ブラックコメディおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのブラックコメディ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年10月28日の時点で一番のブラックコメディおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.2 1 ブラックコメディアニメランキング1位
ゾンビランドサガ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (964)
3394人が棚に入れました
いつもの朝。いつもの音楽。いつもの自分。
7人の少女たちの安寧は、突如崩壊する。
死して蠢く、ゾンビによって……

否応なく踏み込んだ世界、そこは“最高×最悪のゾンビワールド”
少女たちの願いは、たった一つ。
「私たち、生きたい。」
これは、少女達が起こす奇跡の物語サガ。


声優・キャラクター
宮野真守、本渡楓、田野アサミ、種田梨沙、河瀬茉希、衣川里佳、田中美海、吉野裕行、高戸靖広
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

佐賀が舞台の屍(かばね)のSAGAに 目尻下がるは人の性

2018.12.24記


よく言われる「3話まで待て!」の上位互換が「初回から神回」とすれば、本作の場合、

 「開始1分30秒!括目して見よ!」

最短記録更新です。

ゾンビ×アイドル×佐賀県と斬新な組み合わせ。よくこれで佐賀県民は文句言わないなと思いきや、広報広聴課と県の支援も取り付けてたり、さすが“はなわ”の自虐を受け入れた佐賀県。度量の深さに敬意を表するものであります。
製作会社のMAPPAしかり、音楽会社母体のエイベックス・ピクチャーズの参画も気になります。実写はめ込みの実験的なED「魔法少女サイト」、湘南乃風起用と合わせて、え!?それEDに持ってくる?の「ぐらんぶる」と本作への関与度合いは与り知らぬものの、音楽表現にも期待です。

大筋のストーリーは、生没年もバラバラな7人(体?)のゾンビが集められて、謎のプロデューサー巽幸太郎の指揮下、ご当地アイドルとして佐賀県の窮状を救うぞ!・・・という話。まともに取り合うには躊躇する内容です。これ説明されて「よし!観よう!」ってなりますか?普通はならんでしょう。
・・・そんな期待値の低さを逆手にとって、冒頭の衝撃で視聴者を巻き込み、その後は予定調和を廃したネタを矢継ぎ早に投入し、とかく目の肥えたヲタ層をも唸らせる一品に仕上がっちゃいました。製作陣は作品のバランスを取るのも大変だったでしょうに。お疲れ様でした。

ある種、素材の化学変化が魅力の作品であるため、面白さに触れるとネタバレ必至のレビュアー泣かせの作品な気がします。冒頭の1分30秒超えて、できれば完走なり断念された方向け、以下の続きを見ていただければと。
ちなみに私は、数ある良作群の中のひとつ。傑作には届かないものの1クールで良くまとめた構成力も好印象なお奨めしやすい一品、と捉えてます。
未視聴の方は、ぜひ「組み合わせの妙」なり「作品全体のバランス」に着目してみると面白いかもしれません。



(1)素材の組み合わせの妙→予定調和でないものと王道のもの
■とことん佐賀?
広告費出したん?と思えるくらい佐賀ネタ満載です。
{netabare}通常ロケハンして風景絵に借用+αくらいで聖地化が可能なところ、・・・骨の髄まで佐賀でした。登場人物の佐賀弁、嬉野温泉含めた各スポットの利用、くらいまでならわかります。そこからさらに、アイキャッチでの観光アピール、TV通販ばりの久光製薬サロンシップ(作中は久中製薬サガンシップw)の効能アピール、ドライブイン鳥のローカルCMロケしたり店長さん出演させたり。ここで店長さんの棒読みを非難するのは無粋というものでしょう。{/netabare}

■キャラの配置
生没年バラバラで生じるギャップと関係性がコメディでもシリアスでも活きてきます。
{netabare}平成アイドル(水野愛)と昭和アイドル(紺野純子)との対比は6~7話の柱。アイドル変遷史をダイジェストで見ているかのようでした。
伝説の山田たえ(ロメロ含む)がいることで、後半のゾンビ臭が薄くなる展開の中でも、ゾンビ作品であることを視聴者に認識させてました。彼女なしではただのアイドルものに見えてしまってたかもしれません。
この配置は絶妙だったと思います。
巽幸太郎は唯我独尊w 宮野真守さんさすがだなぁ、としか言いようがない本作のMVPですね。山田たえ役の三石琴乃さんも助演女優賞でしょう。声なき声を使っての表現の幅の広さはさすがベテランです。{/netabare}

■アイドルらしからぬ楽曲
きゃっきゃうふふのキャラソンにずらしを加えて、作品の魅力に仕上げてます。
{netabare}ゾンビの呻き声とデスメタルの相性の良さは言われてみれば納得するがこれは気づかんかった。その昔、マーティン・フリードマンが演歌とメタルの親和性を説いて唸ったのに近い衝撃を覚えました。これ第1話でしたね。
続いてラップバトル。さくら(本渡楓さん)とサキ(田野アサミさん)きちんとそれらしく聴こえてました。お疲れ様です。そこにボイパを被せるのはHIPHOPの王道ではあるものの、アイドルものでは見たことないし、ゆうぎり姐さんが三味線でカットインする編曲も斬新。これが第2話。序盤この2曲で引き込まれたのは私だけではないはず。{/netabare}

■整合性のなさは勢いで不問にする
火葬文化の日本でなぜゾンビ?と誰もが感じる違和感は、きっちり作中で言及しつつ、「よくわからん、まぁいっか」でスルーする。下手に言い訳しない潔さで、ご都合展開のツッコミが入る余地がありませんでした。そもそもゾンビが架空だからね、っていうツッコミはあるかもしれません。


(2)作品全体のバランスの良さ
6話から趣きが少し変わりましたね。脱予定調和から王道への転換です。
{netabare}ゾンビコメディや佐賀推しの度合いを弱めて、アイドル成長物語にシフトしていきました。己への向き合い方が“死因”だったりするのが本作の特長です。結果、1クールの中で転調してもしっかり纏まめてきましたね。個人的には前半のノリで押し切ってほしかったのですが、好みの判れるところだと思います。
6~7話は純子と愛。8話はリリィ。9話はサキ、とキャラ掘り下げ回でした。本作ならではの死んだ理由と生前の想い(または未練)に向き合う良回が続きます。それに合わせてキャラソンをあててくるのは王道ですが安心できますね。いずれも良曲でした。
転調で違和感を感じることのないようにキャラソン特別EDを除いて、1話からのEDは継続してましたし、キャラ回終わってからED「光へ」が流れた10回はそのレクイエム調の曲が沁みいる感覚を覚えました。
同じく転調の繋ぎとして安定の山田たえ、巽の存在。そして完成度が徐々に上がってく「目覚めRETURNER」は7話が集大成でした。3話と7話を比べると歌の巧拙含めて違いが見えてきます。{/netabare}

成長物語の定番。“トラブル発生”もおさえてましたね。{netabare}さくらの生前記憶は、実際戻ってみたら、なんとも救いようがなく不憫な記憶でした。{/netabare}
ピンチを救うのはやはり仲間。水野愛(種田梨沙さん)が再浮上してきて種田さん好きにはたまらんかったでしょう。私がそうですから。

{netabare}「失敗とか後悔とかを、全然ダメなことだと思ってないからですかね!」
「それって絶対、次につながることですし」
「そういうの全部ふみこえた先に、誰にも負けない私がいると思ってるので!」{/netabare}

上手くコメディ→シリアスへと軸足を移しながら、ステージの山場を2回{netabare}(7話「目覚めRETERNER」エレクトリカルVerと最終話「FLAGをはためかせろ」){/netabare}盛り込むなど、アイドルものとしてもしっかり仕上げたてんこ盛りの全12話でした。

ゾンビ×アイドルの組み合わせに“はあっ?”となったのも今は昔。キャラ掘り下げ回の題材に『死』が絡まざるを得ないこの異色の取り合わせが結果的に効きまくっており、“ゾンビ×アイドル?ええじゃないか!”と完走する頃には考えを改めていることでしょう。



繰り返しになりますが、序盤のカオスさ加減を維持したまま突っ走って欲しかったので、その点は残念です。それでも失速とは感じさせなかったスタッフの力量には感謝!
どう考えても2期を期待させる終わり方で、続きがあるならぜひ観たいです。
ソンビ映画あるあるの“続きがあると見せかけてその後音沙汰なし”みたいなのは、今回に限っては要らないですよ。


{netabare}・幸太郎がさくらの同級生っぽいシーンのあれって何?
・ゆうぎり姐さんの首周りの傷やもちろん伝説の山田たえの掘り下げは壮絶なものになりそうとの期待
・ゾンビバレするのか?あの記者の立ち回りで話は大きく展開しそう。愛とアイアンフリルとの邂逅は想像するだけで切ない{/netabare}

謎の種明かしというより、話をもっと膨らませられるネタが豊富という意味で続編に期待です。



-----
2019.06.08追記
《配点を修正》


■どうやらアニメ『神撃のバハムート』の登場キャラ“リタ(CV沢城みゆき)”がモチーフになった、とその後風の噂で聞いた。

■キャラソンもキャッチーかつJPOPへのオマージュがみてとれて好感。
・リリィ曲{netabare}:さだまさし{/netabare}
・サキ曲{netabare}:気志團{/netabare}
さしずめ『目覚めRETURNER』は{netabare}Perfumeだってみんな思うよね。{/netabare}

投稿 : 2020/10/24
♥ : 80

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ゾンビ+アイドル=ギャグ(笑)? 第12話: 戦いはまだまだ続く(笑)!

オリジナルTVアニメらしいです。

……タイトルとかでいかにも避けられていそうな本作ですが、視聴前の想定よりはかなり面白かったです。もしかしたら今クールの台風の目になりうるかも?

キャラクターデザインは、普通に「アイドルアニメ」風ですね。絵柄の好みはあると思いますが、まあカワイイと思います。少なくとも第1話では作画もわりといけてます。

「アイドルアニメ」とは書いたものの、楽曲ジャンル的にはメタル、ヒップホップといろいろ遍歴しそうですね。ただ、本編でまともに歌うことになるのはいつの日か(笑)?

EDもキャストが歌っていますが、こちらはコーラスワークの効いた王道楽曲です。ガチガチのアイドルソングというよりは、初期のモーニング娘。みたいな感じかも?

「伝説の山田たえ」については、ぜひ本編をご覧ください(笑)!

2018.10.26追記:
ブラジルからの帰国後、最初にキャッチアップしようとしたアニメが本作で3、4話目を視聴。

グループ名も決まり楽曲でのクレジット表示にも使われるようになりましたね。音楽ジャンル遍歴は止まったようです。

何というか、面白いとかそういう次元を超えて私をこの作品の視聴に向かわせる何かがあるようです。ただのコメディでしかないように見えるのにEDの頃には目が潤んでたりするのは何故なんだぜ…。

2018.11.24追記: ※評点を更新
奇跡のバランスで構成された第8話。今回フォーカスの当たったメンバーの死因は茶化されているけど事実上の過労死…?

新音楽ジャンルはミュージカル(風)。特殊EDへの入り方は見事でした。あと、今回のライブステージはとても良かったと思います。

おまけ:巽Pの部屋からみんなが追い出されたときのたえちゃん、カワイイ(笑)。

2018.12.21追記:
最終話まで視聴完了。Blu-ray&DVDのセールスが好調という話も聞こえてきていますが、総じて面白かったです。第1話からついてきて良かった!

ゾンビ要素とアイドル要素が相乗効果を出していて、コメディパートとシリアスパートのバランスが取れたけっこうハイレベルな作品に仕上がったと思います。

あと、なんか作中で歌が上手い設定のキャラのキャストが本当に歌が上手かったりするのはなんだかとても安心する…。

円盤の特典がフランシュシュの楽曲CDだったり、そこら辺も顧客心理を押さえてる感じがします。やっぱり、普通に楽曲良いですよね…。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 75
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アイドル物のハードルを下げてくれそうな作品

世界観:7
ストーリー:7
リアリティ:7
キャラクター:7
情感:7
合計:35

<あらすじ>
その生きる屍は、ある洋館でひっそりと目覚めた。
それはただ、自分が誰かも、その場所がどこかも、何もわからぬまま、徘徊するのみ。
やがて生きる屍は、恐るべき現実を目の当たりにし、自らの運命を告げられる。
偽りの仮面をかぶり、闇の中を歩き続けるしかないのだと。
そして、生きる屍に天からの光が差した時、人々は聞くだろう。
狂乱の中に響き渡る叫びを。
その、破滅の叫びを。
(公式サイトより)

今期はシーズン中の作品を、評価が高い噂があるものを積極的に視聴する試みをしており、本作は9話の時点で引っかかって視聴を開始した経緯です。

ゾンビ少女たちがアイドルグループをやるという設定のようで、避けてきたジャンル(ウマ娘を除く)だと思いつつ、{netabare}見始めると、冒頭のアバンからOPへの流れが衝撃で、そのまま引き込まれていきました。主人公はゾンビ少女たちだから死ぬ運命だよなと思いつつ、容赦ない轢きっぷりには笑ってしまったほど。その後も、AngelBeats!のような、死んでいることをギャグにしてしまうシーンがありましたね。

物語は、序盤は佐賀のご当地振興といった内容で盛り上がりがあまりなく、巽幸太郎というかCVの宮野真守さんのキャラの濃さで押し切ろうという印象でした。佐賀県民なら熱くなれるところかもしれませんが、たえちゃんを中心にしたギャグ推しですね。

しかし、6話で愛が落雷によって亡くなったことや、純子が昭和と平成のアイドル像の違いに困惑して抜けてしまうエピソードあたりからシリアス面も充実してきて物語は加速。メンバーそれぞれに過去があり、家族があり、アイドルや自分に対しての思いがあり、それらをうまく乗っけてきまして、リリィ回にも感動できました。

また、さくらの記憶が戻った11話では、「持ってない」ことに共感してしまいました。巽さんの「俺が持ってるんじゃい」という言葉は理由もなく心強かったです。{/netabare}

作画はライブシーンでのCGに違和感は拭えませんでしたが、音楽はOP曲「徒花ネクロマンシー」の純子(河瀬茉希さん)のイケボに盛り上がりました(ここ、検索したら皆同じこと考えてて笑った)。この曲、音楽のノリの良さに加え、昔の戦隊物のような歌詞の熱量、それぞれの声が美しく個性があって、誰が歌っているかがイメージできるのもいいですね。ライブ動画も見ましたが、アイドル物の魅力を少し理解することができたように思います。本作をとっかかりに、アイマスやラブライブなどにも挑戦してみようかなとも思ったり。

12話で{netabare}惜しいなと思ったのは、アルピノライブのアンコールにOP曲を使ってほしかったところですね(OPがなかったので期待してしまいました)。観客に対してネクロマンシーというタイトルの曲を歌うのはどうか?という点で難しかったのかもしれませんが…、2期のラストでやってくれることに期待は持ち越します(笑)。

最後に生前のアイドルのことを完全に気づかれてしまったシーンがあったので、2期は大丈夫ですよね。まだわかっていないことも多いので、楽しみに待ちたいと思います。{/netabare}

なお、徒花ネクロマンシーにハマれた一方、現状、他の曲には特に引っ掛からなかったのが私にとっての課題とも思います。OPの路線で曲を増やしたほうが人気出るのではないでしょうか。

アイドル物でも設定・インパクト・ギャグ・宮野キャラが強烈で、おすすめしやすい作品と思います。

(参考評価推移:3話3.6→5話3.7→6話3.9→7話4.1→8話4.2→9話4.1→10話3.9→11話4.1→12話4.2)
(視聴2018.10~12)

投稿 : 2020/10/24
♥ : 44

71.2 2 ブラックコメディアニメランキング2位
さよなら絶望先生(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (863)
5219人が棚に入れました
始まりの季節、春。希望に胸を膨らませた「何事もポジティブにしかとれない少女」風浦可符香は、桜の木で首をくくる「何事もネガティブにしかとれない男」糸色望と出会う。出会ってはいけない2人だったが、望は可符香の高校の新しい担任の先生だった。
 望が受け持つ2のへ組は、望や可符香に負けず劣らず癖の強い問題な生徒ばかり。レトロ調の世界の中、些細なことで「絶望した!」と嘆く望と、へ組の生徒達が、日々騒動を巻き起こす。

声優・キャラクター
神谷浩史、野中藍、井上麻里奈、谷井あすか、真田アサミ、小林ゆう、沢城みゆき、後藤邑子、新谷良子、松来未祐、上田燿司、水島大宙、矢島晶子

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

悪ノリもウケれば良ノリ!

絶望先生。糸色望。
この作品を一言で表すならばシュールです。ですが単にシュールなだけではありません。非常に内容の濃い、濃すぎるくらいのシュールです。

一口にギャグアニメ、シュールなネタと言ってもいろんな作品があると思いますが、その中でもかなり異質な部類ですね。もちろんいい意味で^^

まずこの作品のすごい点は、時事ネタで笑いを取り、パロディで笑いを取り、はたまたキャラで笑いを取り、挙句ブラックジョークまで飛び出すといった万能ぶりです。そしてそのすべてにおいて非常にクオリティが高く笑えますw

今までのギャグアニメとは一風変わった視点からのギャグが多く、かなり個性がある。よく言えば斬新。悪く言えばクセがある。そこを受け入れられたらどんどんはまっていくと思います^^

ただ、少しこれやり過ぎじゃない!?といった演出が結構見られ、あえてなんだろうけど、少し悪ノリだなあと思ってしまうところがありました^^;人種差別のくだりとかオイオイと・・・らしさなんでしょうけどね^^

個人的には1期も十分面白かったと思いますが、言ってしまえば1期は前フリです。今後の展開に向けて一通り世界観とキャラの紹介といった意味合いを強く感じます。2期が秀逸なので、ぜひこれを観てから2期に進んでください^^♪

投稿 : 2020/10/24
♥ : 22

Ssoul(輝子P) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

どんなに絶望しても死なない。いや、死ねない。それはまだこの世界に希望があるから!?

ストーリー

始まりの季節、春。希望に胸を膨らませた「何事もポジティブにしかとれない少女」風浦可符香は、桜の木で首を吊る「何事もネガティブにしかとれない男」糸色望と出会う。出会ってはいけない2人だったが、望は可符香の高校の新しい担任の先生だった。そしてその凸凹な二人がクラスの問題のある生徒の問題を解決する話です。

私の感想

この作品はかなり面白かったです。キャラクターのデザインがかなりこだわっていて、それがこの作品をもっと面白くしています。私的にはこのキャラクターデザインはこの作品にぴったりです。主人公の糸色望の絶望シンキングをもっと強調しています。
私は絶望先生が
「絶望した!!」
っと言う前にかっこつけるシーンがかなり好きです。あれは私はかなり気に入りました。なぜあれが2007年の流行語対象にならなかったのでしょう・・・
あと、良く先生の名前を思いつきましたね糸色 望 で 絶望。

オープニング

「人として軸がぶれている」
この作品にぴったりな曲です。そしてこの画像が私的にぴったりです。本当に何でアニメのオープニングはこんなに最高なんでしょう・・・・ そういう風にまた私感動(悲しい方じゃないですよ)させてくれました。ネガティブなところが良いです。

「強引niマイYeah〜」
ドMには最高な曲だと思います。

エンディング

「絶世美人」
この作品に出てくるヒロインたちが歌う曲です。かなりポジティブだと思います。この作品にぴったりの曲です。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 30

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

学園ブラックコメディの傑作

学園を舞台にした所謂ブラックコメディのジャンルに入るアニメ。

基本は主人公の糸色望(いとしきのぞむ)、通称絶望先生が個性の強い生徒たちと毎回いろいろな話題について話していく。

時折風刺的なネタや時事ネタなど、パロディが入れられる。

さすがシャフト、新房監督だなと思いました。
特に細かな黒板ネタや背景のネタが秀逸だと思いました。
キャラの名前もそれぞれのキャラクターを表した名前です。

1話完結だがやはり全話見て欲しいと思います。OP、EDも良曲なのでぜひ。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 19

58.4 3 ブラックコメディアニメランキング3位
あいまいみー(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (455)
1839人が棚に入れました
漫画研究部に所属する女の子、愛、麻衣、ミイが「地球に迫る邪悪な侵略者と戦ったり、ライバルとトーナメントで闘ったり、漫画を描いたりはしないかもしれません」という作品。

声優・キャラクター
大坪由佳、内田彩、内田真礼、茅野愛衣、向清太朗

icefish7 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

このアニメは中毒性があって危険です。

ぜひ一度侵されてみてください(≧∇≦)

個人的に内容はこれ↓

美少女+狂気+勢い+アニメ文化への皮肉

最初は意味不明で引いてましたが、
短いので惰性で観続けました。

そしたらだんだん、この狂ったノリと
ハイテンション、テンポが気持ちよくなって・・・
気がついたら完全に中毒です。

日常生活でもたまにフッとネタが浮かんで、
思い出し笑いします(^_^;)

好みはホームランか三振かぐらい
ハッキリ分かれそうですけど、
13話×3分と短いので試すのもありです☆

私は河童が出てくる回が好き♪

「あいつ・・・また来るよ、週一で来る・・・。あいつの川にコンクリ流し込んでやったからねd(*゚▽゚*)」

ちなみにED演奏はマーティ・フリードマンととっても豪華!

投稿 : 2020/10/24
♥ : 3

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

【ちょぼらうにょぽみ】×【いまざきいつき】と聞いた瞬間、背筋に悪寒が走りました(笑)

「あいまいみー」と聞いて『ストロベリーエッグ』をすぐさま連想する人は同志(キリッ










ちょぼらうにょぽみ、という漫画家さんは既に結婚し夫と子供もいる身でありながら【下劣な言葉遣い】や【惨い死に様】を平気で自身が描く美少女にやらせ、かつ非日常的なトラブルメイクでシュールな笑いを誘うというヘタウマ系の【女性】ギャグマンガ家さんです


一方でいまざきいつき、といえば元々は成人向けの漫画家からアニメタに転向
複雑な陰影処理や命が通ったように有機的な曲線を描く独特のエフェクトを得意とする作ヲタ間では有名人のベテランアニメタ


この強烈過ぎる二人の個性がぶつかりあってマトモなアニメが出来上がるわけがありませんでしたw


1話5分弱×13話ながらあまりにも濃厚な、、、というかキワモノなコメディです
第1話開始早々よりヒロインの流血&嘔吐から始まるという「出オチ」、ならぬ「出ゲロ」という幕開けがこの作品の態を体現していましたねw
つまりは「とにかく可愛いヒロインを愛でたい」、「ゆるゆるでふわふわな日常アニメが観たい」という方には間違ってもオススメ出来ませんw
観たら目が腐りますw


特に「原作者がFX講座運用にハマった」という理由だけでほぼ丸ごと「FX」という単語だけで引っ張る回など混沌の極み
原作通り「しば犬子さん」との(一方的な)コラボもあり


また、いまざき監督は脚本やキャラデザのみならず全編における作画とCGも全て一人で手掛けるという荒行に挑んでいます
おかげで当人独特の荒いタッチや歪んだパースで原作以上に壊れた表情を魅せるヒロイン達
作画崩壊じゃねぇよ!ちゃんと監督の絵だよ!w
サムネイルを見ての通り、時々気合を入れた監督は原作を無視して真面目に美少女を描こうとするのも全く困ったもの


キャスティングが大坪由佳(愛)、内田彩(麻衣)、内田真礼(ミイ)と同時期に放送されていた正統派萌えアクション『ビビッドレッドオペレーション』とまさかの丸被りなのもこの作品が産んだ奇跡の一つ
それもさることながら、ナレーションや男性モブキャラの声を担当するのが漫才コンビ『天津』の向清太郎だというのが個人的にはツボだったりしますw


電波な主題歌ではギターを弾いているのがなぜかマーティン・フリードマンだったり
ちょwおまw仕事選べってw


そしてイチバン凄かったのは最終回が放送される前にDVDが発売されたことでしょうか
竹書房原作のアニメ作品の例に漏れず、BD化の予定が無いため全話収録にも関わらず5千円弱という低価格が実現
秋葉原をはじめとした各所アニメグッズショップでは飛ぶように売れ、大方の予想に反して派手に在庫切れを起こす事態となったわけです
某店では「なのは(MOVIE 2nd A's)と同じぐらい売れている」とも


これは2期来る!?
素直に喜べないけどw

投稿 : 2020/10/24
♥ : 15

おにぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これ好きwwwwwwww

昔、ニコニコで(よくある日常アニメかなぁ~)とちらっとみてみたらあまりの意味不明なマジキチさに驚いてそのままだった

そして最近、うっちーにハマって来たので(うっちーいたのか!あのマジキチアニメみるか…)と試聴

マジキチアニメと構えとけば大丈夫でした!むしろあのマシンガンの様な怒濤のノリがクセになる!ちょっとボーボボを思い出させるような脈絡のなさwww

あとうっちーのキャラ(まいちゃんですよね!?)のマジキチさとうっちーのこえが相まってすごい好きなキャラでしたwww怪物に食べられそうになったときにすごい速い手のひら返ししてたとことかジワジワきましたwww

ちょっと原作も買ってみようかなぁ…

まぁきっと好みが別れる作品だと思うんで、ファッションキチガイの方やボーボボ好きの方にはぜひともおすすめです!

投稿 : 2020/10/24
♥ : 2

69.0 4 ブラックコメディアニメランキング4位
Back Street Girls -ゴクドルズ-(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (228)
798人が棚に入れました
極道渡世に身も心も捧げた生粋の極道3人が、性転換&全身整形してアイドルデビューすることに!
仁義なきアイドル渡世コメディ!

かわゆいアイドルに姿かたちは変われども、身にしみついた極道の生き方が行く先々で嵐を巻き起こす!?

「ヤングマガジン」(講談社)連載の『Back Street Girls -ゴクドルズ-』(ジャスミン・ギュ著)がまさかのアニメ化!

声優・キャラクター
小野大輔、日野聡、興津和幸、貫井柚佳、前田佳織里、赤尾ひかる、藤原啓治

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

何でもするとは言いましたけど・・・

原作未読。最終話まで視聴。

究極のパワハラ系コメディ。
正直、滅茶苦茶な設定で、出オチ感が半端ないですけど、なかなかどうして、最終話までかなり笑えました。

1話5分程度のショートコメディの詰め合わせ。
テンポが良さが際立ちます。

画は驚くほど動きません。

ただし、それを補って余りあるほどの声優陣の勢いのあるツッコミが、個人的なツボです。


あと、第7話のOPが、とても良かったです(笑)。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 25

ハイカー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヤクザがやらかしてアイドルさせられる話

2018年夏期アニメ一番の注目株でした。
原作を読んでいて、この作者は頭のネジが2本くらい飛んでるなと思いましたけど、アニメの1話を見たとき絵が原作そのまま過ぎるし、動きも最小限なのに30分って、アニメスタッフも相当イカれてるなと思いました。

作画的にはホントアレなんですけど、曲や声優ばっちりキメられてるので安っぽさは全然無いです。
次回予告でぶっちゃけていたりして、飛ばす部分が無く、こんなにしっかりアニメをみたのはゆるきゃん以来かもと思いました。

OPは曲もダンスも最高でした。
曲は「ようこそジャパリパークへ」を彷彿させる楽しい音楽に、やや古めかしさを感じる歌詞が熱くいい味を出してました。
踊りは監督自身が踊っているそうです。生生しい体形に絶妙な踊りの上手さが乗っかって私は一体何を見せられているのでしょうという気分になってきます。

アニメでも変わらず下ネタが天元突破していて
これをこのご時世にテレビで放送できたことが奇跡のようです。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 12

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

新鮮なネタのおバカアニメです おもしろい!

これだけは言っていいと思いますが、主役の彼女たちはかわいいですが、にせものですw ここまで言っておきますねw

作品はやくざ事務所がお金儲けとして アイドル を使おうと考え、日々のドタバタをショートストーリーにしています。なので完全なつながり物語ではないので気楽に視聴できると思います。
エロはありそうでありません。そんなレベル。放送禁止用語はピー音になっています。

まあとにかく あまり似た作品ないので見てみてください。おもしろいです。歌ものなにげに口ずさんでしまうような印象に残るOPです EDはスルーかな。。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 3

65.9 5 ブラックコメディアニメランキング5位
墓場鬼太郎(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (169)
750人が棚に入れました
時は昭和30年代―。終戦から10年が経ち高度経済成長が急加速で進む中、富む者は富んだが、社会の底辺では泥まみれになりながらも日々を生き抜いている人々が溢れていた。
そんな社会に幽霊族最後の生き残りとして墓の中から生まれてきた鬼太郎。
地獄とは?この世とは?生きる幸福を考察し尽くした水木しげるの哲学に立ち戻り、元祖・鬼太郎が人間を笑い飛ばし、生きる喜びを謳いあげていく。

声優・キャラクター
野沢雅子、田の中勇、大塚周夫、大川透、鈴木れい子、郷里大輔、真山亜子、堀秀行、大友龍三郎、ピエール瀧、中川翔子

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

鬼太郎イコール....?

ダークな世界観の鬼太郎さんのお話。私はどちらかというと既存の鬼太郎<ゲゲゲ>よりも、こちらのほうが本来の鬼太郎の独特の社会風刺を含んだイメージを表現できているのではないかなーと思っています。


我々のイメージに形成されている鬼太郎はゲゲゲの鬼太郎であって、子供向け作品として正義の味方であり、キレイな勧善懲悪ものとなっていて、多くの人がそういったイメージを描いていると思います。


しかし、本作では、パッケージ絵からも分かると思いますが、そういった面影は一切無く、シビアな面を見せ、妖怪の視点からの人間の業や欲を愚かなものとして独特な観点から描いたものとなっています^^
これは水木さんの作風にも合った社会風刺という面も捉えて本来の姿に近いのでは、、と思いましたね。


鬼太郎が、人々から嫌われるものとして物語上成り立っていて、そのヒールな役ぶりがはまっていてびっくりします^^メインのキャラがリアルに再現されているので、その部分でのギャップが斬新で、すごく楽しめると思います。


完全に成人向けのアニメで、今までの鬼太郎にマンネリ感を抱いている方も楽しめると思います<むしろその方がギャップで楽しめそう>全話すぐ視聴できてしまうので、ぜひオススメしたい作品であります。

ただしょこたんの声優はいただけなかったなあ^^;w

投稿 : 2020/10/24
♥ : 15

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

誰が政治しとるのか(10グラム増量)

自分に正直な鬼太郎が周囲の人間を不幸に巻き込みながらもたくましく生きていくお話。

有名なほうの綺麗な鬼太郎が子供向けとすればこちらは完全に大人向け。無論エロスがあるからという理由ではない。
あっても誰が得すると言うのか。

この作品は本当に×3是非見て頂きたい。まさに傑作、奇作、怪作、臭作なのだ。

まず作風だがとにかく全体的に暗く重い。
なによりこの鬼太郎というキャラ自体を受け付けない。嫌悪する人も相当いるんじゃないかと思う。
それほどこっちの鬼太郎の言動は割りと酷いものが多いように感じた。
笑いかたがまた感情を逆なでしてくれる。守りたいその笑顔ならぬ殴りたいその笑顔である。

ネタバレは避けたいんで詳しくは書かないが特に中盤辺りだったと思うがこの鬼太郎がとんでもない行動を取りやがる。
さすがの自分もあれにはドン引きしたのを覚えている。画面の前で一人で立腹していたのを思い出す。
純真な子供に見せたなら脳裏に焼きついて今後綺麗な鬼太郎ですら楽しめなくなるかもしれないから要注意。
だが、だからと言って悪だという感じではなく単純に自分に正直なだけなんだろう。

そして見所だが・・。
味のある絵柄。(賛否別れる)
微妙に各話が繋がってたりする非常に上手い構成。個性溢れる登場人物たち。全11話と手軽に見れる上にテンポも良好。
ざっと上げればこんなとこか。
この鬼太郎や絵柄に抵抗さえ無ければ止められない止まらないかっぱえびせん状態になるだろう。
なにより会話のやり取りが地味に面白い。センスを感じる。
元より万人に受けようなどとは微塵も思ってなさそうなその独特な作風がまた魅かれる。
退かぬ!媚びぬ!省みぬ!を体現して見せたようなその姿には一種の憧れまでは抱かない。

有名な鬼太郎がご存知鬼太郎ファミリー引き連れて人間に害なす妖怪を退治するヒーローものとすればこっちの鬼太郎は戦後日本を汚く腹黒くある意味では真っ直ぐに生き抜いて行く妙に人間臭い鬼太郎の物語。
当然鬼太郎ファミリーなどいるわけもなくいるのは鬼太郎の心の友ねずみ男くらいだ。後は目玉親父ね。
しかしこの鬼太郎が後にあの綺麗な鬼太郎になるとは・・人間いや幽霊族も変われば変わるもんだ。

万人受けは絶対しないだろうから名作と言っていいものかどうか迷うけど自分の中では名作。もっと知られるべき作品。
ちなみにこの鬼太郎。悲しいまでに弱いんで妖怪バトルものを期待したらダメよ。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 44

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

元祖鬼太郎。予想以上の面白さ

ゲゲゲの鬼太郎の元になったお話。
60年以上前の作品なので、原作未読。


……予想外のおもしろさでした。

正義のヒーローなゲゲゲの鬼太郎とは違い、人間とは異なった価値観をもつ「妖怪」な鬼太郎。
命の恩人? だからどうした? 用が済んだらさようなら。
金の話にはぴょんと飛びつく鬼太郎さん。

鬼太郎・目玉の親父・ねずみ男などが繰り広げるシュールな会話、救われないモブキャラたち。

基本は1話完結なので見やすいと思います。

OPでは、貸本漫画時代のカットが見られます。
一度原点に戻ってみてはいかがでしょうか。


--------------------------------------------------------
目玉の親父、もとい、鬼太郎の歴史


原点をたどると、1933年頃に紙芝居作者の伊藤正美という方が作った「ハカバ奇太郎」という作品に突き当たります。
カタカナだったという説もありますが、「鬼」ではないんですね。

その後1954年、水木しげるが、原作者の承諾を得て、紙芝居を貸本マンガという形で本にしたのが始まり。

「蛇人」という作品で設定が、「空手鬼太郎」という作品で、始めて目玉の親父が登場したとのことです。
実に20年以上にわたって鬼太郎には親父が居なかったわけですね…。
かわいそうな目玉。

それはさておき、

その設定を元にして、水木しげるが1960年頃に貸本マンガとして、あらためて書き起こしたのが「墓場鬼太郎」。

紆余曲折を経ながらも、1965年に「ゲゲゲの鬼太郎」として連載開始、1968年にアニメ化されました。

1965年~の連載作品、これが1期にあたります。

当時は「墓場」という言葉に問題があったのか、「ゲゲゲ」に改名。
ゲゲゲの語源は、水木しげるの「しげる」が「げげる」に聞こえたから、と言われています。
また、アニメ化された頃には内容も子供向けのヒーローものになっていたそうです。

つまり、シュールな主人公としての鬼太郎が活躍するこの「墓場鬼太郎」というアニメは、1960~1964年頃に描かれた「ゲゲゲの鬼太郎 零」とも呼べる存在なわけです。

声の出演も、時代を考えて「ゲゲゲの鬼太郎」の1期スタッフに合わされています。

1968年のアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」キャスト
鬼太郎:野沢雅子
目玉:田の中勇
ねずみ男:大塚周夫

2008年のアニメ「墓場鬼太郎」キャスト
鬼太郎:野沢雅子
目玉:田の中勇
ねずみ男:大塚周夫


深夜アニメとしては異例の、平均視聴率5.0%をマークしているそうです。
アニメをほとんど見てこなかった私も、この作品はリアルタイムで視聴していました。

あにこれでも、もっと知られて欲しい作品です。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 42

65.6 6 ブラックコメディアニメランキング6位
ポピーザぱフォーマー(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (77)
378人が棚に入れました
キャラクターや背景が全て3DCGで描かれている、キャラクターのセリフや字幕が一切無い短編アニメーション。瑞鷹とキッズステーションが製作。ヴォルフサーカス団の見習いクラウンで、ピンクのウサ耳付きの被り物に、赤白ストライプ、三本指手袋と尻尾付きの全身タイツの「ポピー」と、ポピーの助手である仮面を被りトランクス一丁の青い謎の動物「ケダモノ」らが、時には爆弾を炸裂させる、やたらと凶器を振り回す、銃を乱射するなど、シュールでブラックユーモア満載の作品。あまりに過激な内容だったため、放送局によっては、放送を自粛した回が存在する。

全身タイツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

猛毒注意!刺激がほしい上級者向け

初見でどっぷりハマりました。
キッズステーションで偶然見つけたのですがその突き抜けっぷりに当てられた揚句、円盤を買って布教活動をやってました。
その毒の強さ故に好き嫌いははっきり分かれますが、ハマる人は「もっと観たい~♪」と、がっつりハマり、ダメな人は「気持ち悪い、2度と見せるな!」と、激怒するか嫌悪します。

サーカスの道化(ポピー)とその助手(けだもの)がいろいろとやらかすシュールでブラックなコメディーですが、全く手加減がありません。その辺りの潔さがこの作品のウリなんですけどね。

新キャラが登場する14話以降は更に上級者向けなので、物足りないと感じた人はそちらをどうぞ。

しかしキッズステーションがなんでこんなの作ったんだろ?

投稿 : 2020/10/24
♥ : 5

66.1 7 ブラックコメディアニメランキング7位
迷宮物語 [Manie-Manie](アニメ映画)

1987年9月25日
★★★★☆ 3.7 (62)
270人が棚に入れました
りんたろう監督「ラビリンス・ラビリントス」、川尻善昭監督「走る男」、大友克洋監督「工事中止命令」のオムニバス。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

迷宮に迷い込むのがお好き。

「ラビリンス*ラビリントス」、「走る男」、「工事中止命令」の全3話、オムニバス形式の映画。

一番目を引くのはりんたろう監督の「ラビリンス*ラビリントス」であったように思う。現実と虚構を描いた作品ということだが、ほぼ夢の中でわけわからん映像がぐにょぐにょしてた印象しかない。可愛らしい(?)少女が不思議な世界に迷いこみ、板のような薄っぺらい人間がドミノのようにパタパタと倒れていったり、街灯が踊り出したりと摩訶不思議な世界にのめり込める。とにかく不気味なのだけど非常に美しい、こういうのは凄く好きなのだけど、内容的には意味不明なので誰かに勧めるというのはなかなか難しいものがあるかもしれない。インパクトで言えば凄いものがある。「走る男」については尚更意味が分からない。男が白目むいて「う゛ぉーっ」と叫びながら燃え尽きるまでレースをしている。なんだこれ・・・という(笑)迫力が凄まじく怖い。

締めとして大友監督の「工事中止命令」。これが最も筋道だった展開で大友監督らしいブラックコメディであった。工事中止の命令を聞かないロボットの暴走が止まらない。犠牲を問わずひたすらに工事完遂に突き進むロボットの狂気がじわじわとエスカレートしていく。暴走を止めるべく奮闘する社員が哀れで面白い。内容自体は一見しょーもないものにも思えるのだけど、意図したかどうかは知らないが社会風刺とも取れる内容。3作の中でも最も見やすい部類で単純に面白いと思う。

総評
3作とも時代を感じますが個性があって非常に面白いと思います。私のお気に入りは「ラビリンス*ラビリントス」でいつまでも見ていたいような不気味さが大好きでした。これだけでも見る価値はあるんは無いだろうか・・・?他は私にとってはオマケです(笑)これより後年の大友監修のオムニバス映画「MEMORIES」の方が面白いとは思いますので、そちらも機会があれば見てみてください。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 9
ネタバレ

入入 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

【りんたろう】【川尻善昭】【大友克洋】伝説的コラボレーションの金字塔アニメ  ってケースの裏に書いてありましたよ

3作品オムニバス企画/感想 {netabare}川尻善昭氏が監督した『走る男』が観たかったので視聴。これはもう最高だった。エクストリームなレースで肉体と精神に負荷がかかりまくった男。内圧上昇ストレスMAXの極限状態である。注入され続けたエネルギーが容量限界突破ギリギリ臨界点突入で外部へと激出する機会を伺う激ヤバ "スレスレ" ニトログリセリン状態。鼻血や耳血の出方がイイ。血管から吹き出る血液がヤバい。もう最高。つーかいちいち言葉にするのがバカバカしくなる。説明不要。観たら直感的に解る。つってもしばしば屋良氏の良質なコメントが入る仕様。そこがまた渋くてイイ。最後に男が死んでしまうのも素晴らしい。彼は文字通りレジェンドとなったワケだ。ついでに事の真相は迷宮入りである。川尻監督の作品はハマるとヤバい。面白過ぎる。大友大先生の『工事中止命令』も面白かった。プロットが既に興味深い。下品な人間が出てくるのも楽しい。しかし三作品中最も気味の悪い作品だった。不快感を覚えさせるロボットの挙動が凄い。これは観てると軽くイライラしてくる。あの臨時監督が置かれたような状況を楽しめる人間なんて居んのかYO。狂気すら救いになるんじゃねーかと思える世界であった。マトモに会話できるヤツがいねえ世界なんて考えただけでオソロシイ。発狂した方が楽そうだな笑。こいつは驚愕。ガクブルshitな迷宮だった。りんたろう氏の『ラビリンス・ラビリントス』は、マァ何というか、寝てるときに見る夢の世界って感じだった(なんとも品格の無い喩えだよナァw他に気の利いた言い方は無かったのであろうか)。各シーンにはそれぞれ意味がありそうな気もする。しかしそれを考えたところで憶測の域をでないから「特に意味は無えだろう」と思う事にした。そういうのは作った人間に話を聞くのが手っ取り早いワケだが、こういう作品の場合は当人ですら解ってないことが沢山あるんじゃなかろうか。とは言え、実際のところは不明。実はちゃんとした意味があるのかもしれない。脈絡が無いのに流れはスムースという異様な展開が面白かった。というか何だかよく解らん気分になった。『ラビ(略)』は軽くトランス状態で観た方が楽しめそうだ。考えるな感じろってタイプか。えー、{/netabare}楽しい50分間だった。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 1

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

個人的に好きですよ。(今でもたまに見ます)

人によっては「意味が解らん!」等の評価のある作品ですが、
タイトルの「迷宮」をイメージした、
巨匠達のオムニバス。
特に巨匠達の18番を知っていたら、
その風刺あり(大友)、謎あり(りん)、直球あり(川尻)
で3話じっくり楽しめます。

1話 りんたろう「ラビリンス*ラビリントス」
謎の作品。(映像以外に意味があるのかさえ、、、不明。)

2話 川尻善昭監督「走る男」
川尻監督らしいですね、ハードボイル系と
怨霊系はよく合います。

3話 大友克洋監督「工事中止命令」
大友監督って、「アキラ」のイメージが強いですが
こっち系のシニカルなブラックジョークも好きですよね。

確か3話合わせても1時間なかったはず、、、

投稿 : 2020/10/24
♥ : 3

69.2 8 ブラックコメディアニメランキング8位
MEMORIES(アニメ映画)

1995年12月23日
★★★★☆ 3.8 (201)
949人が棚に入れました
大友克弘が製作総指揮と総監督を務めた、3話から成る劇場用オムニバス・アニメーション大作。遭難した宇宙船を舞台にした、大友の同名漫画を今敏が脚色したSFドラマ「彼女の想いで」。誤って実験用の薬を飲んだ男が巻き起こす一大パニックを描くブラック・コメディ「最臭兵器」。大砲を撃つための街に暮らす少年の日々を綴る大友監督作「大砲の街」。いずれもセンス・オブ・ワンダーに彩られた奇妙な味わいが特徴となっている。

声優・キャラクター
磯部勉、山寺宏一、高島雅羅、飯塚昭三、堀秀行、羽佐間道夫、大塚周夫、林勇、キートン山田、山本圭子、仲木隆司

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

三者三様、傑作オムニバス

3編のオムニバスから成っている大友克洋監修の映画。
なかなか見ようと思いつつ見ていなかったのですが、想像以上に面白かった。
どれも全く毛色の違う作品ですが、どれも異彩を放つ素晴らしい作品でした。

「彼女の想いで」
最初は「2001年宇宙の旅」っぽいなと思ったのですが、中身は「ソラリス」は似ているでしょうか?
ということで、特にシナリオ面では目新しさというものはないのですが、確かに今敏風味。
ハイクオリティの映像と音楽、幻影が交錯する大いに盛り上がる演出には圧倒されました。
天才同士の才能が巧く融合した鳥肌ものの映像作品。

「最臭兵器」
一人の男が風邪薬と間違えて強烈な臭いを発するカプセルを飲んでしまった、という大パニックコメディ
内容はあまりにもシンプルなコメディですが、馬鹿馬鹿しくて面白い。
バタバタと人が倒れていく様が恐ろしいはずなのに、笑えて面白いという不思議な感覚に。
これまたド迫力の作画で、娯楽作としては申し分ない。見終わったら体臭を気にしてしまう作品。

「大砲の街」
大砲を撃つためだけに作られた街の一日を描いた作品。
エンタメ要素は一番薄く、社会風刺の色彩が濃いのですが・・・
結局何が言いたかったのだろう?と問われると意外と難しいですね。
上記2作がエンタメ要素が強かったので、この作品でガクッとテンション下がってしまったけど
何もかも異質で強烈な印象を残す作品でした。

ストーリーも面白く映像面に圧倒された「彼女の想いで」が一番好きですが
純粋に面白い「最臭兵器」、味のある「大砲の街」も捨てがたい。
ただぶっ続けに見るには少々頭の切り替えが追いつかないので、分けてみた方が良いですね。
総じてクオリティは高いので、どれか一つは気に入るんじゃないかと思います。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 14

素振り素振り(咎人) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

『素晴らしい』『美しい』これで充分

全3話(『彼女の想いで』『最臭兵器』『大砲の街』)で構成されるアニメ映画です
全3話ではありますが、其々に関連性は無いです(所謂オムニバス形式というや~つ)
どの話も違った面白さがあるのですが、それにより話毎に好みが分かれてしまうという…(反対に考えると何処かしらを楽しめる人が多いとも言えますが)
かく言う素振り素振りは第1話の『彼女の想いで』がお気に入り、これが他2話より秀で過ぎていて(笑)
1話は原作大友克洋、脚本今敏、音楽菅野よう子、他にも凄い御方が何人かという物凄い面子
本当に素晴らしい
特に作画が素晴らしい、1995年の作品とは思えない

観てない人、是非

投稿 : 2020/10/24
♥ : 6

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

よくもまぁ

よくもまぁ同じ監督さんなのに、こんなに毛色の違った作品が三本も出てきますね^^;いやぁすごい。
一本目はガチガチのSFですね。僕はこれが一番気に入りました。こういう硬派な画はSFのおどろおどろしさがよく伝わってきます。まぁホラーもちょい入ってますかね。内容としては、宇宙で救助信号を受け取った主人公達が不思議な出来事に巻き込まれるって話です。
二本目はなんというか、ちょっとフザケが入ってます。薬を飲んだ男がまぁ騒動に巻き込まれるっていうよくありそうなお話です。出来としては結構よかったとは思います。すみませんが自分は気に入らなかったですが^^;
三本目は、これはまぁ異質な作品ですね。画的には「ツミキの家」が若干近いかなと思います。これは内容どうこうじゃないですね。見てくださいとしか言いようがないです^^;
そんな訳で三本ですが、正直なところ自分は最初の一本目以外ピンとこなかったですね。もともとオムニバスがあまり好きではないということもありますが。
ですが、三本とも単純に出来としては素晴らしかったですし、時代を考えるともの凄い作画です。
一本でも気に入ればそれで価値のある作品だと思います。
面白いアニメですね。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 2
ページの先頭へ