世界征服でパロディなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの世界征服でパロディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月04日の時点で一番の世界征服でパロディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

60.8 1 世界征服でパロディなアニメランキング1位
ロボットガールズZ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (171)
869人が棚に入れました
光子力研究所(所在地:東京都練馬区大泉学園光子力町)、ここにはZちゃん(マジンガーZ)、グレちゃん(グレートマジンガー)、グレンダさん(グレンダイザー)の三人が暮らしていた。彼女たちに与えられた任務は、未来エネルギーとして注目を浴びている光子力の宣伝と、世界征服を狙う敵の排除。そこに地下帝国のあしゅら男爵が、機械獣ガールズを率いて攻め込んでくる! 世界征服のための地道な1歩として、食い逃げなどに手を染めてみる、あしゅら男爵と機械獣ガールズ。チームZの三人は、ストレス発散がてら完膚なきまで機械獣ガールズを叩きのめす!
――30分枠(1本10分を3本)・全3本(リピート放送あり)を月に一度放送)

声優・キャラクター
本多真梨子、水瀬いのり、荒浪和沙、久川綾、東山奈央、森下由樹子、高岡香、佐藤聡美、辻あゆみ、喜多丘千陽、松井桃子、後藤沙緒里、畑中彩希、洲崎綾、山村響
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

狙うは、練馬区のゆるキャラか、ご当地アイドル・・・ロボものじゃなかった^^!

ロボットがかわいい女の子になって戦う
いわゆる擬人化っていうの?


モチーフになるロボットは歴代のロボットアニメに登場したヒーローロボット

私の年齢のさらに上の年齢層のオジサマ方世代のロボットなのかな?
(そこ~年齢を推測しないで^^!)

かわいいロボット少女が次から次に出てきます

あたらしい女の子が登場するたびに
モデルのロボットと声優さんの名前が表示されるのですが
知らないロボットばかりでよく分かりません

作中ではロボットの姿がほとんど出てこなくて
(出てきたのは一番最初の変身のシーンのときだけ?)
女の子達がロボットになりきって戦ってます
っていうか
ちょっと(かなり?)おバカな女の子達が
ロボットみたいなコスプレして
戯れてるといったほうがいいかも
(ラリってるわけじゃないよ^^)

私自身のロボットものアニメに対するイメージがいい加減というか
知識が未熟なのもあるのですが
作品自体は
観ていて意外と新鮮に感じました

そもそも
私の中での昔々のロボットアニメのイメージっていったら・・・

{netabare}一目で分かる正義の味方と悪者の
勧善懲悪の出来上がった筋書き
・・・とか{/netabare}

{netabare}秘密といいながら
あからさまに場所が分かるように佇んでいる
正義の味方が隠れ住む秘密基地
・・・とか{/netabare}

{netabare}その秘密基地に毎回迷わず攻めて来る悪者
・・・とか{/netabare}

{netabare}秘密基地の場所が既にばれているはずなのに
頑なにその土地から引っ越さない正義の味方
・・・とか{/netabare}

{netabare}わざわざ悪者が秘密基地めがけて攻めてきてくれているのに
なぜか毎回
周囲の市街地を巻き込んでの大規模な戦闘に発展してしまってる
・・・とか{/netabare}

{netabare}なぜか悪者は毎回単身で攻めてくる{netabare}(量産型は出来ないの?){/netabare}
・・・とか{/netabare}

{netabare}何の研究をしているのかよく分からない
「ハカセ」と呼ばれる人が
なぜか仕切っている
・・・とか{/netabare}

{netabare}怒った眉毛とわらったお口の
ちょっとやんちゃで困った主人公
・・・とか{/netabare}

大体そんな感じです^^
(書き出したらどんどんイメージが膨らんできました)


でも
そんなお約束みたいな展開なのは
最初だけ

あとは
おバカな日常とおバカなバトルのお話ばかり

といいますか・・・
内容が
あきらかにロボットものから大きく逸脱しています

どちらかというと
魔法少女のギャグアニメって言ったほうがいいかも

たまに
百合っぽい展開や
Hぃシーンなんかも出てきたりして

ようするに
“コスプレ美少女”を愛でるアニメ作品なんですね~

とりあえず
おバカなかわいい女の子がお好みという方に
オススメの作品です^^


ちなみに
この作品
たくさんの女の子が出てくるからなのか
“ロボットガールズ”が
3チームに分かれていて
それぞれ

{netabare}・チームZ
 マジンガーZ(Zちゃん)
 グレートマジンガー(グレちゃん)
 グレンダイザー(グレンダさん){/netabare}

{netabare}・チームG
 ゲッターロボ(ゲっちゃん)
 鋼鉄ジーグ(ジーグさん){/netabare}

{netabare}・チームT
 ガイキング(ガイちゃん)
 ガ・キーン(ガッキー)
 バラタック(バラたん)
 ダンガードA(ダンダン){/netabare}

という構成になってます

この中で
私が知っているのは
「マジンガーZ」のみで(観たことはありませんが)
他は初めて聞く名前ばかり

マジンガーZは
わたくしの地元
石川県輪島市出身の
永井豪さんが原作ということもあり
存じあげていたのですが

実は
チームZと
チームGのロボット作品すべてが
永井豪さんの原作であることを
これ(レビュー)を書いているときにはじめて知り
作品の内容よりも
永井豪さんの功績(?)に
プチ感動してしまいました

なんだか感慨深いですね^^

こうなったら
次の“ロボものシリーズ”レビューは
永井豪シリーズでいこうかな!?


余談で
{netabare}本サイトのサムネ
左右逆なんですが・・・{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「ボク・・・Zちゃんにパイルダーオンしたぃ・・・」これぞ池畠の本気!これぞ21世紀の東映まんがまつり!

まず謝ります
“聖地”Tジョイ大泉ではなく新宿バルト9で観ました、さーせんw


マジンガーZをはじめとする東映のアニメロボットを萌え擬人化した斜め上過ぎるネタアニメ


事の発端は2009年にDVD化された往年の東映制作ロボットアニメを宣伝するためにCMキャラクターとして誕生した『東映ロボットガールズ』(現在のチームTに当たる)が大きな反響を残したことから
その後テレビアニメ化の企画が本格的に持ち上がると「これはもうマジンガーZを出すしかない!」となったとか
ちゃんとダイナミックプロから許可も貰ってます(笑)


最初は原典を忠実になぞろうとか、シリアスな作品にしようとか考えてたらしいですが、本家ダイナミックプロからは「どうせやるなら面白いものをー」と言われ調子に乗ったのは東映の森山Pその人
出来上がった川上哲也のキャラクターデザインが思いのほか可愛く仕上がったため「媚びた感じの如何にもっ!ってこの娘、殴りたくなるよねーw」と歴史的問題発言をぶちかまし、それに答えたのが脚本家の兵頭一歩と監督の博史池畠
かくして“美少女をフルボッコする”ど突き漫才みたいなテレビアニメが出来上がってしまったわけです


池畠と言えば業界屈指の作画ヲタクとして有名
もはや伝説と呼べる『ハヤテ1期39話』、『絶チル27話や37話』は彼と若手アニメタが“暴走”した結果
最近はおとなしめな仕事が多かったものの、初のシリーズ監督となった今作で遂に本性を現した(笑)


1話毎に増えるキャラクター、痛いセリフ、公式的にも痛いセリフw、練馬区大泉学園(てか東映大泉スタジオ)をフューチャーし過ぎな背景描写、敵味方関係なくボコボコにされる美少女、変化球過ぎるキャスティング、一部直球過ぎるキャスティング(島田敏さんとかw)、微エロ、金田ジャンプ、パロ、メタ、基本爆発オチ
よくもまあ10分×9話でこれだけ冒険が出来ると感心しますたw
当然作画もイイ


この作品、本家本元の東映制作である強みを活かして元ネタを知れば知るほど設定の奥深さにニヤリとさせられる
例えばZちゃんの髪型は『マジンガーZ』原典のヒロイン、「弓さやか」そのものであったり、「ガラダK7」と「ダブラスM2」は原典の1話の敵キャラだったりとまあ芸が細かい
1話から話数を重ねる毎に加速度的に面白くなっていき腹抱えて笑えましたw
本当にありがとうございますm(__)m


ちなみにジェットファイヤーP1が「ミクダヨー」みたいになったのは川上のアイデア
一番擬人化し易そうなアフロダイAとボスボロットが出ないのは“キャラ立ちし過ぎて主役を喰いそうだった”かららしい


DVD、BDの特典では公募した他キャラクターとのコラボが描かれます
つまりロボットガールズが身内だけに飽き足らず他企業のキャラをフルボッコするというわけです(爆
第1巻の特典、3.5話では“あの”「いまいち萌えない娘」と「コレジャナイロボ」がロボットガールズに勝負を挑みます
いまもえさん、遂にアニメ化ですw(CVはまさかの寿美菜子)
兵頭が完成したコンテを見て絶賛したという池畠の本気が伺える一作ですb


劇場公開時は総集編というよりか一挙上映に近い形になっており全9話+3.5話という内容に劇場オリジナルのアイキャッチ(ダブラスたん劇場)を加えた簡素なモノに仕上がってます


アニメ化したいと言ったらアニメ化され
フルボッコしたいと言ったら酷い内容になり
声優がラジオやりたいと言ったらラジオ始まった
とまあ時間は掛かったもののいくらなんでもとんとん描写過ぎる今作
そしてなんと「2期やりたい」とスタッフ&キャストが言ったら本当に2期決まりましたw
ゲッター派生作品とかガイキングLOD・・・ネタだけはまだまだありますからね・・・


最後にこれだけ言わせて
【ガイちゃんは俺の嫁】

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

フルボッコアニメ。

アニメーション制作:東映アニメーション
2014年1月 - 3月に全9話(3回)がTV放映され+PV+ニコニコなどで3話追加で全部で13話のアニメ。
1回につき10分程度です。

 概要
主に永井豪・石川賢の原作作品を元ネタに懐かしの東映ロボットアニメを美少女に擬人化した、
ハチャメチャコメディ。

練馬区大泉の光子力町という架空の町を舞台に、
主人公のZちゃんををはじめとしてマジンガーシリーズを擬人化した3人の少女が、
またもや女性化したあしゅら男爵に率いられる機械獣ガールズを相手に戦います。
Zちゃんたちは光子力エネルギーを持っており、お馴染みの必殺技を使えます。
マジンガーだけでなく、他にもゲッターロボやガイキングなどロボットを擬人化した女の子がてんこ盛りです。

 感想
有り体に言うと、女の子が女の子をフルボッコにするだけのアニメ。
微エロと暴力シーンが主成分です。
ヒロインたちも気分でビームを出して戦ってるだけですし、正義の心なんて元からない設定。
本当に自由気ままにやりたいことしかやらない感じです。
ヒロインたちよりは性格がマトモな機械獣の娘達が、
顔面を中心にボコボコに殴られて服もボロボロに破れて脱げていく。
ロボットガールズも痛い目に遭うことがあるのですが、
アニメだからすぐに治るとはいえ攻撃を受けた側が、
パ○ツ丸出しで顔面がボコボコに腫れあがって歯が何本も欠けてるとか、
見てるだけで凄く痛そうです。
そういうノリが素直に楽しめる趣味じゃないと、
笑うには少々きついかな?と思ったりです。

他に思ったこととして敵対するあしゅら男爵が優しくて良い人で、
むしろ敵側を応援したくなりました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

65.3 2 世界征服でパロディなアニメランキング2位
エクセルサーガへっぽこ実験アニメーション (TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (68)
478人が棚に入れました
F県F市の地下。世界征服のために市街征服を目指す秘密結社アクロスに、二人の美少女構成員・エクセルとハイアットがいた。二人は総帥イルパラッツォの元で市街征服の事業をこなしつつ、安アパートに暮らしてバイトで生活費を稼ぐという貧困生活に喘ぐ。一方、彼らの陰謀を察知した市政の黒幕(?)蒲腐博士は…。

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

へっぽこ実験アニメーション!ハーイル!イルパラッツォ!!

最近だと「紅殻のパンドラ」の六道神士原作のアニメ。

第1話「六道神士殺害計画」

↑1話から作者の六道神士の部屋に忍び込んで、主人公のエクセルが青龍刀で殺そうとします。原作から狂ってる漫画
なのでアニメ版はぜんぜん違う楽しさがあって良かった。作者側はアニメがどんな出来になっても訴訟しないという
アニメ制作側しか得をしない誓約書を読み上げ一話が始まるナベシン(ワタナベシンイチ)の代表作。

ナベシンといえば日本で一番アニメに登場する出たがり監督。ルパンの格好したアフロ、そいつがナベシンだーっ!

『ルパン三世 GREEN vs RED』のアフロルパンは笑いました。

何度死んでも大宇宙の意志で復活するヒロイン“エクセル”が愛するイルパラッツォ様の為にメチャクチャする。
相棒のもう一人のヒロイン“ハイアット”が貧弱でいつも死にそうになっています。ファンの間では、

「反発しつつも相思相愛」

なんていう謎の言葉が生まれるほど原作と違うのに「エクセル・サーガ」アニメ化するとこうなると、何故か納得して
しまいました。ちなみに最終回まで作者と監督が出てきます・・なんでじゃ!メタフィクションも大盛りですね。

最終回だけはシリアスに行くぞなんて言っておきながらシリアスになったらなったで嫌に役者の演技の巧さが際立ち
逆にギャグ度が増します。アニメ最終回でやった設定が原作でも採用され、重要な設定になるなどの逆輸入もあり、
「エクセル・サーガ」ファンならアニメは必見ですね(?)(そもそもこのサイトに何人いるのか知らないけど)

まあ、原作と別物なので原作至上主義の方にはすこぶる評判の悪いアニメでもあります。ナベシンのせいです。

EDをメンチ(非常食用に飼われている犬)がマイクスタンドで歌う「メンチ・哀愁のボレロ~食すのね」はシュール。
“食すなら一思いに、お肉が硬くならないように”と歌詞もブラックユーモアに満ち満ちています。切ない。
ラストで幕が引かれてメンチが連れて行かれるのも、途中に塩で味付けされてるのも悲しいw強く生きろメンチ。

原作は昔持ってました。六道神士の漫画好きなんで、全部集めてましたね。オススメは「Holy Brownie」です。

原作の最終回、このはてしなく遠い男坂をよ!と言わんばかりのENDには、15年間連載してこれかよ!(笑)と
笑うしかありませんでした。六道神士はブレねえなあ。


あとエクセルの声優、「三石琴乃」さんが超絶早口で次回予告するまとめは一見の価値ありですよ。

昔やってた「なんでもQ」のキャラクター「うらら」みたいな流暢な喋りで素敵。
私は市立戦隊ダイテンジンとペドロさんの単語で笑う体になってしまいましたwww

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「実験」と「大宇宙の大いなる意思」。あらゆる免罪符を手に入れたアニメ

副題に「へっぽこ実験アニメーション」と付いているとうりです。
実験と称して、毎回ムチャクチャ好き勝手をやっているバカアニメ。そりゃもう「実験」なんですから失敗することもあります。大スベリしようが、どこかから抗議が来る様な内容だろうが、とりあえずやっちゃいます。
原作もへったくれも無いような暴走ぶりですが、いいんです。原作者が許可してるんですからw


都市征服を目指す悪の組織「アクロス」の構成員である主人公のエクセルが、毎回指令を受けて活動するというがの基本設定ですが、そこは「実験」ですから、毎回作り方が違います。
スポ根風にしたり、ラブコメ風にしたり、アメコミ風にしたり、ロボットアニメ風にしたり・・・と、色々な試みをします。
まぁ、どんな風にしようが荒唐無稽なバカアニメであることに変わりはありません。
ノリと勢いに任せたギャグが炸裂しています。

まともなストーリーはありません。
一応、アクロスと市街安全保障局の対立構造みたいのはありますが全然絡まないし、最終回でちょっと進展があったぐらい。
むしろアニメオリジナルで作った、監督自身が出演して演じる「ナベシン」のサイドストーリーの方がサマになっていますw

正直2クールは長すぎでした。
序盤はそれなりにノリノリでしたが、中盤以降のネタが尽きたあたりからのグダグダっぷりが半端なかったですw
こういう作品なので、そのグダグダも特色になってしまっているのが救いですが。


とにもかくにも、アホ。
人が死のうが、街が壊滅しようが「大宇宙の大いなる意思」でリセットしてしまうチカラ技をガンガン使って好き放題をやっています。
普通は「これができりゃ苦労はせんわ」とクリエイターの自制心が働く製作者側のタブーを、”実験”の名の下に犯しまくる問題作。
ただのギャグアニメだと思って見たら気が狂います。
こういうカオスな作品を笑い飛ばせる方にはオススメですが、万人ウケは難しいでしょう。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

うぃず さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

侵略、おふくろ様

一言でいえば「カオス」。

無秩序
無責任
無慈悲
無節操
無鉄砲

まさに悪夢の五重奏です。
ただし「クソアニメ」って訳じゃないんですよ。
だって「あいまいみー」を初めて観た時にも近似した印象を持ったし。笑
とはいえ、今では絶対にO.A.出来ない内容かと思います。
最初で最後の「へっぽこ実験アニメ」ですね。

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え、声優の無駄遣い?

エクセル(CV:三石琴乃さん)
ハイアット(CV:南央美さん)
イルパラッツォ(CV:子安武人さん)

と軽くメインを挙げただけでもお判り頂けたかと....。笑

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「ちょっと観るの躊躇しちゃうな....でも..でも」

そんな恐れを知らぬ貴方には某動画サイトにて次回予告をまとめた動画がありますのでちょこっと検索してみましょ。思いがけず「声優の本気」(主に三石琴乃さんの)に触れる事が出来ます。いっそ「予告が本編」って事にしちゃいましょうよ。(暴論)

本編は「面白い」のベクトルが未だ見ぬ果ての方向を指しているので、
正直なところお薦めはしません。
不条理の宝石箱。

寧ろ時間のムd....ううん、なんでもない。


だから絶対に観ちゃダメ。
絶対だからね。
絶対。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

63.0 3 世界征服でパロディなアニメランキング3位
県立地球防衛軍(アニメ映画)

1986年3月21日
★★★★☆ 3.5 (12)
39人が棚に入れました
原作は「増刊少年サンデー」に連載され、特撮やアニメのパロディをふんだんに盛り込んだ安永航一郎の同題コミック。もとはOVAとして発表されたアニメの劇場公開版である。主題歌をRCサクセション(当時)の忌野清志郎が歌った。日本征服を狙う謎の電柱組に対し、高校生の盛田・助久保・あき子は教師・炉縁(ろべり)の県立地球防衛軍へ入隊することに。一同は電柱組から脱走したサイボーグのカーミ・サンチンをかくまったため、敵の女幹部バラダキと戦う。

声優・キャラクター
鶴ひろみ、池田秀一、古谷徹、鈴置洋孝、玄田哲章、田中秀幸、藤田淑子
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

欲しい~物は~、たった一つだけさ!(BY・忌野清志郎)

最近、何かと80年代モノのリスペクトが多いというのは気のせいかな?

漫画原作のアニメ化で「ジャンプ」や「サンデー」が売れまくってた時代(「マガジン」はやや低迷してたと思う。「バツ&テリー」連載してたけど)。本作は小学館の月刊誌「週間少年サンデー増刊号」に連載してました。原作者・安永航一郎先生の作風は「シッカリした線」と「カッコいい感じのデザイン」が魅力です。ただ困ったことに芸風は、「ムキムキマッチョで頭空っぽのくせに、やたら暑苦しい男」のキャラや「超お下劣下ネタ」「なりきり変態(今で言うところの『厨二病』に似てる)」が多く、ゴリ押しで非常識を貫くキャラクターたちのコメディです。特撮パロディネタも多くて私はソコが気に入ってました。(今はもう倉庫の奥深くに眠ってますが『陸軍中野予備校』『巨乳ハンター』『海底人類アンチョビー』『火星人刑事(デカ)』『超感覚アナルマン』『頑丈人間スパルタカス』なぞ探せば或るはず)

本作はサンデー増刊に読み切りとして掲載された作品がそのまま連載になった作品のアニメ化。(当時は単発読み切りでも人気があれば「連載」に推しきる事が多かったなぁ・・・)。この頃は「ウル〇ラセブン」や東宝特撮のネタが多く取り入れられてました。

あらましは、九州某所。県立今津留高校の、野球を真面目にやらない野球部主将・盛田弘章(ピッチャー)と相棒でガテン系の武井助久保(キャッチャー)と顔なじみの伊福部あき子(名前ネタはゴジラの音楽担当・伊福部昭氏)、髭の野球部顧問・炉縁俊幸(独身)はある日校長室に呼び出される。校長の話によると縁戚の市長の元に悪の組織と名乗る『電柱組』から世界征服宣言の予告状が届き、まず地方であるこの県を征服するというもの。防衛組織として校長は軽いノリで炉縁を隊長に盛田・助久保・あき子を「県立地球防衛軍」に任命。しかし大層な基地もなく、支給された制服は予算の都合で「タンクトップ・スラックス&ブーツ」と超貧相。

そしてチルソニア将軍を首領とする電柱組。バラダキ大佐(極貧のバイトJK。盛田と同じ今津留高校生だが当初は面識無し)と「下っぱ」の文字が書かれた面を被ったほっかむりの戦闘員(その名も「下っぱ」全員バイト)たちは電柱組で作られた改良(変態)人間を引き連れて町に繰り出す。対抗するは県立地球防衛軍。こうして戦いの火蓋は切って落とされたのだが・・・・

電柱組の破壊工作も、防衛軍VS電柱組のバトルも貧相なもの。(芋畑荒らしたり、詭弁を使って食い逃げしたり・・・)

そして新たに防衛軍に入ったインドの留学生・カーミ・サンチン(名前ネタは当時の即席麺・華味餐庁(カミサンチン)から)。交通事故に遭い、手術した担当医が確信犯のマッドサイエンティスト・真船(特撮がらみの名前ネタだったけど忘れちゃった)だった為に「サイボーグ化」されてしまう。意識を取り戻した時に脱走し防衛軍に拾われることに。(この辺りのくだりが『仮面ライダー』の本郷猛を思い起こさせます)。そしてサンチンは自分の体を改造したのが電柱組だと勘違いし復讐を誓う。(サンチンの両肩にはハチの巣のようなミサイルポッドがついてます。今では珍しくありませんが当時「時空要塞マクロス」に出てたデストロイド「トマホーク&スパルタン」のミサイルポッドもこんな感じだったような・・・)

総じて「ただのご近所迷惑」レベルの喧嘩コメディです。

アニメでは冒頭からサンチン改造シーンから始まり、OPは本編とは「全く関係のない」SFスペースバトル {netabare}(盛田の持った金属バットの先端から衝撃派が!エイリアン戦車を持ち上げる助久保!飛行ユニットを装着したあき子が火の玉になって敵に体当たり!){/netabare}にはビックりで内々では割と話題になりました。(盛田の夢オチでしたが)

本編では詳しく語られてなかった電柱組の目的。実は、{netabare}
本部は材木問屋の『木曽屋』。チルソニア将軍(名前ネタは『ウル〇ラセブン』のチルソナイト鉱石?)、本名は「木曽屋文左衛門Jr.」。木曽屋は由緒正しき悪の組織。悪の組織と言えば「破壊工作」がつきもの→すると壊された町の建物や家屋を立て直すためには当然『材木』が必要→必然的に材木の発注が多くなり木曽屋は儲かる(風邪薬を売る為に毎年新種のインフルエンザを作るようなものか?・・・なーんてね。危ない、危ない。)、ということで木曽屋は代々続いているらしいです。{/netabare}

声優の方々は、他の方が紹介されているとおり「ファースト・ガンダム」キャスト。作風は、或る一時期の「うる星やつら」のような感じ。(スタジオぎゃろっぷの制作だからね)

音楽はOP・EDに(RCサクセション)の忌野清志郎が歌ってましたね。アニメに縁もゆかりも無さそうなのにと首を傾げてましたが、お気楽で脱力的な曲調が作品に合ってるように思えます。

◇fumi◆さん、こんなもんでイイですか?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

天才漫画家安永航一郎のデビュー作のアニメ化

VHSレンタル時代は結構見かけたんですが、なんと円盤にはならなかったようです
材木問屋の「木曽屋」がやってる悪の組織「電柱組」と、県立高校に無理やり作られた「県立防衛軍」のやる気のない戦いを描いた脱力系ストーリー
舞台は大分県らしいですがどうでもいいみたいです

安永は何を書いても脱力系でそれなりだったんですがブレイクはありませんでした
これが唯一のアニメ化なのかな?
1986年なので、古き時代のアニメです 1話45分のみ
声優が、古谷徹、池田秀一、潘恵子、鈴置洋孝、玄田哲章(これ全部ガンダムの主要キャラ)
他にきまぐれオレンジロードの鶴ひろみなど、豪華と言うかふざけています

音楽は忌野清志郎とチャー

まあ面白い作品で見ても損はないと思います
くだらないラストもいいですね
ヒロインの名前「バラダギ大佐」は大怪獣バランからとったものです

もちろん期待して観る人は居ませんよね?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

61.4 4 世界征服でパロディなアニメランキング4位
秘密結社 鷹の爪 カウントダウン(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (55)
283人が棚に入れました
あいも変わらず貧乏で、団員たちのモチベーションもいまいち上がらない、ベンチャー秘密結社・鷹の爪団。あの手この手で世界征服のための資金稼ぎに奔走する毎日を過ごしていた。総統の子を身ごもった大家さん、恋をする吉田くん、自信をなくしたデラックスファイター、おなじみの面々がドタバタを繰り広げる中、鷹の爪団は今度こそ世界を征服することができるのか!? 『秘密結社鷹の爪 カウントダウン』は、蛙男商会による、Macromedia Flashで制作されたテレビアニメ『秘密結社鷹の爪』のTVシリーズ第2シーズン。2009年10月からテレビ朝日ほかにて『古墳ギャルのコフィー キャンパスライフ』と2本立てで放送された。

声優・キャラクター
FROGMAN、上野アサ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

フィリップは凄い地位まで上り詰めてしれっと有能。しかも素敵な恋人までゲットして。押しに弱いのは謎。

大家ことふさこさんは50歳にして妊娠て。身に覚えがないんじゃよて一見すると糞男ぽい発言。

スーパーアニマル回は笑った。何かにつけて動物ことわざがうるさい。

ボンバー腺肥大て前立腺肥大みたいな。

島根と鳥取間違えるのも笑。鳥取市は意外と松江まで遠いのです。米子なら良かったのに。

ターミネーターとグレムリンがぐちゃぐちゃになったようなパロディ。あれは一体なんだったんだ?

依布サラサとmanzoが出演。


ED
我等!鷹の爪軍団 manzo


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
あいも変わらず貧乏で、団員たちのモチベーションもいまいち上がらない、ベンチャー秘密結社・鷹の爪団。あの手この手で世界征服のための資金稼ぎに奔走する毎日を過ごしていた。総統の子を身ごもった大家さん、恋をする吉田くん、自信をなくしたデラックスファイター、おなじみの面々がドタバタを繰り広げる中、鷹の爪団は今度こそ世界を征服することができるのか!?。


第1話 キセキ
3年ぶりに新テレビシリーズが始まったというのに、いまひとつモチベーションが上がらない吉田くんやレオナルド博士。そこで総統は、団員たちに再び世界征服にかける情熱を取り戻してもらおうと一念発起し、とある人を呼ぶ。その名も”新人先生”。この新人先生は落ちこぼれの生徒たちを病的な情熱だけで甲子園まで連れてゆくというキセキを起こした実績を持つらしいのだが…。

第2話 誕生!! 怪人スーパーアニマル
近ごろ吉田や菩薩峠が熱を上げている流行のヒーローは、話し合いだけで事件を解決する草食系ヒーロー、その名も”花弾(花より弾丸ジャー)”。この様子を見ていた総統は、世界征服のため、草食どころか肉食獣の特徴を兼ね備えた怪人を作ることを思いつく。そして、世界中の670種類の動物の特徴も兼ね備えた究極の怪人、『怪人スーパーアニマル』が出来上がった!

第3話 はじめての総統
相変わらず全く世界征服できそうにない鷹の爪団。対策として、総統の影武者を立てて総統は闇将軍として暗躍すべきという吉田君のアイデアを採用。しかし吉田君が選んできた影武者は、「ハンリュウ総統」に「こども総統」「おくり人総統」とめちゃくちゃで、全くうまくいかない。そんなこんなで、全くやる気の無い吉田君を試すため、総統は実家の法事と嘘をつき、吉田君に1日総統をまかせてみるのだが…。

第4話 神頼み大作戦
一向に世界征服が進まない鷹の爪団一行は、神社へ神頼みに行くことに。しかし吉田君は、10月は神無月で日本中の神様が島根に集うと言う。八百万の神にいっぺんにお願いができれば、効果は800万倍!という事で、博士が発明した、島根にダイレクトに行けるマシン「どうしてもシマンネェ」で島根に向かう。と思ったら鳥取に到着してしまい…。

第5話 さよならDXファイター
DXランドが開園し、取材に来たTVカメラの前で得意のDXボンバーを放とうとするDXファイター。しかし、突然うずくまって病院へ運ばれる。診察の結果は「ボンバー腺肥大症」で、余命一週間と宣告される。残された時間で家族の再生を試みるも逆にこじれてしまう有様。なんとかして「温かい家族」を体験しようとするDXファイターは、鷹の爪団に疑似家族を演じさせるのだった…。

第6話 振り込め詐欺
大家さんからの執拗な家賃取り立てと、大家さんのお腹にいる赤ちゃんの養育費の要求に困り果てた鷹の爪団。悪の秘密結社らしく不法なことでお金を稼ごうと、振り込め詐欺に手を染める。吉田がネットオーオークションで手に入れたといういかがわしい名簿を頼りに電話をかけるのだが、その電話をきっかけに、未来から来た殺人ロボットや闇の組織、未知の生物までが複雑に絡み合う、とんでもない事件に巻き込まれてしまう・・・。

第7話 DXF48
フィリップが部長になった「BOOKお麩」に、古新聞の買い取りを強要するほど貧窮している鷹の爪団。そこにやってきたDXファイターが、草食系ヒーロー・花より弾丸ジャー(花弾)が自分より人気で困っていると愚痴るのを聞いて、吉田君はあるアイデアをひらめく。DXファイターを新ユニット「DXF48」として売り出し、そのグッズの売り上げを鷹の爪団のものにしようというのだ。早速メンバー集めをする吉田君だったが…。

第8話 怪獣ヨッシーダ
相変わらず貧窮している鷹の爪団だが、戦闘主任であるはずの吉田君は、怪獣ごっこをして遊んでばかり。その様子を見た総統が注意するも、吉田君は「これは博士と進めている極秘プロジェクトの訓練なんです!」と言う。その内容とは、吉田君自信が巨大な怪獣になるという壮大な計画らしいのだが…。巨大化した吉田君の手によって、世界は滅亡の危機に!?

第9話 努力と結果
吉田君が世界征服のための最終秘密兵器として取り出して来たのは、なぜか一本の割り箸。時は一か月前、さすがにそろそろ本気出して世界征服しようと、総統に最終秘密兵器の開発を命じられた吉田君。まずはいつもツイていない鷹の爪団を何とかしようと、怪しげな「幸運を呼ぶペンダント」に手を出す事に。そこから、吉田君がたどった数奇な運命とは…?ゾフィーと名乗ってのシャンソン界での活躍、そしてジャンクロードとの悲恋の結末が明かされる!

第10話 エスパー少年
フィリップDEATHホールディングスの社長にして、世界の経済に影響力を持つ100人にも選ばれ、流通業界に革命を起こす若きリーダーとなったフィリップ。恋人ユリリンとも順風満帆。一方、総統は大家こと房子さんに、一月後に産まれてくるベイビーのため、お金の件ですごまれていた。状況を打開するため、なぜか吉田君はサーカス団を結成するという突拍子もないアイデアを出すが…。

第11話 カウントダウン
破産に追い込まれてしまった鷹の爪団。総統は、宿なし一人のネットカフェ秘密結社をするようになっていた。ネットカフェで寝泊まりしそれでも理想を忘れない総統、一人公園で鳩を相手に戦闘訓練を続ける吉田、そして、すっかり勝ち組となり選民思想を持つエグゼクティブサークル「KK」に入会したフィリップ。全員がバラバラになってしまった鷹の爪団は、一体どうなってしまうのか!?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

た~か~の~つ~め~ 個性的であるけど

 あまり、動作が少ないキャラ達で、雑談のような展開で進むアニメですねです。総統と吉田君とか、コフィー。

 特にDXファイターとか、フィリップなどポーズをとったままあまり動作がないです。けど、少ない人数の声優さんで、演技を回して盛り上げてる面白さもある!なのでしょうかねぇです。
 DXファイターのいい加減さも、面白味あるです。予算がなくて、こういうアニメというのもないのでしょうけど・・・。

 下らなくも見える訳が分からないような1話1話だけど、詰まらない訳でないし話になっているので、そういうのも凄いのかなぁと思ったです。ダジャレみたいな展開もあるし・・・です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

エクスカリバー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

30点 た~か~の~つ~め~

フラッシュアニメなのもあり映像・ネタ共にシュール
キャラは超個性的
何かの片手間に見るには良いかも
大家さん素敵w

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0
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