レーサーで熱いなおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのレーサーで熱いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月07日の時点で一番のレーサーで熱いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.6 1 レーサーで熱いなアニメランキング1位
弱虫ペダル NEW GENERATION(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (296)
1443人が棚に入れました
インターハイでの激闘を終えた、総北高校自転車競技部。

1年の小野田坂道は、同級生の今泉や鳴子と共に、ニューバイクに乗り換え、3年生が抜ける新生チームとしての新たな闘いに向けて走り出していた。
総北の新キャプテンに任命された手嶋も、盟友の青八木と共に連覇を目指し動き出す。そんな中、坂道は憧れの先輩である巻島から、ある事を告げられる...。

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、岸尾だいすけ、松岡禎丞、宮田幸季、諏訪彩花、諏訪部順一、潘めぐみ、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、代永翼、阿部敦、野島健児、宮野真守、下野紘、羽多野渉
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なんか顔が少女漫画みたいに!? 内容は変わってないから物語重視なら問題なし。

1話の感想 ★★★★ 4.0
インハイ後
{netabare}
顔変わりすぎw
今泉は顔尖ってて、なんか前よりブサイクになってる。
2年の先輩とか原型留めてないレベル。
目かな?目が大きくなったのがアカンのかな?
でも、景色とかはより綺麗になってていい感じ。
バイクも新しくなり、これから新たなスタートなんだが…
小野田の調子はイマイチっぽい。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
不調の小野田
{netabare}
凹みすぎたろ、小野田。
どれだけ巻島先輩が心の支柱だったんだ…
でも、手嶋先輩のおかげで少しはマシになったかな?{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
ヒルクライム大会
{netabare}
手嶋、キャプテンらしいことするじゃん!
実力でではなく、ガッツでみんなを率いるタイプか!
おかげで、小野田が息を吹き返した!!{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
優勝は…
{netabare}
小野田の完全復活だな!
あんなんだが、才能は手嶋さん以上ってのが信じられん。
3年生たちはこれで引退…
金城さん、田所さん、精神的な支柱が居なくなることが与える影響とは…
来年、1年生は何人入るかな?{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
泉田の考え
{netabare}
確かにインハイでは、クライマーの片鱗も見せたが、鳴子からスプリンターを取るのは酷じゃないか…
鳴子はスプリンターだからこその鳴子だろう。
{/netabare}

6話の感想 ★★★★☆ 4.5
スプリンターの意地
{netabare}
御堂筋の進化により負けてしまった鳴子。
鳴子ってあんがい負けっぱなしよな。
鳴子の悲しんでる姿には心揺さぶられた。
こっちも泣けたよ…
鳴子には元気になってほしい。{/netabare}

7話の感想 ★★★★☆ 4.5
走行会
{netabare}
アブの筋肉が増えてた!!
今回は背筋か〜
アブは先輩を超えたな!
なかなか熱いばとるだった。
次は、山岳が先輩を超える番だな!{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
来年こそは
{netabare}
今回はシルバーの髪の人が1番熱かったな。
山岳もこれで前に向ける。
みんながみんな、3年生たちは立派すぎ。
こんな立派な人、大学でもそういないぞ?{/netabare}

9話の感想 ★★★☆ 3.5
新年度
{netabare}
今年は新入生が大量だな。
全員が残るわけではないと思うが、それでも多いよな。
やはり優勝のおかげかな。
杉本、なんか雰囲気変わってるやん。
ギャグ要員から脱却なるか。{/netabare}

10話の感想 ★★★★☆ 4.5
杉本の力
{netabare}
あの杉本がかっこいいだと!?
泣きそうになったんだが。
吠え方のダサさが身近に感じる。
もし自分があの高校にいたら杉本くらいのポジションなんだろうな。{/netabare}

11話の感想 ★★★★☆ 4.5
決着
{netabare}
杉本、惜しかったな…
今回はとてもかっこよく見えた。
杉本も2年になったんだな〜
小野田も2年らしく1年をリードできる走りが出来るじゃん!
去年の巻島さんの登りを見た時と同じような反応をしてたな。{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
インハイ予選
{netabare}
ほぼ周回遅れを巻き返して、トップとは凄すぎ。
そりゃ、観客も燃えるわ。
仲間の大切さを教えるのかと思いきや、結局は仲間にも負けたくないって気持ちを教えることになったな。
確かに、そっちの方が総北っぽい。{/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
合宿スタート
{netabare}
鏑木は意外と体力とかは普通だよな。
走りは早いが。
鏑木は手嶋と青八木コンビみたいに、2人で真の力が出せるタイプか。
確かに、酷だが頑張れ。
それより、ここに来ての新キャラが登場!{/netabare}

14話の感想 ★★★★☆ 4.5
古賀さん
{netabare}
絶対に古賀さんを入れるべきだろ!!
みんなのこと知ってるし才能あるし!
でも、手嶋も頑張って来たからな〜
こういうのを監督やキャプテンは決めなあかんのか…
難しい仕事だ。{/netabare}

15話の感想 ★★★★ 4.0
ようやくゴール
{netabare}
古賀さん…
あんたの涙は忘れへん!
御堂筋に負けて以来、鳴子は成長したな。
気合が違う。
鏑木はまだ自分の方向性に気づかず。
はよ、気づけアホ!{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
2度目のインハイ
{netabare}
おいおい、鏑木よ〜
いきなり敵の精神攻撃に動じてどうする!!
まぁ、1年だからしゃーないのか?
でも、先が不安だ。{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
スタート前
{netabare}
スタートまでが長いよ。
ようやく始まったなインハイ!
小野田は単純で扱いやすいな。
しかも、ムードを良くしてくれる!
いいね、あんな人が1人いるだけで全然違って来るからな。{/netabare}

18話の感想 ★★★☆ 3.5
スプリント始め!
{netabare}
まだ鏑木は自分の脚質分かってないんかい!
先輩方、教えたってーな。
でも、才能は飛んでもなさそう。
恐ろしいな〜
アブは健在で嬉しいよ。{/netabare}

19話の感想 ★★★★ 4.0
銅橋
{netabare}
はみ出していると色々あるんだな〜
性格がアレだから良かったが、小野田くんみたいなのなら地獄だよ。
引きこもりになっても、不思議じゃない。
そういう意味では銅橋は適任だよな〜{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
スプリント結果
{netabare}
ようやく神様の正体が分かっ…てないな。
気づけよ!!
しかし、スプリンターの才能は半端ないな。
スプリンターの自覚を持ってもっと努力すれば化けるぞ。{/netabare}

21話の感想 ★★★☆ 3.5
箱根の戦略
{netabare}
箱根がそんな作戦でくるとは。
やはり王者して何もをしてでも勝たないといけないって事なのかな。
小野田は、呑み込まれることなく入れるのか?{/netabare}

22話の感想 ★★★☆ 3.5
ゼッケン1の宿命
{netabare}
周りからの妨害、あれいいの?
確かにしゃーない気もするがまったくフェアじゃないやん!
自転車って、ローカルルールが多い気がする。
真波の愛され自慢には素直にムカついたw{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
小野田の反撃
{netabare}
流石、小野田ちゃん!
1なだけあるな〜
今回、また新しい曲になったな。
正直、前回のヒメの方がよかった。
しかし、小野田の鼻歌クライムってw
ダサいな。{/netabare}

24話の感想 ★★★★☆ 4.5
手嶋の全力
{netabare}
手嶋さん、めちゃくちゃ頑張るやん!
手脚が限界に達してからの持久力、パないな。
この人、十分凄いと思うけどな。
他の小野田や真波が才能ありすぎなだけ!
こりゃ、ワンチャン行けるか?{/netabare}

25(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
1番に山に登るのは
{netabare}
最後は小野田が決めちゃうと思ってたんだけど、来なかったな。
手嶋さんは真面目だね〜
待たなくても誰も文句なんか言われなかったのに。
初勝利を目前にして、敵を待つとか普通無理だよ。
いい人だよな〜
手嶋を助けた小野田には、やはり主人公かと思わされたね。
今期はここまでか…
1期のように1日目は終わるかと思ってたけど、終わらんかったな。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

あの熱い夏(インターハイ)が、来る。

この作品は、シリーズ第3期の作品になります。
物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

メンバー全員が力を振り絞って挑んだ激闘の末、インターハイの頂きを制した総北高校自転車競技部。
金城、田所、巻島先輩らの底力と不屈の闘志をひしひしと感じさせてくれた3年生も世代交代の波には逆らえません…
代替わりした新生総北高校自転車競技部が始動するところから今回の物語は始まります。

今期の作品を見てまず感じたのは2年生…とりわけ主将となった手嶋純太の著しい成長っぷりです。
物語はずっとインターハイをなぞってきたので、実際のところその裏側は描かれていないので、大会に出場できなかった選手が何を思い、何を考え、何に打ち込んできたのかは正直分かりません。
ですが、手嶋の言動を見ていれば分かります…
人一倍努力してきたこと…そして金城先輩の後釜としてチームを引っ張って行くと決めた並々ならぬ決意を…

ですが、彼がもし独りぼっちだったらきっとここまで成長していなかったと思います。
時に良きライバル…そしてお互いに支えあえる同級生の青八木が並走してくれたからにほかなりません。
でも改めて思うのは3年生の偉大さと存在の大きさです。
精神的支柱が無くなると人はどうなるか…少し考えれば答えは容易に想像できると思います。

そこで何を選択するか…どんなに些細でもきっかけに気付いて前に進めるかで、その後の生き方は大きく変わってきます。
迷い…落ち込み…色んな事がありましたが、メンバーの気持ちが一つに重なり物語が動いていきます。

「目指すはインターハイ連覇!」
大会に出場する総北のメンバーは特にこの気持ちが強かったと思います。
だって、金城さんたちが抜けたから勝てなくなった、なんてきっと死んでも言われたくないから…

でも先輩たちの抜けた穴ってやっぱり大きい…
ただの先輩じゃないんです…
高校生の中では指折りのオールラウンダー、スプリンター、クライマーなんです。
田所さんに至っては、最速通貨者の称号であるグリーンゼッケンを取ってしまうほどの実力の持ち主なんです。
戦力ダウンが否めない状況の中、主将である手嶋はチーム構成に相当悩んだのではないでしょうか。
物語の中では手嶋の悩んだ素振りは殆ど見られませんでしたけれど…

しかしどれだけ悩んでも時間は待ってはくれません。
チームの中でも紆余曲折ありましたが、現状できうる中で最高のチームを編成しインターハイに臨んでいきます。
改めて感じるのは、総北以外の学校は軒並み戦力アップしていることです。

昨年優勝争いをした箱根学園のチーム構成なんて正直半端ありません。
前回も相当強いと思いましたが、正直今年は昨年以上の実力の持ち主で構成されているように思います。
箱根学園は自転車競技における常勝強豪校なので、インターハイでてっぺんを狙うには最短の近道です。
でも、総北だって昨年優勝校なのだから、もう少しメンバーが揃っても良さそうなのに…
なんて思っていましたが、レースが始まり視聴を続けていくうちに新生総北の見方が変わったのは事実です。

1年生の鏑木にもセンスは感じるものの、一番ビックリしたのは2年生の底力です。
どれだけ努力を積み重ねてきたんだろう…と思います。
だってスポーツって上達が目に見える競技ではないから…
1年間…前回優勝したインターハイから今までの時間…
きっと自転車に自分の全てを費やしたんだと思います。
その必要性を肌身に感じていたのは2年生の二人…

だってレースに出なきゃいけないから…
レースに出るという事は偉大な先輩の抜けた穴を埋める、という事だから…
3年生との力の差は歴然で新しく入った坂道ら3人にレギュラーの座を譲った二人…
速さを追い求める競技だから速いヤツが出場する…
こんな道理は最初から分かっています。
だけど、チームの事を思う気持ちは坂道らより少なくても1年分は勝っているんです。
世の中が道理で動くことばかりでも心底納得できたか…と考えるときっと答えはクエスチョンだと思います。
だから2年生は何度も下唇を噛み締めた1年間だったと思います…
レースに出れない悔しさだってきっと半端なかった筈です。
でもその悔しさが成長のバネになったから今の手嶋らがあるんだと思います。

レースはまだ序盤…
でも目に見えないレースは既にデットヒートを繰り返しています。
そして物語の進展に合わせて手嶋純太の熱さを身体全部で感じることになります。
私なら絶対できないこと…それをいとも簡単にやってのける手嶋…
喉から手が出るほど欲しいモノは天秤にかけるモノなど無いはずなのに…
それくらい手嶋の覚悟が本物だった…という証だったなと思います。
そんな手嶋の言動が気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、夏代孝明さんの「ケイデンス」と「トランジット」
エンディングテーマは、佐伯ユウスケさんの「ナウオアネバー」

3期は2クール25話の構成でした。
1期38話、2期24話とこれまで合計87話も放送されてきたのに全然尺が足りない…
昨年よりネジを2,3本外さないときっと欲しいモノには手の届かない物語が始まったのだと思います。
そして既に4期の放送が2018年の冬アニメからと決まっています。
この熱いデットヒートが今後どの様に展開していくのか…これからもしっかり見守っていきたいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

スポーツマンシップって難しい…。

 なんて思わせてくれるエピソードがありましたね…今回の3期。
 基本的には、人気の名シーンなんでしょうが…個人的には複雑な気持ちになりました。あの行為についての感想は下記の「物語評価」に書かせていただきます…。

 とにもかくにも、3期まで全部で7クール分も観たわけですが、相変わらず熱くて面白い!!

 最初はあまり好かなかった主人公の小野田君ですが、3期まで来ると一番応援しているキャラだったりします!「小野田がんばれ!」って気持ちで視聴しました。

 中途半端なところで終わりましたが、4期決定したらしいんでファンの皆さんは安心してくださいね。


●以下項目別感想詳細

物語:3.5
 相変わらず熱い。個人的には部内のレギュラー争いが特に熱くて面白かったです。ただ、試合の展開とかはどうしても似たものになるので、飽きっぽい人だと、そろそろ飽きちゃうかもしれません…。

 それと手嶋先輩の「スポーツマンシップ行為」について…{netabare}

 真波のチェーントラブルに付き合い、手嶋は「待つ」という行為を選び、結果的に負けます…。
 あの手嶋の行為はある種美しい行為かもしれませんが、個人的には少し残念でした。自分を「凡人」と自負するなら、ロードレースがチームスポーツだっていうなら、あそこは勝ちに行くべきでは?と思ってしまいます。御堂筋じゃないけど、スポーツなら勝ちにこだわるのが自然だし、汚いとは思えません…。

 ただ、1日目の「山岳賞」でしかない??(それを言ったら元も子もありませんが)ので、スポーツマンシップをないがしろにしてまで勝利に執着すべきではなかったのかも…。これが3日目のゴールシーンだったら怒りますよね…。

 そもそもこのスポーツに詳しくないので、違和感を感じているのかもしれません。自分がやってきたテニスだったりサッカーならば、相手が負傷しても自分のプレーに集中するのみですし、厳しい状況なら相手の怪我を逆に利用する戦法に徹するでしょう…。ロードの世界はそういったスポーツとは一線を画しているのかも知れません。

 ともかく手嶋さんは格好良かったです。最後まで「待っていた」ことを否定する気遣いとかが特に。周りも手嶋自身も凡人って連呼するもんだから、手嶋=弱い と思ってましたが、真波の登りに食らいつけるとか…全然凡人じゃないじゃん!(少し真波が弱体化した印象もありますが…。)

(てか小野田君めっちゃ追いついてたし、もう小野田君が山岳賞で良いのでは?と思ったり…。)
{/netabare}

声優:4.0
 相変わらず豪華ですし、演技も安定しています。

キャラ:3.5
 前期と比べると少し低めで。
巻ちゃんを初めとする総北の魅力的な先輩方が消えたことも悲しいですが、その分面白い後輩は入りましたし、杉元や小野田の成長もあって、総北のキャラ達には問題なし。

 問題は箱学の小粒感。個人的に好きだった新開さんと荒北がいなくなった穴がなかなか埋まりません。真波はなんか弱くなった気がするし、少し感じ悪くなった気がする…。泉田なんてボスを張れるほどの選手には見えないし、感じわるk…(ry。葦木場は好きだけど、穴は埋まらんわなぁ…。ほかのキャラに期待しています。

 京伏の御堂筋は相変わらず面白い!が、石垣がいないのも寂しい…。

作画:3.5
 特に作画が変だと思ったことはありません。文句なしですね。

音楽:3.5
 OP、EDは毎作恒例のさわやか系。個人的には特に好きでもない感じです。

総評(平均):3.6
 安定して楽しい作品だと思います。総北の2年生たちの見せ場はきっとこれからでしょうし、4期に期待しています!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

67.0 2 レーサーで熱いなアニメランキング2位
capeta カペタ(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (116)
675人が棚に入れました
幼くして母を失い、父と二人で暮らしている少年、平勝平太(たいらかっぺいた・通称カペタ)。仕事に明け暮れる父を気遣い、本心を押さえ込んでいたカペタは、何をやっても本気になれず退屈な日々を過ごしていた。
そんなカペタのためにある日、父は捨てられていた材料を使って手製のレーシングカートを造り、カペタに与えた。
早速走らせにいったサーキットで、実はそのカートはフレームが曲がったままのまっすぐに走らないシロモノであることにカペタたちは気づく。しかし初めてのサーキット走行で乗りこなした上に驚くべき才能の片鱗を見せたカペタは、以後公式戦という未知の領域で、その走りの資質をさらに研ぎすましてゆく・・・。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

レーシングカートを通して父子の成長を描いた物語

母親を亡くし、父親と二人暮らしの少年が、
父の作ってくれたレーシングカートをきっかけにレーサーとして
成長していく姿を描く作品。
アニメでは高校生までを描いているが、原作はさらにもっと先までを描いている。

8年前くらいに観たので、細かいシーンまでは思い出せない部分もあるのだが
仕事で忙しく、なかなか息子の相手をしてやれない父親の想いと
そんな父親の事情を汲んでしっかり家事を頑張りつつも
子どもらしく甘えたい複雑な気持ちの息子の心情が、
とても丁寧に描かれており、小学生編では胸が熱くなってしまうことが多かった。

カートに目覚め、レースを通してさまざまなことを学んでいく主人公と
それを見守る父の姿、そしてもう1組のレース仲間の母子の姿なんかにも
すごく気づかされることが多く、感動できる良い作品だと思う。

何をしてもつまらない、やる気が起きない、本気になれない。
そんな日々を送っていた少年に火をつけたスポーツ。
夢や目標を持つことの素晴らしさ、日々の楽しさを知るとともに
数々の試練や厳しさを乗り越えていくことで強くなっていく精神力。
そんな心境の変化を見守るのはとてもすがすがしい。

内容的には少年向けだが、親世代の方々にもオススメ。
ただ、こういう世界に興味のない人にはあまり響くものがないかもしれない。

ちなみに「カート」とは、パイプフレームにむき出しのエンジン、タイヤ、
バケットシートなどを取り付けたミニマムでシンプルな構造の競技用車両のこと。
見た感じ、地面にお尻をつけて滑るような感覚の乗り物だが
4歳から8歳までを対象にした本格的なレーシングキッズカートなんかもあり
最高速度は70キロを超えるもののある。
ただ、「カペタ」でのレーシングカートはキッズ用じゃないため
最高速度は100キロ以上出ていたはず。

知名度が低いのか、レビューも少なくて残念だが、
フランスでは、ものすごく人気がある日本のアニメの中の1作品だ。
あにこれで人気がないのは、52話あるので長いのがネックなのかもしれない。
しかし、もっと評価されてもいい作品だと思う。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

マシンは熱く、ドライバーはクールに

このアニメは・・・カペタ少年がレーシングカートと出会い
モータースポーツの世界に魅せられて行くスポ根作品である。

スポーツアニメ好きな自分にはたまらない作品なんdeath(視聴2回目、名作棚整理中)
熱いレースに心が躍り興奮しますdeath
とってもとっても興奮しますから、アナタ見るよろし。

自分のモータースポーツ物、最高峰は後にも先にも
新世紀GPXサイバーフォーミュラシリーズ。
この作品を超えるアニメは作れないだろう(長編&制作費を考慮)

■ヒエラルキー

★フォーミュラ1(F1)
SF(スーパーフォーミュラ)
F3(フォーミュラ3)
FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)
F4(フォーミュラ4)
S-FJ(スーパーFJ)
レーシングカート

野球だと

★メジャーリーグ(MLB)
AAA(トリプルエー)
AA(ダブルエー)
A+(アドバンスド・シングルエー)
A(レギュラー・シングルエー)
A-(ショートシーズン・シングルエー)
R+(アドバンスド・ルーキー)
R-(ルーキー)

個人の実力あっても、支援してくれるスタッフ・スポンサー・運が必要
誰でも彼でも始められるスポーツじゃない、大金の掛かる狭き門なんdeathね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

東玲二 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

モータースポーツって面白い

この物語は少年がレーシングカートを知り、ライバルと出会い、激しいレースを繰り広げていく話です。

各キャラクターの棒読みがどうにもきついかな。お世辞にも良くはないです。
話の流れもちょっとだらだらしてるところがあって観難いかもしれません。

でも、そんなことを差し引いてもカートの動きは結構迫力があり、見ごたえがあります。
なにより、ストーリーは超熱いし、主人公が苦戦しながら成長していく姿は感動します。


いろんな人に見て欲しいですが、この話は特に小学生の男の子に見て欲しいと思っています。「絶対に負けたくない」という気持ちをレーシングカートを通じて感じて欲しいからです。

アニメの終わりの方が原作とは異なり、原作はその先まで続いて行きます。
ドライバーの勝負だけでなく、エンジンメーカーの勝負、タイヤメーカー、スポンサーの話も出てきてさらに熱いレースが展開されていきます。
残念ながらそのところまでアニメ化されていませんが。

ぜひ、この先の話まで原作読んで欲しいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

70.9 3 レーサーで熱いなアニメランキング3位
新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN[シン](OVA)

2000年12月21日
★★★★☆ 3.9 (56)
336人が棚に入れました
 2022年、第17回サイバーフォーミュラGPXが開催された。「アルザード事件」の出場停止処分も解けて加賀やスタッフも戻ってくるが、いまいちレース出場に懸念を抱く理事会は大幅な予算削減を決定。一昨年のマシンでの出場を余儀なくされてしまう。しかし初戦で戦力不足を痛感させられた加賀は、突然接触してきた名雲の誘いを受け、アルザードのオリジナルマシンである「凰呀」を悩んだ末に譲り受ける。そして古いつきあいのグレイと、彼に預けていたフィルをメカニックとして呼び寄せた。
 そこまでしてハヤトにこだわる加賀には理由があった。かつて自分が負けたZEROの領域をハヤトが乗り越えたこと、そしてそんなハヤトにZEROで失った親友の姿がオーバーラップしたからだった。

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

サイバーフォーミュラ、最終章!!

オリジナルアニメ(OVAです)
全5話

あらすじ・・・
新世紀GPXサイバーフォーミュラのあらすじを見てくださいな。
大まかなあらすじは一緒です^^

さて感想を
5作目にして最終章のOVA!
個人的には(SAGA)を超えなかったけど、同じぐらい良作品でした!

(SAGA)で完全に終わりかと思いきや、(SIN)・・・
なんで?って思いましたが、完全決着の為にどうしてもアニメにしないといけないって事だったんですね^^

5話しかありませんので色々と省いていますが、レースシーンは迫力満載!!

そして今回はハヤト君とブリード加賀さんのダブル主人公!!
ブリード加賀さんはハヤト君の兄貴分であって親友、そして永遠のライバルのキャラです

この2人の完全決着を描いた(SIN)という作品。
どちらが勝ったか・・・
もちろん、言いませんwww
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

3組目のカップリングにも決着がついて、個人的にはすっきりしました!!

迫力のレースシーン
複雑に絡み合った大事な人への想い
大きく高いハードルをどう乗り越えるか

などなど、見ごたえ十分!!

古いアニメだからと言って馬鹿にせず、色んな人に見てもらいたいアニメでした!
本当に男性にも女性にもお薦め出来る作品なので、ぜひご覧くださいな。

これから見てみようかなって思う人は
TVシリーズ→ダブルワン→ZERO→SAGA→SIN
と見てくださいね。
絶対に途中から見ないでくださいね!!

レンタルはない店が多いみたいですが、私のようにDVDボックスを買うか、バンダイチャンネルで視聴できるみたいです^^
まあ、私はお父さんが夏のボーナスで全シリーズDVDを買ったんですけどね。
もう私の物です(爆笑)
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

ここまでアニメで完全決着するアニメは珍しいと思います。
個人的にはもうサイバーフォーミュラはこれ以上先に進まなくてもいいって思えるぐらい満足しました。

全シリーズ内容がレベルが高く、全部が全部(おぉ~)って言える作品ってなかなかないですよね^^
続編希望が多い現在のアニメは見習ってほしいです(苦笑)

本当にめっちゃ良いアニメだと思いますので、かなりお薦めな作品です。
うん、す~~~ごっく満足!!

では最後に一言
絶望した~!時代を間違えたアニメに絶望した~!!
この作品、今現在、作画を直して放送したらかなり人気が出ると思います~!
小学生から大学生、男性から女性、腐女子、萌え好き・・・
色んな人から愛される作品なのに、時代を間違てます~!
絶望した~~~!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

チヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

なんとも言えない余韻が残る名作です!

数々の素晴らしいキャラが登場したサイバーフォーミュラシリーズの最後。

続編が観たくてしかたがないので、今のところの最後と言っておきますw

このシリーズ通して、初めて主役がハヤトではなく加賀さんになる。

ずっと兄として、仲間としてハヤトに接してきた加賀が、弟分のハヤトに勝てないで満足している自分に気づき、苦悩しながらもレーサーとして立ち上がり、プライドを捨てチャレンジャーとして、男として本気でハヤトに牙を剥く、本シリーズの異端的話でありながらも、名作中の名作。

アスラーダと同じ規格で創られたマシン、オーガ。

しかし人と共に成長するアスラーダに対し、オーガは人を置き去りに進化したマシンであり、乗れる者のいないマシンであった。

加賀はハヤトに勝つため、オーガに乗る。


いや~~、もうね、マジでおもしろい。

ホントに、サイバーフォーミュラ好きならわかると思いますが、マジで熱くなる。

かが~~~~、カガ~~~~、と何度も叫びたくなる。

さすが主人公だけあり、ハヤト強すぎ。
敵に回してはじめて気づきますがアスラーダスゴすぎ。

そこに挑む加賀さんを、城太郎を応援しちゃいます。


加賀さんが悩んでいる姿や勝てないでもだえている姿がとても印象的です。

いや~、ココまで続編がでると作画が初期のテレビシリーズと全く異なっています。もはや原型なし。

ランドルが活躍しないのは残念ですが、
加賀さんはカッコイイです。

ホントにおもしろいです。
なんとも言えない余韻が残る名作です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

atsushi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

何とも言えない最後

全5話なので声優も大幅に削減、加賀と主人公の因縁の対決が焦点。

ブーストの時に必殺技みたいに叫ばなかったり、子ども向けアニメから始まったのにいつの間にかCOWBOY BEBOP並みのオトナな雰囲気の作品に。

ぶっちゃけ今までのキャラ付けがあって最後のOVAとして見たら感慨深いけど、コレ単体で見たら単なる手抜きアニメな気がする。
作画は良かったが、ストーリーとかメカ設定とかドリフトが飛躍しすぎてて、何かこの2人だけは別世界で戦ってる感。

ていうかコレ、主役交代で主人公がラスボス、という解釈でもいいんじゃないかと思う。

何はともあれ、TV版から足掛け9年のシリーズが終わったものの、一番感慨深かったのは、、、
当時はセーラームーンすら決まってなかった三石琴乃が、次回予告でエヴァネタまで引っ張りだして、もはやベテランのナレーションだった、という事だ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

61.5 4 レーサーで熱いなアニメランキング4位
BLASSREITER ブラスレイター(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (221)
1301人が棚に入れました
近未来のドイツ市街。その街では死体が突如蘇り、異形の融合体「デモニアック」となって生者を襲う謎の事件が勃発していた。そんな中、生者のままデモニアックへ自由自在に変化する者達が現れる。

彼らはその力を得たために人々から非難と好奇の眼差しで見られながらも、それぞれの思いを胸に悪魔の力を使用していた。しかし、彼らの思いも虚しく刻々と迫って来る残酷な運命、それはデモニアックとなった者達同士による、命を賭けたバトルロイヤルであった。
ネタバレ

司狼神威 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

コラボ万歳d(*'-'*)b

これは有名所同士の初のコラボ作品!!!
大好きな2社のコラボだああああああああああああああw

GONZOとニトロプラス!!!!

腐女子なら必ずゲームを持っているであろう!!!
あのニトロプラスだよwwwww

いやぁw神ですよw神w



そしてニトロらしい作品になっているよーw
栄光からの転落と人間不信による葛藤、いじめ・貧困・移民への差別など社会的弱者の苦悩・・・。

色々な問題がテーマであり、人間そのものの在り方を問われる大きいテーマの作品だねーw


ちょっと暗い感じのアニメではあるw
咎狗の感じ思い出すよーw


あ、でも期待したらダメよw
別にBL要素は特にないからwwwwwww
そこは期待したらあかんよw


ちなみにこのタイトルのBLASSREITERはドイツ語なのw
日本語に訳すと「青ざめた騎手」って感じw


2008年のアニメで全24話。
ニトロプラス、GONZOらしい作品に仕上がってますw

キャラの感じはニトロだねぇーw
あの女キャラの造り・・・。
本当ウザイわ・・・。


ニトロ押ししてますが、別に男性が見ても全イケる作品ですw
女性の方がイケるとかそんなんありせんw
別にどっちでもイケるかとw


【あらすじ】

近未来のドイツ市街。その街では死体が突如蘇り、異形の融合体「デモニアック」となって生者を襲う謎の事件が勃発していた。そんな中、生者のままデモニアックへ自由自在に変化する者達が現れる。

彼らはその力を得たために人々から非難と好奇の眼差しで見られながらも、それぞれの思いを胸に悪魔の力を使用していた。しかし、彼らの思いも虚しく刻々と迫って来る残酷な運命、それはデモニアックとなった者達同士による、命を賭けたバトルロイヤルであった。   (参照)




ちょっとここからはネタバレありなので伏せときますw
といってもあるキャラに対する文句の羅列ですw

そゆのを不快に思われる方は飛ばしてくださいねw

{netabare}相変わらず女キャラの造りがやはり・・・ウチの好みではありませんねwwww

あの感情に走ってしまうところや、最初や最後で全然意見が変わってしまうところw
しかも当たり前のごとくwwwwwwww



なんか信念みたいなんが感じられませんわw
あの人w



しかもさーデモニック最初何も考えず倒してたじゃん?
んで色々あって、ちょっと融合体に関して味方変わってきて・・・でもさ?でもよw

ヘルマンが暴走した時、融合体になっても彼は彼よ!
って言ってたよね?wwww


でも他のデモニアックは遠慮なく殺すしwwww
知り合いの暴走以外の抹殺ってナニ?wwww

他の奴は関係ないってかwwww
かなり自己中じゃね?w

XATの中の感染の時も、遠慮なく抹殺してたよね?w
すっげぇ矛盾してね?w

ヘルマンはどんだけ暴走しても殺さないのに、他の隊員の人は感染して融合体になったら普通に殺すってwwww

まじでどゆことよwwww
この女最初から最後まで自分勝手で矛盾だらけなんですけどwwwww

とても好きになれないわw
あまりにも矛盾しかないw
行動や言動すべてが矛盾でできているわw


ヘルマンとジョセフとマルク以外には冷徹で非情で悲劇のヒロインごっこしてるバカな女だわ・・・・。

悲劇で悲しんでる割には学習能力がないし、あの3人以外助ける気ないしw
いつでも普通に殺してるwwww

まさか、ヘルマン達以外の融合体には人生なかったとか物としか思ってないとか・・・。

他の融合体もヘルマンと同じように家族もいたかもしれない、待ってる恋人がいるかもしれない・・・

なのに瞬殺wwwwwwwwwwwwwwwww
ヘルマンの時はどんだけ人殺しても、ヘルマン殺せなかったくせによwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


あ、、、、本当あの女の文句は書いても書いても収まらないわwwwwwwwww


もうちょっと主要キャラでキーの女なんだから考えて作って欲しかったわw
こやつには意志がまるでないわ・・・。


他は別にいいよw
ヘルマンもジョセフもみんな矛盾なんてなかったしw

結局あの女最後まで役立たずwwwwwwwwwwwww
ヒロイン面すんじゃねえええええええええええええw

漫画版はヒロインお前じゃねぇーーーーーんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおw


{/netabare}


ふぅw
ちょっとスッキリw
読んだ皆様お付き合いありがとうございました!!!

多分このアニメを見たら誰もが思うことではないかとww


あ、伏せてあるとこ読んでない方のために一つw
漫画版のヒロインは一応スノウですw

そこを忘れずにw
アニメ版は・・・・・言いたくもないw
ってことでw



【声優紹介】

ジョセイフ・ジョブスン/松風雅也、三瓶由布子(幼少期のみ)

アマンダ・ウェルナー/伊藤静

エレア/花澤香菜

ヘルマン・ザルツァ/三宅健太

マドワルド・ザーギン/諏訪部順一

ベアトリス・グレーゼ/大原さやか

マレク・ウェルナー/皆川純子

スノウ/中原麻衣

ウォルフ・ゲイリグ/立木文彦

アルビン・ルッツ/檜山修之

ブラットリー・ギルフォード/中村悠一

メイフォン・リウ/遠藤綾

ゲルト・フレンツェン/石塚運昇


【主題歌】

OP
「デタラメな残像」(第2話 - 第14話)
歌 - GRANRODEO

「unripe hero」(第15話 - 第24話)
歌 - 栗林みな実


ED
「sad rain」(第1話 - 第11話)
歌 - 美郷あき

「Separating moment」(第12話)
歌 - 美郷あき

「A Wish For The Star」(第13話 - 第23話)
歌 - いとうかなこ

「sweet lies」(第24話)
歌 - いとうかなこ

【挿入歌】

「DD」(第5話、第16話)
歌 - いとうかなこ


ちょっとキャラ文句言いすぎましたが結構個人的には好きな作品ですw
なんといってもジョセフ!!!
たまりませんよwwww

ちょっと立ち姿がシキ様に似てません?ww
雰囲気www

まぁ、性格とか全然違いますけどw
結構お気にいりなキャラですwww


でわでわ、皆様BLASSREITERをお楽しみください☆^(o≧▽゚)o

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

バイクで駆け抜けr...空飛ぶの!?

この話はイギリスで蔓延している謎病の話

なんでしょう。迷作。
主人公はバイク乗りで、なんやかんやあってバイクに乗りながら怪物になったよって話。
{netabare}なのですが、まぁ空をとんだときはびっくりしましたよ。なんでナチュラルに飛んでんでしょう…
あと主人公が交代した瞬間も大いにビビりました
{/netabare}

基本的にシリアスなつくりとなっています。コメディはなく、ただただ展開するのが2クール渡って映しています。
のですが、正直全く面白くありません。展開自体もテンプレ的な{netabare}俺をおいて先へ行け!{/netabare}ですし、その後の流れもありきたりなもの。
最後には空を飛び回って友情出演からの{netabare}(ほぼ)全滅{/netabare}エンド。わけわからん。
2クールやったはずなのに、濃密感はなく、ほとんどの展開は要らなかった、という感想しか出てこない状況。もっと短縮してライトなシリアス(?)にすれば良かったのに。とは思いますが、実際どうすればよかったのかは私にもわかりません。

{netabare}
なんか打ち切り感がえぐい。
なんかいつのまにか仲間死んでるし、死んだと思ったら蘇るし、新キャラもよくわからないまま死んでいくし、黒幕かと思ったらなんか機械と融合するし…本当によくわからなかった。しかも最後擬似的に再現、とかいう謎技術でみんな笑ってるし…なんなん?まじで
主人公が変わった2クール目から本当につまらない。1クール目はまだ「虚栄とと理性」という話題はまだ良かったのですが、「贖罪と未来」なんていう何年前の話題だか…
友情出演も全くもってしらけましたし、意味あったんですかね。あれで元科学者に傷をつけれたらまだしも傷一つつけられないまま無惨にやられてくだけ、なんて。
脚本だか監督だか原作者だかわかりませんが、思考回路が理解できません
{/netabare}

監督は板野一郎さん。GANTZの方ですね
シリーズ構成は虚淵玄さん。初シリーズ構成だそう
キャラデザは恩田尚之さん。
劇伴は日比野則彦さん。メタルギアの方ですね
アニメ制作はGONZOさん。ぼくらのの所ですね

怪物とバイクシーンで3DCGを使ってましたね。違和感がありますが、薄めで見てれば何ら問題はありません
op1はGRANRODEOさんの「デタラメな残像」
op2は齋藤真也さん作編曲、栗林みな実さん作詞歌唱の「unripe hero」
ed1は飯塚昌明さん作編曲、畑亜貴さん作詞、美郷あきさん歌唱の「sad rain」
ed2は渡辺拓也さん作曲、渡邉カズヒロさん作詞、いとうかなこさん歌唱の「A Wish For The Star」

誰が己をよく見ていたか
ということで締めます

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0
ネタバレ

じぇりー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

今日も主人公君は欠席です

エンディングで一番最初にクレジットされている人物を「主人公」と呼んでいいのならば、この作品における主人公は実に影が薄い。

全24話中、未登場回も少なくない程だ。むしろヒロイン中心にストーリーは展開していると言っても差し支えはないだろう。
ようやく登場したかと思えば、寡黙でミステリアスなキャラが災いして、完全にサブキャラのような状態になってしまっている。

さてこの作品は主に、ここでのあらすじの通り、元は人間だった者たちが死ぬ、あるいは「感染」することによって、理性を失い超人的な力を手に入れ人類を脅かす存在となった「デモニアック」と、それらを駆逐するために奔走する人間たち(組織)との戦いを描いている。

しかし・・・なんというか退屈なアニメだった。2クールもかけるほどの内容ではない。
理由は、キャラクターたちの行動や考え方が誰も彼も似通っていて、結局そのために皆ほぼ同じ末路を辿ることになるため、ストーリーの先が読めてしまうことにある。

具体例を挙げると:

① {netabare}元は善良な人間だったキャラが感染しデモニアックになる → 理性を失い仲間であっても見境なしに攻撃してしまう → だが何かの拍子でかつての仲間との思い出が蘇り、すんでのところで人間の心を取り戻す → 自ら死ぬ道を選ぶ{/netabare}

② {netabare}強敵を前にチームで戦いに繰り出す → 敵が強すぎたり予期せぬ事態により部隊が壊滅状態になる → 一番重いものを背負っている隊員一人を生き残らせるために、他の隊員が次々自ら犠牲になる道を選ぶ{/netabare}

③ 死んだはずのキャラの、色んな意味でのリサイクルが多い

作画は、CGを多用すること自体は問題ないが、それ以外のシーンとのコントラストが大きすぎて、まるでゲーム画面を見ているような感じだった。

CGが一切使用されなかった回想メインの回を見て、ああ、元々の作画は綺麗なのにもったいない・・・と思った。

ロボット、メカ、軍事系が好きな人は楽しめるかもしれない。

あと、エアー主人公に萌えたい人向け(ぇ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

61.3 5 レーサーで熱いなアニメランキング5位
爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX(TVアニメ動画)

1998年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (35)
217人が棚に入れました
星馬兄弟が属するビクトリーズは、WGPで勝利した後、さらなる飛躍を求め世界へ旅立った。そしてビクトリーズを超えるべく、ミニ四駆に情熱を燃やす新たな兄弟が現れる!! エアロミニ四駆を駆使する彼らの名は、兄・一文字豪樹と弟・一文字烈矢。エリートレーサーの養成機関である「ボルゾイスクール」のレーサーたちと死闘を繰り広げる。爆走兄弟の新たな物語が今、始まった!!

声優・キャラクター
渡辺久美子、日髙のり子、池澤春菜、鈴村健一、宮崎一成
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

子どもの時に観られたことに心から感謝

1998年1月放送開始のTVアニメ。
レッツ&ゴー三作は自分が子どもの時に見ておいて本当に良かったと思っている作品群です。
無印とWGP編は現在再視聴できないのでレビューは書いていませんが、本作と同じくらい好きですし、どれも本当に面白かったです。
MAX(本作)は無印、WGP編とは主人公も舞台も変わりました。


WGP決勝戦と時を同じくして物語は始まります。
トップレーサー(主にバトルレーサー)を養成するボルゾイスクールに在籍する一文字豪樹と、弟の烈矢。
レースの勝敗に不平を言ったことがきっかけで、豪樹はミニ四駆開発者であり指導者でもある父・正宗にいきなりスクールを追い出されてしまいます。
豪樹はその後、母方の叔父が勤める会社・GEN製作所に厄介になりながら何人ものレーサーと勝負を繰り広げ、一方烈矢もレースに負けたことで自分の走りに疑問を抱き、スクールを出て兄のところに転がり込みます。


ストーリーはシリアスとコメディの差が大きく、良く言えばメリハリがきいています。本筋に絡む回は内容が濃くとても引き込まれますが、息抜き回はライトで脱力するような話もあって、ダレていると感じてしまうと辛いかもしれません。

キャラクターは個性豊かでしっかり作り込まれ、メインキャラは作品内での役割もしっかり持たされています。
ただ、一部のキャラクターに描写のブレがあります。特に源さんやミナミちゃんはとても良いキャラクターなのですが、シリーズ構成の脚本と他の脚本家で大分性格が違っていてかなりもったいないです。

作画は良い時とそれほどではない時が割とはっきりしている印象です。絵柄や動きに個人差がはっきり出ていて、作画監督の個性を見る人には楽しいと思います。
特にキャラクターデザインの石原満さんや、高見明男さん、坂崎忠さんは子どもの動きに躍動感があり、くるくると楽しそうに動き回ります。絵の綺麗さもですが、キャラクターの演技(仕草と表情)が楽しい。

第1話はとても掴みが良く、素晴らしい出来です。
ただ兄弟が別行動をとる序盤は、烈矢側は暗い雰囲気なのに対し豪樹側は明るく、その対比は面白いのですが、初見では若干掴み所が無く感じられるかも。もちろん、その後のストーリー展開に必要な描写なのですが。
本作は烈矢がスクールを出て変わり始める中盤からが面白くなります。

世界観についてはダーティな面もあり、WGPまでの明るい雰囲気から少し印象が変わっています。
本作はスピードレーサーとバトルレーサー両方いて、レース内でのバトルが普通に行われ、スピードレーサーも自分の力でそれを跳ね除けていくのが最大の特徴です。
「清く正しく」という作品がほとんどの子ども向けではちょっと珍しく、面白い方向性だと思います。

{netabare}
主人公の一人(烈矢)がバトルレーサーですし、無印やWGPに比べればMAXはバトル自体を強く否定する雰囲気ではありません。
とはいっても一貫して「バトルなんてつまらない」「ゴールまで走らないなんてつまらない」というスタンスの豪樹が、一緒に走ったレーサーを変えていくキャラなので、どちらかといえばノーマル寄りではあるんですけど。

バトルレーサーもスピードレーサーも様々なタイプが出てきますが、見せ場が登場回しかないような場合もあり、キャラクターの変遷を楽しむまでには至らない部分もありました。
個人的にはせっかく色んなタイプのレーサーがいるので、一人ひとりをもう少し掘り下げてくれたら、世界観をさらに補強する事ができたと思います。そこは少し残念です。

雰囲気としてはレースアニメというよりはホームドラマですねw
出てくるマシンが「これミニ四駆じゃないだろw」と言いたくなるようなものばかりで、しかも日常描写に凄く力を入れているのでそう感じます。
中小の下請け企業が立ち並ぶ下町の雑多な風景や、軽妙さや渋さのあるBGMが、清濁併せ呑む世界観によく合ってます。

子どもたちと大人たちの描写がそれぞれに濃く、どちらの世界も重要視しています。
大人たちは子どもを一人の人間として扱っているのが印象的で(時には叱ったり振り回されたり助けてあげたりしますが)、一方の子どもたちも自分の考えがはっきりしていて、行動は子どもらしいのに意思決定は大人のよう。妙にかっこいいです。

一文字兄弟は正反対の性格という点は星馬兄弟と同じですが、こちらは弟が兄に影響される部分が大きいです。豪樹はレーサーとしての成長に比重が置かれ、烈矢は精神的な成長を大きく描かれます。
豪樹の生来のおおらかさと烈矢が作中で獲得する柔軟性は、本作の世界観を体現するような面があり、私はとても気に入っています。

第1話に豪樹の性格はほぼ描写されていますが、おおらかでお兄ちゃん気質、裏表がなく、楽しむ走りとその性格で何人ものレーサーを変えていきます。
豪樹の走りはスピード命ですが、バトルを仕掛けられても跳ね除けるだけの実力と精神的な強さも持っています。愛機マックスブレイカーZ-2はスピードに特化し、後継機のブレイジングマックスもその発展型。

烈矢はスクールを出てからは、気持ちを素直に言葉にしない面がありながらも、兄や周囲の人たちに甘えることも増え、子どもらしさと意志の強さを見せるようになっていきます。
バトルにはバトルで、スピードにはスピードで対抗するという自分の走りを身に付け、自分のマシンが破壊される覚悟もしてレースに挑み続けました。草薙兄弟にシャドウブレイカーZ‐3を壊されるシーンは、烈矢のこれまでを理解しているとすごく切ないです。
バトル向きのZ‐3から扱いの難しいナックルブレイカーZ-1に愛機を変えた際、それに合わせた走りを追求するという柔軟性の描写も良かったです。

豪樹は同タイプの後継機、烈矢は全く違うタイプのマシンを二台目にしているのも対比になっていて面白いですね。

烈矢に関しては、バトルとスピードがごっちゃな世界観に対応する上手いキャラ付けだと思っていたので、新マシンのナックルブレイカーがバトル向きでない(できないわけじゃないのでしょうが)のが少し残念でした。
ですがラストレースで草薙兄弟に対して「ガタガタ言ってるとぶっ壊すぞ!」みたいなセリフがあったので、Z-3と一緒に悩みぬいて獲得した自分のスタンスは変わっていないのだろうとも思います。

父の正宗は最初は良くない父親に見えるのですが、中盤ボルゾイに叛意を見せてからは、豪樹と烈矢を心から信頼し二人の決断と行動を見守ってきたこと、真摯にマシン開発に向き合っていた本質が見え始めます。
この親子が並んでいると本当に和みます。スリーショットが少なくて少し残念かも。

子ども達がマシンを自分のものにするのを信じて預けている一文字博士と、自分のマシンが世界一である事を証明して欲しくて娘を走らせた大神博士。
レーサーとしても人間としても成長し、マシンに素晴らしい走りをさせたマリナが父親を変え、二人の心が通じ合う流れは本当に素晴らしいです!
一文字家と大神家は、親子関係でも開発者とレーサーの関係性でも、正反対で面白いです。

下町の悪友でレース仲間のひとしは、凄く良い役回りでした。
一見弱いギャグキャラですけど、一文字兄弟に何回負けても、バトルレーサーに何回壊されても、一つのマシンを改良し続け実力を付けていきました。市販マシン使いの星ですw
ひとしは一般的なレーサーを代表するキャラクターとして素晴らしく、ラストでネロの気持ちが変わるきっかけになるセリフは必聴。

草薙陣・漸兄弟は子どもの時は魅力がわからなかったのですが、今回かなり好きになりました。
一文字兄弟と、影の世界しか知らない草薙兄弟は、大人との関わり方の違いから全く正反対の個性を獲得していたように見えます。だからこそ、草薙兄弟が新しい世界を知って自分たちの意思を見せるようになっていくのが面白いところですね。
その後がかなり気になるキャラクターたちです。
{/netabare}

脚本はシリアス回は全体的にきちんとしていて、シリーズ構成の星山博之さんは特に素晴らしかったです。
土台のしっかりしたキャラクターであることが一話観ただけでわかるような行動や台詞が多く、たまに入る粋な台詞回しが良いです。第41話の大人同士のやり取りは特に好きでした。
第41話「マリナ 父との再会」は、星山さんの脚本、演出は監督の加戸誉夫さん、コンテがなんとキャラデザの石原満さん(作画監督もです)。内容の濃さ、コンテ演出の素晴らしさ、作画の力の入れ具合が、第1話や最終話に劣らない内容でした。

全体的には粗もあり、世界観も万人受けはしにくいかもしれません。
けれどもストーリーや雰囲気は味わいが深く、キャラクターも背景を想像するのが楽しく、スタッフの当時のパワーも感じられ、繰り返しの視聴に堪える楽しく骨太な作品になっていると思います。
数年ぶりの再視聴でしたが、大人になっても再発見があり、何度観ても素晴らしさは変わりません。
シリーズ構成の星山さんや一文字正宗役の中村秀利さんは残念ながら亡くなられていますが、この作品を子どもの時に観られて、本作に関わった全てのスタッフに心から感謝しています。
(2015.8)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
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