被ってるんですよね、キャラ同士のセリフがランダムにです。

こういう会話って基本的に普通の日常じゃ成り立たないですよね。
あったとしても口喧嘩してる時ぐらい?

それを見事にきれいに進行してるんですよね。
もう息もつけないんですよ、視聴者が。

物語シリーズのような言葉遊びもあるけど、これはまた新しい試みって気がしますよね。

お話のエピソードとか別にどうでもいいんだけど(いやそれはそれで面白いですよ)このやり取りに驚かされます。

で、やっぱり笑える。


めっちゃツボでした。
なんだろう、やりっぱなしっていう無責任なギャグが最高です。

本当に無責任で、落とすというよりは勢いで流してる。
オチをキャラのせりふで畳み込んでるんですね。
これはすごいです。


で、この二期もやっぱり豪華な声優さんが登場しました。

メインの四人はそのままで。。。

{netabare}
押本 陽太(おしもと ようた)-逢坂良太さん
なんかよくわからなかったんだけど、野球で勝負を挑んできた連中の中心的人物です。
めっちゃ豪華な声優陣ってことで追記しておきたかったので、記載しておきます。
cvの逢坂良太さんは、お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ、俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる、ストライク・ザ・ブラッド、など多数で大活躍されています。


トマリン-小倉唯さん
まあよくわからない設定で突然あらわれた宇宙人。
可愛いからなんでもいいです。
小倉唯さんもまたよくこのテンポに合わせたものだと感嘆しました。
あの声でこのテンポに着いて行くって難しいように思ったので。
そのcvの小倉唯さんは、神様のメモ帳、咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A、ロウきゅーぶ!、など多数で大活躍されています。
{/netabare}

やっぱり超豪華でした。


一期のレビューで書き忘れたけど、この作品はけこうパロディーも多いので、それも楽しみにして観たらいいんじゃないかと思います。

ジョーのパロディーは、花澤さん、他でやってなかったかな?
違う気もしますけど、ありがちなので。


今回もやっぱり曲が耳につきます(笑)

「メニメニマニマニ」(第2期)
作詞・作曲・編曲 - やしきん / 歌 - 高宮なすの(鳴海杏子)

も良かったですね。


勢いがすさまじいので心して観てください。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

早口

1期よりもパワーアップしてました。面白かったです。
早口で何言ってるかときどき分からんけども。

相変わらずテニスはそこそこにギャグに振り切っている


主題歌
メニメニマニマニ 高宮なすの(鳴海杏子)
兎に角金持ちアピールが凄い楽曲。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
13. 先輩とフルメタルジャケット
保育園に勤めているかなえの従姉から豆まきの手伝いを頼まれた4人。子供に怖がられて悩むまりもは、園長さんからあるアドバイスを受けるのだったが…。

14. 先輩とワンス・アンド・フォーエバー
新聞部の近藤さんから取材の依頼が舞い込んだ。ノリノリの先輩たちは、テニス部の活動をアピールすることができるのか!?

15. 先輩とトランスフォーマー
なすのの提案で合宿に行くことになった4人。しかし、なすのが手配した交通手段や着いた合宿所もやっぱり何故かヘンで…。

16. 先輩とピンポン
合宿所での練習を終え、お風呂で疲れを癒した4人は温泉卓球大会をすることに。次第にエスカレートしていく対決の結末は?

17. 先輩とマーズ・アタック
合宿最終日、管理人さんに教えてもらった観光スポットはなんと銀山!? そして帰りのバスの中で起きる出来事とは・・・?

第18面 先輩とエボリューション
突然「ペットが飼いたい」と言い出したなすのはメンバーとともにペットショップへいくことになったが、そこにいた動物はなんと!

19. 先輩とラン・ローラ・ラン
体育祭の日がやってきた。部活動対抗リレーなるものに出場することになったメンバーは一致団結して優勝を目指すのだったが・・・。

20. 先輩とサイダーハウス・ルール
背が低いことに怒りだしたかなえのために、なすのが連れて来たのはなぜか牧場?牛の乳しぼりで背は伸びるのか!?

第21面 先輩とメジャーリーグ
ある日のこと、テニスコートの使用権を賭けて野球部と対決することになった4人。足らないメンバーにはあのキャラクターたちが登場し、白熱の試合に発展!?

第22面 先輩とフィールド・オブ・ドリームス
1回の裏、二死満塁の大チャンスとなった場面に打席に立ったかなえはあの構えを披露!そして遂に決着が!!

23. 先輩とE.T.
とある日の夜、まりもの家に謎の飛行物体が不時着する。まばゆ過ぎる光の先に現れたのは「トマリン」と名乗る宇宙人だった!

第24面 先輩とおいしいレストラン
近藤さんにもらったクーポン券でうどん屋にいくことになったかなえとユリ。 でもこのうどん屋、ぜんぜん普通じゃない!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

71.2 4 ハチャメチャで笑いなアニメランキング4位
スレイヤーズNEXT[ネクスト](TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (207)
1117人が棚に入れました
テレビアニメ第2作目で、原作小説であるスレイヤーズ本編第2巻、第4巻、第7巻、第8巻を元に構成されている。本編第一部の残りのエピソードをアニメ化したが、6巻の内容のみ、構成や登場人物の都合上、ほぼ丸ごとカットされている。魔道の奥義が記された魔道書「クレアバイブル」を求めて旅に出たリナ達。千年前の降魔戦争以来、なりをひそめていたシャブラニグドゥ配下の魔族たちがなぜか彼女らの行く手を阻んでくるのだった…。
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いやぁいつになっても面白い!

公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/slayers/


シリーズ物第二弾、全26話。冒険ファンタジー。

■TVアニメ
スレイヤーズ
スレイヤーズNEXT    ←ここ
スレイヤーズTRY
スレイヤーズREVOLUTION
スレイヤーズEVOLUTION-R
■劇場版
スレイヤーズ(劇場版)
スレイヤーズRETURN
スレイヤーズぐれえと
スレイヤーズごぅじゃす
スレイヤーズぷれみあむ
■OVA
スレイヤーズすぺしゃる
スレイヤーズえくせれんと


サブタイトル

第25話までのサブタイトルはしりとりになっている。余談だがサブタイトルの1文字だけ赤文字になっている。


主題歌

オープニングテーマ「Give a reason」
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉
エンディングテーマ「邪魔はさせない」
歌 - 奥井雅美、作詞 - 奥井雅美、作曲 - 奥井雅美・矢吹俊郎、編曲 - 矢吹俊郎
挿入歌「乙女の祈り」
歌 - 林原めぐみ&鈴木真仁、作詞 - 渡部高志、作曲 - 奥井雅美、編曲 - 矢吹俊郎

いやぁOPED共に神がかっていますね。大好きです。当時こればっかカラオケで歌ってましたよ。すっかり忘れてたのでまたカラオケ行った時は歌いたいと思います!


各話感想(14話以降~ 1話から書いておけばよかった…
{netabare}14話
緑川さんwwなんで歌ってるんですかw
ってかアイドルアニメになってるwリナとアメリア可愛いw
もうドラグスレイブのバーゲンセールw
15話
完全にコスプレ回w
ガウリィのクラゲが面白すぎるw
ちょくちょくリナが今までクラゲってツッコミ入れてたんだよな。
リナの足音がうるさいw
しりとりならぬ尻取りw完全に詰んだゼルww
16話
はいはい毎度毎度の飯テロ。なんでこんな食い物がうまそうなんだ。
ゼル女装やめいw
完全にタンゲw
何故かスポ根アニメにwまるでキャプ翼のような恐ろしさw
そしてクレアゲイブルという落ちw
17話
今度は女装回w
全員気持ち悪すぎるwゼルちゃんww
まさかのフェミ王国。
ルルwどっから出てきたんだよその名前wだが、男だ。
宝塚w結構パロ多かったんだなぁ。
Bパート始まりが完全にBLww
落ちは嘘発見器とみわがまさかの男w
ゾクゾク男の娘が暴露wひどい回だったww
神谷浩史がMOB出演!
18話
ここからが本番シリアス回が始まる。
はいはい出落ちゼロスw
マルチナ苦労してんなーwリナひっでぇw
石版多すぎwクレアバイブルとは一体なんだったのか…
完全なるコピーとはいえこれはひどいw
文字も点字みたいなもんじゃねぇか。
おばあちゃんにガウリーとの関係聞かれて赤くなるリナ可愛いw
リナとガウリーの焚き火シーンいいなぁ。
一生かって完全にプロポーズだろwって寝んな!w
黒い石版。

ギガ・スレイブ『不完全版』
闇よりもなお暗き存在(もの)、夜よりもなお深き存在(もの)混沌の海にたゆたいし、
金色なりし闇の王、我ここに汝に願う、我ここに汝に誓う、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを

ここメッチャシリアル。
いよいよ出ましたガーヴさん。


19話
あれだけ強かったゼロスが一瞬のうちにフルボッコ…
セイグラムまで。
ヘルマスターの目的は…秘密ですヽ(・ω・)/ズコー
ドラグスレイブがまったく効かないセイグラム。
絶体絶命ですね。この状況でマルチナ登場www
ばあちゃん強いな。水竜王=ゾアメルグスター
ばっちゃああああん!
今から真人間になるんですって職業じゃないんだからw
ズタボロのボコボコwwアメリアひでぇw
「人生って素晴らしい人生って素晴らしい」
いやいや勘弁して下さいよアメリアさんww
上から10皿ずつとかおまえは悟空か!w

20話
アクアおばあちゃんどうなったんだろうか。
可愛いショタだと思ったらまさかの盗人w
ゼル「リナに食われなくてよかったな」
えっとどういう意味ですか?なんか色んな妄想が膨らんじゃうんですがw
ゴールデンドラゴンとブラックドラゴン…
マルチナ駄目過ぎるw
降魔戦争?クラゲツッコミw
ゴールデンドラゴンまさかの擬人化!
しっかしまぁマルチナ良いキャラしてんなぁw
ガウリーの1012歳以上ツッコミヽ(・ω・)/ズコー
真のクレアバイブル。おいマルチナww

21話
いよいよ伝説の魔導書クレアバイブル解禁!?
のっけから完全にDBwヤムチャ視点w
ドラゴンジョークわらえねぇよ!w
ゼロス化物じゃねぇか…
アクアばあちゃん元気だったのか。
やっとクレアバイブルに辿り着いたか。
ロード・オブ・ナイトメアって響きがカッコイイ。
ロードオブロードって何かのゲームであったようななんだっけなぁ…
赤龍vs青龍再び…
正義の拳ww

ラグナ・ブレード『完全版』
悪夢の王の一欠けよ、天空(そら)の戒めとき離れたし凍れる黒き虚ろの刃よ、
我が力我が身となりて、共に滅びの道を歩まん、神々の魂すらも打ち砕き

ガーヴ強すぎ…

22話
ラグナブレード完全版の反動か…
ガウリーとゼルかっけぇー。
ラグナブレード連発して大丈夫なのかよ…
倒したかと思ったらラグナブレード効いてないのかよ。
ショタはヘルマスターだったのか。まぁ大体わかってたが。
ガウリィまじヒロイン…
まーたサイラーグのサイラーイ。

23話
ガウリィの回想…
ガウリィ犬扱いすんなw
涙がちょちょぎれる…(´;ω;`)ブワッ
やっとシルフィーきたか。
ガウリー売るってどういう事ww川に流すとかw
ガウリーの暗黒騎士化。
ドラグスレイブの吸収とか半端ない。
ナイスタイミングでのザングルス。
ラグナブレードのバーゲンですね。
まっまっまさかのガウリーだったのかー(迫真
こっこんな展開誰がわかるって言うんですかー(棒

24話
あっ操られてるだとー(棒
そしてまた拐われる…
マルチナ駄目すぎるw
何がどうして街が復活してるのやら…
お父様ああああ…生きていないだと?
フィブリゾの魔力で復活した仮初の命。
精神攻撃がひどい。
魔力増加版ラグナブレードでやっと侵入成功。

25話
フィブリゾが鬼畜すぎる。
アメリアがいちいち可愛いなぁもうゼルと結婚しちゃえよ。
マルチナの扱いが毎度毎度ひどいw
まさかのシルフィール版ドラグスレイブ。
アメリア…
死を操るものとかひどすぎる。
シルフィールもゼルもザングルス…
もうだめだこりゃ。全滅…

ギガ・スレイブ『完全版』
闇よりもなお暗き存在(もの)、夜よりもなお深き存在(もの)混沌の海、たゆたいし、
金色なりし闇の王、我ここに汝に願う、我ここに汝に誓う、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを

ロード・オブ・ナイトメア降臨キタ━(゚∀゚)━!
このストレスが溜まりに溜まった状態からの降臨はスカッとする。
もうメチャクチャかっこ良すぎる。
いつ見てもいいなぁ本当に最高だ。

26話
リナをおっかけてからの告白シーンは本当にいやぁ泣きましたよ(´;ω;`)ブワッ
そして戻ってきてからのギャグ落ちw
エピローグの結婚式で何故ザングルスとマルチナなんだよw
もうなんていうか色々理想的な最終回過ぎて素晴らしい出来だった。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

Zel さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悪夢の王の一欠けよ、天空の戒めとき離れたし凍れる黒き虚ろの刃よ

1996年放映作品
全5シリーズの内1stに続き2期にあたる
前作もファンタジーとして秀作と言える作品だったがこのNEXTはシリーズ最高峰と言われる名作

リナ ガウリイ アメリア ゼルガディス
という前作からのお馴染みのメンバーは健在
というかより一層個性を増している
ゼルなどcoolなキャラが崩壊しかけていて最高に笑えるw
それに加えて獣神官ゼロスが今作から一行と共に旅をする事になる
このゼロスがとても神秘的で惹きつけられる
温厚な人柄の奥に隠れる狡猾で残忍な眼差し
ゼロスの登場のおかげで物語は120%増しで面白くなっていると言っても過言ではないだろう

1st同様前半は一行が旅をしてる最中にトラブルに巻き込まれてそれを解決していくパターンだけど、様々なトラブルがやがて一つの謎に関わっていく
クライマックス数話の次々と魔族の大物が出てくる大迫力で息を呑む展開は圧巻
そして最後は感涙必須w

ちなみに3期にあたるTRYは翌年1997年放映
そこから11年の時を経て2008年に4期REVOLUTION
2009年に5期REVOLUTION-Rが放映されている
月日が空き過ぎた為4期以降は未鑑賞
いつか観たいと思ってます


主演リナを演じる林原めぐみさん
言わずとも知れている名優さんです
同時期に放映していたヱヴァの綾波レイと同一人物と知った時は驚きました

光の剣士ガウリィは松本保典さん
サザエさんのノリスケさんもやってます

残酷な魔法剣士ゼルガディスは緑川光さん
スラムダンクの流川楓などクールなキャラが多いです

セイルーン王位第一継承者の姫アメリア役の鈴木真仁さん
アメリアと言えばこの方です!まさにはまり役だと思います
最近は出演作品が少ないようですが好きな声優さんです

ゼロス役の石田彰さん
夏目友人帳の名取周一や男子高校生の日常の会長などいけしゃあしゃあとした役がよく似合う声優さんです

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

リナ・インバース=Untouchable

1期に続き、2期でも第1話でドラグ・スレイブぶっ放し♪
ファンタジーコメディ街道まっしぐらかと思えば
ガウリィとリナが・・・つ・遂にラブコメ展開!!?
そして魔族に対抗しうる力を求めて、クレアバイブルを探す旅の過程で
魔族に関して知ると、より世界観が明確になり面白味を増しました。
最強呪文であるギガ・スレイブの力の源、ロード・オブ・ナイトメア
その全ての闇を統べ、全ての混沌の生みの親
その配下の事とか降魔戦争のファンタジーな歴史とか
いやぁ~面白い♪実に面白かった♪
それにしても、リナとガウリィの食いっぷりを見てたら
こっちまで腹減ってくるよねww
ではでは、前作のレビューでも書いたようにこっちにも呪文書きますかw
 
【召喚術】
天を翔る闇夜の星久を、大地を束ねる古の契約よ、
我が命に従いて彼の者を呼び寄せたまえ
 
【魔力増幅】
四界の闇を統べる王、汝ら欠片の縁に従い、
汝ら全ての力持て、我に更なる力を与えん
 
【ラグナ・ブレード】
世界の戒め解き放たれし、氷れる黒き虚無の刃よ、
我が力、我が身となりて、ともに滅びの道を歩まん、
神々の魂すらも打ち砕き。
ラグナ・ブレェェェド!!
 
【ラグナ・ブレード】(完全版)
悪夢の王のひと欠片よ、世界の戒め解き放たれし、
氷れる黒き虚無の刃よ、我が力、我が身となりて、
ともに滅びの道を歩まん、神々の魂すらも打ち砕き。
ラグナ・ブレェェェド!!
 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

63.4 5 ハチャメチャで笑いなアニメランキング5位
フタコイ オルタナティブ(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (151)
1033人が棚に入れました
都心から電車で15分の小都市=二子魂川市。そこで小さな探偵事務所を営む『双葉恋太郎』と、その押しかけ助手である『白鐘姉妹』。とある秋の季節、彼らが送った平凡で、そして平凡だからこそほんのりとしあわせだった毎日。
双葉恋太郎は桜月組に拉致されていた。組長の大切なインコをあずかっていた恋太郎はインコをネコに食べられてしまうという失態を犯してしまったからだ。その頃、双樹は夕飯の買出しをし、沙羅は助けを求めて事務所にやって来た金を連れてマフィアから逃げ回っていた。責任を取るべく賭けボクシングの試合に無理やり出場させられてしまう恋太郎だが、予想を裏切り相手をノックアウトしてしまう。怒った桜月親分は、恋太郎拳銃で撃とうとするが・・・

声優・キャラクター
水橋かおり、門脇舞以、関智一、堀江由衣、小清水亜美、伊月ゆい、綱掛裕美、長谷川静香、長谷優里奈、吉住梢、桑谷夏子、たかはし智秋、三五美奈子
ネタバレ

lEFUg59761 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

『読書家』にお勧めしたい、愛のある哲学作品

原作は双子のヒロインばかりがでてくるギャルゲー「双恋」。
主人公が学校生活を送る中、双子のヒロイン達と出会い愛を深めると言う、いかにもな作品です。
そんな単なるギャルゲーが何を思ったのか、ヒロインの「容姿と声」だけをそのままに設定を一新したのが、この「フタコイ オルタナティブ」です。
主人公はオリジナル、ヒロイン達の性格は崩壊、というか設定そのものが別物、
物語の舞台も、ただの駄洒落で決めたであろう「二子玉川("ふたこ"たまがわ)」。
発表された当時はバッシングの嵐だったのを良く覚えています。
放送終了後もぶっとんだ脚本に批判が集中し、あまり良作扱いをされておりません。
ですが、個人的には名だたる作品にも引けを取らない、不朽の名作であると思います。
以下、その理由を項目ごとに解説していきます。

■物語……5.0
この作品が「駄作」と言われている最大の理由、それが物語の脚本がぶっとんでいる、という点です。
ネタバレをしないよう何かに例えるならば、
「ドラえもんの世界に突然プレデターが出現し、それを静香ちゃんの応援によって超常的な力に覚醒したのび太が、ワンパンマンのごとく一撃で打ち倒す」
というストーリーです。意味が分からないですね。
ですが、実はこの荒唐無稽なストーリーからは深いテーマが読みとれ、それに気付けるかどうかが肝になってきます。
先ほどの例えで言うならば、プレデターは「のび太のコンプレックス」を、静香ちゃんの応援は「価値観を共にしてくれる存在」を、超常的な力は「社会からの解放」を意味しています。
{netabare}
見終わった方向けに説明すると、こんな感じです。
突然現れたイカ=一般社会の常識や価値観の象徴
2人を選んだ結末=エロス(性愛)を超える真の愛
巨大なイカ=社会から外れる者を修正する最後の砦である世間の目
アクロバット=世間から解放された身軽さ
探偵キック=自己の価値観を肯定する強い力
{/netabare}
つまりは、「自己を開放して価値観を共有することの大切さ」を描いたストーリーと言えるのです。
大事なのは、それを制作側が意図しているかどうかではありません。
その思考に至れるだけの素材であるということが、大切なのです。
深読みであることは百も承知ですが、哲学するに値する脚本であることは確かであり、それは間違いなく名作の物であると言えるでしょう。

■作画……4.0
作画を担当しているのは、今やFateシリーズでお馴染みのufotable。
当時はまだテイルズ作品等でしか見かけない名前で、無名のスタジオでした。
しかし、この時からその美麗さはすでに存在しており、止め絵も崩し絵も視聴意欲をグングン煽ってくれます。
ufotableとしては初めてシナリオから携わった半オリジナル作品とも言え、当時のスタッフがかける情熱が直接伝わってくる作画です。

■声優……4.5
コミカルなシーンが多い本作ですが実力派の声優さんが揃っており、テンポ感を一切損ねない演技は素晴らしいです。
特に、主演の関智一さんの演技は、それはもう尋常ではありません。
陽気でお調子者でコンプレックス持ちの面倒くさい青年を、見事に快演しています。
特に、主人公が困難の末に出した結論をモノクロで独白するシーンは、スッと心の中に入ってくるかのようなネイティブさがあります。
私は、この作品の『双葉恋太郎』というキャラクターは、数多くのキャラを演じている関智一さんの中でも、最高峰の演技が見られるキャラクターだと思います。

■音楽……4.5
テーマ音楽が本当に秀逸です。
暖かく、幸せで、どこか切ないメロディー。
それはこの作品全体の雰囲気を大きく作り出す重要な要素で、様々な場面でいい仕事をしてくれます。
他にも、音楽の演出がテレビ的というよりは映画的な使われ方をしているのも珍しい部分でしょう。
演出家や作曲者のこだわりが見られる、いいサウンドトラックだと思います。

■キャラ……3.5
元々がギャルゲーなので、味付けは濃い部類です。つまりは萌え萌えしてます。
そこが受け入れられるかどうかで、評価も変わってくるでしょう。
キャラクター像自体はありふれたものですが、分かりやすいのはいい事です。
ただし、主役級である3人だけが、難解で奥深いキャラ設定をなされており、その温度差が理解しにくい一面を作ってしまっているのは否めません。
バランスの難しい作品であることが、キャラクターからも伺えます。

台詞回しや動作の間、音響効果の使い方や明暗の切り替わりまで、至る所に細工が施されている本作。
基本はノスタルジックに、時にコミカル、時にシリアス、色々な一面を見せてくれるこの作品は、見ていて飽きを感じさせません。
個人的には、様々な作品の価値観やテーマを知っている『読書家』タイプの人なら、凝り固まらずに受け止められるのではと思います。
表面だけを見るのではなく、そこをかき分けて中身をじっくりと観察する。
その大切さを教えてくれるアニメです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

三人でいたいーー。

双恋の第二作目にあたる作品。
キャラは前作を引き継ぐ形となっていますが、
その立ち位置やその他の大部分の設定が一新されており、全くの別物とみて間違いないでしょう。
制作会社もテレコム・アニメーションフィルムからFateシリーズでおなじみのufotableに変わり、
なぜユーフォなのか納得できる内容になっていたと思います。


さて、ではその内容についてです。
この作品を観る前の前提条件として、
私は前作をあまり楽しめなかったことがあります。
すなわち期待値はかなり下降してました。
しかし、いざ蓋を開けてみればあらびっくり。

面白ェェェ!うっうっ。。

ブッ飛んだ世界観が心を踊らせる・・
脈絡のなさそうな展開や荒唐無稽で意味不明にみえる敵など、
普通ではゲンナリしそうな内容ですが、
この作品はそれを勢いと熱さと可愛さとそれだけでは語れない何かで、魅力的に仕上がっていました。
笑いあり涙ありの心に響く作品です。
(※評価点よりお気に入り。)



物語はとある経緯から探偵事務所の2代目となった主人公と一組の双子をメインに進みます。

その双子とは、前作においてサブ的な立ち位置だった白鐘姉妹(双樹&沙羅)。
この双子を主役に据えたこと。
その他の双子の出演が抑えられたこと。
これが個人的には評価したいポイントです。
白鐘姉妹にスポットが集中してるおかげでより魅力的な個性を覗くことが出来ました。
これですよこれ!私の求めていたものは。
双子の良さを上手く引き出してくれてます。
二人ともかぁいいよぉ~お持ち帰りィ~!


それと、前作より表情が豊かになりました。
顔も体もよく動く。
ここはユーフォの力ですかね?
ピョコピョコ動く双樹ちゃんたちを輝かせるロングスカートな制服も可愛らしい。

双樹ちゃんも沙羅ちゃんも主人公くんも面白可愛かった。
三人の日常会話が笑える萌えるで最高。
一見の価値アリです。
そうそう、主人公くんはけっこういいキャラしてて好きですね。


他の双子ちゃんもちょいキャラとしておまけ程度の登場でしたが、
彼女らも双樹ちゃんたちと比べて短い出演のなか、
存在感を示ししっかりと爪痕を残してくれました。
面白かったです。



OP「New World」 歌-ベ・ユミ
ED「ぼくらの時間」 歌-eufonius

OPの疾走感の凄さよ。
映像もよく動くしブッ飛んでるしw
これで心を掴まれたといっても過言ではない出来映え。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――



白鐘姉妹の声優強くね?
双樹ちゃん役を務めるのはイリヤなどで知られる門脇さん、そして沙羅ちゃん役がマミさんで有名な水橋さん。
元々、門脇さんは大好きなのですが水橋さんの演技が沙羅ちゃんにハマりすぎててヤバいです。
ほんと二人とも可愛い。


それと、舞台となる二子魂川は二子玉川がモデルのようですが、
二子玉川にはたまに行くのでここも何となく嬉しいポイントです。


物語の中身についてはほとんど触れずにごめんなさい。
でもこれは知らずに観たほうが良いのでは?と思ったためであり、
怠惰が招いた結果ではないことをご理解くださいましヽ(´ー` )ノ(ドキドキ・・)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

奈悠 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

設定演出がむちゃくちゃだよ?!だがそれがいい!!

全13話。最初からなんだこれは!?ってのが最初の印象。

しかし、しっかりとしたストーリーがその過剰な設定などでも十分生きてます。
何も考えずに本編楽しめばいいよ。いや本気で。

中盤あたりでどうしてこんな生活を送っているか回想シーン含め見応えあります。
沙羅&双樹との出会いのきっかけ。「私達を探してください」

終盤も本気だったのかこの設定って・・・。
だがそれがいい!!って本気で言えるような内容でした。

演出は細かな心理描写も含めかなり見応えがあります。
男らしく成長していく恋太郎もいいですね。

ドタバタラブコメっぽい始まりだったけど、ちょっと変わった3人のお話。
愛の物語を感じてください。

私的に“もっと評価されるべき”と思える作品です。


こんなお話
“――3人でいたい――”

原作はメディアワークス電撃G's magazineにて連載中の双恋。
双恋のプロジェクトとして同じ原作を2つの制作会社が全く違ったアプローチで作るとどうなるか?
という「双恋」ならではの企画で進んでいた作品です。2004年10月よりテレビ東京系にてO.Aしていた老舗の制作会社テレコム・アニメーションフィルムの「双恋」に対し、「フタコイ オルタナティブ」は新進気鋭の制作会社ユーフォーテーブル(ufotable)が担当!
「主人公と双子の3人が一緒にいることが、主人公視点による“嬉しい”じゃなく、視聴者視点で、それが彼等3人にとっていちばんの幸せであるように観てもらうためにはどうすればいいのか?と、ひたすら考え抜いて作っています。」
銭湯へ行ったとか、帰り道に肩を並べて歩いたとか。本当に日常の些細な幸せ・・・
フタコイが描くのはそんな幸せです。
(公式より引用)


OP「New World」 ベ・ユミ(1st Single)
ED「ぼくらの時間」 eufonius(上記Singleのc/w)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

68.2 6 ハチャメチャで笑いなアニメランキング6位
こちら葛飾区亀有公園前派出所(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (235)
1414人が棚に入れました
主人公・両津勘吉の破天荒な行動力が巻き起こす大騒動の面白さが、長寿の秘密と考えられがちですが、この作品の本当の人気の秘密は、古典落語に通じる人情喜劇のエッセンスが根底に流れていることです。 この作品には、主人公の両津をはじめとして、きわめてユニークな人物達が次々に登場します。彼らが引き起こす、人の迷惑を顧みない大騒動! でもどの人物も何故か憎めない愛すべき人たちなのです。 作者の下町の人々に注ぐ視線の優しさ、下町への愛情、が登場人物たちの素朴で温かい感情となって、作品の中で発露しているのです。 一見、破天荒な「ドタバタ・ギャグ・アクション」の底に流れる、下町の人情・温かさ・優しさが「こち亀」の最大の魅力なのです。

声優・キャラクター
ラサール石井、佐山陽規、森尾由美、宮本充、家中宏

スガル72 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

唇亡ぶれば歯寒し

【こちら葛飾区亀有公園前派出所】のアニメは、平均点以上の出来だったと思います。
そんなに悪くもなかったけれど、もっと上手く作れたんじゃないかな、くらいの印象です。
アニメでは放映当時のこち亀連載の主要登場人物を早めに登場させるために、かなり無理な進め方をしていた印象があります。
私は連載の初めからじっくり作ってもよかったのではないかと思います。
連載初期のエピソードに、無理やり現在の主要登場人物を追加しても、味を損なうだけです。
そんな切貼りのような作り方だと、作っている方も訳が分からなくなるのではないでしょうか。


こち亀の魅力は人によって様々だと思うので、ここではこち亀が成功した理由でも考えてみたいと思います。
私はこち亀の人気の秘密は、全てを排除しない懐の深さだと思います。
しばらく前にたまたまラジオを聴いていたら、昔人気があり、現在は人気のない年配の芸人さんが、最近の若者は全然ダメだと毒を吐いていました。
そんな芸人さんを新たに好きになる若者がいるでしょうか。
結果先細りです。
しかしこち亀は、あらゆる対立要因を受け止めます。
こち亀の物語の中では、暴力団の組長と両さんが喧嘩をしても、その後普通に仲良く喋っていたり、暴走族と喧嘩をしても、暴走族にもいい奴がいたりします。
浮浪者と仲良くし、大金持ちと仲良くし、大阪人と仲良くし(大阪生まれ大阪育ちの私としては嬉しい)、様々なマニアやオタクと仲良くし、性同一性障害でも、下町でも、都会でも、女性的なものでも、男性的なものでも、老人、若者、貴賎を問わず、可能であれば何でも受け入れて行きます。
タバコや一部の国際関係等、どうしても問題になりそうなものだけが登場しません。
それでも、触れないだけで否定しているわけではないんです。
これがこち亀の力です。


『唇亡ぶれば歯寒し』という諺がありますが、どんなに高位の集団の中にも、どんなに下位の集団の中にも、疎外される人は出てきます。
それはちょっとしたことが原因でも、誰もがそうなる可能性を秘めています。
学校や職場なんかだと、それがイジメとかになるんですよ。
でもそんな人間を次々に切り離していくと(退学や退職で消えると)、次には残った人間の中で、別の誰かがその役を担うことになります。
とてもばかばかしい。
そのルーレットは誰を指すかは分からず、いつかは自分がそれになるかもしれません。
それならばいっそ、自分がスケープゴートにされない内に、皆から重んじられているうちに、阻害されそうな人をフォローしながら、皆で和気あいあいをしているほうが楽しくて、仕事もはかどります。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

その昔、絶対にアニメにならない作品と思っていた B

原作60巻くらいまで読了

原作を読めば、両津勘吉という人物が単なる冴えないオッサンではないことは一目(一読?)瞭然なのですが、中年のおっさんが主人公の作品が一般ウケする訳がないとずっと思っていました。
このため、この作品がアニメ化された時に、私の周りでは内容が一般向けに改変されるであろうという懸念がありましたが、私はそれよりも何よりもよくぞアニメ化に踏み切ったとその大英断を歓迎しました。

そして、お下劣写真を大原部長から奪還する話がアニメで見られたときは感激ものでした。
ボーナス争奪戦、日暮の登場回など、原作でもアニメでも好きだった回はありますが、アニメではどちらかというと残念な点の方が多く見られました。

とりわけ、最初から中川がまともな人間だったのは非常に残念です。
原作では両津よりもぶっ飛んだ人物でした。
ダーティー・ハリーの真似をして気分が高まり過ぎて、思わず軽トラに向かって本当に発砲してしまったり。
制服がダサイという理由でオリジナルの制服を着用してきたり(これがないと一人だけ別の制服を着ている意味が分かりません)。
勤務中にロックを聴いていたり(確かスージー・クアトロだったと記憶しています。両津はスージー・中トロとか言っていましたが)。

途中から、変態デカたちの占める割合が高くなってきたのも、つまらなくなってきた要因に思います。
視聴が続かなかったのはその辺りの事情のほか、原作で出てきた人物が端折られていたこともあります。
原作では、星逃田とか戸塚とかおよそ刑事とは思えないキャラがもっと跋扈していたのですが・・・(ひょっとしたら私が見ていない回で出てきているのかも?)。

アニメは長期にわたって放送され、こち亀の一般への浸透には一役も二役も買いました。
両津の銅像ができたり、それが何者かによって破損されたことがニュースになったり。
ニュースで「両津勘吉」という名前を聞くなんて、昔は思ってもみなかったと嫁と話し合ったりしたものです^^

OP,EDは何回も変わりましたが、堂島孝平の歌う「葛飾ラプソディー」がアニメ版両津勘吉を一番よく表していたと思います。
何でも、原作者・秋本治の意向が反映されている歌詞なんだそうです。
漫画版(特に初期)はもっとディープな歌の方があっていると思います。
それこそ、春日八郎の曲を使ったら両津は喜びそうです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悩み事が吹っ飛ぶよ

略して『こち亀』

アニメ放送第1話から最終話まで
全部録画しました。母が。

原作は私が生まれた年にスタートして
今でも続いています。
もうとことん続いて欲しいです。

初めてご覧になる方でも
基本1話完結なので
何話から観ても楽しめると思います。
人間関係なんかは、後から解かってくるので
問題ないはずです。
『サザエさん』を別に1話から観なくても
だんだん家族構成が解かってくるのと同じです。

一応、警察の話なんですが、
犯人を捕まえるとか
事件を解決するとか
ポリスストーリー要素は極稀で
仮にあったとしても、
逮捕する事が本筋のストーリーの目的(オチ)では無いことが多いです。
むしろ、世間を騒がしている犯人だったり
事件を起こすのが、主人公の『両津勘吉』巡査長です。

簡単に言うと
下町の派出所(交番)のお巡りさんの
ハチャメチャ人情ギャグマンガです。

個人的には、観ていてすごく元気になる作品で大好きです。
私自身『両さん』に似てるところが多々ありまして、
共感が持てます。
(ギャンブルはしませんけど・・・)

たまに油断してたら腹がねじ切れるくらい
笑うときがあるので、注意が必要です。

音楽も下町の感じが出てるOPだったり
何で?っていうEDだったり(OP・ED共数種類あります)
BGMも楽しい感じが出ていてGOODです。
カッコよくはないですけど、それでいいんです。


アニメが放送されていた時期
私の職場の前の道路を
学校帰りの子供が物凄くでかい声で
「テ・テ・テレビをみるときは~♪
部屋を明るくして離れてみてね♪」
と歌いながら家に帰っていました。

私は一発で「こち亀や!!!」と分かりましたが
それ?それ歌う!?
いや凄く良い事を言ってるんだけど、
「火の用~心」みたいな感じで
感心な子供だけど・・・

そいつのせいで私の頭の中では
『葛飾ラプソディー』が
永遠にリピート再生されることになり
鼻歌うたって、なんかご機嫌な感じで
仕事してる様に見えてしまい、
上司から軽い感じで残業を言い渡されました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24
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