2018年度の動画工房おすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2018年度の動画工房成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月20日の時点で一番の2018年度の動画工房おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.3 1 2018年度の動画工房アニメランキング1位
多田くんは恋をしない(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (618)
2738人が棚に入れました
カメラを手に、満開の桜の写真を撮りにきていた光良は、異国から日本にやってきたばかりだという少女テレサに出会う。日本に着いて早々に、連れとはぐれてしまい、迷子になっていた彼女を助けることになった光良は、祖父が営んでいる多田珈琲店へとテレサを連れていくのだが…。まだ“恋”を知らない少年と少女を中心に繰り広げられるドタバタラブコメディーが幕を開ける。

声優・キャラクター
中村悠一、石見舞菜香、宮野真守、下地紫野、梅原裕一郎、石上静香、下野紘、水瀬いのり、櫻井孝宏、大塚明夫
ネタバレ

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

一度後悔した事は二度と繰り返さない様にすれば良いんじゃないかな?それが後悔した意味なのかも…。だから今回は…絶対に!

2018:8/31の感想。
{netabare}

多田くんは『恋をしない』って事ですね。
恋はしてない、多田くんは『愛した』のだ…とか、恋をしたと気付いた時には愛していた…とか、単純に(貴女以外に)恋をしない…とか色々自分の中で想像しながらこの作品を楽しみました。
ま、『恋』と『愛』は違いますしね。


原作・オリジナルアニメなので無し。
スピンオフ・未読。
ドラマCD・未拝聴。
ラジオ・9回まで拝聴。
アニメ・全話視聴。(全13話。30分アニメ)


ちょっと最初はラジオの話からさせて下さい。
…ラジオ1回目!悪ノリか!男子高校生が内輪でむっちゃ楽しんどるみたいやん!(笑)
特に宮野真守さん!貴方が居るとうるさ…面白い!
中村悠一さん、梅原裕一郎さんと楽しく…ん?後誰かもう一人居たな…誰だっけ?
ま、いっか。
…すみません、オチの下野です(笑)
あ、失礼。下野紘さんです。
とりあえずこの作品を観るもう一つのスパイスや舞台裏の話としてウェブラジオはオススメします。
個人的にオススメ回は1〜3回目。と、(公開録音の)8回目です。
動画サイトとかにもあるので気になる方は是非!
(ラジオは全9回…だが梅原さんが復活したら特別編ラジオをやるかも?という話があると言ってました。)


さて、感想を書きます。

ざっくり書くとラルセンブルクからやってきたお忍びの『テレサ』と『アレク』。日本に来た『テレサ』は『アレク』と逸れてしまってどうしようか迷ってた時に近くにあったお城が気になってフラフラとそちらに…
そこで風景写真などを撮っていた『多田光良』と出会う。写真を撮ってもらったり、雨に濡れてる所を助けてもらったり、引越し先の道に迷ってるとこを助けてもらったり…。
その後『多田光良』が通う学校に海外からの転校生として『テレサ』と『アレク』は通うようになり物語が始まる。
…かなり簡易版ですが。

物語の国の【ラルセンブルク】は現在の【ルクセンブルク】かな。多分。近くにベルギーやフランスとかあるヨーロッパ圏ですね。
…後さ、『れいん坊将軍』。色々理不尽だよね、アレ(笑)

話が逸れました。
他作品、『月○少女野崎くん』のスタッフが集結し作られた作品。私は観た後に知りました。キャッチコピーは『この恋を、一生忘れない』って聞いた時は「え?」とは思いました。だって題名とキャッチコピーがねぇ…。
(…もしや野崎くんが描いた原作かも!?って思ったり。ま、違うんだけど。)


設定は若干無理があるのは承知でしたが中々楽しめました。キャノンやパナソニック等の協力もあり、出てくるカメラもリアルをそのまま。
残念だったのは病気療養の為にCV『梅原裕一郎さん』が途中降板なされたこと。仕方ないですが。
(その後の【杉本一】は『杉田智和さん』に交代。)

内容は王道青春ラブコメですね。
サブキャラのエピソードもあり1クールでよく仕上がってるとは思いますが2クールでも良かったかな?と個人的には思いました。
ニャンコビッグがCV『小澤亜李さん』だけど心の声がCV『大塚明夫さん』だったのは思わずカッコ良さとギャップに笑わせて頂きました。
「8秒目が合えば〜…」って初めて知ったよ、ニャンコビッグ☆

全て面白い回ってのはほぼ不可能なのでこれで丁度良いと思います。ラジオ聴いた方はご存知かもしれませんが、声優さんのアドリブが本編に使われてます。特に宮野さん!
(例・サイフを忘れたシーンの「YOU〜!」の返しの「MEeee??」ってのとか、「へっクション!バロチクショイ!」のクシャミ後の口パク追加されたなど結構あります。)
ただ、宮野さんが演じた『伊集院』。

ぞ、続編がもし出来たらもしかするかもよ!だから頑張って!とても良いキャラなのに…宮野くんの「恋したい」のつぶやきは面白かった。


OPのオーイシマサヨシさんの曲も作品を盛り上げていて、EDを歌う『石見舞菜香さん』も非常に合ってました。凄くキーが高いと感じました。
EDの曲は『サンボマスターさん』のカバーだそうです。11話の『中村悠一さん』の挿入歌も『サンボマスターさん』の曲です。11話の回想+多田くんの心境にとてもピッタリだったと思います。


『多田光良』や『テレサ』の心境の変化や今まで気付かなかった事に気づいてしまった時の描写(8話!)、運動神経はあるのに命中率が悪い『多田光良』、自由奔放で明るく素直な娘の『テレサ』、この2人の恋愛模様を観るのも勿論楽しめたんですがもう一組お気に入りが居ます。
それは『多田ゆい』と『山下研太朗』です。
『ゆい』は『山下』を見てるけど『山下』は…
そして『山下』が言った言葉に『ゆい』の吐露した言葉が凄く切なくなりました。
しかも涙を見せまいとする『ゆい』のあの姿勢は胸を打たれました。
しかしもっと良かったのがその後の『ゆい』の行動ですね。なんか大人になったんだなと微笑ましくなりました。最終話の『ゆい』を観た時は余計にそう思います。
最終話だけを少し語るなら『テレサ』はすっごい行動を起こしたなと思います。相当な覚悟…でしょうね。


王道青春ラブコメがお好きな方には是非オススメしたい作品ですね。多少設定に無理があるところがありますがそこに目を潰れるなら多分大丈夫だと思います。作品自体が綺麗な作りなので学生さんとかにも大丈夫かと。ボーイミーツガール、って感じです。
逆に設定重視やラブコメ嫌いの方、恋愛はこんな綺麗なもんじゃねぇんだよ!って方にはオススメしません。特に設定重視の方には多分気になると思うので。


ラストにウェブラジオネタでも書きます。
ま、私の駄文よりラジオを聴いた方が楽しいと思いますが…読んでくれたら嬉しいです。

もうね、第1回が強力過ぎる!
メインMCがゲストに食われとる…というかどっちがメインMCだよ!ってツッコミたくなりました(笑)
下野くんが喋るとコーヒーを啜るノイズが…。
紹介する前にお菓子広げたり食べたり…本当、下野くん遊ばれてました!良いキャラだ!

ま、でも1番パンチが強かったのは公開録音の第8回。『多田くんは恋をしない』のイベントなのに『デュ○ララ』の『ごめんね、宮野くん(多田恋Ver)』を聴けるとは思わなかった。『中村悠一さん』も言ってたけど歌詞はすっごいクソでした(笑)
お金で解決て。
聖地巡礼の話も途中から『龍○如く』になっとるしカオスですね。
毎回ラジオではコーヒーと銀座にあるお店の軽食が出るんですが、この公開録音の時も出ました。
『千疋屋のフルーツサンド』!!
むっちゃ羨ましい…。
ラジオでは想像するしかないですが、その現場では宮野くんの『勝手にフードファイト』が開催されました。口にパンカスが付かない為に1口でって。
しかも番組締めるとこで残りを全部口に…
あれ?宮野くんって芸人さんだっけ?おかしいな、声優さんだと思ってたのに(笑)
『テレサ』役の『石見さん』、あの公開録音大変だったろうなぁ…。宮野くんがマネージャーになってた。
ここまで語っておいてなんだけどラジオで知れて面白かったのは、OPを歌う『オーイシマサヨシさん』が声優の『櫻井孝宏さん』に似ている…てか、「ほぼ櫻井さんだよね」って『中村悠一さん』が言ってました(笑)
後、声優『小澤亜李さん』の豪快な笑い姿を見たいが為に『宮野くん』がいろんな行動をして周りに2次災害を引き起こした事とか…
た、楽しい職場だな!



ここまでこの作品にハマるとは思いませんでした。10月のイベントに行けたら良いんだけど…行きたいなぁ。
…スピンオフでも良いから『伊集院は恋がしたい!(切実)』とかやってくれないかな。(このネタはラジオ第9回)

伏線や他キャラの事もあるので続きがあったら観たいなと、多田くんとテレサの綺麗なストーリーが観れたと、凄く贅沢な時間を過ごせました。

この長い文を読んで頂き、ありがとうございました。
{/netabare}

-------------------------------------------------------------------------
2018:9/26更新
{netabare}

☆祝☆『杉本一』役、CV梅原さん復帰☆

ブルーレイやDVD等では録り直した『杉本一』が聴けるように!さらに2018:9/20には『多田くんは恋をしない』のラジオ特別版を放送!(動画サイト等にありますので気になる方はどうぞ)
そして2018:10/14のイベントにも参加されるようです。

スタッフさんが舞台となった『ラルセンブルク』の元となる『ルクセンブルク』の大使館にお呼ばれされたみたいです。(2018:9/21に)
そこまでおもてなしされたからには…2期か劇場版期待…したいなぁ。

ラジオでは戻って来た梅原さんと下野さんの軽快なやり取り、打ち上げの時の話等が聴けて作品の良さや演者の仲の良さが聴けてニヤニヤ出来ました。
この作品がお好きな方は楽しめると思います。

…イベントチケット…買えなかった…(泣)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/15
♥ : 9
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

『月刊少女野崎くん』制作チームが手掛けるオリジナルアニメ

『月刊少女野崎くん』制作チームが手掛けるオリジナルアニメ。

『月刊少女野崎くん』といえば、私にしては珍しく原作既読作品で、かつ、お気に入り作品でもあります。
という訳で、視聴決定です。

さて、吉と出るか凶と出るか(笑)

【視聴後レビュー】
声優さんの途中交代など、思わぬハプニングはありましたが・・・。

この作品はズバリ『ローマの休日』。
だけど、正直、ラブコメとしては中クラス。

まず、笑い所が少なすぎる。
まあ、比較の対象が『野崎くん』では致し方ありませんけど・・・(笑)。

ヒロインのテレサちゃんのキャラデザが微妙で、イマイチ、作品にのめり込めなかったのも原因だと思う。
(キャラとしては可愛かったけど・・・)

あと、{netabare}テレサちゃんのことを本当に愛しているシャルルが、あっさりテレサを諦めてアレクに乗り換えちゃう{/netabare}辺りの話が、正直微妙。

何より、微妙なのは多田くんとテレサちゃんの導き出した結論。
{netabare}異国の次期女王陛下と喫茶店でアルバイトをしているカメラマン志望の高校生の恋・・・?
仮にこの先結ばれるとして、どっちで生活するの?
家と国を捨てるか?
夢を捨てるか?
{/netabare}どちらにしてもハッピーエンドとは程遠い未来しか見えてこない・・・。

多田くんもテレサちゃんも、とても良い人なので、OVAでも何でもいいから、2人にとって救いのある、本当のハッピーエンドを、ぜひ見せて欲しい。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 49
ネタバレ

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

もしかしたら野崎くんは、こんなマンガを描くだろうか?

本作品は「『月刊少女野崎くん』をアニメ化したスタッフによるオリジナルTVアニメ作品」という触れ込みで話題になりました。

OP主題歌の背景アニメを見てわかる通り、本作品は映画『ローマの休日』をかなり意識して作られていると思われます。

舞台(ローマ→日本)、タイムスパン(1日→数か月)、主人公(新聞記者→高校生)などなど翻案されていはいるわけですが、視聴者はなんとなくこの物語の結末を想像するわけですね。

すると結局のところこの物語はあの結末を覆してくれるのか、視聴者の想像を超えた結末を提示してくれるのかというところに興味が向いてくるわけです。

具体的な結末については詳しく書きませんが、スタッフは頑張ったんじゃないでしょうか。

{netabare}ただとても悪意のある見方をするとあの結末はこの物語の結末ではあっても、多田くんやテレサちゃんの人生の結末ではないのだという言い方もできて、実は……という話かもしれないです。(もちろん、だとしてもこの恋を忘れることはないでしょうけど。) {/netabare}

上記解釈が可能な結末にしたという点でも、製作スタッフは有能だったと思っています。

なお、個々のエピソードには出来不出来がそれなりにあったかもしれないです。全話通して観ようとすると中だるみのようなものは感じるかもしれません。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 42

78.2 2 2018年度の動画工房アニメランキング2位
うちのメイドがウザすぎる!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (579)
2271人が棚に入れました
ロシアの血を引く小学2年生・高梨ミーシャのもとへ、元自衛官にして筋金入りの幼女好きである鴨居つばめが新人家政婦としてやってきた。元自衛官のポテンシャルを存分に生かしてミーシャに接近しようとするつばめと、徹底抗戦の構えをとるミーシャとのホームコメディが幕を開ける。

声優・キャラクター
白石晴香、沼倉愛美、M・A・O、原田彩楓、井澤詩織、加藤将之

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ただの変態アニメ、ロリアニメと侮ることなかれ!

原作未読。最終話まで視聴。

美少女小学生のミーシャ。
幼女好き家政婦のつばめ。

この2人中心に描かれるドタバタコメディ。

元航空自衛官ならではの(?)体力をいかして、変態行為に及ぶつばめと、それを頑なに拒み続けるミーシャ。
序盤~中盤はこれだけど充分面白かったです。

だけど、これだけだと同じことの繰り返しで、どうしても食傷気味になっちゃう。
そんな頃合いに登場する脇役が、効果的に作品を盛り上げてくれます。

つばめの元上官でドMのみどり。
ミーシャの同級生のわしわしと森川。

そして感動的な最終回。

この作品は変態ロリアニメと思われがちですが、実はミーシャの成長を描く作品。
笑いも感動も、かなりクオリティが高い作品だと思います。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 45
ネタバレ

TaroTanaka さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

素晴らしい。視聴者の性癖も試されるアニメ。シリアスも強度が高い。

ウザメイドのロリ性癖、
及びメイドの元女上官のドM性癖、
及び金髪幼女を愛でることを中心としたコメディ。
1話に5~10回くらい笑える箇所がある。

コメディメイン作品のシリアスは成功しないことが多いが、
本作最終話は成功していた。
{netabare}
母の死や病気等を絡めた事で
コメディにありがちな「ぬる」いシリアスになることを絶妙に回避した。
{/netabare}

ロリコンアニメのようだが、
実際にはメイドの筋肉に目が行く。
「筋肉+ストーカー+ロリコン+メイド+萌絵」
という属性過多キャラの新境地に
視聴者の性癖が試されるアニメ。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 17

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

フィーリングだけで語ってみる。

【概要】

アニメーション制作:動画工房
2018年10月 - 12月に放映された全12話(+新作OVA1話)のTVアニメ。
原作は、漫画家・中村カンコによって『月刊アクション』で連載中の漫画作品。
監督は太田雅彦。

【あらすじ】

ロシア人の母を亡くし血の繋がらない義理の父と二人で暮らす小学2年生女児・高梨ミーシャ。
そんな父子家庭にやってきた新人家政婦・鴨居つばめは、
女でありながら、マッチョでロリコンな変態だった?
元自衛官で、やたら強キャラな変態メイドとロシア美幼女の攻防。
これは汚いおねロリホームコメディストーリーである。

【感想】

原作単行本4巻までとアニメを交互に視聴。
原作者いわくピュア百合で、女作者による幼女愛が込められた作品である。
したがって作者の嗜好に忠実に描かれた原作ミーシャの見た目はつぶらな瞳のガチ天使な美幼女。
そして、原作を読んだあとアニメを見ると…あれ?ミーシャの顔が別人?
アニメではミーシャの変態メイドへのリアクションを解りやすくする意図か、
表情や演技でミーシャが解りやすくなったのは良いが、代償として俗っぽくてお転婆なイメージ。
天使というよりも早すぎる反抗期を迎えた子供に見えてしまう。

幼女萌えと変態ギャグで成立している原作漫画ではあるが、
コメディが得意な監督たちの手によるアニメ化に際してコメディ成分補強のために、
動かしやすさ分かりやすさで主人公幼女キャラをリファインしちゃいましたか?
所謂ビジュアル的な美を愛でるロリ萌え成分が薄まってロリコンギャグアニメ成分を強調された演出。
わざとか手癖なのか同じスタッフチームで手掛けた、『みつどもえ』と同じ轍を踏んでるようにみえる。
要は萌えられないということ。原作『みつどもえ』は然程美少女ではないし、
カエル顔と称されるアニメの『みつどもえ』よりビジュアル的に、このアニメはマトモではあるけれど。

シナリオ的には若干の会話をいじりつつも原作に8割ぐらいは忠実ではあるけれど、
笑わせよう笑わせようと演出と音楽がワンパターンなためにマンネリとクドさを感じた。
百合系コミック誌が初出の原作からして、
可愛さと萌えをもうちょっと大事にしたほうが良いと思うのだけど、
結局やってることは、いつもの太田&大隅&あおしまのトリオで、
何やっても似たようなギャグアニメになる弊害を感じてしまったのは気のせいだろうか?

アニメとして決してつまんないわけではないけれど、ネタに走り過ぎれば息切れは早い。
ならば、ギャグが面白かろうとつまらなかろうとネタでボケるキャラへの愛着を定着させる方面で、
アニメの演出を頑張れなかった?と思わないでもない。

本音はあれです。原作のほうがミーシャが可愛いのでアニメへの不満は、主にそこだということで!
普通に原作を無視すれば、それなりに楽しめるアニメではあるのだろうけど。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 44

65.1 3 2018年度の動画工房アニメランキング3位
続 刀剣乱舞-花丸-(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (64)
307人が棚に入れました
詳細不明。

声優・キャラクター
増田俊樹、市来光弘

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

新たな日々も、"笑顔"とともに…!!

「とある本丸における刀剣男士たちの花丸な日々」が帰ってきてくれました。
タイトルから分かる通り、本作品は2016年の秋アニメとして放送された「刀剣乱舞-花丸-」の続編に位置する作品です。
物語は1話ずつ単発的な構成となっているので、物語としての繋がりはそんなに強くはありません。

ですが、これまで制作された2つの作品を視聴してからこの作品を見ると、馴染みのある顔がチラホラしているので、物語の繋がりは希薄でも登場するキャラは被っているので、より深くこの作品を楽しめると思います。

この作品自体が続編という位置付けであるにも関わらず、過去作が2作というのは単純に計算が合いません。
それもそのはず…刀剣乱舞には静と動を司る相対する作品が制作されているからです。

花丸を冠名とする前作「刀剣乱舞-花丸-」と本作「続 刀剣乱舞-花丸-」を日常ゆるふわ系の「静」とすると、相対する「動」の位置付けは2017年に放送された「活撃 刀剣乱舞」です。

刀剣男子の役目は、過去に遡って歴史の改変を目論む時間遡行軍の悪行を食い止め、本来あるべき歴史を守ることです。
時間遡行軍の戦闘力は正直半端ありません。
何故なら彼らは歴史の改変に命を懸けていますから…

だから刀剣男子と歴史遡行軍との争いは熾烈を極めています。
いつ自身の刀身が折れてもおかしくない様な戦いが連続するのですから…
その熾烈な争いをそのまま映像化したのが「活撃 刀剣乱舞」なんです。

そんな刀剣男子の束の間の休息の場…それを映像化したのが花丸シリーズなんです。
どんな戦士にも休息は必要ですから、この作風の軸である「日常ゆるふわ」は彼らにとって必要不可欠な時間と場所なんだと思います。

刀剣男子は、自身が刀剣であった頃に仕えた主の記憶を持って擬人化しています。
今の主に忠誠を誓ってはいるものの、自身に刻み込まれた刀剣であった頃の主を忘れること…無かったことには決してできません。
それ故に伴う苦しみをイケメン男子の日常にうまく溶け込ませていたのが花丸1期でした。

そして同じ花丸シリーズの本作…
自分の生い立ちや境遇に関する展開はゼロではありませんでしたが、今回はより日常に軸足を置いた作品に仕上がっていたと思います。

一番感じた変化点…
それは1期で主役級キャラだった大和守安定が旅に出てしまい、初期メンバーだった加州清光が刀剣男子の居場所である本丸で次々登場する刀剣男子のお世話係として奮闘する様が主軸に置かれている点です。

大和守安定と加州清光といえば、どちらもかつて新選組の沖田総司…
同じ主を二人で支え続けた間柄なんです。
だから彼らにとって一緒にいるのは空気を吸うことの様に当たり前のこと…
その片翼が旅立ってしまったんです。

残された側が感じる必然は不安と焦り…
新たな刀剣男子が続々増え続ける本丸のお世話係は、地味ですが重責な役目です。
本丸での経験が豊富な加州清光が抜擢されても不思議ではありません。

でもお世話係を担うということは…それだけ戦闘の機会が減ってしまうこと…
戦闘の機会が減るということは、己の力量を見定められないということ…
彼らは刀剣…だから彼らの本分は戦うこと…
数々の戦闘を通して実力の向上が如実に感じられる仲間たち…
そんな仲間の中に居ると…自分だけ取り残される不安感に蝕まれても仕方ありません。

そして加州清光が最も怖いのは…きっと大和守安定に置いていかれること…
ふと気付いた時、同じ主を守った同胞は手の届かないところに…それを思うと焦りだって感じると思います。

そんな加州清光の気持ち…主が気付いていない筈は無いと思います。
万感の思いを抱えながら物語はどの様に舵を切っていくのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は毎回小技・大技含めてコロコロ変わっていたので、ここでの紹介は割愛します。

1クール12話の物語でした。
女子向けの作品ですが、私でも総じて面白いと感じることができました。
イケメンが織りなす日常ゆるふわ系の作品がお好きな方にはお勧めできる作品だと思います。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 5

さる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

刀剣乱舞クラスタは見るべき!小さい子から大きい方達も安心して見れるアニメ

7話まで見てますが正直一期より面白く感じられるきがします!一期同様op飛ばせないです更にopもゲストで色んなキャラが毎週歌ってくれて楽しみEDも毎回違くてもうスタッフには感謝しかない愛を感じる!

私自身はゲームをアニメやる前からやっていた者ですが色んなキャラが見れてとっても嬉しいです推しキャラはいるけど刀剣乱舞はやっぱりみんな好きなんで嬉しいです一期のネタとかも所々引っ張ってきてるところすごくいいし下ネタもなく安心して気持ちのいい状態で見られますwあとギャグとシリアスのバランスも活撃のせいかもしれないですがとってもよく感じられます

これからも毎週楽しみです毎回神回ありがとうございますぜひ刀剣乱舞興味ない人も見ていただきたいです

投稿 : 2024/06/15
♥ : 0
ネタバレ

ヱルリラ☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

生粋のとうらぶファン向けの作品

~最新話までの全体の感想~
基本一話完結のお話という意味では、2期から入った人や
それこそ第1話を見ていない人にも楽しめる作り方。
まぁ、でも基本女子向けの話なので、視聴者を選びますよね汗
むかーしにゲームをやっていましたが、最近はとんとご無沙汰な私からすると、
とにかくダレデスカなキャラが多かったです、、、。それから、
ちょっと動かすキャラが多すぎるんじゃないかと(・-・`*
まぁ、各話でピックアップするキャラは決めているようですが。
他に気になったことと言えば、たぶん刀剣男子の過去をきちんと知っている人でないと
意味がわからんって描写も多々。てなわけで、ストーリー重視の方には
オススメしません。あくまで、原作・キャラ愛や中の人愛がある方向けになります。こう定義した上では、それなりに楽しめる日常ドタバタストーリー
なのではないでしょうか(・Д・)ノ
(更新日:1月26日)


各話ごとのネタバレありありな感想は以下


第1話
{netabare} 第一話から、前回の復習や設定のきちんとした説明はなく、
あくまで元からのファン対象って印象でしたね。
個人的には髭切・膝丸は好きなキャラなので、
2人の絡みや戦闘シーンが見れたのは美味しかったです笑 
ただ、まぁ超シリアスリアル戦闘を追及した活劇と違って、
やはりバトルシーンはちょっと物足りなさが残る、、、
髭切・膝丸のピンチもなんだか不発って感じですし。
ストーリーについても深い言及はしないようにします笑
ちなみに、髭切の声優は花江さんなんですけど、
やっぱりソフトな声を出しますね~こういうのもよき笑 

それから、アイドリッシュセブンを見た流れで刀剣乱舞を見ると、
どうにも燭台切りと鯰尾があの方々の声にしか聞こえませんね汗汗 {/netabare}


第2話
{netabare} なんだろ、なんかキャラがいいことを言っていた気がするんですが、
あんまり入ってきませんでした汗 それもこれも、熱血修行キャラの修行回
だったからでしょうか、、、。
後半は、シリアスキャラである骨喰とその兄弟達との過去を巡る葛藤という
温度差のある回でした。しっかし、使い方がわからないといっても骨喰くん、
慶長に設定することもないでしょうに、、、。そして最後はしっかり
検非違使と闘うんですね。一期一振が抑えていた敵を骨喰くん漁夫の利
していましたが、、、、まぁ突っ込まないことと致しませう{/netabare}


第3話
{netabare} 太鼓鐘くん、初めて知りました笑 元気ッ子くんなんですねw 
第3話は基本的に虎目線でイケメンの様々な表情を拝み、
刀剣が熱き闘いを繰り広げた運動回(運動会)といった感じです。
動物キャラの秀逸な使い方を知りました、はい。
大倶利伽羅が微笑んだ時だけ少しおおっ!?と思いました笑 
第4話では、私の好きな声優さんである保志総一朗さん演じる
小烏丸が登場するらしいので期待して待ちたいと思います{/netabare}

投稿 : 2024/06/15
♥ : 1
ページの先頭へ