sakurama61 さんの感想・評価
4.1
本っておいしいんですかね?
“文学少女” というタイトル通り
文学作品である宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』がキーワードとなっています
読んだほうがおもしろくなると思うんですけど読まなくても、じゅうぶんに理解できると思うのでだいじょうぶです(^^)
高校生の心葉くんはある事件が原因でトラウマを抱えることになってしまいます(*ノД`*)
そんな中で文芸部に入部させて毎日物語を書くことをすすめる部長の遠子せんぱいにふりまわされながらだけど
たのしい日々がつづいていって(´∀`*)
でもそんなある日、心葉くんはトラウマの原因となった美羽ちゃんと再会してしまい……
一応のあらすじです
わたし最初はもっとおちついた話なのかと思ってたんですけど
まさかこんなに
みんなたくさん悩んでてシリアスな話なんだぁってちょっとびっくりでしたヽ(´Д`;)ノ
しかも遠子せんぱい「紙にかかれた物語(本)」をたべて生きてるだなんてwでもすっごくおいしそうに食べてるんですよねw
心葉くんがちょっとうらやましかったです(´ε`*)w
『銀河鉄道の夜』のジョバンニとカムパネルラをうまく心葉くんと美羽ちゃんにたとえていました^^
おわりのほうで遠子せんぱいがみんなに文学を引用して語りかけていくところはやっぱり“文学少女”だなって…
ただ1つ気になったところは
キャラの心情がわかりにくかったところです(;´Д`)
原作読めばわかるのかなぁーって…
けど、作品の全体を理解することのできる内容だったのでよかったと思います^^
とてもまとまりがあっておもしろかったので
気になった方は観てみてください(*´v`*)
ちなみに“文学少女”の『“”』がなぜついてるかというと
そのほうが画数がいいからなんだそうです!w
登場するキャラの名前の画数もついつい、いい画数にしてあげたくなっちゃうみたいでw
作者の野村美月さんすごいですね(*´ω`*)w