世界征服で東京なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの世界征服で東京な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月04日の時点で一番の世界征服で東京なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.0 1 世界征服で東京なアニメランキング1位
世界征服~謀略のズヴィズダー~(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (908)
4586人が棚に入れました
過去の指導者たちが思い描いた世界征服は、ただの妄想に過ぎなかった。世界征服とは―いまだかつて誰も為し遂げたことのない栄光。一人の幼女、星宮ケイトに為されるまでは、それがどれだけ恐ろしく輝かしい行いなのかを知る者は存在しなかった。「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」

声優・キャラクター
久野美咲、花江夏樹、M・A・O、伊瀬茉莉也、花澤香菜、寿美菜子、鳥海浩輔、広田みのる、山崎エリイ
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

幼女と歩む世界征服

「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」
幼女:星宮ケイトと歩む世界征服への道のり。

幼女の戯れ言かと思いきや本当に世界征服を目指す組織の物語でした。

補助輪チャリだったりたどたどしい口調や動作だったりあどけないケイトですが
一度演説させると、その知識と信念とカリスマ性を強烈に感じさせてくれます。
このギャップは癖になってしまいそう。
観る前はチョット下らない系かな?なんて思っていましたが
意外と知的なストーリーが軸になりそうです。
まだ活躍はありませんがケイト以外のキャラも濃そうですし
それに他の組織(正義の組織!?)も絡んでこれからどう進むのか楽しみです。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想{netabare}
前回はバタバタしてたので改めてキャラ紹介回って所ですね。
ヴィニエイラ様(ケイト)、ドヴァー(明日汰)、プラーミャ様(逸華)、
ピェーペル将軍(吾郎)、アジーン(ヤス)、ウーム教授(ナターシャ)、ロボ子
皆、特徴的で楽しいメンバーではあります。
プラーミャとピェーペルは名字同じなので兄妹とかですかね?

後、どう見ても駒鳥さんはロビンなのだけど
コチラとはお約束通り恋が芽生えたりするのでしょうかね?

今の所、悪の組織視点ではあるけど王道を歩んでいます。
このまま無難にキャラものとして楽しめる作品になるのか、
シナリオ捻って勝負に出るのか。興味津々です。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
喫煙者死すべし! 喫煙者の方には痛い話だったかも知れません。
時代の流れからすると一見、善行にも見えますがやり方が過激でやはり悪の組織でした。
とはいえ、彼女たちは悪を成すと言うよりは自分達の欲求・欲望のために
全力でワガママを通す生き方をしていて痛快さを感じてしまいます。
その辺りがこの組織の魅力の様です。

メンバー同士の深い付き合いもちらりと垣間見られた今話でしたが
次回は更に掘り下げた過去が観られそうです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
ズヴィズダーのエネルギー源がウドだったとは…。
今回はその親株探索とナターシャ掘り下げ回でした。
暗闇の中ケイトはナターシャへ光を与え絆が生まれた事が分かったと同時に
ナターシャの両親の行方、ロボ子の正体、妖精とは何なのか等
多くの謎がバラ撒かれストーリーとしても楽しめそうです。
【予想】{netabare}
ズヴィズダーの他にも妖精を崇拝する別の悪の組織でもあるのかなという気もします。
ロビン達と共闘する展開もあるやも知れません。
{/netabare}{/netabare}

※5話感想{netabare}
明日汰と駒鳥さん互いの正体がバレそうでバレない
こういうアニメでのお約束の展開でした。
でもこれでは余りに王道過ぎて満足できないです。
5話までかかって使い過ぎに思いますが、
ここまでで各キャラ紹介が終わったので
次回からストーリー&ケイトのカリスマ性の復活に期待したいです。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
全員で中学に潜入!というゴリ押しで来ましたが
やっとこの作品のらしさと言うか色が出て一話で感じた期待感が戻ってきました。
(3話以外は王道でやや不満がありましたので…)
幼女が世界征服という無茶を立ち上げたのですから
王道を歩むのではなくこういう道無き道を歩む痛快さ、無茶さが欲しかったのです。
スベるの必至状態での明日汰への無茶ぶりとか気の毒でしたがね…。
後はケイト中心に良く喋らせてテンポよく楽しませつつキャラを引き立て
そのカリスマ性を匂わせてくれれば成功する作品だと思います。

肝心の宝探しの方はどうやら白鷺さんやホワイトライトの罠の様です。
ズヴィズダーがどう切り抜けるのか後半が楽しみです。
…そしてロビンのドジっぷりも何気に楽しみです。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
頭が「?」まさかこんな展開になるとは!
まるで夢幻…このまま幼女が魔神化して世界征服を成す事となって行くのでしょうか?…

ケイトが意志を持ち、そのわがままを通していく事で征服していく展開を思い描き
また楽しみに期待していたのですが、
無意識の中、魔神化(巨大化)したケイトがまるでゴジラの如く暴れる意味不明な展開に
面食らい期待とのズレに困惑と不安を感じてしまいました。

が、しかし!終盤現れた都知事の存在で気持ちが一変。
今後の展開に含みを感じますし今までの言動も色々と伏線になっていた事を感じ
キャラ物に止まらず意外にちゃんとしたストーリーが楽しめる作品なのだと思い直し
当初の期待と別の期待が生まれつつあります。

今回単体で観ると意味不明な事が多いのですが将来的には色々繋がって
話としては纏まると思っています。

明日汰の家族について【考察と予想】{netabare}
今回終盤で色々ヒントと思われる描写が出ていますので
現状での考えや予想を書き留めておきます。

・1話冒頭で明日汰が言い合いをしていたのは父の都知事と判明
・その電話では「家に帰っても誰もいないだろ!」とか
 「世界征服でもしろ!」とか言っている
・家族写真には明日汰と共に妹らしき人物が写っているが眠っている様子

等から色々と推測して
今回プールで見た世界は明日汰の妹が見る夢の世界と繋がっているのだと思います。
ケイトと彼方の世界で話していたのも明日汰の妹で
きっと彼女はどこか別の所で眠り姫の様になっているのではないかなと思っています。
ケイトも明日汰の妹もぬいぐるみを抱いているので
これが精神をリンクさせるアイテムになっている模様。
二人は同一の可能性もありますが…。

都知事が電話していたのはナターシャの話(4話)にも出てきた謎の組織で
ナターシャの両親同様に子供を救おうと組織を手助けしているのでは?
今時、黒電話で話していたのも古風な組織の雰囲気を匂わせています。
都軍やこの組織との戦いは不可避になりそうです。

また、都知事が喫煙者である事も分かりますのでコチラも含みになっていそう。
謎の霧モヤとタバコの煙って因果関係がありそうです。
ついでに言うとドヴァーのガスマスクが途轍もないお役立ちアイテムになるのかも。
{/netabare}
現時点ではかなり想像力に頼った予想で確証はなく的中率低いかも知れませんが
予想と異なったとしても個人的にはストーリーとして期待できるかな
と思える根拠になっています。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
ホワイトライト指令と鹿羽一家の悲しい因縁が見えた回。

一話完結にするのは勿体ない気のする内容でした。
ピエールの男気や香織の心境等もう少し背景をじっくり見せれば
緊張感や感動に繋がった気がするのですがやや即席だったかな。

ただ鹿羽一家と香織については次回以降更なる掘り下げは望めそうです。
何があって裏切り裏切られる事になったのか興味を惹かれます。

ケーキを美味しいと喜ぶ今回の締めは好きでした。
吾郎にとってピエールが作ったケーキの味は忘れられないでしょう…。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
温泉でのんびり回と思いきや
ロビンがドヴァーやイーグレットの正体に気付く展開は勿論ですが
他にも
『温泉での底の方で繋がっていたのか発言』(ウド地下と掛けている?)
『ケイトのおねむの時間』~『破壊された街並』(この間に魔神が暴れてる?)
『指令の車の助手席にぬいぐるみ保持したヤス』(やはり繋がってたけど目的は?)
あと、細かいのだと『大量のみやげを買う指令』『日光を眩しがるケイト』
等、気になるカットや台詞が多く気が抜けませんでした。

かなりの伏線が残っていますが終盤に向けどのように展開するのか見物です。

色々な展開が予想出来るこの作品ですが、大きな鍵となっていそうなのは『夢』。
夢に焦点を当てて一つの仮説を考えてみます。
【考察】{netabare}
『この世界はケイトの夢で出来ている』という説が私の中で生まれています。
全部が夢とか、結局夢オチという訳ではなく、
夢の中に入り込んだ者達の群像劇になっているのかなと。

明日汰との出会いでも「夢を見せてやる」でスタートしていますし
他メンバーも何らかの不安を抱えてこの世界に入り込んでいるのではないでしょうか。
そしてホワイトライト(白光)の人達はそういった人を
起こそうとしている人達なのかなという気がします。(ヤスも多分そっち側)
駒鳥さんに関してはちょっと異質な気がしますのでケイトの分離体なのかも。
家族写真の明日汰の妹らしき人物はケイトに駒鳥さんを少し足した雰囲気でもありますし。

世界征服者=夢を見ている張本人と言う事ではないでしょうか。
皆が目覚め誰も居なくなれば自分だけの世界となり征服が達成されると言う事なのかも。
今回ケイトは眩しがっていましたので目覚めの時は近いのではないでしょうか。

伏線回収や説明がしきれない部分も多々ありますし
私自身も確証している段階ではないのであくまでも仮説の一つと言う事で。
現実を夢が浸食してる説とかもありますが、それは書かなくてもいいかな…。
{/netabare}{/netabare}

※10,11話感想{netabare}
強者こそ正義と言わんばかりの都軍の侵攻。ズヴィズダーピンチ!
都知事が一気に支配欲に駆られ行動しているみたいでどうなってるんだ?
なんて思っていたら既に人ではない様子。
ラストスパートに入り、かなり無茶苦茶で展開が荒い気がするんですが
伏線やらも回収して上手く着地してくれるんだよね?…大丈夫だよね!?
{/netabare}

※12話感想{netabare}
ドタバタと今まで征服してきたものも利用して都知事退治で締めくくり。
バラ撒いたはずの伏線には触れる事のないものも多数あり消化不良。
この終わりだと夢や巨大とか振り返るとやはり意味不明で道筋が繋がっておらず
シナリオが至る所でささくれ立っています。
もう少し洗練されたシナリオに期待していたのですがね…。
世界征服にしても皆と知り合いになると言う知名度的な意味が強く
そういう意味なら過去世界征服した人居るんじゃないか?とも思ってしまいます。

それとピエール生きてたのか!
{/netabare}

【総評】
可愛かったり味のあるキャラが多くドタバタコメディとしては楽しかったのですが
シナリオとしては意味深なシーンやカットがありながらもその殆どを放置してしまい
とても満足できる内容ではなかったです。
これなら下手に凝らずにキャラの魅力で押し切れば良いのにな…っと思わずには居られません。

毎週楽しんで期待も膨らんだんですがラスト3話でチープな着地に導いてしまい
印象を落としました。
これだとオススメっていう訳にはいかないですね…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 38
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

カワイイ系世界征服物語

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ハイテンションなギャグアニメ、時折シリアス、といった作風。

世界観はなかなか面白かったので、あと一歩踏み込めれば、名作になれたかもしれない勿体なさを感じました。

まあ、けっこう楽しめたんですけどね。

まずOPにやられた~♪ 坂本真綾さんファンとしては喜ばずにいられない! 坂本さんといえば、「あまんちゅ」のOPのようにゆったりした曲調が多いけど、こういうアップテンポな曲も良いよね~♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
このアニメの上手さは、「日本中が内戦状態の中、中立地帯として自治を守ってきたウド川市」を舞台にしている(のにそれを終盤まで視聴者に伏せる)というところ。

だからこそ、「世界征服」を掲げる「ズヴィズダー」にも一定の正義が生まれる(しかも、悪の結社が主人公サイドであるという前提はギリギリまで守られる)。

そうでない(平和な日本国の中での話だ)と、テロリストを賛美するという、今の時代だと色々と叩かれそうな要素を抱き込むことになるからね。

キャラ的には、たくさんの女性キャラが出てきて、皆カワイイものの、皆さんぶっ飛び過ぎてて、イマイチ萌えられず(汗)。強いて言えば駒鳥さんには切なくさせられた。吾郎は好きなオッサンキャラだった(そして9話のパロネタには笑わされた)が、ラストの展開でえぇぇ~!?ってなった(義理の妹やん)。

全体を通し、「ハイテンションなギャグアニメ」という枠を突き破りきれなかった印象がある。「ローリング⭐ガールズ」や「キルラキル」に芸術性で一歩及ばずといった感じ。

せっかく、2話~5話でテンポ良くキャラの紹介を済ませたのだから、6~8話を使って、ガラッとシリアスにして、独特の世界観を深めて(例えば、古代ウド川文明の時のケイトの話をするとかして)いき、9話の温泉回はそのまま生かし、ラストに繋げていくような構成の方が良かったと思う(放課後秘宝倶楽部編はイマイチだった)。

やはり、ケイトの言う「世界征服」が何なのかが分かりにくかったし、その動機もよく分からない(重みがない)感じだった。だから、「ズヴィズダーファミリー」の関係性も、希薄に感じた。なぜ命や人生の全てをケイトの夢(世界征服)にかけられるのかが伝わってこない。「命を救われた」だけでは、不十分に思う。

そこさえクリアできていれば、更に良いアニメになったと思う。「可愛さと気楽さとシリアスの程よい落とし所」を狙ったというのはわかるので、まあ(私がシリアス好きだから)好みの問題なのかもしれないが。

もっとも、それ(シリアス展開)を期待させたのは、第1話冒頭の「征服後の世界」を見せられたからで、その点は、何も伏線回収していないと思うんだが……大丈夫なんかな(アニオリ作品で大風呂敷広げすぎたか)?

いずれにせよ、「戦いはまだまだ続く」的なラストなので、2期があるなら(冒頭の伏線回収にも)期待します!
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
第1話
世界征服後の世界? それとも、ラストが第1話に繋がってるパターンかな? ケイトは、異能力者なんですね。世界をどうこうしたいから征服する、ではなく、世界を征服したいから征服する、しかもそれがヒロインというのはなかなか新しいですかね。

なんだろう? 不思議なアニメですが、どこか「廻るピングドラム」を思い出した(あそこまでぶっ飛んでませんが)。

第2話
逸花回。逸花の飯を食べた時の明日汰のリアクションは、古典的だけど笑ったw 明日汰の名前を連続で間違えるくだりは、化物語を思い出させ、少ししんみりした。

第3話
吾郎&安兵衛回。立てよ国民?w 私は非喫煙者者だけど、あんまり気にならないけどな、煙草の煙。私は健康面&金銭面から吸わないけど、煙草吸ってるキャラとかシーンとか、普通に格好良いとは思う。これまではふざけつつもストーリーを流してたけど、今回は一時停滞? こっち(ギャグメイン)でいくのかな?

第4話
ナターシャ&ロボ子回。キャラの掘り下げを二人まとめて行い、テンポを早めているということは、中盤以降はストーリー重視かな? ナターシャが意外と若くてびっくりw

第5話
駒鳥さん回。そして触手回w 意外な展開&真の意味で正しい「別にあんたの為にやったんじゃないんだからね」……あれは笑った(笑) ラストは二重だまし。ナイスな脚本でした♪

第6話
学校生活を見せるわけですね。なぜか何度も寝落ちしたw

第7話
トンデモ展開の後に、説明不足のまま無理矢理に収束。まあ、伏線になっていることに期待しよう。

第8話
世界征服は、いつ進むんだろう? 敵(政府)側にはズヴィズダーの身内が多いようですね。家族ネタ(和解)をメインにするつもりかな?

第9話
安定の温泉回。そして、吾郎の食レポは「孤高のグルメ」の「井之頭五郎」のパロディ(笑) 吾郎つながりやね(視聴対象的に、分かる人少ないんじゃないw)

第10話
なんだ、ロリガのような世界観だったのか? 敗退後のロボ子の扱いには、胸が痛くなった。戦場で「正義」をうたった「勝者」がどのような行いをするのか……ニュースでしか知らないことだけど、アルことなのかなぁ。

第11話
ケイトの真実。なんかちょっとだけ、「鋼の錬金術師」の「お父様」を思い出した。駒鳥さんと明日汰のやりとりは、胸が切なくなる良いシーンであった。

第12話
やはり、なんかロリガっぽい(笑) それがこの作品の良さなのだろうけど、途中途中にはさまれるギャグ要素が邪魔だった。最終バトルは、思いっきりシリアスにして、熱い展開にした方が、ギャップが効いてて良かったと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感想

アニメオリジナル作品
世界が1人の幼女によって征服されるお話

以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}主人公の明日汰は家出中
なんなんだ戒厳令って
いきなり街の店やらなんやらが閉まってる
変な幼女キタ━(゚∀゚)━!!
「我が名は星宮ケイト、またの名を悪の秘密結社ズヴィズダーの総帥ヴィニエイラ様だ!」
うん、可愛い

戦闘員的な奴らのキャラが濃すぎる
こんだけの力があったら世界征服できそうな気がするな
てか冒頭の感じからすると本当に世界征服するんでしょう

ラストの白いのは正義の味方かな?{/netabare}

第2話
{netabare}飯に釣られてズヴィズダーの拠点に来た明日汰
あのちっこいプニプニはクルクルって名前なのか

いきなり奥から怖い人だ!
逸花が料理担当だと分かった途端食卓から消える一同
まあそういうことですよね、察してくださいww
名前がロボ子とか安直すぎる
メシマズをちゃんと指摘できる明日汰くんすごいです!{/netabare}

第3話
{netabare}ヴィニエイラ様のタバコへの憎悪が異常なのです
まあ俺もタバコの臭いは嫌いですけどね
非喫煙者の庶民もズヴィズダーに賛同し、何やら大変なことになりそうな予感
てかどんだけ非喫煙者いるんだよ
5人に1人くらいは喫煙者じゃないのか?

西ウド川市の喫煙者が排他されていく
そしてヤスも・・・
生き残った喫煙者たちは「最後の楽園」へ集結
そして全面戦争へ!
怒ったヴィニエイラ様ってそんなに強いのか!?
3話にして早くも征服失敗(・ω・`){/netabare}

第4話
{netabare}僕もナターシャと同じ布団で寝たいです(-_-)゜zzz…
一万二千年周期か
どこかで聞いたことのある数字だなヽ(´▽`)/
西ウド川市の地下に古代遺跡が1?

すぐお昼寝しちゃうヴィニエイラ様カワイイ
ナターシャってウクライナ出身だったのか
両親はどうなっちゃったんだろうね
おしべとめしべをピーするんですね
わかりますwww
なんかいい話チックに終わったけど、果たして本当にいい話だったのだろうか??{/netabare}

第5話
{netabare}あれ?いきなりバトルしてる?途中の回抜かしてしまったか??
と思ったらそんなことなかったε-(´∀`*)ホッ
まさか蓮華ちゃんがホワイトロビン!?
バレバレですよね...

女子更衣室に入って「女の子の匂いがする」とか完全に変態さんです
とうとう出やがったぜ、お決まりの触手攻撃
さすがにそれはマズイと勢いでロビンを助けてしまった明日汰
これは後々(○゚д゚)ャバィカモ・・・
逆上がり出来て良かったねヴィニエイラ様!{/netabare}

第6話
{netabare}学校は安息の地、聖域だから守りきる
完全にフラグを立てて即効で回収しましたね明日汰くん(笑)
明日汰の学校にあると噂になってる秘宝"ウドの花嫁"を潜入捜査するズヴィズダー一同
五郎さんの潜入の仕方が不憫すぎる・゜・(ノД`)・゜・

秘宝倶楽部への潜入に成功
なぜかウド川踊りを無茶ぶされる明日汰
これはひどい・・・
しかし倶楽部そのものが罠だったみたい
ここからどうなることやら{/netabare}

第7話
{netabare}結局駒鳥さんも参加することに
相手がホワイトライトということに気づいた五郎さん
しかし足の親指だけじゃ通信が上手くできない(-_-;)
明日汰が踊ったら石が光りだした!?
明日汰の踊り恐るべし!

変な集団が結界を破って突入っしてきた
その最中、ケイトと明日汰は石の光ってたプールの中へダイブ
変な世界にワープしてケイトが巨大化して再び元の世界に帰ってきた!?
どういうことだってばよ???
明日汰は征服されない能力の持ち主みたいです
そして突入してきた集団は都知事(明日汰の父親)直属の部隊ということが判明Σ(゚д゚lll){/netabare}

第8話
{netabare}ホワイトファルコンが登場!
久しぶりに羽を伸ばすことになった明日汰
ケイト&ロボ子と一緒にロボ執事ショーを見ることに
メイド役をやっているファルコンに洗脳をかけられたケイトたち3人
どうなることやらアワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

ピエールのおかげで団員のもとへ駆けつけることに成功した五郎さん
そのままファルコンとの戦闘へ、、、
意外といいバトルしてたな
ファルコンの正体は五郎さんと関わりがあったみたい
てか今回は五郎さん回だったな
ヤスはどうなるの???{/netabare}

第9話
{netabare}ズヴィズダー一味とホワイトライトが慰安旅行で同じ温泉宿に
また仮面かよ、、、
温泉でベタなすれ違いキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
ドヴァーとホワイトロビンが角でぶつかるというまたもやベタな再開を果たす
しかしそこをイーグレットが目撃(・□・;)

イーグレットの勝手な行動で争いが始まってしまった
やはり注目の戦いは旅館の老夫婦ですねwww
イーグレット&ドヴァーの正体を知ってしまった駒鳥さん
そして裏切ったであろうヤス
さらに最後の爆発
急展開すぎるぜ!!!{/netabare}

第10話
{netabare}開始早々基地を爆発されたズヴィズダー
この顔にズヴィーときたらズヴィズダー、ということでめっちゃ指名手配されてる
敵に囲まれてしまったズヴィズダー
五郎さんとロボ子が犠牲になってしまった、、、

罠だとしても行くしかない
ケイトがいるから大丈夫!
ケイトへの過剰とも言える信頼はどこからきてるのだろうか?
見事に罠にはまるものの、ホワイトロビンいや駒鳥さんが自分の中の正義を信じて行動を始める
テライケメン(//∇//)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

63.5 2 世界征服で東京なアニメランキング2位
マジンガーZ(TVアニメ動画)

1972年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (61)
230人が棚に入れました
地下帝国を支配する狂気の科学者・ドクターヘル。恐るべき機械獣軍団を完成させた彼は、世界征服に乗り出すことを宣言する。だが、野望を阻む邪魔者がいた。日本人の大科学者・兜博士だ。光子力という新エネルギーの抽出に成功した博士は、ドクターヘルの野望と機械獣の秘密を知るただ一人の人間でもあった。そこでドクターヘルは、腹心のあしゅら男爵を呼び寄せ、機械獣を操るバードスの杖を与えて兜博士の抹殺を命令する。海底要塞サルードで日本へ向かったあしゅら男爵は、もくろみ通りに博士が別荘に滞在していることを聞き出す。孫の兜甲児が駆けつけた時は既に遅く、別荘は爆破され、博士は志半ばにして息絶えようとしていた。博士は最後の力を振りしぼり、密かに開発していたマジンガーZを甲児に託す。ドクターヘルの野望を砕くために作られた、光子力で動く巨大ロボットだ。マジンガーZに乗り込んだ甲児は、次々と襲い来る悪の機械獣に敢然と立ち向かってゆく!

声優・キャラクター
石丸博也、松島みのり、沢田和子、八奈見乗児、柴田秀勝、北浜晴子

スガル72 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

マジンガーZの海外の反応

【マジンガーZ】は私が子供の頃に大ヒットしたロボットアニメで、私もいつも楽しみにしていました。
当時はアニメと特撮ヒーロー物は子供たちの間で人気を二分していて、アニメと特撮の番組数もほぼ拮抗していたように思います。
しかしその黄金期の後、どちらもお金をかけなくても視聴率が取れると思ったのか、どんどん低予算になっていきました。
しかし子供は黄金期の記憶があるので、自作こそは面白くなるんじゃないかと信じ、しばらくの間は見続けます。
そしてそのしばらく見続ける猶予の視聴率を勘違いした製作者側は、さらに安っぽいものを作ります。
この悪循環で、特撮は子供だましのものばかりで、怪獣やヒーローさえ出していれば、中身なんて無くても子供は騙されて見るというふうに粗製濫造され、制作費以前に中身のない物ばかりになり、そんなものに子供がいつまでも騙されるわけもなく、あれほど多かった特撮番組が、一時期はほとんど消えてしまいました。
ところがアニメは逆に、低予算で絵があまり動かなくなっても、ドラマ性を増して大人の視聴にも耐えられるようなものが多くなり、今ではアニメ大国といわれるまでに成長しました。
特撮もスタート時点では面白さは変わらなかったのに、慢心の差かもしれませんね。
黎明期に子供向けで成功しても、視聴者が少しずつ大人になるなら、それに合わせて作品の幅を多様にし、将来の視聴者を『卒業』させることなく常に取り込み続けることが、先細りしないための必須の条件だと思います。

本来の話題からずれてきたので、ここからはマジンガーZの海外の反応をお送りします。
私が注記的に付け加えたものは、【】で囲んでいます。


英語版ウィキペディアから翻訳
http://en.wikipedia.org/wiki/Mazinger_Z

『Europe
Mazinger was translated into many languages spoken outside Japan and the Far East, was broadcast, and found an audience in much of the rest of the world. In Europe, Mazinger Z was televised in Spain and Italy, with astounding success. Oddly enough, it was not shown in France until the 1980s, by which time it was perceived as a Grendizer imitation, even though it was actually the original, and the main character, Koji Kabuto, is a major character in both series. The inconsistent distribution of the Mazinger Z series outside of Japan led to similar confusion in other western markets.』

ヨーロッパ
マジンガーZは日本や極東以外の多くの言語に翻訳されて放送され、世界中で多くの視聴者を獲得した。
ヨーロッパではスペインとイタリアのテレビ放送でマジンガーZは驚異的な成功をおさめたが、奇妙なことに、マジンガーZの主役兜甲児は、両方のシリーズで主要なキャラであり、マジンガーZの方がオリジナルであるにもかかわらず、1980年代になるまでフランスでは放映されず、【マジンガーシリーズ三作目のグレンダイザーが先に放映されたため】マジンガーZはグレンダイザーの模倣作品であると認識されていた。
このような一貫性のない流通は、他の西側の世界で同様の混乱をもたらした。


『Central and South America
Mazinger Z was also shown in Central and South American countries in its entirety and without editing. Mazinger Z was also very popular in Puerto Rico, where the show aired in its entirety as well, beginning in 1979. In the decades since its original broadcast, Mazinger Z has maintained a loyal cult following in Latin American countries.』

中南米
マジンガーZは中南米の国々では無編集で放送された。
1979年に放映されはじめ、プエルトリコではとても人気があった。
最初の放送以来数十年、マジンガーZは忠実なカルト的人気を保持している。


『Mexico
Mazinger Z was also aired in Mexico between 1984 and 1986 on Channel 5 of Televisa Mexico. From 1994 until 1995 the series was re-aired by Channel 13 by the recently formed Televisión Azteca or TV Azteca, and finally in 1997 on Channel 7 of the same broadcaster, but with re-mixed audio tracks.
In 1984, some of the edits include some scenes with semi-nudes and insults being deleted, but the most censored transmission was in 1994 by TV Azteca where dialogues and violent or explicit language were muted completely. Before, with Televisa in 1984, this violent and explicit language was uncensored.
The Mexican Mazinger redub version had some errors in the voice actor sequences as the Mazinger version aired in Mexico and other central and South American countries had a mix dub realized by two different enterprises, Cadicy International (nowadays First Line Films) and Audiomaster (an early Televisa enterprise.) In the first case, the first third of Mazinger was dubbed by Cadicy International in Miami, Florida by voice actors with Cuban-Spanish-pronunciation. Cadicy International also provided voice-over tracks for other anime and cartoons like Ginga Reppu Baxingar (Gladiadores del Espacio), X-Bomber Flota espacial), Huck & Tom's Mississippi Adventure (Aventuras en el Mississippi) or Woody Woodpecker (Pajaro Loco). The names of the voice actors are unknown.
In 1982, Audiomaster made the Mexican dub with Mexican recognized actors. The dub was made in Los Angeles, California, with a character voices in disorder: Koji Kabuto had two voices, Jesús Barrero and Juan Alfonso Carralero; Sayaka Yumi by Gloria Gonzalez; and Ashura by Antonio Raxel (a Mexican films actor) among others. Both dubs were mixed for most Latin American countries.
In both cases, the opening and ending sequences and the chapters recorded by Toei Animation with the singer Ichirou Mizuki were recorded without lyrics for release as the "international version". Only the Japanese version has the lyrics, which permits other countries to record the opening and ending versions in their own languages and include titles and subtitles for the credits. However, only Spain recorded a Spanish version of opening and ending like the Japanese version. When the original opening theme appeared during a sequence of a specific episode, it was kept with the original Japanese lyrics intact, though.』

マジンガーZはテレビサ・メキシコのチャンネル5で、1984~1986年にかけて放映された。
1994~1995年には、最近できたTVアステカの13チャンネルで再放送され、最後に1997年同テレビ局のチャンネル7でリミックスオーディオ版が放送された。
1984年の放送版では幾つかのシーンに編集が加えられ、セミヌードと侮辱行為のシーンが削除された。
しかし1994年のTVアステカ版のほとんどの検閲放送では、暴力的な、またはあからさまな言葉をミュート【無音】していた。
1984年版では、これらの暴力的またはあからさまな言葉は無修正で放送されていた。
メキシコ版マジンガーZの吹き替えバージョンは、声優に幾つかの失敗があった。
メキシコで放映された吹き替えバージョンや、他の中南米の国々の吹き替えバージョンには、二つの違う企業のものが存在した。
キャドシイ・インターナショナル(現在のファースト・ライン・フィルム)と、オーディオマスター(初期のテレビシア・エンタープライズ)である。
最初のケースでは、マジンガーZの三分の一の吹き替えは、フロリダ州マイアミで、キューバ系スペイン語の発音を持つ声優により、キャドシイ・インターナショナルによって行われた。
キャドシイ・インターナショナルはまた、他のアニメやカートゥーン【アニメーション】のためのナレーションの提供も行なっていた。
銀河烈風バクシンガー(グラディアドーレス デル エスパシオ【=宇宙の剣闘士=日本のアニメ】)、X-ボンバー(フロータ エスパシアル【=宇宙艦隊=日本のアニメ】)、ハック&トム ミシシッピ・アドベンチャー(アドベントゥラス エン エル ミシシッピ【=ミシシッピの冒険=日本のアニメ】)、ウッディ・ウッドペッカー(パハロ・ロコ【=クレイジーなキツツキ=アメリカのアニメーション】)。
これらの声優の名前は不明。
1982年、オーディオマスター社はメキシコ版の吹き替えを作った。
その吹き替えはカリフォルニア州のロサンジェルスで作られた。
特に問題のあるキャラクターボイスは、ヘスス・バレロとファン・アルフォンソ・カラレロの二種類の声を持つ兜甲児、グロリア・ゴンザレスの弓さやか、アントニオ・ラクセルのアシュラ男爵だった。
両方の飜訳は、ほとんどのラテンアメリカの国々で混合した。
どちらの場合にも、オープニングとエンデイングと各章は東映アニメーションと歌手の水木一郎によって録音され、歌詞なしの国際バージョンとしてリリースされた。
唯一日本語バージョンだけが歌詞を持ち、他の国々は彼らの言語のオープニングとエンデイングを所有し、タイトルと字幕をつけることが許可された。
しかし唯一、スペインで録音されたスペイン語バージョンのオープニングとエンデイングは、日本語バージョンと似ている。
オリジナルのオープニングテーマは特定のエピソード中に現れるが、それは手を加えられず、オリジナルの日本語歌詞のまま保たれた。


『United States (Tranzor Z)
In 1985, the show was syndicated in the United States under the title Tranzor Z from 3-B Productions. Unlike the generally faithful treatment other countries gave their versions of Mazinger Z, 3-B's version was heavily edited and shortened to 65 episodes, the standard minimum length of a daily syndication package in the US. It also featured a modified storyline that was altered from the original while still following roughly the same course, and most of the characters were given American-style names. (For example, Kouji Kabuto was renamed Tommy Davis.)
Credit for Tranzor Z went to producer and licensor, Bunker Jenkins (although token credit was given to the Toei Company). 3-B Productions was a short-lived company that grew out of the production team who worked on the US version of Space Battleship Yamato ("Star Blazers"), at Sunbow Productions.
The "Americanization" of Mazinger Z for US consumption was done in part because of the stricter standards in regards to content for children's programming at that time. A large percentage of the action scenes were deemed unacceptable by Standards and Practices; the original version contained numerous scenes of urban destruction, murder, torture, dismemberment, male-on-female violence, or the like. Additionally, many scenes of a "suggestive" nature were deleted; this included nearly all occurrences of Aphrodite A actually launching its "oppai" (breast) missiles, usually replaced by a freeze-frame of Sayaka/Jessica's thumb on the firing switch cutting to the missile(s) already in flight. In other instances, footage from Great Mazinger (the sequel to Mazinger Z) was spliced in on occasion to replace removed footage (despite the obvious visual differences between the two titular robots). The deletion of certain key episodes also prompted some changes; for example, the episode depicting Aphrodite's destruction was not included in the Tranzor Z package, so the subsequent introduction of Diana A was handled as an off-camera upgrade of Aphrodite (even retaining Aphrodite's name) and not as the introduction of an entirely separate robot.
There was an earlier English dub of the show, commissioned by Toei Animation and produced by M.&M. Communications Inc. (a subsidiary of MK Company), according to the credits on the actual episode. The English dubbing was recorded at Commercial Recording in Honolulu, Hawaii and was produced by Seito "Tom" Ikeda and Dana Ikeda. The Technical Advisor was Koji Tomita and translation was handled by May Nozoe. This version was much more faithful to the original Japanese version, retaining the Japanese names for all of the characters (with slight variations in a few instances). The opening and ending themes and insert song "Z Theme" were translated into English by William Saylor and sung by veteran anime theme singer Isao Sasaki; these songs were released as a single in December 1977. According to some sources, only 29 episodes were dubbed by M.&M. Communications.
In addition to being aired on television in the Philippines (see below), a few episodes of this English version of "Mazinger Z" were released on home video in the United Kingdom in 1983 (now out of print). Prior to the series's localization for U.S. TV syndication as Tranzor Z, the Toei/M.&M. dub was also shown on U.S. television around 1979 on the Japan-themed series, Beyond the Horizon, which was produced by TeleJapan for PBS, and gave westerners a look as to what Japanese television offered (PBS also ran TeleJapan's Faces of Japan documentary series in the mid-1980s). Beyond the Horizon later ran on the Christian Broadcasting Network.』

アメリカ(トランザーZ)
1985年、マジンガーZはアメリカでのタイトルをトランザーZとして、3-Bプロダクションから供給された。
トランザーZは一般的に、オリジナルに忠実な他の国々の持つマジンガーZとは似ておらず、3-Bバージョンはひどく編集され、65話に縮められた。
それはアメリカでの毎日配信用の、標準的なパッケージの最小の長さだ。
それでは改変され修正されたストーリーラインを、オリジナルのストーリーを簡単になぞりながら紹介しよう。
ほとんどのキャラクターはアメリカンスタイルの名前を与えられた(例えば兜甲児はトミー・デービスに変えられた)。
トランザーZのクレジットは、プロデューサーでライセンスを持つバンカー・ジェンキンスのところに行った(トークンクレジットは東映に与えられた)。
3-Bプロダクションはサンボウ【Sunbow】プロダクションで、アメリカバージョンの宇宙戦艦ヤマト(スターブレイザーズ)のプロダクションチームから生まれた短命な会社だった
マジンガーZがアメリカナイズされた理由は、アメリカの標準的な子供番組の、厳しい規制に合わせるためだった。
アクションシーンの大部分は、基準と慣行により受け入れられないと判断された。
オリジナルバージョンに含まれる多くのシーンの都市破壊、殺人、拷問、四肢切断、女性に対する男性の暴力、またはそれに似たもの、さらにそれらを暗示する自然なシーンも削除された。
この削除は、ほぼすべてのアフロダイAのオッパイ 【oppai】 (breast)ミサイルでも行われた。
通常ミサイル発射ボタンの上にある、さやか=ジェシカの親指の静止した画面に置き換えられ、オッパイミサイルのシーンはカットされた。
他の例では、グレートマジンガー(マジンガーZの続編)からの映像が切り貼りされていた(明らかにビジュアルの違う、二体のロボット間であるにもかかわらず)。
キーとなるエピソードの削除では、いくつかの変更が求められた。
例えばアフロダイAの破壊が描かれたエピソードは、トランザーZのパッケージに含まれておらず、アフロダイAの後継ダイアナンAは、アフロダイAのアップグレード(アフロダイの名前を保持)として処理された。

それより早い時期の英語吹き替え版もあった。
東映アニメーションの委託を受け、M&Mがブロデュースした。
実際のエピソードのクレジットでは、コミュニケーション株式会社(MKカンパニーの子会社)。
この英語吹き替え版は、コマーシャル・レコーディグ社がハワイのホノルルで録音を行い、プロデュースしたのはセイト(トム)池田とダナ池田。
テクニカルアドバイザーはトミタ・コウジで、飜訳はノゾエ・マイ。
このバージョンはオリジナルの日本語バージョンにとても忠実で、全てのキャラクターが日本語版のキャラの名前を保持していた(いくつかの事例で若干のバリエーションを持つ)。
オープニングテーマとエンディングテーマ、それと挿入歌(Zのテーマ)を英語に翻訳したのはウイリアム・セイラーで、歌はベテラン・アニメテーマソンガーのささきいさお。
これらの歌は1977年12月、シングルとしてリリースされた。
いくつかのソースによれば、29のエピソードだけはM&Mコミュニケーションズが吹き替えをし、フィリピンのTVでも放映された(下記参照)、この英語バージョンのマジンガーZのいくつかのエピソードは、1983年にイギリスのホームビデオでリリースされた(現在は絶版)。

アメリカのTVで配信するため、東映/M&MによりローカライズされたトランザーZの吹き替え版は、USテレビジョンの1979年のPBSのテレジャパン【TeleJapan】のジャパン・テーマシリーズの中で地平線を超え、日本のTVから提供されたものを西洋人が目にした(PBSはまた、1980年代中頃にも日本についてのドキュメンタリーシリーズのTeleJapan's Faces of Japanを放送した。)
地平線を越えて、クリスチャン・ブロードキャスト・ネットワークでも放送された。


『The Philippines
The M.&M. dubs were later aired in the Philippines, where dubbing was continued by the local broadcaster prior to the show's cancellation, allegedly by order of dictator-president Ferdinand Marcos. "Mazinger Z" was first aired by Philippine broadcaster GMA Network at an early primetime slot of 6:00PM in 1979 and it became an instant hit among children of that time. The whole 6:00PM slot from Monday to Friday featured a series of "super robots," such as Grendizer, Mekanda and Voltes V with "Mazinger Z" airing on Wednesday. There were rumors that Marcos found the series (particularly Voltes V due to its political and rebellious undertones) "too violent" for the then Philippine government censored television industry while others say, the series was too popular in the ratings game, killing competition of other TV networks allegedly owned by Marcos business cronies. Newspaper accounts of the time cite the incident of a young boy jumping off the roof of his house while mimicking the "super robots" as proof of the negative influence of the violence in the "super robot" shows. It should be noted that the dailies of the time were also under the control of the Marcos government.』

フィリピン
M&Mの吹き替えは、遅れてフィリピンでも放送され、吹き替えは地元放送局が継続した。
伝えられる所では、独裁者の大統領フェルディナンド・マルコスが放映の打ち切りを命じた。
マジンガーZは最初の放映がフィリピンのTV局GMAネットワークで、1979年にearly primetime【アーリープライムタイム=早めのゴールデンタイム】の夕方6:00に行われ、子供たちの間でまたたく間にヒットした。
夕方6:00の全ての時間帯は、月曜日から金曜日までスーパーロボットのシリーズが取り上げられ、グレンダイザー、メカンダーロボ、ボルテスⅤと共に、マジンガーZが水曜日に放送された。
これらのシリーズでは、マルコス大統領があまりに暴力的という理由を見つけてきたという噂があり(政治的で反抗的ということで特にボルテスⅤ)、フィリピン政府がテレビ業界を検閲したが、これらのシリーズはあまりにも人気があった。
新聞のタイムは、スーパーロボットの番組が与えるネガティブな影響として、少年がスーパーロボットのマネをして、家の屋根から飛び降りる事件を引き合いに出した。
しかし新聞のタイムも、マルコスの支配下にあったことに留意すべきである。


『Middle East
An Arabic dub (sometimes entitled "Mazinjer"), was made in an attempt to cash in on the Super Robot craze created in Arabic-speaking countries by UFO Robot Grendizer. Although it did not do as well, Mazinger Z still found popularity and earned a huge fanbase throughout many Middle Eastern countries, including Egypt. However, only the first 26 episodes were translated (there is a possibility that it was an Arabic dub of the English dub produced by Frontier Enterprises).』

中東
マジンガーZのアラビア語の吹き替えは アラビア語圏でのUFOロボ・グレンダイザーのブームにより作られた。
それはグレンダイザーほどではないが、マジンガーZはエジプトを含む多くの中東の国々で、引き続き巨大な人気を獲得した。
しかし最初の26エピソードは、フロンティア・エンタープライズにより、英語吹き替え版からアラビア語に翻訳された可能性がある。

投稿 : 2024/05/04
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kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

人の命は尽きるとも、不滅の力マジンガーZ!

何やら2018年に新作劇場映画出るということで、ひとつ四方山話(よもやまばなし)を。(まあ、つまらんツブヤキです)

1970年の万国博覧会以降、未来に幸せを夢見る反面、国内工業生産過多で自然破壊(工業汚水の海への垂れ流しや光化学スモッグ)が問題視された70年代初頭、今なおその名を残す二つのレジェンド誕生しました。
特撮ヒーローからは「仮面ライダー」、アニメからは『マジンガーZ』。

【あらまし】
ギリシャ神話にあるタロスの伝承(青銅の巨人がクレタ島を守護し侵略国の軍船を打ち壊し、胸から火の玉を出したとも言われている・・・)。
その真嘘を探るべくDr.ヘルと兜十蔵(かぶとじゅうぞう)博士はエーゲ海の島々を探掘。そして見つけた古代ミケーネ文明のロボット遺跡!それは生物(の本能)と機械を融合した技術だった。
Dr.ヘルはこの遺産を使い世界征服を宣言!

その野望に賛同できない兜博士はこれに対抗するべく研究開発していた「光子力エネルギー」と富士火山帯でしか採掘されないレアメタル「ジャパニユウム」(今、思い出したけど「コードギアス」のサクラダイトのネタはココからなのかな?)で生成された超硬度の合金『超合金Z』で巨大ロボット「マジンガーZ」を作り上げた。
しかしDr.ヘルの尖兵「あしゅら男爵」と鉄仮面軍団により兜博士は暗殺。今わの際で兜博士は孫の兜甲児(かぶとこうじ)にマジンガーZを託す。
世界征服の第一歩として日本制服を狙うDr.ヘルはミケーネの技術で作りだした機械の獣『機械獣(きかいじゅう)』を次々に送り出す。
そして祖父の仇と世界平和の為に、兜甲児はマジンガーZに乗りこみ、これに立ち向かう。
こうして毎週マジンガーZのいる「光子力研究所」を襲う機械獣軍団(Dr.ヘル)との戦いの火蓋は切って落とされたのであった!



【マジンガーZは「ロボット」ではなく乗物? でも今やロボットいえば・・・】
「ロボット物」の概念を変えてしまった原作の永井豪先生。
マジンガー登場までのロボット主人公といえば、定番の「鉄腕アトム」や「鉄人28号(特撮ではジャイアント・ロボ)」が挙げられるように「自立思考行動型」や「命令・遠隔操縦操作型」しかありませんでした。
「主人公自身が乗りこんで巨大ロボを操縦する」という発想は恐らく『史上初』なのではなかろうか?(何かあったかもしれませんが思い当たりません)。
「大いなる力」を自分自身の手で思いのまま動かすというのは『男子』ならではの支配(欲求)的な優越感をそそられて、チビッ子男子たちは憧れますね。
昭和のパイオニア、手塚先生・石ノ森先生・横山先生達ですら考えつかなかったのか? いやむしろ「ロボット」に対して並々ならぬこだわりがあって、敢えてやらなかったのか?
今となっては皆さん故人になられて理由はわかりませんが、「大いなる力」を持つには「大いなる責任」がつきもの。人間がそんな力を手にしていいものか?傲慢ではないのか?人間賛歌こそ読者(視聴者)に訴えるべきではないのか?そんな思惑があったのかもしれません。
しかし、そんな哲学的な言い訳より実際の人気の程は皆さん周知の通り。
神(○○○○教)をも恐れぬ永井豪先生。暴力に虐げられれば、それを上回る暴力を。それを「痛快(面白い)」と思えるのがやはり人の性(さが)なんでしょうかねぇ・・・

アイデアの元ネタは永井先生が車の渋滞中に「もし車に手足があったら難無く渋滞を越えられるのに(イライラ)」と思われたからだとか。(ちなみに「ゲッターロボ」は車のオカマ=追突事故がヒントになったらしいです)
当初のプロットでは「エネルガーZ」または「アイアンZ」というネーミングで主人公はバイクで巨大ロボの背中にある「登りカタパルトをつたって頭に着地」するものだったようです。
「バイクを使う」というところが「『ショッカーに改造されたあのヒーロー』とネタ被りになり、マズいのでは?」という大人の事情で急遽、飛行メカ『ホバーパイルダー』になったらしいです。結果、これはかなり大正解。
(だって、どう考えても巨人ロボにバイクでよじ登るなんて汎用性が悪いのが子供でも判るしダサい。その点、ホバーパイルダーは悪路関係なく空中を飛び、カッコイイ専用機というところも魅力的)
こうして現在にいたる今日まで「自立思考の無い巨大人型機械(兵器)」のアニメを「ロボットアニメ」として脈々と続いています。
(厳密に考えると手足のある工作機械ともとれますが、その辺は「パトレイバー」の世界観が見直してますネ。)

、でタイトルは
「神にも悪魔にもなれる力は科学で出来た『魔神』の力。マシン(機械)の魔神、『マジンガー』。最期にもうひとつアクセント。アルファベットの最期は究極という意味の『Z(ゼット)』。よし、タイトルは『マジンガーZ』だっ!」
といって決まったかどうかは憶測ですが、遠からず近いもがありそうです。

「機動戦士ガンダム」の「量産兵器思想」が現れるまで、ワンオフモデルのロボットアニメは全てこのマジンガーZを踏襲してると思います。



【(当時)視聴する子供たちの受難!】
他地方はどうか判りませんが、私の地域での当時の放送状況は下記の通り。
日曜日
①18:00~18:30 科学忍者隊ガッチャマン
②18:30~19:00 サザエさん
③19:00~19:30 マジンガーZ
④19:30~20:00 ムーミン(第2作)→山ねずみロッキーチャック→アルプスの少女ハイジ

と、テレビまんが(当時のアニメの呼称)ゴールデンタイムで、ガチで「晩飯時」に入ってます。
今みたいに録画デッキやネットで「後から見られる」事が出来ない時代。リアルタイムで見る事を唯一の楽しみにしていたチビッ子にとって見る事が選べない時代でもありました。
テレビが一家に一台が定着した頃ですが、食卓の近くにあるかというとそうでもない家も多く、ましてや「ながらテレビ(食事をしながらテレビを見る)」なんて行為は行儀が悪いという躾けで親から厳しく戒められたものです。(今じゃもう・・・ねぇ)
この頃「一般家庭で、日曜日の夕食は一家全員揃って当たり前」の風潮が多かったと思います。なので、晩飯時がどの時間帯によるかで①~④が見れたり見れなかったりするわけですが、

[例1]
③が見たいと思ってるチビッ子。しかし晩飯は19:00前ごろから始まる。急いでご飯をかっ食らうチビッ子→親からよく噛んでゆっくり食べろとクドクド、クドクド、クドクド説教されるチビッ子。
結果:③のBパート終盤しか見れない(のでストーリーが何がなにやら?)。

[例2]
③が見たいから夕食時を早めて欲しいと親に嘆願するチビッ子。→親たちは「テレビまんが」なんてくだらないと思われてる風潮。そんなモノより食事の方が大事。子供の都合(わがまま)なんかに付き合えない(聞き入れられない)。食べさせてもらってるチビッ子にとって反論しづらい道理。
結果:例1と同じになることが多い。

他にも当時を経験した方々は結構うまく見れずに悔しい思いをした事が多かったと思います。
面白い番組に夢中になりテレビから離れられず、勉強が疎かになったチビッ子が多かったせいもあり、世の親たちはテレビまんがに偏見蔑視。
「見る・聞く」ことで気軽に情報が入る事で『重宝されるテレビ』に対しての逆恨みか、日本の新聞各社も「テレビ」の悪影響(考える力が衰える)を大々的に叩いてた影響もあり世の親たちは『テレビ』に対して或る種懐疑的になってました。そんな時代・・・

今じゃ、ネットで探せば見つかる円盤(DVD&BR)BOXを通販購買、BS・CS・ネットの各種配信放送サービスで視聴、たまに懐古特集で一気見・・・いい時代になったなぁ。「あの時」の悔し涙は何だったんだ!



【玩具の新たなフロンティア!その名は『超合金』!】
玩具メーカー「ポピー」。その栄枯盛衰はここから始まった。
キャラクター玩具として今まであったソフビ人形、プラモデル&樹脂成型、ブリキ成型等と違い、「亜鉛ダイカストとABS樹脂」でつくられたマジンガーZ。
作品世界の設定にちなんで商品ブランドも「超合金」と命名。
劇中と同じくスプリングで飛び出す「ロケットパンチ」。手に取ればズシリと重みを感じるその「重量感」。
正に鋼鉄ロッボットと言わしめるその存在感にチビッ子男子は憧憬したり心酔したり・・・ん~でも高かったんだよ~~~。
親にクリスマスや誕生日プレゼント、又は特別のお祝いとして親に強請(ねだ)ったり。それでも手に入らなければ粘土でスクラッチビルドしたり・・・(なんてことはあまりなかったと思う)
そんなこんなでヒット商品を出した「ポピー」。マジンガーZの成功以降、他作品(ゲッター・ガイキング・コンV・ボルテス等)のロボット&キャラクター玩具も次々出したものの、
如何せん子供向けを重視し過ぎた為、年々「目が肥えた子供」にとって「気をつけ姿勢」しかできない人形がダサく思えたり、値段と生産コストに予測が見合わなかったり、原材料が高騰したりetcetc・・・

そんなこんなで親会社の「バンダイ」に吸収され1997年、復刻というか新生というか『超合金魂』シリーズが発売。
プロポーションも関節が出来得る限り動かせてカッコイイポーズが思いのまま。劇中のウエポン類も出来得る限り再現されてクオリティ感に満足できる仕上がり。
1970年代当時買ってもらえなかった当時のチビッ子も大人になって購買したりオタク文化の相乗も相成って今なお続いてますね。マジンガーZも何バージョン出てるやら・・・



【テコ入れデザインは視聴者一般公募?】
当初マジンガーZ唯一の弱点は「空を飛べない」事。
兜甲児も空飛ぶ機械獣には随分苦戦を強いられました。そこで弓教授は飛行ユニット「ジェットスクランダー」を開発。これで空中戦も怖いもの無しだ!
当時「空飛ぶマジンガーZ」のアイデアを一般公募して講談社のテレビマガジンがアイデアの例を幾つか紙面発表してたような?採用者・特章者には「超合金」か「ジャンボマシンダー」が送られてたような?
でも劇中の「スクランダー」をみると最初からデザインは決まっていて、どうもデキレースだったかもしれなかったのではないかと当時の自分は思ってました。本当はどうなんでしょうね?

兜甲児の仲間ボス・ヌケ・ムチャ。リーダー格のボスは自分も活躍したいと光子力研究所で弓教授をサポートする三博士(セワシ・ノッソリ・モリモリ)に無理矢理せがんでロボットを作ってもらった。
なんと超合金Zを一切使わず、そこら辺のガラクタスクラップで出来上がったそのロボットの名は「ボスボロット」。ざっくばらんすぎてコミカル要素の立ち位置。たまに役立つ時もあるが殆どヤラレ損のカマセ犬ような役割である。
このボスボロットのデザインも確か一般公募してたはずだと思うんだけど・・・・記憶違いかな?


【「作品世界が違う主役が夢のコラボ」の先駆け?!】
言わずとしれた東映まんがまつりの映画「マジンガーZ対デビルマン」です。
(黒いパンツを履いたTV版)デビルマンとマジンガーZが共闘してDr.ヘルの操る機械獣と脳波コントロールで操るデーモン族と対決するストーリー。
原作は同じダイナミックプロだけど作品世界が全然違う主役のコラボって、子供ながらに「ステキだ!」と思い「時系列が同じなんだと!」変な感動をしたものです。

これが功を奏したのか後のゲッター・グレート・グレンダイザーが共闘する映画が次々に東映まんがまつりにでてきましたね。

最近では原作者が違う「サイボーグ009VSデビルマン」(私は結構面白かったと思いましたが)なんてものもありましたが、
もし「石ノ森ワールド」オンリーモノだったら・・・舞台は現代で仮面ライダー・キカイダー・009・ズバット・アクマイザー3・キョーダイン・ロボット刑事・イナズマンがいるシンクロ世界って・・・・うわっ!なんか興奮してきた!!
(案外、石森プロの早見さんがきかくしてたりして)



【マジンガー・サーガ】
Dr.ヘルをついに倒すも甦ったミケーネの戦闘獣に太刀打ちできず、満身創痍のマジンガーZ。兜甲児、絶対絶命のピンチ!
そこへ稲妻とともに現れた偉大な勇者。その名は『グレートマジンガー』。

ベガ星連合軍の侵略により地球に落ち延びたフリード星皇子「デューク・フリード」。
宇宙科学研究所所長・宇門源蔵の養子となり宇門大介と名を変え平和に暮らしていたがベガ星連合軍の魔の手はついに地球侵略に手を伸ばす。
第2の故郷・地球を守る為、デューク・フリードはフリード星守護神『グレンダイザー』で立ち向かう。
(兜甲児はサポート役で出演)

TV東京系列放送の『サイコアーマーゴーバリアン』。
放送当時、TV東京系の放送は見れなかったし、ゴーバリアンの顔はマジンガーの劣化版みたいだし、ちょっとチープなデザインだし・・・・

「マジンガー」で「大魔神」? 『ゴッドマジンガー』。

「スーパーロボット大戦シリーズ」の大ブレイクによりオリジナルマジンガー登場!
その名は『マジンカイザー』。
なんと、勢いついでにOVAにもなっちゃったよ!出てくる兜甲児の声はオリジナルの石丸博也さんだよ!

これまでの作品における関連性一切なしのオリジナル。でもキャラはダイナミック・プロのオマージュあり。
闘争本能剥き出しの危ないニイちゃん二人が暴れまくる『マジンカイザーSKL』。

『真マジンガー 衝撃! Z編』。
これまでのマジンガー漫画原作&永井豪の他作品キャラをチョイスしてミキサーミックスしたオリジナルストーリー。
良くも悪くも「今川節」が効いている!

そして、2018年『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』。
チラホラ予告も出始めてますが・・・
弓教授が日本国首相?
グレート・マジンガー参戦?
ビュナースAが4体チーム?
炎ジュンがマタニティ?
あのでっかいマジンガーみたなのが「コラーゴン」?
多勢に無勢でボロボロのマジンガーZ!

主題歌は水木兄貴!大丈夫か?「Z」はちゃんと発音できるのか?

期待と心配でちょっとドキドキしてます。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「ロボットアニメ」というジャンルを創った

言わずと知れた超有名作。
男の子が熱狂的に憧れるロボットアニメの礎を築いたエポック作です。
これ以前のロボットが出るアニメといえば、有名なところでは鉄腕アトムと鉄人28号。いずれも名作と呼べるものですが、これらでも成せない偉業をマジンガーZは成し遂げました。
本作はアニメ史において、他に類を見ない程の功績を残しています。

マジンガーZの新しくて凄かったところは「自分で操縦するロボット」であること。

厳密には鉄人28号もリモコン操縦するロボットですが、遠隔操作でレバーを引いて「行け!鉄人」と叫ぶのが主な仕事。操縦とは形式ばかりで、実態は”命令”で動くものです。

ところがマジンガーは主人公が自ら搭乗します。
しかも、操縦技術を習得してちゃんと操作しないと、まともに歩く事すらできません。
ここがイイ! ロボットであると同時に乗り物なんです。
巨大な特殊車両の運転士と言えば古今東西、男の子が将来なりたいものの上位に食い込む人気職。
たちまちガキンチョどものハートを鷲掴みにし、不動の人気を確立してしまいました。

アトムや鉄人は、「僕らを助けてくれる特別なスゴイ存在」ですが、
マジンガーは「僕らが意のままに動かせる特別な機械」なんです。感覚としては戦車や戦闘機に近い。
かくして、当時の男の子達は暴力的欲求を、このスーパーロボットを媒介にして昇華していきます。
自己を投影した戦争ゴッコをするロボットの原初、それがマジンガーZです。


ロボットに乗る
今では至極当たり前になっているスタンダードは、ここから始まっています。
ガンダムもエヴァンゲリオンも、このスタンダードのうえで成り立っているのを考えれば、本作がいかに凄いものであったかが御理解頂けると思います。


余談ですが、
人気大爆発だったため、商業的なスタンダードも多く作り出しました。
 ・人気が衰えないかぎり放映引き延ばし
 ・一定期間がたつと新兵器登場(新しい玩具を売るため)
 ・人気に陰りが出ると、新シリーズへチェンジ(また新しい玩具が発売)

アニヲタなんてのが存在していたかどうかも不明な時代。
ゲームやBDで稼ぐような術もモチロン無いので、番組スポンサーの販売する玩具を売るのがアニメの最優先の命題だった頃のお話です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

57.9 3 世界征服で東京なアニメランキング3位
ガンスリンガー ストラトス(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (370)
2160人が棚に入れました
二十二世紀。かつて日本という国が存在した列島は、「第十七極東帝都管理区」と呼ばれていた。少しばかりの窮屈さと引き替えに、安楽な生活を保障された世界。明日が今日と同じであると誰もが信じる社会。しかし、その社会は人知れず大きな危機を迎えていた。「デグレイション」――生きた人間が砂のように崩れ消える奇病は、少しずつ、しかし着実に世界を侵食してゆく……。平凡な学生「風澄徹」は、もう一つの世界「フロンティアS(ストラトス)」との争いに巻き込まれる。それは、もう一人の自分との対決を意味していた。衝突する二つの未来。 交錯する少年たち。二つの世界に救いはあるか?

声優・キャラクター
阿部敦、金元寿子、西田雅一、沢城みゆき、植田佳奈、保志総一朗、小山力也、大原さやか、子安武人、小林由美子、藤田咲、秋元羊介、早見沙織、伊瀬茉莉也、大川透、水樹奈々

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この設定は予想できませんでした・・・^^;

この作品の基はアーケードゲームだったようですね^^
私はゲームに疎いので、このゲームの存在を知りませんでしたが、虚淵玄さんが制作に関わっていること、綾野ましろさんがオープニングテーマを歌うことを知ったこと、そしてキャラデザも嫌いじゃ無かったのが視聴を決めた作品です。

この物語の世界には、同時並行で進む2つの異なる世界があり・・・それら2つの世界が互いに干渉し合った結果、「デグレイション」という生きた人間が砂のように消えてしまう現象が発生するようになっていました。

一方、同時並行で進む世界の干渉により、互いに行き来が出来るようになるのですが・・・
そこでもう一つの世界の人物とタイムキーパーの存在が明らかになり、破滅に向けた物語が動き始めるのです。

ゲームが原作と知って色々納得しました^^
この作品・・・やたらと銃でバンバン攻撃するシーンが多いんです^^;
そして・・・それは弾丸が当たっちゃうでしょ^^;
と思える場面でも登場人物は傷一つ無し・・・
と思ったら、大切なキャラは流れ弾に被弾するという両極端な展開・・・^^;
やたらと重そうな銃もひょいひょい扱っているし・・・
正にアニメの成せる技ですね^^

でも、ストーリーは嫌いじゃありませんでした^^
謎の少女からの救いの声・・・
触れそうで触れることのできない少女・・・
お互いが争うことによる代償・・・

そのような殺伐とした雰囲気の中、ヒロインである片桐鏡華(かたぎり きょうか)は主人公である風澄徹(かざすみ とおる)を一途に想い続けている・・・
個人的にこういう設定は大好物です^^

でも、真相が明るみになりつつある頃からの展開は早かったですね^^;
主人公があの考えに至った経緯は、もう少し丁寧な説明が欲しかったように思います。

それでも物語は進み・・・ある程度予想できたとても気持ちの良い結末を迎えるのですが・・・
私はこの作品に対してここからビックリしました^^;

それは、12.5話を視聴した時です。
私はテレビ録画が基本で、ネット(ニコニコチャンネル)はテレビ録画がうまくいかなかった時の保険として予約していますが、テレビがちゃんと録画されればネットの予約は削除していました。
どちらも撮っておくと直ぐにデータが一杯になってしまいますし、どちらも視聴する時間もありませんし・・・^^;
なので、この作品も最終的に撮り残したのはテレビ版のみです。

でも・・・まさかネット配信版とテレビ版で内容に違いがあるとは思いもよりませんでした(゚o゚;;
12.5話ではお互いを比較しているのですが・・・確かに違います。
最初はほんの些細な違いなのですが、その違いも積み重ねれば大きな違いとなるんです。
これって、1本の作品を作る工程にプラスして制作していた・・・ということになると思いますが、制作された関係者の皆さまには脱帽です^^;
この設定は予想できませんでした・・・^^;

できれば、どの様な形でも構わないので最初に知りたかったのが本音です^^;
今となっては見る術の無くなってしまったネット版・・・考えれば考えるほど残念で仕方ありません^^;

オープニングテーマは、綾野ましろさんの「vanilla sky」
エンディングテーマが、GARNiDELiAさんの「MIRAI」
挿入歌は、GARNiDELiAさんの「pledge」
ましろさんの曲の格好良さは鉄板です^^
個人的にはエンディングのMIRAIが心に染みたので毎回欠かさず見ていましたが、遠景の人物像がもう少し緻密に描いてあれば更に良いと思いました。
完走して振り返ってみると挿入歌だったGARNiDELiAさんの「pledge」の方が、私にとってより心に染み入る曲になったようです^^

1クール12話の作品でした。この作品の秘密を知るまで評価は普通でしたが、
12.5話を視聴して私の中で一気に評価が上がりました^^
もう一度ネット配信版が放送されることを願っています^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17
ネタバレ

karinchaco さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

挑戦的な作品?なんだこれ!でもOP・EDはよかったよ。

アーケードの格ゲーが原作のアニメ。

2015春アニメ最恐の地雷アニメ。最後まで設定が良くわからなかったです。原作ゲームをやっていればもう少し上手く世界観をとらえられたかもしれないですけどね。
格ゲーをアニメ化するっていうのはとても難しいですね。同キャラ同士別次元に存在していて、それを呼び出して同じ時間軸で戦わせるというアイディアはよかったものの格ゲーゆえの登場キャラクターの多さと相まって、事態は複雑怪奇になるばかり。
戦わないとそれぞれの世界が崩壊するとか、悪いのは{netabare}自分たちを同じ時間軸に呼び出して戦わせていた張本人{/netabare}だとか、面白くなるような要素もあっただけに、上手くまとめられなかったのはとても残念。

しかし、12話で最終回を迎えたはずなのにその後放送された12.5話に度肝を抜かされましたね。まさか、{netabare}放送版と配信版で内容が微妙に違っていたとは。しかも、それは最終話のみならず、途中の話でも行われていたということ。12.5話が放送されるまで気づきませんでしたねw。普通、熱心なファンがいれば少しはネットでも話題になるはずなのにそれもないというのは…w
まあ、制作側の意図が全く視聴者に伝わらなかったというのは皮肉としか言うことはできません。{/netabare}

挑戦的な試みをいくつも行うというのは立派なものですが、それが理解されないというのは悲しいことですね。しかし、制作側の独りよがりではそれも仕方がないことなのかもしれません。

ただ、OPとEDはそれぞれとてもよかったですよ。OPは綾野ましろさんが担当。テンポのよい小気味よいナンバーです。
EDはGARNiDELiAが担当。彼女たちにとっては珍しいバラード。常日頃からアップテンポな曲でデビューを飾ったアーティストが徐々にバラードにシフトすることを苦々しく思っていたのですが、そんな私の思いを撥ね飛ばすような心に響く曲でしたね。バラードもちょっといいなと思ってしまいましたよ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

2つの世界

ゲームが原作で近未来の日本が舞台。
2つの世界が同時進行しているパラレルワールドようなもので同じ人物が存在して世界を救う為に争うようになる。

この作品は実験的要素が多く含まれています。
まず、テレビ版とネット配信版で結末が違う事。
自分はテレビ派なので配信版は見ていないのですが、とても面白い事を考え付いたなぁという印象です。

最終話が終わって次の12.5話ではテレビ版と配信版の細かい違いがあったと説明されています。
小さな違いによって、その後のストーリー展開が違う。
見る側としても2つチェックしなければいけませんが、制作者側では同時進行で2つの世界を作っています。
相当、負担がかかっていると思うのですが、制作者側のこだわりなんでしょうね。

個人的にはバトル物があまり好きではないので正しい評価ができません。
作品自体が面白いかと聞かれたら疑問に思ってしまいます。
ただ実験的な要素が大きいので、その点は評価したいです。

実際にゲームをプレイしている人のほうが楽しめるのでしょうね。
ゲームのキャンペーンコードが画面に出てきます。
おそらくゲームをプレイするのに有利に展開する事ができるコードなのでしょうが自分はゲームをプレイしていないので、その点は関係ありませんでした。
アニメだけを見ている人が実際にゲームをプレイするかどうかは、その人の余暇時間がどのくらい残っているかどうかで決まるのでしょう。

それほど本作品が話題になっていないので、大量生産されているアニメの中に埋もれてしまっているのかもしれません。
ただし、同じ設定でも違う解釈ができるという挑戦的な試みは評価したいです。
バトル物が好きな人にとっては、より面白く感じる事ができる実験的な作品でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22
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