ヤンキーで漫画原作なTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のヤンキーで漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月02日の時点で一番のヤンキーで漫画原作なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.4 1 ヤンキーで漫画原作なアニメランキング1位
弱虫ペダル GRANDE ROAD(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (691)
3910人が棚に入れました
インターハイ2日目もゴールまで残り4㎞。先頭を走るのは、箱根学園と京都伏見、そして坂道の活躍によりチーム全員が合流を果たした総北高校。3校の先頭争いが繰り広げられる中、追い込まれた御堂筋は〝フェイズ49〟を発動。箱根学園のアシスト、荒北に迫る!激動のロードレース後半戦、優勝を賭けた戦いが遂に始まる!

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、松岡禎丞、諏訪部順一、諏訪彩花、宮田幸季、前野智昭、代永翼、柿原徹也、日野聡、吉野裕行、阿部敦、遊佐浩二、野島裕史、関智一
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

弱虫ペダル

1期のインターハイ2日目の続き。4話でようやく2日目IH終了。6話からインターハイ最終日。
回想がかなり多い。いいシーンで回想に入るからテンポがちょっと悪い。それでも面白い。
3日目の仲間の力尽きて行くシーンは涙無しには見られなかった。
最終日のゴール間近のトップ争いは手に汗握る戦いで、本当に面白かった。

3話で御堂筋の過去の回想が見られる。
8話の荒北さんは凄くカッコいい。
8話、10話、11話を観ると荒北が好きになる。10話はほぼ荒北の回想。

Cパートのオタ泉くんの出番が少なくてちょっと悲しい。
5話と13話のCパートが凄く面白い。

OP
01話~12話 Determination(LASTGASP)
13話~24話 リマインド(ROOKiEZ is PUNK'D)

ED
01話~12話 リアライズ(ROOKiEZ is PUNK'D)
13話~24話 栄光への一秒(MAGIC OF LiFE)

各話感想↓
1話 フェイズ49
{netabare}振り返り長い。
箱学がアシスト封じされた。
アシストは荒北じゃく新開!
今泉が倒れる!?
下り結構怖い。
石さん凄い覚悟。石さんのミス…。
助ける御堂筋。貴重な優しいシーン。

Cパートホラー。{/netabare}

2話 エースたち
{netabare}3者三つ巴!
きつそうなクランク。
ここで動く御堂筋。凄い曲がり方。地面に当たってる。血も出てる…。
決定的な差をつけられた。
残り700!
金城と福富の勝負。御堂筋は眼中になし。
4秒差が1秒差に。
御堂筋汚い。
走り方きもい。気にしてるのね。
残り300!全力勝負!

まきちゃんクッキング。巻ちゃんがギャグを…。{/netabare}

3話 翔
{netabare}残り250。
御堂筋の過去。お母さん美人。
ショタ御堂筋可愛くない。怖い。
容体急変。
やっとレースに戻って来た。
御堂筋の足が限界。音がやばい。
歯が欠け...。
やっと2日目のレース終わる。

皿回しの福富。割れた…。{/netabare}

4話 覚悟
{netabare}福富に負ける金城。金城に勝ってほしかった。ちょっと泣ける。
1位がゴールしてから40分までにゴールできなかったら明日は走れない…。厳しい。
3位不在。
若い金城。
心が折れた御堂筋。

誕生日の出し物が皿回しだったか。失敗してたけど。{/netabare}

5話 薬局までの3km
{netabare}御堂筋が帰る…。400kmぐらいか。
いつの間にか小野田がついてきた。
選手が薬局へ行く。
オタク脳小野田。華麗にスルー。
御堂筋もオタクだった。
薬局まで勝負。
洗顔してるの誰かと思ったら寒咲さんか。髪型変わると誰か分からない。
御堂筋を探しに行く石さん。いい人すぎる。
戻って来た御堂筋。坊主になった…!
OP,EDにいた緑のジャージのチーム・広島ようやく登場。

小野田と田所が歌う!今泉…金城もか…。まるでアニ研。盛大に面白かった。{/netabare}

6話 モってる男
{netabare}なんだコイツ。されるがまま…振り払えばいいのに。
倒れる小野田。
真波寝てるー!めっちゃキラキラしてる真波。
歯が治っている御堂筋。
総北と箱学協調!後ろの集団も協調。
イメージの蛇に飲み込まれた!?
ペテン師に丸めこまれる。顔が良ければなぁ…。

チョコバナナ餃子…。荒北優しい。{/netabare}

7話 迫る、集団
{netabare}追いついた先頭。
気付いた真波。
追いついた集団。怖い。プレッシャーが凄い。なぜかみんな並んだ。
荒北…抑えられるのか…?
飲み込まれた小野田。男泣き田所。
優しいゴリラ。
真波どこ行った!?
捨てられた集団。

映画館で叫ぶアブ…。荒北も大変だな。{/netabare}

8話 アラキタ
{netabare}まとめ役がいなくなった途端、集団がバラバラに。
みんな疲れてる。
荒北さんカッコいい!!
怖い人…。本音出た。
真波も集団に埋もれていた。
ちゃん付けされた小野田。
運び屋荒北の走り!アングルが怖い。
見えた!総北と箱学と合流しなかった。置いてけぼり!?

公式が病気なCパート。とてもBLっぽいです。{/netabare}

9話 呉の闘犬
{netabare}スプリンターは舌を出す法則でもあるんですか。
御堂筋との約束?
いつの間にか御堂筋と合流してた石さん。
また回想…。2本とも割れてるボトル。みんな必死だから…自業自得。ただの逆恨み。
仲間までアタック。メガネ可哀そう。
うざい顔。

絶対に割れないボトル!?重そう。{/netabare}

10話 その先の領域
{netabare}荒北の過去。
危ない髪切り。
ローラーに乗って進まない!…タイマーぶっ壊した。倒れた。
バーガーもったいない。
いきなりレース。4周で追いついたけど倒れた。
いいレースだった。鉄仮面から福ちゃんに格上げ。
綺麗になったミヤ。

また何か作ってるミヤ。ストーカーみたいな井尾谷。{/netabare}

11話 サバイバル
{netabare}二人とも不思議ちゃんだな!!!とんでもないもの運んで来た。
総北と箱学6人合流!!!そして補給!
後半戦!!
そういえば御堂筋もいた(忘れてた)
箱学の邪魔する巻ちゃん。
人の3倍練習して2年後という事は、荒北3年でIH初めて…?
ロードレーサー叩きつけるなよ荒北。
荒北限界だった。切ない。涙腺崩壊。

不意打ちの荒北モノマネ。笑う鉄仮面。{/netabare}

12話 泉田の誇り
{netabare}6人で走る最後の瞬間。
仲良し鳴子、今泉。
ゴールまで30km。
泉田…限界。
総北と箱学700m差。
チームを…切り離す!?

店員さん早口凄い。みなデブに。24,800円…。泣く金城。{/netabare}

13話 激走、山中湖
{netabare}新OP!
今泉がまた弱気になっている。鳴子もか。シンクロ率高い。小野田はしっかり見つめていた。
追いつくか!?
新開が鬼化。
山中湖!
田所…先輩。最後の力を…。ここ切ない。土壇場で差をなくした!?
田所先輩…。新開も…。
金城…足が!?せっかく…追いついたのに。
お昼の放送、鳴子!オタ泉くんCD入れ間違えてる。これは恥ずかしい。しかもなぜ持ち歩いてる。{/netabare}

14話 最後の作戦
{netabare}金城さん…無理しないで。たったの20km…。
湧き上がるプレッシャー…小野田。
最後の無茶ぶり。
結構距離がある。この差はつらい。
標高2000mまで登る。
監督また置物に…。
田所と新開登る。新開は補給食いくつ持ってるんだ…。
登れるスプリンター!!{/netabare}

15話 鳴子!真骨頂!
{netabare}危ないハイタッチ。観客危ない。邪魔。
田所と新開のんびりサイクリング。
失速覚悟のクライム。
回想。山は体重が物を言う!豆粒鳴子。よける巻ちゃん。ちょろい鳴子。ちゃんとやる鳴子。
授業放棄・鳴子。
前髪の人追いつかせてもらいます!
ガス欠寸前…。最後の鳴子列車。今泉すかし。そんな名前だったか…?
目が…。箱学!見えた!
そして脱落…。回想で涙出て来た。転倒。

鬼畜巻ちゃん。{/netabare}

16話 エース今泉!
{netabare}言い切ったエース今泉。
巻ちゃんが引く!化物泉くん。
最後の登り!残り15km。
邪魔な巻ちゃん。後ろの不思議ちゃん達は何もしない…のか。
経験の無さの強み!
50m離されてる今泉と福富。
先頭が一番静か。そして回想。
寒咲兄若い。最初から乗れる今泉。どこまで行くのだろう。
寒咲兄妹がレース観に来てた。
石さんずっと頑張ってた。
久々御堂筋。とおりゃんせ歌いながら追いかけて行く。

石さんと御堂筋の我慢勝負。ゆで石くん。もう出てた御堂筋。どこまで喋るの石さん…。{/netabare}

17話 箱根学園ゼッケン6番
{netabare}石さん頑張ったな…。我慢しすぎや!聖人石さん。
追いついた御堂筋。怖い。
真波やっと出た。小野田は?…巻ちゃんと並走してた。
サービス精神旺盛な真波くん。御堂筋のデータになかった。
久々の委員長。そして回想。こっそり沸く真波。18回も遅刻…。そして寝る。
キモくない認定。
どこ見てるんだ石さん…。{/netabare}

18話 一歩一歩
{netabare}御堂筋も翼生えた…しかも悪魔の翼?
規格外の真波。
1年対決!小野田 vs 御堂筋。

掃除当番真波。ちょろ東堂。後輩に甘い。{/netabare}

19話 坂道の役割
{netabare}御堂筋キモい。
コースアウト小野田。
御堂筋に張り付く小野田。並んじゃった!
福富追い越した。そして握手。
先頭5人争い。
だんだん名前呼びが伝染してく、小野田坂道。
キモ泉 vs キモー筋
やけ食いキモー筋。食い散らかすなよ…。ホラー染みてきた。

福富しりとり弱すぎる。{/netabare}

20話 今泉vs御堂筋
{netabare}御堂筋の面白い顔。
ついてく地味な小野田が凄い。
豚泉…。御堂筋変形。首長!?これは人間じゃない。
久々のヒロ君。コースにいると邪魔…。
モブの回想長い…。
小野田離されてる?
御堂筋滑った!?力技で無理矢理突っ切った。
真波はセンサーでもついてるのか…。{/netabare}

21話 91番
{netabare}凄いとこ通ろうとしている御堂筋。残り4km。
小野田母も来てる。レースって事気付いてない母。
こんなとこでサッカー…。ついに察したおばさん。恋愛に関しては鋭かった。
下り坂が怖い小野田。
今泉から変な音が…。フレームに…ひびが…!?機材トラブル。
ここで…回想。
御堂筋の足が限界に…。落車御堂筋。体長くてちょっときもい…。報われない石さんが可哀そう。
今泉も限界か?あと3km!
風…真波の追い上げ!
小野田は何処行った!?

Cパートカオス。どういうことなの。{/netabare}

22話 真波と坂道
{netabare}小野田ついて来ていた。
真波 vs 小野田。
あと2500!嬉しそうな真波。
鳴子ボロボロだ。
翼が折れた。
小野田母は…同姓同名って…あなたの息子ですよ。
回想。荒北の預言凄い。
どんどん上がってくギア。最大5段階上がる!
巻ちゃんと東堂が今泉と福富に合流。
ラストギア…!

金城マジック!ハンドパワー凄い。けどただの水でした!{/netabare}

23話 約束の道
{netabare}ラストギアは無理でした。翼が変わった。
御堂筋怖い。なんて格好で寝てるんだ。
真波見えた。笑うと速くなる小野田。
手の痺れをまぁいいかですます…。めっちゃぶつかってる。
並んだ!!土壇場で追いついた!!!
あと500m。
ここで回想…。
やっと気付いた母。ここが一番好きかもしれない。
荒北寝てた。とんでもないもの運んでた。騒がしい鳴子。
自転車乗りは皆バカで純粋。
3位争いも開始!
1位はどっちだ!!

Cパートがまじめ…?最後台無しだよ!{/netabare}

24話 WINNER
{netabare}残り30m!20m!5m!
いけええええええええええええ!
小野田!!総合優勝!!!!!!
3位は東堂。4位が福富。巻ちゃん…。
なぜか小野田を持ち上げる今泉。男泣き金城、鳴子!うるさそう。
記者に囲まれる小野田。
箱学の絆いいな。
小野田どこへ行く。落ち付け。金城間に合った!ナイス審判。
巻ちゃんが泣いてる。
御堂筋はの台詞は呼吸音だけでした。

リーダー小野田にしたら秋場原に…!
そのジャージで大丈夫か。落ち着かない3年。
歌えちゃう田所。巻ちゃん逃げようと…。
小野田からの感謝の気持ち。巻ちゃん10個も…!露骨な贔屓。
新しい夢、総北の魂を受け継ぐ!!
いい最終回だった。{/netabare}

2015/08/30ニコ生1期 33話~38話 2期 1~4話一挙放送視聴 アンケート↓
とても良かった:94.4%/まぁまぁ良かった:3.6%/ふつうだった:0.8%/あまり良くなかった:0.2%/良くなかった:1.0%

2015/08/31ニコ生5~14話一挙放送視聴
とても良かった:96.4%/まぁまぁ良かった:2.6%/ふつうだった:0.6%/あまり良くなかった:0.1%/良くなかった:0.3%

2015/09/1ニコ生15~24話一挙放送視聴
とても良かった:97.2%/まぁまぁ良かった:1.6%/ふつうだった:0.4%/あまり良くなかった:0.1%/良くなかった:0.7%

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

みんなの想いを繋ぎ、ゴールを目指せ!!

1話の感想 ★★★★ 4.0
ど根性
{netabare}
1期のつづき。
ここに来て漸く今泉が吹っ切れたな。
元々才能差はあるんや。
しかし、それをひっくり返せるのがチームや。
京都伏見も3年がやってくれたな。
御堂筋は確かに口は悪いし、態度もアレだが9位だったチームを1位を狙える所まで上げたのは流石だよな。
こういうやり方でないと優勝を狙えないならこの作戦も分からなくはないが、しかし態度が悪すぎるんよな。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
削ぎ落とした走り
{netabare}
御堂筋は全てを捨て勝利だけを求めているのか。
しかし、なぜそこまでするんだ?
何か理由でもあるのか??
金城さんも負けちゃいない!
追いついてくれ!!{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
御堂筋の過去
{netabare}
やはり重たい過去があったか。
母との約束を守る為に全力で走る。
いいじゃないか!
しかし、今泉にいった母が死んだ…のくだり。
恐らく自分が1番言われたくない事を言ったんだろうな。
歯が欠けた、それだけであそこまで動揺してしまうのだから。{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
先輩たちの想い
{netabare}
ほんの少しだけ足りなかった。
それに、金城さんは膝を負傷したのに対して、向こうは万全。
少しピンチか。
これは1年が頑張るしかないな。{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
諦めの御堂筋
{netabare}
まさか小野田のアニメトークで元気になるとは、予想外。
御堂筋は歯は差し歯にしたのかな?
そして、丸坊主。
今回の負けの反省かな?
そして、ここに来て新たに現れた緑のユニフォーム。
アイツはムカつくが、おかげで寒咲さんのぷるんが見れた。
ナイスジョブ!{/netabare}

6話の感想 ★★★☆ 3.5
混合集団
{netabare}
魔法使いじゃなくて、ただのペテン師だな。
呉南高校は個性派集団っぽいな。
追いつかれるのか!{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
集団に呑まれる
{netabare}
小野田がまた後ろの方に行ってしまった。
やはりそういう星の元に生まれたせいなのか?
それとも、ただただ実力不足が原因か。
…両方っぽいな。
ここで呉南が出てきたが、京都伏見はもー終わりか?{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
荒北さんの活躍
{netabare}
今回の小野田くんはちょっとオドオドし過ぎで鬱陶しかった。
しかし、荒北さんはやっぱ強いな〜
王者の引きだけはあるよ。
そして、味方の集団追い抜いて、呉南に追いつくとこ狂犬っぽいね。{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
呉の狂犬
{netabare}
去年までは狂犬じゃ無かったんだな。
そん時は彼女大切にしてそう。
しかし、箱学に負けて変わってしまったのか。
荒北さんにそっくりって事は今を乗り越えたらもっと強くなるのか。{/netabare}

10話の感想 ★★★★★ 5.0
その先の領域
{netabare}
また荒北の過去話か〜と思いきや最終的には超いい話だった。
前回の続きから初勝利まで、荒北は口では色々言いながらもひたむきに努力したんだな。
藤宮も最初は軟派なやつと思いきやそれも口だけで、彼女ともインハイの為に別れて、みんなで支えあってここまで来ていたんだな。
こういうの見ると、人は上辺だけじゃ分からんとつくづく思うね。{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
ここからが本番
{netabare}
荒北さん!!!!
スプリントを譲り自分はチームの為に走りきったその姿!!
めちゃくちゃかっこいいっす!!
有言実行だな。
ただ吠えるだけじゃなく、しっかりやり遂げる所に男を感じる。{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
また1人消えていく
{netabare}
泉田も消えてしまったか、アブ。
やはり死ぬ気の一人一人と協力プレーでは力の差があるか。
しかし、3年に引かせたら足の温存ができないぞ。
Cパートは安定の癒し。{/netabare}

13話の感想 ★★★★★ 5.0
男、田所
{netabare}
田所さん、めちゃくちゃかっけー!!
鳴子の泣いてる姿に泣けたわ。
しかし、ここに来てまさかの金城の膝が…
やばいぞ、総北!!
Cパートのうあぁぁあ×3には笑った。{/netabare}

14話の感想 ★★★★☆ 4.5
金城の決断
{netabare}
やはりと言うべきか、1年を送り出したな。
あの時、1年を切り捨てなかったことからこうなる事を薄々感じていたが…
金城さん、悔しいだろうな。
不完全燃焼で終わるなんて。
1年、頑張ってくれよ。{/netabare}

15話の感想 ★★★★★ 5.0
鳴子章吉の真骨頂
{netabare}
必殺技の名前、ダサっ!
しかし、スプリンターなのによく登りきったよ。
恐らくスプリンターの自分が最後までいても役に立たないから率先して前を引いたんだろうな。
目が見えなくなるほど、全力を出し切るとは…
男やで、鳴子!
熱い男やわ!!{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
今泉、覚醒
{netabare}
今泉、やっと覚醒したな。
今までで1番仕事してないのが今泉だから、その分働かないと。
とか言ってるうちに、御堂筋くんも来た!
まだまだどーなるか分からんぞ!{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
真波という男
{netabare}
小野田くんは純粋に誰かと自転車で走ることが楽しいから笑う。
対して、真波は生を感じれるから笑う。
真波の方が戦闘向けだな。
御堂筋がキモくないっていうのは、勝ちにこだわるその価値観を共感できたからか?
今更だが、1番最後にあるまた見てね、がエロ過ぎw{/netabare}

18話の感想 ★★★☆ 3.5
頑張れ、小野田くん!
{netabare}
前半に真波が翼生えたかと思えば、御堂筋もどす黒い翼が生えてた。
やっぱ、御堂筋は才能あるんやな。
そして、何処からともなく現れる小野田!
やっと、上がってきたか主人公。
しかし、今回は小野田の回想か。
ちょっと、この回想の多さに飽きてきた。{/netabare}

19話の感想 ★★★★ 4.0
合流
{netabare}
今泉の覚醒具合が半端ない。
めちゃくちゃ強なっとるやん!!
それに比べて、小野田は変わらんな〜
それがいいのかもやけど、個人的にはもうちょい成長が欲しい。{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
今泉 vs 御堂筋
{netabare}
今泉、インハイ1日目2日目とは本当に別人やな。
こんな短期間で成長するもんか。
御堂筋もスリップを強引に立て直すとか凄い。
スリップって、立て直すとか普通無理でしょ。
小野田はどうした、小野田は!!{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
ぶつかり合い
{netabare}
フレームがヒビを入れながらも見事、御堂筋に勝った!
御堂筋も足が壊れても走り続けるその精神、天晴だよ。
しかし、一難去ってまた一難。
次は、箱学の真波が来た!
小野田は何をしてるんだ!{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
真波 vs 小野田
{netabare}
お母さん、息子の活躍ぐらい知ってあげようよ!
一時でも1位を取るとは小野田くん、流石だね。
真波はまさかのギアを上げるという馬鹿げた方法で早くなっているが…
小野田くん、諦めてないよね?{/netabare}

23話の感想 ★★★★★ 5.0
インハイ最後のラストスパート
{netabare}
熱い熱い戦いだ!!!
ここまで闘志むき出しなのはウェルカムレース以来じゃないか?
最後の最後までペダルを回せ!!{/netabare}

24(最終)話の感想 ★★★★★ 5.0
勝者は誰の手に
{netabare}
小野田くんがやり遂げた!!
つい観てる私もガッツポーズしてしまったよ!
本当にかっこよかった。
倒れた小野田くんを労う寒咲さんを見て、くっつかないかなーとも思ったw
金城さんや鳴子も涙してるシーンには釣られそうになったよ。
そして、最後はみんなで秋葉へ。
ブレないね〜
総北、総合優勝おめでとう!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

届ける―みんなのジャージ―を1番にε”ε”ε”(;ノ>Д<)ノ

原作未読 【アニメ弱虫ペダル―第2期―】全24話 (※第1期 全38話※)

待ちに待った…
あの熱い自転車ロードレースの戦いが、帰ってきた!!!
インターハイ2日目もゴールまで残りわずか…
3日間に渡って繰り広げられる激動のインターハイロードレースも
いよいよ後半戦に突入!!! 
各校優勝を懸けた熱い戦いの軌跡が―今、ここに刻まれる!!!


◆はじめに◆
当然のことながら1期からの視聴を強く、強く推奨致します(人д`*)

そして私、1期レビュも_((Ф(・ω・`)書いております
本シリーズ、未視聴の方、興味のある方はそちらも併せて読んで頂くことで
この「弱虫ペダル」の魅力を少しでも感じて頂ければコレ幸いと思います(。・ω・。)

個人的にですが本シリーズかなりオススメしています(◍>౪<◍)ノ"

日頃より「萌え」探しの旅に出ている私ですが
本シリーズでは正しく「萌え」ならぬ「燃え」な展開に激しく夢中になりました♪

1期+2期 あわせると全62話と、とても長丁場でとても気軽には手を出せない
印象を持たれている方もいらっしゃると思います

しかしこれが見出すと止まらない内容で、とにかく続きが気になり
全部観終わってみると…

え|ºдº)?5クール? ((((;゚;Д;゚;))))アワアワワワワワワワ

そ、そんなにやってたの?…ですね。。Σ(゚艸゚〃)アラビックリw

いや大げさに言ってる訳ではありません(*゚∀゚)*。_。)
全くもってそんな長さを感じさせない
それだけ、ただただ夢中にこの5クールをあっという間に
駆け抜けていった― そんな印象を強く感じました♪

まずは気軽に、とりあえず試しにどんなモノか観てみるかな(*´∀`)っピッ
と、あまり構えず気軽にご視聴頂ければと思います!!


◆本作(2期 GRANDE ROAD)の紹介・感想をヌメヌメと◆

それでは本作2期の感想、思いの丈を
ネタバレをギリギリかわしつつここに書しるしたいと思います(*`・ω・)ゞ

まずやはり最初に述べたいのが、1期さながら
強力なインパクト、ドラマのある魅力的な"キャラ"たちの存在です!!

今回主に主力級のキャラは

主人公チーム みんなで繋ぐチーム精神が強み         総北高校×❻人
昨年覇者常勝チーム 個々の能力、メンタル、チームワーク◎ 箱根学園×❻人
型破りな独裁チーム 1人最強キャラ(+1)要する        京都伏見×➋人 
本作のダークホース的チーム                    広島呉南×❶人  

                         かな…かなぁ((Ф(・ω・`)

他、主人公のお母さん、委員長ちゃん、マネージャーとそのお兄さん、
総北2年生他、等の脇役的キャラも魅力的で名演が光る!!

なんと言ってもキャラそれぞれの、
このインハイに懸ける想い、仲間への信頼や友情、絆が
観ているコチラにヒシヒシと伝わってきて胸の内が熱くなる!!!

ロードレースという自転車競技の試合展開そのものも
ストーリーを楽しむ上で大きな要素ですが…
その競技にいそしむ、キャラ一人一人にドラマがあり、
それぞれがその想いを"これでもか"と言わんばかりに
ぶつける、懸ける、胸熱感動ドラマにただただ涙゚(゚´Д`゚)゚


しかしながら本シリーズ通して、
よくマイナス点として指摘されがちなのが
"各キャラの回想の多さ" がストーリーのテンポを悪くしてしまう
との意見を私も目にした事がありますが…

私が思うに、感じるに…、正にこの回想こそが本シリーズの―"核"―

キャラそれぞれが、なぜにこーまでにこの戦いにこだわるのか―!?
そこに至るにはどーいった背景があり、どんな過程を踏んできたのか―!?

その部分が回想により "色濃く描かれる" 事により
その選手のレースでの活躍、奮闘の様
それに伴う結果、喜びの姿や散る姿…に観ているコチラが
とてつもなく感情移入するのであります *゚Д゚)ウ、オォォ...スゲェー


と言いつつもさすがに私も
本作始まってすぐ、2日目ゴールまで残り ―50m!!―
さー2日目決着!! どーなるコレ━(゚∀゚)━!

のシーンでの〇〇〇クンの回想シーンが入った時にはщ(゚д゚щ)ココデカァ--!?!?
と思いましたが…w しかしコレも大変良いお話しで゚(゚´Д`゚)゚イイッ

このおあずけ感もすっかりクセになりましたね(ノ∀`*)w

とにもかくにもこの”回想シーンの数々”をどれ程、”よしッ!!” と思えるか?
が本シリーズを楽しむ上で一つ、観る側のベクトルとなりそうです!!


長くなってますが…
最後にお気に入りのキャラへの想いを書かせて下さい(人Д`*)

それは総北高校 クライマー
ピークスパイダーこと『巻島祐介』巻島先輩です!!

1期はじめの印象は…口癖は「~しょ♪」
しょっしょっ言い過ぎw なんかチャラい人(。・ω・。)?
ん~…見た目もちょっと受け付けない感じかなぁ~|ºдº;)…

て思って観てました…
他人に気を遣ったり、会話したり、とにかく苦手な先輩…

ですが!!!
そんな彼が、彼だからこそ!! 同じクライマーでチームメイトで後輩の
主人公の『坂道』くんへ人一倍強い期待と深い信頼を持っていて…

そしてこの一見クールな雰囲気の彼のイメージからは程遠い
熱い想い、熱い名台詞、熱い名シーンの数々…

グギュウ゚(゚´Д`゚)゚泣く…これ泣いちゃうヨ…゚(゚´Д`゚)゚

涙が止まらないっしょ~━゚(゚´Д`゚)゚━!!! 
巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん~ ♪w


そんな訳で、
男女問わず楽しめる作品と思いますので
この熱いスポコン感動ドラマの軌跡をぜひ一度ご覧頂きたく思いますヽ(*´∀`)ノ

最後に、本シリーズ劇中歌
「ラブヒメ -恋のヒメヒメぺったんこ-」 もうコレ歌うしかないっしょ♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 43

77.9 2 ヤンキーで漫画原作なアニメランキング2位
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (732)
3566人が棚に入れました
エジプトでの宿敵DIOとの死闘から11年後。
1999年、空条承太郎は祖父ジョセフ・ジョースターの隠し子、東方仗助に会うため、
日本のM県S市、杜王町にやってきた。
しかし発見した仗助は承太郎と同じ特殊能力、「スタンド」を持っていた。
そして、承太郎の来訪を皮切りにまるで引かれ合うように、新たな「スタンド使い」達が動き始める。
「この町には何かがある…」
生まれ育った杜王町を守るため、仗助は立ちあがる――

声優・キャラクター
小野友樹、梶裕貴、高木渉、櫻井孝宏、小野大輔
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

グレートでスよ こいつは!

真紅のロマンホラー、長編漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部のアニメ化作品。

絵柄の緻密さというか、画風がこれまでのシリーズと比べて変わりましたが、これは原作準拠だと言えると思います。漫画原作を読んだ事のある私も、3部ラストあたりから4部オープニングにかけての画風の変化に少なからぬ違和感を感じた覚えが有ります。肉体の表現がより流線型を帯び、硬さが減りしなやかになった様な感じです。背景の描き方も前シリーズまでに良く見られたゴチャゴチャした(私は結構気に入っていた)暗い感じが少なくなりさっぱりとした印象があります。

上記も踏まえ、テレビ版ジョジョシリーズ全てを通して言える事ですが、これよりも完成度の高いアニメ化は望めなかったのではないかと思われる程に、この作品も素晴らしい出来栄えのアニメになっていたのではないでしょうか? ファントムブラッドのアニメ化を契機にジョジョ人気がさらに高まり、一躍メジャーなアニメ(漫画)タイトルになったのも頷けます。

ファンタジーでありながらリアルな設定を詰め込んだ、本当の様な嘘の話。独特の台詞回しやジョジョ立ちと呼び習わされているキャラの美しい?ポーズなどに魅了されたファンは古くからいたはず。でもそんな誰もが「忠実なアニメ化は困難では?」とする※風潮が有る中で、まさかのテレビアニメ化の下りとなりました。疑念は見事に裏切られました。

主題歌はシリーズ毎にかなり異なる色合いを忠実に再現している雰囲気ですし、エンディングテーマについても、最初私は製作スタッフが洋楽好きの荒木先生の趣向を汲んで選曲されたものかと思ってましたが、なんと荒木先生御自身が選ばれているそうで、作中世界観との親和性がばっちりで流石でした。

それまでのシリーズに登場したキャラクターを原作者の荒木先生は神話の中の人物みたいなものと評価している様ですが、この4部では一変して私達の身近にいそうな人たち、未完成、未成熟なキャラクターが多く登場します。主人公の仗助を始め、康一くんや億泰の様な親近感の湧いてくる様なキャラがその代表格です。一方でスタンド使いとしても、人格者としても、既に完成された趣きのある前シリーズの主人公承太郎をメインキャラの一人として登場させる事により、承太郎を通して彼等の未熟さに対して寛容さが持てる構図になっている点も巧みです。未熟なキャラ達の失敗を温かい目で見守る事が出来、彼等の成長に期待せずにはいられない気持ちにもさせられます。

3部に続き、個人的に好きなエピソード満載の4部なので、展開は熟知しているつもりですが毎週楽しみです。


以下は各話の感想。

8、9話 山岸由花子は恋をする
{netabare}
山岸由花子さんのエピソードはスティーヴン・キングのミザリーを思わせ、ジョジョ絵も相まってホラーっぽくも見えますが、康一くんと由花子さんを脳内で萌えキャラに変換して見てみると、ラブコメとかのギャグ描写に見えなくもないのが不思議。子供時代はそんな事考えた事もありませんでしたが‥。英単語カードのフレークとかアスパラの英語辞書巻きとかは昔でも大笑いしてた記憶があります。
{/netabare}
10話 イタリア料理を食べに行こう
{netabare}
トニオさんの回。やっぱりこのエピソードも億泰の反応とかトニオさんの薬用石鹸とかに笑かされました。ネタ知ってるのに‥。アニメ版では億泰の声(高木渉さんの声)も相まって漫画版以上に面白かったです。個人的に主人公トリオ(仗助、康一、億泰)の声はかなり良いキャスティングだと思ってます。

作中に登場したモッツァレッラチーズとトマトのサラダ(カプレーゼ)は手軽に作れる上にたまらなく美味しいです。少し大味になりますが、さっぱりとしたモッツァレッラチーズが無い場合、フライパンで炒って少し油を抜いた、半量以下の他のチーズを使っても美味かと‥。
{/netabare}
13話 やばいものを拾ったっス!
{netabare}
ストレスを受けると透明になってしまう赤ちゃん登場。こんな赤ちゃんがいたら大変だ! 奇妙な赤ちゃん相手に右往左往する凸凹コンビ、仗助&ジョセフの奔走振りにまたまた笑かさせて頂きました。

ギャグ色調の強い回である一方で、10年振りの発動? 「ハーミットパープル!」には痺れました。そして、命を賭した最終場面。やっぱりジョセフはジョセフでした。さすが人類を救った英雄、やる事が違います。そして続く台詞「かっこつけたかったんじゃよ、お前の前で」‥‥グレートですよ。このお人は‥。

見終わって。下らぬ事をいつも考えてしまうブリキ男は透明になるって何かの暗喩なのではと思ってしまいました。ストレス過多で怒っている人の思考って良く分からない。泣いてばかりの赤ちゃんも、どうして欲しいのか分かりづらい。そんな人たちのストレスが、いつまでも解消されないで、ずっとそのままだったら、スタンド使いじゃなくっても本当に透明な存在になってしまうんじゃないかなぁと思ってしまうのでした。

笑える所もあり、考えさせられる所もあり、心温まるエピソードでした。
{/netabare}
16話 「狩り(ハンティング)」に行こう!
{netabare}
今回の目的はハンティング。最強のスタンド使いである承太郎とそれに順ずる実力者、仗助を相手に回し、終始圧倒的優位な立場を維持し続けた"虫食い"の知恵と狡猾さは、原作連載時より私にとって脅威の的でした。

作中にも引用がありますが、「シートン動物記」は全人類が読んでも良いと思える程の良書です。人間を食ったかの様な狡知を働かす本編の"虫食い"に勝るとも劣らぬ驚異を垣間見る事が出来る事でしょう。野生動物の知恵と胆力、運動能力というものはまっこと優れたものです。白土三平先生の漫画も合わせてお読みになるとよろしいかと‥。

恐ろしくなる描写も多々有りましたが、ファンタジーを交えた知力と策略の絡み合い。良い回でした。
{/netabare}
18、19話 「重ちー」の収穫(ハーヴェスト)
{netabare}
重ちー登場のお話。小学生の頃とか、私も道端とかにビニールテープでくくって捨ててある小説とか漫画とか拾って古本屋に売って小遣い稼ぎしてました。雨ざらしになっていたり、燃えるゴミとして捨ててあったりする事もあって、色々と拾いました。自覚も無しに現在のリサイクル業やっている人と似たような事やっていたんですねぇ‥。拾ったもの大半は読んだ後売却して、手に入れたお金でプラモとか古本とか駄菓子につぎ込んで後には何も残りませんでしたが‥。当時の友達とかとも戦利品について自慢しあったり‥。まぁまぁ愉快な思い出です。

ハーヴェスト使える人はそういうの探すのも一興かと‥。冗談です(笑)
{/netabare}
20話 山岸由花子はシンデレラに憧れる
{netabare}
由花子さんと康一くん、そしてシンデレラに登場する魔法使いに憧れるエステティシャンの人、辻彩が登場するお話。

漫画読んだ時は子供だったので、恋愛なんてヨクワカラナクテ印象の薄いお話でしたが、今の目で見るとそれなりに理解。でも由花子さん、ちょっと反応がストレート過ぎやしないかい‥? 「私を見て‥」とか真顔で言える女性がいたら結構スゴい。ちょっと尊敬してしまうかも‥。

エステについては男なので、大人なのに全くワカラナイです。まぁ表層だけで人を好きになっちゃいけない事はよ~く分かります。見てくれがカッコいいからカワイイからと付き合い始めたり、極端なケースでは結婚してしまったりしたら十中八九後悔します。少年少女でも、大人の男女でも、相手の内面を見据えた上で一歩を踏み出す事が肝要と思われます。

康一くんはナイスガイなので、そういう所をちゃんと見ています。作中冒頭でも康一くんは由花子さんが浮かない表情をしていたのに気付いていましたし(この時点で両思いなんじゃ‥)、由花子さんが顔を失った時も、すぐに見抜いてしまいました。

そのままにしていても二人は仲良くなれたかも知れません。もしかしたら魔法使いなんかいらなかったのではとも思えましたが、それでも雨降って地が固まるとでも申しましょうか、由花子さんが顔を見られたくないのなら、自分の目を傷付けて見えなくしてしまっても良いとする康一くんの決意を聞いて、由花子さんは康一くんの内面をより深く知る事が出来たのではないでしょうか?

最後にはお互いの心を確かめ合えた様でヨカッタ、ヨカッタ‥。

めでたしめでたし。
{/netabare}
21話 吉良吉影は静かに暮らしたい その1
{netabare}
吉良吉影の一端の見える回。

重ちーのサンドイッチの入った紙袋と吉良の女性の手が入った紙袋が入れ替わってしまう。これもスタンド使い同士が引かれ合う必然? 重ちーに持ち去られた袋を取り戻そうと、学校に潜入し体育倉庫の跳び箱の中に隠れる吉良の姿は妙にシュールでした。ハンガーを使って跳び箱の中から袋を引き寄せようとする様も‥。‥でもこの一触即発の状況、真面目に想像するとかなり怖い。そして、ついに重ちーは見てしまいます。

吉良の肉体の一部を愛でるという行為、好きなものを何らかの形に残して保存しておく(写真とか彫刻とか)という考えは解るのですが、対象の一部(しかもヒトの生身)を所持して愉悦に浸るという感性は未だ私には理解出来ていません。(出来たらヤバイかも‥)手の形状を美しいと感じるのか、生体としての面は排除している様で、血や腐臭を吉良は気にしている様です。憶測の域を出ませんが、手に人格の様なものを与えて優しく話しかける吉良の姿は、人形遊びをしている女の子を思わせました。吉良は"手"に自分の分身を探しているのでしょうか?

吉良という人物が荒木先生による全くの創作物だとしたら、それはそれとして受け止められそうですが、妙に生々しく、リアリティがあるので、いつも理解に苦められる人物です。合理的思考の持ち主に見えて、先の※ネクロフィリア的な印象に加え、自分の爪の伸び率で運勢を測るなど占いじみた事もするので、全くを持って整合性の見出せない人物なのです。結局の所、いびつ過ぎて不可解な事、そこら辺が吉良の怖さの源かも知れないと思い至りながらも、ちょっとでも理解出来ればなぁと思ってしまうブリキ男なのでした。危険ですね‥深淵もまた等しくわたしを見返すのだから‥。

※:死体嗜好の事。
{/netabare}
22話 吉良吉影は静かに暮らしたい その2
{netabare}
金に意地汚く心変わりの激しい重ちーですが、両親の事を思い、邪悪を憎み、最後の最後まで諦めず、吉良を打倒する一手を打った姿には感動させられました。命を賭した重ちーのこの行動が無ければ、多分誰も吉良に辿り着く事は出来なかったと思います。それでも仮に、スタンド使い同士が引かれ合う不思議な因果によって、いつか吉良との邂逅を果たす者がいたとしても、吉良が"敵のスタンド使いがいる"という認識を既に得ている一方で、仗助達はまだ殺人鬼=スタンド使いという確たる認識を持っていないという図式になるので、情報面の優位性を手に入れた吉良はさらに危険な存在になっていた事でしょう。

それにしても血だらけの重ちーを見て、声を掛けただけで助けようともせず、キモチワルイと言って去っていった女子達、無情過ぎる。道端で亡くなっている子供を見ても平気でその脇を通り過ぎて行く某国の非情な人々を思い出してしまいました。

続く後半パート、重ちーの残した手がかりを"つて"に追跡を開始する承太郎(と多分スピードワゴン財団)。

靴屋の店主の「お客様の名前は全て覚えていますよ‥」は専門家にありがちな虚勢をリアリティのある台詞で表していて面白かったです。でも吉良という苗字を読めないのはあるまじき、もといあり得ない事、少しだけ不自然でした。ここであっさりと吉良の名が靴屋の店主の声になっていれば、後の困難は回避出来たかも知れないのに‥。

でも吉良と対峙した人が承太郎で良かった。殺人鬼との予期せぬ遭遇にも拘らず、冷静さを失わない鋭い観察のおかげで瞬殺を回避出来ました。

お話は刃の上を渡る様な緊張感を含んだまま次回に続きます。
{/netabare}
23、24話 シアーハートアタック
{netabare}
康一くんの高慢から生じた危機、吉良のスタンドの一部"シアーハートアタック"の攻撃から康一くんをかばう為に大怪我をしてしまった承太郎。

大人視点から見ると、後悔を通して急激に精神的成長を遂げていく康一くんがとても頼もしく見えました。仗助の様な一見して分かる強さは持っていないけれど、逆境に挫けない勇気と不屈さを持つジョジョ4部の真の主人公と言えるかも知れません。

子供の頃は康一さえいなければ承太郎がやっつけてくれたのに‥とか単純に疎ましく思っていましたが‥。(おばか)

後悔を乗り越えた康一くんの機転によって、一旦はシアーハートアタックを退けたものの、忘れた頃にやってきた誤算によって状況は一転、戦いの舞台は靴のムカデ屋から路地に移ります。

最後まで吉良に屈しない康一くんの態度、言動、とても立派でした。死を目の前にしてあの様に振舞える人間というのが英雄というものなのでしょう。

そして承太郎! 超人的タフさですね。このお人は‥。承太郎&スタープラチナはやっぱり最強? 満身創痍でありながら、無傷の吉良に対してスピードと"ザ・ワールド"で圧倒、キラークイーンの指先はスタープラチナに触れる事さえ出来ませんでした。スゲェ‥。

正真正銘のバトル回ですが、ジョジョは策略、言葉、心の揺らぎを欠かさず描いているので、ガッツで勝つバトルものとは一線を画した魅力があります。

それにしてもシアーハートアタックの頑丈さは異常でした。スタープラチナのラッシュ何回も食らってるのに本体の吉良は涼しい顔。でも康一くんのアクト3の攻撃で重くなった途端、急に本体に影響が出たのは昔も今もちょっと不自然に感じます。重さというならラッシュでも受けていたはずという理屈から‥。それこそ地面にめり込むほどの‥。

手負いの吉良がシンデレラで別人になる話も子供時代の自分の視点からもかなり強引感じられました。

色々と指摘したくなる所もありますが、今回ばかりは概ね無視。絶望転じて希望となる4部最高のバトル回だと評価したいです。
{/netabare}
25話 アトム・ハート・ファーザー
{netabare}
吉良の実家で手がかりを探す承太郎、仗助、億泰、康一くんの4人。またしても未熟な少年達の心の弱さが事態を悪化させてしまい、承太郎の冷静さに救われるという展開。

流石承太郎としか言いようが無い‥。相手の迂闊な言動を聴き逃さず、吉良の父親"吉廣(よしひろ)"のスタンドの弱点を即座に分析、ポラロイドカメラのシャッターを切るだけの動作で戦闘を終了させてしまいました。

スタープラチナが強いのはオマケみたいなもので(とてつもなく豪華なオマケですが)、こういった知性の閃きが承太郎の最大の魅力であると私は感じます。

3部の高校生時代から決して人のミスを責める様な事をしなかった承太郎ですが、4部でもそのスタイルは変わらず、むしろより洗練されており、無言の中に秘める彼なりの優しさ、時は不可逆という事をよくよく理解している大人としての冷静さを示す事で、少年達の導き手としての役割を完璧に演じ切っています。"神話の中の人"という荒木先生の評価にも納得‥。

後半は川尻浩作に成り代わった吉良のお話。外見が同じでも、もし身近な人の中身が入れ替わったとしたら、かなり早い段階で別人と気付けそうなものですが、妻のしのぶにはまだ正体が分かりません。(中身が別人なんて突拍子も無い事なので仕様が無い気もしますが)夫婦であるにも拘らず、それ程までに浩作としのぶは互いに無関心だったという事なのでしょうか‥そんな印象を受けました。

これについては子供の頃は全然深く考えませんでしたが、大人になると人の内面を読み取るのが少しは上手くなるので、そんな風に思った次第。
{/netabare}
26話 ジャンケン小僧がやって来る!
{netabare}
"ジャンケン小僧"大柳賢君のお話。

ジャンケンは運の要素が非常に強いゲームですが、人の表情を読み取るゲームでもあります。そんな所はポーカーとちょっと似ています。次の手がグーなのかチョキなのかパーなのか、人の表情から読み取るのは非常に困難で、それぞれの手に対する各人のイメージ、それに付随する表情の表れ方を結び付けなければ、手を読み取る事は不可能と言っても言い過ぎでは無いでしょう。

賢君は露伴先生の表情と手をたった2回の勝負の中で結び付けていたのかも知れません。確かに赤ちゃんとか子供は直感に優れます。動物とかも‥。こういう事は大人よりも柔軟な思考を持つ子供の方が圧倒的に上手く、延いては脳梁が太くコミュニケーション能力が優れているとされる女性、特に女の子の方が人の表情を読み取る能力に長けていて、ジャンケンが強い傾向にあると言えるのかも知れません。

冷静さを失うと人の感情は表情に表れるもの、それを読み取る術に長けた者がジャンケン名人となれるのでしょう。露伴先生が2連敗(本当は3連敗)したのも焦燥から生じた表情を賢君に読まれていたのが原因であるという可能性も十分にあり得ます。結局は大人の狡猾さで辛くも勝利を収めた露伴先生でしたが、もし相手がジャンケン少女だったら惨敗してたかも知れませんね(笑)

最後に運勢という言葉について、私はこの言葉に否定的な意見を持っていて、ガラスのシャワーとか風で張り付いた写真の為に車が避けて通る現象とかは昔も今も信じられません。ガラスも風も無機物で、知性や意志が無いので、人ごときの運勢にその運動が左右されるとは思えないのです。(超能力者とかフォースの使い手とかなら別ですが)

見所もありますが疑問も残るお話、今回も理屈が抜けている事には評価を与えられない唐変木なブリキ男のレビューでした。運勢について道理の通る説明が出来る人がいたら無知な私に教えて欲しい。
{/netabare}
27話 ぼくは宇宙人
{netabare}
ミキタカ登場回。登場シーンのあの起き上がり方、漫画版みたいに正面に近いアングルの方が不気味さがあってびっくりさせられたかも知れません。その後の展開は子供時代の私も仗助と億泰とほぼ同じ反応で笑い転げていた記憶があります。胃腸薬についてはトニオさんの薬用石鹸を越えるインパクトがありました(笑)

後半はチンチロリン。高校生って3万も持ってないと夏休み乗り切れないんだろうか? とか子供の頃思ってましたが、自分が高校生になってもまるで使わず‥。ブランド物に興味を示すミーハーな所とか、妙に金に執着のある所とか、仗助って意外と主人公らしくないキャラなのかも知れません。どちらかと言うと脇役タイプ?

私はゲーム好きなので3部のダービー回のグラスにコインを入れていくゲームとか、今回のチンチロリンとか、当時の友人達と大抵はおもちゃのチップとかで、まれに10円をチップ代わりにして真似してやっていました。まぁ、10円賭けでも100円以上の金額が動く事もありますので、強く希望する輩がいないとやりませんでしたが‥。まぁ、その経験から、賭け事は自分が負けても相手を負かしても後で気分が悪くなるものなのでやらぬ方が良いと子供時代に学ばせて頂いた次第。荒木先生に感謝ですね(笑)
{/netabare}
28話 ハイウェイ・スター その1
{netabare}
前半はチンチロリンの続き、後半は新手のスタンド使いのお話。

チンチロリンの結末については連載時にも拍子抜けで残念だった(悪態をついていた)のを覚えています。露伴先生がイカサマを見破る展開を期待していたのですが、最後は露伴先生が仗助に一方的にプレッシャーをかけるだけ‥。下らない横槍で物語終了。見も蓋も無い話でした。偶然を装った必然には心踊らされるものがありますが、作為的に組み立てられた必然にはリアリティがなく、夢中になる事が出来ないものです。イカサマの種が見えている上でのギャンブル描写というのも、やはり面白さに欠ける要因です。3部のダービー兄弟のお話もイカサマを含みますが、あちらは最終局面で種が明かされる点で大きく異なります。

後半について、矢によってスタンド使いが生まれるのは設定上の必然だとしても、結果生まれるスタンド使い達が吉良の父親が望む様に、吉影を追跡する者達に敵対するというのも、上記の様な作為的な必然に当たります。杜王町の多くの人達が吉良吉影という犯罪者を憎むならば、吉良の敵を増やす確率の方が高そうな気がするからです。

こういった次から次へと物語の本筋と脈絡無く敵が登場する、バトルもの特有の流れはちょっと残念ですね。
{/netabare}
29話 ハイウェイ・スター その2
{netabare}
仗助、「問題ない」連発してましたね(汗)子供の頃は漫画の所為か(こんなに言ってたっけ)あまり気にならなかったのですが、今の目で見ると台詞回しの工夫の無さとか違和感とかが目立ちます。あと仗助、通行人から掠め取った携帯電話、ちゃんと返すのかな‥? せめて二つも取らないで、一つ目をクレイジーダイヤモンドで直せば良いのに‥(汗)

他に疑問だったのは前回に出てたトンネル内の部屋、あれは一体何だったのか? 原作コミックが既に手元に無いので確認出来ないのが残念ですが、多分子供時代から今まで私は未だに理解出来ていません。ハイウェイスターの能力の一部として想像で補完するしかなさそうです。(対象が興味を示す光景を見せるとか)

吉良の親父様の口調もギャグっぽさが増してきてやだなぁ‥
{/netabare}
30話 猫は吉良吉影が好き
{netabare}
川尻家の話。ねこは可愛いし、草は美しいけど、猫草は気味が悪いですね。よくよく考えてみると4部ってミキタカとか猫草とかスタンドとは無関係に奇妙な生命体がいます。ファンタジーとは言えルールが不明瞭になると、世界観が曖昧になってしまう印象‥。

自分の父親が別人だったらという想像、父親があまり家にいなかった所為か、あるいは洋画の「ボディスナッチャー」とか「スペースインベーダー」とか、小学生時分に見た事があった所為か、私も抱いた事があります。悪夢が現実に取って代わる様な恐ろしさ、早人君の気持ちが何とな~く分かってしまいました。

最近酷評気味のレビューばかり書いていますが、ジョジョ原作読んでいた時もシアーハートアタックの回をピークに、以降あまり楽しんでいなかった様な‥(汗)
{/netabare}
31~34話 7月15日(木)1~4
{netabare}
今回から、原作では別々に描かれていた「鉄塔に住もう」「エニグマの少年」「チープトリック」のエピソードが同時進行するという構成。

「鉄塔に住もう」
最近レビュー内で度々引用させて頂いている「宇宙船とカヌー」という本がありますが、今回のお話に登場する鋼田一豊大(かねだいちとよひろ)は上記の本に登場する※ジョージ・ダイソンがモデルなのでは? とか思いました。でも鋼田一の場合、樹上じゃなくて鉄塔。小屋も建てずに生活している所に異常さが際立っています。吹きっさらしでは、もし雨とか雪とか降ったら危険かも知れません‥。杜王町のモデルって仙台市らしいので‥。

エネルギー保存の法則については、鉄塔がしっかりひしゃげているし、熱も加わっているはずだから、余剰のパワーにびっくり! という風にも見えますが、ファンタジーなのでそういうものだと見流すのが大人というもの‥でもクレイジー・ダイヤモンドのエネルギーを元あった場所に戻すって、能力の解釈が飛躍し過ぎてやしないかいとか思ったり‥細かい事はうっちゃって見るのが正解なのでしょう(笑)


1話完結のお話を、そのまま1話ずつ描くと冗長な印象になってしまうのでタイトルを「7月15日(木)」として、原作を再構成したのは英断であったと思います。展開のスピード感が増して最終回へと繋ぐ架け橋になるのではないでしょうか?

※:16歳で家を出て、19歳で樹上に家を建てたジョージはそこで生活していたそうです。ロープ以外の材料は全て拾い物から調達したという逞しさ。地上約30メートルの高さまで、梯子と枝を使ってスルスルと巧みに登り、降りる時はロープを使い、樹液で手を汚さずに、野生動物の様に昇り降り出来たそうです‥。さすがにお金は必要で、バイトや手伝いをしていて、自給自足までは達成出来ていなかった様ですが(笑)

「エニグマの少年」
宮本輝之輔、落ち着きのある言動と心の弱みに付け込む能力、小林玉美とか、3部のダービー兄弟を髣髴させる能力です。

原作でもそうだったと思いますが、突如敵として表れ、吉良吉廣に協力する動機が不明瞭だった様に思えます。それに杜王グランドホテルに行く過程にしても、承太郎の人柄とか能力とか聞かされていたら、ちょっと臆病気味のこの人の性格からして、勝ち目が薄いと悟って戦うのを嫌煙したはず‥。あるいは割と自信過剰な人なので勝てると思っていたとか‥? 吉廣に騙されていたのかも知れません(汗)

結局のところエニグマの少年、余計な事言っちゃって墓穴を掘る所とか、小者らしいキャラでした。ジョジョのキャラは戦いに負けると何故かゲームキャラの様にへぼくなってしまいます(性格とか身長とかが変わったり‥)。これがゲームバランスと言うものなのか(笑)

「チープトリック」
露伴先生、小難しい事しないでブリッジしてスパイダーウォークで横断歩道渡ったら面白かったのに‥(笑)

3部の時点では幽波紋と書いてスタンドと読んでいたので、スタンドに抱くイメージは「うしろの百太郎」みたいな守護霊のイメージでしたが、今回のお話で、スタンドと幽霊の明確な区別が付いた気がします。

個人の持つ力のイメージ、精神エネルギーとも表現されていたスタンドですが、それが「スタンドの魂」とどう違うのか、細かいニュアンスがよく分かりません。似たものだと思えるけれど、その様なルールに‥。多分後付設定だから仕方ないのだと思いますが‥。

後半は吉良のお話。早人君に正体がばれてしまいます。お風呂のシーンは恐過ぎました‥。でもこういう場面を見るとシアーハートアタックの回に吉良と康一君が対峙した時の場面を思い出し、吉良が1部や2部で登場したディオやカーズの様な超越的な存在とは一線を画し、人間的な弱さを多分に持った小者である事が明確になります。4部では主人公勢にもその様な弱さがありますが、絵柄が一新された事もさる事ながら、それで、それ以前のシリーズとは作風が変わった印象を受ける気がします。

かと言って3部から続投のキャラ、ジョセフ(ちょっとぼけてるけど)、承太郎などは依然として英雄然とした人物として描かれていますので、年若い主人公達と彼らの対比が面白いシリーズでもあります。

次回から物語はクライマックスへと進んでいきます。
{/netabare}
35・36話 アナザーワン バイツァ・ダスト 1、2
{netabare}
もし自分が小学生で、早人君と同じ立場だったら?と考えると怖さ倍増なお話です。

子供の頃、ホラー映画見た後とか、自分の親がエイリアンとかロボットだったらどうしようとか思って、怯えたまま眠った事ありましたが、過去のそんな体験の所為で、大人になった今でもある程度早人君に近い気持ちになって視聴する事が出来ました(汗)

早人君だったらという立場ですが、私だったら1度や2度バイツァ・ダストの説明を聞いても、俄かには信じられないだろうし、理解出来ないだろうという気がします。あまりにも現実離れした能力なので‥。でも早人君は賢い! わずか4周目で猫草を用いた打開策を思い付いてしまいました。勇気もあるし只者じゃない‥。

ゲームで言う所のリセットボタンに近い能力のバイツァ・ダストを吉良が身に付けたのは、彼が安心を求め続けた故の必然の結果とも取れますが、余りにも強大過ぎる能力なので、漫画を読んでいた当時は興ざめしてしまったのを思い出します。

続く5部以降、もっととんでもない能力が登場しますが、スケールが大き過ぎたり、突拍子が無さ過ぎたり、ジョジョらしい親しみやすさが感じられず、私は段々付いて行けなくなりました(汗)
{/netabare}
37・38話 クレイジー・D(ダイヤモンド)は砕けない1、2
{netabare}
バイツァ・ダストは前回のレビューでリセットボタンみたいな能力としましたが、発動タイミングを任意に選べない事を踏まえると無限にリスタートが出来るゲームという表現の方が近いですね。

1.発動=スタート:バイツァ・ダストを任意の人物に仕掛ける。
2.起爆=ゲームオーバー:追跡者を爆殺、運命が定められスタート直後に戻る。
3.解除=セーブ:既に起こった事実が確定して定められた運命は消える。

バイツァ・ダストの不明な点はスタート地点がどこに設定されているのか明確で無い事です。2回目以降の発動では7月16日の朝がスタート地点ですが、1回目の発動はいつ? 7月15日の夜、早人君が死んだ後に発現した能力なので、発動以前の過去にも戻れなければなりません。起爆方法も以後の方法とは異なります。

そうすると"発動=スタート"という解釈は間違っている様にも思えますが、37話冒頭で吉良は早人君に「お前をこれ以上この朝に戻らせるのは危ない事だ‥」と言ってバイツァ・ダストの解除を予告するシーンもあります。これはスタート地点を危難を乗り越えた後に定める事を示しているのだと思われます。以上を踏まえるとバイツァ・ダストは‥

1.起爆手段は一通りではない。
2.発動前の過去にも戻る事が出来る。
3.能力の解除、再発動によってスタート地点を任意に定める事が出来る。

という性質がある事が分かります。こんなのいんちきじゃないか(汗)と言いたい所ですが、1と2は吉良自身でコントロール出来ていないみたいなので、作中の様な吉良にとって危ういドラマが生まれるのでしょう。

猫草をキラークイーンの中に取り込むとか、空気弾が"キラークイーンの能力に固定された"という良く分からない理由で割れないとか、クレイジーDで体に刺さった破片を戻して体ごと移動とか、血の誘導弾とか、付け足しルール他、かなり強引なご都合展開が目立ちましたが、自身の傷を治せない仗助が主役(元々主役だけど)という事もあって非常に緊迫感のあるバトル回でもありました。

後半の家屋内にいる仗助の位置を知る吉良の空気弾攻撃の不気味さや、それを可視化するための煙幕作戦、意表をついたトリック、その種明かしのシーンなどは、因果関係を明確にしている、推理物の性質を帯びた心踊るシーンで、正にジョジョの魅力そのものと言えるのでは無いでしょうか?

でも早人君全編に渡って喋り過ぎとか、空気弾遅過ぎとか、億安も喋り過ぎ(笑)とか演出面にも気になる所が多々あって(漫画だとあまり気になりませんでしたが)時間の流れが一定のアニメで原作漫画の台詞がほぼそのまま再現されるというのは、荒木先生リスペクト故なのでしょうが、かなり不自然な光景に見えてしまいました(汗

ループ物の起源とされる物語はあれこれありますが、それよりかは、原作漫画の表紙裏のカバー部分-何巻のものかは失念(汗)-に荒木先生の好きなものベストというのがあって、それの中にテレビゲームのバイオハザードが入っていたのを思い出すブリキ男なのでした。
{/netabare}
39話 さよなら杜王町-黄金の心
{netabare}
吉良との戦いも決着し、杜王町は少しだけ平穏を取り戻しました。

「傷の痛みが深く表れてくるのはこれからなのだろう‥一体この痛みはどうやって癒せば良いのだろう。」康一君のモノローグにあるこの言葉は自分の一部とも言える家族や恋人、近しい友人を失った者にとって、繰り返し心を苛む疑問です。

もし心の欠けた部分を補ってくれるものがあるとしたら、それは同じく"人"か、緩慢な癒ししか与えてくれないけれど"時間"と答える事しか私には出来ません。でもいくら補ってもそれは決して元通りにはならず、つらい記憶は時折古傷が痛み出す様に疼く事があるものです‥。

吉良の行為は他者の平穏を奪い、自らの平穏を得るというもの、吉良のスタンド能力の第二、第三の爆弾はそれを自動的に行なうもの。この様な罪悪感も自覚も無く人殺しを遂行するものを見ると、私は戦争に使用されるミサイルだのリモコン爆撃機だのを思い出します。殺す者の罪の意識が明らかに薄い‥。吉良は天性の異常者なので、別の理由から罪の意識など感じていないのかも知れませんが、先に挙げたスタンドの性質はその様な吉良の冷酷さの象徴であるかの様にも私には思えました。

我々生物は他者の平穏を壊さなければ生きていけませんが、奪ったものの価値を見つめるという義務を怠った時、他者の痛みに鈍感になります。また命を殺める行為は当然の事として、心を傷付ける事も他者の平穏を壊す行為に当たると言う事も忘れてはなりません。

吉良の様な殺人鬼にも、心を苛む悪人にも出来る事なら会いたくないものですが、もしその様な輩と遭遇してしまったら、彼等の平穏を壊し自らの平穏を守り抜く覚悟は必要になるのかも知れません。それは戦いとも言うけれど、勇気とも言うもので、ジョセフ・ジョースターが黄金の精神と呼ぶものなのではないでしょうか?

町を見守る少女の霊は天に消えて、人々はまた元の生活へと戻っていく。

失われた命が戻ってくる事は決して無いけれど、人は支え合って生きていく。未来への希望が感じられる見事な最終回でした。

※:バイツァ・ダストの能力について、発動時に1時間くらい時間が蒔き戻るらしいです。原作熟知していると思っていましたが今回の早人君の台詞聞くまですっかり忘れてました(原作にそういう説明あったっけ?)
{/netabare}

自分がイタリア料理、延いては料理全般に興味を持つきっかけになった、トニオさんの回ほか珠玉のエピソード満載で綴る"ジョジョ"を創出された原作者の荒木飛呂彦先生にこの場を借りて心から感謝の気持ちを述べたいです。


※:自分の周りにいた友人は口を揃えてそんな事言ってましたが、世間的にはどうだったのだろう? 過去にOVA版あり、悪く無い出来だとは思いますが、個人的には原作漫画の雰囲気を再現しているとは言いがたい印象でした。


以下は本作品と殆ど関係無く、イタリア料理についての豆知識。
{netabare}
[豆知識1 にんにくは絶対に焦がしてはならない]
イタリア料理において、またその他の国の料理においても、にんにくを焦がす事は最大の禁忌です。日本では焦がしにんにくとか普通に有りますが、風味も味も台無しになっているので私は好きではありません。この点を厳守するだけで全てのイタリア料理が格段に美味しくなります。最弱の火でじっくりと柔らかくするのがコツです。

[豆知識2 トマトは少なくても実は美味しい]
400g入りのホールトマト缶はイタリアントマト6~7個分位の容量が有ります。トマトソースのパスタ一人前につきトマト1個で十分なので、単純計算すれば一缶で6~7人前作れる事になります。味についてもその方が生トマトで作った時のトマトパスタに近いものになります。それでも一缶全て使い切ってもそれはそれで美味しいので気分によって量の加減をすると良いと思います。

[豆知識3 茹で汁は捨てないで]
パスタをゆでた後の茹で汁は塩分たっぷりうまみたっぷりなので、これでそのまま肉などを煮て胡椒で味を調えれば立派なスープになります。ブイヨンや野菜などを加えてもとても美味しい。お好み焼きの溶き水、煮込みや麻婆豆腐を作る時、パンを捏ねる時、ピラフやパエリヤを炊く時(この場合は出来るだけ上澄みを使いましょう)など何にでも使えます。

[豆知識4 実はゆでられる。短時間で!]
パスタの茹で時間は大体7分以上になりますが、実はその時間を半分以下に短縮出来る裏ワザが有ります。パスタを予め1時間以上水に浸けとくと良いのです。そうしてからそのままそれを火にかけると、パスタの太さ、形状にもよりますが、沸騰してから1~2分くらいで茹で上がります。グニャグニャになるイメージを持たれる知れませんが、しっかりとアルデンテの食感になります。沸騰後1分過ぎたあたりでパスタの食感を確かめましょう。やはり茹で過ぎは良くないです。

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 53

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ド変態の吉良吉影さん

今作は仙台をモデルにした杜王町が舞台。
しかも、この町の外に出ることは一切ないというジョジョの中ではちょっと変わった作品。
シリーズの中では個人的に一番好き。

ジョセフジョースターの隠し子東方仗助が主人公。過去から続くディオとの因縁はスタンド能力を覚醒させるか死んでしまうかの矢だけ。

最初はレッチリのような色々な敵が襲って来つつ、仲間を増やしていく展開
ラスボス吉良吉影とのバトルが特に後半のメインになっていく。
質問を質問で返すなあは秀逸な名言だと思う。汎用性高い?やっぱり使うところないです。
女性の手だけ手に入れて溺愛する変態ぶり。彼の際立った個性が面白い。
ラストのれろれろも衝撃しかない。森川智之の放つ勃起がたまらんぜよ。勃起、勃起と気合いが入っている。なんでこんなんで静かに生きいけると思ったん??覚悟しといてよね。

前半もそれはそれで面白い。モテモテな康一とメンヘラな由花子などなど。透明なベビーのお世話で金使いすぎ問題とか。イタリア料理も気が抜ける感じで好き。後半の吉良吉影メインで進みつつも時折、色んなスタンド使いを絡ませるの印象的。宇宙人は違うけど。
が、やはり兎に角キャラクターが濃い吉良吉影あってこそだと思う。しげちーもしれっと良い味出してたし。なんで死なせてしまったん?猫もしれっと活用されて笑う。


OP
Crazy Noisy Bizarre Town THE DU
Crazy Noisy Bizarre Town 〜EDM arrange Ver.〜 THE DU
chase batta
Great Days 青木カレン・ハセガワダイスケ
ED
I Want You Savage Garden
Great Days -Units Ver.- JO☆UNITED(富永TOMMY弘明、Coda、橋本仁、城田純、和田泰右、Jeity、ホシノ
Crazy Noisy Bizarre Townの作詞がこだまさおりさんか。EDでもよさげ。chaseは曲名通り仗助たちが杜王町に潜む殺人鬼・吉良吉影を追跡していく映像だけど、あんまし印象にない。Great Daysのほうがとても印象に残っている。歌詞もアニメにぴったり。36話以降は川尻浩作に成りすました吉良の髪型が変更、38話では効果音。36・37話では曲の終盤が使用され、吉良が「バイツァ・ダスト」で時間を巻き戻す能力を反映するかのような逆再生した映像を織り交ぜつつ再編集。なんか面白い演出だった。ロックな感じが好きでドラムのリズムがたまらん。
I Want Youの映像は登場人物たちのいる杜王町を映す。ストーリーの進行具合に合わせ登場キャラクター追加。作者のリクエストなのかな。作品にぴったりの歌詞とは言い難いけど、選曲は良き。


名言
このヘアースタイルがサザエさんみてェーだとォ?(東方仗助)
あばあちゃんのスージーQが結婚45年目にして怒りの頂点てやつだぜ(承太郎)
うちのおふくろ、気が強い女なんだけど…ジョセフ・ジョースターのことまだ愛してるみたいで思い出すと泣くんですよ。承太郎さんの顔、一発で孫だってバレますぜ(仗助)
人間は何かを破壊して生きているといってもいい生物だ。その中でおまえの能力はこの世のどんなことよりもやさしい」(承太郎が仗助に)
おまえは1枚のCDを聞き終わったら、キチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろう?誰だってそーする。おれもそーする(形兆)
「なぜオレを助けたのか聞きてえ!!」「深い理由なんかねえよ。“なにも死ぬこたあねー”さっきはそー思っただけだよ」(億泰と仗助)
俺の『クレイジーダイヤモンド』は自分の傷は治せないんだよ。世の中…都合のいい事だらけじゃあねえってことだな」(仗助)
グレートだぜ…億泰!(仗助)
このまま『海を真っ二つに裂いて紅海を渡ったっつうモーゼ』のように…この軍隊を突破して本体のおめーをブッ叩いてやるっスよーっ!(仗助)
『ボヨヨン岬の行き方』…地元の漁師に「ボヨヨン岬」ってどこ?と聞くと、その人が親切なら船で連れてってくれる(作者解説)
お前も飲んでみろ!なんつーか気品に満ちた水っつーか、例えるとアルプスのハープを弾くお姫様が飲むような味っつーか、スゲーさわやかなんだよ…3日間砂漠をうろついて初めて飲む水っつーかよぉーっ(億泰)
ウンまああ~いっ!こっこれは~っ!この味わあぁ~っ!サッパリとしたチーズにトマトのジューシー部分がからみつくうまさだ!!チーズがトマトを!トマトがチーズを引き立てるッ!“ハーモニー”っつーんですかあ~、“味の調和”っつーんですか~っ!例えるならサイモンとガーファンクルのデュエット!ウッチャンに対するナンチャン!高森朝雄の原作に対するちばてつやの“あしたのジョー”!」
スタンド使いはスタンド使いにひかれ合う!(仗助)
仗助くん。わし…これから死ぬかも知れんから、その時は…君の母さんに…よろしく伝えといておくれよな…(ジョセフ)
この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーッ!!(露伴)
なぜ!30分なの…?どうして『30分』だけなのよォオオ~ッ!!(山岸由花子)
このケツ穴女ッ!顔を元どおりにしてッ!(由花子)
スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃…(仗助)
下痢腹かかえて公衆トイレ捜しているほうがズッと幸せ(康一)
公衆の面前で「赤っ恥のコキッ恥」をかかされたこの気分がおさまらん(吉良が康一に)
おまえはバカ丸出しだッ!あの世でおまえが来るのを楽しみに待っててやるぞッ!(広瀬康一)
(康一の靴下が裏返し)ええい!やはり気になる。ちゃんと履きなおせ…靴も…これで落ちつく(吉良吉影)
こいつらは、クソッたれ仗助に、あほの億泰…それにプッツン由花子だ…(岸辺露伴)
『少年ジャンプ』に描いてる漫画家のくせに子供を殴るなんてひどいヤツだ!(大柳 賢)
もっとも『むずかしい事』は!『自分を乗り越える事』さ!ぼくは自分の『運』をこれから乗り越える!!(岸辺露伴)
おまえは自分の「強運」だけを頼った。ぼくは自分の力で運を変えた…自分を乗り越えるってのはそーいうことなんだぜ(岸辺露伴)
わたしの名は『ヌ・ミキタカゾ・ンシ』といいます。年齢は216歳です(宇宙人)
“手”、治させろッ!コラア!(仗助、露伴に)
だが断る(岸辺露伴)この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは 自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ…
スゲーッ爽やかな気分だぜ。新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ~ッ(仗助)
ギャース!(猫草)
康一かもしれないという可能性が1%でもあるなら…!助けねえわけにはいかねえだろう。ワナだと分かっていてもよ~!(仗助)
噴上裕也、おめえ…なんか、ちょっぴりカッコイイじゃあねーかよ…(仗助)
質問を質問で返すなあーっ!!疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?わたしが“名前”はと聞いているんだッ!(吉良=川尻)
やった!間に合った!「運命」に勝った!(早人)
激しい「喜び」はいらない…そのかわり深い「絶望」もない…「植物の心」のような人生を…そんな「平穏な生活」こそわたしの目標だったのに…(吉良=川尻)
ぼくが触ればいいんだッ!」(早人)
おめ~のそのブッ飛んでる根性…まじに小学生かよ…小僧~!!(仗助)
億泰とは気が合うんだ…おめーにはわかんねーだろうが、こいつはオレの友達なんだ…(仗助)
やかましい!生きてんならよォ~さっさと目を醒ませ~コラァ~ッ!!(仗助)
フウウウウウウ〜〜〜わたしは…子供のころ レオナルド・ダ・ビンチの「モナリザ」ってありますよね……あの絵…画集で見た時ですね
あの「モナリザ」がヒザのところで組んでいる「手」…あれ……初めて見た時……なんていうか……その…下品なんですが…フフ……勃起……しちゃいましてね………
ぼくも…パパが…帰ってから一緒に食べるよ…
“正義”の輝きの中にあるという『黄金の精神』を…わしは仗助の中に見たよ…(ジョセフ)


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
エジプトでの宿敵DIOとの死闘から11年後。1999年、空条承太郎は祖父ジョセフ・ジョースターの隠し子、東方仗助に会うため、日本のM県S市、杜王町にやってきた。しかし発見した仗助は承太郎と同じ特殊能力、「スタンド」を持っていた。そして、承太郎の来訪を皮切りにまるで引かれ合うように、新たな「スタンド使い」達が動き始める。「この町には何かがある…」生まれ育った杜王町を守るため、仗助は立ちあがる――。


1. 空条承太郎!東方仗助に会う!
1999年、4月―。東方と言う姓の人物探して日本のS市杜王町にやってきた空条承太郎は、駅前で不良に囲まれた一人の少年に遭遇する。亀を傷つける不良に対して、怒りもせず、頭を下げて謝るその少年の姿に不快感を抱く承太郎だったが、次の瞬間、衝撃の言葉を耳にする。その少年の名前は、東方仗助。彼こそ承太郎が探していた人物だった―。

2. 東方仗助!アンジェロに会う
杜王町に潜む凶悪殺人犯、アンジェロのスタンドを目撃した仗助は、その件を承太郎に報告する。何らかの方法で人間の体内に入ってくるタイプのスタンドだと考えた承太郎は、自分が行くまで物を一切口にするな、水場に近づくなと仗助に注意するが、まさにその時、コーヒーを介して仗助の母・朋子の体内にスタンドが侵入してしまう!仗助は慌てることなく、ある行動に出るのだが―。

3. 虹村兄弟 その1
アンジェロのスタンド能力は、謎の弓と矢によって引き出されたものだった。しかも、その弓と矢にはどうやらDIOも関わりがあるらしい―!アンジェロを倒したところでこの町の危機が去ったとは考えられない仗助と承太郎は、弓と矢の行方を追うことを決意する。それから数日後、仗助とともに帰宅をしていた康一は、仗助の家の前の空き家に人影を見かける―。

4. 虹村兄弟 その2
弓と矢で射られ瀕死の重傷を負った康一を助けるため、虹村邸の中へと歩を進める仗助。その彼を天井の闇の中から無数の光が攻撃してきた。仗助は間一髪でかわすも、攻撃を受けた億泰の顔面には無数の穴が!仗助は形兆のスタンドの正体を話せば傷を治してやると億泰に持ちかける。しかし、それでもしゃべろうとしない億泰に対して、仗助は驚きの行動に出る!

5. 虹村兄弟 その3
形兆を打ち破った仗助と康一。これ以上被害者が出ないよう、弓と矢を探して破壊することにした2人は、屋根裏部屋の奥でそれを発見する。だが、薄暗い部屋の奥からは何かをひっかくような音と奇妙な叫び声が!意を決した仗助が部屋の中へ飛び込もうとしたその瞬間、怪物のような手が康一の足をつかみ―。

6. 広瀬康一(エコーズ)
自転車で学校へ向かう途中、康一は袋に入った猫をひいてしまった。あまりの事に慌てふためく康一。そこへ小林玉美という男が現れる。事故にも関わらず、猫を埋葬してやるから金を出せと言い始める玉美。訳が分からずあっけにとられる康一を、猫をひき殺してタダで立ち去るのかと責め立てる。罪悪感にかられた康一の胸に錠前が現れて―!

7. 間田敏和(サーフィス)
玉美からぶどうヶ丘高校の間田敏和が、スタンド使いかもしれないと聞いた仗助と康一は、それが本当か学校内を調べ始める。間田のロッカーの中を調べる仗助だったが、その中には不思議な木製の人形が入っている以外、特に変わったところは見当たらない。しかしその時、人形は見る間に仗助そっくりの姿に変身し、二人に攻撃を仕掛けてきて―!

8. 山岸由花子は恋をする その1
同級生の山岸由花子から好きだと告白された康一。はじめは告白に嬉しさを隠せなかったが、突然キレたり、しおらしくなったりする由花子の姿に引いてしまう…。さらに翌日には、1日で編んだという手編みのセーターや手作り弁当などを用意してきて、康一はそんな彼女の好意に異常さを感じ始める。思い込みの激しい由花子の行動はますますエスカレート。ついにとんでもない行動に出る。

9. 山岸由花子は恋をする その2
どんどんエスカレートしていく監禁生活に耐えきれなくなった康一は脱出を試みる。由花子との会話からどこかに電話があると考えエコーズを使って周囲を捜索、公衆電話を発見した康一は仗助たちに連絡をとろうとするが、その考えは由花子に読まれていた。作戦を見透かされ絶望する康一。余裕の由花子は食材を仕入るため公衆電話へ向かうが、そこで予期せぬ出来事が起こる!

10. イタリア料理を食べに行こう
杜王町に新しくできたイタリア料理店にやってきた仗助と億泰。この店はお客からのオーダーに応えるのではなく、シェフのトニオが客を見て料理を決めるという変わった料理店だった。トニオは億泰を快適な気持ちにするための料理として、まず水を提供すると、一口飲んだ億泰はあまりのうまさに大感動!感動で次々と涙があふれてくるのだが、次第に体が異常な反応を見せ始めて―。

11. レッド・ホット・チリ・ペッパー その1
レッド・ホット・チリ・ペッパーがついに仗助の前に姿を現す。承太郎以上とも思えるパワーを発揮し、電気の通るところであればどこでも移動ができ、そしてそのパワーを持ちながら遠隔操作もできるということに仗助も改めて脅威を感じるのだった。翌日、承太郎に呼び出された仗助たちは、ある人物が杜王町に向かっていると知らされる―。

12. レッド・ホット・チリ・ペッパー その2
ジョセフ・ジョースターの命を狙うレッド・ホット・チリ・ペッパーを倒すべく、仗助たちは港に集まっていた。バッテリーのついたものでジョセフの船へと乗り込むであろうと考えた承太郎は、仗助と康一を港に残し、何かが飛び立ったら本体を探して撃退するよう命じる。ジョセフに対する複雑な気持ちを抱く仗助の前に、勝利を確信したレッド・ホット・チリ・ペッパーの本体が姿を現す!

13. やばいものを拾ったっス!
音石明を捕まえ、弓と矢を無事に回収することができた仗助たち。事件は無事解決し杜王町には平和が戻るが、仗助には大きな問題が―。未だに打ち解けられない父、ジョセフとの関係だ。遠くから母を見るだけという条件で自宅まで連れて行こうとするのだが、耳は遠いわ、勝手に違う方向へ向かうバスに乗ろうとするわと振りまわされてばかり。しかもジョセフは、近くにスタンド使いがいると言いだして―。

14. 漫画家のうちへ遊びに行こう その1
大人気漫画「ピンクダークの少年」の作者、岸辺露伴が杜王町に住んでいると知って自宅にサインをもらいに行く康一と間田。中から出てきた露伴はサインすることを快諾してくれただけでなく、仕事場を見学するよう家の中へと招き入れてくれて康一たちは大興奮!しかしリアリティを追及する露伴の度を超えた行動に、康一は次第に恐怖を覚えはじめ―。

15. 漫画家のうちへ遊びに行こう その2
いつの間にか露伴の自宅前にやってきていた康一がおそるおそる家の中に入ると、そこにはものすごいスピードで漫画を描く露伴の姿があった。昨日、康一の体験を読んだことで創作意欲が掻き立てられ、漫画を描きたくて描きたくてしょうがないというのだ。ヘブンズ・ドアーの能力でまたも康一を本に変えた露伴が、ページを破り取ろうとしたその時、玄関に予期せぬ人物が現れる!

16. 「狩り(ハンティング)」に行こう!
突然、承太郎からハンティングに誘われた仗助。その目的は、音石明によってスタンド能力を身に付けた「ネズミ」を狩りに行くというものだった。仗助たちが、ネズミが射られた用水路にやってくると、そこには煮こごりのような状態で固められた何十匹ものネズミの異様な死体が!自分たちが追っているネズミの仕業と考え排水溝の先へと進むと、それは農家の下水へとつながっていて…。

17. 岸辺露伴の冒険
康一と露伴は奇妙な光景を目にしていた。目の前に、地図にはない謎の小道があるのだ。この道がいったいどこへ続くのか…ふたりが進んでみるとそこは空き家や電気の切れた自動販売機、地図に載っていない曲がり角や道が広がっていた。不思議に思う康一たちだが、そこで更なる異変に気づく。何度やっても3度しか曲がっていないのに最初の場所に戻ってきてしまうのだ。露伴は何者かにスタンド攻撃を受けているのではと考えるのだが―。

18. 「重ちー」の収穫(ハーヴェスト) その1
貯金がなくなり頭を抱える仗助の前に1円玉を持った小型のスタンドが現れた。驚いた仗助がその後を追いかけていくと、そこには新たなスタンド使い、矢安宮重清(重ちー)の姿が!自身のスタンド、ハーヴェストを使って町中に落ちている小銭を集めているという重ちーの行動に感心した仗助は、ハーヴェストを使ったあることを思いつく。

19. 「重ちー」の収穫(ハーヴェスト) その2
500万円の当選宝くじを手に入れ銀行へ換金にやってきた仗助たちだったが、その当選くじが本当に仗助たちのものか行員に怪しまれてしまう。自分たちで買ったとしらを切る仗助だが、宝くじの裏には仗助たちとは別の人物の名前と電話番号が書いてあると指摘され、さらに行員はその番号に電話をかけ始めた!言い逃れできない状況に追い込まれた仗助は、ある行動に出るのだが―。

20. 山岸由花子はシンデレラに憧れる
康一にまったく振り向いてもらえないことに落ち込んでいた由花子は、とある店の前で足を止める。エステ「シンデレラ」、その店は普通のエステとは違い「幸福の顔」を作るという変わった店だった。エステティシャンの辻彩に「愛と出会う顔」にしてもらった由花子が町に出ると、さっそく康一に遭遇。しかも、いつもと様子が違ってとてもいい委囲気に…。これまでの人生で最高の幸せを感じる由花子だったが、その効果は30分しか持たず…。

21. 吉良吉影は静かに暮らしたい その1
行きかう人々で賑わう昼時の町中、吉良吉影は女子社員の誘いを断ってパン屋でサンドイッチを買うと公園で1人、ランチを楽しんでいた。そこへ通りかかった重ちーは誤って自分のサンドイッチと吉良のサンドイッチの袋を取り違えてしまう。それに気づき、血相を変え重ちーを追いかける吉良。実は、吉良の袋の中にはサンドイッチではない別のものが入っていて―。

22. 吉良吉影は静かに暮らしたい その2
吉良吉影は杜王町に潜んでいた殺人鬼であり、そしてスタンド使いでもあった。自身の秘密を知った重ちーを消そうとする吉良にハーヴェストで応戦する重ちーだったが、吉良のスタンド、キラークイーンの特殊能力により瀕死の重傷を負ってしまう。一瞬の隙をつき、吉良の前から逃げることに成功した重ちーはクレイジー・ダイヤモンドに傷を治してもらうため、そして吉良の脅威を知らせるため仗助の元へ向かう。

23. シアーハートアタック その1
ボタンの持ち主を探していた承太郎と康一は靴のムカデ屋で殺人鬼・吉良吉影のスタンドが放つ第2の爆弾「シアーハートアタック」に遭遇する。康一は逃げる吉良を追おうとするが、承太郎はそれよりも再び攻撃する隙を狙っているであろうシアーハートアタックを警戒するよう促す。まずは犯人を確保すべきと考えた康一は慎重な行動をとる承太郎に納得がいかない。しかし、次の瞬間、シアーハートアタックが康一に取り付き―!

24. シアーハートアタック その2
進化したエコーズACT3の能力でシアーハートアタックを重くし、なんとか難を逃れた康一だったが、そこへ殺人鬼・吉良吉影が姿を現す!ついに目の前に現れた殺人鬼に強い怒りを感じた康一はACT3で吉良に対抗するが、まったく歯が立たない。公衆の面前で恥をかかされたことに気がおさまらない吉良は、康一に容赦ない攻撃を浴びせるのだが…。

25. アトム・ハート・ファーザー
吉良吉影の手がかりを得るため、かつて吉良が住んでいた家を調査する仗助たち。それといった特徴のない吉良だが、承太郎は家の中の物から高い知能と能力を隠すため、わざと自分の長所や短所を人前に出さない男だと分析する。それと同時に、長年切った爪とそのデータを机の引き出しに保管しているのを発見。仗助たちは平凡な男の異常な趣味を目の当たりにし、不気味さを感じていた。すると、ふいに机上にあるポラロイドがひとりでにシャッターを切って…。

26. ジャンケン小僧がやって来る!
弓と矢を奪い仗助たちの元から逃走した吉良吉廣は、息子の吉影を守るため味方となるスタンド使いを探していた。矢に射抜きたいものを選べと告げると、矢はある人物を差す―。その頃、吉良吉影を追う露伴は杜王駅前で通勤中の会社員の写真を撮影していた。吉良が誰かとすり替わったのであればそいつとして通勤していると考えたのだ。吉良がその家族を消し去る前に見つけたいと願う露伴。そこに突然、少年がジャンケンをしてほしいと声をかけてきた。

27. ぼくは宇宙人
顔を奪い、川尻浩作として生活を始めた吉良だが、自分の本性を隠したまま生活をすることにいらだちを覚え始めていた。道行く女性を見ては自分の本性を打ち明けたい、その細い首を絞め殺してみたい…という衝動を懸命に抑える吉良。しかし、川尻の妻・しのぶの首筋を見た瞬間、殺人衝動に駆られて―!一方、仗助たちは杜王町の外れの麦畑でミステリー・サークルに倒れた不思議な男を発見する。

28. ハイウェイ・スター その1
チンチロリン勝負でイカサマがおこなわれていると感じた露伴は自身の小指にペンを突き立てる!次の勝負で仗助のイカサマを見破れなければ、200万円でクレイジー・ダイヤモンドに治療を頼んでやるが、イカサマの正体を見つけたときは、仗助の小指を貰うという露伴。さらに、取り立て人として玉美を呼び出し、心の錠前で、仗助がイカサマをしないという逃げ道も封じる!!

29. ハイウェイ・スター その2
露伴に窮地を救われた仗助は、謎の足跡型スタンドの本体を探す。どこまでも追ってくるスタンドをバイクで振り切り、康一に電話をしてエコーズで敵本体を探してもらおうと考えるが、仗助の匂いを覚えたスタンドは大まかな位置をつかんで仗助の傍へ現れるため、時速60キロ以下に減速する事すらできない。何とか携帯電話を入手し康一へ連絡を取ることに成功するが、気が付くと目の前には海が迫っていて―!

30. 猫は吉良吉影が好き
ある朝、しのぶから地下室で喉に大きな穴が開いたブリティッシュ・ブルー種の猫を見つけたという話を聞いた川尻。あの『矢』で射抜かれた猫なのではないかと考えた川尻が地下室へ様子を見に行くと、そこには死んだ猫の姿があった。猫に恐怖したしのぶがホウキを振り回した際に倒したビンの破片で喉を切って死んでしまったようだ。川尻は家の庭に猫を埋葬してやるのだが、翌日、猫を埋めた場所からは怪しげな植物が生えて…。

31. 7月15日(木) その1
行方不明となった吉良吉影の姿を探していた吉廣は川尻浩作を発見する。間違いなく息子の吉影だと確信した吉廣は川尻に近づこうとするが、その後ろには川尻をビデオで隠し撮りする早人の姿が!露伴や承太郎たちも吉影を捜索している中、このままでは見つかってしまうと考えた吉廣はある行動に出る。一方、登校中の仗助と億泰は道端で双眼鏡に変身した未起隆に遭遇。使われていない鉄塔を見てくれと言われ、双眼鏡を覗くと、そこには鉄塔の上で生活する男がいた!

32. 7月15日(木) その2
火事の修理と見積もりのため、露伴の家に一級建築士の乙雅三がやってきた。露伴は家の中に乙を招き入れるが、乙のとる奇怪な行動に興味を惹かれる。その頃、仗助は鉄塔に捕らわれてしまった未起隆を助けるため、再び鉄塔内で鋼田一と対峙していた。しかし、鉄塔の構造を熟知した鋼田一は仗助の攻撃を余裕でかわすと、今度は思いもよらぬ攻撃を仕掛けてきて…。

33. 7月15日(木) その3
乙雅三の背中を見たことで露伴はスタンドのチープ・トリックに取り憑かれてしまった。チープ・トリックへの攻撃はそのまま本体である露伴自身に返ってきてしまうため、むやみに攻撃することもできず、露伴は窮地に立たされる。そして、康一を探していた仗助と噴上の前にあらゆるものを紙にして閉じ込めるスタンド・エニグマを持つ少年が現れる。エニグマの少年がポケットから取り出した紙にはあるものが隠されていて…。

34. 7月15日(木) その4
チープ・トリックの攻撃に困り果て、自宅に康一を呼び出し助けを求める露伴だったが、スタンドが取り憑いた背中をどうしても見せようとしない露伴の姿に、康一はからかわれているのではないかと不信感を抱き、怒って帰ってしまう。チープ・トリックに屈辱を味わわされ怒りに震える露伴は、意を決して自宅を出て杜王グランドホテルに向かうことにする。しかし、それは背中を見られる危険性のある過酷なものだった!

35. アナザーワン バイツァ・ダスト その1
追い詰められた川尻浩作は、早人を手にかけてしまった。事故に見えるよう早人を殺害したが、露伴たちが早人の存在に気づき、明日にも川尻家を調べに来ようとしているという最悪のタイミングだった。このままでは、正体がバレる、捕まってしまう―!絶望の淵に追い詰められた川尻だったが、突如、吉廣の持っていた矢が川尻を突き刺して―!

36. アナザーワン バイツァ・ダスト その2
キラークイーン第3の能力「バイツァ・ダスト」によって岸辺露伴を爆破し、同じ朝に戻ってきたということを聞かされた早人は、キラ・ヨシカゲを倒せるのは露伴のような「能力を持つ者」だけだと思い、露伴を死なせずにキラのことを伝えようとする。しかし、一度起こった運命の結果は変わらない。早人が露伴に会わなくても露伴は爆発してしまう。キラ・ヨシカゲを倒せないのかと苦しむ早人の目の前に、さらなる人物が現れ…。

37. クレイジー・D(ダイアモンド)は砕けない その1
ストレイ・キャットの空気弾で吉良を殺そうとした早人の作戦は失敗に終わった。早人が何度も同じ朝を往復していると察した吉良は、露伴の他にも何人かを吹き飛ばしている、そしてこれ以上同じ朝に早人を戻らせることは危険だと思い、今回でバイツァ・ダストを解除しようと考える。「運命は」自分に味方してくれていると確信した吉良だったが、そこにある人物が現れた。

38. クレイジー・D(ダイアモンド)は砕けない その2
キラークイーンとストレイ・キャットの攻撃によって追い詰められた仗助と早人は接近戦に持ち込むため近くの民家に逃げ込むが、そこへ空気弾が壁をすり抜け入り込んできた。灰皿の灰をまき、空気弾を視認できる状況にすることでかわそうとする仗助だったが、なぜか空気弾は仗助を追いかけてくる!外から見えるはずがないのに確実に仗助を狙っている空気弾に仗助と早人は動揺する―。

39. さよなら杜王町 黄金の心
ついに仗助たちは吉良を追い詰めた!承太郎たちも集まり、絶望の淵に立たされた吉良だったが、それでもなお、助けにやってきた救急隊員の女性にバイツァ・ダストを仕掛け、時間を吹き飛ばそうする。自ら女性に自分の正体を明かすことでバイツァ・ダストの発動条件を満たした吉良は、キラークイーンのスイッチを押す!杜王町の未来をかけた最終決戦、いよいよ決着―!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

思いっきりやってくれたアニメスタッフに感謝

2016年4月~2016年12月放送のTVアニメ。全39話。

放送前に書いた通り、思いっきりやっちゃって欲しいと思っていたら、本当に思い切ったやり方になってました!

脚本は常に安定していて、スムーズに尺に収め原作で描かれなかった部分を補完するよう、細かな部分がカット・改変されています。
それでも尺の振り分けには苦労したようで、思いきった手法を取ったのが31話から34話。本編に関係無いけど面白いシーンがなくなっていたりするのはかなり勿体無いですが、一つの方法として面白いと思います。

原作でも感じていた事ですが、第4部は杜王町の至る所で一見繋がりの無い事件が起こりその全てがテーマを様々な角度から浮き彫りにしていく構造。ラスボスが登場してからの盛り上がりは本当に見事です。

改変に関してはキャラクター同士の関係性の補強などは特によく出来ていて、仗助と億泰と康一の仲の良さ、康一と由花子の恋の発展はかなりわかりやすくなっています。
キャラクターそのものも原作後半準拠で綺麗に整えられて、仗助は原作4部中盤以降の親しみやすい人物像に、承太郎は6部からの設定を反映して大人の貫禄をより強く感じる落ち着いた雰囲気に統一。細かな印象の変化は数えきれず、原作との比較が実に楽しかったです。

個人的にはBGM作曲者が3部と同じで、地続き感が良いなと思う反面、雰囲気が似てしまう時があってちょっと勿体無いと思いました。音楽の使い方も、ホラーのシーンではもう少し無音の部分を増やして欲しかったですね。

作画はアニメーターの個性がよく出ていて楽しかったですが不安定な時もあり、連続3クールはかなり大変だったようでした。本当にお疲れ様でした。


【ヴィジュアル面・演出面】
{netabare}
西位輝実さんのキャラクターデザイン原作に比べ大分シンプルに仕上がっていて賛否ありましたが、私はイメージが固定しすぎない良い絵柄だと思います。4部のエピソードはシリアスからギャグ、気味悪いものから感動するものまで振り幅の大きさが魅力ですが、キャラデザもまた、シリアスにもコミカルにも、濃くもすっきりも見せられる自由度の高さが素晴らしい。
描く人・描き方によって個性的に仕上がり、西位さん自身もBDジャケットのようにしっかり描き込んだ濃い絵も仕上げたりしていて、個人的には非常に楽しく堪能させていただきました。
欲を言えば、第一弾PVやOPのような柔らかい動きをもっと見たかったかも。表情の変化は濃さも残しつつ、優しい印象のシーンが増えましたね。

おなじみの効果音表記は、康一のスタンド演出を目立たせるために全体的に控えめに。
色変えはさらにビビッドになり、テクスチャは漫画のカケアミやスクリーントーンのようなイメージの模様が多く使われています。

演出では画面切り替えにかなり凝っていて、1エピソードをコンパクトにまとめなければならない時、場面を印象強く繋げる際に多用されています。このやり方、効果的かつ挑戦的で新鮮でした。{/netabare}


【4部のテーマは普遍的】
{netabare}
原作で一貫している「日常の中の非日常」は時代が変わっても共通する根源的かつ身近な問題です。
日常は守らなければ続かないもの。それは例えば「プリキュア」などにも共通する要素があると思うのですが、プリキュアも10年以上続いているように、ジョジョ以前からも似たテーマを扱った作品があったように、古びないテーマであると感じています。

アニメの演出面でもそのことに非常に気を配っていると感じました。平和なラジオに載せて吉良の日常(切り取った手)を映すのはその筆頭ですし、悲惨な虹村家のエピソードのラストに明るくちょっとおバカな億泰を持ってくるなんて、日常に引き戻しコミカルに物語を閉じるとても効果的な演出です。
だから実は、トニオさん回みたいな日常回がとても力が入っているんですよね。エピソードカットはせずシーンのカットのみできつい尺に合わせたのは大変だったと思いますし、尺がぎりぎりで勿体無いエピソードもありましたが、日常回を削ってしまうと4部の魅力は少なからず損なわれてしまいますから良い判断だったと思います。

荒木先生の杜王町の描き方はご自身の故郷がモデルですからリアルな部分や身近な感覚がありますね。
アニメでも丹念な町づくりをしつつ、特徴的な画面作りによって非現実感が強くなっています。

リアリティを感じない色使い、閉塞感を感じるような背景は独特。遠くに映る海と山が外界との繋がりを視覚的に阻む杜王町は、劇の舞台のように、幕を閉じるまで出られない「箱庭」です。ディレクターの津田さんが雑誌で「箱庭感を出したい」という内容の発言をされていたと思います。
最終回で承太郎とジョセフが船で杜王町を出るまで、町から生きた人間が出る描写がないのは象徴的でした。

ネットで視聴感想を見ていると、形兆と父親の関係を現実の様々な問題に照らし合わせている人が多かったり、それ以外でも、誰もが自由に感情移入できる間口の広さを本作では改めて実感しました。
誇張こそされていても、荒木先生の人間描写には身近さを感じ、憎たらしいのに愛されるキャラクターもいれば、批判されるべきなのにその境遇に涙せざるを得ないキャラクターもいる。品行方正ないい人は杜王町に存在しません。主人公の仗助だってお金が絡むとちょっとゲスになりますしw
善悪で割り切れない人間がこんなに愛される描かれ方になったのは4部からじゃないかと思います。一度顔を合わせ内面を知れば、彼らは同じ町に住む隣人となりますが、一概に「味方」とは言えないのが面倒で面白い所ですね。

例外はアンジェロ、音石、吉良といった自分のために何も知らない人を踏みにじる存在です。彼らは家族や友人といった「大切なもの」の描写が一切無い。
自分だけが良ければそれで良いという者とは共に生きられないことは、鼠の一件で承太郎が語ったとおりですが、そんな存在が町のどこにいるのか解らないというのは現実でも遭遇する恐怖です。

顔の見えない隣人の恐怖はむしろ原作執筆当時よりも作中の1999年よりも、情報化社会である現代ほうがよほど切迫した問題となっているように感じます。
当時のジャンプでこのテーマを掲げた荒木先生は凄いなと思いますが、アニメスタッフは4部をよく理解し、時代性も加味して若干のアレンジを加えてストーリーと映像に落とし込んでいます。
だからこそ古い作品が原作でありながら斬新で、改変していながら根底に流れるテーマ性が変わらない。
原作を尊重しながら、アニメスタッフの個性と一貫した方向性が見出せる、素晴らしい作品に仕上がっていると感じます。{/netabare}
(2016.12.31)


【以下初回感想】
{netabare}
初回だけ感想を書こうかと思います。

全体的なイメージはぴったりでした。脚本の細かな変更点、演出意図などは合理的で、今後の方向性も感じられました。
ただ、色彩がきつすぎるとは思います。4部の奇妙さは色で出すということですかね?日常描写が多いから、むしろ地味になるかなって思ってた時期が私にもありましたw
ビジュアル面ではソエジマヤスフミさんがクレジットされてないのが気になるところですが…

作画は予想通り大変そうでしたが、自分としてはそういうところまで含めてなんだか好きです。表情の豊かさ柔らかさを大切にするというスタッフの意思は受け取った!
{netabare}
仗助は原作序盤のヤンキーっぽさはナシ。小野友樹さんの演技もとても良かったです。
PVでも感じましたが、原作と違い最初から「見た目はアレだけど普通の高校生」のイメージで来ましたね。年頃の男子らしく小さな意地を張るシーンもあり、これから成長するキャラクターとして描写していると感じます。
完璧系だった承太郎との差別化も出来ますし、良い方向性だと思います。
康一との会話で「不穏なことに首を突っ込む気は無い」「自分の今の生活にそれなりに満足している」という趣旨のセリフが追加されていて、ここから「守ろうとしなければ平穏は続かない」と気付く流れがより自然になるだろうなと感じました。小林靖子さんやっぱりベテランなだけあって上手ですよね。
{/netabare}
続きが楽しみです。好きな方向性なのでこのまま行って欲しいな。
(2016.4.4)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 31

74.2 3 ヤンキーで漫画原作なアニメランキング3位
だがしかし2(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (488)
2332人が棚に入れました
家業の駄菓子屋を継ぎたくない鹿田ココノツと駄菓子マニアの不思議な美少女・ほたる。
ほたるはココノツに駄菓子屋を継がせるため、たびたび店を訪れるようになる。
ほたると一緒に過ごすココノツは順調に駄菓子店長への道を進んで・・・いるかはわからないが、 友人の遠藤豆・遠藤サヤとともに楽しい夏休みはまだまだ続く!?
実在の駄菓子盛りだくさんでお贈りする、美味し懐かし駄菓子コメディー!再び、お腹いっぱい召し上がれ!!!

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿部敦、沼倉愛美、鈴木達央、赤﨑千夏
ネタバレ

NEOたちばな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

古き良きが淘汰される時代を生きる私たち@物語評価を下方修正!もっと駄菓子要素ほしぃー

15分枠アニメ

15分!?もっとさや師が見たいよー
だがしかし、パワフル(強引)にサクサク進むから見やすいとも言える
2期は1期と比較すると駄菓子要素は少なめでストーリーやコメディが強め
僕は駄菓子要素が圧倒的に足りないから不満である!
けど、ギャグのパンチ力は1期より高まったように思うから作品としては15分で正解なのかもね
普通に観てる分にはすごくライトに観れるのだが、自分は実はこの作品は社会派アニメなのではないかと思っている
考えすぎかもしれないけどね笑
以下、何故そう感じたのかテーマ(メッセージ)っぽいものを3点ほど
{netabare}
①駄菓子や駄菓子屋の存在を通じて、ステレオタイプな「古き良き」を教えてくれている
②駄菓子や駄菓子屋の存在を通じて、現代社会の抱える希薄な人間関係を揶揄している
③駄菓子や駄菓子屋の存在を通じて、ICT化が進み生活様式が変容しつつある現代社会の急激な技術革新とそれを求める我々を立ち止まらせてくれている
{/netabare}
あぁー駄菓子屋が恋しい
コンビニで駄菓子を買うなんて無機質だなぁー、そんな時代に誰がした?
僕はこの作品をみてとても大事な「何か」を思い出せましたよ
古き良き時代:もう出会うことのない最高の思い出である(ニコニコ大百科より引用)

-各話感想-
1話感想{netabare}-ビッグカツとペペロンチーノと・・・-
つかみは完璧!
さや師とうとう告白するのか!?
って期待しちゃいました
このときのさや師はピアス着けてなかった、学校ではちゃんと外してるのかな?
-ビッグカツ-
駄菓子of駄菓子で攻めてきましたな、くぅー
開発秘話は途中まで「うんうん!」って聞いてたけど、結局トンカツになった経緯は謎のまま
なぜイカからトンカツになった!?
-ペペロンチーノ-
1回だけ食べたことある
「風」って最強なのね
ラーメンにしては食べたことないかなー
{/netabare}
2話感想{netabare}-野球盤ガムとポンポン船と・・・-
今回は描写を楽しむ回
台風のおかげで、ほたるの透け黒ブラいただきました!
あと、ほたる&さや師の入浴シーンもごちそうさまでした!
さや師かわいいよー!
感涙ものです笑
台風様様!!!
-野球盤チョコ-
いっぱい押したくなる衝動、射幸心を煽るというやつですね
一瞬で終わったけどw
-ポンポン船-
これは駄菓子じゃなくておもちゃだけど、まぁいいかw
原理の説明で思わず感心、ポンポン船はじめて知った
{/netabare}
3話感想{netabare}-ベーゴマと追憶と・・・-
前半~中盤はギャグとエロからの後半シリアス
後半の駄菓子屋の現状を風刺した森元商店の話は15分尺の一部でやってほしくないな
落差がすごくて感情が追い付かない
この尺でやっちゃうのはもったいない
でも、そこの対比が生かせたのもこの尺だからとも言えちゃう笑
最後のシリアスな流れからのED入りは「うっー(´・ω・`)」ってなった、歌詞が五臓六腑に染みたぜぇー(誤用です)
-ベーゴマ-
ギャグとちょいエロが盛りだくさん!
開幕からココナツ散々すぎるw
スカートぬぎぬぎとベーゴマ探しのお尻ドーンはたまらん
ほたるさん、いいスタイルですねー(よだれ)
ほたるが扮してた仙人だがおっぱいがあって新鮮、おっぱい仙人笑!
そして、さや師!!!
ベーゴマに可愛いという感性はさすが「師」を冠するだけある
4つ割りでも顔がほわっーてなってるまま、ベーゴマバトル始まるよ!?
やっぱり遊びではさや師の無双状態だの!
-追憶-
ほたるさんの幼少期キター
子供のほたる可愛ええな、おい!
「そこに駄菓子がある限り」って名言すぎるだろ笑
駄菓子屋の現状を風刺した森元商店の話は胸に突き刺さるなー、駄菓子屋のおばちゃんとの会話たのしかった
自分の近所の駄菓子屋が立て続けて潰れたときは悲しいというか本当に寂しかったなー、物理的に店が無くなっただけではなくて想い出まで失ってしまったような感覚
こういうことを思い出させてくれるこの作品すきだ
{/netabare}
4話感想{netabare}-ホームランバーと花火大会と・・・-
今回は青春群像劇が強い回だった
あと、ほたるが今回は別人に見えた
開幕早々アイス選んでるときのほたるを見て違和感、その後も違和感は継続
違和感その①スタイルやばない!?
あんなウエスト細くてお尻大きかったっけ?
ちょっとやりすぎ
違和感その②顔が違う!?
これがみなさんも指摘されてる作画の違いなのか…いや、違う
そんな問題じゃない。根本から違う顔だぞ、おい
青春の代名詞ことチャリ2ケツ、坂は歩く方が逆に早い説
さや師の浴衣かわいいすぎるでござる
「2人で?」他意がなくてもドキッとしちゃうよね、二人で話しがしたいとか尚更だよね
なにこれホームランバーの当たり棒を託されただけやのに、BGM露骨すぎるね笑
ほたるどっか行っちゃっいましたけど!?
-ホームランバー-
これめっちゃ濃くて好き
たぶんだけど、ほたるがロッテでさや師が日ハムのユニフォーム着てる
やっぱりロッテはお菓子メーカーだからかな(適当)
特にホームランバー食べてるほたるの顔はすごく違和感を覚えた
{/netabare}
5話感想{netabare}-救急車とタラタラしてんじゃね~よと・・・-
今回はほたるがいない分、さや師をたくさん愛でることができる回
冒頭が1話の冒頭そっくりで「あれ、1話みてる?」と思った、デジャブ!
「いや、恥ずかしいしやらんわな」ってこんな口調やっけ?
照れ顔も反応も最高かよ
「うへへへっ、すまん」←今週で1番癒された瞬間
-タラタラしてんじゃねーよ-
スープに入れてもおいしいだと・・・
たぶん裏面の叫びは誰もやったことないよサヤ師
「タラタラしてんじゃねーよ」を勘違いしちゃうサヤ師が可愛すぎる、もう可愛すぎるっ!!!
{/netabare}
6話感想{netabare}-ビニコンと求人情報誌と・・・-
今回はとうとうコンビニが登場、そしてメガネ女子のフラグが立つ回
あと、出てくる男が全員エロな回だったw
開幕から制服サヤ師もたまらんなー、制服だと遠藤兄妹チャラくね笑?
コンビニ=革新的・デジタル
駄菓子屋=保守的・アナログ
とうとうこの町にもコンビニがねぇ…
紅豊はコンビニ界のほたるみたいなものかな?
幕間のサヤ師の「でで」やばすぎ、可愛すぎ、悶絶しちゃう、もうサヤ師だいすきっ!
【速報】紅豊さんココナツに惚れるw
スイーツ3500円は高すぎますよねー(困惑)
親父のエロ本のくだりのアタックw
ココナツの勧誘の仕方がエロに振りすぎ、アタッシュケースにエロ本てw
ココナツの目が急に劇画チックにワロタ
笑顔の絶えない職場です=笑顔を強要する職場です( ´∀`)σ)∀`)グイグイ
最後の最後にほたるを思い浮かべて耐えたココナツに痺れるぅー
とうとうメガネ女子がくるー!?
これだけ新キャラを引っ張るとは…
{/netabare}
7話感想{netabare}-尾張ハジメとチョコボールと・・・-
とうとうメガネ女子こと尾張さん初登場で尾張さんの紹介がほとんどだった回
開幕から新キャラ尾張さんの土下座就活w
土下座のお尻アングルたまらんなー、土下座系女子爆誕!!!
メガネさんの名前が尾張一(おわりはじめ)さんと判明
泣いてる尾張さん可愛いなおい!からの尻アングルたまらん
尾張さんvsサヤ師の抗争が勃発する予感…
-チョコボール-
銀のエンゼルとか金のエンゼルとかあったよねー
キョロちゃんのデザイン知らなかったなー(棒読み)
{/netabare}
8話感想{netabare}-ロールキャンディとハイエイトチョコと・・・-
尾張さんの存在感を示しつつ、しっかりサヤ師も満喫できる秀逸な回
開幕からやっぱり尾張さんとサヤ師のバトルっぽい…?
サヤ師ココナツのこと考えすぎて何も手についてないやん、先生の「寝てるのか?」ワロタ
しれっーとサヤ師の体操服姿(長袖だけど)ごちです!
ココナツ「ママー」からのサヤ師「見たい!」からの「おらっー!お邪魔します」ワロタ
修羅サヤ師からの「彼女さんすか?」のエコーw
サヤ師ちょろすぎ、だがそこが猛烈に可愛い
ロールキャンディで生まれる女の友情ってかw
真顔のサヤ師は可愛いすぎて悶絶しそう
トウくんの借金取りなかなかサマになってるw
メガネを外してメガネチョコを手に取った尾張さんの顔にドキッとした!
尾張さんも個性的で魅力的ですねぇー(ゲス顔)
-ロールキャンディ-
ぐるぐる巻きの紙みたいなキャンディ
全然知らんかったー
-ハイエイトチョコ-
メガネチョコね、スーパーのレジ横に置かれてるやつが分かりすぎて笑った
{/netabare}
9話感想{netabare}-インターネッツとスーパーボールと・・・-
ココナツが「インターネッツ」に感化されてHP作成しつつ「HTML」とか「JavaScript」とか言ってネットで遊ぶ+尾張さんの尻を全力で視る回
紅豊さんケーキ腐ってたんかw
尾張さんは尻キャラ確定です、これってココナツくん同棲生活してるよね…笑
尾張さんPCできる系女子なのね、駄菓子屋のHP作成でゲラゲラ笑ってたけど途中から完全にデリ◯ル…
幕間の「でで」が尾張さんの尻仕様に…(ゲス顔)
スーパーボールの在庫を切らしてるのに1から作るという逆転の発想で少年を籠絡する尾張さんの機転!
ネット社会の現代において「リアル」でしか出来ない経験や体験を商材として売るというのは最近の流行りですよね、潜在的なニーズに見事に呼応している…こいつ出来るぞ!?
-スーパーボール-
塩と洗濯のりで出来るとは…知ってるようで知らなかったー
{/netabare}
10話感想{netabare}-紋次郎いかと漫画原稿と・・・-
今回はほたるさんの面影と忘れかけてたココナツの漫画家志望の設定を無理やり回収+次回予告が最高で可愛すぎるサヤ師を見れる予感とほたるさん復活するかも?って思わせてくれた回
開幕からシカダ駄菓子のHPできてるー!
病室入った瞬間にシルエットでお父さんって一瞬で分かったよw
尾張さんの無意味なドヤ顔がツボった
尾張さんさんの酔い姿は「酔い姿カワイイグランプリ」で優勝できるくらい可愛い
コタツ覗きからの「でで」は破壊力抜群
ところで紋次郎いかを注文したのは本当にほたるさんなのかなー?
ココナツの漫画を間に合わせるためにみんな集合!
最後の最後にやっとサヤ師が出てきたよー!
-紋次郎いか-
あれをシガむのたまらんよね
時代劇でくわえてる長い竹串がブームとな…ヴィジュアル先行の名前なのね
いかは分かってたけど本物のするめいかって知らなかった
{/netabare}
11話感想{netabare}-ホームランバーの当たり棒と雪と・・・-
開幕からサヤ師の愛らしいケツと絶対領域を拝めるぞぃ!
みんなで力を合わせて完成させた漫画の表紙のキャラたちはみんなを模してるのかな?
ココナツのことを想って照れてるサヤ師かわいいぃー
尾張さんは審査の結果が分かってたんだね…そういう業界に精通してるのかな?
審査で時間かけてないことを指摘されて落ち込んでるココナツくんのもとにとうとう次回予告でも示唆していたほたるさんが!
いや、ほたるロスがすごいんだが
ほたる不在期間なげーよ笑!
なんか文字数少ないなぁーって思ってたら今回は駄菓子登場してないw
飲食物もサヤ師の淹れたコーヒーくらいか笑?
{/netabare}
12話感想{netabare}-ただいまとおかえりと・・・-
ココナツとほたる帰還&ラスト詰め込みすぎだねどそれもいいよねっていう回
失踪していたほたるさんと再会…
ココナツが山崎まさよしの歌的なこと言ってるw
惰性で流されて夢を忘れる…多くの大人はそんなもんよね
ほたるさんはココナツくんの将来を考える時間を与えてたんだね、姉貴やなー
ココナツ&ほたる帰還!
心配してるサヤ師かわいぃー
久しぶりのこと「おひさし」って言うほたる見てると落ち着くよねー
「わたしはあなたが欲しいわ!」ってほたるさんの会社のスカウトだったのねw
紅豊とほたるって兄妹だったの!?
てか、紅豊って名前だったのかw
最後の最後にめっちゃ詰め込んでるけど、これはこれでいいよね
ほたるの「しっかりとついてらっしゃい!」で終わるのいいね、この一言で終わりの寂しさが飛んでいって前向きな気持ちになれた!
-スーパーマリオくんコミックガム-
組立式の漫画っておもしろいねぇー
これは存在知らなかったわー
-ブタメン-
ちょうどこれ見た日にブタメンを久しぶりに食べましたけどw{/netabare}

-気付いた点など-
{netabare}1期だと幕間に「で」って言ってたのが2期は「でで」に進化してたw
喫茶エンドウの金魚がちゃんと2匹いたのにはほっこり(*´ω`*
EDのクリスマスコスのさや師サイコーかよ、ほたるの浴衣にはポテフのポッチ君がいっぱいw
OPではとにかくほたるのおっぱい揺れすぎ!!!{/netabare}

-OP&ED考察-
OP曲:「OH MY シュガーフィーリング!!」
歌:竹達彩奈
OP映像でほたるのおっぱい揺れすぎなw
曲はBメロの転調(ワルツ調)が特徴的で癖になりそう、サビ前のたたみかける感じがいいね
中毒性の強いポップでキュートな曲で何度聴いても飽きがこない、この遊び心が駄菓子を想起させる
OP曲として非常に評価できる

ED曲:「おかしなわたしとはちみつのきみ」
歌:はちみつロケット
歌い出しの語り?がおもしろい、なのに心にジーンとくるのは何故だろうか
作詞作曲がヒャダインとあって、こちらも遊び心に溢れる1曲
ほたるの浴衣・サヤ師のサンタ・メガネ尾張さんの大きめカッター
おいおい、健全な男子を殺しにかかっとるがなっ!

-気になった歌詞-
歌い出しの語り部分から
{netabare}夏太陽の下2人で食べたアイスバー 君がくれた当たりの棒今でも持ってる
お店に持ってっちゃえば思い出までもアイスと一緒に溶けちゃう気がして
やっぱり馬鹿だよねこんなのって
季節が過ぎていく 君の身長がまた伸びていく
曖昧だった夢の輪郭が少しはっきりくっきり
なーんか不安でぎゅっとしたらはちみつみたいな甘い瞳で
君が笑った

思い出までもアイスと一緒に溶けちゃう気がして
ってこの比喩はなんだ、こんなの卑怯だ
{/netabare}

サヤ師は本当にかわいいなぁー

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

これは駄菓子を紹介するアニメですか? いいえ。サヤ師を眺めるアニメです(私にとっては)w

[文量→中盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
いや、駄菓子を紹介するアニメですけどね(笑)

ただ、1期に比べると駄菓子成分が少なくなり、人間関係を中心にした日常系の色が濃くなった印象。

いや、サヤ師を眺めてるだけですから、別に良いんですけどね(笑)

ノリも1期より軽くなり、ホタルさんの出番も減ったので、あのクドイまでの熱さみたいなのも少なくなったのも、ちと残念。

いや、サy(以下略)w


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ホタルさんがあまり出ないのは、なんだかんだ寂しかった。でも、新キャラのハジメさんはナイスキャラだった。眼鏡なのに体育会敬語だし、ダメなのに優秀だし(笑)

萌えはサヤ師、笑いはハジメさん、駄菓子はホタルさん。キャラの住み分けが出来ている印象でした。

駄菓子のことは、各話感想や余談に散々書いているから、ここからはサヤ師のことだけを書こう(笑)

1話目冒頭から、サヤ師の1ショット&告白モドキから始めるとは、、、分かってやがる(笑)

すぐに照れて赤くなったり、空振りに終わって怒ったりするサヤ師、、、分かってやがる(笑)

尻でふすまを開けるサヤ師、、、分かってやがる(笑)

OPの紙風船とかEDのサンタとか、2話のお風呂回とか、あざとく狙いすぎだが、、、分かってやがる(笑)

と、とにかく制作がサヤ師の魅力を分かってやがるなって印象でした。画面の端に映っているサヤ師も含め、「サヤ師の可愛さ」をしっかり描けているのが良かったです。

まあでも、だったら、サヤ師をメインにしてラブコメをやりゃあ良いだけ。駄菓子というアイデンティティが薄れた本作は、1期に比べてらやや残念でした、、、が、まあ、サヤ師が可愛かったから、良し(笑)
{/netabare}

【余談~ 好きな駄菓子ベスト10(笑) ~】
{netabare}
何をもって、「駄菓子」と言うのかは、多分一晩くらいかかるテーマだな(笑)

私の定義は、インディーズ感かな。うまい棒とかベビースターラーメンも、勿論、最強にウマイ駄菓子なんだけど、なんか彼らはメジャーデビューしちゃってるんで、ランキングには入れませんでした(笑)

だから、いつの頃からかコンビニに駄菓子コーナーが出来たけど、あれ、スッゴい違和感があるんですよね。なんか、今まで路上でコツコツやってたアイツらが、急に横浜アリーナでライブやれって言われたみたいな、嬉しさと切なさと不安感を感じる(笑) 彼ら(駄菓子達)には、おばちゃんが一人でやってる駄菓子屋の中が似合う気がして、、、ね(無駄にしんみり)w


1位 どんどん焼き
しょっぱいよねw ソースは濃いし、なんかゴリゴリとした食感。なのに、なんか好きなんだよね。北国だから、味濃いの好きだし。値段のわりに満腹感あって、ガキには嬉しかった♪


2位 ポテトスナック ステーキ味
折角買ったのに、かなりの確率で中味が砕けているイメージ(笑) 1枚そのまんま出てくると嬉しかったな(こういう、外れの中にある当たり前、の嬉しさも、駄菓子の魅力)。まあ、ステーキ味じゃなく、ステーキのタレ味ではあるのですが(笑)


3位 ごえんがあるよ
いわゆる5円チョコ。10円をきるとか、ガキには嬉しい値段。夏なんか、すぐ溶けるよね(笑) 何気に、裏にある占いを楽しみにしてました(笑) オシャレに高カカオチョコ? 苦手です(笑)


4位 チーズあられ。
硬い食感に濃厚なチーズ味。油ギッシュギシュw 一袋食べると胸焼けするよね(笑) ボリボリゴリゴリ。喰いごたえもあるし。あれ以上量があったらキツいけど、絶妙に少ない(笑)


5位 酢だこさん太郎
最初に強烈な酸味が、あとから何とも言えない人工的な甘みがw 袋の内側、誰もいなければなめている人いますか? (ハーイw)


6位 ラーメン屋さん太郎
まあ、ベビースターラーメンだが(笑) 量が少なくて安い。皆さんは、イッキ食い派ですか? チビチビ食い派ですか? 私はイッキに食って、口の中に刺さるくらいが好きです(別にMではない笑)


7位 ビッグカツ
中味が肉か魚かなんて、どっちでも良いんですよ。なぜなら、衣を食ってるだけだから(笑) なんなら、中味が無くても大して売上変わらないんじゃないかとすら思う(暴論)w


8位 すっぱいレモンにご用心
3個中1個は、ガチですっぱいロシアンルーレットガム。友達と買い食いする定番でしたね♪ あんなことでバカみたいに笑えるのが、小学生の良さです。


9位 ヤングドーナッツ
甘いし、硬いし、もはや角砂糖かよと、今なら思うw 子供だからとはいえ、よくあんなカロリーの化け物を食っていたなと(笑) でも、幸せの味でした♪


10位 きびだんご
団子じゃね~って、今なら思うw なんか、ネチネチした甘いモチみたいな感じ。駄菓子としては、ちょい高級だった気がする。周りのセロファンを食べるか否かで、友達と揉めました(私は食べる派)w


あ~、懐かしいw まとめてみて分かったけど、「味が濃くて」「食い応えがあるやつ」が好きだったんだな、と(苦笑) 小学校の時、学校帰りによく買い食いしてました。駄菓子は、想い出の味です。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
開幕、サヤ師のアップ&告白モドキからスタートだと? 分かってやがる(笑)

ビッグカツを、その食い方をしたことなかったw ビッグカツが魚だというのは、周知だよねw これは結構食ったな~。

町内1かい(笑) 向き合うと、胸の格差がw

駄菓子のペペロンチーノ、食べたことないし、知らなかった。

2話目
お風呂回。狙いすぎ(笑) サヤ師、兄貴に注意するにしても、大胆だな(笑)

3話目
ベーゴマ、やったことないな(笑) 2回目のココノツ直撃は笑ったわw


4話目
タラタラしてんじゃね~よは、美味しいよね♪ 芋焼酎に合う♪ ひさびさの、サヤ師ヤンキーモード(笑) ココノツのお礼言うシーン、好きだな~。

5話目
新キャラ、色々濃いな(笑) ホタルさんいないと、やはりさびしいな。

6話目
さらに新キャラ。なかなか良いキャラだな~。眼鏡なのに体育会敬語(笑) ツッコミ間違い(笑) まあ、ウィンウィン、か? 夜に他で働かないと、飯代もないんじゃ? サヤ師、衝撃(笑)

7話目
怒るサヤ師(笑) 甘えるココノツ、観たいんかい(笑) サヤ師、チョロいな~(笑)

8話目
仲良いな、おいw 気まずいな、おい(笑) メッチャ良いお姉さんだな(笑) ダメなのに、優秀(笑)

9話目
漫画家目指す設定なんか、忘れてたわ(笑) ハジメさん、エロい(笑) ハジメさん、いい人。

10話目


11話目
尻で襖を開けるサヤ師。ちくしょう、分かってやがる(笑) 照れるサヤ師。ちくしょう、分かってやがる(笑)

12話目
ほたるさん。変わらず、ほたるさん(笑) でも、ココノツ、引き抜いちゃって良いの?
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 39
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

1話8ページの漫画の簡潔さ

制作会社とキャラクターデザインが変更

元々原作はフェティシズムを追求したようなデザインが魅力なので原作に寄ったのは嬉しい。今期は「キャンプ」「ラーメン」「駄菓子」と、深夜アニメに雑学ジャンルが多い

↑の作品全部、1話で麺類を食していて、わたしゃ腹が減って仕方ない

このアニメ第一作は漫画本編のゆったりした空気感を大事にしてたのですが今作では詰め込んでいてスピード感があり、あっという間に終わります。本来、連載ではギャグ漫画尺「8ページ」のショート漫画。なのでこの尺でいいとは思いますが、ファンの間では概ね好評で少し不満の方も居らっしゃるみたいですね。私も、もっと見たーい!派です


OPでほたるさんがバインバインします。サヤ師派の私に隙は無かった

サムネに居るメガネ女子は今作が初登場です
貴重なメガネ属性のお姉さんキャラ
1話では未登場ですけど


おっぱいマニアと、四白眼マニアと、ヨレっとしたお姉さんが好きな人は観てください

2話視聴後追記:{netabare}
ちょっとテンポが戻りましたね。
お風呂+台風+お泊りだと・・・。2話がガッチリ掴みに来てて笑ったw
男衆のキャラの立ち方と女子組の色気のバランス絶妙じゃったな。
今期は良いアニメ多いな~


《3/30追》
4話、「ホームランバーと花火大会と」さやし派でもトキメいちまうくらいホタルさんがヒロインしていました。
青春時代に出逢う初恋の女性を体現したような彼女を見て、だがしかしに求めてる実らないままのDT臭さを楽しむ
(ちょっとHな)ギャグストーリーを覆して、このままラブストーリーに行って欲しいと願うくらいですわ~。
ラストの夕暮れにて照らされ影が落ちたココノツの表情と、スッと取り出したホームランバーの当たりが映えて、
哀愁と笑いが同時に来ますw1期での見どころは変わらないギャグ空間と駄菓子情報に女の子の可愛さを見るアニメ
でしたが、2期はストーリーの動きがあって別の面白さが有りますね。(5話のさやしの制服姿かわいすぎか?)

5話の“タラタラしてんじゃね~よ”事件の、自分を“さやちゃん”呼びするさやし可愛すぎる(*´Д`)カワユス
ココノツあれは尻に敷かれますわ。。。
あとここからホタルさん派は地獄です。

そしてついに6話でライバル店(笑)コンビニ(紅豊)登場。原作の補完部分とオリジナルとの組み合わせが楽しい。
cv:杉田智和のハマりっぷりよ。

「いらぁっしゃーせーぇええ↑↑」

高い↑高い↑

「コンビニはいいぞぉ~」
「キミは。。スケベなものは好きかぁ」

もう杉田さんの為のキャラなんじゃねえかな?

7話ハジメちゃん来ましたね!ここから無双です。
これまた作者さんらしい通な萌ポイントを押さえたキャラクターで、ホタルさんとはまた違ったお姉さんキャラ。
店長は良い奴ですけどノリがウザイですね。でも社会人としてちゃんとしてる(バイトすぐやめられてご愁傷様)
ハジメちゃんは隙のあるお姉さんなので、ナチュラルエロイベントが嬉しい。素材は良いのに活かせてないのも
男がそそられるやーつです。あと有名大学中退だけあって、かなり有能なんですよね(・・・ダメ人間ですけど)
ココノツくんとホントの姉弟みたいになっていくので、ホンワカしますよね?(そうかな?)

8話さやし嫉妬回。今期はヒロインの感情が揺れ動き露わになることが多い。1期はまだ本気出してなかったんや。
わたくし、さやしは怒ってる時が一番可愛いと思っとるタイプなんで、ここまでアニメ化してくれて嬉しぃ
兄貴も出てきて遠藤兄妹活躍回でしたね。兄貴のツボが分かんねえよ。メガネチョコで笑うのは小学生までだよねー。

9話もポンコツお姉さん絶好調。ホームページを作り文字が流れるスクリプト入れて遊んでる時の2人が可愛い。
その後、風俗情報サイトのような仕上がりに。ここでよくわかりますが、彼女元はいいんですよ!エロイね!
あのまま置いてくれればいいのに。。その後はしゃぎ過ぎて気まずくなった時に2人の関係性をなんとなく察するに、
意識してたホタルさんと違って、ハジメちゃんは親戚のお姉さん感というか。。見ちゃいけないもの見ちゃった
ような、何ともいえない空気ですよね。

いや~・・しかしホタルさんOPとEDしか出てこねえな。ホタルさん派はどうなのか知りませんが(血の涙かな?)
まあ自分自身が楽しめてるんだから良いんでしょう。2期は時間が短い分飽きにくいし時間の流れがあっていいです。

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

63.3 4 ヤンキーで漫画原作なアニメランキング4位
ながされて藍蘭島(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (349)
2283人が棚に入れました
父親とケンカし、勢いで家出した少年・東方院行人 (14) は、乗った客船からうっかり転落。嵐に巻き込まれ、大波に飲まれた末にたどり着いた島「藍蘭島」は、脱出できない上、女性ばかりの島だった!?個性豊かな女の子達と行人との、嬉し恥ずかし大騒動の島暮らしの日々を描く。

声優・キャラクター
堀江由衣、高橋美佳子、千葉紗子、白石涼子、伊藤静、長谷川静香、下野紘
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

漢(おとこ)の夢は、全年令対象の優良ハーレム系ラブコメ

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
レビュータイトル通り、毒のないハーレムラブコメ作品。

ある少年が漂流した先は、女人島。個性豊かな女の子達との、嬉し恥ずかし大騒動の島暮らしの日々を描く。

昔観たが、AT-Xで再視聴。なんだろう、安心するw

(古い作品だけあって)これといって目立った良さがあるわけではない。強いて言えば、今はバリバリ主役レベルの声優さんが、ちょい役をやっていることかな?

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、俺なら島から脱出しようとは思わん(笑)

ハーレムに見せかけ、実は常にメインヒロインが一歩抜き出ている展開で安心して見られる。堀江さん好きとしては、満足満足♪

行人を観ていると、やはりハーレム主人公には「全方位への優しさ」と「驚くほどの鈍感さ」がマストなんだな~と再確認。

シリアスアニメや、新作(だがイマイチつまらない)アニメの骨休めにチビチビ観る感じがちょうど良かった。なんかこう、ウィスキーロック間のチェイサー的作品wというか、ベテランのいぶし銀的楽しみがあるラブコメだった。

個人的には各森の主たちが可愛かった♪ 特に大牙♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

ちゃろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ある程度漫画を読んできた人なら

作品を見ただけでこれはジャンプだ、これはマガジンだとわかるようになります。

特に一昔前は王道はジャンプ、ヤンキーはマガジン、スポーツはサンデーといったようにその雑誌の特徴が凄く出ていました。


そういう意味でもこの作品はザ・ガンガンコメディといった作品です。物語、キャラデザ、作品のノリ、ガンガン以外考えられないです。

上級者になればおそらくヒロインの服を見ただけでこれはガンガンだとわかると思います。

物語自体はベタです。いわゆるハーレムものですね。でも少年誌原作なのと少し前の時代の作品なので、近年の原作者の願望垂れ流し系のハーレムものではなく健全なハーレムものなので不快感がありません。あくまで願望よりもコメディを重視しています。お色気もあくまで健全、ねちっこさや下品なエロさはありません。あくまで願望よりもコメディを重視してるので。

キャラの特徴もベタです。ただ主人公の年齢がいいですね。裸を見て鼻血とか女性に対する「うわー」な対応が高校生以上になると説得力が無くなってしまいます。

原作は今でも続くガンガンの人気作です。ドタバタコメディが好きな人は楽しめると思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

あったあまん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

動物が出しゃばり過ぎ特に豚

このアニメの敗因は美少女ラブコメにも関わらず動物(しかも中身が擬人化されて人間のような知能があって言葉も喋る)を目立たせ過ぎてポケモンやデジモンみたいな子ども向け動物アニメみたいな雰囲気になってしまってる事。
特にあのマスコットキャラのとんかつとかいう子ども豚はぷーぷー鳴いてばかりで大した事出来ないのに目立ち過ぎじゃないかね?
まあ動物が目立ってるのは原作も同じ事だが。
いくら作者が動物が好き過ぎるからといってこういう漫画で動物を出しゃばらせまくるのはどうかと思うのだがね。
他の有名な少年ラブコメでここまで動物が出しゃばってるのはあまり見たことがない。
ラブコメなんだからぶっちゃけ動物はあまり必要ないと思う。
動物のデザインもポケモンやデジモンに比べたら正直パチモン臭くてセンスがあまりよろしくない。
まあ小学生くらいなら動物がたくさん出て来るから楽しめるかもしれないが、もっと上の年齢の連中や最近の一般的な萌え系アニメを見慣れてる連中にはかなり物足りないかもしれないね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1
ページの先頭へ