2024年度のファンタジーTVアニメ動画ランキング 15

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2024年度のファンタジー成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月11日の時点で一番の2024年度のファンタジーTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.2 1 2024年度のファンタジーアニメランキング1位
治癒魔法の間違った使い方(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (136)
428人が棚に入れました
平凡な高校生・兎里 健(ウサト)は、帰宅の途中、生徒会長の犬上鈴音(スズネ)、クラスメイトの龍泉一樹(カズキ)とともに突如現れた魔法陣に飲み込まれてしまう――。 気づくと、そこは異世界。 3人は王国に攻め込んでくる魔王軍に対抗できる『勇者』として召喚された……はずが、勇者の適性を持っていたのはスズネとカズキのみ。 ウサトは巻き込まれただけだった! しかし、ウサトに“治癒魔法”の適性があることが判ると事態は一変。 救命団団長を名乗るローズが現れ、ウサトを力ずくで連れ去ってしまう。 そこでウサトを待っていたのは、想像を超える地獄の訓練の日々だった――!

声優・キャラクター
ウサト:坂田将吾
スズネ:七瀬彩夏
カズキ:高梨謙吾
アマコ:会沢紗弥
ローズ:田中敦子
ブルリン:渡辺明乃
オルガ:中村源太
ウルル:青山吉能
トング:伊藤健太郎
ミル:堀井茶渡
アレク:奈良徹
ゴムル:堀総士郎
グルド:藤井隼
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

超体育会系な特訓で強くなっていく主人公が面白いかも

異世界に召喚されてしまったウサト、カズキ、スズネ3人の高校生。
しかし勇者として召喚されたのは2人だけで、一般人のウサトは何もないと思われたが・・で始まる物語。

結構な数の「異世界もの」が毎期配信・放送されてて、目を引くような設定やお話でない限りスルーすることが多くなってきました。
そんな中、面白い作品ももちろんあるわけで、この作品も皆様のあにこれレビューを見なかったら完全にスルーしてたと思います。いつもありがとうございます。

〇この作品の面白いと思ったところ
 主人公が弱くて、訓練を受けながら強くなっていくところ
 コンプラ無視な超体育会系な特訓
 召喚された国の王様はじめ、みんないい人なところ

 最初から俺TUEEEEな感じよりも、頑張って努力しているところのほうが感情移入できます。
 超体育会系なところは賛否あると思いますが、私はコメディとして楽しめました。
 こういう異世界もので王様があんなにいい人って珍しい気がします。
 
{netabare} 魔族に対抗するために各国に書状を渡す旅に出た{/netabare}ところで1期は終わりました。
最後のほうでこれから登場するキャラたちがいっぱい紹介されてましたけど、もうこれは2期発表と思ってもいいのでしょうか。。

〇スズネについて
 現世界にいた頃は殻をかぶっていたけど、実は異世界ファンタジーに憧れているちょっと面白い女の子なんですよね。
 彼女の絵がメインのEDですけど、最後の一枚絵と曲調の感じから、彼女に何か悪いことがあるんじゃ?ってずっと思ってましたw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

脳筋ヒーラーの正しい使い方

序盤は自分にヒールかけながら地獄のようなトレーニングで鍛え上げて脳筋な話だなーって思ったけど、回復をどう戦闘に生かすのかな?って思ったら、「ああ、そういうことね」って思って、戦闘も脳筋な感じだしストーリーも単純で最後まで脳筋な印象のまま終わった
難しいことなく気軽に見れて、面白かったです!

メイン3人、元々は現代の普通の学生のはずなのに、元々ファンタジー世界の住人なの?ってくらい異世界になじみすぎています
そんな感じで細かいことは気にするなっていうノリがなろう系だなーって思った

だんだん面白くなってくる感じだったので2期あるなら期待してもいいかも

良い人ばっかりで不快なポイントがなくストレスを感じない話なので、異世界なろうアレルギーじゃないならそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

設定も話も面白かったですが、キャラに入り込めなかったです。

 面白い話だったと思います。肉体修行そのものが強さにつながって行くしギャグにもなっているのが面白いですね。治療魔術が最強なわけでなく、辛い修行とセットで身体性が養われる=強くなる感じです。全体的に修行ギャグとキャラ萌えの話でした。

 最後の対黒騎士は治療魔法をそっちの方向で見せるのは、変なチートにつながるのでちょっと疑問でした。が、本作のエピソードとしては、北風と太陽というか、傷つけるものは傷つくし、治す人は相手を懐柔することができる…という寓話になっているのかもしれません。勇者との対比が活きていました。

 キャラとしてはスズネが非常に可愛いかったですね。キャラデザとしては最高に好みでした。ローズは意図的に「ガラスの仮面」の月影先生に似ているのでしょうか。怖くて厳しい過去がある教師を意識したのかもしれません。

 ただ、最大の欠点なんですけど、主人公が「記号」なんですよね。無自覚でやられキャラ。そのくせ最強という駒ですね。無垢すぎて内面が感じられません。先ほど「ガラスの仮面」と言いましたが、北島マヤも同じでした。サブキャラたちは非常に魅力的だし話は面白いんですけど、「主人公」という名の記号になってしまい、魅力を感じません。

 そして、それはスズネ会長にも言えます。ヒロインとして内面の深みが弱いのでせっかくいい設定・造形なのに、単なるおバカキャラに見えてしまい今一つ惚れられない感じがします。

 ローズだけに物語がありました。過去回想の手法は良くなかったですが、現状では内面が見えるのはローズだけかなあ。

 総評すると発想も設定も話も面白いと思いますが、主人公とヒロインが見えてこないので没入感がなかったかなあ。再視聴したくなる感じがありません。作画は良かったですね。量産型の異世界ものとしてはトップクラスに良かったと思います。

 ということで、話は4ですが、キャラは3.5かなあ。設定は良いんですけどね。キャラ萌えの構造の話なのにキャラに萌えられないというのは痛かったと思います。
 作画は4.5。声優はスズネ役が可愛かったし調整として3.5。音楽は3にします。






1話 コメディよりで変化球な感じ。シンエイ動画最近いいですね。

{netabare} シンエイ動画、最近いいですね。「僕ヤバ」「高木さん」の作画のクオリティにかなり感心しましたが、本作も異世界ものの作画としてはかなりいいと思います。

 かなりコミカルな感じで、異世界テンプレからは少しキャラの反応や異世界側の対応も変化球になっているので、ちょっと期待がもてます。

 生徒会長のキャラに悩み事もあるみたいですけど、転生でワクワクしてましたので、どうなんでしょう?ヒューマンドラマがあるのかないのか。がっつり考察するような話ではないでしょうけど、毎週の配信が楽しみになるレベルの作品になればいいと思います。

 掴みは悪くないと思います。なによりアニメが綺麗なのが好感がもてます。{/netabare}


2話 話もキャラも設定も演出もとても良い。会長が可愛い。

{netabare} 今期は異世界モノをチェックしていこうと思い、いろいろ見てますがなかなか面白い話だと思います。

 設定それ自体が秀逸なのはもちろんですが、それを支えるテンポも演出もいい思います。訓練シーンとローズと会長のキャラ造形が秀逸なのが今のところの面白さでしょう。

 超回復のメカニズムとか、身体を鍛えるとテストステロンで性格がポジティブになるらしいのでその辺が主人公の成長と非常に自然にマッチしています。また、同僚と肉体を通じて仲が良くなってゆく描写もいいですね。モブサイコをちょっと思い出しました。我々オタクも少し見習いたいものです。

 途中「訓練についてこられるというお墨付き」は言葉の使い方が間違っていると思います。お墨付きは偉い人が権威を与える時に使う言葉です。

OPの曲名が「CURE」なのは笑いました。この辺がセンスなんでしょう。EDは会長のイメージビデオですね。とてもかわいい絵でした。

 視聴継続ですね。{/netabare}


3話 展開が面白いです。シリアスもギャグも考えられる進行ですね。

{netabare} 不思議なもので、荒唐無稽ご都合主義でも面白い作品と言うのはあるものです。本作はその良い一例かと。今のところですけど。

 誰も今の段階で主人公が死ぬとは思いませんので、その点では安心して見ていますが、展開が面白いんでしょうね。会長が助けにくることも期待しましたけど出番は一瞬でしたね。もうちょっと会長成分が欲しい。

 今期は本作と「俺だけレベルアップ」「最弱テイマー」が苦労しながら話が進む感じなのが、なかなかいいと思います。なろう系ですからどこかで強くなるんだとは思いますが、今のところ話がちゃんと面白いです。

 魔族側が巨乳のお姉さんでしたけど、ローズがいるし主人公の初陣ですから負けキャラですよね。ひと昔前ならローズが死んで後を継ぐ的な展開もありそうですけど、本作はそこまでシリアスは入れないと思いますがどうでしょう?会長たちも活躍が少ないので、悩みとか出てくるのでしょうか?

 シリアスよりでもいいし、ギャグになってもいいです。1クールなら面白く見られそうな気がします。{/netabare}


4話 シリアスな要素もありつつギャグで行く感じかな?委員長可愛すぎ。

{netabare}  シリアスギャグという感じでしょうか。魔族側を見るとコメディ臭がプンプンします。真面目なコンセプトではありますが全体的な雰囲気はそれほど重くしなさそうですね。

 委員長やもう1人の描写も含め、努力が必要な点で転生設定がなかなか有意義になっている気がする一方で、もう現地出身者の努力でも同じ話が作れそうなので、転生であることが無意味になっている感じもします。ただ、そこがコメディタッチであるために気にならなくなっているのでしょう。

 で、委員長が無駄に可愛いですね。可愛すぎです。一見極めて平均的な委員長キャラの割に、なぜか印象に残るいいキャラです。

 視聴継続決定ですね。{/netabare}


5話 サブキャラの描写が丁寧なのがいいかも。

{netabare} もう1歩転生した意味、転生後の悩みなどに入り込めればなあ、と思う反面、委員長のキャラ付けにちゃんとできている点がいいですね。面白い作品ですね。勇者も主人公もオレTUEEEだけじゃないし。サブの描写もおろそかにしていないし。ストーリーというよりキャラで見てるかなあ。 {/netabare}


8話 ちょっとローズの説明頼りになっちゃいましたね。ここまでは十分面白いですが、この数話は若干冗長感がありました。

{netabare} ちゃんと話になっているし、各キャラクターのキャラ付けがあってエピソードもありますので、作品としてちゃんと成立している感じがします。ただ、話の展開をローズに任せてしまっている感じなのが、どうか?ですね。

 ウサトの無自覚とか勇者2人を描くのに、狂言回しが必要でしょうし、ポジション的に全部が見渡せる視点にいるローズが適任なのは理解しますが、どうもセリフで説明する感じがします。

 中間の総括にもなりますが、「なろう」作品としては、かなりのストーリー力だとは思いますが、アニメ化にするときもうちょっと構成とか展開を工夫出来ないものでしょうか。特にこの数話、セリフでの説明が顕著な気がして、6~8話の3話で1話分くらい冗長だった気がします。

 この作品出落ち感は少ないのですが、キャラも増えてきてこの後の展開次第では話が続かないのかな?という危惧もあります。作画も丁寧だしいいと思いますが、1クール分なら十分面白く見られそうですが、それ以降が心配になる作品ですね。 {/netabare}


9話 回想シーンは日本のコンテンツの悪しき点だと思います。

{netabare}  8話のレビューで、1クールなら面白く見られると書きましたが、回想の入れ方ですね。12話でほぼ2話回想は長過ぎでしょう。「なろう」全般に言えることですが、設定を後付けで説明する場合どうしても回想を使いたくなるみたいですが、これは感情移入の視点がズレるからやめた方がいいと思います。週刊連載も同じですけどね。回想か学園パートが始まると醒めてしまいます。

 本作の場合、ローズの目の事とキャラ付けから言って決して後付け設定ということではないと思いますし、生還した魔族もキャラが立ってますので何かあるのでしょうけど。それにしては長いです。アニメ化の問題というよりこれは原作からじゃないかと思います。

 回想シーンは必要最小限にしてほしいなあ。感動ポルノにもなり勝ちだし。日本のアニメ・マンガ・ラノベのすべてに共通する悪い点だなあ、と思います。{/netabare}


10話 話は思ったより…ですけど、会長の作画が無駄にいい。

{netabare} 治癒魔法で反転ですからね。話は読めますけどそっちの方向?悪魔には白魔法がきく的なやつでしょうか。
 もっと治癒…治療行為とはなにかをクローズアップしないのかなあ…という気がしなくはないです。そっちにいっちゃうと治癒魔法が無敵魔法になる俺TUEEEになってしまいます。

 戦場における治癒行為って着目点としては悪くないですからね。今回のフォーメーションも設定としてよく考えられています。

 当初思っていたほどストーリー展開が飛び切り面白いわけでもないし、テーマも深いわけではなさそうですが、しかし、なろう系としてはここまでは悪くないと思います。

 問題は会長ですよ。会長可愛すぎですけど、ちょっとあざといですよね。ウサトくんラブにもうちょっとストーリーがあると良かったんですけど。

 しかし、作画がいいなあ…無駄にと言っては失礼ですけど、異世界転生ものでこのレベルって、無職とかオバロとかのビッグネーム以外だと「聖女の力」くらいでしたけど、本作の作画、特に会長は最高です。顔のバランスがいいので非常にいいです。
 これは原画がいいという奴なんですかね。CGが優れているのでしょうか。よくわからいけど、スタジオアドとシンエイ動画…どちらの技術か知りませんが、これは本当に感心しました。

 まあ、あと数話ですもんね。作画と設定は評価したいですね。 {/netabare}









 

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

67.1 2 2024年度のファンタジーアニメランキング2位
望まぬ不死の冒険者(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (125)
388人が棚に入れました
「……絶対に、俺は神銀(ミスリル)になる」 その決意を胸に冒険者になって早十年。レントは地道に剣の腕を磨き、知識を蓄え、冒険者組合(ギルド)へ貢献しながらも銅級下位のまま。それでも毎日のように迷宮に潜り、努力を続けていた。そんな中、低位迷宮《水月の迷宮》で未踏破区域を発見するが、そこで遭遇した《龍》に喰われてしまう。 命運尽き果てたと思われたレントだが、何故か意識を取り戻した――最弱の魔物・スケルトンとして。それでも絶望に陥ることなく己にできることを模索するレント。手始めに魔物の特性である《存在進化》を利用して上位の魔物を目指し、人間に戻る道を探すことに。 不死者(アンデッド)となったレントは、再び神銀級冒険者を目指す。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ミスリルの輝き

不幸なことでアンデッドになった主人公が人間に戻る方法を探しながら魔物としての進化、冒険者としての成長を目指していくファンタジーアニメ
わかりづらいところなくて見やすかったし、面白かった!

「地味」「マジメ」「低予算っぽい」
最果てのパラディンと似ていますねー
こういうマジメなファンタジー作品好きだけど絶対バズらないですよねー

キャラデザぱっとしない(作画のせい?)、設定はそこまで緻密じゃないけどマジメに世界観と話とキャラクターを作り上げていて、目標に向かって着実に一歩ずつ進んでいる感じの丁寧さがとても良かった

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

死してなお目指すのは頂のみ―――

この作品の原作は未読です。
ヒロインたちのキャラデザは決して悪くはありませんが、全般的に作画は普通かな…
設定自体は面白いと思いますが、物語の起伏はあまり大きくなく秀逸な部分は特段ありませんでしたが、不可の無い作品だったと言えるのではないでしょうか。


「……絶対に、俺は神銀(ミスリル)になる」

その決意を胸に冒険者になって早十年。レントは地道に剣の腕を磨き、
知識を蓄え、冒険者組合(ギルド)へ貢献しながらも銅級下位のまま。

それでも毎日のように迷宮に潜り、努力を続けていた。
そんな中、低位迷宮≪水月の迷宮≫で未踏破区域を発見するが、
そこで遭遇した≪龍≫に食われてしまう。

命運尽き果てたと思われたレントだったが、
何故か意識を取り戻した――最弱の魔物・スケルトンとして。

それでも絶望に陥ることなく己にできることを模索するレント。
手始めに魔物の特性である≪存在進化≫を利用して上位の魔物を目指し、
人間に戻る道を探すことに。

不死者(アンデッド)となったレントは、
再び神銀級冒険者を目指す。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思う事。
この作品の最大のポイントは、教えられたことを忠実に守る点に尽きると思います。

再び神銀級冒険者を目指す上で、何度か駆け出しの冒険者と接点がありました。
レントは銅級冒険者とは言え、十数年迷宮に潜り続けてきたベテランです。
駆け出しの冒険者にありがちなのは、自分の技術・能力に見合った地に足の着いた戦い方より、ノリと勢いで乗り切ろうとしがちです。

そういう若い駆け出しがミスするのを何度も見てきているから助言ができるのであって、若輩の方々は生きた教育を受けるまたとないチャンスになるんです。
何をどの様に受け止めるかは本人次第で、他人が口出すことではありませんが、もし、何等かの助言が貰えたのなら、それは「自分のことを気にかけてくれる人が居る」ということにほかなりません。

そして助言をするのは見返りが欲しいからではありません。
しっかり会得したら、今度はそれを次の後進に託して貰えればと思います。
この好循環が回るうちは、大きなミスを回避することができる…
これはリアルの仕事においても一緒だと思います。

アンデッドになったレントの様相は、きっと想像以上に怖いのだと思います。
もし一人迷宮で出会おうものなら、卒倒してしまうのも無理はありません。
だからこそ、事実を知って歩み寄る強さが感じられた点もポイントが高いと思いました。
こうして人から人へと継承されていくのって良きですよね。

でも、気になる点が幾つか…
まず、レントはこれからどうなっていくのでしょうね。
スケルトンから始まり幾度かの存在進化を経て、人間の頃より強くなりました。
果たしてここから人間に戻れる道は残されているのでしょうか。

そして物語の中盤で登場した…はやみんが演じた女性キャラも謎だらけですよね。
未踏破区域にはどの様な秘密が隠されているのか、気にし出すとキリがなさそうです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、JUVENILEさんによる「IMMORTAL」
エンディングテーマは、阿部真央さんによる「Keep Your Fire Burning」

1クール全12話の物語でした。
そう言えば、この作品のアニメーション制作会社はCONNECTさんだったようです。
CONNECTさんというと、「魔法科高校の優等生」や「ストライク・ザ・ブラッド」という作画クオリティの高い作品を多く制作されている会社です。
そういった意味では、見易い作品だったのかもしれません。
現にリアルタイムで視聴を終えていますし…
しっかり堪能させて貰った作品なんだと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

期待以上でした!

まぁ、最初はよくあるダンジョンやら冒険者やら系統の話かなと全く期待していなかったのですが、結構楽しめました。

わりと人の温かみなんかを感じる作品だと思いました。

2期あるかな?あってほしいなと思える作品!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

64.3 3 2024年度のファンタジーアニメランキング3位
外科医エリーゼ(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (114)
319人が棚に入れました
高本 葵の前世は“悪女皇后“エリーゼ。数多の悪行を働き人々に不幸をもたらした彼女は、夫・リンデンによって処刑されるという最期を迎えた。 現代に生まれ変わった2度目の人生では、過ちを償うべく外科医として人のため生きてきた葵だが、ある日飛行機事故で帰らぬ人に… しかし、目を覚ますと1度目の人生に戻っていた! 処刑される10年前に転生したエリーゼの目の前に現れたのは、自分のせいで命を落とした家族たちだった。もう、大切な人を失いたくない…後悔でいっぱいの人生なんて絶対にいや! 3度目の人生は悲劇のきっかけとなったリンデンとの結婚を回避し、医学の知識を生かして再び医者になりたいと決意する。ところがそんなエリーゼの道のりには、さまざまな困難が待ち受けていて…? この人生は、誰かの命を救うためにーー運命にあらがう“天才外科医”の、ひたむき医療ファンタジー開幕!


声優・キャラクター
エリーゼ・ド・クロレンス:石川由依
リンデン・ド・ロマノフ:阿座上洋平
グレアム・ド・ファロン:細谷佳正
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

エリーゼのために

韓国原作、現代医術の知識を持ってファンタジー異世界で医療で無双するファンタジーラブコメ

少しでも多くの命を救いたいというエリーゼの目的は良く、雰囲気もいい
残念なのは医療を主人公の目的に据えておきながら、医療は雑に扱ってイケメンとのラブストーリーに力を入れているところで、
ラブコメに医学的な正しさまで求めてないけど、素人でも「えー?」って思うこと多いのはさすがに気になった、お医者様の字が汚いのはあるあるすぎて笑った

文明レベルが適当なファンタジー世界でエリーゼが医術をただ披露して周りからチヤホヤされるだけで本当に描きたいのはラブコメっぽい
エリーゼに都合良く話を書いてるからおかしいところが多すぎるのが残念だけど
主人公の目的や性格はいい感じで、嫌な気持ちになるアニメではないので時間あるなら見てもいいかも

【気になったところ】
{netabare}
・王国が滅亡する未来は知っているんだから、婚約はともかく滅亡の未来を変えようとしないの? それよりも医者になるほうが大切なのでしょうか?
・王子と婚約を望んでおいて自分から破棄するなんて失礼なことされてるのに、それでも医者の夢を邪魔してまで婚約させようとする王様や側近が不思議
・この世界の医療レベルが曖昧、都合のいい時だけ原始的になるし、メスやマスクに滅菌手袋などちゃんとした道具があったり、医者の人達は主人公の現代医学の専門的な話が難なく通用するくらい知識あるのに、技術がないのは何で?
・糖尿病、紀元前のインドではもう原因と症状が知られていたみたいですが、この世界の医者は糖尿病のことを知っているのに、症状を見てもピンとこないみたいです、王国一の医者が? ふしぎですね・・・
エリーゼも現代で当たり前のように使っていた最先端の医療機械とか薬とかないはずだけど名医はそんなものなくても問題なくできるものなの?
・グレアム医師も医院長も、本当に名医なの? 病院の衛生管理も患者への対応も医者とは思えないし、医師免許持ってないただの貴族令嬢のエリーゼに「お前に任せる」と言っていなくなるのも、そんなエリーゼが手術するのを止めない看護師もありえないでしょう
・テレサ病院散らかりすぎだし患者の扱いがおかしくない?床ずれは知られてるみたいだけど何で看護師2人もいるのに放置されてるの?
・なんで通り魔がピストルなんて持ってるの?火縄銃とかならともかく、世界観に合わな過ぎでしょう、王家の護衛が剣で戦ってるのに??
・貴族王族の階級が適当、平民の貴族への態度もおかしいし、クラブでナンパするようなノリで貴族令嬢のエリーゼをナンパする貴族の男達、王様見てますよ
・エリーゼの前世と転生後の人格が別人すぎ、前世を悪役令嬢みたいな描き方してるけど、ただ世間知らずにするだけで良かったんじゃ?

{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

「『医療』×『異世界』はまだ未開拓だから」だけで創られたような作品でいろいろと無理筋w

【レビューNo.117】(初回登録:2024/3/31)
韓国WEB小説原作で2024年作品。全12話。
「医療」×「異世界」でどうみせてくれるのかって感じでしたが・・・

(ストーリー)
(1回目の人生)
ブリチア帝国クロレンス侯爵家の長女エリーゼ・ド・クロレンスは、その恵
まれた出自とわがままな性格により皇后まで上り詰めたものの悪行に明け暮
れ、皇帝で夫でもあるリンデン・ド・ロマノフによって処刑されてしまう。

(2回目の人生)
前世の記憶を持ったまま現代の日本で高本葵として生まれ、前世の過ちを清
算するために人を救う医者として生きてきたものの、航空事故に巻き込まれ、
またも命を落としてしまう。
(ここまでがプロローグ)

(3回目の人生)
1度目の人生と同じ15歳のエリーゼへと逆戻り。1度目の人生で処刑されるま
での記憶と、2度目の人生で培った医者としての知識と技術を頼りに、二度と
過ちは繰り返さないこと、再び医者として生きることを誓うのだった。

(評 価)
個人的には「異世界なろう(低予算)」的な作品はある意味「別モノ」とい
う見方をしていて、脳死で寛大な感じで観ているのですが、これは物語を成
立させるためとはいえ、無理筋が過ぎるだろうとwww

・「転生」という無理筋
 ・本作の特徴といえば「異世界→現在世界→異世界」という複雑な動きを
  していますが、作者側の視点に立てばその事情が見えてくるわけで
  ・通常の「悪役令嬢モノ」だと「乙女ゲーム世界への転生」というパタ
   ーンが主流なので、主人公「現在社会のゲーマー」→「ゲーム世界」
   というパターンで事足りる。
  ・でも本作では医療知識や技術を習得する必要があるため、「乙女ゲー
   ム世界への転生」というパターンが使えない。なので
   ・1回目の人生:過去の記憶を引き継ぐため
   ・2回目の人生:医療知識や技術習得のため
   という苦肉の策を弄しているのだと。
 ・別にそのこと自体はさほど問題ではないのですが、
  ・通常の「悪役令嬢モノ」だと「破滅フラグ」回避のために主人公がゲ
   ーム知識をフル活用して大奮闘
  ・本作ではその辺が非常に薄い
   (物語の主軸は「私は医療の道に全霊を注ぐ!」的なw)
   → 複雑な設定までして手に入れた「過去の記憶」の必要性は?!
  って感じなんですよね。原作やアニメ化以降では意味を持つのかもしれ
  ませんが、本作を観る限りその必要性が「??」って感じで、
  ・なんか「悪役令嬢感」が欲しい(昔はごめんなさい改心しました的な)
  ・その方が異世界での話が円滑に進めやすい原作者都合
  個人的には作為的なものを露骨に感じちゃうんですよね。
  なんか特異なことをしてる分、その部分が悪目立ちしてるみたいな。

・「医療」という無理筋
 ・最初に異世界でエリーゼが行ったのが「病棟の清掃」で、そういう意味
  では「この世界の医療レベルはかなり低いのか?」という始まりなんで
  すが、この世界の上位クラスの医者たちはそれなりの医療レベルなんで
  すよね。これはエリーゼが無双するために
  ・あまりレベルが低いと「医療モノ」として読者から馬鹿にされる
  ・そしてエリーゼとこの世界の医者とのレベル差がありすぎると、エリ
   ーゼの術式説明等が誰も理解できないため、話が成立しない
   (「何と!そんな画期的な術式が!!」がやりたいみたいなw)
  って感じで、上位クラスの医者たちをそれなりのレベルに引き上げる必
  要があるのでしょうが、医療だけでなくこの世界の文明レベルなどと比
  較してもいろいろとチグハグで歪な感じなんですよね。
  (この世界観に唐突に「レントゲン」というワードが出てきたりとか)
 ・その割には「医療」に面白みがあるのかといえば、結果的には通常なら
  「魔法」などで「チート能力」を付与していた部分を「医療」に置き換
  えただけという創りなので、目新しさ以外は「医療」に優位性を感じら
  れないという印象ですね。
 ・この辺りも今までは「魔法」というファンタジーでバランスを取ってい
  たものが
  ・エリーゼ無双のために「魔法」は禁止
  と、こちらも特異なことをしてる分・・・って感じですかね。
  (正確には変身魔法的なものは出てくるのだが)

・「異世界」という無理筋
 個人的な印象は
 ・「『医療』×『異世界』はまだ未開拓だから」だけで創られたような作品
 って感じなので、どことなく原作者の
 ・「異世界要素」ってそんなに書きたい訳じゃないけど、仕方なく
 という空気を感じるというか・・・
 まだ「俺tueee」やハーレム願望を満たすために異世界モノ書いてる「なろう」
 の方が、ある意味清々しい感じがしますね。
 なので、異世界要素はとってつけたような感じが凄くて・・・
 特に皇帝のキャラが
 ・医者エリーゼの優秀さを認め理解を示しつつも
 ・しかしその人柄や聡明さから是非皇室に迎えたい
 という「エリーゼ・ヨイショ」の第1人者なんでいろいろともう・・・
 挙句の果てに与えた最終試練が
 「『医師資格試験』の合格」
 ってことなんですが、あれだけレべチな無双ぶりをみせておいて、今更これ
 が「最難関の試練」と言われてもなんだかなあって感じなんですよね。
 (案の定、試験結果もいろいろとまあw)
 
ストーリーは非常に明快ですし、エリーゼの真っすぐさや大きな瞳のキャラデ
ザは悪くないと思うので、エリーゼ推しで観れる方にはそれなりに面白く視聴
できると思います。
しかし個人的には下手に特異なことをしている分、脳死で視聴してもいろいろ
と引っかかってくるって感じですね。
ある意味「医療」については、”鬼戦車 t89さん”のレビュー
>人間相手の医者が主人公のアニメは、今までほとんど作られていません。
の考察がかなり的を射てる感じがしました。確かに
「『(リアルな)医療』をアニメでどう面白くみせるのか?」
って問われたらう~ん・・・

OP「believer/エリーゼ(石川由依)」
はアニソンの原点に立ち返ったような良曲。これはちょっと感動した。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

この人生は誰かの命を救うために――

この作品の原作は未読です。
元々は韓国のウェブ小説だったみたいですね。

石川由依さんが出演されることを知り視聴を決めた作品です。
石川さんの高尚な声質が作品全体の質を底上げしている感じのする作品だったと言っても過言ではありません。


高本 葵の前世は“悪女皇后”エリーゼ。

数多の悪行を働き人々に不幸をもたらした彼女は、
夫・リンデンによって処刑されるという最期を迎えた。

現代に生まれ変わった2度目の人生では、過ちを償うべく外科医として
人のため生きてきた葵だが、ある日飛行機事故で帰らぬ人に…
しかし、目を覚ますと1度目の人生に戻っていた!

処刑される10年前に転生したエリーゼの目の前に現れたのは、
自分のせいで命を落とした家族たちだった。

もう、大切な人を失いたくない…
後悔でいっぱいの人生なんて絶対にいや!

3度目の人生は悲劇のきっかけとなったリンデンとの結婚を回避し、
医学の知識を生かして再び医者になりたいと決意する。

ところがそんなエリーゼの道のりには、さまざまな困難が待ち受けていて…?

この人生は、誰かの命を救うために――
運命にあらがう“天才外科医”の、ひたむき医療ファンタジー開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

原作が全4巻で完結しているようなので、もしかすると物語はラストまで描かれたのかもしれませんね。
転生に若干のご都合主義的側面を感じない訳ではありません。
ですが、石川さんの凛とした声質が全て結果オーライにしてくれたと思っています。

石川さんは2021年に声優アワードで主演女優賞を受賞される実力の持ち主ですからね。
とは言え、作品全体に影響を与える演技ってやっぱり凄いと思います。

さて、主人公のエリーゼは2度目の転生から医学の道を志すのですが、
これは時代設定が現代なので、違和感は感じません。

ですが、3度目に転生した世界…凡そ中世のヨーロッパといったところでしょうか。
その時代に最新の医学が導入される訳ですが、この設定はやはり違和感を感じずにはいられませんでした。

一番違和感を感じたのは周囲の反応です。
その時代には有り得ない医術を目の当たりにするとどうなるか…
勿論、驚きもあると思いますが、きっと反応出来ないというのが一番しっくりくると思います。
知らないことに驚きようって無いじゃありませんか。
それと一緒です。

ですが、皆さん感心していらっしゃいました。
私は医学の知識は微塵もありませんが、医学を志す方々がこれまでどれだけ
未知のウィルスと戦い結果的に医術を高みへ押し上げてきたのか、くらいは分かるつもりです。
病気を治すのって決して簡単じゃないんです。

例えば、コロナウィルスが良い事例です。
妙薬が無く感染力が増した際、沢山の方がお亡くなりになりました。
それが今ではインフルと同じ5類にまで軽症化し、マスクを着用している方の方が
少なくなっている気がしますが、発見当時、こんな生活ができるとは誰も予想できなかったと思います。

この作品で取り扱う病気や症状の中には、当時の現代医術では解決できないモノもありました。
この辺りをもう少しうまく設定してあげれば、もっと評価の上がる作品になったと個人的には思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、エリーゼ(石川由依さん)による「believer」
エンディングテーマは、荒井麻珠さんによる「Listen」

1クール全12話の物語でした。
シリーズ構成が赤尾でこさん…
赤尾さんは、1クールにどれだけの原作に目を通しているんでしょうね。
結構お名前を見かけるので、1クールに複数の作品を手掛けられているんだと思います。
原作を読んでアニメ用に構成して…
激務としか思えないんですけど!

作り手の皆さんも身体には十分留意して下さいね。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

62.6 4 2024年度のファンタジーアニメランキング4位
佐々木とピーちゃん(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (146)
413人が棚に入れました
佐々木がペットショップで購入したのは、異世界から転生してきた高名な賢者様だった。 『我が名はピエルカルロ、異界の徒にして星の賢者』ただし、文鳥。 佐々木はこの可愛らしいペットに「ピーちゃん」と名付けて生活を共にすることにした。 賢者様から与えられたのは、異世界に渡る機会と魔法の力。 会社から帰宅したのなら、二人は異世界ライフを満喫! やがては、現代日本で仕入れた品物を異世界に持ち込み、商人として活動することに。 異世界でお金を稼いだり、ピーちゃんから魔法の訓練と受けたり、美味しいものを食べたり。 社畜生活でくたびれた心身を、剣と魔法のファンタジーな世界で癒やされる。 すると、そんなある日。 佐々木は会社の帰り道で「異能力者」なる存在と出会う。 ピーちゃんから教わった魔法で異能バトルを切り抜けるも、異能力者と間違われて、国の機関「内閣府超常現象対策局」にスカウトされてしまう。 脱、社畜! 脱、ブラック企業! しかし、今後は安定した公務員生活......という訳にもいかなそうで......。 一羽の文鳥との出会いが、佐々木の日常に大きな変化をもたらす! 異世界と現代日本を舞台に繰り広げられる、異世界ファンタジー×異能バトルが幕を開ける!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

リーマンとロリ美少女と剣と文鳥と魔法少女とサスペンスとメンヘラ少女とファンタジーと陰謀とオタクとスローライフと商談とロリ美少女とまたまたリーマン

色んなジャンルをごちゃごちゃ詰め込み過ぎてとても見づらいアニメ
作者の好きなもの詰め合わせた世界観の中で活躍して賞賛される自分っていう妄想をそのまま見せられている感じ
次々ジャンルの変わる物語の中でただ一つぶれないのは主人公がうまく立ち回って美少女からモテモテなところ
ごちゃごちゃしたものを丁寧につなぎ合わせる気もなさそうだし、どれも雰囲気だけで深みがなく、中途半端なまま終わって消化不良
ジャンル変化しても小説の一章二章みたいに整理整頓されていたら見やすかったかもですが、各章の第一話・二話だけを次々見せてくる
面白い話になっていたのに、急に全然違う話が進行、そっちがちょっと気になってきたらまた違う話になる、物語に浸ろうと思ったら何度も肩透かしを食らう気持ち悪さが評価を大きく下げているように思います
でも好きなものを詰め込んでるので、魅力があって面白いところもありました

2期放送の頃まで覚えてられるかな?
いったいどれだけの人が作者の劇場についていけるのでしょうか・・・
原作未読だけど、アニメよりもマンガのほうが追いやすいかもですね

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

異世界⇔現世界ごった煮アニメ

[2024.3見終わって]
1話を見た時点では、先が見えないごった煮な世界観がいい意味でわくわくさせられたんですが・・
んー。。ちょっとごちゃごちゃしてて、もう少し交通整理が必要だったかもと感じました。
新キャラが登場して、え?これからどうなっていくの?ってわくわくするところはあるんだけど、この作品は色んな系統のキャラたちをほぼ一気に出してしまったので、どうしても中途半端な展開になってしまいがちなところがあったかもと思いました。
例えば、ひとつのキャラの話がひと段落してから次のキャラを登場させるとかしたほうが良かったかも。
あの風呂敷の広げ方だと1クールでどうやって終わるんだろう?って思ってたら、2期の告知があって納得・・というか、さらにお隣さんも新キャラ引き連れてって・・w
果たしてこの大風呂敷は綺麗に畳めるのでしょうか。。
色々と書きましたが、佐々木さんの落ち着いたところなんかは好きだったし、ぜひ2期も見たいと思います。

悠木碧さんのピーちゃんの鳴き声上手でした。声優さんってすごいですね。

[初回感想]
アラフォーのサラリーマン佐々木が文鳥のピーちゃんと出会ってから波乱万丈な生活を送ることになり・・で始まるお話。
原作はラノベでコミカライズもあるみたいですが未読です。

PV見てなんとなく面白そうだなと思って見ることにしました。

1話がいきなり1時間!?気合い入ってますねー。
佐々木さんがマイペースでとぼけた感じなのがいいですね。
ピーちゃんの悠木碧さんも鳴き声とか上手。

異世界と現世界を行き来して品物を売ったりする展開って以前やってた金貨8万枚貯める異世界ものみたいかなって思ったけど、{netabare}異能者と呼ばれる魔法とは別の能力者が出てきたり、{/netabare}佐々木さんのお隣の女の子も訳ありでちょっと気になるし、色んな要素が絡み合ってて先の展開が見えないところに面白さを感じました。

佐々木さんのフルネームなんだろうって思って、公式見てみたんですけど、キャラ紹介見たら・・
ん?魔法少女??
・・そんなのまで登場するとか世界観がごった煮すぎてわけわかりません・・w
ちなみに佐々木さんの下の名前は不明でしたw

面白そうなのでちょっと期待しながら見たいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

杉田とおいちゃん

<2024/1/12 初投稿>
原作はなろうだそうです未読。
見始めなので評点はデフォルトの3.0

主人公の佐々木おじさんは杉田智和さん
相方のピーちゃんは悠木碧さん
安定の仲良しコンビですね

ちょっと変わった異世界なろう
設定が詰め込まれ、錯綜してる感じ。
単なる異世界に行けますモノかと思ったらそんなこたない。
お隣さんの女子高生がどんどん怖くなっていく。

あと、EDロールの声優テロップ見てギョッとしました。

これからおもしろくなるかどうかはまだわからないけどしばらく見てみます。

<2024/3/24 追記>
全話見終えました。
結局ご都合主義のなろうだったな。
設定盛りすぎな割に、それぞれのエピソードがバラバラ。
その場しのぎの取ってつけたような設定も多い。
なんの苦労もせず主人公は難局を乗り越える。
ストーリーやキャラクターの掘り下げもない。

つまんねえ

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

70.7 5 2024年度のファンタジーアニメランキング5位
ダンジョン飯(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (121)
608人が棚に入れました
ダンジョン飯。 それは、"食う"か"食われる"か――― ダンジョン深奥で、レッドドラゴンに妹が喰われた! 命からがら地上へ生還した冒険者のライオス。 再びダンジョンへ挑もうとするも、お金や食糧は迷宮の奥底……。 妹が消化されてしまうかもしれない危機的な状況の中、ライオスは決意する。 「食糧は、迷宮内で自給自足する!」 スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン! 襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指せ、冒険者よ!

声優・キャラクター
ライオス:熊谷健太郎
マルシル:千本木彩花
チルチャック:泊明日菜
センシ:中博史
ファリン:早見沙織
ナマリ:三木晶
シュロー:川田紳司

ごまちる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あれ?こんなにつまらなかったっけ?

漫画を読んだときははまったのに、アニメじゃ全くダメだ。
こんなに淡々と続くストーリーだっけ?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

TRIGGERのアニメの中では良作だと思う

原作 九井諒子
監督 宮島善博
シリーズ構成 うえのきみこ
キャラクターデザイン 竹田直樹
音楽 光田康典
アニメーション制作 TRIGGER


あにこれの評価が思ってた以上に低くて驚きました。
原作は未読なので私には分からなかったのですが、個人的にはTRIGGERは原作ありのが面白いんじゃ?と思いました。
キルラキル、リトルウィッチ、BNAと観てきましたが、正直どれも中間あたりでダレてきて観るのが面倒くさくなるアニメばかりでした。(結局最後が気になるので頑張って観てましたが汗)
サイバーパンクも一様原作のゲームありますけどほぼオリジナルっぽいし、今石さんが監督だし観たいんですけど、中間でダレそうで心配で観れてないです汗。(今石さんだから心配ってのもある笑)
その点ダンジョン飯は原作ありでダレる心配もなく観続けることができましたし、作画はTRIGGERですから全編安定していて良かったです。(作画に関しては心配ないです笑)

2クールが楽しみです!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

57.8 6 2024年度のファンタジーアニメランキング6位
最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (95)
287人が棚に入れました
歴代最高の外皮【9999】の数値を持つタンクのルードは、勇者パーティーの盾役として迷宮攻略に挑んでいた。 それはどんな願いも叶えるとされる秘宝を見つけ出し、最愛の妹・マニシアの病気を治すため――。 しかし勇者の横暴により、ルードはパーティーを追放されてしまう。その理由はルードの〝使えないスキル〟とされたが……。 故郷への帰還中、助けた少女により、ルードの未知なるスキルが判明。 それはとてつもない強力なスキルだった! 【最高値の外皮9999】と【唯一無二のスキル】を駆使した最強タンク・ルードの冒険譚――。ここに開幕!


声優・キャラクター
ルード:笠間淳
ニン:本渡楓
ルナ:市ノ瀬加那

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

そんなことある?自分の能力を把握してない冒険者がザマァ!

 最終話(12話)まで観ました。2024.03.27

 強い魔王をみんなで協力して倒して終わり!いやいや、あっさりしておます。

 キャラクターも悪くは無いのですが、全員棒みたいな感じだし、話がダンジョン内で進むので、棒みたいなキャラがスカスカ低カロリー作画のダンジョン内で、スカスカのモンスターと戦っているたいう印象のアニメでした。

 最初のFランクや追放、妹の病気、ホムンクルス等のネタもあっさり解決してしまい、引きずらないのは潔良いのかな?

 正直、早送りでも物語の内容を理解できる様な浅い話のアニメなので、コミカライズ版を読めば良いですね。視聴優先度低めでした。
………………………………………………………………………

 9話まで観ました。2024.03.03

 作画は悪いです…。バトルものなのにキャラが動かず、ルードさんが状況を全部台詞で説明してしまいます。親切というか、馬鹿にしてるというか…。

 キャラ絵は崩れませんが、動きがなぁ〜。ルードの持っている盾も描写が凄くいい加減です。立体感が全くありません。

 コミカライズ版どおりというか…。キャラが皆、棒みたいです。ゲーム実況みたいな感じもします。

 不快な登場人物は居ないのですが、印象にも残らないという…。このままでは2期無し俺達の戦いはこれからだエンドまっしぐらですね。
………………………………………………………………………

 5話まで観ました。2024.02.05

 これ…、ゲーム実況みたいな話ですねぇ…。登場人物達は悪い奴らではありません。勇者も主人公を追放したことをすぐに反省してしまいます。主人公もあまりイキっていません。

 主人公のルードに、妹の病気を治す以外の目標が無く、Fランク設定も早々にフェードアウトします。

 結局、村のためにダンジョン攻略して、村を発展させ、クランを強くするぞ!仲間もどんどん増えるよ〜!これしか無い物語なので、ストレスは無いけど記憶にも残らない系のヤツです。

 大ヒットは無理だと最初からアニメ制作側が分かっているせいか、品質もそこそこ…。みんなに見てね!とオススメしにくいのが残念です。
………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2024.01.21

 何と言うか…、全部ルードさんが台詞で説明してしまいます。この魔物は今までのと違うとか、ダメージは全部引き受けるとか、このキャラは貴族だとか…。

 原作が悪いのかアニメ化でこうなったのか何とも言えませんが、ちょと説明過多です。

 ゲームやファンタジーにおけるタンク職という概念は防フリのメイプルが既にいるので、ここまで視聴者にクドクド説明しなくてもとは思います。

 ルードが登場してない他のシーンも同様なので、こういう仕様なんでしょうが、音声だけで画面を観ずとも全て分かってしまうのは、動画としてのアニメの面白さを放棄している感じがします。

 視聴は継続しますが、この説明過多路線で最後まで行くのなら、脱落もありそうです。
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2024.01.15

 主人公のルードさん、悪い奴では無いのですが…。どうも追放されてもノーダメージな感じが強いです。

 ルードさん、拠点の村に助けたホムンクルスと一緒に帰還しますが、村人は皆んなルードさん大好き!しかも口説けば結婚してくれそうな可愛い女子達(村人)もワラワラ登場します。

 妹もブラコン!こんなに恵まれた人物は、フィクションでも現実世界でもそんなに居ないのでは?超リア充男や〜ん!

 ルード追放の理由が外皮にあるので、他の登場人物もあまり外皮の機能を理解してない、商売道具の性能を把握せずに冒険とか戦闘とかやってる感が強いです。

 そのため、微妙に緩い雰囲気が漂っています。冒険モノでこれだと、何か面白味に欠ける気がします。

 あまぁ〜い世界なのでザマァもホムンクルスの謎もさして気にならないという…。今後の展開に期待です。

……………………………………………………………………… 

 初回観てのレビューです。2024.01.08

 タンク役のルードさん、スキルが使えないのでパーティから追放されます。しかし、実はパーティメンバーのダメージを肩代わりする凄いスキル持ちで…。

 いきなりガバガバです。プロなのに自分の能力把握してないなんてことある?酷い世界ですね。

 ルードさん、単体で戦えないわけでもないので、すぐにザマァ出来そうです。

 ライトななろう異世界冒険モノとしては、まぁまぁそうです。視聴継続です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

結構気に入りました。多少ガバはあれど女の子の絵は可愛らしくキャラが好感が持てる

1話 3.5 結構気に入りました。でもツッコミどころは多数…なろう系だなぁ。

さて、実は結構気に入りました。
ヒロイン達の絵が可愛らしいですね。
目が大きいデザインで私は好きです。

あと主人公のおっさんのが気に入りました。
シスコンな部分も含めてなんか気持ちいい主人公ですね。
ハーレム系で主人公が好きになれるのは嬉しい。
おっさん頑張ってハーレム作って下さい。

というわけで結構気に入ったのですが…。
まあ文句もいっぱい。まあなろう系ですからね。

とりあえずこの話しは追放ものです。追放ものだと追放理由がガバガバというのがあるのですが… 本話の場合は一応勝手にHP減らしている主人公が悪い、という理由も立っているようには見えました。

で、主人公のHPが勝手に減っている理由なんですが…
見ながら、『仲間のダメージを肩代わりしているからかな?』と一瞬考えて、いや違うだろう、と却下したんですよね。
なぜならそれが理由だと、主人公が全然仲間を守れていないことになるからです。

ところがそれが正解で、おいおいおい、と思いました。

いや仲間を攻撃されても結果的にノーダメージなんだから守ったと言って良いのかもしれませんが、その効果を知らない以上仲間を攻撃されないように守るべきで、やっぱり守れていなかったんじゃないのか、と…。

まあ盾一つで全体攻撃を防ぐのは無理があるとか、守りきれない場合があるのもわかるんですけれど…。
でもまあ、仲間も『攻撃されたのにダメージを受けてない』とか普通はわかりますよね。いやこの程度のツッコミどころは世にある追放系では全然マシな方か。

世の中には主人公が居ないと呼吸すらできないのに追放するとかいう凄いのもあるわけで、その中では炎に巻き込まれてもノーダメージでもなんとも思わない程度は… いや普通は違和感あるよなぁ。

というわけでまあガバガバ感はあるものの、キャラの好感度は全てのアラを覆い隠すので別に良いです。
妹のために頑張る気の良いおっさん主人公が気に入ったので、見たいとは思いました。
本数次第では諦めます。

3話あたり
なかなか楽しんでいます。ガバだと思っていた点が部分解消されたので上方修正。
勇者がHPを消費して攻撃するスキルを持っていたそうです。
これだと完璧に守っていたはずなのに原因不明で減ることになるので大分印象が違いますね。
まあ攻撃するタイミングでHPが減ったら因果関係気づくだろってのはありますので、完全にガバが無いかと言われればそうではないですが、目まぐるしい戦闘中ではなかなか気づけないのは無理もないかな。
まあ結局気に入ったので欠点は目を瞑ってって楽しむ気ですし、多少のガバは別にどうでも良いですが。

まあ、気に入らない作品が〜だから嫌、という部分が後から解消されたってだからどうした、となってしまう。気に入らなかったのがそもそも問題ですからね。
こちらは気に入った作品なので上方修正です。

全話感想 3.8
なかなか楽しめました。作り自体はあくまでB級。そこまで高品質ではないのですが、基本的にはよくできています。
無駄にチート過ぎるわけでもなくちゃんと苦戦しつつ仲間達と協力して、ちゃんと冒険して…。
ダンジョンでの冒険もちゃんとしていました。
冒険を乗り越えた後は仲間が増えたり評価されたりと、ご褒美もちゃんと得られている。
要するにちゃんとしている話でした。
キャラにちゃんと好感が持てて応援できる。
高品質なわけではなくても、別にこれで良いんだよ、と言いたくなる感じの、楽しめる話でした。

まあラスト、そこはひっぱたくところじゃなくてキスするところじゃないか? とは思いましたが… まあ良いか。
楽しめました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

ん~…(^_^;)微妙

内容はよくあるやつ、ダンジョンだの魔物だの冒険者みたいな…
で、作画は女の子はまぁまぁ可愛い!
バトルシーンとかは貧弱で残念ですね…(^_^;)

見るものなければどうぞみたいな作品かな!?
しかし、このてのアニメ作品て一定のファンがいるのかなぁ?!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

60.5 7 2024年度のファンタジーアニメランキング7位
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (143)
368人が棚に入れました
全ての敵を即死させる!最強主人公爆誕!! 修学旅行中、高遠夜霧とクラスメイトたちは、突然異世界に召喚された。 召喚したのは賢者を名乗る女、シオン。彼女は《ギフト》と呼ばれる特殊能力を彼らに与え、賢者になるための試練をクリアしろと一方的に宣告する。 突然の事態に動揺しつつも行動を開始する一同。 だが、なぜか《ギフト》を与えられなかった夜霧や壇ノ浦知千佳ら一部の生徒は、 ドラゴンが迫る草原に囮として置き去りにされてしまう。 飛来したドラゴンによって次々に殺されていく残された生徒たち。 夜霧と知千佳も絶体絶命の大ピンチ! ……かに思われたが……。 「死ね」 夜霧はその一言でドラゴンを撃退。 なんと彼は、任意の対象を即座に殺せる《即死チート》の持ち主だった!!! 元いた世界への帰還を目指し、旅を始める夜霧と知千佳。 そんな彼らの前に現れるのは異世界にいるチート能力者たち。不死身の吸血鬼?   やり直しの勇者? 神に溺愛されし転生者? そんなやつら、即死チートの相手にはまるでならないんですが! 前代未聞のチート能力が武器のダウナー系少年とちょっぴり残念な美少女の異世界冒険が今、幕を開ける!!

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

(最終)これは「呪術廻戦」に対するアンチテーゼwww

【レビューNo.110】((最終レビュー)初回登録:2024/3/22)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。
まあ少し違った切り口からこの作品を語ってみようかと。

(ストーリー)
面倒なので省略

(評 価)
・大きな括りでみればよくある「低予算なろう作品」
 大括りでみれば、よくある「すっとぼけ系主人公がチート能力で異世界で
 無双する『低予算なろう作品』」になります。なので
 ・粗を探して観れば、いくらでもツッコミどころ満載
 ・「こういうもの」として割り切り脳死で観ればそれなりに楽しめる
 って感じで、視聴者が「どこにハードルを設定するのか」により評価が変
 わってくるという話でしょうか。

・「Z世代」を象徴したような主人公
 しかし見方を変えてみると、結構いろいろ斬新だなっとw
 すっとぼけ系「俺tueee」主人公ということですが、従来の「無自覚系」で
 「また俺なんかやっちゃいました?!」
 というのとまた違うのかなっと。何というか「無欲・淡泊系」というか、
 執着がないって感じなんですよね。
 ・仲間意識が希薄
  この手の作品にありがちな「仲間思いの正義感あふれる主人公」って
  感じが皆無。ヒロインと旅していても「成り行きで飛んでくる火の粉
  を振り払ってるだけ」みたいな。
  観ていて「ヒロインを守るために」って感情とかが薄いんですよね。
 ・恋愛感情・性欲が皆無
  巨乳でかわいいヒロインと2人きりで旅しているのに、「ラッキースケ
  ベにドギマギ」とかがあるわけでもなく、そもそも
  ・「異性として全く意識してないだろw」とか
  ・「根本的に他人に興味ないだろw」とか
  いう感じなんですよね。
 ・守りたいもの→「ゲームをする時間だけ」
  チート能力があっても無欲で、「ゲームをする時間だけあればいいや」
  で面倒ごとは「タイパ重視」でちゃっちゃと終わらせようみたいなw
 思うに原作者は「『Z世代』を象徴した主人公」を描きたかったのに違い
 ないとwww
 執着を持たないなかなか斬新な主人公だなっと。
 (「Z世代」は正確にいうと執着がないのではなく、「失われた30年」の
  あおりをモロに受け、執着をしたくてもいろいろあきらめざるをえない
  状況下にいるのだと思うのですが)
 
・これは「呪術廻戦」に対するアンチテーゼ
 「呪術廻戦2期」は1期以上に作画が凄かったですね。特にバトルシーンと
 か。もうTV版じゃなく劇場版レベルでしたね。
 しかしこのクオリティーを維持するために、人海戦術とかタイトなスケジ
 ュールで綱渡りとか制作現場はかなりの惨状だったという話も。
 (アニメーターさんがTwitterでぼやいていたとかw)
 本作はそんな「呪術廻戦」に真っ向から喧嘩を売っていきます。
 ・主人公が「死ね」とつぶやくだけで、敵がバタバタ死んでいく。
 ・なので本来なら見どころのひとつである主人公のバトルシーンに全く見
  どころがない。というかバトル自体成立してないだろうw
 って感じなのですが、しかし見方を変えてみると
 ・そもそも「低予算なろう作品」が体力ある「呪術廻戦」と勝負しても勝
  ち目あるわけないやん。
 ・それなら極力バトルシーンを省力化した方がいいやん。
  (どうせ低予算でバトルシーン描いても「作画ガー」で叩かれるし)
 ・バトルシーンが省力化できる本作は、お財布に優しい「低予算なろう作
  品」の救世主やん。
  (面白いとはいっていないw)
 思うにこれは「作画至上主義」ともいえる「呪術廻戦」に対するアンチテ
 ーゼに違いないとwww
 これも「コロンブスの卵」的な発想がなかなかに斬新だなっとw

まあ半分ネタとして書いてるわけですが、切り口を変えてみてみるとなかな
かに斬新で面白みのある作品なのかなあっと。
「呪術廻戦」が白鳥の如く、優雅な姿の水面下で必死に足掻いている様を横
目に、こういう作品をぶつけてきたのは個人的には結構ツボりましたね。
作品自体は脳死で観ているので、まあこんなもんかって感じですが。
ここにきて登場人物がかなり増え、いろいろな勢力が思惑をもって動いてい
るような描写もありましたが、あと数話でどう風呂敷を畳むのでしょうか。
バトルロイヤル的なもので主人公が一気に処分してしまうのか、投げっぱな
しENDで放り出してしまうのかw

あとOP曲「Killer Bars/Hilcrhyme」は個人的には耳に残り結構好きでし
たね。綺麗に韻を踏んでるのはさすがHilcrhyme。

一応中間レビューではありますが、最後まで観ても書きたいことは変わらん
だろうなっと。

(2024/3/22追記)
状態 →「観終わった」に変更

・とりあえず思い付くままいろいろねじ込み、カオスな状態にw
・収拾がつかなくなると主人公のチート能力で「処分」
・そしてお約束の「俺たちの戦いはこれからだ」END
しかし風呂敷を広げても、最後は「死ね」で解決できるんだから、制作陣
にも便利なチート能力だよな。
まあ何かと制作陣に優しい作品だったということでw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

死と世界の構造と道徳と…思想的になる面白い話でした。秀作認定でいいかも。

 結論から言ってかなり面白かったです。秀作認定してもいいかもしれません。しかし、この何でもありのチート設定が、なぜ面白いのかは考える必要があるかもしれません。

 まず、世界観が恐らく作り込まれているんだろうな、というのは感じます。多元宇宙というより多層的な構造を上手く作り込んだのでしょう。
 元の世界のセーフティが干渉してきたと篠崎綺香の組み合わせ、シオンとマナの関係とか重層的な視点がなかなか面白い世界観だなあと感心しました。異世界の適当な設定に見えますが、SFマインドを感じるなかなか深い設定です。

 その多層的な世界の中で、それを相対化してしまうアルファオメガという概念ですね。これが上手く機能していました。まあ、深読みすると死というのは人間どころか宇宙ですら避けられない定めです。どんなに大きな構造をみたとしてもいずれ滅びがくる。それを上手くキャラ化したのは画期的ではないでしょうか。

 その死との付き合い方ですが、それを分かりやすくしていたのが高遠の名前を貰った(職員の)お姉さんのほうでしたね。壇ノ浦知千佳もそうでしたが、死の隣にいて平気だというのは言葉を変えれば「悟り」ですからね。

 ラストのお姉さんの道徳観は…うーん…もうお姉さんの行動で見せて欲しかった気もします…いや、もう見せてくれていた気もしますので無くてもよかったかな?まあ、ラスト数十秒がこの作品の意味だとすれば入れて良かったのかもしれませんけど。

 この物語の行く末がどうなるんでしょうね?私としては主人公が自分に対して殺意を持った場合を見たい気もします。

 まあ、そういうお堅いことを言わなくても、サブキャラが上手くできていたし、シオンという存在の謎も機能していたのでストーリーになっていたので、普通に面白かったです。
 偶然なのか意図的なのか…ワンパンマンに触発されただけなのか…更に上を行く思想があるのか…その辺はよくわかりません。
 普段から死とか強さとか世界とか漠然と考えているだけかもしれません。作者が意図的に思想を上手く物語化して、こういうチューニングにしたのだとしたら、大したものだと思います。

 例えば化物語シリーズに出てくる「暗闇」も絶対的な死ですが、あれは非常に観念的で説明的ですよね。その点では本作の方が死を上手く扱えている気がします。

 一応の結末を描けたのも高評価ですね。もちろん続くのでしょうが、主人公の生い立ちというか、主人公=死が描けていたのでここまででもいろいろ感じることができました。

 この作品を酷評すると殺されるかも…と想像してしまうくらいには作品に入り込みました。

 作画はまあそこそこですが、女の子は可愛かったですね。壇之浦さんは気合いが感じられました。
 世界観、設定、キャラ、ストーリー、思想…どれをとっても良くできていたと思います。音楽と作画が若干ついてこれなかった気もしますが、このくらいのデキの方が帰って見やすかったかもしれません。




 1話目からOP含めて情報量が多すぎてどんな話になるのかまったくわかりません。

{netabare} ちょっと見た感じだと、主人公は昔子供のころにこの世界に来たのか、能力を授かっていた?記憶が残ってない感じもあります。いつものあれ?なんかやっちゃいました?系の俺TUEEE…ですが、もうちょっと自覚的みたいです。
 賢者様のセリフで無能力者に何かがありそうな雰囲気はありましたね。

 魔法ファンタジー世界と未来ぽい感じが混在しているので「勇者、辞めます」みたいに昔に文明あって…になるんでしょうか?「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」とか「聖剣学院の魔剣使い」みたいな設定上等で適当な異世界なのかわかりません。

 OPではヒロインは武道が出来るみたいだし、完全に和風の道場みたいなところでお化けと戦ってるし、お化けは後から仲間になる…みたいです。
 EDがここに来るまでの出来事の説明なんでしょう。サラリと流しておしまいにするのかな?次回からは別のEDになるんでしょうか?

 主人公がゲームをずっとやっているのもちょっと気になりますよね。田んぼとか出てくるから、現代日本が舞台でゲーム世界に入っている?かな、とも思わなくはないですが、なろう系なら題名が異世界である以上異世界だと思います。

 うーん…やっぱり、まだ情報が多すぎてよくわかりません。2、3話見て展開しだいです。

 主人公とヒロインの髪の毛の作画も、絵としての情報量がそこだけ多くて気になります。 {/netabare}


2話 相変わらずの情報量。ヒロインが可愛く見えてきました。

{netabare}  変なお化けでた!で、コンシェルジュ?吸血鬼?で、あのロボットはなに?侵略者ってことは自分で来たの?考察厨の私でも良く分かりません…というか考察する気にもなれず。侵略者?異世界に階層というか座標があるって言ってましたが…本当に情報量が多すぎて全然わかりません。

 ただ、1周回って逆にアリなのか?ヒロインがちょっと可愛く見えてきた…SFみたいな武器とか言っちゃってるし…働く魔王様の初期のチーちゃんみたいなキャラで、ちょっと癒されます。

 文明の設定どうなってるの?とか、キャラデザ適当過ぎるだろう?とか、作画は中盤は本当にひどすぎるだろう?とか、もうこういう話だから全然気になりません。文句言いながら見ちゃう感じでしょうか。{/netabare}


3話 壇之浦さんのメタ視点のツッコミがご都合主義を相対化している?

{netabare} なんだろう…ちょっと面白い…アニメを沢山見すぎて感覚がおかしくなったんでしょうか。シリアス要素がありながらも、世界観も主人公の能力は滅茶苦茶で、正直普通なら見てられない話なんですけど、妙に面白いんですよね。

 で、自分なりに理由を絞り出すと、ヒロイン壇之浦さんがこっちが思っているセリフを先取りして言ってしまうので、すべてのツッコミが相対化されてしまうからかな、と思いました。

 究極の俺TUEEEという点でワンパンマンメソッドと言えばそうなんですけど、違いはジェノスと壇之浦さんの役割の差ですね。ワンパンマンも本作も決して主人公に感情移入できませんが、そのサイドにいる人物の視点になります。

 ジェノスが戦いの主体で引き立て役・狂言回し・解説役であるのに対し、壇之浦さんが物語から遊離してメタ的な存在とマスコットという役割だからでしょう。

 ただ、本作とか「もふもふ」「悪役令嬢レベル99」「俺だけレベルアップ」とかが面白く感じている私は、ちょっと末期かもしれません。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

サイコパスと悪人しかいない最低な世界

他の異世界なろう系アニメのチート能力主人公を大集合させました!って感じでかなり反則なチート能力もった人がうじゃうじゃいて、みんな倫理観が壊れていて自己中で最低な人がどんどん出てくる中、敵意のある人を一瞬で殺せる主人公があっさり殺して「ざまぁ!!」、嫌な人達を皆殺しするなろう系アニメ

このアニメ、爽快感全振りで細かいことは無視、めっちゃ雑なので感想書くと悪いことばかり書くことになっちゃうけど、こんなアニメ他にないから新鮮で面白さはあると思う、すごく趣味悪いけど

反則チート能力持った性格悪いイヤーな人達があっさりやられていくのは爽快感があるし、主人公の能力を把握して対策をしてくる敵との駆け引きは面白いけど、これだけのチート能力を持ちながら能力の使い方が子どもみたいで工夫が足りないのが残念であっさり殺され過ぎてて命がとにかく軽い、敵にもう少し狡猾さが欲しい

大量にチート悪人出てくるけど頭のいい悪人なんていなくて、ストレートな悪意をぶつける子どもみたいな小悪党ばっかり
性欲にも忠実で女の子を殺してゾンビ化して好き放題する、奴隷の首輪をつけて好き放題する、屈服させて魅了して下僕にする
発想が最低ですね・・・
あと、「死ね死ね死ね死ね」ってまるで引きこもりの中学生みたい・・・

不謹慎でサイコパスで悪いところばっかりだけどつまらなくはないという問題作品

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

65.5 8 2024年度のファンタジーアニメランキング8位
魔都精兵のスレイブ(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (94)
295人が棚に入れました
日本各地に、突如として謎の門が出現。 その先の異空間『魔都』には女性にのみ食べた者に特異な能力をもたらす桃が存在し、『醜鬼』(しゅうき)と呼ばれる怪物を退治するため、女性兵による戦闘集団『魔防隊』が組織された。 活躍できる場所を求めていた男子高校生・和倉優希はある日、魔都へと迷い込むと醜鬼に襲われてしまう。そこへ駆けつけたのは魔防隊七番組の美しき組長・羽前京香。京香の能力で奴隷(スレイブ)と化した優希は力を開花させ、醜鬼を見事打ち倒し、奴隷 兼 魔防隊の管理人として醜鬼と戦うことに。 “飼われる少年”のバトルファンタジー、ここに開幕!

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

わりとまじめなバトルアニメ

意外でした。
エロ枠かと思いきや、結構緊張感のあるバトルものアニメのようです。
魔都と呼ばれる別世界で発生するシュウキを倒すため、
魔都の護衛隊に奴隷として入隊した男子の話。

結局、よくある異能者同士のバトルの展開。
そこに人寄せとしてエロ要素を詰めた感じ。
女性キャラが魅力的に描かれていて、アクションもなかなかのもの。
見ごたえはあったけど・・。
インパクトという意味ではもう一歩ですかね。
物語の核心に迫るところで、第2期となるようだ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

刮目せよ、奴隷(スレイブ)の生き様。

この作品の原作は未読です。
あかりんが出演すると知り視聴を決めましたが、まややん、麗奈ちゃんらも
出演されていると知り、俄然視聴意欲の湧いた作品でした。


日本各地に、突如よして謎の門が出現。
その先の異空間「魔都」には女性にのみ食べた者に特異な能力をもたらず桃が存在し、
「醜鬼」と呼ばれる怪物を退治するため、女性兵による戦闘集団「魔防隊」が組織された。

活躍できる場所を求めていた男子高校生・和倉優希はある日、魔都への迷い込むと醜鬼に襲われてしまう。
そこへ駆けつけたのは、魔防隊七番組の美しく組長・羽前京香。

京香の能力で奴隷(スレイブ)と化した優希は力を開花っせ、醜鬼を見事打ち倒し、
奴隷 兼 魔防隊の管理人として醜鬼と戦うことに。

“飼われる少年”のバトルファンタジー、ここに開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

桃から能力が受け取れるのは女性のみ…そこから女尊男卑の世界に変わっていったんだそうです。
それはある意味課せられた宿命として受け入れるしかないと思います。
別に男尊女卑の世界が良いとも思わないので違和感はありませんけれど。

でも、そんな世界の中で男子高校生がヒーローを夢見るのは格好良いではありませんか!
きっと道は困難を極め、辿りつけるかどうかも分からない高み…
女尊男卑の世界で男性がヒーローになるということは、そういうことだと思います。

ですが、形は違えど結果的に魔都災害から一般人を守っていることになると思うので、十分ヒーローしていると思います。
今回優希が力を開花させることが出来たのは、血筋なのか、ヒーローへの思いからなのかは分かりません。

でも、魔防隊の一人として戦列に加えて貰えるんです。
そりゃ、頑張ろうって気にもなりますよね。
しかも、頑張った分だけご褒美が貰えるんですから…

命のやり取りをしていて、常に死と隣り合わせ…
常人を遥かに超えた能力を会得したとしても、一瞬たりと気を抜くことはできませんし、きっと傷付いたらメッチャ痛いんだと思います。

でも、それで仲間を救うことができてご褒美まで貰えるんですよ。
しかも、お約束ですが登場するヒロインの皆さんは容姿端麗な方たちばかり…
改めて考えてみると相当羨ましい設定になっているのではないでしょうか^^;?

そして物語中盤から登場する、まややん演じる六番組組長の出雲天花さん。
2回行われた人気投票で共に1位を取るという無双っぷり。
実は私の推しも天花さんだったので、この結果は嬉しいです。

誰より人の痛みの分かる天花さんであることは、物語の中で既に証明されています。
そんな天花さんの愛情を目一杯受け取っているんですから…
まぁ、あかりん演じる京香から「躾」されるのも当然ですよね。

しかもそれだけじゃありません。
どうやら天花さん以外からも優希は好意を抱かれているようなんです。
もしかすると、「社内恋愛の法則」が発動している!?

「社内恋愛の法則」は、私が新入社員だった頃に聞いた法則なのですが、ずっと会社に縛られ続けて新しい出会いが何も無いと、周りの女性の方が何故か綺麗に見えてくる…というモノなのですが、「社内恋愛の法則」を改めてググってみると、さっぱり出てこない!?

私が若い頃は残業時間が半端無かったので、その法則は間違っていないと思った時期もありましたが、急に自信が無くなってきました^^;

wiki先生をチラ見したところ、魔防隊は第十番組まであって、その他に出張組まであるようです。
しかもキャラの人気投票が原作のみなのでしょうか。
まだお目にかかったことのないキャラが人気投票で上位になっていましたので。

きっとこれからバンバン新しい組員が登場するのでしょうけれど、尺にもよりますが、まず間違いなく覚えられないでしょうね^^;
天花さんの様な強烈な個性を持っていれば別でしょうけれど。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、あかりんによる「夢の糸」
エンディングテーマは、まややんによる「CHA∞IN」

1クール全12話の物語でした。
この作品は既に第2期の制作が発表されています。
そう言えば、第2期のティザー映像が公開されていましたね。
アニメに登場していませんが、人気投票第2位のキャラって誰なんだろうと思っていたら、このティザー映像に出てくる魔防隊を束ねる総組長・山城恋だったんですね。
しかも総組長を演じる声優さんは、香菜ちゃんなんです!!
もう、これは期待するしかないですよね!
しっかり堪能させて頂きました。
続編楽しみにしています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

原作既読。悪くはないです。アクションも良好でちょっとエッチで

原作既読。
まあ普通に面白い作品です。

男が奴隷化するのを喜ぶ趣味は無いのですが、でも多少性癖と違っていてもそれ以上にエッチならまあ楽しめます。
働かせられる代わりにご褒美を与えるというシステムは搾取するだけじゃなくてちゃんと公平で良いですね。

主人公の好感度も悪くないです。

作画もなかなか良くアクションもしっかりしていて良かったです。
このクオリティなら視聴継続… しても良いのですが。

まあ本数は多いので原作を知っているのは切る候補なんですよね…。
考えます。

全話感想
あれこれ切った結果逆に残す余裕が… あったかな? まあ原作好きなんで、ちょっと頑張って残して見ました。
もう一度見ただけになりましたが、なかなか楽しかったです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

59.6 9 2024年度のファンタジーアニメランキング9位
結婚指輪物語(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (83)
256人が棚に入れました
月刊「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス刊)にて大好評連載中のめいびいによる漫画『結婚指輪物語』。累計部数130万部(電子書籍含む)の人気作がいよいよアニメ化! どこにでもいる普通の学生サトウは、幼馴染のヒメへ密かに想いを寄せていた。 告白を決意したある日、サトウはヒメから遠いところへ引っ越さなくてはならないと突然の別れを告げられてしまう。 恋心を諦められないサトウがヒメを追って辿り着いたのは、なんと異世界だった。 ヒメは、異世界に5人存在する「指輪の姫君」のひとりだったのだ。 サトウはヒメからいきなり結婚を求められ、勇者「指輪王」として世界の脅威に立ち向かうことに。 さらに、指輪の真の力を引き出すには、残り4人の姫たちとも結婚する必要があり……!? 5人の姫との異世界新婚ファンタジーが、ここに始まる――!

声優・キャラクター
サトウ:佐藤元
ヒメ:鬼頭明里
ネフリティス:島袋美由利
グラナート:上田瞳
サフィール:加隈亜衣
アンバル:小松未可子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

俺は5人の姫と結婚する。世界を、そして好きな人を守るために。

この作品の原作は未読ですが、あかりんが出演すると知り視聴を決めた作品です。
この作品も後にくまちゃんやみかこしが出演するという嬉しいさぷらいずあありましたけれど^^


どこにでもいる普通の学生サトウは、幼馴染のヒメへ密かに想いを寄せていた。
告白を決意したある日、サトウはヒメから遠いところへ引っ越さなくてはならないと
突然の別れを告げられてしまう。

恋心を諦められないサトウがヒメを追って辿り着いたのは、なんと異世界だった。

ヒメは、異世界に5人存在する「指輪の姫君」のひとりだったのだ。
サトウはヒメからいきなり結婚を求められ、勇者「指輪王」として世界の脅威に立ち向かうことに。
さらに、指輪の真の力を引き出すには、残り4人の姫たちとも結婚する必要があり……!?

5人の姫との異世界新婚ファンタジーが、ここに始まる ― !


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

今回は声優さんの起用方法に新鮮さを感じた気がします。
まずくまちゃん。
くまちゃんが演じたのは5人の姫の一人である竜人族のサフィール。
結構飄々とした感じのキャラなんですよね。

くまちゃんといえば、同じく2024年冬アニメで放送されていた「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」のネフェルティマみたいなほんわかした感じのキャラが声質ともマッチしていて似合うと個人的には思っています。
そんな感じのキャラがすっかり私の中で定着していたのでこんな風に感じたんだと思います。

そしてみかこし。
今回みかこしが演じたのは「アンバル」という表情の読みにくい女の子です。
みかこしも気持ちを前面に出しているキャラを演じる機会が多いオメージがあったから…
まぁ、私個人がこう思っても、皆さん役にはしっかりハマっているんですけどね^^;

さて、この作品は公式サイトのトップページで堂々と「ハーレム宣言」していましたよね。
しかも各国のお姫様ばかりを5人も…

ハーレムなんて羨ましい展開…と思いましたが、よく考えてみると日本にも昔「側室制度」があったので、所謂ハーレム状態というのは日本でも昔から存在していたんですよね。
しかも、昔は天皇にも側室制度があったそうです。
だったら現代の様な継承問題も起こらない訳です。

現代の日本では法律で規制されていますが、それでも妾の風習は残りました。
さて、今でも妾の方は現存するんでしょうか…

この作品の主人公であるサトウ…は結局苗字しか分かりませんでしたが、大好きな女の子を追って異世界に行き、そこで指輪王となりました。

ですが、不思議な点が幾つかあります。
まずサトウが指輪王となったのは指輪をお姫さまから指輪を受け取ったからですが、他の4人の姫の誰かが別な男性に指輪を先に渡していたら、サトウは指輪王になれなかったのでしょうか。
となると、渡す順番で決まってしまうことになりますが、そんな簡単で良いのでしょうか。

それとも、指輪王としてもっと資質の高い人が後から現れたら、指輪王の権利はそちらに委譲されたりするのかな。
だて、深淵王とかいうとんでも無い相手を倒さなきゃなんですよ。
指輪だって少しでも条件の良い人になって貰いたいと思ってもおかしくはないと思うんですけどね。

指輪の力をもっと引き出すには姫たちとの絆が不可欠だと言っていました。
そんなに指輪王候補をコロコロ変えたんじゃ、姫たちとの絆も深まらないか…
そう、指輪王が何でサトウ…?
という点に疑問を持たなければ割と普通に視聴できる作品だと思います。

そして、後はどの姫を推して視聴するか…ですよね。
個人的にはエルフ族のネフリティスかなぁ…と思って視聴していましたが、姫の中で一番最後に登場したアンバルが気になる存在っぽいと思いました。
まだ少ししか出てきていないので確信は持てませんけれど。

そう、ラスボス的なタイミングで登場したのは、とみたんですたね。
この展開を見た瞬間、続編無きゃ嘘でしょ…って思いましたよ^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、Sizukさんによる「Lover’s Eye」
エンディングテーマは、AliAさんによる「ココロノナカ」

1クール全12話の物語でした。
この作品も既に第2期の制作が発表されました。
今期って続編制作される作品が多くありませんか?
他の作品も是非チェックしてみようと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

うーん、ハーレムが好きで見たのですが… ハーレム物として失格。ハズレです

1話感想 3.3 うーん、ハーレムを作る主人公は嫌いじゃないのですが…

何でしょうね?
基本的には悪くないんですよ。
異世界転移してハーレムで、というのはまあ全然普通ですし、そういう話は大好きです。

ヒロインはなかなか可愛いと思いました。
では申し分ないはずなのですが… うーん?
主人公がいまいち気に入らなかったかなぁ。

なんとなく煮えきらないというか…。
何でしょうね。いや本当に悪い、という程でもないのですが。

調子に乗っている、という程でもないですし…。
うーん、主人公の見た目かな? あまり格好良くは無いですが。
何だろう。まあ幼馴染でずっと好きで、そこはガツンといけよ、というところで煮えきらない、という感じがやっぱり何だこいつ、感があったのかな。
そういう部分で主人公を一発で好きにはなれませんでした。

主人公に都合の良い話しは主人公を好きになれないと残念になるんですよね。

作画はそこまで綺麗ではないですね。ただちょっとエッチな所は良かったです。
そこまで気に入ったわけでは無いですが好きなタイプの話しなので見たいとは思っています。
本数次第で諦めます。

全話感想 
まあ「ちょっとエッチ」と「ハーレム」を目当てに最後まで見ました。
結論としては… 残念ですね。おすすめできるハーレムものではありません。
良いハーレムものとは何か。
それはヒロイン全員を愛することです。
この主人公、5人の嫁と結婚しなきゃならん設定なのに、一人の本命が居るんですよ。
ちょっとないですね。
ハーレム主人公たる者、ハーレムメンバー全員を愛することは必要最低限です。
残念ながら良いハーレムモノではありません。失格です。

ハーレムものの良いところは、ヒロインを不幸にしない点にあるのです。
ヒロインを1人だけ選ぶと、選ばれなかった他のヒロインは不幸になってしまいます。
じゃあ選ばれなかったヒロインには別の男をあてがえば良いかというと、オタクってのはそういうのが大嫌いでしてね…。じゃあヒロイン全員を幸せにしようと思ったら、ハーレムしか無いじゃん、となるわけです。
皆愛して皆幸せ。めでたしめでたしです。

しかし本作では本命ヒロインがはっきりしていて、全員幸せにできないんだったらハーレムものにするんじゃねぇって話ですよ。
なんだかなぁ。わかってねぇなあ。

ストーリーもきっちり一期で締めずに続くような作りで… いや続きは原作で、と言いたいのでしょうが、微妙にしか思えません。

まあハーレムが好きだからと、わざわざ見たけれどいまいち報われなかった感じですね。残念です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

とりあえず、前閉めない?

二話視聴
とりあえず、ヒロインの服装が乱れすぎて好みになれない。
下着見えてますよ。エロ要素嫌いではないんだけど性格と服装が一致してない。
主人公を積極的に誘惑してくるようなキャラならまあいいんだけど、
あの服で照れたりされてもなんとも、、、。
あと、リアクションが大げさで冷める。
そして作画も不安が大きい。
ストーリーもヒロインたちとの関係だけでほかはない。

異世界露出ハーレム。

最終話視聴
全て中途半端でこの作品の方向性が定まってない。
エチエチなハーレム作品にしては、エチ要素が少なくひねりもない。
恋愛ハーレム作品にしては、全く進展せずメインヒロインどころかほかのサブヒロインたちはお邪魔虫扱い。
バトルもの作品、とは到底思えない敵キャラバトルシーンの手抜き。

全てにおいて平均以下で男子中学生の妄想を映像化したような作品。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

61.2 10 2024年度のファンタジーアニメランキング10位
WIND BREAKER[ウィンドブレイカー](TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (18)
123人が棚に入れました
人を傷つける者、物を壊す者、悪意を持ち込む者何人も例外なくボウフウリンが粛清する――!偏差値は最底辺、ケンカは最強。超不良校として名高い、風鈴(ふうりん)高校。その「てっぺん」を獲るため、街の“外”からやってきた高校1年生・桜遥。しかし、現在の風鈴高校は“防風鈴”(ボウフウリン)と名付けられ街を守る集団となっていて━━!?不良高校生・桜の英雄伝説、ここに開幕!


声優・キャラクター
桜遥:内田雄馬
楡井秋彦:千葉翔也
杉下京太郎:内山昂輝
蘇枋隼飛:島﨑信長
梅宮一:中村悠一
柊登馬:鈴木崚汰
柘浦大河:河西健吾
桐生三輝:豊永利行
橘ことは:長谷川育美

65.2 11 2024年度のファンタジーアニメランキング11位
最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (124)
325人が棚に入れました
スキル至上主義の異世界オートグズ。前世の記憶を持つ気弱で優しい魔物使い<テイマー>の少女・アイビー(5歳)は星なしの最弱ランクがために、故郷の村から追い出されてしまう。おまけに唯一テイムできたのはゴミを食べる最弱の魔物・崩れスライムのソラ。最弱同士の2人(匹)には魔物が蔓延る異世界は過酷……と思いきや、その道中は愛されまくりの可愛いがられまくりで幸せ!?ひたむきで愛らしい彼女に魅入られ、異世界住民たちの親切と寵愛をその身に受けるばかりか、可愛い魔物にも囲まれて癒しの日々が続いていく!更にはソラに病気や怪我を治す能力が開花し──!? 可愛い2人(匹)があなたの心を虜にする、ほのぼのサバイバルファンタジー開幕!

声優・キャラクター
アイビー:鈴木愛奈
ソラ:田村睦心
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

"ゴミ拾い"の意味が想像してたのと違いました。

原作未読。予備知識なしの初鑑賞。12話。

物語を簡単に要約すると、
{netabare}非力な少女が前世の記憶を元にした知識で
知能が高くない大人達の信用を勝ち取り駒として動かし
自分の身を守ってくれる居場所を確定させるお話。{/netabare}

‥これだけ読むと
某読書好き少女のなろう物語に見えますねw


内容自体は深くも浅くもなくサラッと観る事ができ、
メインの登場キャラも多く敵となるキャラもいる中で
胸糞悪くなるようなクズキャラが滅多にいないから
割とストレスフリーな作品でした。

{netabare}少女の生い立ちや仲間ができるまでの当て馬は
どうしてもクズキャラ必須になるのでそれは許容範囲!{/netabare}


鑑賞前と後でひとつ思ったのが、
タイトルで少し触れた"ゴミ拾い"の認識です。

私てっきりボランティア活動みたいな
ゴミを拾い歩いて旅をするイメージを抱いていたので、
{netabare}実際はゴミ捨て場で使えそうなものを物色して
拾い集める感じだったから{/netabare}想像とギャップがwww


音楽は個人的に映像込みでOPが好きです。
アイビーが楽しそうに跳ねてるとことかほっこり〜♡
♪鈴木愛奈/果てのない旅

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

プープ プップッ、プープ プップッ、プープ プップッ、プ〜

クリーピーナッツ風に乗せちゃってくださいな^ ^。

詳しいことは分からないのですが、第一話の作画クオリティと演出の素晴らしさ、そして何より最終回、それもCパートの感動は、絵本童話の世界から抜け出してきたかのようで、語らずとも訴えかけてくるスライムの思いに、思わず涙がこぼれそうに…。

そう、無理ゲーなんて概念は、“可愛い”の前では意味を為さないのです。
星なしテイマーと崩れスライムのお話は、今期の中でも特にお気に入りの作品となったわけでありまして…。
まあ、こんな可愛い子に、
一人になると 息が吸えるの♪
誰もいない世界にほっとした♪
…なんて言われて、胸ががキュッとしないおじさんはいないはず。
カル◯ス育ちなら尚のことではありますが…。

あと、丁さんが謳い上げるエンディングがまたイイ。

(独り言)
“最弱ゲーマー”の生きる道は、なんといっても“ゴミ拾い”、一見役立ちそうに無いものであっも拾っておくことであります。
前世者と言う役割を担い、ピンを鳴らして語りかけ、見守り続けるプレーヤーは私たち自身でありましょう。
(海外ドラマ的蛇足)
それでも、ヘクター・サラマンカ(演)のように、ベルを鳴らし続けてはいけません。
彼女は、決して“ブレイキング・バッド”に陥ることなく、あるいは“ベター・コール・アイビー”と、手元に置きたがる面々(調査兵団似?)に対しては、適度な距離を取ることのできる賢い子なのです。

演 - マーク・マーゴリスさん、昨年お亡くなりになっていたのですね(合掌)。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ヒロインが良かったです。前半の方が良くて後半に少し不満かな。

 要約すると、迫害された少女が一人で生きる力を他人の協力でつけていく旅物語ですね。力的にはチートも無くはないですが最低限でした。そこに転生要素がありますが、この使い方が上手かったかどうかです。

 正直に言えば、前半の方が面白かったです。シリアスだし切ないしで、旅の始まりとして何もない状態から、いろいろ切り抜けていく様がとても良かったです。

 最後の街のところがちょっと大げさになりすぎるのと、どんな陰謀だったのかが言葉だけで終わってしまったので、乗れなかった気がします。それとなんといってもミーラというキャラの事情が何かありそうでしたが、そこが表現されずに終わってしまいましたね。
 ヒロインの転生要素の「チーン」とスライムのぶるぶるがなあ…という残念感もありました。もう少し上手く処理できませんか?

 前半だけなら秀作でしたが、後半含めると良作くらいでしょうか。面白くは見られました。正直アニメの本数が多すぎるので、アニメ業界の再編が進んで、作成数が半分になる代わりにこういう作品が2クール以上で丁寧に描かれるようになればなあ、と思いました。

 ただ、この作品…最後の話の展開から言って、凡作化する匂いがしなくはないです。開き直ってロードムービー的にしてしまったほうが良いかもしれませんね。

 標準よりはいいですが、ストーリーとキャラを4点。声優さんはヒロインが良かったので4。作画は2.5点といいたいですが良い回もあったので3。音楽はEDが悪くなかったしうるさくなかったのも良いです。3.5。







1話 ほぼモノローグで説明でしたが、期待値はあります。

{netabare} ほぼモノローグで1話終わってしまいました。一応そのモノローグの中で設定の説明が無くはないのですが、不明なのは『星なし』がそこまで忌み嫌われる理由とか転生者ヒロインの能力とか占い師何モノ?とかですね。

 その辺は原作ではどうだったのかわかりませんが、1話はもう少しエピソードで見せてほしかったかなあ。話と設定はざっくりとは悪くないと思いますが、ちょっと「蜘蛛ですがなにか?」を思い出すレベルでモノローグで終わってしまいました。
 後半のスライムへの言葉はないと話がわからないので省略できないにしても、前半はセリフ無しで良かったのでは?まあ「賢者の弟子を名乗る賢者」になる可能性もありますが、画面だけでも十分やっていることはわかったと思います。

 にしても、1話の掴みはこれで大丈夫か?と思ってしまいます。この2作の名前がでるということは、ちょっとレベルが低く感じますが、モノローグで語られている内容は気になるのと、作画はそれほど低予算感はないので、2話以降の期待値はあります。2,3話見て判断でしょうね。{/netabare}


2話 ヒロインの孤独や苦労がちゃんと描かれているのがいい。切なくなります。

{netabare} 最近の異世界モノとしてはちゃんと物語になっていると思います。ヒロインの設定が今のところ題名を裏切っておらず、最弱のテイマーがどうやって生活していくのかが丁寧に描かれています。そのおかげかかなり面白くて、24分がアッと言う間でした。

 物語りになっているというのは「森の生活」にリアリティがあるという事ではないです。8歳の少女が一人であの環境にいれば数日と持たないでしょう。

「異世界モノ」というジャンルの枠の中で、少女の孤独とサバイバルの厳しさ、そしてお尋ね者としての恐怖などがちゃんと描かれていて、そこが物語があるという意味です。特殊スキルものは数多くありますが、特殊スキルがどう活きてくるのかの前提をちゃんと描いている感じです。
 ですので、ヒロインに感情移入できます。そのせいで1話でちょっとうるさく感じたモノローグが切なくなってきます。

 ポーションを食べるスライムで次週にどんなことが起きるかは想像ができますが、この設定は面白いと思います。まだ、明かされてないですが明らかでしょう。

 作画がヒロインとその他でクオリティが全くレベルが違う気がするんですが、ある種の開き直りで悪くないと思います。

 面白いですね。こんな感じで1クールなら全部見たいと思います。 {/netabare}


3話 想像以上の生い立ちだった。構成は意図的なんでしょうか?

{netabare} なるほど…時系列をいじった構成なんですね…原作からなんでしょうか?

 効果としてはどうでしょうか?カバンとか占い師とかいろいろ設定を保留できる人ばかりではないです。何より3話が冒頭の説明としてあった方がより感情移入出来た気がします。

 というのは、3話で暖かい家族との生活からの想像以上の転落と迫害が悲惨でした。この展開の緊迫感が1、2話でヒロインが何とかなるのが分かっているのでその点で損している気がします。1話で見せられたら泣いてたかも。

 ただ、意外や意外星ゼロに逆転的な仕込みがあるかと思ったらそのままっぽいですね。その点でもこの話の興味は持続します。この後ヒロインはちゃんと強くなっていくのだと思いますが、1~3話で一つの話になっているので、面白いです。

 なろう系の異世界モノの中ではストーリーの組み立てはなかなかだと思います。ただ、設定が良くてもこの後が悪いのがなろう系です。どうなるか楽しみでもあるし不安もあります。 {/netabare}


4話 ちゃんとした話になっていて面白いと思います。

{netabare}  なんとなく正統派冒険ものというか、ちゃんとした話というかそういう感じですね。これでなろう系なら具体的な構想があって連載を始めたんだろうな、という作りな気がします。

 1クールに納まる気はしませんが、なかなかいいのでは無いでしょうか。初期設定の説明後に話が展開する感じだし転生の意味もちょっと出そうな感じもありました。

 で、最後のスタッフを見ると中国の方がかなりの比率ですね。ちょっとヒロインとそれ以外での作画のレベルが違い過ぎる気もしますが、かなり違和感が無くなってきました。日本…油断してると…原作は日本、作画は中国になって、次は…{/netabare}


5話 作画がひどかった。面白いので万策尽きないようにお願いします。

{netabare} 前回中国の作画を褒めたら今週はひどかったですね。手のサイズが明らかにおかしかったです。崩壊とはいいませんが結構ひどいレベルでした。うーん…まあ日本でもいろいろありますから…

 で、話が進まない…ように見えて少しづつ進んでいるようです。こういうファンタジーはいいですね。面白い話だけに万策尽きないようお願いします。{/netabare}


6話 最高にいい話です。感動します。ですので…作画、がんばってください。

{netabare} 本当に惜しい。話もキャラ造形もものすごくいいです。8歳の少女の境遇と心情、頑張りに心が動かされます。
 アニメの制作もがんばっているんでしょうけど、作画…おしいなあ…城郭都市の作画…もうね、子供のラクガキじゃないんだからっていう感じです。ググれば現実の画像がいくらでも出てきます。
 もうちょっと…なんとか…ね。フリー素材の画像トレースで良もいいのでは?エフェクトでアニメ調に変更して使えばいいのでは?

 本当にいい話なので応援してます。がんばってください。{/netabare}


7話 ゲストキャラが善人過ぎる気もしますが…

{netabare}  1話~2話で登場人物が変わって行くので展開が急ですし、ゲストキャラが良い人過ぎる気もしますが、表面上の態度と裏の思惑が分かりやすく描かれているので、結果的にいい話になっています。
 また、境遇と生い立ちを考えるとそれがないとやってられません。

 ここで半分で話が展開する気配もないですけど、これはこれでいいです。というか、ずっとこういう旅でもいい気がします。少し転生者の記憶がどう活きるかがそろそろ出始めるのでしょうか。

 ということで、転生ものの中ではレベル99と並んでトップkラスで面白いです。

 今週の作画はなかなかまともだったと思います。オーガは…まあ、いいでしょう。ヒロインだけでもちゃんとしてれば。{/netabare}



8話 人でないものとの2人旅。「キノの旅」「狼と香辛料」的な懐かしい作りですけど新鮮です。

{netabare} こういう冒険ものもいいですね。目的は生き残ることで元の村から逃げているだけですが、その世界観でちゃんと話になっています。初作品でこの水準ならすごいな、と思い原作者調べたら、何作か投稿されているようで本作の他に長めの作品があるので、そこで力をつけられたのかもしれません。

 最近のラノベ、なろうは閉じた人間関係になり勝ちです。キャラが増えることはあっても、特定の仲が良い集まりの中で話が展開することがほとんどです。閉じた世界ですね。

 本作のような開けた世界というのは、90年代以前の話にはあった気がします。「キノの旅」「狼と香辛料」と言えばいいのでしょうか。人ではないパートナーの2人旅ですね。ちょっと懐かしい感じがしながらも新鮮なのがいいですね。

最近見た異世界のなろう系の中では一番面白いかもしれません。{/netabare}



10話 ちょっと理屈っぽい話になりましたが、ミーラが気になります。

{netabare} ちょっと話が理屈っぽくなりましたね。チンチンアイデア出まくりで、その辺の深掘りがもうちょっと欲しいと思います。

 ミーラというキャラがどこまで深みを持つかですね。どうも悪役だけというわけではなさそうですけど…そこの引きは上手いと思います。

 失速感はなくはないですけど、かなり面白さを維持したままここまで来ました。アイビーの素性は分かりそうにないですけど、それもいいでしょう。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

64.0 12 2024年度のファンタジーアニメランキング12位
魔女と野獣(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (81)
259人が棚に入れました
はじまりは17人の「起源の魔女」。 全ての力をその身に受け継いだものが、現代も世界各地に存在する。 そこに現れたのは、棺桶を背負う男と、獣の目をした少女。 少女は魔女に呪われた過去があり、呪いを解くためにある魔女を探している。 2人の前に現れる魔女は追い求めた獲物か。 そして魔女の呪いを解く方法とは――。 これは悪しき魔女を追い求めた復讐劇。 「獣」が「魔女」を捕らえたとき、物語は大きく動き出す。 華麗にして苛烈なダークファンタジーがここに開幕!!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ダークファンタジーの魅力

しっかり世界観を作りこんだダークファンタジーで雰囲気でていて話も面白かった!
ただ、気軽には見れないアニメなのでオススメはしづらい

ホラーでグロテスクでシリアスなダークファンタジー
絵は綺麗だし雰囲気出てるけどずーっと暗くて重い話、わかりやすい魅力はなくて集中して真剣に見ないと面白さがわからないのと、抑揚がなくて盛り上がるところがないのでかなり人を選ぶ作品
グロくて残虐なシーンが濃い

キャラデザはカッコいいし、ダーク・シリアスな雰囲気も魅力的、時々崩れることあるけど作画も綺麗でアクションもいい
作者の死生観や世界観の説明を一生懸命淡々とした口調あるいは興奮した口調で話してくれるけど、長話嫌いな人には苦痛かも

評判悪いし人気なさそうだけど、2期あるかなー?
あるなら見たい

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

最初の雰囲気は良かったのに

とても気合の入った作画にシリアス寄りの演出。
魔女に恨みを持つ二人組が、各地の魔女を倒し、復讐を果たす物語、
かと思ったが、そんな単純な物語ではなかった。

最初は良かったが、中盤失速?
止め絵が多くなり、アクションシーンの迫力も大幅減。
キャラクターのデザインは良いのだが、どうにも流れがギクシャクしてしまう。
2話かけて事件を解決する展開が続くが、
散発的に魔女事案を解決しているだけ。
仇である起源の魔女は1話だけ登場したのみ。
最終回の最後に、起源の魔女を追って階層世界に行くが、結局これからなの?
もう少し頑張って欲しかったなあ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

単純な魔女狩り行脚でも無い、なんとも軸の定まらないアニメでした。

 最終話(12話)まで観ました。2024.04.06

 作画は良くないです。止め絵でも、主人公のギドの顔すらシーン事に違うなど、かなりヤバい感じでした。休止を挟んだら、まぁまぁになりましたが…。

 魔女は基本的にサイコパスで、人間とは別のヤバい生物、フリーレンの魔族みたいなもんだよ!と、最初の方で語られていましたが、味方にも魔女がいたり、保護の対象になったりで世界観が一定しません。

 聖騎士団、魔術師協会、処刑人、警察など、色々な勢力が出てきますが、持て余し気味でした。どいつもこいつも魔術を使い、強いので魔女との差も不明です。

 魔術も対価が大した事無く、其の辺の市民でも魔道具的なモノを使って強力な魔術を使えるので、悪い意味で魔術バトルに緊張感がありませんでした。

 どうせ後出しジャンケンでどうとでもなるんだろ?という印象が最後までつきまといました。

 ダークな雰囲気の割に、スーパーサイヤ人が普通に生活していて、直ぐに楽しい脳筋バトルになる感じなので、物語に没入感が決定的に欠如しています。

 呪いを解きたいギドも、正体が意味不明なので、視聴者的には今のママが一番良い状態です。そのため物語の先も気になりません。

 TSのままでええやん?僕の考えたキン消しみたいな元の姿に戻ってどうするの?しかもナニコレ?ゾンビか人造人間なのか?普段、どうやって暮らしているの?キャラデザがぶっ飛び過ぎです。

 ギドの相棒のアシャフも、作中イケメン扱いされていますが、アンガールズの田中がキモメンで、千原ジュニアがイケメンとされているお笑い界の謎ルール並に説得力がありません。どっちもキモメン寄りじゃね?

 なんともチグハグ感しか無い不思議なアニメでした。ギドは今時珍しいギスギスイライラヤンキー少女キャラだったので、もう少し上手く活躍させてやれたら面白くなったのでは?と、残念に思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

63.6 13 2024年度のファンタジーアニメランキング13位
戦国妖狐(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (62)
169人が棚に入れました
時は永禄七年(1564年)、人の営みの傍らに闇(かたわら)と呼ばれる魑魅魍魎・妖怪変化たちが息づく戦国時代。齢200年を生きる人間好きの妖狐・たまと、縁あって義姉弟となった、人間嫌いの仙道(仙術使い)の少年・迅火は「世直し姉弟」を名乗り、人に仇なす闇・障怪(さわり)退治の旅をしていた。旅の最中、障怪退治を生業とする僧兵集団・断怪衆(だんがいしゅう)と関わった姉弟は、彼らが障怪に対抗するため、人と闇を人為的に融合した存在・霊力強化改造人間を擁していることを知る。人と闇を辱める所業に、義憤の念に駆られたたまと迅火は、その行いを糾すため、武者修行中の自称浪人・兵頭真介と、断怪衆から脱走した霊力強化改造人間の少女・灼岩と共に、断怪衆総本山へと乗り込む。姉弟たちと敵対する形となった断怪衆は、その討伐のため「闇喰い人」を自称する剣士・雷堂斬蔵と、霊力強化改造人間の精鋭・四獣将を差し向ける。

声優・キャラクター
迅火:斉藤壮馬
たま:高田憂希
真介:木村良平
灼岩:黒沢ともよ
千夜:七海ひろき
月湖:内田真礼
なう:豊崎愛生
神雲:乃村健次
道錬:稲田徹
烈深:宮城一貴
山の神:高垣彩陽
りんず:鈴木愛奈
野禅:津田健次郎
雷堂斬蔵:東地宏樹
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

【3話までの感想】3クールじっくりと闇の深さを思い知りたいです

闇(かたわら)と呼ばれる化け物が跋扈(ばっこ)する架空の戦国時代を舞台に、
人間好きな妖狐・たま、人間嫌いで闇(かたわら)になりたい仙術使いの迅火による、
人に仇なす闇(かたわら)・障怪(さわり)退治の旅などを描いた、
水上 悟志氏による同名原作コミック(未読)の連続アニメ化作品。

水上氏が脚本した1クールアニメ『プラネット・ウィズ』にせよ、
2クール・アニメ化作品で作画が酷いと呆れられた『惑星のさみだれ』にせよ、
私にとって、水上氏関連作品は、巨視的に人間を捉え心理を掘り下げることで、
私の心の養分となる糧を与えてくれる貴重な存在。

よって今回のアニメ化も、私は放送を心待ちにしていました。
この原作コミック、私は知らなかったのですが、
各アニメスタジオの棚に結構並んだりしているアニメーター界隈でも映像化待望の作品だったそうで。

当初、原作の「世直し姉弟編」「千魔混沌編」の主人公交代しながら展開する二部構成を回想も駆使しながら2クールに押し込む計画だったとのことですが、
それでは収まりが悪いと制作・WHITE FOXの社長判断で3クールに変更したとのこと(※)

この冬アニメは商業的成功よりも、視聴者に気軽に消化されるだけじゃ済まさない。
作り手としての矜持を示すといった感じのクセ強な作品も散見されますが、
本作はその最たる物。


これまでの水上作品は水上氏自身がシリーズ構成・脚本を手掛けて、
独特のリズムが乱調のリスクもはらんでいましたが、今作では花田 十輝氏が担当。
花田氏は、リミッター解除され、痛々しい人の心の闇の描写まで振り切れば、名手として真価を発揮する脚本家なので、その点もプラス要素。

そして何と言っても劇伴・エバン・コール氏。
『ヴァイオレット~』『~フリーレン』のピアノとオーケストラだけでなく、
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、アニメ版『わた婚』で和楽器アレンジへの対応力も知る身としては発表された時から悶えるくらい楽しみでした。


で、初回から3話まで観て。
早速、{netabare} 貧しい民を誑(たぶら)かして霊力改造人間に貶める障怪(さわり)退治の僧兵軍団・断怪衆(だんがいしゅう){/netabare} という下衆の極みのアジトに殴り込みに行く ハードな展開。
史実でも架空でも戦国坊主共は喰えない連中ということなのでしょうかw

その下衆に見える言動すらも、見る角度を変えれば必ずしも絶対悪とは言い切れない。
典型的な巻き込まれ型主人公視点の浪人・兵頭真介を通じて、
視聴者も未だ思索したことのない仙道と闇の世界という、
未知の領域へ誘われ価値観を拡張される。
序盤からスケール感のある水上作品の醍醐味は堪能できています。

作画もバトル比率が高く、動きが多いアニメーションをWHITE FOXがCGも交えながら無難に処理。
ただ、メインはあくま心情描写で、高作画カロリーのバトルアニメで圧倒するまでは行かない印象。
これから分割なのか連続なのかは分かりませんが、全3クールの長丁場。
スタッフも私も嚙み応えのある戦国奇譚にバテないように完走したいと思います。


【参考文献】※「月刊ニュータイプ」2024年1月号

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

なんともドメスティックな物語…。水上作品はいつもこれだよ…。

 最終話(13話)まで観ました。2024.04.06 

 1期目終了です。連続2クール2期は7月からだそうです。しかし…、惑星のさみだれもそうでしたが、兄弟喧嘩や親子喧嘩で周りの人々を巻き込んでバトルするんですよねぇ…。

 どうしても、身内で争っている感が強く、素直にバトルを楽しめません。そして、無意味に他人キャラが死亡するという…。

 楽屋オチバトルに何で付き合ってやらなぁあかんのか?一回疑問に思うと駄目ですねぇ…。タマとビッチママの話なんてどうでも良いのだ!

 マイナー紙ではウケるのかもしれませんが、一般人向けでは全く無い様です。みんな騙されているですぅ…。折角の戦国時代なのに、もっと何とかならんのか?

………………………………………………………………………

 10話まで観ました。2024.03.14

 う〜ん…。コレ、本当に原作人気なんですか?過大評価じゃね?熱狂的なファンがいるのかな?世界線が異なる特異点で人気がある様な話ですねぇ…。所詮マイナー紙連載か。

 山の神のもとで修行したり、ロリが新規に仲間になったり、龍と戦ったりしますが、何をダラダラやってんの?後2クールもこの調子なんですか?

 昔のドラゴンボールや、キン肉マン等の水増しアニメを観ている様な感じです。クリリンがアウアウ言ってるうちにAパート終了的な…。

 こんなに内容の薄い話に付き合っている暇のある視聴者なんて現代日本にいるんかいな?

 コレでエエんか?本当に?と言う感想しかありません。マイナー原作を人気がある様に装う詐欺組織でもいるんかいな?本当に謎やで!
………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2024.02.22

 馴れ合い茶番バトルの末に、雑にメインキャラを退場させおった!?なにコレ?何が起きている?8話で復活するのかな?

 断怪衆とのやらなくても良い喧嘩がまだ尾を引いています。もう、詫びを入れて許してもらえよ…。小指位でOkそうですが…。

 これ、本当に原作人気なの?惑星のさみだれも作画が悪かったんじゃなくて、神作画でも結果同じだったんじゃね?ギャグっぽいのに人が死ぬ系はちょっとなぁ…。

 原作が古いのか?このノリで3クール?損切りするなら今ですよ〜と、ゴーストの囁きが聴こえてきそうです。
……………………………………………………………………… 

 5話まで観ました。2024.02.09

 単純な妖怪バトルにはしたく無いんだよ〜!と、言うのは分かりますが、迅火さん…、龍にびびり過ぎじゃね?こいつは結局、弱い奴には強い的なキャラなの?

 良くこんなんで断怪衆に喧嘩売ったな〜。妖狐のたまは他人事みたいな感じだけど、お前も当事者だろ?

 結局、龍から逃亡するために旅に出るって、何がしたいのかな?作画は良いので惑星のさみだれほど、酷くはないですが、結局茶番バトルをするのかな?

 3クールこれに付き合うのか〜。たま陣営の目的も世直し+仙人化+自分探しと、盛りだくさんの割には曖昧なので、もう5話で俺達の戦いはこれからエンドでも良い様な…。

 私、これからの主人公達の旅の行く末を想像するとゾクゾクして、視聴する気力を失いそうです。

 これから面白くなるのか、原作ファンに教えてもらいたいです。
………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.01.16

 同作者のプラネットウィズ、惑星のさみだれが、世界系すぎて合わなかったので、どうかと思いましたが、結構面白くなりそうです。

 戦国時代が舞台ですか。良いですねぇ。自力救済の殺し合い上等の世界ですが、弱いながらも一応全国的な秩序がある時代なので、物語が作りやすいです。

 古代みたいに話も通じない異民族的な勢力が割拠しているより、馴染があります。

 ただ、有名大名とか出てくると一挙に嘘臭くなるので、塩梅は難しそうです。

 単なる妖怪バトルの犬夜叉みたいになってもアレですし、バランス感覚を保って戦国時代を描き切れるか、今から楽しみです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

石油王カムヒア<59>

分割したほうかよくない?と書いてたけど分割になりましたね。
さみだれのように酷くはないものの、昨今のメジャー資本のハイクォリティアニメと比べると一世代前のクォリティというか、ここは動かせなかったかーと感じることもしばしばな健康で文化的な最低限度のアニメ化。
展開がいい作品とはいえ原作既読だし、あのシーンをこう見せた的な欲求は不満気味。
この先の方が面白くはなるが、果たしてクォリティは如何に。
はぁ、石油王でもつかないかしら。

やり遂げたまえという祈願<65>
1話視聴。
まずまずのクォリティでのアニメ化でとりあえず一安心。
鳥山明で例えるなら、Drスランプもドラゴンボールも連載中にアニメ化されず、00年代になってようやくDrスランプがアニメ化されるも酷いデキで、ドラゴンボールだけはまともにしてくれという状況だったので。
世代交代を挟む豊かな展開の2部構成で全17巻を3クールでアニメ化というジャストな尺でもあり最後まで失速せずにやり遂げてほしい。
例によってアニメの放映予定は詳細に公開されないけど連続3クールっぽい。
大丈夫なん?分割したほうかよくない?

初回はAパートで最初のエピソードが終わってBは灼岩の導入エピソード。
3クールもやるんだから初回長時間で掴みに言ってもよかったんじゃないかなー。
この作品こそ、ね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

58.9 14 2024年度のファンタジーアニメランキング14位
ぶっちぎり?!(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (56)
134人が棚に入れました
―逃げぬ心と見つけたり―灯荒仁(ともしび あらじん)は、かつての親友浅観音真宝(あさみね またから)との再会をきっかけに強者たちの戦いに巻き込まれていく…。そんな中、巨大な魔人の影が現れ…?! 監督・内海紘子、シリーズ構成・岸本卓、キャラクターデザイン・加々美高浩、制作・MAPPAが送る、ヤンキー×千夜一夜物語!
ネタバレ

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

作画と音楽は◎だが、何がしたかったのか分からない期待ハズレな作品

2024/04/09 視聴完了 全12話

最後まで見ましたが、この作品の伝えたいことが掴めないまま終わりました。ヤンキー×アラビアン風の目新しい題材でしたが物語のせいで面白くなり損ねた感じ。全12話あるけど、話の積み重ねがないのが問題だと思う。
後半から一気に話がシリアスになりますが、前半の流れガン無視で主人公と幼なじみの話に焦点がうつるので、前半なんだったのという感じ。結局本気人(ほんきびと)ってなんだったんだろう。{netabare} 目立ってたヘッドの摩利人もあっさり退場だしほんと謎。 {/netabare}

主人公は、童貞を捨てたい!という強い思いを持っている設定ですが、強者のヤンキーたちに気に入られるという、ヒロインのような扱いでBL匂わせを感じました。脱童貞を掲げるキャラにありがちな貪欲なスケベ心もないし、スケベだけど芯があるというようなキャラ設定でも無い。影があまりにも薄い主人公で魅力に欠けていました。可愛い母親をババア呼ばわりしていたのも好きじゃない。
ヒロインも見た目は可愛いけど、極度のブラコンの変態で口が悪いというだけであまり惹かれる要素がない。
制作側が特に気に入って力を入れていたであろうヤンキーのヘッド摩利人は、かなり作画コストかかっていたし出番も多かったけど後半からの扱いが雑で残念。

魅力的になりそうなキャラはたくさんいましたが、物語が良くないので活躍の場もなく結果イマイチな感じなってしまっていました。

さすがのMAPPAと言うべき素晴らしい作画とキャッチーな音楽、声優のキャスティングもベテランから中堅勢、若手と幅広く起用していたのにも期待度高まっていたのに、結果面白くならなくて残念でした。物語をもっと練っていたら面白くなった気もしますが、期待ハズレな作品となりました。


⬇️以下途中レビュー
2024/01/18 1話視聴レビュー。
MAPPA制作のオリジナルアニメーション。

ヤンキー×アラビアンな作品。
レベルの高い作画で描かれる昭和感強めな作風が目新しい。
一部の女子に物凄く刺さりそうな雰囲気がある。
ヤンキーものなのにファンシーさも出してるこの感じ、化けそう。
今の所、ダサさ7割、面白くなりそうな予感3割な感じだけど、今後に少し期待して継続視聴してみたいと思います。

2024/03/11 8話まで視聴
ここまで見たけど中々面白くならない。もうダメかも。主人公の影が薄いし、ヒロインの魅力も欠けてる。力の入れどころに疑問を感じます。せっかくだから最後まで見るけど、今後面白くなることは無い予感。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ヒロインがアバズレ!今更ヤンキーかよ…。

 最終話(12話)まで観ました。2024.04.07

 ヤンキーアニメなのに、人間以外が表に出てきてバトルするので、何やってる感が強いです。

 ヤンキーモノの定型で、地元の仲間が一番大切みたいなオチなのも既視感しかありません。

 アラビアンナイト的なキャラ設定も上手く機能していません。作画がとても良いので、もう少し、面白そうな企画は無かったのかな?と不思議に思います。

………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2024.02.05

 こんなんウケると思ったんか?東リベがヒットしたけど、アレは、ダラダラと喧嘩に明け暮れたり、非生産的な生活を送っているヤンチャな下層階級を描いた純粋なヤンキーものではありませんよ?

 社会の脱暴力化が進んで、ヤンキーの就職先のヤクザも非合法化された現代に、こんな高校生いませんよ。

 たくましいワルガキ男子がバトルしているのを観て喜ぶ層はいるそうですが、もはや一般ウケはしないジャンルです。

 しかも、ヒロインの性格が悪い…。まぁ、ヒロインも本当は容赦無いDV彼氏になりそうなコイツらが好きでは無いのかもしれません。

 どういうヒットの方程式で作ったのか不明ですが、時代錯誤すぎます。マーケティングとか機能してるのかな?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

ごまちる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ぶっちぎり・・・

普通でした。
展開がある程度読めてしまうので、内容に深みがない。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

59.2 15 2024年度のファンタジーアニメランキング15位
百千さん家のあやかし王子(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (43)
113人が棚に入れました
「僕の姿を見てはいけないよ──」 16歳の誕生日に突如送られてきた遺言状により「百千家」を相続することになった、ひまり。 地図を頼りに「百千家」に辿り着くと、そこには葵と名乗る謎の少年のほか、紫・伊勢と呼ばれる先住人が……! どうやら「百千家」は”現世(うつしよ)”と”幽世(かくりよ)”の狭間に建っている家のようだ。さらに、その家の中心人物である「葵」にも何やら秘密があるようで――。 あやかし系和風ファンタジー、ここに開幕──!!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

フルバっぽいアニメはじめました

イケメン達に守られる意志強い系女子、古風で王道な少女漫画ですねー
「フルーツバスケット」と「神様はじめました」を混ぜたような作品だけど、大人向け少女漫画特有のドロドロ感よりも、私が主役!!っていう厨二感が強めで、小中学生くらいの女子向け
こういうベタな少女漫画大好きだけど作画悪いなあ・・・

良いところも悪いところも少女漫画らしさが満載
理屈じゃなくて感情が優先されがち
家の秘密を隠す気があるの?ってくらいオープンに見せといて全然説明せずに「お前は部外者だ」と門前払いしようとする理不尽さとか、大した問題じゃないことを勿体ぶって大げさにしていることとか、少女漫画だなーって思う

難しい話もなく見やすいし、男性陣は見せるところでちゃんと見せてくれてカッコいいし、余計なことせずにキュンキュンできるアニメなので少女漫画が好きなら楽しめると思います!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

相続した屋敷がイケメン妖怪の巣窟だった件…。少女漫画は女性を型に嵌めるためのものなのか?

 最終話(12話)まで観ました。2024.03.23

 なんか良い話風に終わりましたが、悪い意味で女の子向けのお話でした。なぜ誰も運命に逆らおうとしない?

 屋敷に囚われて鵺となり、現世とカクリヨを守る人間が必要なのは分かりますが、葵は徹頭徹尾被害者でしかありません。

 ひまりの両親も、運命に逆らえず不浄に喰われたのかなんや分かりませんが、子供残してフェードアウトすんなよ…。おかけで関係無い近所のガキ(葵)が被害に遭ってるという…。

 人間である以上、親ガチャとか、みんな運命に多かれ少なかれ縛られていますが、社会や組織の力を使って良い方向へ改良する努力を最初から放棄した態度は良くありません。困ったら、誰かに助けを求めても良いのです。

 問題に組織的に対応しようとせず、自己犠牲で乗り切る話は美談でもなんでもありません。しかも、この話は問題に対応出来ていません。たまたま葵が来なかったら、地域社会崩壊ってこと?なんて頭の悪い世界なのか。

 一応、外の世界には先生の様に状況を改善できる可能性を持った霊能者もいるのに、なぜ利用しない?

 どうも女性向けの妖怪、ホラー系の話は、怪異に遭って被害を受けても甘んじて受け入れる話が多い気がします。

 少女漫画自体が女性の生き方を耐える女の方向へ誘導しようとする傾向があるのでは?そして、男を捕まえて酷い目に遭わされても楽しく暮らせよと…。

 世の東西を問わず、昭和歌謡的な歌は、女の不幸自慢みたいで好きになれません。男のDVに耐えるのが良い女なのか?

 葵というワンクッションを置いたため、ひまりは被害の矢面に立っていませんが、結局、何も事態は好転しません。あまりにも現状維持すぎます。

 ちょっと作りに希望が無さ過ぎます。少女漫画にもアップデートが必要な様です。
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2024.01.15

 主人公の相続した屋敷に住み着いていたイケメン三匹のうちの一匹、葵さんは元人間だそうです。後の二匹は式神だって!

 何でも百千家はマヨイガで、迷い込んできた子供を拉致してお守り様にしてしまう様です。

 お守り様になると百千家から出られない上に妖怪との戦いを強制され、シャバでの存在も無かったことにされるそうです。

 めちゃくちゃホラーやでぇ〜。主人公のヒマリが先に百千家へ来ていたら、漏れなくお守り様(鵺)にされていたそうです。ヒマリの両親は鬼か悪魔か?

 イケメンの葵さんが全くの被害者という…。ボロアパートを相続したら、何らかの力でアパートに拘束されている美少女で満室だった位酷い話ですよ!

 ヒマリさん、道で偶然会った初対面のイケメン高校教師のアドバイス通り、あまり深く考えずにベストを尽くすことにした様です。思考回路がイッてますね。

 式神も含めて4Pかな?イケメンパラダイス(人外だが)突入フラグキターーーッ的な感じです。葵さんも何かまんざらでも無さそうです。みんなチロリン村の住人っぽいですねぇ。

 私、こういう、なろうとは別ベクトルの酷い話は大好物です。オススメは出来ませんが、視聴継続です。
………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.01.08

 小さい頃に両親と死に別れた主人公、遺言状で屋敷を相続しました!いきなり現実感の無いツカミからスタートです。

 いや…少なくても10年以上放置してましたよね?固定資産税は誰が払ってたの?主人公、未成年なのに後見人なしで独り暮らしするの?

 いくら田舎でも、固定資産税免除なほど価値の無い土地家屋なの?光熱費とかは?水道は井戸で電気無しか?炊事は薪?トイレは垂れ流しか?現代人じゃ住めね〜よ!江戸時代か!?

 さらに住んでいるイケメン三匹(人間では無いそうです)、自分の家だと主張します。お化け役所に登記でもしたんでしょうか?

 こんなん、ボロアパートを相続したら、美少女賃借人で満室だった位あり得ませんよ。

 一応、イケメン妖怪は悪い妖怪と戦ったりしますが、良くこんな酷い設定の物語が作れるなぁと感心しながらも、視聴を継続してしまいそうです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

hidehide さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

僕の姿を見てはいけないよ…

僕の姿を見てはいけないよ、は、
結局、誰に向けての言葉なのだろうか…

皆、ガン見、でしたし、
後半、もはや隠す気もない、みたいな。

結局、どんな場所で、どんな役割で、
ご両親、ご先祖との繋がりや歴史など、よく解りませんし。

イケメンの裸『だけ』の作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2
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