レジスタンスでテロリストなおすすめアニメランキング 2

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69.3 1 レジスタンスでテロリストなアニメランキング1位
人狼 JIN-ROH(アニメ映画)

2000年6月3日
★★★★☆ 3.8 (274)
1318人が棚に入れました
『人狼 JIN-ROH』(じんろう)はProduction I.G制作の日本のアニメ映画。押井守の代表作である「ケルベロス・サーガ」の一作。\n強引な経済政策によって失業者と凶悪犯罪が急増した首都・東京。政府は反政府勢力掌握の為、“首都警”と呼ばれる治安部隊を設置する。その首都警の一員である青年・伏一貴は、闘争本能のみで生きる一匹の“狼”の様に一切の感情を切り捨て、自分を律してきたが、一人の女性・雨宮圭と出会い、運命のように惹かれ合っていくが…。

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「物語の美しさは、内容よりお表現による」 

強引な経済政策によって失業者と凶悪犯罪が急増した首都・東京。政府は反政府勢力掌握の為、“首都警”と呼ばれる治安部隊を設置する。その首都警の一員である青年・伏一貴は、闘争本能のみで生きる一匹の“狼”の様に一切の感情を切り捨て、自分を律してきたが、一人の女性・雨宮圭と出会い、運命のように惹かれ合っていくが…。(アニメ映画『人狼 JIN-ROH』のwikipedia・公式サイト等参照)

と、本作の設定は狼のように戦闘行動以外思考しない、してはいけない人間の物語であり、その中で出会う少女との物語でもあります。したがって戦闘中に少女を助けるという選択肢を選びます。ただ本作で驚いたのは映像です。

雰囲気としてメタルギアやマトリックス風かつ、重厚な重苦しい色合い・間・心理描写。そのどれもが押井さんの自己満足のようでもあって、ギリギリえいぞうとして成り立っている際どさが何よりも売り。好き嫌いは完全に分かれるでしょう。私はどちらかと聞かれれば苦手です。何よりも辛い辛いのだ。それがよくある残酷な描写とかではなく、圧倒的な映像。いや自分の感覚なので多くの人には当てはまらないでしょうが、観てる側に有無を言わさぬ感じ、例えばニュースで事件や事故が起きた時に流れている映像や、戦時中のモノクロフィルムのようなアレ。すでにその事実があるようで、余白感がないんですよね。それが辛いし、何よりも不親切な創り。

物語としては映像が不親切な分、割と直線になっているような気もします。あらすじそのまんま位に、あまり複雑に広げない采配。これ以上小難しくなった場合視聴を断念していたでしょう。

この物語には赤ずきんを比喩していると考えられる。頭巾は、16、17世紀に貴族や中流階級の夫人が被ったおしゃれ帽である。物語の核心に、まさにその物語全体を象徴するかような強い映像的イメージを見事に折り込み、たわいもない話を永遠の文学にまで高めた。

作者自身、こう言っている、「物語の美しさは、内容よりお表現による」 と。

祖母から赤いずきんを贈られたということは、この少女が最初からスポイルされていることを示唆していると同時に、この少女がなにか社会から逸脱した要素をうちに秘めており、魔女になりうる素質をもっていることを示しているとも考えられる。赤ずきんが狼(森に住む悪魔的なもの。人狼)と言葉を交わすことも、この物語を聞く当時の人びとには、赤ずきんの魔的な素質を感じさせたにちがいない。そして、社会からはみ出した者は罰せられ、みずからの命によってその罪を贖わなくてはならない。

このような考察・対比もあって、どちら(狼と少女)が赤ずきんであるかも本作の美しさであるのでしょうか。
 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

狼は所詮狼、人にはなれないのか? それとも・・・

2000年公開のアニメ映画。上映時間98分。一部残虐な描写があり、PG-12指定。
原作・脚本は押井守氏、監督に沖浦啓之氏(初監督)、
演出は神山健治氏と錚々たる顔ぶれです。

簡単な舞台説明(知っている方は飛ばしてください)
終戦から十数年後、強引な経済政策により
街には失業者が溢れ凶悪犯罪が多発していた。
中でも「セクト」と呼ばれる過激派集団の反政府運動が社会問題となっており、
政府もそれに対応すべく「首都圏治安警察機構」通称「首都警」を設置。
武装闘争は泥沼化していく中、
行き過ぎた首都警に対して世論から非難する声も大きくなっていった。

※本作では戦勝国はドイツとなっており、
これは架空の世界ということを強調しているのでしょう。

どうでしょうか?
制作スタッフと舞台説明からも分かる通り
本作は重厚謹厳な雰囲気を終始纏っています。
アニメ映画というよりも邦画を観たという印象でしたw
気楽に観れるタイプの映画ではない為、心の準備が必要かもしれませんw

絵は今敏監督作品のような感じですね。
本作の主人公、
首都警の戦闘部隊である特機隊の一員の伏一貴(ふせかずき)巡査は
朴念仁とも形容できるようなソルジャーです。

薄暗さを感じる曇天模様の昭和を舞台に
ボソボソっと必要最低限の会話しかしない伏一貴は
哀愁という言葉が嵌まり過ぎる程嵌っています。
まさにハードボイルドな世界観です。

タイトルから分かる通り本作のテーマは
「人の皮を被った狼」ということになるでしょう。
ダースベイダーを彷彿とさせる強化装甲服が印象的でした。

特機隊と公安部の警察内部闘争に発展していく中
伏一貴の前に突如表れる少女雨宮圭。

この恋は徒花?
狼は所詮狼、人にはなれないのか?
それとも・・・

イデオロギー色も極力控えられていますし、
ストーリー自体も結構シンプルです。
押井作品が嫌い、政治や社会を絡めてくる重厚な作品は観たくない
ということでなければ視聴してみる価値はあると思います。
ラストシーンが印象的で様々な感情が湧き上がってきました。

それにしてもこれ程レビューが書き辛い作品もそうはないですw
時代背景や取り巻く環境、キャラに対しての感情移入という点でも
視聴者はひたすら傍観者であることを強いられるという感覚を覚えました。
視聴者が口を挟む余地がほとんどない作品というか・・・
換言すればそれだけ完成度の高い作品ということなのかもしれません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 38

三崎鳴 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

うーん…難解な作品

押井守作漫画『犬狼伝説-Kerberos Pnzer Cop』を原作としたアニメーション映画作品。脚本も押井守その人が兼ねている。押井守と言えば『イノセンス』『機動警察パトレイバー』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』など名作SFアニメ作品の作り手として名を馳せる監督だが本作はジャンルとしては戦争物の部類に入る。「あの決定的な敗戦から十数年」--第二次世界大戦の戦敗国・日本。戦勝国ドイツによる占領統治下の混迷からようやく抜け出し、国際社会への復帰のために強行された経済政策は、失業者と凶悪犯罪の増加、またセクトと呼ばれる過激派集団の形成を促していた。そして本来それらに対応するはずの自治体警察の能力を超えた武装闘争が、深刻な社会問題と化していた。政府は、国家警察への昇格を目論む自治警を牽制し、同時に自衛隊の治安出動を回避するため、高い戦闘力を持つ警察機関として「首都圏治安警察機構」通称「首都警」を組織した。(wikipediaより引用)世界設定が複雑なだけに話も複雑。正直初見で内容を完全に理解するのは難儀だがダークな雰囲気ゆえにひきつける要素は強く、開幕から終幕まで前編を通して内容が陰鬱である為暗い話が好きな人にとってはたまらない逸品。自分は正直内容の理解が完全には追いついていないので今後視聴を重ねて完全な理解を得たいと考えている。以下本作受賞暦。

第54回毎日映画コンクールアニメーション賞
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2000南俊子賞
ファンタスポルト1999最優秀アニメーション賞/審査員特別大賞
モントリオール・ファンタジア映画祭アジア映画部門2位
ベルリン国際映画祭パノラマ部門正式出品
第5回アニメーション神戸個人賞
第10回日本映画プロフェッショナル大賞第9位

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

62.3 2 レジスタンスでテロリストなアニメランキング2位
境界戦機(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (101)
318人が棚に入れました
西暦2061年、日本は支配された。4つの世界主要経済圏によって分割統治されるに至り、日本人は隷属国の人間として虐げられる日々を送っていた。日本は各経済圏が投入した人型特殊機動兵器 AMAIM が闊歩する世界の最前線となった。機械好きの少年、椎葉アモウは、ある日、自律思考型AI「ガイ」と出会う。これをきっかけに、アモウは日本を取り戻すための戦いに身を投じることになる。自ら組み上げた AMAIM「ケンブ」に乗って。
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

カンタム

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
「何か物足りないガンダム」「簡単なガンダム」という印象だったので、「カンタム」にしました。クレヨンしんちゃんとは別物です(笑)

まあ、ガンダム系作品として一定以上のクオリティはあったとは思うので、ロボットアニメが嫌いじゃないなら、観ても良いかなと思えるアニメだと思います。

2期あるみたいなんで、どちらかというと、間を置かず、2期まで一気に観た方が良さそうなアニメに感じました。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
個人的にロボットアニメは大好物なので、本作もそこそこ楽しく観られました。

でもまあ、劣化版ガンダムなのは否めない。

私は「水曜どうでしょう」が好きなのですが、あれはなかなか新作を出さないので、どうでしょう熱を誤魔化すために「旅猿」を観ているような感覚です(多分、伝わらないw)

これ作るくらいなら、シンプルに金かけた新作のガンダムを作ってほしいのですが、まあ、ガンダムは敷居高くなっちゃって、ご新規さんが入りずらくなってる感あるし、当たればでかいけど外してもでかいので、新しい類似作品で色々試している感じでしょうか。

本作の問題点は、やはり対象年齢が微妙な感じでしょうか。子供が観るには難しく、大人が観るには簡単すぎる。

そもそもガンダムは、「簡単なものが子供向けだと思わない」という冨野さんの信条のもとに作られているが、今の時代にあんな企画が通るとも思わないし、ある程度の分かりやすさは必要なんだろうな。

ロボットを「必殺技」の延長線上、主人公の能力の一部と捉えているスーパーロボットに対し、「単なる兵器」としたガンダム。そこにリアリティや発明があったが、本作は、そのどちらとも言えない立ち位置。

無人機を使う敵側にとっては「兵器」であるが、専用機を有人で操る主人公側にとっては「必殺技」。よって、6対4でスーパーロボットアニメに。

また、無人機なのにわりと近くで操作していたり、どういう理屈か、有人機の方が強かったり(スーパーAIいるなら、丸投げした方が強くないか? 人間の反射速度や認知能力、判断力なんて、限界があるでしょ。AIの指示通り動くパイロットに、何の価値が?)。

ここのチグハグさが最後まで気になった。

やはり、「ミノフスキー粒子」という設定は優秀だったんだよな。有人機、有視界戦に必要感が生まれるから。

ロボットのバトル、戦争の悲惨さ、登場人物の葛藤や成長、複雑な国際情勢。全てを描こうとして、その全部が薄く、63点くらいになっちゃっているので、もう少し絞った方が良いかもね。

個人的には、本作くらいの高いクオリティでやれるなら、複雑な世界情勢や主人公の設定は廃して、単純に「戦争」と「ロボット」を、リアルに描くだけでも良かったと思う(「戦争」と「登場人物の成長や葛藤」に絞った86は、なかなか良い作品だと思うし)。

こういう複雑な設定にしたいなら、むしろ、ロボット邪魔でしょ。大体、ゲリラとロボットって相性悪くない? めっちゃ目立つし、金食い虫だし。

まあ、「プラモ売りたい作品」にそれ言ったら元も子もないけど(笑) これ、プラモの需要、どこまであるんだろ? 私なら、同じ金払うなら、まだ持ってないガンプラ買うけど、普通に。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
何度か見た設定(笑) ガンダム風だな。まずまず面白い、てゆうか、ロボアニメ好きなんだよな(笑) 

2話目 ☆3
無人機なら、人型である意味が出てくるのか? 老夫婦との出会い。そろそろ、組織に属するか。

3話目 ☆3
ここで、友情と戦場。

4話目 ☆4
ゴーストね。共通の敵になる? スゲェ分析力(笑) ある程度の信頼と、思いやり。

5話目 ☆3
なるほど、戦わなくても、知り合いは死んでいく。戦う理由ができたな。ちょっと不自然なほどの善意。

6話目 ☆3


7話目 ☆3


8話目 ☆3


9話目 ☆3
兄さんか。最後の情けのかけ方は良い落としどころかな。

10話目 ☆3


11話目 ☆3


12話目 ☆3

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

戦闘は面白かった

ロボアニメ

{netabare}
悪くはなかったんだが良くはなかった普通な作品な印象。

まず、舞台設定が雑なのが気になった。
あんな前近代的な差別が少し未来の世界で起こっているとは考えづらいし、そもそも4か国で分割統治、植民地化というのもリアリティがない。
こういう設定を見るたびに気持ち悪く感じる。
こんな設定にしたいなら1900年代前半が舞台にすればいいのにって。
もしくは86みたいに架空の国の話にすればいいのに。

で、コードギアスみたいに植民地からの解放を目指す話なのかと思いきや、1クールかけて全然何もしない。ゴーストと言う謎の敵と戦ってただけ。設定のわりに変な方向に話が向かっていて面白みがない。

4か国に分割統治されているという設定の時点で話作りも難しく、当然各国の印象とか全然残らないし、どの国が何をやっているかも非常にわかり辛い。というかそういう描写が全然ないから別にどうでもいいのか。
展開や軍の行動にも突っ込みどころが多く...

キャラはいいから話自体は普通に楽しめるというのがプラス要素。
あと、戦闘はどことなくギアス感を感じるけど面白かった。
都合良すぎだろって面はあるけど、地形に目を付けた戦闘はまあ面白い。
前半結構酷評したけど、正直クソアニメでもなければ良作でもない平均点な作品。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
まんまギアスじゃねーか世界設定。
こういう誇張された差別表現のあるアニメ嫌いだわ。
昔ならまだしもこんな数十年後の未来でここまで目に見えた差別が残ってるって設定が不自然なんだよな。
また自立型AIアニメかw
もうロボアニメに目新しい設定は無理なのか。
人質の存在意義。このAIがまるで子供向けのノリだな。
つかみとしては悪くない。

2話 ☆7
あれで許されるのガバすぎんかw
急に畑アニメ。こいつらは味方かな?  

3話 ☆6
黒の騎士団かな。
なんでそんな帝国主義時代に巻き戻ってるんだってこういう作品を見るといつも思う。意外とこいつ弱いんかよ。

4話 ☆6
さすがに戦闘シーン面白いな。あの女死んだんか。
面白い特殊能力だなw 第三勢力いるの?
おい主人公今更戻るんかよ
ロボはついてくんのか。

5話 ☆3
未来でこんなに差別が増えてるとは思えないんだよね。
こういうのしたいなら20世紀前半辺りを時代背景にするか架空の国でやれ。
リサは死んだのか。ほんと何で時代逆行してんの?
時代設定2061年だよね。抗議って捕まるだろ。
何で主人公にそこまでしてあげるんだよ。国連仕事しろよ。

6話 ☆6
やくならマグカップも。
オセアニア軍が攻める理由雑すぎだろ。
攻めるメリットなくね?
ギアスで見た暗号 ここで説明したら意味ねーだろw
いやいやどんな攻め方だよw 連携しろや 

7話 ☆6
ゴーストくんもう退場するのか。回収された。

8話 ☆5
迷家感。何アニメなんだ。家の修理って。
サクガンより削岩してる。まあ脱線してるけど面白かったよ。

9話 ☆7
死亡フラグ。コードギアスならこの町戦場になってる。
相対的貧困。坂急すぎだろw
ガバガバ警備。何故そう簡単にハッキングできるw
兄白か黒どっちだ。車家に残るために自作自演した説

10話 ☆8
今回ロボアニメっぽいな。
地形を生かした戦闘が出来てて面白い。
交戦するのか。

11話 ☆5
ゴーストの開発者か? 治外法権
電池少女で見た展開。 ん?
こいつら敵じゃないのか? 

12話 ☆7
漁夫狙いかよ。ゴーストくん強すぎんか?
確かに地形利用とか揺動は今のゴーストじゃ読めなそう。

13話 ☆6
ガイの出会い回収せずに死亡? 悪くはない

曲評価(好み)
OP「enemy」☆7.5
ED「You're my perfect mirror」☆6.5
{/netabare}


{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

saitama さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

ネクストガンダムを探しているのかな…。設定の根本が大失敗している。

日本が分割統治されている…。
まあ、元ネタは第2次世界大戦時に実際に日本をドイツのように分割統治する案があった部分。
ブレイクスリー原則ってやつ。

これに基づくフィクション作品はたくさんある。

でも、この反戦思想というか、設定が完璧に時代遅れな気がする。
支配しているのが共産主義か独裁国家による占領なら理解できるが…。
そもそも分割統治するような植民地化した国に、いろいろなツールは与えない。

日本以外の想像上の設定国を作ったほうが良かった。
へんに日本を舞台にしたことでアニメとは関係ないところで色々今後面倒になりそう。

なんにせよ、ネクストガンダム探しの一環なのは間違いない。
最初からプラモ販売も同時進行なわけで。

ただ、本質は子供向けなんだろうな。
バディとなる自立型AIがいるし、昔ならコロコロコミックスあたりで連載、日曜朝のアニメ化路線のはず。

深夜なのは枠がそこしかないのと、配信でどうにでもなるという判断。

まあ、ネクストガンダムになるような、ストーリー自体に魅力的なネタが作品中に転がっているかどうか、そこに注目して観るのも面白いか…な。


■2話まで視聴

やはりガンダムや現実の日本とかに引っ張られずに、サクガンみたいに完全な別世界ベースで話を作った方が正解だったんじゃないだろうか。

既視感が酷いし、結局劣化版ガンダムになってしまっている。


■5話まで視聴

うーん、ここまでベタなストーリー展開じゃないと駄目なのかね?
人の心というか描写にガンダムのような共感はないな…。

ガンダムみたいに子供は単純に戦いを、
大人はそのストーリー自体から揺さぶられるような作品は、もうサンライズには無理なのか?

こんな単純かつベタな話路線なら、ブレイクスリーネタ必要ないだろうに。
宇宙人との戦いでも異世界人との戦いでもなんでも、そんなんでも変わらん。

人が亡くなってもマチルダさんやミハルのような感傷は一切感じられない。
それじゃあアニメ内とはいえ無駄死ににも程がある…。


■11話まで視聴

結局のところ、やはりブレイクスリー原則の日本をテーマにした時点ですべてが失敗だ。

モビルスーツサイズの機体を日本のような平地がほぼない糞狭い国土を分割した状態で、
レジスタンスな戦争が出来ている…わけがない。

昔、御巣鷹山に日航のジャンボ機が落ちた。
翌日には場所が特定された。

日本で、モビルスーツサイズを乗せるトラックが、
たとえキャタピラ仕様な悪路対応車両に仕立てたとしても、
果たして走行できる箇所はどれだけあるか…。

設定の全てが破綻している。
現実世界にしたいなら、北米の森林地帯とか、南米のジャングルとか、
ロシアのツンドラ地域とか、
モビルスーツサイズが小隊レベルでも
まあ、なかなか見つからないわな、という地理的広さが必要だろう…。

狭い日本を更に分割したなかで
レジスタンスな局地戦で、
モビルスーツサイズの武器を運用…。

ネクストガンダム考える前に、
子供だまし過ぎる机上の空論をどうにかすべきだった…。


■飛ばしつつ13話まで視聴

うーん、これ続くんだ…。
もはや何をテーマにしてるんだか…。
各種設定とストーリーとしてやっていることがチグハグ過ぎる。
セリフで臨界点とか言ってるけど、意味わかっているのだろうか…。

とにかくガンダムな路線を行くには出来が悪すぎる…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
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