友情でライバルなアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの友情でライバルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月13日の時点で一番の友情でライバルなアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

57.6 1 友情でライバルなアニメランキング1位
絶滅危愚少女 Amazing Twins(OVA)

2014年4月1日
★★★★☆ 3.3 (107)
622人が棚に入れました
「“ISH”それは種も仕掛けもない、もともと誰もが持っていた力…そして絶滅しつつある力」町の高台にある公園。そこに設営された怪しいステージ。そこではパフォーマンスチーム「NOUGHT」による“超常力”マジックショーが開催されていた。お客の入りはまばらで、ステージで繰り広げられるパフォーマンスも派手さに欠ける微妙なものばかり…。お客からのブーイングを受けながらも、いつでも全力でショウを繰り広げる等々力あまね。「たとえ愚か者と言われても、私には叶えたい夢があるんだ!!」あまねが持っているI S H 能力はイメージしたことを現実化する力。ISH能力が素敵なものだと世の人たちに理解してもらうため、受け入れてもらうためにあまねはステージのアイドルを目指してがんばっていた。そんなあまねの前に突然現れた少女。彼女は人気パフォーマンス集団「I・A・M」の人気パフォーマーである仮面の少女アヤ。「ようこそ私のショーへ…」アヤは冷たく微笑む―。彼女の不思議なショウにすっかり魅了されるあまねだが、彼女もまたISHの持ち主なのだった―。そして、そこに現れた新たなI S H能力者は、残酷な笑みを浮かべるとあまねに襲いかかった。

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

厳しい言い方だけどアニメスタッフが適当に制作した作品という印象

「佐藤順一監督をはじめとするカレイドスターのスタッフが再集結して製作されたすごい、熱い、アニメ」みたいな番宣をしていたのでカレイドスターのファンの一員としてもの凄く期待して観ました。が…静止画のようなOP映像、OVA作品なのに作画が微妙、全2話じゃ収まりきれないようなシナリオと脚本などがっかりする点がもの凄く多い作品でした。もっと悪い言い方をするのであればカレイドスターを売り文句にしてアニメスタッフが適当に作った作品のように感じました。その根本的な原因として個人的に思ったのが心が温まるようなハートフルな作品を得意とする佐藤順一監督と憎しみ、妬み、悲しみなど人間のドロドロした部分を書くことを得意とする脚本の岡田麿里さんは相性が悪いということです。現在放送中の「M3」という作品を見ても(一話しか見ていないが)そのような印象です。僕にとってこの作品は名のある大物スタッフが集結しても相性が悪ければ良い作品が生まれないことを教えてくれた作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 42

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ツインズ

全2話 佐藤順一監督作品(カレイドスター、ARIA、たまゆら等)

マジックを行うパフォーマンス集団に所属する明るく元気で一度決めたら全力で突っ走る(愚少女)主人公で等々力 あまねが、特殊能力(思い浮かんだものを実体化する能力)を持ち、謎の組織の能力者たちと戦うお話です。

最初は飛んだり跳ねたりしながら和やかな感じで物語が進んで行きます。それからちょっと殺伐としたバトルがあり、過去のことなどで悲しいところもありましたが、全体的にはほのぼのとした感じです。

バトル中やパフォーマンスのときは、キャラがよく動きましたね~カレイドスターを意識している感じです。

2話という短い作品なのでテンポよくお話は進んで行きます。

作画もカラフルで可愛いですね。

切りのいいところで終わってますが、分からないことが多く内容は序章みたいな感じです。

テレビシリーズ化を狙っているとのことなので、実現してほしい作品ですね。

OP/ED 千菅春香さん(琴浦さんのED等)が歌ってます。

最後に、1話目が"愚"ver.(全力を出し切れていない不完全版 公式)と愚“直”ver.がありますので、愚“直”ver.の1話と2話を一気に観るとお話が分かりましたね^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28
ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一緒にいるから強くなれる。

【一言紹介】
マジシャンの少女とその妹や友達との繋がり、友情、熱い戦い!
って感じです

【評価的なもの】
サトジュンでカレイドスターの!
と言われて持ち上げるだけ持ち上げて、これなのか。。
と思った作品でした。
個人的にはキャラ設定やシナリオは好きなんだけどやっぱりOVAに詰め込みすぎで温まりきらず!みたいな?

【ゅずわーるど】
あまねるからリリアン視線+
【こんなにもそばにいる】
{netabare}
あの頃の私は本当に傷だらけで
あぶなかしかった。
だからみんな教えてくれた。

でも今は違う。
自分、気付いてたよ。
ちゃんと見ていたよ。

大丈夫だよ。


そばにいてくれる人がいるから
私は傷だらけになっても
頑張れるんだと思う。

逆に私は誰かがいないと
頑張れないんだと思う。

だからこれからもずっと一緒に
いられたらな って思うよ。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

65.0 2 友情でライバルなアニメランキング2位
ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE(Webアニメ)

2019年10月10日
★★★★☆ 3.4 (42)
161人が棚に入れました
伝説のフォース、ビルドダイバーズがELダイバーを救った第2次有志連合戦から2年。その舞台となったガンプラバトル・ネクサスオンライン(GBN)は感覚をフィードバックしてより臨場感のあるプレイが楽しめるようにバージョンアップしていた。しかし、さらに盛り上がりを見せるGBNとは関係なく、様々な想いでプレイするダイバー達もいる。傭兵プレイを続けながらディメンションをひとりさまようダイバー、ヒロト。憧れの存在を目指し、様々なパーティを渡り歩くが孤高のお調子者ダイバー、カザミ。ガンプラバトルに明け暮れ、謎めいた雰囲気を漂わせるソロダイバー、メイ。協力プレイに興味を持ちながら、引っ込み思案でいまだそのきっかけを掴めずにいるひとりぼっちの初心者ダイバー、パルヴィーズ。それぞれが孤独な彼らは、ある出来事がきっかけでもうひとつの「ビルドダイバーズ」を結成してしまうことになる。ヒロト達を待ち受けていたのは、GBNをこえる果てしない超体験だった。

声優・キャラクター
小林千晃、水中雅章、渕上舞、南真由、加隈亜衣、水瀬いのり、若山詩音
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

90年代少年向けロボットアニメの系譜

2019年冬アニメ。1クール目全13話。WEB配信がメインですがBS11で少し遅れて放送中。
分割2クールの1クール目のため、物語評価は星3で固定しています。

キャスティングに若手さんが多くて、生き生きしていて聞いてて楽しいです。カザミ役の水中雅彰さんの演技が好きで、リアルとアバターの演じ分けもとても良かった。
作画・演出もとても好き。旧ジーベックの作画スタッフが参加しているからか、シンプルで子ども向け寄りの雰囲気で生き生きと動きます。そのキャラクターらしく動くんですよね。良いなあ。演出もとても解りやすく、カメラワークも毎回決まっていてストレスなく見られます。
OPは歴代ビルドシリーズの中で一番好き。コンテ切ってるのは今回も大張さんだけど、今作はバトルよりもキャラクター重視・ドラマ重視で作られたOPですね。
音楽も好き。OP、ED、BGM、その使い方も上手だと思います。


1クール目は脚本もしっかり練ってありますし、描写も丁寧に積み重ねていて楽しく見られます。
作り物の世界でも人の想いが介在すればそれは新しい世界であるという点も前作から繋がっていていい。

【第10話視聴時点での感想】
{netabare}9話まではメイン4人を掘り下げつつチームとなっていく過程を丁寧に描いています。9話はチームバトル要素においてキー回でとても良かったです。
ここまでに並行してヒロトのリアルの生活と山の民の生活を掘り下げ、普通のダイバー・ELダイバー・山の民の誰もが同じ命であることを描いています。土着の祭り・弔いの意味も含んだ祭祀をストーリー上のキー回に持ってきているのも好き。これは前作第8話のフェスとの対比かも知れません。
今後は山の民がNPDではないらしいことが深刻な事態を招きそう?

難点は前作ビルドダイバーズを見ているほうが楽しめる点でしょうか。特にメイの素性に関しては前作視聴済みの人の方が衝撃が大きいと思いますし、伏線も十分に機能します。前作キャラクターがちらっと登場したのも個人的には嬉しいですが、初見さんはわからないよね…。
配信メインになって誰でも視聴しやすくなっているので、この点は少し勿体ないかも知れない。しかも1週間限定かと思っていたら今でも何話かは見られるし、7話までの編集版も公開されています。
{/netabare}


【玩具販促について】
{netabare}今作は「ガンプラアニメ」ではなく「初心者のためのホビーアニメ」であると理解しています。配信メインなのも子どもに見てもらうため・経費を削減するためなのかなと。

毎回配信の最後に「ジャスティスカザミのリライズニュース」が入るのもそういう事だと思うんですよね。
商品展開が機体少なめ・武装や手足のパーツは組み替えて遊べるようなラインナップですから、各キットを薄利多売したいのかなと。BS11で放送された特番の内容や公式サイトで紹介された遊び方から考えるに、塗料や道具をできるだけ使わずに、初めてガンプラに触れるユーザーでもマイガンプラを作る楽しさを味わえるようにしているのだと思います。
何となくですが、この手軽さなら一番のターゲットは子どもなんじゃないかな?ガンプラの対象年齢って8歳からなんですよね。(…個人的にはキッズ向けへの路線変更がちょっと遅すぎるように感じるんだけどね。バンダイさんとサンライズさん…)

とはいえ、私はそういう方針ならすごく応援したい。子どもやファミリーをターゲットにするなら、ホビーアニメとしてニチアサのように定番になるまであきらめずに続けてくれることを願っています。 {/netabare}
(2019.12.7)


【第13話まで視聴終了感想】
1クール目終了時点では期待を裏切らず予想を超えた良作。2クール目も是非丁寧に作って欲しいと思います。
{netabare}
既に王道とも言える(ほどに手垢が付いた)ネトゲネタと異世界召喚ネタを二重に仕込んで、ガンダムシリーズとしては新しい切り口で作品を作っています。
4人がそれぞれの葛藤を抱えつつチームになっていく過程と、世界の謎の提示が並行しているのも面白かった。

私は主人公を持ち上げ過ぎる作品や現地でのギャップを描かない異世界召喚系はちょっと苦手なんですよね。
けれども本作では現地住民の生活をしっかり描き、ヒロト達と衝突する展開もあり、それを乗り越えて仲良くなっていくのも良かったです。フルンの「(次の祭りは)ニンジンが2回採れたら」という台詞で二期作しているのかな?とか思えちゃうのがなんか好き。
ヒロトたちは救世主のような扱いをされながらも、いくつものミッションを遂行しなければ山の民の信頼を勝ち取れなかった。けど、それだって現地の人からすれば当然のことですよね。その衝突を緩和する案内役のフレディの役割は非常に大きい。

そして、10話のお祭り回からの急展開。
その地で生きる命を人間ともELダイバーとも対等であると描いたからこそ、大量虐殺のショックをヒロトたちと視聴者が共有できる。

王道展開であってもテーマを織り込んで肉付けすることで、作品の独自性と方向性を堅持する。スピーディーな展開が好まれる風潮に染まらずに「過程」に重きを置いたのがこの作品の最も良い所ですね。
90年代の少年向けロボットアニメに連なる内容になっている気がしますね。もっとも、本当に90年代なら主人公はカザミのような少年になっていたかも。ヒロトが主人公であることに地味に時代を感じますなw

配信が現在も続いているのでその長所を最大限に発揮できる環境でもあります。1月から再放送もあり、興味があれば今からでも途中参加できるのもバンダイの狙いかも知れません。
{/netabare}

【雑感】
公式サイトの更新が丁寧で好感度が高いです。名有りキャラ・メカはちょっとした出番でも全員載せるという徹底ぶり、スペシャルコーナーでのガンプラ作例など色々と楽しいですね。公式ツイッターも頑張ってます。両方きちんと情報発信してる。
配信の最後に付いているリライズニュースも楽しいですし。広報は大事。
(2019.12.28)
{netabare}
【追記】
YOUTUBEにて第1話から第5話のオーディオコメンタリー公開中です。13話までのネタバレありますので注意。
公式が至れり尽くせりすぎる…。

それから、現在公式サイトにてキービジュアルが1日4回変化します。小さなドラマが仕込まれていますので、興味があれば是非。朝、昼、夕、夜で変わります。
(2019.12.29)

【さらに追記】
この部分はそのうち消すかも…
「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 登場モビルスーツ関連エピソードセレクト配信」だそうです。
この企画思いついた人は頭が良いというかガンダム好きだなあとw
【1月02日】ガンダム 第13話(コアガンダム)
【1月09日】Gガンダム 第22話(多分エルドラアーミー?)
【1月16日】SEED HD 第11話(度々立像として登場するエールストライクガンダムだそうですよ)
【1月23日】DESTINY HD 第42話(ジャスティスナイト)
【1月30日】∀ガンダム 第3話(ウォドムポッド)
(2020.1.8)

【さらにさらに追記】
2月6日より6話以降のオーディオコメンタリー配信決定です。
毎週木曜日20時にガンダムチャンネルにて。
声優さんだけでなくチーフメカアニメーターやプロデューサーもゲストに決定しています。内容に言及したお話が聞けそうで楽しみ。
(2020.2.2){/netabare}

オーコメ全部聞いたので感想。
{netabare}1期2期ともにキービジュアルはチーフメカアニメーターの久壽米木信弥さんのデザイン。1期のキービジュアルは前作と対になるデザインにしており、背後の大きな瞳はフレディだそう。
てっきりイヴかと思ってけど、14話見たらなるほどなあと。内容がある程度決まっていて制作されたのだと思います。
プロデューサーによると、これまでビルドシリーズの明るく楽しい路線から飽きられないようにそろそろ変えて行こうという意図がはっきりとあるようです。ホビー部門とのすり合わせもしっかりしているそうですし、ガンプラを「組む」だけでなく「遊ぶ」ことを推しているとのこと。玩具雑誌の特集とも合致する内容でした。
興味があればバンダイホビーサイトも覗いてみてください。何を推してどう遊んで欲しいのか、とてもわかりやすいですよ!アニメの内容と併せて見ていくとリライズ関連の作品・商品全体でどう展開したいのかよくわかります。{/netabare}
(2020.4.18)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ガンダムビルドダイバーズから2年後の世界を描いた物語

この作品の舞台設定は、ガンダムビルドダイバーズから2年後の世界となっています。
物語の設定や単語の一部に分からない点が出ると思いますが、主要登場人物は一新されているので、前作をみなくてもそれなりに話は通ると思います。


伝説のフォース、ビルドダイバーズがELダイバーを救った第2次有志連合戦から2年。
その舞台となったガンプラバトル・ネクサスオンライン(GBN)は
感覚をフィードバックしてより臨場感のあるプレイが楽しめるようにバージョンアップしていた。

しかし、さらに盛り上がりを見せるGBNとは関係なく、様々な想いでプレイするダイバー達もいる。
傭兵プレイを続けながらディメンションをひとりさまようダイバー、ヒロト。
憧れの存在を目指し、様々なパーティを渡り歩く孤高のお調子者ダイバー、カザミ。
ガンプラバトルに明け暮れ、謎めいた雰囲気を漂わせるソロダイバー、メイ。
協力プレイに興味を持ちながら、引っ込み思案でいまだそのきっかけを掴めずにいるひとりぼっちの
初心者ダイバー、パルヴィーズ。

それぞれが孤独な彼らは、ある出来事がきっかけでもうひとつの「ビルドダイバーズ」を
結成してしまうことになる。ヒロト達を待ち受けていたのは、GBNをこえる果てしない超体験だった。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

前作を見ていないと、まず「伝説のフォース、ビルドダイバーズがELダイバーを救った第2次有志連合戦」が分からないと思います。
でも分からなくても本作を楽しむ分にはあまり問題無いかと思います。
具体的単語が分からなくても、本作は物語の中で補間してくれるので…

改めて思うのがガンダムの人気の高さです。
機動戦士ガンダムが放送されたのが1979年で、それから約40年もの間、何らかの形で紡がれているんです。
そして見るだけじゃ飽き足らず、この作品の様なガンプラを用いた実践型の作品に派生していますし…
それに今でもガンダムのプラモデルは新作がどんどん作られているようですので。

物語の方ですが、本作品でも「ビルドダイバーズ」が登場します。
ですが、2年前に結成されたフォースではなく、それぞれソロダイバーとして参加していたメンバーが偶然集まって結成された「もう一つのビルドダイバーズ」でした。

その結成のきっかけになったのが4人の前に突如現れた隠しミッションでした。
何でも既存のミッションには無い設定や展開が盛り込まれているとか…
そこでゲットできるアイテムだって超レアなアイテムかもしれません。
そんなチャンスが目の前に転がってきたら…進まないなんて選択肢はありませんよね。

でも4人の目の前に現れたのは只の隠しミッションじゃなかったんですけどね。
この辺は物語の進展に伴い明らかになっていきますが、物凄いミッションだったんです。

どう凄いか…
少年少女がガンプラで事を成し遂げるには、あまりにも重たいからです。
ミッションの真実を知った4人…正確には4人のうちの3人は躊躇します。
でも当たり前です。
だって、みんなはガンプラで遊ぶためにGBNにログインしているんです。
それなのに、遊びの範疇を遥かに凌駕していたら誰だって躊躇しますよ。

でも、これまで紡いできた時間が3人の心を揺さぶるんです。
約束をした…
笑顔や泣き顔をたくさん見た…
こうして物語は2020年4月から放送される2nd Seasonに続いていきます。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
公式HPではまだ第13話が視聴できるみたいですよ。

オープニングテーマは、スピラ・スピカさんの「リライズ」
エンディングテーマは、スダンナユズユリーさんの「MAGIC TIME」
どちらも通勤中に聴く1曲になっています。

1クール全13話の物語でした。
私はガンプラには疎くて登場する機体に殆どは分かりませんでしたが、それでもそれなりに楽しめたと思います。
これがガンプラを熟知した人なら盛り上がり方が違うんでしょうけれど…
4人にはミッションをクリアするだけじゃなく、彼らの願いや思いも叶う事を続編に期待しています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

おーいん君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ガンダム、ガンプラ、ビルドダイバーズ!

ガンダムシリーズを詳しく知っていればいるほど面白いと思います。
けれども、なんとなくで見ていてもちゃんと楽しめます。

この作品はガンプラを売るためのアニメという側面があるだけあって、作中にd手来るガンプラ達はとても魅力的でカッコイイです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

67.3 3 友情でライバルなアニメランキング3位
湘南爆走族(OVA)

1986年9月10日
★★★★☆ 3.7 (20)
125人が棚に入れました
元祖ヤンキー漫画として人気を博した、吉田聡の描くコミックをOVA化したもの。茅ヶ崎界隈で一目置かれる走り屋集団「湘南爆走族」の二代目リーダー・江口洋助。腕っぷしも強けりゃバイクの腕前も天下一品という大した器量で仲間の信頼も厚いが、一方では通っている高校にて手芸部の部長も務めているというなかなか食えないヤツだ。そんな彼を敵視する、暴走族「地獄の軍団」の総長・権田は解散を目前にした「ハッスルジェット」のメンバーに対し、「湘爆」の名を騙って襲撃をかける。まんまと騙され、激昂した「ハッスルジェット」のリーダー真紫は「湘爆」との抗争に乗り出すが?
 ツッパリがブームとなっていた時期に満を持してのアニメ化を果たし、一般層にもアピールする人気シリーズとなった第一作目。洋助役には横浜銀蝿の翔が起用された。

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

湘南爆走族OVA第1弾

暴走族マンガの原点ともいえる『湘南爆走族』のOVA第1弾。
原作マンガは中高生の頃リアルタイムで読んでいたなぁ・・・。(あぁ、年齢がバレてしまう・・・)

湘南爆走族2代目リーダー兼波打際高校第25代目手芸部部長(!!)の江口洋助をはじめとする5人組・湘南爆走族のメンバーと仲間たち、ライバルの暴走族などとの友情や恋愛を描いた作品。
暴走族マンガらしくケンカのシーンも少しはあるけど、原作は、ほぼコメディ。

本作の前半は主要な登場人物の人物紹介。後半は湘南爆走族のライバル・地獄の軍団と横須賀・ハッスルジェットが絡むエピソード。

原作に忠実な本作に感謝!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

暴走族☓爆走族 拘りです。

原作は吉田の代表作暴走族漫画。略称は『湘爆』
少年KINGに1982年から1988年迄連載された作品。

1987年実写劇場版は江口洋助/織田裕二/清水美砂
のデビュー作でその他杉浦幸/杉本彩/翔/竹内力
「噂の刑事トミー(国広富之)とマツ(松崎しげる)
等も出演している。
OVシリーズ一期には声優として浜崎あゆみもいる。
本作はアニメOVA第1作目。アニメはOVA12作迄有る。

湘南海岸を舞台に、「暴走族」と「湘南爆走族」との
抗争や登場人物やグループを中心に友情や恋愛等
を描いた作品で、ギャグやコメディの割合が多い。

不良・ヤンキー・暴走族漫画の原点ともいえる作品。
後々の同ジャンルの作品に多大な影響を与えている。


1作目はメインの「湘南爆走族」登場人物5人の出逢う
シーンやライバル?「地獄の軍団」との抗争・・解散
を決意した横須賀最大の暴走族「ハッスルジェット」
と「湘南爆走族」との潰し合いを画策し筋の通らない
漢としてのプライドを捨てた権田の葛藤を描く・・

「漢」の生き様のような任侠?暴力や暴走しか手立てを
知らない荒くれ者にも「誇り」がある! という感じの
作品かな。其処にギャグやラブコメを多く含んでる。

1作目は漫画と違い世界観重視の印象付けが主な内容。
シリアスで漢くさい作品になってるようです。

江口 洋助(第1作声優:翔※横浜銀蝿)他。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

もちろん古臭いですけど、青春のエネルギーを感じる作品です。

 東リベが炎上した関連で、暴走族マンガの名作と言われている本作を確認しました。原作は読んでいます。かなり以前に大ハマりした記憶があります。
 手元に原作がないので、アニメをみました。いや、OVAの制作者はわかっていらっしゃる。面白いところを拾ってアニメ化したんですね。ほぼ評価が高い話ばかりです。

 湘南爆走族の原作は5巻くらいから絵柄も整理されて、ストーリーも暴走族ものとして成立して、どんどん面白くなってゆきますが、4巻くらいまでは絵がゴチャゴチャして話もハチャメチャな印象でした。

 1本目の本作は、4巻4話の「さあ、出発だ」と3巻3話の「横須賀ハッスルジェット」の2作です。この2作はあまり出来が良くない4巻までの中ではかなり出来が良い話で、その2話をちゃんと選択しています。

 原作は1982年から連載開始ということで40年前です。アニメも1986年の作品です。今見ると古さは隠せません。キャラの性格や行動が極端なので、リアリティ重視の現代のアニメになれているとデフォルメがきついです。ストーリー展開もちょっと唐突感はあります。

 キャラ達の言動は、高校1年生に見えません。そして、大人びているというより大人になろうとカッコつけている感じがします。
 そのカッコつけのカッコ悪さが、むしろカッコ良く感じるという不思議な感覚を持ちます。ジェンダー論から言えば旧時代の遺物の「男のやせ我慢」です。

 今の時代にこれをこのまま持ってくるのはどうかと思いますが、しかし、彼らからはエネルギーを感じます。そして、大人の模倣をしているが故の幼さが愛おしく感じます。

 シリーズ通してですが、基本的に一般人には手を出しません。彼らは自分たちが社会の迷惑をかけていることに自覚的です。それゆえなんでしょうか、スポコンマンガ・アニメのような構造になっている気がします。暴力の代替が原始スポーツだとすると当然かもしれませんが、本作の登場人物にはルールが存在します。筋も通します。学校では基本あばれません。

 そして、基本的に主要キャラは性善説です。悪人もたまにいますけどね。恋もするしバイトもします。それが爽やかな要素でしょう。
 ギャグも入っているのがいい感じの肩透かしというか息抜きにもなっています。

 作画が丁寧だし、場面場面の構図がどうやって人を見せたいかという意図が見えて、安っぽさがないのもいいですね。構図、大事です。そして走っているときの風の描写が丁寧なのも注目ですね。
 作中の風景描写で季節ももちろんですが、青春のただ中にいる事を強く感じます。

 構図と背景、風は原作の味にもなっていますので、そこを再現しているのはアニメ制作の丁寧さなんでしょう。

 総評すると、もちろんテーマも作画もキャラ造形もセリフもすべて古いです。古いですけど、青春時代を丁寧に描いた本作は、今はない思春期のエネルギーをものすごく感じます。
 そこが今の作品にはない魅力になっていると思います。

 今みて楽しいアニメという点で評価すると70点…甘めにつけてです。ただ、胸に何か余韻があるアニメでした。


なお、青春のエネルギーと暴走行為についてです。

 青春のエネルギーの使いかたですね。尾崎豊までは日本にあった、反抗がこの作品には色濃く感じられます。
 原作者の吉田聡は60年生まれ。1969年に東大安田講堂で「暴走族」が組織化され警察の取り締まり対象になったのが1972年ですから、原作者は子供時代に安保闘争の挫折とそのエネルギーの行き場の1つとしての暴走族の発生をモロに見ている世代です。

 暴走族は今では想像が出来ないくらいに破壊的で、一般人が被った被害はすごかったらしいです。ただ、80年代の中盤には暴走族の軍隊的な上下関係が時代にあわず、廃れていったようです。都市のチーマーや路上では走り屋になったみたいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4
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