修行で幼馴染なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの修行で幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月26日の時点で一番の修行で幼馴染なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.4 1 修行で幼馴染なアニメランキング1位
アクセルワールド(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (3711)
20010人が棚に入れました
どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっ子」は無くならない。デブな中学生・ハルユキもその一人だった。彼が唯一心を安らげる時間は、学内ローカルネットに設置されたスカッシュゲームをプレイしているときだけ。仮想の自分を使って“速さ”を競うその地味なゲームが、ハルユキは好きだった。季節は秋。相変わらずの日常を過ごしていたハルユキだが、校内一の美貌と気品を持つ少女“黒雪姫”との出会いによって、彼の人生は一変する。少女が転送してきた謎のソフトウェアを介し、ハルユキは“加速世界”の存在を知る。それは、中学内格差の最底辺である彼が、姫を護る騎士“バーストリンカー”となった瞬間だった。

声優・キャラクター
三澤紗千香、梶裕貴、豊崎愛生、浅沼晋太郎、戸松遥、鈴村健一
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

飛べない豚はただの豚か

原作未読。
バーチャル世界で豚が超加速して戦うSFアニメ。

画像の丸っこいのが主人公です。
バーチャル世界では豚の姿or銀ぴかスーツ。
性格は映画版ののび太くんが近いかな?
他力本願だしいじめられっ子だし。
でもやるときはやる。
こういうキャラは好きですよ。


大まかに言うと、「克服」をテーマにしたバトルアニメです。
バーストリンカーというキャラ同士で対戦を行います。

出てくるキャラクターは小中高生。
しかし、加速された世界の中で生きているわけですから、実際の時間とはズレが生じます。
精神と時の部屋ですね。
中には語尾に「~じゃ」を付ける年季の入ったじいさんまで出てきます。
でも、現実では小学生かもしれないんです。
現実世界に戻ったらどうなるのか、気になって仕方がありませんでした。


……で、肝心のバトルですが、あまりひねりがありません。
主人公がピンチになったら、新たな力に目覚める。
作者がピンチになったら、よく使われるパターンです。
一応理由は付けられているのですが、後付け感が目立ちました。

それから、物語の肝になっている部分の掘り下げが足りない気がします。

具体的に言えば、
{netabare}
・加速世界の魅力
・先輩との親密感
・羽を奪われたときの絶望感
{/netabare}
「気持ちの移り変わり」という大事な部分が駆け足気味。
もっとじっくり描いて欲しかったですね。
想像力を加速しないと追いつけません。
感情を移入するというより「ああ、こういうキャラ関係や心情だったな」というように、設定と考えたほうがわかりやすかったです。
細かい伏線はしっかりしているので、もったいないですね。


それにしてもこの作者、悪役を描くのがうまいですね。
本当にイラっとくるような敵役を登場させています。
哀れになる外道っぷり。


さて、このアニメの主人公はへたれの豚マンという特殊なキャラ。
その時点で合わない人がいるかもしれないです。
少なくとも「主人公最強!!」ではありません。
また、前述のとおり、走ったストーリー展開です。
しかし、気にしなければ気にならない程度でした。
それよりじいさんキャラのほうが気になるよママン。


設定は面白いし、映像はキレイだし、音楽もいいです。
変わった設定のバトルものとしてはバランスのいい作品だと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 74
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

設定、世界観が面白いです。

原作は読んでません。

観終わった感想
{netabare}
終わっちゃった・・・
もっと観たかった・・・

ラストバトルで
黒雪姫先輩キターーーーーーーーー\(^o^)/ 
15時間もかけ沖縄から馬に乗ってくるなんて!
白馬の王子ならぬ、黒馬の姫でしたね~ ^^

能美に勝つ瞬間!
また千百合が能美を回復させて・・・
あーーーもーー何でまたーーー
って思ったら、能美の翼が消えて・・・
千百合のデュエルアバターであるライム・ベルの必殺技『シトロン・コール』は、回復ではなく、時間の巻き戻しらしく、能美がハルの翼を取る前まで戻したみたい。(レベルとかの経験値はどうなるんだろう?)

あぁ・・・そういう事だったんだね・・・
チユ、ムカつくなんて言ってゴメンね。
でも、能美にバレないよう教えて欲しかった。

能美は、バトルに負けたら加速世界の記憶を忘れてしまっていて、毒気のない可愛い子になってて、ちょっとビックリ。
能美にしたら、この加速世界は知らなかった方が良かったのかな・・・

最後、ハルと黒雪姫先輩がいい感じでしたが・・・(ニヤニヤ)
できれば、ハルがちゃんと正式に付き合おうみたいなセルフを言って欲しかったな~ って思いました。
^^

もし、黒雪姫先輩が、この加速世界の記憶を無くしてしまったら・・・
前と変わらずハルの事好きでいてあげれるのかな?
そうであって欲しいと思いました・・・・・・

とっても面白かったです。

是非2期やって欲しいです。
{/netabare}

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「20話 支配」の感想
{netabare}
あ~能美ムカつく! マジムカつく!!
ぶっ飛ばしてやりたい!!!(心の叫び)

いいキャラしてるよね!
バトルものの作品って、こう言うキャラがいると面白くなるよな~。

それに、千百合もムカつく!
なに能美回復させてんだよ~!
なにか理由があるのだろうけど・・・
「もう、やめて~」って叫んでたけど、なんか悲劇のヒロイン気取りでイラってした。
タクムが可愛そう! 二人の気持ちも知らないで・・・

千百合にイラってするのって自分だけかな?
{/netabare}


次回が楽しみです。^^

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作品は、学園恋愛ちょいハーレムバトルファンタジー。
ゲームの世界での対人格闘戦もので、見てて面白いです。

リアルの主人公は、小太りでいじめられっこ。
だけど、ゲームの世界では唯一の飛行型デュエルアバターで、速さと飛行が武器。
この後どんどん早く、強くなるであろうキャラで、期待させられます。

{netabare}

15話では、能美に翼を取られてしまい、見ててショックでした。
って言うか、何かの特殊能力があると注意して戦えよ!って思いましたが、そう言う話の設定なので、そんな事言っても仕方がないのだけれど・・・。
なんか主人公は思い込みが激しいし、馬鹿だし、もっと頭使って用心深くバトルして欲しい。
性格も、卑屈過ぎるし、ネガティブ。(だからイジメられる)
見ててたまにイラってします。
キャラ的には、嫌いまでいかないが、好きではないです。

ヒロインの黒雪姫は、美人で黒髪ロングのクーデレ系。
ヤキモチ焼きで可愛いですね。

幼馴染の千百合は、世話焼きキャラ。
タクムと付き合ってるのに、主人公が気になるみたいで・・・
それって何か二股みたいで、見ててイラってする。
タクムが可愛そう!って思います。

アクア・カレント
綺麗で可愛いめがねの無表情系キャラ。(ハーレムアニメでは必ずいる喜怒哀楽の乏しいキャラ)

上月 由仁子 / スカーレット・レイン 
小学6年生の妹ツンデレキャラ。見た目は可愛いが、性格は男勝りで、物事をハッキリ言う。
ブレインバーストの世界により、精神年齢は高校生以上か?

倉崎 楓子 / スカイ・レイカー 
リアルでは、美人なお姉さん系の高校生。
性格は、優しくおしとやかかな?
{/netabare}



嫌いじゃないけど・・・なんだかんだでよくあるハーレムものですね。
そう考えるとソードアート・オンラインの方が、ゲームで死ねば現実でも死んでしまうので、シリアス&スリリングな分、面白いかな。
それでも毎週見るのが楽しみな作品。

今後の展開が気になります!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 54

でんのこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

主人公の作画で断念した人も多いのでは?

物語自体は面白いので主人公の外見で断念するのは、もったいないと思います。

設定は、
ニューロリンカーというウェアラブルコンピューターを用いて生活の多くを仮想世界に頼っている世界。
主人公のハルユキはデブでチビでいじめられっ子で、現実世界では劣っていた。
しかし、ハルユキは仮想世界のスカッシュゲームにおいては俊敏な動きで好スコアを叩き出していた。それを見た副生徒会長の黒雪姫はハルユキのニューロリンカーにブレインバーストというアプリをインストールさせる。
ブレインバーストというのは人の思考を1,000倍に加速させるアプリだと知ったハルユキはシルバークロウというアバターを駆使して、黒雪姫のために戦うことを決意した。(一部引用)

ざっとこんな感じです。
付け足すと、この世界はソードアートオンラインの世界から約20年後の世界らしいです。

やはり、SAOの著者である川原礫さんの作品だけあって、
設定がイイんです!
SAO好きの人でアクセルワールド未聴の方には是非観てもらいたいです。

最後に、この作品は途中で中だるみをした様に個人的に感じました。
冒頭と終盤が一番盛り上がるので、
途中で観るのがつらいようなら話数を飛ばして観るのも良いかもしれません。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 6

78.6 2 修行で幼馴染なアニメランキング2位
七つの大罪(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1465)
8683人が棚に入れました
いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。絶大なる魔力を有し、人々から敬われ、時に恐れられる存在<聖騎士>に守られた『リオネス王国』。王国の王女エリザベスは、たった一人国を離れ、
ある者たちを探す旅に出ていた。それは最強最悪の騎士団として恐れられ、国を裏切り、全聖騎士を敵に回した罪人たち──<七つの大罪>。たどり着いた一軒の酒場で、エリザベスは店主を名乗る少年・メリオダスに出会う。それは、彼女と<七つの大罪>たち、そして世界の命運を一変させるとびきりの冒険の始まりであった――!
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

侮りがたし日5|ョ∀・´)…感動スペクタクル大作!!!

◆原作コミック 全24話 原作未読
◆ジャンル アクション ファンタジー


絶大なる"魔力"を有し、人々から敬われ、時には恐れられる
存在(聖騎士)に守られた国「リオネス王国」
王国の王女『エリザベス』はたった一人国を離れ、ある物たちを探す旅に出ていた!
それは最強最悪の騎士団として恐れられ、国を裏切り、
全騎士団を敵に回した罪人たち―〈七つの大罪〉
たどり着いた一軒の酒場で、『エリザベス』は
店主を名乗る一人の少年『メリオダス』に出会う!
それは彼女と〈七つの大罪〉たち、そして世界の命運を一変させる
"とびきりの冒険"の始まりであった― (あらすじ公式サイト引用)


簡単な相関図_((Ф(・ω・`)コンナカンジカナァ!???w
スマホだと変なんなるかも´・ω・)ω・`):

          
           凸リオネス王国凸
     
       【§聖騎士§】(甲冑着た強いヒト達)
        (民衆から敬われ、恐れられる存在)
   探してる                 魔神の力を利用!?
    ↙                         ↘
 王国王女        ↑↑↑         〈∮魔神族∮〉(滅びた!?)
『エリザベス』      【VS】     不思議な魔力を有した怪物?
  探してる       ↓↓↓          ↗
(一緒に旅をする) ↘            魔神の力と関係あり!?
            【†七つの大罪†】       
         かつて王国を裏切った!? 者たち   
       『メリオダス』『ディアンヌ』『バン』
      『キング』『ゴーセル』他 +『ホーク』(豚)



14年10月~15年3月まで放送された王道アクションファンタジー
作品ですが私も毎週楽しみに視聴させて頂きました!!

というかここ最近のこの日曜5時枠作品は侮りがたしΣヾ(゚Д゚;)ノ

中々の超感動スペクタクル大作に仕上っており
私大変夢中になってしまいました(๑→‿ฺ←๑) ♪

どこか中世ヨーロッパの景観を描いた様な世界観に
魔力や、魔法などのファンタジー要素が加わって
コレぞ王道たる魅力の所以と言いますか…

そこに息をもつかせぬ熱いバトルアクションに
それぞれのキャラの想いが重なって
この戦いは負けられない!! 仲間を救う!!
大切な…大切な存在(ヒト)の為に…

そう…その幾多となくおとずれる感動秘話に胸熱必死!!!
なのであります。゚(゚´ω`゚)゚。


そんな中でも私がとても胸熱で大好きになったキャラ、及び彼(彼女)らの
エピソードをまじえてBEST③形式で書きしるしてみました!!



*・゚゚・*ヽ(*゚∀゚)ノ*【このキャラ良かったよ!! BEST③】*ヘ(゚∀゚*)ノ*・゚゚・*:

―第③位―

『ディアンヌ』

巨人族の『ディアンヌ』はその可愛らしい容姿と気取らない
真っ直ぐな性格が好印象✩
だけども、と、とても体が、その… で、でっかい(*/ω\*) でも~
それがまたいい味出していて、ホント、ピュア(嫉妬深いw)で魅力的な女のコ♡
CV:悠木碧さんの声、演技もピッタリでした♪
彼女の優しさとういか人柄の良さには多くの方が共鳴したことと思います!

なんといってもあの{netabare} 『キーラ』の弟さん(子ども)を助けるシーンは
とても胸熱、名シーンでお涙必死かと…。゚(゚´Д`゚)゚。!!

そこから、『キーラ』&『ハウザー』が聖騎士を裏切り
『ディアンヌ』を助ける胸熱展開も大変良い(*>ω<)bイイ!!
『キング』との幼い頃の素敵なエピソードも、微笑ましくとっても◎ {/netabare}



―第②位― 

『キング』

妖精王 ハーレクインこと『キング』はその純心で一途な性格と
見てくれが変化するギャップや、常に眠たげな表情で枕を抱いて宙に浮いている
癒し系な雰囲気もさることながら、やはりその優しすぎる彼の
魅力にコレまた夢中になった方も多勢いらっしゃる事かと思います!!

なんといっても、 {netabare} 疲弊した『ディアンヌ』を全魔力を使って防御の壁(バリア)
を使って『ヘルブラム』の攻撃から守るシーンは最高に胸熱(*>ω<)b
というか、か、カッコ良すぎます!!  コノコノォ(〃´Д`σ[キング]qw

『ディアンヌ』との…切ない…過去のエピソードや
旧友『ヘルブラム』とのエピソードも思わず涙の垂れ流し状態に。゚(゚´Д`゚)゚。{/netabare}




―第①位―

『ホーク』ちゃん (豚’`ゥ(*´(00)`)’`ゥ)

残飯処理騎士団 団長こと『ホーク』ちゃんは
本作のマスコット&イメージキャラクター トコトコトコ(((っ´(00)`)っ♪

残飯の量を増やしてもらうことに日々命をかけている―w

戦闘能力は皆無だが…
なぜか!?w 自分のコトを”最強の戦士”と思い込んでいるw
喋る豚として本作では基本ツッコミ担当!?
『バン』からはこれまたなぜか!? 師匠と仰がれる存在!!
何かと上から目線で口は粗いが全く持って憎めない、
愛嬌が抜群の魅力的キャラ♪*

ハラハラバトルの合間に終始、笑いをもたらしてくれる点も◎!!

というか、私途中まで、ずっと『ポーク』ちゃん(pork)かと思ってましたが…
『ホーク』ちゃんだったのですね(ノ∀`;)w

そんな『ホーク』ちゃんに、 {netabare}まさか…最終回前話にて
まさかの豚ちゃんにお涙頂戴させられてしまうコトになるとは…。゚(゚´Д`゚)゚。
紛れもなく彼(彼女?)は1人の勇者であり、真の漢の姿そのものでありました―!!!!

「あんな気のいい奴を… よくも… くそがーーーー!!」

途中『ホーク』と仲違いする展開になってしまっていた『バン』の
あの一言が全てを物語っていましたネ… (つω・`。){/netabare}



他キャラの皆さまも大変、個性的かつ魅力的でしたが(*>ω<)b
今回は私のツボによりハマった3名(匹)を抜粋しご紹介させて頂きました!!


ただ『団長』『バン』『ゴーセル』の3人はどこか…
不死身過ぎでw バトル中もなんだか、まだ全然本気出してない感が強く
特に『団長』&『バン』は常に余裕感(隙)が出ているというか…w
元より『バン』は不死身属性を持っているせいか…

大事なバトルシーンにてやや緊迫感が損なわれてしまった感が…・ω・*) ソーッ

ただその”強さの底を見せない”雰囲気というか…
そこが本作の特徴であり、興味を注がれる面白さであるゆえ
後々恐らく色々と解き明かされる上で大事な
要素の一つなのであろうと私は勝手に思っております✩

それでも最後の方の局面は ハラハラ|ョ゚Д゚。))))ドキドキで
最高の盛り上がりを見せてくれました!!

とにかく視聴前、私が期待していた以上に大いに楽しむことができました!!

終わり方も、続編に期待を含ませた見事な締め!!でしたので、
さらなる彼らの冒険の続きが描かれる日を心待ちにしたいと思いますヽ(*´∀`)ノ

投稿 : 2024/05/25
♥ : 52

てんてん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

七つの大罪のセクハラシーンについて

2期まで全部観終わった。素直に面白い。3000年という時間や天使、魔神、妖精、巨人、聖騎士などファンタジーのワクワク要素がまさにてんこ盛り。これでもかというほど楽しませてくれる。
またキャラ作りが素晴らしい。登場人物それぞれのパーソナリティーや背景がしっかりと描かれており単なるファンタジー以上に骨太な内容になっている。

特に主役の七人はそれぞれにファンがつくと思わせるほど魅力的だ。ビジュアル面からはディアンヌの存在が大きい。巨人の女の子の存在は、七人のグループショットになった時とても楽しい絵柄になる。このアニメが魅力的な大きな要素になっていると思う。

そうした中、実に残念なのは主人公のセクハラ。せっかく感情移入しても肝心なところで出てくるセクハラシーンが夢をぶち壊す。ドキドキしているところを一気に不快な気持ちにさせられるのには正直参った。

3000年という時をかけてエリザベスを愛するという壮大なロマンもオヤジ臭く薄汚いセクハラ行為のおかげで台無し。このキャラ設定は極めて下賎なセンスだと言わざるを得ない。

想像だが、原作者と編集者に「少年漫画だから少年が喜ぶシーンを盛ろう」という意識があったのではないか。セクハラで少年が喜ぶだろうという作り手の意識が卑しい。女の子が好きな少年は健康だ。しかしセクハラが好きな少年は不健康だ。

そもそもセクハラが気持ちがいいのはやっている本人だけであり、観ているのは気分が悪いだけだ、創作側はなぜそんなことがわからないのだろうか。

日本のアニメは世界クオリティーだと思う。7つの大罪も十分そのレベルに達している。
世界中の少年達に勧めたいと思うのだが主役をセクハラキャラにしてしまったせいでそれが叶わないのが実に残念である。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 4
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

だから、ファンタジーはやめられない♡

豪快かつ爽快な冒険ファンタジーはいかがですか…?

世界をまたにかけた冒険
繰り出される派手な特殊攻撃!
バトルは目が追いつかないほどのスピード!
そして、何でもありの大乱闘~
私の胸の心拍数「ドキドキ」…とまりませんでした♡

「王道」って言葉がピタリ!
旅をして、仲間と乗りこえて、ちょと…恋があったりして…?
単純明快だけどやっぱりワクワクしてしまうんです…
…わたしは好き…ですね♪


これは…古(いにしえ)の物語…
この世界には『七つの大罪』という七人のお尋ね者がいました。

王国を取り戻すため、世界にバラバラになってしまった七つの大罪を、主人公とヒロインが探しだす冒険ファンタジーです。

旅の先に待ち受けている様々な謎が衝撃の連鎖となり、回を追うごとに目が離せなくなるのです!

私はもう大人ですが「旅、冒険」という言葉を聞くと今でも心が踊ります…

物語には冒険で味わえるドキドキワクワク成分がいっぱいです♡

また、私がこの作品の一番の魅力だと思っているのはキャラクター+マスコット(ブタのホーク)です。
アニメマスコットNo.1になりました♡
{netabare}
型破りで志がブレない個性的キャラクターばかりが登場し魅力的です。また、声優も豪華です。
メリオダス、キング、ギルサンダー、ディアンヌ(順に、梶裕貴、福山潤、宮野真守、悠木碧)

そして愛すべきキャラクターの一部を紹介します。

・ホーク
言葉を話せるブタさん。七つの大罪のアニメのマスコットキャラクター…かつ残飯処理係(笑)トントコ、トコトコ×2が本当に可愛い♪♡仲間思いで情に厚い男(ブタ)。バンとの掛け合いが好き♪

・メリオダス
一番謎が多い七つの大罪の団長。その強さは無敵?はじめは変態キャラに見えましたが実は一途。セクハラするのも大切な一人にだけ。

・エリザベス
王女様。ロングの銀髪が目をひきます。戦闘能力は0。戦う力はありませんが、その強い意志はメンバー1かもしれません。

・キング
とにかくギャップ男子。見た目の変化(ポチャおじさん、美少年)だけではなく、妖精王としての威厳あるキング、ディアンヌの前で照れて可愛いキング。両方とも魅力的です。この作品で一番のお気に入りキャラです♡一途なキングの恋愛を応援しています!

・ディアンヌ
巨人族の女の子。ブラウンヘアーのツインテが可愛い♪大きすぎる自分を気にしたり、嫉妬したり一番女の子っぽくピュアな性格。自分を「ボク」っていう悠木ボイスに癒されます♪

・ゴウセル
ゴウセルワールド全開♡独特の感性の持ち主です。実は二番目にお気に入りキャラです。戦闘中でも関係ない、いつも冷静で淡々としていて変わらない表情もツボ…
それからギーラとはどういう関係なの?
怪しく目が光っていたよ~

予想のつかない掛け合いが楽しいです!
七つの大罪同士の関係は一筋縄ではいきません。いざという時に裏切ることだってあるのです…
そんな仲間関係や交錯する皆の思惑が予想外で驚きの連続でした。

また、緊迫した空気の中に割って入ってくる可愛いホークの行動に癒されたり、メンバーのケンカするほど仲が良い掛け合い、恋の要素もあったりとシリアスな中に思わずニッコリ~♪としてしまう息抜きシーンがいくつもあり癒されました。

試練を乗り越える度に心も成長していく、ストーリーは冒険ファンタジーの定石通り…とはいえ、このバトル&ストーリーの世界は様々な因縁が渦巻いているので、最後まで飽きることなく見れました♪

今回は謎を多く残し余韻を残す形で終了しました。
七つの大罪の新たな旅に期待したいです…
{/netabare}

最後にOPいきものがかり「熱情のスペクトラム」
大好きになりました!

鳴りやまぬ 愛をさけぶよ

すべてを抱いて ここにいるんだ ひかりはそこにあるよ

ゆずれない 想いを架けて 希望の果てを 僕は生きるよ

夢をつないだ 君と…

投稿 : 2024/05/25
♥ : 78

76.4 3 修行で幼馴染なアニメランキング3位
マギ The Kingdom of magic (2期)(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (911)
5825人が棚に入れました
迷宮ザガンを攻略し、シンドリア王国での宴を満喫するアラジンたち。
そこでアラジンはシンドバッドから、『三人のマギ』について聞かされ、シンドリア王国のマギとしてレーム帝国に行くことを持ちかけられる。
アラジンはその言葉に対し、自分はシンドリアのマギではないと微笑む。

宴の中、アラジンはアリババに、この世界を終わらせないことを誓う。
「……でも、僕はこれからどこに向かって進めばいいんだろう?」

声優・キャラクター
石原夏織、梶裕貴、戸松遥、小野大輔、木村良平、櫻井孝宏、細谷佳正、森久保祥太郎、堀江由衣、大久保瑠美、羽多野渉、杉田智和、藤原啓治、水樹奈々、瀬戸麻沙美、花澤香菜、小野賢章、福山潤、森川智之、松岡禎丞、逢坂良太、井上喜久子、チョー、柿原徹也、日野聡、坂本真綾、阿澄佳奈、高垣彩陽、谷山紀章、宮野真守
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

大陸全土を巻き込む壮大なストーリー&マギの好きなキャラクターランキング

原作は少年サンデー連載は未読
マギ1期視聴済み


「マギ」という作品は作者曰くアラビアンナイトで知られる「千夜一夜物語」を
ベースにした作品だということです。

登場するキャラクターはアラジン、アリババ、シンドバッドは
アラビアンナイトに登場する人物としてとても有名ですね。とにかく魅力的な
キャラクターが勢揃いしています。

1期から続く2期、1期視聴は必須です。

TVアニメ第1期に続くストーリーの第2期は舞台を魔法使いの国
「マグノシュタット」に変えています。

主人公のアラジンが魔法技術の習得と闇の金属器の謎を解明するため
マギという立場を隠し、マグノシュタット魔法学院の生徒として入学します。

同じ頃アリババも修行をしにレーム帝国の闘技場に来ていた。
お互い別々の場所で順調に道を進んで行こうとしていた。

{netabare}
後半に向けて物語はマグノシュタットとレーム帝国の戦争へと移っていきます。
レーム帝国のシェヘラザードの理想は魔法ではなく人の力で国を発展させること
マグノシュタットのモガメットの理想は少数の魔道士たちの力で国を発展させる
こと。この思想の対立ですね。一般的な正論はシェヘラザードでしょうが
結局ティトスを取り戻すという口実を使いマグノシュタットに侵略する戦争を
始めるのはレーム帝国なんですよね。
どちらの思想も間違いとはいえないので、異文化の者との共存の難しさを
考えさせられました。

ここからの展開が凄い。
レーム帝国からはファナリス兵団も出てきてそれに対抗するため、
アラジンが覚醒したり、アリババが登場したり。更にそこに煌帝国も現れる。

結果堕天したモガメットは暗黒点を呼び出し、練玉艶 (れんぎょくえん)が
アルマ・トランのマギと衝撃の事実が発覚する。

金属器使いたちが一斉に集結し、それぞれが魔装化して依り代に向けて
極大魔法の連射。

これだけの金属器使いたちの総力戦は圧巻です。絶望的な力を持つ依り代に
対し争ってた皆が力を合わせて立ち向かう。

依り代を破壊しようとするが、しかし全く通じない。この絶対絶命の中
駆けつけたのはシンドバッド率いる七海連合。


もうこの男に持っていかれました!七海の覇王登場!
この世界が生んだ 奇跡!!「第一級特異点」シンドバッド!
シンドバッドの「バララークサイカ」巨大な落雷が依り代へ

七海連合の凄まじい力に絶対絶命のピンチを回避することに成功しました。

出番が少なかったモルジアナも到着。アリババを助ける。
またモルジアナにお姫さま抱っこされています。

ただ、金属器使いたちが集結する中、1人だけ戦いに来なかった白龍。
暗黒面に堕ちたのでしょうこの後の展開が気になります。


アラジンとアリババとモルジアナの3人が揃い3人の拳タッチ!
それぞれ自信に満ちた表情ですね。


シェヘラザードが次のマギを自分では無く、ティトスを迷わず指名
したのが素敵でした。また生まれて来れて良かった。
{/netabare}

原作が進んでからまた3期という形で彼らに会えますように。終


●ランキング
マギの魅力的なキャラがこれだけ勢揃いしたので気になる世間のランキングを
いくつかまとめて集計してみました。

【キャラクター人気ランキング】
1 位
アリババ・サルージャ

2 位
ジャーファル

3 位
シンドバッド

4 位
ジュダル

5 位
モルジアナ

6 位
練紅覇

7 位
アラジン

8 位
ティトス・アレキウス

9 位
練紅玉

10 位
練白龍

アリババさんすごい人気なんですねジュダルちゃんの人気は嬉しいです。

【これは私の好きなキャラクターランキング】
後であにこれbest10に。。
1 位
練紅覇

2 位
シンドバッド

3 位
ジュダル

4 位
練紅玉

5 位
練紅炎

6 位
モルジアナ

7 位
アラジン

8 位
ティトス・アレキウス

9 位
アラジン

10 位
アリババ・サルージャ

魅力的なキャラクターが本当に多いです。ジュダルちゃんはアクセラレータ系で
気に入っています。練紅覇は迷いなく1位です。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 24
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

心の辛い部分に刺さりますね

Ⅰ・Ⅱ期再放送で視聴しました。
当初は絵的に子供向けアニメと思って録画だけしてましたがⅠ期後半より人間模様がメインになりました。
特にⅡ期に入ると{netabare} アリババ・モルジアナ・アラジンと心の弱さを強さに変えて行きました。
20話以上あるのでそれぞれの成長させる過程は非常に良かったです。
マグノシュタットでは人間の心の醜い部分に対する問題提議。
学長の話には同情の気持ちが沸いて来ちゃいました。{/netabare}
なかなか熱い話で非常に楽しめました。
EDも相乗効果を出していると思います!
これからスピンオフ作品も次回作も観て行きたいと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 7
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大好きな人たちと笑い合える世界のために、強くなりたい。

マギの2期です。

2期を見る前に1期の視聴は必須です。
1話は何の振り返りもなく始まります。

1期も楽しめましたが、
2期も怒涛の展開でわくわくと楽しめました♪

キリのいいところまで進むために、
だいぶ無理して詰め込んでいる感じもしましたが。笑

2期は全25話です。


● ストーリー
“ダンジョン”と呼ばれる迷宮が突然現れた世界。

ダンジョンを攻略した者には、そのダンジョンの支配者であるジン(魔人)が宿る金属器(きんぞくき)を手に入れることができる。

自分が何者なのかということや世界の謎など、
今までわからなかったことがだんだんわかってきたアラジン(♂)。

アラジンは魔法の勉強をするために、
アリババ(♂)は自分の金属器(きんぞくき)を使いこなすために、
モルジアナ(♀)は故郷に帰るために、

それぞれが新たな目的地への出発を決意する。


1期も面白かったけど、
王道の展開を恐る恐る辿るような少し不安定な印象がありました。

だけど、2期の面白さには安定感がありました。
どんな冒険が待っているのだろう?というわくわくを素直に感じることができました♪

さらに、ジンを宿す金属器や、それを使いこなす金属器使い達がバンバン登場して、バトルも盛り上がる!

強い人たちがどんどん集まってくるわ、戦う相手も強すぎるわで、
途中からちょっとぽかーんとなってしまいましたw

特にラスト2話は展開詰め込み過ぎで、
なんとかギリギリ終わらせましたという感じでしたw

確かにキリのいいところで終わったけれど、
個人的には詰め込まれ過ぎて少し不完全燃焼。

後日談もしくは3期が欲しかったなー。

メインディッシュで終わってしまうより、
最後はデザートでホッとしたかったという感覚です。笑


≪ 並行して進む物語 ≫

7話からは3人がそれぞれの目的地に向かうため、
物語も3つに分かれます。

強大な力を持つ煌(こう)帝国の話も絡んでくるから、
正確には4つぐらいのストーリーが並行して進んでいます。

1つずつでも濃いストーリーになりそうなのに、
ちょっとずつ進めることでいろんな味で飽きずに楽しめる^^

全く交わらないと思うそれぞれの話が、
3人の絆でつながった時、この作品の本領発揮だなあと感じました。

やっぱりこの3人は一緒がいい♪


● キャラクター
これまで登場したキャラ達も安定していますが、
新たなキャラもたくさん♪

たくさん登場するのに、
それぞれにちゃんと魅力があるのがいいね。

今回の私のお気に入りは煌帝国の皇子&皇女たち♪

1期でも登場していた練紅玉(れんこうぎょく)は、
2期になってさらに魅力が増して大好きなキャラに♪

強いし乙女だし純粋だし、
なんて可愛い姫さんだこと^^

登場したものの、君は誰?状態のキャラもいるし、
まだまだ掘り下げてほしいキャラもたくさん。

恋心とアラジンの顔の広さが世界を救うんじゃないかと思うぐらい、アラジンは誰とでも仲間になる天才です♪


● 音楽
【 前半OP「ANNIVERSARY」/ シド 】
【 後半OP「光-HIKARI-」/ ViViD 】

どちらもこの作品と合う前向きな雰囲気の曲です♪

シドの曲とマギは相性いいですね^^

1期同様、曲とアニメーションの合わせ方も好きです。
後半OPのアニメーションはネタバレが多すぎた気がしますがw

最後にはこういう展開になるのねーって、
新しいOP始まった瞬間にわかってしまうのは、どうなのw


【 前半ED「エデン」/ Aqua Timez 】
【 後半ED「With You/With Me」/ 9nine 】

「エデン」は神曲ですね。
今回一番お気に入りなのは、この曲です。

後半EDは、戦いに向かう勇ましさとの相性がよかったです。

本編と一緒にこの曲が流れる展開は盛り上がりました。
テンション上がったー!


● まとめ
内容に関しては大満足です。
私は1期よりも2期の方が好きでした^^

ただ、十分に回収できていない伏線や気になるところも多いのが引っかかるー。
{netabare} モルジアナは何をしていたのか、白竜はどうなっちゃうのか、など。 {/netabare}

まだまだ彼らの冒険が終わる気配がないだけに、
3期がないのが残念(´;ω;`)

それでも十分原作が人気な理由はわかりました。
面白かったです^^

投稿 : 2024/05/25
♥ : 14

69.7 4 修行で幼馴染なアニメランキング4位
RDG レッドデータガール(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (1097)
5480人が棚に入れました
「普通」になりたい少女の願いが、未来を変える――
善も悪もない、新たな学園ファンタジー!
世界遺産に認定される熊野古道、そこにひっそりとたつ玉倉神社。
鈴原泉水子は、神社の宮司である祖父に育てられ、外の世界をほとんど知らない。
長いお下げ髪、めがね、引っ込み思案。
泉水子がさわるとパソコンも携帯もなぜかフリーズしてしまう。
「もっと、普通の女の子になりたい」
周りと違う自分に悩んでいた、そんなある日、
幼なじみの相楽深行が玉倉神社に現れて、泉水子の通う中学校に転校してくることに……
泉水子自身もまだ知らない大きな運命が、静かに動き始める!

声優・キャラクター
早見沙織、内山昂輝、米澤円、石川界人、木村良平、福山潤、釘宮理恵、野島裕史、ブリドカットセーラ恵美、石田彰、朴璐美、井上和彦

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

脳と卵巣だけが永久保存された世界遺産とか言ってますが・・・

2013年放送のテレビアニメ 全12話

原作 荻原規子 角川文庫
監督 篠原俊哉 構成脚本 横手美智子 キャラデザ 芝美奈子
制作 P.A.Works

期待せずに観たんですが、ところどころ非常に面白かった。
最初の5分間は「クソアニメキター」だったんですが、
超常現象が出たとたんにニッコリしてしまうんですよ。

問題は、原作全6巻のうち5巻分だけのアニメ化、ちょっと酷いですね。
アニメだけ見たら「大山鳴動して鼠一匹」って流れです。
となると、これはもうファンタジー設定を反故にした萌えアニメですね。

アニメの質は高いです。
少女漫画ですが、男性にとって理想的な「神秘的少女漫画」になってます。
子供のころから勝手に少女漫画ってのは知的で美しいものだと決めつけていたんですが、
この作品は期待を裏切りません。
男女すべてのキャラが萌えますね。
ところどころ、戦闘シーンや幻想的な語り、日本の歴史的な映像が入ってぐっと引き込まれました。

世界を滅ぼした姫神と言うことですが、たぶん6巻を読めってことでしょう。
妄想をここに垂れ流してもいいんですが、それより観て自分で妄想したほうが楽しいです。

萌えアニメとしての完成度は非常に高いので、ストーリーは補完するか無視してください。

人を選ぶ極上の萌えアニメです。
6巻を読んだら名作になるのかもしれません。
知的なアニメを見たい人に勧めますが、エエエエーとなるかも知れません。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

角川文庫創刊65周年記念作品・・・P.A.WORKSの作画に気合が感じられた作品でした^^

2008年7月から2012年11月までファンタジー小説として全6巻が刊行されている作品です。アニメーション制作がP.A.WORKSという事もあり、個人的に注目していた作品でした。

RDG(レッドデータガール)という名称は、RDB(レッドデータブック)という国際自然保護連合(IUCN)が絶滅のおそれのある野生生物の情報を取りまとめ、1966年に発行された本に由来しており、「絶滅危惧種の少女」を意味するそうです。RDBでもっとも危機的なランクに選ばれた生物の解説は、赤い用紙に印刷されていたそうですが、RDGは、あらゆる人々が手に入れたいと思うほど、唯一無二の不思議な力を持つ存在・・・
このような内容でOPが始まるのに加え、物語の舞台は世界遺産に認定された熊野古道というミステリアスな設定・・・もう、これは期待せずにはいられませんでした^^;

この作品の主人公は山深い玉倉山の玉倉神社に住む「鈴原 泉水子(すずはら いずみこ)」 彼女は、中学3年生まで地元から離れたことがなく・・・人見知りで引っ込み思案な少女です。そして、彼女は地元の高校への進学を考えていましたが、周囲の勧めもあり幼馴染と一緒に東京の学校に進学する事になり・・・物語は大きく動いていき、オープニングで流れるRDGの意味と主人公の背負っているものとの関係が少しずつ明らかになっていきます。主人公と主人公を取り巻く登場人物の悩みながら成長していく過程は、この作品の見どころです。

P.A.WORKSさんの繊細で緻密な作画には脱帽です・・・^^
これまでの作品も綺麗だと思っていましたが、この作品の緻密さは別格だと思いました。さすが、角川文庫65周年の記念作品の事だけはあります。

前評判通り、作画み綺麗だし設定もしっかり練られていると思います・・・
ただ、1点物凄く残念なのが1クールの尺に物語が収まっておらず、途中で終了してしまった感が否めない事です。私は原作は未読なので、正確じゃないかもしれません。ですが原作は完了していて小説6巻分が消化された・・・とは思えないのです(あくまで個人的意見です) 展開は静かだけれど着実に盛り上がりを見せていたところで・・・あ、あれっ(゚o゚;;
個人的な期待が大きかっただけに、目の前で梯子が外されたような気持ちでした^^; せっかくここまで良い作品を積み上げてきているので、是非最後までこの世界観を堪能できたら・・・と思います。次期の制作を期待しています♪

投稿 : 2024/05/25
♥ : 35

トナマク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アニメ化まってました!

待ってましたというか、アニメが出てから小説読んだんですけどねwww((殴

このアニメは、主人公である泉水子の未来を変えようとする話…です?ん?たぶん。

泉水子は普通の学生生活を送りたいのに、姫神という、自分に降りてくる神のような存在?に振り回されたり、強すぎる力のせいで電子機器を使えなかったりと大変苦労をしているんですが、それを支える相楽が格好いいです。笑

学園の中でもバトルがあったりして、和風ファンタジーが好きな人には、凄くオススメの作品です!
是非見てみてください((o(^∇^)o))

投稿 : 2024/05/25
♥ : 11

81.7 5 修行で幼馴染なアニメランキング5位
僕のヒーローアカデミア(第3期)(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (437)
2663人が棚に入れました
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。No.1ヒーローのオールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、クラスメイトたちと互いを高め合う切磋琢磨の毎日を過ごしていた。雄英高の生徒同士が激突するビッグイベント「雄英体育祭」、プロヒーローの下で技を磨く「職場体験」、“ヒーロー殺し”ステインとの死闘、期末テストでのオールマイトとの戦い、そして敵(ヴィラン)連合の死柄木弔との邂逅…。次々と課される試練に対して、デクはヒーローを目指して果敢に立ち向かっていく。一方、死柄木や、オールマイトの宿敵である巨悪オール・フォー・ワンも仲間を増やし、その悪意をふくらませるのだった。デクの、最高のヒーローになるための道と、敵(ヴィラン)たちとの戦いは、ますます加速していく!

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、悠木碧、井上麻里奈、増田俊樹、諏訪部順一、内山昂輝、三宅健太、大塚明夫

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

幼少の砌に見た大きい背中。僕の、私の、憧れのヒーローたち。

わたしは兎角、ヒーローと名のつくものに目がありません。作中でカッコイイ男の背中を見るだけで涙腺が緩んできます。背中で語るってやつ?古くはフライシャー・スタジオで作られた『スーパーマン』。アニメじゃないですが仮面ライダーや戦隊モノは今でも子供達に愛されています。

№1ヒーロー“オールマイト”に憧れた少年が自分もカッコイイヒーローになるため、夢に向かって突き進んできました。今回はそんな少年が成長する瞬間、誰かを守るために立ち上がれるヒーローとしての背中を見ることが出来る第3期。全編通して最大の事件が前半に起こるため、後半の4期へ向けたストーリーは少し盛り上がりに欠け落ち込みますが4期は決定しているので問題ないかと思われます。(これで続かないなら大問題ですが)

本作の見所は、何と言ってもハイクオリティーなバトルと多彩な能力を持ったヒーローやヴィラン(怪人)、社会においてのヒーローの立場や在り方を問われ続ける事です。成長していく主人公だけで無く悪と戦うヒーロー達それぞれの正義や、力を持った人間は悪と正義の表裏であること。安定した平和を保つ為のシンボルである“オールマイト”が死地に赴き、人々を守るために戦う姿など、手に汗握って涙なしでは観られません。今回あった師弟の名シーンはどちらもカッコよくて体が震えました。今までで最高のクールだったと思う。前半は大きく分けて2つの事件が起こりますが、そのあとの後日談も大好きです。お母さんがカッコイイのだ…流石、出久(いづく)のお母さんだなと思う強さでした。


“きっと誰もが誰かのヒーロー”

男女関係なく子供の頃のヒーローはいたと思います。

プリキュアかセーラームーンで世代がバレると聞きますが彼女たちもヒーロー。私にとっては、悪役でもヒーローだった!なんて人達もいるでしょう。作中でも“自分にとってのヒーローとは?”のテーマがあります。続編が決定した『ワンパンマン』でも怪人に憧れるアンチ・ヒーローが奮闘していて大人気ですね。2期楽しみだぁ…。

『劇場版 僕のヒーローアカデミア』サポーター『千鳥』ノブさんのヒーローは自分のお父さんらしいです。出久にお母さんやオールマイトがいたように、背中を見せてくれる大人や憧れが存在することは大事なのだと思いますね。ちゃんとした人がいないとヴィラン(怪人)になっちゃう。

わたしだったら誰かな…?

……




悪役ばっかり思い浮かびますね。ヴィランの才能がありそうです。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 29

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

更に向こうへ! Plus Ultra!!(ぱ~と3)

熱さ全開のこの作品も3期を迎えました。
相変わらず…というより熱さは更に増している気がします。

目標に向かって邁進する雄英高校ヒーロー科1-Aのみんな…
これまでは個々の個性をブラッシュアップすることに重点が置かれていたと思いますが、3期ではチームプレイをだいぶ意識した教育方針が取られていたと感じました。

ヴィランとの戦いは常に1対1ではありませんし、誰一人として同じ個性を持つ人間はいません。
従って、実戦を想定するとみんなの個性を上手くつなぎ合わせて最善の一手に昇華させる必要があるんです。
でもこれって口で言うのは簡単ですが、実践するのは並大抵のことではありません。

仲間の個性を良く知ること…これは当然だと思いますが、最低限必要なのが仲間を信じることです。
勿論、普段から1-Aの結束は固く、お互いが信頼し合っているのは分かります。
けれど、例えば自分の命が危険に晒されて、次の一手が自分の命を守る一手じゃなかったら…?
自ずと自身の安全を優先してしまいませんか?

でも、それじゃ駄目なんです…
次の一手が自分の命を守る一手じゃなくても、自分の一手で仲間を助けられるなら次に仲間が自分の命を絶対に助けてくれる…
僅かな隙や躊躇で1秒だって無駄にできない直面で、真っ先にそれを選択できるなら本物だと思います。

命を懸けるかは別にして、私たちの仕事でも一緒だと思うんです。
それは、最前線で戦っている人間は目の前の一瞬に集中しなければいけないので、思考パターンと行動がどうしても単調になってしまいます。
人間は同時並行的に複数のことを高いレベルで処理することができません。
それが故の適材適所なんですから…

最前線で戦っている人にしか見えない世界は確かにあります。
ですが、一歩下がって全体を俯瞰している人間にしか見えない世界もあるんです。
会社である程度階層別に物事が判断されるのも、それぞれの階層で見るべきポイントと気付くリスクが違うから…
これこそチームプレイの強さの醍醐味だと思います。

こうして個々の能力を伸ばしながらチームプレイの真髄を叩き込まれる1-Aのみんな…
彼らを取り巻く周囲の状況が刻一刻と変化していきます。
絶対的ヒーロー数の不足やヴィランの暗躍…

学生って…新入社員もそうですが金の卵なんです。
本当は時間をかけてゆっくり学んで欲しいと思いますし、出来る限り危険を排除したいとも思います。
でも、教える側にその余裕が無いんですよね…
これはこの作品でも…私たちの仕事でも一緒です。

私たちの仕事に例えてみると、携帯電話やPCの発達と普及によりどこでも仕事が出来るようになった結果、人は減るけど業容が広がる…といういわば矛盾が起こっています。
確かに遣り甲斐は感じますが、自分の業務で手一杯なので満足に教える時間が割けないんです…
まぁ、教わる方も残業規制などの縛りで十分な時間が取れないんですけどね…

でも周囲の状況は変わってもデクたち1-Aのみんなの情熱には微塵の変化もありません。
今も昔も変わらず目標に向け全力全開で突っ走るのみです。
頑張った分だけ結果は絶対についてくるから…
だから可能な限り高みを目指して欲しいと思います。

オープニングテーマは、UVERworldさんの「ODD FUTURE」と、Lenny code fictionさんの「Make my story」
エンディングテーマは、miwaさんの「アップデート」と、菅田将暉さんの「ロングホープ・フィリア (TV Limited)」

2クール全24話の物語でした。
冒頭にも記載しましたが、この作品特有の熱さは上昇の一途を辿り続けています。
そして嬉しい事に4期の制作も発表されました。
ストックがどれだけ残っているかは分かりませんが、視聴を楽しみに待っていたいと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 12

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

カッちゃんが嫌われたり好かれたりすることについて

ヒロアカ3期です。
私が読み終えた原作に追いついてしまいました。

今回は仮免編がメインでしょうか。
見直さずに勘と記憶で書くね。

仮免に向けた修行→仮免→インターンかヒーローの実習の導入
で終了。

私の好きなキャラはカッちゃん。
今回は彼について話して見る。

彼は個性と独特な向上心でUA学園1年生のトップの辺りを走る。
色々あって精神的にも成長しているが口が悪い。
元々賢いキャラなのに、なんで口が悪いんだろうね?

まあ正直、キャラとしてそれで差別化を図っているのだろう。

見た感じ、腹の中ではあの口調でしかし表では取り繕う、
最低限の礼儀を言葉にするぐらいできると思う。
この礼儀知らずな感じが物語のイイ方向に使われなければ、
なんか可哀そうなキャラで終わるだろう。

尊敬しているヒーローがオールマイトなんだしね。
どうしてNo.1ヒーローたる理由などすぐ分かるはずだ。
一方、オールマイトとカッちゃんとの単純な力量差は歴然としたものがある。
そこに追いつくためにはどうするか、
なりふり構わず突っ走るしかない、と思えれば彼の態度や言動を無理矢理理解できないこともない。

力あって初めてヒーローとして、勇者として存在ができる。

基本、まじめな優等生のデクとの対比としてはいいのだろう。

カッちゃんが報われることはあるのかね。

デクと再戦したときは胸が熱くなるものがあったよ。

高校1年生だし、今後の成長に期待します。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 5
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