ポジティブで女子高生なTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のポジティブで女子高生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月03日の時点で一番のポジティブで女子高生なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.9 1 ポジティブで女子高生なアニメランキング1位
ラーメン大好き小泉さん(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (569)
2287人が棚に入れました
今日もどこかで、彼女はラーメンを食べているー
クールで無口な美人女子高生の小泉さんは毎日おいしいラーメンを求めて食べ歩く生粋の“ラーメン通”だった。
小泉さんはラーメン以外のことには興味がなく他人と馴れ合わない。ただひたすら求め続けるのは“ラーメン”のみ!
ラーメンあるところに小泉さんあり!ひたすらストイックにラーメンを食べ続けるその姿は見る人すべてを魅了する。
ガツンと本格派ラーメングラフィティ、いざ着丼!

声優・キャラクター
竹達彩奈、佐倉綾音、鬼頭明里、原由実、中村悠一、植田佳奈、豊崎愛生
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

LaLaLa♪ ラーメン大好き剣道部(さん)w

[文量→小盛り・内容→各話感想系(てか食レポ)w]

【総括】
レビュタイ通り、私は無類のラーメン好きです。最後の晩餐はラーメンが良いと公言していますし(笑)だから、かなり楽しめました。が、本来はショートアニメの方が良さそうな作風でしたね。

日常系ラーメンアニメ。まあ、唯一無二の作品として、アニメ(ラーメン)好きなら見る価値はあるかと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
てゆーか若い方は、「ラーメン大好き小池さん」を知らないんじゃないかな? なんて心配をしたり(笑)

これは各話感想が中心なので、そちらに!
{/netabare}

【~ラーメンアレンジレシピ作ってみた~】
テレビとかで紹介するモノを、実際に作った時に追記をしようかと思います。

《ジョブチューン 超超超簡単な大人の塩レモンラーメン ★★★》
{netabare}
先日放送の、第3回アレンジラーメン大会で優勝したレシピ。らぁ麺杉本発案。

①無糖レモンサワー500mlを2分沸騰させ、アルコールを飛ばす。

②サッポロ一番塩ラーメン(1袋)とあさりの水煮缶を汁ごと入れて、3分煮る。

③粉末スープと付属のゴマ、シーチキン(油ごと)を入れる。

以上。簡単ではあるが、1から材料を揃えると、1人前500円程度と、そこまで安くはない。

味は、レモンサワーの酸味と苦味が味に深みをつけ、アサリとカツオの魚介系の旨味がガツンとくる、結構濃厚で、食べごたえのあるラーメン。上手いは上手いし、500円なら、そんじょそこらのラーメン屋よりは上。

ただ、レシピ通り作ると、やや塩味が強い。使うあさり水煮缶やシーチキン缶の種類にもよるが。

個人的には、水煮缶は小さいものか、半分くらいの量にするか、単純に、水とレモン汁で作っても、安くて良いと思った。よって、評価は★3。作って後悔はないが、もう次は作らないかな? という感じ。興味があれば作ってみても良いかなというレベルでした。
{/netabare}


【各話感想(ラーメンレビューw)】
{netabare}
1話目
タイトルだけで、二郎だと分かるよねw 二郎は、7~8回食べたかな(私は池袋の二郎中心)。 あんまり好きじゃない(7,8回も食べといて笑) 二郎って、最初の三口は世界で一番旨い。しかし、中盤になると、う~むとなってきて、終盤は、二郎に来たことを後悔する(笑) でも、2、3ヶ月くらいすると、な~んか食べたくなる。んで、また後悔するw いや、肉ダブル野菜マシはキツイって、よく完食したな(笑) 二郎は、ある意味戦いだよね(笑)

熊本ラーメンといえば、桂花はたまに行ったな。マー油使えば、学食の安いラーメンでもそこそこ旨くなるよね。

天一は、あんまり行かないんだよな~。2、3回くらいかな? でも、京都に一人旅した時に、本店には行った(笑) 最初は京都で「鴨蕎麦」「鰊蕎麦」「茶蕎麦」なんか食べてたけど、コッテリが恋しくなってw

2話目
蒙古かいw 池袋西口店は何度か行ったな。入り口入ってすぐにポケットティッシュが100個くらい積まれてて、最初は何かと思っていたけど、食べて納得。口やら汗やら拭くのに1つ使うんだよねw 北極、1度だけ完食したな。自分は、「味噌タンメン(ちょい辛)」に「プチ麻婆丼」を食べてた、軟弱者です(笑)だって、蒙古のラーメン、ジャリジャリするんだもんw 普通に、味噌タンメンがピリ辛で一番旨いと思うんだけどw

お? 小泉さん、岩手来てくれたの? アザっす♪ レアチーズキムチ納豆、、、柳屋さんかな? まあ、旨いよ。でも、正直、「ラーメン」の旨さとしては、東京の名店の足元にも及んでない。試しに、カップラーメン(味噌か醤油が良いけど、豚骨でも、最悪塩でも良いです)に、納豆とキムチとチーズ入れてみて下さい。そんな味です。いや、勿論店だからカップラよりは旨いしバランスもとってるけど、やっぱり強すぎるからね、発酵トリオが。岩手は推したいけど、ラーメンではウソをつけないな、、、。岩手に来たら普通に、冷麺かじゃじゃ麺を食って下さい(汗)。

パイナップルラーメン。食べたことないけど、多分、不味くない。昔、行きつけだったラーメン屋が、(つけ麺の)隠し味に使ってるって言ってたし。酸味と甘味は、ラーメンと相性良いし。

3話目
ハワイのマックって、そうなってるんかい(笑) 一蘭ね。1回しか行ったことないな。湯気通しを分かっているとは、流石、小泉さんw

最近のインスタントラーメンは、凄いよね。アレンジ楽しいし。今までのラーメンで一番旨そうかもw 音楽の感じは、「孤高のグルメ」を意識してるのかな?

4話目
たいめいけん は1回行ったけど、普通にオムライス食ったな。ラーメンコーナーがあるのも知らんかった。

一風堂ね。自分は赤だな~。世界進出してるんだよね。まあ、ベーシックだしね。個人的には、もっとコッテリが好き。

カップラーメン、レベル高いよね。多少高いヤツなら、ヘタな店より旨いことあるし。まあ、女子高生二人でコンビニでラーメン食ってたら目立つよね。


5話目
トマトラーメン、この店かはわからないけど、昔、東京駅のラーメンストリートで1回食べた記憶が。イマイチだったなw

ミドリムシラーメンは、知らんかったw

無敵屋、池袋を根城とする者にとっては身近な存在。確かに、旨い。しかし、正直「行列ほど旨くない」と、勇気をもって言いたい。歩いて数分の範囲に、あまり並ばずに食べられる、光麺池袋本店、麺屋武蔵二天さんをオススメする。10分程度歩いていいなら、BASSOドリルマン、俺の空池袋店なども良い。無敵屋のすぐ近くに「ばんから」もあって、味的にはまあまあだが、すぐに濃厚系を食べられるし。池袋のラーメン店は、学生時代にガチで全部食ったからな(笑)


6話目
新宿の凪さんですね。ここは有名店だし、行ったことある。クオリティは高かったけど、極煮干し系はあまり好みじゃないんだよね。朝ラーは、私もしますよ。冷やしラーメンって、山形に行った時に食べたけど、正直微妙でした(その店が不味かっただけかもしれないけど)。冷やすという性質上、油が固まって気持ち悪くなるから、どうしてもアッサリ目になる。んで、私はコッテリが好きだから好みじゃない。だったら普通に、冷やし中華とか冷麺、なんなら素麺とか蕎麦の方が旨いと思うんだよね。

ラーメン博物館は楽しいよね♪ 志那そばや は、池袋に店があった時に行った。「まずまず旨いけど、面白くない味」ってのが感想です。素人が普通に作った味のバランスなんですが、単純に最高級のものばかり使ってるから旨く感じるって感じ。まあ、二度目食べたいとは思わなかったかな。

7話目
純粋な日常系としては、やはり面白くないw 浅草シリーズ。食べたことあるのは与ろゐ屋だけかな。シンプルに旨かったな~。

ただ、青森には住んでいた時期もあるので、青森ラーメンには詳しいっす。今回紹介してたのは、現地では津軽ラーメンと呼ばれていて、青森県の西側で食べられているものですね(油使わないやつ)。本当に、蕎麦の汁にラーメン入れたみたいですよw 他にも青森県のご当地ラーメンといえば、「味噌カレー牛乳ラーメン」と「極(ごく)煮干しラーメン」なんかがありますね。「味噌カレー牛乳ラーメン」は、なかなかカオスだけど美味しいよ。試しに、インスタントで良いから、味噌ラーメンにカレー粉と温かい牛乳とバター入れてみて下さい。最近はチーズも入れたりしますw 「極煮干し」は、今は青森では一番メジャーですね。煮干しが滅茶苦茶濃くて、やや苦味やえぐみを感じるレベルですが、それが旨さに繋がるよう、下処理を丁寧にしてるんですよね。私はあまり好きではないのですが。

8話目
袋ラーメンの店、昔にぷっすまかなんかで観たかな? 袋ラーメン、ほぼ知らない(汗) 普通にサッポロ一番とかを豆乳で作ったりはするけど。小泉さんの香りってw

家系は結構好き。吉村家も行ったし、当然、六角家にも行った。ご飯にホウレン草乗っけてノリで巻いて食うと旨いよね。私もそれやります。ラーメンのノリはダシの味変を楽しむんだよ。ラーメンは基本的に、具を動かさず、ノリの周り、チャーシューの周り、ネギの周り、それぞれのスープを楽しむんだよ。私は大抵、1回目は普通に。2回目は濃いめ多目硬めです。まこと家は旨かったな~。


9話目
山でラーメン。経験なしw どちらかといえば、うどんが食いたくなるな。

秋葉の野郎ラーメンは有名店だし、行ったことあります。まあまあだけど、2度行こうとは思わなかったな。二郎の方が旨い。ナンバー86は知らんかった(笑)

背油チャッチャ系は大好きです。ホープ軒も当然いきました。アニメのは国立競技場のとこの? 私は大塚に行くことが多かったかな。野方ホープも行ったし、無鉄砲も行ったな。この中だと、野方ホープが一番旨かった印象。

10話目
あんまりこういう、イロモノ系はいかないな。コワイコワイコワイ(笑)

回転寿司のラーメン、最近レベル高いらしいね。回転寿司自体にあまり行かないからな(普通の寿司屋はよく行くけど)。

神楽坂飯店には行ったことないな。ギャル曽根さん並みに食うな(笑)


11話目
神座さんは、池袋東口店に1回行った。大阪の人気店という触れ込みだったのですが、ちょいがっかりしましたね。不味くはないけど、私はもっとコッテリが好きだし。確かに、すき焼きの後にスープで割ってラーメン入れた感じ。白菜は、もっとシャキシャキが好き。まあ、本店の味は知らないけど。

丈六? 大阪のラーメン屋さん? 大阪、行ったことないしな~。どの店も知らない(汗) 鳥白湯は好きだけどね。まあでも、大都市大阪のラーメンが不味いわけないよね♪ あれ? ラーメンのサイドメニューじゃなく、たこ焼き食うの? 意外。

12話目
名古屋は一回だけ、剣道の大会で行ったな。前泊して、2泊3日で。大抵、どこに行ってもラーメンを食べる剣道部も、流石に名古屋ではラーメンを食わなかったなw 食いたい名古屋飯が多過ぎて(笑)

台湾ラーメンは、東京で食ったな。味仙さん。上手かったけど、ラーメンという感じは薄かったな。でも、辛かった。

さて、ラーメンレビューの〆としては、やはり、「俺のNo.1ラーメン店」を挙げなければならないだろう。。。

これは、正直、ツライ作業。No.1にしたい店が30店舗くらいある。。。

東京で初めて食ったラーメン、「光麺 池袋本店」の衝撃は、今でも忘れられない。「俺の空」はリスペクトしている。「BASSOドリルマン」の油そば超ウマイ。「巣鴨の 蔦」は、流石にミシュランだった。とんこつなら「無鉄砲 中野店」だろうか。

本当に迷うけど、一番「感動した」という観点なら、東十条にある「麺処 ほん田」。ここのつけ麺に感動した。麺は極太で、始めは 「ん?」と思ったが、食べて納得。濃厚なつけ汁をつけると、最初ははバーンとつけ汁の香りが立つけど、噛んでいるうちに、麺の小麦の香りとまざり、絶妙な味を醸し出す。そして、ちょうど噛み終わるタイミングで、つけ汁は気配を消し、最後は小麦粉の豊かな香りだけが鼻から抜ける。

私はここでつけ麺を食った時、初めて、「綿密な計算」を感じて。なんか、どのくらいで客が食い終わるかとか、どう楽しむとか、ちゃんと計算しているんだと感じた。私が、ラーメンにハマるきっかけになった店です。

ということで、私のNo.1ラーメン店は、「東十条 麺処 ほん田」です。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 51
ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

小泉さんのおかげでラーメン屋に行く頻度が増えました…

ただでさえ体重気にしてるのに……

……じゃなくて、実写ドラマ化もした人気漫画が原作です。木曜飯テロ枠その1ですねw
ちなみに私がこの作品を知ったのは、よく行く近所のバーミヤンのテーブルに「バーミヤンが漫画で紹介されました!」って貼り紙が貼ってあったのがきっかけだったりしますw

基本的には美少女JKの小泉さんがラーメンを食べるだけの話なのですが、それだけに視聴者を飽きさせない工夫が見事でした
ラーメンに合わせた話作りもそうですが、相方(?)の悠と、いかにもJKな美沙と潤の使い分けが良かったですね
特に一話通じて悠が登場しなかった9話からの、続く10話のギャップは凄まじいものがありましたwww
Abemaの最速放送だと前回→最新回と2話連続放送なので、その落差がより際立ったんですよねw

ラーメンの紹介も丁寧で、かつ薀蓄や美味しく食べるポイントなどもしっかり抑えていて好印象でした
特に印象的なのが、小泉さんが他人に「それ美味しいの?」と聞かれた時に必ず言う「私は好きです」という言葉です
作中登場する尖ったラーメンの数々は、人によって好き嫌いが分かれて当然
それを分かった上で「美味しいよ!」「絶対食べてみて!」と言わず「私は好きです」と言える小泉さんに(作者に)、確かなラーメン愛を感じました
あと、つけ麺や汁無し麺に逸れず、ラーメンだけで完走したのも評価したいですね

メイン4人のキャスティングには実は結構こだわりがあって、恐らくオーディションじゃなく指名だったんでしょうね
小泉さん役は声優界の食いしん坊代表・竹達彩奈、悠役は百合が大好きで花澤香菜について語り出すとかなりヤバイあやねる、美沙役はラーメン屋でバイトするほどのラーメン好きの鬼頭明里、そして潤役は声優界きってのラーメン好きとして有名な原由実
食いしん坊やラーメン好きが演技に活かされていたのかはちょっと分かりませんが、あやねるの悠は演技なのか素なのか分からなくて、毎回笑わされましたw
『ゆるキャン』のレビューで「なでしこの『リンちゃ~~~ん!』は何度聞いても幸せな気持ちになれる」と書きましたが、悠の「小泉さあああん!」は何度聞いても笑ってしまいますw
あと麺をすする音、あれどう録ってるんでしょうか
『うまるちゃん』では田中あいみが実際にカップ麺を食べてましたけど、この作品で毎回麺を食べてたら声優の負担が半端ないでしょうし…w

酷い歌詞(褒め言葉)なのにいい歌なOP、EDも好きです
インスタントorカップラーメンのCMパロディと、テレビの変遷を描いたEDも素晴らしかったですね
余談ですが、放送前は「ドラマ同様にOPかEDのどっちかはあの曲のカバーになる」と予想…いや、確信していたんですが、違いましたw


明るく楽しく丁寧で、多種多様なラーメンのように飽きさせない作りで、毎回飯テロされていました
タイトルのとおり、小泉さんのおかげでラーメンの魅力を再確認し、ラーメンの消費量が増えてしまいました……
ダイエットアニメはよ……



~以下、ラーメン好きとしての余談~
実は私、あにこれに来る随分前はアニメじゃなくラーメンのレビューサイトにいたほどのラーメン好きですw
というわけでこの作品に出てきたラーメンについていくつか語っていきます
※アニメ本編にも触れてますが、ほぼ自分語りです
{netabare}
・一杯目「ヤサイマシニンニクカラメ」
言わずと知れた「ラーメン二郎」。このアニメを見て数年ぶりに池袋店に行きましたw
不意打ちを食らった悠がちゃんと完食したのはかなり好印象でした
私は「ヤサイマシカラメニンニク少なめ」でいつも頼んでます。ニンニクあんまり好きじゃなくて
ただ私は、二郎を食べることに全く苦痛を感じないタイプです。最初から最後まで美味しく完食します
ちなみに私の青春だった高田馬場店は私の卒業と時を同じくして閉店し、現在は花屋になっていたり…
その後早稲田通りにできた用心棒にもよく行ったんですが…そこも潰れたんですよね
ジャンクガレッジも潰れちゃいましたし、早稲田~馬場はJ系に厳しい

・一杯目「こってり」
こちらも言わずと知れた「天下一品」。そしてこちらもアニメを見て2年ぶりくらいに食べましたw
サイドメニュー含めてカロリーと味の暴力ですよねw
大学時代たまり場だった友人の家の近くにあったので、私にとって天一は大学時代を思い出す一杯です

・二杯目「北極」
こちらも有名な「蒙古タンメン中本」。放送期間中、EDを歌っている西沢幸奏とコラボしていましたねw
私は辛いのが苦手なので、いつも味噌タンメン野菜増しを頼みます
蒙古タンメンくらいなら完食できるんですけど、翌日の腹と肛門が……

・三杯目「味集中カウンター」
こちらも有名店「一蘭」ですね。ここを選ぶ小泉さんが非情すぎて笑いましたw
味は王道を征く豚骨ラーメンで美味しいと思いますが、福岡県民的には値段が…(後述)

・四杯目「ようしょくてん」
たいめいけんにラーメンがあるのは知っていましたが、あんな裏口みたいな所があったんですね!
オムライスしか食べたことないけどw
ボルシチとコールスローの味と安さは衝撃的でしたね~

・四杯目「赤or白」
「一蘭」と双璧をなす豚骨ラーメンの有名店「一風堂」ですね。
ちゃんとモヤシに触れていたのは素晴らしいですね!モヤシあってこその一風堂です!
ただ一風堂はぶっちゃけそこまで美味しいとは思わないんですよね…そして一風堂も値段がネックで…
福岡のラーメンって400円~600円+替え玉100~150円あたりが相場なので、普通の福岡県民は一蘭や一風堂をはじめ、博多の駅ビルに入ってるような700円超のラーメン屋に入るのは躊躇しちゃうんですよね~

・五杯目「行列」
池袋の「無敵家」!懐かしいな~、行列に引かれて大学入ったばかりの頃よく行きました!
でも無敵家は確かに美味しいんですが、あれだけ並んで食べるほどかと言われるとまた微妙でして…w
池袋には他にもっと美味しい店があると気付いてしまったので、もう何年も行ってないですね~

・七杯目「全国」
「与ろゐ屋」と「伊藤」はラーメン狂時代に行きました!
どっちも浅草らしい、シンプルに出汁と醤油で勝負する素晴らしい味でした
ちなみに放送当時「与ろゐ屋じゃん!」ってツイートしたら、与ろゐ屋の公式アカウントにファボられましたw

・八杯目「家系」
家系は男の味ですよね!男回にしたのほんと分かってるな~!
まあ普段出ないキャラな分、この回だけちょっと台詞回しが下手だったけど…
家系は大好きなんですが、恥ずかしながら吉村家はまだ行ったことがないんですよね~
球界を代表するラーメン通・阪神メッセンジャーが最も愛する吉村家…いつか行ってみたいです

・九杯目「背脂」
同じ背脂でも燕三条系ラーメンは好きなんですが、背脂チャッチャ系はあんまり好きじゃないんですよね…
この回にも出てきた無鉄砲なんかは、一緒に行った友達は絶賛でしたが私は無理でした

・十二杯目「名古屋」
台湾ラーメンは微妙ですが、台湾まぜそばは大好きです!
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

今は無きTVチャンピオン「ラーメン王選手権」を想う。(登場ラーメン店視聴メモを追加)

第2話までを視聴済みで、これを書いています。有名タイトルである原作マンガですが、未読です。
(→ その後、原作コミックスは既刊分を読みました!)

ある意味「美麗な女子高生の好物がラーメン」という出オチで終わってしまっているという見方もありますが、小泉さんのラーメンを食べる姿勢、態度はたぶんラーメン好きな人のそれであろうと思いますので、好感度は高いです。

ところで二十年以上前から十数年前までの間、テレビ東京系の番組で『TVチャンピオン』という雑学や特技などを決められたテーマで出場者が競う番組がありました。

この番組は現在も特番として放送される『元祖!大食い王決定戦』のご先祖様なのですが、そのTVチャンピオンの競技のひとつとしてラーメン店に関する知識を競うという「ラーメン王選手権」というのがありました。

私自身はラーメンは嗜む程度ですが、過去にこの番組は好きで観ていたので、小泉さんが語るラーメンについての蘊蓄は頷けるところも多々あって面白いです。ちなみに私も小泉さん同様、基本的にラーメンは独りで食べることが多いです。

ということで個人的には小泉さんのように熱心にラーメンを食べまくることはありませんが「ラーメン図鑑」的な興味は引き続き持っているので、おそらく視聴し続けると思います。

あ、「出前一丁」とかは凄くわかりやすいですが、ED主題歌での背景アニメのいろいろなインスタントラーメンやカップラーメンのTV CMのパロディは面白いですね。

ちなみにキャラクターのビジュアル的には、小泉さんよりは大澤悠(おおさわ ゆう)の方が好みです。見方によっては、ただの小泉さんストーカーですけどね…。

おまけ: ところで私の好きな「太陽のトマト麺」はパスタの亜種という見方もできるとは思いますが、小泉さん的に「ラーメン」にカテゴライズされるのでしょうか?(ちなみにこの店の初心者に私がお勧めするのは「太陽のチーズラーメン」Bセット(セット提供がなければ「太陽のチーズラーメン」+「らぁリゾ」)
→ 軽くググってみたところ、原作コミック4巻で取り上げられているようですね。

以上、「どこがアニメのレビューやねん」ということで失礼いたしました。

== [登場ラーメン店視聴メモ] ==
一杯目: 春木屋、ラーメン二郎、天下一品
二杯目: 蒙古タンメン中本、パパパパパイン
三杯目: (ハワイの)マクドナルド、天下一品(喜連瓜破店)、一蘭
四杯目: たいめいけん、一風堂
五杯目: トロケの台所、太陽のトマト麺、山手ラーメン本郷安庵、麺創房無敵家
六杯目: すごい煮干しラーメン凪、ミスタードーナツ、麺ダイニングととこ、支那そばや+無垢ツヴァイテ+YUJI RAMEN(新横浜ラーメン博物館)
七杯目: 浅草名代らーめん与ろゐ屋、自家製麺伊藤、中華そばつし馬、佐賀ラーメン美登里、博多らーめんいのうえ、らーめん弁慶
八杯目: ラーメン甲子園居酒屋さくら、吉村家
九杯目: 野郎ラーメン、ホープ軒
十杯目: 楽食拉麺 菊や(閉店)、スシロー、神楽坂飯店
十一杯目: どうとんぼり神座(かむくら)、麺屋丈六、ぼっこ志、龍棋信RIZE、ラーメンstyle JUNK STORY、麺のようじ、カドヤ食堂、世界一暇なラーメン屋
十二杯目: スガキヤ、味仙(みせん)、藤一番(ふじいちばん)、春木屋

※店舗名はあったりなかったりしますが、気にしないでください…。

※原作を読みました。4巻で出てきた店舗は新宿ミロードにある「太陽のトマト麺 NEXT」っぽいですね。ちなみに「らぁリゾ」(ふりかけのかかったライス:
シメに使う)にはちびリゾ(小ライス)もありますよ。 (2018.1.20追記)

2018.1.25追記:
次回予告からすると「太陽のトマト麺」くるのか!?

2018.2.2追記:
第5話: 来ましたね太陽のトマト麺。店舗は新宿MYLORDにある「太陽のトマト麺NEXT」ですね。小泉さんのチョイスもこの店では鉄板メニューの「太陽のチーズラーメン+らぁリゾ」でした!

2018.2.9追記:
第6話: 小泉さんの言葉の通り、関西で「冷麺」といえばいわゆる「冷やし中華」のことですね。そして小泉さんは浴衣姿で夏のイベント開催中のラー博へ…。

2018.2.16追記:
第7話: 原作エピソードに心当たりがないのでアニメオリジナル回でしょうか。作中では季節は夏のようです。サブタイトルは『全国』ですが、小泉さんは日本中のラーメンをいかにして食べ歩くのか…(笑)?

そして悠は安定のストーカーぶりですね。そして美登里はたぶんもうお店はやっていない…。

2018.2.25追記:
第8話: ご当地ローカルな全国のインスタントラーメンをお店で作ってくれる居酒屋さくらと、家系ラーメン総本山の吉村家。家系だと私は職場の近所にある武蔵家の支店をよく利用していますが、けっこう長いことやっていたトッピングのタイムサービスが無くなった代わりにライスが無料になりました。

2018.3.2追記:
第9話: マルタイ棒ラーメン。そこにラーメンがあるから食べるのだ。小泉さんがガスコンロで野外クッキング。お餅も入れてましたね。

豚野郎ラーメンと背脂チャッチャ系は、個人的にはほぼ見てるだけ…(笑)。

2018.3.12追記:
第10話: 北千住にあった、おかしなメニューばかりの菊やはもうありません。小泉さんとの会話が悠の脳内で、すべて都合よく改竄されている…。

このえぴーソードの後でのアイキャッチでのジングルが、普段とは違う変調されたアレンジバージョン(イ短調?)になっていましたね!

ちなみに私は回転寿司屋で麺類を頼んだことはありません。

2018.3.16追記:
第11話: 悠のラーメン再現力がヤバい(笑)。そして大阪ラーメン食べ歩きがヤバい。新キャラで、原作で潤(委員長)と並んで私が好きな悠の従姉である絢音(あやね)さん登場!

2018.3.23追記:
第12話: エピソード「名古屋」は原作コミック2巻に収録。悠ちゃん、小泉さんとの初メールがそれで良いのか(笑)!?

2018.12.21追記:
新宿ミロードの「太陽のトマト麺 NEXT」の業態が「太陽のトマト麺 with チーズ」に変わっていました。ちなみに竹下通りのお店も12/15から「太陽のトマト麺 with チーズ」の業態で営業するらしいです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 84

74.2 2 ポジティブで女子高生なアニメランキング2位
はるかなレシーブ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (446)
1635人が棚に入れました
東京から沖縄に引っ越してきた高校2年生、大空遥。いつでも明るく前向きな遥だが、彼女にはコンプレックスがあった。
それは普通の女の子より身長が高いこと。

一方、遥を空港に迎えに来た彼女と同い年の従姉妹、比嘉かなたにも悩みがあった。
かなたは身長が伸びなかったせいで、大好きなビーチバレーを諦めてしまった過去を持つ。
そんな凸凹な2人が、ふとしたきっかけでビーチバレーのペアを組むことに……。

広い砂のコートに味方はたった1人だけ。何よりもパートナーの存在が大切なビーチバレーで、2人はどんなプレーを見せるのか!?
真夏の太陽が照りつける沖縄のビーチで、今、少女たちの汗と情熱が輝き始める!!

声優・キャラクター
優木かな、宮下早紀、種﨑敦美、末柄里恵、島袋美由利、伊藤かな恵、木村千咲
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

はるかな“る”レシーブ

2018.09.26記


原作未読 そもそもきらら系なるものを本作で知るに至った私


この夏、『ISLAND』『ぐらんぶる』と合わせて“海”“太陽”を感じさせてくれた作品。
徹底ぶりなら断トツで、ぜひ真夏に観てほしいなと季節指定をしたいくらいの海と太陽っぷりでございます。

舞台は沖縄。ビーチバレーを題材としているためそのまんまビーチが物語場面の多くを占めることになります。つまり背景はほぼ砂浜と海と空と太陽。
当然、毎回水着回となるわけですが、このへんは様々な角度からの熱の籠ったレビューが百花繚乱状態ではあり、下・・・いや舌っ足らずの私がひと皮剥けたレポートをできるか自信がないので、いったんそちらにお譲りしたいと思います。 ゴホン・・・


あらためまして、実はこれ苦手な部類のキャラデザインでした。
萌え萌えきゅんきゅん過ぎてもしんどいなぁと思いながら、とかくビジュアル重視な進行なら完走も覚束ないだろうよ、という視聴前のスタンスです。

しかして、なんのトラブルもなく毎週楽しみにしながらの完走です。
音楽に引っ張られました。特に試合時の劇伴は一聴の価値ありです。
ビーチバレーやってる時の作画もアングル含め、ボールの回転や砂の飛び散り具合などこだわりを感じました。
そして、意外と(失礼!)ストーリーもまじめで組み立ても無理がない。


登場人物はメインの二人、親の海外赴任の影響で東京から祖母のいる沖縄へ越してきた主人公大空遥と、祖母と同居する従妹の比嘉かなた。
遥は第一話冒頭の空港にて自身の長身を気にしている描写があり、かなたは背が伸びなかったことを気に病んでいるのがわかりやすい。闇はこっちが深そうだ、という凸凹コンビの活躍が描かれることになります。

『世の中には二種類のスポーツがある。個人競技と団体競技だ。そして、団体競技の中でも二人でしかできないスポーツ。それがビーチバレー。広い砂のコートにたった二人だけ。だから私たちはかけがえのない一人を選ぶ。』

第一話アバンで提示されたのは競技の性格と本作のテーマ。
はるかとかなたがお互いにとってかけがえのない一人になっていく過程をわりときちんと描いてます。
スポ根の定義によりますが、努力・友情・勝利の友情部分にスポットをあてた印象、かつそんなにどぎつさもないし、ライバル含めての人間関係もギスギスしてません。絵面と合ってます。
友情を前面に出すとともすればクサくて見てられなくなることもままありますが、本作では自然に受け止められました。これは、“二人でしかできないスポーツ”ビーチバレーの特性をうまく活かしたからだと思います。複数人数の団体競技や個人競技で友情特化型の物語にしてしまうと、だいぶ違った印象になるでしょう。

また、日常回をほぼ飛ばして「関係の構築」「上達のためのetc」「試合」に時間を割き、全12話でひとつの結末を迎えるシンプルな構成も良かったです。

音楽はとてもノリが良い感じ。OPのケツドラムみたいな打ち込み音は“THE夏”感満載で好印象。劇半も基本的にはラテンと沖縄音階を引用し、いわゆる“踊れる”仕上がりです。イメージしたのリゾートのクラブあたりでしょうか。端的にこう思いました。


 あぁーー IBIZA 行きたい


キャラもはるかなペアよろしく、複数のペアが登場し、そこでの一対一の関係やストーリー進行上の役割付けなどこれまたいい感じ。

・なるあやペア
・エクレアペア
・あいまいペア
 {netabare}インドアとビーチの違いの説明役。それと身長がなければ超えられない壁があるという残酷な現実や、リベロとしての自負がある舞とパワーアタッカーというこれまでの存在意義を捨ててポーキーという武器を磨いたかなたとの対比など、かなたを引き立てる役回りを担ってました。{/netabare}
・ようかんペア
  {netabare}作中省略されたはるかなペアの上達ぶりを説明する役回りを担ってました。マリッサとの練習が活かされてる描写ではチーム力が底上げされていることを、はるかのブロックにクレアの面影を見たり、連続ブロックポイントをあげた描写でははるかのブロックがいかに強力かを見せつけ、決勝のあのシーンの伏線となりました。{/netabare}


表だったペア以外の組み合わせも着目というか本流だったりしますね。
 ※さらにネタバレ要素有りのため視聴前は未開封推奨

■はるかとクレア
{netabare}似たもの同士。はるかに稽古つけるのって常にクレアというのが良いです。
始めての練習でいの一番に取り組んだのがブロックなんですよね。オフシーズンのマリッサを呼び戻したのもクレアだし、かなたの復帰が嬉しかったとはいえ、新造コンビの上達を誰よりも願って身を割いてくれたからこそ、決勝対決となった試合ではるかがブロックで試合を決めたことと、決勝戦後のエクレアのシーンが引き立つわけです。{/netabare}

{netabare}さらに、ビーチパーリーの時に二人きりになってエクレアのシュシュをはるかに託すところ。東京からの転校生で唯一人地元民ではないはるかに託すなんて仲間になったんだなぁというのと、クレアからはるかへだからこその重みを感じます。
第一話アバンに戻ると、このクレアから託されたシュシュをつけてるカットから始まり、前述のナレーションが流れるので軽く鳥肌が立ちます。{/netabare}

{netabare}蛇足ですが、某吹奏楽アニメのオーボエ吹きの子にすっかりやられた身としては、よくしゃべる役柄を演じられてる種﨑敦美さんを終始尊いと感じながら視聴してました。{/netabare}


■かなたと成美
{netabare}むしろ本作はこの二人のレシーブ(取り戻す)物語なんじゃないかと思ってたりします。
かけがえのない一人に背を向けたかなたと背を向けられた成美の二人の心情描写により多くの時間を割いてました。作中のシリアスパート担当の二人です。{/netabare}
{netabare}彩紗にかなたと組むことを止められたはるかがその提案を断るのを後ろで聞いていたかなたさん。もう一度ビーチバレーに向き合うことを腹に決めある決意をします。それは成美とのコンビ時代の水着(小学生時代ってことですよね)を着てリベンジマッチに挑むこと。これは背を向けたあの日から始めよう、サーブレシーブから逃げたあの日からもう逃げないとの意思表明でした。決して成美との決別ではなく、成美への信頼の表れなんでしょう。対して成美はかなたの水着姿に軽く動揺し、さらにサーブレシーブを取りにいったかなたの姿に複雑な反応。ただ二人とも前を向いて動き出しました。
それと、wikiチラ見したら彩紗がインドアからビーチに転向した理由って身長もあったみたいで、はるかへの提言にも背景があったということです。
{/netabare}

{netabare}ここからかなたは背を向けた負い目を克服していく。
成美は背を向けられた悲しみを乗り越えていく。
「二人で一緒に目指そうよ、日本一」
「かなたがそう言うなら、信じてみようかな」
「ほんと?約束だよ!」
「うん」
半年後、正月の那覇空港で「約束を守る、今度ははるかと」と告げるかなたへ、成美は振り返らず約束の小指を立てて搭乗口へ向かう。

約束。それは形を変えてコートを挟んで同じ舞台に立つその日まで。。。

この二人が主人公と勘違いしてもおそらく誰も文句は言いません(笑)
{/netabare}

{netabare}こちらも蛇足なんですが、 成美役の島袋美由利さん。同クールのなにかと比較対象に挙げられた『はねバド!』の荒垣なぎさ役もやってました。二人とも似たような役柄なのにはっきりとわかる違いをつけてきました。ちょい注目です。{/netabare}


最後に、、、
このように一対一に焦点があたりがちな作品の中で、しーちゃんは繋ぎ役としての任務を全うしました。しーちゃん登場回からEDの絵が少し変わります。寝ていたはるかを起こして、おそらくループしてくか次に渡すのかするのでしょう。彼女の役回りを示唆する絵にクスッとした次第です。



夏を存分に感じるのもOK!
水着姿や百合にブヒるのもOK!
だがそれだけではない、意外と丁寧に描かれた作品です。

まぁそういって熱弁振るってる私がそうとうブヒってるんだろうな ww


続きも充分あり得る最終回でした。
もし2期をやるならきっと観ると思います。


-----
2019.03.09追記
《配点を修正》


放送から半年ほど経ってふとあまり耳慣れなかった声優さん達どうしてるかな?とwiki見てみた。※TVアニメ(2018秋、2019冬)の出演

優木かな(大空遥役)・・・なし
宮下早紀(比嘉かなた役)・・・「荒野のコトブキ飛行隊」のモブ
末柄里恵(エミリ役)・・・なし
木村千咲(しーちゃん役)・・・なし
島袋美由利(遠井成美役)・・・2019春に主役級内定。モブ出演多数(寄ジュリ、吸血鬼さん、ツルネ、学園BASARA、ゴブスレ、コトブキ、revisions)

2018夏のお気に入り作品。出演声優さん達のご多幸をお祈りしているわけですが、なかなか業界の厳しさが垣間見える結果ではありますね。
そしてやはりというか島袋さんは順調にキャリアを重ねているようです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 65
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

砂上の熱闘

「まんがタイムきららフォワード」連載中の原作コミックは6巻まで購読中。

以下、放送前の勇み足長文

【期待】“素材型”のビーチバレー漫画をどこまで底上げできるか……

長いので折りたたみw

{netabare}
期待と銘打ちましたが、個人的には不安も小さくない本作。

シナリオは「きらら」のゆるふわムードで釣っておいて、
本格的なビーチバレーの熱気に引き込む……。
典型的な萌え×燃えのブレンドパターンだと思われます。

原作でも意外と知られていないビーチバレーのルール、駆け引きなど、
燃料となる各種題材の掘り起こしはできていて興味深いです。
例えば{netabare} 風向きに配慮して室内バレーより頻繁なコートチェンジとか、
前衛はお尻に当てた手でサインを作って、後衛に支持を出すとか。
砂侵入防止のため、ただでさえ小さい水着の面積をさらに小さくするとか。{/netabare}
何より広い砂のコートに二人しかいないので、室内とはチームメイトの重みが違います。

けれど、私には、萌えるのか燃えるのか、今一つ構成がボヤけている感じがします……。
主人公女子高生が沖縄でビーチバレーを始めてみる動機にしても、
ペアを組んでみるキッカケにしても、
これが「きらら」の日常系ならシリアスになり過ぎず程よい塩梅なのかもしれませんが、
スポ根と捉えたら、宿命の対決ムードを煽る演出も含めて、
やや盛り上げ不足の感があります。


原作・如意自在さんの描画も、
少女たちの肉感溢れる水着姿はよく描けていると思います。
実際、私も表紙絵に「おおっ!」と時めいて引きずり込まれた口w

ですが一方で、キャラの描き分け等には課題を感じます。
身長差20センチの凸凹ペアに、金髪白人系ペアと、
個性的なキャラ設定が砂浜を躍動しているはずなのに、
ページをめくっていると一瞬、誰が誰だか分らなくなることがありますw
気合い入れて描いている時は、各筋肉部位レベルでの細かい描き込みができているのですが、
スタミナが続かない印象……。
その他、高身長の威圧感が今一つなのもバレー物としては物足りなさを感じます。

これも簡単にキャラを記号化できる競技、設定なら良かったのでしょうが、
なにぶんビーチバレーだとユニフォームみんな水着でほぼ肌色かつペアでお揃いですし。
さらに奇抜なヘアスタイルは避け、髪色もピンクや緑にカラフル化したりしない。
お手軽な萌えキャラ分別法を設定から排除している以上、
本作には背後から少女の肉体の一部を垣間見ただけで誰だかピンと来る
特徴付けの持続を求めたいです。

動作の描写等も、汗は描けていますが、砂の表現はもう一つ。

巻を重ねるごとに、進歩は見られるのですが……。


原作が抱えるこれらの課題を、アニメーションの演出と音響等で解決し、
どこまで萌え×燃えに薪をくべることができるかどうかが
本作成功の可否を左右すると思われます。

ここは実力派のスタッフがビシッと決めてくれ!と願う所ですが、
アニメーション制作は30分アニメの単独元請けは初挑戦となるC2Cが、
脚本・構成の待田堂子氏らを迎えた。
キャストも主役級に抜擢した若手の脇を伊藤かな恵さんら中堅どころが固めた。
いずれも“育成型”の布陣なのが何とも……。


そんな中、私が意外と期待しているのは音楽。
制作に参加したのは日本アニメ大好きなスウェーデン人、ラスマス・フェイバー氏。
日本のアニソン作曲経験もある方ですが、本来はジャズやハウスミュージック等が活動領域。
PVでも早速ラウンジ風の劇伴で、南国・沖縄のビーチをオシャレに演出してくれました。


PV観る限りでは、やっぱりアニメで鮮烈な音や色彩が加わったら一段迫力が違うなぁ~。
このクオリティが続けば、もしかしたら化けるかもしれない……と好感はできます。
なので、ここはムードのある音楽や暑い季節の威も借りつつ、
まずは無事完走を祈って、ビーチバレー少女たちの熱い夏を見守りたいと思います♪{/netabare}

観終って……。

制作陣容への不安から、視聴前に色々と余計な心配事を書き連ねてしまいましたが、
申し訳ありません。概ね杞憂に終りました。

萌えるのか燃えるのかよく分らない。→まずはスポ根風味で燃えて、絆を深めることを軸にした模様。
(それはさておき、私も、はるかちゃんはとっても可愛いお尻だと思います!)
キャラの描き分けができないのではないか?→身長差などの特徴も割と折り込めていた。
取り敢えずアニメでは誰が誰か分らなくなることはなかった。
原作、汗は描けているけど、砂はイマイチ。→終始、砂のエフェクトが効いていた。

こんな感じで、一つ一つ懸念が解消され、最後はしっかりと
ビーチバレーならではの熱戦に入り込むことができました。


上記の内、アニメになって特に良かったと思ったのは砂の描写。
原作だと描写不足から稀に野外で競技していることを忘れかけることがありましたがw
本作では砂をビーチバレーの魅力を主張する要素として上手く使えていた印象。

浜風が吹く中、歩くことすらままならない砂の上。
なのにコートには二人だけ。
だからこそパートナーにはかけがえのないたった一人を選ぶ。

作中、室内バレーを描くシーンもあって、
運動機能を引き出す体育館の床の上で、
六人がスピーディーに連動する様子を再現することで、
室内とビーチの違いも対比できていたと思います。


アニメーション制作・C2Cが元請けした作画は、正直、ソース十分とは言えず、
観客だかハリボテだか分らない人物や、主要キャラの体型変動など、
これはキビシイかも……と思う作画も散見されました。
けれど、このクライマックスでそれをやったらお終いだろう。
というポイントは意外と回避できていたと感じました。


ビーチバレーをどう描くか?といった題材の整理。
どこで描き込み、どこで緩めるか。といった作画構成。
など全体に統率は取れていた作品だったと思います。


そして、何より夏に放送してくれたことが嬉しかったです。
今日もあっぢーなぁ~→『はるかなレシーブ』観て、
沖縄のビーチで躍動する水着少女たちを堪能しよう♪
といった感じで、季節の威を借りて、
追い風を感じながら視聴することができました。
放送時期ってやっぱり重要だな。と改めて思いました。


終わり方について……。
{netabare}
沖縄県予選で終了した本作。

率直に言うと、原作は題材もマイナー競技で、
アニメ化のチャンスも余程のことがない限り一回だけでしょうし、
どうせアニメやるなら、もう1、2年、原作を積み上げて、
「なるあや」ペアとの大一番まで一気にアニメ化できる所まで粘って欲しかった。
という願望はくすぶっています。

中盤、後輩のあかりが一人でOPジャックしてまで場を繋ぎましたが、
やっぱり競技の性質上、彼女にもちゃんとペアになるキャラを確約してから
登場させてあげて欲しかった気もします。{/netabare}


原作はこれからも追い掛けて行きますが、
奇跡的に続編アニメ化したら、「ワクワクシークヮーサー」級に嬉しいな。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

真夏の太陽が照りつける沖縄のビーチで、今、少女たちの汗と情熱が輝き始める!!

この作品の原作は未読ですが、きらら系の作品なので視聴を楽しみにしていました。
これまで「可愛い」を軸に様々な作品がアニメ化されてきましたが、きらら系の作品でスポーツを題材にした作品のアニメ化は珍しいのではないでしょうか?
もちろん、展開や気持ちの熱さに胸が震えたことは何度もありますけれど…
でも、こういうスポコンも新鮮で良いかも…これが視聴前の感想です。
完走して…視聴前に抱いた気持ちを裏切らない作品でした。

この物語の主人公は、優木かなさん演じる大空遥…
物語は彼女が東京から沖縄の従姉妹の家に引っ越してくるところから始まります。
遥は一見可愛らしく、スポーツ全般の得意な女の子なのですが、彼女は自身の172㎝ある身長にコンプレックスを抱えていました。

対して遥の従姉妹の比嘉かなたは身長151㎝の小さな女の子です。
でも彼女は小さい頃は背が大きい方だったので、小学生の頃はビーチバレーの選手として活躍していたんです。
ですが、思う様に身長が伸びず自身のプレイスタイルが通用しなくなり、ビーチバレーから疎遠になっていました。

この作品では、遥がビーチバレーに出会い、ビーチバレーと疎遠になっていたはるかと一緒に、前を向いて走り出す…そんな彼女たちの可愛らしさの中にも躍動感溢れる数々のプレイが描かれています。

でも、物事はそんなに単純ではありません。
ビーチバレーに対して遥は初心者…かなたはビーチバレーから遠ざかって久しい二人…
一朝一夕でできるスポーツではありません。
それに技術だけ…コンビネーションだけ…という中途半端では勝ち進むことはできません。
何事もコートに立っている二人で乗り越えなければならないんです。

何もかもが足りない二人でしたが、自分たちを俯瞰して足りないモノをコツコツと克服していく姿勢は見ていてとても気持ちの良いモノでした。
その原動力たり得るのは、遥の気遣いなんですよね…

遥のビーチバレーに対する情熱は彼女だけにとどまりません。
かなたに…そして仲間に伝染していくんです。
どこまでもポジティブに…そういう気持ちでいれるための練習はちゃんと積み重ねてきたんだから…
努力を怠らない遥とかなたの成長は目を見張るモノがあったと思います。

でもこの作品の視聴するポイントはビーチバレーだけではありません。
ビーチバレーを通じてパートナー、強いては少しずつ仲間の絆が深まっているのが如実に感じられるんです。
自分を信じ、パートナーを信じる…ビーチバレーは二人でプレイするスポーツなんだから…
ビーチバレーへの向き合い方だけでも激アツなのに、これに沖縄県代表チームを決定するインターハイの予選が絡んでくるから、迸る熱量は半端ありません。

加えて、そのインターハイの予選…今回は前年同様ではなかったんです。
否が応でも会場の緊張感が高まります。
当たり前です…
この1年間、代表枠を勝ち取るために、みんな様々な思いを胸に努力してきたのですから…
そしてそれは遥とかなたも一緒…
仲間から教えて貰ったビーチバレーのいろはを頭と身体に叩き込み、予選に挑むことになりました。
練習量では負けていない…そう思えるくらい練習してきた。
自分たちに足りないモノ…それは試合経験が圧倒的に少ないこと。
試合経験は決して他の形で補う事はできません。

いくら練習しても本番で勝てなければ何の意味もない…
だって、インターハイの予選はそういう場所なんだから…
本線への出場枠を懸けて選手同士が全力でぶつかり合います。

自分たちを支えてくれた仲間と、今一緒にコートに立っているパートナーのために…
彼女たちが繰り広げる激戦模様…
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。
半端ない熱量を持った作品でしたよ♪

勝者がいれば、対局には敗者が必ず存在する…これが勝負の世界です。
その世界に全てを賭けた少女たちの思いも必見です。

オープニングテーマは、遥とかなたの「FLY two BLUE」
エンディングテーマは、はるかなペア、トーマスペアによる「Wish me luck!!!!」
この作品の挿入歌を忘れてはいけません…
マネジャーである大城あかりの挿入歌「ワクワクシークヮーサー」
いかにも沖縄らしい曲調で歌詞の可愛い、しーちゃんにピッタリな楽曲だと思います。

1クール全12話の物語でした。
言わずもがなですが、きらら系の作品なのでキャラのクオリティは折り紙付き。
ビーチバレーを巡る激アツな展開と相まって、相当見応えのある作品に仕上がっていたと思います。
気になるのは1点…やはり続きなのですが、原作のストック切れのためここでの中断は止む無しです。
既刊6巻のうち、5巻までが使われたみたいなので…

今後も熱い試合展開がもう目の前まで来ていると思うのですが、ここは暫く原作のストック待ちですね。
この作品もアニメで完結することを願っています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 29

72.5 3 ポジティブで女子高生なアニメランキング3位
モーレツ宇宙海賊[パイレーツ](TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (952)
4588人が棚に入れました
どこかの宇宙・海明星(うみのあけほし)に住む高校一年生の加藤茉莉香。茉莉香はある日、故人である父親が実はつい最近まで生きており、宇宙海賊船・弁天丸の船長であったことを知る。
弁天丸が海賊として活動を続けるのに必要な、私掠船免状の継承のためには直系の跡継である茉莉香が船長になるのが条件と告げられ、元・父親の船である弁天丸、そしてそのクルーとともに、女子高生兼宇宙海賊船船長としての生活を送ることになる。痛快スペースオペラ、華麗に登場!
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

さぁ!オッサンホイホイの時間だ!!

個人的に1話でドツボにキた。
ハーロックネタw爆笑。まさか21世紀に聞けるとは。
中身は70、80年代から散々読んで、観てきたもの。
始祖たるヤマト、銀英のパロ、ナデシコ、タイラーで大輪となった,おちゃらけたスペースオペラの風格。
肌が合う合わないでいったら15年ぶりに幼馴染にであったような・・・。いちいち涙が出てくる演出。
エヴァとかの大月Pまでいるwナデシコメンバーなんですね。納得です。
オカエリナサト

キャラ原案が変態絵師、あきまん
お布施はよくしてる。
∀ガンダム以前、カプコンの頃から愛してる。ストゼロくらいが好きだったな。
ユーストでエロいマミさんだか描いてBANくらったとか。
昔たまに書いてたデリヘルの感想がおもしろかった。


今年はコイツだけやっぱりひとつ抜けてるかな・・
売れはしないだろうけど・・
オンナのコが主人公ってだけで恋愛、ハーレム的なものを感じない。おっさんだって登場するし。きょうびのテンプレアニメと違うけど、90sはこれがテンプレw
まさに黄金期のアニメ、世代にはたまらないよね・・。

ZEROのあとにあのアバン、ナレーション、シュールだなぁ・・・。

ゼーガの音響さんらしく花澤チアキちゃんががなぜかかわいいのも見所。
ざーさんがこんなにかわいいわけがない。


くだらない感想{netabare}
途中からちょっと雰囲気が変わってくるのですが、
あえて原作を追い抜いたとか。
やるからには作者と協議の上だろうけど。

それ以降、海賊→オタクっていう暗喩な気がしてきたよ。
ネット社会でなまじ光の速さを超えてしまった(超えてないけど)我々への提言なのか。オトナになって離散してしまったオタクたちのことなのか・・。
それについてのメッセージだとするのであれば・・。

どこぞで読んだらストロングスタイル?プロレスだぁ?ww
オタクにはかわらないな。あたらずしも遠からず・・・
茉莉香がレスラーの娘で、後ついで、親父がガチもやってみないかと?wくだらねえww
UFCバリならいいけどガチでも空気読む試合はイヤよ・・。
てことは映画は関係なくて、2期はガチとエンタメどっちがいいか、ファンが決めてくれってことだね?
ガチにしたら個性がかけるな。
見世物だけど、たまに頭に血がのぼっちゃってガチっぽくなるのががプロレスの真髄。あと技の美しさ。
どこぞのアメプロくさく、親父とのくだらない抗争劇とかでもいいよ。


作品概要
最初は部活の話、で海賊になって仕事をする話、部活と海賊を合わせた話、ガチンコの宇宙海賊としてマジでやりあうラスト。

実際には3種の構成なのか。
原作未読ですが、海賊なるまでにものすごーーくかかると聞いております。
さすがにそれはイカンので、2クールとはいえなかなかのハイペースで進みます。正確には一気に時間が飛ぶんです。

必然的に主人公の成長物語はほぼシカト。第一話から海賊になって仕事して、そこまでは比較的丁寧には描いてありますが、理解できません。
形式的にやってみました感が・・。

結局茉莉香が海賊になる資格を持っていて、英才教育、エリート娘。天性の宇宙海賊なだけじゃんかと。それに納得するかどうかってだけ。まぁそれでいいんですこんな話。

むしろ隙間がたくさんあるのでOVAででも補完話がたくさんでたらたのしいな。


この作品のすげえなってとこ

キャラクター
とにかくこれ。あきまんがたぶんヤバイんだと思う。もっといえばキャスティング。
大量に登場するヨット部員だが、クラスの(この場合部活だが)書き分けできてるのは名作とはよくいったもの。
ビジュアル、ちょっとしたしぐさで誰がどんなやつか分かる。逆にメインを食わないように添え物程度にしてあるのでほっといても問題ない。
その程度の扱いなのだが無駄に豪華なキャスト。
声優さんや外見の特徴のみでできるだけ表現。
そのサジ加減が秀逸。

SF考証も同じく、セリフを少なく、作画からどれだけの情報を視聴者にわからせるかといことに徹底してる。



オッサンじゃないとわからない舞台演出
みんないってることですが、古今SFのパロオマージュなどなどで構成。
本家作品でツッコミ入れられてたようなことに対してさりげなく修正、フォローをするというか・・
これならあの演出が成立するよねという。
電子戦は独特ですが、宇宙船モノではってめずらしいだけ。
レーダーのエフェクト、対艦戦のインターフェイスとか心当たりはいっぱいあるでしょう。ナデシコパロもあるのがニヤリ・・。そこいらがわからないと説明がほとんどないので会話の意味が不明になるかと。
物語はあまり関係ないのですが・・。この作品独自の楽しさがわかりません。

そんなこんなでここまでオタク、オヤジ知識を必要とする作品・・・よく出せたなと。。
{/netabare}













以下リアルタイムな覚書
{netabare}

3話まで、
ひたすら舞台説明、こちらも宇宙旅行を強制させるチュートリアル。海賊になる前にしっかり勉強しろてね。
どうやら日本語が常用なのか?習字してるし、船のあのシステム・・。
練習艦のデザインもOPにでるお約束の弁天丸ブリッジとは違い、トップなどのSFオタで言われてきた円卓、証券取引所タイプ。
お約束程度にお色気をいれてるが健康的なだけでエロも萌えもない。女子高生をガキあつかい。オトナとしてまったくもって正論。
船外でロープつけないのも絡まってあぶないからだろうな・・。ガスガン的なものがあるんでしょう。
セイリングじゃない、一般の通常エンジンなら半日で太陽回って往復できるってのもさりげない。あの世界は巡航でもすさまじい速度ってことですね。
プラネテス以来の本格宇宙SFだった。
リアリティと世界観にこだわってそのままおちゃらけだけどハードスペースオペラなのか・・基礎は知ってるんだぞと示しといて独自設定とかでぶっ壊すのか・・・楽しみ。

4話
もうこれこのまま部活作品でいいんじゃねえの。十分作品が成立してる。本格的に弁天丸に乗っちゃったら、おしまいな気がしてきた・・。みんなで乗り込むのか?二束のわらじか。
そんなことより小見川千明さんが恋しいのだが、またでるよね?・・・。電子戦とか地味だなぁwwこれは売れねえww楽しすぎるんだけどw

5話
エピソード1的な一区切り。
丁寧に説明を重ねてきた世界設定がついに明らかになる。
これ、かなり見せ方もお話もすごくうまいと思う。
あそこまで電子戦を見せといて、視聴者も登場人物もそんな航行システムっておかしくね?って思ったらコンピューターが無くても手動で操艦できるにきまってるじゃんって。ですよね。そもそもオデット2世は元々スタンドアローンのシステムだったわけだし。ちゃんと前フリしてる。
そして部長の通信が伝説の台詞『バカめ』wwwおまえがなw
あの攻撃方法とかあの作品のあれやしな。SF愛してるんですね。
視聴者の疑問に一気に回答をだし作品のノリも示してくれた。風呂敷たたむのがすごく綺麗。
ついでに宇宙空間で制服なのにパンツは絶対に見せないという製作の勇気!!。
普通なら着座の際に慣性の法則に逆らえないでスカートがめくれるはずなんだが・・・。仕掛けがあるんでしょう・・。

6話
やはり学園モノのほうがいいなぁ・・。まだまだ部活アニメのがよかった。海賊になったらエンディグでwざーさんが転校してしまったのが残念。たまに海賊って感じを期待。
そんなことより当OPを披露したはじめてみたももクロが斜め上のユニットすぎて衝撃的だった。。。

~10話
完全に銀英バリのスペースオペラになってきたYO。
作戦も銀英じゃねーかYO。
ポーズのかっこよさとか余分な台詞のなさとかすげえぞこの作品。
たまらんわぁ・・俺らはオタクであってヲタクではないというのを再認識させてくれる。
セレニティってアレか、セラムンからか。
戸松っちゃんヘタクソだなぁww。
ざーさんも好きじゃないけど、チアキちゃんいいな・・なんか似合ってるしかわいいわ。
マミとの絡みもなかなかでしたが、ノリノリで営業やってるのがなんともかわいらしい。

14話
こんなこともあろうかと・・なチアキチャン。
某作品でいう声優さんのギャラとか下世話なこと考えるとこ絶対やると思ったがなんか出すのが早いw〆にするべきネタじゃない?
日笠部長、レズらしいのにマジかっけえよ。
じつはこれがラストエピソードってことはないよね?かなりの長編にすんのかな・・。もうすこしタメがほしかった激アツいネタっすね・・。

~16
弁天丸にヨット部を乗せることでついでにSF考証というか説明もしてくれちゃう、普段のクルーがどれくらいすごい奴らなのか・・ってな。
うまいな・・
~17話
ブッ!!っていう衝撃のガチレズ展開。ドン引きするレベルのキスがすげごいっす。完全に入ってる音にわざとしているのは、ノリノリのアドリブか、いやがらせかw
ピンチになったらとにかくワープってもういつからだ・・古典的なお約束で燃えますね。

19
開幕から座右の銘が全否定されました。
なんか台詞の雰囲気もかわったな・・。


24
ド王道なクライマックス、ハーロックにツッコミをいれるセリフ。ガンダムだと演出見て察しろというだなw。かっこいいからは真理。
途中から感じていたがやはり海賊=おたく、オタクのような気がする。


海賊会議・・・あれですねヨーホーヨーホーのパクリっすね。
ハーロックの船外操縦→ホログラム、サイボーグ化で実現。
意味はない、かっこいいからだって・・wわかってるね。


クオリティは一定しないが絵の動かし方は要所要所でうまい。作画→本来アニメでは絵をうごかすこと。
セリフの使い方、テンポはすばらしい。説明的になりがちだが最小限。画面よく観とけってことかな。
アニメというよりは完全にガチなSF、


売り上げがまぁまぁすごいとの結果が・・世の中捨てたモンじゃねえな。


OPについて
モヒカンになったドラえもんが弾いているようなイントロからはじまり、どう考えてもロマサガイトケン節、ドラクエ風(というかクラシック)のごとく拍子が代わり、しょっちゅう変調、サビは90s王道のアニソンメロディー。泣き?っていうの?変にオサレぶらずにそのまま上がり続けて限界まで突破するという・・。で〆はFFのクリスタルのテーマってか。

ジャンル的にはシンフォニックメタルっていうの?。よく知らないけど。
マーティがあらぶってるのはわかった。
久しぶりに聞いたアニソンの珍曲なのは間違いない。
おもしろいけど、とにかく詰め込みすぎで疲れる。しかし中毒性が・・。
『ポゥ』じゃねーよ。マイケルネタかよ。

ももクロがヘタクソとかいわれるが、こんなすごいメロデイー誰もこのままは歌えないよ・・。きれいに歌うとたぶんダサいぞ。
あくまでタイアップじゃなくてアニソンだし、イメージってもんもある。
あえてアイドルのヘタクソボーカルなのがいいんだと思うよ。
ヒャダインさんもプロなんだから考慮してるんじゃないかな。
こういうヘンテコな曲を弾くとピアノを習っていたときのドラクエ4の気球のトラウマスイッチガ・・・・

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 50

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ゆるゆる演劇部「パンチラレス」釣りアニメ

2012年1月から6月TV放送された。全26話。

「ミニスカ宇宙海賊」(ミニスカパイレーツ)を元にした作品。
※笹本祐一のSF小説・ライトノベル。イラストは松本規之。
2008年10月より朝日ノベルズから刊行されている。

放送中は3話程度で挫折。

あらすじ。

ミニスカートの船長服を纏った女子高校生が、免許を受けた
「合法的」な宇宙海賊の船長として舞台で活躍する物語。

海明星に住む高校1年生の加藤茉莉香は、ある日、死んだと
思っていた父親が最近まで生きており、宇宙海賊船・弁天丸
の船長だったと知らされる。

さらに、弁天丸が海賊として活動を続けるうえで欠かせない
私掠船免状の継承の為には、直系の継嗣である茉莉香が船長
になるのが条件と告げられた。

茉莉香は女子高生兼宇宙海賊船演劇の船長役としての生活を
送る事になるが・・コスプレを極める事ができるか?

感想。

5話くらい迄淡々と丁寧に?海賊になるまでの経緯を展開。
台詞が淡々と進行して熱気の類は感じない・・名前だけを
見ると声優は相当に人気や実力のある人が多い筈?なのに
あまり得意としない役柄にローテーションされてお互いに
殺し合ってる感じ。

総合的に台本片手に舞台劇を演じている高校生という感じ。
主人公の演技に合わせて実力者も低レベル演技に徹した。

人気実力ともに出演声優の10指にも入らない主人公声優は
流石に無理があったのではないか・・6話~1クール終り迄
色々な交戦状態やトラブルの盛上がる部分で周囲の熱演に
完全に浮いてしまって、熱演側が滑稽な雰囲気になってる。

どのキャラも人格が完成された状態で成長する描写は無い。
その為キャラに感情移入し難く"お遊戯"を視ている感じ。

1クールクライマックスは無駄に丁寧な序盤~後半を完全に
否定する簡素な手抜き描写で「ポカーン」・・の大団円??
それで勲章貰える大活躍??尺の使い方が滑稽だった。

私にはキャラ・キャラデザ・メカデザ・演技・音楽が微妙
過ぎて演出も低年齢向けでハマれなかった。
OP/EDを聴いた雰囲気そのもののやや微妙な雰囲気が好きな
人用の作品で面白みは無い。


原作は本格的スペースオペラ?アニメはスペースオペラ?
その言葉は同じでも意味は全く違う。

何処が海賊?服装です。

バトル?ほとんどナンセンスな馴れ合い結末。

例え主人公が悪い事をしても「正義」だから無敵の意味不明。

兎に角軽い・・軽薄。

SF作品ではない。女子高生の日常を成長なく淡々と描いた。
制服での学園。メイド服でのバイト。海賊服での演劇。
この3点が軸で多忙な主人公が世界の中心。

一生懸命周囲が主人公を盛り上げるが・・個性がなく・・
蛋白で魅力が全くない主人公が決断する事は全て正しい!
流石血族! 本人の努力シーンは皆無。

血筋が良くカリスマのある主人公が何でも「流石!」という
中心に描かれるだけの低年齢向けアニメ。

劇場版ができるほど人気?何故?と思ったら殆どの評価が
女子校生が出てくるがパンチラがなく予想外に良かった?
不快なシーンや不快な悪人が出てこない等・・ゆとり??

「面白みは無いけど」という前置きの上で好評化する・・
全く意味不明の謎の評価が多かった・・不思議・・・

面白く無いものは面白く無い。それでいいだろうに・・

あと・・宇宙船が出たらSFなのだろうか?SF風とは想う。
抑揚がない描写が長い事を「丁寧な描写」と言えるのかな?
べらべらそれっぽい用語を羅列すればSF?中身が濃い?

ドラマ性などドキドキもワクワクも爽快感もない。
後半は前半よりは、それなりに面白いと聞いて視聴を・・
続けては視たものの・・・女子校ノリだった・・軽い。

面白くないがパンチラ等萌えやエロ描写がないので良く?
女子高生萌えパートが増える後半が高評価ってなんぞ??

単に近年の深夜枠アニメに苦言を呈した人の苦肉の評価?
その割にミニスカートの足フェチカットが多いが何なの?

私には中途半端な萌え路線でエログロ排除したものの・・
捨てきれずに不自然な雰囲気に確りしたSF設定が浮いて・・
更に方向性がふらふらした中途半端な作品に感じた。

確かに不快な描写はない。
だが・・午前中の女児用ヒロインアニメより緩い描写で・・
何処が濃い? どれも行動の切欠が無責任で稚拙・・
何れも問題を大きくした要因という非は描かずに結果だけ
取り上げて正義の味方風・・相手が酷い奴だったので正義。
何処が丁寧なんだろう?日常生活gdgdパートを丁寧に描く。

宇宙のステルヴィアと同じ監督作品とは思えない。



白凰女学院の生徒

加藤茉莉香:小松未可子
白凰女学院高等部1年生。
学業成績も宇宙機の操縦シミュレーション成績も優秀。
初等部から無遅刻・無欠席だった。可也ポジティブ思考。
父の後を継いで宇宙海賊船「弁天丸」の船長に就任した。

チアキ・クリハラ:花澤香菜
白凰海森星分校から転校生。色白に黒髪で鳶色の眼。
茉莉香と同学年。クールで冷徹だが、天然ツンデレ。
海賊船バルバルーサ船長ケンジョー・クリハラの娘。

遠藤 マミ:小見川千明
茉莉香の同級生で友人。喫茶店ランプ館でのバイト仲間。
手芸部員で、茉莉香の船長服のカスタマイズを手掛けた。

グリューエル・セレニティ:戸松遥
セレニティ連合王国星王家の第7正統皇女。初登場時12歳。
弁天丸との接触を取り繕う為に白凰女学院中等部へ留学。
かなり行動的な性格で、茉莉香いわく「密航好きのお姫様」
ゴンザエモン加藤芳郎とは知り合い。可成りの切れ者。

グリュンヒルデ・セレニティ:金元寿子
セレニティ連合王国星王家の第8正統皇女。愛称「ヒルデ」
グリューエルの妹。凰女学院へ入学しヨット部に所属。

ジェニー・ドリトル:佐藤利奈
ヨット部部長の三年生。同性愛者で、リンとは恋人関係。
星間輸送の大手「ヒュー&ドリトル星間運輸)社長の令嬢。

リン・ランブレッタ:日笠陽子
ヨット部副部長の二年生(のち部長)通信・電子戦が得意。
同性愛者でジェニーと恋人関係。悪巧みや悪知恵が得意。

弁天丸

ミーサ・グランドウッド:伊藤静
弁天丸の実質的な副長。女医で茉莉香の相談役兼参謀。
臨時の保健医として白凰女学院高等部に潜入していた。
セクシーな出で立ちが多い。実年齢は不明でタブー。

ケイン・マクドゥガル:松風雅也
操舵手。茉莉香のクラス担任兼ヨット部顧問として潜入。
優男。豪華客船襲撃アトラクションでは剣劇等を演じる。
「パラベラム号」操舵手のシェインという双子の弟がいる。

百眼:藤原啓治
ブリッジだけに限らず弁天丸の情報の収集・分析担当。
男性。アポロキャップをかぶっている。

クーリエ:堀江由衣
電子戦担当。金髪お団子髪に瓶底眼鏡でドテラ姿の女性。
銀河帝国情報部員のナッシュとは昔馴染。お菓子好き。

シュニッツァー:三宅健太
戦闘指揮担当。真空中でも宇宙服不要の戦闘サイボーグ。
頭部に2本の角を生やし、口許に鋭い牙をのぞかせる。

ルカ:水原薫
航法士。右目に眼帯で黒マント姿の女性。占いが得意。
水晶玉を模した立体ディスプレイを持っている。

三代目:松岡禎丞
機関担当。頭に鉢巻を結び、作業衣を着ている男性。
弁天丸の安否に神経を使い、些細な物事に大騒ぎする。

セレニティ連合王国

ヨートフ・シフ・シドー斧アツシ
セレニティ正統王家の枢密院侍従長。長命種の老人。

ヒュー&ドリトル星間運輸関係者

ロバート・ドリトル:津田英三
ジェニーの伯父。ヒュー&ドリトル代表取締役。元軍高官。
ジェニーとは彼女の父親の代からの犬猿の仲である。

ジュナイ・クールフ:内匠靖明
ジェニーの婚約者。ロバートと親しい政治家の息子。

その他の登場人物

加藤 梨理香:甲斐田裕子
茉莉香の母。新奥浜空港に管制官として務めている。
海明星の星系軍関係者にも顔が利く。男の様な言葉遣い。

ゴンザエモン加藤芳郎:小山力也
弁天丸の先代船長。梨理香の夫で茉莉香の父。
茉莉香には死んだようなものと説明していた。

ショウ:安元洋貴
ハロルド・ロイド保険組合のエージェントで弁天丸担当。
ハイテンションでファンキーアフロでグラサン姿の怪人。

銀九龍:松山鷹志
新奥浜空港で中華レストランを営むコック長。
海賊達の間で伝わる「伝説の料理人」の5人の息子の一人。

ナレーション 小山力也

イズミ・ユノモト:内田真礼:2年生
オデット二世の操帆を担当。

アスタ・アルハンコ:安野希世乃:2年生
オデット二世の操帆を担当。銀

小林丸翔子: 野村香菜子:2年生
オデット二世の索敵・レーダー系を担当。

エイプリル・ランバート:巽悠衣子:2年生
火器管制を担当。

ベリンダ・パーシー:三森すずこ:2年生
オデット二世の操帆を担当。

原田真希:赤崎千夏:1年生
白凰海賊団航法を担当。

サーシャ・ステイプル:高森奈津美:1年生
白凰海賊団動力を担当。

リリィ・ベル:佐藤聡美:1年生
オデット二世の通信を担当。

ウルスラ・アブラモフ:西明日香:1年生
白凰海賊団レーダーを担当。

新入生(第13話以降の1年生)
アイ・ホシミヤ 茅野愛衣
ヤヨイ・ヨシトミ 南條愛乃
ナタリア・グレンノース 伊瀬茉莉也

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

白凰海賊団に入団希望しますd(❀╹◡╹)っ

■モーレツ♡宇宙海賊ってタイトルで甘く見てたら大火傷よ♥
原作は『ミニスカ宇宙海賊』っていうライトノベルで、その著者の笹本祐一さんは自身で「現役最古のラノベ作家」と言ってるようですねw
アニメ化発表から2年の月日を経て『モーレツ♡宇宙海賊』と改名して放送開始にこぎつけたみたいです o(^ー^)o☆パチパチパチ

ストーリーはと言うと、主人公の加藤茉莉香[marika]はごくごく普通の女子高生で喫茶店でバイトしながら楽しい学園ライフをすごしていたのですけど、突然なにやら怪しげな人たちがバイト先にご登場w
なんと宇宙海賊船・弁天丸の乗組員でしかも茉莉花のママである梨理香[ririka]の知り合いっていうじゃないですか(;・∀・)ハッ?
先代船長のゴンザエモンって誰?Σ(- -ノ)ノ エェ!?パパなの…食中毒で死亡ってw
ママは何者Σ(- -ノ)ノ エェ!? 伝説の女海賊!?∑(゚◇゚;) ゲッ
突然カミングアウトされた茉莉花に驚くべき提案が…
海賊船・弁天丸に乗りなさい! 工エエェェ(´д`)ェェエエ工
茉莉花の青春の学園生活はどうなっちゃうのでしょうねw


■モーレツ♡宇宙海賊に出逢った日の日記 φ( ̄∇ ̄o)
1話観た瞬間、こっこれは…面白いって思っちゃいました♪
宇宙海賊と高生生活の両立という奇抜な設定とか、制服にいかにもっていう海賊服のコラボレーションといったギャップが新鮮で面白かったです♪
設定は斬新なのですけど、その中身はどうやら「まともな宇宙モノ」って事なのでシリアスなアクションシーンなんかも期待できそうです♪
作画の方もクオリティが高くって、艦隊戦なんかかなりの迫力があるんじゃないかなぁって楽しみにしてます!

キャストの方もかなり豪華なんですけど、ヒロインで主人公役の茉莉花役に大抜擢されたのが小松未可子さんでしたね!
引っ張りだこの人気声優さんたちを押しのけてのキャスティングだけに、彼女の演技力にも注目したいところです♪

茉莉花を中心に、学園生活と海賊の2つの視点からキャラの友情や成長をみれそうなので、今後の展開を((o(´∀`)o))ワクワクしながら楽しみたいと思っています♪


■総評
「決断は自分で選んだベスト!!」って茉莉花も言ってましたけど、「モーレツ♡宇宙海賊」ってタイトルで判断しないで本当に良かったなって思いました♪
作品のタイトルを初めて見た時は、品の無さそうなタイトルだなって思っちゃったんですよねwヾ(´ε`*;)ゝ
それが1話観た時に、あっ!面白そう♪って思って第一印象は良かったんです!
ただ2クール作品なので、最後までこの期待に応えてくれるのかな?ってちょっと不安も抱きつつ視聴だったんですけどね(^ー^* )フフ♪
そんな不安もどこ吹く風って感じで、観るたびにo(^O^*=*^O^)o ワクワクさせてくれてグイグイ作品の魅力に惹きこまれていくのでした( ̄▽ ̄)=3 プハァー

まずσ( ̄∇ ̄*)アタシの目を釘付けにしたのは、優雅で秀麗な「オデットⅡ世」でした♪
宇宙空間でありながら「帆船」という設定がとっても新鮮で、マストを広げソーラーセイルに太陽光を受けて静かに航行する船体はとっても美しく、白凰女学院ヨット部らしい船体だったと思います(゚∇^d) グッ!!
また映像としての見せ方もとっても良かったですね♪
宇宙空間に限らず、遠近を意識した見せ方が秀逸で、地上と宇宙空間など適材適所でCGの使い方にも工夫が観られました!
オデットⅡ世は磨き上げられた汚れ一つない美しい船体なんですけど、弁天丸やバルバロッサ等の現役の海賊船は使い古された感じに仕上げていて、そういった細かい所にまで配慮されているところも好印象でした(*^^*)

女子高生と海賊というアンバランスな設定を見事に融合してしまったこの作品の世界観をつくり上げるために、キメ細かい設定がなされているのですけど、それが観ている視聴者にわかり辛くならないように心配りされているシナリオ構成は、2クールを無駄なく安定した面白さを見せてくれていた印象です(⌒^⌒*)b
各話の冒頭のナレーションは「ガンダム」とかでもお馴染みですけど、細かい設定や世界観を少しでも理解しやすくするためには有効ですし、作中での説明臭くなる部分をここで解消する役目もあるんでしょうね♪
また、この時代では砲撃戦や白兵戦の前に「電子線」がとっても重要であることも、白凰女学院ヨット部の演習のシーンで取り入れることでさり気なく指南してくれてましたね♪
ただヨット部のメンバーと弁天丸を関連付けるのにちょっと強引だったかなって思いましたけど(感染症で隔離ってねw)、それ以外は茉莉花を中心に個々の個性を生かしつつバランスよくキャラを動かしていた印象です(*^^*)

声優さんでは茉莉花役の小松未可子さんは自信の一生懸命な感じが相まってなのか「海賊船見習い」と言う微妙な立場を上手く演じていてとっても良かったと思います♪
また、茉莉花の親友で役を演じた小見川千明さんも演技にも関心しました☆彡
「花咲くいろは」でミンチ役を演じていた小見川さんだったんですか∑('◇'*)エェッ!?って驚いちゃいました!声優さんって♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!

そういえば、1話でミーサさんがこんな事言ってましたけどρ( ̄∇ ̄o)
「ホントだったら加藤船長もこんなことはしたくはなかったんだろうけど・・・」
この本当の意味はなんだったのでしょうね♪
原作を読んだことないのでわからないですけど、故・・・ゴンザエモン船長wと、「ブラスターリリカ」こと梨理香さんの思惑が不透明なままなので続きがあるのかな?
茉莉香が正式に船長になった姿も観てみたいですし、まだまだ弁天丸の活躍を観たいので続編を強く希望します八(^□^*) オネガイ!!


■MUSIC♫
OP曲『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』
 【作詞・作曲・編曲】前山田健一 【歌】ももいろクローバーZ
 ヒャダインこと前山田健一さんとももクロとのコラボはドラゴンクライシスのED曲「ミライボウル」以来かな?
 ももクロの元気な部分を前面に押し出したモーレツなナンバーですw
 
ED曲『LOST CHILD』
 【作曲・編曲】NARASAKI【歌】ももいろクローバーZ
 こちらも「ミライボール」の編曲を担当したNARASAKIさんの楽曲です♪
 荒削りさが癖になるももクロの魅力を惹き立てる軽快なエレクトロニカなナンバーですd(-_^)good!!

ED曲『Black Holy』(第9話、第12話、第16話)
ED曲『透明な夜空 〜瞬く星に包まれて〜』
ED曲『未來航路』
 【歌】小松未可子
 ももクロのあとに聴くとなんだかC=(^◇^ ; ホッ!としちゃう憂いがある小松さんの歌声♪
 楽曲はオーソドックスでキャッチーな構成となってるのでとっても聴きやすいです。☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!
 個人的には『Black Holy』のようなBメロからサビにかけて盛り上がるアップテンポな曲がお気に入りです♪


2012.01.21・第一の手記
2012.10.07・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 69

75.5 4 ポジティブで女子高生なアニメランキング4位
ランウェイで笑って(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (384)
1481人が棚に入れました
身長158cmの藤戸千雪の夢は、パリコレモデル。モデルとして致命的な低身長を理由に、周囲は「諦めろ」と言うが、それでも折れない。そんなとき、家族を養うためにファッションデザイナーの夢を諦めようとする都村育人に出会う。――これは一途に夢を追って走り続ける、2人の物語。

声優・キャラクター
花守ゆみり、花江夏樹
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

やれることもやれないことも何でもやる

原作けっこう既読


「これだけの個性、誰が持ってる?」

一人の野球解説者がその年大注目のドラフト1位の選手について意見を求められこう答えた。
実はこの発言には少し驚いた。リアリズムに徹し、日本シリーズで完全試合目前の投手を9回交替。鉄板のストッパーを投入し勝利をもぎ取った采配。リップサービスとは無縁の人物と思ってたからである。
それまでにこの類まれな個性を持った高校生には「プロはそんなに甘くない」「一つに絞ったほうがいい」一流の元選手、元監督。解説者の多くがそんな言葉を投げかけていた。世間の盛り上がりをよそに“その世界に身を置いた者”だからこその説得力を武器に若者の挑戦を否定的に捉えていた。せいぜい「いいんじゃないんですか。頑張ってほしいですね(棒)」とマイクを向けられた現役選手が当たり障りなく言うくらい。

 {netabare}その道のプロが無理と言ったらそういうもんかと思う{/netabare}

本職の多くが否定的に言うもんで、徐々に投手と野手どっちがいいか?みたいな論へと流れていったのを覚えてる。ドラ1高校生の名は大谷翔平。大谷の挑戦に支持を表明した解説者は落合博満である。落合は続ける。

「あの年のピッチャーNO1ね。バッターNO1。大谷に勝る選手は1人もいなかったの。これは、誰が何を言おうが、これは事実だと思うの」
「じゃあ、どうするんだろうって考えた時に、どっちもトップクラスなんだったら、やりたいならやらせてみなければ。皆が言ってるのは、現場で何をやってるかじゃなくって、考えて、それは無理だろうとか、無茶やるなよって話なんであってね。本人がやるってものを止める必要もないだろうと」

と日本ハム・栗山監督の決断に賛同を示し、自分が監督でも二刀流に挑戦させるとした。リップサービスをする人物でないことは野球ファンなら誰でもおわかりになるだろう。
そして物語の主役大谷は当初の目標でもあったメジャーリーグに舞台を移し、“二刀流”に挑戦中。比較対象がベーブ・ルースだったりする凄さを我々は現在進行形で味わえているのです。


前置き長くなりましたが、この一連をファッションの世界に置き換えた話が本作『ランウェイで笑って』で展開されております。たぶん。

マガジン案件全12話。もの珍しいW主人公スタイル。
パリコレを目指す本作のヒロイン藤戸千雪(CV花守ゆみり)。彼女の身長は158cm。要件と言われる175cm以上を満たしておらず絶望的。救いは夢に向かって腹は据わっていること。「覚悟はいいか?オレはできてる」を地でいく娘。
デザイナー志望(だった)本作の主人公都村育人(CV花江夏樹)。大卒専門卒が要件の業界に於いて進学することを彼の家庭環境が許してくれません。超貧乏で妹たちの学費を稼ぐ使命があるのです。

下手に知ってると無茶なことにしか見えない二人の挑戦。
人事やリーダー経験のある方。才気溢れる都村くんを雇えるでしょうか?
現場で実際に働くとなるといろいろ知識が必要で、そこらへん空っぽです。知識ないから基本的な指示しても「できません」って言うだけだし、何よりこの手の子って繊細な子が多すぎ。となると手間かけて教育しても、勝手に自信喪失してフェードアウトしていったり。丁稚経験ないので理想と現実のギャップとか、学校で専攻してきた人の手際のよさとか見て心が折れちゃう。そんな新人を腐るほどみてきたことでしょう。
千雪の状況はもっと絶望的です。
タッパが要ることには理由があって、その常識は業界あまねく共有されているディシプリンのようなものです。つまり“身長が足りてない”ことでノーチャンス。落とされようが文句は言えません。読者モデルなど雑誌を主戦場にする手はありましょうが、彼女の目標はパリコレをゴールとするショーモデルというのでワンチャンないところからスタートです。

「喝っ!」と張○さんに秒殺されることは確実。まぁハリさんだけなら信憑性怪しくても、ノムさん、原辰徳の優勝経験監督。古田、仁志、谷繁らの理論派。総出で「お前はプロには向かん」と突きつけられる感じです。


という事情も考慮すれば、このお話は“藤戸千雪がパリコレモデルになるまでの物語”“都村育人がトップデザイナーになる物語”である以上に、

 {netabare}“二人の挑戦をご都合主義に見せない物語”{/netabare}

である必要が出てきます。そしてそのことはおおむね達成されています。いちいち気にしてられませんが、ジャイアントキリング要素のある作品は詳細設定をミスると目が当てられなくなりますもんね。
ここのサイトを見てる方でももしかすると甲子園出場経験者おるやもしれませんが、いちいち作品内の野球回ある度に噛みついてられないでしょう。その握り方であの飛距離はありえないみたいな(笑)


さて、原作組からみればアニメは相当端折ってました。アニメ組の方気づきましたか?
決定的な説明不足には陥らなかったまるで都村くんのパッチワークばりの職人技に拍手送りたいです。
そんな駆け足とはみせない駆け足の影響なのか、サブタイトルでの作品タイトル回収が早々{netabare}(第3話){/netabare}にやってきます。
そこで何の疑問も湧かなかったタイトルの意味を理解します。“禁忌”“ダメなもの”“無理なもの”二人が夢を叶えるには常識を覆す覚悟が必要で、それを一言で言い表したタイトルになっとるのです。
そのタイトル回収回はまさにモデルの常識をぶっ壊しながら二人にワンチャンあるかもと光さす前半の勝負回でした。たぶんこのへんまで観て合わないようでしたら撤退でいいんじゃないかと思います。
メインキャラにはあと二人。モデルの才にものすごく恵まれながらデザイナー志望の長谷川心(CV茅野愛衣)。日本のトップブランドのファウンダーでありデザイナーの孫でこれまたものすごく才能あるというか圧倒的な実力の持ち主綾野遠(CV木村良平)。がずっぷりと物語に関わってきます。


そもそもマガジン案件は個人的にいつも楽しんでますのでそれこそ「いつもお世話になっております」的な仕上がりでした。
駆け足だったことの功績で最終話を一区切りとしては最高の断面で幕を閉じられたと思います。中途半端な終わり方をさせずきっちり纏め続編も期待させる理想の“1期”という感じでした。続編を期待したい良作です。



※ネタバレ所感

■セイラさんに始まりセイラさんで終わる

人気モデルのセイラ(CV牧野由依)さん。
{netabare}芸華祭で「これからも頑張ってね。デザイナーとして」と心にトロフィーを渡したトップモデルのセイラさん。他の審査員が綾野にトップ票を入れる中で心に票を入れてます。いやー怖いですね~。とはいえセイラさんの何気ない“いいね”が千雪と育人の運命を変えたのでした。今後もキーパーソンです。

☆原作ネタバレ(重度):セイラさんその後
{netabare}「やっぱり…あの時、心ちゃんじゃなくてアンタを潰しておけばよかった…!!」
セイラさんが誰に向けて言ったかは内緒。{/netabare}{/netabare}



■オーラ

なにげに好きな回{netabare}(第7話){/netabare}
{netabare}雫さん曰くモデルのオーラは体型から放たれるものと心の姿勢(自信)から滲み出る二種類があるらしい。
千雪は後者で立ち向かおうとしたけど、モデルをやめたい心のオーラのほうが遥かに上でその場にいる全員を圧倒してしまったという現実が残酷でよい。手袋用意してたり準備万端で備えているのはチビのほうなのにね。
だいたい負の感情がオーラを遠ざけるなんて迷信みたいなもので、撮影後に千雪は心に悔しさをぶつけてしまったけれど「泣いてない」と必死の抵抗を見せるあたり、ただ可愛いってのではなくて、やれることは何でも実践しようというのが見て取れます。
そういえば、運を集めるとの趣旨でゴミ拾いを率先垂範する大谷選手と同じものを感じますね。小さい粒を一つずつ拾い上げる作業をストイックに実践していくことが夢への道なんでしょう。
そういえばのそういえばで大谷と同じ年のドラ1で4球団の指名を受けて某六甲おろし球団に入団したドラゴンじゃないふじ○み選手とよい比較になります。内容は省略。察しておくれ。

そんな千雪に寄りそう雫さんも良い。
「慰めるよ。ずっと。ずっと」
優しいだけじゃないんですよね。雫さんの覚悟です。

☆原作ネタバレ(中度):雫さんと五十嵐(心のマネージャー)の因縁
{netabare}二人はかつて先輩(五十嵐)後輩(雫)の間柄。当時の雫はバラエティ志望でモデルにやる気はなし。レッスン適当、減量無視で大メシ喰らい。それでも素質はあったので事務所のエースに成りかけていた。
それなのにいきなり雫が最大手の現事務所から無名の新興事務所(ミルネージュ)に移ると言い出す。五十嵐は当然キレて罵詈雑言吐き捨てる。
数年後、五十嵐は身長の伸び悩み(167cm)と共にモデルとしても伸び悩んでいた。そんな頃、雫のパリコレデビューの報。しかも五十嵐が夢見ていたブランド『ラーレフォン』での出演。
そして闇落ち。自分は夢を叶える為に手段など選べるような立場ではないと。それからの彼女は有力者に枕営業の末、憧れだった『ラーレフォン』のランウェイに立つ事に成功。
本番直前、彼女は自分に言い聞かせる。自分は夢を叶えた、自分は幸せなんだと。そう思わないとやってられないから。しかし実際に舞台に立って湧き上がった感情は「何だ、こんなものか」だった。五十嵐はこれを機にモデルを辞めマネージャーとなる。

手段を選ばず夢を叶えたが幸せになれなかった五十嵐。
こっから以降はアニメでも描かれてること。向いてない人間に出来る事は諦めて妥協すること、正面からぶつかって挫折すること、手段を選ばず夢を叶えることの3種類しかないと彼女は信じてる。
千雪は「正面からぶつかって夢を叶える」の4つめの選択肢の只中にいる。かつての自分がダブる五十嵐は雫に引導を渡すよう言うが、雫はすでに千雪と共に歩む覚悟を決めていた。
「慰めるよ。ずっと。ずっと。」にはそんな想いが込められている。{/netabare}{/netabare}



■綾野遠くんのノルマ

デザイナーとパタンナー両方できるのに分業へのプライドで優秀なパタンナー募集中だった綾野くん。
{netabare}目標の名刺53枚越えならずの52枚でした。これトランプでいうジョーカー1枚足りないだけみたいな。
53分の1とはいえそのジョーカー1枚が都村育人という強力なカードであり、ジョーカーを手に入れた綾野くんが今後どう羽ばたいてくかも楽しみな今後でしたね。

育人が11位というのもその理由も納得。才能だけでなんとかなっちゃう物語にしないことで千雪と育人とのバランスが取れ、まるで戦友のような二人の関係に説得力が出てきますもん。{/netabare}




※ここからオマケ

■ViVi

そのまんま名前出てたので協賛か協力してるんすね、きっと。
『ViVi』は女子大か短大っぽいイメージですけど合ってます?あと『CanCan』とかありましたね。そこで大学行った方。周りの女子何読んでました?ウチは『JJ』が圧倒的でしたね。私も買ってました。下手な男性誌買うより女の子と話を合わせやすいし、女の子が家に遊びに来ると雑誌をネタにいろんな駆け引きを楽しめるかも。現役の方はどうぞ!

それはそうとアニメのほうはもうチョイ被服に作画カロリーというかデザインカロリー割いてもよかったかもしれませんね。



■長男

花江さんってそういう運命なんでしょうか。
{netabare}「ああ~…泣きそう。頑張れ長男。負けるな長男」
この鬼滅臭。病弱な育人ママは桑島法子さんが声をあてられてました。{/netabare}

{netabare}別件。『ピアノの森』ではモノローグマシマシでショパンのバラ1を演奏してました。
言わずと知れた『四月は君の嘘』の最終回です。{/netabare}



■主題歌

わたくしややもすると姿勢が隣国に厳しいことを自覚してますが、是々非々でとは思っているのです。
以前ネットコミュニティで東○神起のファンに絡まれたのも嫌な思い出だったり。それは置いといてもEDはちょっといただけない感じでしたね。
ネイティブじゃないアーティストの日本語バラードって発音の違いが目立つもので違和感が残るものです。これは国籍問わず。そのうえ特にお隣の国のアーティストの印象を端的に表すと、

 オーディエンスをうっとりさせるのではなく、本人がうっとりしてる

なんだろう。好きな人ごめんね。あ、それとなんかこの方エイプリルフールでやらかしてたけど、無事ラナウェイ(run away)できてたらいいっすね。



それと最後に一個だけ。
心ちゃんはおそらくモデルとして売れる可能性高しなので、そっちの実績作って知名度上げてから30歳くらいでデザイナーに転身という世界線に身を投じたほうが稼げてると思います。
それに向けたお勉強ということにすれば五十嵐マネの説得材料にはなりそうですがどうでしょう?



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

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2020.04.04 初稿
2020.10.14 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 59
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

オシャレが分からない人生でした(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルでいうなら、むしろスポ根ですね。

ファッション、モデルを題材にしています。

私自身、オシャレとかファッションなんて「クダラナイ」と思う人ですが、

オシャレとかファッションとかに真剣な人を「クダラナイ」とは思いません。

自分とは違う道を行く人なのだろうけれど、それはそれでリスペクトし、応援したいと思います。思わせてくれます。

そういう力を持ったアニメです。

ランウェイを歩くショーモデルと、ファッションデザイナーのダブル主人公という、一風変わったアニメ。でも、とにかく、しっかり面白いです。熱いです。

一番近いアニメは、「ボールルームへようこそ」かな。あのアニメが好きなら、きっと楽しめると思います♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
こういうダブル主人公、良いなと。

デザイナーを目指す都村育人と、モデルを目指す藤戸千雪は、同志であり、ライバルであり、仲間であり、きっと恋仲になる。

二人とも、「貧乏」「身長」という、自分にはどうしようもない事情により、夢を諦めそうになる。それを、諦めないド根性で乗り越えていく、王道のスポ根アニメ。

王道ながらここまで面白くなったのは、「ファッション界」という題材が目新しく、しかも、モデルとデザイナーという二本立てだから、ますます飽きがこない。それから、育人の家族達の感動要素があり、千雪の(怒り方の)可愛さや笑いが良い緩衝材になってて、バランス最高でした。

「ランウェイで笑って」てのも、最初は「成功して」「夢を叶えて」という意味だけかと思っていましたが、「不可能(タブー)に挑戦して」という意味も含まれると知り、上手いタイトルだなと。

う~ん、あまりに王道過ぎて、これ以上書くことないな(笑)

まあとにかく、千雪可愛かったです(笑) 弱くて強い、負けず嫌いで不器用で。リアルにいたら好みのタイプですね。

本作はダブル主人公ながら、このアニメ1期ではやや育人寄りの展開だったので、2期は千雪メインで観たいな~。
{/netabare}

【余談~ オシャレが分からない人生でしたw ~】
{netabare}
以下、ファッションのファの字も分からぬ武道家の戯言と、小バカにしながら読んで頂けたら幸いです(笑)

ファッション雑誌って、ほぼ買ったことないです。自分自身、好きな服装とか格好良い(可愛い)と感じる服はあるけれど、「オシャレ」「流行」とは違い、「好み」ってだけだと思います。

昔、初めて海外(アメリカ)に行ったときに思いました。

外人、白Tとジーパンだけなのに、格好良い。

てか、そもそも、欧米の人って、お洒落か? いや、お洒落な人もいるだろうけど、シンプルな服装している人が圧倒的に多かったけど。全国民のオシャレさ、というより、「オシャレを気にしてる度」「オシャレになろうと頑張ってる度」では、日本人がぶっちぎりで勝ってる(ある意味負けてる)と思うんだけど。

まあ、良いや(笑) 初海外で感じたのは、

「カッコイイ、人が着てれば、何着ても、格好良いと いう残酷さ」

なんて、大現実(笑) そして、逆もまた然り。一般的な日本人のおっさんが白Tジーパン着ても、絶対に格好良くはならないもん。

悔しかったら、ファッション雑誌のモデルを、イケメンでも美女でもない、一般的な日本人にしてみやがれってんだ。それでも「格好良い」と思うなら、それは本当にオシャレなんだと認めたい。が、大抵、「オシャレ」って、「頑張っている」か「誤魔化している」だけなんじゃないかな~と思ってる。

同じことは、申し訳ないけど、モデルさんにも感じること。

昔、アパートの目と鼻の先にレッスンスタジオがあって、(名前を知っている人は来なかったが)、明らかにモデルさんだと思う人がよく出入りしていた。

初めて見たとき、ビックリしたな~。足なっがいし、ほっそいし。背筋シュッとしてるし。

でも正直、「違和感」しか感じなかった。

いや、モデルさんが、物凄い努力をして、あの体型を作っていることはわかるし、それを否定するのは失礼だとも思うんですよ。

でも、なんか「自分のデータベースにはない」体型で。街に溶け込まないというか、宇宙人ぽいっていうか、足折れそうというか、、、。健康面を気にしてしまいました。

主観ではありますが、はっきり言って、可愛い、魅力的だと思いません。テレビ画面越しならともかく、リアルに会って、皆は魅力的に感じるのかな? コンビニにいる、普通に可愛い娘の方が、可愛いな~と感じるんですよね、私は。中肉中背が、一番です(笑)

ということから分かるように、モデルさんって多分、女性向け、プロ向けなんですよね。一般の男に向けていない。だから、身近な感じより、浮世離れしている方が格好良いんでしょうね。

あと、ランウェイを歩く服も、ようは「プロ向き」であり、そのブランドのコンセプトを極端に打ち出した物と聞きます。プロのバイヤーはそこから、一般向けの服のイメージを膨らませることができる。綾野のショーは、それを分かりやすいカタチにしていましたね。

てな感じで、私はこのアニメの「ファッション」の部分には、一切共感できませんでした。なんなら、日本人の平均身長の千雪が似合う服が、一番良いんじゃないかと思うから、千雪が否定されまくるのに、イラっとするくらいでした(笑)

でも逆に、「そんな私ですら十分に楽しめた」というのは、凄いアニメなんだろうと思います。ファッションが好きな方なら、更に楽しめたのかな?
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
雑誌とかのモデルではなく、ショーモデル、パリコレ目指すってのは良いと思う。身長が低いってのもあって、スポ根要素もあるのかな? ファッションデザイナー男子との恋愛も? ダブル主人公ね。1話目でかなりスッキリまとめたな。好評価っすね。なるほど、「ランウェイで笑う」は、「常識をぶち壊す」みたいな意味もあるのか。上手いな。

2話目 ☆4
男の子なんだな(笑) ハジメヤナギダ、強いキャラだな。生き馬の目を抜く、って感じだな。これ、「前の日に一緒に徹夜で作業してる」のが、地味に大きいな。実力を認めてるってことだし。

3話目 ☆4
熱い展開だな。てか、これは昔から思っていたことだけど、日本の平均身長に近いモデルが着て、一番似合う服が良い服なんでないの? っていうのが、自分なりの感覚なんだけど、多分、「こうなりたい、なれる」というのがあるのかな?

4話目 ☆5
お仕置き?って、メチャ可愛らしいな(笑) ダメだ、メッチャ応援したい(笑) 天才ライバルって感じ?

5話目 ☆3
恋のライバル? カワイイけどねw モデルとデザイナーのどちらが上とかじゃなくて、フラットな視点を大切にしてる作品だね。服を作れる現役モデルって、ある意味商業価値高いというか、事務所的にもメリットあるんでない? ローラw テレビだけ観てれば、、、確かに(笑)

6話目 ☆4
捨てる覚悟、捨てない覚悟。でも、勝たないと証明できない。。。真理だな~。

7話目 ☆4
貶めからは自信は生まれない。どうしようもなく、悔しい。「泣いてない!」(笑)

8話目 ☆4
何ヵ所も転移、、、。かなり厳しいよな。デザイナーとパタンナーね。悪魔の囁き。お金がない、切実。大事なものと大事なものを天秤にかける。また、悪魔の囁き。そして、救う神ありだな。200万、すげぇな、ペーペーでもそんなもらえるのか。

9話目 ☆4
ビンタ(笑) 本気で、やらなきゃ。泣ける。

10話目 ☆4
服の良し悪しは分からないけど、お母さんの涙にはもらい泣きしそうになった(笑)

11話目 ☆4
1話まるごと、ランウェイか。熱いな。最後、涙が重く、素敵だった。

12話目 ☆4
綾野、時間が短いな。しゃがめ、しゃがめ(笑) なるほど、モデルとして潰すために、セイラが推したか。11位は意外だな。リアルクローズ。この負けが「学びの意欲」に繋がり、んで、大学編? 綾野が辞退ね。頑張れ長男、負けるな長男(笑) んだよな、17歳だもんな。悔しがってほしい(笑) やる気がでない。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

何かに一生懸命っていいな。それがハンデがあったとしても。

身長が足りなくて、パリコレモデルの夢の実現が困難な千雪。
進学ができなくて、ファッションデザイナーの夢の実現が困難な育人。
この二人を中心に、困難を乗り越えて夢を実現していく姿が描かれていきます。
原作未読ですが、原作も14巻まで刊行されてて人気あるみたいです。

特に家庭事情から才能があるのに進学できず夢をあきらめようとしていた育人を応援したくなります。
もうこれ育人くん物語でいいじゃん、って思ってたら、主人公はどうやら育人みたいですね。
うじうじしがちな育人ですが、ヒロインの千雪のグイグイ引っ張っていく性格に背中を押されながら千雪と共に夢に向かって進みます。
何かに一生懸命な人ってステキで、元気をもらえます!

8話見ました。好きなことで頑張りたいけど、その人の環境によって大きく影響されるのは現実でもよくあることですよね。
各話のレビューは以下のとおりです。

1話「これは君の物語」
{netabare}千雪と育人が出会うお話。
身長が低くてパリコレモデルは無理だと言われて反発してきた千雪。
でも高卒でデザイナーになりたいと言う育人に無理じゃない?と言ってしまい自己嫌悪に。
千雪は育人に自分に合う服を作って欲しいとお願いする。
出来上がった服は評判になって、千雪の親が経営するミルネージュが買い取ってくれることに!{/netabare}
2話「プロの世界」
{netabare}作って欲しい人がいて、着てくれる人がいればそれだけで幸せだと語る育人。
モノづくりの基本だと思うけど、忙しさやしがらみなどで忘れがちな気持ちだよね。
千雪に背中を押されて、再びミルネージュに行きデザイナーとして雇って欲しいとお願いに行く。
そこで紹介されたデザイナーの柳田のところに行くけど・・
きちんと技術を習っていない育人に対して帰れと言う柳田。でも夢をあきらめない育人は必死にお願いしてなんとか残れることに。
東京コレクションが始まり、モデルが1人来ないというトラブルが起こって千雪が代理で来るけど、低身長のために服が合わなくて・・さらに服を縫えるスタッフも疲労で倒れてしまって(゜o゜)
次回が気になる終わり方は良いですね。{/netabare}
3話「ランウェイで笑って」
{netabare}ここでいきなりタイトル話きたのでちょっとびっくり!
倒れたスタッフの代わりに千雪に合うように服を作り直す育人。
残りあと15分・・私だったら頭真っ白になっちゃいますよこれ(>_<)
悩む育人の顏をぴしゃりと叩いて励ます千雪。でもその千雪の手もプレッシャーで震えてて。
そしてなんとか完成した服を着てランウェイを歩く千雪。
ランウェイでは服を目立たせるためにモデルは笑ってはいけない。
でも、ヒールが折れて転んだ時に育人の「仕掛け」に気づいてランウェイで微笑む千雪。
それを見ていた編集者の子の心の声が私の気持ちと重なって、ちょっとうるっとしちゃいました。{/netabare}
4話「若き才能たち」
{netabare}好きだけじゃ続かない、好きの先に何かを見つけないと挫折する。お前の野望は何だ、と柳田に問われて、着た人が笑顔になる、そんな服を作りたいと答える育人。
その想いが続いたら、届いたらいいね・・
柳田のスタッフが急に辞めてしまい、代わりの子を服飾芸華大学に探しにいくことに。
そこで出会った有名デザイナーの孫の綾野遠と、モデルだけどデザイナー志望の長谷川心が手伝ってくれることになって。
綾野は見ただけで服のラインの変化に気づいた育人に驚き、その才能に興味を持つ。
パタンナーとしての育人の才能が欲しい綾野は、自分のブランドに引き入れようとするけど・・{/netabare}
5話「それぞれの流儀」
{netabare} 芸華大のコンテスト「芸華祭」。そのグランプリ商品は、ブランド立ち上げ援助とパリ留学!
それを聞いて胸を躍らせる育人。
学校の前で絡まれてる心を助ける育人。でも絡んでた相手は心のマネージャーで。
モデルをやりたくないから、デザイナーに憧れてるふりをしてる、本気で目指している人に失礼だとまで言われて・・
でも、心が落としたノートを見た育人は、心のデザイナーに本気でなりたい気持ちが分かって。
育人は芸華祭に一緒に出ようと心を誘う。
そして予選。お題はモデルのセーラがおしゃれに着れる服を作ること。
ヒントが欲しくて千雪のとこに。家の中でもヒール履いてるってすごいな。足が痛くなりそう(>_<)
でも、なりたいものになりたくて、頑張ってる人ってそういうものかも。{/netabare}
6話「優越感と劣等感」
{netabare}育人を尊敬してるってクラスメイトにはっきりと言える千雪ってカッコイイな。
芸華大コンテスト予選が始まる。育人が作ったのはセーラのパジャマ。
批評で綾野にダサいと言われて落ち込むけど、3位になって本戦に進めることに!
一方、千雪もモデルとして自分を売り込むために、ポートフィリオを作成するけど、育人が作った服を着てくれたのと、育人のことを友達ですって言ったとこは良かったです♪
でもなかなか売り込みがうまくいかないところに、東京コレクションに来ていた雑誌編集の新沼さんが拾ってくれてなんとか欠員が出たことで撮影の仕事がもらえることに!
前回の部屋ヒールもだけど、千雪の必死に頑張る姿を見てちょっとうるっときちゃいました。
仕事先で、モデルとして来た心に出会い、その存在感に圧倒される千雪。{/netabare}
7話「オーラ(存在感)」
{netabare}モデルに一番必要なのはオーラ。それは自信を持つこと。
昔そう言われたことを思い出し、気を引き締める千雪。
でも・・心との差を見せつけられ、さらに構図が悪い、と撮影から外される。よくあることかもだけどつらいなぁ。
メインの心の手は裁縫でキズだらけで・・それを見た千雪はもっと本気でやってよ!と心に気持ちをぶつける。
仕事の帰り、心がマネージャーに私のせいでつらい思いをする人がいるからモデルを辞めたいと言ってるのを聞いてしまう千雪。そして自分の本気の気持ちを心にぶつける。
本気と覚悟。そして努力。それでも届かないこともあるけど、そういう人ってとても素敵だなって思います。{/netabare}
8話「デザイナーの器」
{netabare}お母さんの入院費をまとめて払わなければならなくなり、デザイナーの手伝いを辞めてバイトをしようとする育人。
好きなことがしたいだけなのに、お金がないことに振り回されて・・
そんな時、思わぬところから幸運が舞い込んで!
都合よく進んだ感じもあるけど、ちゃんと伏線を回収した感じなので良かったと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

77.8 5 ポジティブで女子高生なアニメランキング5位
Aチャンネル(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1551)
8069人が棚に入れました
「Aチャンネル」は学園コメディ。天然かつドジッ子のるん、その幼馴染でるんが大好きなトオル、弱気な関西娘ユー子、ツッコミ役のナギの個性的な4人が織り成すハイスクールライフが描かれている。

声優・キャラクター
福原香織、悠木碧、内山夕実、寿美菜子、又吉愛、斎藤桃子、茅原実里、沢城みゆき、小野大輔

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

A!A!Aチャンネルー!!

今期の癒しアニメ枠です
なんてことのない日常描写で、ポロポロと泣けてくるアニメは、ARIA以来ですね


ストーリーは何もないです、が、何もないのが却って良いんですよね、このアニメに至っては
彼女たちの日常が、私の日常になっていた、とでも言いましょうか
るんちゃんとトオルと、ユー子とナギと、ゆたかとみぽりんも含めて、楽しそうにしてる彼女らの毎日を見ることが、私の生活の一部に組み込まれてたわけです
愛おしいんですよね、みんな
台詞が在り来たりでも、動きがあんまなくても、彼女たちが居てくれるだけで満足なんですよ
そういった意味で、最終回を迎えるのが辛かったですね
出来ることならいつまでも見ていたい、そんな作品でした

監督:小野学×脚本:浦畑達彦×作監:佐々木政勝
咲スタッフが再集結してます!これだけで見る価値がありますね、制作は元GONZO5スタのStudio五組
咲も新アニメ化プロジェクトが発表されて、Studio五組で作るのかな?と期待していますが、どうなんでしょうね
今作の方は、ねんどろいどやにいてんごみたな人物作画ですが、とにかく仕草が可愛く描けてます
手の動き、足の動き、瞬きすらも可愛く感じる
監督さんのお話によると、女子高にロケハンに行ったり、女子高生に取材をしたりして、生の感じを掴んでいったみたいですね
確かに、我々が好きそうな女児像を提供しつつ、各キャラの根本には、良い意味で生々しい部分が感じられ、作品が潤ってます
より良いものを作っていこうとする、スタッフの情熱が感じられる作品は、やはり素晴らしい物ですね
・・・ただ、あれ?るんちゃんたちが通ってる高校って、共学だったような、なんで女子高(ry

OP「Morning Arch/河野マリナ」
MADみたいなOPですね、センスはあると思います
第四回アニグラ優勝者の河野マリナさんは、初のアニソンでしたが、かなり良好なスタートですね、有望です
ひだまりに~に似てるね~♪
ED「ハミングガール/るん、トオル、ナギ、ユー子」
控え目ながら愛くるしい曲だと思います、映像も含めて、聞いてると暖かくなれます
振り向~きながら~バイバイ~♪
そして賛否両論ある、毎回流れる劇中歌ですけど、
OPやEDのように、何回も聴くわけではないので、頭に残りにくいと言えば確かにそうなんですよね
EDが毎回変わるアニメもそうで、どうも一つ一つの曲の印象が薄れてしまうものです
そうではあるのですが、私はこの劇中歌、結構気に入ってます
やっぱ、これがないとAチャンって感じがしませんよ

福原さん、悠木さん、寿さん、内山さんとキャラに合致した声優がキャスチングされてますね
内山さんは、あまり面識、ならぬ声識がなく、メイン役としては初めてお声を拝見したのですが、いいじゃないですか
最終話の、るんちゃんのモノマネとか、かなり似てましたよね、伸び白のある声優さんだと思います
教師側の小野さん、沢城さん、茅原さんといった、中堅声優陣も良い仕事してて、声優に関しては文句なしです

トオルが可愛くて好き、というかトオルを好きでいたいのですが、、、
体が勝手にユー子に寄せ付けられていく。。。
Aチャンに不純な感情を抱こうなど・・・自分が情けない・・・
ま、ざっと見渡してみると、イマイチ需要が分からない属性のキャラが多いですよね
だので、決まったキャラに萌えるのではなく、みんなまとめて萌えてる感じですね
9話のエロ漫画といい、10話のオトナのおもちゃといい、時折下ネタ出してきますよね
日常系でそういうの法度だと聞きますが、作者さんが好きなんですかねぇ
あと、これの舞台って府中市、国立市あたりですよね
あの辺じゃ、ハロウィンにあんな大がかりな催し事をするんですかね
多少近いんで今度行って確かめて来ようと思います


先行試写会の時、黒田bbさんが近くに居て、そこで初めて知ったんですが、女性だったんですね
うめ先生もそうですが、和やか可愛い系の漫画って結構女性が描いてること多いですよね
さて、なんといっても私の大好きな日常系
もはや私の必須養分になっていますから、評価は甘くなりがちですが、それ差し引いても十分高評に値する作品だと思います
見てるとちょっと幸せになれるアニメでした

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

チャンネルはそのままで!

Studio五組製作、原作はまんがタイムきららキャラットに連載中です。


内容はあるやらないやら…女子高生4人組のユルくて、ふんわりとした日々を優しく綴った日常アニメでございます。
物語に起伏が激しくあるわけでもなく、大きな事件があるわけでもなく、とにかく平穏でのんびりとしている。そののんびり具合が心地よかったです。
1クールで四季の行事や出来事を綴っていて、とてもよくまとまっていました。脚本もちゃんと構成してあります。キャラの掛け合いは前半は若干テンポが遅めですが、中盤から制作者も馴れて来たのかテンポがよい。クスッとするギャグも垣間見れます。{netabare} 海回でのるんの台詞で「私、宇宙人だからさ」が、まさか最終話で生かされるとは思ってもいませんでした。こういう細かい台詞の伏線が丁寧で良かったです。{/netabare}


Aチャンネルに関しては原作愛読者ですが、原作者黒田bb氏の色使いをアニメでも再現していて、世界覧がきちんと表現されています。一場面でも様になっていると言いますか、空気が伝わってくるのですよ。特に夕焼け、桜がすっげぇ綺麗で感激しました。最近やったらめったら平面的な背景のアニメにはヤキモチしていたので、写実的な背景のAチャンネルには大満足であります。

音楽も派手過ぎず地味過ぎず、日常風景に合った楽曲です。でも毎回の挿入歌はお腹いっぱいになりました。UFOもどきは歌謡曲チックで好きです。


ちょっと残念だったのはキャラデザですかね。
頭が大きいのか、アンバランスな気がします。見ていて不安に感じる時があったり…。黒田bb氏の絵が可愛過ぎるのもあるんですが、キャラデザはもう少し頑張って欲しかった印象です。
原作であまりキャラが固まっていない一巻をベースにしていたので、アニメでも然りです。トオルがバット振り回すのを見てゲンナリした方もいらっしゃるかと。あざとい部分もちょっとばっかし目立っていましたね。まあそこは萌えるアニメのお約束だと思い、母なる海のように広い寛大な心で見据えましょう。それを乗り越えたら今日から貴方もAチャンネラーです。


キャラクターでは、特にナギとユー子の2人が親友といった感じで良かったです。声優さんもピッタリ。ユー子の関西弁はもちろん、「なぁ、ナギ」の何気ない一言がドンピシャでした。
今や出突っ張りの内山夕実をナギにキャスティングしたのは本当に見事としか言いようがありません。最初は初々しさがありつつも、聞いてるうちにナギになっていきました。
特に{netabare} 9話、るんにもらった人形を欲しがるトオルに「ダメダメ、私のだから〜」みたくな会話が自然でそれっぽいなあと。4話位で蛍光靴下を「いいでしょ」と自慢する言い方も良かったですね。{/netabare}
登場人物の微妙な関係、距離感も上手く描写できていたと思います。るんちゃんは天然な部分が際立っていますが、友人に気遣いするシーンもちゃんとあるので「天然ばっかりじゃないんだぜ!」と皆さんに言いたいです。


まさに日常アニメの王道、お手本のような作品に仕上がっていて、見ていてとてもまったりしました。ふわーっと見れる癒やし系アニメだと思います。最終話になるにつれてちょっぴり寂しさが伴っていくんですよねえ…。「あーこれが日常アニメなんだなー」と。雰囲気重視の作品なので、雰囲気が気に入った方は是非視聴をおススメします。挿入歌を入れ過ぎた印象があるので、控えめにしてくれたらもっと評価が変わっていたでしょうね。

2期を待ち望んでいる作品の一つなのですが、季節分やっちゃったし、難しいでしょうかね…。原作3巻収録ナギとユー子の喧嘩回も是非映像化してほしいなあ。お願いします五組さん!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

自分には微妙

控えめに言っても、るんが天然というよりもやべえ奴。るんを好きな先生がいたけど、彼もやべえ奴。トオルもバットを持ち歩いているから軽犯罪法に違反してそう。

OPのMorning Archに魅かれて見たけれども、いまいち自分にはよくわからなかった。なんかユー子が不憫だった。なんというか、ほのぼのを期待してしまってせいでトオルが平和をかき乱す邪悪な存在にしか思えない。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 好き
トオルは、るんのことが大好きで彼女が通う高校を受験する。合格したことを一番にるんに伝えようと彼女の部屋にやってくると、そこには、るんと見知らぬ女の子と抱き合っている姿が…。スーパー天然娘なるん、るんが大好きなトオル、冷静な(?)ツッコミ役のナギ、怖がりでいじられ役ユー子、4人のゆるゆるとしたハイスクールライフがはじまる!

2. 雨の日はお風呂
朝が弱いるんは、眠さのため靴下を片方、履き忘れる。トオルは、もっと大事なものも忘れていることに気づき、驚く。…放課後、雨は降っているが傘を持っていない4人は、濡れた服をナギの家で服を乾かすことにする。

3. 同級生
1年生の教室をのぞくことにしたるん、ナギ、ユー子はトオルの意外な優等生ぶりをからかう。そんなトオルの同級生・ユタカはトオルと仲良くなろうと積極的すぎるアプローチをかける。

4. きろぐらむ
ある日、教室でるんとトオルがユー子の長所をあげているのを聞いたナギは、忘れていた目標を思い出す。一方、トオルはユタカの友人であるミホからも友だちになりたいと話しかけられる。

5. 海
夏の暑い日。るんは「みんなで海に行こう!」と提案するが、トオルとナギからの反応はイマイチだった。そんなある日、ユー子のショッピングに付き合っていたナギは、気になるデザインの水着を発見する・・・。そして同じ頃、買い物から帰ってきたトオルが部屋に戻るとそこには、るんからのプレゼントが置かれていた・・・。

6. 真夏の夜の・・・
夏休み中の登校日。各学年それぞれのクラスで、2学期までに記入するよう、進路相談のアンケートが配られる。しかし、ユー子はアンケート用紙を学校に忘れてきてしまい、みんなで夜の学校へ取りに行くことになる。

7. 夏祭り
夏休みも終盤のある日。四人はカラオケボックスに行くことに。カラオケを楽しむるん、ナギ、ユー子の三人とは反対に、終始歌本とにらめっこをつづけるトオルの姿があった。

8. 新学期
夏休みも終わった新学期のある日。いつも仲よしのるんとトオルがケンカをしてしまう。いつもとちょっとだけ違う二人の様子を見たナギとユー子はなんとかしようと思い悩むのだった。

9. プレゼント
10月の終わり、ハロウィーンが近づいたある日。以前から興味があったというるんの提案により、お菓子を作ってみんなでハロウィーンパーティーをすることに。

10. 炭酸
とある冬の日。るん、ナギ、ユー子は3人でトオルの家へ遊びに行くことに。いつもは整頓されている部屋が珍しく散らかっており、不思議に思っていると、現れたトオルの腕には、一匹の子猫が抱えられているのだった。

11. たんじょうび
年の瀬迫る12月のある日。トオルの誕生日の話などをしながら、いつものように四人で帰る途中、校門の近くで学校説明会に来ていた中学生を見かける。そこで、高校受験のシーズンも近いこと実感するのだった。

12. 宇宙人
年も明けた1月。新学期の始業式の日。季節の移り変わりに、るんと過ごすことのできる限られた高校生活を意識してしまうトオル。るんやナギ、ユー子の何気ない会話にも寂しさを感じていたが…。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

58.3 6 ポジティブで女子高生なアニメランキング6位
僕の妹は「大阪おかん」(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (300)
1141人が棚に入れました
「gdgd妖精s」の菅原そうたと石舘光太郎のコンビが贈るショートアニメ。
世界最強とも評される“大阪のおかん”のことを書いた「大阪おかんルール」を原作としている。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、白石涼子、井口裕香
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

阿澄さんのキャラといえば・・・浪花です!と言われる日も近い? B

原作未読

家庭の事情によって大阪で暮らしていた妹・石原浪花が、10年ぶりに兄・京介と暮らすことになったが、妹は大阪おかんの性質を身につけていた。このアニメは、その独特の大阪おかん(又は大阪)ルールを紹介していくもの。

まず、浪花のcv.を阿澄佳奈さんにしたことが狙っているのかと思わせられます。阿澄さんは福岡出身で、自身も自分がやって良いのだろうかと思ったそうです。多分、大阪の方は違和感ばかり感じられたと思いますが、これはきっと、{netabare}「最後のネタ:間違った大阪弁は絶対許されない」{/netabare}にツッコミを入れさせるための最大のボケだったんでしょうね。ですから、大阪関連者以外をキャスティングしたことについては、額縁に入れて飾っておくくらいの理由があったと言えます(考えすぎでしょうか?)。

内容については、いわゆる、大阪おかん(又は大阪)あるあるネタです。本当に「ある」ネタなのかどうかについては、大阪人でなければ当否が分からない内容が多いです。いや、当の大阪人であっても局所的なネタが混じっているとすれば、多分判断できないでしょう。ですから、あくまでも雰囲気で楽しむというのが、気持ちよく見るための条件と言えるでしょう。と言っても、どこかで聞いたようなネタが多いので、それらしく感じさせられることが多いことは確かでした。

ネタを締めくくる、浪花の「でんがなまんがな~」という言葉が、作品の良いアクセントになっています。この種の決め台詞が決まるかどうか(別の言い方をすると、視聴者に受け入れられるかどうか)によって、作品の成否が左右される場合って結構あると思います。ネタ的にさほどのものではなくても、ノリや勢いで笑いを誘うっていうパターンですね。この作品においては、それが上手く機能していたのではないでしょうか。毎回歌詞の変わるエンディングも、聞き所(ツッコミ所)の一つです。

本作はフラッシュアニメなので、絵に関しては期待しない方が吉です。ただ、フラッシュアニメだからダメということにはならないでしょう。原作は読んでないので、本作に当てはまるか断定的にはいえませんが、フラッシュアニメの方が合ってそうなものってありますよね。

ですから、この作品に関しては、「動きがない(ぎくしゃくしている)」と「面白さ」に相関関係はないと思います。ただし、「動きがない(ぎくしゃくしている)」ことが「違和感」を感じる原因にはなるでしょうし、その違和感を受け入れがたい方がいるのも確かだと思います。ですから、過去にフラッシュアニメを見て、動きが不自然なものは受け付けなかったという経験を持つ人には、お勧めできる作品ではありません。

まあ、色々なものを受け入れる素地がある人に向いている作品ということは言えそうです。「また一つ実験的な(変な)作品が出てきたな?じゃあ見てやろうじゃないか?」くらいの姿勢で臨むのが良いと思います。


ところで、私にとっては、阿澄さんの代表キャラと言えば、ひだまりスケッチの「ゆの」だったのですが、「浪花」はその座を脅かすくらいの個性を兼ね備えていました。安上がりアニメなのに恐るべしという印象です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
ネタバレ

泉 時雨@ゆーたくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

大阪ってこんなとこ?

なんだかんだ楽しく視聴させてもらいました。
短いからこそ面白く感じられた作品といったところでしょうか。

最初はアニメでの動きが珍しい感じで受け入れられなかったり、
大阪を馬鹿にしてるんじゃないかって思ってました。

が、それが逆にこの作品を魅力にさせるところで、
いいなって^^

このアニメで少しは大阪についてしれたんじゃないかなって
思ってます!w


~12話~(最終回)
{netabare}ついに、大阪おかんも最終回です!

だけど、相変わらず
「これ最終回?!」と思うようないつもどうりでした。

間違った大阪弁使われて嫌なのは当たり前でしょうね~
私の住んでいるところも大阪ほどではないですけど方言あるので、
間違った喋り方されると嫌ですよね。

なんだかんだ妹ちゃんの周りの人達は
大阪色に染められていたみたいですw

最初は微妙かと思っていたけど、
いつのまにか大阪おかんを見るのも楽しみにしてました^^{/netabare}


~11話~
{netabare}今回のは大阪人だけじゃなく普通のことじゃないのかな・・

うまい安いだけでなく、愛想がいい(接客)がいいってのも普通のことだと思うし、
クレームいうのは少し目立つし恥ずかしいことかもしれないけど店員さんのためにもなるってのも
正しいことだと思いますよ・・

出る前に「またきます、ありがとう」っていうのも
人として優しいしやらなきゃいけないことだと思いますしね。

まぁ、クレームはあんまり言いたくないですよね。
私の母はかなり言うタイプなので少しわかる気もします。

「ありがとう」って素直に言える妹ちゃん優しいなぁ^^

あの店員さんの声、友達の声をしてる井口さんが喋ってるらしい!
ギャップの凄さに笑ってしまいましたw{/netabare}


~9話~
{netabare}失敗をネタに。。
いいですね~、ポジティブらしいです。

私のイメージ的には大阪人=ポジティブ思考というイメージが強いので、
ネガティブな私は羨ましいというかあこがれというか。。

妹ちゃんみたいな気楽なこと友達になりたいですねw

サブタイトルでラノベのをいじるのはほかのアニメでもあったのでいいのですが、
最後の歌までネタを使うのを予想外で思わず笑っちゃいましたw{/netabare}


~7話~
{netabare}なるべく声は出さないようにしてますが、
好きな話とか盛り上がると電車でも声が大きくなる癖は、
大阪人じゃない私もしてしまう時があります^^;

母や祖母もそうなので、私の家は関西人に近いんですかね?w
気をつけなきゃですね。。

大阪の女の子はあっさりしてて気が楽そうですねー。
ネガティブな自分には羨ましいものです。。{/netabare}


~4話~
{netabare}サブタイトルがどっかのラノベで聞いたことある名前と似てますねw
あと、妹ちゃんに告ってた2人目と3人目って翼くんとはなわくんじゃない・・か?

気のせいでありますように^^;

それにしても、「考えときます」が断り言葉っていいですね。
その言い方だったら、あまり傷かなさそうですし^^
大阪って不思議なところですね・・{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

たこ焼き、豚まん、お笑い みんな大阪の名物や♪

大阪ルールの紹介を軸にしたショートアニメ。

大阪のルールって客観的に見ると面白かったりするから、
このアニメでも楽しめたらいいな~と。

そんな私は生まれも育ちも大阪。

さあ、大阪を正しくアピールしているか、
私が審査したるわ!

全12話です。
(他に特別編「東京ルール」が1話あります。)


● ストーリー
石原京介(いしはら きょうすけ)は
東京の高校に通う高校生。

長年大阪で暮らしていた妹の浪花(なみか)と
家庭の都合で一緒に暮らすようになる。

浪花と一緒にいる中で
京介は大阪のルールを知っていく。


登場する「大阪ルール」は全部で36個。

『わかるわ~!』と共感できるもの22個、
『これは主婦層のみに当てはまるルールやな。』というもの1個、
『目立つけど少数。』『大げさに言いすぎ。』というもの10個、
『まあ大阪の世間一般ルールとしてはそうかな。』というもの3個。
(※私が個人的にざっくり評価したものです。)

大阪と一言で言っても地域によって言葉もちょっとずつ違うし、
ひとくくりで紹介するには難しいところもあるものね。

でもまあ、全体的には
大阪ルールとして有名なものが多かったし、

「無茶苦茶やん!」「間違ってる!」というような
大阪ルールはなかったので、合格点をあげましょう。笑

でも大阪人をみんなこんなふうだと思わないでね。
あくまで「こういう人もいる」程度の視点で見てください。笑


● 声優
浪花役は阿澄佳奈さん。

だけど阿澄佳奈さんは大阪出身ではないそうじゃないですか!
福岡出身だそうじゃないですか!

確かにイントネーションや強い違和感は感じなかったけれど、
わざとらしさやぎこちなさは終始感じていました。

なんというか「大阪弁ってこんな感じだよね。」という大阪弁。
そこはちょっと残念だったかな。

まあ、これは声優さんが悪いのか脚本が悪いのかは
微妙なところなのですが…。

浪花というキャラにはよく合っていたし、可愛かったけどな~。
でんがな、まんがな!


あ、京介の標準語のぬるーいツッコミには
イライラしました☆笑

せっかく浪花ちゃんがこんなにテンポよくボケてるんやから、
シャキッとつっこんでくれないと!


● まとめ
作画は期待せずに。
なんだか影絵?人形劇?のような動きでした。

ショートアニメなので気楽に観れるし、
何かをちょっとだけ観たいなーな時にはちょうどよいかもです♪

最後にこのアニメを観ていて
気が付いた大阪ルールを一つ。

『大阪人は大阪ルールを読んで
 「わかる!」「いやいやおかしいからw」と
 好き勝手につっこむのが好きらしい。』

でんがな、まんがなー!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
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