2017年度のライフルTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2017年度のライフル成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月14日の時点で一番の2017年度のライフルTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.6 1 2017年度のライフルアニメランキング1位
少女終末旅行(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (968)
3878人が棚に入れました
繁栄と栄華を極めた人間たちの文明が終わりを迎えてから長い年月が過ぎた。人間たちのほとんどが死に絶え、生き物さえもいなくなった終わりを迎えた世界。複雑に建造された都市はまるで迷路のような廃墟となり、整備するものがいなくなった機械たちは徐々にその動きを止めていく。いつ終わってしまったのか、いつから終わっているのか、そんなことを考えることさえなくなった終末の世界であてのない旅を続ける二人の少女。チトとユーリは今日も愛車ケッテンクラートに乗って廃墟の中を彷徨っていた。

終末の世界をほのぼのと生き抜くディストピアファンタジーが今、幕を開ける。

声優・キャラクター
水瀬いのり、久保ユリカ
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

上を向いて歩こう

WHITE FOX制作。
文明が崩壊し全てが滅んでしまった世界。
チトとユーリは愛車ケッテンクラートに乗り、
瓦礫と化した廃墟を当てもなく彷徨う。

陰鬱でディストピアな世界で、
ゆるいキャラのゆるい会話が心地良い。
BGMは芸術点高し。
登場人物も少なく静かな時間が流れています。

戦争後の瓦礫の山、
放置された機関銃、砲台、戦車。
2人の少女が多層構造の都市を彷徨い、
「戦争」について「食料」について、
そして「生命」について学んでいく。

真っ暗な世界を照らす月明り。
満点の星空を明るいねと言った、
ダイアローグがとても印象に残りました。

5話視聴追記。
{netabare}人が「音」の素晴らしさに気づく。
その対比としての静かな終末世界。{/netabare}
設定の持ち味が存分に活きた素晴らしい演出でした。

最終話視聴追記。
生命の営みに欠かせないものが、
シンプルな形で提示され、
壮大なシナリオでもないのに染みる。
この静寂の世界が如何に雄弁だったのか、
学ぶべきものが多い素敵な作品でしたね。

主役の声優2人に盛大な拍手を。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 105
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

その先にあるのは希望か、絶望か?

原作未読。最終話まで視聴。

【物語】
終末を思わせる風景の中を、二人の少女が旅をする物語。

何故、世界は終末を迎えてしまったのか?
何故、チトとユーリは二人きりで旅を続けているのか?
何故、何故、何故・・・?

物語が進むにつれて増えていく疑問点。

そして、それらが一気に解き明かされる{netabare}最終話{/netabare}。

素晴らしい物語・演出だったと思います。

【作画】
ほのぼのしたキャラデザと、すっかり荒廃した近未来の風景のミスマッチが良かった。

私もチトちゃんと同様に高所恐怖症なもので・・・。
第8話のらせん階段の迂回路のくだりは、見ているだけなのに心臓がバクバクしちゃいました(笑)
見ているだけなのに・・・。
本当に見事だったと思います!

【声優・キャラ】
水瀬いのりさんと久保ユリカさんの好演が光ります。
時折、暴走しすぎるユーリが評価の分かれ目か?

【音楽】
物語には合っていたと思います。
私の好みではありませんでしたけど・・・(笑)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 91

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

終末旅してますか? 燃料ありますか? ごはんもらっていいですか?(3の倍数になると「短編映画」になっちゃう!)

同タイトルのマンガ原作は未読です。

第1話を観た限りでは、なんで世界が「滅んで」いるかは視聴者には良くわからないまま、少女ふたりが世界をさまよう「日常」を追いかけるお話のようです。

背景とか物とか人物の動きとか、作画はけっこう良いですね。

なんで乗り物がケッテンクラートとか、ふたりの服は軍服っぽく見えるし銃器もあるけど元軍人というわけでもなさそうだしとかツッコミどころはありますが、ツッコんだら負けな感じですね。

基本的に「生産」というものが行われていない世界のようで、食料も燃料も基本的には遺物に頼るしかなさそうな世界観。

一応、世界が滅ぶ原因は戦争だったようなことは風景やふたりの会話の内容でわかりますが、どんな戦争だったのかは謎でした。

頭脳担当のチトと体技担当のユーリ、非日常的世界のなかでの「日常」を描く物語のようで、この先も楽しみです。

2017.10.14追記:
「エンディングアニメーション: つくみず」- 原作者本人、マジか(笑)!

2017.10.16追記:
原作マンガを読み始めたら止まらなくて一気読みしてしまいました。ちなみに未完です。どこまでアニメ化されるんでしょうね。あと、原作のこの先も楽しみ。

2017.11.4追記:
第5話、音響最高! 演出最高!! 特殊ED最高!!!

2017.12.23追記:
最終話まで視聴完了。うーん、「アート」だなあ…。

シリーズ構成でわざとそうしたのかたまたまなのか知らないんですけど、3の倍数回はわりとその1話でも観れてしまうような「短編アニメ映画」的になっています。

アバンタイトルからのタイトルの出し方や、EDでのクレジットの出し方、脚本(本編中でのイベントの配置)…。

これはやっぱり、狙ってやっていると考えた方がしっくりきますね。

やー、こいつはスゲーや…。

2018.7.18追記:
情報更新。原作は全6巻で完結しています。それと、公式アンソロジー・コミックが1巻出ていて、つくみず先生本人の8ページ作品も収録されています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 86

62.3 2 2017年度のライフルアニメランキング2位
スクールガールストライカーズ Animation Channel(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (184)
708人が棚に入れました
新生私立女子高・五稜館学園。
この学園には知られざる裏の顔がある――。

時空の歪みから現れる、謎の妖魔「オブリ」。
この人類の的に対抗できるのは、五次元空間を探知できる能力を持った「ストライカー」と呼ばれる少女達のみ。

五稜館学園は素養を持つ少女達をスカウトし、オブリを討伐する戦闘部隊「フィフス・フォース」を育成する機関でもあった。

新たに結成されたチーム「アルタイル・トルテ」に所属する5人の少女達の、戦いと友情の物語が幕を開ける!!

声優・キャラクター
石原夏織、日高里菜、沢城みゆき、花澤香菜、小倉唯、伊瀬茉莉也、野中藍、村川梨衣、Lynn、内山夕実、冨岡美沙子、田野アサミ、小林ゆう、山本希望、もものはるな、木戸衣吹、釘宮理恵、牧野由依、藤野泰子、浅川悠

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

普通に面白かった。

ゲームは未プレイです。

スマホゲームアプリとしてはそこそこ長く続いていて、知名度もまあまああるんじゃないかと思います。

ゲームやってなかったのですが設定はちゃんと頭には入ってきましたし、一応ストーリーらしきものもちゃんとあって最終話まで無事に観終わることができました。

「湖の主を釣り上げる回」が、話単体としても振り切っていて後の話の意外な伏線にもなっていて良かったです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

美少女系SFファンタジーバトル…綺麗な絵と中の人が豪華なことが魅力の作品

「スクストで検索」のCMで有名なソシャゲのアニメですね。ゲームはしたことがありません。

内容をざっくり書くと{netabare}どこからか流されてきた主人公の椿芽が、仲間とともにリームを組んでオブリと呼ばれる魔物みたいなものと戦い、弱かったチームが成長し、ほかのチームからも認められ、なぞの少女たちと戦ったりしながら、ラスボスに立ち向かい、記憶を取り戻して、真の仲間になる{/netabare}という感じです。

ときおりサービスショットあったり、萌え要素もあったりして、完全に男子向けです。とにかく絵が綺麗です。さすがはスクエニが関わっているだけに、金の出もいいのではないかと思ってしまうくらいです。中の人も豪華です。とはいえ、深い話もないし、流し見るのが一番いいかなと思います。ゲームを楽しんでいる人や、美少女系が好きな人に合いそうです。個人的にはEDを見るのを楽しみにしていました。ファミコン時代のドラクエやFFっぽい描写、ポートピア?みたいなものもあったりと懐かしかったです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

日常とバトル

原作未プレイ 全12話

表は人気の超有名女子高で、裏では妖魔と呼ばれるオプリから人類を守る部隊フィフス・フォースの養成する機関になっています。生徒たちの中にオプリを倒せる潜在的な能力者ストライカーたちの日常と戦いを描いた作品です。

ストライカーたちは5人ずつのチームに分かれていて、その中でもチーム アルタイル・トルテが中心にお話が進んでいきます。

オプリとのバトルや底辺にあるお話は最後まで続いていきますが、この作品はどちらかというと1話完結の日常作品に近いですね。

アルタイル・トルテもあれやこれや頑張りますが、なかなか強くなりません。

しかも輪にかけてさらに強い敵が出てきますので大変です。

一応決着しますが、敵が何をしたいのか最後までよく分かりませんでした。

可愛いキャラクターのちょっとバトルのある学園日常作品としてみる良いかもしれませんね。

OP・ED アルタイル・トルテの方々が歌っています。

最後に、やたらとシャワーシーンが多かったのと菜森 まなの「~ちん」はちょっとしつこいような感じがしましたw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20
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