修学旅行でツンデレなおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの修学旅行でツンデレな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月09日の時点で一番の修学旅行でツンデレなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.7 1 修学旅行でツンデレなアニメランキング1位
フルメタル・パニック!(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1621)
9638人が棚に入れました
世界中の紛争の火種を秘密裏に消して回る軍事組織ミスリル。その中でも選りすぐりの傭兵の相良宗介に与えられた今回の任務は、「ウィスパード」と呼ばれる特殊な能力を持つ日本人の女子高生・千鳥かなめを護衛すること。かくして、宗介は素性を隠し、普通の高校生として都立陣代高校に転校し、秘密裏!?にかなめのボディガードをするのだが…平和な日本の生活こそが最大の敵だった!?
そんな中、陣代高校の修学旅行中に飛行機がハイジャックされてしまう。しかも、その首謀者は宗介が過去に対峙したことのある最悪のテロリスト・ガウルンであった…。


声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、三木眞一郎、根谷美智子、ゆかな、木村郁絵、能登麻美子、大塚明夫、西村知道、田中正彦

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

面白い? 肯定だ 問題ない。

原作:ラノベ 未読

第1期 全24話

放送順
1期:フルメタル・パニック! 2002年放送
2期:フルメタル・パニック? ふもっふ 2003年放送
3期:フルメタル・パニック! The Second Raid 2005年放送
OVA:フルメタル・パニック! The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 2006年発売

ジャンル:SFアクション学園ラブコメ

時代背景はブラックテクノロジー(何十年先の未来兵器を持つ)によって歴史が変わった現代の地球で、軍事組織ミスリルの傭兵である主人公が、仲間と共に1人の少女の護衛任務を命じられる所から始まるストーリー。


紹介系レビュー

主人公の相良宗介は、無表情で無愛想、基本的に口数は少ないが、真面目人間。
幼い頃からゲリラや傭兵として世界各地の戦場を廻ってきた凄腕の兵士。

ヒロインの千鳥かなめは、見た目は美人の高校2年生。
活発で行動的だけど、悪く言えばガサツ。
「ウィスパード」と呼ばれる特殊能力を備えた人間であり、その能力を欲する組織から狙われている。

簡単にいえば、宗介達ミスリルが、かなめを守りながら戦うお話し。

はっきりとした敵(とあるゲリラキャラ)がいて、解り易い設定。

ロボット同志の戦闘もあり、アクション性も高い。
ただ、一部未来兵器での戦闘があるので、何でもアリかよ!的にも感じる。

途中、戦闘で何人か仲間が死ぬ場面があるので、話は結構シリアス

主人公の宗介が、戦闘能力高いので、戦闘シーンはカッコいい!(声優の関智一さんの声が、これまたカッコいいんだよね!)
ですが、学園でのマニアックな行動が可笑しくて笑えます。

ちょい3角関係の恋愛模様もあるけど、主人公の宗介が恋愛に疎いせいで、なかなか発展しないから、見てるこっちはもどかしいです。


総評すると平均値の高い良作。

ロボあり、潜水艦ありの、アクション性の高さと
学園でのコメディーありで、シリアス回とのギャップが楽しめます。
(メリハリがあるのはいいですね!)
ヒロインのかなめは、ちょっとガサツなので好き嫌いありそう
16歳の美人艦長テレサ・テスタロッサは可愛い。
主人公がカッコよく、真面目過ぎてギャップで女性は好きになりそうだし、ヒロインのかなめの性格からして、感情移入し易そうなので、女性でも楽しめるはずです。
恋愛もあるので、シナリオ的にも飽きずに面白いです。

個人的には、24話一気に視聴できた程だったので、まずまずの面白さでした。
(この作品見てて、ちょっとナデシコと、ガンダム 第08MS小隊を連想した)
この辺が好きな人ならおススメです。


この次は2期の「ふもっふ」視聴します。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 65

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

派手さは無いけどたっぷり楽しめる作品です(o^-')b グッ!

■「フルメタルパニック」ってどんなアニメなの?(*'ω'*)
ラノベ原作の軍事SFロボットアニメでありながら、コメディ要素も入っていて、シリアスなストーリーを楽しむのも良し、ギャグパートで思いっきり笑うのも良しって作品なのです♪
ちなみに「このライトノベルがすごい! 2008」で第一位になった作品なんですけど、残念ながら私は未読ですo(´^`)o
 
本作品の舞台背景は概ね20世紀後半の現実世界に準じた設定となっているのです〆(^∇゚*)フムフム♪
平和維持活動および「ウィスパード」とよばれる特殊能力者の人道的保護を行っている対テロ極秘傭兵組織『ミスリル』の一員で主人公の相良宗介[sagara sousuke]が、都立陣代高校に一般生徒として編入して、本作品のヒロインの千鳥かなめ[chidori -]の護衛をする事になるのところから物語がはじまるのです!
 
 
■ちょっと覚えておきたい専門用語   \_(*゚▽゚) オボエテオイテネ♪
【ウィスパード】
ソ連で行っていたオムニ・スフィアの実験中に発生した事故の瞬間に生を受けた一部の人間の事。
現在社会の技術水準では到底考えられない「存在しない技術」ブラックテクノロジーを
もたらすことの出来る存在でもあるのです♪
それゆえに、テロリストの標的になってしますのですね!
ウィスパードの力はその人間の成長と共に覚醒して行き、天才的な知能を発揮していくのです。
(テッサのように子供の頃から覚醒している人間もいるようですよ♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!)
 
【ブラックテクノロジー】
ウィスパードの知識によってもたらされた、現代の技術水準を上回る技術のことなのです。
・AS(アーム・スレイブと呼ばれる人型兵器)
・ECS(ドラえもんの透明マントのような電磁迷彩システム)
などに応用されている技術なのですね♪
 
【ラムダ・ドライバ】
正式名称「オムニ・スフィア高速連鎖炉」とも言われるブラックテクノロジーなのです。
精神世界(オムニ・スフィア)と物理世界の目に見えない干渉を使用者の意思でより強力な干渉反応を引き起こし増幅させることによって膨大な物理エネルギーを生じさせる装置なのです!
そのエネルギーを使って、防御壁を作り相手の攻撃を防いだり、膨大なエネルギーを武器に変換して攻撃することも出来るのです。
 
 
■総評
2002年に制作されたフルメタル・パニック!第1期作品なだけに、作画は多少古臭さは感じなくも無いですけど、そんな些細な点は・⌒ ヾ(*´ー`) ポイって感じなのです♪
この作品は「シリアスパート」と「ギャグパート」のバランスのよさと、舞台背景、兵器、キャラ、特殊能力の設定が綿密に練られている点がとっても印象的でした(・ω・)bグッ
 
ギャグパートの最大の魅力は、幼少の頃から傭兵として世界各地の戦地を巡ってきた生い立ちと、「バカ」が付くほどの真面目な性格の相乗効果で出来あがった「戦争ボケ男」キャラの宗介と、かなめちゃんを筆頭に他の人たちとの生活感に圧倒的温度差があるところがとっても面白かったですよね♪
 
シリアスパートの魅力は、地味な戦闘シーンとキャラ特性を生かした心理描写にあると思っています♪
派手な空中戦などは無いのですけど、傭兵組織と言うだけあって、小規模な部隊によって行われる襲撃や待ち伏せや破壊活動などのゲリラ戦法での仲間との緊迫した通信でのやり取りや、白兵戦における戦闘シーンでは緊迫感があって良かったと思います。
また、仇敵ガウルンの冷徹で残虐な性格とラムダ・ドライバ搭載機がアクセントとなっていてより一層戦闘シーンを盛り上げてくれましたね♪
 
また、戦闘シーン以外の宗介を巡る女の戦いも良かったです!
「かなめ」VS「テッサ」
ドロドロした内容ではなくって、気持ちよい掛け合いは好印象です!
どこまで宗介が気付いているかは疑問ですけどね・・・ヾノ'д'o)㍉㍉
 
個人的にはテッサの最後の涙のシーンが大好きです!
ウィスパードゆえに若くして艦長となったわけなのですけど・・・
時折見せる年頃の女の子らしさと決して弱さを見せず艦長の重責を果たそうとする姿が素敵でしたよ♪
そんな彼女がガマンできずに涙したシーンに涙しちゃいました・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
 
思った以上に良く出来た作品だなぁって感心しちゃいました♪
続編の2期「ふもっふ」3期「The Second Raid」OVA 「わりとヒマな戦隊長の一日」も見るのが楽しみになってきましたよ(o^∇^o)ノ
 
 
2011.10.30・第一の手記

投稿 : 2024/06/08
♥ : 49
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ロボット&バトル作品としてはイマイチでしたが、学園コメディとして楽しめました(※第4期視聴後、追記)

TVシリーズ(3期49話)+OVA(1話)=計50話、もある西暦2000年代前半を代表する長編ロボットアニメで、2017年秋には続編となる新作『フルメタル・パニック! Invisible Victory』の放送も決まっている人気作・・・ということで、ようやく既放送分を完走しました。
(※追記:第4期は2018年4-7月の放送となりました)

◆総評
{netabare}
・キャラクターデザインはさすがに一昔前のもので、とくにメイン・ヒロイン(千鳥かなめ)が余り可愛くないのが残念(代わりにサブ・ヒロインのテッサ隊長が可愛い)。
・デザインだけでなく、個々のキャラクターの設定もテンプレの域を出ない。
・この年代の深夜アニメのひとつの特徴なのか、とくに第1期は無駄なパンチラ・シーンが多くて閉口してしまいました。
・敵ボスがただの破壊狂の小物でしかないのに、彼の話を延々と第3期の終盤まで引きずっていたのがとても残念。
・そして何よりも、既放送分だけでは本作最大の謎「ブラックテクノロジー」の真実が一向に明かされないことにガッカリしてしまいました。
・原作の方は、この後シナリオに大きな動きがあって、敵の大物やブラックテクノロジーの真実等も確り明かされていくようなので、続編にはちょっと期待したい気もするのですが、既放送分だけだど、この手のロボット&バトル作品に一般に期待されるものには全然届いていない、内容の薄さを感じてしまいました。
・本作の良さは、ロボット&バトルものとしてよりも、むしろ第2期にあるような一風変わった学園コメディとしての部分にあるように思いました。{/netabare}

・・・ということで、本作の個人評価はそこそこに留まりました。
(※制作時期が新しくなる毎に作画・演出のレベルが上がっているので、その分小刻みに評価点数を上げています)

決して面白くない作品ではないのですが、これまで見てきたロボット&バトル系作品にくらべると、やっぱり肝心な所で内容が薄い点が惜しかったです。

(※追記:第4期『Invisible Victory(IV)』は第3期までの緩い展開を完全に覆すシビアな展開で、本シリーズのこれまでの私の見え方がだいぶ変わってきてしまいました←これは嬉しい誤算。続編が作られれば是非見たい作品となりました。)


◆シリーズ別評価

第1期   ☆  3.6 (24話) 2002年 ※シリアス
第2期   ☆  3.7 (12話) 2003年 ※コメディ
第3期   ☆  3.8 (13話) 2005年 ※シリアス
OVA    ☆  3.9 (1話)  2006年 ※コメディ
------------------------------------------------------
総合   ☆  3.7 (計50話)

※追記
第4期   ★  4.3 (12話) 2018年 ※シリアス


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============ フルメタル・パニック! (第1期) (2002年1-6月) ===========
{netabare}
第1話 気になるあいつは軍曹(サージェント) ★ 相良宗介(都立陣代高校)転入、千鳥かなめ護衛任務開始
第2話 守ってあげたい ★ テレサ・テスタロッサ司令官登場、口領駅回
第3話 ランジェリー・パニック ☆ 下着泥棒、修学旅行開始
第4話 キッド・ナップ ★ ハイジャック、極東ハンカ自治州、かなめ救出作戦開始
第5話 囁かれし者(ウィスパード) ★ 続き、AS(アーム・スレイブ)同士の戦闘、3人の脱出行
第6話 STILL ALIVE ★ 続き、かなめの特殊能力(ブラックテクノロジー)
第7話 ボーイ・ミーツ・ガール ★ 続き、かなめと宗介の共同戦、ガウルン撃破、ラムダドライバーの謎
第8話 パートタイム・ステディ ☆ 偽恋人役 ※日常回 
第9話 あぶないセーフハウス ★ 人質・久我山琢磨(ラムダドライバ)、テレサ大佐と千鳥の遭遇
第10話 ラン・ランニング・ラン ☆ 続き、敵襲、人質救出作戦
第11話 ベヘモス覚醒 ★ 続き、ベヘモス起動・市街地破壊の危機
第12話 ワン・ナイト・スタンド ★ 続き、かなめに再び異変、テレサの恋の宣言
第13話 猫と仔猫のR&R(ロックンロール) × テレサvs.メリッサ ※日常コメディ回だが色々と脚本安直
第14話 習志野は燃えているか? ☆ 習志野空挺師団vs.練馬師団 ※コメディ回
第15話 故郷に舞う風・前編 ☆ ヘルマジスタン騒乱鎮圧作戦(対ガウルン再戦)
第16話 故郷に舞う風・中編 ☆ 続き
第17話 故郷に舞う風・後編 ★ 続き
第18話 深海パーティー ☆
第19話 エンゲージ・シックス・セブン ☆ 宗介&ウェーバーの入隊事情~活躍
第20話 ヴェノムの火 ☆ ウィスパード同士の共震、対ガウルン再々戦
第21話 ディープ・トラップ ★ ガウルンの艦乗っ取り事件
第22話 ジャック・イン・ザ・ボックス ★★ 続き、米軍イージス艦攻撃 ※ここで急に超能力設定をだされても・・・
第23話 巨人のフィールド ★ 続き、艦管制奪還、対ガウルン最終決戦
第24話 イントゥ・ザ・ブルー ★ 続き、後日譚{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)13、☆(並回)9、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「tomorrow」
ED 「枯れない花」 


========== フルメタル・パニック? ふもっふ (2003年8-11月) =========
{netabare}
第1話 南から来た男/妥協無用のホステージ ★
第2話 すれ違いのホスティリティ/空回りのランチタイム ★ ※京王線だったのね笑
第3話 鋼鉄のサマー・イリュージョン ☆
第4話 芸術のハンバーガー・ヒル/一途なステイク・アウト ☆
第5話 純で不純なグラップラー/善意のトレスパス ☆
第6話 押し売りのフェティッシュ/暗闇のペイシェント ☆
第7話 やりすぎのウォークライ ☆
第8話 女神の来日(受難編) ★
第9話 女神の来日(温泉編) ☆
第10話 仁義なきファンシー ★
第11話 ままならないブルーバード ★
第12話 五時間目のホット・スポット ☆{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「それが、愛でしょう」
ED 「君に吹く風」 


======= フルメタル・パニック! The Second Raid (2005年7-10月) ======
{netabare}
第1話 終わる日々 ★ 中東バリク共和国、難民救助任務、対政府軍戦
第2話 水面下の状景 × ラムダドライバの説明 ※オカルト現象が唐突で学園シーンと中東某国シーンの組み合せ方も稚拙
第3話 迷宮と竜 ★ 分断中国南京市人質救助任務、罠、ヴェノム再出現
第4話 デイライト ★ 続き、クレタ人の嘘、形勢逆転 ※敵の逃げ方が安直×
第5話 うるわしきシチリア ☆ 裏切り者ブルーノ身柄確保任務
第6話 エッジ・オブ・ヘヴン ★ テロ組織「アマルガム」、双子姉妹の組織離脱、かなめ護衛任務解除
第7話 とりのこされて ★ もう一人の護衛者、居なくなった宗介
第8話 ジャングル・グルーブ ★ 宗介ミスリル作戦本部帰投
第9話 彼女の問題 ★ かなめの追跡者たち、レナード・テスタロッサ登場、ユイラン死亡
第10話 ふたつの香港 ☆ 宗介の任務放棄
第11話 彼の問題 ☆ 
第12話 燃える香港 ★ ガウルンとの再会、ユイファン・ユイラン姉妹の目的
第13話 つづく日々 ★★ かなめと宗介の再会、宗介出撃、ヴェノムとの決戦、宗介の成長{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)8、☆(並回)3、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.8

OP 「南風」
ED 「もう一度君に会いたい」 


== フルメタル・パニック? The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 (2006年5月) ==

全1話 ☆ 3.9 {netabare}テッサ隊長主役のコメディ回{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 38

75.3 2 修学旅行でツンデレなアニメランキング2位
citrus(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (522)
2118人が棚に入れました
ギャルだけど初恋も未経験なjk・柚子は、親が再婚した都合で女子高に編入することに。彼氏ができない!と不満爆発の転校初日、黒髪美人の生徒会長・芽衣と最悪の出会い方をする。さらに、義理の姉妹になった芽衣と同室で生活することに・・・!?

声優・キャラクター
竹達彩奈、津田美波、藤井ゆきよ、久保ユリカ、井澤詩織、葉山いくみ

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

人気爆発はしなさそうだけど、個人的には好きな感じの話。(「ギャル監修」って何(笑)?) → 同性愛でラブコメでジャンプバトルシステム(笑)!

キャラクターデザインは少女マンガ系で、個人的にはほぼドストライク。

原作は読んでいないのでストーリー展開は良く知らないのですが、女子高(エスカレーター式のお嬢様学校)の理事長の息子と母親が再婚したのを機会に、処女ビッチだった柚子が学校の近所に転居、編入したところ、理事長の孫で生徒会長の芽衣と義理の姉妹になってしまったという第1話でした。

第1話の引きのキスによる義理姉妹同士のマウントの取り合いで柚子が劣勢だった感がありますが、おそらく芽衣も純愛に何らかの夢や理想を持っていそうな拗らせキャラと思われるので、これは意外と楽しみな一作になるかも?

それ系の描写もですが、これは序盤においては心理戦が楽しみでしょうか。

2018.1.22追記:
クレジットに「ギャル監修: 平岡りえ」ってあるけど、「ギャル監修」って何なのさ? この平岡りえって人は、ちょっと前の浜田ブリトニー的な人なの? でも、このアニメには必要なのかもしれないですね…。

本編の方は、第3話まで視聴完了。うーん、学園理事長についてはウルトラアクロバットな解決だったなぁ(笑)。

2018.3.26追記:
第12話、最終回を視聴終了。

全体のストーリーとしては、柚子と芽衣の距離が縮まりそうになると「新たな敵(笑)」が現れ芽衣はスルリと遠のいてゆく…。そして「『強敵』と書いて『とも』と読む」な安定のジャンプバトルシステム。

とりあえず柚子の友人としてのはるみんが聖人すぎる。女性同士の同性愛でラブコメをやるっていうのは、ちょっと面白かったです。が、これが長く続いたら飽きるだろうからアニメとしては1クールくらいでちょうど良いかちょっと長いかもしれないくらい。

じゃあ面白くなかったかというとそんなことはない、面白かったです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 54

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

世の中、正しい答はいっぱいある。唯一の正解は意外と少ない

この物語は、百合の要素がふんだんに入っています。
但し、それだけではなく、人間として必要な優しさや温かさもあります。
見終わった後、優しい気持ちに包まれますよ。

日本でも同性婚が認められるようになりました。
「百合だからダメ」とか言う世の中ではなくなったのです。
正しいことは、時代とともにどんどん変わっています。

主人公の柚子(ゆず)は、陽気で自由奔放な高校一年の少女。
ヒロインの芽衣(めい)は、成績優秀で生徒会長をしている真面目な高校一年の少女。
この二人は、親どうしが再婚したことから姉妹となり、一緒に暮らし始めます。

柚子のいでたちは、髪はエアウェーブパーマ、化粧はアイメイク、チーク、リップと手入れをし、
スカートの丈は短く。胸元のボタンも開いている。
彼女は、転校初日から校則違反で生徒会から要注意人物として見なされます。

おそらく、大人の人が彼女を一目見たら、彼女のことを品行方正とは思わないでしょう。

でも、彼女は人を傷つけることは一切しません。
それどころか、義妹の芽衣の悲しそうな顔を笑顔にするために、懸命に頑張ります。
但し、そのやり方は常識はずれなやり方のため、多くの人に誤解を受けます。
そんな行動を繰り返す柚子を、芽衣は好きになります。

柚子の行動は確かに常識はずれです。
でも、目的はしっかりしており、結果として、芽衣をはじめとする他の人も笑顔になります。

仮にあなたが非常に困っていたとして、
常識はずれな行動であなたを助けてくれる人と、常識に縛られてあなたを助けない人がいた場合、あなたはどちらの人を好きになるでしょうか?

もっと具体的な例として
横断歩道を渡ろうとして車の止まるのをずっと待っている盲人の人がいた場合、おそらく柚子は、無理やりにでも車を止めて、盲人の人が渡れるようにするでしょう。


私たちは、中学、高校と、テストで良い点を取ることを教えられてきました。
テストで良い点を取るには、唯一の正しい答を選択しなければなりません。
でも、学校を出て働き始めると、正しいことなど、会社の方針や職場の人間関係でコロコロ変わります。
つまり、世の中で正しいことは一つでなく、たくさんあるのです。

だから、人を傷つけず、結果に対して責任をとる覚悟さえあれば、
今までの枠に縛られること無く、自由に行動して良いのです。
柚子は、それを教えてくれたような気がします。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 46
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

東西の都が百合色に染まってゆく……

原作コミックは一巻だけ立ち読みで。

そもそも当方、百合をテーマにしたアニメを見るのもこれが初めてでして、
「コミック百合姫」(凄い雑誌名ですねw)連載の原作に
手が出てしまったこと自体が既に人生の一大事件w

昨年夏頃、新古書店ブラついていたら、何の魔が差したのか……。
ふとコミック版の表紙から迸る、何とも言えない、怪しい妖気に吸い寄せられて……。
気が付いたら、いつの間にか、正座してアニメ観てましたw


よって本作が百合アニメとしてどういう位置づけの作品か、
私は語る知識も経験も持ち合わせていませんが、
シナリオ・構成等は比較的、正統派の?恋愛、ラブコメの筋書きだと感じました。

歩く校則ブレイカーと言うべき制服の着こなし&茶髪のチャラい出で立ちだけど、
恋愛耐性は皆無な純情ギャル。情は熱くて筋は通したい。

血統の良い、お嬢様校の理事長の孫かつ生徒会長で、風紀の取り締まりも厳しい。
他生徒に畏怖され、他を容易に寄せ付けない孤高の黒髪美少女。
だけど、本当はとってもさみしがり屋……。

そんな二人が唐突に義理の姉妹になることにより急接近し、
絡み合う中で、禁断の関係が隠されたギャップを暴いていく。
あの娘の意外な秘密が、本性が……互いに気になって仕方が無い。

さらには次々と投入されるサブキャラが執拗に三角を仕掛け、
その“好き”は姉妹だから?それとも……。
といった尋問も交えつつ、二人の愛を試していく。

その他、極端にデフォルメされた厳格な規律のお嬢様学校ぶりや
愛なきセレブなコミュニティーの陰鬱から繰り出されるトラブル、修羅場など、
どこかの昼ドラなんかを想起させるような力技な展開。

テンポも私が摘まみ食いした初巻など初回で走破するハイペースぶり。
このスピードじゃ、すぐに原作ストック枯渇するのでは?と危惧しましたが、
途中でアニメオリジナルも挟んでいたそうで……。


こんな風に、色々と強引さも感じたりもしました。
けれど、見ていて凄くドキドキさせられて、なんか楽しかったですw

描写については、これも百合として過激かどうかは私には分りませんが、
キス魔だったなと。
付随する着衣や小物の乱れもベタですが淫らでした。
{netabare} キスなんてこんなものですか。そーですか。{/netabare}


そんなこんなで私も狼狽えている内に、
単純にサブキャラの三角繰り返すだけではマンネリと思って
場所でも変えてみようと思ったのか、
東京で吹き荒れた百合の嵐が、急転、京都にも攻め上って参りました。

京都も、歴史や文化に加え、ドラマやサスペンスのメッカ。
さらには乙女ゲーや本作のような百合の聖地になってみたり。
上洛の動機が多彩になって、古都も随分騒々しくなっているなwと思ってみたり。


好きなキャラ……と言うより、安心したのは、はるみんこと谷口はるみ。
息が詰まるくらい堅苦しいお嬢様校と、波乱の百合展開の中で、
自称ステルスギャルという嵐を遠巻きに観察できる立ち位置から、
ノリが普通の?(でもないかw)JKを提供してくれた彼女は貴重な安全地帯。
次のドキドキシーンに向けて心をニュートラルにしてくれる良いダチでした。
({netabare}自転車・はるみん号も貸してくれたしね。{/netabare})


私には次に見るべき百合アニメとか見当も付きませんし、
必要なのかも分りませんが、
また、魔が差したら、懲りずに百合の園に足を踏み入れてみようと思いますw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 36

76.3 3 修学旅行でツンデレなアニメランキング3位
山田くんと7人の魔女(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1253)
7378人が棚に入れました
この学校には7人の魔女がいる。

私立の進学校での日常になじめず、問題ばかり起こしている主人公・山田竜。

しかしあることをきっかけに、彼の学園生活は一変!

新たな仲間や魔女たちとの出会いとともに、楽しくも大変な毎日が始まった。

7人の魔女を見つけるまで、もう退屈なんて言わせない!

声優・キャラクター
逢坂良太、早見沙織、増田俊樹、内田真礼、佐々木寿治、喜多村英梨、小野大輔、福山潤、花澤香菜、牧野由依、タカオユキ、悠木碧、田澤茉純、立花慎之介、杉田智和、小野友樹

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

接吻回廊

この学校には7人の魔女がいる――。

問題児の主人公・山田竜とこの魔女たちが、
キスをしては能力の入れ替わり、を繰り返すというもの。



機転を利かせて能力を使い分けるというのは面白い。
ですが、その度にキス。
マンネリが生まれてきます。
設定上、仕方のないことだと割り切るしかないですけど。

でもシチュエーションを変えたり、同性同士でしたり、
と、飽きさせない努力みたいなものは伝わってきました。



作風は好み。
多彩な笑いとスピーディーな物語。
この点は素晴らしいです。

それに題材がキスということで若干のエロスがあります。
とても良かった・・(ボソッ



見所は声優さん。
入れ替わるという都合から、一人数役の演技が見られます。
何てお得。
キャストも豪華なので、一人でもお気に入りの声優さんが出てるならば観て損はないかと思います。



キャラはデザインからしてみな可愛い。
特に雅と寧々はかなりタイプです。
主人公他男性陣もけっこう好きでした。


公式サイトにて乳比べが掲載。
これは悪意?好意?
気になる方は要参照です。
参考になるかもしれません。(何のだよ・・)



OP「くちづけDiamond」 歌-WEAVER
ED「CANDY MAGIC」 歌-みみめめMIMI


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一見少し変わった作品ですが、中身はわりとラブコメの王道だったと思います。
学園ラブコメ好きは観るべし、ですかね。
絵も綺麗なのでけっこう楽しめるのではないかと。


制服が可愛かったのもこっそりと評価したい点です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 51
ネタバレ

westkage。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

キスから始まるという物語の導入に惹きつけられる。しかし物語が進むにつれて、面白みにかける展開になってしまう所がとても残念な作品☆

本作は吉河美希の漫画を原作とした作品です。2012年より週刊少年マガジンで連載されており、現在単行本は18巻まで発売されています。またテレビドラマが2013年8月10日~9月28日まで全8話で放送されました。原作者の吉河美希は女性漫画家であり、FAIRY TAILの作者‘真島ヒロ’のアシスタントを務めていた事でも知られています。

あらすじ…主人公の高校生「山田竜」は不良少年、学校でも浮いた存在だった。そんな彼がある日不思議な体験をする。美人で優等生なヒロイン「白石うらら」と階段でもみ合う様に転落、2人はそのはずみに‘キス’をしてしまう。慌てて離れる2人、しかし重要なのはキスをした事実ではない。あろうことか2人の身体が入れ替わってしまったのだ!!

主人公がいてヒロインが居る
どんなラブコメでも出合いは些細なきっかけから
例えば入学式の通学途中で
あるいは衝撃的な出会いが忘れられず
例えば不良に絡まれた所を助けられて
紆余曲折を得て2人は互いに惹かれあい
そして最後に結ばれる
その証明として2人はキスを…

私たちが思い描くラブコメとはそんな感じではないでしょうか?

「キスから始まるラブストーリー」という部分が既存のラブコメ概念と外れているので目新しく感じますね。男性の思い描くラブコメは‘手が触れ合う事にすら顔を赤らめる’純真無垢さで、女性の思い描くラブコメは‘いきなりのキス’‘壁ドン’など少し強引な所にときめいてしまう。両者の対比は女性の感性の方が成熟している事を示しているようで面白く感じてしまいますね。この作品は女性が原作者と言う事ですが、少年誌にありながら女性の気持ちをリアルに感じさせてくれるという部分も人気の理由に含まれているのかもしれません。

総評として…「キスから始まるという物語の導入に惹きつけられる。しかし物語が進むにつれて面白みにかける展開になっていく所が惜しい」といった感じでしょうか。ありきたりの漫画では売れない時代、こういった予想外からの導入はとても目新しく感じて高評価を得やすいです。しかし導入が予想外であればあるほど、その後の展開は難しくなってくる…そういう事ではないでしょうか。私も物語の序盤は「面白いな、次はどうなるのかな?」とわくわくしながら視聴していましたが、中盤以降の展開に無理が感じられます。ご都合主義、ご都合展開、ご都合設定、と、そこまで言うつもりではありませんが、そういった無理やりさが‘少し’にじみ出てくる感じがします。これが「ギャグ中心のラブコメ」という扱いであれば、そういった無理矢理さも面白みの一つとして考えられます。しかしアニメを見る限りギャグというよりはシリアス寄りのラブコメという印象ですので、もう少し物語の整合性を意識して欲しかったなと思いました。後半はややスピード展開が気になります。この辺りは1クールでまとめないといけないアニメの宿命でしょうか、少し残念な感じがしました。
とはいえ原作は未読のため、また違った印象を受けるのかもしれませんね。


*以下はネタバレレビューのため、閲覧注意です。
{netabare}
少し「キス」の乱用が目立ったかな?
と感じました。
キスでアレコレ出来るんだけど
でもキスするなんて…というジレンマが描かれていたら
もう少しドキドキ出来たかもしれません。
原作は解らないですけどね。
アニメを見る限り2期は少し難しいかもしれませんが
吉河先生の次回作に期待したいところであります。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 44

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

Kiss Kiss Kiss

原作未読 全12話

高校生で主人公の山田 竜(やまだ りゅう)は外見の怖さに一人も友達ができない日々を送っています。ある日、優等生の白石うららと弾みでキスをしたら身体が入れ替わってしまいました。キスから始まる学園ラブコメ作品です。

1話観たときに、入れ替わりというよくあるお話のような感じだったので、私にはちょっと合わないかもと思ってしばらく視聴を止めてました。

でもその後続きを観てみたら、ちょっとキスが多めでしたがw だんだんと面白くなってきました。

色々な能力を持った校内のわけあり魔女たちの問題を山田くんと所属している超常現象研究部が解決していきます。

1人につき1~2話で観やすかったですね。その分1話でほとんど出てこないキャラも多くて残念なところもありました。

でも、新キャラが毎回出て来るのでメリハリもあったし、コミカルな部分も面白かったし、なにより主人公山田くんとメインヒロインの白石うららちゃんが魅力的なキャラでした。観ていて楽しかったですね。

最後は綺麗に纏まって終わってます。学園ラブコメが好きな方にはオススメです。

OP 不思議な感じの曲でした。サビの部分が結構頭に残りますねw

最後に、これだけキスばかりしているとキスの有り難みがなくなってしまいますよね〜

投稿 : 2024/06/08
♥ : 42

80.0 4 修学旅行でツンデレなアニメランキング4位
生徒会役員共*(第2期)(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1497)
9418人が棚に入れました
少子化の影響で女子校から共学となった私立桜才学園高等部の学生・タカトシは、ひょんなことから生徒会副会長に就任する。しかし生徒会のメンバーは変人ばかりで…。

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、日笠陽子、佐藤聡美、矢作紗友里、下田麻美、小林ゆう、小見川千明、新井里美、加藤英美里、田村睦心、椎名へきる、斎藤千和、日野未歩、平野文
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

桜の花言葉を知ってるか♪

1期も1期でしたけど、2期も2期ですね(笑)
この内容を続けるのってある意味すごいです

そしてOPがテンポが良くて何気にかっこいい^^
ポチリしちゃいました。

ラストは、生徒会を{netabare}1年間やってた{/netabare}みたいな
感じだったけど、{netabare}2年間{/netabare}じゃなかったっけ?(笑)
{netabare}歳をとらないパティーン{/netabare}で行くのかな^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 70

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

前作と変わらず安定の爆笑下ネタアニメ^^

2期絶賛視聴中です^^

1話を見た感じ1期と変わらず安定の下ネタ連発ですw
もちろん前作と変わらずとても笑えましたw
むしろ作画が前より良くなった気がします!
視聴継続決定ですね!

自分がこの1期の作品のレビューを初めて見たとき
えっ、下ネタだらけのエロアニメ?と書いてあり
アニメを見るのにとても抵抗があったのですが
とりあえず一話だけでも…と思い見てみたのですが
エロっぽい描写やあざとさも全く無くて
普通の学園コメディアニメじゃん…と思った矢先
高校生の少女がとんでもなくエロい下ネタを
連発してきてとても驚きました。

だけどそのエロっぽい描写やあざとさも全く無いのに
めっちゃどエロい下ネタを連発してるギャップ感が
たまらなくツボってこのアニメにハマってしまいました。

まだ見てない方はもちろん下ネタ嫌いという方も
下ネタはちゃんとピー音もついていて大丈夫だし
なにより笑えるので騙されたと思って見てみては
どうでしょうか?
※個人的には前作を見なくても楽しめると思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 55

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

高校生が下ネタ詳し過ぎw

原作:マンガ 既読

第2期目

全13話

ジャンル:学園下ネタギャグ


感想

今回は1期に比べてピー音少なかった印象なので、その辺は良かったな。

女子がしょっちゅう下ネタボケかますから、笑ってしまうよね!
普通、リアルじゃ男子の前では、まず言わない事を聴けるギャップが楽しめるんだろうね・・・。

しかし、高校生があんなにいろいろ下ネタの知識あるんだろうか?って思ってしまう
自分でもよく分からない下ネタギャグが出てくるので ^^;

原作4コマ漫画を毎週読んでますが、やっぱり???なのもあるので(苦笑)
今時の高校生は物知りなのかな? ^^;

好きなキャラは
ちっちゃいスズ と ウオミー

ストーリー性はないので、2期から見ても全然問題ないですが、
下ネタが嫌じゃなければ結構楽しめるかな?
まぁ、観る人を選ぶ作品なのは確かです。 ^^

3期 希望

投稿 : 2024/06/08
♥ : 44

73.8 5 修学旅行でツンデレなアニメランキング5位
マリア様がみてる(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (351)
1887人が棚に入れました
憧れの小笠原祥子に身だしなみを整えてもらった事をきっかけに、福沢祐巳が薔薇の館を訪ねると、学園祭の劇について揉めていた。王子役として花寺学院の生徒会長が来る事を聞き、シンデレラ役の祥子が辞退を望んだ為である。
役から逃げる為に祥子は祐巳を妹にすると言うも、祐巳はその申し出を断る。話し合いの末、学園祭までに妹にできたら降りてもいいが、その代役は祐巳が務める事になる。
祐巳もその時に備えて練習に加わり、周りに溶け込んでいく。王子役の柏木が同性愛者である祥子の婚約者だと知った祐巳は、役を引き受けようとする。
しかし祥子は同情を嫌い、申し出を受けずに役を勤める決心をする。学園祭が終わり、もう祥子と会う事もないと黄昏れる祐巳に、祥子がスールの申し込みをした。そして祐巳は、その申し出を受け入れるのであった…。


声優・キャラクター
植田佳奈、伊藤美紀、池澤春菜、伊藤静、能登麻美子、豊口めぐみ、佐藤利奈、甲斐田裕子、斎藤千和、下屋則子、大原さやか、檜山修之、市来光弘
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

百合というジャンルを広く知らしめた偉大な作品

マリア様の庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、
背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、深い色の制服。
スカートのブリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、
ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。
私立リリアン女学園。ここは乙女の園・・・。


毎回アバンで流れるこのナレーションが本作の独特な世界観を見事に表現しています。
というわけで、本作に頻出する専門用語をここでクドクドと説明することはしません。
”山百合会”所属の主人公、福沢祐巳は”ロサキネンシス・アンブゥトン・プティスール”であり
小笠原祥子とは”スール”関係にある。とか言われても初見の人は意味不明でしょうw
でも本作を見てハマりさえすれば、そういった専門用語も自然に覚えられると思います。

あー、ちなみに上記のナレーション、コピペしてませんので。余裕で全文暗記してますので。ww


原作は女性向けの小説。アニメ化の影響により、男性にも支持されるようになりました。
wikiに書いてあったけど、現在では読者の8割以上が男性らしいです。

そう、元々は女性作者による女性向けの作品なんですよね。
学園内を主な舞台とし、優雅で可憐で上品な乙女達の人間関係を中心に描く本作は
「閉じた世界観」であると言えなくもないですが、実際はちょっと違っています。
純粋培養されたお嬢様ばかりでなく、俗っぽさが目立つキャラだって普通にいるし
男キャラも出てくるし、物語にも普通に絡んできます。(出番自体は少ないですが)
{netabare}男と交際してるヒロインもいるし、チラっと触れられる程度ですが援交少女もいますww{/netabare}
アニメ版は多少軽減されてますが、女性作者特有の生々しい部分も割とあったりするんです。

それでも私は原作の方が好きですね。心理描写が非常に細やかで惹きこまれました。
そういった意味でアニメ版には若干の物足りなさがあります。作画も崩れ気味ですし・・・
ただ、豪華声優陣による気品溢れる演技、作品の雰囲気とマッチした音楽など
アニメはアニメで十分楽しめるし、一見の価値ありだと思います。

マリみての影響で私は完全に百合に目覚めてしまいましたw
一時期は同人誌を買い漁ったりネットに掲載されてる二次創作漫画やSSを読みふけったり
異常な程に熱中してましたね。なんというか、これ程妄想を掻き立てられる作品もないです。


原作の引き伸ばしがあまりに酷いので熱はすっかり冷めてしまいましたが、
百合ブームの火付け役であり、百合というジャンルを広く知らしめた本作の功績は偉大です。
後続の百合作品とは一味も二味も違う独特な世界観。
百合に興味がない方も、一度観てみることをお勧めします。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 39

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ごきげんよう、あにこれの皆様方。

アニメ界に百合ジャンルを持ち込んだ色褪せない名作にして、女性視点の美を追求した夢・妄想を詰め込んだ素晴らしき日常を紡いだ学園生活を少し掻い摘んで紹介しますわ。

あまり貴女のお時間を取らせない様に心がけたレビューにするつもりよ。

なぜ読まないの?
やめて頂戴、これじゃ私が一方的に読者イジメをしているようじゃない。
泣きたいのはこっちの方よ。
読者に避けられて、その理由すらも教えてくれなくて

・・

なぜ、読んでくれないの・・・。
貴女にとって私って、その程度なの?
それじゃキャッチをしている意味がないじゃない。

・・・

どうしてキャッチなんかしたの?

・・・・

もう、いいわ。
別の日に落ち着いて話しましょう。
私も少々気が立っているようだから、言い過ぎたかもしれないわね。

あっ・・・・

※某エピソードで少し遊んでみましたw
祥子さま、ごめんなさい。
お姉さまとは呼べないのかしら
・・・・
 
と、ヒステリックで我侭なキャラも出てくる。
かなり面倒な姉さまですw
お嬢様育ちゆえ世間知らずで不器用な心が人間味にあふれ、互いのすれ違い葛藤といった気持ちを理解し心の在り処を模索し姉妹関係の絆を深めてゆく。
その絆という美を百合・同性愛者として表現しているだけで、甘美な音楽を聴いているような癒しのような味わい深さがある。

その象徴でもある3つの薔薇が物語っている。

紅薔薇・・・愛情
白薔薇・・・純潔
黄薔薇・・・嫉妬(薄れゆく愛)

花言葉とキャラ設定を掛け合わせたエピソードは、ほろ苦さを含みキャッキャ ウフフ ワールドとは違う優雅・気品といった品位を魅せる雰囲気が特徴。わかり易い表現にすると堅物みたいなキャラが多いといえば伝わるかな。
それはOP/ED曲ともクラシック音楽を使いキャラの台詞まわし世界観への配慮からも伺える。

悪く言えば閉鎖空間で過ごす退廃的な穢れた恋模様であるが、それも設定で演出表現である姉妹関係が青春賛美として築かれる世界観を一貫し、観る者に惹かれさせる純な心を消化させた結晶の賜物である。

同時に主人公・福沢 祐巳の世界観とのギャップを感じさせる視点からそれぞれの姉妹関係に干渉し触発させるコメディ要素を加味し一概に優雅な美だけ見せる訳ではない。
アンリアルな世界観で過ごす女子高生の日常としても描かれるシナリオ構成は飽きさせない創りになっている。

そしてまた私は4期まで観ることになるでしょうw
百合作品ではありますが、互いの心に芽吹く愛おしく切なる想いを感じてみては如何でしょうか。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

マリみて総論~女性が相手に好意を抱くということについて~

アニメ版は
第1期「マリア様がみてる」(全13話)
第2期「マリア様がみてる~春~」(全13話)
第3期「OVA マリア様がみてる 3rdシーズン」(全5話)*1話約60分。
第4期「マリア様がみてる 4thシーズン」(全13話)

これらを全部まとめてレビューしちゃいますw
とは言ってもネタバレはしません。大仰に言うと「マリみて総論」ですw

原作は今野緒雪先生の少女小説。
アニメ化のみならず、漫画化や実写映画化などのメディアミックスがされた作品で、
百合系アニメの金字塔とも言われている作品です。

さて、みなさんは「百合」と聞いてどんなことを想像しますか?
女性同士でイチャイチャしたり、せせせ・・接吻(キャッ)なんかしたり、
にににに・・・肉体的な関係(キャッ)を伴う
禁断の愛なんてのも想像したりすると思いますが、
百合作品の系統は3つに分けられると言われています。

①少女漫画系統とも言われていますが、
互いが互いを必要とするという、主に精神的な結びつきを強く描いた作品。
きめ細やかな女性の心模様が丁寧に描かれていて、
恋愛感情というよりも、場合によっては、それよりも深い結びつきですかね。

②肉体的接触をメインとした作品
要はガチレズ作品です。レロレロチュパチュパクチュクチュ。←通報!!
こういった作品では、禁断の愛であるが故の罪悪感や葛藤だったり、
一線を超える時の覚悟だったりが取りあげられることが多いですね。

③近年の作品に多く見られる萌え少女たちにライトな百合関係を取り入れた作品。
今更説明不要ですね。動物のような萌え少女たちの戯れを
「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」とひたすら愛でるような作品です。

①の要素を含んだ②の作品、②の要素を含んだ③の作品というのも存在しますが、
本作は言うまでもなく①に分類される作品です。
百合作品の大本である
エス(特に戦前の、日本の少女・女学生同士の強い絆を描いた文学、または現実の友好関係)
の系譜を受け継いでいる正統な百合作品であり、肉体的な接触はほぼ皆無です。
形而上的なレベルにまで高められた魂の共鳴こそが本作の眼目なのだと思います。

ちなみにですが私は①、②、③の百合作品全部いけます!(えへへ♪)


本作の舞台である私立リリアン女学園はカトリック系のミッションスクールであり、
多数の名家の令嬢が在籍する超お嬢様学校です。
そんな中、極々平凡なリリアン女学園1年の主人公の福沢祐巳(ふくざわゆみ)は、
ある日2年の小笠原祥子(おがさわらさちこ)と出会います。
小笠原祥子は高等部生徒会(山百合会)の幹部であり、この出会いをきっかけとして
福沢祐巳は山百合会を訪れることになります。

「極々平凡な人生を歩んできた私の前にある日突然王子様が現れて、
夢の様な非日常的なステージに導いてくれる」

こうしたシンデレラ願望は女性の潜在的な欲求として根強く残っていて、
特に少女漫画作品によく見られるフォーマットだと思います。
本作の場合、王子様は同性の女性だったということですねw

と、まぁここまでは有り体なんですけど、
本作において特徴的なのはスールという慣習です。
スールというのはフランス語で「姉妹」という意味です。
通常、上級生が身につけているロザリオを
下級生の首にかけることによってスール関係が成立します。
スール関係を結ぶというのは、その相手は自分にとっての特別な存在であり、
山百合会のメンバーにおいては妹=自分の後継者という意味合いを持ってきます。
山百合会のトップには
紅薔薇(ロサ・キネンシス)、白薔薇(ロサ・ギガンティア)、黄薔薇(ロサ・フェティダ)がいて、
2年生の小笠原祥子はロサ・キネンシスの妹(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)です。
こうした紅薔薇、白薔薇、黄薔薇のスール関係を中心とした群像劇というのが、
本作の概要と言えるでしょう。


さて、ここからは「恋愛感情と言い切れない女性の純粋な好意」について少々語りたいと思います。
これは、本作に限らず様々な百合作品、
特に①の百合作品においては肝となるところなんですけど、
我々は「好意=恋愛感情」と捉えがちです。
あらゆるジャンルから「恋愛の尊さや素晴らしさ」というのは発信されていますし、
ある種の恋愛至上主義に陥ってしまうのは無理からぬところでしょう。
ですが、一口に好意といっても尊敬、保護欲、友情等々、実に多岐に渡ります。
なので、百合作品=同性愛という等式は必ずしも成立するわけではないですし、
少なくとも本作においては成立しないと私は考えています。

女性が相手(男女)に好意を抱くメカニズムを考えていくと、
原始時代、男性は狩猟の為外に出ます。
一方で女性は集落で血族たちに囲まれ家を守るということをします。
そうした名残が現在でもあるのか、
女性のコミュニケーション能力は、男性よりも発達しているように思えます。
相手の僅かな所作の違いも見抜いてきます。
まぁそれで浮気がバレたという男性は数多くいるでしょうけどw
そして、家を守る為の円滑なコミュニケーションを望むということは、
自分や家族に危害が及ばない安全性の確保を強く望んでいるということかもしれません。
それ故に、女性はまず対象相手が
「自分の敵か味方なのか?」を明確に区別しようとする傾向があるように思えます。
男性同士の場合、ほとんどコミュニケーションを取らない相手というのは、
モブのようなもので、そこに敵意を抱くことも抱かれるということも
あまりないのですが、女性相手の場合だとそうでないことが非常に多いですw
こちら側からすれば特に敵意なんてないんですけど、
むこう側からは思いっきり敵意を抱かれてたりすることが往々にしてありますw
従って、これは私の処世術の1つなんですけど、
「私はあなたの敵ではないですよ!味方ですよ!」と強くアピールすることが多いですw
具体的に言うと、とにかく(面倒でも)積極的に話しかけるようにしていますw
ええ、もちろんあにこれでそういうことはしていませんw生粋の面倒くさがり屋なのでw
対象相手を自分の敵ではなく味方だと認識するというのが、
女性が相手に好意を抱く第一段階だと思います。

では次の段階はと言うと、対象相手に「どれだけ心を許せるか」でしょう。
何度かコミュニケーションを繰り返していくうちに徐々に対象相手に心を開いていきます。
これは別に男女共通のことなんですけど、
女性の場合だとこの段階で、相談事を持ちかけてくること多いです。
相談事=単なる愚痴だったりすることが多かったりしますがw
ここでのポイントは相手の言うことをひたすら肯定するってことなんですけど、
今回はその話はいいでしょうw
とにかく、女性が相談事を持ちかけてくるというのは、
その対象相手に心を許し始めている兆候だと私は思っています。
さらにそうしたコミュニケーションを重ねていくことによって、
その対象相手に相談事を聞いてもらうことが日常となり、
ひいては自らの心の平穏を保つ為に必要な行為になってくると、
関係が発展していきやすくなると思います。
ただ、対象相手が男性と仮定して、何のアクションも起こさなければ、
只の相談相手からまったく進展しない可能性も結構高いですw

さて、女性が相手(男女)に好意を抱くメカニズムについていろいろと語ってきましたが、
まず対象相手を敵か味方かに識別し、
味方と認識した対象相手にどれだけ心を許せるかというのを土台として、
そこから友情に発展するのか、愛情に発展するのかということになってくると思いますが、
女性はこの過程を非常に重要視する傾向にあると思っています。
高校時代の友人に一目惚れしやすいA君というのがいました。
A君はろくに話したことすらない相手に告白を繰り返し連戦連敗していましたが、
そりゃ当然のことでしょうw
相手からすれば、いくら容姿端麗でも敵か味方かも認識できない相手と
付き合うなんて無理だと考えるのが普通でしょうw
私の経験則上、女性にモテる男性というのは、とにかくマメな人です。
頻繁にコミュニケーションを繰り返し、
女性から心を許される存在になる為の手順をしっかりと踏んできます。
ちょっと話が逸れましたねw

女性が対象相手に「どれだけ心を許せるか」ということを重要視するならば、
そのことを丁寧に描いた本作は、
むしろ、女性にこそ共感が得られるのではと思います。
そして、女性が相手に好意を抱くメカニズムを意識することによって、
女性が抱く好意=恋愛感情という単純なものでなく、
もっと複合的な要素が絡み合ったものであると認識できると思います。
そうすることによって、百合=同性愛という偏見から解放されるのです。
本作が、女性の繊細な心のやり取りを描いた作品ということに気付くことができるのです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 30

62.6 6 修学旅行でツンデレなアニメランキング6位
ご愁傷さま二ノ宮くん(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (410)
3044人が棚に入れました
世界各国を飛び回っている両親と放浪癖のある姉。4人家族なのに、なぜか丘にある大きな一軒家で一人暮らしをする高校生・二ノ宮峻護の元にとある兄妹が押しかけて来る。しかし、この2人には重大な秘密があった。兄・月村美樹彦はインキュバス、妹・月村真由はサキュバスと、他者から精気を得なければ生活出来ないという、とてつもなくやっかいな体質を持っていた。

声優・キャラクター
寺島拓篤、間島淳司、高垣彩陽、後藤邑子、門脇舞以、庄司宇芽香、松岡由貴、いのくちゆか、進藤尚美、平川大輔、千葉紗子、明坂聡美、近藤隆、保志総一朗、石上裕一、綱掛裕美、遊佐浩二

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ご愁傷様さま『ご愁傷さま二ノ宮くん』

タイトル通りです
作品自体がご愁傷さまなのかと。。
キャラデザは可愛らしいのですが、
主人公やヒロインたちを好きになれなかったのが痛いところです

とは言っても、つまらないとかではないです
ギャグは何気に笑えますしね
ギャグだけやってくれれば個人的には嬉しかったなと言うのが正直な感想です
妙な物語性無しで。。


設定は良かったのです
ヒロインの真由はサキュバス
フェロモン的なもので男性を無意識に引き寄せます
しかし彼女は男性恐怖症
くだらないけど面白そうと思えました

大まかな内容としては
彼女の男性恐怖症を克服するために、
フェロモン的なものが効きにくい主人公である二ノ宮峻護がパートナーとして過ごす日常(?)を描いたものです
そこにもう一人のヒロインが加わるかたちです
ここまでもまぁ面白いかな…?

コメディタッチなところは良かったと思います
ただ、ストーリー性、展開に違和感を感じました
それに、キャラに魅力を感じられなかったので、
露骨なエロ描写は受け付けられませんでした
好きなおにゃのこならサービスとして本っ当に有り難く受け取れるのですが…←


OP「ユビキリ」 歌ー月村真由(門脇舞以)/北条麗華(沢城みゆき)
ED「ふれふれっぽんぽん!」 歌ー月村真由(門脇舞以)/北条麗華(沢城みゆき)

両曲とも、可愛らしい曲でした



ちょっとマイナス気味に書いてしまいましたが、
実際は普通に面白かったです
ただ、私のなかでは普通より先にはいけませんでした
しつこいようですが、ストーリー性無しで笑いに徹してほしかったです

投稿 : 2024/06/08
♥ : 35
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ご馳走さま二ノ宮くん

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
と、言いたくなるようなw ラッキースケベにハーレム展開。

全編を通して、オススメできるほどのクオリティはどこにもないけど、観て損、という毒もありませんね。

エロ耐性があって、絵にこだわりがなくて、ドタバタラブコメ好きなら、そこそこ楽しめると思いますよ♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1話目からパンツの嵐ですw 古いアニメなんで、絵はまあ期待しないでください。

ある日、不思議な女の子がやってきて、同居することに……というのは定番でも、その兄貴が一緒についてくるってのは、あんまりないかな。

序盤はエロ、中盤はギャグ、終盤はシリアス、という構成。

メインヒロインの月村真由は男性恐怖症ながらサキュバスの能力をもつ少女。無意識に男性を惹き付けるけれど、触ることで生気を吸いとってしまう。

主人公の二ノ宮峻護は、サキュバス能力に耐性をもつ、全方位へモテモテの少年。でも、キスとか直接的にエロをしてしまうと生気を吸いとられてしまう。

この2つの設定は、「真由が峻護に気を許す」「峻護がエロをし過ぎない」の2点において有効に働いていたと思う。

もう1人のヒロインの北条麗華は、生徒会長&お嬢様&ツンデレというテンプレ感満載な感じ。幼い頃に峻護と交わした約束(峻護は忘れている)を心の支えに……という、これまたお約束。

真由がドジっ娘属性だけで敵部隊を壊滅に追い込むとか、麗華がメイドとして虐げられていく展開は(麗華の良い人&小者感が出ていて)良かった。ヒロインがBL好きなんて、この時代のアニメでは、新しいのでは?

小林幸子とかミニスカポリスとか、ビリーズブートキャンプとか、エースをねらえとか、ネタが古いw 麗華の縦ロールって、そうやって作るんかいw

サブヒロイン達も濃ゆい。ショートカット&実は良い人の綾川日奈子。関西弁エロ眼鏡っ子の奥城いおり。やり過ぎメイド長の霧島しのぶ。

私は日奈子が好きだね。元気でイイヤツだった。ヒロインとしては、真由より麗華の方が目立ってたような気もする。ただ気になったのは、麗華の胸が回を追うごとに小さくなっていった点。オリジナルアニメじゃないんだから、その辺は計画的に作画しようよ、と思った。キャラデザの責任か?

最終回は、なんだかんだドタバタしている中でもしっかりまとめた感じ。まあ、まあまあのアニメだった(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 21

たにぐー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドタバタラブコメ好きにはオススメ☆

全12話のドタバタラブコメディ☆

個人的にはラブコメは好きだし、声優の沢城みゆきさん大好きなので楽しく見れました♪

でもキャラ設定が中途半端感があったなぁと思います。

ヒロインは男性恐怖症なはずなのに後半からは全然そんな感じしなくなってたし、主人公結局強いのか強くないのかよーわからんかったりと設定を活かしきれてない感じでした。

それでもストーリーは面白かったし見てて愛着も沸いてきて飽きませんでした☆

バカで笑えるとこかあるので暇しない作品でした☆

投稿 : 2024/06/08
♥ : 12
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